ことり「海未ちゃんがイソギンキャク……?」 (58)


海未ちゃんがイソギンキャクな話です(?)

明日には終わるかと。




SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1407492448


※二期四話と五話の間

インコ「ウミチャン!ホノカチャン!ダイスキ!」

ことり「えへへぇ。いいこいいこ」ナデナデ

ことり「今日は遅いし、もう寝ようかな」

スゥ……スゥ……

……………





穂乃果「いやぁ!今日もパンがうまい!」ハムッ

ことり「穂乃果ちゃんかわいいっ」

海未「………」キョロ…キョロ…

ことり「?海未ちゃん?どうかしたの?」

海未「………」ガシッ

ことり「ちょ……ちょっと海未ちゃん……え……?」

海未「こ……とり………お………やつ…………」ピシピシ

海未「ぱふぁ」

ファッ

ことり「あ」

穂乃果「ううぇぇ!?イソギンキャク!?」

バ ツ ン

ブシュッ

穂乃果「!?」




………………

ことり「うわぁっ!!!」ガバッ!

ことり「はぁ……はぁ……はぁ………」ドキドキドキドキドキ

ことり「………夢……だよね…あはは……」

ことり(イソギンチャク……)

PC『パカッ』

ことり「イ…ソ…ギ…ン…チャ…ク…っと……」カタカタカタ

『イソギンチャク人間-[you tube]』

ことり「イソギンチャク人間……?」

カチッ



すみません。
スレタイから誤植してました。

イソギンキャク→イソギンチャク


♪ー
PC『ようこそOGGY LIFEへ

このOGGY LIFEとは、私が地球上に生息する生き物の生態を人間の性格に例えてしまおうという企画です。 斬新でしょ?』

ことり「はぁ……怖いのじゃなくてよかったぁ……」ホッ

………

PC『しかしその毒を利用する生き物がいるんです。 その生き物とは、ヤドカリです。』

ことり「へぇー」

………

ことり「あはは!これ、面白いかも♪」

PC『一方英語では触手を出しているときの状態からsea anemone、海のアネモネと呼ばれています。』

ことり「え……?」

ホラーもの?


ことり「海のアネモネ……?」

〔Anemone heart, my lonely heart ひとり咲く花の涙〕

ことり「……………」

ことり「sea……海……海未ちゃん……?」

ことり「海未ちゃんってイソギンチャクなの……?」

ことり「あした……聞いてみよう」

ことり「おやすみなさい」

……………


>>8ホラー要素はもうないです


ーー海底

海未ギンチャク「……」ユラユラ

ヤドカコトリ「ウミチャンウミチャン!」

海未ギンチャク「なんですか?」

ヤドカコトリ「タコさんがわたしのこと食べようとしてるの…助けて?」

海未ギンチャク「はぁ、仕方ないですね…餌のおこぼれはきっちりいただきますよ?」イワカラハナレル

ヤドカコトリ「えへへぇ、ありがとう海未ちゃん!」ペタペタ

ホノタコ「こっとりちゃーん!」ウネウネ

ヤドカコトリ「きゃあ!ホノカチャン!」

ホノタコ「はっ!海未ちゃん!」

海未ギンチャク「ことりを食べようとしたらタンパク毒を刺しますよ。」

ホノタコ「た、たべないよぉー」

ヤドカコトリ「まぁまぁ二人とも。久し振りに三人でカーニバーガー食べに行こうよ!」

ホノタコ「いいね!いこういこう!」

海未ギンチャク「スポンジがうるさいからあそこは嫌です……」

……………


…………チュンチュン

ことり「……朝……?」

ことり「夢かぁ……」

ことり「学校……あれ?」

鳥籠『』

ことり「あれ!?」

ことり「いない!いない!」

ことり「うえぇーん!ことりのコトリさん逃げちゃったよぉー」エグエグ

理事長「朝からどうしたのことり……」ガチャッ

ことり「うぅ……おかあさーん!」ガバッ

……

理事長「開けっ放しにするからよー」ポンポン

ことり「うぅ……」グスッ

理事長「きっと戻ってきてくれるわ。早く学校に行きなさい?」

ことり「う"ん……」グスッ

………





ーー学校

ことり「……はぁ……」

穂乃果「ことりちゃん?どうかしたの?」

ことり「ううん、大丈夫。気にしないで」

穂乃果「そう?」ハムッ

海未「辛そうに見えますが……」

ことり「ひゃっ!うみちゃん!?」

【海未「こ……とり………お………やつ…………」ピシピシ

海未「ぱふぁ」

ファッ

ことり「あ」

穂乃果「ううぇぇ!?イソギンキャク!?」

バ ツ ン 】

ことり「」スッ

海未「??」ピトッ

ペタペタ…

穂乃果「?」ハムハム

海未「どうひたんれふか?わらひの顔をいりって」うにゅー

ことり「あ!…ご…ごめんね!」パッ

海未「構いませんが……何かあったのですか?」

ことり「あ、あのね……海未ちゃんって、イソギンチャク……」

海未「イソギンチャク…?」キラーン



ことり「へ?」

海未「イソギンチャク……好きですよ?あのなんとも言えない感じ…」

ことり「あの……うみちゃん?」

海未「一番の魅力はなんといっても触手ですよね。水中で揺れる姿はとても愛らしいです!」

穂乃果「海未ちゃんてイソギンチャク好きだったんだ」ハムハム

海未「ええ、大好きです!」

海未「あの愛らしい姿で毒を持っているだなんてさらに魅力的です。きれいな薔薇には棘がある、といいますか……」ポロッ

ことり「あれ?海未ちゃん、泣いてるの?」

海未「い、いえ!そんなことありませんよ!」グシグシ

ことり(あ、怪しいかも……今までイソギンチャクの話なんてしたことなかったのに……)

………


穂乃果「また明日ねー!」フリフリ

海未「はい、また明日」

ことり「またねー」

ことり(海未ちゃんと二人……うぅー………)

穂乃果「はぁー、今日も楽しかったなー!」スキップスキップ

……

穂乃果「たっだいまー!」ガラッ

ほの母「!ほのか!」

雪穂「お姉ちゃん!」

穂乃果「ほえ?」

……

穂乃果「えぇーっ!!?ほむいぬが逃げたー!?」

雪穂「そうなの…私が帰ってきたときには、もう……」

ほの母「気付いたら首輪が千切れてて……」

穂乃果「そんなぁーほむいぬぅー」グスグス

ほの父「……」ツー

…………


ーー部室

穂乃果「えへへー、ほれほれー」ツンツン

海未ギンチャク「ウミィ」キュッ

穂乃果「かわいいー」

ガラッ

穂乃果「あ、ことりちゃん!」

ことり「穂乃果ちゃん?なにやってるの?……イソギンチャク?」

穂乃果「うん!これ、海未ちゃん!」

ことり「……え?」

穂乃果「だーかーらー!海未ちゃん!」ズイッ

ことり「うそ……」

穂乃果「嘘じゃないよ!ほら!」ツンツン

海未ギンチャク「ウミィ…」キュウッ

ことり「………」フラッ


……………

……チュンチュン

ことり「…………」

ことり「……夢…」

ギシッ

ことり「学校、行こ」

………

ことり「穂乃果ちゃんおまたせぇー」

ことり「穂乃果ちゃん……?」

穂乃果「」ジィィィ

ことり「なに見てるの?」クイッ

イソギンチャク「」ウネウネ

ことり「イソギンチャクの入った……水槽だね…」

穂乃果「……ことりちゃん」

ことり「なに?」

穂乃果「これ、海未ちゃんなんじゃないかな」

ことり「な、なにいってるの穂乃果ちゃん」

穂乃果「だって、青くてすっごくきれいだよっ!?」

ことり「それだけで!?」

穂乃果「それに……時計見て。」

ことり「時計……?」

ことり「あっ!」

穂乃果「いつも待ち合わせの十分前には来てるのに、今日は三分過ぎても来ない」

ことり「偶然じゃないかな……?」

穂乃果「さっきから電話もメールもしてるけど、返事がないんだ。」

ことり「……」

穂乃果「それと昨日、海未ちゃんイソギンチャクの話してるときの泣いてたでしょ?」

ことり「う……うん……」

穂乃果「きっと海未ちゃん、わかってたんだ。自分がイソギンチャクになっちゃうって。それで、私たちにイソギンチャクのいい印象をもってもらおうとしてあんなこと……」

ことり「まさか……本当に……?」

穂乃果「とりあえずこれをもって、みんなのところへ行こう!」

ことり「う、うん!」タッ


ーー部室

バンッ!

凛「にゃ?」

穂乃果「みんな!」

絵里「穂乃果?どうしたのそんなに息を切らせて」

希「何かあったん?」

にこ「て言うかその水槽、何?」

花陽「イソギンチャク……だよね?」

真姫「はぁ!?なんでイソギンチャク!?イミワカンナイ!」

ことり「これっ!海未ちゃんなの!!」

六人『『『えぇーーーっ!?』』』


………

絵里「つまり……海未はその……」

希「イソギンチャク……に……?」

真姫「実は私も昨日、海未に聞かれたの。イソギンチャクを飼ってもらえないかって。こういうことだったのね……」

凛「そんな……海未ちゃん……」

にこ「いや、ありえないでしょ!」

花陽「でも、にこちゃん」

にこ「?」

花陽「学校お休みしたのに、放課後になっても私たちや…先生にすら連絡をしないなんて、海未ちゃんらしくないと思わない?」

にこ「そんな余裕もないほど体調悪いんじゃないの?」

ことり「それなら、海未ちゃんのお母さんが連絡をするはずだから……」

にこ「じゃあ…海未のお母さんはなんて言ってるの?」

穂乃果「朝、普通に出ていったって」

ことり「でも待ち合わせの場所にはこなかった」

にこ「………」


にこ「じゃあ…海未は本当に…」

穂乃果「海未ちゃん……」グスッ

ことり「穂乃果ちゃん…なかないで……」

穂乃果「だって……だってこんなの……こんなのってないよ……」

穂乃果「なんで……?なんで言ってくれなかったの海未ちゃん!言ってくれれば……最後まで一緒にいれたのに……!」

ことり「穂乃果ちゃん……」グスッ

穂乃果「海未ちゃんのバカ……!なんで…?なんで、なんで、なんで、なんで!」

穂乃果「あんな……いつもと変わらない帰り道で……」

穂乃果「あれが最後だなんて……!」

穂乃果「うわぁあぁぁあぁぁあ!!」

凛「海未ちゃん……」グスッ

花陽「……」ポロポロ…

にこ「くっ……」ツー

希「こんなの……占いにはでてきぃへんかった……」グスッ

穂乃果「うぅぅうぅぅ…海未ちゃん!!」

イソギンチャク「」ウネウネ

絵里「穂乃果……」ポンッ

穂乃果「絵里ちゃん……?」


絵里「泣いても仕方ないわ。海未はもうイソギンチャクになってしまったの。
私たちで飼いましょう。海未もそれを望んでるはずよ。」

穂乃果「なんでそんなに冷静なの!?」

絵里「……」

穂乃果「絵里ちゃんは悲しくないの!?もう二度と海未ちゃんとは話したり一緒に遊んだり出来ないんだよ!?」

絵里「……」キッ

穂乃果「なんとか言ってよ絵里ちゃん!」

ことり「穂乃果ちゃん……」

絵里「なによ……」ボソッ

凛「絵里ちゃん…?」

絵里「じゃあどうしろって言うのよ……」

穂乃果「絵里ちゃ…」

絵里「私たちじゃどうにも出来ないんだからしょうがないじゃない!!」

絵里「泣いていれば!名前を呼んでいれば海未はもとに戻るの!?違うでしょ!!」

絵里「私だって辛いわよ!!でもどうしようもできないじゃない!」

希「えりち……」

絵里「だから……私は……」グッ

絵里「うっ……うぅ…」

穂乃果「ごめんね絵里ちゃん……穂乃果…また、自分のことしか考えてなくて……」

絵里「私こそ……大声を上げてごめんなさい……」




…………

穂乃果「それじゃぁ、穂乃果は先生にイソギンチャク飼っていいって許可をとってくるね…よいしょっ」グイッ

ことり「私もいくよ…お母さんは理事長だから」

穂乃果「うん…ありがとう」

穂乃果「じゃあ、ちょっとまっててね、皆」

花陽「いってらっしゃい……」

バタン……

絵里「…」

希「えりち、大丈夫?」

絵里「えぇ…ごめんなさい……」

凛「なんで……こんなことに……」

にこ「考えてもしょうがないでしょ…」

真姫「海未………」




今日はここまでにして明日仕上げます

エロ期待してた方ごめんなさいw


ーー同じ日の朝

海未「いって参ります」ガラガラッ

海未「はぁ……秋子……」

海未「……む?」

(・8・)ピロロ!ピロロ! (^ω^U)ハッハッハッ

海未「インコと……犬ですね」ナデナデ

犬「くぅーん」

海未「可愛いですね、まるで穂乃果です」

インコ「ウミチャン!ウミチャン!」

海未「!?」

海未「………え?」

海未(まさか……これはことり……なのですか?いや、そんなわけ……)

インコ「ホノカチャン!」

犬「わんっ!」

海未「ヴェアッ!?」

海未「え………え!?」

海未「この犬は……穂乃果だとでも言うのですか……ことり!」

インコ「カラフルデ!シアワセ!」

海未「あぁ……」フラッ




海未「ほぼ決まりです……これはことりと穂乃果です……」

インコ「ウミチャン!ホノカチャン!ダイスキ!」

海未「うっ」グスッ

海未「決めました!この子達は私が飼います!」

海未「父上も母上も反対はできないはず!」

海未「でも一応……まずは黙っておきましょう……」

海未「あなた方も、静かにしててくださいね」ソロ…ソロ…

インコ「チュン!」 犬「わうっ」

ポロッ カシャンッ
ヴーッヴーッ
[着信:穂乃果]




ーー海未の部屋

イッテマイリマス ガラガラッ カチャンッ

海未「………全員、出掛けましたね……」

海未「うぅ…ケータイを落としてしまいました…」

海未「でも家電があります!」タタタッ

Prrr ガチャッ

理事長『はいもしもし南……あら、海未ちゃん?』

海未「朝早くにすみません。ですがこれだけは言っておこうと」

理事長『えぇ、別に構わないけど……』

海未「ことりのことは……私が責任を持ちますから!」

理事長『えっ……』

海未「では!」ガチャンッ

Prrrr ガチャッ

ほの母『はいもしもし高坂です』

ホノカノコトハワタシガセキニンヲ! エッ? デハマタ!! ガチャンッ

……………………

(・8・) (^ω^U)

海未「………よしっ!」

海未「皆のところへいきます!」タッ



ーー部室

凛「穂乃果ちゃんとことりちゃん……おそいね」

花陽「何かあったのかな……?」

にこ「あの二人もイソギンチャクになっちゃうとか?はっ!笑えないわね」

絵里「にこ……縁起でもないこといわないで」

タタタタタッ

真姫「あ、誰か来るわ。戻ってきたのかも」

ガチャッ!!

海未「皆さん!!!」

希「えっ!?」

絵里「海未!?!?」

真姫「もとに戻ったのね!?」

海未「何を言ってるんです?…それより大変なんです!!」

花陽「えっ……?」



…………………

ーー神田明神

絵里「そんな……」

希「今度はあの二人が……」

真姫「……」

凛「どうして…こんな……」

海未「わかりません……ただ」

花陽「ただ?」

海未「これは……私たちで解決すべきことなんだと……そう思います…」

にこ「……」


希「これから……どうするん?」

絵里「私たちで飼いましょう。海未みたいにもとに戻るかもしれないし」

真姫「できるなら学校で……無理なら誰かの家、ね……」

花陽「やっぱり、二人のお家に預けた方がいいんじゃないかな…?」

海未「そうですね……それがいいです」

にこ「……………」


海未「……私たちを引き合わせてくれたのって、穂乃果でしたよね…」

海未「アイドルを始めよう、なんて。誰が考えましたか?」

絵里「確かに、穂乃果ぐらいしか言い出さないわよね」

希「えりちは最後まで素直にならんかったね」

絵里「その話はやめてよ」

花陽「私のことも…最後に背中を押してくれたのは凛ちゃんと真姫ちゃんだけど……穂乃果ちゃんがリーダーだったから、入りたいって思えたんだよね」

真姫「穂乃果ってば、急に私のところに来て、『アイドルやってみない?』だなんて……ほんとに意味わかんなかったわよ……」

海未「それにことり……衣装はいつも、ことりが考えてましたよね」

凛「ことりちゃんがいなかったら…きっとあんな格好一生できなかったよね」

絵里「あのときの……覚えてる?ミナリンスキーだってバレたとき」

希「あんなに焦ったことりちゃん見るの、はじめてだったやんなぁ」

絵里「急に作詞お願いして、ちょっと申し訳なかったわね」

海未「でも、楽しんでたと思いますよ」

にこ「…………」







希「……にこっち?」

にこ「……私ね…穂乃果には…すっごく、感謝してるのよ」

海未「…」

にこ「スクールアイドル、一度ダメになっちやって…三年になって諦めかけてて……」

にこ「そしたら、あの子が……最初はあんなことしちゃったけどね……」

花陽「にこちゃん……」

にこ「人懐っこくて…犬みたいな子だったわよね…」

真姫「………」

にこ「ほんとに犬になっちゃうなっんて……バカにもほどがあるわよ……穂乃果……」


………

ーー音ノ木坂学院、廊下

コツコツコツ

穂乃果「あはは……ちょっと遅くなっちゃったね」グスッ

ことり「穂乃果ちゃんてば……先生と喧嘩しちゃうんだもん」

穂乃果「だって…ぜんぜんわかってくれないんだもん……」

ことり「まぁ、しょうがないかもだけど……」

穂乃果「けど、なんとか許可とれたよ、海未ちゃん」

イソギンチャク「」ウネウネ


ーー部室

ガチャッ

穂乃果「ただいまー……あれ?」

ことり「だれも……いない?」


………

ーー昌平橋

穂乃果「ことりちゃんっ!」

ことり「穂乃果ちゃん!いた!?」

穂乃果「ううん!いない!」

ことり「どこいっちゃったのかな……」

………

ーーまんだらけ前

穂乃果「うぅーどこいっちゃったのー?」

………

ーー博多ラーメン 風龍前

ことり「どこにもいないー」

ツバサ「あら?南さん?どうしたの?」

ことり「あっ!ツバサさん!皆がいなくて……」

ツバサ「みんなって、μ'sの?さっき英玲奈が神田明神で見かけたって」

ことり「ほんと!?ありがとう!」ダッ!

ツバサ「え…えぇ……」


………

ーーラジオ会館

ことり「穂乃果ちゃん!」

穂乃果「あっ!ことりちゃん!」

ことり「みんな……神田明神…いるって……アライズ…」ゼェ……ハァ……

穂乃果「神田明神!?そういえばいってなかった!!」

ことり「行こう!穂乃果ちゃん!」

穂乃果「うん!」

…………


ーー神田明神

にこ「…………」

真姫「…………」

凛「…………」

花陽「…………」

海未「…………」

希「…………」

絵里「…………」

絵里「じゃぁ、部室に戻りましょうか」

海未「そうですね……」

トボトボトボ………



穂乃果「みんな!いた!!」ダッ!

海未「………えっ?」

花陽「ほ…」

凛「穂乃果ちゃん!?」

希「え!?」

ことり「ここにいたんだぁ……」ハァハァ…

にこ「ことり!?」

真姫「ヴェェ!?」





穂乃果「みんなどうしてこんなと…………」ゴトンッ

ことり「あ……ああ……」

穂乃果「うそ………」ツー

ことり「海未……ちゃん……?」

海未「穂乃果……ことり……!!」ポロポロ

穂乃果「うみちゃぁぁぁん!!!!」ガシッ

海未「穂乃果…よかった……よかったです……」グスッ

ことり「よかった……うみちゃんんん」エグエグ

海未「ことりぃぃ!」

ワァァァァ

真姫「勘違い……だったってこと?」

にこ「よかったわね……勘違いで…ほんとに……」グスッ

……………………



間違えてしまった……訂正


穂乃果「みんなどうしてこんなと…………」

ことり「あ……ああ……」

穂乃果「うそ………」ツー

ことり「海未……ちゃん……?」

海未「穂乃果……ことり……!!」ポロポロ

穂乃果「うみちゃぁぁぁん!!!!」ガシッ

海未「穂乃果…よかった……よかったです……」グスッ

ことり「よかった……うみちゃんんん」エグエグ

海未「ことりぃぃ!」

ワァァァァ

真姫「勘違い……だったってこと?」

にこ「よかったわね……勘違いで…ほんとに……」グスッ

……………………


穂乃果「いやー!よかったよかった!」

海未「全く…人騒がせなんですから」

ことり「海未ちゃんもでしょー連絡もしないでー」ぐいぃぃ

海未「いた…ことり、いはいれすぅぅ」

ことり「えへへぇ」

穂乃果「それでー?何を穂乃果たちだと思ったのぉー?」

海未「ぶ、部室にいます」

穂乃果「え?いなかったよ何も」

海未「広くなった方ですよ」

絵里「さて、全部解決したことだし、戻りましょ?」

………………………


ーー部室

海未「その子達が、その……」

穂乃果「あ!!ほ、ほむいぬ!!!」

ほむいぬ「わんっ!」

穂乃果「うわーんよかったよぉおぉぉ!!!」グリグリグリ

ほむいぬ「くぅーん」

海未「穂乃果の家の犬だったんですか……うっかりしてました」

穂乃果「えへへー、これじゃあ海未ちゃんが勘違いしても仕方ないねぇ」スリスリ


ことり「はわぁぁぁ!」

海未「ことり?」

ことり「コトリ!」

海未「へ?」

ことり「だから!ことりのコトリさん!」

海未「……もしかして」

インコ(コトリ)「コトリ!コトリ!」

ことり「はわぁぁやっぱりぃ!」

コトリ「コトリ!ダイスキ!」

ことり「私も大好き!もー!探したんだよぉー!」

コトリ「タダイマ!」

ことり「お帰り!」

海未「あ…あはは……」


海未「あ、あの…ことり……それでその……イソギンチャクは……」ドキドキ

ことり「あ、そっちだよぉ」

海未「は、はいっ!」ドキドキ

ことり「?」

イソギンチャク「」ウネウネ

海未「ウヴァァ!やっぱり!秋子だったんですね!!」

穂乃果「秋子!?誰!」

海未「この子の名前です!」ビシッ

秋子「」ウネウネ

ことり「海未ちゃんのイソギンチャクだったのぉ!?」


海未「あれは先週のこと……」


……………先週

海未「?イソギンチャク人間?」カチッ

PC『ようこそOGGY LIFEへ』

海未「ふむ……」



海未「イソギンチャク……なんて愛らしいんでしょう……」カチカチ

海未「sea anemoneだなんて……私にぴったりです……」カチカチ

海未「え!?買える!?飼えるんですか!?是非!」カチッ

…………

海未「つい、通販で買ってしまい……」

海未「一昨日、届いたのですが……」

穂乃果「……」


………一昨日

海未「は、母上!」

海未母「?なんですか海未さん?」

海未「生き物を…飼いたいんですが……」

海未母「生き物ですか。ちなみにどんな?」

海未「ええと……イソギンチャクを………」

海未母「磯巾着!?そんな矮小な!なりません!」

海未「そんな!もう買ってしまいました!」

海未母「ならば捨ててきなさい!」

海未「そんな!秋子を捨てるなんて!」

…………






言葉間違えた……すみません訂正


海未「あれは先週のこと……」


……………先週

海未「?イソギンチャク人間?」カチッ

PC『ようこそOGGY LIFEへ』

海未「ふむ……」



海未「イソギンチャク……なんて愛らしいんでしょう……」カチカチ

海未「sea anemoneだなんて……私にぴったりです……」カチカチ

海未「え!?買える!?飼えるんですか!?是非!」カチッ

…………

海未「つい、通販で買ってしまい……」

海未「一昨日、届いたのですが……」

穂乃果「……」


………一昨日

海未「は、母上!」

海未母「?なんですか海未さん?」

海未「生き物を…飼いたいんですが……」

海未母「生き物ですか。ちなみにどんな?」

海未「ええと……イソギンチャクを………」

海未母「磯巾着!?そんな卑猥な!なりません!」

海未「そんな!もう買ってしまいました!」

海未母「ならば捨ててきなさい!」

海未「そんな!秋子を捨てるなんて!」

…………


海未「喧嘩になりまして……父上までもが捨ててこいと……私は涙を飲んで捨てに行きました……こうなることは、わかってたんですが……」

真姫「それで私に聞いてきたのね?イソギンチャクを飼えないかって。」

海未「はい……」

海未「変だと思われるかも知れませんが……私はイソギンチャクが…秋子が好きなんです!離れたくない!」グスッ

穂乃果「海未ちゃん」ポンッ

海未「穂乃果……」

穂乃果「実はね…このイソギンチャク…秋子ちゃんが海未ちゃんだと思ってたから…先生に飼う許可とったんだよ」

海未「そ……それじゃあ……飼えるんですか……?」

ことり「そうだよ♪」

海未「穂乃果……ありがとうございます!!」ダキッ

穂乃果「うぇー、苦しいよー」ギュー

絵里「それに、変だなんて思わないわよ。イソギンチャク、可愛いじゃないっ♪」

希「そうやー。この触手なんかとってもスピリチュアルやん!」

花陽「渡も好きだなぁ」ニコニコ

真姫「神秘的よね」

凛「ふぁいんでぃんぐ○モみたいにゃー!」

真姫「カクレクマノミね?」

にこ「に、にこもー?嫌いじゃないっていうかー?むしろ好きって感じー?」

にこ(正直ちょっときもちわるい……)

海未「絵里……みんな……」

海未「秋子ーみんな歓迎してくれてますよー」ツンツン

秋子「」グサッ

海未「あうっ」ガクッ

穂乃果「ああ!うみちゃん!」




またミス!ごめんなさい!


花陽「私も好きだなぁ」ニコニコ

真姫「神秘的よね」

凛「ふぁいんでぃんぐ○モみたいにゃー!」

真姫「カクレクマノミね?」

にこ「に、にこもー?嫌いじゃないっていうかー?むしろ好きって感じー?」

にこ(正直ちょっときもちわるい……)

海未「絵里……みんな……」

海未「秋子ーみんな歓迎してくれてますよー」ツンツン

秋子「」グサッ

海未「あうっ」ガクッ

穂乃果「ああ!うみちゃん!」


……………

海未(その後、ことりの母及び穂乃果の母に「責任って何!?」と問い詰められたり……一部の先生からウミギンチャクと呼ばれるようになったり……いろいろありました……)

海未(秋子の世話は非常に難しいので、生態や飼育方を極めた私一人が行っています。幸せな毎日です)

海未(そしてあれから数日たったある日………)



海未「ふふ、秋子ー」

穂乃果「海未ちゃーん、また刺されるよー」

海未、ことり『かまいませぇーん』

穂乃果「すごい!ハモった!」

ことり「えへへぇ、やっぱり言うと思った♪」

凛「海未ちゃんは○モにゾッコンにゃー」

花陽「凛ちゃん、○モは魚の方だよ?」

真姫「まったくー」


ガチャッ!!!

みんな「!?」ビクゥッ!

にこ「の、希?どうしたのよ……?」

希「た……大変なんや………」ゼェ…ハァ…

穂乃果「どうしたの?」

希「えりちが……」

ことり「えりちゃん?」

希「えりちがマトリョーシカになってもうたー!!!」

まきりんぱなことほのにこ「えぇーーー!!!???」

海未「はぁ……今度は絵里ですか?」


おしまい


完結でございます!

見てくれた/レスくれた皆さん、ありがとうございましたー!

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年08月10日 (日) 13:15:08   ID: bwT5htam

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