穂乃果「海未ちゃんは自慢の妹だよ」 (100)

※生えません
※元の設定はあまり気にしないでください
※穂乃果の誕生日は関係ないかもしれません

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海未「……んぅ…朝ですか、ん?」

穂乃果「…スヤァ」ギュー

海未「またですか。朝の稽古があるのですが」


コンコン ガラッ
海未母「海未さん今日は鍛錬が・・・あらあら」

海未「おはようございますお母さん。穂乃果を剥がしたらすぐ準備します」

海未母「おはようございます。今日の鍛錬はお休みにしましょう」

海未「いいのですか」

海未母「はい、そのかわり穂乃果さんは起こさないであげてくださいね。では失礼します」ガラ

海未「お母さんは穂乃果に甘いですね。さて、これはこれで暇なのですが」

海未「……」

海未(起こさないように穂乃果から抜けだしましょう、暇すぎます)グイッ

海未「……ふぅ、顔を洗ったら穂むらの開店準備でも手伝いますかね」モゾモゾ

穂乃果「うへっ…うみひゃん~…」スカッ

穂乃果「ぅ…?海未ちゃん!!」ガバッ

海未「」

穂乃果「・・・あれ、海未ちゃん?おはよ可愛いパンツだね」

海未「おはようございます(今のは私が起こしたのではなく穂乃果が起きたのです、ええそうです)」

穂乃果「こんな時間から着替えてどこいくの」

海未「穂むらの準備をしようかと、というか普通なら穂乃果がやるべきなのですが」

穂乃果「えへへ、いいじゃんいいじゃん開店後も手伝ってみたら?海未ちゃん割烹着も似合うし」

海未「そうですかね。では次の日曜日一緒に手伝いますか」

穂乃果「えぇっ!穂乃果は・・・お客さんやるからいいよ」

海未「ここはあなたの家でしょう。さて、私は行ってきますね」

穂乃果「まって、私も手伝うよ」

海未「おや?珍しいこともあるものですね」

穂乃果「海未ちゃんと一緒なら別だよ~」

海未「そ、そうですか。では着替えたら行きましょう」






穂乃母「あら、海未はともかく穂乃果がこんな早くからなんて今日は雪でも降るのかしら」

穂乃果「それは聞き捨てならないなぁ~。穂乃果だって早いときはあるよ!」

海未「おはようございます、お父さん」

今日はここまでで許してください
穂乃誕は関係ないけどなんか今日立てなきゃいけない気がしたので
明日から頑張ります

穂乃母「おはよう海未、穂乃果も挨拶くらいしなさい」

穂乃果「さっきのには反応なし!?おはようお母さん」

穂乃母「おはよう。あなた達が準備してくれるなら少し早いけど朝御飯の準備してくるわね」スタスタ

穂乃果「そういえば海未ちゃん稽古はないの?」

海未「ええ、誰かのおかげで無くなりました」

穂乃果「へぇ~、よかったね」

海未「あなたのせいですよ!?まぁたまにはこういうのも良いですが」

朝食


雪穂「海未姉、醤油取って」

海未「どうぞ、ところで雪穂はどこの高校へ進学するつもりなのですか?」スッ

雪穂「UTXかな~可愛い子いっぱいいるし、ありがと」

海未「不健全な進学理由ですね」

雪穂「そうかな、高校の進学って大体こういうもんじゃない?」

海未「まぁ、どこへ進学するにしてもしっかりした目的、目標は持たないといけませんよ」

雪穂「海未姉は堅すぎだよ、海未姉みたいな凛々しい顔立ちならUTXでもモテモテだろうに」

穂乃果「今月現時点で海未ちゃんがもらったラブレターの数は5通です」

雪穂「おーおー生徒数が少ない音ノ木坂でこれじゃUTXいかなくて正解だったかも」

穂乃果「μ's結成してからは他の学校からもくるようになったけどね」

雪穂「」

穂乃果「でもなんで返事書かないの?」

海未「…まぁ私にも色々あるんですよ、でも絵里にいい事を教えてもらったので今度から返事を書こうと思います」

穂乃果「えっ、海未ちゃん付き合っちゃうの?」

海未「諦めさせるために返事を書くんです。私には心に決めた人がいますから」

雪穂「っごほぉ!…海未姉そういうのあったんだ…」ケホッケホ

穂乃果「ちょっ、雪穂ご飯粒飛んできたよ!?」

穂乃果(心に決めた人って誰だろ…最近仲がいい絵里ちゃんかな、それともことりちゃん?……海未ちゃん)


――――
――――――


穂乃果「それじゃあお父さん行ってきまーす」

海未「行ってきます」

海未母「行ってらっしゃい」

穂乃果「今日もいい天気だね~のんびり出来るし清々しい気分だよ」

海未「ええ、穂乃果が早起きしてくれれば毎日この気分を堪能できるのですが」

穂乃果「朝から説教はいやだよー!」

ことり「……」スタスタ

海未「そうですねやめておきましょう。ただ、一緒に遅れることりの事も考えてあげてくださいね」

穂乃果「精進します」

ことり「海未ちゃんことりの事考えてくれてるんだ」

ほのうみ「ことり(ちゃん)!!」ビクッ

穂乃果「全然気づかなかったよ、いつからいたの?」

ことり「門脇にいたんだけど死角になってた所為か気づかれなくて…」

ことり「それより海未ちゃんは優しいね、ますます好きになっちゃいそう」ウデギュー

海未「こ、ことり…恥ずかしいです…」

穂乃果(そう、最近ことりちゃんの海未ちゃんに対するスキンシップが過剰な気がします)

穂乃果「…モヤモヤするなぁ」ボソッ

海未「?」

穂乃果(これは妹が離れてく気がして寂しい姉としての気持ちなのか、それとも…)

海未「……か…穂乃果」

穂乃果「うわぁ!な、なに!?」

海未「いえ、ボーっとしていたので…体調でも悪いのですか」

穂乃果「そんなんじゃないよ。穂乃果も海未ちゃんの腕もらいっ!」ガシッ

海未「あ、もう!穂乃果はいい加減妹離れするべきです!姉としてしっかりするべきです!///」

穂乃果「姉としてと言ったって海未ちゃんとは3時間15分しか変わらないじゃん」

海未「それでも姉は姉です」

穂乃果「ふふ、でも満更でもないんじゃないの~顔が赤いよ~」ニヤニヤ

海未「…っ!もういいです行きますよ!」

ことほの「は~い」

1年教室

凛「今日の1限は保健体育だにゃ」

先生<ソシテ13セイキマツノダンジシュッセイリツハ1%イカニマデサガリ~

凛「なんで体育なのに机に座らなきゃなのかな、やってらんないよーかよちん」

花陽「うーん、でも花陽は運動得意じゃないからこっちのほうが良いな」

先生<ジョセイドウシデノセイコウデニンシンシタバアイジョジシカウマレナイコトガハクシャヲカケ

真姫「私も。体動かすのなんてμ'sの練習で十分だわ、別に運動が不得意なわけじゃないけど」

凛「でも体育っていうなら体動かしたいよ~」

先生「そこ!自由席だからってうるさいぞ~」

まきりんぱな「ごめんなさい」

放課後 練習


穂乃果(昨日は海未ちゃんと組んだから他の人と組まないと)

絵里「海未、組みましょ」

海未「絵里、かまいま ことり「海未ちゃんはことりと組んでるよ」

海未「ことり?」

絵里「…」

ことり ニコニコ

絵里「まぁいいわ…ほの」

スッ

ことり「…」ニコニコ

   穂乃果<今日は誰と組もうかな~

絵里「?ことり、どいてくれない」グイッ

ことり「…」ウデガシッ

   にこ<穂乃果、たまには組みましょ

   穂乃果<いいよー

絵里「…もういいわ、手を離して」

ことり「絵里ちゃんには穂乃果ちゃんも海未ちゃんも渡さないから」パッ

絵里「へぇ、精々頑張ることね」

海未(あの二人は先程からどうしたのでしょうか、なんか険悪なムードができてます)


――――――


絵里「今日は以上!各自水分補給はしっかりね」

穂乃果「ふぅ、今日の練習はきつかったよ~」ゴクゴク

   海未<凛、今日は一段とキレがありましたね。ポカリをどうぞ

   凛<ありがと、これも鬼教官の賜物だにゃー

   希<ふふふ

穂乃果「皆より大変な立場なのにまず自分より他の人を気に掛けれるなんて、やっぱ凄いなぁ」

穂乃果「疲れてるそぶりも見せないし姉としては心配だよ」

ことり「じゃあ、私たちが海未ちゃんをサポートしてあげなきゃ」

穂乃果「ことりちゃん」

ことり「海未ちゃんに飲み物持って行ってあげよ?」

穂乃果「うん!」ダッ

絵里「海未、自分より他人を優先するのは貴女の良い所だけど自分の身もしっかり労わりなさい」

海未「あっ、絵里」

絵里「ほら水」スッ

穂乃果「もう絵里ちゃんが渡しちゃったね」

ことり「…うん」

絵里 ニヤ

ことり「むぅ」

絵里「さて私は先に行くわね。気をつけて帰るのよ」

海未「ありがとうございます、お疲れ様でした」

希「エリチ待って~」

穂乃果「私たちも帰ろうか」

帰り道


ことり「あのね穂乃果ちゃん、海未ちゃん」

ほのうみ「?」

ことり「ことり、負けないから」

穂乃果「ど、どうしたの?」

ことり「これはことりなりの、絵里ちゃんには負けないって宣言!」

海未「絵里がどうかしたのですか」

ことり「じゃあ、ことりはこっちだからバイバイ」タッタッ

海未「あっことり!…行ってしまいました」

穂乃果「…」

夜 海未部屋


海未「最近ことりの様子が変ですね、悩みでもあるのでしょうか」

海未「…さて、勉強でもしますかね」

<ココロピョンピョン~♪

海未「!?」バッ

ごちうさ バァーン!

海未「何でしょうかこのアニメのOP、私の作詞センスと共感するものがあります」


ココア<チノチャーン
チノ<クォクォアサン、ハナレテクダサイ


海未「…このココアという女の子、亜里沙本人と間違えるくらい声がそっくりですね」マジマジ

リゼ<ココアガパンツクレルッテイガイダッタナ

ココア<デキタヨ~


海未「ふむふむ性格といい髪の色、長さ、パンが好きなところまで穂乃果そっくりですね」


call me sister
ココア<オネエチャンッテヨンデ


海未「ココアさんはチノマヤメグさんを妹に見立てているようですね」ジー


ココア<モフモフセイブンノホジュウヲ~ ダキッ
チノ<クォクォアサン///


海未「…穂乃果も良く抱きついてきますが私たちも傍目から見たらこんな感じなのでしょうか///」

海未「しかし…ふふっ、二人とも容姿は全然違うのに姉妹というとまるで穂乃果と私みたいですね」


メグ<コレモウドッチガアネカワカンネェナー


海未「むっ、そういえばこのメグさん誰かの声と体型にとても似ている気がします」

海未「誰だったでしょうか、うーん…」

<ポッピンジャンプ~♪

海未「ん、もうエンディングですか。私とした事がついつい見入ってしまいました」

海未「…宿題があるわけでも無いですしもう寝ましょう」ゴロン

海未(あのアニメ気に入りました次回から録画します)

海未(それにしても…お姉ちゃん ですか、穂乃果をお姉ちゃんと呼んだ覚えがあまり無いですね。何故だったでしょうか)ウトウト

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____________

海未「しかし…ふふっ、二人とも容姿は全然違うのに姉妹というとまるで穂乃果と私みたいですね」


マヤ<コレモウドッチガアネカワカンネェナー


海未「むっ、そういえばこのマヤさん誰かの声と体型にとても似ている気がします」

海未「誰だったでしょうか、うーん…」

<ポッピンジャンプ~♪

海未「ん、もうエンディングですか。私とした事がついつい見入ってしまいました」

海未「…宿題があるわけでも無いですしもう寝ましょう」ゴロン

海未(あのアニメ気に入りました次回から録画します)

海未(それにしても…お姉ちゃん ですか、穂乃果をお姉ちゃんと呼んだ覚えがあまり無いですね。何故だったでしょうか)ウトウト

________
____________

>>45修正→>>47

メグじゃない

____________



「海未ちゃんおーきーてー」

海未「…んー…もう少し…」

穂乃果「もう!手がかかる妹だなー」

穂乃果「あっ、これは妹の成長具合を見るチャンス!?でも服の上から見る限りせいちょ…ングっ!」マクラボフッ

海未「…姉さん、今から朝の走り込みに励むとしますか?」ニコッ

海未(あれ?)

穂乃果「あ、あはは…ごめんなさい。お母さんがご飯できてるって」

海未「顔を洗ったら向かいますので先に行っててください」

穂乃果「はーい」トトト

海未「姉さんより遅く起きる日がこようとは…それにしても何か違和感を感じましたが…ん?」


カレンダー 8月3日

朝食


海未「姉さん、今日は私たちの誕生日ですね」

穂乃果「うん!今日の夜は外食だよ~って、んっ?私たち?」

海未「はい、私と姉さんの」

穂乃果「何言ってるの?海未ちゃんの誕生日は3月15日でしょ」

海未「えっ」

穂乃果「あっ、さては海未ちゃんまだ寝ぼけてるのかな」

海未(私の誕生日は…あれ?3月15日であってる気がします、どうやら姉さんの言うとおり寝ぼけてるようです)

海未「…そのようですね、間違えました」

穂乃果「えへへ、海未ちゃんのプレゼント楽しみにしてるよ!」

海未「…はい」

海未部屋


海未「ない…ありません!姉さんへの誕生日プレゼントが」ガサゴソ

海未「昨日までの私は何をしていたのでしょうか…昨日?おかしいですね記憶が全然…」


ガラッ

穂乃果「うーみちゃん!プレゼントもらいにきました!」

海未「姉さん」

海未(こうなったら夜までに用意しておきましょう)

海未「プレゼントなら夜渡しますよ」

穂乃果「今がいいなー、海未ちゃんからは誰よりも早く貰いたい」

海未「あのっ、でも…」

穂乃果「やっぱり無いんだね」

海未「えっ」

穂乃果「ごめんねさっきの聞こえちゃった」

海未「…ごめんなさい」

穂乃果「いいの、でも穂乃果欲しいものがあるんだ」

海未「それは何でしょうか、代わりといっては何ですが検討します」

穂乃果「それはね…」トン

ボフッ

海未(!?私の部屋にベッドなんてありましたっけ?それより)

海未「怒ったのですか?」

穂乃果「怒ってないよ、私は海未ちゃんが欲しいなぁ…」スッ

海未「へ?ちょっ、ちょっと…!」


海未(姉さんの顔が!ちっちか…






―――――――――

――――



チュンチュン


海未「…夢……あっ」




  穂乃果『ねぇ海未ちゃんも穂乃果のこと名前で呼んでよ』

  海未『えっ、でもお母さんが…』

  穂乃果『誕生日は同じだしいいじゃん』

  海未『で、では…穂乃果』

  海未母『海未さん?穂乃果さんは姉なのですから…』

  穂乃果『あ~、お父さんあのね…』




海未(そういえば、穂乃果を名前で呼ぶようになったのはあれ以来ですね)

海未(もし私の誕生日が8月3日の3時15分ではなく、3月15日だったらお母さんは穂乃果と名前で呼ぶことを許してくれたでしょうか)

海未(雪穂を見る限り微妙ですね)

海未(…///)

海未「って!私はなんて破廉恥な夢をっ!ほ、穂乃果が…あわわわ」ジタバタ

穂乃果「!」モゾ

海未「おや?ほ、穂乃果…あの、起きてますか」

穂乃果「…す、スヤァ」

海未「寝ているようですね、流石に今日も稽古を休むという分けにはいきません、失礼します穂乃果」グイッ

穂乃果「…」ゴロン

海未「さて、着替えましたしそろそろ行きましょう」

海未「…」

スタスタ

穂乃果(海未ちゃん?)

海未「…」ホッペツンツン

穂乃果(な、なになに!?起きたほうがいいのかな?)

海未「…」スッ

海未「………行って来ます…お、お姉ちゃん///」ボソ

ガチャ タッタッタ


穂乃果(…)

穂乃果(何年ぶりだろう、海未ちゃんが私を姉と呼んだのは)

穂乃果(懐かしいのもあるけど不思議な気分、自分より姉っぽい妹に姉って呼ばれたからかな?はたから見てもきっと海未ちゃんの方が姉って思われるだろうし)

穂乃果(…私って全然姉として振舞えてないなぁ、普段なら気にしないんだけど海未ちゃんにお
姉ちゃんなんていわれると園田家の長女だって思い知らされるよ)

穂乃果(でも不思議な気分の他にもう一つ…)

穂乃果(海未ちゃんの『お姉ちゃん』という言葉で胸が締め付けられるような感覚になった、その原因はおそらく)

穂乃果(小さい頃お母さんから聞いた、姉妹じゃ結婚できないんだって事が関わってる)

穂乃果(…また胸が苦しくなってきたということは予想通りこれが原因みたい)

穂乃果「やっぱり私は…」

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