男「リオレイア討伐依頼…」(9)

下位受付娘「ついに来ましたね!リオレイア!これを倒せばついにHR2ですよ!」

男「…契約金これね、受注する」

下位受付娘「あ、はい…」

男「……」ザッザッ

ー…昔に父からHR2昇格クエストの怪物はネルスキュラと聞かされていた

が、ネルスキュラはHR1(現在)で倒した、何故なのか

…理由はすぐにわかった

俺があいつら(受注娘達)にとって

仲間にとって

モンスター
怪物だからー

男「……」

…そんなことより、仲間(野良)を待とう

気味悪がられて一回で抜けられるのがオチだろうがな

……ん?どうやら誰か来たようだ

ナル倍(以降ナルガ)「…よろしく」

太刀…回避野郎か…さてもう一人は…

オレンジ髪の男(以降オレンジ)「……」

武器はボウガン…だが左手に傷が有ることと右手のたこを見ると…片手剣遣いか…

オレンジ「……」

ナルガ「ー…さて、ご飯も食べましたし!行きましょう!」

男「ですね」

オレンジ「……」コクコク

さて…こいつらはどんな戦いを見せてくれるか…


男「……」

ネコが運転するタクシーに揺られながら今回の仲間を見渡す。

ナルガ「…Zzz」

ナルガは安眠中のようだ、寝てる時くらい頭のドクロ外せよ…

オレンジ「……」ジャキ…カチカチ

…こいつは念入りにボウガンの手入れをしてる…真面目なことだ

男「おい、オレンジ、そろそろ着くからそいつ起こせ」

オレンジ「……」コクコク

ナルガ「……Zzzzz」

オレンジ「……」ユサユサ

…狩れんのか不安になってきたな、まあこいつらが足を引っ張りさえしなけりゃ問題ないだろ…

ナルガ「いやぁ!やっと着きましたね!」

ずっと寝てたドクロがなにを言うか…

オレンジ「……」ボテッ

転びやがった…このクソハンター本当に大丈夫かよ

男「…ではいきましょう!」


ー…大きな足音に動くたびなにかが擦れる音…

それが聞こえる場所に今来た…

リオレイア「ギュァオ…」ザッザッ

さて…最初の一撃はナルガにまかせて…

ナルガ「せいッ!」ザクッ

俺は振り向きに一太刀!

男(振り向いた…ビンゴ!)ザシュッ

リオレイア「ギュアアアアア!!」

耳鳴りがする…が、この叫び終わりがチャンス、直ぐ様切り刻みにいく…

筈、だった

リオレイア「…」ゴブッ

急に大量の血を吐くリオレイア、そして見たこともない弾丸をリロードするアイツ

気がついたころにはリオレイアはもう命を取られていた

「お前なんか怪物じゃない」と言うように、アイツの武器と鎧は血まみれだった

ーとまあ集会所に戻ってきたわけで、とりあえずご飯を食べる為に椅子に座る

俺が座ると同時に正面に新しいハンターが座った

新ハン「ょろしくぉねがぃします彡☆」

うん、まずどうやって発音してるのか質問したいんだが

ナルガ「あ、食券使いますね~」
あるなら勿体ぶらず最初から使え

オレンジ「……」マクマク

なにか喋れ

…クソッ!良く良く考えたら(考えなくても)突っ込み所が多すぎるPTじゃねえか!

しかも空気悪すぎだろ!!

違う違う…キャラが迷走していた、深呼吸深呼吸…

さて、本当の問題は奴が使っていた弾丸だ

見たこともない弾だった…当たった場所も少し溶けていたしな、聞いてみるか

男「そう言えばあのときリオレイアに放った弾丸ってなんて弾ですか?」

オレンジ「……」フルフル
無し?

オレンジ「……」ガオー
竜?

オレンジ「……」ドーンド-ン
弾?

無竜弾か…変な名前の弾だな、さて次のクエストだ、モンスター名:ザボアルギルか

目的地がポッケ村の雪山近くにあるらしいからポッケ村にも寄るか

男「そろそろ行きましょうか」

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