一方通行「なンで俺が765プロのプロデューサーなンかに…」 (566)

一方通行×アイマスには先駆者様がいらっしゃいますがそんなことは関係無えということでちょいちょい投稿していこうかと思います

アイマスについてはニワカレベルなので矛盾点があったときに教えてくだされば幸いです

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1407591005

ーーー序章ーーー

季節は春。暑くも寒くも無い、人肌には丁度心地よい風が吹いている。

太陽が沈み始めているのを見ると、夕方であるというのが伺えるだろう。

春のそよ風を受けた一方通行が目を覚ました。

一方通行「…一体どォいうことだよ…」

一方通行(ここは…公園かァ? しっかしなンで俺はベンチで寝てるンだか…)

一方通行(首のチョーカーが無ェだとォ…!?だったらなンで俺は動けンだァ!? それに打ち止めは!? 番外個体は!?)

???「…キミィ!! 大丈夫かね!? 」

一方通行「あァ?? 」

???(…この顔つきは…!! ティンと来たぞ!!!)

???「キミィ、名前は? 」

一方通行「一方通行だけどよォ…学園都市に住ンでるってのに知らねェのかァ? 」

高木「ふむ、アクセラレータ君か。私は高木という者でね。765プロという事務所の社長をやっているんだよ」

高木(学園都市…?? 筑波の研究学園都市のことなら知ってはいるが…)

一方通行「はァ…でェ? そンな社長様が俺になンの用だァ? 」

高木「君、うちのアイドルをプロデュースしてみないかね? 」

一方通行「…あのよォ、おっさン。それは俺が誰かって知ってて言ってやがンのかァ? 学園都市最強のLevel5だぜェ? 学園都市に住ンでるってのに世間知らず過ぎねェかァ? 」

高木「…ふむ、君はここがどこか理解しているのかね? 」

一方通行「…あァ? 」

高木「ここは学園都市なんかじゃないよ? それに、少なくとも日本にある学園都市には最強もLevel5もへったくれも無いと思うがね? 」

一方通行(学園都市…じゃねェだとォ?)

一方通行「…じゃァ聞くがよォ、おっさンは超能力って知ってっかァ? 」

高木「ふむ、超能力かね。超能力が実現すれば世の中はもっと楽しくなりそうだとは思うがね」

一方通行(…ダメだこりゃァ…遂に妹達を殺し過ぎたバチでも当たっちまって異世界か何かに吹っ飛ばされちまったのかァ?)

一方通行(非現実的だが、現にチョーカー無しでも活動ができるってこたァ…あり得ねェことでは無ェかもしれねェ…)

高木「…何かワケありということかね? 君が嫌なら強要はしないが…」

一方通行「…イイぜェ…やってやンよォ!! 」

高木「おお、本当かね!? 」

一方通行「あァ」

一方通行(何れにせよ、ここで止まってちゃァ何も進まねェからなァ…どォやら演算自体はできるよォだし、能力がありゃァ死ぬことはねェだろォな)

高木「では早速着いて来たまえ! 今から君を765プロへと案内しよう!! 」

一方通行「あァ」

一方通行(しっかしまァ…杖が無くても歩けるってのは便利だなァ)

一方通行(…俺が着ていた長袖のシャツが夏服の黒地に白模様のウルトラマンの半袖に変わってたのが気に入らねェが…)

年がら年中ウルトラマンシャツを着用していた一方通行が何を言っているのだろうか。

今となってはその指摘をする者は誰も居ない。

高木「ただいま君たち!! 新しいプロデューサーを連れて来たぞ!! 」

小鳥「あら、社長、おかえりなさい…って新しいプロデューサー!? どんな方ですか!? イケメンですか!? 」

律子「もう、小鳥さんったら…って新しいプロデューサー!? 」

一方通行「…やめときゃよかったぜェ…」

高木「まあまあ落ち着きたまえ君たち。新しいプロデューサーの一方通行君だ!! 」

一方通行「なンつうか…よろしくゥ…」

律子「あっ、よろしくお願いします、プロデューサーの秋月律子です…ってアクセラレータっていうのは偽名ですよね? 」

小鳥「事務員の音無小鳥です…いくら白髪赤目の外国人さんだとしてもアクセラレータって名前の人は…」

一方通行「…昔から親にも友達にもアクセラレータって呼ばれて生きてきたからよォ…本名がわからねェンだ…」

律子「そうですか…」

律子(それはいくらなんでも無理がありすぎじゃない!? どんな家庭環境なのよ!? 自分の名前を知らないのに今までどうやって生きてきたのよ!?)

小鳥(でも…なかなかイケメンですね! アルビノ美青年とか最高!!)ハァハァ

高木(ナイスフォローだよ一方通行君!! いやあ流石私がティンと来ただけはあるね!!)

一方通行「…つーかよォ、ここにはアイドルってのは居ないンですかァ? 」

律子「ああ、アイドルたちはみんな帰りましたよ? 」

一方通行「…おっさン」

高木「おっと、睨まないでくれよ一方通行君。とりあえず今日はうちの先任プロデューサーの律子君と事務員の音無君に顔を見せに来ただけなんだからね? 」

一方通行「ケッ…そォいうのは一気に終わらせちまった方が楽なンだがなァ…」

高木「まあまあそう言わずに、ね? 律子君は明日から彼の指導を頼んでいいかね? 」

律子「は、はい!! わかりました!! 」

高木「ありがとう律子君。じゃあ一方通行君、私が君の家へ連れて行ってあげよう」

一方通行「あァ?俺に家なンか無ェはずだが…」

高木「…一方通行君。私はね、これでも社長なんだがね? 」

一方通行「…それがどォした? 」

高木「私にはコネがあってね。いざとなれば戸籍だろうがなんだろうが作らせることができるんだよ。私がティンと来た人間が戸籍無しだったら困るからね。だから私がいざという時のために空白の戸籍を作っておいたんだよ」

一方通行(コイツ…ただのおっさンじゃねェのか…)

一方通行「…ンじゃまァ…世話になるぜェ…」

高木「うむ、素直でよろしい」

一方通行(結局あのおっさンは俺をマンションに送った後、765プロのアイドルメンバーの名簿を渡して帰りやがった)

一方通行「ったく、なンでこンなめンどくせェことに…」

ベッドに腰掛けた一方通行は机の上の物体に気付いた。

一方通行「…なンだァ?通帳と…保険証? それにパスポートと免許証かァ? 」

一方通行「オイオイ俺は車なンざ運転したことなンてねェぞ? 知識はあるけどよォ…ペーパードライバー歴50年ぐれェの耄碌ジジイよりもひでェだろォな…」

一方通行「名前は…鈴科百合男…22歳…百合なんて男につける名前じゃねェだろォが…いやまァ百合子とかじゃなくてよかったけどよォ…」

一方通行「貯金は…50万か。まァありがてェな」

一方通行「…名簿でも見るか」

困った時の高木社長です( ^ω^)

一方通行「元アイドルの秋月律子…天海春香…我那覇響…双子の双海亜美と真美…ロリじゃねェか!!!!! 」

一方通行「くかきけこかかきくけききこかかきくここくけけけこきくかくけけこかくけきかこけききくくくききかきくこくくけくかきくこけくけくきくきくきこきかかかーーーーー!!!!!!! いいねいいね最っ高だねェ!!! 」

一方通行「しかも2人とも元気で自由奔放だとォ!? 打ち止めみてェなもンじゃねェか!!!! …ッ! 」

一方通行「……打ち止めか……打ち止めの代わりなンて居ねェはずなのによォ…俺はなンてことを…」

打ち止めを冒涜していると自覚し、急に賢者タイムに入った一方通行。

一方通行「…双海姉妹がロリだからって興奮し過ぎちまったなァ…」ピンポーン

一方通行「あァ? 誰だ? 」

インターホンが鳴ったので、一方通行が玄関のドアを開けると、そこには眼鏡をかけた好青年の姿があった。

???「あのぉ…ものすごく申し訳ないんですけど、夜なんで少し静かにしてもらってもよろしいでしょうか…」

一方通行「あァ、すンませン…」

中学生はBBAじゃないんですか!?

一方通行「…あァ? 」

一方通行は部屋の窓から差し込む朝日と原因不明の頭痛によるハーモニーによって目覚めた。

一方通行「…ここはどこだァ? 」

一方通行(…あァ、そォいえば765プロのプロデューサーになるンだったか…)

いつもは打ち止めが馬乗りになって起こしに来てくれるので少し寂しさを感じる一方通行。

一方通行「ったく、夢ならよかったンだけどなァ…」

一方通行(…妙に頭が痛ェな…なンでだ?)

一方通行が体をを起こして部屋を見渡すと、そこには散らかった大量の酒類の缶とカーペットがしかれた床に倒れている眼鏡の好青年の姿があった。

一方通行(…俺…酒飲ンだらホモになっちまったのかァ?)

やよいはどうなんだろうか

>>16 ほ、ほら、亜美真美は中1だから…ギリ小学生じゃないか…



一方通行(…とりあえずベクトル操作でアルコールを飛ばして…後はコイツを起こすか…)

一方通行「…起きてくださァい…」

???「んん…鈴科さぁん、僕はPって言うんれすよぉ…」

一方通行(P? ………あァ、思い出しちまったァ…)

一方通行(確かうるせェってクレーム付けて来たコイツと歓迎会的な感じで酒を飲ンだ覚えが…)

P「…あれ? ここはどこだ? 」

一方通行「…おはよォございますゥゥゥゥ!!!! 」

P「うわあああああああ!!!! 目が覚めたら目の前にマジキチスマイルの白髪野郎が居たああああああ!!! 」

一方通行「……めちゃくちゃムカつくけどそれはとにかく、お前は仕事とか大丈夫なのかァ? 」

P「…ってああああ!!! もう7:30!?早く駅に行かないと!!! ありがとな!! 鈴科さん!!! 」

一方通行「…あァ」

一方通行(全く、うるせェってクレーム付けて来た張本人が騒いでどォすンだよ…)

P「ああぁ…缶を片付けないと…」

一方通行「…いいからさっさと行けよォ…俺が片付けといてやるよ…」

P「ありがとうございます鈴科様ぁ!!! じゃあ行ってきまぁす!!! 」

一方通行(…俺とPってやつはいつの間に仲良くなったンだァ?)

>>1
メ欄にsaga推奨

書き溜めが少なすぎてオワタ( ^ω^)

また書き溜めて来ます…

>>18 一方通行「う"っう"ー!! 双海姉妹にしか目が行ってないンですよォー!! 」

>>20 すっかり忘れてました…次からは気をつけます

一方通行「圧縮圧縮ゥ!!ビール缶とチューハイ缶を圧縮ゥ!!! 」

一方通行「すげェな俺。あっという間に部屋中の缶が10cm四方の塊になっちまったぜェ」

片付けを終え、何故かクローゼットに掛かってあったスーツを着た一方通行はマンションから出た。

一方通行「ンじゃまァ…久しぶりに全速力で走りますかァ…」

一方通行は地面を蹴ると、ベクトル操作で重力と地面を蹴った時に発生したベクトルを全て推進力へ変えた。

一方通行「おォおォすげェなオイ!! 時速100kmは出てンじゃねェか!? 」

一方通行(杖で歩くのにも苦労してたのが嘘みてェだ…)

全盛期の力を取り戻して調子に乗った一方通行は人目につく場所でも高速移動してしまったので、後に都市伝説の一つとなったそうだ。

怪人、白い新幹線男!! だそうだ。

一方通行「おはよォございまァすゥ」

3分ほどで765プロの事務所に着いた一方通行は若干気の抜けた声で挨拶をした。

律子「おはようございまーす…って、ど、どうしたんですか!? そんなに汗もかいて…」

小鳥「…まさか朝からそういうコトを…」

一方通行「…いや、走ってきただけだァ…あとそこのBBAは後で血液逆流の刑なァ」

小鳥「なっ!! レディに向かってBBAは無いでしょ!!! 」

一方通行「少なくともBL漫画を読みながら仕事をしてンのはレディとは言わねェよ」

律子「…小鳥さん? 」

小鳥「い、いやあ、そんなことするわけ無いじゃ無いですかぁ!! やだなぁ2人ともっ!! 」

一方通行「あァ…久しぶりに疲れちまったァ…」

小鳥「無視!? 無視なんですか!? 」

律子「日頃の行いです…」

小鳥「少なくとも一方通行君は関係無いですよねそれ!? 」

一方通行「あ、今日から俺は鈴科百合男だからなァ」

律子「えっ、でも昨日…」

小鳥「アクセラレータって…」

一方通行「鈴!!科!!百!!合!!男!! だからなァ!! 」

律鳥「「はっ、はいい!!! 」」

saga忘れとった…



「「「「「「おはようございます!!! 」」」」」

今のところ仕事が無い一方通行がソファで寛いでいると、765プロの小さなドアから少女たちの声が聞こえた。

律子「ありゃ、今日は大人数で来たの? 」

小鳥「いつもはバラバラに来るのに珍しいですね…」

一方通行「…へェ…」

一方通行(亜美真美亜美真美亜美真美亜美真美亜美真美亜美真美亜美真美亜美真美…)

春香「あれ? そちらの白い方は? ってわああぁーーーっと!!! 」

一方通行(今こけたバカはァ…天海春香…高校生か…)

一方通行(中学生はギリギリの許容範囲だが高校生はな、BBAなンだよ!! BBAに白い人呼ばわりされたかねェ!!!)

律子「ああ、彼は新入りプロデューサーのアクc…鈴科君よ」

一方通行「…鈴科だァ。よろしくゥ」

春香「は、はい!!よろしくお願いします!! 」

春香(なんだか怖い人だなぁ…)

うわあああああん!!!また付け忘れたよおおおお!!!!



響「なんだなんだ? 新しいプロデューサーかー? 」

一方通行(我那覇響。見た目はどちらかとロリだが、高校生は高校生だ。失格)

あずさ「あらあら~、じゃあ歓迎会しなくっちゃね~」

一方通行(三浦あずさ。論外だァ。胸に無駄な脂肪付けやがって。失格)

伊織「ふーん、あんたが新入り? 」

一方通行「…そォだ。」

伊織「感じ悪いわね…まっ、せいぜいこれから私のことをお姫様として崇めなさいよ? 」

一方通行(水瀬伊織…ダメだァ。ロリっちゃロリだが純粋じゃねェ…失格)

一方通行「…えェ…正直めんどくせェ…」

伊織「なんですって!? 」

一方通行「おっと、ついつい本音が出ちまったァ…」

伊織「ムキイイイィィィィ!!!! あんたムカつくやつね!!! 」

一方通行「褒めて頂き光栄ですゥ、お姫様ァ」

伊織「…新堂、排除して欲しい人間が居るんだけど」

千早「水瀬さん、やりすぎよ」

一方通行(如月千早。貧乳ってことだけが唯一のアドバンテージ。しかし高校生。失格)

一方通行「…1人1人挨拶すンのはめんどくせェから社長が来た時でいいかァ? 」

千早「え、えぇ、いいと思いますけど…」

一方通行「じゃァ寝る」

「「「「「「…えっ? 」」」」」」

一方通行(肝心の亜美真美が居ねェじゃねェかクソが!!!)

一方通行「…えェ…正直めんどくせェ…」

伊織「なんですって!? 」

一方通行「おっと、ついつい本音が出ちまったァ…」

伊織「ムキイイイィィィィ!!!! あんたムカつくやつね!!! 」

一方通行「褒めて頂き光栄ですゥ、お姫様ァ」

伊織「…新堂、排除して欲しい人間が居るんだけど」

千早「水瀬さん、やりすぎよ」

一方通行(如月千早。貧乳ってことだけが唯一のアドバンテージ。しかし高校生。失格)

一方通行「…1人1人挨拶すンのはめんどくせェから社長が来た時でいいかァ? 」

千早「え、えぇ、いいと思いますけど…」

一方通行「じゃァ寝る」

「「「「「「…えっ? 」」」」」」

一方通行(肝心の亜美真美が居ねェじゃねェかクソが!!!)

結局、社長と亜美真美などが全員揃うまで一方通行がソファから動くことはなかった。

寝床を取られてキレた美希が一方通行に枕を投げると、その枕が美希の顔面に跳ね返ったので、アイドル一同は驚愕した。

おかげで一方通行は消しゴムやシャーペン、お盆などが何度も投げられては反射するハメになった。

流石に固い物はアイドルたちの体には当てなかったが…。

新しいプロデューサーにはスタンドが居るなどと噂されるようになった。

スタンドが居るとしても危ない絵柄だったので、見かねた律子はアイドルたちを止めに入ったそうだ。

律子「鈴科さんが虐められてるのかと思いましたよ」

亜美「白い人すご→い!!! 全部跳ね返したの→? 」

真美「間違いないYO!! 私が見てたんだからね→!! 」

一方通行(幸せだァ…)

その時の一方通行の顔は千早が通報しそうになるレベルだったらしい。

モバなら小学生居たのに……。

すまない、現在夏風邪による高熱で死にそうなんだ

一応明日も書くからとりあえず寝ます…

申し訳ありません…

>>36 モバは知らないんだ…すまない


長くなるなら酉付けた方がいいよ

なかなか寝付けない…

>>40 個人的にPCよりも執筆スピードが早いiPhoneで書いてるんですが、酉がうまくつけられないんですよ…

♯でいいんでしたっけ?

寝ると言ったな、あれは嘘だ
と言うことでもう少し頑張ります…



高木「では改めて紹介しよう、今回新しくプロデューサーに就いてくれた鈴科百合男君だ」

一方通行「えー、鈴科です。よろしくゥ」

春香(怖い人…)

やよい(うっうー!! うさぎさんみたいな人ですー!!)

千早(…いつか性犯罪者になるわねこの人)

あずさ(うふふ~、意外とかっこいいんじゃないかしら~)

響(うぅ、なんだかこの人苦手なんだぞー…)

美希(…今度ソファを奪ったら許さないの!)

伊織(…コイツ、ムカつくし強面な顔なのに何かカリスマっていうか…知性って言うのかしら? そんなのを感じるわ…)

亜美(面白い人が入ってきたZE☆)

真美(うぅ…意外と好みかもしれないのが悔しいYO…)

真(あーあー、僕より細いじゃんかー!! まるでもやしみたいじゃん!!)

雪歩(う、うちのお父さんよりも怖いかもしれないですぅー!!)

貴音(……何かを隠していらっしゃる様子ですね…)

一方通行(あァ、なンつーかコイツらの考えてることが人目でわかるわ)

誤字があったので修正

高木「では改めて紹介しよう、今回新しくプロデューサーに就いてくれた鈴科百合男君だ」

一方通行「えー、鈴科です。よろしくゥ」

春香(怖い人…)

やよい(うっうー!! うさぎさんみたいな人ですー!!)

千早(…いつか性犯罪者になるわねこの人)

あずさ(うふふ~、意外とかっこいいんじゃないかしら~)

響(うぅ、なんだかこの人苦手なんだぞー…)

美希(…今度ソファを奪ったら許さないの!)

伊織(…コイツ、ムカつくし強面な顔なのに何かカリスマっていうか…知性って言うのかしら? そんなのを感じるわ…)

亜美(面白い人が入ってきたZE☆)

真美(うぅ…意外と好みかもしれないのが悔しいYO…)

真(あーあー、僕より細いじゃんかー!! まるでもやしみたいじゃん!!)

雪歩(う、うちのお父さんよりも怖いかもしれないですぅー!!)

貴音(……何かを隠していらっしゃる様子ですね…)

一方通行(あァ、なンつーかコイツらの考えてることが一目でわかるわ)

「「「「「「よろしくお願いしまーす!!!! 」」」」」」

一方通行「あァ、よろしく」

高木「さて、鈴科君の発表が終わったところで、実は今日はもう一人、新入り君が来てくれるんだがね? 」

「「「「「「えーーーーっ!!?? 」」」」」」

一方通行(…なンか嫌な予感が…)

高木「入って来たまえ、P君」

P「お、おはようございまーす…」

一方通行「…やっぱりお前かァ…」

P「え!? 鈴科さん!? どうしてここに!? 」

高木「おや、2人は知り合いなのかね? 」ニヤニヤ

一方通行(コイツ…仕組ンでやがったな!!)

一方通行「…昨日はよくも酒を飲ませてくれたなァ? 」

P「あれは鈴科さんもノリノリだったじゃないですか!! 責任転嫁しないでくださいよ!? 」

一方通行「おかげで朝起きたらホモになっちまったかと思ったぜェ…」

小鳥「酒!? ホモ!? やったー!!! 」

高木「…P君の紹介を続けていいかね? 」

決してホモスレにはしませんので悪しからず(´・ω・` )



当然、Pの方がアイドルたちには人気があった。

ぶっきらぼうな一方通行よりも明るくてエネルギッシュなPに着いて行きたいと思うのは当然のことであろう。

しかし、一方通行にも着いて来るアイドルたちは居た。

やよい、千早、真美、真の4人である。

やよい「なんだかうさぎさんみたいでかわいいですー!! 」

千早「…変態だけど、歌に関してはプロに見えるのよ…」

一方通行(黒歴史を掘り返すんじゃねェ)

一方通行は打ち止めを魔術の歌で助けたことを思い出した。

実際、声のベクトルを操作すればどんな声でも出せるので歌に関しては無敵であるとは言えるだろう。

真美「なんだか面白そうなうさぎさんだったからだYO!! 」

一方通行(うさぎキャラを定着させンじゃねェ)

真「鈴科プロデューサーはもやし過ぎます!!! 僕が鍛えてあげますよ!! 」

一方通行「…もやしはやめろォ…」

一方通行(そォいえば筋肉が落ちてやがる…暗部から抜けてたからかァ?)

伊織「あっれー?自分の予想以上に着いて来てくれたから嬉しいのー? 鈴科プロデューサーさん? 」

一方通行「…うるせェぞこの天津飯。太陽拳でも使ってみたらどォだァ? 新感覚アイドルって売れるンじゃねェの? 」

伊織「私は禿げてないし3つも目は付いてないわよ!! 」

高木「ふむ、では高槻君、如月君、真美君、菊池君は鈴科君。あとの8人は律子君とP君に任せようか」

「「「「「「えーーー!? 」」」」」」

律子「社長!! 私とPプロデューサーの2人でならともかくいくらなんでも新入りの彼1人では荷が重過ぎます!! 」

高木「鈴科君なら簡単にやり遂げられそうだがね? 」

一方通行「円周率を10万桁程度なら暗記できるぐらいには賢いぜェ? 」

律子「それはすごいけどそれとこれとは別です!!! 問題のベクトルが違います!!! 」

貴音「10万桁…」

一方通行「ベクトル? ベクトルなら超得意分野だぜェ…? 」

律子「…もういいです、やよいたちがいいなら…」

やよい「うっうー!! 私は大歓迎ですぅー!! 」

千早「私は歌えれば誰でも…」

真美「わ、私はこのうさぎさんがいいかな→って…」

一方通行「うさぎはやめろ」

亜美「真美…なんかいつもと違うんだYO…」

真「僕は鈴科プロデューサーを鍛えないといけませんしね!! 」

今度こそ寝ます…申し訳ありません

重複していることに今気づいたのでこちらじゃない方のスレのhtml化依頼を出しておきました…

あぁ、これじゃ寝る寝る詐欺だよ…熱が高過ぎたら眠れないもんだね…とりあえず書き溜めを投稿しときます

「「はあ(ァ)…」」

一方通行とPは同時にため息をついた。

何故かと言えば、それは765プロのアイドルたちの宣材写真に問題があったからだ。

一方通行「…センスのカケラも無ェな…」

P「伊織のデコを光らすわ亜美真美には猿の格好をさせるわ…一体何考えてんだ? 」

高木「…ウルトラマンシャツの鈴科君にセンスを指摘されるのは地味に傷付くよ…」

一方通行「…なンだとォ!! 」

律子「新しい衣装が来ましたよー!!! 」

「「「「「「わーーー!!! 」」」」」」

一方通行がキレかかった瞬間に律子が事務所に入って来た。
それも大きな荷物を引っ張って。

アイドルたちは新衣装に夢中である。

一方通行「…そンなもン買うなら先に宣材写真をどォにかした方がいいンじゃないですかねェ…」

P「そうだな、今すぐ撮りに行こう!!! 」

律子「ちょ、ちょっと!! この衣装買った矢先にそれは無理ですよ!! そんなことしたら確実に赤字に…」

一方通行「なァ、律子さンよォ…」

律子「な、何ですか!? 」

一方通行「仕事がゼロの状態で765プロが潰れて行くのを見ているか、宣材写真のために多少出資して仕事を増やして765プロを存続させるか…どっちがいいかわかるよなァ? 」

伊織「!? 」

伊織(やっぱりあいつは適当そうに見えて意外と周りを見ているのね…っていうか気づかない律子の方が重症かしら…)

律子「…仕方ないですね、撮りに行きましょうか…」

伊織(ま、常人ならそう判断するわよねー)

ーー写真スタジオ

あずさ「あらあら~、ちょっとこれは大胆すぎないかしら~? 」

亜美「おぉ→!! あずさお姉ちゃんおっとな→!! 」

真美「めっちゃ似合ってるYO!! 」

やよい「あずささん…綺麗ですぅー!! 」

P「よく似合ってると思いますよ? 」

あずさ「あ、あらあら~」

一方通行(…ケッ、巨乳は要らねェ…)

伊織「…あんた、あずさの胸見てなんで険しい顔してんの? 」

一方通行「…巨乳はなァ、ダメなんだよ…貧乳こそが至高だァ」

伊織「…今のはセクハラで訴えていいのかしら? 」

一方通行「すンませンした!! 」

伊織「まったく…」

真美「ねーねーうさぎさん!! 」

亜美「兄ちゃん!! 」

やよい「私たち似合ってますかー? 」

伊織「…どうかしら? 」

一方通行「あァ? 」

P「うん? 」

一方通行とPが声がした方を振り向くと、そこには偽乳を入れ、ケバすぎる化粧を施し同じくケバすぎる服を着たどこかハワイアン風味のある4人の姿があった。

一方通行「……ふっざけンじゃねェェぞォォォォ!!!!!!! 」

「「「「「「」」」」」」ビクゥ

一方通行の怒声に、スタジオの全員が固まり、緊迫した空気が流れる。

いつも元気な双海姉妹が泣き出しそうな顔をするほどである。

一方通行「お前らァァ!!! 自分のどこが魅力かわかってンのかァァ!? 言ってみやがれェェェ!!! 」

P「す、鈴科さん、流石に怒りすぎでは…」

律子「鈴科さん…」

亜美「わ、わかんないよぉ…そんなこと…」

一方通行「当然だァァ!!! ナルシストじゃねェ限りそンなことはわからねェ!!! 」

伊織「だ、だったらなんで…」

一方通行「いいかァ!? アイドルってのはなァァ!! 普段通りのキャラが一番魅力的なンだよォ!!!! 特に亜美と真美とやよい!!! 元気なキャラのお前たちは特にそれが顕著に現れンだ!!! 」

「「「ひ、ひぃっ!! 」」」

一方通行「……悪ィ、怒鳴り過ぎちまったァ…とにかく、お前ら4人はいつも通りの服に着替えて来い。俺はお前たちの邪魔にならないように撮影が終わるまで外で待ってるからな」

やよい「そ、そんな! 邪魔だなんて!! 」

一方通行「じゃァなンでお前の足は震えてンだァ? 」

やよい「…あっ」

一方通行「そォいうことだ。俺が出ている間は俺の愚痴を吐こうが悪態を吐こうが好きにしろ。その代わり絶対に自然体で撮影を受けろ」

一方通行「後、俺に嫌気が差したならいつでも俺から離れてくれて構わねェ。怒鳴り過ぎちまったのは俺だしなァ」

一方通行「じゃァな」

律子「あっ! 鈴科さん!! ちょっと!! 」

P(…不器用な伝え方ではあるが、確かに間違ってはいないな…)

千早(自然体に…)

今だに熱が下がらないけどせっかくの休みなのでちょいちょい書いていこうと思います(´・ω・` )



一方通行「ったく、ド素人がァ…」

一方通行(……あァ? 俺は一体何を言ってンだァ? 俺もド素人じゃねェか)

一方通行(自分でもわけわかンねェが、何故か自然に言葉が出て来やがったァ…)

一方通行「…精神系能力者か何かに操られてンのか? 俺ェ…」

一方通行「それとも三下の説教癖がうつっちまったのかァ? 」

一方通行「…そォいえば三下…魔神とやらと一緒に居たが…どォなっちまったンだァ? 」

一方通行「わざわざ分かり易い攻撃してまで勝ちを譲ってやったのによォ…結局、魔神を守ろうとするあのバカの考えは分からず終いだったじゃねェか…」

一方通行「…いや待てよ、そういや俺はどのタイミングでこっちに来ちまったンだァ? 」

一方通行(確か…雪の上で寝っ転がってたら妹達の総体が現れた時かァ?)

真美「う、うさぎさん!! 撮影終わったよ→? 」

一方通行「だからうさぎはやめろと…まァいい、わざわざ呼びに来てくれたのかァ? 」

真美「…確かにあの時のうさぎさんは怖かったYO…それでも、うさぎさんは何も間違ったことは言ってなかったし、むしろ真美たちのためになったし…」

真美「だから…その…ありがとう…」

一方通行「……ハッ、俺も甘くなっちまったもンだ」

一方通行(悪党の美学がどォのこォの言ってたのが恥ずかしくなってくるぜェ…)

一方通行「俺も子供相手に大人気なく怒鳴っちまったんだ、すまなかったなァ」

真美「む→! 真美は子供じゃないYO!! 」

一方通行「むしろ子供のままで居て下さいお願いします」

真美「…うさぎさんってロリコン? 」

一方通行(結局、なンだかンだで綺麗に収まっちまった)

一方通行(あの4人とは謝り合いになるわ千早にお礼を言われるわ美希に睨まれるわで散々だったぜェ…)

一方通行(ナチュラルに名前であいつらを呼んじまったから名前呼びも強制されちまったしなァ)

一方通行「幸せなのかそォじゃねェのかよくわかんねェ…」

???「痛え!!! 」

仕事を終えた一方通行が帰路についていると、一方通行の肩に誰かが衝突、反射されてしまった。

一方通行「ンだァ? 新種の自殺志望者かァ? 」

???「違うわ!! ったく…顔が傷ついたらどうしてくれんだよ…」

一方通行(コイツ…確かジュピターの天ヶ瀬冬馬…だったかァ?)

冬馬「…お前、765プロに新しく配属されたプロデューサーか? 」

一方通行「…まァな」

一方通行(やけに情報が早ェな…)

冬馬「…俺を怪我させてジュピターの活動を止めさせようとしてんのか? 」

一方通行「…バカじゃねェの? なンでわざわざ大御所の961プロにケンカ売りに行かなきゃなンねェンだよ」

冬馬「…ふん」

一方通行「それに、今のを監視カメラで見たとしてもお前が当たり屋になってるよォにしか見えねェよ」

冬馬「そんな…確かに俺はお前に…」

一方通行「ンじゃまァ俺は帰るからなァ。なンなら961プロお得意の権力で監視カメラでも見せてもらったらどォだ? 」

冬馬「…もういい」

一方通行「…あァそォ」

一方通行と961プロの出会いはある意味最悪の形となった。

ーーー初遠征?ーーー

律子「みんな!! 明日から旅行行くわよ旅行!! 」

「「「「「「旅行!? 」」」」」」

P「律子…旅行じゃなくてライブイベントな…」

律子「どうせ遠いところ行くんだからそんなに変わらないわよ!!! 」

アイドルたちの女々しい声が事務所に充満する中、一方通行は若干不機嫌だった。

一方通行「…俺が居ねェとこの仕事取れなかったのによォ…なンであたかもお前1人で取ってきたみてェなことになってンだァ…? 」

P「…その、なんだ、いろいろすまん」

一方通行「何のためにお前の交渉に着いて行ったと思ってんだ…俺が相手を凝視して威圧したおかげでこの仕事をもらえたンだぞ…」

P「…やってることがヤクザと同じじゃないか…」

一方通行「世の中な、カリスマ性ってのが必要なンだよォ」

律子「さっき自分で威圧って言いませんでしたっけ…」

イベント当日、アイドルたちを乗せた車は山沿いの道路を走っている。

P「…それにしても…鈴科プロデューサーは大丈夫なんだろうか…」

律子「『なンとかする』とは言ってましたけど…無理やりでもこの車に乗れば良かったのに」

亜美「流石にそれは狭いYO…」

真美「ま、あのうさぎさんならホントになんとかなるんじゃな→い? 」

伊織「…今頃鳥みたいに飛んでたりしてんじゃないの?…」

千早「空飛ぶ変態…ダメね、ありえないわ、いろんな意味で」

貴音(あの方ならもしや…面妖な)

美希「美希的にはどうでもいいの…」

ーーお空

一方通行「いいねいいねェ!!! 最っ高だねェェ!!! 」

一方通行「俺だけ空を飛んで経費を浮かせる…完璧じゃねェかよォ…」

一方通行「おっと、バードストライクならぬヒューマンストライクにならねェよォにしねェとな」

一方通行「俺より飛行機の方が危険だがなァ…」

一方さんがロリコンって設定懐かしいな
今はホモ扱いが多いから

ヤバイ、中学生の時に書いてた痛い小説の展開みたいになってきたから修正しないと

心配をかけてしまって申し訳ありません
ようやく熱が下がって参りましたので今から書いていこうかと思います

>>77 一方通行は永遠のロリコンだと信じてますから…

律子「着いたーーー!!!! 」

「「「「「「……」」」」」」

目的地に着いたにも関わらずテンションがだだ下がりのアイドルたち。

確かに今時の子が田舎に来ても喜べないのはある意味当然であろうが…。

職員「お忙しい中わざわざ来ていただいてありがとうございます! 」

P「あ、いえいえこちらこそありがとうございます」

亜美「…なんか予想とは違ってたね→」

真美「…それは言っちゃダメなんだYO…」

響「あれ? あそこに居るのって鈴科プロデューサーじゃないかー? 」

春香「…なんでひたすらシャベルで地面の穴を埋めているんですか? 」

千早「も、もしかしてあの大きな穴の中に幼児の死体でも埋まってるんじゃない…かしら」

雪歩「ひ、ひいっ!! 怖いですぅー!! 」

伊織「…流石にそんなに堂々と犯罪をするわけないでしょうが…」

一方通行「ったく、着地にミスっちまったぜェ…」ペタペタ

職員(あの男の人がものすごいスピードで落ちて来たせいでクレーターができたから慌ててシャベルを渡したんだけど…一体なんだったんだ…)

みなさんの優しさに涙が出そうです…(´・ω・` )



律子「…鈴科プロデューサー? 何をしていらっしゃるんですか? 」

一方通行「お、おォ!? もォ着いてやがったのかァ!? 」

律子「…みんなはすでにステージの準備に入ったり昼食を作ったりしてますが…それで一体何を? 」

P「あれ? 鈴科さんはもう来てたのか? …ってそのシャベルと穴は…」

一方通行「…さっきここでジャンプしたら地盤沈下したンですゥ…」(大嘘)

律子「…へぇ…そうなんですか」

P「そういえば鈴科さんはどうやってここまで来たんだ? 」

一方通行「じ、自費で始発の電車に乗ってきたンですよォ」(大嘘)

律子「経費で落とせばいいのに…」

一方通行「ほ、ホラ、予算がもったいないじゃないですかァ!! 」

P「そこまで無理しなくても…まあ俺と律子もみんなの手伝いをしてくるからそれが終わったら鈴科さんも来てくれよ? 」

一方通行「りょ、了解ですゥ! 」

一方通行(どもり過ぎじゃねェか…)

「「では後で~」」

一方通行「ンじゃまァ…」

一方通行は周囲を見渡すと、誰も居ないことを確認した。

一方通行「本気出すとすっかァ…! 」

一方通行が土のグラウンドの地面を蹴ると、グラウンドが地震の様に揺れ始めた。

厳密に言えば、地面の表面が揺れ始めた、だ。

一方通行(グラウンドの表面を削り取って穴を埋めるってのは無理があったかァ?)

一方通行「ま、自転のベクトルを操作するよりは楽かァ」

一方通行(…ちょっとだけグラウンドが周りよりも低くなっちまったけど大丈夫だよなァ…?)

一方通行がベクトルみじん切りで玉ねぎを木っ端微塵にしたりベクトルおにぎりという名の1cm四方ぐらいの圧縮おにぎりを作ったりなどいろいろあったが、なんとかライブ会場をセッティングすることができた。

そしてライブ直前…。

雪歩「うぅー…緊張しますぅー…」

真「大丈夫だって!! リハーサルでもちゃんと出来てたじゃん!! 」

P「そうだぞ雪歩。お前ならちゃんとやれるさ! 」

春香「そうだよ雪歩ちゃん!! みんなで一緒ならできるよ!! 」

雪歩「そ、そうだよねっ!! みんなと一緒なら男の人だって…」

雪歩が観客席を覗くと、そこには顔面に刺青を入れた金髪で白衣を着た男と暗視スコープを付けた軍隊の様な服に包まれた男が3人、ついでに大きな犬も居た。

雪歩「ひっ、ひいいぃぃぃぃ!!! やっぱり無理ですうぅぅぅ!!! 」

真「あっ!! ちょっと雪歩!!! 」

P「俺が追いかけて来るよ!!! 」

春香「お願いします!!! 」

軍人っぽい男「木原さん、今あの子が木原さんの顔を見た瞬間に逃げて行きませんでしたか? 」

木原「あぁ? そりゃテメェらがそんな格好してるからだろうが」

軍人っぽい男「失礼な!! これは我々サバゲチーム、猟犬部隊にとっての正装ですよ!? 」

木原「なんでわざわざこんなイベントにまで着て来やがんだあぁぁぁ!!! 」

一方通行「ったくよォ…一応あいつらに声でも掛けとくかァ…」

雪歩「うわあぁっ!!!! 」

一方通行「あァン? 」

一方通行の目には地面に転んでいる雪歩が映った。

雪歩「ご、ごめんなさいいぃ!! ってひっ!! 」

一方通行「慌てンな俺にぶつかったら危ねェから気をつけろそして思い出したようにビビンじゃねェ! 」

雪歩「う、あぅ…」

一方通行「…何かあったのかァ? 」

雪歩「いっ、いえ!! 何も!! 」

一方通行「嘘ついてンじゃねぇぞ。それぐれェ目を見たらわかる」

雪歩「…」

一方通行「もうすぐでライブだろォが。俺はお前のプロデューサーじゃねェが、相談になら乗れるぜェ? 」

雪歩「…実は…」

一方通行「はァ…金髪で刺青を入れた男と武装した男、それに犬が居たから怖かったと…」

雪歩「うぅ…ごめんなさいぃぃ…」

一方通行「…これは昔話なんだけどよォ…」

雪歩「…え? 」

一方通行「俺は大切な人の親族に殺されかけたことがある」

雪歩「…はい? 」

一方通行「そいつには爆弾が仕掛けられててなァ。俺を殺せば助かるが、俺を殺せなければそいつ自身が爆弾でドカンというわけだァ」

一方通行「当然、俺は迷った。素直に殺されてやるべきか。それともそいつの自滅を待つべきか」

一方通行「前者は大切な人が居るから無理。後者も大切な人の親族だからありえねェ」

一方通行「…なァ雪歩…世界で一番怖いのって何かわかるかァ? 」

雪歩「…死ぬ…ことですか? 」

一方通行「ハズレだァ」

雪歩「じゃあ一体…」

一方通行「答えはな、大切な人を失うってことだ」

一方通行「自分が死ンだら死ンだで悲しみなンか感じねェけどよォ、大切な人が死ンだら何もかも失っちまうもンだ」

一方通行「生きる希望、目標、やる気、生きてる意味、人間関係も何もかもな」

雪歩「…」

一方通行「だがなァ、逆に言えばそれ以外は何も怖がることなンかねェってことだ」

一方通行「大切な人を失うってのはな、何も死なせちまうってことだけじゃねェ」

一方通行「大切な人が悲しみで立ち直れなくなるのも同じだ」

一方通行「俺のさっきの話の場合は奇跡的になンとかなったがよォ、普通は奇跡なンか起きやしねェ」

一方通行「だから大切な人を守るってことだけを真剣にやり通せ」

一方通行「今回の場合はみンなのためにライブを成功させるってことだなァ」

一方通行「みンなのためならなンでもできるだろォ? 例え厳ついおっさんが居ても怖い犬が居ても関係ねェはずだ」

一方通行「人間はなァ、誰かのためならなンでもできるもンだ」

一方通行「…後はわかったなァ? 」

雪歩「鈴科プロデューサー…」

一方通行「ほらほらァ!! みンなが待ってンぞォ!! 」

雪歩「はっ、はいいぃ!!! ありがとうございましたあぁぁ!!! 」

P「鈴科さん…」

一方通行「…わざわざ待ってねェでこっちに来たらよかったじゃねェか」

P「いい雰囲気だったからな、そんなことはしないよ」

一方通行「…そォかい」

P「鈴科さんはさ、なんでそんなにフォローが上手なんだ? 俺と同じ素人とは思えないよ…」

一方通行「…わっかンねェよそンなこたァ」

P「…そうか」

P「でもさ、鈴科さんがアイドルのことを人一倍気にかけているっていうのはよくわかるよ」

一方通行「…そォだな」







一方通行「プロデューサーってのも…案外悪くねェかもしれねェな」





結局、今回のライブは大成功であった。

男性や犬に対して怖がっていた雪歩はそれを克服し、見事にライブを成功させた。

よほど盛り上がったのか、会場の観客席からの歓声が絶えることはなかった。

一方通行にとっては自分がプロデュースしているアイドルでない雪歩が活躍するというのはあまりよろしくないことではあったかもしれないが、それでも一方通行は素直に嬉しいと感じていた。

高木「私も行きたかったよ…」

小鳥「…ほら、電話鳴ってますよ社長」

高木「ああ、すまない…もしもし? 」

今は事務所に居ないプロデューサーの代わりに事務の仕事をやらされている社長であった。

今後の方針ですが…

アイマス本編の話には禁書キャラを小ネタ程度にとどめて、がっつり出す予定はありませんが、このssの根幹に関わる話の際には出させてもらいます

一応このような方針で行きたいのですがよろしいでしょうか?

そうですね…

では自分のやりたいようにやらせていただきます

変なこと聞いて申し訳ありませんでした

ーーーメイド通行ーーー

ゲロD「だから今日は、バーって、ズガーン!! って感じで頼むよ? 」

「「「「は、はぁ…」」」」

一方通行(…何言ってやがンだコイツ)

ゲロゲロキッチンという番組の収録スタジオに来た765プロの春香、千早、貴音、響は雑過ぎるディレクターの説明に呆然とする。

ゲロD「あぁ、それと君たちプロデューサー2人なんだけどね? なかなか面白いって評判が良くてね~、せっかくだから彼女たちのチームに1人ずつ入ってもらっていいかな? 」

P?一方「…えっ? 」

アイドル4人「えっ? 」

ゲロD「確か~…P君だったかな? は春香ちゃんたちの方に。鈴科君は響ちゃんの方に入ってもらおうか? 」

P「ちょっ、ちょっとそれは!! 」

一方通行「どォいうことだァ!!! 」

ゲロD「今回やってくれたら…次も贔屓しちゃおっかな~? 」

一方通行「…クソがァ…」

P「…やるしかないのか…」

春香「ぷ、プロデューサーさん!! そんなのでいいんですか!? 鈴科プロデューサーも!! 」

P「…まあ、なんとかなるさ」

一方通行「そォだなァ…」

ゲロD「よし!! じゃあ早速この衣装に着替えてくれよ!! 」

そう言うとディレクターはPに春香と千早と同じコックの衣装。一方通行には………………………響と貴音とお揃いのメイド服を渡した。

一方通行「」

響「す、鈴科プロデューサー…www、ドンマイなんだぞwwwwwwww」

貴音「…なんと面妖な…」

P「鈴科さん…」

春香「鈴科プロデューサーwwwwww」

千早「……くっwww」

一方通行「……………………………ちくしょォ…」

カエル「今日もゲロゲロキッチンが始まるんだね? 」

カエル「今回のゲストは765プロのアイドルだ」

カエル「サプライズゲストとしてプロデューサー2人も飛び入り参加してもらったんだね? 」

春香「天海春香です!! 」

千早「…如月千早です…w」

P「プロデューサーのPです」

響「はいさーい!! 我那覇響なんだぞ!! 」

貴音「四条貴音でございます…」

一方通行「……………同じくプロデューサーの鈴科です」

全員「「「「「「wwwwwwwwwwwwww」」」」」」

千早「ちょっ…wwww、鈴科プロデューサーwwww」

カエル「ふむ、なんでメイド服を着たんだね? 放送事故レベルだよ? 」

一方通行(あのカエル…冥土帰しの喋り方に似てやがるから余計ムカつくぜェ…)

少しゲロゲロキッチンのルールを確認した上でつづきを書きますので時間が空きます

っていうか遅筆だからそんなに変わらん気が…

>>103
これ>>1が書いたのか?

>>104 描きましたよ久しぶりに…

ダメだ、一方通行はどうにも苦手だ

>ダメだ、一方通行はどうにも苦手だ

絵自体が苦手の間違いじゃないだろうか

>>106 それを言っちゃおしm…
悔しいな
何か本気で描いて打ち砕かれてみようかな

一方通行(…とにかく、今日はアイドルたちよりも目立たねェよォにしねェと…つーかもォ手遅れか…)

カエル「じゃあまずはボーナスファイトなんだね? 」

カエル「レディー、Go!!! 」

変な流れを作ってしまって申し訳ありません

では投稿再開します



カエルの合図と共に、ボーナスファイト要員の千早と響が走り出す。

千早「っ…」

響「てやああああああ!!! 」

しかし、響が先にフラッグにたどり着いた。

響「取ったゲローーー!!!!! 」

千早「わあっ!! 」

千早は最後に発泡スチロールの海に顔から転んでしまった。

千早「…痛たたた…」

カメラマン「…」

千早がしばらく四つん這い状態でぐったりしていると、カメラマンが後ろからカメラを回してきた。

千早のパンチラを狙うこのカメラマンは死ぬべきである。

千早「……っ!! 」

一方通行(…嫌な野郎だ)

一方通行「あァーすみませン、できればそォいうのはやめていただきたいンですが…」

一方通行がカメラマンに近づこうとすると、カメラマンの手が猛スピードで一方通行の首を捉えた。

"反射の壁さえも越えて"。

春香「きゃあっ!! 」

P「鈴科さん!!! 」

一方通行の体は次第に持ち上げられていく。

一方通行「っ! …一体何者だテメェ」









カメラマン「ハハッ、第1位ってのはここまでなまっちょろいモンだったのか? 」















一方通行「…ハッ、その耳に残りやがる声はクソメルヘンかァ」








垣根「なんだよ、俺には"垣根帝督"って素晴らしい名前があるんだぜ? 」

一方通行「そォかクソメルヘン。わかったから早く俺の首から手を離しやがれ」

垣根「残念ながら、それはたった今できなくなったな」

一方通行「…P!!! 早くそいつら連れて逃げろォ!!!!! ここはなンとかする!!! 」

P「そ、それじゃあ鈴科さんが…」

貴音「…」

響「そ、そうだぞ!! 鈴科プロデューサーを置いていくわけには…」

一方通行「俺が危ないンじゃねェ!!! お前らが危ねェンだ!!! 」

そう言うと一方通行は右手にベクトルを収束させ、首を絞めている垣根の右腕を叩き斬った。

垣根「うがああああああ!!!! 」

春香「ひ、ひいっ!!! 」

千早「鈴…科…プロデューサー? 」

一方通行「早くしろォォォ!!! 」

P「わ、わかった!!! 」

Pはアイドルたちを連れてスタジオの外へ駆け出した。

体が自由になった一方通行が周りを見渡すと、スタジオ、スタッフが全てドロドロの白い物体へと変わっていた。

垣根「なんちゃってなぁ!!! 」

垣根はそう言うと、右手を自らの未元物質で再生させた。

一方通行「…相変わらずめンどくせェ野郎だ」

一方通行(何故だ!! 何故コイツがここに居やがるンだ!!!)

一方通行(確かに俺はコイツを倒したはずじゃねェか!!! どォして…)

垣根「なんでここに居るんだお前は、って顔してやがんな? 」

一方通行「今俺がここにいるこの状況自体が異例なンでな。わかンねェのは当然に決まってンだろォが」

垣根「ふん、まあいい」

垣根「この前さ、テメェの実験のモルモットたちの1人に話しかけられたんだよな、俺」

一方通行「…妹達か」

垣根「確か妹達の総体? とか言ってたけどよぉ、いきなり俺をここに飛ばしやがったんだぜ? あの人を殺してくださいって言われてなぁ!! 」

一方通行「ッ!! 」

垣根が白い翼を展開し、一方通行に突撃する。

垣根「よくわかんねえが、今まで殺してきた自分たちを置いて遊び呆けてんのが気に食わねえそうだ。よかったなぁ? 感情が無えモルモットに殺されるほど執着されてよぉ!!! 」

一方通行(好きで来たわけじゃねェっつーの。それにしてもなンだァ? 総体ってそこまでできンのかァ?)

一方通行「…よくわかンねェが、とりあえず解析終わったぞ」

一方通行がそう言った瞬間、垣根の体がスタジオの壁に穴を作った。

一方通行(前とは演算パターンが違ってやがったがァ…俺が殺したやつとは別人なのかァ?)

一方通行(それに、最初に戦った時と同じ考え方じゃねェかコイツ。未元物質だからって反射を破れるのは俺が解析してねェ一回だけに決まってンじゃねェか)

一方通行「…それによォ、精神攻撃ならもっと上手にやりやがれェ」

垣根「…ハッ、バカ言うなよ」

外に吹き飛ばされたにも関わらずすぐに壁の穴からスタジオに入ってきた垣根。

一方通行「俺は妹達たちに恨まれてよォが殺意を覚えられてよォが気にしてねェンだよ」

一方通行「つまり、俺には妹達関連の精神攻撃は無駄ってことだァ」

垣根「…クソが」

一方通行(コイツアホ決定。カマかけただけに決まってンだろォが)

一方通行(まァ妹達関連で煽られてもなンとも思わねェのは本当だがな)

一方通行(つまり、妹達は関係ねェのか…じゃあ誰だァ?)

垣根「じゃあ誰がここに送ったのかわからねえみてぇな顔してやがんな? 」

一方通行「テメェは人の顔を見る才能でもあンのかよ!! 」

垣根「情報料は俺の命だ!!! さあかかってこいよ!!! 」

一方通行が上等だァァァ!!!と言おうとした瞬間、一方通行と垣根はスタジオの扉を開けようとする人の気配と集団足音を感じた。

それが警察たちのものだと悟った一方通行と垣根は、今どうするべきかを必死に考えた。

一方通行はプロデューサーという立場上、メディアに晒されたり犯罪者となってはいけないと考えた。

垣根は裏で処理した本物のスタッフたちを元に未元物質で人形を作り出し、スタジオをも未元物質で作ってゲロゲロキッチンという番組を成立させたのはいいが、殺人罪などで逃げ続ける生活はなんだかんだで面倒だと考えた。

そして憎み合っている双方の意見が珍しく一致した。











逃げる、だ。









「「うわあああああああああああ!!!!!! 」」

一方通行は黒翼を展開すると垣根を抱え、垣根は一方通行と自分の周りに光を乱反射させる未元物質を散布した。

警察がスタジオに入って来た瞬間、2人は乱反射による白い光を放ちながら飛び立った。

ここまでの時間は僅か1秒である。

しかし、都会の空を堂々と音速を超えたスピードで飛んだので爆音が発生、それに気づいた人が動画を撮って投稿したことによって新たな都市伝説が生まれましたとさ。

なんかここまで書いててつまらなく感じてきたんだけど…読んでくれてる人って居るのかな…

うぅ、ちょっとしか書けてないけど話の展開全く思いつかないのでまた明日来ます…

時間が出来たので投下



ーー765プロ 事務所

一方通行「…散々な目に遭ったぜェ…」ゼェゼェ

垣根「全くだ…」ゼェゼェ

結局、2人はこれ以上目立たないために765プロの事務所のあるビルの屋上に降り立った。

一方通行「…テメェが騒ぎを起こすから」

垣根「俺のせいかよ!!! 」

一方通行「明らかにそォじゃねェか!!! 」

垣根「ぐぅぅ…」

一方通行「後処理とか能力の言い訳とかどォすンだ!!! 特にメルヘン物質製のスタジオとテメェがメルヘン人形のために殺したスタッフ!!!! ここは学園都市じゃねェンだぞ!! 」

垣根「……てへぺろ☆」

一方通行「うぜええええェェェェェ!!! 」

一方通行「だいたいよォ!!! ここで俺を殺したってアレイスターとの直接交渉権なンて得られやしねェ!!! そもそも帰り方わかンねェ!!! っていうかどォやってここに来たンだテメェは!!! 」

垣根「…いやー俺にもわからねえ…だってスクールのアジトで寝て目覚めたらここだったし…」

一方通行(…やっぱりコイツ、グループ時代の俺に殺される前のやつか)

一方通行(そォいえばスタジオのスタッフもコイツ自身の体も含めて何故か1人ずつしか動けてなかったから、まだ未元物質の個別駆動も出来ねェンだな)

※一応カメラマンだけは垣根の本体でした。

垣根「それにしても…お前がアイドルのプロデューサーかぁ…似合わねえな」

一方通行「…心配するな、自覚はある」

「「HAHAHAHAHAHAHAHA☆」」

一方通行「じゃねェよ!!! なンで俺を殺しに来たンだよ!! おかげで散々じゃねェか!!!!! 」

垣根「いや…なんつうか? 将来一方通行を倒すための予行練習みたいな? 予想以上に強くて参ったけどな!! HAHAHA☆」

一方通行「知るかそンなもン!!! …あとなンで俺の場所がわかった? 」

垣根「わかんねえ…昨日この世界の公園のベンチで目覚めた時から番組のディレクターとこの世界でのお前の立場に関する記憶と、ゲロゲロキッチンっていうテレビ番組をのっとればなんとかなるっていう天啓みてえなモンがあったんだよ」

一方通行「メルヘン過ぎンだろォ…しかも俺と同じベンチかよ…」

一方通行(異世界に移動させ、記憶の植え付け、感情のコントロール、俺の演算能力を元通りにするなどが施行可能な人物…)

一方通行(アレイスター、エイワス、魔神…はよくわかンねェ)

一方通行(もしくは俺の知らねェ規格外のやつか…因果律みてェな世界規模の偶然か)

一方通行(何れにせよ、そいつにとってのメリットがわかンねェ…)

一方通行(偶然による自然な世界移動が近ェかァ? 可能性は小数点の0が何個並ぶかわからねェほど恐ろしくひでェだろォがな)

一方通行(だがまァ運命で言えば100%の必然か…クソメルヘンとの運命なンて糞食らえだがな)

垣根「さぁてこれからどうすっかな…元の世界には帰れねえし、結局昨日から寝てねえから家も無えしな…」

一方通行「…後処理と弁明を手伝ってくれたらなンとかしてやる」

垣根「お願いします」ドゲザー

一方通行「お前キャラ変わり過ぎじゃね!? 」

ーー765プロ 事務所

一方通行「お前ら!!! 大丈夫か!? 」

P「鈴科さん!? それにさっきのカメラマンさん!? 何してるんですか!? それに危なかったのは鈴科さんじゃないか!! 早く逃げてください!!! 」

Pたちは緊急事態なのでとにかく遠くへ離れようと765プロに逃げ込んでいた。

春香「そうですよ!!! 早く逃げましょうよ!!! 」

千早「性犯罪者が減っていいんじゃないですかね」

響「そ、そんなこと無いんだぞ!! 」

貴音「あの…もしかしてお二人はお知り合いなのでございますか? 」

一方通行「そ、そォだぜ!! コイツは垣根って言ってな!! 俺たち小学校からの親友で超仲良しなンだ!!! 」

垣根「な!! 一方通行!!! 」

P「一方通行? 」

一方通行「お、オイオイ中二病の時の名前を呼ぶンじゃねェよ!!! 恥ずかしいだろォが!! 」

垣根「おっとすまんwww」

貴音「…親友ならば何故首を…」

千早「腕とか思いっきりスパッと斬ってましたしね」

春香「血とかブシャーって…うぅ…」

響「2人とも怖かったんだぞ!!! 」

※訂正 >>133 ーー765プロ 事務所→ーー765プロ 屋上



一方通行「お、俺たちは昔から変な能力があってなァ!! コイツは生き物以外はなンでも作れンだァ!! 」

垣根「そ、そうだ!! ど、ドッキリだったんだよさっきのは!! ちゃんと上にも許可取ってたから!! 」

既にテレビ局の社長は垣根の精神と記憶に作用する未元物質にオトされていた。

テレ社長「…何もなかった何もなかった何もなかった何もなかった何もなかった何もなかったゲロゲロキッチンなんて番組もなかった」

秘書「しゃ、社長!? 大丈夫ですか!? 」

テレ社長「大丈夫大丈夫私は何も見ていない、見ていないんだあああ!!! 」

秘書「キャアッ!!! 」

P「上が大丈夫なら…いいのか? 」

春香「私たちのギャラ…」

千早「私、今日は何のためにここに来たのかしら」

貴音「面妖な」

響「なんでも作れる能力ってすごいんだぞ!!! その能力を見せてみてよ!! 」

垣根「いいぞー!! ほれ、ゴーヤだ!!! 」

響「なんでそのチョイスなんだ!? しかも白いし!!! 」

垣根「じゃあ肌色に」

響「すごいけどそれはそれで嫌なんだぞ!! 」

垣根「この俺が作った包丁でスパッと切ると」

春香「キャあっ!! 」

垣根「赤い汁が飛び出しまーす☆」

貴音「…血が吹き出て来ましたね」

千早「…ちょっとトイレに行ってきていいかしら」オェ

春香「わ、私も…」オェ

響「ご、ゴーヤはそんなに気持ち悪くないんだぞ…そうなんだぞ…」

P「…すごいけど殺人事件みたいでやだな…」オェ

一方通行「バカ、気持ちわりィからさっさと処理しろォ」

垣根「ウィ」

一方通行(どォする!? これからのゲロゲロキッチンは誰が続けンだァ!?)

垣根(ディレクターなどのスタッフが急死したことにより打ち切りって感じに未元物質で洗脳しといた)

一方通行(未元物質マジ便利。ベクトル操作なンていらねェわ)

垣根「あ、そこの美人な事務員さーん、このゴーヤ要ります? 」

小鳥「えっ? 私? 美人? 」

小鳥(イケメンさんが私に!!)

一方通行「…食えンのかよそれ…」

垣根「もちろんだ!! 人間に必要な栄養なら全部豊富に含まれてるぞ!! 」

小鳥「ホントですか!? 」

一方通行「ただし血の味がしますってなァ」

垣根「あっ! テメェ言うなよ!!! せっかくこの人を吐かせようと思ったのに!! 」

P「えらく残酷ですねそれ!? 」

小鳥「ひどいですよ!? 」

垣根「既に2人は脱落してるんだ!!!今更1人増えようが関係ねぇ!! 」

社長「ふむ、栄養満点のゴーヤかね、どれ一口」

「「「「「「あっ」」」」」」

社長「なかなかいけ…やっぱり無理だよおおおおぉぉぉ!!! 」

千早と春香でトイレが満席なので、社長は給湯室のシンクへ駆け込んだ。

雪歩「…もうお茶淹れたくないですぅ…」

P「でも…ホントに栄養満点なんですか? っていうか垣根さんがいれば世界の貧困問題が解決するような…」

一方通行「便宜上コイツの能力は未元物質って呼ンでたンだけどよォ、未元物質を摂取し過ぎると未元物質自身に支配されちまうぜェ? 」

「「「「「「えっ」」」」」」

一方通行「…未元物質を与え続けたカブトムシが…次の日にはめちゃくちゃ白くなって緑の目になってトゲトゲになって喋るよォになってた」

垣根(マジかよなんで知ってんだよそんなこと)

短いですがとりあえず終了

今夜にまた来ます

禁書の世界じゃなくってアイマスの世界に来た訳だから
無理に非日常をねじ込まずに普通に日常系ばっかで問題なくね?
とりあえず>>1

>>140 まあ個人的にシリアスの方が書きやすいし…

日常ネタなら番外編でねじこめるからなんだかんだ書きやすいと思うかなー

結局昨日は来ることが出来ませんでしたが、言い訳はしないでおきます。申し訳ありませんでした。

では投下します。

一方通行(ま、このメルヘンが乗っ取られて自滅したのはマジだしなァ)

小鳥「社長…帰ってくる頃には別人に…」

貴音「今吐き出しているので大丈夫では? 」

響「そ、そうだぞ!! 社長は大丈夫…だよな? 」

垣根「…勝手にあのおっさんが食ったとはいえ作るんじゃなかった」

高木「ふぅ…すっとしたよ」

一方通行「おっさン、なンか白くなってねェか? 」

「「「「「「……」」」」」」

高木「そうかね? いやああれを食べたら悪いものも落ちたんじゃないかな? 」

((((((白人の一歩手前ぐらいになってるだろとは言えない))))))

ーーー旅行ーーー

あの後、社長は何を考えたのか垣根を一方通行と組ませることにした。

しかもマンションの同じ部屋で同居させるという一方通行にとっての死刑宣告が与えられた。

一体おっさンは何度ティンと来るのかとイライラしていた一方通行とそんなことは気にせずにアイドルに囲まれてニヤニヤしている垣根はPに旅行に誘われた。

一方通行「ったくよォ、公共機関の電車の中ぐれェ静かにできねェのかコイツらは…」

垣根「まあまあいいじゃん? やっぱり女の子は年相応の方がいいに決まってるぜ!!! 」

P「そうだよ鈴科さん。アイドルは元気な方が!! 」

一方通行「元気だからって礼儀を忘れちまったらイメージダウンだがなァ」

律子「そういえば新しくプロデューサーになられた垣根さんは鈴科プロデューサーとどういった関係で? 随分と仲がよろしいようですが…」

一方通行「ペット」

垣根「ライバル」

P「…小学校からの親友らしいです」

律子「そ、そうですか」

一方通行(戸籍の名前がそのままとか羨ましい、死ね)

垣根(コイツに冷蔵庫にされた気がする、死ね)

春香「プロデューサーのみなさん!! クッキー作って来たんですけど要りますか? 」

P「お、ありがとな春香」

垣根「あぁ、女の子の手作りクッキーとか死んでもいいぜ…」

律子「ちょっと垣根さん!! よくわからないですけど黒い霧状の何かを放出しないでください!!! 」

一方通行(…甘ェ、ブラックコーヒーが欲しい)

亜美「海だああああああ!!!! 海ですぞ真美隊員!!! 」

真美「そっ、そうですな亜美隊員!! 」

真美(この水着で大丈夫かな…)

やよい「うわあぁ!! こんなに綺麗な海を見たのは初めてです!! 」

真「よっしゃああああ!!! 鈴科プロデューサー!! 100m先のあの岩まで泳ぎましょう!!! 」ダダダダダダダダ

一方通行「えっ、ちょ、無理無理うわあああァァァァ!!!! 」クビツカマレー

響「自分も沖縄出身の実力を見せてやるさー!!! 」

千早「私はパラソルでも立ててこようかしら」

垣根「あ、俺も手伝おうk「結構です」」

垣根「」

雪歩「~?」スナヲホリホリ

春香「ほ、ほらみんな遊びに行きましょうよ!! 垣根プロデューサーもどうですか? 」

垣根「春香ちゃん…優しい」パァァァァ

貴音「ではわたくしも」

伊織「しょうがないわね、私も行ってあげるわよ!!! 」

あずさ「あらあら~、若いっていいわね~」

律子(まだ21歳の人が何言ってんだか)

美希「お腹空いたの…」

P「なんだこのカオスは…」

白髪の男が奇声をあげながら女の子に引っ張られて行くというだけでも十分カオスと言えるだろう。

一方通行「お、おおお前ら日焼け止めは塗っとけよォォォォォォ!!!!!! 」ヒッパラレー

真「大丈夫です!!! 既に塗ってありますよ!! 」ダダダダダダダダ ピョーン

一方通行「冷てェェ!! 助けt」ゴボボボボボボ

千早「…なんだかんだであの人はプロね」

あずさ「じゃあPプロデューサーにお願いしようかしら~」

P「えっ、えええええぇぇ!? 」

律子「わたっ!! 私が塗ってあげますよあずささん!!! 」

あずさ「じゃあお願いしようかしら~」

春香「ほらほら垣根プロデューサー!! 」パシャッ

垣根「うおっ!! やったな春香ちゃん!!! じゃあ俺も!!! 」

そう言うと垣根は白い翼を展開、地上10mまで上昇し、水面にダイブした。

結構な速さでダイブしたため、高さ10mほどの水しぶきがあがった。

「「「」」」ビチャリ

貴音「…面妖すぎます」

伊織「…あの反射できる白いのだけじゃなくて新しく入ってきたプロデューサーもバケモノだったわ」

垣根(やべっ、やり過ぎて周りの余計な奴らの注目まで浴びちまった)

P「…垣根プロデューサーは本当に大丈夫なんだろうか…」

P(あれ、そういえば垣根プロデューサーってお隣さんだから垣根さんの方がいいのか?…もう鈴科さんも鈴科プロデューサーでいいか)

律子「今翼とか生えてましたけど!? 」

千早「本人曰く生き物以外ならなんでも作れる能力らしいですけどね、あれ」

あずさ「そういえば鈴科プロデューサーも色々跳ね返してたような…」

P「鈴科プロデューサー曰くなんでも反射できる能力らしいですよ」

律子「そんな力があるなんて羨ましいですね…」

律子(そんな能力があるのになんでメディアに取り上げられないのかしら)

一方通行(海水を反射、顔を上げてっと…)

一方通行(なンでコイツは俺の片手を掴ンでてもこンなに速く泳げンだァ!? つーか俺が反射をオフにしてなかったらやばかったぞコイツ!!)

一方通行(…打ち止めみてェに世話が焼けるやつだ)

真(鈴科プロデューサーが体でサーフィンしてるように見える…)

真「よっし!! 一番乗りいいーー!!! 」

一方通行「…もォ2度とやめてくれェ…」

真「えへへー、楽しかったですよね? 鈴科プロデューサー!! 」

一方通行「…このバカにはオシオキってのが必要みてェだなァ! 」

真「急にボクに抱きついてどうしたんですか!? 」

真(鈴科プロデューサーの乳首が!! 乳首のせいで背中がこそばゆいですって!!)

一方通行「地獄への一方通行ってなァァァァ!!! 」

真「ちょっ、うわあああああああ!!!! 」

真を抱えた一方通行が岩を蹴ると、ベクトル操作によって猛スピードで海面の上を飛び始めた。

真「はや、早すぎますっておええぇぇ!!! 」

一方通行「ギャハハハハハハ!!! まるで新幹線から顔を出した時みてェだなァ!!! 」

響「い、今何かが自分の上を通ったんだぞ!? 」

P「あれ? あれってもしかして鈴科プロデューサー…飛んでる!? 真を抱えて猛スピードでこっちに飛んで来てる!? 」

律子「に、逃げましょう!!! 」

あずさ「り、律子さん!! この状態(胸が丸見え)で置いていかないでくださいよ~!! 」

千早「こ、これ!! あずささんの水着です!! …くっ」

あずさ「あ、ありがとね千早ちゃん!! 」

P「わああああああずささん!!! 隠して!!! 隠してください!!! 色々見えてますから!!! 」

あずさ「あ、あらあら~///」

千早「ああもうそこまで来ちゃってますよ!!! 」

一方通行「ギャハハハハ!!! 」

真「助けてええええぇぇぇぇ!!!! 」

パラソルにぶつかる一歩手前というところで一方通行と真は真上に方向転換した。

おかげで千早やPたちに大量の砂がかかったが。

真「高い高い高い高いいいぃぃぃぃ!!!! ひいいいぃぃぃ!!!!! 」

一方通行たちは空中で急停止した。

一方通行「もォこれからあァいうことはしねェって誓えるかァ? 」

真「誓います誓いますうう!!! だから早く下ろしてください!!! 」

一方通行「あそォそォ、ここって地上50mほどなンだけどよォ」

真「50m!? 」

一方通行「あと200mぐれェ上昇してからお前を落としたら…どォなるでしょうかァ? 」

真「地面に落ちてぐちゃぐちゃになった熟れたトマトになっちゃいますって!!! だからやめt…うわああああああ!!! 」

一方通行は黒い翼を展開すると、先ほどよりも更に速いスピードで飛び上がった。

そして地上250m地点へたどり着いた。

一方通行「じゃァな」

真「じょ、冗談…ですよね? 」

一方通行「…覚えとけェ」

一方通行「やる時はやる。これが暗部の世界での常識なンだぜェ? 」

真「暗部ってなんですk…キャアアアアアア!!! 」

一方通行が真から手を離した。

しかし、一方通行は悲鳴を上げて落ちていく真を地面スレスレでキャッチした。

一方通行「なーンてな。大事なアイドルは殺したりしねェよ」

アイマス×禁書って増えてたのか、知らんかった。


真「ふ、ふえぇぇ…」

一方通行「あーあー泣くンじゃねェよ…俺が悪かったって、な? 」

真「だ、だってぇ!! ホントに死んじゃうかと思ったんですよぉ!!!! 」

一方通行「あの焼きそばとか買ってやるから許してくれよォ…」

真「うぅ…あとイカ焼きとコーラとカキ氷も…」

一方通行「ハイハイ買ってやるよォ」

律子「…鈴科プロデューサー? 」

千早「…私たちに謝罪は無いんですか? 」

P「いくら鈴科プロデューサーだからって危険すぎる!! 」

あずさ「私だってPプロデューサーに見られ…あらあら~///」

一方通行「すンませンっした!!!!! 」ドゲザー

一方通行(人生でジャンピング土下座したのは初めてだァ…)ドゲザー

垣根「うおおおおぉぉぉぉ!!!! 超未元砲!!!! 」

P「黒い…ッ!! ボールが圧倒的に黒い!!! 」

やよい「うっうー!!! 地面に穴が空いちゃいましたー!! 」

あずさ「あらあら~、なんだか砂がキラキラしてますね~」

春香「砂がガラスになってません!? 」

一方通行「超ベクトル砲ォォォォォォ
!!!! 」

律子「垣根プロデューサーに続いてなんですかそのダサい名前のサーブ!? 」

真「ただ速いだけならボクでも取れますよっ!!! 」

ちょいと書き溜めしてきます

今日中に来ない可能性もありますのでご注意ください

ーー旅館 温泉

一方通行「あァー…疲れちまったァ…」

P「いつもめんどくさげな空気を放ってる鈴科プロデューサーが結構はしゃいでたしな」

垣根「そうだなぁ…俺はジャンプで揺れたあずささんの胸見れただけで満足かな」

一方通行「変態は黙ってろ」

垣根「でもぶっちゃけ目が自然に胸に行かね? 」

P「…恥ずかしながら」

一方通行「巨乳に興味はねェ」

垣根「あの巨乳に惹かれないとは…おぬしロリコンか!? 」

一方通行「あ"ァ"!? 俺はロリコンじゃねェよ!!!」

P「じゃあアイドルの誰がタイプなんだ? 」

一方通行「…そォ言うPはァ? 」

全然書けてない(´・ω・` )



P「俺か? そうだな…」

P「総合点で…美希…かなぁ? 」

垣根「ほほぅ、その心は? 」

P「…うーん、仕事的に優秀だし? 癒されるし? スタイルがいいから? 」

垣根「なるほどな…あ、俺は断然あずささんな!! 一方通行は? 」

一方通行「……………………………………真美」

「「ロリコンかよ」」

一方通行「あァ!? 真美をバカにすンじゃねェぞ!? 真美はなァ、いたずらっ子だけどたまに見せるしおらしさがあるンだよ!!! ただ元気なだけじゃァないンだ!! 庇護欲が湧くンだよォォ!!! あと俺をうさぎさんって呼ぶとことか…あァ、たまンねェな」

一方通行「しかもなンだかンだで優しいからな真美はァ!!! 俺が事務仕事してたら『肩…揉んであげようか? 』って言われちまったよ!!! 上目遣いで!!!! ギャハハハハハ!!!!! いいねいいね最っ高だねェェェ!!!!!!!! 」

垣根「落ち着けアクc…鈴科。それを一般ではロリコンって言うんだ。あと俺は真美ちゃんをバカにしてねぇ、お前をバカにしたんだよ」

一方通行「つーかよォ、最近二次元のロリを規制しよォとしてる動きがあるよなァ? 」

P「どうしてまた急にそんな話に…」

一方通行「あれってさァ、意味無いと思うンだよなァ…」

垣根「あ、わかるかもしれねぇ」

一方通行「だろォ? 二次元ロリを規制してもよォ、三次元でロリに性犯罪を起こすやつなンて別に減らねェよなァ? 」

一方通行「それに、二次元で発散されてた性欲が三次元に向けられたら余計マズインじゃねェの? そんな規制する暇があるなら子供の警備の強化をしろって思う訳だァ」

垣根「まあお前が言っても説得力ゼロだけどな」

P「同意」

一方通行「俺は紳士だからそンなことはしねェっつーの。真美は見てるだけで十分だァ」

一方通行「言わば真美は宝石なンだよ。触らなくても、見ているだけで満足できるンだよ」

垣根「こうして1人の性犯罪者が出来て行くのであった…」

P「真美に視姦されたって報告されて退職させられる前にやめとけよ」

一方通行「チッ、わかってンよォ」

美希が高校生に見えるのは俺だけじゃないはず



一方通行「でもよォ、よくよく考えたら美希って15歳だよなァ? …Pもロリコンじゃねェ? 」

P「…15はロリコンじゃないだろ」

垣根「いや…すげぇ微妙なラインじゃね? 」

垣根「胸あるし…胸…あるし…うん、それしか大人要素が無いからPはアウトな」

P「なんで!? 好みを答えただけじゃないか!!! 」

一方通行「ほ、ほら、春香とか雪歩とか居たじゃねェか!! 高校生も結構居たはず…」

P「でもなぁ…美希が春香より年下には見えないんだよなあ…」

垣根「ほら、よく考えてみろ。そこらで寝るような女が高校生なのか? 」

一方通行「もはや中学生でもありえねェよなァ…」

垣根「小学生でもないよな…」

「「つまりPは幼稚園児好き」」

P「やめてくれ!!!! 」

一方通行「でも胸だけ大人って言っちまったらあずささンも子供ってことにならねェか? 」

一方通行「イコールちょっとアホっぽい女が全員ロリってなるから…やべェ、俺天才だわ」

P「あずささんはアホっぽくないし大人っぽいだろ!? 」

垣根「そういえば千早ちゃんは鈴科的にどうなんだ? 」

一方通行「あァ、ありゃァダメだな」

P「どうしてだ? 」

一方通行「まず何よりも無愛想過ぎンだよ。身長が低かったらクール系ロリって感じで別にダメってわけじゃァねェがな」

一方通行「胸が無ェのは評価できるぜェ? いい心がけだァ」

垣根「…鈴科、いつか千早ちゃんに殺されるぞ」

P「じゃあやよいは? 」

一方通行「うン、普通にいいと思うぜェ? 」

一方通行「ただまァ…俺みてェなクズには眩し過ぎンだよなァ…あの純粋な笑顔は…」

垣根「まぁ…そうだな…」

P「2人とも何かあったのか? 」

一方通行「ちょっと…な? 」

P(あ、これ聞いたらダメなやつか)

P「じゃあ伊織は? 」

一方通行「悪くねェ。ツンデレロリで人形好きってのは最高なンだが、俺との相性が最悪なンだよなァ…」

垣根「あー、この前もお前が伊織ちゃんのプリン食ったからって喧嘩してたしな」

一方通行「結局あの後ムカついたから高級プリンとやらを10個ほど買ってやったンだぜェ? まだ給料入ってねェからキツイっつーの」

P「それは買いすぎだ」

一方通行(おかげで現在三下と同じタイムセール生活を味わっているがなァ。余裕はあるが、金は節約しとかねェと…)

一方通行「『ふ、ふん!! 私のを勝手に食べたんだからこれぐらいは当たり前よね!! で、でも…ありがと』だってよォ!!! 最っ高だねェ!!! 」

垣根「…鈴科が極度のロリコンで怖い」

一方通行「あァ、あの笑顔を見れるならもォ俺ロリコンでいいわ」

P「認めちゃったよこの人」

垣根「じゃあ響ちゃんは? 」

一方通行「いつまでやンだよこれ…」

一方通行「響はなァ、胸が無けりゃァ最高だなァ」

P「やっぱり巨乳ロリより貧乳ロリの方がいいのか? 」

一方通行「あったりめェだ。俺は正統派ロリコンなンだよ」

一方通行「しかしまァ、八重歯にポニーテール、低身長と純粋さを掛け持ちするたァ…かなりレベルが高いぜェ」

一方通行「沖縄の方言だからこその魅力ってのもあるが、何よりも反応がかわいいなありゃァ」

一方通行「後ろから抱きついたら『ふ、ふえぇっ!? プロデューサー!!! 何してるんだ!? 』って言われるだろォな。かわいい(迫真)」

垣根「…俺がお前に勝てない理由がわかった。お前は妄想(パーソナルリアリティ)が強すぎるんだな」

P「なるほど、妄想力があれば…」

一方通行「そォだ。妄想力が高ければ高いほど賢いってことだぜェ? 」

P「な、なるほど!! 交渉の時もアイドルへのアドバイスも全部妄想してから挑めばいいのか!!! 」

垣根(Pが変な勘違いしなくてよかったぜ。それにしても…第1位の頭脳の無駄遣いだな)

一方通行「じゃァ試しに美希で妄想してみろォ」

P「美希かぁ…シチュエーションは? 」

垣根「『ソファで寝てる美希を起こそうとしたら手が滑って服をめくってしまったら胸チラしちゃって気まずくなる2人』とか? 」

P「い、いいなそれ!! じゃあ早速…」

P「俺が間違って胸チラ…美希が起きて…『プ、プロデューサー…何やってるの? 』『ご、ゴメン!! わざとじゃあ…』『…いいよ、プロデューサーなら…』…ダメだ!! これ以上は無理だ!!! 」ボッキーン

一方通行「そのイチモツを勃たせといて何言ってンだお前」

垣根「…ロリコン予備軍には罰が必要だよなぁ…一方通行、やれ」

一方通行「アイアイサー!!! 」

P「ちょっ、何するつもりだ…あひぁ!? 」カラダピーン

一方通行「ちっとばかし筋肉への電気信号を操作させてもらったぜェ? そしてPを浮かせると…」

垣根「あら不思議!!! 潜水艦の完成だ!! レーダー付きだぜ!!! 」

P「や、やめろ!!! 勃ち過ぎて痛いからやめてくれ!!! 」

美希「ふわあぁ…眠いから寝かせといてくれたらよかったのに…律子もなんでわざわざお風呂な、ん…か? 」ガラガラp

「「「!? 」」」

P「み、美希!? なんで男湯に!? 」

一方通行「やべェ!! 隠すぞ!!! 」

垣根「頭のタオルをPのソコに載せるんだ!!! 」

P「ちょっ、やめ!!! 痛い!! 痛いってかビクッてなるから!!! そこ一番敏感だからあああああ!!!! 」ビクンビクン

美希「…み、見てなんかないからね///」

一方通行「…美希は逃げてったぞ、安心しろォ」

垣根「…あとで牛肉奢るからさ? 元気出せって!!! 」

P「…もともとはお前らのせいだろうがあああああああああああ!!!!! 」

珍しく潜水艦P号は鼓膜が破れそうなレベルの声で怒鳴り散らした。

今だにフルボッキで浮いているというカオスな状態ではあるが。

>>170 牛乳を奢るからさ

の間違いです。

牛肉を奢るってなんだよ…

とりあえず今日はこの辺にしとこうかと思います

読んでいただいてありがとうございました

これからちょいと投下します

ーーBBQ

P「もうやだぁ…お嫁に行けない…」

春香「ほ、ほらPプロデューサー!! このお肉食べて元気出してくださいよ!!! 」

やよい「このお肉、とーーってもおいしいんですよぉ!!! 」

一方垣根「「ごめん(ン)なさい!!! マジすん(ン)ません(ン)っした!!! 」」

美希「…もういいよ2人とも。大人だってそういうことして遊ぶもんね…」

垣根「はい!! そうであります!!! 」

一方通行「このバカ者!!! そこは否定しろォォォ!!! 」

垣根「マジすんませんっしたあああ!!! 」

亜美「ていとくん!! 罰ゲームとしてこのピーマン串食べる→? 」

垣根「食べる食べるー…って辛っ!!! なんじゃこりゃああああ!!! 」

真美「うしししし!!! それはシシトウだよ→!!! 」

一方通行「ざまあああああァァァァ!!!! 」

美希「うぅ…お腹空いたから無駄話なんてやめて早く食べたいの…」グウゥ

律子「一体この短時間で何があったんでしょうか…」

千早「どうせくだらないことに決まってますよ」

真「今美希に謝ってるあの2人がPプロデューサーを温泉浮かべて遊んでた時にちょうど美希が男湯に間違えて入ってきたそうですよ? 」

律子「……は? 」

真「ちなみにその時のPプロデューサーの巨大化してたソレにタオルを被せてたらしいですよ? 」

律子「要らない情報をありがとう。ちょっとバカ共を〆てくるわ」

ミキトカキネプロデューサートスズシナプロデューサー!!! アンタタチハナニヤッテンダアアアアアア!!!!

あずさ「あのプロデューサー2人組って…なんだか高校生に見えるから羨ましいわね~」

伊織「私には悪い意味での高校生にしか見ええないけど? 」

あずさ「確かに、あの2人は子供っぽいところはあるけれど…」

あずさ「今ある世界を最大限に生きてるんじゃないかしら? どこか適当そうに見えても、仕事の手を抜いてるところなんて一つも見たことないわよ? 」

あずさ「それでいて、私たちとのコミュニケーションもある程度とれてはいるから少なくともあの2人が嫌いな人は居ないわよね? まあ確かに苦手な人は居るかもしれないけれど」

伊織「…そうかしらね。私にはあいつらなんて関係ないから知らないけど、にひひっ」

雪歩「うふふっ、みんなすごいなぁー…」

響「どうしたんだ雪歩? 」

雪歩「鈴科プロデューサーが来てから男の人に慣れたし、犬も克服できたけど、鈴科プロデューサーみたいにみんなを変えることはできないんだよね、私…」

響「…自分は変える必要なんてないと思うぞ? 」

雪歩「え? 」

響「人を完璧に変えられるってことは、曲がらない信念を持つことが必要なんだぞ。でも曲がらない信念を持ってしまったら自分の間違ったことをした時に間違ったことを修正できなくなるんだぞ」

響「完璧な信念を持ってる人は迷ったりしないさー。だから完璧じゃない鈴科プロデューサーは人を変えるんじゃなくて、人と一緒に迷って迷って試行錯誤して、間違ったところは修正しながら成長してるんだと思うぞ? 」

雪歩「でも、響ちゃんは自分のことを完璧って言うよね? 」

響「…あれだって自分なりに試行錯誤してるんだぞ。自分で完璧って言った時点でダメだって最初っからわかってたさー。けど…ビックマウスでも目立てばチャンスはあるから、プロデューサーや誰かに目をかけてもらえるから」

響「結局、自分は寂しいんだぞ…うちにはハム蔵とかいぬ美とかいっぱい家族が居るけど、自分の寂しさが誤魔化されることはないんだぞ…」

雪歩「響ちゃん…みんなじゃダメなの? 」

響「アハハ、そこんところは自分でもよくわかんないぞ。友達も家族も居るけど、自分でもわかってないけど、寂しさを感じるから」

響「もしかしてアイドルになってファンが出来たらこの寂しさも紛れるかなーって考えて、自分はアイドルになったんだぞ」

雪歩「…そっか」

響「そうなんだぞ」

雪歩「じゃあさ…今更言うのもアレだけど、一緒にトップアイドルを目指そっか? 」

響「もちろんだぞ!! 自分は最初っからそのつもりだったけどな!!! 」

雪響「「アハハハハハ!!! 」」

高木「ふむ…どうしたものかね」

小鳥「どうしたんです? 社長」

高木「いやね? そろそろプロデューサーごとにアイドルのユニットを組ませようかと思ってね…」

小鳥「なるほど…律子さんとPプロデューサーと鈴科プロデューサーでの3組ですか? 」

高木「いやまぁ、ユニットを組むかは彼らに任せるが…前から決まっていたユニットが一つだけあるんだよ」

小鳥「えっと…確か律子さんの…」

高木「うむ、"竜宮小町"だよ」

高木「メンバーは亜美君、三浦君、水瀬君の3人だ」

小鳥「確か…苗字が海に関する3人でしたっけ? 」

高木「その通りだよ音無君。…おっと、早速返信が来たようだ」

小鳥「返信? 」

高木「さっきユニットについての意見を求めておいたんだよ」ピッピッ

P:僕自身もアイドルたちもまだまだ未熟だと思いますので、もうしばらくは個人で活動させようかと思います。

高木「律子君はすでに決まってるとして…P君は…ふむ、組ませないのか」

鈴科:今から本人たちと相談。

高木「ほお…なるほどね…」

小鳥「今から相談って書いてありますけど何か読み取れたんですか? 」

高木「…それっぽいことを言っただけだから気にしないでくれたまえ」

小鳥「そ、そうですか…」

一方通行「真! やよい! 真美! 千早! 垣根! ちょっとこっち来やがれェ!! 」

真「? どうしたんですか? 」

やよい「あ、はーい!! 今行きますー!! 」

真美(あわわ!! うさぎさんに呼ばれちゃったよ→!!)

千早「…」

垣根「せっかくハーレム気分だったのによ…」

一方通行「…今社長のおっさンから連絡があってな、新しくユニットを組ませるかどォかを聞いてきた」

「「「「「…」」」」」

一方通行「そこでお前らに意見を求めよォと思ってな。わざわざ集めさせてもらったわけだァ」

垣根「はい!! 先生!!! 」

一方通行「なンですか垣根くン? 」

垣根「一人一人の意見を聞いて行った方がいいと思います!!! 」

一方通行「というわけで真美、どォだ? 」

真美「えっ、ま、真美!? え、えっとね…真美はユニット結成…したいかな? 」

一方通行「じゃァ真」

真「え、えっと…ボクも…賛成…かな? 」

一方通行「じゃァやよい」

やよい「私は…1人よりもみんなとやった方が楽しいかなーって思いますぅ!! 」

一方通行「そォか。千早は? 」

千早「…私、鈴科プロデューサーについて行くべきかの時点で迷ってるんです」

一方通行「…言ってみろ」

千早「確かに鈴科プロデューサーは歌番組のオーディションや仕事をとってきてくださいますが…そこで止まってしまうんです。私はもっと上を目指したいのに、自分の弱点がわからないから、改善できない。進歩できない」

千早「だから…もっと歌のレッスンに付き合ってくれるプロデューサーがいいかな…と思いました」

一方通行「そォか…じゃァ今ここで歌ってみろ。蒼い鳥だ」

「「「「えっ!? 」」」」

千早「いえ、わかりました。蒼い鳥ですね」

千早「泣くことなら容易いけ~れど~?」

一方通行「はいストップ」

垣根「早過ぎじゃね!? 」

一方通行「確かにお前の歌は上手い。が、全然楽しそうじゃないンだよ」

千早「楽しそう…じゃない? 」

一方通行「お前の歌にかける思いは知ってる。真剣さは目に見えてわかる。でも、今までの音楽番組でも楽しそォに歌ったことは無ェよなァ? 」

一方通行「アイドルである以上、ファンには楽しそうな姿を見せねェといけねェ。そォいう意味ではお前はアイドルには向いてねェかもな」

千早「だから、私は歌手に…」

一方通行「お前はアイドルから歌手になるために765プロに居るンだろォ? ならまずはアイドルとして成功しなければならねェ」

一方通行「それに、プロの歌手になるンならどンなジャンルの音楽も歌いわけねェといけねェ。どちらにしても楽しく歌えるよォになるのが必須だな」

真美「でも、この前うさぎさんが普段通りのキャラがどうのこうのって…」

一方通行「あれはなァ、あくまでも第1ステップだ。できて当然のことなンだよォ。プロってェのは、普段通りのキャラに加えて、仮のキャラも演じ分けられるのが前提だ。そこは履き違えンじゃねェぞ」

一方通行「…とりあえず、千早以外の3人でユニットを組ませる」

「そんな!! 」「それはひどいですよぉー!! 」「うさぎさんひどいよ!! 」「鈴科、それは…」

一方通行「ただし!!! 」

千早「…」

一方通行「これからは俺ができるだけ千早のレッスンに付き合う。それで千早がちゃンとできるよォになったら、千早もユニットに組み込む。それでいいよなァ? 」

千早「鈴科プロデューサー…」

一方通行「千早、これからみっちり鍛えてやるからなァ。覚悟しとけよォ? 」

千早「…! はい!!! 」

一方通行「よろしィ。じゃァユニットの名前だが…どォする? 」

「「「「「うーん…」」」」」

垣根「メルヘンズ!!! 」

一方通行「却下ァ」

真「それは流石に…」

真美「ないね→」

やよい「うっうー!! 垣根プロデューサーの頭がメルヘンですー!! 」

千早「高槻さん…なかなかキツイこと言うわね」

垣根「」

一方通行「…Highvy(ハイビー)とかどォだァ? 友情、不滅っていう意味の花言葉のアイビー(Ivy)と、高みへ向けてって意味でのhighをかけてみたンだが…」

真美「む、難しいけどいいと思う…よ? 」

真「いいんじゃないですか? まともだし、意味も素敵ですし」

やよい「友情と不滅…かっこいいですー!! 」

千早「友情…」

一方通行「ツタみてェに這い上がって行くっていう意味もこめてみたンだが…なかなかあってるだろォ? 」

垣根「鈴科にしてはまともで悔しいな」

一方通行「じゃ、俺は千早のレッスンとプロデュースに打ち込むから、垣根はHighvyのプロデュースを頼ンだぞ? 」

垣根「…は? 」

一方通行「じゃァ俺は社長のおっさンに電話してくるから!!! よろしくゥゥゥ!!! 」

垣根「ちょっ、まてよ鈴科!!! まだ俺は半人前だぞ!!! 」

一方通行「俺も手伝うから心配すンじゃねェ!!! 天才のお前ならこれぐれェ簡単にやってのけるはずだろォ? 」

垣根「…いいぜ、やってやんよ!! 」

一方通行(やっぱりチョロいなコイツ)

とりあえず書き溜め分終了。

ちまちま書いていきますよー

どうも今回は説教臭いな…っていうか俺が説教臭いのしか書けないのか…

ーーー歩み始めた765プローーー

一方通行「今日はオフだからなァ!!! みっちりトレーニングすンぞ!! 」

一方通行「じゃァ手始めに800mを全力で走るぞ!!! あとの200mはあーって感じで声を出しながら軽く走って呼吸を整える!! 」

一方通行「これはライブでの低酸素状態に耐えながら歌を歌うためのトレーニングだァ!! さァ行くぞ!!! 」

千早「はい!!! 」

~~~5分後~~~

一方通行「やべェ…たかが1kmなのに…めっちゃキツイ…」ゼェゼェ

千早「流石に…毎日ランニングしてる私でもキツイですね…」ゼェゼェ

一方通行「次は腹筋50回だァ!! ゆっくりでいいから、しっかりと呼吸を重視しながら腹筋に意識してやるンだァ!! 」

一方通行「体を起こす時は息を吐いて!!! 体を寝かす時は息を吸えばOKだァ!! もちろん肺活量を鍛えるためにゆっくりやるンだぞ!! 」

千早「わかりました!! 」

一方通行「吸ってェ…」

千早「すうぅぅぅぅ…」

一方通行「はい吐いてェ!! 」

千早「ふうぅぅぅぅ…」

伊織(…白いのが助産師に見えてきたわ…)

一方通行「よし、じゃァ今から俺がお前の声で完璧に歌うから完璧に真似してみろォ」

千早「はい!! 」

一方通行「蒼い~鳥~もし幸せ~?」チハヤボイス

千早「蒼い~鳥~もし幸せ~?」

千早(いつも思うけど鈴科プロデューサーはどうやって私の声で歌ってるのかしら…音程とかも完璧だし…)

千早(それに何よりも、こんなに上手な歌を私でも簡単に真似できるように歌えるのがすごいわね)

一方通行(こンなもン、楽譜と千早の歌い方の癖を見れば一発でできるぜェ)

一方通行(音程に合わせて千早の歌い方で歌う。あとは途中で耳についたところを修正すれば楽勝だァ)

吉澤「ほう、あの白い髪は君の言っていた新入りのプロデューサーの1人かい? 」

高木「そうだよ。彼にはティンときたからね、ついついスカウトしてしまったよ」

吉澤「普段はしゃがれた声なのに千早君の声を再現して歌うとは…天才の中の天才じゃないかい? 」

高木「ハハハ、流石私が見抜いた逸材だな」

高木(いやぁ、実は遥かに私の予想を超えているんだがね?)

吉澤「それで? 君は竜宮小町に続いて真美君、菊池君、高槻君の3人でHighvyっていうユニットを作る、と…この3人を選んだ理由はあるのかい? 」

一方通行「人選に理由はありませン。ただ俺に着いて来てくれたやつらで組ンだだけです」

垣根(コイツが敬語とか気持ち悪いな…)

一方通行「ただまァ…強いて言うなら竜宮小町の対を目指してますかねェ? 」

吉澤「と言うと? 」

一方通行「竜宮小町はどちらかと言うと妖麗っていうか…小悪魔系? ですよねェ? そこで、俺はその反対の純粋なかわいさを求めよォかと…」

垣根(なんつーか…絶対王者だった学園都市第1位が小悪魔系とか純粋なかわいさとか…ちょwwww無理wwww)ブフォ

吉澤「ん? 」

一方通行「あァ? 」

高木「垣根君、どうしたんだね? 」

垣根「…いえ、何も」

ちょっとしか書けていませんが、今日は書けそうにないのでまた明日ということで…

どうか遅筆の俺をお許しください…(´・ω・` )

今日はちょいとだけ投下します。



吉澤「菊池君がリーダーか…これも何か理由はあるのかね? 」

一方通行「この3人の中では真が一番しっかりとしている印象がありますからねェ。他の抜けている2人を引っ張っていく役割を果たしてもらおォかと」

やよい「抜けてるってどーいう意味ですかー? 」

真美「うさぎさん!! 真美が抜けてるってど→いうことなんだYO!! 」

一方通行「この通りなンでね、真には頑張ってもらわないと…」

真「ま、任せてください!! 」

吉澤「ははは、やっぱりここのアイドルたちは個性があって面白いねぇ~」

吉澤(私的には鈴科君、君に興味があるんだがね?)

高木「いやはやお恥ずかしい…」

P「竜宮小町にHighvy…か…」

P(俺もなんとかしてみんなの仕事を取ってこないとな…)

P「よし、みんな!!! ちょっと集まってくれ!!!! 」

一方通行「じゃァ一回通しで歌ってみろォ」

千早「はい!! 」

一方通行(…千早も割と乗り気になってきたなァ。あとはいかに早く芸能界に慣れられるかだがァ…)

垣根「次は衣装のデザイナーさんとのミーティングだな、じゃあ行くぞ!! 」

「「「はい!!! 」」」

美希「ねぇPプロデューサー、どうして美希は竜宮小町じゃないの? 」

P「そんなこと俺に聞かれてもなぁ…おっと電話だ、もしもし? 」プルルルル

美希「じゃあさ、美希が頑張ったら律子も竜宮小町に入れてくれるかな? 」

P「そうだな…ってあぁすいません、こちらの話で…」

美希「ホントに!? やったぁー!! じゃあ美希、いっぱい頑張っちゃうね!!! 」

P「…はい、はい、わかりました。ではそのスケジュールで…失礼します」

P「お、おい美希!! さっきなんて言ったんだ!? 」

律子「竜宮小町の衣装が届いたわよー!!! 」

伊織「ホント!? 」

あずさ「あらあら~、意外と早かったわね~」

真美「いいないいな→!! ていとくん!! 真美たちのはまだなの!? 」

垣根「鈴科曰く、明後日に届くらしいぞー、めちゃくちゃ急ピッチで作ってくれてるそうだ」

亜美「んっふっふ→、亜美たちの方が一足早かったようだね→!! 」

やよい「でもでも!! 私たちの衣装の方がかわいいに決まってます!! 」

一方通行「そりゃァお前らに似合ったかわいさを目指して作ったンだから当たり前だろォが」

伊織「あら、大した自信があるのね? 」

一方通行「まァな、バランスってのを重視したからなァ」

一方通行(ごめン真、純粋なかわいさをお前に当てはめたら無理が生じたから衣装はちょっとかっこよさげなやつにさせてもらった)

真「ちゃんとボクのもフリフリなやつにさせてもらったんですからねー!! 」

一方通行(ま、本人はフリフリとかなンとか言って納得してるよォだがなァ)

垣根「あれ…フリフリって言うのか? 取って付けた感じでレースとかを付けただけじゃあ…」

真「ボクがフリフリだと思ったらフリフリなんですっ!!! 」

千早「…」

一方通行「…千早の分も届くから安心しろよォ」ボソッ

千早「あ、ありがとうございます」

あずさ「うふふ、Highvyの衣装も楽しみにしてるわね~」

美希「いいなー…竜宮小町」

小鳥「はいもしもし、こちら765プロですが…あ、Pプロデューサーですか? え!? ダブルブッキング!? 」

P『はい…こちらには響と春香が居るんですけど…もう片方のダンスイベントにも真と一緒に響が出演する予定なんですよ…』

小鳥「どうしましょうか…やっぱり謝って断らさせてもらうしか…」

一方通行「いや、俺が行く」

千早 小鳥「「え!? 」」

P『鈴科プロデューサーが!? 』

一方通行「うちのやよいと真美は他の仕事。竜宮小町も同じく仕事。貴音と美希と雪歩も仕事。千早は歌に専念中。じゃァ俺が行くしかねェよなァ? 」

小鳥「でも…女装しても無理がありますよ? 」

一方通行「それぐれェなンとかなる。あとは白髪繋がりで貴音の親戚とかなンとか言っとけば大丈夫だろォよ」

P『…鈴科プロデューサーが大丈夫ならお願するけど…本当に大丈夫なのか!? 』

一方通行「できねェなら最初っから言わねェよ」

P『…じゃあ俺も会場に向かいますから、鈴科プロデューサーもお願いします』

一方通行「了解」

一方通行「千早、お前の服って予備あるかァ? 」

千早「え、えぇ、一応ありますが…まさか」

一方通行「会場に行くまでの服として貸してくれェ!! 」

??「すいませーン!! 遅れましたァーー!!! 」

真「やっと来た!! こ、これでなんとかなっ…た? 」

イベD「もう今更来ても遅いからね!! 」

一方通行「大丈夫でェーす!! この"百合子"がなンとかしますから!!! 」※美少女ボイス

真「鈴科プロデューサー!? 何やってんですか!? それになんかいつもと違って可愛くなってますよ!? 髪も伸びてますし!! 」

一方通行「いいから今日の踊りを通しで見せてくれェ!! 一発で覚えるからァ!!! 」

真「は、はい!! 」

P「ああもう何やってんだ…俺…」

P「仕事の人選ミスも増えるし…っていうかミス自体が増えてるし…」

P「俺がアイドルたちよりも焦り過ぎてるのかな…」

運転手「お客さん、着きましたよ? 」

P「あぁ、ありがとうございました」オカネワタシー

千早「ほ、ホントに一発でやってる…? 」

小鳥「キャーー!!! 鈴科プロデューサー可愛いいい!!!! 」

千早「鈴科プロデューサーが一発でテレビ中継もあるライブイベントで踊ってる!? 」

小鳥「録画しといてよかったわー!!! 後でみんなに見せよっと!! 」

実況『本来出場するはずだった我那覇ちゃんの代わりに突然助っ人として現れた765プロの謎のアイドル、百合子ちゃんと菊池真君でしたーー!!! 』

観客『キャーーー!!!!! 』

P「す、すいません!!! 765プロのプロデューサーです!!! 今日は申し訳ありませんでした!!! 」

イベD「ああ、そんなこと気にしなくていいよ!! それよりも百合子ちゃんって子、すごかったねー!! 彼女は普段は活動してないのかい? 」

P「え、ええ、まあ…」

イベD「いやぁ、次からは765プロを贔屓にちゃおっかな? これからもよろしく頼むよ!! 」

P「あ、ありがとうございます!! 」

真「Pプロデューサー!!! 今日の鈴科プロデューサーすごかったんですよ!!! ダンスの振り付けも一発で覚えちゃいましたし!!! 」

P「そ、そうだったのか!? 」

一方通行「…Pくゥゥゥン? 」

P「わあぁっ!! 」

一方通行「ったく、次はねェからなァ。それと…」

P「大変申し訳ありません…それと? 」

一方通行「あンまり焦り過ぎンじゃねェぞ? Highvyと竜宮小町よりも仕事が少なくて焦ってるのもわかるがなァ、そォいう時こそプロデューサーが焦ったらダメなンだよ」

P「…そっか」

真「そうですよPプロデューサー!! ボクたちもまだまだできたてのユニットなんだからすぐにはトップアイドルにはなれやしませんよ!! 」

P「…そうだな!! よし!! 明日からは慎重に行くぞ!! 」

一方通行「はァ…世話がやけるプロデューサーさンだこと…」

最後の方が駆け足気味になってしまいましたが、今日はこれだけです。

もっと早く書けたらいいんだけどなぁ…

結構書けたので投下します。

ーーー刺客兼審査員ーーー

やよい「じゃあ今日の夜ご飯はうちで食べますかー?? 」

響「本当にいいのか!? 」

伊織「や、やよいがいいならお言葉に甘えさせてもらうけど…」

一方通行(…やよいの家だとォ?)

一方通行(確かやよいの家には妹…もといロリが…ギャハッ!!)

一方通行(いいねいいね最っ高だねェ!!! …って俺は関係無ェンだった…)

一方通行(響と伊織ィ!! 俺と入れ替わってくれェ!!)

一方通行(なァンて世の中上手く行くわけねェよなァ…)

一方通行「じゃァ千早、オーディション受けに行くぞォ」

千早「わかりました!! 」

一方通行「いい返事だァ」

千早「ありがとうございます!!! 」

一方通行(…なンでコイツは体育会系みてェになってンだァ?)

垣根「あ"ぁ"~スクールなんてバカみてぇなことやるよりもアイドルをプロデュースしてた方が楽しい"ぃ"~…」

P「スクール? 学校? 」

一方通行(…メルヘンバカも腑抜けてやがる…)

ーーオーディション会場

審査員「次は…765プロ所属の如月千早…で良いのであるか? 」

千早「はい! よろしくお願いします!! 」

審査員「ふむ、なかなか良い声をしているのであるな。では早速何か一つ、ここで歌ってみるのである」

千早「はい!! 」

一方通行(…千早…ちゃンと挨拶はできたのかァ? )

一方通行(今日は竜宮小町も出演するAM『アミューズメントミュージック』のオーディションだからなァ、そこンとこはちゃンとしねェと…)

一方通行(審査員が一人しか居ねェ代わりに、そいつがかなり厳しいらしいからなァ…)

伊織「へぇー、ここがやよいの家? 」

響「い、意外と大きいんだぞ! 」

やよい「うっうー!! そうですよー!! 」

やよい「ただいまみんなー!!! 今日はお姉ちゃんのアイドルの友達も一緒だよー!! 」

「「「「「わあぁぁーー!!! 」」」」」

審査員「…ふむ、今日聞いた中でも一番と言えるぐらい歌声も素晴らしいのであるな」

千早「あ、ありがとうございます! 」

審査員「オーディションは合格とするのである。今日は帰ってよろしい」

千早「ありがとうございました!! 」

審査員「うむ」

千早「では、失礼しました…」バタン

審査員「如月千早…プロデューサーは鈴科百合男…」









「偽名を使うのはいただけないのであるな…"一方通行"」















「ま、かく言う私も"後方"を名乗っている以上、あまり偉そうには言えぬがな」







千早「鈴科プロデューサー!! 」

一方通行「どォだった!? 」

千早「私!! ついに受かりましたよ!!! 」

一方通行「そォか!!! よかったなァ!!! 」

千早「はい!! しかも竜宮小町も出演するあの有名なAMですよ!! 始めてで受かるなんて…私…」

一方通行「…今日はオーディション以外はオフだから飯でも食いに行くかァ? もちろン俺の奢りで」

千早「…とりあえず事務所に帰りましょうか。それから決めようかと」

一方通行「了解。じゃァ帰るか! 」

千早「はい!! 」

一方通行(純粋に嬉しいと感じたのは久し振りだなァ…)

垣根「もしもし? なんだよこっちは衣装運ぶのに苦労してるってのに! 」

一方通行『衣装? 』

垣根「そうだよHighvyの衣装だよ!! さっき届いたやつ!! 」

一方通行『そンなことよりも千早がAMのオーディションに受かったぞ!!! 』

垣根「そんなことよりってなんだよそんなことよりって!! 一回落ち着け!! 」ジムショノドアノブヲガチャリ

千早『鈴科プロデューサー!!! 青信号ですよ!! 』

一方通行『おっとすまねェ』

垣根「しかも運転中かよ…それで? 千早ちゃんがAMのオーディションに受かったって!? 」

P「受かったんですか!? あのAMに!? 」

高木「それは本当かね!? 」

律子「本当ですか!? 」

亜美「じゃあ千早お姉ちゃんも亜美たち竜宮小町と一緒に出れるの→? 」

小鳥「そういうことになるわね!! 」

真美「いいないいな→!! 千早お姉ちゃんいいな→! 」

一方通行『とりあえず事務所に帰るから祝勝会なりなンなりの用意をしといてくれェ、じゃァな』

千早『ちょっと鈴科プロデューc…』ツーツー

垣根「…切れた…」

高木「ここに来ていない者や仕事がある者はともかくここに居る面子だけでもいいから祝勝会を開こう!!! 今日はこれ以上は仕事が無いからね!!! 」

P「そうですね!! 何か飲み物でも買ってきましょうか!! 」

垣根「あ! ジュースなら俺に行かせてくれよ!! 」

亜美「亜美も着いて行くYO!! 」

真美「真美も→!!! 」

千早「プロデューサー!! なんで勝手に…」

一方通行「千早も祝うなら大人数の方がいいだろォ? 」

千早「それは…そうですけど」

一方通行「だったら別にいいじゃねェか…っ!! 」

一方通行(やべェ!! 何かが来やがる!!)

一方通行「チッ!! 」

一方通行が車の天井に手を当て反射の演算を開始すると、一方通行は何かが反射されたのを感じた。

一方通行(鉄製の刃物みてェだが…扱ってるやつからは莫大な力を感じる。それも魔術みてェな…ロシアで戦った天使に近ェかァ?)

千早「ど、どうしたんですか!? 」

一方通行「…いや、何も」

一方通行(どォする!? ここは学園都市みてェな無法地帯じゃねェンだぞ!?)

一方通行(どこで戦えってンだよォ…大体俺を狙ってくるやつが逃げるはずが無ェしな…)

??「がくえ…いの…であるか? 」

一方通行「あァ? 」

千早「や、やっぱり誰かが乗ってきたんですか? 」

一方通行(声のベクトルを最大限に俺に向けて…っとォ)

??「本日午後7時に、◯◯アリーナのグラウンドに来るのである。来なければ…貴様のアイドルたちがどうなっても責任は取れないのである」

一方通行(今は午後6:00…後1時間かァ…)

??「先に言っておくが、私は聖人だ。よって警察などの機関を頼っても私には無意味なのである。かの一方通行ならこの意味がわかるのであるな? 」

一方通行(聖人…聖人? いかにもあのレイヴェニアとかいうチビガキが言ってそォな言葉だな…)

一方通行(少なくとも科学サイドの言葉じゃねェから…聖人ってのは魔術サイドでのやべェ戦力ってことかァ? まためンどくせェことに…)

??「では、待っているのである」ダンッ

千早「ひ、ひいっ! 」

一方通行「…千早」

千早「な、なんですか!? 」

一方通行「事務所で先に祝勝会してろ。俺はちょっと仕事ができた」

千早「…さっきの誰かと戦うんですか? 」

一方通行「そォなるな」

千早「嫌です。絶対に行かせません」

一方通行「あァ、俺だって本当は行きたくねェよ」

千早「だったら…「だがなァ」」

一方通行「俺にはお前たちを守る義務ってのがあンだよ…いや、むしろ権利だな。俺がお前たちを守りてェ」

一方通行「俺はヒーローになりてェンだよ。誰かを守るってのもヒーローの役割ってもンだろォ? 」

千早「…何言ってんですか鈴科プロデューサー」

一方通行「俺は一度…いや、一万回は悪ィことをしちまったンだ。だからまァ…その分誰かを守らねェといけねェンだ 」

一方通行(あの三下には敵わねェがな…それでも俺は…)

千早「…何言ってるかわかんないですよ、鈴科プロデューサー!! 」

一方通行「…ほら、着いたぞ。早く降りろォ」

千早「プロデューサー!! 」

一方通行「早く降りろォォォ!!! 」

千早「っ!! 」

一方通行「俺はなァ!! 運が良かったのかは知らねェが今まで誰かを失ったことなンて無かった!!! だからこそォ!! ここでお前たちを失うのが怖いンだよ!!! 」

一方通行「だからァ…お願いだから俺に守らせてくれよォ…大切な誰かを失うのは怖ェンだ…」

千早「…私だって!! 」

千早「私だってせっかく鈴科プロデューサーにここまでお世話になったのに!! 今プロデューサーが死んだら私…もう…」

千早「もう優みたいに誰かが死ぬなんて嫌なんですよ!!! 」

一方通行「…だったら垣根を呼ンで来い。◯◯アリーナのグラウンドに来るよォに伝えろ。じゃァ俺は行くぞ」

千早「プロデューサー!!! 」

一方通行「じゃァな」

一方通行は車のドアを開けると、背中に"白い"翼を展開し、飛び立った。

千早「…プロデューサーは…黒い翼じゃ…なかったんですか…」

千早(…天使みたいに私たちの前から居なくなるなんて…絶対にやめてくださいよ…)

一方通行「…ちっとばかし早かったかァ? 」

??「…こういうのは早いぐらいがちょうどいいのである」

一方通行「…いい加減名乗ったらどォなンだァ? 俺を狙ってきた聖人さン? 」

??「"後方のアックア"」

アックア「ローマ正教、神の右席の後方のアックアである」

一方通行「…わざわざ所属の説明までご苦労ですゥ。でェ? ついでに目的も聞ィといた方がいいのかァ? 」

アックア「私の目的はただ一つ、学園都市第1位、一方通行の抹殺のみである」

一方通行「はァ…ここは学園都市じゃねェぞ? 」

アックア「そんなことは知ったことではない。私はお前を殺せとだけ伝えられているのであるからな」

一方通行「誰に? 」

アックア「クライアントの秘密は漏らさないのが傭兵の掟である」

一方通行(ま、どォせコイツも垣根と同じクチだろォがな)

一方通行(それにしても…なンだあの大剣は? デカすぎンだろォが…)

一方通行「ンじゃまァ…殺させてもらいますかァァ!! 」

アックア「それはこちらのセリフである!! 」

アックアのアスカロンと一方通行の翼が衝突した瞬間、グラウンドの砂が波形の模様を描くほどの衝撃波が発生した。

やよい「もやし祭りを開催しますぅー!!! 」

弟達「うおおおおおお!!! 」

かすみ「やったー!!! 」

伊織(…ここにあの白いのが居たらヤバかったわね…)

響「これってホントにもやし!? とっても美味しいんだぞ!!! 」モグモグ

伊織「…! 確かに美味しいわね!! 」モグモグ

やよい「うっうー!! よかったですー!! 」

千早「はぁ…はぁっ!! …か、垣根プロデューサー!!! 」

高木「お、おかえり如月君!? もう帰ってきたのかね!? まだ準備が…」

千早「準備は後でいいですから!! とにかく垣根プロデューサーは!? 」

P「垣根プロデューサーなら俺の代わりに亜美たちを連れてそこのコンビニに行ったけど…」

千早「っ!!! 」

律子「あっ!! ちょっと千早!! 」

高木「如月君!!! 」

P「千早!!! 」

一方通行(いくらなンでも大剣でこの動きは速すぎンだろォが…!!)

アックア「どうした? 守ってばかりでは私は倒せないのであるよ? 」

一方通行「チッ、うっせェなァ!! 」

一方通行(なンだコイツはァ!! 上手いこと剣を流しやがって…反射が上手くいかねェ…)

一方通行の翼の反射膜に当たった瞬間、アックアは剣を引きながら切るので、木原数多と同じ戦法をしていると言えるだろう。

一方通行(木原の野郎の時みてェに馬鹿正直に反射はしてねェし、剣筋の逆方向にちゃンと反射は働いているが…どォしてだァ!? 全く効いちゃいねェ!!)

アックア「私にそんな小細工が通用するとでも? 」

一方通行「…つまり、反射されよォが直ぐに持ち直せますってかァ? 」

アックア「何度も言うが、私は聖人である。普通の人間に通用するものでも私には通用しないのであるよ」

一方通行「めンどくせェやろォだ!! 」

長介「…」

浩司「お兄ちゃんもやしいらないのー? じゃあもらっちゃおっかなー…」フォークデモヤシグサー

長介「あっ! こら!! 」ベシッ

浩司「あっ…うぅ…うわあああああん!!! 」

長介「あっ…」

やよい「こら長介!! 頭を叩いちゃダメでしょ!!! 」

長介「なんだよ、そこまで怒らなくても…」

やよい「謝りなさい」

長介「はあ? 」

やよい「謝りなさい!! 」

長介「なんだよ俺だけ!!! 人のもやしを盗ろうとした浩司には怒らないのかよ!! 」

やよい「そういうわけじゃ…」

長介「自分だけ好きなアイドル業をやって!!! そのくせして俺にはお兄ちゃんのセキニンってのを押し付けるのかよ!! もう知らねえ!! 」タッタッタッ

やよい「あっ!! 長介!! 」

伊織「やよい…」

響「やよい!! 今すぐ長介を追いかけるんだぞ!! 」

やよい「うん…」

千早「垣根プロデューサー!!! 」

垣根「あれ? どうしたんだ千早ちゃん? 」

亜美「も→、せっかく準備してたのに→」

真美「もう帰ってきちゃったの→? 」

千早「す、鈴科プロデューサーが…!!! 」

垣根「…何かあったのか? 」

千早「◯◯アリーナのグラウンドで…誰かと戦ってるんです!!! 助けてください!!! 」

垣根「…わかった、すぐ行くよ」

垣根「お前らは先に事務所に帰ってろ。鈴科は俺がなんとかしてくる」

一方通行「ぐああァっ!!! 」

アックア「ふむ、ようやく掠ったのであるか」

一方通行(クソォ…集中力が落ちてきてるな…)

一方通行(右腕が縦に割かれてやがる…皮膚と脂肪だけで済ンだのは幸いだがなァ…)

一方通行(…右腕はもォ使わねェ。痛覚をカットだ)

一方通行(出血スピードからしてタイムリミットは残り15分…なンだ、木原の時よりも楽勝じゃねェかよォ…)

一方通行「…クソがァ…」

一方通行(…仕方ねェ、やるか)

一方通行「ふっ!!! 」

アックア「高く飛び上がったところで、私から逃げられるとでも思っているのであるか? 」

一方通行(最初っから逃げるなンて選択肢は無ェっつーの!!!)

一方通行「うおおあああああああァァァァァァ!!!!!!! 」

アックア「…一騎打ちであるか。私はそういうのは好きであるよ? 」

アックア「私の勝ちが確定するのであるからな!!! 」

一方通行(何ィ!! あの大剣から細い剣を出しやがった!?)

一方通行(…反射膜への寸止めを精密にやり遂げるためかァ…?)

一方通行(いや、そォ思わせてからの通常攻撃という可能性もある)

一方通行(…もォいい、運に任せる。反射設定を"通常"へ)

一方通行「ァァァァァァァァァァァァあああ!!!!!!! 」

アックア「…」

アックアは一方通行に向かって構える。









??「ヒーローってのは必ずしも孤独である必要は無いんだぜ? 」















垣根「なあ? "一方通行"? 」















一方通行「…ハッ、来るのが遅ェンだよクソが」







アックア「ぐぬおおおああああああ!!!! 」

アックアの足が消し飛んだ。

垣根「バカが。俺を忘れてんじゃねえよ」

垣根帝督の翼によって。

一方通行「あああああァァァァァァ!!!!! 」

それに続いて、アックアの胸に一方通行の翼が深く突き刺さった。

アックア「あああああああああぁぁぁぁぉ!!!!! 」

アックアの体から大量のエネルギーが溢れ出し、大爆発が起こった。

響「長介ー!!! どこに居るんだぞー!!! 」

やよい「長介ーー!!!! 」

伊織「…私がこの子たちを見といてあげるからもっと遠くまで探しに行ってきなさい。こんなところで騒いでても見つかるわけ無いでしょ? 」

やよい「あ、ありがとう伊織ちゃん!! 私行って来るね!!! 」

響「伊織!! 感謝するさー!!! 」

伊織「はいはい早く行ってらっしゃい」

伊織「さて…と」

伊織「おバカさんはどこに居るのかしらねー? 」チラッ

物置『ギクッ』

垣根「ったく、死ぬ時ぐらい綺麗に死ねよクソッタレが」

垣根は自身の翼を巨大化させ、アックアの爆発を包み込んで消滅させた。

垣根「…おい!! "鈴科"!! 大丈夫か!!! 」

一方通行「…ハッ、このザマだァ。見てわかンねェか? 」

垣根「鈴科…死ぬんじゃねえぞ」

一方通行「悪党らしくここで死ぬってのもいいかもしれねェなァ…」

垣根「バカ言ってんじゃねえよこのバカ」

一方通行「冗談に決まってンだろォが。…未元物質で包帯とか作れねェ? この右腕の出血が止まらねェンだが…」

垣根「わかった、作ってやんよ!! 」

一方通行「どォも」

すると、一方通行の携帯から着信音が鳴り響いた。

一方通行「もしもしィ? 」

垣根「よっこらせっと」

千早「…!! 鈴科プロデューサー!? 」

P「鈴科プロデューサー!! 大丈夫か!? 」

高木「鈴科君…あと垣根君、窓から入るのはやめなさい」

垣根「大丈夫、コイツはちょっと寝てるだけだ」

千早「鈴科プロデューサー…鈴科プロデューサーぁ…よかったです…」

亜美「千早お姉ちゃん…」

真美「うさぎさん…」

小鳥「千早ちゃん…」

律子「…そういえば何があったんですか? 」

垣根「いやまあ…いろいろありまして…」

鈴科プロデューサーは殺人鬼との闘いによる出血多量で結構ヤバい状態でした。

ですが、やよいの弟の長介が消えたと言うので、急いで捜索に向かいました。

しかし結局、長介は高槻家の物置に隠れていました。

捜索が無駄に終わった鈴科プロデューサーは、心労と貧血で倒れてしまいましたとさ。

垣根「チャンチャン! 」

律子「チャンチャンじゃないですから!! 全く、無茶しすぎなんですよ鈴科プロデューサーは…」

垣根(ま、普通の殺人鬼なら瞬殺できたんだろうがな…)

垣根(あの一方通行の体にキズをつけるってのは…なかなか常識が通用しねえやつだな)

結局、一方通行は未元物質製のタンパク質癒着型包帯により傷を一晩で完治させたそうだ。

ちなみに未元包帯は傷痕をも残さないという優れものであった。

千早「次からは無茶しないでくださいね!!! 」

一方通行「はいはいすンませンしたァ…」

真美「この衣装かわいい!! 」

亜美「いいな→いいな→!! 真美の衣装かわいいな→!!! 」

垣根「ああ!! その衣装はHighvyのメンバーが揃ってからお披露目しようと思ってたのに!!! 」

P「あぁ…俺は何もしてないけどビールが美味い…」

小鳥「垣根プロデューサーと鈴科プロデューサーが抱き合って…キャーーーー!!!! 」

高木「これで竜宮小町も如月君も一躍有名になるねぇ!! 」

律子「…はぁ…」

一方通行(あァ? そォいえば千早の審査員も~であるって喋ってたよォな…)

一方通行「…千早、お前の審査員ってめちゃくちゃマッチョでやたら『ある』を多用してたかァ? 」

千早「えぇ、まぁ…」

一方通行「…ヤバッ」

一方通行(殺しちまったけど大丈夫かァ? っていうかなンでそいつが審査員やってンだよ…垣根もそォだったがルールでもあンのかよ…)

後日テレビ局に確認すると、ちゃんと千早は採用されていたそうな。

とりあえず今日はこれだけです。

王道展開にしてみましたが…大丈夫だったかな…

バトルシーンは書いていて楽しいですけど疲れますね…

読んでくださった方、ありがとうございました

アックアは個人的に好きなキャラなんですけどね…

流石にプロデューサーを増やしすぎるのもマズイので、ご退場願いました

では投下を始めます

今回はわかりにくいところが多々あると思いますので、質問をしていただければ幸いです

ーーーPhantom Wedding Placeーーー

真「鈴科プロデューサー…なんでボクはタキシードなんですかー…? 」

一方通行「ンなこと俺が知るかっての。相手側のオーダーなンだから我慢しろォ」

真「ちぇー。早くHighvyとして活動したいなー」

一方通行「そのための一歩がこの仕事だろォが。我慢しやがれェ」

あずさ「私も竜宮小町のために頑張るから一緒に頑張りましょうね~」

真「はーい…」

美希(美希も頑張れば竜宮小町に…!)

P「とは言っても…なんで未成年のうちのアイドルにウェディングドレスでの撮影の依頼が来たんでしょうか? 」

真「ボクなんかタキシードですよタキシード!!! ウェディングドレスなだけマシじゃないですか!!! 」

美希「真君は似合ってるから美希的にはいいと思うな!! 」

真「ウェディングドレス着てる美希に言われた!!! ムキいいいいい!!! 」

あずさ「あ、着信があったのでちょっと外に出て来ますね~」プルルルルルル

P「了解ですー」

一方通行「じゃァ俺はトイレに行って来る」

P「はいはいー」

一方通行「トイレも克服できたらLevel6になれたりしねェかな…」テヲハンカチデフキフキ

??「それはありえないかも!! って"ミサカはミサカは"あなたに的確なツッコミを入れてみたり!!! 」ビシッ

一方通行「…クソガキ、ここで何してやがる」

打ち止め「久しぶりだね!! あなた!! ってミサカはミサカは感動の再会に目をうるうるさせてみたり…」ウルウル

一方通行「…あァそォだなァ。この前遊園地に行ったっきりで俺がこっちに来ちまったから会ってねェなァ」

打ち止め「もうあなたと遊園地に行けなくなったらどうしようって思ったからミサカはここに来たんだよ!! ってミサカはミサカは衝撃の事実を伝えてみたり!! 」

一方通行「ハッ、そりゃァありがてェなァ」









一方通行「じゃァ殺すけど今のが遺言でいいンだろォなァこのクソッタレが」







打ち止め「え? 」

一方通行「大体打ち止めとは遊園地に行ったことなンて無ェっつーの。よってお前は打ち止めではないでQ.E.D。証明終了ってなァ」

打ち止め(偽)「…あなたにミサカは殺せないよ? だって攻撃してもダメージがそのままあなたに跳ね返るからね」

一方通行「まァた面白ェこと言うじゃねーの。嘘がバレたから今度は心理戦で戦いますってかァ? 」

一方通行「一丁前に雑魚のやり方を踏襲してンじゃねェぞこらァ!!! 」

一方通行が打ち止め(偽)の首を掴むと、一方通行は自身の首に違和感を感じた。

一方通行「あァ? ンだこりゃァ? 」

打ち止め(偽)「だから言ったじゃん」









打ち止め(偽)「ダメージがそのままアンタに跳ね返るってなぁ!!! 」







一方通行「っ!! 」

打ち止め(偽)の顔が醜く歪んだのを見て自身の顔も歪ませる一方通行。

一方通行(気味の悪ィ野郎だ!!)

一方通行(それにしても…これの胸の圧迫感は魔術かァ…)

一方通行(上手く反射ができねェ分、ちっとばかしダメージが返って来やがる…)

一方通行(こりゃァ迂闊に殺すわけにはいかねェな…本体を叩くか)

一方通行(どォせ五感に働く幻覚か何かを俺に見せてンだろォ。悪党としてはカスにも劣るぜェ…)

打ち止め(偽)「あそうそう、早く逃げた方がいいかもよ? 」

一方通行「あァン? 」

打ち止め(偽)「もっとヤバいのが来ちまったらアンタが死んじまうからなぁ!!! まぁそれが目的だから別にいいんだけどよぉ!!! 」

そう言うと打ち止め(偽)は霧散していってしまった。

一方通行「チッ、情報源が消えちまった」

??「オイテメェ!!! 」









一方通行「…全くいい趣味してやがンなテメェは」















上条(偽)「よくも打ち止めを…!! お前の大切な人じゃなかったのかよ!!! 」








一方通行「ハッ、まさにあの三下が言いそォなセリフだなァオイ」

P「鈴科プロデューサー!! なかなかトイレから出て来てないけど大丈夫かーー?? …ってなんで1人で喋ってるんだ? 」

一方通行「いや、何も? 」ピョーン

P「何その跳躍力!? しかもどこに行くんだ!!! ちょっと!!! 」

上条(偽)「あっ!! テメェ逃げんのかよ一方通行!!! 」

一方通行「場所を変えるだけだァ」

P「場所を変える!? 野糞するんですか!? 」

※Pには一方通行の幻覚の上条(偽)が見えておりませんし聞こえません、触れません。

上条(偽)「待てよこの三下がああああ!!!! 」

一方通行(三下の方が悪役じゃねェか!!! 皮肉たっぷりだなァオイ!!!)

P「…一体なんだったんだ? 」

真「Pプロデューサー!!! あずささんが消えちゃいました!!! 」

P「…はい!? 」

一方通行(…さてどォするか…)タッタッタッ

一方通行(街中じゃァ能力で逃げることができねェ。そンでもって俺のスタミナじゃァずっと逃げる続けるわけにもいかねェ)タッタッタッ

上条(偽)「打ち止めを殺しちまったんなら!! いつまでも逃げてるんじゃねぇよ!!! いい加減現実を見ろよ!!! 御坂も悲しんでるんだぞ!!! 」タッタッタッ

一方通行(いくら千早のトレーニングに付き合ってたとはいえ、あいつの驚異的なスタミナには勝てねェ…いやまァ幻覚にスタミナ切れなンかあるわけ無ェか)タッタッタッ

一方通行(…確か魔術って魔力みてェな物が必要なンだよなァ?)タッタッタッ

一方通行(…一か八か、魔術を解析するしかねェな…それで魔力の供給源を辿れば!)タッタッタッ ピタッ

上条(偽)「…やっとやる気になったか」

一方通行「…あァ」

一方通行「…ここは中華街だ。この意味がわかるかァ? 」

上条(偽)「…? 」

一方通行「1人で変な動きしててもパフォーマンスぐれェにしか思われねェよなァ!! 」バッ

上条(偽)「!? 」

一方通行「ほォらほらァ!!! 何秒で俺を振りほどけるかなァ!? 」ガシッ

上条(偽)「何すんだよ一方通行!! 早く離せよ!!! 」

一方通行は上条(偽)に抱きつくと、幻覚術式の解析を始めた。

一方通行(魔術構成情報の検索を開始…)

あずさ「あ、あらあら~、鈴科プロデューサーが1人で何かに抱きついて宙に浮かんでジタバタしてるわ~…」

迷子A「お姉ちゃん、あの人なにやってるのー? 」

迷子B「なにやってるのー? 」

あずさ「…あそこの肉まんを買ってあげるからあの人のことは忘れようね~? 」

※一方通行以外には上条(偽)の姿が(ry

真「あずささーん!! どこですかー!!! …って鈴科プロデューサー!? 何やってるんですか!? 」

一方通行(…解析完了!!! 魔術使用者の位置情報の逆探知を開始…)

P「…真、きっとあれは鈴科プロデューサーじゃないんだ。だから早くあずささんを探しに行こう」

真「え、えぇ…」

真(そ、そうだよ!! いつもクールな鈴科プロデューサーがあんなことするわけ…無いよね?)

あ、言い忘れてましたけど、今回はアニマスを見ていないとわからないところがありますが、それほど物語に関係ありませんのでご安心を

あと石油王とその花嫁には消えてもらいました

上条(偽)(あれ? もしかして探索術式かけられてね?)

一方通行「…逆探知、終了だァ」ニヤリ

上条(偽)「何ぃ…っ!! 」

一方通行の逆探知が終了すると、上条(偽)が打ち止め(偽)の時のように霧散した。

一方通行「なンだァ? 意外とやればできンじゃねェか…ゴボァ!! 」

一方通行(…全身がいってェな…魔術ってのはいちいち血を吐き出さねェと使えねェのかァ?)

一方通行(まァロシアでもやったことだがなァ)

一方通行「ンじゃまァ…」

一方通行「お仕置きタイムとすっかァ!! 」

??「くそっ!! 探知されちまったか!!! 」スタスタ

??「…まああの術式があれば負けることは無いと思うけど…」スタスタ

??「人質があったら確実に勝てるよなー? 」チャリン

美希「離してよ!! この変態!! 金髪のいかにもアホそうなチンピラ!!! 」

カメラマン「ひ、ひぃっ!! 」

??「うっせーな少しは静かにしたらどうなんだ」

??(あぁ、もしかしてこいつらも他のやつらみたいに催眠術で眠らせればよかったんじゃね?)

ウート「ま、この"ウートガルザロキ"が一方通行を殺せばそんなことを悩まなくても済むようになるんだけどねー」

ウート(…やっぱり催眠術式かけとこっと)

美希「ねぇ!! ちょっt…」

カメラマン「…」









一方通行「でェ? ウートガルザロキさンよォ」















一方通行「どォやって俺を殺そォってンだァ? 」







ウート「…なんだ、もう着いたのか一方通行」

一方通行「おォ、わざわざ体を削ってまで来てやったンだぞ? 感謝しろォ」

ウート「わざわざご苦労様ですー。で? 俺をどうすんの? 」

一方通行「もちろん殺すに決まってンだろォがこのアホタレホスト野郎が」

ウート「へー、そっかー。あそうそう、先に言っとくけど、俺にも反撃術式はかかってるからな? 」

一方通行「ダウト。反撃術式なンて最初っから無ェンだろォが」

ウート「…ふーん? 」

一方通行「お前の魔術は五感の刺激を他の五感への刺激に移し替えてるっていうめンどくせェ魔術だろ? 」

一方通行「打ち止めの時のやつは首が絞まってるっていう視覚を俺の触覚に移し替えただけにすぎねェンだろ? 簡単なことじゃねェか」

ウート「なるほどねー…そこまで解析できたってわけだ。でも解析したところで結局お前は俺に攻撃できないだろ? 」

一方通行「あァ、そォだな」

ウート「ぐああっ…!! 」グサリ









一方通行(偽)「"俺には"できねェな」







ウート「な、に…! まさか…! 」

一方通行「そォだ。お前の幻覚術式をマネさせてもらったぜェ? 」

一方通行「お前が催眠術をかけたやつらも」

一方通行「お前が縄で縛った美希とカメラマンも」

一方通行「そこに突っ立ってる俺(偽)も」

一方通行「さらに言えばこの式場も」

一方通行「ぜェンぶ俺がかけた魔術の幻覚なンだよ!! すげェだろ? 」

ウート「じゃ…あ」

一方通行「あァ、現実ではここはただの草原だァ」

一方通行「お前はそのまま隠れとけばよかったのによォ…人質を捕まえに行ってわざわざ俺の幻覚にかかりやがって…バカじゃねェの? 」

ウート「クソが…」

一方通行「どォやらお前の魔術は対象が1人だけしか設定できないらしいからなァ。お前が魔術を設定したデコイがお前と喋ってるうちにノーマークの俺が手刀でお前の心臓をサクッとやったわけだァ」

ウート「…」

一方通行「…死ンじまったか」

一方通行(…あっ、ヤベェ、血を吐きすぎて貧血が…)

一方通行がフラフラする頭を抑えながら死んだウートガルザロキを見ると、いつの間にか消え去っていた。

一方通行(…わっけわかンねェ)

一方通行(ここでは死ンだ刺客は消えちまうのかァ?)

一方通行(垣根はなンだかンだで残ってるが…)

一方通行(それにしても、だァ)

一方通行(最初は垣根。次は聖人とやら。その次は精神系の魔術師)

一方通行(…俺は誰かに試されてンのかァ?)

一方通行(アイドルを育てながらバトルを勝ち抜け!! ってか?)

一方通行(正直これが学園都市の最新技術で作られたゲームとかだったら泣くぞ俺)

一方通行(いや、でも垣根の能力も本物だったし、俺の脳に違和感も無ェ)

一方通行(…まァ今を生きるしかねェか)

結局あずさは真とプロデューサーの協力によって見つかり、無事に撮影を終えたそうな。

とりあえず今日はここまでです

ちなみに上条(偽)が出てくる前に打ち止め(偽)が消えたのは、一方通行の反射が中途半端に幻覚術式に働いたことによって1人ずつしか幻覚として見せられなかったから…という設定です

あぁ…もっと書き込まねば…今回は駆け足すぎるよ…


幻覚を見せた相手に実は幻覚を見せられているジンクスェ……

>>268 そういえば木原乱数戦もそうでしたねwwww

むしろこうでもしないとウートガルザロキを殺すのは難しい気がする…

話としては途中で終わってますけど投下します

ーーー芸能事務所対抗大運動会ーーー

あずさ『はぁっ…はぁっ…』タッタッタッ タユンタユン

垣根「ぬおおおおお!!! あずささんの胸がめっちゃ揺れてるじゃねーか鈴科!!! 」

一方通行「声を下げろ仮にも未成年のアイドルたちの前で下品なこと言うなそして俺に話をフるなァ!!! お前は初めてAVを見た中学生かァ!!! 」

律子「垣根プロデューサー、セクハラで訴えますよ」

真美「て、ていとくんがセクハラで懲戒免職に!? 」

亜美「地味に困るんだYO!! 」

垣根「じ、地味にかよ…」

一方通行「俺の仕事がめンどくさくなるから懲戒免職にはなるなよォ」

千早「…くっ」

春香「ち、千早ちゃん…」

P(あぁ、うちはいつも通りカオスだな)

あずさ『はぁ…あーんっ! …あら~粒あんですね~このあんパン』モグモグ

あずさ『個人的にはこしあんがよかったですね~』

観客「「「「HAHAHAHA!! 」」」」

貴音「ポイントは取れませんでしたが」

響「客の目は全部持って行ったんだぞ…」

千早(胸!? やっぱり巨乳がいいのね!?)

一方通行(俺的には貧乳がいいって思うな!)

千早(コイツ、美希口調で直接脳内に…!)

美希(今誰かに美希のアイデンティティが汚された気がするの)

伊織「ほら真!!! あずさは負けても結果的に目立ったじゃないの!! 」

真「あずささんはあずささん!! ボクらの時はボクらなりにやるべきだっただろ!! 」

伊織「結局私たちはコケたことを笑われただけじゃないの!!! 」

伊真「「むううううううう!!! 」」

律子「ほら伊織!! 亜美と一緒に途中であずささんを拾ってステージに行くわよ!! 」

伊織「あらごめんなさ~い、お仕事が入っちゃったわ~、あ~忙しい忙しい」スタスタ

真「ああああああああああああもうムカつく!!! 」

一方通行「…ごめンなァ、Highvyはまだ練習期間だから仕事を入れられねェンだァ…」

P「全く…お前らはいつまでさっきの二人三脚を引っ張ってるんだ? 」

垣根「そうだぞ!! 失敗してもいいじゃないか2人とも! 可愛ければ全て良しだ!! 」

一方通行「ンだァ? その童貞くせェセリフはァ? 」

垣根「ど、どどどどど童貞ちゃうわ!! 」

律子「だからアイドルたちの前でそういう話はしないでくださいよー…」スタスタ

雪やよ「「童貞?? 」」

春香「ふ、ふふふふ2人とも!! 今垣根が言ったことは全部忘れて!! 」

垣根「あっ、テメェ春香今俺を呼び捨てにしたな!? 」

P「大人なんですからいい加減にしてくださいよ…」

一方通行(中身は一応高校生なンだがなァ…)

響「あれだけチャラそうな喋り方とルックスなのに童貞って…ちょっとイメージが崩れたさー…」

垣根「」

一方通行(お前…スクールにドレスを着た女が居ただろォが…ダメだったのかァ…)

P「…そういう鈴科プロデューサーはどうなんですか? 」ボソッ

一方通行「…ホルモンバランスが崩れてて性欲が無ェから関係ねェ」ボソッ

P「ロリコンじゃなかったのか…? 」ボソッ

一方通行「あれは純粋な愛なンだよ。性欲の対象なンかじゃねェ」ボソッ

P「そ、そうか」ドンビキ

一方通行(ま、性欲のコントロールなンていくらでもできるンですけどねェ)

??「では、打ち合わせ通りに頼むぞ」

?? 「えぇ、わかってますよー」

??「いくらあなたが異教の猿だとはいえ、恩返しは果たさなければなりませんからね」

??(…まさかセレブな私が)

黒井「魔術などというオカルトに頼ることになるとはな…」

??「魔術は別にオカルトではありませんよ? 」

黒井「…」

??「ま、世の中には思いっきりオカルト系に倒れこんでみたりして中二病を発症した中二病患者なるものと呼ばれる方が居ますけどねー」

??「本物の魔術なんて強力な技術は簡単に公にされたりしません。オカルトなどという便利な言葉を使ってカモフラージュされているんですよー」

??「テレビに深く関わるあなたなら情報の重要性が理解できますよねー? 」

黒井「…普通の人間は助けた魔術師が恩返しに協力してくれたなどというメルヘンチックな状況に陥らないんじゃないか? 」

??「まああなたに恩があるとはいえこのような下衆なことを行うのは気が引けるんですがねー、術式の調整には丁度いいんですよー」

黒井(金が無くて路頭で困り果てていた緑色のエリマキトカゲになんとなくセレブな気持ちになった私が赤ワインとパンと金を渡しただけでどうしてこんなことになったのだ…)

黒井(非常に腹が煮え繰り返るが、高木のやつの言うティンと来た、というのを感じたのが運のツキだったのか…)

黒井(ま、私の役にたてばなんでもいいがな)

黒井(しかしまぁ…)

黒井(なんでコイツは高木の声に似ているんだ!! そこだけが気に食わんぞ!!)

??「カモォ~ン、ポルポルくぅ~~ん…ですか…」ペラペラ

??「なるほど、このジョジョの奇妙な冒険という書籍はとてもセリフが特徴的で面白いですねー。今度フィアンマに紹介してみましょうか」ペラペラ

黒井(何故ここに備え付けてある本がジョジョなんだ!! 最高にハイ!! ってやつだぁ!! って言わないといけない空気になるではないか!!)

黒井(あぁ、学生時代に高木とジョジョの真似をして遊んでた記憶が…第三部ばかりやっていたな)

春香「…私たちも竜宮小町に負けないぐらい競技で頑張ろう!! せっかくテレビに映るチャンスなんだから!! 」

真「…そうだね、競技で伊織よりも有名になってやるんだ!! 」

一方通行「有名になるのはいいが、伊織を敵視しすぎンじゃねェぞ…」

垣根「お前は真美を見つめすぎんじゃねぇぞ!! 」

真美「ふぇっ!? 」

一方通行「あァ!? 見てる分には何も問題無ェだろォが!! 」

真美「」

P「やっぱりロリコンだった…」

雪歩「…穴掘ってあげるから埋まってろですぅ…」

垣一「「!? 」」

「「「「「「あははははははは!!! 」」」」」」

一方通行「畜生…打ち止めばっかり溺愛してたンだからロリコンになっても仕方ねェじゃねェかよ…」ボソッ

貴音「らすとおーだぁ? レストランか何かですか? 」ボソッ

一方通行「!? 」

一方通行(聞こえたのかよ!!)

千早(…私、貧乳でよかったのかしら?)

真美(わ、私うさぎさんに見られてるの!? …うさぎさんってホンモノのうさぎみたいに性欲もあるのかな…)

真(…そういえばHighvyは全員胸が小さいような…うん、気のせいだよね!!)

雪やよ「ろりこん? 」

響「今のはわs(ry」

一方通行(アイドルたちの目が泳いでやがる…あァ、こォいうのが死にたいって気持ちなンだなァ…)

美希「ここでがんばって竜宮小町に入るのーーーーー!!!! 」ガラガラガラガラ

アナ「三輪車競争!! 1位で通過したのは伏兵の765プロの星井選手です!!! 」

観客「「「「わああああああ!!!! 」」」」

美希「えへへー! 」フリフリ

美希(これで美希も竜宮小町に…!)フリフリ

アナ「では2位でゴールした大本命の新幹少女のつばめちゃん!! 」

つばめ「え、えっと、負けちゃいましたー!!! ごめんなさいっ!! 」

新幹ヲタ「「「うおおおおおおおおお!!!! 」」」

つばめ「はぁ…」

のぞみ「お疲れ~」

ひかり「お疲れ様」

つばめ「ありがとね…」

のぞみ「…ねぇ、あの765プロって弱小事務所のくせにちょっと調子に乗りすぎじゃない? 」

つばめ「…そうね、少し図に乗りすぎてるわね」

ひかり「…ああいうのが一番ムカつく」

美希「にひっ、これで竜宮小町に一歩近づいたの! 」

P「よし!! この調子なら優勝も狙えるぞ!! 」

「「「「おぉーー!!! 」」」」

一方通行(…嫌な気がするがなァ…)

やよい「よーっし! みんなのために勝たなくちゃ!! 」カツラモサモサ

ひかり「…ふんっ」カツラスポッ

アナ「次は仮装障害物競争です!!

黒井「…では早速よろしく頼むぞ? 」

??「えぇ、赤ワインとパンさえあればやるべきことはちゃんとやらせてもらいますよ」









テッラ「"左方"の名にかけて」







響「あっちゃー…失格になっちゃったんだぞ…」

雪歩「それにしても…なんでみんなして麻袋が破れたんですか? 」

貴音「確かに…それは不自然ですね…」

春香「うーん、本当に偶然だったとか? 」

美希「それはちょっと無理があると思うな…」

P「鈴科プロデューサーみたいな超能力とか? 麻袋を限定的に破る能力みたいな…」

真「えらく地味な超能力ですね…」

真美「謎が一つ増えたね→…」

垣根「…鈴科、あれってどう考えてもおかしくないか? 」

一方通行「…あァ、あれは魔術だ。間違いねェ」

一方通行(なンで俺が行くところに毎回敵が現れンだよ! 名探偵の事件遭遇スキルでも持ってンのか!!)

一方通行(…魔術については実際にこの胸の圧迫感が証明してやがる。全く、めンどくせェ…)

垣根「魔術って…あの前のゴリラのおっさんに関係あるのか? 」

一方通行「そォだな、めちゃくちゃ関係ある」

垣根「とすると…」

一方通行「あァ、どこぞの誰かさンと同じ刺客に違いねェ」

垣根「あれは黒歴史だからやめてくれ…」

千早「…魔術? 」

黒井「やりすぎだ!! 他のアイドルたちも転ばせてどうする!! 今回は765プロを陥れるのが目的だぞ!!! 」

黒井「…次からは765プロのアイドルだけを徹底的に狙え」

テッラ「おやおや、なかなか手厳しいことをおっしゃいますねー」

黒井「…魔術とやらはそんなにも小回りが利かないのか? 」

テッラ「私が扱うのは人間よりも上位の存在の天使の術式。そう簡単には扱えないんですよー」

テッラ「ま、私としても術式の調整にはちょうど良い機会です。それなりの結果が出せるようには努力してみますよ」

黒井「…期待しているぞ」

黒井(クソっ!! コイツの声を聞いているとホルホースのことが頭に浮かんで仕方がない!!! WRYYYYYYYYY!!!)

やよい「あ、あのっ!! 」

ひかり「…何かしら? 」

やよい「さっきの競争で転んで邪魔してしまってごめんなさい!! 私のせいで…」

ひかり「あぁ、いいのよそんなこと。それよりも765プロも頑張ってるみたいね? 優勝目指してお互いに頑張りましょう? 」

やよい「あっ! ありがとうござい「ただ…」…? 」

ひかり「あなたみたいな足手まといが居たら優勝なんて無理でしょうけどね」

やよい「えっ…」

伊織「あら、貧乏性のうちにしては意外と豪華なお弁当ね? 」

亜美「うんうん! 」

真美「いかにもロケ弁!! って感じだね→!! 」

雪歩「美味しそうですぅー!! 」

P「貧乏性ってなんだ貧乏性って…」

美希「いつも経費削減を目指して無理してるからじゃないかなー」

律子「痛いところを突くわね…」

一方通行「ま、食い物ぐれェはマトモなもン食わねェと体調を崩されても困るしなァ。そこンところは俺だって譲歩するぜェ」

やよい「鈴科プロデューサー…」

真「流石鈴科プロデューサー!! 今日もツンデレですねー!! 」

一方通行「ツンデレじゃねェよ!!! むしろいつもデレてるわ!!! 」

千早「ツンデレの鈴科プロデューサー…ふふふっ」

垣根「べ、別にアンタのために毎日髪の毛を脱色して赤のカラコンを入れてるンじゃないンだからね!! 勘違いしないでよォ!! 」※一方通行ボイス

響「何それおっかしーwww しかも声似てるしwwww」

垣根「おう、鈴科の声になる未元物質ドロップを作ってみたぞ」カラカラ

一方通行「なンてもン作ってくれやがったンだァ!!! 」

貴音「それでは一口」ヒョイパク

一方通行「ちったァ躊躇しろォ!!! 」

貴音「これでどォでしょォかァ? …なンと!! 本当に鈴科プロデューサーの声になってしまいましたァ!!! 」※一方通行ボイス

春香「貴音さんwwww声がwwww」

貴音「中学生以上はなァ!! BBAなンだよォ!!! 」

雪歩「ひ、ひいっ! 」

あずさ「…あらあら~」

真「本当に鈴科プロデューサーが喋ってるみたいだ…」

一方通行「俺はそンなこと言わねェよ!! 」

P「言ってなかったっけ? 」

律子「うわぁ…」

一方通行「だから言ってねェわ!! あァもォこのクソメルへン!!! 余計なことを!!! 」

千早「うちのアイドルでタイプなのは? 」

貴音「真美一択に決まってンだろォがァ!! あとは千早の胸とか小さくていいよなァ!!! 」

真美「ふぇっ!? 」

千早「…くっ!!! 」

一方通行「やめてくれェェェ!!! 」

響「あっはははははは!!!! もうお腹痛いんだぞ!!! 」

律子「みんな、その得体の知れない物体で遊ぶのもいいけど陣中見舞いが来たわよ~」

愛絵涼「「「お久しぶりです、皆さん」」」

貴一垣響春千亜真美P「「「「「「「「「あァ!? 」」」」」」」」」

愛絵涼「「「ひいっ!!! 」」」

今日はここまでです

未元物質ドロップ…欲しいですね…

真美の一人称は

元気な時、普段→真美

しおらしいとき、驚いて頭が回ってないとき→私

みたいな感じで書いてたんですけどあってますかね?

イマイチ基準がわからなくて…

すいません、結構重要なところが抜けてました
>>284の前です



やよい「はぁっ…はぁっ…はぁっ…」ピョンピョン

やよい(あ、麻袋に入って飛ぶアレってこんなにしんどいんですかぁ…!?)ピョンピョン

真「がんばれーーー!!!! やよいーーーー!!! 」

春香「がんばってええーーーー!!!!! 」

やよい(よ、よし!! みんなが応援してくれてるんだからもっと頑張らなくっちゃ!!!)

ー優先する。

ー麻袋を上位に。靴を下位に。

やよい「はぁっ…はぁっ…ってわあぁぁっ!!! 」ビリッ ボロッ

ひかり「きゃあっ!! 」

やよい(ああーー!! 新幹少女の人とぶつかってカツラが取れちゃいました!!!)

やよい「ご、ごめんなさいっ!! 」

ひかり「…ッ!! …いいえ、こちらこそごめんなさい」

他アイドル「「「キャアアッ!! 」」」

アナ「おおっとー!? アイドルたちの麻袋が一斉に破けてしまいました!!! 」

アナ「…え? あ、はい、わかりました…これでは続行不能なので現時点での順位を結果として記録します!!! 」

1位 オーラプロ

2位 こだまプロ(新幹少女)

3位 765プロ 失格

4位………

やよい「はわわ…失格しちゃいました…」

ひかり「…」

今日はちょいと忙しくなるので最後までは行きませんが投下

真「なんでまた伊織と走らなくちゃいけないんだよ!! 」タッタッタッタッ

伊織「プロデューサーが勝手にこのペアで登録したんだからしかたないでしょ!!! 」タッタッタッタッ

真「ああもう!!! 」タッタッタッタッ

伊織「とりあえず借り物競争なんだから借り物を確認するわよ!!! 」ペラッ



白髪で目つきが悪い人



真伊「「」」

一方通行「なンで俺が走るハメに…」タッタッタッ

伊織「白髪で目つきが悪い人なんてあんたしか居ないでしょ!! 」タッタッタッ

真「そうですよ鈴科プロデューサー!! みんなのために頑張りますよ!!! 」タッタッタッ

一方通行「はァ…」タッタッタッ

ー優先する。

一方通行(…ッ!! マズイ!! 魔術か!!!)

一方通行「…さっさとゴールすンぞォ!! 」ダダダダダダダダ

真伊「「ちょ、ちょっと!! 」」ダダダダダダダダ

アナ「おーっとーー!? 765プロの選手たちが急に加速し始めましたー!!! 」

一方通行(俺とコイツらの筋肉への電気信号と空気のベクトルを操作。伊織と真の動きも揃えて…。ちっとばかし過負荷にはなるが速度を上昇!! あと10mぐれェだから間に合うか…!!)ダダダダダダダダ

ー菊地真、水瀬伊織の体を上位に。

一方通行(あと5m!!!)ダダダダダダダダ

真「早い早い早いーーー!!! 」ダダダダダダダダ

伊織「ちょっと何したのよあんた!!! 」ダダダダダダダダ

ー足に巻きつけている布を…アナ「ゴーーーーーール!!! 765プロが驚異的な追い上げで1位!!!! 」…下位に。

真「はぁ…はぁ…ちょっと鈴科プロデューサー…」ビリビリ

伊織「はぁ…はぁ…あんた何やったのよ…」ビリビリ

真伊「「あれ、布が…」」

一方通行「…真、その千切れた布を破ってみろ」

真「? わかりました…」ビリビリ

真「あれっ!? 書道の半紙みたいに簡単に破けましたよ!? 」

伊織「おかしいわね…結んだ時は普通の布だったのに…」

一方通行「ちょっと貸してみろ」グッ

一方通行(…俺は破れねェのか。ということは特定の対象に働く魔術…?)

一方通行(解析を開始…)

一方通行「…」

真「鈴科プロデューサー? どうしたんですか? 」

一方通行(解析終了。…あァ? 今回はえらく簡単に解析できたなァ)

一方通行(魔術師の詰めが甘ェのかァ? いや…バレても問題ないということか?)

一方通行(確かに強さの上下関係を入れ替えるのはすげェが…その割りには簡単に突破できそォな術式だな…)ウプ

一方通行(やべェ!! 血がこみ上げて来やがった!!)ダダダダダダダダ

真「…吐きそうな顔をして走っていったけどそんなにあの布が臭かったのかな」

伊織「…それは無いでしょ」

P「鈴科プロデューサー!! どこに居るんだー!!! 」

P「全く、借り物競争の後にどこに行ったんだか…」

??「あー君、ちょっといいかな? 」

P「? いいですけど…」

一方通行「あァ…あそこで血を吐いたら救急車で運ばれるところだったぜェ…」テヲハンカチデフキフキ

一方通行(魔術師の場所はわかったンだが…どのタイミングで倒せばいいンだァ?)プルルルルルル

一方通行(…Pから電話?)

一方通行「もしもしィ? 」

真「鈴科プロデューサー…大丈夫かな…」

伊織「そうね…」

春香「き、きっとすぐに帰ってくるよ!! 今Pプロデューサーも探しに行ってるし!! 」

貴音「あァ…やっぱりロリは最高だぜェ。なンて言いながら帰ってくるンじゃないでしょォか? 」※一方通行ボイス

垣根「そうだそうだ!! ロリコンは強いんだぞ? 」

真美「そうなのかな…」

響「貴音はいつまでそのドロップを舐めてるんだ…? 」

千早(さっきの鈴科プロデューサーの顔…あの時の顔に似てたわね…)

新幹P「だからねー? 盛り上がるからここはうちの新幹少女に勝ちを譲ってくれないかなー? 」

P「それはうちのアイドルにワザと負けろと言ってるんですか? 」

新幹P「いやいや! そこまでは言ってないよ! ちょっとだけ、手を抜いてくれれば…」

??「キャッピピピピピーン!! ゆっりゆっりりーン!!! 百合子(メガネ装着ver.)だよォー☆」※百合子ボイス

両方P「「!? 」」

百合子「百合子はァー☆八百長とかいう卑怯な真似をするやつが許せないンだァー☆」

P「…鈴科プ! …ロデューサー? 」

新幹P「な、なんなんだね君は!! 」

百合子「卑怯者に名乗る名前とか無いからァー☆」ガシッ

※さっき名乗りました

新幹P「あがっ!! 」

P「鈴科プロデューサー!! いくら百合子の格好とはいえ首を絞めながら持ち上げるのはマズイって!! 」

百合子「大丈夫☆監視カメラは全部切ってるし!! 」

P「ちょ、ちょっと!! 」

百合子「というわけでェー、このゴミクズの人格データを書き換えて色々記憶を消したり書き換えたりしまァーす☆それー☆」

新幹P「あひぃっ!! 」ビクン

百合子「たっだいまァー☆」

P「はぁ…」

765プロ一同「「「「「「!? 」」」」」」

一同((((((誰この美少女!?))))))

真「鈴科プロデューサー!! 何やってるんですか!? 」

垣根「鈴科なのか!? 」

伊織「あんたロリコンなのに女装癖もあったの!? 最悪じゃない!! 」

千早(女装癖…へき…壁…くっ!!)

春香「…意外に似合ってますね、そのブルマ」

真美「うさぎさん…かわいい」

雪歩「な、なんで私たちと同じ格好なんですかぁー? 」

百合子「いやァ…なンつーか…その…」

百合子「スーツ失くした☆」

一同「「「「「「はああああ!? 」」」」」」

律子「どうやったら自分の衣服を失くすんですか!! 」

あずさ「それはちょっと私でもありませんね…」

亜美「どうやったらそうなるんだYO…」

百合子「新幹少女のプロデューサーをこの格好に変装してから〆に行ったらスーツを盗まれちゃった☆」

一同「「「「「「」」」」」」

百合子「で、でもでもォー!! ちゃんと貴重品はキープしてるから大丈夫☆」

律子「大丈夫じゃないでしょおおおおお!!!!! 」

百合子「とにかく!! 今日はこのキャラで通すから!! これで家まで帰ってみせるから☆」

千早「なるほど、これが演じきるということですか」

響「胸の大きさまで演じきるのは無理なんだぞ…」

百合子(自分の体を弄るなンざ簡単にできるンだがなァ)ボインボイン

千早「…くっ!! 」

垣根「女体化…俺もできんのかな? 」

ひかり「プロデューサー!? なんでこんなところで寝てるんですか!? 」

のぞみ「ほっときましょうよ。どうせ疲れているのよ」

新幹P「…う…うん? 」

つばめ「あ、起きた」

新幹P「あれ…なんで自分はこんなところで寝ているんですか? 」

ひのつ「「「!? 」」」

新幹P「ハッ!! もしかして…テクパトルうううぅぅぅぅぅ!!!!!!! 」

今日はここまでです

よければなんとなく書き始めたアレイスター×俺ガイルの方も読んでいただければ幸いです

では投下開始します

やよい「…」

百合子「どォしたの? 次はみンなでリレーだよ☆」

やよい「だ、だいじょぶです…早く集合しに行きましょう…」

百合子「…はァ…嘘は吐くンじゃねェ。俺に嘘は通じねェつっただろォ? 」

やよい「…新幹少女の人に…あなたは765プロの足手まといだって言われて…」

百合子「そンなことを気にしてたのかァ? 」

やよい「そ、そんなことって…だって本当に足手まといになっちゃってたから…」

百合子「ハァ…よく聞けよ? 」

百合子「国の代表のアスリートじゃねェンだからアイドルに足手まといもクソも無ェに決まってンだろォが」

やよい「…」

百合子「逆接的に考えれば、その新幹少女のやつはこの大運動会をオリンピックか何かと考えてンだろォな。だから自分たちより弱かったくせに伸びてきた俺たちに八つ当たりしてきたってとこだろォよ」

百合子「人間誰しも人気になればアンチが付くもンだ。だからそォいうやつらは無視しろ。というかそいつらを見返してやれ」

百合子「失敗してもいいンだ。だから新幹少女とは本気で戦え。そいつらの言葉なンて所詮はうちに対する嫉妬に過ぎねェ。だから負けてもいいから本気でやれ」

百合子「人を悪く言うやつよりも、純粋に勝利を目指す方が人気が出るに決まってンだろォ? 負けても真や響でなンとかできる。もちろン他のアイドルでも持ち直せる。だから…人に流されるな。自分を通せばいいンだ。わかったな? 」

やよい「……わかりました!! あの人の言葉でちょっと傷ついちゃいましたけど…でも!! 私なりに頑張ります!! 」

百合子「そォだ。その勢いでやればいいンだ!! ほら、長く説教しちまったから時間が無ェぞ!! 早く行けェ!! 」

やよい「はい!!! 」

百合子(三下に触発されて説教癖が付いちまった…うわァ…)

黒井「どういうことだ!! まるで意味が無かったじゃないか!! 」

テッラ「…ふむ、これはマズイですかねー」

テッラ(あの加速は…私の術式か何かを探知した動きでした)

テッラ「ま、次は最大の得点差が開くリレーです。1人でも崩せば…一気に差がつく競技ですよねー? そこを上手く使いますよ」

黒井「…私はトイレに行って来るが、これが最後のチャンスだ。決して失敗するなよ? 」

黒井(まあ765プロの優勝を許せば表彰式でもチャンスがあるがな)

テッラ「えぇ、私の術式の精度も上がっておりますし、まあ次こそは大丈夫かと…」

黒井「…期待している」

黒井(確かに魔術の効果は表れた…が、実際に妨害してもらわなければ困る)

黒井(…ま、今回は無理だと諦めておくか。あいつは些か自分に自信がありすぎる。あれは確実に失敗するタイプだな)

アナ「よーい!! スタート!!! 」パン

響「っ!!! 」

響(ここで自分がみんなのために大幅リードすれば!!!)

響「てりゃあああああああああああ!!! 」

アナ「おおっと!! 765プロの我那覇選手が驚異的なスピードで駆け抜けて行きます!!! 」

響(なんとか差を付けて1位で抜けられたぞ!!)

響「貴音!!! 」

百合子「デリバリーサービス百合子でェーす☆サインもらっていいですかァー? 」ガチャリ

テッラ「優先する…一体なんですかー? 」

百合子「いやー、かの有名な961プロの黒井社長が倒れてたンで運ンできたンですけどォ…要りますよねェ? というか押し付けますけどー☆」

百合子(いやまァ俺が気絶させたンだが)

黒井「」グッタリ

テッラ「…一応この部屋の鍵はパスワード錠なんですが…どうやって? 」

百合子「あれー? たった4ケタのパスワードで安心しちゃってるンですかァー? つーかあンなのすぐにハッキングしちゃいましたけどね☆」

テッラ「…なるほど、学園都市からの差し金ですか…」

百合子(学園都市なンてここには無ェっつーの。こいつ元の世界からそのまンまでここに送られて来たのかァ?)

テッラ「ちょうどいいですねー。私は左方のテッラ。ローマ正教の重役として異教の猿を消して差し上げますよー」

百合子(ローマ正教で左方…ってこたァあのゴリラと同じか)

百合子(あの白い鎌は…粉っぽいが…小麦粉か何かかァ?)

百合子「こっちも競技の邪魔されたらメーワクですからねー、本気でやらせていただきますよー☆」

貴音(響からのバトンをトップでなんとかつなげることができました…)

貴音「萩原雪歩!! 」

雪歩「は、はいぃ!! 」

雪歩(こ、ここでみんなのために頑張れば…私だって!!)

百合子「問題だよー☆これってなンだと思うー? 」タッ

百合子(ハンマーの頭の部分が全て針でできてるっていう名称不明な武器を垣根に頼ンで作ってもらったが…さァどォだ? こいつは防げンのかァ?)

ー優先する。

百合子「それー☆」ビュン

ー人体を上位に。それを下位に。

百合子(それ!? ってか本当に防ぎやがったぞコイツ!!)ガキン

テッラ「あまり私を舐めてもらっては困りますねー」

百合子「…めンどくさいね君ー」

雪歩「はぁ…はぁっ…あぅ…」

雪歩(3位まで落としてしまいました…)

雪歩「み、美希ちゃん!! 」

美希「任せてなのーー!!!! 」

美希(これで頑張れば美希も竜宮小町に!!!)

アナ「765プロの星井選手が驚異の追い上げ!!! ただいま1位へ上り詰めましたー!!! 」

百合子(どォする!? 本当は2種類の材質が違う何かで攻撃すればなンとかなるとは思っていたが…"それ"って言われたときの対象数が2つ以上だったら意味が無ェ…)

百合子(…まァやってみねェとわかンねェし、やってみるか…)

百合子(右手であの武器、左手で心臓に手刀)グサッ

テッラ「ぐああああああ!!!! 」

百合子「えっ? 」

テッラ「」

百合子「…えっ? 」

百合子「」

百合子(…弱ェ…)

アナ「さあリレーも終盤に差し掛かりました!!! 現在のトップは765プロの如月選手!!! 4位から見事な追い上げを見せてくれました!!! 」

千早(こんなときだけ貧乳が役に立ったわね…いや、貧乳に空気抵抗とか関係あるのかしら…くっ)

千早(とはいえ、鈴科プロデューサーと毎日走ってたのは効いているわね)

千早「高槻さん!!! 」

やよい「わかりましたー!!!! 」

やよい(さっきは失格になっちゃったけど、今度こそはー!!!)

ひかり「邪魔よ、足手まとい!!! 」

やよい「あしで…まとい…」

伊織「や、やよい!! 走って!! 走るのよ!! 」

やよい「…」

やよい(…やっぱり私は…)

??「やよいいいいいィィィィィ!!!! 」









百合子「何やってンだ馬鹿野郎!!! お前はお前なりに走るンじゃなかったのかよ!!! そンなクソみてェな言葉に惑わされてどォする!!! やるって決めたなら最後までやれェェ!!! そンでもってみンなで優勝すンぞォォォォ!!!! 」※一方通行ボイス







やよい「すず…しな…プロデューサー…」

やよい「…はい!!!!! 」

P「す、鈴科プロデューサー!? 」

垣根「…声のベクトルをやよいだけに向けてるから俺らには聞こえん…」

律子(鈴科プロデューサーがなんか叫んでるけど何故か聞こえないわね…)

やよい(まずはビリから抜け出しちゃいますよー!!)

伊織(や、やった!! やよいがギリギリ6位から4位になったわ!!)

やよい「ごめんなさい伊織ちゃん!! 遅くなっちゃった…」

伊織「いいのよそんなこと!! 後は私と真がカバーするから気にしちゃダメよ!!! 」

やよい「…!! ありがとうございます!!! 」

小鳥「いけーーー!!! やよいちゃんナイスよ!!! そのまま伊織ちゃんと真ちゃんで優勝まで頑張れーーー!!!! 」

高木「そうだ水瀬君!!! 君ならできるぞ!!! 」

吉澤「熱くなるのもいいが少し静かにしてくれないか…」

吉澤(自然に観客の応援や注目を寄せ付けるセンスがあるアイドルたちと…特にそれが表れていた高槻君をやる気にさせた鈴科君)

吉澤(一体どんな魔法を使ったんだい? 鈴科君?)

吉澤(全く、この事務所には些か個性が溢れる人たちが多すぎやしないかね?)

吉澤(特に鈴科君。なんで女装なんかしてるんだい? いやまあ意外とアイドルたちと同じ格好でも似合ってはいるが)

吉澤(メガネをかけて髪まで括るって…何が彼をそこまで動かすんだ…)

伊織(せっかくやよいが勇気を出して頑張ってくれたんだもの!! 絶対に無駄にはしないわ!!!!)

百合子「ほらほらァ!! お前はそンなスピードでしか走れねェのかァ!? モヤシ認定されるよォな俺よりも遅くてどォすンだァ!!! 」※一方通行ボイス

伊織「ああもううるさいしムカつくわね!!! それならやってやろうじゃないのこのモヤシ!!!! 」

P「伊織が加速した!? 鈴科プロデューサーはなんて言ったんだ!? 」

垣根「…多分伊織を煽ったんじゃないか? 」

律子(伊織を煽り…語呂がいいわね…ふふっ)

伊織(なんか律子にもムカついたわ!!! ムキいいいいい!!!)

伊織「真おおおおおおお!!!! 」

真「伊織!! 」

伊織「後は任せたわよおおおお!!!! キャあっ!!! 」ズザー

真「伊織!? だいじょ…「大丈夫だから!! 」

伊織「ちょっと転んだだけよ!! だから早く!!! 」

真「…!! わかった!!! 」ダッ!

真(今は2位。トップは新幹少女か…)

真「へへっ、楽勝楽勝!!! 」

真(鈴科プロデューサーに上空250mから落とされたときに比べたら何も怖くないよ!!!)

真「うおおおおおおおおおおお!!!! 」

百合子「そォだ真ォォォォ!!! お前がトップになったら千早をHighvyに入れてやるからなァァ!!!! もっと本気だしやがれェェェェ!!!! 」※一方通行ボイス

真「千早を!? よっしゃああああああああああああ!!!! 」

北斗「おおっ、確か菊地だったっけ? めちゃくちゃ速いねー」

冬馬「ハッ、俺の方が…いや、ごめん、ありゃ勝てねぇ」

翔太「あれって完全に平均男子のスピード超えてない? そこらの競技会とかだったら絶対に1位だよね? 」

冬馬「それよりも…ここで爆睡してるおっさんはどうすんだ? 」

黒井「」

北斗「…チャオ☆」

翔太「誤魔化したね今…」

アナ「菊地選手がどんどん2位との差を離していきます!!! これは速い!!!! 」

アナ「ゴーーーーール!!!!! 2位と圧倒的な差をつけてのゴールです!!! 」パン パン

アナ「これで765プロの優勝が確定しました!!! みなさん!! 765プロのアイドルたちに大きな拍手を!!! 」

観客「「「「わああああああああ!!!!! 」」」」パチパチパチパチ

小鳥「キャーーーーー!!!! 優勝ですよ優勝!!!! うちの子たちが!!!! 765プロが!!!! 」バンバン

高木「う、うむ、わかったから一度落ち着きたまえ!!!! 肩を叩くのをやめないか!!! 」

吉澤「おめでとう、765プロ」パチパチ

吉澤(リレーの中継に映った鈴科君は高槻君の時から毎回何かを叫んでいたな)

吉澤(そしてそれは毎回功を奏していた)

吉澤(それだけアイドルに効果的な言葉を掛けたのだろうか?)

吉澤(アイドルに対する観察眼とその時での最適解を導き出す頭脳。これは常人にはない力だな)

吉澤(全く、高木君の直感が羨ましくなるね。どこからそんな人材を見つけてくるんだか…)

吉澤(…P君も秋月君も優秀なんだがな…どうしても鈴科君が目立つから埋れてしまっているな)

吉澤(才能を秘めた原石のP君が成長するか、最初から優秀な鈴科君がこのまま765プロを導き続けるか…)

吉澤(楽しみにしてるよ。ま、今は秋月君が竜宮小町で引っ張っているんだがね)

吉澤(しかしまぁ…)

吉澤(その女装はどうにかした方がいいんじゃないかい? そういえばなんか髪も伸びてるし目つきが良くなってるし胸もあるし…一体どうやってるんだ? あの服じゃパッドもつけられないだろうに…)

吉澤(もしかしてブラジャーを持参して…もういい、考えないでおこう…)

P「お前ら!!! よくやったな!!! 優勝だぞ!!! 」

春香「そうですよ!!! 優勝ですよ優勝!!!! 」

律子「本当に優勝しちゃいましたね!!! 」

ワーワー キャッキャウフフ ユウショウダゾーー!!!

百合子「いおりン!! 怪我は大丈夫? 」※美少女ボイス

伊織「…私の前では普通に喋ってくれる? 声はまだしも喋り方は気持ち悪いわ」

百合子「へいへい悪ゥござンした。じゃァ足出せ。一瞬で治してやる」

伊織「…あんた絆創膏しか持ってないじゃない。どうするつもり? 」

百合子「こォすンだよ」

伊織「ひゃっ! な、なんでわざわざ私の足を触るのよ!! セクハラで訴えるわよ!! 」

百合子「今は女だっつーの」

百合子(伊織の心臓が鼓動した時の振動のベクトルを収束して傷口に入った砂やらを飛ばして…)

伊織「な、なんか跳ねてるけど大丈夫なの!? 」

百合子「お前の傷口に入った石だ。心配すンな」

百合子(引き続き鼓動のベクトルでふくらはぎの筋肉からタンパク質などを引っ張ってきて傷口の新陳代謝を強制的に加速。あっという間に治っちまったァ)

百合子(ま、やりすぎたら筋肉が無くなっちまうからこンぐれェの傷にしか使えねェ裏ワザだがな。打ち止めが転んだ時もこォすればよかったぜェ…)

伊織「ほ、ホントに治っちゃった…あんた魔法でも使ったの? 何を反射したらこうなるのよ!! 」

百合子「俺の能力は反射だけじゃなくてベクトルの操作もできンだよ。今回はむりやり新陳代謝を加速させて傷口を消しただけだ」

伊織「」

百合子「あそォそォ、テレビで超能力者として取り上げられたくねェから怪しまれないために一応絆創膏を貼っといてくれ」ペタッ

伊織「…あんたって…いや、まあいいわ。ありがとね、わざわざ治してくれて」

百合子「俺にはこれぐれェしかできねェからな。やれることぐれェはやる」

百合子(伊織のデレ来たああああああァァァァァァァ!!!!!!)

春香「…すごいですね、その能力」

百合子「ンだァ? 新陳代謝がどォいう意味かわかンなかったからわざわざ質問しに来たかァ? 」

春香「新陳代謝ぐらいわかりますよ!! 鈴科プロデューサーのバカ!!! 」

やよい「鈴科プロデューサー!! さっきはありがとうございましたー!!! 」

真「これで千早もHighvyに入れるんですよね!!! 」

千早「いつの間に決まったんですか!? 私はまだまだなのに!!! 」

律子「鈴科プロデューサー、伊織を治してくれてありがとうございました」

垣根「鈴科!!! それって胸パッドなのか!? 」

真美「うさぎさん!! 真美頑張ってたよね→?? 」

百合子「あァもォうるせェェ!!! 今は謎のアイドル百合子で通してンだから百合子って呼べ!!! あと早く表彰台に行かねェと表彰式が始まるからやべェぞ!!! 急げ!!! 」

一同「「「「「「はーい!!! 」」」」」」

高木「よし!! 如月君がAMに出た時のように祝勝会を開こう!!! 私はジュースなどを買ってくるから音無君は飾りを頼むよ!!! 」

小鳥「は、はい!! 」ピロリン♪

小鳥「あら…鈴科プロデューサーからメール? 」

吉澤「全く、高木君はもう少し落ち着けばいいのに…」

from:鈴科プロデューサー
to:音無小鳥
添付:○○○○.jpg
sub:優勝記念

小鳥「ふふ、集合写真かしら♪」

吉澤「どれどれ? 」

小鳥「あれ、鈴科プロデューサー…百合子ちゃん!? 無理矢理アイドル扱いされてる!? っていうかみんなに抱きつかれてる!! これって…」

吉澤「…百合子…聞いたことがあるな…」

吉澤「確か1度だけライブに出てきた伝説の765プロのアイドルらしいが…」

小鳥「…すいません、それ鈴科プロデューサーです」

吉澤「…えっ? 」

吉澤さんで笑ったのは初めてだww

ーー車内

真「鈴科プロデューサー!! 今日のボク、頑張りましたよね!!! 」

真美「私の方が頑張ってたYO!! 」

やよい「わ、私だってちゃんと持ち直しましたから!! 」

千早「…私だって」

百合子「あァもォみンな頑張ったでいいじゃねェか!!! 運転中なンだから混乱させンじゃねェ!! 」

「「「ご、ごめんなさい」」」

千早「私…本当にHighvyでやっていけるんでしょうか…」

真「大丈夫だよ!! 千早は鈴科プロデューサーよりもスタミナあるじゃん!! 」

真美「そうだYO!! 千早お姉ちゃんならなんとかなるって→!! 」

百合子「歌もダンスもできるンだから余裕に決まってンだろォ? あとはアイドル活動に楽しみを見出せることができれば完璧だ」

やよい「そうですよ!! 最初は苦手でも途中で慣れて行けばいいと思いますよー!! 」

千早「みんな…ありがとう! 」

百合子「じゃァHighvyに所属するってことでいいンだな? 」

千早「はい!! 」

百合子「よし、じゃァどこかで食って帰るか!! もちろン俺の奢りで!! 祝勝会つってもジュースとお菓子だけだったしな!! 」

真美「うさぎさん太っ腹→!! 」

真「やーりぃ!! たくさん食べちゃうぞー!! 」

やよい「はわわ、本当にいいんですかぁー? 」

百合子「全然いいぞォ!! 」

千早「…鈴科プロデューサー、ご自分の格好を見てみては? 」

「「「「あ」」」」

真美「体操服…」

百合子「…やっぱり次の機会なァ!! とりあえず今日はお前らを家まで連れて帰るからァ!! 」

「「「「はーい…」」」」

今日の分はこれだけです

>>334 吉澤さんっていいキャラしてますよね。ギャグにもシリアスにも使えますし

そんなに進まないけど投下

ーーー混沌とし始める世界ーーー

ダンスコーチ「はい!! 1! 2! 3! 4! …」

アイドル一同「「「「はあっ、はあっ…」」」

一方通行(…先に竜宮小町が活動を始めたのはよかったのか悪かったのか…)

一方通行(竜宮小町はとりあえずの765プロ再建のために出したユニットだが、どォやらHighvyは練習を積ンだ実力派ユニットとして売り出すらしい)

一方通行(ま、竜宮小町で資金的に余裕が生まれたからこその判断だろォな)

一方通行(とりあえず今はPの担当アイドルたちと765プロ感謝祭ライブに向けたレッスンを受けさせてはいるが…こりゃァHighvyとしての活動は感謝祭の後になるかァ?)

一方通行(…どォせ感謝祭にも刺客が来るンだろォな…)

一方通行「はァ…」

P(今日は珍しく百合子じゃないんだな…っていうかあの格好って2回しかしたことないんだよな。あの日のインパクトが強すぎたから鈴科プロデューサー=百合子のイメージが…)

垣根「オフ~オフ~今日はオフ~♪」

垣根(一方通行が珍しく仕事やらせろって言ってきたから3日分有給とっちまったけど暇だ…)

垣根「この前中古で安いのを適当に買ってきたゲームでもやるか? 」ガサゴソ

垣根「お、これとか…昆虫ウォーズ…いかにも地雷って感じが…」

垣根「まぁいい、やってみるか」ポチポチ

垣根「OPかっけぇwww何これ神ゲーか!? 」ポチポチ

垣根「ただまあ…DSってハードが古いから使いにくいな…学園都市では見たこともなかったハードだし…」ポチポチ

垣根「難易度は…始めてだからかんたんでいいか…」ポチポチ

垣根「主人公がヤマト…ガールフレンドがツバサ? 二次元特有のありがちな設定かよ…ツンデレのガールフレンドなんて普通は居ねえんだよ…」ポチポチ

垣根「あぁ!? なんだこの喋るカブトムシ!!! なんで白くねえんだよ!!! モンシロチョウを見習いやがれ!!! 」ポチポチ

一方通行「ただいまァー…ってゲームしてやがンのか。飯はどォすっかな…」

垣根「おかえりー。飯はス○ローでよくね? 安くてもいいから久しぶりに寿司食いたい」ポチポチ

一方通行「顔ぐらいこっちに向けて言いやがれ…じゃァPも誘うか。あいつなら夜飯ぐれェは付き合ってくれるだろォしな」

垣根「りょーかい~、じゃあ行こうぜ~」ポチポチ

一方通行「…せめてDSは置いて行きやがれ」

垣根「ダメだ。この神ゲーを置いて行くことはできん」ポチポチ

一方通行「そンなに神ゲーなのかァ? 」

垣根「あぁ、ぶっちゃけ今までで一番面白いかもな」ポチポチ

垣根(まあゲームなんてそんなにやったことないが)ポチポチ

一方通行「どれどれ…あァ!? ロリが居るじゃねェか!!! 」

垣根「あぁ、こいつはユイっていうやつなんだけどよ、小さいくせに強いぜ? ルシフェリンビームって武器で防御が固いやつを瞬殺できるからな」ポチポチ

一方通行「そンなことはどォでもいい!! おかっぱでちょっと控えめのロリとか最高じゃねェか!! いやむしろロリならなンでもいいぜェ!!! 」

垣根「ちょっとは自重しろ」ポチポチ

一方通行「…見ててもいいかァ? 」

垣根「いいぞ。そのかわり今日はコンビニ飯な」ポチポチ

一方通行「わかったすぐ買ってくる」ダッ

垣根「…そんなに焦ることでもないだろうに…」ポチポチ

春香「ただいまー…」

春香「あー疲れたー…」

春香(アイドルに高校に長時間通勤…おまけに今は定期テスト…)

春香「とほほ…ものすごいオーバーワークだよ…」

春香「…千早ちゃんにメールしたら勉強しよっと」

春香「はぁ…眠い」

一方通行「ヒュードルさンマジかっこいい。マジリスペクトしてるっすわァ」

垣根「あぁ、全身黒タイツに赤いスカーフ、しかもいつもは狭いところに隠れてるとか最高だよな。これは外国人も忍者に惚れるわけだ」

一方通行「あァ、しかもゴキブリの機体に乗ってンだぜェ? 飾らないヒーローってかっけェよな」

垣根「ゴキブリって地味に強いんだぜ? 射程距離+1が固有スキルだから砲撃型にもできるしな」

一方通行「マジか。あのナルシストゴミクソボク様バイオリンバッタ野郎とは違って有能だな。ユイを連れ去った時はマジギレしそォになったが今ではファンになっちまったな…」

垣根(ヒロトェ…)

垣根「そういえばカブトムシをカラー変更で白くしてみたぞ? なんかかっこ良くね? 」

一方通行「あァ、しかも名前がカブトムシ05っていうのも微妙なセンスがあるなァ」

一方通行(こいつはなンであの白カブトムシのことを知ってンだよ…垣根の遺伝子に刻み込まれてンのかァ?)

一方通行「…いくら最終話に近いからってムカデ強すぎだろォ…」

垣根「あぁ…面白いように溶けていくな…飛行特効のビーム射撃とかチートだろ…」

一方通行「本家のムカデより強ェ…しかも特効無しでも十分強すぎる…先に突っ込んで行くカマキリ野郎が『許さンぞキサマァァァァ!!! 』しか言わねェ…」

垣根「…こりゃトンボとカードで特攻をかけて一撃でムカデを壊しにかかるしか無いか? 」

一方通行「もし倒しきれなかったらジェイニーでトドメをさせばいいしな」

垣根「…そういえばジェイニーって美希にちょっと似てないか? 」

一方通行「…ちょっとだけな」

垣根「や、やったぞ!!! ついにヘルドゥームを潰したぞ!!!! 」

一方通行「あァ!! 長かったなァ!! 」

垣根「…でもよ…まだ古代の樹海ってのが残ってやがんだ…!! 」

一方通行「…なンだとォ!? 」

垣根「…今何時だ? 」

一方通行「…朝の6時」

垣根「…寝る。仕事頑張れ」

一方通行「…ふざけやがってェ…! 」

垣根「俺に有給とらせたのはテメェだろうが!! 別にいいじゃねえか寝ても!!! 」

一方通行「クソがァ!! 俺だって寝てェよ!!! 」

垣根「うるせえ!! 八つ当たりすんじゃねえ!!! 」

一方通行(強引にアドレナリンを分泌させて…っと)

一方通行「眠ィ…」グデー

一方通行「厳密には眠くないけどまぶたが重いィ…」

律子「鈴科プロデューサー!! しっかりしてくださいよ!! もうすぐアイドルたちが来る時間ですよ!!! 」

一方通行「えー。企画書とか全部作り終わって暇なンだから別に寝てもいいじゃないっすかァ」

律子「暇なら手伝ってくださいよ!! 」

一方通行「…じゃァ歌います」

律子「はぁ!? 」

一方通行「まぶたを開けてさわやかお目覚め♪」

小鳥「ララララ朝だ! ララララ起きよう♪」

一方通行「キラキラ朝陽、地球におはよォ♪」

小鳥「ララララ朝だ! ララララ起きよう♪」

一方通行「あらあらお腹がグルグル歌ってる♪」

一方通行「あれれれ頭がクラクラ踊る♪」

…………………

一方通行「おいしい朝ごはン♪」※ここまでやよいボイス

律子「」

P(いつも疑問なんだけどどうやったらそんな声が出せるんだ…?)

雪歩「お、おはようございまーす。やよいちゃんは歌ってたの? 」

一方通行「あァ、おはよォ」

律子「…残念ながら歌ってたのは鈴科プロデューサーよ」

雪歩「」

真「鈴科プロデューサー!! こんなのってどうですかね!! 」

一方通行「あァ? 」

真「きゃぴぴぴぴぴーん!!! まっこまっこりーん!!! 菊地真ちゃんなりよー? 」

一方通行「」

一方通行「…ちなみに何を目指して考えたンだその挨拶は」

真「えー? 可愛くなかったですかぁ? 」

一方通行「可愛いのベクトルが明らかにおかしいンだよ!!! 」

Dコーチ「はい!! 1! 2! 3! 4! …」

アイドル一同「「「「はあっ、はあっ…」」」

一方通行(…昨日と全く同じ光景だな)

雪歩「はあっ…っとっ! きゃあっ!! 」バターン

真「雪歩!? 」

春香「雪歩ちゃん!!! 」

Dコーチ「…どうします? 萩原さんには少々辛いようですが…もう少しダンスの動きを減らしましょうか? 」

P「そうですね…もう少しやってみて、雪歩がそれでいいと言うなら減らしましょうか…」

一方通行(…Highvyのスタミナ的な不安要素だったやよいはなンとか着いて行けてるよォだな)

美希「えーー!? 美希的にはこれ以上ダンスを簡単にして欲しくないなー!! 」

響「自分もこれ以上減らされるのは物足りないぞ…」

雪歩「あうぅ…」

P「…雪歩、もう少しだけ頑張れるか? もし無理だったら何か方法を考えるからさ」

雪歩「…はい。みんなが迷惑じゃないなら…頑張ります」

P「よく言った!! 」

一方通行(結局、雪歩は最後までちゃンと踊れなかった)

雪歩「やっぱり…私にはアイドルなんて向いてないのかな…」

一方通行「…そンなことはねェと思うが」

雪歩「でも私…! ちゃんと踊れなかったし…」

P「あくまでレッスンなんだからそこまで気に病むことはないんじゃないか? 失敗してこそのレッスンだろ? 」

雪歩「で、でも!! 私が失敗したらみんなの練習も止まっちゃうし…」

一方通行「でももクソも無ェっつーの。前に言ったことをもォ忘れたのか? 誰かを失うのが一番怖ェンだよ。みンなに迷惑をかけてみンなを失いたくなかったらそれ相応の対策をしなければならねェ」

響「雪歩!! 今度暇な時に一緒に自主練しないか? 」

雪歩「ほ、本当にいいの? こんな私が? 」

P「ほら、響が誘ってくれたんだからいいじゃないか! 響もいいよな? 」

響「もちろんだぞ!! 自分、雪歩と一緒に踊れるようになりたいさー!! 」

雪歩「響ちゃん…うん!! お願いしてもいいかな? 」

響「いいに決まってるさー!! 」

P「みんな帰ったし、俺も帰るか…」

P「ん? メールか…」

from:美希
to:P
sub:件名無し
本文:
プロデューサーさんへ




















…うそつき(> <)

??「さて、そろそろ準備に取り掛かるか…」

??(と言っても、装備は揃っているのだがな)

??「今は風が強い。些か狙いがつけにくいな…ま、明日でもいいか」

??「依頼主は"A.D"」

??「報酬額、1000万」

??「場所は東京」

??「ターゲットは…」









砂皿「765プロ所属、"星井美希"…か…」







砂皿「…あまり意欲的にはなれない依頼だな。親船の時よりもタチが悪い」

砂皿「ま、1000万も出されてはこちらもそれ相応の対応をさせてもらうがな」

砂皿(今回は街中での狙撃だから…磁力狙撃砲のMSR-001か)

砂皿(しかしまぁ…負傷させるだけでいいとは珍しい依頼だな。ま、貫通式の弾で腹でも撃ち抜くか)

美希「…」

美希「…美希は…」

美希「…美希は何のためにがんばってきたのかな…」

??「おう、どうしたよ嬢ちゃん。こんな時間まで夜遊びしてたら襲われるぞ? むしろ俺が襲っちゃうぞ? 」

美希「…はは、別に襲ってもいいよ? 」

??「冗談冗談。俺はこれでもそれなりのお偉いさんだからな!! そんなことはしない」









ロベルト「なんせ俺はビッグなアメリカの大統領!! ロベルト=カッツェだからな!!! 」





美希(…今のアメリカの大統領はオ○マなんだけど…)

美希「…じゃあ自称大統領さん」

美希「期待を裏切られたことって…あるの? 」

P「うそつき…? 俺は美希に嘘なんか吐いたことないけど…」

P「…げっ、もうこんな時間か…そういえば春香と千早がまだボイスレッスンしてたけど…終電に間に合わないんじゃないか? 」

P「あいつらをなんとかしたら俺も帰るか…」

>>367
その伏字はカを入れたくなるからやめろw

>>369 今気づいたwwwww

わかってるとは思いますけどオバマですよー

もう少し続きます

ロベルト「期待…か…」

ロベルト「ま、そんなことはありすぎて数えられないな!! 」

美希「ふーん…例えば? 」

ロベルト「うちの補佐官のローズラインのパンツが見えそうで見えなかったり? 」

美希「…ふざけてるの? 」

ロベルト「ふざけてなんかいないさ。ただ期待の大きさが小さいだけだ」

美希「…じゃあもっとすごいのは? 」

ロベルト「そうだなあ…グレムリンっていうめちゃくちゃな組織を潰すために頑張ってきたのに結局学園都市のツンツン頭のガキンチョに手柄を取られたこととか? 」

美希「…よくわかんないの」

ロベルト「アメリカの大統領としては悔しいが、学園都市ってすごいんだぜ? 確か第1位の超能力者は何でも反射しちまうっつー話だったか…」

美希「…!! もしかして鈴科っていう人!? 」

ロベルト「スズシナ? いやいや、確か一方通行(アクセラレーター)だったか…白髪に赤眼でまるでウサギみたいだったなー!! 」ハッハッハッ

美希(…やっぱり鈴科プロデューサー…どういうことなの?)

ロベルト「ま、今はそんなことは気にしてないさ。自分が生きたいように生きればいいし、やりたいようにやればいいんだ。ま、そのせいで俺はミスタースキャンダルなんて呼ばれてるけどな!! 」ハッハッハッ

美希「美希の…やりたいこと…」

ロベルト「ま、お前の顔を見たらわかるが、どうせ何かから逃げ出してきたんだろう? なら1日でいいから遊びたいだけ遊んだらいいさ。そうしたら辛いことなんて忘れるもんだよ」

美希「…わかった。美希、明日は思いっきり遊んでやるのー!!! 」

美希「…ってあれ? 大統領さんはどこに行ったの? 」

小萌先生とかは?

pにアイドルとしてスカウト的な

>>387 合法ロリの小萌てんてーはこちらの世界では組織に連れ去られて解剖されそうなのでやめておきます…

時間が取れたので投下

P「はい、もしもし…あ、美希の親御さんですか? いえいえ、こちらこそお世話になっております…」

P「それで今回はどういったご用件で…美希が帰ってこない!? れ、連絡も無いんですか!? 」

P「あっ、申し訳ありません、少し熱くなってしまいまして…はい」

P「わかりました。では一応僕も連絡をとってみます、はい」

P「万が一ですが…明日の夕方までに見つからなければ警察に…はい、では…」ピッ

P「美希…うそつきってどういうことなんだ…? 」

P「くそっ!! 俺は美希のことが何もわかっていなかったのか…! 」

P「なんで…なんで俺は鈴科プロデューサーみたいにできないんだ…」

P「才能? 賢さ? 容姿? カリスマ? 」

P(そういえば…いつも俺の前には鈴科プロデューサーが居たな…)

P「はは、俺はダメダメだな…」ドン

P「…あっ、すいません。よく前を見ていなくて…」

??「あぁ、大丈夫よ別に気にしなくても」









芳川「あら、あなたなかなかイケメンじゃない。結婚しましょう? 」







P「え、ええぇ!? 」

芳川「ふふ、冗談よ。あまりにもあなたが浮かない顔をしていたからちょっとね」

芳川「私は芳川よ。それよりも何か悩み事があるんじゃないかしら? 相談に乗るわよ? 」

P「い、いえ!! 流石に初対面の人には…」

芳川「…人間ね」

芳川「全くの他人の方が話しやすいこともあるのよ? 」

P「…じゃあそこのガストで」

芳川「ふふっ、素直でよろしい」

芳川(よし!! これで話を聞けばやっと帰れる気がするわ。あくまでカンだけど)

一方通行「…おいコラニート。いつまでゲームしてンだ」

垣根「ニートじゃねえし。今は古代の樹海の最後のステージ60に50回目の突撃ー」

一方通行「…お前は本当に第2位の頭脳を持ってンのかよ…50回も同じステージをやってもクリアできねェのかァ!? 」

垣根「相手のカブトムシのツインランサーとサソリの壁が厚すぎんだよ!!! 」

一方通行「お前は自分の装備と経験値をなんとかしろ!!! レベル20とアンチエアホーンでそンなところ行けるわけねェだろォが!!! 」※ちなみに最大レベルは30です。

垣根「うるさいうるさーい!! 秘密倉庫に行けてたらルシフェリンビーム?をゲットできたのに!!! カブトムシとか一掃できたのに!! さっきwikiで始めて知ったわ!!! 」

一方通行「はァ…夜飯どォするよ? 」

垣根「…流石に外に出るか。適当なファミレスで良くね? 」

一方通行「ガストのオムライス食いてェ」

垣根「お前がオムライス…? 」

一方通行「うっせェ。ファミレスのくせに妙に食べたくなンだよアレ。グリーンピースは要らねェけど」

美希「ふっふふーん♪」

美希(資金は…ちょっとだけ下ろして来たから10万円ほどはあるけど…ま、泊まるところは安いところでいっか☆)

美希「…ここが…」

美希(な、なんかログハウスみたいなの!)

美希「意外と綺麗でよかったのー!! 」

宿主「…おや、あんたお客かい? 」

美希「は、はい!! 」

宿主「…ふむ、学生かね」

美希「い、いや!! みk…私は大人ですよ!! 」

宿主「あぁ、いいんだよ無理しなくて。別に学生だからって拒んだりしないさ」









宿主「私は前に進もうとしている人間(ヒーロー)を見るとね、助けてあげたくなるんだよ」







宿主(そう、私を助けて1人でヒーローたちに立ち向かったツンツン頭の"本物のヒーロー"の彼のように)

宿主「だから私はそういう人たちの目的のために格安で宿を開いた」

宿主(ま、崩れて行く『博覧百科(ラーニングコア』の『避雷針』を見て気を失ってから目が覚めたらこの宿に居たからね。元の学園都市とは別の戸籍と1000万ほどの金が入った銀行口座の通帳と"パートナー"を持って)

宿主「ま、安いからと言って設備が悪いわけじゃない。むしろ最新型の設備を取り入れているよ。洗面所にバスルーム、テレビもあるし部屋は完全防音だよ? 宿泊料はシングル一部屋2000円。どうだ? 破格だろう? なんならもっと値切ってもいいがね」

美希「ぜ、是非お願いするの!! あっ! もちろん泊まるっていう意味で!! 値切るってわけじゃなくて!!! 」

宿主「あぁ、ありがたいね。ま、ゆっくりしていきなさい。悪いけど食事は個人で用意してもらっていいかい? 私は動物と電子機器はなんとかできるがどうも料理はできなくてね」

美希「はいなの!! 」

美希「なかなかいいところを選んだの♪」ガチャリ

美希「わああああ!! これってホントに2000円なの!? 旅行で泊まるホテルぐらいには綺麗なの!! 」

美希「バスルームがあるのにシャワールームもある!? あとは窓際の机とベッドと大きめのテレビとクローゼット…いくらなんでもこれで2000円はお得すぎるの…」

美希「こっちの部屋は…レッスンルーム!? 鏡張りの壁とオーディオ機器が一通り揃ってるの!! 」

美希「…ま、今はアイドルじゃないから使うことは無いの」

美希「アイドルじゃないってことは~…」

美希「いつもより食べ過ぎてもいいの!! そうと決まれば早速コンビニへGOなの~!!! 」

宿主「はは、彼女が楽しそうで良かったよ。なぁ、"垣根君"? 」

垣根?「えぇ、そうですね。ですが私としては早くフレメアを…」

宿主「またフレメアって子の話かい? 残念ながらここにはその子は居ないよ。もっと言えば私たちが帰るべき学園都市も無いね」

垣根?(…思えばここに来て1年ですか…)

"白垣根"(フレメアが大丈夫なのか気が気でなりません…ここに彼と来てしまったのでなんだかんだでこの宿を経営することになったのですが…)

白垣根「…なんで私がマスコットキャラクターなんですか!!! いつもは白いカブトムシ、でも実はイケメンの青年という設定は無理があるでしょう!!! 」

宿主「ハハハ、でも君はここに愛着が沸いてるんじゃないかい? なんだかんだでセッティングも手伝ってくれるじゃないか君は」

白垣根「そっ、それは…もう!! あなたという人は…」

白垣根(…ま、ここでの生活は悪くないですし、今まで頑張ってきた自分へのご褒美としておきましょう…)

P「じゃあエスプレッソと…黒豚のサンドウィッチで」

芳川「じゃあ私はブラックコーヒーと野菜スティック」

店員「かしこまりました」

P(ブラックコーヒーに野菜スティック!? どんなチョイスだよ…)

芳川「で? 何に悩んでるのかしら? 」

P「…はい、実は…」

芳川「…なるほど、つまりは何故かわからないけど自分の担当アイドルの美希ちゃんが消息不明と…」

P「はい…」

芳川「ふーん…」コーヒーバッシャァァァァア

P「熱っ!!! あっつうぅぅー!!!!!! 何するんですか!!!! 」

店員「だ、大丈夫ですか? 」タオルワタシ

P「あぁ、ありがとうございます…」

芳川「…よく考えてみなさい、うそつきって送って来たってことはあなたはなんらかの方法でその美希ちゃんを裏切ったってことよね? 」

P「…まぁ…そうなんですかね…」

芳川「始めて会った時の美希ちゃんと最近の美希ちゃんに違いはあったかしら? 」

P「…確か仕事に対してやたら積極的だったような…」

芳川「ならその約束を果たすには仕事をこなしてあなたか誰かに認められることが必要だったわけよね? 」

P「認められる…確か失踪する前は律子と喋ってたような…」

芳川「じゃあその律子っていう人と美希ちゃんの努力。何か結びつくことがあるのかしら? 」

P「…!! 竜宮小町!? 美希は竜宮小町に入るために努力してたのか!? 」

芳川「竜宮小町ってのはアイドルユニットのことかしら? ま、大方あなたが知らないうちに、努力すれば竜宮小町に入れるって言ったんじゃないかしら? 」

P「…そんな…俺は…」

芳川「…大丈夫よ」

P「…え? 」

バッシャァァァァやめろww
怒られるぞww

芳川「私はね、20000人のクローンを作り出してその中の10000人を殺したわ。直接手を出したわけじゃないけどね」

芳川「当然、私は自己嫌悪に襲われたわ。私はとんでもないクズ人間だってね」

芳川「だってまだ高校生の子に10000人殺させたのよ? 自分が殺すよりも悪いわ」

P「…それは」

芳川「私は嘘なんて吐かないわよ」

芳川「…私は大罪を犯してしまった。それでもなんとかなった、いえ、私の場合はなんとかなってしまったのよ」

芳川「…確かにあなたの問題の方が規模が小さいわ。でもね」

芳川「どんなことであれ、何か間違いを起こしてしまったのは事実なのよ」

P「…」

芳川「問題っていうのにはたくさん種類があるわ。犯罪を犯したとか、人間関係が崩れたとかね…でもその代わりに共通点もあるわよ? 」

>>400 り、リスペクトだから問題ないよね?









芳川「問題ってね、何かしら解決方法があって、必ずなんとかすることができるのよ」







P「…本当ですか? 」

芳川「えぇ。例えばあなたは絶対に解けない数学の問題があったらどうする? 」

P「…解無しと答えますが…」

芳川「そう、それが普通よね? でもね、現実世界は他にも方法があるの」

芳川「今回のケースだったら、東京中を探し回る、そのまま美希ちゃんを放置しておく、警察に探してもらう…いくらでも方法があるわね? その中から一つ選べばいいのよ」

P「…しかし…」

芳川「えぇ、わかってるわ。あなたは失敗したくないのよね? でもそれはあなた自身の甘えなのよ」

P「…ふざけないでくださいよ! 」

芳川「私はふざけてなんかいないわ。決してね」

芳川「本当に美希ちゃんのことを思うならなんでもやってのけなさいよ? そんなこともできないのに勝手に1人で悩んでうじうじしてたの? それはただの愚か者がやることだわ」

芳川「あなた、同僚ぐらいは居るわよね? コミュ力が無いわけでもないし」

P「…同僚には」

芳川「頼りたくない…か…何故かしら? 」

P「…同僚って俺よりも優秀なんですよ。だから…俺は…同僚が活躍してるのを見ると自分が情けなくて…」

芳川「…一つ昔話をしましょうか」

芳川「さっき私が10000人殺させた高校生って居たわよね? その子の名前が一方通行(アクセラレータ)って言うんだけど…」

芳川「その子には守るべき人が居たんだけどね? その子も…彼が殺したクローンのうちの1人だったのよ」

P「…な、ん…」

芳川「あの2人は何度も大変な目にあって来たわ。一方通行の脳を銃で撃ち抜かれたりクローンの子がウイルスにハッキングされそうになったり…」

芳川「でも一方通行は生き残ったわ。自らが殺したクローンたちの力を借りてね? 」

P「…」

芳川「それからも一方通行はたくさん危険な目にあって来たわ。でも第三次大戦も世界崩壊の危機にも勇敢に立ち向かったわ。その大切な子、"打ち止め"のためにね…」

P「…」

芳川「えぇ、その気持ちはわかるわよ? だってこちらでは学園都市も第三次大戦も無かったしね? でもこれは事実よ」

P「…それは俺にどういう関係が? 」

芳川「…一回だけ、打ち止めが垣根っていう子に攫われたことがあってね…」

P「垣根…垣根帝督ですか!? 」

芳川「あら、知っていたの? まあいいわ、続けるわね」

芳川「一方通行はもちろん垣根帝督を殺しにかかったわ。打ち止めを守るためにね? でも垣根帝督は死ななかった。自らの能力で自分を複製していたからね。彼は1人で巨大なネットワークを作り上げたのよ」

芳川「まぁ…結果的には偶然倒せちゃったんだけどね? でも彼は頼ったのよ。他人…いえ、敵をね? 」

P「敵…」

芳川「ま、これ以上詳しいことは言わないけれど、これだけ言っておくわ」

芳川「"誰かを守るためなら恥を捨てなさい、臨機応変に敵でもライバルでもなんでも使いなさい"…ってね」

芳川「1人で頑張るのもいいとは思うけれど、でもそれはちゃんとした力が身についた時の話よ。見たところあなたは新人よね? だからこそ、仲間を頼ればいいのよ」

P「仲間…」

芳川「一方通行だって最初は孤独に生きて来たわ。自分が最低の人間だとわかっていたからね。でも彼は人生で行き詰まったわ」

芳川「クローンを殺してしまったがために守るべき子を完全に愛しきれないジレンマ。殺してしまったクローンに対する負の気持ち…それをうまく突かれただけで一方通行はへこんでしまったわ」

芳川「一方通行は自らの能力のように何もかも…人間関係さえも反射して生きてきたのよ。だから失敗した。弱点を作った」

芳川「"でも学んだのよ"」

P「…」

芳川「ま、所詮は行き遅れたオバサンの説教だからね、素直に私の言う通りに動いても動かなくてもいいわ」

芳川「でもね、成功しようが成功しようが絶対に何かを学びなさい。それができないのなら…プロデューサーは辞めた方がいいかもね? 多少とはいえ人の心を扱う仕事よ? あなたも成長できなくてどうするのよ」

芳川「…ま、私の支離滅裂なことを言っただけのお説教はここで終わりよ。ささ、早く食べちゃいましょ♪」

P「…芳川さん…」

P「ありがとうございました!! 俺! やるべきことがわかりました!! 」

芳川「ふふ、いいのよ♪」

??「…芳川ァ…」









一方通行「なンでここに居ンだよこのクソニートォォ!!! 」







芳川「あら一方通行。最近帰って来ないと思ったらここに居たのね? 」

一方通行「……打ち止めは元気かァ? 」

芳川「ふふ、あの子はいつでも元気よ。それより…」

芳川「あなたはいつ帰ってくるのかしら? 」

一方通行「…さァな。俺自身どォやってここに来たのかもわかンねェよ。ただまァ…」

一方通行「そォ簡単には帰れそォにねェな。だからまァ…打ち止めによろしく言っといてくれ」

芳川「…わかったわ。…じゃあ私もそろそろ時間みたいね」

一方通行「あァ…ついでに黄泉川にもよろしくな」

芳川「ふふ、愛穂についでって伝えたらどんな反応をするかしらね? 」

一方通行「…ハッ、さっさと帰りやがれ」

芳川「あらそう…」バッシャァァァァア

一方通行「あっちいいいいィィィィィ!!! 何しやがンだこの行き遅れクソニート!!! 」

芳川「ふふ、じゃあね…」スーッ

P「き、消えた…」

垣根「あれ? さっきお前が話してたのって芳川? っていうかP居るじゃん」

P「…なあ、"一方通行"? 」

一方通行「…!! …なンだァ? 」

P「…色々…聞かせてもらってもいいか? 」

美希「たっだいまー!! なのー!! 」

??「おかえりなさい、金髪毛虫ちゃん」

美希「…え? 」

恋査「これは失礼、私、ここの従業員の"恋査"と申します」

美希「は、はぁよろしく」

恋査「ではごゆっくり…」

美希(な、なんなのなの…)

恋査(ふふっ、人間の体に戻れたとはいえ機械体の時から変わらないいいネーミングセンスですね♪)

白垣根「まったく、あなたはお客さんに失礼なあだ名を付け過ぎですよ…」

恋査「かわいくていいじゃないですか」

白垣根「いえ、はっきり言って…無いですね」

恋査「機械体の時の影響でベクトル操作なら使用可能ですがやりますか? 」

白垣根「…いえ、戦うのはあまり好きでは無いので」

恋査「それは残念ですね、リッキーブルーちゃん」

白垣根「白いのは認めますが私はヘラクレスオオカブトムシではありません!!! 」

恋査「他にもグラントシロカブトなどが白いカブトムシの中には居ますが」

白垣根「普通に垣根って呼んでください!!! 」

恋査「ではていとくんで」

白垣根「そっちで呼ぶんですか!? 」

宿主「ははは、やっぱり2人とも仲がいいねえ!! 」

白垣根「…こっちでも私は苦労人ですか…」

とりあえずこれだけです

まあ多分また書きに来るかもしれません

コーヒーぶっかける人のss、面白いですよね

まあ俺もあの方のss好きだから闇咲君推薦したんだけどww

ワロタ

浜面にバイク貸した人もチョイ役で出そうだな

あとマイディアヴァンパイア着てるみんなに噛み付かれてる姫神さんとかどうですかね?

>>406 芳川のセリフ「成功しようが成功しようが」→「成功しようが失敗しようが」です

芳川さんは失敗を許してくれる残念系お姉さんですからね、成功だけを求めているわけではありません

>>412 闇咲を見ているとケロロのギロロを思い出しますね。声優は同じでしたっけ? まあ、それはともかくあのssが読んでいて一番ワクワクしました

>>413 チョイ役も出して行きたいのでドラゴンライダー? を貸してくれたおじさんのことを思い出せてよかったです
姫神「噛まれるだけじゃ、ダメ。むしろ私から。吸血鬼になっていかないと。目立てない」

また抜けてるところがありました
>>360の前



律子「今度はライブが…はぁ、地味に忙しいわね…」

美希「律子…さん? 」

律子「ん? どうしたの美希? 」

美希「あ、あのね! 美希も結構頑張ってると思うんだけど…まだダメなのかな…? 」

律子「ダメって…何が? 」

美希「竜宮小町!! 美希が頑張ったら竜宮小町に入れてくれるって言ったじゃん!!! 」

律子「…? そんなこと言ってないけど…」

美希「…ッ!! もういいの!!! 」

律子「…なんだったのかしら…」

??「シャワー終わったぜー!! 」

宿主「そうか、じゃあ恋査ちゃん、先に入って来なさい」

恋査「わかりました」

??「お? 今日は久しぶりに客が来てんのかー? 」

白垣根「はい。テレビ情報によれば765プロの星井美希さんだと思いますが…」

??「さっすがうちの情報網のカブトムシ君だねー!! 」

白垣根「…あなたって垣根帝督の能力を借りているんですから彼の記憶とか覗けないんですか? "愛査"さん」

愛査「だから愛査じゃなくて恋査#29…いや、そういえば恋査がいるからそこのおっちゃんに愛査って名付けられたのか」

愛査「私はあくまでも未元物質の噴出点なだけだから記憶の共有とかはできないぜ? それはアンタも同じじゃないの? 確か未元物質の周波数が違うとかなんとか…」

白垣根「…そういえばそうでしたね。彼に私を作り直してもらえば可能でしょうが…彼はどうやら自らの体を複製できないようですからね。しばらくの辛抱でしょう」

宿主「はは、まあわざわざお客さんのことを調べなくても愛査と恋査、垣根君が居れば安全だろう? 学園都市第2位が2人、第1位が1人居るようなもんだからね」

愛査「そんな環境の中でのんびりしてるおっちゃんの気が知れないよ。私がいつかおっちゃんを殺しちゃうかもよ? 」

宿主「その時はその時だ。君たちが何らかの目的があって私を殺すなら殺せばいいさ。でも君にはできないんだろう? 」

愛査「チッ、なんだかんだでおっちゃんには敵わねえなぁ…」

ヤバイ…この宿屋を書くのが楽しすぎる…

またスレ立てしてちゃんと書いてみようかな? いや、このスレの設定があるから無理か…

もうちょいこの宿屋のシーンが続くかもです

美希「あぁ、いちごババロアが食べ放題なんて天国なの…」

美希「そういえば一泊2000円でこの宿屋って持つのかな? ホントは裏で汚いことをしてたり…」

??「失礼だな、うちはホワイトな宿屋だぜ? 」

美希「だ、誰!? 」

愛査「あぁ、勝手に入っちまって悪いな。従業員の愛査だよ」

愛査「うちはカウンセリングもサービスの一つなんでね、どうせならアンタと同じ女の私が話でも聞いてやろうかと思ってな」

美希「ど、どうも…なの? 」

愛査「ま、何か悩んでるなら私に言ってみなよ? 私もそれなりの経験を積んでるからね、まともなアドバイスぐらいはできる」

美希「…美希、アイドルをやってたんだけどね…」

回収しきれなかったセリフがありますが…それは忘れてやってください

次の話に持ち越すセリフもあるのでそれほど気にはならないとは思いますが

では投下

一方通行「…で、気がついたらこの世界のベンチで目覚めて、俺は高校生にも関わらず高木のおっさンにスカウトされたってわけだ。だから実質お前よりも経験も薄…くはねェか。色々やらかしたしな」

垣根「…」ポリポリ

垣根(キュウリって世界一栄養が無い野菜のくせに美味いな)ポリポリ

P「…にわかには信じ難いけど…まあ鈴科プロデューサーが言うなら事実なんだろう。でも…やっぱり才能が要るのか…? 」

一方通行「…アイドルのプロデュースになンざ才能なンて要らねェよ。どれだけアイドルたちを見ることができるか、どれだけアイドルの立場に立った考え方をできるか…だな」

P「…アイドルの立場…」

一方通行「多分今のお前は仕事から逃げ出した美希に対して怒鳴っちまうだろォな。だが今回はそれをやっちゃいけねェンだ。お前が美希と同じ年齢の時に大人に怒られたらどンな気持ちになった? 勿論ムカついたよなァ? 」

P「…そうだな」

一方通行「あまりいい言い方じゃねェが、人間を扱うには飴と鞭が必要なンだ。美希のやる気がある時はどンどン厳しくしてもいいが、逆に落ち込ン出る時は思いっきり甘くすればいいンだよ。人間の脳は常に楽を求めてンだ、だからたまには息抜きが必要なンだよ」

垣根(野菜スティックに生のピーマン…だと?)

垣根(…意外と美味いなピーマン。今度ピーマンの肉詰めでも作ってみるか)ポリポリ

P「飴と鞭か…なんだかペットの躾みたいで嫌だな…」

一方通行「人間誰しも幸福と苦労を繰り返して生きてンだから基本的には皆同じだァ。ま、幸いライブまでは1週間あるンだから1日ぐれェは思いっきり遊ばせりゃァいいンだよ」

P「…そうか…」

愛査「じゃ!! また明日な!!! 」

美希「わ、わかったの」

美希(愛査が昔大変な事故を起こしてアンドロイドに作り変えられて色々頑張ったら破壊されたけど結局はここに来て満足してるっていうかなりヘビーな話を延々と語った挙句明日は一緒に遊びに行くという約束を取り付けられてしまったの…)

美希(あ、あとちゃんと客もたくさん来てるしお得意様も結構居るから大丈夫だって言ってたの。お得意様も居るなんてすごいの…)

美希「…ま、いっか! 明日は久しぶりに誰かと出かけるの・♪」

美希「そろそろ寝るからとりあえずシャワー浴びるの・♪」

砂皿「…腹が減ったな…」

砂皿「全く、ターゲットが部屋の中に居るから暗殺なんてできやしない…外に居る時も人混みばかりを選んで歩いているようだしな…」

砂皿「…今日の晩飯はカ○リーメイトだけか…」

砂皿「…この依頼が終わったらステファニーも誘って少々いいところへ食べに行くとしよう…」

砂皿「フ、我ながらこんな気持ちになるのは少々可笑しいな。仕事中なのだから気を引き締めないとな…」

美希「・♪」

美希(今日は楽しかったの♪)

美希(でも…これからPプロデューサーとお話ししないといけないのはちょっとやなの…)

美希(でも愛査にアイドルを続けるにしても辞めるにしてもまずはプロデューサーと話してから決めろって言われたし…Pプロデューサーもこの橋で待ってろってメールして来たし…仕方ないの)

美希(…美希、これからどうすればいいのかな…)

P「…美希…」

美希「…久しぶりなの」

やば、今読み返したらめっちゃ駆け足だった

許してくだされ(´・ω・` )









砂皿「…悪く思うなよ、星井美希」ヒュン








垣根「今日は・♪俺が飯当番・♪そんでもって今日はピーマンの肉詰め・♪…ってあれ? 救急車が来てんじゃん…P? 」

垣根「P!! 一体何があった!!! 」

P「か、垣根プロデューサー…み、美希…が…」

垣根「美希…ちゃん…? 」

美希「…」

垣根(…腹を撃たれて…貫通したってとこか。それほどえぐられてないだけマシか)

垣根「…美希ちゃんはどこでどの方角を向いて立ってたんだ? 」

P「そ、そこの橋で…向こうのビル…」

垣根「…わかった。後で俺も病院に行く」バサッ

P「…美希が…せっかく戻って来てくれるって言ったのに…!! 」

P(なんで俺は何もできないんだ…!!!)

高木「もしもしP君? …何ィ!? 星井君が!? 」

小鳥「どうされたんですか社長!? 」

一方通行「…」

高木「…わかった。では私も双海の病院へ向かうよ。…とにかく落ち着きたまえ、君は星井君のプロデューサーだろう? まずは冷静になりたまえ…では」

小鳥「社長…? 」

高木「星井君が…撃たれたそうだ…」

一小「「!? 」」

高木「幸い弾は貫通したからさほど危険な状態ではないらしいがね」

高木「…私は双海の病院まで行ってくるよ」

一方通行(…ついにアイドルたちに標的が…!! …こりゃァ一回実験してみるしかねェか…)

小鳥「美希ちゃん…」

砂皿「任務完了。さっさと帰るとするか…」

??「おっと、帰らせやしねえよ。お前が行くのは地獄だって決まってんだからよ」

砂皿「…何者だ? 」

垣根「垣根帝督だ。確かお前は砂皿緻密だったか? 昔情報屋のリストか何かで顔を見たことがある気がするな」

砂皿「垣根帝督…まさか!! 」

垣根「ああそうだ。だから死ね」グサッ

砂皿「ぐああっ…!! 」

垣根「…このクズ野郎が…」

垣根(人は簡単に殺せるのに人は簡単に助けられないってのは…世の中の不条理だよなあ…)

垣根「…見舞いに行くか。まだ手術中だろうがな」

春香「あー今日もレッスン疲れた…」

雪歩「真くん!! 私!! やっと踊れるようになったよ!!! 」

真「よ、よかったね雪歩!! そんなに自主練をがんばってたの? 」

響「…たった1日しか自主練してないさー」

雪歩「響ちゃんってとってもダンスを教えるのが上手なんだよー? ありがとう!! 響ちゃん!! 」

響「え、えへへー///」

千早「鈴科プロデューサー…どうかなさったんですか? それに音無さんも…」

貴音「そういえば本日は美希の姿が見えませんでしたが…何かあったのでしょうか? 」

一方通行「…」

小鳥「あのね、みんな…美希ちゃんは…銃で撃たれてで入院したの」

アイドル一同「「「「「えーーー!? 」」」」」

ーー病院

一方通行「…おっさン、美希は? 」

高木「…命に別状はないらしいが…」

真「ホントですか!? よかった…」

春香「よかったです…」

垣根「全くだな…」

高木「見舞いに来たのは2人だけかい? 」

一方通行「あまり大人数で来ても邪魔になるからジャンケンで2人選出したンだよ」

一方通行「…垣根、"刺客"か? 」ボソッ

垣根「…あぁ、殺しといた。確か砂皿緻密ってやつだった気がするな」ボソッ

一方通行(砂皿…確かスクールに雇われて親船を狙ったやつだったか…)

一方通行「…おっさン」

高木「どうしたんだね? 」

一方通行「明日から三日間、有給を貰っていいかァ? 」

垣根「はあ!? この忙しい時に!? 」

高木「…私も垣根君に同意見だが」

真「鈴科プロデューサー!? どうしたんですか一体!! 」

春香「そうですよ!! もうすぐライブなんですよ!? 」

一方通行「…」

一方通行「きゃぴぴぴぴぴーン!!! ゆっりゆっりりーン!!! 」

「「「「!? 」」」」

一方通行「ほら、疲れすぎて精神疾患になったンで有給貰っていいっすよね? 明日から2泊3日で旅行に行こォと思うンですが」

真(…ボクも行きたいなぁ…)

真(…たまにはボクも勇気ださなきゃ!!)

真「きゃぴぴぴぴぴーん!!! まっこまっこりーん!!! 」

真「ほら!! ボクも精神疾患なんで休んでいいですよね!! ダンスも歌も完成してますし!!! 」

一方通行「いや、お前はここに居ろよ」

真「ダメです!! ボクも鈴科プロデューサーと一緒に行きたいです!! 」

春香「ま、真? 」

垣根「なんなんだこいつら…」

高木「…よしわかった。ではこれから三日間、存分に遊んできたまえ!! ただし!! 」

高木「…ちゃんと帰ってくるんだぞ? 」

一真「「はい!! 」」

高木「…鈴科君、君がどういう考えで有給を取ろうとしたのかはわからないが何らかの事情があるのだろう? 」

一方通行「当たり前だおっさン。無かったらわざわざこンなタイミングで有給なンて取らねェよ」

高木「よろしい。では早速帰って明日の準備をしてきたまえ」

一方通行「じゃァな。土産は全員分買ってきてやンよ」

真「春香!! ボク行ってくるね!! 」

垣春「「お、おおぅ…」」ピロリン

垣根(…一方通行からメール…?)

from:鈴科
to:垣根帝督
sub:明日の旅行だが
本文:これは一種の実験だ。俺がここから離れたらアイドルに刺客が行くのか、俺だけに来るのかってな感じの実験な。せっかくだから奈良まで行こうと思う

アイドルに行った時はお前がなんとかしてくれ

ついでにHighvyのレッスンも見てやれよ?



垣根(…ふーん、なるほど…って俺に全部押し付けやがったのかあいつ!?)

一区切りついたので次回予告です

『うさぎさん!!! お土産忘れちゃやだよ!!! 』
ーー置いていかれた双海真美

「…え? 美春(ミハル)ってミサカのこと? 」
ーーアホ毛クローン幼女

「鈴科プロデューサー!! シカですよシカ!! ついに奈良に来ちゃいましたよ!!! 」
ーー初めての奈良に興奮する菊地真

「よ、妖精化したから北欧王座が使えないのに目覚めたら見知らぬところに居た!? 助けてシルビア!!! トナカイっぽいのに食われる!!! 」
ーーギャグ担当の金髪野郎

「だ、大丈夫かね君たち!? いや実を言うと私も大丈夫とは言えないのだが!! 」
ーー兄貴

「あの子を傷付ける者なら…相手が誰であろうが知ったことではありません」
ーーおっぱい聖人









次回、そうだ、奈良に行こう







マジでラフのラフですがセルフ支援絵を描いてみました

http://imgur.com/NiPxW31


ま、ここに描いてあるキャラ以外にも登場しますがね


もうちょっとだけ続きます

ーーーそうだ、奈良に行こうーーー



真「鈴科プロデューサー!! 明日はどこに行くんですかー? 」

一方通行「修学旅行の鉄板の奈良だァ」

一方通行(本当は暴れやすい山があるからって理由だけで奈良なンだがな。北海道も平原が多くていいが、値が張るしな…)

真「ゲッ…ボクも修学旅行で奈良に行くんですけど…」

一方通行「まァいいじゃねェか。お前が修学旅行に行った時に友達を案内してやればいいだろォ? 」

真「それもそうですね!! 明日が楽しみです!! 」

一方通行「先に言っとくが宿泊先はそンなにいいところじゃねェからなァ? ビジネスホテルとかだぞォ? 」

真「別に気にしませんよそんなこと!! 観光さえできればいいんです!! 」

一方通行「そ、そォか…」

??「ミサカも行きたいな!! ってミサカはミサカはあなたとの久しぶりの再会に感動しつつ懇願してみたり!!! 」









一方通行「…"打ち止め"? 」







真「え? このかわいいアホ毛ちゃんって鈴科プロデューサーの知り合いなんですか? 」

一方通行「…この前行った遊園地楽しかったよなァ打ち止め? 」

打ち止め「? あなたってばいつも遊園地に連れて行ってくれないじゃない!! ってミサカはミサカは恨みを含んだツッコミを入れてみたり!! 」

一方通行(…本物か)

一方通行「…久しぶりだな…打ち止め…」ダキッ

打ち止め「あ、あなた!! こんな衆目が集まるようなところで大胆すぎるよ!! ってミサカはミサカは…///」

真「な、なんなんですか一体!? ついにロリコンが暴走したんですか!? 」

早くも兄貴登場か

おっぱい聖人…どこの堕天使エロメイドなんだ…

打ち止め「へー!! あなたって今はアイドルのプロデューサーをやってるの!? ってミサカはミサカは驚きつつもプロデュースされてるそこの女に嫉妬してみたり!! 」

一方通行「菊地真だ。そこの女なンて言葉を使ってンじゃねェよ」

真「…この子って鈴科プロデューサーのなんなんですかー? 」

一方通行「あー…親戚? 」

真「え? でも打ち止め(ラストオーダー)って…そんな名前は普通無いとは思いますけど外国の子なんですか? 」

打ち止め「ミサカの名m「こいつの名前は鈴科美春だァ!!! 」

一方通行「俺の叔母の夫がこいつの親で御坂って苗字なンだが俺以外の家族はみンな飛行機の事故で死ンじまってなァ!! そンで俺が美春を引き取ることになったンだが車に轢かれてここに入院してたンだ!! すっかり忘れちまってたが今日が退院日だったらしいしちょうどよかったぜェ!! 」

一方通行「打ち止めってのは昔から美春が好きなあだ名だから打ち止めって呼ンでンだよ!! それとこいつは昔から一人称がミサカなンだ!! わかったか真ォ!! 」

真「…ものすごく胡散臭いですけど一応信じときます…美春ちゃん、明日はボクらと一緒に行くんだよね? 」

打ち止め「…え? 美春ってミサカのこと? 」

真「…鈴科プロデューサー? 」

一方通行「…すまン、全部嘘だ。詳しくは言えねェがこいつのことは打ち止めって呼ンでやってくれ…」

打ち止め「よろしくね!! 真お姉ちゃん!!! 」

真「か、かわいい……この子の可愛さに免じて許してあげますよ、 鈴科プロデューサー♪」

一方通行「すまねェ…」

とりあえずはこれだけです

>>446 サーダレナンデショーネー?(棒)

また今日中に投下するかもしれません

投下しまーす

真「奈良に着いたぞーーーー!!!! 」

一方通行「…ごめンな、ここ京都駅なンだわ」

真「」

打ち止め「うぅ…気持ち悪い…」

一方通行(打ち止めは新幹線で酔うわ真は真でテンション高いわで散々だァ…)

一方通行「次はJR経由で奈良駅まで行くンだが…打ち止めは大丈夫かァ? 」

打ち止め「…麻婆豆腐をリバースしてもいいならミサカは頑張るよってミサカはミサカは意地を張ってみたり…」

真「…ちょっと休憩してから行きましょうか」

一方通行「そォだな…」プルルルルルル

一方通行(…うわァ…真美からの電話かよォ…)

一方通行「…おかけの電話番号は現在使われておr…『ちょっとうさぎさん!!! なんでミキミキが大変な時に旅行してんの!? 』

一方通行「本音は? 」

真美『なんで真美を置いて行ったんだYO!!! まこちんズルイ→!!! 』

真「へへーん!! 今回はボクが勝ち取った勝利だからね!! 」

真美『ジャンケンに勝っただけで旅行に行けるとかず→る→い→!!! うさぎさんたちが遊び呆けてる間はみんなレッスンなんだYO!? 』

真「ボクは完璧に歌って踊れるからいいんですぅー!! ちんちくりんの真美とは違うんだーい!!! 」

真美『なぬ→!! ちょっと律っちゃんも何か言ってやってよ→!!! 』

??「…ハッ!? ここはどこだ!? 」

??「どうやらここは個室トイレのようだ…何故トイレ? 」

??「せっかくツンツン頭の少年に助けてもらったのにまたわけのわからないことに巻き込まれてしまった…」

??「梓弓と財布、ハンカチは何故か持っているな…」

??「…とりあえずトイレから出ようか」

??「あれは…確か学園都市第1位? 何故こんなところに? というか何故私は京都駅のトイレに? 」

律子『鈴科プロデューサー!!! なんでこんな時に旅行なんですか!? タイミングを考えてくださいよ!!! 』

一方通行「理由は言えねェが今行かねェとダメなンだよ!! 」

真美『うさぎさん!!! お土産忘れちゃやだよ!!! 』

一方通行「わかったからそろそろ落ち着けっての!! 」

打ち止め「」オロロロロロロロ

真「ああっ!! 鈴科プロデューサー!! 打ち止めちゃんの口からミックスジュースの滝が!!! 」

一方通行「あァ!? 吐くなら吐くって言えよ打ち止めァ!!! 」

真美『らすとおーだー? 吐く? どうしたの!? 』

打ち止め「あ、あなた…ごめんなさい…」ウプ

一方通行「ま、真ォ!! エチケット袋かビニール袋よこしやがれェ!! 」

真「ちょ、ちょっとボクも…」ウプ

一方通行「や、やめろォォォ!!! せめて袋に吐け!!! こっち見るな「おえええぇぇ」オロロロロロロ

一方通行「ああああああァァァァァァァ!!!! いくらアイドルのとはいえゲロは気持ち悪ィィィィ!!! 」ビチャビチャ

律子『ちょ、どうしたんですか!? 』

一方通行「色々あってゲロまみれになったンだよ!! 一回切る!! 」ピッ

??「だ、大丈夫かね君たち!? いや実を言うと私も大丈夫とは言えないのだが!! 」

一方通行「あァ!? テメェも俺にゲロるのかァ!? 」

??「い、いや、そういう意味ではないが…一応ハンカチ要るか? 」

一方通行「いや、袋があればなンとかなる…真、俺のカバンからビニール袋を取り出しやがれ」

真「…はい…」

一方通行「衣服に付いたゲロだけを反射して…この袋に集める」

??「…流石は学園都市第1位だな。お見事だ」

真「流石です…鈴科プロデューサー…」

打ち止め「うぅ…」

一方通行「…水やるからトイレで口濯いでこい。水は飲むなよ? すぐに飲ンだらまたゲロっちまうからなァ」

真打ち「「はーい…」」

一方通行「…でェ? テメェは俺を狙ってきたのかァ? 」

??「いや、私はさっきそこのトイレで目が覚めてね。私自身何があったのかわからないのだよ」

一方通行(…垣根みてェな感じか)

一方通行「…今から奈良に旅行しに行くンだが一緒に来るかァ? どォせい行くアテも無ェンだろォ? しかもここは学園都市があった元の世界とは違う世界だからな、なおさらわけがわからねェはずだ」

??「…確かに行くアテが無いのでは仕方ないな。私もそうさせてもらおうか…」

一方通行「お前、多分魔術師だよなァ? いざとなったら戦えるかァ? 」

??「戦わなければならない時があるのかね…」

一方通行「俺を狙ってくるやつが結構居るからな。いざとなったら手伝ってもらうぜェ? 」

闇咲「…わかった。私は闇咲逢魔だ。闇咲とでも呼んでくれたまえ」

一方通行「…一応今は一方通行じゃなくて鈴科って名乗ってるから鈴科で頼む」

闇咲「了解。よろしくな鈴科君」

一方通行「こちらこそだァ」

一方通行「…お前ら、一応エチケット袋は準備しとけよォ…」

打ち止め「もちろん!! 」

真「準備してます!! 」

一方通行「そォか…」

打ち止め「闇咲おじさんは気持ち悪くならないの? 」

闇咲「普段から電車で通勤していたのでな。電車で酔うことは無いな」

真「へぇー…ところでその腕についてる弓矢みたいなのはなんなんですか? 」

闇咲「これか? これは梓弓と言ってな、風の魔術を扱うことができる」

真「…魔術? 」

一方通行「俺の超能力の亜種みてェなもンだ。ま、俺と一緒に居たら嫌でもわかる」

打ち止め「そういえば超能力で思い出したんだけど、あなたってチョーカーが無くても動けるようになったんだね!! ってミサカはミサカは歓喜しつつも少し寂しげな声を出してみたり…」

一方通行「あァ、よくわかンねェけどチョーカー無しでも演算できるよォになったな」

闇咲「電車が見えて来たぞ。乗る準備をしておけよ」

打ち止め「はーい!! 」

打ち止め「あなた!! 今から山の中を通るよ!! ってミサカはミサカは声を抑えながらテンションを上げてみたり!! 」

一方通行「学園都市には山なンて無ェからなァ…」

真「学園都市…は知りませんけど関東ではあまり見ることができませんよね」

闇咲「富士山を忘れないでやってくれ…」

今リアルタイムで書いていますが自然と闇咲は保護者になっちゃいますww

それにしてもゲロのくだりはやめときゃよかった…書いてた俺が気持ち悪くなってきた…

真「鈴科プロデューサー!! ボクワクワクしてきました!! 」

一方通行「そォだなァ…」

打ち止め「ちょっとお腹空いたかな…ってミサカはミサカはお腹を押さえてみたり」

一方通行「そりゃァ俺にゲロをぶっかけまくったからなァ…」

闇咲「…君たち、エスカレーターは右に立たないと迷惑になるぞ? 東京とは逆だからな」

ーー奈良公園

真「鈴科プロデューサー!! シカですよシカ!! ついに奈良に来ちゃいましたよ!!! 」パシャパシャ

打ち止め「ちょ、ちょっとシカさん!! ミサカの髪の毛噛まないで!!! 」

一方通行「ぶっ飛ばすぞこのシカ公…!! 」

シカ『』ビクビク

闇咲「奈良か…昔一回だけ来たことがあるな…鹿せんべいを鹿のエサだと知らずに食べてしまったのは懐かしい。よくあいつに笑われたものだな」

真「富竹フラッシュ!!! 」パシャパシャ

観光客「Oh・Japanese TOMITAKE!! HAHAHA☆」

真「アイドルの菊地真です!! 応援よろしくお願いします!! 」

観光客「KIKUCHI flash!!! 」

真「菊地フラッシュ!!! 」

観光客、真「「HAHAHA☆」」

一方通行「仲良くなってンじゃねェよ…」

??「…あれ? 」

??(確か私はオティヌスを逃がした後シルビアとイチャイチャしていたはずだが…ここはどこだ?)

「やだあれ…」

「こんな街中で拘束プレイ? 変態じゃないのあの外人…」

「通報しましょうか…」

??「な、なんだ!? なんで私はこんなにも視線を感じるんだ!? 」

??「っていうか私縛られてる!? ロープでグルグル巻にされてる!? 」

??「うわっ!! なんか舐められた!! 何かに舐められたよ顔を!! 」

??「トナカイ!? にしては小ぶりだが…」

??「よ、妖精化したから北欧王座が使えないのに目覚めたら見知らぬところに居た!? 助けてシルビア!!! トナカイっぽいのに食われる!!! 」

一方通行「…何やってンだお前」

??「き、君は…確か学園都市第1位の一方通行かい!? 早くこのロープをほどいてくれないか!? 目が覚めたらこの状態だし魔術も使えないから脱出できないんだけど!! 」

真「見ちゃダメだよ打ち止めちゃん」

闇咲「…最近はこんな輩がツT○itterとやらに晒されるのか…」

一方通行「…誰だお前? まァいいけどよ…」ロープザクッ

??「ふぅ…助かったよ」









オッレルス「私はオッレルス。魔神になり損ねた者だよ」







アイマスでトナカイって言われるとブリッツェンしか出てこねえ
厳密にはモバマスだけど

>>462 そんなのが居たのか、知らんかった



一方通行「…頭がボサボサでセンスゼロの服を着た金髪野郎がそンなことを言っても説得力が無ェンだが」

闇咲「オッレルスという名は聞いたことがあるが…」

真「イケメンだけどちょっと残念だね」

打ち止め「どこかドM臭が漂ってるねってミサカはミサカは金髪のお兄さんに辛辣な感想を述べてみたり!! 」

オッレルス「おおぅ…幼女に罵られてしまった」ハァハァ

一方通行「…気持ち悪ィ」

真「キモいですね」

闇咲「原典を理解しようとした私でも流石に引くな」

オッレルス「原典を理解しようとしたのって関係あるの!? でも悔しいけど感じちゃう」ビクンビクン

一方通行「…行こォぜ。こいつは頭がイっちまってンだよ…」

真「そうですね…」

オッレルス「ああっ!! お願いだから待って!! 訳のわからない場所で置いてかないでー!!! 」

>>463
http://i.imgur.com/4u9mp0I.jpg
言うまでもないが左

オッレルスが残念すぎるwww
いおりんに罵られて大喜びしそうだ

>>464 ブリッツェンかわええ(´・ω・` )

>>465 踏まれて罵られてパシリになってでオッレルスは幸せだな(´・ω・` )



オッレルス「…つまり第1位の君はひょんなことから鈴科プロデューサーとして東京の765プロでアイドルのプロデュースすることになった。でも魔術師とかが襲ってくるから本当に君狙いなのかを調べるために休暇ついでにここに来た…と」

一方通行「…まァそォなるな」

オッレルス「私もその事務所に入れてくださいお願いします」ドゲザー

真「!? 」

闇咲「この魔神必死すぎワロタ…これで投稿すればRTがたくさん帰って来るかね? 」

打ち止め「うん!! 多分大丈夫だと思うよ!! 」

オッレルス「あぁっ!! 晒さないで!! …それはともかくここにはオティヌスも居ないしシルビアも居ないからやることが無いんだ…お願いだ!! 私に仕事をくれないか!! 」

闇咲「…私もお願いしていいか? おそらくこの調子では最愛の女性も居ないだろうし…何よりも私の魔術のセンサーに反応しないからな」

一方通行「…まァおっさンに相談すればなンとかなるか」

真「…またうちの従業員が増えちゃったよ…」

うちのオッレルスは残念系魔神を目指してますからね、他とは一味違いますよ

打ち止め「奈良のガストは一味違うね!! ってミサカはミサカはレストラン通を装ってみたり!! 」

一方通行「…どこも変わンねェだろ…」

闇咲「…奈良まで来てファミレスか? 」

真「ボクは…ハフッ…食べられれば…ハムッ…どこでもいいですよ!! 」

一方通行「飲み込ンでから喋りやがれ…」

オッレルス「おお!! これがドリンクバーというものなのか!! 初めて見たぞ!! 」

オッレルス(カルピスが…ドバドバ出ているぞ!? )

オッレルス(エロい!! 私もこんな感じでテクノブレイクして死にたい!!!)

店員「お客様!! 溢れてますって!!! 」

オッレルス「あ、あぁすまない…」

店員(か、かっこいい…)

オッレルス「思わずカルピスが大量に出ているのを見ているとテクノブレイクを思い出してね、つい夢中になってしまったよ」

店員「」

闇咲「魔神、セクハラなう…よし」

打ち止め「真お姉ちゃん、テクノブレイクって何? 」

真「え、えっとね…ちょっと言えないかな///」



ごまえーを聞きながら書いてたら「ノンストップでイってみましょっ♪」って言われてドリンクバーでのオッレルスを思い出して笑った

オッレルス「カルピスにシロップを入れれば…ヤバイな。まるで精○と愛○が混ざり合っているかのような…」

オッレルス「ここに氷を入れれば…胎児ができてしまったじゃないか!!! 」

オッレルス「そして私がそれを飲むと…甘っ!!! 甘すぎぃ!!!! 」ゲホッゲホッ

真「何やってんですかあの人wwwwww」

打ち止め「ねぇあなた、せいえきとあいえ…「ちょっとあのマゾ野郎ぶっ殺してくる」

ナ、ナニスルンダイ!? ラストオーダーニヘンナコトバオボエサセンジャネーヨオオオォォォ!!!! ビクンビクン

闇咲「…オッレルスよ、その発想は無かった。私もやってみようか…」









後に闇咲逢魔のツイートによって「性春! 激甘ブレンド!! 」というドリンクバーのブレンドが流行り始めたらしい。







性春! 激甘ブレンド!! じゃねーよwwww
ドリンクバーで試したくなるだろww

真「これが有名な東大寺…」

一方通行「確か盧舎那仏だったか…でけェなァ…」

オッレルス「あの巨大な国宝の手で叩かれたい!! むしろぶつかりに行きたい!!! 神罰を受けてみたい!! 」ハァハァ

打ち止め「ねぇねぇあなた!! ミサカをあの手の上に乗せてよ!! 」

一方通行「アホか。お前が滑って落ちたらどォすンだよ」

闇咲(る、盧舎那仏って神道? 仏教? 私は神道だがどうすればいいのか…)



真「法隆寺きたー!! 」

一方通行「世界最古の木造建築物だなァ…」

オッレルス「あぁ…」

「「「「「…」」」」」


真「興福寺ー!! 」

一方通行「あァ…」

「「「「「…」」」」」



真「法起寺…」

「「「「「…」」」」」



ーー薬師寺

「「「「「…」」」」」

オッレルス「寺多すぎィ!!! 打ち止めとか寝ちゃってるじゃん!!! 」

闇咲「…寺を回るだけで日が暮れたぞ…」

>>472 ※ただし安全の保証はできません

ドリンクバー往復係の方、いたずらにどうですか?(某チンピラさんとか。ビームが飛んで来るかもしれないけど)

ーービジネスホテル

一方通行「…どの部屋も満席ィ!? 」

受付係「はい、ただいま非常に混み合っておりまして…8名様が泊まることができる団体部屋なら空いておりますが…」

一方通行「…真、どォする? 」

真「べ、別にボクも男みたいなもんですから気にしなくてもいいですよ! 」

オッレルス「あっ、認めちゃうのそれ…」

闇咲「私は君たちがいいなら構わないが…」

オッレルス「あとショタと熟女が居れば各性別と全年齢を制覇できるのに…惜しい!! 」

打ち止め「しょた…じゅくじょ? 」

一方通行「意味わかンねェし後でオッレルスを殺すけど真がいいならいいか。じゃァそれでお願いします」

受付係「承知しました」

一方通行「よし、じゃァ打ち止め、一緒に風呂入るか」

打ち止め「うん!! ってミサカはミサカは久しぶりにあなたとイチャイチャできるって歓喜してみたり!!! 」

真「ちょっ、ちょちょちょちょちょっと!! いい加減にしろよロリコン!? 」

一方通行「あァ!? いつも入ってたンだからいいじゃねェか!!! 」

オッレルス「あぁ、罵られて感じちゃう」ビクンビクン

一方通行「お前は罵ってねェわ!! っていうか死ね!! 」

オッレルス「」ビクンビクン

闇咲「…これが魔神のなり損ないだというのか…」

真「よし、鈴科プロデューサー!! それなら打ち止めちゃんに変なことしないか見張るためにボクも一緒に入ります!! 」

一方通行「…え? なンだって? 」

真「急に難聴系主人公になったってボクの気持ちは揺らぎませんよー!! 必ず打ち止めちゃんには手を出させません!! 」

一方通行「出したことなンか無ェっつーの!!! ロリは見て愛でるだけで十分だ!! それ以上は望まン!! それよりもお前が一緒に入る方がマズイ!! 」

オッレルス「…何このエロ同人みたいな展開」

闇咲「…オッレルス、彼らが風呂に入ってる間にコンビニに夕食を買いに行こうか」

オッレルス「…はい…」

打ち止め「真お姉ちゃんも一緒に入るの!? やったー!! 」

一方通行「…わかった!! じゃァ一緒に入ろォぜ!! 」

真「は、はい///」

真(勢いとはいえなんであんなこと口走っちゃったんだろう…///)

一方通行「よし!! ここで脱いで行くぞォ!! 」ヌギヌギ

打ち止め「おっけー!! 」ヌギヌギ

真「え、ええええ!? 」

一方通行「ほら!! 脱いだぞ俺!!! だからお前も脱げ!!! 」ツルペター

真「ちょ、ちょっと…///…って付いてない!? 鈴科プロデューサーって付いてないの!? 」

一方通行「よっしゃァ入ンぞォ!!! 今の俺は声以外は百合子だァァァ!!! 」

打ち止め「百合子のあなたもかわいい!! ってミサカはミサカはあなたをべた褒めしてみたり!!! 」

真(百合子になるなんてずるい!! 裸を見られて損するのはボクだけじゃないか!!///)ヌギヌギ

眠いので一番いいところで終わらせます

ありがとうございました

俺のIDがクイックって読めるからもう少し書きます

IDに急かされているなら仕方ないね

作者の鑑

カゲプロ見てないのにカゲプロ厨に認定されるってすごくね? まあ俺のことなんだけども



一方通行「…オイオイマジかよ真。お前その歳になっても生えてねェのかよ…このまま高校卒業して天然無毛モノのAVにでも出るつもりかァ? 」

真「そ、そんなこと言われても生えてこないんだから仕方ないじゃないですかぁ///それにAVに出るつもりなんかありませんよ!!! 」

一方通行「ちなみに生えてないのは他に誰が居ンの? 」

真「えっと…やよいと雪歩と…って何言わせるんですか!!!///」

一方通行「お前とやよいと雪歩でユニット組ンだらいいンじゃね? 新幹少女ならぬ無毛少女ってかwwww」

真「ちょっと!!///」

打ち止め「あなた…今日初めて笑ったのが下ネタって…うわぁ…」

嬉しいけど無理するなよ

>>482>>484 ありがとう(´・ω・` )
眠気は無いから頑張るよ(´・ω・` )

真「す、鈴科プロデューサーだって生えてないじゃないですか!! 」

一方通行「生えてたら打ち止めが怖がるからよォ…剃ってからホルモンバランスを調整して無毛にしてンだ…」

真「あっ…なんかすいません」

打ち止め「今は百合子だから生えてても怖く無いけどね!! ってミサカはミサカはそういう毛に対する恐怖をある程度克服したことを主張してみる!! 」

一方通行「ほれ、ボーボボみたいだろォ? 」モジャモジャ

打ち止め「な、なんか縛られてる!! ってミサカはミサカは興奮してみる!! 」

真「ひ、ひいっ!! ロープみたいになってるじゃないですかー!!! 」

一方通行「…あ、生やすことはできても減らすことはできねェわ。ハサミとか無いかァ? 」

真「じゃあなんで生やしたんですか!!! 」

打ち止め「く、苦しいよ…」

真「ああもう私のカミソリ貸しますよ!!! 」

一方通行「あ、電話がかかって来た。なンだ真美か」プルルルルルル

真「そういえばどうやって携帯を持ち込んだんですか!? 壊れますよねそれ!! 」

一方通行「垣根に防水防塵防火コーティングしてもらったに決まってンだろォが」プルルルルルル

真「防ぎすぎですよ…」

打ち止め「それをアメリカ軍とかに売れば儲かるんじゃないかな…ってミサカはミサカはリアルな話をしてみたり!! 」

一方通行「もしもしィ? 」

真美『うさぎさん、今何してる→? 』

一方通行「(えーっと…)風呂に入ってるが…何かあったのかァ? 」

真美『みんながテレビ電話したいんだって→!! 』

一方通行「まァ百合子になれば別に見られてもいいけどよォ…」

真美『じゃあSkypeのID教えて→!! こっちからかけるからさ!! 』

一方通行「××××××だ」

真美『オッケ→!! じゃあ一回切るね→!! 』

真「ど、どうするんですか!? 打ち止めちゃんもボクも居るんですよ!? どちらかと言うと鈴科プロデューサーの立場が危ないのでは!? 」

打ち止め「あなたがついに性犯罪者として社会から認められるのね…」

一方通行「やかましィ。つまるところ、この風呂を混浴ってことにしちまえばいいンだよ」

真「ど、どうやって!? 」

一方通行「変態マゾ魔神ーー!! 一緒に入ろうぜェーー!! 」

オッレルス「はいはーい♪」

真止め「「!? 」」

オッレルス「説明しよう!! オッレルスはジャパニーズスク水を着用すると魔神となれるのだ!! 」

一方通行「だ、だからあの魔神も痴女ファッションを!? 」

オッレルス「Yes!! That's right!! 」

一オッ「「HAHAHA☆」」

真「HAHAHA☆じゃないですよ!! ただの変態じゃないですか!! …ほら!! 今ボクが罵ったら股間の部分が隆起しましたよ!? ///」

打ち止め「あれってな何なのってミサカはミサカはあなたに…「見ちゃだめ」

一方通行「早く浴槽に入れよ。そのテントをいつまでも見せンじゃねェ」

オッレルス「せっかくそこのドンキで買って来たのに…」ザバーン

真「せまっ!! 狭すぎますって!! 」

オッレルス「おおぅ…女の子の体が密着してくる…これってハーレムじゃないか? 」

一方通行「俺は男だがなァ」

オッレルス「だが女の体だ。それがいいのだ」

闇咲「オッレルスがノリノリでスク水を着て風呂場へ行ったが…大丈夫なのか? 」



ちなみに/真/オッレルス/一方通行/打ち止め/って感じで並んで入っています

我ながら流れが意味不明でワロタ

とりあえずこのテンションで行きます

一方通行「よし!! SkypeのカメラをONにするぞ!! 」

真「どうなっても知りませんからね…」

打ち止め「あなたのアイドルってどんな人なんだろうね!! ってミサカはミサカは恋敵を視察する気を曝け出してみたり!! 」

オッレルス「こ、こんなところを女の子に見られるなんて…最高じゃないか…」

一方通行「お願いだから射精すンじゃねェぞ、汚ねェから」

真美『あ、うさぎさん…!? 』

やよ千垣律高木『『『『『!? 』』』』』

律子『ど、どういう状況なんですか鈴科プロデューサー!? 』

垣根『金髪のスク水を着たイケメンと百合子と真とアホ毛の幼女!? 』

千早『つ、通報しましょう!! 主に金髪と白髪!!! 』

高木『き、如月君!! 一回落ち着きたまえ!! まずは事情を聞こうではないか!!! 』

やよい『…!? え!? 』

オッレルス「スク水魔神です」

一方通行「百合子です」

真「真です」

打ち止め「打ち止めだよー!! ってミサカはミサカは恥ずかしがりながらもあなたがいつもお世話になってるみんなに挨拶してみたり!!! 」

律子『』

やよい『』

千早『』

真美『え…え!? 』

垣根『マジかよ…鈴科やらかしたのか…って打ち止め? 打ち止めってあの打ち止め? 』

一方通行「そォだぞ、あの打ち止めだ」

垣根『そうか…あの打ち止めか…』

高木『え、えーっと…3人は気絶してしまったがとりあえず初対面の人たちは自己紹介してもらってもいいかい? 私は765プロで社長をしている高木だ』

オッレルス「あ、どうもご丁寧に。私はシカに食べられそうになっているところを鈴科君に助けていただいたオッレルスと申します」

一方通行「おっさン、こいつともう1人居るンだがよォ、そいつらは俺と同じ境遇だからまた戸籍と仕事を作ってもらってもいいかァ? 」

高木『あ、ああ、別にいいが…』

オッレルス「ちなみに趣味は罵られることと羞恥プレイ、痛みを快感に変えることです。このスク水は魔神になるためであって決して趣味ではありませんので」

高木『…ふむ、君はマゾヒストなのかね? 』

オッレルス「はい!! それはもう極限のマゾです!! どんな痛みも快感に変えてみせます!!! 聖人に両手を壊されたのが一番気持ちよかったです!! 」

高木『マゾヒスト…ということは仕事に対してマゾになれば…よし、ティンと来たぞ!! 採用だ!! 』

オッレルス「ありがとうございます!! 」

一方通行「今無理やりティンと来させたよなァ!? 」

打ち止め「打ち止めだよっ♪ってミサカはミサカは大きな声で挨拶してみたり!! 」

高木『ほう…何歳なんだね? 」

打ち止め「うーんと、ゼロs…「8歳だァ」

律子『こ、このロリコン!! ぶぎゅう!! 』

垣根『ちょっと寝てろこのエビフライ。悪いけど真美も耳を塞ぐぞ? ちょっとこの話はヘビーだからな』

真美『聞→こ→え→な→い→よ→』

垣根『社長、打ち止めは俺たちみたいに戸籍が無い子なんですよ。だから打ち止めも戸籍を作ってもらっていいですか? なんならアイドルにしてしまうのも構いませんし』

真(戸籍が…無い? どういうことなんだろう…)

高木『まあそれは簡単だが…』

一方通行「俺の父方の叔母の娘がこいつってことにしてくれねェか? 名前は御坂美春。年齢は8歳ってな感じでなァ。あと俺の家族はこいつ以外は全員事故で死ンだってことで」

高木『…わかった。優秀な君のことだから観察眼も優れているのだろうしな。オッレルス君と"美春"君、それともう1人は後で話を聞くが、全員の戸籍を用意してあげようじゃないか』

オッレルス「ありがとうございます!! おかげで女の子から罵られ続ける生活がゴボォ!! 」

オッレルス「私を殴ってくださってありがとうございます鈴科様!!! 」

一方通行「はァ…ま、感謝するぞ、おっさン」

さ、流石に終わりにします

お疲れ様でした…

ついに折り返し地点まで来たけどアイマスからかけ離れて来た

内容もますますカオスになるけど投下

収拾つくかな…

高木『そ、それで…何故みんなでそんな狭い浴槽に? 』

一方通行「俺がこのクソガキと風呂に入るっつったら真がボクもロリコンが暴走しないか見張っておきます!! って入って来やがったンだよ。ンで、スク水着たマゾ野郎も何故か入ってきた」

オッレルス「あぁ、私はスク水を着たマゾ野郎です…」ビクンビクン

高木『…彼は大丈夫かね…』

真「大丈夫ならマゾになんてなりまけんよ」

一方通行「ま、俺もそろそろ上がるとすっかァ」ザパーン

高木『き、君ィ!! 色々見えてるけど大丈夫かね!? 』

一方通行「大丈夫大丈夫。あ、そォだ、千早ー」

千早『…なんでしょうか』

一方通行「見ろよこの豊満な胸」ボインボイン

千早『…くっ!! 』

真「うわぁ…鈴科プロデューサー、それは残酷過ぎますよ…」

垣根『一応俺も男なんだから自重してくれ…何が悲しくて俺が鈴科に興奮しないといけねえんだ…』

オッレルス「ほら垣根帝督、これでどうだ? 」ブランブラン

垣根『気色悪いモン見せんな!!! ぶっ殺すぞテメェ!!! 』

オッレルス「あっ…」ビクンビクン

真「ひいいぃぃぃ!!! 頭の横でなんかぶらんぶらんしてるー!? あ、ぶらんぶらんしなくなった!! 」

オッレルス「…ちょっとトイレで拭いて来るよ」

打ち止め「え、何が「マゾ野郎、後でぶっ殺す」

真美『でね→、亜美がプリンをね→…』

一方通行「あァ…うン…そォだな…」

真「真美、早く鈴科プロデューサーにご飯を食べる余裕をあげてやってよ…」

オッレルス(このアメリカンドッグの衣の頂点の部分に穴を開けて思いっきりソーセージを押し込むと…)ズボッ

オッレルス「処女喪失!!! 」

闇咲「…君は盛りがついている中学生かね…」

打ち止め「お兄さんはいつになったらそのスク水を脱ぐのかなってミサカはミサカはお兄さんの股間に食い込むスク水を見ながら問いかけてみたり…」

真「痛くないんですかそれ? 」

オッレルス「ははっ、痛みは快感に変換されるって言ったじゃないか。これが北欧王座の真なる力だよ」

闇咲「それは違うと思うのだが…」

真「ボクが今通報したら即逮捕ですよね…」

オッレルス「あ、真にお願いがあるんだけどこのソーセージだけ食べてくれないか? できればしゃぶる感じで」

真「ここまでオープンな変態は見たことないよ…あと死んでください」

オッレルス「せっかくシルビアと子供たちが居ないからこうやってフリーダムな変態行為をしてるのに…」

闇咲「一応打ち止め君も菊地君も子供なのだが」

ピンポーン

オッレルス「誰か来たみたいだが? 」

一方通行(…嫌な予感がするな…)

一方通行「俺が出てくる。オッレルスはいい加減マトモな服に着替えとけ」

オッレルス「わかったよ…」

真「こんな時間に誰なんでしょうか? 」

闇咲「…」

一方通行「…なンでしょォか? 」ガチャ

黒服「…鈴科百合男だな? 」

一方通行「…あァ」

黒服「"超能力者"、鈴科百合男、及び垣根帝督を捕縛せよ。これが政府からの命令なんでね。悪いが拘束させてもらうぞ」

一方通行(俺に向かって拘束って…バカじゃねェのこいつら…)

一方通行(…いや、俺と垣根が逃げてもアイドルたちが人質に取られたら…!! ヤバイ!!)

一方通行「…お前らァ!! 俺に掴まれェ!! 」

オッレルス「撃墜術式が無いということは存分に飛行術式が使えるからね、私はいいよ」

闇咲「私も自分で飛ばせてもらおうか」

一方通行は真と打ち止めを抱え、オッレルスと闇咲は飛行術式を唱えて飛び立った。

黒服「…超能力者は逃亡。超能力者は推定速度よりも高速で飛翔することが可能であること、他にも仲間が2人居ることが判明した。そちらに向かう可能性が高いので注意せよ」

カオスの大部分はオッレルスだろwww

>>501 それを言ったらお終いよ



一方通行(マズイ!! 下手すれば事務所ごと爆破とかありえるかもしれねェ!!)

真「す、すごい!! これだけ速く飛んでるのに風が来ない!! 」

打ち止め「きっと風のベクトルを演算してるんだと思うよってミサカはミサカは自分の博識さを醸し出してみたり!! 」

一方通行「…悪ィが荷物は諦めてもらうぞ。とにかく765プロの事務所まで戻るからな」

真「…何かあったんですか? 」

一方通行「…予想以上にヤバイことが起こった。俺と垣根が政府に狙われてンだ。俺と垣根が負けることは無ェがアイドルたちが人質に取られたらマズイからな…」

打ち止め「…またあなたは何処かへ行っちゃうの? 」

一方通行「…そンなことわかンねェよ。とりあえず765プロで垣根と相談だ」

真「…なんでこんなことに…」

オッレルス「速い!! 速いって鈴科!! 妖精化する前ならまだしも今は音速の2分の1のスピードでしか飛べないんだぞ!! 」

闇咲「…我慢したまえ。普通はそれでも十分速いのだよ」

垣根「おいおいもう夜なんだからうるさいのは勘弁してくれよな? というわけで眠りな」

黒服「」バタン

垣根(即効性のある未元物質で眠らせてやった。やっぱり未元物質は便利だな)

春香「こ、怖かった…」

千早「…!! 垣根プロデューサー!! て、テレビを…」

垣根「あん? …これは…!! 」

高木「き、君と鈴科君が"国際指名手配"!? 一体どういうことなんだね!? 」

亜美「て、ていとくん捕まっちゃうの!? 」

真美「うさぎさん…」

律子「地球に影響を及ぼす可能性のある危険な非合法技術を秘匿しているため国際指名手配…意味がわからないわ…」

貴音「もしやその技術とは…」

響「垣根プロデューサーと鈴科プロデューサーの超能力のことか!? 」

垣根「…クソが…予想以上にマズイぞこれは…」

一方通行「垣根ェ!! 大丈夫かァ!? 」ガチャ

真「そろそろ下ろしてくださいよー!! 」

打ち止め「こんにちはー!! 打ち止めだよー!! 」

「「「「「鈴科プロデューサー!? 」」」」」

オッレルス「桃源郷にキターーーー!!!!! 」

「「「「「!? 」」」」」

闇咲「失礼させてもらうよ…」

春香「もう帰って来ちゃったんですか!? 」

雪歩「お、男の人…」

高木「オッレルス君と美春君と…闇咲君だったか? これからよろしく頼むよ? 」

オッレルス「あ、いえいえ」

闇咲「こちらこそ」

打ち止め「よろしくねー!! 」

千早「のんびりしてる場合じゃありませんよ!! 速くなんとかしないと…」

雪歩「す、鈴科プロデューサーと垣根プロデューサーはどうするんですか!? 」

やよい「このままだと捕まっちゃいますよー!! 」

一方通行「…俺たちは問題ねェからここで籠城してもいいが…この事務所ごとやられちまったら意味がねェ」

垣根「そんでもって逃げてもお前たちが人質にされたら意味が無いし…」

律子「ひ、人質ですか!? 」

オッレルス「ま、可能性は高いだろうね。実際に政府からの使者が直々に捕らえに来たんだから」

真美「…人質といえば兄ちゃんとミキミキは大丈夫なの→? まだうちの病院に居ると思うけど…」

一方通行「…かなりマズイな。今はまだしも存在が知られたら…」

「「「「「…」」」」」

オッレルス「…一つ提案があるんだが」

律子「どうしたんですか? 」

オッレルス「…君たちはアイドルだったな? ならいい方法がある」

一方通行「…もったいぶってねェでさっさと教えやがれ」









オッレルス「"偶像の理論"というものは知っているかい? 」







ーー首相官邸

秘書「総理、どうやら最初の接触は失敗したようです」

総理「ま、彼らが相手なら当然か」

秘書「しかし…彼らを国際指名手配してまで手に入れる意味はあるのでしょうか? 」

総理「…日本国憲法の第9条は知っているかね? 」

秘書「ええ、当然存じ上げておりますが…」

総理「武器の不所持を促す条文だが…なら戦力を持った人間ならどうかね? 」

秘書「…戦力の不所持と記されておりますが…」

総理「それでもいいのだよ。あくまでただの人間なんだ。ただの人間が兵器になり得るのかい? 前例が無い超能力者ならその屁理屈無理やり通すことができるのだよ」

総理「彼らから超能力者の技術が得られれば超能力者の兵隊を作ることができる。なんならクローンで実験してもいい。じゃああくまでただの人間を各国に送り込んで一斉に攻撃を始めたらどうなるかね? 」

秘書「まさか…戦争を!? 」

総理「ま、これはあくまでも極論だがね。しかし超能力者が居れば日本も合法的に戦うことができる。いや、戦争が起こってしまえば合憲も違憲も関係無いのだがね。うまく行けばミサイルなどよりも遥かに強大な戦力が手に入るのだよ」

秘書「しかし…日本が戦争を仕掛けるのはまずいのでは? 」

総理「何、別に日本が戦争を起こす必要は無いのだよ」

総理「例えば…中国、ロシア、アメリカ、ドイツ…世界の主要国のどれか一つが自国以外の飛行機を撃墜したらどうなると思う? もちろん戦争が起こるに決まっている。だがそれを人工的に起こせば…あとはわかるな? 」

秘書(く、狂っている…!!)

総理「だからまずは超能力の技術を手に入れる。それが最優先事項だ」









総理「ま、最終的には第3次世界大戦で戦勝国になるのが目標だがね? 」







オッレルス「…これはいわゆる魔術と呼ばれるオカルトの話だ。使い方を誤れば君たち自身が怪我をするし、不幸になってしまうが…一応教えておくよ。あくまで君たちが自衛するための技術だから勘違いはしないで欲しい」

一方通行「それは…いや、仕方ねェか…」

「「「「「…」」」」」

真美「…魔術? 」

律子「…胡散臭いですけど本当に大丈夫なんですか? うちのアイドルたちに何かあったら…」

オッレルス「大丈夫だ。私は変態だがこの道のエキスパートなんでね」

オッレルス「まずはやってみるのが一番早いな。アイドルたちはそれぞれ手をつないで円になってもらってもいいかい? 」

あ、先に言っておきますけど今回の設定は俺が適当に書いたものなので間違いがあるとは思います

春香「ちゃんと円になりましたけど…どうするんですか? 」

オッレルス「じゃあ今から私がみんなの背中に手を当てるけどできるだけ騒がないでくれるかい? 大きく騒いで体内が大きく動いたらエネルギーが暴走して爆発してしまうからね? 」

雪歩「ひ、ひいっ!! 」

オッレルス「そもそも、アイドルというのは偶像という意味だ」ペタ

春香「…!! 」

オッレルス「人々の理想の像が結晶となった人間のことだからね、まあ偶像と呼ばれるのは当然だろう」ペタ

千早「きゃっ…」

オッレルス「歌って踊るアイドルはアメノウズメノミコトなどの歌の神様、踊りの神様からの力を受け取ることができる」ペタ

雪歩「ひっ!! 」

オッレルス「さらにさっき言ったようにアイドルというのは人々からの想いの結晶…つまり神様と同じなんだよ」ペタ

貴音「…」

オッレルス「ま、人間には原罪というものがあるからね、神ほどの力は得られないが…」ペタ

やよい「あぅ…」

オッレルス「神の子、聖人の10分の1ほどの力は得ることができる」ペタ

伊織「…」

伊織(なんだか…力が湧いて来るわね)

オッレルス「しかし、もちろんそのままではエネルギーを得ることはできない。そのエネルギーの扱い方、受け取り方を知らなければ何もできないからね」ペタ

あずさ「あら・…」

オッレルス「だから今回は君たちがエネルギーをちゃんと使えるようにした」ペタ

亜美「…」

オッレルス「そのエネルギーはテレズマと言うのだが…それを勝手に体に受け取ることができるようにね。もちろん暴走しないためにも限度は設定してある」ペタ

真美「…」

オッレルス「魔術についてだが、例えば個人でテレズマを使った攻撃術式を使ったり、この事務所に結界術式を張ったりすることができる」ペタ

真「…変態」

オッレルス「おおぅ…じゃない。彼女たちのテレズマにネットワークのようなものを取り付けたから知識と体さえあればプロデューサーでも彼女たちの力を集めて強大な力を収束して撃ち出すこともできる」ペタ

響「…! 」

オッレルス「…よし、終わりだ。じゃあみんなに魔術の使い方を教えてあげよう…」

律子「…ホントに魔術なんてあるんですか? 」

一方通行「ある。例えばそこの闇咲が使えたりする」

垣根「ちょっと見せてくれよ」

闇咲「いいだろう…透魔の弦!! 」

高木「や、闇咲君が消えた!? 」

闇咲「体を透明にする魔術だ」

垣根「かっけぇ…じゃあ俺も未元物質で」

一方通行「…闇咲よりは微妙だな。お前のところだけ空間がブレてる」

垣根「ありゃ、ダメだったか…」

律子「」

打ち止め「あなた…ホントに行っちゃうの? ってミサカはミサカは悲しげな声であなたに問いかけてみたり…」

一方通行「…大丈夫だ。少なくとも俺たちが死ぬことは無ェ。Pも美希も含めてみンなが魔術を使えるようにしたからお前たちも安全だ。ま、美希はまだ寝てるがな…」

真美「…でも…国外逃亡って…国際指名手配されてるのに大丈夫なの? 」

垣根「心配すんなって!! 俺とこいつと自称魔術のエキスパートが居ればなんとかなる!! 」

オッレルス「そうだな。私は今こそ北欧王座の力は失ってしまったが、魔術ならほぼ全てを知っているからな。たとえ敵の魔術師に会ったって死にやしないさ」

千早「…ライブ…」

千早「感謝祭のライブはどうするんですか!! もしプロデューサーが死んでしまったら…全てが水の泡に…」

一方通行「…千早」









一方通行「俺は世界が終わらねェ限り絶対に死なねェ」







一方通行「だから…ちゃンとレッスンはしとけよォ? 」

千早「…約束ですからね」

一方通行「あァ、死ンだら針1億本飲ンでやる」

一方通行「…P、律子、闇咲、おっさン、事務員A、悪ィがこいつらを頼ンだぞ? ライブが終わるまでには帰って来るからなァ!! 」

小鳥「ちょ、ちょっと!! 誰が事務員Aですってー!? 」

「「「「「あははははは!!! 」」」」」

一方通行「特にP…お前には俺の負担まで背負ってもらうことになるが…任せたぞ? もちろン美希も忘れンなよ? 」

P「任された!! 闇咲さんも事務員として俺の書類の仕事を手伝ってくださるらしいし余裕だな!! 」

打ち止め「あなた…死んじゃダメよ? 」

一方通行「…あァ」

一方通行「…絶対になンとかしてみせるからな」

垣根「あーあ、また裏の生活か…」

一方通行「…悪ィな」

垣根「別にお前が悪いわけじゃねえよ。たまには刺激も必要だしな!! むしろちょうどよかったぜ!! 」

オッレルス「そうか、君もマゾだったのか…」

垣根「あれー? そんなこと言ったらうっかり翼が滑っちゃうかもなー? 」

オッレルス「ごめんなさいマジすんませんした!! 」※オッレルスの飛行術式が遅いので垣根の翼に抱えられて飛んでいる。

垣根「それで? 今どこに向かってるんだ? 」

一方通行「…まずは世界の警察様に日本を裁いてもらおォぜ? 」

垣根「いいなそれ。うちの政府って異常だしな」

オッレルス「夕飯を聞く時のようなノリで国家規模の話をしないでくれたまえ…」

一方通行「ま、本当はどこでもいいンだがなァ。とりあえず考える時間が欲しいだけだ」

垣根「そうだな。じゃあアメリカに行くぞ!! 765プローー…」

一方通行「えっ、それやンのかよ!? …ファイトー!!! 」

一垣オ「「「オーー!!! 」」」

一方通行(なンなのなの…)

春香「…よし!! 色々大変なことになっちゃったけどプロデューサーたちが頑張ってる間に私たちも頑張ろうよ!!! 」

千早「…そうね、ずっと心配していても意味が無いし…」

やよい「じゃああれやりましょうよあれ!! ライブの前によくやるあれですー!! 」

真「よし、じゃあ打ち止めちゃんも一緒にやろっか? 」

打ち止め「え、えっと…何をするのかな? 」

雪歩「765プローって言うからファイト!! オー!! って言うんだよ? 」

美希『美希もやるの!! 』※Skype

P「じゃあ俺が掛け声やるか!! 765プローー…」

「「「「「ファイト!! オーーー!!! 」」」」」

美希『オーーー!!! 』

とりあえず書き溜め分がなくなった&区切りがついたので次回予告です

「鈴科プロデューサーが帰って来るまで私が打ち止め…美春ちゃんと暮らしますから」
ーー打ち止めにメロメロの秋月律子

「美希、初めてレッスンが有意義に感じたの!!! 」
ーー退院した星井美希

「ミサカは美春、美春だから。打ち止めじゃなくて美春だから…」ブツブツ
ーー名前が変わったのに苦労している打ち止め(御坂美春)

「「おみやげは→? おみやげ→!!!! なんで無いんだYO!! 」」
ーーおみやげが無かったことに怒っている双海亜美、真美

「やっぱり多言語を話せるのって便利だな、うん」
ーー英語が通じたことに感動する垣根帝督

「私なんて英語とロシア語と日本語と中国語しか話せないよ…」
「…俺は英語と日本語とロシア語と中国語とドイツ語とフランス語とイタリア語。圧勝だな」
ーーお互いにマルチリンガルであるのにも関わらず話せる言語数で張り合う一方通行とオッレルス

「根性!! 根性さえあればアメリカで目覚めてもなんとかなる!!! でも正直早く帰りたいぜ!!! 」
ーー熱すぎる根性ヲトコ

「東京にも仲がいい宿屋が居てね? 」
ーーいい加減しつこいけど宿主









次回、ライブまであと5日(inアメリカ)

















































おっぱい聖人さん、出せなくてすんませんした

今回は色々はっちゃけすぎたな…ま、いいか

宿屋さんはあの人です、ほら、かっこいいよね、性格がイケメンのおじさん

オッレルスのキャラをいかにシリアスにしないかが重要になってきますね…変態キャラを維持させるのがなかなか難しい

あ、申し訳ありませんが今日はここまでです。では明日

真、誕生日おめでとう。

そして出番が無くてすまない(´・ω・` )

今からで悪いけど誕生日記念に続き書くよ(´・ω・` )

ーーーライブまであと5日(inアメリカ)ーーー

垣根「ニューヨークに来たぜー!!! Fooooooooo↑↑!!! 」

一方通行「うるせェ!! 一応俺らは指名手配犯なンだぞ!! ここで目立ったらまた場所を変えねェといけなくなるだろォが!! 」

オッレルス「さてどうしようか…まずはどこかで落ち着いてこれからの方針を決めなければ…」

一方通行「あそこのカフェで良くね「根性おおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!! 」

??「おっとおお!!! 確かお前らは学園都市第1位と第2位とよくわからんが強いイケメン野郎じゃないか!!! まさかここで顔見知りに会うとはな!!! 」ガッハッハッ

一方通行「…人違いですよ、ええ」

垣根「お前のようなムサイやつは知らん」

オッレルス「確か君は…あの時の? 」

削板「学園都市第7位の"削板軍覇"だ!! よろしくな!!! 」

ふぅ…真の誕生日による俺のテンション上昇と削板の高テンションのせいでやたら展開が早くなっちまったぜ…



一方通行「ほ、ほら、学園都市なンて無いって!! だからこの人頭おかしいンだよ、な? だから行こうぜ? 」

削板「…一方通行、嘘は吐くんじゃないぞ」ドゴォ

一方通行「ゲボバァ!!! 」

一方通行(あ、顎が!! 顎がァ!!)

垣根「パンチが反射を貫通した!? 」

オッレルス「…相変わらずその力は謎に包まれているようだね…」

一方通行「…ァ…」グッタリ

削板「…」ジー

オッレルス「…」ジー

垣根「…」

垣根「…えっ、俺が運ぶの? こいつを? 」

垣根「しっかしまぁ…」

垣根「流石ニューヨーク。人が多いな…」

オッレルス「あぁ…特に辛いのが視線だな。君が背負っている鈴科に問題があるのだが」

一方通行「」

削板「いやーそれにしてもお前らに出会わなかったらどうなるかと思ったぞ!!! 目が覚めたらアメリカここだったからなー!! 」

垣根「うるせえ…もう少し声のボリュームを落としやがれ…」

削板「根性!! 根性さえあればアメリカで目覚めてもなんとかなる!!! でも正直早く帰りたいぜ!!! 」

垣根「話が噛み合わねえ…これじゃ会話のキャッチボールじゃなくてドッチボールだな…」

オッレルス「…削板、残念ながら学園都市が無いんだなこれが。これはまた765プロに入る展開かい? 真とは気が合いそうだがね」

垣根「ははっ、言えてるな」

削板「が、学園都市が…無いだと!? 」

垣根「で? 今はどこに向かってるんだ? まさか無計画とか言わないよな? 」

オッレルス「ハハッ、適当に決まってるじゃないかそんなこと」

垣根「ああ!? 」

削板「無計画とは…根性あるなお前!!! 」

垣根「だから声を小さくしろ!! マジでうるせえわお前!! 」

一方通行「…ペプシ…」

「「「!? 」」」

一方通行「ペプシのロゴって…男女が絡み合ってるみてェでエロいよなァ…」

垣根「何言ってんだお前!? 」

オッレルス「…確かに。エロいな…」

垣根「鈴科までオッレルスに犯されて来た!? やめてくれよ鈴科!! 」

一方通行「垣根に罵られた…あとオッレルスに犯されるとか…エロいな…」ビクンビクン

垣根「ひいいいいい!!! やめてくれよ鈴科!!! ツッコミが俺しか居なくなるじゃねえか!!! 」ゾワーーーー

削板「よし!! もう一回殴れば元に戻るだろ!! 」ドゴォ

一方通行「ビブルチ!!! 」

一方通行「」グッタリ

垣根「…とりあえず変装する服を買いに行くか」

オッレルス「そういえば金はあるのかい? 私は無いがね。それにあったとしてもドルに交換できるのかい? 」

垣根「J○Bのクレジットカードがあるから問題ない…と言いたいところだが国際指名手配されてるからな…使えるかどうか…」

削板「J○Bなら学園都市のころのクレジットカードがあるが…使えないのか? 」

垣根「俺も持ってるけどよく考えたらここには俺たちの元の戸籍も口座も無いから使えないんだよな」

オッレルス「どうしたものか…」

一方通行「ギャハハハハハ!!! すげェなオイ!!! 1ドルがあっという間に3万ドルになっちまったぜェ!! 」

削板「ど、どうやったんだ!? 教えてくれよ!! なぁ!! 」

垣根「うわー…すげえ罪悪感が…」

オッレルス「…よく学園都市のスロットは潰れなかったね…」

一方通行「ちっとばかし乱数調整をやるだけでこれだぜェ? 下手すりゃァ簡単に億万長者じゃねェか!! 」

削板「乱数調整なんてできねえええええ!!! 」

垣根「社長がほぼ全種類の国の金をくれたからな。スロットさえあれば楽勝だな」

オッレルス「…スロットで増やした分は帰ったら全ての社長にあげようか」

亜美「そういえばまこちんさ→」

真美「奈良に行ってたんだよね→…」

双海姉妹「「おみやげは→? おみやげ→!!!! なんで無いんだYO!! 」」

真「ご、ごめんって!! っていうか貴重品以外の荷物とか全部置いて来たんだから無いに決まってるじゃないか!!! 」

真「打ち止めちゃんも何か言ってやってよ!!! 」

打ち止め「ミサカは美春、美春だから。打ち止めじゃなくて美春だから…」ブツブツ

真「…そ、そういえば今日は遅いけど美春ちゃんは誰の家に泊まるのかな・? 」

双海姉妹「「ごまかさないでYO!! 」」

真「うぅ…」

小鳥「確かに誰の家に泊まるんですかね? 」

律子「私です!! 」

「「「「「!? 」」」」」

律子「鈴科プロデューサーが帰って来るまで私が打ち止め…美春ちゃんと暮らしますから」

千早「…そこまで声を上げて言うなんて…よっぽど美春ちゃんが気に入ったんですね」

律子「美春ちゃ・ん♪」

打ち止め「く、くすぐったいよエビフライのお姉ちゃん!! ってミサカはミサカは…」

「「「「「」」」」」

律子「」

打ち止め「あ、あれ? 」

春香「ね、ねえ美春ちゃん! 私はなんて呼んでくれるの? 」

打ち止め「うーん…閣下お姉ちゃん? 」

春香「」

千早「私は!? 」

打ち止め「壁のお姉ちゃん」

千早「…くっ」

響「じ、自分は!? 」

打ち止め「うーん…ハム蔵お姉ちゃん? 」

響「うがーー!!! ハム蔵は本体じゃないぞ!!! 」

P「…美春ちゃん、みんなのことは名前で呼んでくれるかな? 」

打ち止め「わかった!! Pお兄ちゃん♪」

P「…かわええ…」

>>533 誤字った…

オッレルス「全ての社長に…」→「全て社長に…」です

オッレルス「服を買ったのはいいが…」

オッレルス「…なんなんだいそのファッションは? 」

一方通行「普通にシャツとジーンズとメガネと真のやつみてェな帽子じゃねェか。何がおかしいんだ? 」

オッレルス「君に言ってるんじゃない!! 垣根に言っているんだ!!! 」

垣根「え? 俺? 」

一方通行「スクール時代の色違いファッションかよ…」

削板「シャツの下にセーターって…おかしいだろ…」

垣根「昭和の番長ファッションのお前に…ってなんだその格好!? 誰だお前!? 」

削板「おう!! いつもよりも賢そうな格好したら多分ばれないよな!!! 」

オッレルス「別に君は指名手配されていないじゃないか…いやまあ私もノリで買ってしまったのだが」

垣根「次はどうするよ? 」

オッレルス「今日の宿でも探すかい? 」

一方通行「ここらで一番安いのは…一泊3000円!? シングルで!? ダブルは4000円らしいぞ!? 」

削板「安いな…なんて言うところなんだ? 」

一方通行「"Dragon Rider"ってとこらしい…写真を見てもそれほど汚くねェ…ってかむしろ綺麗だしここでいいンじゃねェか? すぐそこだしな」

垣根「よし、そこにするか。とりあえず行ってみようぜ? 」

オッレルス「わかった。では行こうか」

??「おっ、君たち日本から来たのかい? …ってもしかして一方通行と垣根帝督に削板軍覇か? いやーとんでもないVIPが来ちまったもんだな」

一方通行「…何者だ? 」

丈澤「悪い悪い、俺は丈澤道彦、学園都市の元開発者だよ。おそらくあんたたちと同じでこの世界に飛ばされたクチだな

垣根「…何を作ってやがったんだ? 」

丈澤「HsSSV-01の"ドラゴンライダー"っていうモンスターバイクだよ。ま、それはヒーローがフレメアって女の子のために使ったっきりでお蔵入りしたがな」

一方通行「…色々聞きてェことはあるがそれは後回しだ。部屋は空いてるか? ダブルが二部屋だが…」

丈澤「おいおいダブルでいいのか? ツインじゃねえと男2人で一つのベットに寝転ぶことになるぜ? 」

オッレルス「…もちろんツインで」

丈澤「ま、うちは意外と広いからな。ツイン二部屋なら空いてるぞ。料金は合計で8000円…じゃねえや、80ドルだよ」

一方通行「…じゃァ泊まるか」

垣根「そうだな…」

丈澤「まいどありー!! じゃあこれが鍵ね」

今日はこれだけです

国外逃亡編はぐだりそうで怖い…がんばります

他に使えそうなモブキャラって居たかな? 居るなら教えていただければ幸いです

めちゃくちゃ短い書き溜めを投稿してからちょいちょい書いていきます

あれ、結構時間がおかしくなってる…
まああまり気にしないでください



ーー765プロの事務所の前

P「美希が退院してすぐで悪いけど、今からみんなに顔を合わせるんだが…美希はアイドル活動を続けることは怖く無いのか? その…この前撃たれたんだぞ? 」

美希「…ちょっとだけ怖いの。でもね…」

P「…どうしたんだ? 」

美希「…今は美希なりに反省してるの。きっと美希がぜーんぶ放り出して遊んでたからバチが当たったの。だから美希はみんなにいっぱい謝って、それから一生懸命レッスンを頑張るの!! 」

P「…美希は強いんだな」

美希「そんなことないの。美希は色んな人に支えられてきたからここまで勇気を出せたんだよ? 」

P「…そうか。じゃあ今日はもう遅いからみんなと顔合わせだけして、明日から本気で頑張るか!! 」

美希「はいなのー!!! 」

一方通行「甘ェ…なンだこのパンケーキ…砂糖をそのまま食うよりも甘ェぞ…ブラックコーヒーが欲しい…」

オッレルス「青いパンケーキとは…青色は食欲減退色のはずなんだが…」パク

オッレルス「甘ッ!! 何これ甘ッ!? これ作った人間の頭おかしいだろ!!! 」

垣根「気持ち悪ぃ…胃もたれしちまった…」

削板「ハッハッハッ!! こんな物根性で…こん…じょう…」

削板「食えるかこんなモン!!!! 」

一方通行「根性野郎がサジを投げやがった…どンだけ甘いんだよ…」

垣根「昼飯なんだからハンバーガーとかにしとけばよかったじゃねえか…なんでわざわざこんなところに…」

オッレルス「私の家で養っていた子供たちがテレビに映っていたアメリカのパンケーキを食べてみたいと言っていたことがあってね…それで提案したんだが、失敗だったな…」

一方通行「…マク○に行かねェか? こんな昼飯を食ったままじゃァまともに話ができねェよ…」

削板「そうだな!! 俺もちょうど塩っ気があるものを食いたかったんだぜ!! 」

垣根「…それはいいアイデアだがとりあえずこの激甘パンケーキを食っちまうか」

オッレルス「…ああ…」

美希「…」スゥー

美希「迷惑かけてごめんなさいなの!! 」

やよい「美希さん…」

亜真美「「ミキミキ…」」

千早「……美希、それは違うわよ? 」

貴音「そうでございますよ。あなたが今するべきことは謝罪ではございません」

春香「美希、顔を上げてよ!! 」

雪歩「私、仲間が頭を下げてる姿よりも輝いてる姿が見たいなって…」

打ち止め「ミサカは事情を知らないけれど、あなたはもっと楽しそうにするべきだと思うな!! 」

真「だからさ、美希」

響「またみんなと一緒にレッスンして、みんなと一緒にライブを成功させるんだぞ!! 」

美希「…みんな…!! 」

伊織「アンタ、ここまで私たちを待たせたんだから竜宮小町よりもショボいライブにしたら許さないわよ? 」

あずさ「期待してますからね・」

美希「…!! わかったの!!! 」

P「みんな、ありがとうな! 」

垣根「ハンバーガー美味い!!! あんな砂糖と着色料まみれの物体とは大違いだな!! 」

オッレルス「マ○クシェイクのバニラ味ってエロくないかい? 白くてトロッとしてて…ああ、自分の精○を飲まされている気分になって最高だねえ!!! シルビアにもやっt」ドゴォ

一方通行「同じ物を飲ンでるやつの前でそンな気持ち悪ィこと言うンじゃねェ!! もォこのバニラシェイク飲めねェじゃねェか!!! 」

削板「で? 俺たちはこれからどうするんだ? 」

垣根「…どうやって国際指名手配を解くか…だな…」

「「「「…」」」」

??「やあ君たち、何かお困りかい? 」

P「はぁ…俺も奈良に行ってみたかったなー…」

律子(美春ちゃんモフモフ…)

小鳥「ま、まあ鈴科プロデューサーは1日で帰ってきちゃいましたけどね…」

打ち止め「り、律子お姉ちゃん!! そんなにモフモフしないでよ!! ってミサカはミサカは抵抗の意思を見せてみたり!! 」

闇咲「…私はどこに住めばいいのだ? 」

高木「一応鈴科君の隣の部屋にしておいたよ。ま、年齢や名前などは全て今まで通りだからね、それほど苦労することもないだろう」

闇咲「悪いな、わざわざそこまでしてもらって…」

高木「いやいや、私としては常識的な君が入ってきてくれたことに感謝しているよ。鈴科君たちは問題児だからね…」

闇咲「…心中お察します…」

高木「…今日は一緒に飲みに行こうか」

オリキャラ出しちゃっていいですかね?
いやまあ出しますけど。

場合によっては今回限りで退場してもらいますけど。

一方通行「…何者だァ? 」

垣根「…」

??「いやいや、別に君たちを捕まえに来たとかじゃないんだ。ただアドバイスをしに来たんだよ…アドバイスをね? 」

オッレルス「…君は私たちのことを知っているようだが、それならば君は私たちに名乗るべきではないかね? 」

削板「そうだぞ。片方だけが情報が無い状態で話し合うのは根性無しがすることだ」

??「"エドワード"」









エドワード「エドワード=モーガン。アメリカ政府で頭脳役をやっているよ。ヨロシク」







小鳥「いい加減私をもらってくらさいよぉ・Pぷろりゅーさ・? 」

P「あはは、嫌です」

小鳥「」

闇咲「…なかなか君はドライな感じで言うのだな」

P「だって毎回これなんですよ? 俺をからかうのもいい加減に…」

高木「…君ィ、いつか背中を刺されるよ…? 」

垣根「…何の用だ? こちとら敵と馴れ合ってる場合じゃ無いんだ」

エドワード「安心しな。今回は耳寄りな情報を持って来ただけだよ」

一方通行「…聞かせろ」

エドワード「日本政府が君たちを国際指名手配した理由だが…どうやら超能力の技術が目当てらしいね? 」

オッレルス「…大体予想通りだな」

エドワード「ま、この情報を信用しようが疑おうが君たちの勝手だ。どちらにせよ僕にはこの情報しかないからね。ただこの情報をどう活用するのかは…君たち次第だよ? 」

削板「ふーん、じゃあ俺の超能力は解析できんのか? 」

一方通行「…わかンねェよそンなこと。日本政府には超能力を渡せば国際指名手配を解除してくれンのかァ? 」

エドワード「さあ? それは総理大臣様に聞かないとわからないね。じゃ、僕は帰るよ、バーイ」

オッレルス「…さて、どうするか…」

一方通行「…手っ取り早く超能力の情報を渡すかァ? 」

垣根「…いい考えがあるんだけどよ」

今日はスランプ気味だからここまでにしておきます…短くて申し訳ありません…

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年10月03日 (金) 01:00:50   ID: ZbBsUrP5

学園都市闇の部分ペラペラしゃべり過ぎじゃね

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