美琴「ちょっとあんた!」上条「やれやれ…」 (325)

上条さんを最近はやりのやれやれ主人公にしてみた

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1407840903

アンチスキル詰所

小萌「ううう…」

警備員「ああ!先生、わざわざご苦労さまです。」

小萌「それで…」

小萌「上条ちゃんはどれだけ殺しちゃったのです!?」

警備員1「いや…あのー」

小萌「いやー!聞きたくない!聞きたくないないですぅー!」

警備員2「何を勘違いされてるのかわかりませんが…ケンカですよ、ケンカ」

警備員1「もっとも相手はレベル3が2人、レベル4が一人、全身骨折でタマキンも潰されて…おっと失礼、病院送りになってしまいましたね。」

警備員2「先生!反省をさせてくださいよ反省を!」

小萌「はぁーい!」

警備員1「あちらの牢です。」

小萌「…上条ちゃん!」

小萌「上条ちゃん!上条ちゃーん!」タタタ…

上条「「「「やかましい!うっとおしいぞこのアマ!!」」」

小萌「はぁーい!」

小萌「ちがうんですぅ…本当は優しい子なんですぅ…」シクシク

警備員1「とにかく釈放ですから!こいつがいると他の牢の奴が怖がってやかましいですよ!」

上条「ちっ…カツ丼が出てきてメシ代が浮くとおもったんだか、期待ハズレだったぜ。」

小萌「あ、あのー、上条ちゃん…」

上条「………」スタスタ

小萌(うぅ…学校でも色々と問題もおこしてるけど本当に悪い子だとは思えないのに…)

上条「おい」

小萌「ひぇっ!?な、何ですか!?」

上条「すまねーな、迷惑かけた」

小萌「…!いっ、イェーイ!ふぁいんせんきゅー!!」

上条「…フン」スタスタ

小萌(上条ちゃん…先生は信じてますからね…)

…………

???「…逃げなきゃ、あの人達から…」

…………

次の日

上条「今日こそまじめに学校行くぜ」

女生徒1「おはよー!上条くん!」

女生徒2「おはよう!ジョージョ!」

女生徒1「心配したわよ~捕まったって聞いて!」

女生徒2「今日もオールバックの髪決まってるわよジョジョ~」

上条「………」

女生徒1「ちょっと!あんた何を馴れ馴れしくしてんのよ!というかジョジョって何なのよ!」

女生徒2「上→じょう、承→じょうだからジョジョ!あんたこそジョジョに触れないでよ!」

女生徒1「はぁ~!?何よブス!」

女生徒2「何よアレッシーみたいな髪して!」

女生徒「「ブス!、セト神!、ブス!、セト神!、ブスセト神ブスセト神ブスセト神ブスセト神ブスセト神ブスセト神!!!!」

上条「やかましい!うっとおしいぞッ!」

修正、上→じょう、条→じょう

すいませェん…

女生徒「「…………」」

女生徒1「いやーん!私に言ったのよー!」

女生徒2「わたしよぉー!」

「「「「かっこいいいい!!」」」」

上条「…ケッ」

青ピ「おーす!かみやん」

土御門「朝っぱらからモテモテだにゃー」

青ピ「いいなぁ~かみやんは、身長180越え、ルックスもイケメンだ」

土御門「ちょっと顔が怖いがにゃー」

上条「うっとおしい女はキライだ」

土御門「それでこの性格だもんにゃー…」

青ピ「そりゃモテるわ…いや、萌テるわ」

ヒュー…………

土御門「……!?おいっ!かみやん!植木鉢が落っこちてきてるぞッ!」

青ピ「アカン!かみやんお得意の不幸のアンブッシュや!!」

上条「…オラァッ!」ブン、バキン!

土御門「Oh my god!!見ずに拳で叩き割った!?」

青ピ「流石かみやん俺たちにできないことをすぐやってのける!そこにしびれるあこがれるゥ!」

上条「今日で二個目か…ま、少ないほうだぜ」

青ピ「つーかこの光景とやりとり、毎朝のテンプレやもんね」

土御門「だにゃー」


~学校~

小萌「あーっ!上条ちゃん!ちゃんと学校来てくれたんですね!先生感動ですぅー!」

上条「やかましい、早く出席をとれ」

小萌「はぁーい!」

土御門「いいのかにゃー、先生はそんな扱いで」

青ピ「ブレへんな先生は、聖子や。いや、聖母や」


~休み時間~

上条「……」ザクッ、プシュー、ゴクゴク…

吹寄「上条ッ!また学校にビール持ってきてっ…しかも大統領飲み!!」

青ピ「最初にやったのは承太郎やで」

土御門「よく堂々と飲めるぜい」

吹寄「何でっ…なんで貴様は出席日数ギリギリ&サボり常習犯のくせに学年上位レベルの成績が取れるのよっ…!」

青ピ「怒ってるのはそこかい」

上条「…プハー、ゲプ」ワーワー千代ノ富士ノコッタゾ、ワーワー

吹寄「うぉおおん!しょ…少年ジャンプを読みながらラジカセを聴いているッ!」

青ピ「そうだかみやん!帰りにゲーセンで前に教えた野球ゲームせえへん?」

上条「いいだろう、明日の昼食のおごりを賭けるぜ」

青ピ「グッド!!」

~ゲーセン~
青ピ「アイエエエエ33-4!?!?」

土御門「ち~ん(笑)」


青ピ「ナンデ?教えたの一昨日なのにナンデ!?」

上条「グッド、なかなか面白いゲームだ。もうやり方のほうは大体覚えた」

土御門「お前これで13回連続負けだにゃー、いい加減懲りろよ」

青ピ「アバババババーッ!」


この上条さんは身長180以上(195だとデカすぎ)、髪型オールバック、目つき鋭い、ってイメージでよろピクねー!!


土御門「またなーかみやん、俺はこの野球リアリティショック受けたコイツを連れてかなきゃならん」

青ピ「グワーッ!実際13連敗…グワーッ!」

上条「じゃあな」



???「…見つけたわよ」


上条「ン…まさかアイツは…」

美琴「ちょっとあんた!」


上条「やれやれ…」

ガタイもいいからヘーキヘーキ

上条「またてめーかクソガキ…」

美琴「クソガ…!?きょ、今日こそ決着つけんのよ!!」

美琴「あんたに受けた屈辱…はらさでおくべきかッ!」

上条「…」

数日前、路地裏

スキルアウト1「ちょっとちょっと危ないよ~お嬢ちゃん」

2「こんなとこに一人で来るなんてよぉ~ン~?」

3「俺たちみたいな奴におそわれちゃうアルよ?」

美琴(…ついてないわ、近道するんじゃなかったわ)

美琴(まぁテキトーに気絶でもさせとけば…)


上条「…どきな」


スキルアウト達「ん!?何だテメェは!」

上条「こんな狭い道に広がってんじゃねーぜ…邪魔なんだよ」

美琴(何なのコイツこの状況で…!?つーかでかいわね…)

1「んだとぉ~てめぇ、舐めやがって…このナイフが見えねぇのか!」ギラリ

2「やっちまえ!」

3「覚悟するね!」

1「うきゃあああッ!」ダダダダ

美琴(ち、ちょっと洒落にならないわよ、止めなきゃ!)バリバリ


上条「…やれやれだ」

1「シャアッ!」ブン!

ドッス!

1「こ、コイツバカかあーっ!?ナイフを素手で掴んで…」

2「ち、違う…指で挟んで止めてやがるッ!」



上条「オラァッ!」ベギン

1「ぶべらっ!」ドッゴォ!

3「アチャーッ!何を油断してるねーッ!レベル5の中国拳法、この蹴りをくらってあの世まで…」

上条「…」ブウン!

3「アチャ!」ドプッ!


2「俺はコイツらとは違うぜ!食らえッ!」ギャバーッ

2(エアロハンドで生み出しだ空気の刃…!まともに食らえば刃は骨まで達するッ!)

上条「…」スッ…

2「なっ、何!?避けない!?」



パキィイイイイイン!

2(え…?奴が拳で…刃を…打ち消した!?)

上条「…」ダダダダ

2「あっ」

上条「フン!」ドッゴォ!

2「ゲバーッ!」ズッシャアアアア

上条「やれやれだ…てめえら、どく気になったか?」

1「はっ、はいーっ!」ボロボロ

3「ご、ごめんなさいある!」ボロボロ

2「やめりゃあよかった…こんなタフガイにケンカふっかけるのはよォ…」ズタボロボンボン

美琴(すっ…すごい、あんな動きを…そして何なのあの拳…!?)ボーゼン



上条「…オイ」

美琴「なっ、何よ!」

上条「てめーも邪魔だぜ…こんな時間にであるいてんじゃねーぞ、クソガキ」

美琴「」


上条「大体こんな路地裏に入ってくるんじゃねー、てめえみたいなガキなんでネギしょったカモ以上だぜ…」

美琴「…」プルプル

上条「分かったらとっとと…」

美琴「プッツゥーン」

上条「…!」

美琴「舐めんなやゴラアアアアア!!」バリバリバリバリ!

上条「うぐッ!」パッキィイイイイイン!




美琴「いきなり乱入してきて何だこらッー!この私をなめてんのかーッ!クソックソックソッ!!!」

上条「…やれやれだな。コッチの方がもっとめんど臭かった」

~~~~~~~~~~~~~~~

美琴(初対面の相手にあそこまで言ってガキ呼ばわり…その気取ったツラ張ってやるわ!!)



上条「大体しつけぇんだよてめえは…俺の追っかけか何かか」

美琴「ちっ…違うわよ!!今日こそ決着つけんのよ!!」

上条「何が決着だ…大体おれはガキ相手にケンカなんかうってねーぜ」

美琴「またガキ呼ばわりしやがってぇ…!ここで会ったが100年目よ!」

美琴「はやくかかってきなさい!ブチのめしてあげるわ!」ギャーギャー

上条「…やれやれ」

ビッ

美琴(なっ、何?人差し指立てて…)

上条「一発だ、一発だけ付き合ってやる…」

美琴「な…なんですって」

上条「てめーがおれに全力で一撃ブチ込む、それでおれが倒れたらてめーの勝ち、倒れなかったらもう二度とつきまとうな…」

美琴「ほぉー…いいわよ、無様に地面にのさばらせてあげるわッ!」

~橋の上~

美琴(コイツ本気かしら…こっちはLevel5の超電磁砲よ…!)

上条「…用意は済んだか?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

美琴(しかも立ってるだけなのに何よこの威圧感は…!何か襟にでかい鎖ついてるし…)




上条「いいぜ…来な」

美琴「構えもせずに…!いいわ…それなら見せてあげるわッ!わたしのレールガン!!」ピーン

バリバリバリバリバリバリバリバリ…

美琴「……………いっけえええええええ!!!!」ドッゴォオオオオオオオオオオン!!

シュゴオオオオオオオオオオオオオオ

上条「…やれやれだ!」グイッ!

美琴(…またあの右手!?)

上条「…………オラァアアアアッ!」ガッギィイイイイイイイイイイイイン!

美琴(嘘…嘘でしょ…)


美琴(れ…レールガンを…)

上条「…オラァッ!」バギィン!

美琴(握り潰したですって…!?)

美琴「嘘よ…全力でぶつけたのに」ヘナヘナ

上条「…フゥー」シュウウウウウ

美琴「そんな…」

上条「……」ザッザッ

上条「立てるか?」

美琴「えっ…あっ」

上条「…」グイッ

美琴「あっ…」

上条「俺の勝ちだ、じゃあな」

美琴「何よ…何なのよ!あんたの力ッ!!」

上条「…」

上条「…ひとつだけ言っといてやる」

美琴「…?」

上条「てめーの力舐めてたぜ、悪かったな…」

美琴「………!!」


恋!!

そのすてきな好奇心が美琴を魅了したッ!
たちまち美琴は上条のことを意識せずにはいられず夢中にさせたッ!

美琴(…かっこ、いい)


上条「ただしその力俺には使うな…あばよ」

美琴「あっ…ちょっと待っ…」ポーッ

上条(やれやれ…制服がコゲちまったぜ)

美琴(…また会えるかな)

ドォーーーーーーzーーーーーーーン


to be continued…



上条「…」大杉ワロタ、再開は11時間過ぎらへんだろうか。それではラリホ~!

~数日後~

上条「卵6つで50円…このチャンスを逃す手はねーな」スタスタ…

犬「…!(使命感)」ダダダダダ

犬「ガルル…ワンワンワンワンワン!!!」

上条「…」ギロリ!

犬「!クゥーン…」ハラミセー

上条「道のど真ん中で降伏のあかし見せてんじゃねーぞ…」


~数日後~

上条「卵6つで50円…このチャンスを逃す手はねーな」

犬「!(使命感)」ダダダ

犬「ガルル…ワンワンワンワン!!!」

上条「…」ギロリ!

犬「…!クゥーン…」ハラミセー

上条「道のど真ん中で降伏のあかしみせてんじゃねーぞ…」

連投スイませぇん

あっ、おいアンタそこはマンホール工事中だぞッ!

ああっ!暴走した車がそっちの方へッ!

うわぁー!積み荷の材木がくずれた!!

サメだぞォー!サメがいるぞォー!!

上条「………」ヒョヒョイヒョイヒョイ


通行人(何だあの人…降りかかるトラブルをチラシ読みながら避けているッ!?)

上条(…アサリも安いな、スタープラチナのために買っておくか…)

~スーパー~

おばちゃん「あーっ!上条くん!セールの卵とっておいたわよ~」

上条「助かるぜ…おばちゃん」

おばちゃん「いいのよぉ~このまえ荷物の搬入手伝ってくれたし、ほら!もう一パックサービス!」

上条「すまねーな」

おばちゃん「はい、お会計!…ってなんだいその財布は…鎖で縛り付けて、何かのファッションかい?」

上条「こうでもしねーと…逃げちまうんでな」

おばちゃん「?」

自宅

上条「さて、珍しく雨も降らず布団も乾いただろう…」ガラガラ

上条「…」



???「グデー」


上条「…おれはこんなデカイ手ぬぐい干した覚えはねーぞ」

???「おなか…すいたんだよ」

上条「何回も聞いたことのあるセリフな気がするが…やれやれ」

~~~~~~~~~~~~~

上条「食え」カチャン

???「わお!ジャパニーズオムレツ!いただきますなんだよ!!」ムシャムシャムシャムシャ

上条「ゆっくり食え」

???「えー!食べ物は待ってくれな(ry

上条…「ゆっくり食え」ギン!

???「…ごめんなさい」パクパク

???「ごちそうさまなんだよ!でもまだまだ食べたいかも!」

上条「バカ言うんじゃねーぜ…おれが買ってき卵だし、一日2個以上食うな」

???「でもでも~あっ!この水槽の中に入ってる星型のこれ!おせんべみたいで美味しそうかも!!」スーッ…

上条「触るなッ!!!!」ドン!

???「ふぇっ!?」

上条「それを食った瞬間…てめーの顔面に拳が叩き込まれる事になるぜ…」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

???(ウソとは言ってない顔だ…この人にはやるといったらやる…スゴ味があるッ!)

???「そ、そんなことしないんだよ!ところでこの子の名前はなんていうのかな!」


上条「スタープラチナだ」


???「えっ」


上条「…」


上条「…スタープラチナだ」ドドドドドドドドドドド

???「アッハイ」

???「…ところでまだ私の名前を言ってなかったね!私の名前はインデ(ry

上条「待ちな、そのまえに自分で食った皿は自分で洗え」

???「ええー…で」

上条「洗え」

???「ごめんなさいなんだよ、とにかくその目やめてほしいかも…」

インデックス「改めましてインデックスなんだよ!ご馳走してくれて感謝してるかも!」

上条「用が済んだら消えな」

イン「ええー…身も蓋もないんだよ」

イン「もっと私の話聞いてよー!ハッピーうれぴーよろピクねー!!」

上条「…」

イン「ハッピーうれぴーよろピクねー!!」

上条「…」

イン「ハッピーうれぴーよろピクねー!!」

上条「…」

イン「ハッピーうれぴーよろピクねーっ!!!!」

上条「…」

イン(さすがに三回連続無視は精神的にキツイかも)

イン「…ところでこの服は歩く協会っていうんだよ」

上条「勝手に喋り始めやがった」

イン「この服にはどんな魔術も科学の力もきかないんだよ!無効化しちゃうかも!」

上条「…ほう」

イン「せっかくだから試してみてもいいんだよ!」

上条「…」スッ

パッキィイイイイイイイン!

イン「」

上条「…」

上条「…やれやれ、これは…」

イン「あっ…あっあっ…!」プルプル

イン「ガルル…ウガーー!!」ギラン!


~~~~~~~~~~~

イン「うう…ひどいんだよ。裸にひん剥かれた挙句、チョップで叩き落とされるなんて…」

上条「試せって言ったのはてめーだ…ほら、出来たぜ」チクチク

イン「手先器用なんだね…精密動作性Aかも」

上条「…ところでてめー、もうこんなとこに居ない方がいーんじゃねーか」

イン「え…?」

上条「追われてるんだろ?そんなご大層なモン着てる奴がフラフラしてるなんておかしいぜ」

イン「…!バレてたんだね」

上条「おれは厄介事に関わるのはゴメンだ…警察にでも好きなとこへ行きな」

イン「…ありがとう、お世話になったんだよ!オムレツ、すごく美味しかった。さようならなんだよ~!」ガチャン

上条「…やれやれ、やな予感しかしねーぜ…」

~~~~~~~~~

???「見つけたぞ…こんなところにいるなんてね…」

~~~~~~~~~

~学校帰り~

上条「また勝っちまったぜ、15連続勝利だがアイツは懲りねーのか…」

美琴「あっ…あんた!」ダダダ

上条「…またてめーかビリガキ…関わるなと約束したはずだか?」

美琴「ビリガキって…ち、ちがうのよ!今日はそんなんじゃなくて…あの…その」モジモジ

上条「…」

美琴「あの、えーと…」モジモジ

上条「さてはてめー…」

上条「惚れたのか」


美琴「えっ…えっ!!ななななな何いってんのよ!!あっあんたばかじゃないの!!!!私が惚れてるワケ…」マッカッカ

上条(わかりやすいヤツだ…)

上条「はぁ…ひとつ言っとくが」ズイッ

美琴「なっ!何よ…」ドキドキ

上条「おれはうっとーしい女はキライだ」


美琴「」ガガガガガガーン!

美琴「」パクパクパクパクパクパク

上条「陸に上がった魚みたいになってやがる…」

美琴(こ…こんな!こんなこと!残酷すぎる!お…おっさん!ツェペリのおっさあーーーん!(?)ドオオーーzーーーン

上条(…やれやれだ、これで少しは静かになるか…?)スタスタ

御坂美琴 再起不能

~常磐台中学~

美琴「…」スタスタ

黒子「あらお姉様!ずいぶんはやいお帰りですわね。どうしたんですの?」

美琴「…黒子」

黒子「はいですの!」

美琴「…私ヤマトナデシコになるわ!」

黒子「は?」

上条「犬×3、植木鉢×3、マンホール×2、ビリガキ×1…ちと多いな、こんな日はとっとと寝るに限るぜ」

上条「…ン?」

掃除ロボ「ヴゥイーンヴゥイーン」

上条「何だ、不法投棄でもされたのか…ますます寝たくなったぜ」

上条「…!いや、違うッ!」ダダダ

イン「うぅ…」ドクドク

上条「おいっ!しっかりしろ!何があった!?」

イン「はぁ…はぁ…」

上条(大量の出血…こいつはやべーぜ、今すぐにでも病院につれてかなきゃならん)

イン「うぅ…にっ逃げて……」

上条「…何だと?」


???「驚いたよ…まさか歩く協会が機能してないなんてね」

上条「…てめぇがやったのか」

ステイル「いかにも!僕の名はステイル・マグヌス。その子を回収しに来たのさ」

上条「…」

ステイル「しかし本当に驚いた…なるべくなら傷つけずに回収するつもりだったんだが…まぁいい、その子を渡してもらおう」

上条「断る」

ステイル「…何だと?」

上条「このキズは…背中にある、つまりこれは逃げるコイツを卑怯にも後ろから狙ったというワケだ…」

ステイル「…フン、それがどうかしたのかい?」

上条「…ますますコイツはてめーには渡せねえッ!!」

上条「ブチのめす!!話はそれからだれ」ドン!

ステイル「あーあーあー…やれやれやれやれだ!!雑魚程粋がるものだねえ!」

ステイル「この町の学生には妙な力があると聞く…全力で叩きのめしてやろう…イノケンティウス!!」ズァッ!

上条「オラァッ!」ブン!

ステイル「ガードしろ!」

上条「!?コイツ…消しても消しても再生しやがる…」パキィン!

ステイル「ムウン!赤い鞭!(レッドバインド)」

上条「しまった…グハッ!」バゴン!

それからだれ→それからだ
大人はウソつきではないのです…間違いをするだけなのです。

上条「ぐっ…動けねえ」ギギギ

ステイル「ふん、そのままじっくりと焼け死んでもらうとしよう…インデックスは回収させてもらうよ」

上条(…なんだあの大量に貼ってある紙は、まさかあれでこの火の化け物を!?)

上条「ならばっ…」ギギギ

ステイル「…?ライター?何をするつもりだい」



上条「オラァッ!」ブン!

…ウーウーウーウー!
バシャアアアアアア!

ステイル「ほーほー…火をつけたライターを投げてスプリンクラーを作動させたか…だがねぇ!」

上条「フゥ…フゥ」ビシャビシャ

ステイル「このルーンはラミネート加工済みッ!!防水はバッチリだッッッ!!」


ステイル「ンッンー…残念だったね、もう打つ手なしってところだ…そのままドロドロのシチューとなるがいいッ!!」

上条「いや…」

ステイル「ん?」

上条「これが…これがいーんだぜこの状況が!!」

上条「オラァッ!」バシバシ

ステイル(レッドバインドを掴んで消した…!?やはりあの右手…だがッ!)

上条「ハァァァァ…」ダダダダダダ

ステイル「イノケンティウス!!焼き尽くせ!!」

ステイル「君が絶対不利ってことは変わりはないんだぜーッ!!突っ込んでくるか!」ゴオオオオオオオ

上条「オラァッッッ!!!」パッキィイイイイイ

ステイル「無駄だよ無駄ァ!すぐに再生すると言っている…何ィイイイイイイ!?」

ダダダダダダダダダ!

ステイル(イノケンティウスの中を突っ切ってきただとッ!?)

上条「…」ピタッ

ステイル(し、しまった!目の前に!!)

上条「オラオラァッ!」ドゴドゴッ!








ステイル「グブゥッ!!」ズザァー

上条「ふぅ…やれやれ、一着しかない制服がずぶ濡れになっちまったぜ」

ステイル(そっ…そうか、水をかぶって火がつかないようにして、あの右手を盾に突っ込んできたのか…無茶苦茶だッ!)

上条「…さっきおれのこと雑魚だとかぬかしたな、ワリにてめえはこんなパンチで立てなくなっちまってるが…」

ステイル「うっ…うっ!」グググ…

上条「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァッ!」ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ!!

ステイル「ぐががぐうぐわがぁーっ!!!!」ドッゴォオオオオオオン!

ズッシャア…

上条「やれやれ…火事の中から脱出した経験が役に立ったぜ…」

ドォーーーーzーーーーン

ステイル・マグヌス 再起不能


ステイル「………」ピクピク

上条「とりあえず赤髮の事はほっといてまずはコイツを診なきゃならんな…」

イン「………」ドクドクドク

上条「とりあえず応急手当てはしたが出血がヤバくなってきやがった…病院まで持つかどうかだぜ」

イン「………被術者の生命の危険を確認」

上条「…何だと?」

イン「早急な回復を遂行します、媒体となる術者を用意してください」

すいませェん…恐らくペンデックスの口調はガバガバです

上条「何だってんだ…これは奴が使ってた妙な術と関係あるのか」

イン「周囲の術者を確認、あなたでは媒体になりません、早急に別の術者を用意してください」

上条「とりあえずコレに従うしかねーようだな…さて、一番足がつかねーとこといえば…」

~とあるアパート~

小萌「むにゃむにゃ…どちらさまなのですー?」ガチャ

上条「よお」

小萌「うっ、うわ!上条ちゃんどうしたんですこんな時間に!まさか夜這い!?そっそんな…私たちは先生と生徒…」アタフタ

上条「落ち着け…ブシツケですまねーがそいつの指示に従ってくれ」

小萌「えっ、そいつって…うわあ!ひどい怪我なのです!一体コレは…!?」

イン「術者を確認、直ちに術式を展開します」パァアアア…

小萌「はわわわわわ…」ワタタタ

上条「頼んだぜ…こっちはまた面倒事がやってきたようだしな…」

???「…まさかステイルが完膚なきまでやられるなんて」

上条「おいでなすったか…」

神裂「我が名は神裂火織、インデックスの保護者…というところです。」

上条「ほーお?てめーのいう保護者ってのはガキの背中を撃つような奴のことをいうのか」

神裂「歩く教会が機能していなかったのを見抜けなかったのは私たちの責任です…しかしどんな手を使ってでも彼女を保護しなければなりません」

上条「…」

上条「わりーが保護すべきアイツにそんなことを言うてめーらなんて信用できねーぜ…おれが黙って返すようなタマに見えるか?」

神裂「…いいでしょう、ここでは被害が出ます。別の場所へ」

上条「…フン、おい!先生!」

小萌「はっ!はい!」

上条「ちょっとばかり出掛けてくる…なーに、すぐに済むぜ」

小萌(上条ちゃん…一体あなたは…)

~ひと気のない道路~

神裂「…ここでいいでしょう」

上条「やれやれ…タイガーバームガーデンにでも連れてかれるかと思ったが」

神裂「御託を並べるのはそこまでです…悪いが、眠っておいてもらう!」ジャキン

上条「…いいぜ、かかってきな」


上条(奴の得物は刀…にしては間合いが離れ過ぎている、何のつもりだ…)

神裂「…」スチャッ

上条「…!やべーぜ、何かくるッ!!」

神裂「七閃ッ!!」ヒュゥン!

上条「うぐっ!」シュン

ズパッ…ズズズズ…ズゥン

上条(信号機が切れやがった…なんて切れだ)

神裂(まさか今のを躱すとは…)

神裂「…次は外しません!食らえ、七閃ッ!」ヒュンヒュン

上条「ぐっ…」ダン、スタタタ

神裂「さぁ!どこまで避ける元気がありますか!」ヒュンヒュンヒュンヒュン

上条「…」サッ、ズサアッ

神裂(スタミナ切れで止まるときがあるはず…そこを狙うッ!)

上条「…ッ」ピタ…

神裂「…そこだ!食らいなさい!!」ビュゥン!!

神裂(このタイミング…!!必ず当てるッ!!!)

ビュウウウウウウン!

上条「…」




上条「なるほど…『観え』たぜ…」



神裂「…えっ?」

上条「…」スッ…

シャキイイイン!

神裂「ばっ馬鹿な!あんな小さな動作で七閃を躱したッ!?」

上条「どーやら細いワイヤーみてーなものを飛ばしてきてたみてーだな…軌跡を見抜くのはちと苦労したが」

神裂「しっ、七閃!!」ヒュンヒュンヒュンヒュン!

上条「無駄だぜ…観えてんなら当たりゃしねぇよ」サッ、スッ、サッ

神裂(嘘…こんなに早く動いてるワイヤーを補足することができるなんて…人間技じゃあないッ!!!)

上条「避け続けるのは性に合わないんでな…こちらも攻めさせてもらう…」


上条「ハァァァァ…」ダダダダダダ

神裂「…ッ!!!」

上条「オラァッ!」ドゴッ!

神裂「ぐっ!!」ゴギン

上条「もう一発…!?」

ブン!!

上条「ぐおっ!」サッ

神裂「はぁ…はぁ」ギラリ

上条「…遂に直接斬ってきやがったか」

上条「どーやら余裕が無くなってきちまったみてーだな…ン?そろそろ限界ってとこかな」

神裂「………」ギギギギギギ

上条「来な、やっつけてやるぜ」

神裂「「「調子にのってんじゃねーぞこのチンボコ野郎ッッッッッ!!!」」」

神裂「てめーに…てめーにあの子の何が分かるッ!!あの子を救えるのは私たちしかいねぇんだよォ!!」

上条「やれやれ…何だか言葉遣いが下品になってきてないか?」

神裂「黙れ!!貴様はここで…斬るッ!!」ジャキイーン!

上条「…ファイナルラウンドだ、かかってきやがれ」


上条(しかしおかしいぜ…さっきの殴りで骨がへし折れると思ったが少し浅い…ヒビが入った感触はあったが…)

上条(まさか…何かしらで身体の強化でもしてるってのか…)

神裂「ハァァァァ!!」

上条「…くるか!」

ガン!ガン!ジャキン!ガスッ!ガッガッ!

上条「オラッ!!オラオラァ!」

神裂(聖人の身体能力についてくる…しかも刀の横を拳で突いて弾くなんて、やはり化け物…しかし!)ギラ

上条「…!?急に間合いを」

神裂「ハァッ!」シュン!ブシュ!

上条「ぐっ!!…オラオラッ!!」ドゴドゴ

神裂「がふっ!!」ズサァ

上条「あけすけに距離を詰めてきてもミエミエだぜ…むしろリターンの方がデカかったんじゃねーか?」

神裂「…ッ!まだまだ!!」ズサァ

上条(何のつもりだ…こっちは額を軽く切られただけ…代わりにアイツは重いのを2発も食らってやがる)

神裂(どんな汚い手を使ってでも…彼女を取り戻すッ!!!)


ガンガン!ガキィン!ゴッガッ!

上条(…!!まさか…まさかコイツが狙いかクソッ!!)ガシガシガシ

神裂「…動きが鈍ってきたようですね」

上条(チクショウ…目に血が入って、前が見えねえッ!!)

神裂「隙だらけです…ハァッ!」ブウン

上条「うぐゥッ!!」ドゴン!

神裂「ここまでです…これで決める!!ハァアアアア!」ジャキィイイイイイイン!

上条「…はぁ、うぐっ!」ゼエゼエ

神裂(彼は倒れている…それに一時的に目が見えていない!)

神裂(彼女を救うなら…私は修羅にでもなってやる!!!!)

神裂「これで終わりだぁーーーーーーッ!」ブゥウウウウウン!!

上条「…」

…………………………ギンッ!



上条「………………オラァッッ!!」ガッギィイイイイイイイン!!!



神裂「………………ばかな」

神裂(私の全力の一撃を…目が見えていないのに……………拳で挟み込んで止めただとォーーーーーッ!?!?)





上条「オラッ!」グルン!

神裂「…しっ、しまった!」

神裂(刀が取り落とされーーーーー)


上条「…武装解除ってな」ガシイッ!


上条「オラッ!オラァーーーーッ!」ドゴドゴン!

神裂「ぐがっ!!がっふぅううう!!!」ズダガシイッ!

神裂「ぐぁ……がふっ………」コヒューコヒュー

神裂(駄目だっ…この位置の打撃は
息ができないッ!)

上条「…身体強化してても弱点は人とかわらねーようだな」スタスタ

神裂(うっ動けない…やられる!!)

上条「…」ギュッ…

神裂(クソッ!!クソッ!!クソッ!動けやぁあああ!!!ああぁぁぁ…ぁ…)

神裂(…ァ…ァ……………ごめんなさい、インデックス…………)

上条「…」クルッ

スタスタ…

神裂「…!?」

上条「制服がビシャビシャでボロボロだ…買い換えなきゃならねぇ、やれやれだ」

神裂「…げほっごほっ!なぜっ…ごほっ!トドメを刺さないのですッ!!」

上条「…」

上条「……あんな悲しそうな目で斬りかかられたせいだ、ブチのめす気がおきねーぜ…」

神裂「…!!そんな……」

神裂「私はッ…私は…覚悟したはずなのに…」ポロポロ…

上条「必死に言い聞かせてたみてーだが…自分でも納得できないところでもあるんじゃねーか?」

神裂「うう、ぐすっ…私は…!」ポロポロポロポロ

上条「…やれやれだぜ」

神裂「でも…」

上条「ン?」

神裂「なぜ、あの斬撃が見えたのです?目くらましは効いていたはずなのに…」

上条「…見えてなんかなかった」

神裂「…えっ!?」

上条「見えてなんかなかった…ただ拳を振らなきゃならん…そう感じただけだぜ」

神裂(まさか…!まさかこの男!『凄み』であの攻撃を察知したとでもいうのですか…!?そんな…)

神裂「…ふふふ」

上条「…」

神裂「負けです………私の、完全敗北です………」

神裂火織 敗北!

ドォーーーーzーーーーン



To be continued…



再開は例によって11時あたり?それではラリホー!

~小萌のアパート~

小萌「かっ、上条ちゃん!ボロボロじゃないですか!これは一体…」

上条「気にしなくていーぜ…それよりアイツはどうなった?」

小萌「あ…あの子なら指示に従って動いたら、不思議なんですが傷が閉じてしまいました…信じられません」

上条「…そうか、そいつはよかった」

小萌「それと…なにやらあの怖いお兄さんが上条ちゃんに用があると言って上がり込んでるんですが…」

上条「何だと?」

ステイル「…やあ、お邪魔してるよ」

上条「てめえは…」

ステイル「その様子だと神裂もやられてしまったようだな…信じられないね、聖人を倒すなんて…」

神裂「申しわけないです…ステイル」スッ

ステイル「気にするな、ボコボコにされたのは僕も同じだ」

小萌「わわっ!だれですこのナイスバディなお姉さんは!?」

神裂「あなたがインデックスを救ってくれたんですね…ありがとうございました」ペコリ

ステイル「僕からも礼を言う、すまなかったね」

小萌「え?え?私は何が何だか…」ワタワタ

上条「保護者が集まったようだな…それじゃ洗いざらい喋ってもらおーか」

~~~~~~~~~~~

小萌「完全記憶能力…!?この子にそんな力が…」

上条「にわかには信じられねーな」

ステイル「この街の学生も常識はずれの力を持っている…不思議なことじゃないさ」

神裂「でも、あまりの大量の記憶にはこの子の脳は耐えられません…そのために記憶のリセットが必要なのです」

小萌「それじゃあ…もう何回も…?」

神裂「ええ…」

ステイル「…彼女とどんなに思い出を作ってもその記憶はいずれ消えてしまう…だが僕らは彼女を救いたかった!そのためなら非情にもどんなことでもすると…」

上条「水を指すようだが…記憶のせいで脳内がパンク、あまり論理的じゃねーな」

神裂「えっ?」

ステイル「何だと…?」

小萌「わっ、私も聞いたことがあります!外国の完全記憶能力者で、普通に長生きしているケースもあるらしいですが…」

ステイル「そんな!上からはそうでもしないと彼女が死んでしまうと…」

神裂「まさか私たちが騙されていたとでも言うのですか!!」

上条「ま、それは専門家に聞かないとわからねーな…おや、てめーらの大切なヤツも何か言いたいことがあるみたいだぜ」

インデックス「…みんな」

ステイル「…!」

神裂「…起きていたのですね、インデックス」

ステイル「…すまない、僕はきみのためだと思って、ずっと…」

神裂「ステイル…」

イン「…ううん、もういいの」

ステイル「…!!」

神裂「えっ…?」

イン「さっきの話聞いてたんだよ、二人には私のためにとっても悲しい思いをさせちゃったんだね…ごめんなさい」

神裂「やめてください!私たちはあなたに酷いことを…記憶を…」

ステイル「そんなことを言われる資格は僕にはない…君を傷つけてしまった!」

イン「だからもういいの!私は今生きてるし…それに」

イン「私たちは元々は友達だったんでしょ?」

神裂「…」

ステイル「僕は…僕は」

イン「友達なんだよ!仲直りするのは当然かも!!ほーら握手握手!!」ギュッ

ステイル「すまない…すまないインデックス…!」ボロボロ

神裂「ごめんなさい…ごめんなさい」ポロポロ

小萌「…ぐすっ」

上条「やれやれ…こーいう雰囲気はニガテだぜ」

~病院~

カエル医者「…やはり記憶によるパンクは医学的に考えてもありえない。人間の脳はそれほど弱くできていないしね」

神裂「それじゃあ!記憶消去が必要ってことは…!」

カエル医者「恐らく、嘘を吹き込まれたみたいだね」

神裂「そっ、そんな!!」

ステイル「…クソッ!!僕たちがやってきたのは全部無駄だったってことなのかッ!!」ギリギリ

イン「かおり…ステイル…」

上条「…」

神裂「私はなんのために…」ワナワナ

ステイル「クソッ!!…くそっ…」ギギギ

上条「ハァー…」

上条「最初に言っとくが…」

神裂「…?」

上条「おれは説教ってやつが大キライだ…するのもされるのもな…てめーの考えを押し付けられるなんてヘドがでるぜ」

ステイル「なにを…言って」

上条「だがな、そこで悔しがってて何になる?」

ステイル「…!」

神裂「それは…」

上条「てめーらはあきらめたわけじゃねーんだろ?コイツを救うことを」

イン「とーま…!」

ステイル「…勿論だ!」

神裂「…私もです!」

上条「めんどくせえから簡潔にいうぜ…『絶望してる暇があったら行動しろ』そういうことだ…」

神裂「上条…当麻…」

ステイル「…君に言われなくとも!!インデックス!本当の…本当の意味で、君を救ってみせる!!」

神裂「はい…その通りです!!私たちが絶対にッ!!!」

イン「みんな…!」グスッ

上条「やれやれ…いい顔になったじゃねーか…おれも手を貸すぜ」

ステイル「おそらくインデックスには監視のため何かしらの術がかけられているッ!!」

神裂「まずはそれを取り除く!!ステイル!上条当麻!インデックス!用意はいいですか!?」

ステイル「ああ!当然だ!!」

インデックス「準備万端かも!」

上条「うん」

神裂「良しッ!では…」


行くぞ!!!!!!!

バアーーーzーーーーン!!


カエル医者「うん、病院内では静かにしてほしいね?」

~上条家~

ステイル「…」ジロジロ

上条「…」ジロジロ

神裂「…」ジロジロ

イン「…そんなに見られまくるとこわいかも」

ステイル「おかしい…!おそらくこのタイプの魔術にはルーン、首輪の役割をするマークがあるはずなのに…」

神裂「くまなく探していますがそれらしきものは…」

上条「いーや、まだ探していないところがあるぜ」

ステイル「何!?」

神裂「どこなんです!?」

上条「恐らく…自分自身じゃ見えねーところ、そこにあるハズだ」

神裂「見えないところ…!?まっ、まさか!そんな!いけませんいけません!そんな恥ずかしい場所!!!///」ブンブンブンブン

イン「うぅ…優しくしてほしいんだよ///」

ステイル「何だとォーーーーーーッ!?!?!?今すぐインデックスから離れろ上条当麻ァーーーーーーーッ!」

上条「…バカかてめーらは、おれが言ってるのは『口の中』ってことだ」

ステイル「口の中…!?」

神裂「なっ成る程!そこなら見つからないですね!!私もそう思ってました!!」ウンウン

上条「……おい、口をあけろ、噛むなよ」

イン「んがー」パカー

ステイル「…これは!」

神裂「ルーンの紋章!」

上条「おやおや…ビンゴってとこだな」

イン「へーへーほーまー、みひゅへたにょー?(ねーねーとうま、見つけたの?)」

上条「ツバとばすな…てめーの喉の奥だぜ」

ステイル「…よし!見つけたならやることは一つ!」

神裂「上条当麻!早く術式を消してくだ…」

上条「待ちな」

ステイル「…何だ?」

神裂「どうしたのです…?」

上条「コイツがケガをしたとき、なんやら妙な口調で喋っていた…恐らく意識がなかったみてーだ」

上条「しかもコイツ自身のためというよりも、まるで監視対象が死ぬと困る…そんな考えをもってるヤツが自分が消されると思ったらどーなると思う?」

神裂「…それは」

ステイル「まさか防衛魔術でも仕掛けてあるということか!?」

上条「その可能性は高いだろうな…それに」

神裂「それに?」

上条「この妙な術を解いたら、てめーらのいう『上』ってやつに歯向かうことになるんだぜ…?」

ステイル「…」

神裂「…後悔はありません」

神裂「私は彼女に救ってもらった…本当の意味で!こんどはこちらが救う番です!」

ステイル「…なにより彼女は大切な『友人』だ、上のことなど関係ない!!」

ステイル「これから行う行動に一切の後悔は無いッ!!」

イン「みんな…!」

上条「…グッド」

上条「いくぜ…てめーらも構えてろ!」

ステイル「ああ!」ゴオオ

神裂「準備はできています!」ジャキン

イン「みんな、気をつけて…」アグ

上条「ここだな…もう少しで…」

バヂィイイイイイイン!!

上条「ぐっ!?」

神裂「やはり来ましたか…」

自動書記「ーーーーーー術式への干渉を確認、攻撃者を排除します」バババババ

上条「くるぞ…!」

ドガガガガガガガ!!!

神裂「ハァッ!ぜぁっ!」ヂュインヂュィン!

上条「オラッ!オラオラオラ!」パキパキパキィン!

ステイル「これはっ…!これはまさか!『ヨハネのペン』!!」ボスボス

上条「オラァッ!なんだそいつは?」

神裂「10万3000冊の知識から敵の戦術を解析し…最適な対抗手段を持って対象を破壊する最高レベルの魔術!まさかこんなものが彼女に!!」

自動書記「…排除可能対象を発見、優先攻撃対象を変更します」ドシュウウウ!!

ステイル「しまった!!狙いはぼく…ぐはぁっ!!!!」ドゴン!

上条「….オイ!」

神裂「ステイルッ!今、助けに…」

ステイル「だっ、ダメだ神裂!余所見しては…」

神裂「ハッ…うぐぅ!!!」ズガン!!

自動書記「三人のうち二人の戦闘不能を確認、残りの対象を排除します」

上条「クソッ…てめーら大丈夫か!?」

神裂「平気…です、これしきのことで!!」グググ…

ステイル「…まだまだだッ!!上条当麻!!僕らが援護する!!彼女のもとへ!!!」ヨロヨロ

上条「…いくぜ!」ダダダダダダ!

自動書記「…戦闘状況を修正…突撃中の対象の排除を最優先にします」シュイーン

ドバババババババ!

神裂「ハァーーーーーッ…唯閃ッ!!!!!!」ズバァアアアアアン!!

ステイル「焼き尽くせッ!イノケンティウス!!!!」ゴォオオオオオオオン!!

上条「オラオラオラオラオラァ!」パキパキパキィン!

自動書記「警告…攻撃対象が接近中、対応を…」

上条「…今だ!!」

神裂「やっ、やった!!」

ステイル「もう少しで手が届ーーーーーー


ドゴン
ブシュッ


上条「…なん…だと?」ドグドグ

神裂「そんな…後ろから光弾が…?」

ステイル「まさか…あの姿見に魔術を反射させて!?」


自動書記「対応を完了…攻撃を継続します」

ステイル「駄目だっ、身を守れ!上条!」

上条「がはっ…ぐっ…」サッ

ズドドドドドドドン!!

上条「!?このパワー…」ガガガガガガン!

上条「うぐっ!!!」ドゴドゴドゴドゴ!

神裂「上条当麻ーーーーッ!!」

ボッゴォーーーーーーーン

ドサァ…

上条「……………」ドグドグッドグドグッ

自動書記「対象の一体の完全排除を確認…残存戦力残りわずかです」

ステイル「そ…そんな…がはっ!」ダン!

ステイル(くそっ…魔術の酷使とダメージでもう身体が動か…ない)ハーハー

神裂(だめです…私も、もう)ガグン

自動書記「情報を修正…残り二体の自壊を確認、対象三体を消去します」シュイイイイイイン…

ステイル「ここまで…ここまできたのにッ…!」

神裂「眼を…眼を、覚まして下さい…上条当麻…上条当麻ぁっっっっ!!!」

シュイイイイイイン…



ごんぎつね 完

それではラリホー


…………………………………

うわぁ!こっちによるな!

ううう…

あっちいけ!!不幸がうつるだろ!!

ううう…

かみじょうくんと遊んじゃだめっておかあさんが…

ううう…

あの子包丁で刺されたんですって!!やっぱりマトモじゃないわ!!

ううう…!ぼくは…ぼくは…


どうしたんだ当麻!一緒にキャッチボールでもしないか!?悩みがあるならとうさんに言ってみろ!

ウフフ、当麻さん…今日は当麻さんが大好きなカレーよ

とうさん…かあさん…ぼくは

なぜだ…なぜ熱が下がらないんだ!もう二週間も経っているのに!!

お医者さんも原因不明と…ああ、当麻さん…

今は…今は当麻を見守るしかない…



…………………………ぼくは

ぜんぶぜんぶこの右手のせいだ…………

神さまが与えた最悪の不幸…………

この手のせいでぼくはいつもひとりぼっち……………

おとうさんにもおかあさんにもめいわくばかりかけて……………

ぼくは生きてちゃいけない存在なのか……………



…………おかしくないか?

なんでぼくがこんな思いをしなくちゃならないんだ…?…………………


なんでだ…なんでだなんでだ!!これはぼくの人生だッ!!この右手ごときにブチ壊されてたまるか!!ちくしょうちくしょうちくしょう!!!!!!

右手の引き寄せる不幸…こんなチンケなことにぼくは負けたりしない!!

そんなくだらない幻想ぼくが…!ぼくが…!

…このおれがッ!!

「この『左手』でブチのめしてやるッ!!!!!!!」


上条当麻はこれから50日間失う意識の中で…自分に黄金の精神、そして新たなる力を感じていた…………


………………………


上条「………」ピクッ


漏れのチンポ「……」ピクッ

自動書記「充填完了…聖ジョージの聖域を発動します」キィイイイイイン………

ステイル「もはや…これまでか」

神裂「そんな…………」

スタスタ…

ザッ

神裂「………!!!!まさか…まさか!そんなことって………」



上条「………」ドドドドドドドドドドドドドドド




ステイル「上条…当麻ッ!!!!!!」

上条「すまねーな…ちと、寝ちまった」ドクドク

神裂(ひどいケガ…立っているのもやっとのはず!彼は…なぜこんなにも…)

自動書記「…!対象の再起を確認、予定範囲外です、ただちに対処法を検索………………『竜王の殺息』を行使します」

上条「…」

ステイル「ドッ…ドラゴンブレスだとッ!?まずい!!」

神裂(竜王の殺息…聖ジョージの聖域から発生した空間の亀裂から放たれる巨大な光の柱…いくら上条当麻といえどあの右手の能力だけでは立ち向かえないッ!!)

神裂「だめですッ!せめて…逃げてください!!上条当麻ッ!!」

シュイイイイイイイイイン

自動書記「構築を完了…発動しま」

上条「…おい」


上条「この上条当麻は…いわゆる不良のレッテルを貼られている」

自動書記「…?」

上条「ケンカの相手を必要以上にブチのめし、いまだ病院から出てこれねえヤツもいる…イバルだけで能なしなんで、気合を入れてやった教師はもう2度と学校へ来ねえ」

ステイル「…何を」

上条「料金以下のマズイめしを食わせるレストランには、代金を払わねーなんてのはしょっちゅうよ…」

上条「てめーにいっても分からねーと思うがな…こんなおれにも、はき気のする「悪」はわかる!!「悪」とは、身勝手な目的のためだけに弱者をふみつけるやつのことだ!!」

上条「ましてや子供を!!あ~ん?てめえがやったのはそれだ!!おめーの力は、被害者自身にも、どんな奴の手にも負えねえ…だが」ザンッ

自動書記「…充填完了、『竜王の殺息』を直ちに行使します!」

ヒュッ…

ズゴオオオオオオオオオオオオオン!!!

上条「…おれが裁く!!」ピシッ

上条「ハァーーーーー………」ググ…

ステイル「まさか…両手で!?止めろ!左半身が吹き飛ぶぞォーーーッ!」

自動書記「左右のブレ、0%…目標を完全に破壊できます」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ



上条「…………オラァーーーーッ!!!」ゴッ!


…………パッキィイイイイイイイイン!!!


ステイル「何…だと」

神裂「左手で…!?」

自動書記「……!?」

上条「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!!!」ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ

上条「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァッ!!!」ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ

上条「オラララララ!裁くのはッ!!」

上条「おれの拳だーーーーーーッ!!」ドッゴォーーーーーーーーーン??

ステイル「ドラゴンブレスを…拳のラッシュで」

神裂「すべて…打ち消した…?」

自動書記「竜王の殺息…消滅、理解の範疇を超えています、理解不能理解不能理解不能理解不能理解不能理解不能!!!」

上条「…よお」ズイッ

自動書記「あっ」

パキィン

自動書記「あっ…あっ…」

インデックス「あっ…あっ…とうま…みんな…」

上条「やれやれだ…戻ってこれたみてーだな…ッ!」ガクッ

神裂(信じられない…まさかこんな力が彼に…)

ステイル(…やったぞ!これですべて…………!?あれはッ!!)

ハラ…ハラ…

ステイル「…駄目だ!!!上だ!!上条当麻ーーーーーーーッ!!!!!!」

上条「……………」




………………………………………………


もう名前は幻想殺し(イマジンブレイカー)じゃなくて幻想殺し(スタープラチナ)でおk

明日で第3部 完!
ラリホる

蛙似「ドラァ!」

>>264
蛙似「俺の顔がゲコ太みてぇだと~ッ!!」

……………………………………

インデックス「…はっ!」ガバッ!

カエル医者「やあ、おはよう。目が覚めたみたいだね?」

イン「…ここは?」

カエル医者「病院さ、話によると一度元の意識が戻った後、気絶してしまったみたいだね」

カエル「安心していい、ケガもないし脳にも問題なかったよ」

イン「…そうだ!みんな、みんなは!?とうまたちはどうなったの!?」

カエル医者「…あっちの病室だよ」

イン「みんな!とうまーっ!」タタタ

……………………………

イン「…はっ!」ガバッ

カエル医者「やあ、目が覚めたみたいだね?」

イン「ここは…」

カエル医者「病院だよ、話によると一度元の意識を戻した後、気絶してしまったみたいだね」

イン「みんな…とうま…」

カエル医者「安心していい…ケガはないし、脳にも異常はないようだね」

イン「みんなは…とうまたちはどうなったの!?」

カエル医者「……あっちの病室だよ」

イン「…みんな!とうまーっ!」タタタタ

連投すいませェん…

ガラッ!

イン「はぁ…はぁ…」

ステイル「…!インデックス!目が覚めたのか…」

神裂「よかった…」

イン「かおり…ステイル、無事だったんだね!!」

イン「…あれ、とうまは?」

ステイル「彼は…」

神裂「…ベッドの上です」


イン「とうま………?」


上条「………………」


イン「こんなひどいけが…ごめんねとうま!私のせいで…」

上条「………」

イン「…とうま?」




上条「誰だ?てめーは」



イン「…えっ?」

ステイル「…」

神裂「…」

イン「…そんな、わたしなんだよ…インデックスだよ!!」

上条「……」

イン「そんな…まさか!魔術の影響で記憶が!?」

ステイル「……」グググ…

神裂「……」プルプル

イン「そんな!そんなのってひどいよ!わたしのわたしのせいでうぅぅぅ…うわああああ!!」ボロボロ

上条「しらねーな…」

上条「おれの知ってるヤツは…」

イン「…うっ!…うっ…」


上条「もっと笑顔で飯に意地汚いうっとーしいガキだったはずだが?」


イン「………………………!!!」


ステイル「…くっ!ふふふっ!」

神裂「上条当麻…あなたも性格が悪いですね、ふふふ…」

イン「とうま…!覚えていてくれたんだね!!とうま!とうまーーーッ!!うわあああああああん!!」ダキッ

上条「うっとおしい…ケガ人にひっつくんじゃねーぜ」

イン「とうまぁ…とうまぁーー!!」グリグリ

神裂「改めて…上条当麻、今回は本当にありがとうございました…何てお礼したらいいか…」

ステイル「…………」

上条「…よくよく考えたらおれは巻き込まれただけじゃねーか、自分の境遇にビックリだぜ」

神裂「…本当に、本当にすみません!私たちもあなたにお詫びしなければ…」

上条「詫びはいい…そんなことより」

神裂「えっ?」

上条「この責任とってくれんだろーな?ン?」ズィッ

神裂(…!まさか!////)

神裂「だっダメです!上条当麻!!あなたは恩人ですが…身体を捧げるなんて…仮にも私は性人で…!///////」カーッ

上条「…何いってんだ、おれが言ってんのは病院代と制服代のことだぜ」

神裂「…!はっ、はい!!それはもちろん!!私もそのつもりでした…!!」シュン

上条(…やれやれ、コイツもか!!)

ステイル「すまないね…神裂は禁欲生活のせいで若干貞操観念がバカになっているんだ」

神裂「あ゛っ゛?゛」ギロリ

イン「聖人失格かも」

神裂「」

ステイル「さて…ぼくから一つ最後の頼みがある」

上条「…」

ステイル「この先…インデックスを君の元で保護して欲しいんだ…」

イン「…えっ!?わたしがとうまと暮らすってこと!?」


ステイル「今回の件で上にはいつも以上に目をつけられてしまうだろう…だがこの学園都市なら奴らもそうそう干渉することはできない…それに」

ステイル「インデックスを護ることができるのは君しかいない!!今回の戦いでそう思ったんだ…」

イン「…ステイル」

上条「…こんな不幸のオンパレードな男にガキを預けるってのか?」

ステイル「図々しい頼みだとは分かっている…!だが彼女のためなんだ!頼む!!」ガバッ

神裂(ステイルが他人に頭を下げるなんて…)

上条「…やれやれ、大怪我して制服をボロボロにさらたあげくゴクツブシが増えるってのか…」

イン「」ガーン

ステイル「…」

上条「………コイツの生活費はてめーらが払えよ」

イン「…!とうま!!」

ステイル「すまない…!感謝する!!」

神裂(ふふふ…変わりましたね、ステイル…)

神裂「最後に…最後に聞きたいのです、今更になってしまいますが…なぜこの子や私たちのためにここまでしてくれたのです…?」

ステイル「…上条」

インデックス「とーま…」

上条「…」





上条「さあな…そこんとこなんだが、おれにもようわからん…」

バァーーーーーーzーーーーーン!

~数日後~

イン「ふんふんふーん?とうまとおっかいものー!!」スキップスキップ

上条「はしゃぐな、こけるぞ」

イン「だってとうまが作ってくれた服ってとっても可愛いんだもん!テンション上がらずにはいられないかも!!」ランラン

上条「あの修道服だと目立つだろ…それに雑誌を見てテキトーに作っただけだ」

イン「それにしてもびっくりしたんだよ!まさかとうまは左手も同じ能力があるなんて…片手だけじゃなかったの?」

上条「コイツか…これはおれがガキのころに高熱をだしてブッ倒れて、目が覚めたときにはこの力が左手にもあった…何のせいかサッパリわからねーが」

イン「へぇ~」

上条「ま、コイツのおかげで腐ってたガキのころとはオサラバできたんでな…その点については誰だか知らんが感謝してるぜ」

イン「なるほど…その左手にとうまは『立ち向かう意思』をもらったってわけなんだね!」

上条「そんなご大層なモンじゃねぇ…つーかおれはガキ相手に何の話をしてんだ…」

イン「立ち向かう意思…英語にするとSTAND…スタンド…スタンド!」

イン「つまりその左手はとうまの『スタンド』なんだね!」

上条「……フン、とっとと買い物を終わらせるぞ」スタスタ

イン「あっ!待ってよとうま!とうま、とうまーっ!!」タタタタ…



…………………………………………

神裂「だっダメです!!あなたは恩人ですが…身体を捧げるなんて…仮にも私は性人で…!///////」カーッ

ぼく「」ドクン

~学園都市、某所~

???「…」

????「なァ…」

???「実験まで残り一分です、準備をしてください」

????「…だからよォ~」

???「時間がありません、完結にお願いしますとミサカは急かします」

????「もうやめようって言ってんじゃねーッスか、女の子を殴って気持ちがいいわけねーだろ…変態じゃねーんだぜおれはよォ~」

???「実験の停止は不可能です、それにこの時点で9996回目が終了しているはずなのに被検体のたび重なる逃走のため、第7回の実験にとどまってしまっていますとミサカは長々と説明します」

????「受けてぇわけがねーだろーよぉ~このグレートにクレイジーな実験は勝手にてめーらが設定したんだぜェ…」

???「…時間になりました、第8回実験を開始しますとミサカはスルーします」ガチャン

????「だーっ!ロボットかてめーらはよ!ちくしょォ~」

???「…このシマウマ野郎」

????「…………アァ?」

???「このシマウマ野郎と言ったのですとミサカは用意しておいたセリフを…!?」



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

????「…てめー今俺の服のことなんったァ?」



To be continued…?

終わった!第一部完!!!
続くと思うかも!

俺の目ン玉がうさぎさンみてェーだとォ~ッ!!

???「…てめェ今俺の服のことなンつったァ?」

セロリっぽくするならこうかな?

はじめかたみちゆき
一方通行

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年08月13日 (水) 02:16:08   ID: Q79MNtEj

嫌いじゃないわ

2 :  SS好きの774さん   2014年08月18日 (月) 23:00:18   ID: s3CJe1Ux

嫌いだわ

3 :  SS好きの774さん   2014年12月23日 (火) 18:07:27   ID: zMVV5nEP

あほか

4 :  SS好きの774さん   2015年01月21日 (水) 04:18:12   ID: QTrg8fYm

#2#3 おまえらこれよりおもろいやつかけんのかよww

5 :  SS好きの774さん   2015年03月15日 (日) 20:42:30   ID: ST9SiNMt

※4絶対に無理だよなwwwww

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