ネウロ「腹がへったぞ」上条「はい?」(22)

ネウロ「学園都市……なかなかに香ばしい気配だ」

上条「お前………何者だ?」

ネウロ「我が輩か?我が輩の名は脳噛ネウロ。『謎』を喰って生きている…魔界の生物だ」ズズズ…

上条「なっ!?」

ネウロ「しかしこの部屋……いや、ベランダか?」ガラッ

上条「おい、何勝手に―――」

イン「お腹……へった」

上条「!?」

ネウロ「これはこれは……なかなかに上質な『謎』だ」

もちろん続くよな?

ネウロクロス前にも見たな
期待しとくか

イン「助けてくれてありがとう、私の名前はインデックスって言うんだよ?」

上条「インデックス?目次?」

ネウロ「で?貴様は何故ベランダに干されていたのだ?」

イン「……落ちたんだよ。追い詰められて―――背中を撃たれてね」

ネウロ「成る程、構わん続けろ」

イン「―――私は『禁書目録』だから。連中は私が持ってる10万3000冊の魔道書を狙ってるんだと思う」

上条「れ、連中?」

イン「魔術結社だよ」

ネウロ「………ほう」

上条「………ゴメン、無理だ。魔術は無理だよ」

上条「”世の中不思議な事なんて何もない!“とは言わないぞ、俺だって『異能の力』は知ってるさ」

上条「超能力は科学で『開発』が出来るし説明もつく。だからこそお前の言うオカルトが信じらんねーんだ」

イン「むー………魔術はあるんだよ!」

上条「なら何か見せてみろよ、ホウキに乗って空でも飛べば信じてやるっての」

イン「わ、私は魔力が無いからダメなんだよ!」

上条「ほーら嘘っぱちじゃねーか」

イン「なら私を刺してみればいいんだよ!この修道服は『教会』なんだから!強度は絶対なんだよ!」

上条「そんなこと………」

ネウロ「ふん」ドスッ

上条「って刺しやがった!?」

イン「……ふふーん、なんとも無いんだよ」

ネウロ「ふむ……殺す気で刺したのだかな」

上条「おまっ……危うく殺人犯になるとこだったじゃねーか!」

ネウロ「黙れムシケラ、この女は死ななかったのだから良いだろう」

上条「あのなぁ……ってもうこんな時間かよ!」

イン「どうしたの?」

上条「補修だよ!学校の!えーと……お前ら目立つから出歩くなよ!」バタン

そう絡むか
楽しみ

ネウロ「さて……」

イン「………」

ネウロ「詳しく聞かせて貰おうか」

イン「それはこっちのセリフなんだよ。貴方……人間?」

ネウロ「……簡単に気付かれてしまったな。我が輩の名は脳噛ネウロ、魔人だ」

イン「……やっぱりね、さっきの貴方の突きには魔力が込められていたんだよ」

ネウロ「我が輩の事はどうでもいい、貴様の今置かれている状況を教えろ」

イン「じゃあ要点だけ纏めるね。私には『完全記憶能力』が生まれつきあるの」

ネウロ「完全記憶能力……言葉のままの意味だな?」

イン「うん。それで私はこの能力を使って10万3000冊の魔道書をこの頭に保管したの」

ネウロ「そして貴様はそれを狙う輩に襲われた……と」

イン「その通りなんだよ」

ネウロ「で、貴様を狙っている奴というのが――――」

ステイル「そう、僕達『魔術師』だよ」

イン「………!?」

ステイル「キミを保護しに来た、さあ一緒に来るんだ」

イン「保護?……そうやって私を利用するつもり?」

ステイル「………良いから来るんだ」グイッ

イン「やめっ―――」

ネウロ「その手を退けろ」ズズズ

ステイル「ッ!?」ゾクッ

ネウロ「その女の『謎』はまだ食べていない。せめて食い終わるまで待っていろ」ズズズ

ステイル「(……何だこの桁外れの魔力は……だが僕は!)」

ネウロ「その女は我が輩が頂く、貴様の出る幕ではない」

ステイル「塵は塵に、灰は灰に―――吸血殺しの紅十字!」ボッ

ネウロ「む……」ボオォ

ステイル「3000℃の炎だ、爛れて死ね」

イン「ネウロ!」

ああ、1億と36度までは…

なんでステイルいつも噛ませなんww

ステイル「さてと、邪魔者は消えたことだし君を連れて―――」

ネウロ「まぁ待て魔術師とやら」

イン「ネウロ!?」

ステイル「なっ……貴様どうやって!?」

ネウロ「1億℃の業火に耐える我が輩にとって3000℃の炎など灸にもならん」

ステイル「くっ……いい気になるなよ貴様ぁ!」ボボボ

イン「これは……ルーン!」

ネウロ「さぁ次は何をするつもりだ?」

ステイル「顕現せよ―――イノケンティウス!!」ゴォォォォ

ネウロ「邪魔だ」ボンッ

ステイル「……それで破壊出来たとでも?」

ネウロ「ほう……消えぬ炎の巨人か」

イン「イノケンティウス本体を攻撃しても意味が無いんだよ!これを消すには貼られているルーンを消すしか無いの!」

ネウロ「ルーン……この模様が入った紙の事か」

ステイル「チッ……余計な事を……だが張り巡らせたルーンを全て消すなど不可能だ」

ネウロ「それはどうかな?」ガンッ

シャアァァァ……

ステイル「スプリンクラー?まさかそれで紙を溶かそうとでも?」

ネウロ「馬鹿か貴様、コピー用紙が水で簡単に溶ける筈が無いだろう」

ステイル「……まさか水でイノケンティウスを消そうとデモしたのか?ハッ……滑稽だな」

ネウロ「滑稽なのは貴様の方だ魔術師」

ステイル「何?」

ネウロ「コピー用紙は溶けなくとも……インクの文字は消えるであろう?」

ステイル「!?……イノケンティウス!?」

ネウロ「さぁお仕置きの時間だ」ゴゴゴ

ステイル「くっ……この子だけは!」

イン「ネウロ……良かっ……た……」バタッ

ステイル「インデックス!?……くっ、こんなにも早く!」

ネウロ「何が起きているのだ?」

ステイル「貴様に話す義理など……」

ネウロ「話せ、さもなくば貴様の髪とピアスを引っこ抜くぞ」

ステイル「……拷問でも何でも好きにしろ」

ネウロ「そうか、では―――」

ズバッ

ネウロ「……我が輩の体に傷を付けるとは何者だ?」

神裂「名乗る程の者ではありません。ステイル、ここは彼女を連れて退きますよ」

上条さん超空気…

上条「お前ら俺の部屋で何やってんだ!」

ネウロ「魔術師が攻めてきたのだ、手伝え」

上条「ま、魔術師?朝インデックスが言ってたヤツか?」

神裂「学生ですか、困りましたね」

ステイル「……邪魔だ!」ボッ

上条「危ねっ!」キュイーン

天使当たりがでてこないとほとんどのキャラが奴隷ギャグキャラ化しそうwww

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