美玲「アイドルのお尻追っかけるなんて、ロクな奴じゃないだろッ!」 (132)

アイドルマスターシンデレラガールズのssです

インディヴィジュアルズと142'sの話です

みんな仲いいです

書き終わっていますが、適当に更新していくつもりです

よろしくお願いいたします


前作
輝子「インディヴィと142'sは・・・仲良し・・・フヒヒ」
輝子「インディヴィと142'sは・・・仲良し・・・フヒヒ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1407581026/)

輝子ちゃんはイケメン
実は乃々ちゃんもコロネ取ったらイケメン

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1408110530



……レコードの赤いランプが光ってたのに僕らが映ってなかったんだね……


小梅「えへへ…いたずらしてる…」


……藤村くん寒くないね、寒くないっていうか付けたって冷たいのしか出ないから……


小梅「わぁ…車内、いっぱい…いいなぁ…」

小梅「…あ、お、終わっちゃった…」

小梅「…リモコン…」

小梅「…?あれ、無い…」

小梅「あの子…あ、いた」

小梅「リモコン、い、一緒に、探して…?」



………

小梅「おかしいな…どこにもない…」ゴソゴソ

小梅「そ、そっちも、無いの…?」

小梅「つ、机の下の、キノコも、マンガも…どかして調べたのに…」

小梅「あ、あとは…」

小梅「…?ソファーの、下…?」

小梅「ん…あ、ほ、ホントだ…」

小梅「ありがと…へへ…」

小梅「あれ…ほ、他にも落ちてる…」

小梅「…よい、しょ…と」

小梅「あっ、この雑誌…」

"最旬春フードTOP50!新しい春コーデの法則!"

小梅「み、美玲ちゃんの…だよね、絶対…」

小梅「そう言えば…カタログが無くなったって、ま、前に言ってたな」

小梅「後で返してあげよ…もう、夏に入るけど…」

小梅「…」

小梅「…」チラッ

"GOING MY WAY!街でキラめくオシャレフード!"

小梅「いつも…思うけど…」

小梅「こ、こんな雑誌、お、お店で見たこと、ない」

小梅「…どんな内容、なんだろ」ペラ



………

小梅「ほ、ホントに…フードのことしか、書いてない…」

ガチャン

輝子「フヒィ~」

幸子「疲れましたね…」

乃々「うぅ…トレーナーさん、ハードすぎぃ…」

小梅「お、お疲れ様…みんな」

幸子「なんとか戻ってきましたよ…」

輝子「お、お疲れ…」

乃々「お疲れ様です…」

幸子「…小梅さん、それなんです?」

小梅「こ、これ…?美玲ちゃんの、カタログ、だよ…」

幸子「…あの雑誌ですか?どうして小梅さんが…?」



………

幸子「なるほど、ソファーの下にですか…」

輝子「ジュース、持ってきたぞ…」

小梅「えへへ、ありがと…ト、トマトジュースもらうね…」

乃々「私は余ったのをもらいます…幸子さんどうします?」

幸子「じゃあリンゴジュースをもらいましょうかね」

輝子「フヒ、はちみつレモンで…」

乃々「じゃあピーチを…はぁ、生きかえります」

乃々「…その雑誌、美玲さんに返しても季節外れになっちゃいますね」

小梅「わ、私も、思った…仕方ない、ね」

幸子「しかしその雑誌…いっつも思いますけど、どこのお店でも見たことありませんよ」

輝子「ホントに…フードのことしか、書いてないのか?」

小梅「う、うん…みんなが、か、帰ってくるまで、読んでたけど…他のこと、す、少しも書いてない」

乃々「見せられたことありますけど…広告まで全部フード関係ですからね…」

幸子「徹底してますね…読んでみましょうか!」

輝子「フヒ、き、気になるぜ…」

乃々「私も、じっくり読むのは初めてです…」

小梅「み、見よう、見よう…」ペラ

………

…………………

幸子「ほ、ホントにフードしか載ってないですね…」

輝子「こ、こんな雑誌…初めてだ」

乃々「読者からの投稿写真も全部フード…まぁそうなりますよね」

小梅「そ、そろそろ最後のページ、だね…ふ、フード店の広告が、載ってる…」

輝子「ホントだ…結構フード店ってあるんだな…」

幸子「全く目にしませんけどね…」

輝子「…フヒ?この○○店…そこの駅の近くだって…」

幸子「えっ…?駅から徒歩10分…ここからかなり近いですね」

乃々「もしかしたら美玲さん、そこに通ってるのかも…」

輝子「美玲、どこの店に行ってるのか…教えてくれないからな…」

幸子「そうなんですか?」

輝子「一緒に行きたいって、一回だけ聞いたことある…はぐらかされたけど」

乃々「私も一度聞きましたけど…企業秘密だって…」

乃々「いつも決まった日にちに行ってる…とは、言ってたんですけど」

小梅「へぇ…そうなんだ」

幸子「何か訳アリなんですかね?」

輝子「フヒ、かもな…」

小梅「…このお店、 「毎月××日に商品入れ替え!新作をいち早くあなたに!」 …だって」

乃々「あっ!先月の××日に、美玲さん買い物に行くって言ってました」

乃々「…その日インディヴィでお仕事して、その後別れましたから」

幸子「じゃあここで決まりですね!…まぁ、決まったからどうする、という話ではないですけど」

輝子「…明後日、××日だな…」

乃々「確か…明後日は5人とも、同じ時間にレッスンですね」

幸子「じゃあ美玲さん、その日はすぐに帰っちゃうんですかね?」

幸子「…レッスン終わったら、4人でUNOでもしてましょうか」

小梅「…」

小梅「ねぇ…」

小梅「わ、私、その日…や、やりたいこと、ある…」

どうでしょうのホラーは本気で怖いから好き

――――――――

ガチャ

美玲「うがぁーッ!疲れたぁー!」

小梅「き、キツイ…」

幸子「乃々さん、大丈夫ですか?」

乃々「へぅ、ダメです…」

輝子「干からびる…水…」

美玲「はぁー…最近トレーナーやけに張り切ってないか?」

乃々「ライブが近いですし…あぁ、逃げ出したいんですけど…」

幸子「飲み物入れてきましょうか…みなさん何がいいですか?」

小梅「あ、て、手伝うよ…」

輝子「フヒ…冷蔵庫、何が入ってたっけ…?」

乃々「サイダーとか入ってたような…私はお茶をいただきます…」

美玲「あ、幸子!ウチはもう帰っちゃうから飲み物いらないぞッ」

幸子「!…」

3人「…」

幸子「…そうですか!どこかにお出かけでも?」

美玲「まあな!ウチにとっては外せない予定なんだッ!」

乃々「少し、ゆっくりしてもいいのに…レッスン終えたばっかりですし」

輝子「み、美玲の分も…お菓子、あるぞ…」

美玲「あぅ…ありがたいけど、ウチは大丈夫だッ!ウチの分、みんなで食べていいぞッ」

小梅「ざ、残念…みんなで、ホラー映画、み、見ようと思った、のに…」

美玲「残念というか、助かったというか…まぁ次に会った時なッ」

美玲「…よしッ準備できた!それじゃウチは帰るぞッ!お先ッ!」

輝子「フヒ、またな…」

小梅「じゃ、じゃあね…」

幸子「お疲れ様です!」

乃々「お疲れ様です…」

バタン タンタンタン

4人「…」

幸子「…行きましたね…」

幸子「…さてと」

輝子「…い、行くか」

小梅「ふふふ…」

乃々「小梅さん、悪い顔してます…」



………

美玲「♪」テクテク

小梅(な、なんだか、嬉しそう…)

輝子(ウキウキしてるな…)

乃々(…やっぱり駅の方に向かってますね…帰るだけかもしれませんけど)

輝子(小梅…そのカバンに付けてるの…)

小梅(ふふ、これ、い、いいでしょ…宣材、もらったの…)ジャラッ

乃々(私たち5人のストラップ…こないだ会場で配ってたアレですね)

輝子(私も部屋に置いてある…)

幸子(グッズになってもボクはカワイイですね!)ドヤァ

幸子(…ところで、ちょっといいですか?)

輝子(フヒ?)

小梅(な、なあに…さっちゃん)

幸子(美玲さんがお店のこと教えてくれないの、訳アリなのは分かってますけど…)

幸子(それにしてもコソコソしすぎじゃないですか?)

幸子(メガネと帽子で変装めいたことまでして…)

小梅(そ、それはね…)

小梅(こっちの方が、お、面白い…えへへ)

乃々(もりくぼもコソコソしていた方が安心します…ひ、人目に付くのはむりぃ…)

輝子(日陰の方が居心地いい…フフ)

幸子(聞いたボクがバカでした…)

幸子(…まぁ、なんだかんだでボクも楽しんでますけど…)

乃々(美玲さん、信号で止まってますね…お店はどっちでしたっけ?)

輝子(え、駅の北側だ…この交差点を右…)

小梅(信号、変わるよ…)

ピヨッピヨッ

テクテク

乃々(…あっ、美玲さん右に曲がりましたよ!)

輝子(あの店に行くのは…決まりだな)

幸子(よし、ボクたちも追いましょう!)

幸子(とりあえずこれで、後は一本道だったはz)

美玲「ん?」クルッ

幸子(うわっ…!)

輝子(ま、まずい…!)

乃々(と、とりあえずお店の中に…!)

小梅(は、は、早く…!)

ウィーン

美玲「なんか見られてたような…」

美玲「…気のせいか」

ウィーン パタン

幸子「はぁ…危なかったですね」

イラッシャイマセー!

幸子「えっ!?」

お月見アイス期間限定発売中デス!イカガデスカ!?

幸子「あわわっ、どうしましょう…」

幸子「入っただけとも言いづらいですし…」

輝子「お、お月見ください…」

乃々「…マスカットバスケット欲しいんですけど」

小梅「す、ストロベリーチーズ…」

アリガトウゴザイマース!

幸子「なにのんびりアイス買ってるんですか!」

幸子「美玲さん見失っちゃいますよ!」

輝子「さ、幸子はどうする?」

幸子「えっ!?…あー…」

幸子「…キャラメルリボンもらいましょうか!」



………

美玲「♪」テクテク

乃々(あっ、見つけたんですけど!)ペロペロ

輝子(あのフードなら…街中でもすぐ見つかる)ペロペロ

小梅(め、目立つからね…)ペロペロ

幸子(待ち合わせると一目で分かりますもんね)ペロペロ

幸子(…)ジーッ

輝子(…ん?)

幸子(それ、おいしいんですか?)

輝子(なかなか…イケる)ペロペロ

幸子(そうですか)

幸子(…)

輝子(…フヒヒ、ほれ)

幸子(さ、催促したんじゃないですよ!)

幸子(ん…これは美味しいですね!)

小梅(の、乃々ちゃんも、た、食べる?私の…)

乃々(いいんですか?…実はそっちも気になってました)

乃々(あ、すごくおいしいんですけど…)

幸子(じゃあボクのを小梅さんにあげます!)

小梅(あ、ありがと…へへ)

乃々(じゃあ輝子さん、私のどうぞ)

輝子(フヒ…サンキュー)

輝子(さわやかで、イケる…ぜ)

乃々(アイスが一周したんですけど…)

輝子(友情…フヒヒ)

幸子(…あっ!)

小梅(ど、どうしたの…?)

幸子(美玲さん見るの忘れてました!)

輝子(…い、いなくなっちゃったぞ)

乃々(アイスに気を取られて…)

小梅(い、急いで、追いつこう…!)



………

美玲「♪」テクテク

幸子(はぁ…お、追いつきましたね…)

乃々(つ、疲れました…)

小梅(あ…み、見て…!)

キョロキョロ

クルッ

幸子(…!左に曲がった!)

輝子(今度は…見逃さない…)

スッ

乃々(…ビルに入りました!)

幸子(どうします?)

小梅(み、見つからないように…)

輝子(突入するぜ…ヒャッハー!)

ダダッ

幸子「…いませんね」

輝子「エレベーター…3階に上ってる」

乃々「あっ、この看板…」

フード新作入荷!○○店 △△ビル3階

幸子「…今上がって行ったのは美玲さんで間違いないですね」

小梅「か、階段あるよ…い、行こう」

乃々「ゆっくりいきましょう…鉢合わせたらダメです」

タンタンタン

輝子「…ここだな」

乃々「店の前に熊の置物が…」

小梅「ふ、フードかぶってる…」

幸子「…入ってみましょう」

ウィーン

そろそろ寝るのでここまでにしておきます。
続きは今日中に全て書き込むつもりです。
お付き合いいただきありがとうございました。
おやすみなさい。

小梅ちゃんの見てるテレビ、
>>10様のおっしゃる通り「水曜どうでしょう」の
四国八十八ヶ所完全巡拝2です。
ご興味がありましたらどうぞ。

番号を間違えてしまいました。
10ではなく>>17様でした。

こんにちは
続き書いていきます


イラッシャイマセー

幸子(…えっ!)

乃々(結構広いですね…)

幸子(もっとこじんまりした感じだと思ってました…)

輝子(…これ全部フードか…?)

幸子(でしょうね…信じられませんけど)

小梅(す、すごく、不思議な空間…)

小梅(ねぇ、美玲ちゃん見つけながら…お、お店の中、見て回らない?)

輝子(そうだな…これだけあれば、キノコフードあるかも…フヒ)

幸子(ボクも、どんなフードがあるのか気になってきました…)

乃々(パッと見ても、すごいセンスのフードありますしね…)

幸子(…とりあえず壁沿いに回りますか)



……さぁ今週のフードラヴァー次のリクエストで最後となります。東京都にお住まいの……


小梅(…こ、このフード、ソースの臭いがする…)

幸子(たこ焼きフード…耳がたこ焼きの形なんですね)

幸子(こっちもすごいです…レゴブロックで出来てます)

乃々(値札と一緒に組み立て図が…洗濯するたびに組むんですか?)

輝子(このフード、発光する…)

小梅(洞窟探検用だって…げ、限定しすぎ)

乃々(豊胸フード…うぅ、詐欺ぃ)

輝子(こっち、木で出来てる…き、キノコ生えちゃう)

幸子(食べられるフード…ダジャレなんですかね?)

乃々(こんなものを扱うお店があったなんて…)

小梅(ざ、斬新過ぎるね…)

輝子(美玲を尾行しなかったら…一生縁がなかったと思う…)

幸子(まともなフードもありますけど…同じだけ変なフードがありますね)

輝子(…見てるだけでも面白い…フフ)

輝子(…!)

輝子(みんな…アレ…)

幸子(どうしました?)

輝子(あの棚の向こう…)

ピョコン

幸子(耳だけ出てます…)

小梅(あ、あのピンクの耳…美玲ちゃん、だね)

幸子(近づいてみましょうか)

乃々(ちょ、ちょっと待ってください!)

小梅(ど、どうしたの?)

乃々(…私たちの目的は、美玲さんの通う店を突き止める…でしたよね)

乃々(達成したし、もう帰ってもいいのでは?見つかったらきっと怒られちゃいます…)

輝子(フヒ、そうだけど…フードを選んでる最中の美玲は見たことない…)

小梅(い、今の美玲ちゃん、む、無防備…)

幸子(意外な一面が見れるかもですよ!気になりませんか?)

乃々(…それはまあ)

乃々(…気になりますけど)

小梅(じゃ、じゃあ…行くよ…)


美玲「んー水玉か…ドットだったらなー」パサッ

美玲「…耳のシルエットがなー」パサッ

美玲「…もっとダラっとした方が」パサッ

美玲「…血の飛び方が」パサッ

美玲「…目深すぎる」パサッ

美玲「んー…」

幸子(悩んでますね…)

輝子(こだわってるからな…)

美玲「…おっ」

美玲「…ずいぶんフリフリしてるな」

美玲「最近メイド服着たけど」

美玲「これ合いそうだな…」

乃々(そういえば、メイドさんの格好したって言ってましたね)

小梅(ツンツンメイド…ふふ)

美玲「…メイド服持ってないし、意味ないか」パサッ

美玲「んー…」

美玲「特にないかなー」

美玲「…あっ」

美玲「…向こうの棚…」

輝子(動いた…)

幸子(ボクたちも移動しますよ)

美玲「…んー」

美玲「こういうパステルカラーの、持ってないんだよな…」

美玲「大体ビビッドカラーか、ダーク系だし…」

美玲「…ウチ、黒髪だからなー」

美玲「…こういうのだと、雰囲気が柔らかくなるか…?」

美玲「…うーん、ウチに似合うのかなー」

美玲「…あいつらなら何て言うかな」

乃々(…確かに、淡い感じの色を着てる美玲さんは見たことないかも)

輝子(そうだな…いつも原色系)

幸子(ああいう透明なイメージも似合うと思いますよ?)

乃々(私も合ってると思います…)

輝子(フヒ、柔らかわいい…)

小梅(き、季節にも、合ってるね…)

美玲「…乃々は淡い色の服が好きだったはず」

ピピッ カチャコン

乃々(…?カメラですか?)

タンタンタタンッ

小梅(な、なんか打ってる…)

幸子(調べごとですかね?)



イツカーワカルサー♪


乃々(ひゃうぅ!?)

幸子(えっ!?)

美玲「ん!?」クルッ

輝子(み、見つかる…!)

幸子(離れますよ!)

美玲「なんか、聞いたことある音が…」

美玲「気のせい…か?」

小梅(…)

小梅(だ、大丈夫…みたい)

幸子(何事ですか!?)

乃々(ちゃ、着信です…)

―これ、ウチに似合うと思う?

輝子(服の感じで…乃々に送ったんだな)

小梅(さ、さっきのカメラ…このため…)

乃々(マナーモードにしておきます…)

幸子(はぁ…ビックリしました)

幸子(それじゃあ戻りますか…)

乃々(もう心臓が痛いです…)

美玲「…返事来るまでとりあえず保留だな」

美玲「向こうも見てみるか」

幸子(…また移動しましたよ)

乃々(私たちが見てきた方ですね)

輝子(あっちは変なのが多い…)

小梅(み、美玲ちゃんは…どんな反応、するんだろ)

美玲「メタリック…派手すぎるな」パサッ

美玲「脳みそか…小梅が好きそうだけど」パサッ

美玲「魚介シリーズはナイな…」パサッ

美玲「これ鎧か?口元はあったかそうだけど…」パサッ

輝子(さすが…慣れてる)

幸子(ボクたちみたいに、いちいち驚かないですもんね)

小梅(あの脳みそ…わ、悪くない)

乃々(小梅さんならそうでしょうけど…)

美玲「んー…特に欲しいのは無いかな…」

美玲「…帰るか」

小梅(…め、めぼしいモノ…無かったみたい)

輝子(私たちも帰るか…)

乃々(そうですね…なんだかんだで楽しみましたし…)

幸子(…)

幸子「ハッ」

乃々(え?)

幸子「…クチュン!」

小梅(!?)

美玲「ん!?」クルッ

輝子(ヤバイ…!)

乃々(さ、幸子さん何してるんですか!)

幸子(し、仕方ないでしょう!空調が効きすぎなのが悪いです!)

幸子(カワイイボクをこんなに冷やして…!)

小梅(さ、さっちゃん!そ、それは後で…)

輝子(こ、こっちの方見てる…!)

美玲「…」

美玲「…やっぱり変だなッ」

美玲「ここに来るときから、見られてるような…フード選んでるときだって…」

美玲「アイドルのお尻追っかけるなんて、ロクな奴じゃないだろッ!」

美玲「ひっかいて早苗さんに突きだしてやるッ!」

輝子(!)

小梅(は、早く逃げないと!)

乃々(お店を出ましょう!)

幸子(ムリです!入り口が美玲さんの後ろです!)

輝子(い、一旦隠れよう…動いたらすぐに)

美玲「どこだ、そっちかッ!?」

輝子(こ、こっち来た!)

幸子(お店の奥に隠れましょう!)

乃々(小梅さん大丈夫ですか!?)

小梅(か、カバンが棚に、引っかかって…!)

ブチッ

小梅(わっ!)

幸子(行きますよ!)

乃々(急いで…!)

美玲「隠れても無駄だぞッ!」バッ

美玲「いない…逃げられたか」

美玲「あれ…なんか落ちてる…」

美玲「えっ…!これって…」

幸子(…美玲さん、かがんでますよ)

乃々(どうしたんでしょう?)

小梅(…あっ!)

輝子(フヒ、どうした?)

小梅(…さ、さっき一個、と、取れちゃった…)

美玲「…幸子ストラップじゃないかッ」

美玲「なんでこんなところに…」

美玲「…」

美玲「…はーん、そういうことか」

美玲「ウチら、142'sと絡んで仕事すること多いからな」

美玲「ウチを見張って、あわよくば幸子が出てくるのを…」

美玲「…」

美玲「幸子ファンは変なヤツが多いからな…お腹がどうとか…」

美玲「早苗さんより巴に突きだした方がいいか…」

輝子(幸子、またやらかしたな…)

幸子(なんでボクのせいなんですか!)

乃々(さ、幸子さん静かに!)

美玲「今動いたなッ!」クルッ

輝子(っ!)

小梅(き、来てる!)

幸子(あ、あそこに!)

乃々(えっ!?)

お腹をprprしたいのは幸子だけじゃないよ、美玲もだよ(マジキチスマイル)

美玲「もう逃げるなよッ!」バッ

美玲「またいない…ウチを馬鹿にしやがってッ!」

美玲「…ん?」

輝子(な、なんでこんなところに…)

幸子(他に隠れるようなところ無いです!)

乃々(うぅ…もうダメ…)

小梅(しぃーっ…目の前にいる…)

美玲「…」

美玲「そんなに人の出入りは無かったはずだぞ…」

美玲「試着室が4つとも埋まるかな?」

美玲「…靴も無いし…店員さんが閉めただけか?」

美玲「すみませんッ、誰か入ってますかッ?」

美玲「…」

美玲「入ってないなら、開けてもいいよな?」

シャッ

乃々(ひぃ…)

美玲「いないか…」

美玲「隣は…」

プルルッ

美玲「ん?」スッ

美玲「…輝子から?」

>>77
美玲もインディヴィのSR+でお腹だしてますよね
スゴクイイ

―今すぐ事務所来て仁奈がフードの話聞きたいって

美玲「は?なんで仁奈が…一度もそんな話したことないぞ」

幸子(輝子さん!?)

輝子(フヒ、な、なんも思いつかない…)

―オオカミの気持ちになりたいってダダこねてる泣いちゃいそう

―今すぐ来て仁奈もう帰る時間

美玲「アイツ狼の着ぐるみ持ってるはずだろ?なんでこんな急に…」

美玲「よく分かんないけど…輝子焦ってるみたいだな」

美玲「…突きだすのも時間かかるし…悔しいけど戻るか」

美玲「…」タンタンタタンッ ポチッ

幸子(えっ!まさかうまくいくんですか!?)

小梅(む、向こうに行って…)

クルッ

幸子(ウソっ!?)

小梅(や、やった…!)

幸子(やりましたね!)

乃々(うぅ、息苦しかった…)

輝子(でも…美玲と仁奈に何て言おう)

幸子(まあ事務所に戻るとき考えm)



キノコッノッコーノコゲンキノコ♪

輝子(フヒッ!?)

幸子(なっ!?)

美玲「えっ!?」クルッ


エリンーギマイタケブナs♪


―分かった すぐそっちに行く

輝子(…)

小梅(…)

幸子(輝子さん…)

輝子(マナー…)

乃々(あぁ…)

シャッ

4人「…」

美玲「…」

美玲「…何4人で団子になってるんだッ?」

乃々「あああ、あの…」

幸子「お、お疲れ様です…」

美玲「…」

美玲「とりあえず、事務所にもどるぞッ」

美玲「話はそこで聞くから」

輝子「はい…」



………

この試着室のなかに入りたい

むしろこの試着室になりたい

>>88
>>89
少女臭すっげぇぜ!

これからはコメントも適当に返していこうかなと思います

――――――――

美玲「なるほどなーウチの雑誌で…」

小梅「う、うん…それで、お、面白そうで…」

幸子「フード雑誌だって普段見かけませんからね」

幸子「実際に扱ってるお店は余計気になりますよ」

美玲「だからって尾行することないだろッ」

美玲「ウチ、本気でとっ捕まえて突きだそうと思ったんだからッ」

(メル欄にとどめておいた方がいいような・・・)

乃々「それは…美玲さん、私たちにお店教えてくれなかったので…」

輝子「場所が分からないしな…」

美玲「んー…まあ確かに聞かれても教えようとしなかったけどさ…」

美玲「だって、会った時に新しいの見せた方が、みんな驚くだろッ?」

美玲「一緒に連れてったら、何買ったか分かっちゃうじゃないかッ」

乃々「まあ…新鮮さは欠けるかもしれませんね」

美玲「…」

(全レスじゃないまでも無用の反応は避けたほうが無難やで、碌なことになったのを見たことない)

>>92
>>94
ご指摘ありがとうございます
前作が掲示板に書き込む初めての経験だったので、住み方はほとんど分かっていません
問題になることが多いようなら、やはり基本は文章だけ投稿する形がいいようですね
必要な時だけレスすることにいたします
お二方、ありがとうございました

美玲「…それに、お前らフードとかツメとか…ちょっとだけイロモノだと思ってるだろ?」

幸子「色物ですか?…うーん、そういう風に意識したことは無いですけど…」

小梅「わ、私たち自身、こ、個性的、だからね…」

輝子「フフ、分かる…それに、美玲がいつも着てるから…変な風に見てない」

乃々「そうですね…美玲さんだって私たちによく聞くじゃないですか、似合ってるかどうか」

乃々「そんな風に見てる人に、そんなこと聞かないですよね?」

美玲「…まあな…」

美玲「…ウチら個性的だからさ、でもみんな自分でそれを分かってるし…」

美玲「だからお前らには聞きやすかったんだ…変に言われないって分かってるから」

美玲「でも、どんなお店か気になって、尾行までするってことは…」

美玲「心のホンの少しのどこかで、イロモノに見てたってことじゃないか?」

幸子「…そういうこと…なんでしょうか…」

最初は普通に流れてても、突然お客様が乱入してきて荒れまくるから・・・

美玲「あっ、あれだぞ、別に怒ってるわけじゃないぞッ」

美玲「…ただウチはフードもツメも、真面目に可愛いし、かっこいいと思ってる…」

美玲「大人になったら、そんなこと忘れるかもだけど、今はそうなんだ」

美玲「だからなんだ、その…輝子には、一緒に行きたいって言われたことあるし」

美玲「みんなは店の場所教えてくれないって言うけど…」

美玲「…ウチと行ったって、きっと面白くないぞ?」

>>98
そうなのですか
私のssは見てる人も少なそうなので、コメントも全て返しきれるだろうと考えて行った次第です
そのような事態に成りうるなら、やはり無用なレスは避けるべきなのですね
教えてくださってありがとうございます

美玲「見ただろ?フード手にとって、ぶつくさ一人で呟いて…」

美玲「ホントは………みんなと行ってみたいけど」

美玲「…つまんないだけだぞ」

美玲「…」

幸子「…」

幸子「美玲さん…言ってること、少し違いますよ」

美玲「…違うってなんだよッ」

幸子「美玲さんが言いたいのは、要はボクたちと美玲さんの温度差のことですよね」

幸子「美玲さんはフードとツメが好きで、ボクたちはそうでもないから」

幸子「だから、ボクたちはきっとつまらなく感じるだろうって…つまりそういうことでしょう?」

美玲「…直球で言えば、そうなる…かな」

幸子「それなら、やっぱり間違ってますよ」

美玲「…どういうことだよ」

輝子「…美玲、この間キノコの世話…手伝ってくれた…」

輝子「事務所にいる時、霧吹きで…キノコ、干からびないように…」

美玲「キノコ?…うん、ウチと2人でやったぞ」

輝子「その前は、私の部屋に来て手伝ってもらった…」

輝子「キノコの原木、全部ひっくり返して…キノコがよく育つように…」

美玲「…後で育ったヤツ、みんなで食べたな」

輝子「そのまた前は、一緒に買い物した…」

輝子「わ、私、オシャレしないから、美玲に服選ぶの手伝ってもらって…」

輝子「その後、遮光ネット買いに…ホームセンターまで行って…」

輝子「運ぶの美玲にも手伝ってもらった…フヒヒ」

美玲「…うん、あったな…ネットが風で飛ばされて、どっかいったって…」

輝子「…美玲、キノコ好き?」

美玲「へ?まあ、おいしいと思うぞ…メインというよりは、具材としてよく食べるけど」

輝子「フヒ、嬉しい…」

輝子「キノコはかわいくて…おいしくて…栄養がある…。あと…かわいい」

輝子「でも、そうじゃなくて…私みたいに、育てること…好き?」

輝子「そもそも…私のキノコに対する好き以上に…キノコ好き?」

美玲「育てるのは別に…それに、キノコで輝子に敵うわけないだろッ」

輝子「わ、私もそう思う…キノコなら、だれにも負けない…フフ」

輝子「じゃあ美玲、なんで私のこと…手伝ってくれるの…?」

輝子「キノコ育てるの…そんなに好きじゃないのに…」

美玲「なんで、か…なんでだろ…小難しい話は苦手だぞッ」

小梅「それはね…輝子ちゃんのコト、す、好きだから…」

美玲「なッ!?…い、いきなり何言うんだよ小梅ッ」

小梅「で、でも…そうじゃないと、キノコ、い、いじるの…楽しくないでしょ?」

美玲「…」

小梅「しょ、輝子ちゃんだけじゃない…」

小梅「乃々ちゃんが…む、むりぃ…って」

小梅「帰ろうとしたり、つ、机の下に、隠れたり…」

小梅「でも、美玲ちゃん、お、お話したり…ひ、引っぱり出したり、するでしょ?」

小梅「さっちゃんが、か、カワイイボクに協力すべきです…って」

小梅「え、偉そうに…言っても」

小梅「美玲ちゃん、ぬ、濡れるの、ヤダって言いながら…み、みんなでプール、行ったでしょ?」

美玲「………そうだな」

幸子「…小梅さんの映画、怖いって言いながらやっぱり一緒に見るのも、同じですよね」

幸子「映画が好きというよりは、小梅さんと一緒だと楽しいから見るんですよ」

輝子「…私たち、美玲のことだって好きだ…フヒヒ」

小梅「美玲ちゃんと、ふ、フード見ても、楽しいよ…絶対」

幸子「そうですよ!」

乃々「…美玲さん、フード似合うかって私に聞きましたよね?」

乃々「すごく似合ってるって、私もみんなも思いました」

乃々「…フードのこと、詳しくないですけど」

乃々「隠れながら、美玲さんに似合うかなって…みんなで考えてたんです」

乃々「服を買う時、私も輝子さんも…美玲さんによく付いてきてもらうから…」

乃々「なんだか今日みたいなこと…私、新鮮だなぁって思って…」

乃々「…美玲さんさえよければ、みんなでフード選び手伝ってみたいなって思ったんです」

輝子「フヒ…私も美玲と行きたい…」

小梅「わ、私も行きたい…5人で、あ、アイス、買おう…?」

幸子「ボクがカワイくコーディネートしてあげますよ!感謝してくださいね!」

美玲「みんな…」

美玲「…」

美玲「…分かった」

美玲「…でもさ、その…あぅ」

美玲「…その前にさッ」

美玲「…ウチ、あのパステルカラーのフード、やっぱり買おうかなって…」

美玲「…みんなが似合うって…言ってくれたから…」

美玲「…でも、アレに合うような服、ウチ、持ってなくて…」

美玲「…その…」

美玲「…」

美玲「…探すの、みんなに手伝ってほしい…んだけど…」

小梅「…」

小梅「…かわいい」

美玲「なッ!?」

輝子「普段ツンツンしてるから…ギャップ…フヒヒ」

美玲「ぐッ…!おまえらひっかいてやるッ!」

乃々「み、美玲さん危ないですよ…(かわいい)」

幸子「2人とも茶化すのはやめてください!美玲さんの服探しの予定立てますよ!(カワイイ)」

美玲「お、お前らも何ニヤニヤしてんだッ!もう怒ったぞーッ!」

――――――――

――――――――


……皮膚にローションを塗れ、命令通りにしろ……


小梅「…」


……もっと長く話したいが―これから古い友人を夕食に……


小梅「…終わっちゃった…」

小梅「全然恐くない…ハズレ」

小梅「…リモコン…」

小梅「…?あれ、また無い…」

小梅「あの子…あ、いた」

小梅「リモコン、い、一緒に、探して…?」



………

小梅「おかしいな…どこにもない…」ゴソゴソ

小梅「そ、そっちも、無いの…?」

小梅「つ、机の下の、キノコも、マンガも…どかして調べたのに…」

小梅「あ、あとは…」

小梅「…?カバンの中…?」

小梅「ん…あ、ほ、ホントだ…」

小梅「む、無意識に入れてた…へへ」

小梅「それじゃあ、次の…」

小梅「…?えっ、ロッカーの裏…?」

小梅「…な、何か面白いモノ…見つけたの?」スッ

小梅「あっ…何か落ちてる…」

小梅「うーん…しょ…と、届いた」

小梅「あっ、この雑誌…」

"眼帯上手がオシャレを制す!目元オーラでクールな女"

小梅「こ、これも、美玲ちゃんの…だよね、絶対…」

小梅「そう言えば…カタログが無くなったって、ま、前に言ってたな」

小梅「後で返してあげよ…」

小梅「…」

小梅「…」チラッ

"一線を飛び越えろ!眼帯オシャレ技!

小梅「こ、こっちも…いつも、思うけど…」

小梅「こ、こんな雑誌、お、お店で見たこと、ない」

小梅「…どんな内容、なんだろ」ペラ

以上になります
お付き合いいただきありがとうございました

途中でsageからsagaにしました
作者が書き込む場合はsagaが推奨されるのですね
aとeを見間違えておりました
文章も投稿も拙くて申し訳ないです

いまさら気付いたが森久保の着信、まさかハミングバード?

コメントありがとうございます
帰ってきて、今気づきました

>>129
輝子がキノコだし、乃々も何か関連をと思ってこれにしました
単純にハミングバードで検索したら、焼き立てジャパンが出てきたので
見たことはありませんが乃々ちゃんの着信にしました

HTML化の依頼はしたので、これを最後の書き込みにします
ありがとうございました

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