凛「髪型も変えてみる?」 (86)

海未「『やんやんっ 遅れそうです』?」

海未「それ以上やったら怒りますよ?」

凛「海未ちゃん寝てるにゃ」

の続き的な。

気付けば第4話です。

真姫「ふんふふ~ん」テクテク ←番外編

また数日かかるかと思いますが、楽しんでいただければ幸いです。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1407844922

――帰り道

凛「海未ちゃん……」

凛(凛じゃ、だめなのかな)

凛(ことりちゃんみたいにかわいくない……)

凛(……上手に、できるわけでもない)

凛(いくら付き合ってないとはいっても、海未ちゃんがことりちゃんをどう思っているのかわかんないし……)

凛(……)

花陽「あ、凛ちゃんっ」

凛「かよちん……どうしたにゃ?」

花陽「凛ちゃんのかばん、届けに来たよ。具合どう?」

凛「忘れてた……ありがと、かよちん。もう大丈夫だよ」

花陽「……ちょっと、元気ない?」

凛「そんなこと、ないにゃ」

花陽「そう? それならいいんだけど……」

凛「ねぇ、かよちん」

花陽「ん? どうしたの?」

凛「かよちんって、好きな人、いる?」

花陽「……どういう、ことかな?」

凛「ごめん、やっぱりなんでもないにゃ」

花陽「凛ちゃん……?」

凛「……凛、帰るね。かばん、ありがと」タッタッタッ

花陽「……」

――凛の部屋

凛「はぁ……」ドサッ

凛(海未ちゃん、怒ってないかなぁ)

凛(急に倒れて、家に連れて行ってもらって)

凛(転んで押し倒して……わざとじゃないけど)

凛(あんなこと言っちゃって)

凛(……いい匂いだったにゃ)

凛「って、そうじゃないにゃ……」

凛「……」

――ことり「初めては2ヶ月くらい前だったかな?」

――ことり「今ではもうすごいんだよ、海未ちゃん」

凛「……っ」

凛(海未ちゃんも、ことりちゃんに……)

――海未「ことりとはそのような関係ではありません」

凛(そうは言っても……)

凛(……海未ちゃんは……どんな声を、出すんだろ)

凛「……」スッ

凛「んっ……」クチ

凛「あ、海未ちゃ……」ヌチ

凛「だめ、こんな……あっ」ヌチュ

――――

凛「……っ」クチュ

凛「あ……」グチュ

凛「にゃ……」グチュグチュッ

凛「にゃああぁぁああっ!」ビクンッ

凛「んっ……はぁ、はぁ……っ、はぁ……」

凛「びちょびちょにゃ……」

凛「はっ、はぁ……海未ちゃん……」

凛(凛は、悪い子にゃ……)

凛(海未ちゃん……)

凛「……」スースー

――翌日

凛「んっ……あのまま寝ちゃったのかな」

凛(シャワー浴びてから学校行こう)

凛「……」シュルシュル

凛「……」ジーッ

凛「凛、女の子ぽくないからなぁ」

凛「……」ペタペタ

凛「ことりちゃんとは大違いにゃ」

――ことり「海未ちゃんは、凛ちゃんじゃ満足できないかも」

凛(凛が、少し大人になれればちょっとは違うのかな)

凛(……髪型も変えてみる?)

凛(……にゃ、急がないと遅れちゃう)

凛「……今日も一日がんばるにゃーっ」

短いですが、今回は以上です。

やんやん書いてる頃にはこんなに話が膨らむとは思ってませんでした。

でも、書いてて楽しいので完結目指していきます。

読んでくれる方ありがとうございました。

こんばんは。

今更ですが、アニメの1期と2期の間をイメージしてます。

今回は穏やかに進みます。

――朝練

真姫「……」ズーン

凛「にゃっ! ま、真姫ちゃんどうしたにゃ?」

希「さぁ……さっきからずっとこの調子なんよ」

花陽「なにかあったの、真姫ちゃん?」

真姫「にこちゃん……」

凛「にこちゃんがどうかしたにゃ?」

真姫「にこちゃんに、嫌われたかも」

穂乃果「けんかでもしちゃったの?」

絵里「あなたたち、二人とも意地っ張りなんだから……真姫の方から謝ればいいじゃない」

希「えりちに言われたくはないなぁ」

絵里「……どういう意味よ」

希「おぉ、怖い怖い。でも、えりちの言うとおりやない?」

海未「そうですよ。誠意をこめて謝ればきっとにこも許してくれます」

真姫「そうかしら……」

ことり「うん、きっと大丈夫だよっ!」

海未「あ、でもにこは朝練休むと連絡が……」

真姫「……」

ことり「う、海未ちゃん!」

海未「だ、大丈夫です。お昼休みとか、放課後とかあるじゃないですか」

穂乃果「そうだよ、真姫ちゃんならできる! ファイトだよ!」

真姫「みんな……あ、ありがと。あとでメールしてみるわ」

海未(まぁ、昨日の保健室でのアレが原因なのでしょうが)

凛(二人はバカップルだから何も心配してないにゃ)

希(たぶん穂乃果ちゃんとえりち以外はさほど心配してないんやろな……)

絵里「ちゃんと仲直りできるかしら……心配だわ」

海未「では、あとはユニットごとに分かれて練習を行います」

絵里「始業までの限られた時間、集中していきましょう!」

凛「……」キュッ

海未「おや、凛。その髪型……」

凛「にゃっ!」ビクッ

希「お、凛ちゃんも髪結んでみたん? 似合ってるやん」

凛「そ、そうかなぁ……えへへ」

海未「ええ、とてもかわいいと思いますよ」ニコッ

凛「あ、ありがとにゃ……」ドキッ

ことり「……ふーん」

凛「!」ビクッ

穂乃果「ことりちゃーん……って、おぉ! 凛ちゃん、かーわいいー!」

花陽「よく似合ってるよ、凛ちゃんっ」

絵里「あら、凛。その髪型もかわいいじゃない」

真姫「ええ、悪くないわ」

凛「て、照れるにゃ……あはは」

穂乃果「あっ、ねぇねぇ、こうして並ぶと……ほらっ、姉妹みたいじゃない?」

希「ほんとやね。凛ちゃんがもう少し髪伸ばすともっとそっくりになるかもしれんね」

穂乃果「ね、ことりちゃん!」

ことり「……ん、どうかした、穂乃果ちゃん?」

穂乃果「もー、凛ちゃんの髪型のことだよー!」

ことり「あ、うん。似合ってるんじゃないかな」

凛「……」

穂乃果「ぃよし、それをりんまげと名付けよう!」

海未「そのまますぎやしませんか?」

絵里「ほら、そろそろ練習しないと、授業始まるわよ?」

海未「おっと、そうでした。では、練習に移ってください」

海未「凛、少し早いですよ!」

凛「はい!」

海未「希はもう少し大きく動いて!」

希「うん!」

海未「……さて、そろそろ終わりにしましょうか」

凛「ふぅ……疲れたにゃー」

希「海未ちゃんは相変わらずハードやね」

海未「そんなことありませんよ……そうだ、みなさん少しよろしいですか?」

穂乃果「なになにー?」

海未「絵里と話し合ってみて、そろそろユニットの新曲を作ってはどうか、となりまして」

花陽「新曲……?」

絵里「ええ、いつまでも同じ曲ばかり練習していてはモチベーションも上がらないでしょう?」

希「たまには刺激がほしい、ゆーことかな?」

絵里「そんな感じね」

凛「面白そうにゃー!」

ことり「うん、いいかも!」

真姫「曲については、今までどおり私が作るわ。もちろん、みんなから意見をだしてもらってだけど」

海未「作詞については、各ユニットごとで行ってみてください」

穂乃果「えー? そしたらリリホワは海未ちゃんいるからすぐできちゃうじゃん!」

海未「今回私は書きませんよ?」

凛「え?」

希「ん?」

海未「それに、そちらにはことりがいるじゃないですか」

穂乃果「あ、そっか! ことりちゃん、一緒にがんばろうねっ!」

ことり「うんっ!」

凛「え、海未ちゃん、書いてくれないの?」

海未「私が書いたらいつものμ’sと変わらないじゃないですか」

希「凛ちゃん任せた」

凛「にゃ! 希ちゃんずるいにゃ!」

希「うちは……ほら、今度は海未ちゃんに生徒会の仕事引き継がな……」

凛「その微妙な間はなに?」

希「気のせいやない?」

海未「凛、お願いできませんか? 勿論、私もお手伝いしますので」

凛(……海未ちゃんにまで言われたら、断れないよ)

凛「……わかった、やってみるにゃ!」

真姫「私たちはどうする?」

絵里「真姫には作曲に集中してほしいし……私とにこでやってみるわ」

真姫「任せちゃっていいの?」

絵里「ええ、真姫ばかりにやらせるわけにはいかないわ。でも、意見を聞くこともあると思うから、その時はよろしくね」

真姫「わかったわ」

海未「そろそろ時間ですね。みなさん、いったん解散にしましょう」

絵里「穂乃果、授業中に寝ないようにね」

穂乃果「む、穂乃果寝てなんかないもん!」

花陽「凛ちゃんもだよ?」

凛「わ、わかってるにゃ!」

海未「では、お疲れ様でした」

凛(凛に作詞……ちょっと難しいけど、がんばるにゃ!)

今回は以上となります。

全員きちんと出そうとすると難しいですね。

極力口調は気を付けたつもりですが、おかしいところがあるかもしれません。そのときはすみません。

明日も更新できればと思います。では、おやすみなさい。

おつー
個人的には凛にあまりにゃーにゃー言わせないで欲しい

こんばんは。

>>38なるほど、確かに読み返してみるとやたらにゃって言ってるかもしれませんね。ありがとうございます。

では、今日の分を進めていきます。

――数学

凛(うーん……)

花陽(凛ちゃん、頭抱えてどうしたんだろ)

真姫(にこちゃん……)

凛(歌詞……どう書けばいいんだろう)

花陽(あっ、歌詞で悩んでるのかな)

真姫(はぁ、にこちゃん……)

――体育

凛(んー……)

花陽(まだ考えてるのかな)

凛「……あっ」コケッ

花陽「凛ちゃん! 大丈夫!?」

真姫「あら、凛が転ぶなんて珍しいわね」

凛「えへへ、ちょっと考え事してて……」

真姫「膝、擦りむいてるわよ」

花陽「ほんとだ。保健室、行く?」

凛「……うん、そうするにゃ」

花陽「ついていこうか?」

凛「ううん、一人で大丈夫」

真姫「先生には私から言っておくわ」

凛「ありがと」

――保健室

凛「失礼しまーす……だれもいない?」

凛(勝手に消毒とか使っていいのかな……)

海未「失礼します」

凛「……あ、海未ちゃん」

海未「おや、凛。どうかしたのですか?」

凛「体育で転んじゃって……」

海未「本当ですね、膝から血が……」

凛「ううん、でも大したことないから……」

海未「いえ、ちゃんと消毒しておかないと、後で大変なことになる可能性もあります。消毒はたしか……」

凛「あ、凛、自分でやるから大丈夫にゃ! それより、海未ちゃんはどうしてここに?」

海未「少し体調がすぐれなかったので、横になろうと思いまして」

凛「それなら、凛のことはいいから早く休んでよ!」

海未「え、ええ。わかりました」

海未「……」モゾモゾ

凛「……」シュッ

海未「……そういえば」

凛「なっ、なにかな?」

海未「作詞ですが、急にお願いしてすみませんでした」

凛「……うん、けっこうびっくりしたよ」

海未「もし、難しいようでしたら、やはり私が……」

凛「それはだめっ!」

海未「……凛?」

凛「あっ、ごめん……でも海未ちゃん、凛よりいっぱい、いろんなことしてるから」

海未「いいのですよ、私が好きでやっているのですから」

凛「それで、体壊してちゃだめ……」

海未「……返す言葉もありません」

凛「熱、はかってみた?」

海未「ええ、37.5度……微熱、ですかね」

凛「油断しちゃだめにゃ。冷えぴた見つけたから、はってあげる」

海未「いえ、自分で……」

凛「遠慮はいらないにゃ。髪、あげて?」

海未「わ、わかりました」

凛(わ、近くで見ると、肌、すごくきれい)ジーッ

海未「凛……?」

凛「! あ、ご、ごめんにゃ」ピタッ

海未「ひゃっ!」ビクッ

凛(……なに、今の声)

海未「いきなりはやめてください! びっくりしたじゃありませんか」

凛(今みたいな声を、ことりちゃんに……)

海未「……凛? なんだかさっきから様子がおかしくありませんか?」

凛「ん、大丈夫だよ?」

凛(……大丈夫、だよね)

海未「そうですか?」

凛「うん……ねぇ、海未ちゃん」

海未「はい」

凛「海未ちゃんが眠るまで、凛、ここにいるね」

海未「……授業はどうするのですか?」

凛「授業より、海未ちゃんのほうが」ボソッ

海未「私の方が?」

凛「う、ううん。ほら、あと10分くらいしかないし、今から戻ってもなぁ、って」

海未「そうですか? ……まぁ、私としても、一人でいるよりかはいいですが」

凛「じゃあ決まりにゃ! 隣に座ってるから、なにかあったら言ってね!」

海未「ええ、ありがとうございます」

海未「……」スー

凛(もう寝ちゃった)

凛(やっぱり、疲れてたのかな)

凛(おうちでも、いろいろやってるみたいだし)

凛(それに、μ’sのことも)

凛「……」ナデナデ

海未「ん……」

凛(少し熱い……)

キーンコーンカーンコーン

凛(あ、チャイム)

海未「……」スースー

凛(……起こしちゃ悪いかな? まだ熱あるみたいだし)

海未「んんっ……」

凛(そういえば、海未ちゃん、割と寝言言ってたような……)

海未「……り」

凛「……」

海未「……とり」

凛「……!」

海未「ことr凛「だめっ」

凛「」チュッ

海未「……」スー

凛「あっ……」

凛(り、凛……いま……)

凛(凛は……)

ことり「凛ちゃん」

凛「っ!」ビクッ

ことり「海未ちゃんの様子見に来たんだけど……いま、なにをしてたのかな?」

凛「な、なんにもしてないよ」

ことり「ふーん……まぁ、いいけど」

凛「……」

ことり「凛ちゃんが他人の寝込みを狙うような人じゃないのはわかってるし」

ことり「ね、花陽ちゃん」

花陽「……」

凛「か、かよちん!」

花陽「わたしは……凛ちゃんのこと、信じてるから」

凛「かよちん……」

花陽「先に戻ってるねっ」タタタッ

凛「あ、待って!」

ことり「ねぇ、凛ちゃん」

凛「ことりちゃん……なに?」

ことり「この前も言ったけど、海未ちゃんは、ことりのおやつなんだからね」

凛「っ!」

ことり「あんまり勝手なことされると、ことり怒っちゃうかも」

凛「……ふざけないでよ」

ことり「ふざけてないよ。ほら、もう戻らないと次の授業始まっちゃうよ」

凛「……」ギリッ

海未「……」スースー

凛(海未ちゃん……)

凛(ごめん)

凛(凛は、やっぱり悪い子だ)

海未「……」スー

凛「……また、様子見にくるね」

今回は以上となります。

ちょっと収拾がつくかどうか不安になってきましたが……。

また明日以降、続きを書いていきたいと思います。ありがとうございました。

こんばんは。いきなりですが宣伝。

真姫「とうとう手に入れたわ」

スク水にこを入手した勢いで書きました。よろしければこちらもどうぞ。

――お昼休み

凛「失礼しまーす……」ソーッ

海未「……」スー

凛(海未ちゃん、まだ寝てる)

海未「ん……」

凛(……かわいいなぁ)

凛(凛も、もっとかわいければよかったのに)

凛(そうすれば……)

海未「……」スースー

凛「ねぇ、海未ちゃん」

海未「……んんっ」

凛「凛ね、海未ちゃんのこと、好きかも」

海未「……」

花陽「……っ!」

花陽(え……凛ちゃん?)

凛「まだ、はっきりとはわかんないんだ」

花陽(うそ……)

凛「でも、この前からすっと、海未ちゃんのこと気になってる」

花陽(……ずっと、一緒にいようね、って言ってくれたのは)

凛「練習のときも、海未ちゃんを見てるんだよ?」

花陽(嘘、だったの?)

凛「海未ちゃんは、なかなか気付いてくれないみたいだけど……えへへ」

海未「……」

花陽(凛ちゃん……)

凛「……なんて、こんなこと、寝てる時に言うなんて卑怯だよね」

花陽「……」

ことり「花陽ちゃん?」

花陽「」ビクッ

ことり「どうしたの? 中に入らないの?」

花陽「う、ううん。もう、用事は済んだから……」

凛「ことりちゃんとの関係は……凛、知ってるよ」

ことり(凛ちゃんの声……?)

花陽「……」

ことり(なるほどね)

ことり「ねぇ、花陽ちゃん」

花陽「な、なにかな?」

ことり「今日の練習のあと、ことりのおうちにおいでよ」

花陽「え……?」

ことり「……忘れたいことも、あるでしょ?」

花陽「……うん」

ことり「戻ろ? お昼休み、終わっちゃうよ」

凛「それでも、凛は海未ちゃんのこと……」

キーンコーンカーンコーン

凛「あ、予鈴……凛、戻るね」

海未「……」

凛「今度は、ちゃんと起きてる時に伝えたいな」

凛「じゃあ、お大事に!」タッタッタッ

海未「……凛」

――教室

真姫「ふふふっ」

凛「にゃ? なんで真姫ちゃん機嫌良さそうなの?」

真姫「私がいつも機嫌悪いみたいな言い方はやめてよ」

凛「ちがったかにゃ?」

真姫「あんたねぇ……まぁ、いいわ。今回は許してあげる」

凛(あ、にこちゃんと仲直りしたのかな?)

凛「真姫ちゃんはわかりやすくていいにゃ」

真姫「どういう意味よ」

凛「まぁまぁ……それよりかよちん知らない?」

真姫「そういえば見ないわね。もう授業も始まるのに」

花陽「はぁ、はぁ……間に合った……」

凛「かよちん! どこ行ってたにゃ?」

花陽「あ……うん、ちょっと、ね」

凛「?」

花陽「……」

――部室

凛「海未ちゃん、もう体調はいいの?」

海未「ええ、十分休みましたので」

凛「それはよかったにゃ」

海未「凛も、膝の痛みは大丈夫ですか?」

凛「うん、もう大丈夫だよ!」

海未「練習でも転ばないように気を付けてくださいね」

凛「任せるにゃ!」

凛「……そうだ。歌詞、書くこと決まったよ」

希「おぉ、もう決まったん? 思ったより早かったやん!」

凛「まぁ、ね」

希「それで? どんなの書くつもりなん?」

凛「それは……」チラッ

海未「……!」

凛「完成してからのお楽しみにゃ!」

希「もったいぶるなぁ……ま、それほど自信があるってことやんな」

凛「ま、まぁね!」

花陽「……」ジーッ

ことり「……花陽ちゃん、終わったらまた連絡するね」ボソッ

花陽「う、うん」

穂乃果「ことりちゃーん! 歌詞ってどうやって書けばいいのー?」

ことり「あ、穂乃果ちゃん。今そっちに行くね」

絵里「……どうしてにこは真姫の膝に座っているのかしら」

にこ「え? そんなの、にこの特等席だからに決まってるじゃない」

真姫「その通りよ。エリーも変なこと言うわね」

絵里「私がおかしいのかしら……」

にこ「そうよ」

絵里「ハラショー……」

――練習後

ことり「ことり、これから用事あるから先に帰るねっ」

海未「あ、はい。ではまた明日」

花陽「わ……わたしも、今日は用事が……」

凛「かよちんも? 一緒に帰れないのは残念だにゃー」

花陽「ご、ごめんね、凛ちゃん」

凛「ううん、気にしないで。また明日にゃ!」

花陽「うん……」

絵里「あら、みんな忙しいのかしら……」

希「えりち、どうしたん?」

絵里「え、ええ。ちょっと、寄り道したいかなぁ……って」

希「へぇ……あのえりちがそんなこと言うなんてな」

絵里「べ、別にいいでしょ、それくらい!」

穂乃果「じゃあ、穂乃果といっしょに行こうよ!」

希「うちもご一緒してええ?」

絵里「もちろんよ! 二人とも……ありがとう」

にこ「悪いけど、にこはパス。帰ってやらなきゃいけないことあるから」

真姫「私も今日はパス。また今度ね」

絵里「そう……残念だわ」

凛「凛も行きたいけど……歌詞、書きたいから今日はごめんにゃ……」

絵里「いえ、それなら仕方ないわ。また今度行きましょう?」

凛「うん!」

海未「凛!」

凛「!」

海未「……っ」

凛「海未ちゃん?」

海未「……作詞、頑張ってくださいね」

凛「……うん!」

海未(あの時、保健室で凛が言っていたことが本当なら)

海未(私はどうすればいいのでしょう)

海未(……)

凛(歌詞の書き方なんて、凛にはわからない)

凛(でも、今の気持ちをそのまま書いてみれば、いいような気がする)

凛(海未ちゃんは……気付くかな?)

凛(海未ちゃん……)

――

花陽「こ、こんばんは……」

ことり「いらっしゃい、花陽ちゃんっ」

花陽「う、うん」

ことり「緊張、してるの?」

花陽「うん、ちょっと……」

ことり「ふふっ、花陽ちゃんかわいいっ!」

花陽「そんなこと……」

ことり「さ、早く中に入って! いっぱい、楽しもうね!」

今回は以上となります。と同時にこのスレでの更新もこれで終わります。区切りいいですし。

次回かその次のスレで完結目指します。

いろいろと収拾をつけないといけないので、スレ立てまで少し時間がかかるかもしれませんが……

もし見かけたときは読んでいただければ幸いです。

読んでくれる方、ありがとうございました。

このSSまとめへのコメント

1 :  凛ちゃん好きのう33さん   2014年08月15日 (金) 23:54:58   ID: GHa32YoJ

が・ん・ば・れ

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