真姫「凛の」海未「泣き顔が」うみまき「見たい」 (46)

部室
海未「真姫、話があります」

真姫「いやよ」

海未「実は......」

真姫「え、嫌って言ったのに言うの?」

海未「だって真姫に聞いて欲しかったので」

真姫「なにそれ意味わかんない」

海未「まぁ、ちょうど真姫がいたからなんですけど」

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作品一覧

真姫「暑い...」海未「えぇ...」
真姫「ある夏の」海未「μ's」
真姫「海未と」海未「真姫と」うみまき「テレビ」
です!

真姫「そんなことだろうとは思ったわよ」

真姫「...で?」

海未「話よ、話があるんでしょ」

海未「そうでした、実は」

真姫「...」












海未「凛の泣き顔が見たいんですが」

真姫「ナニソレイミワカンナイ」

真姫「ちょっと待って話が全然分からないんだけど」

海未「えぇ、では順を追って説明しますね」


海未「以前の合宿で」

真姫「うん」

海未「リリホワで山頂アタックをして」

真姫「..うん」

海未「凛が泣き出してしまったのです」

真姫「...」

真姫「...」

真姫「...?」

海未「...」











真姫「え?終わり?」

海未「えぇ、なにか?」

真姫「なにかって...どこに泣かせたい理由があったのかサッパリだわ」

海未「え、真姫なら今ので伝わると思ったのですが」

真姫「なんかイラッとくるわね」

海未「では、少し細かく説明しましょう」

真姫「最初からそうしなさいよ」

海未「では」










海未「凛の泣き顔すごい可愛くてゾクゾクしません?」

真姫「あー分かるわー」

海未「流石真姫ですね。」

真姫「なんかいつも元気なのに、いざ泣くと思うとギャップがすごくいいわよね」

真姫「ほのかなんかも似てる感じよね」

海未「そうですね。ほのかも泣いたらかわいいとおもいますね」

真姫「幼馴染だからみたこともあるのよね」

海未「実はあまり無いんですよ」

真姫「え?なんでなの」

海未「泣くことには泣くのでしょうけど、私たちの前じゃ泣かないのですよ」

真姫「家で泣くタイプね」

海未「えぇ見せたくないんでしょうね」

真姫「なら私はほのかを」

海未「私は凛を」

うみまき「泣かせよう」













海未「なにからしたら」

真姫「いいのか分からないわね」

真姫「とりあえず今日一日考えて明日の二人とも実行しましょ」

海未「分かりました、ではさようなら真姫」

真姫「えぇ、さよなら」



真姫部屋

真姫「ふぅ、お風呂入ってサッパリしたわー」

真姫「さて、なにをしたらほのかは泣くのか調べて見ましょう。」

真姫「なにかをするのか、なにかを言うのか、なにかを見せるか」

真姫「なにか言ってみようかしら、ブラックジョークは流石に冗談じゃ済まされないから、ブラックジョーク以外でか」









真姫「泣かすってことはブラックジョーク並みの事を言わないとダメじゃない!」

\\真姫ちゃーん、少しうるさいわよー//

真姫「あ、ごめんなさーいママ!」

真姫「...さて、言う系はほとんどだめね。となると、なにかする系か」

真姫「そのためにはほのかの苦手なものを知る必要があるわね」

真姫「こういう時こそスーパー幼馴染の出番ね」

俺のあいほんの通信速度がワンダフルラッシュしたもんでパソコンから投稿します!

prrrrr
prr
ガチャ


海未「ラブアローシュートです。」

真姫「......ナニソレイミワカンナイ」




海未「そんなことはどうでもいいのです」

真姫「そっちからやり始めたんじゃない、ところでほのかの苦手な物ってなに?」

海未「和菓子ですよ」

真姫「それって飽きただけで苦手ではないんじゃない?」

海未「それもそうですね」

真姫「しっかりしてよ幼馴染」

海未「ほのかの苦手な物ですか」










海未「勉強を沢山やれば泣くんじゃないですか?」

真姫「やってみる価値はあるわね」

真姫「助かったわ、じゃあおやすみ海未」

海未「待ってください。私の方も聞きたいのですが」

真姫「凛の事ね、いいわよ教えてもらったお礼に答えようじゃない」

海未「まぁ、質問内容は同じで苦手な物を聞きたいのです」

真姫「たしか魚が苦手って言ってたわね、あと勉強」

海未「なるほど」












海未「じゃあ山頂アタックした後に魚を食べさせながら勉強でもさせますか」

真姫「容赦ないわね」

真姫「じゃあありがとうね。おやすみなさい」

海未「はい、こちらこそ、おやすみなさい」ピッ


真姫「さて、明日が楽しみだわ」

真姫「もう寝ましょ」

真姫「......」

真姫「.....」

真姫「......」









真姫「眠れない」わくわく

~朝練~

海未「真姫、おはようございます」

真姫「えぇ、おはよ」

海未「どうしたのですか?なんか具合悪そうですけど」

真姫「わくわくして眠れなかった」

海未「子供ですか!」

真姫「仕方ないじゃない!ゾクゾクして!」









海未「わくわくじゃないんですか!?」

凛「真姫ちゃーん、おはよー!」だきっ

真姫「きゃっ!急にダキツカナイデ!」

海未「凛?真姫が怪我でもしたらどうするのですか?罰として放課後は勉強です」

凛「ええ!?確かに凛が悪いけど勉強は関係ないにゃー!」

海未「罰として嫌いな事をさせる事のどこがおかしいのですか」

凛「う、うぅーわかったにゃー!勉強やるにゃー!」じわ

真姫(ちょっと泣きそう、うまくやってるわね)

真姫「ほのかー」

ほのか「なになにー?」

真姫「賭けをしましょう」

ほのか「か、賭け?

真姫「そう。ほのかが勝ったら一週間パンを奢るわ」

ほのか「ほんとっ!?やる!やるったらやる!」

真姫「そして私が勝ったら一週間練習後に勉強ね」

ほのか「え"!?」




















真姫「嫌なの?」

ほのか「嫌だよ!」

真姫「やるったらやる!って言ったのはどこのアホのかだったかしら?」

ほのか「うぅ、分かったよ~。それで勝負の方法は?」

真姫「じゃんけんよ」

ほのか「じゃんけん?ならほのかが勝つ可能性も感じられるね」

真姫「ただし心理戦よ」

ほのか「心理戦?いいよーなんだっていいよ!やろう早く!」

真姫「いくわよ、私はグーを出すわ」

ほのか「私もグー!」

ほのか(真姫ちゃんはほのかがグーを出すと思ってパーを出すからこっちはチョキだ!)

真姫(どうせ『真姫ちゃんはほのかがグーを出すと思ってパーを出すからこっちはチョキだ!』とか思ってんでしょうね)

ほのまき「じゃーんけーん、ポン」

真姫「」グー

ほのか「」チョキ

ほのか「負けた...こっちの作戦はバッチリだったのに...」

真姫「何がバッチリよ...まぁこれで一週間練習後に勉強ね」

ほのか「う、うわぁぁん!海未ちゃーーん!」

海未「ちょうどいいですね、凛と一緒に勉強しましょう」

ほのか「う、海未ちゃーーん!?」

真姫「さ、練習しましょ?」

ほのか「おにー!」

~放課後練習後~

ほのか「疲れたー、早く帰ってシャワー浴びたいよ~」

凛「凛もだにゃ~。夏ってなんで暑いの~」

うみまき「待ちなさい」ガシ

ほのりん「ぎくり」

真姫「今日から一週間」

海未「勉強だといいましたよね?」

凛「ほのかちゃんはともかく凛は一週間なんて聞いてないにゃー!」

海未「ついでです」

凛「扱いがひどい」

海未「はいきびきび歩く」

真姫「早くしなさいよ~」














ほのか「扱いが囚人のそれと変わらないよぅ」

凛「しましまの服を着なきゃいけないにゃ」

~部室~


海未「凛!何度言ったらわかるのです!そこはこっちの公式を当てはめるのですよ!」

凛「難しいにゃー!」シャー!

真姫「ほのかもそこの漢字を間違えてるわ!しかも字が汚くて減点されるわよ!」

ほのか「真姫ちゃんがいつもよりピリピリしてるよー!」

真姫「どういう意味よ!」

海未「凛?もう一度やってみましょうか」にっこり

凛「...」ちら

ほのか「...」ちら

凛「...海未ちゃん、凛喉乾いちゃったちょっと自販機までついて来て欲しいにゃ

海未「ふむ、まぁいいでしょう」

ガタ

バタン

真姫「ほのかは同じ理由で行かせないわよ」

ほのか「え!?なんで!ほのかも喉乾いちゃったよ!」

真姫「海未にほのかの分まで頼んだから」

ほのか「うぐぅ」

ほのか(これじゃ凛ちゃんとアイコンタクトした時の作戦が!~凛ちゃんと同じ理由で部室から出てそのまま逃げる作戦~が!)

凛&海未side

海未「さぁ、さっさとジュース買って勉強に戻りますよ、あ、ほのかのジュースも頼まれましたっけ」チャリン

凛(今にゃ!逃げるならここしかない!)

ガシッ!

海未「どこに行くんですか?凛」ミシミシ

凛「あ、あぁあ"ぁぁぁあ!」ミシミシ!

海未「痛いですか?凛」にっこり

凛「痛いにゃ!すごく痛い痛い!」

海未「どうすればいいか、わかりますよね?」

凛「勉強します!」

海未「よろしい♪」ぱっ

凛「うぅ..」

凛(うぅ、さっきのアイコンタクトでほのかちゃんに「先に逃げるにゃ」って言ったのに...」


※伝わってません。

部室

海未「ただいま戻りました」

真姫「逃げようとしなかった?」

海未「ばっちりしました」

真姫「やっぱり、ちなみにほのかも逃げようとしてたみたいよ」

海未「ほう?ほのか?」

ほのか「しないしない!神様、仏様海未様に誓って!」

海未「まぁ、いいでしょう、続けますよ勉強」

ほのりん「うぇ~」

凛「えーと、サインコサインタンジェント!」

ほのか「漢字難しいよ~」

海未(慣れはじめている)

真姫(なんとかしなきゃ)


海未「凛、少しいいですか?」

凛「なんだにゃー?」

海未「少し気分転換しに山へ行きませんか?」

凛「ちょうど動きたかったから良いよー!」

海未(かかった!)

>>1です
パソコンから投稿
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



真姫(動き始めたわね)

海未「では、出発しますよ」

凛「いっくにゃー!」

バタン

真姫「さ、私たちも勉強やっちゃいましょ」

穂乃果「頑張るよー」

真姫「あ、そこ間違えてるわよ」

穂乃果「うわぁん!」

真姫「泣き言言ってる暇があったら早く間違いを直しなさい」




海未side

海未「凛、前に合宿で山に登ったのを覚えていますか?」

凛「もちろんだよ。あれはひどかった」

海未「再チャレンジです」

凛「は?」

海未「いやだから、あの山に登るのですよ」ニッコリ

凛「」サー

海未「いやー楽しみですね」

~高尾山のふもと~

海未「あ、言い忘れましたが山頂についたらそこでご飯ですよ」

凛「ご飯…山の幸とかかな~?」

海未「ついてからのお楽しみです、ちなみにものすっごくおいしいものです」

凛「ホントかにゃ!?早く山頂いくにゃ!」ダダダ

海未「あ!凛、待ちなさい!バテますよ!」

海未「まったく…」
























凛「」グッタリ

海未「やっぱりですか」




~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ちなみに高尾山のことは全く知らないのでおかしいところはスルーでおねがいします

海未「凛、平気ですか?」

凛「体力を使い果たした感がハンパないにゃ」

海未「しかたありませんね、少しここで休憩します」

凛「ありがと海未ちゃん」

海未「休憩したらすぐ行きますからね」

凛「はぁい」




真姫side

穂乃果「真姫ちゃーん、すこし休憩しない?」

真姫「ん~まぁ少しなら構わないわよ」

穂乃果「やった、ありがと真姫ちゃん」

真姫「休憩したらすぐに再開するわよ」

穂乃果「な、なんか真姫ちゃん海未ちゃんみたい」

真姫「それは褒めているの?それともバカにしてるの?」

穂乃果「褒めてる褒めてる!なんか発言が海未ちゃんっぽいなって」

真姫「最近一緒にいることが多かったからかしらね」

穂乃果「海未ちゃんとなにやったの?」

真姫「ん~テレビみたり、部室で二人で話したりかしらね」

穂乃果「へ~意外と仲が良いんだね!」

真姫「意外とってどういう意味よ...」

穂乃果「えへへ...」

真姫「まったく、ほら休憩終わり!続きをやるわよ」

穂乃果「えぇ~!穂乃果休憩足りないよー!」

真姫「手を動かしなさい」

穂乃果「はぁ~い」カリカリ

更新が遅れてすいません
少し仕事のほうが忙しくて...
開始します
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

海未side

海未「つきましたね、頂上です」

凛「ヤッホー!」

やっほー

やっほ

やっ




凛「決まったにゃ」

海未「バカなことしてないでやりますよ」

凛「や、やるってなにを?」

海未「分かっているでしょう?」ニッコリ

凛「」

海未「勉強です」

凛「うわぁん!」ダッ

海未「逃がしませんよ」ガシ

凛「離せにゃー!」

海未「い・や💛」

凛「ブラックスマイルプリキュア!」

海未「わけわからないこと言ってないで始めますよ?やらないと頭をガシッでやりますよ?」

凛「やります」

海未「よろしい」






真姫side

真姫「ここはこうで、こっちは公式をあてはめなさい」

穂乃果「なんで、一つ学年上なのに数学わかるの」

真姫「私家で暇なときにどんどん先やっちゃうのよ」

穂乃果「そうなの!?信じられない!」

真姫「私は一つ年上の先輩に勉強教えているほうが信じられないわよ...」

穂乃果「うぐっ、ま、まぁそれはさておき真姫ちゃーんここは?」

真姫「あのねー、数学なんて公式さえわかっちゃえば大抵の問題は解けるのよ?」

穂乃果「その公式が難しいんじゃん、バカなの?」

真姫「」イラッ☆

真姫「ならとりあえず公式の勉強をしましょう」

穂乃果「はぁい」

真姫side

穂乃果「ここがこうで、答えはこう!」

真姫「正解よ穂乃果」

穂乃果「やったぁ!頑張ったんだからご褒美ちょーだい!」

真姫「えぇ用意してあるわよ」

穂乃果「ホント!?さすが真姫ちゃん!」

真姫「はい」

ドン

穂乃果「わぁ、でっかい箱...開けていい?」

真姫「いいわよ」

穂乃果「なにが入っているかな~」

【サルでもわかる 高校一年生数学Ⅰ】

穂乃果「真姫ちゃん、これは、いったい」

真姫「できたといっても中三レベルよ、まだまだに決まってるじゃない」

穂乃果「ひどい」

真姫「穂乃果の頭がひどいわ」

穂乃果「もっとひどい!」

真姫「はいはい、始めるわよ」

穂乃果「う、うぅ」じわ

真姫(きたか?)

穂乃果「ひどいよぉ、ぐす、穂乃果それでもがんばったのにご褒美がこれなんて」ぐす

真姫「このままじゃ海未やことりに置いて行かれるわね」

穂乃果「え...ことりちゃんと海未ちゃんに?」

真姫「えぇ、だって高校卒業したら3人はどうするの?」

穂乃果「そ、そりゃ同じ大学に行くよ」

真姫「無理よ」

穂乃果「え!?」

真姫「いまの自分でことりや海未たちの行く大学に受かると思うの?」

穂乃果「う...」ぐすぐす

真姫「じゃあどうすればいいと思う?」

穂乃果「...勉強する」

真姫「じゃあやりなさい」

穂乃果「う、うぅ、.......うわぁあぁぁぁぁぁん!」ビェエエエエエ

真姫(これが穂乃果の泣き顔、ハラショーね)

穂乃果「真姫ちゃんのばかー!そこまで言わなくてもいいじゃん!」

真姫「なんできつく言うかわかる?」

穂乃果「分かるわけないじゃん!分かったら泣いてなんかいないよ!ばーか!」

真姫「アナタよりは百倍マシよ!」

真姫「じゃなくて、私は穂乃果が好きなのよ」

穂乃果「え?」

真姫「大切な友達、だからつい熱が入ってしまったわ」

穂乃果「....」

真姫「やりすぎたかもと反省もしてるるわ、ごめんなさい」

穂乃果「......いいよ。穂乃果のためにやってくれたんだから」

真姫「穂乃果..!」パァァ

穂乃果「だから少しだけ勉強がんばる」にこ

真姫「よくいってくれたわ、さぁやりましょう。」

穂乃果「うん!」

真姫side  ~fin~

海未side

海未「凛、シシャモを食べる手が止まっています」

凛「うぅ、シシャモいやだにゃー」mgmg

海未「凛、この問題はこうですよ」

凛「もういやだにゃー!なんでこんなひどいことするの!」じわ

海未「凛...」

凛「こんな嫌なことばかりされたらなにもかもが嫌いになるよ!」

凛「うわぁぁぁぁぁぁん!」

海未(.................)






















海未(こ れ が 見 た か っ た )




海未「凛!」ガシ

凛「ふぇ?」ぐすぐす

海未「すみません、凛、そこまで嫌だとは思わなくて」

海未「すみません!失望しましたよね」

海未「私はどうかしてました」

海未(主に泣き顔みたさで、ですけど)

海未「大好きな凛にこんなひどいことをしてしまうなんて」

凛「え、え?」

海未「許してもらえないでしょうね、私は永遠に凛の中で悪者として生きていくのです」

凛「な、なに言ってるにゃ!凛だって海未ちゃんのことが 好き だにゃ!」ぎゅー

海未「ありがとう、凛」

海未「とてもうれしいですよ」

凛「海未ちゃん!」

海未「凛!」

ぎゅー

海未side ~fin~

next→ go!

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