紫「私がプロデューサー?」 高木「ティンと来た!」(128)

紫「だから、私がどれだけ裏で苦労してるかあの子たちは知らないのよおぅ~」

高木「まぁまぁ。人が見てるところと、人が見てないところ。両方で仕事してる人が偉いというし。いいんじゃないかね?」

紫「でも、もうちょっと私に対して優しくしてくれてもいいじゃないのよぅ~。親父さん。熱燗もう一本~」

高木「君、ちょっと飲みすぎじゃないかね?」

紫「なによぅ。ぜんぜんあたしは酔ってないわよー。私を酔わせたらたいしたもんですよー」

高木「そ、そうかね。ならいいんだが」

紫「ところであなたは何の仕事をしてるの~?」

高木「私かね? 私は765プロというタレント事務所の社長をしているよ」

紫「765プロォ? 聞いたことないわねぇ」

高木「まだあまりアイドルの数も多くなくてね、それにプロデューサーも少ない」

紫「ふ~ん。じゃあ私がプロデューサーになってあげましょうか?」

高木「え?」

紫「遠慮しなくていいわよぉ? これでも賢者って呼ばれるほど頭良いんだからぁ。む、なに? 疑ってるの?」

高木「そういう訳じゃないんだが。いいのかい?」

紫「おぅー。この紫様に任せなさいってんだー」

高木「それじゃあこの名刺に書いてある番号に電話してくれるかな?」

紫「おー。いいわよいいわよー」

高木(本当に大丈夫かね?)



紫「………やっちゃった」

藍「何朝一番死にそうな顔でぼやいてるんですか? というかテーブルに突っ伏さないでください邪魔です」

紫「ら~ん。どうしましょう、大変なのよー」

藍「はいはい、あとで聞いてあげますからさっさとそこどいて下さい。朝ごはんおきたいんですよ」

紫「ちぇーん。藍が最近冷たいのー」

橙「紫しゃま。がんばですっ」

紫「よしよし橙は良い子ねぇ。お姉さんがちゅしてあgいたぁ!!」

藍「あ、すみません。足が滑りました」

藍「で、どうしたんですか?」

紫「なんだかんだで外の世界の会社の社員になっちゃった」

藍「はい?」

紫「てへっ」

藍「何やってるんだ、あんたはぁぁぁぁああ!?」

紫「酔ってたのよ!」

藍「逆ギレか!! 賢者たるものが何やってるんですか!!」

紫「落ち着きなさい藍。酒呑童子も八股の大蛇も敗因は酒よ。だから仕方ないのよ」

藍「なんでいっつもいっつもふらふら外の世界に遊びにいっちゃうんですか! なんですか!? 光につられる蛾ですか!? 光走性ですか!?」

紫「反省はしてない。後悔もまたしてない」

藍「どっちもしろよクソbba!!」

紫「あっ! 今bbaって言ったわね!!」

藍「言いましたよ! 言われたくなかったらシャキっとしてくださいよ。もう!」

紫「そんなに怒らなくてもいいじゃないのよー」

橙「にゃ、にゃあ………」ガクブル

藍「それで、結局どうするんですか?」

紫「藍、ふと私思うのだけれど。私は妖怪を忘れられないために活動してるのよね」

藍「まぁ、はい。そうですが」

紫「ってことは、こっちの誰かをアイドルにして有名になったら、万事解決じゃないの? 外見良いの多いし」

藍「アイドル?」

紫「あ、言ってなかったわね。会社、アイドル事務所なのよ」

藍「そうなんですか。まぁ紫様が言うことも一理ありますが、そう上手くいきますかね」

紫「私を誰だと思ってるの? 妖怪の大賢者様よ?」

藍「自分で言うところに激しく不安を感じるんですけど。まぁ、それなら私は文句は言いませんよ」

紫「任せなさい」

藍「でもお説教はしますよ?」

紫「そんなぁ」

紫「うぅ、すごく怒られた」

紫「まぁ、気を取り直して今日から頑張りましょう。しかしスーツなんて着たのいつ振りかしら。胸のところが苦しくってしかなたいわ」

紫「えっと765プロってここで合ってるわよね?」

???「合ってますよ?」

紫「え、ありがとう。あなたは?」

やよい「うっうー。高槻 やよい。765プロ所属のアイドルです! それでうちに何か用ですか?」

紫「あら、そうなの。それならちょうどよかったわ。今日からここで働くことになった八雲 紫よ」

やよい「アイドルですか?」

紫「いえ、プロデューサーよ」

やよい「プロデューサーさんですか!?」

紫「えぇ」

やよい「それじゃあ一緒に事務所に行きましょう!」

紫「ありがとう。助かるわ」

やよい「おはようございます!」

小鳥「あら、やよいちゃんおはよう。ってそちらの方は?」

紫「事前に電話を入れておいたと思うけど」

小鳥「あ、あぁ。新しいプロデューサーさんですね。社長からお話は聞いておりますよ」

紫「今日からよろしくね」

小鳥「はい。それで担当するアイドルなんですが」

紫「あ、それなら私が連れてくるわ」

小鳥「はい?」

紫「心当たりがあるからね。アイドルの数もあまり多くないって言ってたし。かまわないでしょ?」

小鳥「ちょっと待っててください。社長に確認を取ってみますね」

高木「何、新しいアイドルだって?」

小鳥「はい。新しいプロデューサーさんが。心当たりがあるらしいので」

高木「ふむ。別にかまわない。それどころかうれしい限りなのだが。それではまたプロデューサー君には引き続き頑張ってもらうしかないようだね」

小鳥「プロデューサーさんなら大丈夫じゃないですか? あの人結構人間離れしてますし」

高木「それもそうだね。それなら許可しようじゃないか」

小鳥「またこの事務所がにぎやかになりますね」

高木「うむ。うれしいかぎりだよ」

小鳥(これで、事務所に新しいカップリングが、じゅるり。おっと心の中でよだれが)

高木「あの小鳥くん? よだれがでているよ?」

小鳥「不覚っ!」

小鳥「それで、アイドルの名前はなんていうんですか?」

紫(そうねぇ。誰が良いかしら。とりあえず三人ほど選んでみましょう)

紫(>>10 >>11 >>12がいいかしらね)

多々良小傘

やっぱ主人公っしょ。博麗霊夢さんで

大妖精&チルノ(離れ離れにするのは可哀想なんで)

小鳥「小傘さんと、霊夢さんと、ミスティアさんですね」

紫「えぇ。あ、それと一応社長に挨拶しておきたいのだけど。なんだかちゃんと話したことはないわけだし」

小鳥「えぇ。いいですよ。社長なら奥の部屋にいますので」

紫「ありがとう」



紫「失礼しますわ」

高木「うむ。入りたまえ」

紫「今日付けで765プロに所属する八雲 紫ですわ」

高木(む、あの時は酔っていて分からなかったが素面となった今、かなりの知性をもった目をしてるじゃないか)

紫「あの?」

高木「ティンときた!」

紫「はい?」

高木「今日からプロデューサーとして頼むよ、キミ」

紫「えぇ。分かっておりますわ。それではアイドル達を呼んできますので」

高木「うむ」

紫「えっと。誰も見てないわよね」キョロキョロ

紫「okね」

紫「それじゃあ、スキマオープン!」



小傘「うらめしやー! うらめしやー! うらめしやー!」

紫「練習してるところ悪いんだけども、ちょっとついて来て貰えないかしら」

小傘「うわぁ! びっくりした! って、紫さんじゃないですか。どうかしましたか?」

紫「話は後でするから」スキマオープン

小傘「うにゃぁあああああ」

紫「まずは一人、と」

紫「みすちー」

みすち「あ、紫さん。すみませんまだ開店してないんですよ」

紫「貴方人前で歌いたいとは思わない?」

みすち「え、あ、はい。でもどこでですか?」

紫「あとで説明するわ」スキマオープン

みすち「きゃぁぁぁあああ」

紫「二匹目っと。あとが問題よねぇ」

霊夢「何よ」

紫「いきなりご挨拶ね」

霊夢「あんたが来るときは大抵ろくでもないことを一緒に持ってくるのよ」

紫「そんなこと、ないわよ?」

霊夢「で、一体何のよう?」ズズー

紫「いきなりだけど霊夢って凄い可愛いわよね」

霊夢「ぶっ、げほっけほっ。い、いきなりなんなのよ………」

紫「いや、本当の事よ。それに髪だって艶々だしかなりの美少女よ」

霊夢「褒めてもお茶くらいしかでないわよ」つ旦

紫「ありがと。それで霊夢。アイドルになってみない?」

霊夢「アイドルって何よ」

紫「人前で踊ったり、歌ったりする仕事」

霊夢「断る」

紫「なんで!?」

霊夢「私がそんな面倒なことするわけないでしょ」

霊夢「それにこの神社の巫女なのよ? そうそう離れられないわ」

紫「大丈夫よ。誰も来ないじゃない」

霊夢「あぁん?」

紫「ごめんなさい」

霊夢「それに人が襲われたらどうするのよ」

紫「あ、それなら安心して。少なくとも上の方の妖怪は何もしなくなるから。上がやらなくなったら下もやらないでしょ」

霊夢「一体なんの関係が?」

紫「そこらへんは詳しく説明できないけど本当なのよ」

霊夢「でもなんか人前で踊ったりするのって恥ずかしいわね」

紫「あ、そうそう。アイドルの頂点になったらものすごいお金が手に入るそうよ」

霊夢「やるわ」

紫「霊夢のそういうところ好きよ。それじゃあ一旦私の家まで送るわね」スキマオープン

藍「お茶です」

みすち「ありがとうございます」

小傘「ありがとー」

霊夢「ありがと」

紫「私のは?」

藍「いるんですか?」

紫「最近式が冷たい」

藍「冗談ですよ。はい、どうぞ」

紫「で、貴方たちにはアイドルになってほしいのよ。外の世界で」

霊夢「はぁ!? 外の世界!?」

紫「あれ、言ってなかったっけ」

霊夢「言ってないわよ。結界の管理とかどうすればいいのよ」

紫「ちょくちょく戻ってくればいいし。それに藍もいるから大丈夫よ」

みすち「あの外の世界って何ですか?」

紫「博麗大結界の外よ」

みすち「博麗大結界の外?」

紫「話をすると長くなるから簡単に言うけど、この世界とはまた別の世界よ」

小傘「ほぇ~。そんな世界があるんですね」

みすち「あとアイドルってなんですか?」

紫「人前で踊ったり歌ったりして楽しませる仕事よ」

小傘「私は楽しませるより驚かせたいんですが」

紫「あーはいはい驚く驚く」

小傘「やります!」

みすち(単純だなぁ)

みすち「私は人前で歌えるならなんでもいいですよ」

小傘「よっしゃー。人間を恐怖の渦に巻き込むよー」

霊夢「おかn。幻想郷のためにがんばるわ」

紫「それじゃあokね。外の世界に行くわよ」

藍「いってらっしゃいませ」

橙「がんばってくださいねー!」

紫「あら、もうこんな時間なのね」

霊夢「何時なの?」

紫「1時前ね。挨拶行く前にどこかに食べに行きましょうか。何食べたい?」

小傘「ドリア!!」

霊夢「食べられるならなんでも」

みすち「霊夢さん………」ブワァ

紫「じゃあファミレスでいいわね」

小傘「すごいよっ!!」

みすち「人がいっぱいいますねぇ」

店員「あのお客様。傘は傘たてにお願いします」

小傘「わちきの本体!?」

紫「あーすみません。すぐにしまわせますので、ほら貸しなさい」

小傘「うぅ………」

店員(変な傘だなぁ)

紫「何にする?」

小傘「ドリア!!」

紫「さっきも言ってたけどなんでドリア?」

小傘「ドリアっていうのはですね、アツアツトロトロかつジューシーで飽きのこないオカユの未来を切り開く至高の料理なんですよ?これを摂取できるということは味覚を持つすべての生命から羨望と嫉妬の念を受けざるを得ないそれは折り重なる偶然宇宙規模の軌跡守られてきたゲート」

紫「あーはいはい。そのくらいにしときなさい」

小傘「小傘とぬえ。面白いよ!」

紫「宣伝乙。で霊夢たちは?」

霊夢「こんなに料理がいっぱい。ここは天国か」

みすち「いっぱい料理がありますね。迷ってしまいます」

紫「それじゃあ私は無難にハンバーグでいいか」

霊夢「決めた! 肉!!」

紫「400gステーキね。おごりだからって容赦ないわねぇ。まぁファミレスだからたかが知れてるんだけど」

みすち「じゃあ私はカルボナーラで」

紫「それじゃあ注文するわね」

ピンポーン

店員「お待たせいたしました。ご注文をどうぞ」

紫「ペッパーハンバーグランチセット、カルボナーラ、400gステーキランチセット」

小傘「チキンドリア!!」

紫「以上で」

店員「かしこまりました」

霊夢「呼んでないのに来たわよ?」

紫「あぁ、このボタンよ。押したら来る、そのぐらいの認識があれば苦労はしないわ」

霊夢「へぇ。便利なのね」

みすち「まずくはないんですけど、特別美味しいってわけでもないですね」

紫「ファミレスだからね」

霊夢「は…犯罪的だー! うぅ…美味すぎる! 資金難のせいで豆のスープしか食べてない身体に一年ぶりのお肉! 染み込んでくるわ……… 身体に………!」

紫「落ち着きなさい、霊夢」

小傘「ドリアを食べるときは二礼二拍手二礼して」

紫「あんたもあんたで落ち着きなさい」

霊夢「ごちそうさま」

みすち「ごちそうさまでした」

小傘「ごちそうさまー」

紫「どうも。じゃあ事務所に向かうわよ」

紫「戻ったわ」

p「ん? 失礼ですがどちら様でしょうか」

紫「今日からここで働くことになった八雲 紫よ。ちなみにプロデューサーよ」

p「あ、そうなのか。俺はp。見てのとおりプロデューサーをやってるよ。いやぁ、これで俺の負担も少しは軽く」

紫「それで後ろが私が担当するアイドル」

p「あぁ………、分かってたさそんなこと。初めから期待なんてしてないさ」

小鳥「あ、紫さんおかえりなさい。後ろが例のアイドルですか?」

紫「えぇ」

霊夢「博麗 霊夢よ。よろしく」

小鳥(み、巫女?)

みすち「ミスティア・ローレライです!」

小鳥(背中の羽って、偽物よね? そういえばカタカナだけど外人なのかしら)

小傘「多々良 小傘です! 趣味は人を驚かせる事! 好きな食べ物はドリア! 嫌いなものはグラタン!!」

小鳥(オッドアイ? 中二病? そしてあの傘は一体………)

小鳥「ず、ずいぶん個性的なメンバーですね」」

紫「まぁ、言いたいことは分かるけど、外見はいいでしょ?」

小鳥「え、まぁ、はい。美少女って言っても差し支えないレベルですね」

小鳥(まぁ、これはこれで妄想が捗るピヨ~♪)

p「そういえば三人ならユニット名が必要だよな。もう決めてるのか?」

紫「ユニット名? すっかり失念してたわ。そうねぇ>>39とかどうかしら」

ファンタジアリーダー(先駆け)

気に入らなければ>>1さんが素敵な名前を考えてあげて下さい

小鳥「ファンタジアリーダーですね。登録しておきますよ」

紫「頼むわ」

p「ユニット名かぁ。昔を思い出すなぁ」

小鳥「って言ってもプロデューサーさんが入ってきたのって去年じゃないですか」

p「濃い一年だったからなぁ」

小鳥「人の何倍も仕事してますもんね」

紫「ところでプロデューサーさん」

p「はい?」

紫「今日は仕事はないのかしら?」

p「大丈夫ですよ今日の収録は2時で、現地集合にしてるんで、ここ1時にでれば」

時計「1時20分だぜ」

p「」

小鳥「プロデューサーさん、グッドラック」ぐっ

p「いってきまーす!!」

紫(間に合うのかしら。スキマを使ってあげればいいんだろうけど、それは無理ね)

霊夢「なんだか慌しい人ね」

小鳥「普段はもっとちゃんとした人なんですよ? ただ、担当するアイドルが多いせいか最近疲れてるみたいで」

霊夢「ねぇ紫。私たちじゃなくて、あの人の担当してるアイドルを肩代わりしてあげれば良かったんじゃないの?」

紫「それじゃあ意味がないのよ」

小鳥「あ、忘れてました。紫さんたちには今からレッスンに行って貰いますね。初回なので費用は事務所のへそくりを使います」

紫「レッスンってどこでやるの?」

小鳥「今地図書きますね~」

みすち「ボーカルレッスンですか?」

小鳥「いえ、ダンスレッスンですよ」

みすち「そうですか」ショボーン

小鳥(やべ、可愛い)

霊夢「ダンスって舞踊よね。どんな踊りなの? 私神楽ぐらいしか踊れないわよ?」

小鳥「え? 霊夢ちゃんってもしかして巫女?」

霊夢「もしかしなくても巫女よ。見てのとおり」

小鳥(言えないっ! コスプレと思ってただなんてっ! でも、巫女アイドル。新しいわね!)

紫「さて、それじゃあ行くわよ、霊夢、ミスティア、小傘。小傘?」

小傘「zzzzzz」

紫「ていっ」ズビシッ

小傘「うぐっ」

霊夢「みぞおちはやりすぎよ」

紫「さて気を取り直していくわよ」

みすち「はいっ!(逆らったら消されるっ)」ガクブル

紫「765プロの八雲 紫と申します」

先生「話は聞いておりますよ」

紫「ではよろしくお願いします」

先生「はい。任せてください」

霊夢「よろしくおねがいします」

みすち「おねがいします」

小傘「うらめしやーっ」

先生「………あの」

紫「えぇ。分かって、おりますわ。はい」

小傘「折れる! 背骨がイッちゃうーっ!」

先生「綺麗なコブラツイストですね」

小傘「はい。まじめにやります。すみませんでした」

先生「レッスン。見ていきますか?」

紫「お願いします」



先生「1、2、3。そこでターン!」

霊夢「ふっ」くるっ

みすち「はいっ」くるっ

小傘「はーい」くるくるくるっ

先生「小傘さん。一回転でいいわよ」

小傘「もっと回れるよー」くるくるくる

紫「傘へし折るわよ」

小傘「まじめにします」

先生「霊夢さんは何も問題ありませんね。それどころかここまで出来る人は珍しいですよ。本当にダンス未経験者?」

霊夢「神楽ぐらいですね」

先生「それで、ここまで踊れるのは凄いわ」

霊夢「ありがとうございます」

先生「それでミスティアさんなんだけど、普通ね。悪いことではないわ。それと背中の羽取らないの?」

みすち「取れないんですよ~」

先生(修行かしら)

先生「小傘さんは。うん。元気なのは良い事よ」

小傘「褒められた!」

紫「褒めてないわよ」

先生「でももうちょっとまじめに踊ってね」

小傘「わちきがんばる!」

紫「それじゃあ事務所に帰りましょうか。はい、スポーツドリンク」

霊夢「何これ」

紫「水分を補充できる飲み物よ」

霊夢「へー。ごくごくっ。うまっ!」

みすち「外の世界では美味しい飲み物があるんですねぇ」

小傘「もう一本!」

紫「本体に飲ますな」

小傘「二人で一人の妖怪なのに!」

紫「周りの人から見ると傘ぬらしてる変な人だから止めなさい」

小傘「外の世界って面倒だね」

みすち「そうですか?」

霊夢「あんたがおかしいだけ」

紫「戻ったわ」

貴音「おや、貴方たちは」

響「初めて見る顔だぞ」

紫「今日からプロデューサーになった八雲 紫よ」

霊夢「博麗 霊夢よ」

みすち「ミスティア ローレライです」

小傘「うらめしやーっ!!」

響「………」

貴音「………面妖な」

紫「あんたは、黙りなさいっ!!」

響「おぉ、綺麗なチキンウィングフェイスロックだぞ」

小鳥「あ、おかえりなさい。紫さん」

紫「他にはなにかやることあるかしら」

小鳥「今日は得にないですよ。明日は少し長いレッスンをしてもらいますね。こっちも事務所でお金を出すんで」

紫「それじゃあどうしましょうか」

小傘「おなかすいた」

紫「それじゃあどこか食べに行きましょうか。ここら辺に美味しいとこないかしら」

貴音「ラーメンがよろしいかと」ずいっ

響「貴音。初対面だぞ、初対面」

貴音「でもラーメンなのですよ!?」

響「もう好きにするといいぞ」

貴音「それでは向かいましょう」

紫「ありがとう」

響「でも良いのか? 奢ってもらうなんてなんだか悪いぞ」

紫「いいのよ。お金ならいっぱい持ってるし」

響(なんでこの人プロデューサーになったんだろう)

霊夢「ラーメンって久しぶりねぇ」

みすち「食べたことあるんですか?」

霊夢「………先代に連れてってもらったのが最後よ。正直味覚えてないわ」

みすち「あのなんだかすみません」

貴音「では最高のラーメンを約束しましょう」

響「一応聞いておくけど、次郎じゃないよな」

貴音「ふふ、そう心配せずとも違いますよ」

響「あそこは嫌だ。なんだか皆殺気立ってるぞ」

貴音「ここです」

響「普通のラーメン屋で良かったぞ本当」

店主「らっしゃいっ」

響「店主。ラーメンを人数分」

紫「メニューはないのかしら」

貴音「ここはラーメン、ご飯、餃子しかないのです」

紫「なるほどね」

霊夢「ん~。匂いだけでご飯何杯もいけるわ」

紫「ご飯頼む?」

霊夢「遠慮しておくわ。最近豆しか食べてないからいきなりいろんな物食べるとおなか壊しちゃうわ」

紫(牛肉400g食べておいてそれ言うの?)

店主「お待ちどう」

貴音「げに良い匂いです」

響「うん。美味しそうだぞ」

みすち「アイドルがこんなに食べていいんですかね」

響「食べる前にそれ言うのは止めてほしいぞ」

貴音「ずずずっ」

響「あ、貴音はいくら食べても大丈夫らしいぞ」

紫(もう3杯。………スキマ?)

小傘「うまうま」

霊夢「生きてて良かった」

響「あの子泣きながら食べてるけど大丈夫なのか?」

紫「気にしないであげて」

紫「ふぅ。美味しかったわ」

貴音「大変美味でした」

響「ご馳走様だぞ」

霊夢「さて私たちはもう帰るの?」

紫「あ、言い忘れてたわね。今日から私たち一緒に住むのよ?」

小傘「へ?」

紫「いちいちあんたたちを幻想郷に送って、また迎えにいくのって面倒じゃない」

響「ん? なんの話をしてるんだ?」

紫「あぁ。こっちの話よ」

貴音「響。もうそろそろ事務所に戻ったほうが良さそうですよ」

響「あっ。もうこんな時間だぞ! 今日は本当にありがとうな。それじゃ!」

みすち「でも、私は屋台が………」

紫「週一にして頂戴」

みすち「そんなぁ」

小傘「わちきは、特にないかな」

霊夢「はぁ。仕方ないわね」

みすち「はい。私もあきらめます」

紫「それじゃあ家に行くわよ」

霊夢「何この大きい建物」

みすち「うわぁ。すっごい高いですっ」

紫「マンションよ。ここの最上階よ」

霊夢「これを登るのは骨が折れるわね。飛んじゃいけないんでしょ?」

紫「いいからついてきなさい」

みすち「飛べない鳥はただの鳥………」



小傘「これ何?」

紫「エレベーターって行って、自分が行きたい階までつれてってくれる箱よ」

みすち「外の世界にはいろんなものがあるんですねぇ」

小傘「ほら早く早くー」

霊夢「怖いもの知らずね。ほんと馬鹿」

紫「ついたわよ」

霊夢「思ったより速いのね」

小傘「もう一回乗りたい」

紫「やめなさい」

みすち「綺麗な景色ですねぇ」

紫「そうかしら? それよりさっさと入りなさい」

霊夢「狭いわね」

紫「3ldkよ? っていっても当然よねぇ」

霊夢「私たちはどこで寝ればいいの?」

紫「3つ部屋があるからそれで寝なさい。ベッドもあるから」

霊夢「紫は?」

紫「私はソファーで寝てるわよ」

霊夢「………仕方ないわね。一緒に寝るわよ」

紫「え?」

霊夢「あんたが新しいベッド買うまでなんだからね。さっさと買いなさいよ」

紫「………えぇ。それじゃあお言葉に甘えさせていただくわ」

紫(ベッド、買わなくてもいいかもしれないわ)

みすち「ちゅんちゅーん、ちゅんちゅーん。あっさですよー」

紫「うん、まだ寝るわ………」ぎゅっ

霊夢「ぐっ、ちょっと紫。離しなさい、よ」

紫「すぴー。すぴー」

霊夢「寝るなっ!!」

みすち「えっと、お楽しみのところすみません?」

霊夢「楽しんでないから助けなさい! 焼き鳥にするわよっ」

みすち「ひぃ!」

紫「………あー」

小傘「うらめしやーっ!」

紫「………」

小傘「私のドッキリでも驚かない。これは相当だね」

霊夢「それはいつものことでしょうが。それにしても紫。あんた低血圧なのね」

紫「まだ寝たいわ」

霊夢「眠たいじゃなくて、寝たいね。でも出社時間に間に合うようにしなきゃいけないわよ」

紫「プロデューサーになんかなるんじゃなかった」

霊夢「挫折が早い。こんなドラマ性のない挫折なんて誰も求めてないわよ」

みすち「はいはーい。ご飯ですよー」

紫「………めし………うま」

みすち「ひぃっ!!」

霊夢「なんか、ゾンビみたいな動きしてるけどただの紫だから安心して」

小傘「なるほど、そんな驚かし方もあるのかぁ。うーん、メンバーに紫とあちきでドッキリキャラがかダブってしまった。いや、メンバーにドッキリキャラは一人で十分なんだよ! いざぁ、決闘だっ!!」

みすち「こら小傘さんっ! モノを食べるときは静かにしてくださいっ。モノを食べるときは誰にも邪魔されず、なんといいますか。救われてなければ駄目なんです。皆で、静かで、豊かで………」

小傘「ごめん」ショボーン

霊夢「うん、美味しい美味しい。4日ぶりの朝ごはんだわ」

紫「あー、なんかやっと目が覚めてきた」

霊夢「朝ごはんはやっぱり大事ね」

紫「おはよう」

小鳥「あ、おはようございます」

紫「今日は何をしたらいいのかしら」

小鳥「一日中レッスンですね。今日は」

みすち「ボーカルレッスンですか!?」ずいっ

小鳥「ぴよっ!? み、ミスティアちゃんずいぶんやる気ね。えぇ、そうよボーカルレッスンよ」

みすち「きたーっ!!」

小鳥「ミスティアちゃんは歌うのが好きなの?」

みすち「はいっ!」

小鳥「それじゃあ千早ちゃんと仲良くなれそうね」

みすち「千早さん?」

小鳥「うちの歌姫よ」

みすち「一度お会いしてみたいですねっ」

小鳥「あ、そういえば今日は午後にはいるみたいよ」

紫「それじゃあ午後に間に合うようにレッスンに行きましょう」

先生「こんにちわ」

みすち「あれ、昨日のダンスの先生と一緒なんですか?」

先生「あぁ。それは妹よ。私たち三つ子なの」

小傘「じゃああと一人いるんだね」

先生「えぇ」

紫「それではレッスンお願いします」

霊夢「紫はどこか行くの?」

紫「あんたたちの衣装でも探してくるわ」

紫「えっと、ここね」

がちゃ

香霖「いらっしゃいませ」

ばたんっ

紫「え? 疲れてるのかしら」ごしごし

紫「もう一度」

がちゃ

香霖「いらっしゃいませ」

紫「なんで?」

香霖「さぁ、何をお求めだい?」

紫「その前に質問に答えて。なんでここにいるの?」

香霖「働いてるからさ!」

紫「いや、そうじゃなくて」

香霖「さぁ! 何にするんだい!?」

紫「………………」

香霖「何にするんだい!? これかい!? これかい!? これなのかい!?」

紫「えーあー。それじゃあこの赤と白の奴にするわ」

香霖「巫女巫女ナースだねっ。まいどありっ!!」

紫「あとなんでここに」

香霖「またのご来店をっ」

紫「あの」

香霖「またきてねっ」ウインク

紫「………」

ばたんっ

紫「………ただいま」

先生「おかえりなさい。今レッスンが終わったのよ」

紫「どうですか?」

先生「霊夢ちゃんは完璧ね。ミスティアちゃんは本当に楽しそうに歌うわね。小傘ちゃんはそうねぇ。自由なのが持ち味といえばいいのかしら」

紫「短所であり長所と」

先生「そうね」

紫「あの子には困ったものね」

先生「いえ、アイドルはインパクトが重要だもの、あのキャラクターは向いてると思うわよ?」

紫「そうですか。あんた達、さっさと帰るわよ」

霊夢「もう少し休憩しても………」

紫「さっさと行くわよ」

霊夢「はぁ」

紫「ただいまー」

小鳥「おかえりなさい。ミスティアちゃん。千早ちゃんが帰ってるわよ」

みすち「本当ですか!?」

千早「小鳥さん。この子が例の子ですか?」

小鳥「えぇ。ミスティア・ローレライちゃんよ」

千早(ローレライ。声で誘惑する妖精だったかしら。それにしても背中の羽はなんなのかしら)

みすち「はじめまして千早さんっ。ミスティア・ローレライですっ」

千早「えぇ、よろしく。小鳥さんから話は聞いてるわ。歌が好きなのよね」

みすち「はいっ」

千早「良かったら今度一緒に歌ってみる?」

みすち「よろしくお願いしますっ!」

小鳥(みすちは。ありねっ)ぐっ

千早(何だろう。凄い邪気を感じる)

たったった

紫「ん?」

ガチャっ

春香「こんにちわー!」あまみはるかですっ

小鳥「こんにちわ。春香ちゃん」

春香「あっ。もしかしてこの人が新しいプロデューサーさんですか?」漢字で書くと天海春香ですっ

紫「えぇ。貴方は、天海 春香ね」

春香「はいっ。よろしくおねがいしますっ」

紫(元気な子ね)

春香「じゃあレッスン行って来ますね!」

小鳥「はい」

たったった

紫「自分でレッスンしに行くの?」

小鳥「プロデューサーさん一人で全員を見れるわけではないですから」

紫「なるほどね」

小鳥「うーんっ。今日の仕事は終了!」

紫「お疲れ様」

霊夢「私たちは仕事がまだないから暇でいいわ」

小鳥「仕事、あ、そうだ! 明日無名アイドルのオーディション番組があるんですよ。それのオーディションに出たらどうですか? まぁ無名アイドルの登竜門とも呼ばれているんですけど、これくらいクリアできなければアイドル業界は生きていけませんよ」

紫「まぁ、うちのメンバーなら余裕でしょ」

小鳥「期待してますよ」

紫「小傘がしっかりしてくれればいいんだけど」

小傘「わちきはいつだって全力全開っ」

紫「それが逆に問題なのよ。成功したらドリアおごってあげるからちゃんとしてね」

小傘「ドリアのためならえんやこらー」

紫「………不安ね」

~翌日~

紫「貴方たちなら余裕よね」

霊夢「まぁね」

みすち「がんばりますっ」

小傘「ドリアっ」

霊夢「それじゃあ行くわよ」

小傘「3っ」

みすち「2」

霊夢「1」

「「「「ハイターッチ!」」」」

p「あ、八雲じゃないか」

紫「あら、pじゃない。仕事かしら」

p「あぁ。春香と千早がバラエティーに呼ばれてな。そっちはもしかしてオーディション番組か?」

紫「そうよ」

p「曲は?」

紫「あなたのところの『go my way!!』を使わせてもらったわ」

p「あぁ。懐かしいなぁ」

紫「まだ自分の曲がなくてね。これが初曲というわけじゃないんだけど、せめて顔だけでも知ってもらおうとね」

p「そうか。じゃあがんばれよ」

紫「えぇ。それじゃあ貴方もがんばって」

p「おうっ」

霊夢「ただいま」

紫「結果は?」

霊夢「当然1位通過よ」

紫「流石ね」

小傘「ドリア、ゲットだぜ~」

紫「はいはい。番組が終わってからね」

みすち「それじゃあ行って来ますねっ」

紫「がんばってらっしゃい」

ディレ「いやぁ、博麗 霊夢くんは凄いね」

紫「どうもありがとうございます」

ディレ「たしか765プロさんのところだったかな」

紫「はい」

ディレ「これがデビュー曲じゃないって事が残念だけど、また今度違う番組で使わせてもらうよ」

紫「ありがとうござます」



霊夢「ただいま」

紫「見てたわよ」

小傘「どうだった?」

紫「もう小傘は小傘であれが持ち味で生かして行こうと思うわ」

みすち「持ち歌じゃないって事が残念ですけどね」

紫「それは帰って決めるわ」

みすち「はい」

小鳥「もぐもぐ」

p「いやぁ、昼食べてなかったんだよ。ありがとうな」

紫「別にいいけれど。奢るんだからちゃんと相談に乗ってよ?」

p「分かってるって」

小鳥「任せてください。あっ、ビール注文してもいいですか?」

p「小鳥さん、まだ6時ですよ?」

小鳥「いいんです。今日の仕事はもう終わったんですから」

紫「いいわよ」

小鳥「やたーっ」

みすち「一体どんな曲になりますかね」そわそわ

霊夢「さぁ。そんな事より何を食べようかしら」

小傘「ドリアッ」

霊夢「私はそうね。やっぱりお肉かしら」

みすち「じゃあ私はピザにします」

霊夢「たしかこれ、押せばいいのよね?」

ぴんぽーん

店員「お待たせいたしました。何にしますか?」

霊夢「ツインハンバーグと半熟卵ドリアと三種のチーズピザ」

店員「それではごゆっくりお待ちくださいませ」

紫「さて、あの子達が食べ終える前に決めようかしらね。どんな曲がいいかしら」

p「そうだな。今のところの曲はこんな感じだが」

紫「この中から選べばいいのよね」

p「あぁ」

小鳥「ごくっごくっごくっ。ぷはぁ~。美味いっ!!」

紫(小鳥を連れてきたのは間違えだったかしら)

紫「そうねそれじゃあ>>94にするわ」

アイドルマスター、東方同人曲からお願いします

無難にバッドアップル

p「bad appleか。デビュー曲にいいんじゃないか? 良い曲だしな」

小鳥「はふはふ、まぁ、ダンス力がいりますけどね」

紫「そこが難点よね。ダンスレッスン中心にやろうかしら」

p「でも表現力も磨いておいたほうがいいぞ」

紫「そうね。それじゃあ歌唱力には余裕あるしダンスのビジュアルを鍛えましょう」

p「そうしましょう」

店員「は~い。空いたお皿はどんどんしまっちゃおうねぇ~」

小鳥「あ、これお願いします」

p「小鳥さん、まだ食べるんですか?」

小鳥「けふぅ。あと一杯とつまみだけです」

p(この人、後輩の奢りなのに容赦ないな)

みすち「あの霊夢さん? 小傘さん?」

霊夢「ふぁひぃふぉ」

小傘「どったの?」

みすち「紫さんの奢りですが、もう少し遠慮したほうが」

霊夢「まだ4皿しか食べてないわ」

小傘「同じくー」

みすち(あれぇ? 私がおかしいのかな)

紫「話が終わったわよ」

みすち「あ! 曲決まったんですか?」

紫「えぇ。後で聞かせてあげるわよ」

みすち「やったー!」

紫「それと、まだ食べるの?」

霊夢「もちろん」

小傘「愚問」

紫「………太らないでね」

霊夢「ごちそうさま」

小傘「ごち」

みすち「ごちそうさまです」

p「ごちそうさま。ありがとな」

小鳥「ごちそうさまでした」

紫「………ファミレスで2万超えるとは」

p「甘いな、うちのアイドルなら一人でそれをやってのける」

紫「その子なら昨日会ったわよ。まさかラーメン屋で数万使うと思ってなかったわ」

p「………財布の中身大丈夫なのか?」

紫「金ならあるからね」

p「ちくしょう。俺もその台詞言ってみたい」

p「それじゃあな」

小鳥「また明日」

紫「さて、それじゃあ帰るわよ」

小傘「デザートも食べたい」

霊夢「和菓子が食べたい」

紫「………ミスティアは?」

みすち「あ、あの。私は結構ですよ?」

紫「あー、ミスティア可愛いわ。マジやばいわ。あら遠慮しなくていいのよ?」

霊夢「心の声漏れてる漏れてる」

みすち「あ、あぅ。それじゃあクッキーを///」

紫「ok。それじゃあコンビニ行くわよ」

「「「おー」」」

p「おはよう、紫、霊夢、ミスティア、小傘」

紫「おはよう。今日は早いのね」

p「今日は俺の好きな番組に春香が出演することになってな。楽しみすぎてこんなに早くきてしまった」

霊夢「子供っぽいのね」

紫「それってなんて番組なの?」

p「あぁ、『映姫の部屋』って言ってな。説教アイドル四季 映姫ちゃんがゲストに説教する番組だ。くぅ~俺も芸能人だったら映姫ちゃんにしかってもらえたのかなぁ」

紫「霊夢。あれが駄目な大人よ」

p「えぇ。小鳥さんも映姫ちゃんにしかられたいですよね?」

小鳥「えぇ。正座して2時間ほど説教されたいですね」

p「ほら」

紫「………。ん? 四季、映姫?」

p「どうした四季 映姫ちゃんがどうかしたのか?」

紫「ちょっと、その仕事ついていってもいいかしら」

p「いいけど、霊夢たちはどうするんだ?」

紫「自分たちでレッスンがんばりなさい。今日はダンスレッスンよ」

p「いいのか? アイドル達が文句言ってたけど」

紫「それよりも大切なことなのよ」

p「まさか。紫も映姫ちゃんのファンなのか?」

紫「なわけないじゃない。ただちょっと聞きたいことがあってね」

p「流石にプロデューサーも一緒に挨拶は無理だぞ?」

紫「いいのよ、知り合いだから」

p「!? まじで!?」

紫(というかなんでいるのよ四季 映姫・ヤマザナドゥ)

p「サイン頼んどいてくれ!」

紫「覚えてたら貰っとくわ。覚えてたらね」

p「あぁ。覚えててもらうように一分毎にメールするから」

紫「着信拒否にした上に貰ってこないわよ?」

p「すみません。貰ってきてください」

紫「はぁ。分かったわよ」

p「俺。今、紫がうちに来てくれて最高に感謝してるよ」

p「いやぁ。サイン♪ サイン♪」

紫(スキマ送りにしたい。というかこいつ煩悩にまみれすぎじゃないかしら。映姫に説教してもらえば、いや駄目だわ。こいつ喜ぶわ)

p「あ、もうすぐ待ち合わせ場所につくぞ」

春香「プロデューサーさーん!」

千早「おはようござます」

紫「あら、千早もいるのね」

p「千早もこの番組のファンらしいからな」

紫(どこがいいのかしら)

春香「あっ。紫さんもおはようございますっ!」

千早「紫さんもいたんですね」

紫「おはよう。今日は私もついて行くわ」

千早「もしかして紫さんも『映姫の部屋』見てるんですか?」

紫「そういうわけじゃないけど」

p「聞いて驚け! なんと、紫は映姫ちゃんと知り合いらしい」

千早「そうなんですか」

p「あれ? もっと驚くかと。サイン貰ってきてください! とか」

千早「プロデューサーさんじゃああるまいし、そこまで子供じゃありませんよ。あと不思議と彼女に親近感を覚えるところがありますから好きなんです」

p(胸か)

春香(胸だね)

紫(胸ね)

千早「くっ。なんだかどこかの誰かが私の悪口を言ってる気がするわ」

p「ついたぞー」

春香「緊張するけどがんばりますっ」

p「映姫ちゃんに説教してもらえるなんて春香は羨ましいなぁ」

春香「えぇー。説教なんてされたくないですよー」

千早「映姫さんの言うことはちゃんと聞いておいたほうがいいわよ。ためになるから」

春香「まぁ。ためになるって言うんなら。がんばりますっ」

p「おぉ、春香その意気だ」

春香「がんばりますよー!」

紫(さて、それじゃあ私はスキマで彼女のところに向かおうかしらね)

千早「あれ、紫さんがいない」

p「トイレじゃないか?」

春香「プロデューサーさんちょっと」

千早「デリカシーがなさ過ぎます」

紫(トイレの個室ぐらいじゃないと使えないわよね。まったく不便だわ)

紫(あら、あれは?)

涼「だ、誰も見てないよね?」たたたっ

紫(今の女の子よね? なんで男子トイレに。まぁ深くかかわらないようにしましょう。世の中にはいろんな人がいるんだから)



映姫「ふぅ。外の世界のロケ弁というものはとても美味しいですね」

紫「あら、いいもの食べてるじゃない」

映姫「ぐっ、けほっけほっ」

紫「はいお茶」

映姫「ごくっごくっごっ。ありがとうございます、助かりました。ではなくなぜ貴方がここにいるんですか!?」

紫「それはこっちの台詞よ」

映姫「そそそ、それはっ」

紫「『映姫の部屋』だったかしら。自分の冠番組なんて持ってずいぶん頑張ってるのね。え い き ちゃ ん」

映姫「そんなっ私はただ」

紫「ただ、何かしら」

映姫「このテレビというものを使って、私が説教すれば悔い改める人が増えて地獄行きになる人が減るかと思い」

紫「そうなの」

映姫「はい」

紫「幻想郷担当の閻魔なのに?」

映姫「それは幻想郷は人が少なすぎるので、他の人の仕事量を減らしてあげようと思い」

紫「そうなの。でもライブを開く必要はないわよねぇ?」

映姫「!?」

紫「ランキングにも乗ってるそうで」

映姫「八雲 紫。いったい貴方はどこまで」

紫「申し遅れましたわ。私こういうものですの」

映姫「765プロ。プロデューサー?」

紫「そう。今日はこれで帰るけども今後ともよろしくね」

映姫「………え、えぇ。それではまた今度」

春香「収録おわりましたー」

千早「お疲れ様、どうだった?」

春香「結構参考になる事は言われたけど、別に説教はされなかったよ」

千早「変ね、説教がないなんて」

p「あぁ、たしかに妙だったな。映姫ちゃんの様子がそわそわしていたというか、なんだか春香に対して遠慮している感じがしたな」

春香「あの春香さんが立派で怒る所がなかっただけじゃあ」

p「それはないな」

春香「ひどいですっ」

p「人間誰しも完璧なんてありえないんだ。人は誰しも欠点がある」

紫「あなたなら煩悩にあふれすぎているとかね」

p「お、紫帰ってきたか。それで例の物は」

紫「はいはい。ちゃんとあるわよ」

p「ありがとう紫!」ブンブン

紫「離しなさい」

紫「ただいま」

霊夢「おかえり」

紫「レッスンはどうだったの?」

霊夢「ばっちりよ」

紫「あぁ、そうそう。四季 映姫に出会ったわよ」

霊夢「幻想郷に戻ってたの?」

紫「アイドルやってたわ」

霊夢「はい?」

紫「まぁ、映姫は正確には幻想郷の住民じゃないし結界を抜け出しても不思議じゃないんだけども。ただ問題は香霖も見つけたのよね」

霊夢「………なんで?」

紫「それが分かったら苦労しないわよ」

霊夢「異変かしら」

紫「調べてみないことにはなんともいえないわね。私は動いてみるからあなた達はアイドル活動をしてちょうだい」

霊夢「異変だった場合、流石にアイドル活動なんてしてられないわよ?」

紫「分かってるわ」

冬馬「遊びに来たぜー!」

紫「………誰かしら」

冬馬「うおっ!?」

p「おぉ冬馬。久しぶりだな」

冬馬「だ、誰なんだこいつ」

p「新しいプロデューサーの八雲 紫だよ」

冬馬「へっ。弱小プロの765プロに入るなんて、見る目がないな」

紫「もう一度お願いします」ギロッ

冬馬「すんませんでした」

p「はっはっは。相変わらず冬馬は女に弱いな」

冬馬「いや、あれ女だからとかそういう理由じゃねぇよ。まじで」

冬馬「へぇ。新人アイドルも増えたのか」

p「あぁ。期待の新人だ」

冬馬「まぁ、765プロのアイドルなんてたかが知れてると思うけどな」

紫「………」ギロッ

p「あぁ、許してやってくれ。こいつツンデレなんだ」

冬馬「ツンデレじゃねぇ!!」

紫「その程度と思うのなら、もうすぐ帰ってくるから見ていったらどうかしら」

冬馬「上等だ」

ガチャ

霊夢「ただいまー、って誰こいつ」

p「噂をすればなんとやらだな」

霊夢「で、何。私に踊れって言うの?」

紫「そうね。負けたほうが奢るっていうのはどうかしら?」

冬馬「構わないぜ」

p「それじゃあ審査はちょうど近くにいた961メンバーと俺だ」

北斗「チャオ☆」

翔太「頑張ってね、冬馬君」

黒井「負けることは無いと思うが、負けは許さんぞ」

冬馬「なんでお前らいるんだよ!」

p「それじゃあまずは冬馬からだな」

冬馬「おぉ。見てろよ!」

~冬馬舞踊中~

冬馬「へっ。どうだっ!!」

小鳥「きゃーっ。冬馬君素敵ぴよーっ!」

p「あ、小鳥さん帰ってたんですね」

小鳥「面白そうな匂いをかぎつけました」

p「なるほど」

紫「次は霊夢よ。見せてあげなさい」

霊夢「仕方ないわね」

~霊夢舞踊中~

冬馬「………………」

北斗「これは、また凄いエンジェルちゃんだね………」

翔太「おねぇちゃんかっこいい!」

黒井「ふっ。高木め。なかなか面白い拾い物をしたようじゃないか」

冬馬「くそっ。負けは素直に認めるぜ。まぁ、一人奢るぐらい」

p「皆ー。冬馬が今日は奢ってくれるって」

北斗「それは嬉しいね」

翔太「お寿司! 僕お寿司が食べたい!!」

黒井「もちろんセレブに回らないお寿司だ」

みすち「お寿司って初めて食べますね」

小傘「お寿司って美味しいの?」

紫「えぇ。美味しいわよ」

冬馬「待て!! なんでお前達まで、というかなんか増えてないか!?」

p「紹介しよう。紫担当の二人目の歌姫ミスティアと、個性派アイドル小傘だ」

冬馬「いや、個性的で済ませられる外見か、あれ!!」

黒井「寿司を気前良く奢れないほど給料をやらなかった覚えはないがな」

冬馬「そのとおりだけど、お前ら金持ってるだろ!?」

p「俺はないぞ」

冬馬「すまん。じゃなくて10人前とか凄い高くつくぞ!?」

p「いいじゃないか。トップアイドルだろ?」

冬馬「ぐっ。納得はいかねぇが、このまま言い続けても変わらないだろうしな」

みすち「あの。すみません。私はいいので」

冬馬「お前らもこいつみたいな謙虚さってもんねぇのかよ!! あ、ミスティアだったか。お前は来ていいぞ」

北斗「冬馬が」

翔太「女の子を誘った!?」

p「彼女居ない暦=年齢の、童帝が!?」

冬馬「うるせぇよ!!」

黒井「セレブに御用達の店を貸しきったぞ」

冬馬「余計なことしてくれるな、おっさん」

黒井「安心しろ。これ分の料金は来月の貴様の給料から引いておく」

冬馬「何一つ安心できねぇよ!」

黒井「さぁ、さっさとしろ。外にタクシーを呼んである」

翔太「なんだかんだでクロちゃんが一番乗り気だよね」

p「あの人宴会とか大好きだからな」

小鳥「久しぶりのお寿司ですよ」

p「あ、小鳥さんはお留守番しててください」

小鳥「なんでですか!?」

p「鍵閉めたら他のアイドルが入ってこれないじゃないですか。お土産は買ってきますんで」

小鳥「ぴよよよよ………」

紫(他の事務所のアイドルと一緒に食事だなんていいのかしらね。提案したの私だけれども)

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