響チャレンジ『>>8を>>6して>>3』 (64)

響チャレンジ『>>8>>6して>>3

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演じる

装着し

プラグスーツ

>>8
連投は流石にNGなので安価下で

生っすかサンデー、今回の響チャレンジは!


響チャレンジ『着ぐるみを装着して演じる』


響「え?そんなので良いのか!?」

春香「あれ?何か反応が・・・」

響「簡単だぞ!いつもより断然簡単だ!」

響「良かったなハム蔵、犬美、今週は一杯遊んでやれるからなあ」

千早「・・・・いつもがどれだけひどいのかしら」

響「まったく、誰だー?自分にこんなチャレンジさせるの?」

春香「えーと・・・ファンのみんなからの応募だって」

響「どんなファンだか知らないけど、自分がどれだけ完璧か知らないな?」

響「ただしゃべらずに演じるだけだろ!?自分なら簡単すぎるぞー!」

千早「・・・・・だといいけれど」

響「?」

簡単すぎるぞー!

簡単すぎるぞー

簡単すぎるぞー・・・・・




P「よし言質はとれたな」ポチ

響「あれ?何かいったかプロデューサー」

P「いいや、別になにも」

響「・・・なんか怪しい」

P「ほら、そんなこと言ってないで、早速ロケだ」

響「え?もう!?」




響「・・・・あれ?」

響「なんかこの着ぐるみ、すごく動きづらいぞ・・・」

響「尻尾までついてるし、首が回らないっていうか・・・」

P「ほら響、これが今日の内容だ」バサ

響「え?」



ガシャ○ン・チャレンジ『流鏑馬』



響「」

※参考
https://www.youtube.com/watch?v=-BnLY4_gNk8

響「流鏑馬!?いやどうやってやるんだ!?」

P「いやどうって・・・普通に、パーンって」

響「そもそも首が回らないのに、どうやって的を見るんだー!」

P「これが仕事なんだ、しょうがないだろ?」

響「出来るできない以前の問題だぞこれ!」

響「とにかく、自分は絶対にやらないからな!こんな仕事を取ってくるほうが悪」

P「」ポチ

『簡単すぎるぞー!

簡単すぎるぞー

簡単すぎるぞー・・・・・ 』

響「・・・・・・」

響「・・・・・・」ウルウル

P「ほら、いこうな?」ニッコリ

響「止めてくれー!助けてくれハム蔵ー!」

響「わかった!わかったから無理矢理引かないで!」

P「おう、わかった」パッ

響「ふう・・・」

P「じゃあとりあえず、その格好のまま撮影場所まで来てくれ」ニヤニヤ

響(ガシャ○ピン)「え゛っ」

P「手を引かなくてま大丈夫だろ?先行ってるぞ」

響「あ、ちょっと!」

響「なんだこの着ぐるみ?視界が半分以上も遮られてるし・・・」

響「身体の上の方があんまり動かなくて、バランスもたりにくいぞ・・・」

響「それに、何か引きずってるみたいに身体が重いじゃないかぁ・・・」

響「・・・・・うう、行くしかないぞ・・・」

響「・・・・・いや、行ってやるぞ!」

響「自分は完璧なんだ!そうファンだって信じてるんだ!ここで自分が行かなくてどうするんだ!」

響「よーし、いっくz」ズル

響「ってうわあ!?」

響「いきなり転んだな・・・くっそ、このくらい!」

響「ってあれ?膝が滑って、うまく立てな」ズル

響「うぎゃあああまた転んだー!」

響「転んだが最後立ち上がれないじゃないかー!」

響「な、何とか、何か掴まれるものを・・・」

響「壁じゃ手が滑るぞ・・・何か・・・」

響「あ、こんなところにモップ・・・!」

響「棒に縋って立ち上がるなんて・・どこのハリウッド映画なんだ・・・」ズルズル

響「ふう、ようやく立てた」ノッソリ

響「まあ、これで万が一転んでも大丈夫だからな」

響「こんどはもっと大またでいk」ドテーン

響「・・・・・・・」

響「・・・・・悪かったぞ春香・・・・カラオケで団結歌ったとき、春香の真似して本当に悪かったぞ・・・・」

響「もう同じことはくりかえさないぞ・・・・なんたって自分は賢いからな」

響「壁に手を突きながら、モップに縋りついていけば、何とかなるぞ・・・」

響「小股でも良いんだ・・ゆっくりといけば・・・」ソローリソローリ

響「・・・・・・・・・」ソローリソローリ

響「・・・・どうしよう」

響「腋の下が痒いぞ・・・・」

響「・・・・・・・・」

響「いや!自分はちゃんと身体洗ってるぞ!完璧だ!」

響「・・・・・うーん、ここは動く部分だから」

響「何とかこすり付けるようにすれば、掻けるかも」

響「壁に寄りかかってっと」

響「そっと右手d」グラッ

響「あっ前に」

ズデーン

響(うつ伏せ)「・・・・・・・・」

響「自分、おうちに帰る!!!」

響「もうやってられないぞ!自分を何だと思ってるんだ!」

響「春香も千早も最初から知ってたんだな!くそ!」

響「もうあの二人は絶対友達じゃないぞ!こんな着ぐるみぬいでや」



響「・・・・・・・・あれ」

響「・・・・・・・・外れ・・・ない?」

響「どうなってるんだ!?え!?外れないぞ!」

響「もしかして、内側からじゃ外せないようになってるのか!?」

響「それにどうするんだ!これじゃあ人を呼びにいくのも出来ないぞ!」

響「・・・・・・・・」

響「・・・・・・仕方ない」

響「・・・・・・悔しいけど、このまま人が来るのを待つぞ・・・・」

響「・・・・・・・・・・」

響「・・・・・今度は背中が痒いぞ」

響「うつ伏せのままじゃ掻けないじゃないか」

響「ううっ、がまんだ!自分!」

響「何事も鍛錬だ!貴音だって言ってたぞ!」

響「食べてる貴音の隣で、ずっと待たされてる時みたいに、じっと我慢して・・・・」

響「・・・・・・・・・・」ゾワ

響「お腹まで痒くなってきた・・・・!?」

響「痒いぞ!痒い!どうしようもなく痒いぞー!」

響「ああ、なんか、二の腕まで痒くなってきた!」

響「太ももも、首も・・・全身が痒くてたまらないぞー!」

響「ハム蔵ー!貴音ー!助けてくれー!」

響「このさい最悪なプロデューサーでもいいから!」

響「春香でも千早でもいいから助けてくれー!」


シーン


響「きぐるみで声がこもってるんだ・・・誰もこないぞ・・・・」

響「なんだこれ・・・息苦しくなってきた・・・」

響「ずっと着ぐるみの中にいたからか?」

響「暑いよう・・・・喉渇いた・・・・」

響「痒い・・・誰も助けてくれない・・・」

響「・・・・・・・・・」

響「・・・・・・自分、もしかして死ぬのか?」ウルウル

響「自分、こんなところで死ぬのか?」

響「きぐるみの中で・・・起き上がれなくて」

響「中には干からびた我那覇響・・・・」

響「週刊誌にえらく叩かれるぞ・・・・」

響「・・・・・・・週刊誌といえば」

響「千早のとき貴音とか、色んな大変なときがあったなあ」

響「・・・・・・・・・」

響「ごめんよみんな・・・・・」ボロボロ

響「何があ完璧だぞ・・・思いあがってた自分が恥ずかしい・・・」

響「出来ることなら謝りたい・・・あやまりたいぞ・・・・!」

響「こんなところで死ぬ自分を許して欲しいぞー!うぎゃあああああ!」グスグス

響「春香ー!ごめんよー!お前とはいつまでも友達だー!」

響「千早も悪かったー!いつも千早の声が大好きだった!」

響「それからプロデューサー!なんだかんだ文句は言ってたけど、一緒のいて楽しかったぞ!」

響「貴音もだー!かなさんどー!貴音ー!」

響「貴音だけじゃない!みんなみんなかなさんどー!」

響「亜美も真美も美希も律子も雪歩も」

響「やよいも伊織もあずさも小鳥も」

響「あと社長も吉澤さんも」

響「それから沖縄に残してきた家族みんなも」

響「ハム蔵もヘビ香もシマ男もオウ助も」

響「ねこ吉もワニ子もブタ太もウサ江も」

響「モモ次郎もコケ麿もウサ江も」

響「エビ蔵もチュパ和もホイミンも」




P「なげえよ!いつまで死にそうなんだよ!?」

響「!?」


響「太ももも、首も・・・全身が痒くてたまらないぞー!」

響「ハム蔵ー!貴音ー!助けてくれー!」


響「・・・・・・・で、自分をあんな風にして」

響「裏で撮ってたのか」

P「・・・・・・すみません」

響「こんな仕事取ったのは誰だっけ」

P「・・・・・・すみません」

響「プロデューサー!」バンッ

P「ひい!?悪かった!あそこまで響がか弱いとは思わなかったんだ!」

響「」グサ

響「・・・・・とにかく、あれは流さないで欲しいぞ・・・・」

P「あ、ああ、最大限努力はするよ」

響「絶対にだ」ギロ

P「わかった!放送はさせないよ!」

響「元のデータまで全部処分だー!プロデューサー!」

P「俺が悪かった!全部俺が悪かった!コピーしたのも全部消します!」

P「でも・・・・その、なんだ」

響「?」

P「いっしょにいて楽しかった・・・っていうのは、素直に嬉しかったかな」

響「・・・・・・・・!」カアア

響「こうなったら頭の記憶まで消させてやるぞ・・・・・!」

P「言わないから!誰にも言ったりしませんから!」

響(自分は完璧だ)

響(・・・・・・でも)



P「ほら響!リズムがずれてる!」

響「そんなこと言ったって、こんなのまた転ぶぞー!」

P「ゆっくりでも小さくても良い、進み続けろ!」

響「あ、ああ!」

響「何とか歩けるようになったけど・・・」

響「馬に乗るなんて無理だぞ・・・」

P「任せろ、スタッフ総出で乗せてやる」

響「良いのか!?自分のチャレンジだぞ!?」

P「どうせ編集するからヘーキヘーキ」

響「うぎゃー!やらせじゃないかー!」

響(自分を支えてくれるスタッフが)

響(そして、プロデューサーがいてこそ完璧なんだ!)

響(もう自分は完璧なんて言わない・・・)

響(自分達が完璧なんだ!)




P「・・・・・・で」

P「誰が完璧だって?」



響「・・・・・・」ズーン



P「肝心の弓が当たらないんじゃ駄目だな・・・」

P「馬もそうだが・・・スタッフの人たちも疲れてきてる」

P「これ以上回数を続けるのはまずいぞ」

響「だって!首が回らないんだぞ!?」

響「目に見えない的に、どうやって当てるんだよー!」

P「いや、そもそも普通にやっても当たらないだろ響」

響「うっ」ドス

P「そうだ、いいこと思いついたぞ!」

響「なんだ?」

P「ハム蔵を使えばいいじゃないか!」

響「ハム蔵?ハム蔵なら家にいるぞ」

P「ハム蔵がこっそりお前にタイミングを教えて、お前は矢を撃てばいいじゃないか」

響「それマキb」

P「言うな」

響「・・・・それじゃ駄目なんだ」

P「どうしてだ?」

響「自分がチャレンジするんだ」

響「自分が、自分だけの力で達成する」

響「だから響チャレンジなんだ!そうだろ、プロデューサー!」

P「・・・・・・・」

P「どうしてこうなるかなあ・・・・」

P「言っておくが今日出来ないだけで赤字だ」

P「このきぐるみを借りてくるだけでもかなり掛かったからな」

P「こんなことが続くようならコーナーだって終わるかもしれない」

P「それに、あくまでこれはチャレンジだぞ?」

P「失敗しました、それで終わり、でも、誰だって責めない」

P「それでもか?」

響「うん!」

P「その言葉が聞きたかった」






春香「そんなわけで始まりました!」

春香「朝まで!生っすかサンデー!」

千早「今回は、我那覇さんの響チャレンジ特番です」

春香「一回丸々使うんだから凄いよね・・・」

千早「ええ、取ってるうちに色々な映像が取れたみたいね」

響「ははは!プロジェクトXもビックリの映像だったからな!」

響「自分の熱い活躍、見て欲しいぞー!」

春香「・・・だそうですけど」

千早「・・・・・・・」

響「・・・・・・?」

春香「それでは、VTRスタート!」



響「痒いぞ!痒い!どうしようもなく痒いぞー!」

響「ああ、なんか、二の腕まで痒くなってきた!」

響「太ももも、首も・・・全身が痒くてたまらないぞー!」

響「ハム蔵ー!貴音ー!助けてくれー!」



ハハハハハハハ




響「」








響が引きこもる回が放映されるのはまた別の話

おしまい

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