モバP「そこの君!アイドルに」ソル「うるせぇ」 (61)

クロスSSだよ

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1407073199

P「おっと途中で断られてしまうとはプロデューサーびっくりだ」

ソル「………………」

P「だが待ってくれ、きっとわるい話じゃないと思うんだだから話を聞いて欲しい」

ソル「………………」

P「君ならきっとトップアイド」

幸子「って馬鹿ですかー!!」
ドゴン

P「ごふぅ」

幸子「夏の暑さでおかしくなっちゃったんです!?」

P「お、俺は至って正常だぞ、いつものスカウトだってば」

幸子「異常ですっ!!」

ソル「…用がねぇなら行くぞ」

>>1

何とのクロスか書かないと
煩いのが湧いてくるから
何とのクロスか書いた方がいいと思う

P「あ、待った、まだ何も話しては」

幸子「だから引きとめないで下さい!ホントどうしちゃったんです!?」

P「315プロが再稼動したしここらで我が事務所も男性アイドルをスカウトしていくべきかなーって」

幸子「百歩譲って男の人をスカウトするのはいいでしょう…銃刀法違反してる筋肉モリモリマッチョマンを何故選ぶんですか!?」

P「カッコイイじゃん」

幸子「えぇ…」

ソル「………………」
スタスタ

P「ジャストアメモーメント!」

幸子「待たなくていいですからね!」

ソル「漫才なら他所でやってろ」

>>3
ありがとう
アイドルマスターシンデレラガールズとギルティギアのクロスです

ソル「…いや待て一つ聞いておきてぇ事がある」
ズイッ

幸子「は、はひぃ!?(わわわわ近くで見るとさらに怖い!Pさんがアホな事言ってるしきっと怒ってますよコレ!!)」

ソル「今人を探してる…心当たりはねぇか?」

P「特長とかはどんな感じの人で?」

幸子「(この人の仲間ってまた凄いんでしょうね…)」

ソル「金髪に赤いバンダナを巻いている若い男だ」

P「ふんふん」

幸子「(あれ?思ったより普通の人です)」

ソル「後は鎖鎌を持ってるのが特徴だ」

幸子「やっぱり危ない人だー!」

P「こら幸子、さっきから失礼だろ」

幸子「怖いんですよ!というか全く物怖じしてないPさんの神経も怖いです!!」
 
P「鎖鎌もいい個性じゃないかそんな人中々いないぞ、その彼も是非スカウトしてみたいなあ」

幸子「知ってましたけどPさんのスカウト基準おかしすぎです!!!!」

ソル「心当たりは無しか、じゃあな」
スタスタ

P「あ、ああ!?頼む!!もう少しだけでいいか…おや?」
プルルルル

幸子「さ、さよーならー!!」
ブンブンブンブン

ソル「………………」
スタスタ

幸子「怖かった…ほらPさんもう行きましょ…どうしました?」

P『外人さんにナンパされてます、助けてください』

ソル「……………」
ピタッ

幸子「メールですか、誰からです?」

P『見た目は金髪にバンダナをして鎖鎌を持ってる人です』

幸子「」

ソル「……………やれやれだぜ」


………
……



アクセル「まあまあちょっとだけでいいからさー俺ジャパンに来るの久々で嬉しいの」

「…ですから困ります」

アクセル「やっと俺にも運が巡ってきたって所ねーむっふふふ」

「…あの…えっと」

アクセル「まーちょっとお茶くらいいいじゃない、減るもんじゃないし」

「…私より綺麗な子はもっといますから、どうぞ他を…」

アクセル「うそん!?君みたいな超弩級美人より上!?…ってそうじゃないでしょ、十分君は綺麗よなはは」

「…そ、そうですか」

アクセル「そーなの、さっこれ以上立ち話もアレだし」
トントン

アクセル「お?もー誰よ俺様一世一代のチャレンジ…を」

ソル「………………」

アクセル「」

P「お待たせ」

文香「…あ…来て、くれたんですね、ありがとうございます」

幸子「わあ本当に鎖鎌持ってます…」

アクセル「だ、旦那が何でここに?」

ソル「テメェとやりあってる最中に起きた時空の歪みに俺まで引っ張られた…って所だな」

アクセル「わーそりゃ語愁傷さまで」

ソル「解ったらさっさと俺を元の時代に戻せ」

アクセル「あっはっはそれが上手くできたら俺は苦労してないですって、こうなったら俺と時間を巡る旅に付き合って貰うしか」

ソル「………………」
ポキコキ

アクセル「ストップストオオオップ!!!!冗談だってー!たぶん今回旦那がついてきちゃった理由には心当たりありますから!!!」

ソル「…あ?」

アクセル「まずここは俺の時代と似てるけどどうも世界が違うみたいなのよ」

ソル「みてぇだな」

アクセル「あら?旦那も気づいてた?」

ソル「テメェが元の時代のジャパンに帰れたならのんきにナンパしてる訳がねぇ」

アクセル「あははぜーんぶお見通し?」

ソル「他にも理由はあるが…まあどうでもいい、それより心当たりってのはなんだ?」

アクソル「旦那を巻き込んで時どころか世界その物を飛ぶイレギュラー、これはこの世界に俺達を呼んだ原因があるとしか思えない…って感じ?」

ソル「………………」


幸子「あ、あの…あの人たちさっきからの話してるんでしょうか?本当に危ない人じゃ」

P「そうか?世の中には色々な人がいるからなあ」

文香「…まるで別世界の住人ですね…でもそういう事もあるかもしれません…ふふ」

幸子「(あれ?ボクがおかしいんですか?)」

幸子「(いえ、そんなはずないですボクは常識的に考えてるだけで)」

ソル「おい」

幸子「っひ!?ボ、ボクは食べてもおいしくないですよ!」

ソル「…………………」

アクセル「あーあー旦那が怖い顔ばっかしてるから」

ソル「…知るか」

幸子「あばばばばば」

P「はいはいどうどう」
ナデナデ

文香「…それでどうしたんでしょうか?」

アクセル「んー一口には説明しにくいんだけど」

ソル「時間軸の研究や異世界の事を研究してる研究所や科学者を探してる」

幸子「……………」

P「……………」

文香「………………」

アクセル「旦那、もうちょい言葉を選びましょうぜ」

ソル「めんどくせぇ…他にどんな言い方がある」

幸子「もう帰りましょうPさん…ボクらとは違うんですぅ…」

P「それならあるな」

文香「…ありますね」

幸子「えっ」

アクセル「ありゃいきなりビンゴ?」

ソル「なら話は早い、案内頼むぜ」

幸子「ちょ、Pさんなんの話で」

P「ちょうど帰り道ですし、一緒に行きますか」

幸子「」

アクセル「どぅえ!?俺と文香ちゃんとのデートは!?」

ソル「引き摺って運ばれてぇか」

アクセル「そんな殺生なぁ!」

P「というか俺がそんな事許しません」

アクセル「お義父さん!娘さんとの交際をお許しください!!」

文香「…え…Pさんが私のお父さん…パパ…それもいいかも…」

ソル「………アホかこいつら」

幸子「え、あの、Pさん、文香さん何でそんなナチュラルに対応してるんです!?」

P「さっきからちょっと頭が固いぞ幸子よ、若いんだから柔軟に行こうぜ」

幸子「優しく諭さないで下さい!」

文香「…幸子ちゃん、大丈夫です」

幸子「文香さんあなたは常識人だと信じてたのに」

文香「…私もアイドルになってから知りましたけど、世界は───広いんです」

幸子「えぇ…」

文香「…今日は異世界の人との出会いなんて…本当に…Pさんと出会ってから私の世界はどんどん大きくなっていきます…」

幸子「わあ目がキラキラしてますぅ」

アクセル「それじゃ文香ちゃんせっかくその異世界の人と知り合えた記念にもっと仲良くなっちゃって」

P「ガードガード!」

ソル「…やれやれだぜ」

幸子「もういいです、常識何て今まで育って手に入れてきた偏見です」

P「お、今の飛鳥っぽいぞ」

幸子「はいはい…ところで今更出すけど知り合いって誰です?」

P「ん?そりゃこういう時の心当たり何て一人しかいないだろ」

思っていたより長くなりそうなので続きはまた明日に、読んでくれた方ありがとうございました


ロボカイのスレとは違う人?

再開します
>>31クロスは初めてなので違う人です

………
……


晶葉の研究所



晶葉「どうせ私だと思ったよ」

晶葉「SF問わずちょっとでも不思議な現象が起きればすぐ出番だ」

晶葉「くれぐれも悪用するんじゃないぞー」

晶葉「P太君はそろそろアキえもんから卒業するべきじゃないかね」

P「じゃあ心当たりは無いのか?」

晶葉「あるぞ、というか正にその類の研究してる最中だ」

晶葉「つい先ほど計器に大きな乱れも観測できたし、おそらくそれだろうな」

P「………………」

晶葉「まだ未完成の時点で異世界の者を引き寄せるとは!!流石だな天才の私は!!!ふははははは!!!!…あ、こら!何をするP!み。皆が観てる前で…」

P「お騒がせしました」

晶葉「」

ソル「何処の世界にもマッドな奴はいるみてぇだな」

アクセル「こーんなお嬢ちゃんなのにたいしたもんっすねー」

文香「…凄いです晶葉ちゃん」

幸子「もう突っ込む気も起きません」

晶葉「もうお嫁にいけん、責任取れP」

P「はいはい引き取ってやるから安心しろ、それで晶葉ソルさん達がが元の世界に帰りたいとの事だがそれは可能なのか?」

晶葉「ああそれはだな」

ソル「………………」
ギロッ

晶葉「ひっ!?」

アクセル「あー大丈夫よお嬢ちゃん、旦那これで睨んでる訳じゃなくてただ見てるだけだから」

幸子「(あ、怒ってる訳じゃなかったんですね)」


ソル「フン…」

晶葉「そ、そうなのか、すまない、それじゃ説明しよう…と言っても説明できないんだがな」

P「どういう事だ?」

晶葉「正直異世界へ飛ぶなど私を持ってしても解明できん、割と今冗談と言われれば信じてしまうくらいだ」

幸子「そりゃそうですよ」

晶葉「ただ先ほど観測した乱れで移動したというのならもう一度同じ乱れを起こせばいい、そうすれば同じ事が起きる…と思う、現状これ以上の解決策はできない」

ソル「…ならそれでいい、すぐにでも頼む」

アクセル「えー旦那ホントにもう行っちゃうの?せっかくだから少しくらい観光を」

ソル「……………」
ジロリ

アクセル「ひぃ!?」

幸子「ひぃ!?」

文香「…あ、今のが睨んだ時の顔なんですね」

P「それじゃやってしまうか、スカウト出来ないのは残念だったが困ってるのに引き止められないからな」

幸子「Pさんが常識的なのかそうじゃないのか解らなくなってきました」

晶葉「いや待ってくれ、すぐにはできない…というか当分はできない」

ソル「何?」

アクセル「あ、もしかして俺と文香ちゃんのデートをしてくれるまで待ってくれるとか?悪いねー」

晶葉「断じて違う、今実験するには危険なんだ」

幸子「危険な実験なんですか?」

晶葉「いや違う、実験自体は危険ではないスペースをとる大掛かりな装置ではあるがな…ただ」

晶葉「………………」

P「晶葉?」

晶葉「…実は今その実験装置のある場所に妙な物がいるんだ」

晶葉「余り解らないという言葉を使いたくないのだが、全く解らないモノがな」

文香「…あの、晶葉ちゃんどういう事です?」

晶葉「本来の私なら異世界から来たなど冗談と笑い飛ばしてるだろう」

晶葉「…が、君達の話を素直に信じたのはそれがいたからなんだ」

晶葉「君達が現れる少し前に何も無いところから現れたソレがな…とりあえず今は実験場に閉じ込めておいてある」

アクセル「…なーんかキナ臭くなってきたね旦那」

ソル「………………」

P「どういう見た目なんだ?」

晶葉「一言で言うとSFにでも出てきそうな機械だ、兵装らしきものもついている」

幸子「それって凄く大事じゃないですか!?何で黙ってたんです!!」

晶葉「言ったところで誰も信じないだろ?…今は大人しくしているし観察するしかない」

晶葉「それとスキャンして解ったんだが、大きな特徴として有機物の反応、つまり生物を使っている可能性が」

  
ガタンッ!

ソル「…場所は何処だ?」


幸子「っ!(ふ、雰囲気が変わった…?ピリピリと肌に感じるような、例えるならその…殺気なんでしょうか?)」

晶葉「え…?」

ソル「場所は何処だと聞いてる」

晶葉「あ…ああ、ここを出て右に曲がって突き当たりのエレベーターの最下層のフロアにある大きな扉だ」

ソル「ありがとよ」
スタスタ

晶葉「って待ってくれ!?話を聞いていたのか?今はおとなしくしているがもし暴れだしたら人の手じゃ」

ソル「…だから俺が行く」

文香「…?どういう意味ですか?」

アクセル「まー文香ちゃん、気になるだろうけどここは俺らに任せてくれない?…手伝うぜ旦那」

ソル「俺一人で十分だ」

アクセル「おそらく俺や旦那が呼ばれた理由はこれよ?ここはいっちょ共闘と」

ソル「テメェなんざ関係ねぇ」

アクセル「あら」

ソル「ギアがいるなら壊す、それだけだ」

アクセル「…さいで」


P「(会話に入れないよ幸子、アクションしてよ)」

幸子「(ここでも混ざるつもりならボクPさん気絶させても止めますよ)」


晶葉「だから待ってくれ!アレは生身でどうにかなるものじゃないんだ!私自慢の決戦仕様ウサチャンロボですら歯が立たなかったのだぞ!!」

P「地味に物騒な物作ってるなお前…というか何してんだ?大人しく観察するしかないとか言ってなかったか?」

晶葉「うっ」

P「………………」

晶葉「え、えーっと…ほら、退治できればそれで解決だろ?決して作ったはいいが使い道が無くてどうしようと悩んでたのを使えてラッキーなんて」

P「おらおらおらおら」

晶葉「あわわわ、や、やめて恥ずかし…あう」

アクセル「仲良しだねーあの二人、ひょっとしてそういう関係?」

幸子「ち、違いますよ!ただのプロデューサーとアイドルです!ボクならまだしもそんな訳有りません!」

アクセル「わーおこっちまでとは…中々やるじゃないP頭のお人」

文香「…あの…ソルさん、もう行っちゃいましたよ?」

すいませんあと少しで終わりなんすが今日は駄目みたいです…明日で今度こそ終わります

再開します



P「しまった!晶葉と遊んでる場合じゃない!追いかけよう!」

晶葉「」

アクセル「その心配は無用だってば、というか一人でやるっていう旦那の邪魔する方が怖いぜ?」

幸子「だからといってその危険なロボがいる場所へ一人で行かせる訳にはいきませんよ、ほら行きましょう!」

アクセル「あらら強引…ま、いいか、直接見れば皆も解るでしょーしね」

文香「…?」




………
……





「そこからは凄かったですよ」

「子供のような言い方ですが凄かったとしか言えませんよ、アレは」

「私も男ですから…あこがれちゃいますね、あの圧倒的な強さには」

「その後私達が実験場の追いついた時、彼はそのロボと対峙していました」

「晶葉の可愛らしいウサちゃんロボとは全く違う姿、悪意だけで作られたような機械」

「しかし彼はソレに、身構えるとか、剣を抜くとか、気合を入れるため叫ぶとか、そういう事は一切せず…普通に歩いてロボに近づくんですよ」

「スタスタと自然に…はは、あれがアクセルさんの言った心配無いって事なんでしょうね」

「あの歩き方と背中を見たら、解りました」


「しばしその後姿に見惚れていましたが、ロボも動き始めている事に気づき我に返りました」

「そして何の前兆も無く急加速し彼に体当たりをしたのです」

「彼は相当な大男ですがそれでもロボと比べれば子供と大人ほどの差がありました」

「幾らマッチョマンと言ってもあの機械の化け物にあんなことをされたら…!しかしそんな事は杞憂でした」

「なんと彼は体当たりしたロボをそのまま受け止めていました、一歩も動かず、まるで衝撃など感じもしてないほどに、逆にロボの方が急停止した事によってか不快な起動音を出していたほどです」

「そして彼が始めて動きます…最もその初めてでほぼ全てが終わってしまうんですが」


「まず彼は頭突きをしました」

「え?たいした事無いって?…はは、頭突きですからね、確かにこうして口にだすと印象が薄いですね」

「是非見せてあげたかったですよ、トラックが衝突した様な音に大きく頑丈そうな機械を歪ませてしまった彼の頭突きを」

「そして次は身の丈の倍以上ある機械を地面に叩きつけ、その衝撃で天井近くまで跳ね上がったロボを自分もまた跳ね上がり追いかけていきます」

「…いや本当の事です、嘘じゃありませんよ、まあ見てる間は私もこれって夢じゃないかと思いましたけど」

「そしたら1秒くらいしてスクラップ同然のロボが落ちてきました」

「後で見たハイスピードカメラの映像では、彼が人間離れした流れるような動きでロボに連撃を入れているのが録画されていました…ヤムチャ視点というのはこれの事なんでしょうね」

「正直なところ、私は格闘技というものには興味が無いし、そういった競技を見ても感慨は沸かない人間なんですが…彼のこの動きには惚れましたね」


「おっと話が逸れました、見た目はほぼ全壊でこれでロボは壊れたと思いました、しかし」

「まだ動くんです、少し遅れて地面に降りた彼に向かって」

「満身創痍で這いずる様な動きでしたがあそこまでになっても動くロボに執念に背筋が冷えました」

「そしてソレを見て少し面倒くさそうな顔をした彼がついに剣を抜きました」

「初めて会ったときから気になっていたあの剣、とどめにアレで今度は斬りつけるのかと」

「不謹慎ですが期待してしまいた、しかし答えは違います」

「…彼は剣を持ったまま殴りました」


「いやいや何故剣を抜いたのか?持って殴ったら邪魔じゃないのか?カッコイイから持ってただけなのか?」

「一瞬で様々な疑問が浮かびました、しかし、次の瞬間その疑問も全て吹き飛びましたよ、文字通りの意味で」

「殴ると同時に起きた凄まじい爆発で…遠く離れてた私達が燃えるかもというくらいの熱でした…もう、疑問も何もかも吹っ飛んでしまいましたよ、ははは」

「これで全て終わりです、実験場に残ったのは燃え焦げた機械の残骸と」

「変わらない調子で、スタスタと、でこちらに歩いて戻ってくる彼だけでした」

………
……



ソル「これでいいか?」

晶葉「え…そ、そうだな!問題無いなこれで…あはは待っててくれ、すぐに始める」
ドタバタ

ソル「ああ」

幸子「えーっとボク起きてますよね?コレって夢とかじゃないですよね?」

文香「…ふぇー」

P「いかん!文香が壮絶すぎる光景にトリップしてる!」

アクセル「いやあホントに俺の手助けいらなかった旦那、俺のカッチョイー所も見せたかったのに」

ソル「…くだらねぇ」

晶葉「おーい聞こえるか?今装置を作動させた!もうしばらくで戻れると思う!」

ソル「………………」

アクセル「あーあ、コレでこの世界ともお別れかせっかく可愛い子がたくさんいそうだってのに寂しいぜ」

文香「…そうですね、せっかく知り合えたのにお別れは残念です」

アクセル「うおっ!?ふ、文香ちゃん…それはいかん、そんな事言われたら俺この世界に居たく」


キュイイイイイイン


アクセル「ってあれええええぇぇー!?いい所なのにぃぃぃ……………」

P「おお、本当に消えちゃった」

幸子「ですね、ボクも平然とこういうの受け入れちゃう様になっちゃいましたははは」


キュイイイイン

ソル「…次は俺か」
シュウウウ

幸子「(やっぱり消えてく…本当に今日が終わったら夢と思ってしまいそうです)」

ソル「ところでそこのガキ」

幸子「え!?ボ、ボクがどうしました!?」

P「いい加減慣れたらどうよ」

ソル「悪かったな今日一日ビビらせちまって」

幸子「…え?」

ソル「もう邪魔する事は二度とねぇから安心しろ」

幸子「………………」

ソル「あばよ」

幸子「ま、待ってください!ボクはガキじゃなくて幸子っていうカワイイ名前が…!」

ソル「…フン」
ブンッ

………
……


元の世界


ソル「………戻って…これたか」

アクセル「あーあどーして飛ぶ時っていつもタイミング悪いのかねぇ、お別れのキスくらいまで待ってくれてもいいのに」

ソル「知るか」

アクセル「ところで旦那名前くらい言ってあげても良かったんじゃ?」

ソル「なっ…テメェ聞いてたのか」

アクセル「やっぱ普段以上に無愛想にしてたの悪いって思ってたりしてたり?」

ソル「…………………」

アクセル「最後の最後であんな事言うって事は旦那が始めに言ってた心当たりってのもだけどひょっとして」

ソル「あんな平和ボケした世界が俺らと関係してる訳がねぇ」

アクセル「っと」

ソル「下手にこっちとの関わりを残して万一の事があったら面倒くせぇからな…それだけだ」

アクセル「──渋いねえ旦那、全く渋いぜ」

ソル「…っけ」

………
……




P「で、終われたらきっといい話だったんだろうな」

文香「…自然が凄いですねここ」

幸子「あははははははボクは予想してましたよ」

晶葉「今度は我らが巻き込まれてあちらの世界に移動と、お約束という奴だな」

幸子「で、どうするんです?行く当てとかあるんです?もうなんだってボクは平気ですよ!」

P「幸子もたくましくなったようで嬉しいぞ」

文香「…ヤケクソ…なんじゃないかと思います」

晶葉「何この私がいるんだ、ドラえもんの様に何とかしてやろう!」

P「さっすが皆大好きアキえもん!…ん?」

ブリジット「ふんふーん♪」

P「ってティンとキタァ!!!そこの君!!是非アイドルになろう!!!」

ブリジット「はいー?ウチがどうし…うひゃあ!?P、P頭の変な人!?」

P「え?これはPヘッドというプロデューサーとして大切な装備で」

ブリジット「怪しい…これはきっと賞金首ですね!ウチ捕らえちゃいますよ!」

P「えええええ!?」


おしまい

読んでくれた方ありがとうございました
クロスって物凄く大変だと知りました、詰まってばかりだったので次はもっと精進します

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