コナン「薬を飲まされた俺は目が覚めると体がロベルト・カルロスになっていた」 (26)

コナン「見た目はロベカル、頭脳は大人、その名は究極のアスリート探偵 コナン」


コナン「そうか、わかったぞ!この事件の犯人が!」

コナン「まずオッチャンをこの悪魔の左脚で眠らせて」ドゴォ

小五郎「う゛っ…!!」ドサッ

目暮「コナン君が毛利君の鳩尾を蹴ったということは…いつものが来たのかね毛利君!」

コナン「このすね当て型変声機で…」

コナン『ええ警部殿、わかりましたよ…ジダン氏を殺害した真犯人がね!』

ファビオ「なんだって!?」

ブッフォン「真犯人!?」

マテラッツィ「おかしいじゃないか!ジダンは自殺だと、さっきあなたがそう言ったんだ!」

コナン『ところがねマテラッツィさん、おかしなことがあるんですよ…』

マテラッツィ「何、おかしなこと?バカな、証拠は完璧に隠滅したはずだ!」

コナン『亡くなったジダン氏が凶器となったハンガーを持っていたのは左足…しかしジダン氏は右利き、つまりこれは何者かが殺害した後、自殺に見せかけようとしたということ』

目暮「それで、毛利君。それをやった犯人はいったい誰なんだね?」

コナン『ジダン氏を殺害し自殺に見せかけた犯人、それは…』

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コナン『あなたですよ、マルコ・マテラッツィさん』

ファビオ「なんだって!?」

ブッフォン「マルコが犯人!?」

マテラッツィ「…ああ、そうさ…彼を殺したのは俺だよ」

目暮「なぜそんなことを…!!!」

マテラッツィ「…ユニフォームをくれなかったんだ…」

蘭「ユニフォーム?」

マテラッツィ「ああ、『ユニフォームが欲しいのなら、試合後にくれてやるよ』って…そう言ったのに…奴は俺にユニフォームをくれなかったんだ!!!」

マテラッツィ「それがどうしても許せなかった…」

目暮「署で詳しいお話しを聞かせてもらいます」

マテラッツィ「クソッ捕まってたまるか!」ダッ

蘭「あ、逃げた!」

目暮「高木ィ!! !追うんだ!!」

高木「俺様の名を言ってみろォ!」ダッ

コナン(逃がすか!このキック力増強シューズで…)チキチキ キィィィン

コナン「いっけえぇぇぇぇぇ!!!」ズドォオオオ

マテラッツィ「ぐあっ!!!」ゴキッ

マテラッツィ「…いいシュートだ、ボウズ」ガクッ


こうして二人もの犠牲者を出した悲しい事件の幕が閉じた…

ウォッカ「」ドサッ

ジン「ウォッカが殺られたか…恐ろしいキック力だ」

コナン(まさか俺の正体がバレちまうとは…だがまだこの二人以外は知らないはず…)

ジン「さすがは悪魔の左脚…いや、こう呼ぶべきか…?」

コナン(消すしかねえ…今ここで、二人とも)チキチキ

ジン「工藤新一!!!」

コナン「いっけ…」

ジン「動くな!」チャキッ

コナン「!」

コナン「…撃つのか…この究極のアスリートを……!!」

ジン「ああ、お前が工藤新一でさえなければ、日本サッカーの救世主となれただろうにな…」

コナン「くっ…」

ジン「残念だ!」パァン

コナン「恋はthrill,shock,suspense」バッ

ジン「銃弾を避けただと!?」

コナン「見えない力頼りに…」

ジン「なんだそのフザケた踊りは!やめろ!」パァンパァン

コナン「心の扉閉ざさずに」バッバッ

コナン「強く…強く…」

ジン「その変な踊りを真顔で踊るのをやめろと言ってるんだァ!!!」パンパンパンッパァンパァン

コナン「このパラパラなら銃弾を躱せる!」バババッババッ

ジン「クソッ、笑ってしまって狙いが定まらん…っ! 」カチカチ

コナン「弾切れか、今だ!」チキチキ

ジン「しまった…!」

コナン「This love is thrill」キィィィン

ジン「shock」

コナン「suspense」ズドォオオオ!!

ジン「ぐあああ!!!」ゴキッッッ!

ジン「随分長い間、お前のことを探していた気がする…いや、よく考えたらまだ一年も経ってなかった…」ガクッ


ジンは不気味な言葉を遺して逝った…
奴との不思議な因縁にもこれで決着がついた

服部「ワイは惑星ベジータの高校生探偵、服部平次や!」

コナン「突然なにしに来たんだよ服部」

服部「そろそろ決めようと思ってな、どっちが日本一の高校生探偵か!」

コナン「面白え…やってやろうじゃねぇか!」チキチキ…

コナン「いっけえええええぇぇぇ!!!」ズドォ

服部「なんやて工藤!せやかて工藤!ホンマか工藤!わかったで工藤!」ドドドドッ

バチィッ

コナン「相殺された!?」

服部「ほんなら次はこっちからいくでぇ!」

服部「和葉アアアァァァ!!!」ギュドオ

コナン「うわああああァァァ!!!」

服部「俺の『かず波』の威力をお前にもわかりやすい単位で教えたろか?」

服部「13蘭や!」

コナン「なん……だと………」

コナン「そんなバカな!俺の想いが…蘭への想いが負けてるってのか…!!!」チキチキ

服部「さんざっぱらほったらかしにしといてよう言うわ」

コナン「認めねえ…認めねえぞ!」キィィィン

コナン「らああああああああああああん!!!!!」ズドォオオオ!!

服部「和葉ああああああア
アアァァァ!!!」ギュドォ!!

コナン「うわあああああああァァァ」ドシャァ!!

服部「13蘭の差はそう簡単には埋まらんぞ工藤!そのケッタイな靴でキック力を倍増させてもまだ6.5蘭の開きがある!」

コナン「くっ…」

服部「これで日本一の高校生探偵の座は俺のものや!」

コナン「こうなったら…」チキチキ…

服部「お、まだやるんか…?ええ根性や、そうでないとおもろないわ!」

コナン「キック力増強シューズ
キック力増強ソックス
キック力増強パンツ
キック力増強ベルト
キック力増強ユニフォーム
キック力増強蝶ネクタイ
キック力増強バッジ
キック力増強型麻酔銃
キック力増強メガネ
キック力増強ドラッグ」

服部「増強し過ぎやろ!」

コナン「これがキック力増強コナン…いや」ビキ…ビキビキ…

服部「あの足踏みから入る独特の助走は…!!」

コナン「ロベルト・カルロスだあああ!」┣゛ッッッ!!!

服部「和葉ああああああアアアアアアァァァァァァァァァァァァァァァ!!!」ギュドォオオオ!!

┣゛ッッッ!

服部「かず波が破られた!まずっ…」

服部(強……!
   速…
   避……)

服部(無理!!受け止める 無事で!?できる!?)

服部(否
   死
    ホワイトミツヒコ
服部「白い犠牲者!!!」

光彦「」メキ……

服部「はあ…はあ…俺の、負けや…」

コナン「日本一の高校生探偵なんてもんには大して興味もないが、こっちにも譲れない想いがあるんだよ…」


服部との壮絶な争いは幕を閉じた
そして俺はこの後、ロベルト・カルロスの全力を使ったことによる筋肉痛との新たな争いが始まるのだった

コナン「トホホ…」

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