父「お前がどれだけ俺を嫌がろうと俺の遺伝子はお前の中にあるんだよ」女「やめてよ」 (15)

女「なにさ急に」

父「つまりだ」

父「俺のやってる癖や性格をどれだけ嫌ってやらないようにしても」

父「歳を取るにつれて俺と似てると感じるようになるんだよ」

父「あ、今の行動あのクソ親父に似てたかも」

女「絶対有り得ないんだけど」

父「な?今のお前は俺が何言っても否定するだろ?それ父さんもガキの頃親にやってたわー」

女「ホントに違うから言ったんだけど」

父「何故違うとわかる」

女「未来の私も父さんのことは嫌いってこと」

父「まぁいいか」

女「自分で語り始めたくせに」

父「あんまり父さんに突っかかってくるからさ」

女「嫌いだし」

父「俺はお前を愛している 俺を理解してくれるその時まで両手を広げて待っていてやるぞ」

女「気持ちが悪い」

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数日後

ピーポーピーポー

女「う、嘘……」

母「貴方!貴方ぁ!!」

女「と、父さんが……」

数分前まで生きていたお父さんが

数分前太くて図々しいあの声で「いってくるわー」って……

女「……………………」


葬式後

兄「父さん……」

女「………………」

母「……お母さんこれからずっと働くから」

母「家のことよろしくお願いね 」

女「……うん任せといて」

兄「………………」クッ


女「………………」ボー

父「なーにボーッとしてんだよ女」

女「う、うるさいなぁ」

父「何考えてたんだ?晩飯のことか?」

女「違うよ」

父「今日は父さんの肉じゃがだぞ!旨いぞ!」

女「違うって言ってるじゃん!」

父「隠し味何がいい?」

女「マトモに料理出来ない人がオリジナル要素とかやめてよ!」

父「そういや漫画描いたんだけどさちょっと見てくれよ」

女「漫画描いてたの!?なにやってんの!?」

父「若い頃は漫画家になりたかったんだよ」

女「恥ずかしいなぁ……」ペラ

女「しかもつまんないし!」

父「そ、そうか?父さんの傑作集第六選だったんだが」

女「やめてよ恥ずかしい……」

女「はあー」

父「お、どうした溜息なんかついて」

女「関係ないでしょ」

父「話してみ、聞いてやるよ」

女「なんで上から目線なの!?ムカつく!」

ダダダ

父「難しい年頃だな……俺もああいう時期あったんだよな……」

女(あんなに嫌いだったのに)

女(なんで父さんのことばっかり思い出しちゃうのよ……)

兄「妹?」

女「」ビクッ

女「……なに?」

女(お父さんかと思った……もういないのに……)

兄「俺バイト始めることにしたわ」

女「え……」

兄「母さん大変だろ?少しでも助けになればなーって」

女「そ、そっか……でも進学するんじゃ」

兄「んーまあそれは後回し?」

兄「気使ってお前までバイトしなくていいからな」

女「え……」

兄「妹の飯うめーからな毎日欠かさずさ」

女「う、うん……」

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