京太郎「ヤムチャの対義語?」咲「そうだよ!」【安価】 (1000)




<<須賀京太郎>>
【戦闘力】270
【雀力】 46
【精神力】53
【運】30
【能力】
・【ラナリオン】任意の相手の和了を満貫以上にする(消費20)
・【ラナリオン改】???(消費20)

【クリア項目】
・【ヒロインをゲットする】
・【能力の取得】

【未達成】
・【セクハラ十人斬り】(5/10)
・【麻雀プロテスト合格】
・【岩手妖怪ツアー&久保コーチ攻略】
・【小鍛治健夜の討伐】
・【運カンスト】

【好感ヒロイン】
・龍門渕透華(京太郎の師匠1 相性がいいのは私でしてよ!)
・池田華菜(ハァハァハァハァハァ、お尻もいいし……)
・船久保浩子(元軍団長 京太郎のデータが欲しいよぉ)
・久保貴子(須賀ァァァ!!(外見) 京太郎様ぁ……//(中身))




<<京太郎チーム>
・京太郎(強くなって魔王軍を倒したい&咲を助けたい)
・和(自分の無力を痛感し、敵であるはやりの弟子に)
・龍門渕メンバー(透華と京太郎をくっつけたい)
・風越メンバー(京太郎に美穂子の分も戦って欲しい)
・咏(京太郎の能力を完成させたい)

【目標】
・脱ヤムチャの為にプロテストの合格&強くなることがメイン


<<魔王軍>>
・???(大晦日に早く帰りたいのと、自分より強い奴を見つけたい)
・晴絵(強い選手を育てたい)
・はやり(愉しみたい)
・衣(魔王軍の内情を探る)
・玄(京太郎と再戦したい)
・怜(フナQの敵を取るのと、男を抹殺したい)
・竜華(怜の目的を叶えたい)
・照(家族で暮らしたい)
・仮面の女(なにも無い)
・浩子(破れた為に脱退)
・智葉(大魔王様の言葉に従うのみ)
・雅枝(浩子を倒した少年をあわよくば――)
・洋榎(なんか楽しそうだから参戦)
・絹恵(お姉ちゃんの付き添い)

【目的】
・全国のプロテスト資格者の討伐


<<妖怪チーム>>
・豊音(京太郎と一緒にいたい)
・白望(京太郎を閉じ込めたい)
・塞(京太郎に塞がれたい)
・エイスリン(京太郎を食べたい)
・胡桃(京太郎を幸せにしたい)

【目的】
・須賀京太郎を所有する


 前スレも埋まったのでここまで

 あとエロに関して主人公だというレスがありましたのでお答えします
 エロは全力で、それが私のモットー(エロに関してはランスさんを越える鬼畜王に出来るといいなぁ)

 俺、このシリーズが終わったらダーク京太郎の全国行脚のスレ立てるんだ……(フラグ)


 それとステの修正です




<<須賀京太郎>>
【戦闘力】270
【雀力】 46
【精神力】53
【運】40
【能力】
・【ラナリオン】任意の相手の和了を満貫以上にする(消費20)
・【ラナリオン改】???(消費20)

【クリア項目】
・【ヒロインをゲットする】
・【能力の取得】

【未達成】
・【セクハラ十人斬り】(5/10)
・【麻雀プロテスト合格】
・【岩手妖怪ツアー&久保コーチ攻略】
・【小鍛治健夜の討伐】
・【運カンスト】

【好感ヒロイン】
・龍門渕透華(京太郎の師匠1 むきー! この痴女集団をなんとかして欲しいですわ!)
・池田華菜(ハァハァハァハァハァ、須賀ぁ……もう無理だしぃ)
・船久保浩子(元軍団長 後は須賀京太郎のDNA配列を……ブツブツ)
・久保貴子(須賀ァァァ!!(外見) ほしいの……京太郎様のが……//(中身))


やっと追いついた
1スレ目読んだ時、>>1がとよねぇ八尺様扱いしてて突っ込もうと思ったら
3スレ目の岩手編で皆に山女(姫)だと山のように言われまくっててワロタ
まぁなんもかんも八尺様っぽい格好に描いたつわリッツが悪いんや……
八尺様知らなかった当時は「宮沢賢治系?」と思ってたけど

1スレ目>>749のAA
誰も突っ込んでなかったけど
和の口に含んだ指って、>>737で指で確認してネチョォォとついた暴発汁?

3スレ目>>299
>>286のAAはとよねぇの左目とその周辺よ

義理とか建前とか主役的な行動がどうとかじゃないと思うんだ
本来京太郎が良い子だからこその自然な心に従ってやろうよ
( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!

jud.
雑用しかさせられてなかろうがぶーたれず
忘れられてようが絆を取り戻そうと努力できる
そんな京太郎様だからこそ
危機を知ったならばたとえ九州にいようと長野に駆けつけるのでしょう
そんな姿に人は好意を得てゆくのでしょう
ええ、たとえチンーコが暴走しようとも

ところで京太郎様―――
「無能男」や「(淫汁で)湿った手の男」や「(皮的に)全裸」というあだ名(アーバンネーム)に聞き覚えは?



~清澄侵攻まで残り二日~


 す が け


京太郎「んー」モゾモゾ

カピちゃん「きゅっきゅー」カリカリ

京太郎「ふわぁ、おはよ」ナデナデ

カピちゃん「きゅぅ」スリスリ

京太郎「お前のおかげかな? なんだか体調がすごくいいよ」

カピちゃん「きゅ!」

京太郎「さーて、学校へ行くか」

 咲を救うためにも今は少しでも修行したい
 照さんと戦うには、やっぱり対戦経験のある優希にアドバイスもらうべきかもな

京太郎「そういえば……部長達ってどうなんだろう」

 照さんが言っていた禁雀法を考えると
 俺が無視されていたのもそれが原因の可能性がある

京太郎「一度ちゃんと確認した方がいいかも」ウン

 とりあえず、まずは朝飯を食おう

カピちゃん「きゅぅー」

京太郎「ああ、お前も来い」ホレホレ

カピちゃん「んきゅ!!」トコトコトコトコトコ


 どうするん?  ↓2


1 も ん ぶ ち

2 か ぜ こ し

3 う た た ん

4 き よ す み

5 つ る が

 

もし鶴賀だと
ワハハに会いに、か
モモにどうやって自分を認識させるかを教えてもらいに、か



 ほ う か ご


京太郎「ということなんですけど」

咏「ふんふん、なるほどねー」
 
 色々と気になることがあった俺は東京の師匠の元を訪ねていた
 学校? 勿論行きましたともさー

京太郎「もしかして、みんなの様子がおかしかったのって」

咏「まず一つ」

京太郎「はい」ドキドキ

咏「お前バカ?」

京太郎「えっ」

咏「普通に考えて、そんな一斉に記憶を無くしたりするわけないじゃん」

京太郎「」

咏「脱ヤムチャとか……ヤムチャやチャドだからって別にいない者扱いはされないっしょ」

京太郎「そ、そういえば!」ハッ

咏「それに鉄拳断風や、人気の褐色猫も敵にやられて数年放置されてるし」

京太郎「つ、つまり俺のヤムチャっぽさとみんなの態度は関係ないんですか!?」クワッ

咏「ない」キッパリ

京太郎「和ァァァァァァ!!!」

咏「そいつも十分バカだねぃ」ケラケラ

京太郎「笑い事じゃないですよ!」ビシッ

咏「まぁ、それはともかく。清澄も改変されてる可能性は高いねぃ」

京太郎「ま、マジンガー!?」

咏「ぜーっと。まぁ、見てみないと分からないけどさ」

京太郎「なんてこった……脱ヤムチャの意味ってあるのか」ワナワナ

咏「やらなけりゃ普通にフェードアウトじゃね? しらんけど」

京太郎「どっちにしても必要だったんですね」

咏「それはどうでもいいとして、気になるのはなぜエロ弟子の記憶を消したかだねぃ」

京太郎「そういや、変ですね。そもそも咲をおかしくした理由も分かりませんし」ハテナ

咏「……ま、バカのお前が色々考えても仕方ないね」ワッシャワッシャ

京太郎「おわわっ」

咏「今出来ることをやればいいじゃん。強くなって、みんなを守ってやりな」ポン

京太郎「……はいっ!」

 そうだ
 みんなが俺を忘れていても、俺がみんなを想う気持ちは変わらない

京太郎「今日も修行、お願いします!」






咏「んで、修行のメニューだけどさー」

京太郎「はい!」

咏「正直言って、めちゃ悩んでるんだよねぃ」

京太郎「えっ?」

 悩む? あの三尋木師匠が?

京太郎「またまたー、深く考えてことないくせにー」アハハ

咏「しばく」ベシッ

京太郎「ずびばぜん」ヒリヒリ

咏「お前の基礎雀力は全国クラス……まぁ、運が無いから一線には敵わないんだけど」フリフリ

京太郎「も、もうそこまで!?」ガビィーン

咏「雀力を伸ばすのも頭打ちだし、短期間で強くなるには運を増やすか能力の覚醒しかないねぃ」

京太郎「能力の覚醒!?」ドクン

咏「一番手っ取り早いのは能力の取得だけど、難易度がダンチだし成功しない内に敵が攻めてくる可能性もある」

京太郎「なるほど……」

咏「少しでも強くなって敵に備えるか、イチかバチかのギャンブルに挑戦するか」

京太郎「……」ゴクッ

咏「さぁ、どうする?」

 俺は――

京太郎「お、俺は!」


 どうしたい?  ↓2


1 基礎雀力修行

2 能力取得修行

3 とりあえず咏たんにセクハラヤっておく

BBAはプライド高いんだからとりあえず扱いはアカン




京太郎「うむむむ」

咏「まだかー」ペチペチ

京太郎「いやぁ、一大決心なんですから」

咏「んじゃ、決まったら呼んで。ゲームしとくから」ゴロン

京太郎「あ、はい!」

咏「……ちっ、尻尾切るのめんど」ピコピコ

京太郎「……」ジィー

咏「……ふんふ~ん♪」オシリフリフリ

京太郎「……」ゴクッ

 こ、これは見事なヒップゥライン
 うーむ、撫で回したい

京太郎「(いや、しかし……)」

咏「うらぁぁ! お? よしよし、痺れ肉食え、ほら食え」カチカチカチ

京太郎「(ゲームに夢中だし、もしかしたら気づかれないかも!)」ドキドキ

 
 どうなるふぉい ↓2 


 偶数 割とマジに怒られる

 奇数 成功

 ゾロ目 抜いて貰える



京太郎「……」スッ

咏「ピヨれピヨれ!」カチカチ

京太郎「……」サワッ

咏「んっ」ピクッ

京太郎「……」サワサワ

咏「……何してんの?」

京太郎「……お尻触ってます」キリッ

咏「……なんで?」

京太郎「……そこに、カワイイお尻があったからです」

咏「とりあえず……それやめろ」

京太郎「はい」スッ

咏「……」

京太郎「あの、すいません、お願いが」

咏「なに?」

京太郎「見抜きさせてもらえないでしょうか……?」

咏「見抜き?」

京太郎「はい」

咏「あー分かった、そういうことか」

京太郎「いいでしょうか?」

咏「うーん、たまってる、ってやつなの?」

京太郎「はい」

咏「しょうがないねぃ……いいよ」

京太郎「ありがとうございます」

咏「こっちはゲームやってっから」カチカチ

京太郎「はい」

咏「……まぁ、少しくらいなら触ってもいいんじゃね? 少しだけ」フリフリ

京太郎「お言葉に甘えます」ボロン

咏「(なんか凄く大きい音が後ろで聞こえたような)」

京太郎「……」シコシコ

 サワサワ

咏「んっ……」ビクン

京太郎「……」シコシコシコ

 サワサワサワ

咏「んぁっ……くっ」ブルブル

京太郎「……うっ、ふぅ……」ビュグルルルル

 サッサッ フキフキ

咏「んっ……」クンクン

京太郎「さぁ、修行しましょう」キリッ

咏「大物だねぃ」ハァ


咏「イカくっせー」カチカチ

京太郎「あっはっはっ」

咏「いや、笑いどころじゃなくね?」ドンビキ

京太郎「師匠の尻が悪いんですよ、尻が!」クワッ

咏「い、いいからとっとと修行内容決めろ」カァッ

京太郎「うぃーっす」ポヘー

 師匠の体も堪能したし、そろそろ真面目にやらなきゃな

京太郎「能力か、基礎向上か」

 俺が選ぶべき道は――

京太郎「これだ!」


  どれ? ↓2

1 能力の取得

2 基礎力向上


京太郎「師匠、能力の取得をお願いします!」キリッ

咏「ほぅ?」

京太郎「俺は今すぐにでも強くなりたいんです!」

咏「その気概はよし、問題は実力だねぃ」スクッ

京太郎「それで、新しい能力っていうのは?」ワクワク

咏「聞いて驚け、この技を使えばお前の火力は今の倍以上になる」ニヤリ

京太郎「ぐ、グレート!?」

咏「まじんがー」

京太郎「そ、その能力って一体!?」ワクワク

咏「その名も」

京太郎「そ、その名も!」

咏「フィンガーフレアボムズ」

京太郎「フィンガーフレアボムズ!? なげぇっ!」

咏「FFBでもいいけど、とにかくこれは強力な技になるねぃ」

京太郎「ど、どんな力なんですか?」ワクワク

咏「まずは見せてやっけど、これマジできちぃから一発で覚えること」

京太郎「お、おぉ!」ワクワク

咏「んっ……はぁぁぁ!」カッ

京太郎「!!」ゾクッ

咏「イー・リャン・サン・スー・ウー!」カッ

京太郎「指に、炎が五つ!?」

咏「フィンガーフレアボムズ!!」カッ

京太郎「!?」

 ドガァァァァン!

 ※イメージです

京太郎「す、すげぇ……!」

咏「あー、しんど」フリフリ

京太郎「こ、これって!?」

咏「そっ。自身の和了を上げる呪文を五発も指に込めて放つ技」

京太郎「な、なんて威力なんだ」ビクビク

咏「うまく行けば五段階和了を跳ね上げる。まぁ、ツモしか無理なんだけどねぃ」

京太郎「う、うぉぉぉお!!」キラキラ

咏「ただし、使用する精神力は桁違いだから使用する時には気をつけな」ビシッ

京太郎「は、はい!」

咏「じゃあ早速やってみっかエロ弟子」

京太郎「……フィンガーフレアボムズ、俺に出来るか」ググッ



咏「まずは指先に全雀力を込める」

京太郎「ぬぉぉぉ!」メラメラメラ

咏「収束力が甘い。力も甘い」

京太郎「ぐっ、ぐぅぅぅ!」メラメラメラ

咏「そう、そうやって指先に雀力を集中。それを全部の指に!」ペシペシ

京太郎「(こ、これマジできちぃぃぃ!? 一本でも相当力を持ってかれる!?)」ガクガク

咏「どうした? お前の覚悟はこんなもんだったのかねぃ」

京太郎「っ!」
 
 そうだ、俺はこんな場所でグズグズしてるわけにはいかねぇ
 頼む、俺に力を!!

京太郎「うぉぉぉぉお!!」カッ


 FFB取得判定 ↓1~5の合計 補正+10
 ゾロ目はその数値の二倍 

350以上 で三発Ver取得

400以上 で五発Ver取得




 メラメラメラ ボボボボッ

京太郎「ぐわっ?!」バチィィン

 ドシャッ

咏「あー、雀力が爆散したか」

京太郎「ぜぇっ、ぜぇっ」ハァハァ

咏「全然、ダメだねぃ」

京太郎「たった一本でも、こんなにキツイのか――」

咏「……一応、裏技はある」

京太郎「えっ?」

咏「自分の寿命とか、色々と大事なもんを制約にしないといけないけどさ」

京太郎「そ、それは……」ブルッ

咏「まぁ、私がこんな体なのもそれが原因だし。オススメはしないけどねぃ」

京太郎「……」

咏「お前はまだ若い。急いで強くならなくてもいいんじゃね?」

京太郎「そ、そうですね」

 そうだよ、俺にはまだまだ時間がある
 だから別に急ぐ必要も……

――「……うん、待ってる」――

京太郎「……いや」ザッ

咏「?」

京太郎「もう一度、やります」ボッ

咏「おいおい、無理にやると――」

京太郎「(無理でもやらなきゃいけねぇ!)」

 俺は咲を助けたい
 だから頼む、神様!

京太郎「うぉぉぉぉっ!!」ボボボボッ

 俺に力を貸してください!!



 FFB取得判定 ↓1~5の合計 補正10
 ゾロ目はその数値の二倍 

350以上 で三発Ver取得

400以上 で五発Ver取得




 ボボボボボッ バチィィィン

京太郎「っ?!」ズシャッ
 
咏「……はぁ」

京太郎「ぐぁっ……」フラフラ

咏「今日はもうやめておくんだねぃ、死ぬよ」

京太郎「さ、咲……俺が、助け、て」

咏「うるさい、眠ってろ」ゲシッ

京太郎「っ」バタン

咏「……よいしょっと」ズルズル

京太郎「」

咏「死に急ぐな。お前にはまだまだ先を見てもらわないと困るっつの」

京太郎「し、しょう……お、俺強く……」

咏「やれやれ。可愛いやつだねぃ、全く」クスッ


 フィンガーフレアボムズのヒントを得ました
 咏がいない時にも取得の挑戦ができるようになります

 



 す が け


京太郎「ちくしょぉ……」ズビィー

 折角新しい技のヒントを得たのに情けねぇ
 なんとかモノにして強くならないと

京太郎「お前もそう思うよな?」

カピちゃん「きゅきゅっ!」ペロペロ

京太郎「ん? ああ、この火傷は気にしなくていいよ」

カピちゃん「きゅう?」

京太郎「強くなる為の負傷だからな」ニッ

カピちゃん「きゅっ!」

 ブルブルブル

京太郎「ん? 電話か?」

 でもこの番号……非通知だな

京太郎「一体だれが……?」


 だれやねん? ↓2

 偶数 フナQ
 
 奇数 玄コダイン

 ゾロ目 てるてる

 
 おまけ判定 ↓3

 ゾロ目でフィンガーフレアボムズの次判定+50





京太郎「もしもし? 須賀京太郎です」

?『あっ』

京太郎「? 誰ですか?」

?『ほ、本物の声はやっぱええなぁ……録音しとこ』ブツブツ

京太郎「もしもしー?」キョトン

?『あ、ああ。うちや、うち。雀魔司教、船久保浩子や』

京太郎「船久保さん!?」

浩子『元気しとるー?』

京太郎「え、ええ俺は大丈夫ですけど。船久保さんは?』

浩子『まぁ、ちょっと髪の毛が欲しいくらい』

京太郎「えっ?」

浩子『こっちの話。それよりも、須賀君に言わなあかんことあるんやなーこれが』

京太郎「言わないといけないことですか?」

浩子『雀騎将……宮永照って言うた方がええか』

京太郎「照さんですか!?」

浩子『そう。軍団長の中でも最強言われとる人や』

京太郎「(やっぱり照さんも魔王軍だったのか……)」ギリッ

浩子『そんで、その雀騎将が……もうすぐ清澄を攻めるみたいでな』

京太郎「えっ!?」

浩子『一応、教えてこおもて』

京太郎「そんな……」

浩子『うちが見るに、恐らく明後日やろな。招集会議サボるって、確かな情報もあったし』

京太郎「明後日……」

浩子『しかもうちが抜けた軍団長の穴に、清澄の宮永咲が入るって噂もあるんよ』

京太郎「咲が!?」

 てことは、咲の記憶を消したのも
 全部――連れ出す為だったのか?

浩子『白糸台に転校させるつもりかもしらんし、気ぃつけてな』

京太郎「……ありがとうございます船久保さん。感謝してもしきれないです」

浩子『そ、そう?』ドキン

京太郎「今度お礼させてください。俺に出来ることならなんでもしますから」

浩子『……ナンデモッテコトハアレヤコレヤピーナコトカラプーナコトマデナンデモエエッテコトヤンナソモソモチャントロクオンシトルシ』ブツブツブツ

京太郎「船久保さん?」

浩子『楽しみにしときますー』ククク

京太郎「そ、そうですか? あ、それと一つ聞きたいんですけど」

浩子『?』

京太郎「どうやって俺の番号を……」

 ブツッ

京太郎「……えぇ?」

ん?



京太郎「船久保さんのことはひとまず置いておこう」ウンウン

 とにかく、照さんの目的が咲なのは明白だ
 そして連れ出すのが明後日

 それまでにあの人を越える強さを手に入れないといけないのか

京太郎「……その為にはやっぱり部長達の協力がいるな」

 俺一人だと勝てる可能性は低い
 なんとか協力を仰がないと

京太郎「プロテストの資格は恐らく全員持ってるだろうし……」

 例え俺の記憶が無くても利害は一致するはず
 協力して戦うしか道はない

京太郎「そうと決まれば明日は部活に出よう!」

 それで明後日に備えるんだ!

カピちゃん「きゅきゅ!」

京太郎「おう、頑張るぜ!」


 そ の こ ろ

 カチッ

「オレニデキルコトナラナンデモ……」

浩子「……んふふふ」ニヤニヤ

 バタンッ!

洋榎「なぁなぁ、ちょこっとケータイ貸してー」

浩子「なんで?」

洋榎「充電切れてもうてん。なっ、このとおりや!」パンッ

浩子「ええけど、壊したら弁償やで」

洋榎「ガキやないっちゅうねん! よしよし、これで」

 カチャッ カチャ

洋榎「ひろえーなんばーわーん♪ まさえーはあつげーしょう♪」

浩子「……なにやってん?」

洋榎「テーマソング作りや! ええやろええやろー!!」ドヤァ

浩子「そう……」カタカタ

洋榎「色々候補撮って絹恵に送るんよ。泣いて喜ぶでー」ニヤニヤ

浩子「あっそ」カタカタカタ

洋榎「でもどれもイマイチやな。取り敢えず容量確保しとこ」カチカチ ゼンサクジョ

浩子「あっ。ちょい待ち!!」バッ

洋榎「ん? な、なんや急に!?」

浩子「あ、あぁぁ……! あああああ!!」ギロリ

洋榎「ひぃっ!? な、なに怒っとるん!?」ビクビク

浩子「……」ニッコリ

洋榎「へ?」

 ぎゃああああああああああああああああああ!?

雅枝「仲ええな、あの二人」オチャズズー

データ集めが趣味の人がデータを消された!
これは戦争だな




 よ く じ つ


京太郎「部室、か」

 随分と長い間、ここに来ていなかった気もするな

京太郎「……」コンコン

 ガチャッ

京太郎「すみません」

久「あら?」

まこ「ん? 確かこの前……」

優希「じょ?」

京太郎「(咲と和はいない、か)」

久「何かご用?」

京太郎「あ、えっと」

 やっぱり俺のことは誰も覚えてないか
 でも認識してもらえるってことは、俺の存在感も増してるってことか?

京太郎「(いや、正確には雀力が上がって呪いの効果が薄まってるってとこかも)」

久「?」

京太郎「じ、実は――」

 正直に全部打ち明けよう
 信じてもらえるかどうか分からないけど

 それでも――

京太郎「俺はここの部員なんです」

久「え?」

 
 どうなる? ↓2


 偶数 信じてもらえない

 奇数 一応信じてもらえる

 ゾロ目 全員 呪縛を解き放つ



絶対勝つ!




 せ つ め い ご


京太郎「……という、ことなんです」

久「……」

まこ「な、なんという……」

優希「にわかには信じ難いじぇ」

京太郎「まぁ、当然だよな」

 だけどみんなに嘘を吐いても仕方ない
 正直に打ち明けるしか……

久「須賀君、だったわね?」

京太郎「はい」

久「実は私も……少し前から部活で違和感を覚えていたのよ」

京太郎「え?」

久「なんだか一人足りない、ってね。まぁ、今はさらに二人もいないんだけど」ハァ

京太郎「部長……」

久「それで気になって、先生に部員名簿を見せて貰いに行ったら……あったのよ」

京太郎「!!」

久「そう、君の名前。てっきり、幽霊部員だと思っていたけど……」

京太郎「それが俺だった」

久「正直、まだ全部信じられるわけじゃないけどね」

まこ「じゃが……これで和の奇行も納得じゃな」

優希「ずっと一人で何かブツブツやってると思ってたじょ」

久「和だけその呪法から逃れていたのかしら? 咲もどうかは分からないけど」

京太郎「咲はみんな以上に記憶の改変が激しいみたいで、まるで別人です」

まこ「最後に会った時も、確かに妙じゃったのぅ」

優希「……転校するって、言ってたし」シュン

京太郎「やっぱり。それが照さんの狙いなんです」

 ブルブル

久「ごめんなさい、美穂子からのメールよ」

まこ「確認しとったのか?」

久「一応ね。そう、やっぱり須賀君の言うことは本当みたいね」

優希「こ、こんな奴が私達の仲間だったのか!?」

京太郎「おいおい、酷い言いようだなちんちくりん」

優希「な、何をー!! このバカ犬!!」

京太郎「!?」

まこ「犬?」

優希「あ、あれ? なんで……」

京太郎「(やっぱり、みんな根本は変わらないんだ)」グッ




久「取り敢えず、須賀君の話が本当だとして話を進めるわよ」

京太郎「お願いします」

まこ「相手方、つまり魔王軍じゃが……奴らの狙いは全国のプロテスト資格者」

京太郎「はい。俺は龍門渕さん達と風越、宮守で軍団長と交戦しました」

優希「よく生きて帰ってきたじぇ」

久「そうね、プロの弟子相手に……県予選初戦敗退じゃなかったの?」

京太郎「ちったぁ成長してるんですよ俺も」ニッ

まこ「それはともかく、問題は相手があの宮永照ってことじゃな」

京太郎「咲が洗脳されている以上、こっちの戦力は三人と俺を合わせて四人ですね」

久「相手はどういうスタンスを取ってくるの?」

京太郎「俺が戦った二人は三対一の不利な状況で戦ってくれましたが、照さんも同じとは」

まこ「曲りなりにもわしらは優勝校じゃし」

優希「相手も十分な戦力で来る可能性があるじぇ」

京太郎「そうなると、咲がいないこちらがかなり不利です。和はどうしたんですか?」

久「それが、修行に出るって言って戻ってこないのよ」

優希「しばらく授業も休んでるし……」シュン

京太郎「和、なにやってんだよ……こんな時に」ギュッ

まこ「増援を呼ぶのはどうじゃ?」

京太郎「それなら俺が、龍門渕のみんなに俺が声をかければ!」


久「ちょっと待って」


京太郎「え?」

久「須賀君。これはあくまでうちの問題よ」

京太郎「部長?」

久「須賀君を忘れていたのも、咲が大変なことになっているのを放置していたことも」ギュッ

京太郎「部長、それは」

久「だから、これは私達が解決しないといけない問題よ。清澄のメンバーで」

優希「……私も同意見だじょ」

京太郎「優希!?」

優希「ごめん、まだお前のこと思い出せない……でも、ここで誰かに頼ったら二度と思い出せない気がするから」

まこ「わしも、同じじゃな」

京太郎「染谷先輩まで……」

まこ「京太郎、お前がこれまで一人で頑張っちょったのに……すまんのぅ」

京太郎「いえ、俺は別に」アタフタ

まこ「じゃが、これからはわしらも味方じゃ」

久「私達で咲を……清澄を守りましょう」

京太郎「……はいっ!!」




京太郎「ではみんなで明日に備えて練習をしませんか?」

久「ええ、須賀君の実力も見ておきたいし」

まこ「優希、宮永照の打ち方を覚えちょるか?」

優希「当然。忘れたくても忘れられないじぇ」

京太郎「頼りにしてるぜ」

優希「お前こそ、足を引っ張るなよ!」

久「(なんでかしら……今まで、どこか張り詰めていた空気が弛緩していく)」ホッ

京太郎「よーし、見て驚けー!」

久「(須賀、京太郎……彼がいるだけでこんなにも)」ドクン

 ジャラジャラ

京太郎「来い来い!!」


 どうする?  ↓2


1 能力取得

2 基礎打ち



優希「東場を制するのは私だぁー!」

京太郎「そうは行くか、くらえ!」ゴゴゴッ

優希「!?」

京太郎「ラナリオーン!」ピシャンッ

優希「っ!?」ゾワッ

まこ「(流れが変わった?)」

久「場の操作系ね……驚いたわ」

優希「ぐ、これくらいでこの私の勢いは――」

まこ「ロン、満貫じゃ」パタン

優希「じぇー!?」

久「しかも操作する相手は自分じゃなくてもいいのね」クスクス

京太郎「俺にばかり気を取られたな」アハハ

優希「おのれぇぇ! 次で取り返すじょ!」

久「凄いわね。須賀君がいれば頼りになるわ」

まこ「全くじゃ。これだけ強ければ来年の大会も安泰じゃのぅ」

京太郎「うーん……(だけど、やっぱりラナリオンだけじゃ心もとないんだよなぁ)」

 あの技を取得するしか無い
 あれさえあればきっと――

京太郎「(ちょっと、試してみるか)」ボッ

久「!?」ゾクゾクッ

京太郎「(上手くいけ!!)」ギリッ


 FFB取得判定 ↓1~5の合計 補正60
 ゾロ目はその数値の二倍 


350以上 で三発Ver取得

400以上 で五発Ver取得

再会していきなりアレをやるのか(困惑)

メ・ラ・ゾ・ー・マ




京太郎「イー・リャン……!」ボッボッ

優希「指先に……炎!?」ビクッ

まこ「なんちゅう、雀力じゃ!?」

久「しかも複数!? まさか指の数だけ……」

京太郎「サン……ぐあぁぁっ!?」バチィィィン

 ドシャッ

久「だ、大丈夫!?」

京太郎「あいででで、これまだ練習中なんですよ」ズキズキ

まこ「恐ろしい技じゃのぅ。成功していたらヤバそうじゃが」

優希「(ちょっと漏らしそうになったじょ)」ドキドキ

京太郎「もう少しでコツが掴めそうなんですけどねー」ウーン

久「何かきっかけがいる感じかしら?」

京太郎「はい。くそ、ラナリオンを取得したときはボーナスがあったからなぁ」ハァ

まこ「ボーナス?」

京太郎「ええ、師匠がえっちなご褒美くれるって……」

優希「え?」

京太郎「あっ」

久「……ふーん?」ニヤッ

まこ「(あ、悪い顔しちょる)」

久「ね・え♪ 須賀くぅーん?」ツツツッ

京太郎「ひゃひっ!?」ビクン

久「お姉ちゃん、京君のいいところ見たいわぁ」サワサワ

京太郎「ひ、ヒンヒーン」ビクンビクン

久「もし、次成功したら……うふふ。いいこと、してあげよっか?」ミミフー

京太郎「あひぃぃん」ビクビク

優希「ケッ」

まこ「やんなるのぅ」

京太郎「ぶ、部長!! 俺をバカにしないでください!」

久「え?」

京太郎「俺はそんな誘惑に釣られ――」


 クマー? 


 FFB取得判定 ↓1~5の合計  お情けでもう一回だけ補正60
 ゾロ目はその数値の二倍 

350以上 で三発Ver取得

400以上 で五発Ver取得 
※お情け補正なので+60で到達した場合は無し 補正10で400以上ならおk



咲や照との戦闘中に「ペタン」に目覚める……か

これは久の魅力では足りないと考えるべきか、おもちない子の誘惑でないと調子が出ないと考えるべきか。

ムーミンじゃ色気が足りない(暴論)

京太郎は、キチンと思い出した部長に言って欲しいと思い萎えた
ってことに




京太郎「ふぉぉぉぉ!!」ボボボボボッ

久「わっ!?」

京太郎「ふぁいあああ!」

まこ「ばっ、火力が大きすぎ――」

京太郎「あっ」

 チュドォーン

優希「い、犬ぅー!!」

久「須賀君!?」

京太郎「」プスプスプス

まこ「真っ黒焦げじゃ」

優希「こんがり肉だじょ」

久「あちゃー、やりすぎちゃったわね」テヘペロ


京太郎「ぐぬぬぬ」


 ゾロ目ボーナスで取得しちゃう?
 最初は三発Verですが

 ↓2

1 エロまで温存

2 いいや、使っちゃうね!



1

やはりエロで覚えてこそ横島型ポップでしょう



 そ し て


京太郎「今日はここまでということで」シクシク

久「なんか、色々とごめんなさいね」

京太郎「いえ、いいんです」

まこ「明日が勝負じゃ。ゆっくり休むとええ」

京太郎「そうします」

優希「……い、犬!」ギュッ

京太郎「ん?」

優希「ちゃ、ちゃんと思い出すから。だから、その」モジモジ

京太郎「優希……ああ、必ず取り戻そうな」ポンポン

優希「うん……」

京太郎「……」

 いよいよ明日が勝負だ
 なんとしても咲を、清澄を守りぬく

京太郎「(そして照さん。あの日の決着を――)」



 そ の こ ろ


照「……いよいよ、明日」

 ザッ

照「……」チラッ

?「……」

照「何か用?」

?「……清澄へ行くんですか?」

照「アナタには関係無い」ギロリ

?「あるよ。十分ある、だって、ふふ」クスクス

照「……」

玄「私は――」

 
 なんなの? ↓2


 偶数 須賀君を●したい

 奇数 須賀君と約束したから

 ゾロ目 ヤンヤンデレデレヤンヤンデレデレヤンヤンデレデレ


よし、(頭が)おかしなヒロインが増えずに済んだな!



玄「須賀君と、約束したから」ウフフ

照「……そう、でも邪魔はさせない」

玄「邪魔……?」

照「またあの日のようになりたいのなら、存分に相手してあげる」

玄「へぇ……じゃあお言葉に甘えちゃうのです」


 ゴゴゴゴゴゴッ

玄「新必殺、柔王――」ググググ
 
 ガチャッ

智葉「やめろ」スッ

照「!?」

玄「辻垣内、さん!?」ビタッ

智葉「軍団長同士の許可なき私闘は禁止されているハズだ」

照「……」

玄「で、でも!」

智葉「雀騎将、あの方の勅命を伝える」

照「……なに?」

智葉「宮永咲の引き抜き、及び清澄の殲滅だ」

照「……もとよりそのつもり」

玄「待って、私は!」

智葉「玄コダイン」スッ

玄「っ!?」ビクッ

智葉「大魔王様のお言葉すべてに優先する」

玄「……」ギリッ

 タッタッタッタッタッタッ

照「誰にも……邪魔させない」

智葉「……」




玄「渡さない、須賀君は私が倒すんだもん。絶対に――!」ギュッ




●の中が「犯」なら危険「殺」でも危険「愛」なら……




―清澄 襲撃の日―


 な が の え き


照「……遂にこの日が来た」

 ザッ

淡「はいはーい、空雀騎の淡だよー! いえぃ!」バーン

誠子「海雀騎、誠子」ドドーン

菫「陸雀騎……菫」ジャーン


照「……一人足りない?」

菫「枠の都合だ」

照「そっか」

菫「すまない……」




??「なんでだろう、お茶がしょっぱい……」シクシク




淡「まぁ、私一人で楽勝だけどねー清澄なんて」エッヘン

誠子「侮るなよ。うちは負けてるんだから」

淡「そんなのサキがいたからに決まってんじゃん」

誠子「そりゃ、まぁそうだけど」

淡「ついでに須賀京太郎ってのも相手できたらいいなー」エヘヘ
 
菫「随分とご執着だな」

淡「うん、だってザコの癖に軍団長を倒したんでしょー? 面白そうじゃん!」キラキラ

照「淡」

淡「はいはい、分かってるってもー」

照「……それじゃあ、行くよ」ザッ

 標的は清澄
 目的は殲滅

照「雀騎将、宮永照――参る」キリッ

菫「(お菓子の屑が付いてなければ締まるんだが)」ウーン

淡「(テルを出し抜いて須賀って奴をボコっちゃおーっと)」ニヒヒッ




 き よ す み


咲「……これはどういうことですか?」グルグルマキ

久「悪いわねー」

優希「これで動けないじょ」

咲「……」

京太郎「辛いだろうけど、少しの間我慢していてくれ」

咲「……理解しかねます」

まこ「みんなお前さんを守りたいってことじゃ、咲」

咲「? 私は姉と共にいるべきだと思います」

京太郎「それを決めるのは照さんじゃない。お前自身だ」

咲「だから私は――」

京太郎「……信じろ」

咲「!」

京太郎「必ず、俺がお前を助ける」

咲「……それは不可能です」

久「あら、どうして?」

咲「恐らく、ここに来るのは姉と……その三人の配下」

優希「三人の配下?」

咲「大星淡、亦野誠子、弘世菫」

京太郎「!!」

久「ある程度予想通りね……厄介だわ」

京太郎「……」

咲「低く見積もっても、このメンバーで倒せるとは到底思えません」

まこ「そうかもしれん。じゃが、だからといって逃げるわけにもいかんじゃろ」

咲「……」


京太郎「(あの四人……確かに、咲抜きで勝つのは無理かもしれない)」

 でも、もし俺が――

京太郎「……」ブルブル



久「(でも、確かに咲の言うとおりね)」

まこ「(せめて、和がおれば……!)」

京太郎「……」ググッ

優希「っ……」ブルブル

京太郎「ハッハッハッハッ!!」

咲「?」

久「須賀君……?」

京太郎「フフフフッ……だめだだめだ! こりゃもう打つ手無しですよ」

優希「……きょ、京太郎?」

京太郎「悪いすけど、俺はムダ死にはごめんです。一足先にトンズラさせてもらいますね」スタスタ

まこ「なっ!?」

京太郎「後はてきとーにやってくださいね」

久「な、なんですって……!? 突然何を言い出すのよ!!」

京太郎「とっとと逃げるって言ったんですよ。敵がそんなに凄いんじゃ抵抗するだけムダですし」

まこ「お前っ!」

京太郎「バカらしくてやってられませんよ」ククク

まこ「京太郎、おまえ自分が何を言っているのかわかっちょるのか!?」

京太郎「分かってないのは先輩達ですよ。肝心の咲はこの調子」

咲「……」

京太郎「和もいないし、相手は最強の白糸台ときました。一戦交えるなんて正気の沙汰じゃないっすよ」

まこ「たとえ勝てなくても仲間の為に戦うと決めたんじゃないのか!?」

久「そうよ! アナタは私達の仲間だったんでしょ!? こんな咲を放って逃げるなんて本気!?」

京太郎「へっ、心配いらねーっすよ。どうせこいつは魔物、照さん達の仲間なんですから」クシャッ

咲「……」ウツムキ

京太郎「照さんに返したっていいじゃないですか? 大事にしてもらえますよ」アッハッハッハッ

久「っ!!」

 パアン!!

京太郎「……」ジンジン
 
久「いいわ!どこへでも行きなさい! アナタみたいな人の力は借りないわ!」キッ

京太郎「……そりゃどーも」スタスタ

 ガチャッ

京太郎「ありがとうございました!!」ダダッ

優希「京太郎!!」

まこ「待たんか京太郎!!」

久「いいのよ、まこ!」

まこ「じゃが!?」

久「……っ」ジワッ


まじかよ京太郎最低だな



久「……私、信じてたわ。須賀君がちゃんと私達の仲間だって」ツゥー

まこ「……」

久「懐かしもあったし、温もりも感じた。きっと最後まで頑張ってくれると思ってたのに……」

まこ「……くっ」ジワッ

久「あんな自分勝手な人だったなんて!」ゴシゴシ

まこ「一体どうしたんじゃ? 昨日のお前はどこに……京太郎!」


咲「きょう、たろう……?」


 そ と


優希「京太郎!!」

京太郎「……優希」

優希「嘘、だったのか?」

京太郎「……」

優希「私達のこと、仲間だって話してくれたこと……頑張ろうって言ってくれたことも!」

京太郎「ああ、そうさ」

優希「私……嫌いだ! お前のこと、嫌いになったじぇ!!」ポロポロ

 ダッ タタタタッ

京太郎「……悪いな優希」ブルブル

 みんな、ごめん
 どうせ俺一人で行くって言っても、止められるだけだ

 今の俺に出来るのは刺し違えてでも照さんを倒して、咲を元に戻すこと
 それが出来なくても戦力を減らせれば――みんなにも勝機がある

京太郎「だから――後は頼んだぜ!!」


 ダダダダダダ!!



 き よ す み ち か く


照「この近く」

菫「なるほど、長野はいい空気に包まれているな」

誠子「いい雀士が育つわけですね」

淡「そう? 田舎すぎてつまんなーい」

菫「お前は少しこういう場所で」クドクドクド

淡「うひー、こんな場所でも説教やめてよ」

誠子「相変わらずだな、おい」

照「……ん」ピリッ

菫「照、どうした?」

照「近くに……強い気配を感じる」

菫「何?」

照「この感じは……来たんだね」

淡「来たって何が?」


 ザッ


京太郎「待てよ、アンタ達……!!」

淡「!?」バッ

誠子「こいつは……?」


京太郎「ここから先は、通さねぇ……!!」

照「へぇ……少しはマシになったんだ。京ちゃん」

京太郎「そういう照さんは、ちっとも胸がマシになりませんね」

照「……」

京太郎「……」

 バチバチバチバチ

淡「あれが……須賀、京太郎!!」ニィィィ

菫「一人でくるとは、愚かな」

誠子「……」


京太郎「さぁ、相手してもらいますよ」

照「……すぐに終わる」

京太郎「(頼む、どうか俺に力を貸してくれ咲!)」

 お前を、仲間を守るために!

京太郎「(俺に、ひとかけらの勇気を!!!)」



 遅いのでここまで
 次回、清澄外の死闘


<<須賀京太郎>>
【戦闘力】270
【雀力】 46
【精神力】53
【運】40
【能力】
・【ラナリオン】任意の相手の和了を満貫以上にする(消費20)
・【ラナリオン改】???(消費20)

【クリア項目】
・【ヒロインをゲットする】
・【能力の取得】

【未達成】
・【セクハラ十人斬り】(5/10)
・【麻雀プロテスト合格】
・【岩手妖怪ツアー&久保コーチ攻略】
・【小鍛治健夜の討伐】
・【運カンスト】

【好感ヒロイン】
・龍門渕透華(京太郎の師匠1 で、出番が……出番がありませんわ)
・池田華菜(うがああああ須賀ァァァァ!! あぁぁっ、あんぁ、あぁぁぁあ!?)
・船久保浩子(元軍団長 あの従姉妹ほんま使えんわぁ)
・久保貴子(池田ァ……Mってのも中々いいもんだな)

 

乙、謎の占い師さんかおもち鑑定士さんあたりがくるんやろ(適当)

次回「京太郎、死す」
麻雀ファイト・レディーゴー!

申し訳ないが過度な展開の先読みはNG


 やっとステ出来ましたー
 今回はとにかく、生き延びてアイツの到着を待ちましょう


<<大星淡>>
【戦闘力】370
【雀力】60
【精神力】02
【運】70
【能力】
・【ベタン(バスト)】自分以外の和了判定-50(強制)
・【???】自分の和了判定+100 点数は跳満確定(??)

<<亦野誠子>>
【戦闘力】350
【雀力】60
【精神力】50
【運】40
【能力】
・【凍える飛沫】自身の和了判定+30 放銃判定一段階ダウン 点数判定-20(強制)  


<<弘世菫>>
【戦闘力】390
【雀力】65
【精神力】70
【運】65
【能力】
・【ロン・ベルクの魔弓】自身のロン和了の相手を好きに指定できる(消費20)

<<宮永照>>
【戦闘力】450
【雀力】75
【精神力】90
【運】75
【能力】
・【照魔鏡】東一局は和了れない 以後能力による和了以外では放銃しない(強制)
・【ツモブレイク】連続和了数×20 和了判定増加 点数は必ず前回の一段階上となる(消費30)
※ただし連続和了が切れると全て元通りとなる
※精神力の消費は一度発動してから効果が切れるまでで30
・【???】まっくすばとるふぉーむ(詳細不明)

<<須賀京太郎>>
【戦闘力】270
【雀力】 46
【精神力】53
【運】40
【能力】
・【ラナリオン】任意の相手の和了を満貫以上にする(消費20)
・【ラナリオン改】???(消費20)



 判定の変更点 点数に関係するのは戦闘力ではなく雀力
 点数判定のコンマゾロ目はその数値の二倍扱いとします


【点数判定】

 コンマ+(和了者の雀力-放銃者の雀力)

 ※ツモの場合は一番戦闘力の高い者が放銃者扱い

コンマ  子 親
00~09 1300 2000
10~19 2000 3000
20~29 2600 3900
30~39 3200 4800
40~49 3900 5800
50~59 5200 7700
60~69 6400 9600
70~79 7700 11600
80~89 満貫
90~99 跳満
100~119 倍満
120~149 三倍満 
150以上(取得コンマ99) 役満




【勝利】
・東四局まで耐え切る(Normal)
・一回でも京太郎が和了る(good)→トロフィーゲッツ
・京太郎が淡に直撃を当てる(Verygood)→トロフィー&ヒロインゲッツ


【敗北】
・京太郎の持ち点が無くなる(再チャレンジ)


一回耐えたら終わりかな?(錯乱)

なんや無限ループなんか安心やな!(白目)






 き よ す み 


淡「んっふっふ」ニヤニヤ

誠子「へぇ、結構かっこいいね」

菫「見た目で油断するな。照が成長したと言うだけの実力はあるだろう」

照「……」ズズズ

京太郎「……」ブルッ

 この四人――やっぱただもんじゃねぇ
 今まで戦った軍団長よりも、遥かに――!?

照「じゃあ、やろうか」ズイッ

京太郎「うっ、あっ」ジリッ

照「すぐに、楽にして――」



淡「すとぉぉぉぉっぷ!」グイッ

照「」ガックン

 ズテンッ

菫「て、照!?」

京太郎「!?」

照「……痛い」スリスリ

淡「ねねっ、目的はこいつじゃなくてサキでしょ? だったらテルは先に行きなよ」ニコニコ

照「え?」

淡「大体五人じゃ打てないし、照だけ先に行けば万事おっけー? 敵な?」

誠子「おお、淡がまともなこと言ってる」

菫「ああ、珍しくな」

淡「こらそこー!! こっちは真面目なんだぞー!」プンプン

照「……でも」ジッ

京太郎「……」キッ

淡「だいじょーぶ、いっちょ揉むだけだから? ね?」ニコニコ

照「……うん、分かった」テクテク

京太郎「待て! 照さん!」

照「この三人を倒してこれたら、相手してあげるよ」タタタタッ

京太郎「くっ!」

 ザッ

菫「おっと、君の相手は私達だ」

誠子「一応君も資格者らしいからね、交戦は許可されてるよ」

淡「にひひひっ」ニヤニヤ


京太郎「ぐっ!?」


揉まれる!?
まさかの貞操の危機!!



京太郎「(まずい、本命の照さんだけ逃がしちまった)」

 でも、照さんだけならあの三人がかりで勝てるかもしれない
 なら今の俺のやることはただ一つ

京太郎「分かりました、やりましょう」

菫「話が早くて助かる。では、そこの雀荘にでも入ろうか」

京太郎「ええ」

淡「わー、なんか男をホテルに連れ込むみたいに見えるよー」ニヤニヤ

菫「な、なぁっ」カァァァ

誠子「味方を動揺させてどうすんだ」ペシッ

淡「あたー!」

京太郎「……(意外となんとかなるかもしれない)」

菫「ご、ごほん。須賀君、さぁ入ろうか」キリッ

京太郎「あ、はい」

 テクテク ウィーン ラッセー

菫「こちらは三人がかりだが、安心して欲しい」

京太郎「え?」

菫「私達は仲間であると同時にライバルでもある、よってたかって君を狙うことはしない」

淡「私の一人浮きで終わらせるもんねー」

誠子「ま、一番優先度高い相手が君であることに変わりないけど」

京太郎「……」ググッ

 俺にできることは時間稼ぎ
 とてもじゃないが勝つことは不可能だろう

 あわよくば同士打ちを誘発できればいいんだけど……
  
菫「さぁ、やろうか」

誠子「さーて、軍団長を倒したっていう実力を見せてくれ」

淡「私が勝ったら子分にしてあげる」ンフフ

京太郎「冗談じゃねぇ」キッパリ

 大星淡、こいつが非常に厄介な相手だ
 あの咲すら苦戦した――強敵

京太郎「(それでも、負けられねぇんだ!)」


 バトル スタート





菫「さて、まずは親決めだな」

誠子「どうなるかなー」

淡「起家こーい!」

京太郎「(最初は様子見したいし、出来れば起家は避けたいけど……)」


 さぁ、どうなる?


親決め 

淡 ↓1

菫 ↓2

誠子 ↓3

京太郎 ↓4

 数字の大きい順

クスクス




 東一局 誠子の親


誠子「お、私の親か」

淡「ぐぬぬぬ」

菫「君はラス親か、そこまで生き残れるといいな」

京太郎「……くっ」

 言ってくれるぜ
 だけど、まだ勝負は始まってもいないんだ

京太郎「勝ちますよ、俺は」

淡「ふーん? 威勢がいいねぇ」ニコニコ

京太郎「なに?」

淡「そういうのは、これを受けてからにしなよ」スッ

菫「いきなり、か」フッ

淡「大地に眠る力強き精霊たちよ……今こそ我が声に耳を傾けたまえ」ブツブツ

京太郎「この呪文は……!?」

誠子「(雰囲気出るからって適当にやってるだけらしいけどね)」

淡「重圧呪文(ベタン)」カッ

 ドガッ ボゴォォォン!!

京太郎「がっ」ズシッ

 な、なんだよこれ?
 体が重くて、思うように動け――!?

京太郎「(こんなの、ほかの連中も?!)」

誠子「おいおい、これ肩凝るんだぞ」

菫「全く」ハァ

淡「へいへーい」

京太郎「(平気なのかよ?!)」ズゥーン

 こんなんじゃ、まともに打てるもんも打てねぇっての

淡「さぁーて、殺戮ショーのはっじまりだよー!」ニヤニヤ

菫「悪い癖がでなければいいが……」ハァ




【和了判定】 ※ゾロ目はその数値の二倍として扱う (コンマ×2×ゾロ目の場合さらに2)


誠子 330 ↓1

淡 370 ↓2

菫 340 ↓3

京太郎 220↓4

蒼破刃



 ゴゴゴゴゴゴッ


京太郎「がぁっ……ぐぁぁぁ」

※イメージです

菫「ひと思いに楽にすればいいものを」ハァ

誠子「思いやりがないよなぁ」

淡「あはははっ! 潰れろ潰れろー!」ケラケラ

京太郎「じょ、冗談じゃねぇ……!」グググッ

淡「およ?」

京太郎「こちとら、負けられない理由があんだよ……」キッ

淡「!?」ビクッ

菫「ほう、この中で動けるのか」

誠子「やっぱり只者じゃないらしいですね」

京太郎「く、くらえこの生意気娘が……!」プルプル

淡「へ、へへーん! いくら強がってもまともに打てないじゃん!」

京太郎「(頼む……行ってくれ!!)」カッ

淡「この私に当てようなんて100年経ってもむりむりー!」


【放銃判定】 ↓2

00~19 菫

20~49 淡

50~89 誠子

90~99 ツモ


この距離……取ったぞ!

瞬間的に終わっててわろた




京太郎「積み上げる、牌を!」カッ

淡「う、うそ! そんな……」

菫「(手が早い! 安全圏をこの速さで抜けるとは……)」

誠子「あーあ、変なフラグ立てるからぁ」

淡「ふ、ふーん? 少しはやるかな?」

京太郎「……」ブツブツ

淡「で、でも! この私当てようなんて一万光年早いかな?」フフフ

菫「あっ」

誠子「そのセリフは……」

京太郎「負けフラグなんだよ、三下!!」

淡「!?」


【点数判定】

 コンマ+(46-60)=-14

コンマ  子 親
00~09 1300 2000
10~19 2000 3000
20~29 2600 3900
30~39 3200 4800
40~49 3900 5800
50~59 5200 7700
60~69 6400 9600
70~79 7700 11600
80~89 満貫
90~99 跳満
100~119 倍満
120~149 三倍満 
150以上(取得コンマ99) 役満


 ↓2 ラナリオンを使うか否か 

※満貫以下の場合満貫に出来ます
※自力で行った場合は精神力消費しません
 
1 使う

2 使わない

 点数判定↓3 -14


さぁ、殺戮ショーが始まるらしいぞ
要チェックやぁ!




京太郎「天空に散らばるあまたの精霊たちよ……!」ゴゴゴッ

淡「なっ!? こいつも呪文を!?」

誠子「(だから呪文ってなんだよ)」

京太郎「我が声に耳をかたむけたまえ!!」

淡「うそ、こんな上級呪文を!?」

誠子「いやいやいや」

京太郎「ラナリオーン!!」カッ

 ビシャァァン!

京太郎「待たせたな……」バチバチッ

菫「雷を宿したか」フッ

誠子「(え、この人もそっち系なの?)」

京太郎「くらえぇぇ!!」

淡「ひっ!?」

 ドゴォ!

京太郎「ロン! 8000だ!!」デーン

淡「ぐあぁぁぁぁっ!?」

菫「あ、アワインディー!!」

誠子「あっ、やっぱノリノリなんだ」

京太郎「どうだ、なめやがって……!」ハァハァ

淡「……」プスプス

京太郎「(通用する、俺の麻雀はこいつらにも……!)」


淡「うっ……ぐすっ」ジワァァッ


京太郎「へっ?」

淡「ゆ、ゆるさ、なっ、ひぐっ、……こいつ、こ、ころ、殺してやるっ!!」キッ

京太郎「な、何泣いてんだよ!?」アセ

菫「ふっ、馬鹿な男だ。下手に攻撃しなければ楽に死ねたものを」

誠子「……」ドンビキ

淡「あれ、使うよ? いいよね、もうブチギレたよ、私」ゴゴゴゴゴゴッ

京太郎「なっ?!」

 まさか、さっきのが能力の全てじゃなかったのか!?」

淡「……ねぇ、須賀京太郎だっけ?」

京太郎「あ、ああ」

淡「覚えておいてあげる……」ゴシゴシ

 ぞわっ


淡「墓標に刻む名前として、ね」

京太郎「!?」

GSで例えてくれないか?

>>480
今、淡が「見てるかい、ママー!」と雪之丞的に本気出す気になった

>>480
ルシオラのためにアシュタロス倒そう、強くなろうと人間側に戻ってきて
シミュレーターだと思ったまま美神と戦って「本物じゃないから弱いのか」と勝っちゃう感じ?

と思ったけど>>483のおかげで
サイキックソーサーを姑息に使ってぶち当てた感じにしか思えなくなったぞどうしてくれる

にほんごきょうしさんに突っ込まれる前に言っておく
姑息の使い方間違いましたごめんなさい



 東二局 淡の親


<<大星淡>>
【戦闘力】370
【雀力】60
【精神力】02
【運】70
【能力】
・【ベタン(バスト)】自分以外の和了判定-50(強制)
・【???】自分の和了判定+50 点数は跳満確定(??)


※ 淡のダブリー270度の性能を変化 
  オサレネーム思いつかないので募集してます 初代遊戯王、GS、ダイ大が元ネタだと嬉しい



淡「この技にはまだ名前が無い……!」ゴゴゴゴゴゴッ

京太郎「(すげぇオーラだ)」

淡「粉微塵にしてやるっ!!!」カッ

菫「困ったやつだ」フッ

誠子「ああ、そうですね(一応乗っておこう)」オズオズ

淡「次は私の親だ!! 覚悟しろキョウタロー!」

京太郎「へっ! そう簡単にくたばってたまるか!!」



【和了判定】 ※ゾロ目はその数値の二倍として扱う (コンマ×2×ゾロ目の場合さらに2)


誠子 330 ↓1

淡 420 ↓2 和了は跳ね確定(ただし京太郎のアレを使えば……)

菫 340 ↓3

京太郎 220↓4







 ズゥゥゥン

京太郎「相変わらず、体が重てぇ!!」

淡「それだけじゃないよ、私はもう……! リーチ!」カッ

京太郎「!?」

淡「んふふ、ダブリーだよ?」クスクス

菫「安牌も分からない状況、こちらはウーシャンテン」

誠子「さらに厄介なのが……」

淡「カン!」バラッ

京太郎「(これは確か!?)」

 和了った時にカン裏が乗って跳満確定の技だ!?

淡「あははっ! 終わりだよキョウタロー!!」

京太郎「(いや、待てよ)」ピタッ

 もし、あの技を使えばどうなるんだ?

京太郎「これは、やるっきゃないか?」ボソッ

菫「? なんだ、何を考えている?」

淡「何をしたって無駄無駄ァァ! 私のこれが破れるわけ無いもん!」

誠子「あっ」

菫「アワインディー……」


 【ラナリオン 改】 発動しますか?


 ↓2


1 使う(むしろここで使うのが最高にかっこいいとおも……)

2 使わない


珍しく、ほんとに珍しく「おまかせあれ」さんのコンマが仕事したというのに5番目だったとは
マーニーはもう連載終わっちゃうから任せられないよ

ごめ 1

硬い防御に攻撃翌力ならGSの魔装術あたりでいいんでね?



京太郎「そうだ、やるしかない!」カッ

淡「今更何するつもりー? あはーん?」

京太郎「天空に散らばるあまたの精霊たちよ……」ブツブツ

菫「なに?」ピクッ

誠子「その技は確か……」

淡「あはは! おかしくなった? その技は自分の手を上げる技でしょ?」

京太郎「……我が声に耳を傾けたまえ」

淡「いくら手を上げても和了れなきゃ意味ないし!」

京太郎「ばーか、俺が打つのお前だよ」ニッ

淡「へっ?」

京太郎「ラナリオーン!!」カッ

 ピシャァァン!

淡「んっ、あぁあっ、はぁぁんっ!?」ビクビク

菫「アワインディー!!!」

誠子「えぇー!?」

淡「」プスプス

京太郎「さぁ、続きだ」

菫「馬鹿な、アワインディーになぜ火力を上げる技を?」

誠子「あの、そのあだ名もうやめません?」

淡「むむっ! どうせ私は跳ねるの確定だし? ばーか!」

京太郎「……さて、そいつはどうかな?」

淡「え?」

京太郎「続ければ分かるさ」

淡「ふんだ。カンした以上、あと2~3巡で和了のは確定して――」


菫「もしかして、あの技の正体は――」

 
 す う ふ ん ご


淡「そ、そんな……」

京太郎「テンパイ」

菫「追いついたが、遅かったか。テンパイ」

誠子「いやいや、正直驚いてますって、テンパイ」


淡「なんで、どうして? なんで和了れなかったの?」ブツブツ

菫「やはり、貴様か! スッガ!」

誠子「もうマジで黙っていてくださいよ、ホント」

菫「なぜだセイコーン!?」

誠子「黙れ」

淡「じゃ、じゃあ本当にキョウタローが?」ワナワナ

京太郎「……またまたやらせていただきましたァン!」ニッ


>>531
魔装術ありかも
雪……いや「淡之丞」待ったなしになるな
ありだ
菫さん、ダサいアワインディーからの改名お願いします



淡「どうして!? どうして和了れなかったの!?」

京太郎「俺のラナリオンは、元々は天候を操る呪文だ」

淡「それで雨雲を呼んで、雷を宿して火力を上げるんじゃ!?」

京太郎「最初のはな」ニカッ

淡「えっ?」

京太郎「見てみろよ、お前が雷で打たれたあとの空を!」

誠子「(いや、天井しかないけど)」

淡「は、晴れてる!?」

誠子「えっ」

菫「なるほど、そういうことか……やはり天才か」

誠子「どういうことだってばよ……」

京太郎「雷のラナリオンは対象の和了を満貫以上にする技」

淡「それなら!」

京太郎「そして雨雲を消す、晴れのラナリオンは相手の和了を満貫以下にする技だ」

淡「!!」

京太郎「つまり、火力ダウンの技ってわけ」

淡「じゃ、じゃあ!」

京太郎「そう。本来なら満貫以下で和了だったハズだけど、お前は自分の能力で跳満を確定しちまった」

淡「!!」

菫「そうか。裏が乗る以上、満貫以下になれない淡は……和了を放棄するしか無くなる」

誠子「こいつ、そこまで考えて……!?」

淡「あ、ぁぁっ、う、うそ、嘘だ! わた、私の親が、こんな、こんな奴に!!」

京太郎「へっ、これがラナリオンの使い方!」

 ザッ!

京太郎「チョウのように舞い、ハチのように刺す!!

淡「!!」

京太郎「そんで改でゴキブリのように逃げる」コソコソ

菫「この卑怯者が!!」

京太郎「勝てばいいんですよ!!」

淡「全力を出して、出し抜かれた……この、このアワインディーが……」ブツブツ

誠子「気に入ってたのか……」

淡「うぅっ、ヒック、うそだ。嫌だ、ぐすっ、負けたく、ないよぉ」ジワァァ

京太郎「(まぁ、もうラナリオン打つ力残ってないんだけどな)」

淡「うわぁぁん」ビエーン

菫「アワインディーの心が砕けたか」

誠子「精神力低いですからね」





ぞろ目とラナリオン改で2回うまくいっただけで
基礎力違いすぎて単独撃退はきついと思う


淡「ママー!!」

菫「落ち着け」ポンポン

淡「うわぁぁん!」

京太郎「よし、このまま押し切るぞ……」

誠子「くっ」

菫「いや、そうもいかないんだろう?」ニヤリ

京太郎「え?」

菫「その技ももう打てないようだしな」

京太郎「なっ!?」ドキッ

菫「見れば分かる。随分とこの二局で無理をしたらしい」

京太郎「そ、そんなこ……と?」フラァ

 ガクガク

京太郎「あれ……? 視界が」ボヤァー

 バタン

淡「へっ?」

京太郎「か、体が……」

菫「能力はともかく、地力が違いすぎたな。体が悲鳴をあげている」

誠子「なるほど、無理をしていたからここまで食いつけたわけね」

京太郎「そ、ん、な……」

菫「さて、これで君に打つ手は無くなったわけだが」

淡「ふ、ふふっ! あははは!! 残念だったね、キョウタロー!!」ニィィィ

京太郎「ぐぅっ……」

淡「でも、安心して。負けても生かしておいてあげるから」クスクス

菫「淡?」

淡「ねー? こいつ貰ってもいいでしょ? 私の弟にするんだー」

誠子「え?」

菫「なんか変なスイッチが入ったみたいだな」

淡「よーし、さくっとボコって連れて帰っちゃうぞー」ワクワク

京太郎「じょ、冗談じゃ、ねぇ……っての!」フラフラ

淡「私のことは賢姉か、おねえちゃんって呼べ」ペチペチ

京太郎「ふざけ、ろ」

淡「んー? 返事が違うなぁ」ペシペシ

京太郎「うぅぅっ」


菫「淡のやつ、どうしたんだろうか」

誠子「私はアナタの変貌の方が気になります」

戸次先生自重



京太郎「やめ、ろ……」

淡「じゃあ続ける? ふふ、トバされるよりおとなしくしたほうがいいと思うけど?」

京太郎「そ、それでも……」

淡「……」グリグリグリ

京太郎「ぐぁっ!?」

淡「言うこと聞かない子はおしおきかなぁー?」ボソッ

 ゴゴゴゴゴゴッ

菫「次で決める気か」

誠子「まぁ須賀はもう打てないようですし」

淡「じゃあ、覚悟してね」

京太郎「万事休すか……!」

淡「眠っちゃえー!!」ゴッ

 ガシィィッ

?「……」ガギィィン

淡「!?」ギリギリ

菫「なっ……何者だッ!?」

 ザッ

京太郎「うっ……」フラァァ

?「……」ガシッ

京太郎「(だ、だれだ……?)」フニュン

?「大丈夫ですか、須賀君」

京太郎「……!」

 ドクンッ

京太郎「……へっ! よりによって、一番助けられたくねぇ女に助けられちまったぜ……!」

?「そうですか」


         ___ -= : : ̄ ̄ =- .    _
         /:::/  . : : :       \ /::::人
      r‐:::::ヘ/   : : : :      r─=ミ/::::〈
     ノー─/                  |:::::::::::::》-=ミ}___
    〉:::::/   /: :/ : : | . : :. : :|   i \::::::::::|\:::::::::::::>
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    八  i: :| :iァテ外 \:| ァテ笊芥ハ:i ル' |: : 八: \: :\  \  =-
.   /::::::\{八从 V(ソ  \  V (ソ ム/  八: : . \ : : : : \ニ=- _
   '⌒¨¨|: : i :∧ ::::::  、   ::::::: /{ミx   \: : . \ : : : : : : : : : : .  ̄
.        |: : .i rj入   _ _     /  /ニニ=-  \: : . \ : : : : : : : : : : :
      |  i / :|ニニ>  __ ,.     :/ニニニニ=-. \: : . \: : \: : : : : :
        ,  i | :|ニニニニト、 ヽ _/二ニニニニニ\\: : . \: : \ : : :
.      /   ∧八二ニニニ|=‐----/ニニニニニニニ=-ヘ, \: : . \: : \
     /  / ∨ \ニニニ|    /ニニニニニニ=- /⌒i   \: : . \: : :
.    /   /   ∨\\,ニ|   /ニニニニ=-.:/ /    \  \: : : : : :


和「それは悪いことをしましたね」




 ヨロッ

京太郎「へっ、い、一応礼だけは……言っとくぜ和」ハァハァ

菫「原村和!」

誠子「……くっ」ギリッ

淡「こいつ、私の弟を……!」グヌヌ

和「須賀君、随分と実力に見合わぬヤムチャをやったものですね」

京太郎「ハァ、ハァ……」

和「須賀君一人で敵を食い止めようなんて、全く」

京太郎「や、やりたくて一人でやったわけじゃないさ」ゼーゼー

和「……宮永照さんは」

京太郎「先に行っちまった。咲の記憶も消してるみてぇだし」

和「なるほど、やはり連れ去ろうとしていましたか」

淡「こらー!! 離れろー!!」ジタバタ

和「それなら、こんなザコ達にかまっている暇はありませんね」

菫「なんだと!?」

誠子「言ってくれるじゃないか!」

淡「一度私達にボコボッコにされたくせにぃ!!」キィー!


京太郎「和、お前大丈夫なのか……?」

和「精神力を使い切ってヘトヘトのアナタよりは遥かにマシだと思いますが」

京太郎「けっ、相変わらず優しくねぇなぁ」フラフラ

和「須賀君にしてはよくやりました。心配せずにあとはゆっくり休んでください」

京太郎「へへ、そっちの心配はしてねぇよ。お前はスタイルもいいし、強さもピカ一だからな」ゼェゼェ

和「……」

京太郎「じゃあ……遠慮なく、休ませてもらう、ぜ……」フラァ

 ガクッ

和「……」

          ,>─.:::.──- .ィ─-、._
    __┌.、/          \/:::::|
    |:::::::∨′  .: : : : : : :. : : :.  ',::::::::}
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    ヽ ! .{: :{:| | | 」|:.| :|: :ィ‐十ト|:|:} : : }:::::\
   / |/{ |.!.| {斤人|ヽj\| .レ゙リリル: :ノ::::ィレ′

   ヽ:::::.{',从|レィ==、   ィ==x .リ/:|」|

     ├┤| :沁 ::::::::    :::::::: ノ/: : !
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     |:.:.|:.| ! / /_,ヽ.∠ィ'/ /─=||
     |:.:.|:.| / /─'、,..ィ‐-、_,..|:|  |_    ||

和「本当に、よくやりましたね……須賀君」ナデナデ

京太郎「……」スピー




誠子「全国の借りもある、ただではすまさないぞ!」

和「……ただではすまさない?」キッ

誠子「そうよ! このセイコーン様が!!」

菫「いや、セイコーンって……」ププッ

淡「無いよねー」

誠子「張り倒すぞ!」ウガァ!

和「……それはこっちのセリフですよ」ギリッ

菫「!?」

和「アナタ達がなんであろうと、どんな理由があろうと」

菫「(なっ、なんたるすさまじい闘気っ!?)」ゾクッ

            ,. . . ---. . . .,

        _,,,,.  '.: : : : : : : : : : : : :`゙'. ,   _
       i/              ._,./::iヽ,
     i'"~::/ . .; .i: : ; : : : : : : : : : : : ィ´::::`v":::ィ
     i: :./: :.i : l: :l: : il: : : : i: : :.li: : ; i: ヽ::::;;:::i::i:::::|
    冫/:./i: : li: i: : i:.|: : : |: : :|: |: :|i: i: :冫:::::/iヽ,l
    !,::i: :i:.|: : |:| |: :.i|:.|: : :|i: :.|: :.|: |:|: |; iゝイ:::i;::::\
    ./|:.|i:.|: : |:i`'トム.;:.|: : ! l: | ,;:lィ ''l|´l ||: リ::;,!l__/
    く;;;|:|'|:.l: :.||'ャii;;;;;;;iィソ !'ィ'ヤi;;;;;;i;'ヤl|_,.! '´:|: :l: |
     l! l!,\l !:ヽ辷ソ    ヽ==ソ .! |: : :.|: :|: |

      /|: |: :|i ::::::::  、   :::::::::: .;ィ'| : : :|i: :i: |
       / |: |: :|:ゝ     _      /" | : :.|:|: :|:.|
.     / /| |: :|: ||`ヽ 、.´ `   , イヾ  |  : :|i |: :|:|
    / ./:|:l: : |: || |  _,`,iー "´ ィ冫、.|i  : |:| |: :.i';
    ;´ /:.i|i : :l_,..-‐'''´:/:イ   /:::::::::::|:| . i|.,| |: : ハ
   ; /: :i:|: : :|:::::::::::::::iニ-ー,/::::::::::::::::|:| . :.l|;´ヽ,: : ハ

    i /: :.l/|: : |::\::::::::|   /:::::::::::_,.‐'_;i ; : : l; /`il: :i: :',
   ,': : :/.l: : |i.\;;:`ヽl /;;;.:-::':;´‐''~/;': : //   :|i: :l: : i
.   iil: :.i .l: : i .'._ .゙''.‐.,y,._≠'' ´,,..‐//: : / i    |:l: :i :i: l
    l!i :i; lil! l  `゙''ー;-'‐;:-‐ ''´  //: : .;'`;.|.    |::|i:|: .i |
   ', / l:!l:l l     トーィ;"    ;'/i:.i .i   i|     |::||:l: | l!
    ;' li l:l i    / .i ,!    ;' l:li :l  ';  i   |::|: i:| !

和「私の大事な人をいたぶってくれた礼はこの程度では済ましませんよ!!!」バンッ!

誠子「抜かせ!」

菫「待て、油断するな」

淡「一度ボコった相手じゃん?」

菫「奴は前回とは違う。なぜかは知らないが、大幅なパワーアップを遂げている」

和「……」

菫「気を引き締めろ。さもなくば、死ぬ」デーン

誠子「(麻雀なんだけどこれ)」

淡「へん、知らないしそんなこと! キョウタローをよこせー!」プンプン






和「では、私が須賀君の代わりに入ります」

菫「いいだろう。点棒も引き継ぎでいい」

淡「えー?」

菫「あの少年の健闘を無にするわけにはいかないさ」フッ

和「なるほど、まともな人もいるようですね」

誠子「私が一番まともだ!!!」

菫「えっ」

淡「それはナイナイ」

誠子「……」ビキビキ

和「御託はいいです。始めましょう、時間がありませんので」

淡「上等!! キョウタローは絶対にもらっていくよ!」

菫「加減をして勝てる相手ではなさそうだ」フッ

和「……」


<<原村和>>
【戦闘力】445
【雀力】75
【精神力】50
【運】70
【能力】
・【ロン・ベルクの魔装】自身へのオカルト能力を全て封殺(強制)


 遅いのでここまでー 次回のどっちVS白糸台
 今回は京太郎が覚醒したりと、色々サプライズでしたね
 今回の和ヒュンケルは割と最初から予定していたので別に衣が悪いわけじゃないです、多分
 


<<須賀京太郎>>
【戦闘力】290
【雀力】 50
【精神力】55
【運】40
【能力】
・【ラナリオン】任意の相手の和了を満貫以上にする(消費20)
・【ラナリオン改】???(消費20)

【クリア項目】
・【ヒロインをゲットする】
・【能力の取得】

【未達成】
・【セクハラ十人斬り】(6/10)
・【麻雀プロテスト合格】
・【岩手妖怪ツアー&久保コーチ攻略】
・【小鍛治健夜の討伐】
・【運カンスト】

【好感ヒロイン】
・龍門渕透華(京太郎の師匠1 おのれのどっちぃぃぃぃぃ!!)
・池田華菜(テクノブレイク)
・船久保浩子(元軍団長 そろそろ出番かなーそわそわ)
・久保貴子(い、家を片付けて置いたから、と、泊まりに来てもいいぞ……いえ、来てください)



 一応 次回戦のステなどです
 
 東三局 菫の親から

淡 16000

誠子 25000

菫 25000

和(京太郎) 33000


<<大星淡>>
【戦闘力】370
【雀力】60
【精神力】02
【運】70
【能力】
・【ベタン(バスト)】自分以外の和了判定-50(強制)
・【???】自分の和了判定+50 点数は跳満確定(任意)


<<亦野誠子>>
【戦闘力】350
【雀力】60
【精神力】50
【運】40
【能力】
・【凍える飛沫】自身の和了判定+30 放銃判定一段階ダウン 点数判定-20(強制)  


<<弘世菫>>
【戦闘力】390
【雀力】65
【精神力】70
【運】65
【能力】
・【ロン・ベルクの魔弓】自身のロン和了の相手を好きに指定できる(消費20)


<<原村和>>
【戦闘力】445
【雀力】75
【精神力】50
【運】70
【能力】
・【ロン・ベルクの魔装】自身へのオカルト能力を全て封殺(強制)



<<宮永照>>
【戦闘力】450
【雀力】75
【精神力】90
【運】75
【能力】
・【照魔鏡】東一局は和了れない 以後能力による和了以外では放銃しない(強制)
・【ツモブレイク】連続和了数×20 和了判定増加 点数は必ず前回の一段階上となる(消費30)
※ただし連続和了が切れると全て元通りとなる
※精神力の消費は一度発動してから効果が切れるまでで30
・【???】まっくすばとるふぉーむ(詳細不明)



 次回の勝利条件提示忘れと、京太郎のラナリオン改を修正してませんでした


【勝利】
・和の一位抜け
・和が一位で誰かがトぶ

【敗北】
・和のトビ
・和が二位以下で対局が終わる




<<須賀京太郎>>
【戦闘力】290
【雀力】 50
【精神力】55
【運】40
【能力】
・【ラナリオン】任意の相手の和了を満貫以上にする(消費20)
・【ラナリオン改】任意の相手の和了を満貫以下にする(消費20)

【クリア項目】
・【ヒロインをゲットする】
・【能力の取得】

【未達成】
・【セクハラ十人斬り】(6/10)
・【麻雀プロテスト合格】
・【岩手妖怪ツアー&久保コーチ攻略】
・【小鍛治健夜の討伐】
・【運カンスト】

【好感ヒロイン】
・龍門渕透華(京太郎の師匠1 実はずっとスタンバってましたの)
・池田華菜(VictimGirls)
・船久保浩子(元軍団長 今回のデータは興味深いやんなぁ)
・久保貴子(きょ、今日はいくら出しても、その……大丈夫な日、です……//)




 き よ す み


まこ「……やはり、和は間に合わなかったのぅ」

久「もう絶体絶命ってカンジよね。何か策ある?」

まこ「わしが部長に聞きたいくらいじゃ」

優希「……っ」ビクッ

久「優希?」

優希「く、来るじぇ!」ギリッ

 ザッ

           . :´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ` 、
         . : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ,
        ,: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ,
.       /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :′

.        /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ,
       /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ′
.       ∧: : :.i.: : : : : | : : : : i|: : : : : : : : :.:|: : : 、 : : : : : : : i
     /_\ |: : :.|: : | : : : : i|: : : : : : : : :.:|: :| :ハ: l : : |i : |
    ./: : :,イ: :'|: : :.|: :_|_: : : : il: : : : : :ト、: :.:| }/_, ∨: : :|i : |
   /: :/' |: :l|: : :.|_l: |__ x、八.: : : : :| \} '",,_ i´) : :|i : |

  .//   |: 八: : | 乂_弋ツ>\: : :|<弋ツ.ノ .:::∧: リ.: :|

  ′    |: : : \|:ハ::::::: ̄:::::::::::: \{:::::::: ̄´:::::::/: ::∨: : |
        |l: : : : : : λ       ,        ハ: : : : : : :|
        i|: : : : : : :込、   __   __,.   ,イ: ! : : :、 : :|
       __|: : : : : : : : :|__,.    ー‐ ´  ./|:|: : : : : ハ: :|
-‐= '      |: : :.l| : : : : | .::/>       . イ.>|: : |: : :/ ‐ :|
          |l : :八: : : : |.:::′          /:::::|: /|: :/_   '}
        八:/  \: : |:::|-- 、     --/ .:::::|:/ |:/
               \|:::ト-========イ    }' .ノ'


照「……」ゴゴゴ

まこ「宮永……照!」ゴクッ

照「咲を渡してもらう」

久「いやよ!」

照「……たった三人で私を阻めると思っているとしたら、まるで大間違い」

まこ「……」ジリッ

照「それとも、何か策でも出来た?」

まこ「(そんなものは無い! わしらだけでこやつを凌げる戦法など……ありえん!)」

優希「(せめて、のどちゃんがいれば……!)」

照「……そう。策で思い出したけど、来る途中あの雑用の少年が足止めに来た」

久「須賀、君?」

照「雀騎衆に任せて一足先に来たけど……清澄らしい残酷な策だね」ギロリ

久「やっぱり!」

まこ「京太郎か!」

照「そう、許せない……どこまで京ちゃんをコケにすれば気が済むの?」ボソボソ

久「須賀君……なんてヤムチャを……!」

まこ「京太郎、おまえは一人でこいつらを足止めに行くためにわざと仲間割れのフリを!」

優希「私達に恨まれてまで、咲ちゃんのために……!」ジワッ




久「はっ、あはははっ!」

まこ「わっはっはっはっ!」

優希「二人共……」ゴシゴシ

まこ「(わしはなんてバカじゃ! 京太郎のそんな心も見抜けず本当に逃げたたものと思っていたとは!)」

久「(許してね須賀君。また会ったら好きなことさせてあげるから)」ツゥー

照「気でも狂った?」ドンビキ

まこ「心の迷いは晴れた!」キッ

久「勝負よ、宮永さん!!」

照「……どうやら、本当に気がふれたようだね」ズゴゴゴゴゴッ

まこ「わしらは死んでもここを通さん」

優希「絶対に、京太郎の想いを無駄にはしないじぇ」

照「……京太郎の想い? 清澄が、アナタ達が!!」ギリッ

久「っ! 来るわ!!」

照「そんな言葉を口にするなァァ!!」カッ


         ____\    \:::::::::::::::::{    \
      __>::::::::::::::::::..     \::::::::::::::.    \             }\
      \:::::::::::::::::::::::::::::::::::...    \::::::::::.     \   \       ,  , /\
       \::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..   \:::::l \     \   \ヽ/⌒7  ′ ′  ,         |      li\
        /::::: -‐/ ̄ ̄ ̄/ ̄\  \}  }\     \   } ∨ /   ∧ ,  ′ /{ }\   | \   l|  \
      / /  /      /     y'⌒ヽ\人::/\    \_}/ ,/ ̄ / ∧   ∨,√|   \_}  \__}   \
   _ -‐    /   -‐       /  /../ / ̄ ̄ ̄\    ∨  }  ′/ ∧  | ∨ l|   }i
-‐         //           {  ,.../  {       \   |  |  |  / i|   |  l ll|   |li
、        /           \/l  l...|  |          ∨ |  |  |                   ii|    i|
 丶     ,′    >‐-      八 ll...|  |___        |   l|  |  |l    ill|   |  l ll|   |lli    ii|    i|
   \    | -‐      {.:.:ト---≠ ┴ァ‐- {/ ̄  ‐-  __|   l|  |  |li                      ii|
    \   |          ∨∧\{/∨:/ f´}/)        -=ニ   |  |lli  illl|   |  l              iii|
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. \.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:< ̄ ̄  _/.:.:.:/l__//>--  \             ,  l| )ノ   l| |,/  l i    リ^i\   } /^}/}
    ̄\.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.`ー‐‐.:.:.:.:.:/,/ ̄ ̄\ト、 }   \         ′リ    l| |′ l |       \从,/   | /
      \.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ ,/       ̄ `ー-  _〉                 リリ   リ′             }′
.       | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  |  |                           '′
.       |.:              |  |
      〈/〉-‐=ニ二ニ=-- _,,| ∧

       }ニ=-  ̄ ̄ ̄ -=ニ=- _〉
       〈  }           ̄「\


 ドゴォォォン!!


※ これは麻雀です



もう無駄ヅモと世界観・物理法則を共有してる世界と思えば、疑問無く読める(錯乱)



 そ の こ ろ


 東三局 菫の親


菫「いくらパワーアップしたとはいえ、無謀だな」

淡「キョウタロー! 待っててね、すぐに回収したげる!」ニヒヒ

誠子「全国の借り、必ず返す!」

和「……御託はいいですから、早く始めてくれませんか?」

菫「フッ」

淡「生意気な奴! これでもくらえ!」ズゴゴゴゴゴッ

和「!」

淡「ベタン!!」カッ

 ボゴォォォン!

和「!?」

誠子「呆気ないですね」

淡「潰れろ潰れろー!!」アハハハ

菫「いや」

淡「え!?」

和「この程度で、終わりですか」スッ

 シャキーン

和「鎧化(アムド)!!」シャキィーン

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              ::::::::::::::ク二ニニ=/  /\ ,,,,,,,,       ゛ー-゜"  __|  | /    Y__, ---- ‐‐‐,ニ二l`ー――
              ::::::::::::<      |   |  | """  '     ;;;;;;;;  /\|  | |      |_ ` ー 、  /
              ..::::::::::::|      /  /   \   ___       /  |.  | \___ノ\ ー - 、 \  ̄ フ
            ,,,,....:::::::∧:: \    |   | ゙、  / \   `     /   _|   ゙、  ゙、 ゙、  \    ̄  /__ , ---
              :::/  ∟-‐ー,┐/  / ゙、 V   `ー- ___ , ィ∠ --‐┐ ゙、   ゙、   ゙、 .!   \ ___/   _,,
  ∧         ,,,,--|   |  /./y  /\/     く ̄ /|ヘ ___/  ゙、.   \__| .|     (\  r‐v'´ _/
 / ゙、_,,,,,--―""",,,--〈  <___/ // /   /        \/.| \       ゙、   ゙、|\-―‐‐'´ \ ソ  /
φ   ,,,,--‐‐"" ̄     \_,,,,..// /   /|┐           |   \       ゙、.   |  ゙、       ̄ ̄
 \ .゙、                |. |    |ヾ、           |     `      \  |    !
,   \!                 | .|   | ゙、)_            !          \|   |
.                     ゙、|   ゙、 \)_            l           (|   |
                           ゙、  \)_        人          _(/   /
                            \  \),.-、    /  ゙、      .,-、!/    /
                             `ー--_⌒ ー、 /   \,.-、 ,-、!/    /
                                  ̄ ̄゛゛        ̄`ー -  - ‐ ´

淡「い、衣装変化してるゥー!?」ガビィーン

菫「ロン・ベルクの鎧の魔装か」フフフ

誠子「(いや、マジでいつ着替えたんだろう)」


清澄が悪いんじゃない
ストーリーから完全に外され、コマの隅に思い出したように書き加える以外に京太郎に出番を与えないリッツが悪いんや…

ページ数という制限あったって、本筋に関係なくなろうとも麻雀指導するシーンくらいちょこちょこ加えてくれてもいいじゃんかよリッツ……




淡「ってあー! 潰れてない?!」

和「この衣装にはどんなオカルトも通用しませんよ」

菫「ほぅ……?」

誠子「ふん! ハッタリだ!」

和「ハッタリかどうか、打てば分かると思いますが」

淡「上等じゃごるぁ! キョウタロー! お姉ちゃん頑張るからねー!」

誠子「おまえは本当に落ち着け」

菫「フフ……」ニヤリ

京太郎「うっ、和……気をつけろ……」

和「ええ、任せてください」ギュッ


【和了判定】 ※ゾロ目はその数値の二倍扱い


誠子 330 ↓1

淡 4200 ↓2

菫 340 ↓3

和 445 ↓4

魔装……
キツイ死神から与えられた装備であり
10年後の、『大天使のどっち』までが芸名の二代目牌のおねえさんの姿である

その代償として和は将来芸能人、それも痛々しい姿でアラサーまで頑張らざるを得なくなったという



淡「へへーん! キョウタローがいなければダブリー出来るし!」リーチ!

和「……」

淡「後は跳満ぶつけて終わり!」

誠子「無茶するなぁ」グギギギ

菫「全くだ」

淡「死ねやオラァァァ!」

和「……」ジィー



【放銃判定】 ↓2

00~19 和

20~49 菫

50~89 誠子

90~99 ツモ

>久「(許してね須賀君。また会ったら好きなことさせてあげるから)」
ん? 今なんでもさせるって言ったよね?



淡「はい、カン!」バラッ

菫「行ったか」

淡「くらえええ!」

誠子「頑張れよー」タン

淡「あ、ロン」パタパタ

誠子「え」

 ドゴォォォン

誠子「がはっ!?」

 ドグシャッ

菫「せ、セイコーン!!」

誠子「な、なぜに……?」ピクピク

淡「いやー、ごめんごめん」テヘペロ

和「仲間割れですか?」

淡「お前が避けるからだー!!」

菫「情けないぞセイコーン」

誠子「ま、まじで黙っていてくださいね」ピクピク

淡「次は当ててやんよー!」シュッシュッ

和「それは楽しみですね」


誠子 13000

淡 28000

菫 25000

和&京太郎 33000


自分の減った点数を、味方攻撃して回復するなんて
淡は本当に外道だなぁさすがガルダンディー
(注:本物のガルダンディーは味方には情の厚い男です)



 東四局 和の親


淡「ぬんっ!」ズモモモモ

誠子「な、なぁそれ相手に効いてない以上邪魔じゃないか?」

淡「ええ? そうかなぁ」

菫「好きにすればいい。今のところ私達で一番点が高いのは淡だ」

和「……」

淡「正直ムシャクシャしてんだよね、姉弟の逢瀬を邪魔してさー」

和「おかしいのは言動だけじゃなく、頭もでしたか」

淡「むきぃぃぃぃ! 黙れ黙れ!」ジタバタ

和「アナタの技は見切りました。食らうことはないでしょう」

淡「なに!?」

和「次は私も技を見せる番ですね」スッ

菫「来るか!?」


【和了判定】 ※ゾロ目はその数値の二倍扱い

誠子 330 ↓1

淡 420 ↓2

菫 340 ↓3

和 445 ↓4

おまかせあれ!

大天使のどっち(26)

【悲報】阿知賀のドラゴンロード遅刻



和「ハァ……!!」ズゴゴゴ

淡「な、何か来る!?」

菫「一体どんな技を……!?」

誠子「……」ゴクッ

和「アナタ達には無い、女の武器で勝負します」

淡「な、何!?」

和「ふんっ!!」バイーン

菫「い、いかん!? よけろ!!」

和「バスティースクライド!!」カッ


【放銃判定】 ↓2

00~19 菫

20~49 淡

50~89 誠子

90~99 ツモ



誠子「(馬鹿な、こんな! こんなに大きな胸が、胸がぁ!?)」

菫「セイコーン!!」

淡「逃げてっ!」

 ボヨンボヨーン

誠子「う、うわぁぁぁぁっ!?」

和「捉えた! 逃がしません!」バヨエーン

京太郎「……」シコシコ


誠子「ひぃぃい?!」

和「終わりです!」



【点数判定】

 コンマ+(75-60)=+15

コンマ  子 親
00~09 1300 2000
10~19 2000 3000
20~29 2600 3900
30~39 3200 4800
40~49 3900 5800
50~59 5200 7700
60~69 6400 9600
70~79 7700 11600
80~89 満貫
90~99 跳満
100~119 倍満
120~149 三倍満 
150以上(取得コンマ99) 役満


 マタンゴォー! ↓2 +15


セイコーン!?

皆、まだ淡照時間じゃないのです
出遅れた>>686は、つまり主役は遅れてくる…強くてかっこよくておもちを愛する玄コダインは大事なところで救援に来るという真理!

もりさきくんふっとばされた!

『ヒュンケルがボラホーンを倒す』あたりも原作遵守か
コンマ神は仕事しすぎというか

ダイの大冒険のファンなんじゃねコンマ神



誠子「がはっ」バッギャーン

淡「セイコーン!!」

菫「セイコォォォン!!」

和「トンガリ」

京太郎「コーン!!」


誠子「(お、お前ら……わ、私はもう、つ、つっこま……)」

 フラァ

誠子「ない、ぞ……」ガクッ

淡「あ、死んだ」

菫「やれやれ」

和「やりすぎましたか」

淡「むっきぃぃぃぃ!!」

菫「どうするんだ、これ。尺稼がないとまずいんじゃないか?」

淡「だよねー」

和「……」

誠子「(こ、こいつら!)」イライラ

京太郎「バスティースクライドもっかいやらないかなぁ」ワクワク

誠子「ん?」

京太郎「え?」

誠子「……」グイグイ

京太郎「え、え?」

誠子「お、お前ら!! これを見ろぉ!!」デデーン

和「!?」

誠子「人質だー!」

京太郎「いやあああ!?」


菫「なんてことを……」チャキッ ユミヲカマエナガラ

淡「ちゃんと原作を汲むあたり、ノリノリじゃん」


誠子「うるさいっ! 原村和! その女の武器を捨てろ!」

京太郎「や、やめろ和……その武器がなくなればお前は」

和「外せるわけないんですが」

誠子「黙れ!!」

誠子「チチをもげ」

オープンスケベを目指す京太郎としては
さりげなくシコシコしてないで
むしろ和了はセイコーンでいいとしてバスティースクライドそのものはかわりに自分から当たりにいくくらいの性欲を見せるべきだったな



誠子「とにかく引っ込みがつかないんで!」

和「須賀君……」

京太郎「和! 俺こえぇよ! 後ろから羽交い締めされてるのに柔らかさが全然無いんだ!!」ブルブル

和「なっ!?」ゾクッ

淡「ひぇっ……」ガタガタ

菫「まさかそこまで……セイコーン」アワレミノメ

誠子「」ビキビキビキ

和「とにかく、負けでもいいので須賀君を離してください」

誠子「うるさぁぁぁい!! もうどうにでもなれぇ!!」ガバッ

 チーン モミモミ

京太郎「うわぁぁぁぁ!? 俺のタマがぁぁぁ!?」

誠子「こいつのタマが無くなってもいいのか!?」フニフニモミモミ

和「須賀君の息子さん!! 未来のお母さん候補です!」ペコリ

淡「甥っ子ぉぉぉぉ!!」

誠子「もう突っ込まねぇからなぁぁぁ!!」


 ドシャッ

和「!?」

誠子「ぐはっ……」フラァァ

 バタッ

| |.     ',
| l      ',
| |       ',                  ,  -=<ヽ
| |       ',               /::::::/::::::::`::::⌒ヽ
| |       ',              <:::::::イ><::::::::::::::::}:::::.
!          ',             ノ/ 、///_人_/:::ノ:::::i
  ',  /〃   ',  _        /::::i ヽ    Y//::::::::/
 Ⅵ∨/、 __',__>- 、--=彡--:込     <::::::::/:
 √ V ノ _ ̄彡⌒/   {斗r≦ニニ≧s=- r彡イ:/::::/
 i: 0 |ヽ   -=彡 /--- /⌒Yニ=----====彡:::::/:::::::/
__乂ノ、: :\¨ < __/  乂ノ::::::/ノ-      ̄i::::::::::::'
__ , '/ヽ: :i==ミx 、     <::/ニ (__        八::::::::i
    '/ i八 ̄ ̄ ̄\\     ノ<=ミ    /::::::::::::::|
  / /i: : :∧     \\/´ / ⌒>ヽヽ  /:::::::::::::::::|
 ,/ /_i|: :/: ∧      r ', /   /-=彡⌒ ::::::::::::::::::|
)Ⅹ(彡ヽ: :/: ∧__    >彡ヘ  イ:::/::::/::::::::::::::::::::::::::|
/∧  =≦=/_  ヽ<_/  ', ´ <::/::::/::::::::::::::::::::::::::::|
/  ゞ'   ノ〃/ _ }i_ノ- ≦ ',    \:/:::::::/::::::::::|i::::::::|
      ゝ'_/- ノ /       ', _   \: / ::::::::: |i::::::::|
        '/: :∧'     //      ヽ::::::::::::::|i::::::::|
          '/:/:∧   // ',         ̄ ̄ ̄ ̄

菫「鎧化(アムド)」ザッ

和「そ、その弓は!?」

菫「そう、お前の魔装と同じロン・ベルク作の弓だ」

和「! なぜそれを試合で!?」

菫「この試合、あまり乗り気のしないものだったからな。それに、魔装の力を見たかったというのもある」


誠子「(結局こういう立ち位置なんだね)」

淡「かわいそー」ツンツン





和「……」

菫「次は、雀騎衆としではなく一人の雀士として戦いたいものだ」ザッ

和「……次は本気でお願いします」

菫「ああ、そのつもりだ」

淡「あーあ。じゃあね、キョウタロー」

京太郎「お、大星……」

淡「んふふ、次は……必ず手に入れるから」ペロリ

京太郎「っ!」ビクッ

菫「帰るぞ亦野」ガシッ

誠子「はーい……」

淡「元気だしなよー」

 スタスタスタ

和「……」

京太郎「……」

和「須賀君」

京太郎「うん」

和「行きましょうか」

京太郎「そう、だな」



淡「……ねぇ」

菫「なんだ?」

淡「私、もっと強くなれるかな?」

菫「ふふ、急にどうした」

淡「……もっともっと強くなりたい。そんで、キョウタローを手に入れたいなって」

菫「そうか、なら帰ったら練習だな」

淡「うん!」

誠子「あの、私の扱いは……?」

菫「無理じゃないか」キッパリ

淡「まずは人気取ろうね」

マタンゴ「あぁっ!? 名前が!?」

菫「セイコーンの方がよかったか?」

淡「長いからめんどい」

誠子「こんちくしょい!」




 ど う ち ゅ う
 

和「清澄は大丈夫でしょうか?」タタッ

京太郎「分からない。だけど照さんは強敵だ!」タタッ

 あの人の強さはよく知っている
 だからこそ、みんなには無理をして欲しくない

和「嫌な予感がします」

京太郎「咲……!」

和「急ぎましょう!」

京太郎「ああ!」


 清澄はどうなってるん? ↓2 補正10


00~29 ぜ ん め つ

30~59 は ん か い 

60~89 対局中

90~99 対局前

ゾロ目 京太郎が倒れて仕方なく和とホテルインし、和にFFBをお見舞いする


半壊は1人死んだのか2人死んだのかわからんな
防御の弱さ的に、ゆーきが死んだのはわかりやすいが




 き よ す み


優希「」ピクピク

久「ゆ、優希……っ」ハァハァ

まこ「なんて、なんて凶悪な雀力じゃ」ゴクッ

照「二人ほど逃げられたか」

久「くっ」

照「さぁ、次は何がいい? 満貫? 跳ね満? それとも倍満?」

久「化物ね、まるで」

照「……知ってる」

まこ「部長!」サッ

照「ハァァァァ!!」カッ

久「まこっ!?」

 ズシャァァァ!!

まこ「ぐあぁぁぁぁぁっ!」

久「マコダイーン!!」

照「残り一人……」

久「わ、私一人だけでも!!」

照「無駄」ガシッ

久「ぐ、ぁぁっ……!?」

照「アナタ達に咲も、京ちゃんも渡さない」

久「やめ……て」

照「もう一度全て忘れさせてあげる。そうすれば誰も苦しまない」

久「いや……」

照「……」ピカァァァ

久「す、が……くん」

照「忘れて。なにもかも」

 ヒュンッ

照「!?」

 ズシャッ!

照「これは、菫の弓!? どうして菫が邪魔を……!?」

 ザッ

和「弘世さんなら、もういませんよ」

照「!」

京太郎「……照さん」

照「京、ちゃん……?」ドクン


シリアスな場面でマコダインとか呼び出すヒッサwwwwww



照「三人はどうしたの?」

和「私と須賀君で倒しました。全員今頃、長野見物していますよ」

照「そんなわけが……」

和「私達がここにいるのが、何よりの証拠かと」

照「……」キッ

和「以前は煮え湯を飲まされましたが、今回は逆のようですね」

照「……なら、私が相手するまで」

京太郎「照さん! もうやめてください!」

照「っ!」ビクッ

京太郎「こんな、こんなこと……どうして。俺、昔の照さんが――優しかった照さんが」

照「うるさい」

京太郎「照さん!!」

照「私は雀騎将テルン! それ以上でもそれ以下でも無い!!」ゴゴゴゴゴゴッ

京太郎「角が、光って!?」

照「邪魔をするなら、京ちゃんでも容赦しない!」カッ


 ガチャッ


久「!?」

咲「おね、え、ちゃ……ん」フラフラ

京太郎「咲!? 縛られていたハズじゃ!?」

和「咲さん!」

咲「おねえ、ちゃん。わたし、打つの?」

照「……うん。一緒に、敵を倒そう」ギュッ

咲「うん……」

京太郎「咲!! 目を覚ませ!!」

咲「……」

和「無駄のようですね」

京太郎「くぅっ!」


久「気をつけて二人とも!」

和「部長、下がっていてください」

京太郎「全く、マジでこええよ」ブルッ

 最強の姉妹が、協力プレイでせめてくるなんてな

照「……」

咲「……」

 ゴゴゴゴゴゴッ

京太郎「咲……俺、お前を助ける為なら」

 命だって、惜しくねぇんだ




<<宮永照>>
【戦闘力】450
【雀力】75
【精神力】90
【運】75
【能力】
・【照魔鏡】東一局は和了れない 以後能力による強制放銃以外では放銃しない(強制)
・【ツモブレイク】連続和了数×20 和了判定増加 点数は必ず前回の一段階上となる(消費30)
※ただし連続和了が切れると全て元通りとなる
※精神力の消費は一度発動してから効果が切れるまでで30
・【???】まっくすばとるふぉーむ(詳細不明)


<<宮永咲>>
【戦闘力】420
【雀力】70
【精神力】70
【運】70
【能力】
(現在使用不能中)


<<原村和>>
【戦闘力】445
【雀力】75
【精神力】50
【運】70
【能力】
・【ロン・ベルクの魔装】自身へのオカルト能力を全て封殺(強制)


<<須賀京太郎>>
【戦闘力】290
【雀力】 50
【精神力】55
【運】40
【能力】
・【ラナリオン】任意の相手の和了を満貫以上にする(消費20)
・【ラナリオン改】任意の相手の和了を満貫以下にする(消費20)


【勝利】
・京太郎の点棒がゼロになる(Normal)
・京太郎が和了(Good)トロフィーゲッツ
・京太郎が照に直撃を当てる(VeryGood)てるてるのアソコがぬれてる

【敗北】
・咲の点棒がゼロになる
・和の点棒がゼロになる

>>756
能力による直撃じゃない限り照から直撃取れない、という風に読めるんだけど
どうやって照に直撃しろというのか……

あとバスティースクライドがはいってませぬ



 親決め


照「……」ゴゴゴゴ

京太郎「(照さんを倒す方法は少ない)」

 特に咲と組んでいる以上、隙も無いだろう
 だけどたった一回だけチャンスがある

 それは――

京太郎「(照さんが見に回る東一局!)」

 そこなら照さんに一撃当てることも可能なハズだ

和「(ただし問題は、咲さんがどうするかですね)」

咲「……」

京太郎「(頼む、照さんが起家なら!)」


 どうなる!

照 ↓1

咲 ↓2

和 ↓3

京太郎 ↓4

 おおきいじゅん


栄光の手!(揉む)

>>762
照にラナリオンするじゃろ
次巡で照にラナリオン改するじゃろ

どうなる?

>>769
照が和了できなくなるだけだと思うよ?
つまり聴牌で終わる、だけ




 東一局 咲の親


咲「……」

京太郎「(よりによって咲が親か!?)」

和「(宮永照さんにオーラスを取られたのは痛いですね)」

京太郎「なんだっていい、戦うしかないんだ」

照「心意気はよし、でも実力が伴っていない人が言っても」ズズッ

 メキメキメキ

照「全て戯言」ズォァッ

京太郎「うぐっ!?」

照「さぁ、まずは見せて? その力を」

京太郎「上等!」

和「行きます!」

咲「……」


【和了判定】 ※ゾロ目はその数値の二倍扱い(コンマ×2×2)


咲 420 ↓1

和 445 ↓2

照 450 おやすみなので和了れない

京太郎 290 ↓3


栄光の手(揉む)!



照「……」ジィー

京太郎「(見られてる)」ググ

和「(須賀君が飲まれかけていますね。ここは私が動くしか)」スッ

照「!」

和「私は須賀君ほど甘くありませんよ!」

照「へぇ」

咲「……」

京太郎「和!」

和「ここは私が当てます! 須賀君は下がっていてください!」

京太郎「でも、それじゃ!」

和「早く!」

京太郎「くっ!?」


照「……」ジィー

京太郎「(見られてる)」ググ

和「(須賀君が飲まれかけていますね。ここは私が動くしか)」スッ

照「!」

和「私は須賀君ほど甘くありませんよ!」

照「へぇ」

咲「……」

京太郎「和!」

和「ここは私が当てます! 須賀君は下がっていてください!」

京太郎「でも、それじゃ!」

和「早く!」

京太郎「くっ!?」


【放銃判定】 ↓2

00~19 照

20~49 咲

50~89 京太郎

90~99 ツモ



和「(流石に見に回っている以上、堅いですね)」

照「無駄」

咲「……」

京太郎「和!」

和「こうなったら、ツモ和了しかありません」

京太郎「行けるのか?」

和「私の雀気を開放するこの技で!」カッ

照「!!」

和「グランドバスト!!」カッ

 ばよーん

京太郎「」ハナジブゥー!

照「っ」イラァ

咲「っ」イラァ

和「これで、和了です!!」





【点数判定】 ゾロ目は二倍

 コンマ+(75-75)=0

コンマ  子 親
00~09 1300 2000
10~19 2000 3000
20~29 2600 3900
30~39 3200 4800
40~49 3900 5800
50~59 5200 7700
60~69 6400 9600
70~79 7700 11600
80~89 満貫
90~99 跳満
100~119 倍満
120~149 三倍満 
150以上(取得コンマ99) 役満


 ↓2 ラナリオンを使うか否か 

※満貫以下の場合満貫に出来ます
※自力で行った場合は精神力消費しません
 
1 使う

2 使わない

 点数判定↓3 



おまかせあれ!
安価なら下

2

2


 えーと? これは>>802がずれて↓の>>803が選択扱いで
>>804がコンマですね


 安価↓2 補正10

 00~49 現実は非常である

 50~99 んなわけない



和「ツモ! 6000・12000です!」カッ

京太郎「うぼぁっ!?」ドグシャッ

咲「!!」

照「……」ギンッ

 ボヤァーミラー

照「……見切った」

和「ふぅ……力を使いましたが、これで有利ですね」

京太郎「す、すげぇな和! いつの間にそんな技を? あともう一回やって」ビンビン

和「あまり連発は出来ないんです。すみません」

京太郎「そっかぁ」シュン

照「さぁ、次はこっちの番」

咲「……」コクッ

京太郎「俺だっているんすからね!」

和「頑張りましょう!」



咲 13000

和 49000

照 19000

京太郎 19000




 東二局 和の親


和「(このままリード出来ればいいんですが、相手はそんなに甘く無いでしょうね)」

咲「……」

照「ふふ、頑張ろうね咲」

咲「うん、おねえちゃん」

京太郎「咲、照さん……」ギリッ

和「何をぼやぼやしてるんですか、行きますよ!」

京太郎「あ、ああ!

 そうだ、俺が二人を救うんだ!
 絶対に元の仲のよかった頃の三人に――!



【和了判定】 ※ゾロ目はその数値の二倍扱い


咲 420 ↓1

和 445 ↓2

照 450 ↓3

京太郎 290 ↓4





照「……お遊びは終わり」ズゴゴゴゴゴッ

京太郎「俺だって、この程度じゃ終わりませんよ!」サッ

咲「……」

照「無駄。京ちゃんでは私には勝てない」

京太郎「そんなの、やってみなきゃ分からねぇっすよ!」

和「ええ、そのとおりです」

照「愚かな……」スッ

                          ――― 、      /;';';';';/
               ______/\;';';';';';';';';' \    /;';';';';/
                 /;';';';';';';';';';';';' ;' ;';';';';';\;';';';';';';';';';';';';';/;';';';';/
                /;';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   、
            /;';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';'; /               \
               {;';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';/                     ,
.            /;';';';';';';';';';';';';';';';';';';'/                     ′
          /;';';';';';';';';';';';';';';';';';' /   /                    ,
            /;';';';';';';';';';';';';';';';' ;' /   /   /  / /                 ′
.           /;';';';' ;'; \;';';';';';' ;' /    ′  /  / /        l|   l|     |
.        /;';';';'; \;';';';\;';';';';/     l   ′ /l/l   |    l| l| l|   l|     |
       /;';';';';、;' ;' \;';';';\./   //l  / ,/  l   |    l| l| l|   l|     |
.       {、;' \;' \;';';';\ ; / / .′ /l /    l   |    l| l| l|   l|     「 ̄ ̄ ̄ ̄: : : :‐- . . .__
          }_\;' \;' \;' ;' //   i | ∧j/\   l   ト、  /}/}/|   l|     |: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
.       // \;' \;' \/     | l/ ∧芹≧x八  | | / _____」L リ┐   |.: : : : : : : : : : : : : : : : :. :. :.|
.     ((// -‐ァ\;' \/.     |       V)炒`. \{‐ァ'≦芹トリ /}/}  ∧{.: : : : : : : : : : : : : : : : :. :. :.|
.      (// // }; ; lリ       l / l圦   :::::::::::::::::....V)炒 //__,ノ / {: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.|
.      (/  (/   }彡'.        |/l  ll  、   '         / /  /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : |
                          l  l|/ \   _        /}___/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : |
                      八 l|    \  `   ≦/ ̄ ̄: : ‐-: : :              : : |
                        \{      ̄    ∠___.: : : : : : : : : :.‐-                |
                                     /.: : : :. :.\          ‐-         |
                                ┌―┴―     \           \      |
                              _ノ.: : : : : : :.         \            \     |
                           _/___               \           \___ノ
                            /:_:_: : :.  \                            ∨
                          {/   ̄\  \                           ,
                          /        ∨  ∧         __ -‐               ′
                         /         ∨  ∧  __ -ヘ ̄.: : : : : :.‐-  _            ,
                   /           /}___,彡ィ爪    \: : : :        ̄  ‐-       ′
                  /          /厂i:i:i|  |i:i∧      \:.                  ノ,
                  /           / /i:i:i:i:i:|  |i:i:i:i∧     \                / ′



照「覚悟はいい?」

和「!!」

京太郎「来るっ!?」


【放銃判定】 ↓2

00~19 和

20~49 咲

50~89 京太郎

90~99 ツモ





京太郎「(照さんにツモらせちゃまずい! だけど対策はある)」

和「チィッ!」ソッコウ

京太郎「チィッ!」ソッコウ

和「ポン!」

照「!」

京太郎「(これで照さんがツモることは不可能のハズ!)」

和「(これなら――!)」

照「……咲」

咲「カン」カシャッ

和「え?」

京太郎「しまった!?」

咲「……」スッ

京太郎「(どうする!? このままじゃ!!)」



【点数判定】

 コンマ+(75-70)=-5

コンマ  子 親
00~09 1300 2000
10~19 2000 3000
20~29 2600 3900
30~39 3200 4800
40~49 3900 5800
50~59 5200 7700
60~69 6400 9600
70~79 7700 11600
80~89 満貫
90~99 跳満
100~119 倍満
120~149 三倍満 
150以上(取得コンマ99) 役満


 ↓2 能力を使うか 

ラナリオンの場合
※満貫以上の場合満貫以下に出来ます
※自力で満貫以上なら消費しません

ラナリオン改の場合
※満貫以上の場合満貫以下に出来ます
※ただし、照が自力で満貫以下でも精神力は消費します

 
1 ラナリオンを使う

2 ラナリオン改を使う

3 使わない


 点数判定↓3 +5




京太郎「天空に散らばるあまたの精霊たちよ、我が声に耳を傾けたまえ!」カッ

久「あ、あの技は!」

京太郎「ラナリオーン!!」カッ

 タイヨウペカァー

咲「っ!」タン

照「ロン!」パタパタ

咲「あっ」

照「……? これは……」

和「うまいですよ、須賀君」

咲「……」

照「なるほど、振込を低めにさせたんだ。やるね、京ちゃん」

京太郎「……くっ」

照「だけど、意味ないよそれ」ズゴゴゴゴゴッ

京太郎「なっ!? オーラがさらに強く!?」

照「私はまだ本気を出してないんだから」

咲「……」

和「っ」

久「やっぱり、化物ね……」ゾクゾク

京太郎「くっ!?」


咲 5300

和 49000

照 26700

京太郎 19000




 東三局 京太郎の親


京太郎「俺の親だけど、状況は最悪だ」

和「(下手にツモ和了をすれば咲さんがトんでしまう)」

京太郎「そうなったらきっと、咲の心はもう……」

照「そのとおり。咲を救うなら私を倒すしかない」

京太郎「だけど下手に高めをツモれば咲がトぶ」

照「そして私から直撃を取ることは不可能」

京太郎「……どうすりゃいいんだ」ギリッ

 いや、待てよ?
 一つだけ方法がある

京太郎「(今の一位は和だ。つまり、俺がこのまま――)」

和「須賀君?」

京太郎「……」

 それならきっと――

咲「……」

京太郎「咲、俺は」ドクン



【和了判定】 ※ゾロ目はその数値の二倍扱い


咲 420 ↓1

和 445 ↓2

照 470 ↓3

京太郎 290 ↓4




照「逃げ場は無い」

 ズォォォン

和「また、この感じ!?」ゾワッ

京太郎「やっぱ逃げられそうにねぇな」ギリッ

照「終わりだよ、何もかも」

京太郎「……(頼む神様!)」

 俺に、俺にもう一度だけ戦う勇気を!

京太郎「咲を救うために、一瞬でいいんだ!」

照「!?」

京太郎「うぉぉぉぉ!!」

和「須賀君!?」

久「まさか!?」


【放銃判定】 ↓2

00~19 和

20~49 咲

50~89 京太郎愛のメガンテ

90~99 ツモ



 やっぱ、どう考えてもこれしかねぇよな
 咲、ごめん

 映画の約束は――無理かもしれない

京太郎「……!!」カッ

照「? なにをするつもり?」

京太郎「……へ、へへっ」ジャラッ

照「まぁいいけど……」ピタッ

 ピリッ

京太郎「……」スッ

和「牌に、手を伸ばした!? まだ須賀君の番じゃ!」

照「っ!? させない!!」カッ

 ビカァァン!

京太郎「ぐぁっ!? 流石に気づきましたか?」グググッ

久「京太郎君が操られた!?」

和「いえ、これは引き止めている!?」

照「本気なの!?」

和「!?」

久「一体何が?」

まこ「あ、あのバカ……」フラフラ

久「まこ!」

まこ「あれは、恐らくじゃが……」

照「京ちゃん、次は私がツモる番。なぜ山に手を伸ばして……」

京太郎「ツモって貰っちゃ困るんですよ、咲がトんじまうから」ググググ

照「無駄だよ。早く手を引っ込めて――」キッ

京太郎「うぉぉぉっ!!」ビリビリビリ

照「ぐぅぅぅっ!? な、なんで言うことをきかないの!?」

京太郎「あ、当たり前ですよ。俺の、全生命力をかけてるんですから!」

照「京、ちゃん!?」

和「須賀君、やめてください!!」

咲「っ!」

京太郎「分かりましたか、俺のやろうとしてること……」グギギギギ


照「まさか、これが――自己犠牲呪文(チョンボ)!?」ググググ


京太郎「試合がめちゃくちゃになっても、咲と和が残ってくれればそれでいい!!」

照「何を馬鹿なことを……!! どうしてそこまで!!」バリバリバリ

久「やめて須賀君!! 二度と麻雀ができなくなるわよ!!」

まこ「ヘタをすればプロテストの資格も失うんじゃぞ!!」

コンマと原作の展開を上手く使って盛り上げてくるな……
原作の名シーンをスレ内の世界観で上手く再現している

チョンボしようとするその手はちょっと前にチ○ポ握ってた、と?

ところでチョンボかなーと予想してたときにすげー気になってたんだけど
一発全損するチョンボってあったっけ?




照「京ちゃん、私は京ちゃんの選手生命まで奪うつもりはない」

京太郎「うぅぅっ……」グギギギ

照「おとなしく咲を渡して。さもないと――」

咲「そう、だよ」

和「咲さん!?」

咲「邪魔しないでよ、せっかく……お姉ちゃんに会えたのに」

京太郎「……咲」ジワッ

咲「!!」

京太郎「渡さねぇ! 姉だろうとなんだろうと、照さんに俺たちの咲を渡してたまるもんかぁーッ!!」ビリビリッ

照「俺たちの咲?」

京太郎「そうですよ! 咲がいなければ俺たちは県予選にも出れなかった!」

和「須賀君……」

京太郎「ハンドやめた俺に光をくれたのも咲! 咲がいなければ俺達はダメなんだよ!!」

久「須賀、くん……?」

京太郎「俺は、弱虫で、情けない……スケベな奴だけど、咲の為に変われたんだ!!」ポロポロ

まこ「……」

優希「きょ、きょうたろぉ……」

京太郎「咲に出会えて俺達の運命は変わった! 咲のお陰で俺たちはここまで頑張ってこれた!!」

咲「……あっ」

京太郎「咲は俺達の心の支えなんだ! その咲が、俺達の敵に……目の前から消えちまうなんて!」

照「……」ズキッ

京太郎「死んでも我慢がならねぇからっ!!」

和「須賀君、あなたって人は」ジワァ

照「じゃあ、そのまま死ねばいいよ。でも、咲はもらう」スッ

久「須賀君のチョンボよりも先にツモるつもりね!」

優希「京太郎ぉ!!」

京太郎「うぉぉぉ!!」バリバリバリ!

照「ぐぁっ!? わ、私の支配を……逆に!?」

京太郎「師匠、ごめん、俺、最低なことやるよ」

照「バカ、故意じゃないチョンボならまだ許される。でも、明らかにワザとなチョンボなんてしたら……!」

京太郎「ああそうさ、雀荘の出禁を食らっちまうかも。それにプロ試験も受けられないでしょうね」

和「やめてください須賀君! バカなことをしないで!!」

京太郎「師匠にも愛想つかされて、へへ、ろくなことねぇな」グググ





星一徹「ちゃぶ台返しなら伝授できるが?」



京太郎「だけど……無駄死にじゃねぇ! 俺は咲の為に死ぬんだ!」

咲「!」

京太郎「言ってみりゃ、俺達清澄の未来ってヤツのためにさ……」

照「う、うぐぁぁぁ!?」

京太郎「こ、こんなカッコイイ死に方は他にねぇよな」

久「やめてぇ!! お願いよ須賀君!!」

照「これ以上逆らったら、精神が崩壊しちゃう!!」

京太郎「それでも、いいっ!!」バリバリバリバリ

照「ぐあおぅッ!!」バリバリバリ

京太郎「部長、染谷先輩……優希、和」

和「あ、あぁ……」

久「やめて、もう……やめてぇ」ジワッ

まこ「くっ」プルプル

優希「京太郎ぉぉぉ!!」

京太郎「み、みんな……あとは頼みました。透華さんには……うまく言っておいてください」

和「須賀君!!」

京太郎「……」

咲「わ、わたし、どうし……」ブルブル

京太郎「咲……、……咲!!」ジワッ

咲「あっ」ドクン


京太郎「おれが死ぬところを見てもまだとぼけたツラしてやがったら……恨むぜ」ポロポロ


咲「あ……うわぁぁっ……!!」

京太郎「……あばよ咲。お前といろいろあったけど、楽しかったぜ」


 でも……俺の戦いは……ここまでだぜ


京太郎「うぉぉぉ!!」カァァァァ!!

照「うわぁあぁぁぁぁッ!?!」


 チョンボ!!


咲「京ちゃあああああん!!!」


 ドォォォォォン!!


和「ば、バカ!!!」



咲「京ちゃん……」

                                                  _ , 、

                                                /ィ--∨  :.- 、
                                              __/  , ,:   } l \
                                            ` ー-, | /{ { l  | |  .
                                             /_/  | / 从 :  ,-}/、 |l |
                                              /   从 -rォⅥ /rォ- }イ {
                                           _` ̄´ { {rI ゞ ,}' ゞ  } }∧
             ____                        Y {{ |Y }  从∧  _    八{
          ,. : :´: : : : : : : : :`: : . 、                        「l | || | | |    Ⅵ 、 ` ー` イ / '
       ,. :´: : : : : : : : : : : : : : : : : :`: : .、                    { ー '' ' | /^〉 「//}` ー ´r'-、
      /: : : : : : : : : : : : : : : : :、: : : \: : \___,             |       ' ノ_,」// |    |/()|
     ': : : : : : : : : : : : :|: : : :|: : |、-:、: : ヽ: :_:ヽ ̄             :.   /´ //////∧_ r '///>- 、
     /: : : : : : : : : : : : : :l: : : :|: : | ヽ} ヽ: :}: :、 `\               ∧ _人 イ///////∧-}//////////> 、
    .': : : : : : : : : : : : : : : : : : |: : | ,イ、 }从: : 、              {//\___「///////// ∨////////////∧
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   ,'|: : : : : : : : : : :∨: : : : : 、\  、   :.:.:.:.: {               ,'//////イ/////////////////////l|////|
   / ',: : : : : : : : : : {^\: : : : :\` :.:.:.:.:.:.    ;                ////////j//////////////////////|////|
    ∧: : : : : : : : : 乂 \:、_: :\  , ~~ ,            {////////{//////////////////////|////|
    {  、: : : : : : : r、: :  ̄「`\  ̄       ,            ∨//////イ////////////////////// ///∧
      \__: 、 ∨: 从   ::......___,..イ==- 、             マ//// |//////////(_)///////// {//////}
        `ー-_、\ }: : { \    / ̄´:::// `_ヽ::\             ̄   |/////////////////////,イ///// |
       と二二_ヽ ∨、:ミ    /:::::::::::// /  \::\            |/////////////////////} 〉/////|
        /ィ-r、  }:::「'   _/:::::::::::/イ /    ∨:::::.           |////////////////////{ {//////|

咲「私、全部」

                    ,..   ̄ ̄  、

                  /⌒ '    ⌒\     ヽ
                / ,   ,      | |  :.  .
                  { 〃  / , :  | | l |l|   :
               /  / {| _|_/{ { | }-}/、| | |           _... -----. . 、
              / イ , ∧ {_,从 } /,ィtォ } / :、        , : ´: : : :': : : : : : : \
                 {/}| 从芯 ∨'  ゞ' /イ} | \   ,..::´: : : : ,: : : : : : : : : : : :ヽ
                   ,'∧l{∧   '    }'l从     / : : /: ': :, : ,: : : : 、: 、: : : : : :.
                 ´  \}ム    _,  人/    /: : ,: |:_|_: :|: :|: : !:!: |: |: :|: :|: : |
                    /∧:.、 ´   ,.:' |∧    /: イ: :!{:Ⅵ:从:{: :从⌒l|、:, : |: : |
                     _,{\∧ `¨¨  「rィ/>-- 、  ':从斧ミ \ィ斧ミ、}:/: /: : :,
               r=r<//\{___    |/イ/////// |:/: {Vリ   Vリ /: イ }: :/
               //{|//////∧、__`_r//〉/////////},:叭  '   "" ' r-':}:/
               ///|{/////〈 ∧    /イ//__/////,'///{|  、 、     ィ: /:イ
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             〈二二二二二二二二二二二二二二二二二_/


咲「全部、思い出したよ……」



咲「京ちゃんとの思い出」

                                      __
                                    /´ ̄ \     ¨¨¨   、
                              , -- |   、       、   \
                            /イ ,: |    |、 \  \ \    \
                                / / {    ∧  \  \ ヽ    |
                               / / / 从   { 、\_ \ | ト、   、
                          / イ /  , { \ ∧ ´ \  | } /l }  |`\
                        _...-――-Ⅵ / 从- \ { ,ィ==从}/ イ_,ノ   ,
                     ,. : ´: : : : : : : :/ イ/ ∧ ィ= `     /'   , / /
                    /: : : : : : : : : : : : : : :/ イ从{   、          | ハ}
                  /: /: : :/: : : ,: : : : : : : : 、: : : :叭  v ― 、  ,  从{
                  .': /: : :/: : : /: : /: : : : : : }: : : : ::. \ `こ   /   |\
                  |: ': : :/: : : /: : /: : :イ: !: /: : : : :∧:、` r ´       !  、
                  {/: : : r-、/: : :/': / l: l , : ,:.|: : : : |:_\ :.     / |   ∨、
                 /} : : : { {^|: : /,{:/-- }: /,.イ: |: :.|: :.|/、  }     ,:   |    〉 \
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二二二二二二二二二__,.....ィ:://     .   ,., ィ///∨//////∧___//\///////////////}二二二二二二
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            /  Ⅵ、:::::::|   /::::::::::::/ , |///∨/////////////∨//////////////////////!
            ,  l 、:.:.\::::.、 /::::::::::::イ/,: / |////}/////////////////////////////// //////}
         /  ,  \:.:.\∨:::::<:.:.:.//   ////|//////////////(_)/////////////// {///// |

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咲「私の、好きな人の……ことも」


           ,. : : : ¨¨¨: : : .、

          /: : : : : : : : : : : : `: 、
         ,:': : : : : : : : : :,: : : : : : : : .、
          /: : : : : : : : :/: : : : : : : : : `:、                 ___
         ': : : : : : : : :/: : : : : : : : : : : : : :.            _   - /`ヽ´-<⌒
       /イ: : : : : : :./: : : : : : : :/: /: : }: : .      ,  ´    /    、  ヽ
       | |: : : : :_:_:/:,: : :/: -/-、'}: :/: : :.|     /        /  / | ヽ   \
       { {: : : :/-、{イ : / ,ィ斧ミ' /: ,' :/ : |     .'         |  /|_,/l_イ| \  \_
       八 : : 、  |: /{ 〈ソ /: イ: / \{     }        {  | }/__ 从 、 |` ̄ ̄
           }: :イ八 }/  :.:.   ( {:/イ   `    ,'           |  芯 {、 从}
      r―く_/    、   、_ ノ `        /イ      {⌒Ⅵ    、\{
     _/ --- 、`ヽ、 /_>--  ´               、ト     乂_      ノ `
   「  / ̄::`ヽ Ⅵ、ヽ-、               }∧  /从    ー '
   | /l::::::::::::::::::∨ヽ}` { ∧             __/' '     _   /
   | イ::|::::::::::::::::::::∨ \〉' }          , - ≧=- 、    ,.:'    ̄
   | ハ::Ⅵ::::::::::::::::::∨、_{  ∧         , ´ , ´: : : : : :ヽ  /  `ヽ、
   Ⅵ|::::::、::::::____〉::|!:l「:::::::.      /   /: : : : : : : : :}:、_ r-/:/ ハ
    `'|:::::::{:∧    ' :::|!:∧_:〉     ,    l: : : : : : : : : :|、:`¨´:/ /: |
     |::::::::: ̄:.    Ⅵ!:{:::} |'     /   Ⅵ: : : : : : : : |  ̄   : : : |
     |::::::::::::::::::.    マ::::::| |    /      } : : : : : : : : |   / : : : : |


咲「京ちゃん!!」

久「思い出した、私も――」

まこ「わしも……」

優希「全部、京太郎のこと、全部!!」


和「ですが、そのための犠牲は……あまりに大きかった!!」


 ビュォォォォォ!!

 ズゴゴゴゴゴッ!!!!!





咲「京ちゃん……どうし……なっ!?」

和「まさかっ!?」


照「……ロン、8000」パタン


京太郎「」

久「そ、そんな!? どうして!?」

まこ「ヤツにはチョンボすら全く効かなかったのというのか!?」

照「いや、さすがの私もチョンボは防げない。だけど、京ちゃんが未熟なお陰で助かった」

和「これは!?」

照「私のツモ前に、京ちゃんの捨て牌が実は和了牌だった」

優希「じゃ、じゃあ!?」

照「安目だから見逃そうと思ったけど……ツモらせてもらえないなら和了るしかない」

 フラァァァ

京太郎「」ドシャァァア

          /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\
         /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:丶
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    .//.:/.:.:.:..:.:.:.l:.:.::八.:.:.:.:.| ´  ∨ }.:ハ.:.:.:|.:.:.:.:.|:.:.:.:.丶
   /.:′|.:.:.:.:|.:.:.:|'⌒  \.:.{    ,.斗==ミ|.:.:.}:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.
  ./.:.i{.:. |.:.:.:.:|:.:.:.|      \  " 乂ソ |.:./.:.:.:ハ.:.:.:.:.:.:.:.:.
.  / .:八:.:{.:.:.:.:ト.:i:.| 斗=气      ´ "" }/ }/ |!.:.:.:.:.:.:.丶
 .:.:.:.:.:.:.:.:.イ.:.:i|::乂〃 Уソ             リ.:.:.:.:.:.:.:.:|

./.:.  '"   |i:.:.リ.:.:.:ハ ´""  ′        __/::}.:.:.:.:.:|:.:.|
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       八.:.:.:|.:| \:|:::::::::|i::_, く}        ト/.:/
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.     /                 ::::  /::/
    /             `、     :::∨::/           ∧

照「……犬死にだね」

和「っ宮永照!!!!!」

まこ「そこまで堕ちていたかチャンピオン!!」

咲「お姉ちゃん!!」

 ガチャッ

照「!?」

カピちゃん「きゅぅぅ!!」トコトコトコ!!

照「カピ、ちゃん」

カピちゃん「きゅう! きゅう!!」ガジガジガジ

照「……邪魔」ペシッ

カピちゃん「きゅぅぅ~」トコトコ

京太郎「」

カピちゃん「きゅう……」ペロペロ



次スレ一応貼っておきます
京太郎「ヤムチャの対義語?」淡「そうに決まってんじゃん!」5【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1407338087/)

照「これでもう戦えないね」

咲「こんな、酷いよ!!」

照「どうやら本当に記憶が戻ったんだね。完全に消去したハズなのに」

咲「どうしてこんなことするの? お姉ちゃんも京ちゃんのこと!」

照「っ!! 黙って! 咲はおとなしく私に付いてくればいいの!!」

咲「いや!!」

照「妹なら従って!! こんな、こんな奴なんて!!」ジワッ

咲「……確かに京ちゃんはたまにえっちなことするよ。でも……時々すごくかっこよくて」

和「咲さん……」

咲「優しくて、臆病だけど一生懸命がんばって正しいことをしようと努力する」

京太郎「」

咲「それが、それが京ちゃんだったのに!!」ギュゥゥゥ

照「咲、もう一度記憶を!」ツノピカァー

咲「っ!! もう、その手は喰らわない!!」ピカァ

久「さ、咲の?」

まこ「角が光った、じゃと!?」

優希「角の雀士……」

照「なっ!?」

咲「京ちゃんに酷いことをするお姉ちゃんなんて嫌い!」キッ

和「咲さん!」

咲「私が、お姉ちゃんを倒すよ!!」カッ


<<宮永咲>>
【戦闘力】420
【雀力】70
【精神力】70
【運】70
【能力】
・【角闘気】満貫以下の直撃を無効にする(消費10)
・【カンブレイク】和了判定+50 点数判定+50 ツモ確定(消費15)


照「咲ぃ……!」

咲「京ちゃんは、私が守る!!!」



 東四局 照の親

咲 5300

和 49000

照 34700

京太郎 11000


照「もう何をしても遅いよ、咲」

咲「……っ」

照「京ちゃんはもう廃人になった。牌を切るだけの人形に過ぎない」

京太郎「……」

咲「京ちゃん、待ってて。必ず助けるから!」

和「須賀君が戦えない以上、私達で逃げ切るしかありません」

照「させると思う? この二連の和了で私の力はさらに上がる」

 ズゴゴゴ

照「更に私の親。アナタ達に勝目はない」ツモブレイク!

咲「私だって!」ピカァァ

照「!」

咲「カンブレイク!!」

照「まだ抗うんだ」

咲「京ちゃんの想いを、無駄にはしない!!」

照「ふんっ! だったら見せてよ! その想いの力を!!」


 
【和了判定】 ※ゾロ目はその数値の二倍扱い


咲 470 ↓1

和 445 ↓2

照 490 ↓3

京太郎 290 ↓4




咲「カン!!」

照「無駄」ゴッ

咲「もいっこ……出来ない!?」

照「甘いね」

咲「くっ!?」

照「咲はまだ宮永の血を操れていない。それじゃあ角の力も持ち腐れ」

咲「そんな!?」

照「バイバイ。親跳確定である以上、ツモで全て終わる」

和「咲さん!!」

照「じゃあね、咲」

京太郎「……」

咲「京、ちゃん……」

照「ハァァァァ!!」

和「咲さん、逃げて!!」

久「このままじゃ、負ける!!」

まこ「京太郎!! 立つんじゃ!!」

京太郎「……」

カピちゃん「きゅぅぅぅ!!」パァァァァ



【放銃判定】 ↓2

00~19 和 続行

20~49 咲 ゲームオーバー

50~89 京太郎 勝利条件達成

90~99 ツモ ゲームオーバー




 東四局一本場 照の親

咲 5300

和 31000

照 52700

京太郎 11000


咲「うわぁっ!?」

和「危ない!」サッ

照「!!」パタン

 ドゴォォン

和「きゃあああっ!?」ズシャッ

咲「和ちゃん!!」

久「和!!」

和「だ、大丈夫、です……魔装が無ければ即死でした」

照「邪魔を……!!」

和「私達を、あまり舐めないでください!」

照「でも、次はもっと絶望的に差が開くだけだよ」ゴゴゴゴ

咲「それでも、負けない!!」カンブレイク!!



【和了判定】 ※ゾロ目はその数値の二倍扱い


咲 470 ↓1

和 445 ↓2

照 510 ↓3

京太郎 290 ↓4



 咲のカンブレイク直撃で次スレへ続きます
 こっちはてけとーに埋めてくださると嬉しいです

 では次スレにて

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