僕はついて行けるだろか 服を着ない世界のスピードに

白夜「穿かぬ…」

愛染「あまりしまむらに頼るなよ、ダサく見えるぞ」

恋次「しまむらが使えないなんて…！じゃあどうやって服買えばいいんだ！」

檜佐木「見ろよ、このパンツ…ちん毛を刈り取る形をしてるだろ？」

市丸「すんません愛染隊長…パンツのゴム、言うたほど伸びません」

弓親「隠してるつもりだろうけど、精液臭いよキミ」

バズビー「パンティーフィンガー１」

砕蜂「露出プレイというには派手すぎる」

岩田「滅却師はＴバック以外は使わない」

これが






　　　　　　　　　　下
　　　　　　　　　　着
　　　　　　　　　　か

パンツを穿かなければお前を守れない

パンツを穿いたままではお前を抱きしめられない


我々は服を着るべきではない

それは心に対する肉体の敗北であり

我々が心というものを

持て余す存在であるということの

証明にほかならないからだ

錆びつけば 二度と突き立てられず

掴み損なえば 我が身を裂く

そう 全裸とは

裸に似ている


ああ おれたちは皆

眼をあけたまま

夢精する夢を見てるんだ

衣服を一つ捨てるたび

我等は獣に一歩近付く

羞恥を一つ 捨てるたび

我等は常識から一歩遠退く


我々が全裸の女を美しく思うのは

我々が羞恥に足を止めてしまうからだ

悚れ無き 露出狂のように

裸へ踏み出せずにいるからだ



俺達は 手を伸ばす

服を脱ぎ 肛門を貫き

十二指腸は掴めても

全裸には まだ届かない