～真夜中～

純恋子「すう……」

ｺﾞｿｺﾞｿ

真夜「へへ」ｷﾞｭｯ

純恋子「んぅ……」

真夜「俺からの誕生日プレゼントは……」

真夜「んっ……」ﾁｭｯ

真夜「……///」

真夜「…おやすみ、純恋子。愛してる」

純恋子（あらあらまあまあ！！！）

～朝～

ﾁｭﾝﾁｭﾝ

純恋子「……んーっ」

純恋子「…あら？」

ｷﾞｭｯ

真昼「すう……すう……」

純恋子「可愛すぎますわ。天使ですわ」

真昼「すみ、れこさ……」

純恋子「うふふ。私の夢を見ていらっしゃるのかしら」ﾂﾝﾂﾝ

純恋子「番場さん。起きてください」


真昼「むにゃ……」ﾌﾟﾙﾝ

純恋子（あ、真昼さんの唇が涎で……）


純恋子（我慢できねえですわ）


純恋子「んっ」ﾁｭｯ

純恋子「んむ」ﾁｭｯ

純恋子「はぁはぁ、番場さん番場さん」ﾁｭｯﾁｭｯ

ﾁｭｯﾁｭｯﾁｭｯﾁｭｯ


真昼「……！」ﾊﾟﾁｯ

真昼「！！」ｶﾞﾊﾞｯ

ｺﾞﾂﾝ

純恋子「っ！　あいたた……」

真昼「……」

純恋子「お早う御座います。番場さん」ﾆｺｯ

真昼「……」

純恋子「今日は習い事も全部お休みしましたのでずっと一緒に入られますわよ」ﾎﾟｯ

純恋子「どこかに出かけます？　それともお家で過ごします？」

純恋子「……今日は私の誕生日ですし何か……」ﾁﾗｯ


真昼「……」ﾑｯｽｰ


純恋子「ば、番場さん……？」


真昼「……ばか」


純恋子「……？」


真昼「……純恋子さんのばかっ！！」


純恋子「え」

――――――

「お、お嬢様……」

純恋子「ええ、ええ、大丈夫です」

純恋子「ですから心配なさらないで」

「承知致しました……」ﾊﾞﾀﾝ


純恋子「……」


純恋子「……ふふ、ふふ」


純恋子「うふふふふふふふふふふ」

純恋子「番場さんに嫌われました……」

純恋子「もう死にたい……」

純恋子「そしてその番場さんは一体どこへ行ったのでしょうか……」

ﾋﾟｯﾋﾟｯﾋﾟｯ

純恋子「！　ブロックされてますわ！」ｶﾞｰﾝ

純恋子「うう……番場さん……」ｵﾖﾖ

～お昼～

「お嬢様、昼食を用意いたしました」

純恋子「……有難う御座います」


――

純恋子「はぁ……」ｶﾞﾁｬ


真昼「……」ﾓｸﾞﾓｸﾞ


純恋子「番場さん！」


真昼「！　……」ﾊﾟｸﾊﾟｸ

純恋子「うう……」

純恋子「ば、番場さん……これ、あげましょうか……？」


真昼「……いりません」


純恋子「そ、そうですわよね……」

純恋子「……私、何かしてしまいましたか？」

純恋子「それならごめんなさい……赦してください番場さん……」


真昼「……ふんだ」ﾌﾟｸｰｯ

純恋子（あ、可愛いですわ）

-自室-


純恋子（ちょっと元気になりましたわ）


真昼「……べー」


純恋子「ああもう私の可愛い可愛い真昼さん」ｷﾞｭｯ

真昼「！」

ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

純恋子「何でそんなに怒ってるんですか？　理由を教えていたただけないかしら」


真昼「……自分で、考えて……くださいっ」ﾌﾞﾝﾌﾞﾝｯ


純恋子「ああん、全ての仕草が可愛いですわ」


純恋子「教えて？　真昼さん」ｼﾞｯ


真昼「っ！///」

純恋子「……真昼さん」

真昼「……」

純恋子「……」


真昼「……ちゅー……」


純恋子「！」


真昼「わ、わたしも、ちゅー……ぷれぜんとに……しようと、お、思ってたのに」

真昼「……す、すみれこさ、に、さきに……されて……」


純恋子「……ふふっ」


真昼「！　わ、わらわないでください！」ｶｱｧ

純恋子「ごめんなさい……真昼さん。私が悪かったですわ」

純恋子「お詫びと言っては何ですが……」


純恋子「私の隣にお座りなさって？」ﾍﾞｯﾄﾞﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

真昼「……？」ｸﾞｽﾝ

ｽﾄﾝ

純恋子「真昼さん、こちらを向いてください」

真昼「や、やです……いま、なみだが……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

純恋子「もう……」ｽｯ

ﾍﾟﾛｯ

真昼「ひゃっ」

純恋子「うふふ……番場さんの涙美味しいですわ」

真昼「っ////」