超絶兵器 カルカネージ (9)

ミーミンミンミーンミ、ミーン ミーン ミーミンミンミーンミ、ミーン ミーン ミーミンミンミーンミ、ミーンミンミンミン、、、。

 響きわたる蝉の音

ミーン ミーミンミンミーンミ、ミーン  ミーン  ミーミンミンミーンミ、ミーン

 それを、颯爽と走るミニワゴン

フォン パサパサパサ

そして、一息かっこよく吐息を掛ける男

小道「ふー、」

 これが、私 小道元治 永遠の24歳だ、

小道「いやー、何時もコレは旨いなぁ」

 私は今煙草を模した菓子を一方口ににくわえながら、


自宅に帰り出されている。

第一話
 ありきたりは、どう考えても良いことだ 。

「ぁ、これ最優先にコピー お願いね。」

小道「はい、わかりました。」タッタッタッタッ

「あーぁ、ちょっと待って」

小道「?」

「ちょっと、松前さんが君に話が有るって・・・。」

小道「?」キョトン

「ま、まぁ 後で良いからって言ってたからコピー終わらせてね。」

小道「はい、わかりました。」タッタッタッタッ

タッタッタッタッ タッタッタッタッ タッタッタッタッ

「ネェ、アレってまさか!」  「シー(声が大きい)」 「ア、ゴメン ゴメン」

小道「? 何の話だろう」

OL「それよりさー、 ぇ!!」

小道「??」

OL「何々って 、小道君?」

小道「え、何ですか さっきから話を」

OL「いやいやいや、何でもないよね」

OL「あ、そうだね 何にもないよねぇ」

小道「ちょ」

OL「私達これから仕事だから~じゃぁ」

OL「さいならー」

小道「まっ   何なんだ今のは?」

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小道「まぁ良いや、」

この時は興味を持った程度だが

小道「・・・。」

ピー、シャン ピー、シャン ピー、シャン ピー、シャン

「ネェ、アレッテ」  「アー キラレソウダナー」 「オイ、マダイルノカヨ」

ピー、シャン ピー、シャン ピー、シャン ジィー プスン

小道「これぐらいかな」

ガヤガヤガヤ

小道(?なんだろうな、さっきから皆影口でも吐いてるのか?)

「ア、クルゾ」 「ナンカ、ヘンナ カオシテル」 「ウワーカカワリタクネー」

小道(まさか、俺の事でも指してる?いやそんな筈は、、、。)

小道「ん、 そろそろ昼休みか・・・急いで纏めて出そう」
タッタッタッタッタッタッタッタッ タッタッタッタッタッタッタッタッ タッタッタッタッタッタッタッタッ タッタッタッタッタッタッタッタッ、、、。


やっぱり何か言われてる が、私は何かしただろうか?
したと言う記憶があるならば酒の場で凶暴になった上司を優しく気絶させただけだとは思うけど、
 まさか、リストラ?いやいやいや仮に言っても正社員だぞ
しかも、会社の株は上手く行ってるし今のタイミングでそれは無いだろう、

いや、そんなことは考えずに私は書類を纏めて、、、。

小道(ふー、やっと楽しみの昼食を食べる時が来たか)カタン

小道「いただきます。」

!!

ヴぃあぃぃ!! この滑らかさ この舌触り これは、これは、




只の社食のオバチャンが作る茶碗飯だ、満足か?

小道「ブゥ」

小道「ベホォ ゲホゲホゲホ」

松前「おいおい、大丈夫か?」サスサス

小道「松前さん ゲホゲホ」

松前「無理すんなって ホラ、」

小道「あ、りがとうございます。」ケホケホ

ゴグ ゴグ    ゴクン

小道「ふー、助かりました。松前さん」

松前「いやー、すまん すまん 今日は多分話をするって伝言させたからな、」

小道「あ、はいコピーのついでに聞かされました。」

松前「そうか、じゃぁどういう内容だった?」

小道「ああ、松前さんが話が有るらしいと聞いただけです。」

松前「それなら、今は話すべきじゃあ無いな」

小道「?」

松前「食事が終わったらフロントの清掃員倉庫にに来てくれ」

小道「あ、はいわかりました。」

松前「それじゃ、最後の昼飯をたのしんどけ」

小道「え、」(最後の昼飯?)

小道「うーん、今日はとことん変な日だな~」パクパク

小道「やっぱり・・・。いやいやきやもう この事はあんまり考えないほうが良いかな、」パクパク

小道「そういや、フロントの所って前から出るって噂があったけど、大丈夫なのかなぁ」パクパク

小道(あー、会社にミサイルがくればなー)パクパク

同僚「お、いたいた」

小道「? 何だ、お前か」

同僚「そんなに面倒くさがるなって な」ストン

小道「で、何だよ」

同僚「いやさ、お前最近影口言われてる気がしないか?」

小道「何でだ?」

同僚「そりゃ、お前がギリギリでリストラされる奴候補じゃ、
ないからじゃないのか?」

小道「は?」

同僚「え、まだ知らなかったのか?」

小道「いや、何か言われてる様な気はしてたけどまさか、」

同僚「まあ、多分此処から手は引いた方が良いぜ」

小道「?」

小道「どういう意味だ?」

同僚「内の会社何か合併しようとしてるんだよ」

小道「は?」

同僚「最初は俺も疑ったけどな、耳から勝手に入るんだよな~」

小道「で、何処と合併するんだ?」

同僚「お前に教える物じゃないからなぁ」

小道「・・・そうか、」

同僚「俺もお前と同じなんだけどな」

小道「は と言うことは」

同僚「俺も近々松前さんに呼ばれました~。」

小道「はぁ、 元気だな」

同僚「ははは、お前もそれほど狼狽えてないじゃん」

小道「まぁ、休みとか欲しかったし」

同僚「ふ、安心しろ 色は沢山付けておいたからな」

小道「まさか、さっき聞かせてくれた合併のことか?」

同僚「どうかな~ じゃあさっさと食おうぜ」ガッガッ

小道「おい、話を  まっ、良いかどうせ確実何だろ?」

同僚「ん、さっき、言ったじゃん」

小道「なら、変わらないか」

同僚「何泣いてんだよ」

小道「何でもないよ ハハハ、」

それから、食事を終えた俺達は松前からリストラの事を言われてさっさと退職した。 
と言うよりは前々からしてたようだけど俺には関係は無かったなと思うけどね。

小道「結構早かったな」

同僚「そりゃ、俺たちの所は今仕事とかあんまり無いし、
事前にやってくれとかお願いしたからな、法律的には不味いけどね。」

小道「車でも取るかな」

同僚「おう、乗せてくれよ」

小道「え、」

同僚「このご時世 車持ってるやつ少ないだろ」

小道「だからって、」

同僚「それじゃ、コーヒー買ってくるから」
タッタッタッタッタッタッタッタッ

小道「  あー、いっちゃつたか」

ドン

小道「うぁ  大丈夫ですか?」

じいさん「おお、君は」

小道「?」

じいさん「これを、あげないとね」

小道「いや、鍵をいきなり」

じいさん「おや?君の家には開かない所があるのでは?」

小道「は?」

じいさん「まぁ、庭を掘って見なさいきっと良いものが入ってるか」

小道「あ、ちょっと」

じいさん「はははは、」

小道「あ~あ もう、 こんなの貰ったら後々面倒くさ って、何か見覚えがあるな」

小道「!!」
チャリン

小道「何で、俺の家と同じ形の鍵が?・・・。」

小道「あ~、これ返すぼきかなぁ」

小道「いや、ここはかもしれない想像でいくぼきかなぁ」

小道「?」

小道「でも、何処かであったきがするんだけどな」

小道「・・・。」

小道「あ!!」


[一週間前]
小道「ふわぁぁぁ~ぁ、ねみぃ そろそろ会社とかにミサイル落ちないかなぁ~もぉぉぅ」ガチャ キィィ  バダン

小道「あー、マジで休みたい 消えたい ヴァァァ」

じいさん「おお、おはよう」

小道「え、あ  はい、おはようございます。」

じいさん「ははは、久しぶりに若者に挨拶がかえって来たか結構、結構」

小道「は、はぁ」(どけ、じじい シッシッ)

おじさん「ほれ、コレを君に渡そうかのぉ」

小道「え」

おじさん「ほれほれ、受けとれ」

小道「いやいやいや、そんなもの受け取れません。」

おじさん「ははは、安心せい これは石に色素を意図的につけたラピスラズリじゃ」

小道「は、はぁ」(それ、ご利益あんのか?)

おじさん「まあ、安いからな ほい」

小道「うぉ」

おじさん「そろじゃあの~」

小道「あ、あのちょっと!!」

・・・。
小道「行っちゃったよ。」

小道「彼奴か」(全く面倒なのがきちなぁ)

同僚「おーい、まだいたのかよ」

小道「え、」

同僚「おいおい、車出すんだろ?」

小道「あ、」


ピィ ガチャ

小道「ほら、」

同僚「おう、ありがとな」ガチャン

小道「でさ、」

同僚「? 何だ」

小道「お前、引っ越したか?」

同僚「は? 何でそんな話に」

小道「いや、お前前にさ」



小道「え~、」

同僚「お願い 頼む 聞いてくれ!!」

小道「って言われてもなぁ」

同僚「いや、俺の家近くだから良いだろ?」

小道「方角は?」

同僚「西です。」

小道「ならいいよ」

同僚「しゃ」


同僚「いや、普通じゃん」

小道「まだ、続きがあるだろ」

同僚「そうだったかな~」

小道「続けるぞ」


ブロロロロロロロロロロロ
小道「で、どうするんだ?」

同僚「右曲がって左に曲がって」

小道「はいはい」

・・・。

同僚「? どうした?小道」

小道「いや、何か高級マンションが近くにあるんだけどこれって目の錯覚かな」

同僚「あ、それ俺んち」

小道「・・・。」


同僚「えー、ばれた?」

小道「よし、でろ」

同僚「えー」

小道「お前会社の近くじゃん 連れていく意味がないだろ」

同僚「そうか、これが最後の会話になるなハハハ」

小道「ど、どうしたんだよ急に」

同僚「お前 さっきの爺としゃべってただろ?」

小道「ああ」

同僚「マジか・・・ま 次に会うときは期待しておかないようにしようかな」

小道「お、おい何の話だよ。」

同僚「さあな、これから知ることになるから今聞いても早いからな」ガチャ

小道「ちょ」

同僚「元気でやれよ」バタン

そして、俺は追いかけたが彼奴の姿はもう無かった。

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