少年「悪いやつを退治しますよ!」(15)

このssは某童話と某人物をあわせたものです。
また、史実を基に作成していますので、もしかしたら鬼畜な作品になるかもしれません。
よろしければよろしくお願いします。

(訂正)

(正)このssは某童話と某人物の列伝をあわせたものです。

(誤)このssは某童話と某人物をあわせたものです。

昔々あるところにおじいさんとおばあさんと更におまけがおったとさ。

おじいさんは山に芝刈りへおばあさんは川へ洗濯しに行きました。

おばあさんが川で洗濯をしていると川上から桃を抱えた親子が筏の上で行き倒れの状態で流れてきました。


「あらあらどうしたんかねえ?」


おばあさんは親子を助けようとしますが、当然おばあさんの力は弱いために川に落ちてバッチャン。
筏に捕まり結局おばあさんは近くを通りかかった者に救助されるハメになりました。

おばあさんは衰弱している2人を家に連れて帰るために荷台に乗せて掻っ攫って行きました。
家に帰ると息子の商人はびっくりします。

商人「おっかあどうしたんじゃ?」

おばあさん「あそこの川から流れてきたんじゃあ。」

当然商人は困惑してしまいます。
すると、親子は目を覚ましました。


父親「ここは・・・?」

商人「うちの母親が川で流されているあなた方を助けて連れて来たそうです。」

父親「そうですか、ありがとうございます。」

商人「こちらは子供ですか?」

父親「そうです。名前は桃三郎(=少年)と言うのだ。」

少年は周りを警戒しているのかなかなか心を開こうとしません。
父親は商人に語り始めます。
父親の実父が政敵に殺されて逃亡したこと。
父子2人で転々とし、食べるのもやっとだったのこと。
持っていた桃が最後の食料だったとのこと。
少年はそのせいでショックを受けて警戒してしまったとのこと。

商人「なるほど・・・、ではこれからどう生きていくのですか?」

父親「できればこちらで働かせてほしいのです。」

商人「なるほど・・・、商才のほうはおありですか?」

父親「いえ、そういうのは初めてです。むしろ城勤めをしておりましたので………」

商人「なるほど・・・、わかりました。」

父親「では・・・?」

商人「ここで働いてもらいましょう。」

父親「ありがとうございます!」

こうして父親は商人のもとで働くことになった。
やがて父親は商人の娘と結婚、子供も儲けた。

しかし、働き始めてから6年後に父親は死んだ。

父親が死んだそのころから少年の言動がいささかおかしくなっていった………。

それから父親の死から3年後、少年は15歳となった。
物語は大きく動いていく………。

おじいさん「桃三郎、いささか怠け過ぎではないのか?」

少年「そうですか?」

おじいさん「お前は何もせん、ぐうたら過ぎる!」

少年「おじいさん、そうでもないですよ」

おじいさん「いや、しかしな・・・。」

少年「わかりました、こうしましょう。」

おじいさん「どういうことじゃ?」

少年「父は国の幹部だったんですよね?」

おじいさん「そうじゃ?」

少年「なら話は早いです。自分も国の幹部になればいいんです。」

おじいさん「それはいくらなんでも話がおかしい!」

少年「いいえ、おかしくはありません。」

おじいさん「何故じゃ?」

少年「復讐ですよ」

おじいさん「なんじゃと?」

少年「僕に考えがあります。」

おじいさん「それは無理じゃ!」

少年「おじいさん、僕を見くびらないほうがいいですよ」

おじいさん「いいや、お前はまだ15歳じゃ。大人にいいようにやられるのは見え見えじゃ!」

少年「………」

おじいさん「わしの言うとおりじゃろう?」

少年「そうですね………、おじいさんの言うとおりです。」

おじいさん「わかればよろしい。」

少年「復讐という大それたことは諦めます。ですが、国仕えは許してください」

おじいさん「それはそれで困る。」

少年「………」

おじいさん「そのそのな、お前は世の中のことを知らなすぎる!」

少年「そうですか。」

おじいさん「当たり前じゃ。」

少年「じゃあ考え直します。」

おじいさん「そうすればよかったんじゃ。」

少年「でもおじいさん、そのそのなって言葉おかしいですよ。」

おじいさん「わしはそもそもな、と言ったはずじゃが?」

少年「いいえ、そのそのな、と聞こえました。でもまあいいです。」

おじいさん「ふむ、そうか。」

少年「それではお茶を淹れてきますので少々お待ちを……。」

おじいさん「わかった。」

話しのチョイスにはセンスを感じるけど言い回しの技術が絶望的に悪い
これは練習や読者でどうにでもなるから次回頑張って

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