穂乃果「どんなときもずっと」 (19)


ほの誕ssです

短めにいきます

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―――――――――――――アイドル研究部部室


凛「それじゃー、乾杯のあいさつを矢澤部長どーぞー」

パチパチパチパチ
にこ「こほん…えー、本日はお日柄もよく穂乃果の誕生日パーティーにお集まりいただきありがとうございます」

にこ「まずは、私と穂乃果の出会いですが…凛「それじゃあみんなカンパーイッ」

7人「かんぱーい!」

凛「穂乃果ちゃん、お誕生日おめでとー!」

花陽「穂乃果ちゃん、おめでとう!」

真姫「穂乃果、オメデト」

絵里「こうして、穂乃果の誕生日を皆と一緒にお祝いできて嬉しいわ」

希「これも、穂乃果ちゃんが9人を引き合わせてくれたからやんな」

ことり「みんなでお祝いできて楽しいねっ!」

海未「今年も無事、迎えられて嬉しいです」

穂乃果「みんなー、ありがとーっ!」

にこ「ちょっとー、にこの挨拶が終わってないんだけどーっ」

凛「だって、にこちゃん長いんだもーん」

にこ「振ったアンタが言うか!」

凛「こーんな豪華な料理が目の前にあるのに、待ってられないにゃ~」

花陽「そうですね!せっかくのご飯も冷めちゃいます!」

にこ「ん~、分かったわよ!それじゃあ、パーティーの始まりよっ!」

穂乃果「わ~い!どれから食べようかな~、迷うな~」ウキウキ

ワイワイ、ガヤガヤ
ことり「えっと…これと、これっと…うん、これくらいかな…穂乃果ちゃん!」クルッ


凛「穂乃果ちゃーんっ!凛、穂乃果ちゃんの為にラーメン作ったんだー!」

穂乃果「わーっ、ありがとー凛ちゃんっ!」

花陽「わ、私はっ厳選したお米を炊いてきました!」

穂乃果「花陽ちゃんもありがとーっ!」

真姫「私は、一流ホテルの焼き立てパンを持ってきたわ!」

穂乃果「真姫ちゃんもありがとーっ!」

凛「麺が延びる前に食べて~」

花陽「冷めてしまう前に早くっ!」

真姫「パンも冷めると固くなってしまうわ!だから早く!」

凛「凛が先だよっ!」

花陽「私が先だよぅ」

真姫「穂乃果の好きなパンから、先に食べるべきでしょ!」

穂乃果「わわっ、順番に食べるから、ケンカはだめだよ~」

真姫「別に喧嘩してるわけじゃ…」

花陽「ただ、穂乃果ちゃんに先に食べて欲しくて…」

穂乃果「そっか!みんな、ありがと!」ニコッ

花陽「はうっ!」ドキッ

真姫「べ、別に…///」カミクルクル

凛「穂乃果ちゃんに喜んで貰えて嬉しいにゃ~///」テレテレ


ことり「ちゅん…」

ワイワイ、ガヤガヤ
穂乃果「えへへ~、おいしいものばっかで幸せだよ~」ニコニコ

海未「…(おや、穂乃果…口元に食べカスが…)穂乃果…」ガタッ


にこ「ちょっと穂乃果、口に食べカス付いてるわよ」

穂乃果「えっ、ホント?」

にこ「えぇ…ちょっと動かないでね…(フキフキ)これでよしっ!」

穂乃果「えへへ~、にこちゃんありがとっ!」ニコッ

にこ「全く~、世話が焼けるんだから!」

希「何か、にこっちお姉さんみたいやな~」

にこ「はぁっ?!まぁ実際、にこの方が年上だしっ!」

穂乃果「あっ、そういえばそうだねっ!」

希「ウチとにこっちは、もう誕生日終わったから年上になるな」

穂乃果「そっか~…あれ、じゃあ絵里ちゃんとは同い年?」

絵里「私は10月だから、そうなるわね」

にこ「絵里と穂乃果が同い年…全然そう見えないわね」ジッ

絵里「ちょ、ちょっとにこ!どこ見て言ってるのよ!」サッ

希「にこっちのスケベ~」

にこ「はぁ~、何でそうなるのよ」

絵里「それを言うなら、にこは穂乃果より年上には見えないわよ!」

にこ「えっ、それはにこが若く見えるってこと?いや~、照れるわね~」

穂乃果「えへへっ!穂乃果お姉ちゃんいないから、希ちゃんたちがいてくれて嬉しいな~」

希「ウチも、一人っ子やからこんなに可愛い妹が何人もいて嬉しいわ~」ナデナデ

穂乃果「えへへ~、希お姉ちゃ~ん」

絵里「ほ、穂乃果!私もいるわよっ!」

穂乃果「絵里お姉ちゃ~ん」モッギュー

絵里「ハラショーッ!穂乃果、私の妹にならない?」

にこ「絵里には亜里沙ちゃんがいるでしょ」

絵里「亜里沙も穂乃果も、同じように愛すわっ!」

にこ「全く…」

穂乃果「にこお姉ちゃんも、ぎゅーっ」モッギュー

にこ「はうっ…悪くないわね」

絵里「でしょっ!」


海未「はぁ…」

凛「穂乃果ちゃんっ!」

花陽「ほ、穂乃果ちゃん!」

真姫「ホノカッ!」

希「穂乃果ちゃ~ん」

にこ「ほ~の~か~」

絵里「穂乃果ーっ!」

穂乃果「えへへ~、みんなからお祝いしてもらえて幸せだよ~」


海未「…」ガタッ

―――――――――――屋上


ガチャ
海未「おや…ことり、いたのですか」

ことり「あっ、海未ちゃん…」

海未「ことりも、同じですか…」

ことり「うん…何か、居づらくなって」

海未「私もです…全く、情けないですね…御目出度い日のはずなのに…」

ことり「今までは私と海未ちゃんで、穂乃果ちゃんのお誕生日を…」

海未「ですが今年は、μ'sの皆と一緒にお祝いを…」

ことり「人数が増えて、賑やかになって楽しいはずなのに…」

海未「何か、穂乃果が遠くに感じるようになってしまいました…」

ことり「いつかは、こうなるって分かってたんだけど…」

海未「実際そうなると…中々堪えますね」

ことり「ねぇ海未ちゃん、これからどうする?」

海未「はぁ…このまま戻っても、穂乃果には皆が付いているでしょうしね…」

ことり「う~ん…でも、先に帰るのも…」

海未「はい…そうですね…」

ことり「あぁ…どうすれば…」

海未「どうすれば…」

ガチャ
穂乃果「あっ、二人ともこんなトコにいたーっ!」

海未「穂乃果!」

ことり「ホノカチャンッ!」

海未「ど、どうしてここに!」

ことり「みんなはどうしたの?」

穂乃果「部室で待ってて貰ってるよー!もーっ、気付いたら二人ともいないんだもん!」

海未「えっ、私たちを探しに…?」

穂乃果「そうだよっ!」

ことり「で、でも何で…」

穂乃果「何でって…ずっとお祝いしてくれた二人がいないと、寂しいよ!」

ことうみ「えっ…」

穂乃果「ちっちゃな頃から、海未ちゃんとことりちゃんと一緒にいたんだもん…」

海未「で、ですが…」

ことり「今年は、皆が…」

穂乃果「そうだけど、やっぱり海未ちゃんとことりちゃんもいないと…今までも、これからも…ずっと一緒に」

海未「穂乃果…」

ことり「穂乃果…ちゃん」

穂乃果「だから…ね、一緒に戻ろ」

海未「はい…はいっ!」

ことり「うんっ!」

穂乃果「それじゃあ…はいっ!」スッ

海未「はい…戻りましょう、皆の所に」ギュッ

ことり「そうだねっ!」ギュッ

穂乃果「よーっし、パーティーの続きだー」

ことり「あっ、そうだ!ことり、フルーツたっぷりのケーキ作ってきたんだった!」

穂乃果「えっ、ホント!」

ことり「うん!穂乃果ちゃんの大好きなフルーツたくさん使ったよ!」

穂乃果「わーっ、やっぱことりちゃんの手作りケーキ食べないと誕生日来たって感じしないよね」

海未「えぇ、私もそうです」

ことり「えへへ、喜んでもらえて嬉しいな~」

穂乃果「ケーキ、ケーキ、ケーキ~♪」ルンルン

以上です。なんとかほの誕に間に合いました。

原点回帰でことほのうみメインにしました。

最後に、穂乃果ちゃん誕生日おめでとう!

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