アルミン「アニってさ、実は結構優しいね」アニ「!?//////」(62)

進撃の巨人ss

単行本5~10巻ぐらいの内容ネタバレあり
アニのキャラクター崩壊注意
エレンはほとんど出ません
すぐ終わるかも

アルミン「僕たちが調査兵団に行くのを嫌がってるみたいだし」
アルミン「もう離れ離れになるけど…僕はアニのそういうとこが好きだったよ」
アニ「べ、別に…私はただ、自分が助かりたいだけよ///」
アルミン「はは、アニらしいや。内地の人達はしっかり守ってね」
アルミン「それじゃ僕は調査兵団にいくから。憲兵団頑張ってね。」
アニ「(なんだ…この胸がドキドキする感じは…?)ドキドキ」
アニ「(まさか私はアルミンのことを…いやいやこんな弱っちいやつなんかに…)」ドキドキ
アニ「(これが…恋!?巨人の私が…?)」ドキドキ


アニ「クリスタ…」
クリスタ「どうしたの?アニ。もう希望兵団のところにいかなきゃ」
アニ「こ…恋するって、どんな感じ?」
ユミル「ブフゥッ!?」
クリスタ「ええっ!?いきなりどうしたの?」
ユミル「なんだお前…その面でまだ恋愛したことないのかよ?プゲラ」
アニ「うう…」
ユミル「教えてやる…言うまでもなく最高だよ」
アニ「!?」
ユミル「誰かは知らねーけど、恋は先手必勝だぜ?遅れをとるんじゃねーぞ。じゃあな」
クリスタ「(ユミルって恋なんてしたことあるんだ…」
ユミル「(してるさ…まさに今!)」

ちなみに胸糞悪さ回避のためマルコ生存ifです

~~アニ幼年期~~
アニ父「遅いぞアニ!ジャブ、ジャブ、ストレート、からのロー!」
アニ「うう…お父さん…私もう体が動かない…」
アニ父「甘ったれるな!東洋の黒髪の一族はこんなもんじゃないんだぞ!」
アニ「でも寒い…こんな雪の中特訓なんて…」
アニ父「血を滾らせるんだアニ。この特訓を終えればもう貴様に敵う人間はこの世にいない!」
アニ「!!」
アニ父「ハラショーアニ!」
アニ「ハラショーサンボ!」
アニ父「肘を左脇から離さない心構えで!内側を狙いえぐり込むように!」
アニ「打つべし!」

アニ「(思えば私の幼年期はどこぞの少年格闘漫画のような毎日だった…)」
アニ「(しかし私もか弱い乙女。このまま男も知らぬままこの学園ストーリーを終えるには…)」
アニ「(若すぎる!)」
アニ「(エレンに格闘術を教えてる時もドキドキしたけど…あれもそうなのか?)」
アニ「(しかし…そもそも巨人であることがばれたら私はエレンにとって軽蔑の対象でしかない)」
アニ「(でもアルミンは違う!アルミンの頭脳なら巨人プレイに理解を示してくれるハズ!)」
アニ「(しかし憲兵団に行ったらアルミンに生身で会うのは難しくなる…こうなったら!)」

ライナー「何だよ、もう兵団希望決まってるんだろ?」
ベルトルト「アニが憲兵団、僕とライナーが調査兵団で潜伏だったよね。」
アニ「そのことなんだけど…私を調査兵団に行かせてほしい」
ライナー「は?お前が憲兵団がいいって…」
アニ「頼む!」ペコリ
ライベル「!?」
ライナー「(あのアニが頭を下げるなんて…よっぽどのことでも普通はあり得ない!?)」
ベルトルト「(土壇場でのプラン変更とか嫌な予感しかしない…しかしここまでされたら…)」
ライナー「わ、分かった…俺が憲兵団に行こう」
アニ「本当!?」パァッ!!
ライベル「!?(可愛…)」
アニ「え、なに?」
ライナー「いやその…頑張れよ…」ドキドキ
アニ「分かってる。任しときな!(巨人だって恋愛ができること…証明して見せる!)」タッタッタッ
ベルトルト「青春…してるみたいだね」
ライナー「あの顔は間違いないなぁ…陰ながら応援してやろうぜ」

~~調査兵団希望調査後~~
エルヴィン「こんなに残ってくれるなんて…私は猛烈に感動している!」ズビッ

アルミン「ええ!?ジャンだけじゃなくアニも調査兵団に!?」
ジャン「色々考えたがやはりミカサと離れるなんて考えられない!」ドーン
コニー「アニ、お前ついさっきまで憲兵団って言ってたじゃん!?どうして急に?逆にライナーは憲兵団行くし!」
アニ「うるさいね。私も(恋に)命を懸けてみたくなった、それだけよ。」
ミカサ「ドライなアニがその場のノリで兵団を変えるとは考えにくい。何か理由があるハズ」
サシャ「アニも壁外の珍味を探しに行くつもりですか?」
アニ「…」

アルミン「ねぇ、アニ…いったい」
ベルトルト「やめないかアルミン!アニだって一大決心をしてここに来てるんだ!
      それにアニが調査兵団に加わればこれほど心強いことはないだろう?」
クリスタ「そうだよ。アルミンだって本心では嬉しいんでしょ?」
アルミン「うん…そうだね!ごめんねアニ!僕も君が来てくれて嬉しいよ!」ニコッ
アニ「ふん…最初からそう言えば良いんだよ。(ああ…なんて可愛らしい…)」

ベルトルト「(頑張ってねアニ!)」グッ
アニ「(一応礼を言っとくよ。え~と、ベルベル!)」グッ
ミカサ「(どう考えても気になる男がいるとしか…エレンは私がいるからあり得ないとして…アルミン?)」
ミカサ「(それなら応援するのもやぶさかでない…)」
クリスタ「(どうやらアルミンね…キャー///アニってば青春してる///)」
サシャ「(食料の配給が少なすぎ…こうなったら盗むしかない!!)」

~~調査兵団壁外へ出陣前~~
エルヴィン「では君たち新兵の班構成だが…」
エルヴィン「3人組作って」

ジャン「ミカサァァァァァア!!組もうぜぇ!!」
ミカサ「コニー。サシャ。一緒に組もう。」
コニー「おう!」
サシャ「ミカサと一緒なら生き残れそうですしね!」
ミカサ「(エレンはリヴァイ班にいるから今は別の誰かと組むしかない…)」
ミカサ「(この二人なら途中で気づかれないように単独行動をとりやすい)」
ジャン「え…ミカ…俺…」

ユミル「クリスタと~った!」
クリスタ「まったくもうユミルったら…あっ、ベルトルトも一緒に組も♪」
ベルトルト「もちろん。(っしゃ役得!)」

クリスタ「アニはアルミンと組んだら?」
アニ「えっ///」
ベルトルト「そうだよ。アルミンは戦闘に難があるから、アニがついていれば安心だ」

アルミン「僕もアニがいれば安心だな」
アニ「そ、そう…?そこまで言うなら…組んでやってもいいけど?///」
アニ「(クリスタ…変に上品なのが気に入らなかったけど今わかった。アンタ女神だよ!)」

クリスタ「(アニ×アルミンか…よしっ!これで一冊書けそう!)」
ミカサ「(アニ…頑張って。私はアルミンも幸せになって欲しい)」
ジャン「お…俺余りなんすけど…」

兵1「鎧の巨人が出たぞ~!!」
兵2「右翼の索敵が機能してない!このことを右に回してくれ!」
アニ「了解!ジャン、行ってきて。」
ジャン「なんで俺が…」
アニ「(しかしアルミンも大事だけど、本来の作戦も上手くやらなければ!)」
鎧の巨人「」ズシーンズシーン
アニ「(来たね…!こっちにはいないよ!)」

アニ「(おとなしくエレンの方に行ってくれ)」
アルミン「うわぁぁぁ!」
アニ「アルミン!落ち着いて!(動揺するアルミンかわええ~)」
アルミン「アニ!よ、鎧の巨人が、本陣の方へ!」
鎧の巨人「ウオォォォォ!!」
アニ「こっちには気づいてないみたいだね。このままやり過ごして…(私がいる限り攻撃はしてこない。アルミンは安全…)」
ジャン「なあ…俺たちが囮になったら、本陣が逃げる時間を稼げねぇかな…」
アルミン「!?」
アニ「(何いきなりガラにもないこと言ってんだコイツ!?)」

アニ「あんたバカなの?それは死ぬってことと同義だよ?そんなキャラじゃないでしょうに」
ジャン「オレには今何をすべきかが分かるんだよ!そしてこの活躍をミカサに聞かせて点数アップだ!力を貸せ!」
アニ「発想の源はそこかよ。なんで私が…」
アルミン「ミカサ云々はともかく、ジャンのいうことも一理ある。エレンと主力を逃がさないと!」
アルミン「フードを被るんだ!顔を確認するまでアイツは僕たちを殺さない!」
アニ「(ああアルミンまで…でもそういう頑張っちゃうとこも可愛い!)」
アニ「(こうなったら私も茶番を演じるしかないね…トホホ)」

鎧の巨人「(あれ?なんかこっちくる)」
鎧の巨人「(えいっ)」ゲシッ
ジャン「うぎゃぁぁぁぁ!!」
アニ「なんてこった!ジャンがやられちまった!」
アルミン「この人でなしぃ!ゲフッ?!」ズドッ
アニ「アルミン!?」
鎧の巨人「(なんかついでに当たった)」

アニ「ア、アルミン!大丈夫!?頭から血が!」
アルミン「だ、大丈夫…掠っただけだから…」
アニ「(あいつ…よくも私のアルミンを!!)」ブチッ
鎧の巨人「!?」ビクゥ
アニ「アルミン…ちょっと待ってて」ビキビキ
アルミン「アニ!そっちは森だよ!一人で囮なんて無茶だ!戻って…」
鎧の巨人「(え…俺もしかしてやっちまった?)」アセアセ
┣¨┣¨┣¨┣¨・・・
女型の巨人「ウオォォォン!!」

アルミン「ええ!?森の中から女型の巨人が!!」
女型の巨人「アディジデンダベメェバ!!(何してんだテメェは!!)」
鎧の巨人「アディ!?ヂョバ…グァァァァァァ!?(アニ!?ちょま…ギャアアアア!?)」
ズシーンメキョッボコッボコッ…チーン
アルミン「よくわからないけど理由ありげな暴力が鎧の巨人を襲う!!」

アニ「(ふぅ~いい汗かいた!)」
アルミン「アニ!!囮になってたみたいだけど無事だったんだ!」
アニ「え…えぇまあね…」
アルミン「よかった…無事で…アニまで死ぬかと…」グスン
アニ「(ああもうアバラ折るまで抱きしめたい!)」
アルミン「でも鎧の巨人はどうなったの?」
アニ「あああいつはもう始まt…さっきの巨人と共食いしてどっか行っちゃったよ!」
アルミン「そう…(あの女型が出てきたのはアニが向かった森から…まさか…)」

アルミン「おっと…」フラッ
アニ「アルミン!?まだ動けるわけないだろ!」
アルミン「伝えなきゃ…エルヴィン団長に…」
アニ「後にしな。今は血を止めなきゃ」
アニ「(こういう時父さんは唾つけとけば治ると言ってたっけ)」ペロ
アルミン「!?なにしてんのさ!」
アニ「なにって…出血箇所を舐めてるんだけど」
アルミン「やめてよ!普通に包帯巻いてよ」
アニ「(恥ずかしがるアルミン頂きました~)」
アニ「そんな軟弱な育ち方はしていない」ペロ
アルミン「やめてってば!」
アニ「口も切ったみたいだね」ムチュ
アルミン「!!??wwww????」
アニ「(恋は先手必勝…ユミルの言った通りだったね!)」


~~帰還後~~
アニ「(なんだかんだでアルミンの怪我の看病ができて二人きり。ナイスだよライナー!)」
アルミン「ありがとうアニ。なんとか動けそうだ。」
アニ「ま、まだ無理しない方がいいよ。あんたは弱っちいんだから(このまま二人でいたいし…)」ドキドキ
アルミン「そうはいかないよ。このままだとエレンが中央の奴らの生贄に」
アニ「そうは言ってもアンタが行ってもどうにもならないよ。このまま私とここに」
アルミン「…アニも一緒にエレンを逃がしてくれないか?」
アニ「えっ」

アニ「…逃がしてどうするの?一生逃げ続けるの?」
アルミン「奴らを納得させる材料を手に入れられる予定なんだ。」
アニ「悪いけど…話にならないよ。あんたは私がそんなに…い、良い人だと思う?」
アルミン「もちろん。僕の怪我も看てくれたしね。」
アニ「じゃ、じゃあさ…(ええい、ままよ!)」
アニ「私のこと、好き?/////」
アルミン「えっ!?////」

アルミン「(さっきのキスはそういうことだったのかな…)」
アルミン「(確かにアニは可愛いし、付き合えたら僕はこの上なく果報者だろう)」
アルミン「(でももし巨人だったらえらいことに…)」
アニ「こ…答えて!」
アルミン「…うん。好きだよ。」
アニ「!!」ヒャッホイ!

アニ「じゃ、じゃあ…付き合ってくれるの!?」
アルミン「そ、そりゃもちろん!」
アニ「(ハロー青春!ライナー!ベルベル!父さん!終わったよ…)」
アルミン「でももし協力してくれなかったら…」
アニ「え…」
アルミン「アニは僕にとって悪い人になるね」
アニ「!?」ガーン
アニ「(そ、そんな…)」ウルウル
アニ「(ま、まあ正体がばれることはないだろうし…青春を守るためにもここは…!)」
アニ「分かった。乗った。」
アルミン「……(こんな簡単に乗ってくるとは)」

すみません20分だけ休憩します。
見てる人いなければ寝るかも

再開します

エルヴィン「ではミカサ君。手筈通りに頼む。」
ミカサ「お任せを。」
ミカサ「(まさかアニが巨人だったとは…しかしこれもエレンを守るため。ごめんねアニ)」
リヴァイ「結局女型は誰も殺してねぇから別に恨みはねぇが…このクソガキは守らなきゃな」
ハンジ「……」

エレン「どうしたんですかハンジさん?」
ハンジ「いやね、もし本当にエレン以外にも巨人能力のある人間が敵にいて、巨人たちの統率をとってるんなら」
リヴァイ「なんだってんだ?」
ハンジ「その巨人を仲間にできれば平和になるかな~って…」
リヴァイ「アホか。できるわけねぇだろ。」
ミカサ「……」

~~市街地~~
アルミン「じゃあ僕達3人でエレンをここから逃がすよ」
アニ「まったくアンタは相変わらず人騒がせだね」
エレン「そういうなって。ていうかアニ…鼻血出てるけど大丈夫か?」
アニ「は?なんでもないし」
アニ「(これが終わったらアルミンとあんなことやこんなこと…)」タラー
エレン「こっからはどうやって逃げるんだアルミン?」
アルミン「この地下道を通れば逃げきれる。行くよ。」

アニ「は?地下道?」
アルミン「地下都市の建設予定地だったところだよ。さあ行くよ!」
アニ「(さっきから周囲に調査兵団の気配がするんだけど…まさか!?)」
エレン「おう」キョロキョロ
ミカサ「キョロキョロしちゃダメ」
エレン「よし行くぞ!」
アニ「待って」

エレン「どうした?」
アニ「ここを通るなら私は行けない」
エレン「おいテメェ、ふざけたこと言ってんじゃ…」
アルミン「やめるんだエレン!」
ミカサ「エレン!叫ばないで!見つかっちゃう」
アニ「大丈夫でしょ?ミカサ」
ミカサ「!?」
アニ「何故かこの通りは全く人の気配がないから」
アルミン「……ゴメン」
アニ「!?…やっぱり…そうだったんだ…」グスン

アニ「全く…傷つくよ…」シュン
アルミン「ごめんねアニ…(でもあんなに分かり易く変身されたら誰でも気づくよ…)」
アニ「アルミン…ヒック…いつからあんたは私を…ヒック…そんな目で見るようになったの…?」ウルウル
エレン「(ウルウルするアニ可愛い)」
ミカサ「もういい…不毛…もう一度ズタズタに」シャキン
アニ「エッ…エッ…うわぁぁぁぁあん!!!!!」
ミカサ「えっ…」

アニ「なんでぇ!?なんでよ!私だって人並みの恋愛してみたかっただけなのに!!!」
ミカサ「これは一体…」
アニ「巨人にだって恋愛の自由があってもいいじゃん!」
アニ「うわぁぁぁあん!!アルミンのバカァァァ!!」
┣¨┣¨┣¨┣¨・・・
アルミン「ちょっ…アニ、一旦落ち着いて!」
エレン「(これがあのクールなアニなのか…?)」
女型の巨人「私が巨人だから!?そうなの?そうなんだろ?」
アルミン「いや、そういう問題じゃ…」
ミカサ「二人とも立体起動準備!とりあえずアニから逃げる!」
アルミン「ちょ、調査兵団の皆さん!お願いします!」

女型の巨人「アルミィィィン!!」
兵1「うわぁぁぁ!?」ドカッ
兵2「ぎゃぁぁぁあ!?」ゲシッ
エレン「やべぇ追ってくるぞ!」
ミカサ「狙いはアルミン一人。だから散開すればとりあえず私達は助かるハズ」
ミカサ「じゃ、そういうことで」
アルミン「アハハ、ミカサ何言って…ってちょっとぉ!?」
ミカサ「エレンこっち」
エレン「おいおいいいのかよ!?」

女型の巨人「私のものにならないなら潰す!」
アルミン「ひぃぃぃ!来ないでえぇぇぇ!!」
兵3「ギャアア!!」
兵4「ヒデブ!?」
ミカサ「(やっぱり思った通り。)」
リヴァイ「(全員致命傷は負ってねぇ…あの巨人なにを考えてんだ?)」

エレン「ミカサやばい!アルミンが壁際に追い詰められた!」
ミカサ「大丈夫!私が懸けたのはここからだから…!」

アルミン「ひゃあああ!!ごめん、ごめんアニ!そんなつもりじゃ…」
女型の巨人「観念しな!今こそ私の青春を踏みにじった報いを!」
ミカサ「エルヴィン団長!今です!」
エルヴィン「6巻で出てきたスゴイ捕獲装置撃て!」

ズドッ!ズドド!
女型の巨人「なにぃ!?」
ミカサ「捕獲完了…ね。」
女型の巨人「くそっ!離せ、離せぇぇぇ!!」
リヴァイ「上手くいったな」
ミカサ「計画通り」
エレン「スゴイねお前ら」
ミカサ「さて…と。」
エレン「おい、どこ行くんだ?」
ミカサ「女子会をしてくる」
エレン「は?」

リヴァイ「で?本当にあいつらに任せるのか?」
エルヴィン「なんか面白そうだしやらせてみよう」
ハンジ「なんかワクワクするねぇ」

ミカサ「アニ!機嫌はどう?」
女型の巨人「…わからない?最悪だよ」
サシャ「うわーこれは痛そう」
クリスタ「アニ…」
ユミル「こっから復活しないだろうな…」
女型の巨人「…あんたらもいたの?」

ミカサ「アニ。ここにいるのは訓練兵団で苦楽を共にした女子だけ。話を聞かせて」
クリスタ「そうだよアニ!どんな話でも受け止めてあげるから!」
サシャ「スイーツもありますよ!」モグモグ
女型の巨人「…私は、昔から格闘術ばっかりで、男勝りで女の子らしく扱ってもらえなかった…」
ユミル「あーわかるわかる」

エレン「本当に女子会はじめやがった…」
アルミン「なんか凄い光景だね」

女型の巨人「あのエレンだってそう。あいつの私を見る目はいつだって大山倍達を見る目だった…」
ミカサ「エレンはそういう子だから」
エレン「誰だよ大山って」
女型の巨人「でもアルミンは…アルミンだけは、私を優しいって…」
クリスタ「それで恋に落ちちゃった!?キャー///」
女型の巨人「う、うん…」
アルミン「(あれかー)」
サシャ「それで?アルミンとはどこまでいったんですか?」モグモグ
ユミル「bぐらいまではいったか?」

女型の巨人「え、aまでは…」
キャーキスマデイッタッテー アニッタラダイターン エライコッチャエライヤッチャ

エレン「さっきからなんの話だ?」
アルミン「さ、さぁ…?」

ハンジ「いいねぇ女子会。昔は私もよくやったよ」
リヴァイ「お前は結局どっちなんだよ」

ミカサ「アニ、こんな状況になってしまったのは残念だけど、私は同期のあなたを斬りたくはない。だから平和的解決を望む」
女型の巨人「平和的解決?」
ミカサ「アルミンはあなたのもの。だからあなたは人類の味方に付いてほしい」
女型の巨人「!?」
アルミン「!?」


ミカサ「アニ、私は同期のあなたを斬りたくはない。だから平和的解決を望む」
女型の巨人「平和的解決?」
ミカサ「アルミンはあなたのもの。だからあなたは人類の味方に付いてほしい」
女型の巨人「!?」
アルミン「!?」
エレン「待てよミカサ。こいつは巨人だぞ?人類の敵だぞ?平和的解決なんて…」
ミカサ「アニは誰も殺してない。調査兵も全員生きてる。」
エレン「え…?」
兵1「うう…いてて…」
兵2「ヒドイ目にあったぜ…生きてるけど」

ミカサ「アニはアルミンに嫌われないために…今まで誰も殺してこなかった」
女型の巨人「でもアルミンは私を騙して…」
サシャ「でもアニはどうしたいんです?」モグモグ
女型の巨人「ア、アルミンと…添い遂げたい」
キャーソイトゲルダッテ ソコマデイッチャウ~? ソイトゲルッテナンデス?
ミカサ「待ってて。私がアルミンに本当の気持ちを聞いてくる」

アルミン・エレン「え?」

女型の巨人「でも私は見ての通り巨人で…」
ミカサ「エレンだって巨人。でも私と愛し合ってる。」
アニ「!!!!」
エレン「どさくさに紛れて何を適当な」
ミカサ「エレン!合わせて!」
エレン「う…ま、まあそうだな。だ、だからアルミンも…そのだな。」
アルミン「は!?(こいつら…まさか!?)」
アルミン「ぼ、僕巨人はちょっと…」
ミカサ「は?」ギロッ
クリスタ「何を?」ギロッ
サシャ「言ってるんです?」ギロッ モグモグ
ユミル「キスまでしといて責任とらねぇ気か?」ギロッ
アルミン「ヒィッ!?」

ミカサ「アルミン。死にたくなかったら私の言う通りに話して」ゴニョゴニョ
アルミン「・・・・・えええぇぇ!?」
ミカサ「104期女子会を敵に回す?」
アルミン「…いえ。」
エレン「ヒエ~ッ」

ミカサ「話は終わった。アニ、アルミンの話を聞いて。」
女型の巨人「…わかった。」
アルミン「……」スゥー

アルミン「アニ!
好きだァー! アニ! 愛しているんだ! アニー!
調査兵団になる前から
好きだったんだ!
好きなんてもんじゃない!
アニの事はもっと知りたいんだ!
アニの事はみんな、ぜーんぶ知っておきたい!
アニに抱き締められたいんだァ!
文字通り潰れちゃうくらい抱き締められたーい!
心の声は 心の叫びでかき消してやる! アニッ! 好きだ!
アニーっ! 愛しているんだよ!
僕のこの心の内の叫びを聞いてくれー! アニさーん! 」

女型の巨人「ちょっ、やめろアルミン!やめてってば////」
クリスタ「スッゴーイ、アルミン///」
サシャ「聞いてるこっちが恥ずかしくなりますねぇ」
クリスタ「あんなに愛されてるなんて、妬けるねぇアニ!」
ユミル「~~~~~~ッ」(爆笑中)

アルミン「…とりあえず、出てきてくれないかアニ?」
女型の巨人「……」スッ
アニ「……」

アルミン「ずっと一緒にいよう。だから…」
アルミン「もう戦うの、止めにしない?」

アニ「……うん。」

ジャン「ヒューヒュー!!」
コニー「やったぜアルミン!」
ハンジ「よく言った!熱いねお二人さん!」
エルヴィン「今日は記念すべき巨人と人間の講和記念日だ!」
司祭「おめでとう!」
クリスタ「おめでとう!」サシャ「おめでとうございます!」モグモグ
ユミル「おめっとさん」リヴァイ「めでてぇな」
猿の巨人「おめでとう!」グリシャ「おめでとう!」
壁の中の巨人達「おめでとう!」
アニ「ありがとう!ありがとうみんな!」
アルミン「(はぁ…まあ、可愛い彼女が出来たってことで納得するか…)」
エレン「なんてことだ…」
ミカサ「ではこれよりアルミンとアニ、及び私とエレンの結婚式に移行ということで」

ライナー・ベルトルト「えっなにこれは」



…こうして巨人と人間の結婚条例が締結され、人類に平和が戻りましたとさ。めでたしめでたし。

end

ぶっちゃけエレン×アニよりアルミン×アニの方がいいと思った
終盤は疲れた gwになにやってんだか

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