エイト「胸揉ませてよ」 ヤンガス「本気でがすか?」 (25)

ヤンガス「アッシもいずれはこのぐらいの小さな家でのんびり余生を過ごしたいでがす。
     もちろん暖炉のそばにはエイトの兄貴がいる!
     それが理想の暮らしでげすよ」

エイト「それは本気で言ってるの?」

ヤンガス「本気も本気。大マジでがすよ!」

ゼシカ「ヤンガスの兄貴愛は常人には理解できないわね。でもここまで慕われるエイトがちょっとだけ羨ましいわ」

ククール「そうか。ゼシカはまだ恋愛経験が浅いんだな。
     ……どう? オレたちもエイトとヤンガスに負けないくらいの男女愛を育んでみないか?」

ゼシカ「けっ・こ・う・で・す!」

ヤンガス「ククールは相変わらずでがすねぇ」

エイト「……」


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―次の日の夜―
エイト「おかえり、ヤンガス。おそかったね」

ヤンガス「道草食ってたら時間がかかっちまったでがす」

エイト「ゼシカとククールは?」

ヤンガス「2人で夜景を見に行ったでがすよ。ククールのやつ、女をおとすテクはちゃんと身につけてたみてぇでがすね」

エイト「ククールらしいね」

ヤンガス「部屋にいてもやることねぇでがすし、せっかくだからアッシらもどっか行きやす?」

エイト「いや、遠慮しとくよ」

ヤンガス「そ、そうでがすよね。なにが悲しくてこんなデブと夜空の下を歩かなきゃなんねぇんだって思うでがすよね……」

エイト「なに誤解してるの? そんなこと思ってないよ。ただ今夜はちょっと都合が悪いだけ。なんならあとで一緒に星でも見にいく?」

ヤンガス「ほ、ほんとでがすか!?」

エイト「当たり前じゃない。ヤンガスは僕にとって誰よりも大事な仲間なんだから」

ヤンガス「あ、兄貴ぃ……」

エイト「ヤンガス、鼻水鼻水」

ヤンガス「あっ、す、すまねぇ兄貴……」

エイト「いいよ別に。それよりククールたちは戻ってくるの遅くなりそうな雰囲気だった?」

ヤンガス「そうでがすね。おそらくそのあとはセックs……じゃなかった、酒場で飲むと思われるでがす」

エイト「そう。それならいいんだ」

ヤンガス「?」

エイト(トーポは王さまに預けてきたし、王さまと姫は野宿中。ククールたちはしばらく帰ってこない。ふふっ)

ヤンガス「そういや兄貴、さっき『都合が悪い』って言ってやしたがなんかやることがあるんでげすか?」

エイト「うん。ちなみにヤンガスの協力が必要なの」

ヤンガス「アッシ……でがすか?」

エイト「そう。きみにしか頼めないことなんだ」

ヤンガス「そ、そんな面と向かって言われると照れるでげすよ」

エイト「今からお願いすること、聞き入れてくれるかな?」

ヤンガス「アッシは兄貴のためならなんだってするでがすよ!」

エイト「ほんとに?」

ヤンガス「当たり前でがす。アッシは兄貴に助けられて以来、忠誠を尽くすと心に誓ったでがすよ」

エイト「そう。ありがとう。その言葉を聞いて安心したよ。でもあとで『やっぱ無理』とか言わないでよ?」

ヤンガス「男に二言はねぇでがす。それで、頼み事とは一体どういう内容なんでがすか?」

エイト「うん。その前に昨日言ってたことを思い出してほしいんだけど」

ヤンガス「昨日……昨日……あっ、ひょっとして……」

エイト「思い出した?」



ヤンガス『アッシもいずれはこのぐらいの小さな家でのんびり余生を過ごしたいでがす。
     もちろん暖炉のそばにはエイトの兄貴がいる!
     それが理想の暮らしでげすよ』



ヤンガス「我ながらくさいセリフを吐いたもんでがすね……」

エイト「僕はうれしかったよ? あの時はみんながいたから微妙な反応しかできなかったけど」

ヤンガス「そうなんでがすか。てっきりドン引かれたと内心不安になってたでがす」

エイト「やだなあ、ドン引きなんてしないよ。僕のこと、ほんとに好きなんだなってひしひし感じたし」

ヤンガス「そう言ってくれるとうれしいでがす。あっ、アッシなんだか顔が熱い……」

エイト「昨日のその言葉をよーく覚えててね」

ヤンガス「合点でがす。さあ兄貴、なんでも申してくだせえ」

エイト「じゃあ単刀直入に言うよ。胸揉ませて」

ヤンガス「えっ……えっ……?」

エイト「その豊満なおっぱいをモミモミしてみたいなって出会った時からずっと思ってたんだ、僕」

ヤンガス「豊満なって……アッシ、男でがすよ?」

エイト「だからこそ言ってるんだよ。わからない?」

ヤンガス「いや……でもそれって……」

エイト「ヤンガスにしか頼めないって言った意味を考えればだいたい予想がついたと思うけど?」

ヤンガス「ほ、本気でがすか?」

エイト「本気も本気。大マジだよ。さっきなんでも聞き入れるって言ったよね?」

ヤンガス「いや、その……でもアッシは……」

エイト「じれったいなあ。揉ませてくれるの? くれないの?」

ヤンガス「兄貴が言うなら……。で、でも兄貴、それがどういうことかわかってるんでがすか?
     男同士のアッシらがそういうことをするのはその……」

エイト「ホモだって言いたいんでしょ? でもヤンガスは僕のこと好きなんでしょ? 僕もヤンガスのこと好きだよ。性的な意味でってニュアンスも含めてね」

ヤンガス「マジでがすか……」

エイト「それともなに? 昨日のあの言葉はただの上っ面だけのセリフだったの?」

ヤンガス「いやいや! 決してそんなことは!」

エイト「じゃあいいよね?」

ヤンガス「……」

エイト「どうなの?」

ヤンガス「……わかったでがす。アッシも男だ。兄貴、心行くまでアッシを好きにしていいでがすよ」

エイト「ありがと! じゃあ後ろむいて」

ヤンガス「へっ?」

エイト「早く」

ヤンガス「わ、わかったでがす」

ヤンガスはエイトに背をむけた。
不安そうに後ろを見ながらたずねてくる。

ヤンガス「服は脱いだ方がいいでがすかね?」

エイト「ううん。着たままでいいよ」

ヤンガス「わかったでがす。兄貴、アッシはもう心の準備ができてるでがすよ。早く揉んでくだせぇ」

エイト「じゃあ遠慮なく」

エイトは後ろからガバッとヤンガスに抱きつき、胸毛の生えた肉の実を両手で鷲掴みした。

ヤンガス「いててっ!」

エイト「あっ、ごめんごめん。大丈夫?」

やらしい手つきでヤンガスの胸を撫でる。

エイト「一度でいいからやってみたかったんだ、こういうの。うーん、毛でゴワゴワしてるけど弾力がしっかりあるから実に揉み心地がいいね」

ヤンガス「あ、兄貴、くすぐったいでがす」

エイト「ヤンガスったら男の僕にこんなことされて感じてるの? 嫌らしい声出しちゃって」

ヤンガス「ちょっ、あ、兄――ああぁっ……」

エッチ「あっ、乳首勃ってる」

固くなった乳首を指で挟む。

ヤンガス「ひゃっ……! ダ、ダメでがす。アッシ、乳首を攻められるのにはなはだ弱いんでがすよ……」

エイト「ふーん、そうなんだ。そんなこと聞いたらもっといじりたくなるじゃない」

口元を歪めたエイトは、コリコリになった乳頭部を指でつまんだり、押し潰すようにぐっと力をこめて感触を楽しむ。
ヤンガスは乳首に刺激を与えられるたびに小さな声で喘いでいた。

エイト「ねぇ、これから毎日揉ませてよ。このおっぱい――いや雄っぱいを僕だけの物にしたい」

ヤンガス「あ、兄貴にまさかこんな趣味があったとは知らなかったでがす。アッシはてっきりあの馬姫さまが好きだとばかり……」

エイトは声をたてて笑った。

エイト「あの女、ヤンガスのこと見捨てようとしたんだよ。人として終わってるじゃない。今は人ですらないけど」

ヤンガス「でも馬姫さまはきっと兄貴のことを……」

エイト「あんな箱入りどうでもいいんだよ。ヤンガスの方がずっと魅力的さ。人間的にも肉体的にもね」

ヤンガスはうれしそうに顔を綻ばせていたが、それが快感によるものなのか今のエイトの言葉による喜びなのかはわからない。

エイト「ヤンガスが悪いんだよ。普段から見え隠れしてる乳首で僕を誘惑してたんだから。日々歯痒さを感じながら過ごしてた僕の身にもなってよね」

ヤンガス「アッシは別にそんなつもりじゃ……」

エイト「ヤンガスがそんなつもりなくても僕にとっては重大だったの。戦闘の時、どさくさに紛れて何度きみの胸を掴もうとしたことか」

ヤンガス「どうりで時々アッシに身体を密着させてたんでがすね……」

エイト「2人旅の時にもっとやっとけばよかったって後悔してるよ。まっ、こうして実現できたからいいんだけど。
    さてと、乳首が感じてきたみたいだしそろそろいいかな。今度は前むいて」

ヤンガス「正面から揉むんでがすか?」

エイト「そうだよ。早くこっちむいて」

従順なヤンガスはすぐにエイトに向き直った。

エイト「今度は服も脱いで。そうだ、この際だしパンツ一丁になってよ」

ヤンガス「えぇっ!?」

理不尽な要求に眼を見張るヤンガス。
さすがに抵抗があるようだ。
しかし……。

エイト「嫌とは言わせないよ。なんでもしてくれるって約束だったよね?」

ヤンガス「わ、わかったでがすよぉ……」

ヤンガスは渋々といった様子で服を脱ぎ始めた。
見事ステテコパンツ1枚だけの姿になり、恥ずかしそうに顔を赤らめる。

エイト「いい肉つきしてるね。お腹も足も毛深いなあ」

エイトはヤンガスの全身を舐めるような目つきで視姦している。

エイト「おいしそう。すごく食べ甲斐がありそうだぁ」

ヤンガス「食べ甲斐……? 兄貴、まさか……」

そのまさかだった。
エイトはヤンガスの乳首に口元を寄せると、赤ん坊のようにちゅーちゅー吸い出した。
空いている手でヤンガスの肉棒をパンツごしに握る。

ヤンガス「あああああ兄貴い!? 一体なにしてるでがすか!?」

エイト「胸だけでいいやと思ってたんだけどいざ裸体を目の当たりにしたら我慢できなくて」

ヤンガス「だからってチンポまで……」

動揺を隠せないヤンガスだったが、萎えていた陰茎はだんだん元気になっていく。
握られながら陰嚢を揉まれているせいだ。

エイト「乳首めっちゃ固くなってる。興奮してるの? やらしいヤンガス」

ヤンガス「ア、アッシは別に――あぐっ!」

ヤンガスは歯を食いしばらせた。
乳首を噛まれたからだ。

エイト「ほんとに敏感なんだね。性感帯って言った方が正しいか。ねぇ、なんで言ってくれなかったの? 言ってくれれば毎日気持ちよくしてあげたのに」

ヤンガス「やっ、ダ、ダメでが――ふぉっ!?」

エイトは乳首をぺろぺろ舐めながらヤンガスのパンツの中に手を突っこみ、“モノ”を握った。
陰毛に覆われていた肉棒はすでにパンパンに膨らんでおり、エイトの手の中で小さく震えている。

エイト「おっきいチンチンだなぁ。最近抜いてなくて溜まってるのかな?」

オチンチンの尖端を撫で回すと、ヤンガスの身体が震え上がった。

ヤンガス「あっ……あっ……」

エイト「胸を揉ませてくれたお礼に抜いてあげよっか?」

エイトが耳元でそうささやくと、ヤンガスの顔が見てわかるほど火照った。

ヤンガス「は、離してほしいでがす」

エイト「抜きたくないの? こんなにギンギンなのに?」

エイトは肉棒を上下に軽くしごきながら、尿道口を指の腹でさすった。

ヤンガス「うあっ……!」

エイト「身体はうそつかないね。ほら、我慢汁」

掬いとった分泌液をヤンガスに見せる。

エイト「僕に抜いてもらえること、内心期待してるでしょ?」

ヤンガス「いや……」

エイト「命令。正直に言いなさい」

ヤンガス「……ちょっとだけ」

エイト「あははっ、ヤンガスもホモじゃん。僕と一緒で」

ヤンガス「アッシはホモじゃねぇ……けど、兄貴のためならホモになるでげす」

エイト「じゃあチンチン出してごらん」

ヤンガス「あ、兄貴にアッシのチンポ、間近で見てほしいでがす……」

エイト「そう? わかった」

エイトはヤンガスの胸から口を離し、身体をかがめた。
両手でゆっくりパンツをおろしたあと、ヤンガスの性器をしっかりと握り直す。
つんとする悪臭が漂い、エイトは一瞬顔をしかめた。

ヤンガス「まだ風呂に入ってねぇから臭ぇでがすよ……」

エイト「ほんと。臭い臭い。でも……」

今はそのにおいさえもエイトに興奮をもたらしていた。
ヤンガスは全裸で立ったまま、不安そうな表情でエイトを見下ろしている。

エイト「いっただっきまーす」

エイトは口を大きくあけてヤンガスのお腹にかぶりついた。
同時に肉棒を上下に何度もしごく。

ヤンガス「あぁっ……はぅっ……! あ、兄貴……兄貴ぃ……」

ヤンガスは足に力が入らず、後ろのベッドに座りこんだ。
エイトの頭に手を置き、局部から伝わってくる快感に身をゆだねている。
よほど気持ちがいいのか、性器はさっき以上の角度で屹立していた。

エイト「んっ……食べちゃお……」

エイトはヤンガスの顔を上目で眺めながら口撫を楽しむ。
毛深くて脂肪たっぷりのお腹に何度も舌を這わせ、おへそを舌先で舐め回す。
もちろん、肉棒を握っている手の動きは休めない。

ヤンガス「うっ……あ、兄貴……兄貴ぃ……」

エイト「気持ちいい?」

ヤンガスはただただ首を縦にふるばかりだった。

エイト「我慢汁でグッチョグチョ。ほんとにやらしい。元山賊でも快楽には逆らえないんだね」

ヤンガス「兄貴、それは禁句でがすよぉ……」

エイト「あはっ、ごめんごめん」

エイトは笑いながらおへそ、おへそ周りに続き、陰嚢までも舐め回した。

ヤンガス「あ、兄貴……そろそろイきそうでがす……」

ヤンガスは唸るような声で言った。
その言葉を裏づけるかのごとく、エイトの手に包まれたぺニスが放精に備えてグググっと尖端を膨らませる。
尿道口からは大量の分泌液が滲み出ていた。

出すところを見せればいいのか、それとも普通にティッシュに出せばいいのか悩んでいたヤンガスだったが、エイトはヤンガスが絶頂を迎えると知るやいなや、なんと肉棒の前で口を大きくあけた。

ヤンガス「えっ!? あ、兄貴……あっ、んくっ……!」

エイトは驚愕するヤンガスに構わず、握りしめた性器を目一杯しごいた。
ヤンガスの全身にたちまち快感の波が押し寄せる。

ヤンガス「イ、イく! んっ……げ、限界! 限界でがす~!」

ヤンガスの性器が最大限に膨れあがった瞬間――

エイト「っ!」

おびただしい量の精液が尖端口から勢いよく飛び出した。
あまりの量の多さにエイトは驚いたが、陰茎は容赦なくエイトの喉奥目がけてドピュッ、ドピュッ、ドピュッと精液を発射し続ける。
生臭いにおいと味が口の中に広がると、エイトの表情が満足そうに歪んだ。

ヤンガス「あっ……あっ……」

ヤンガスは相当興奮していたらしく、射精から数秒たった今でも肉棒からは精液が少しずつ流れ出ていた。

エイト「ごちそうさま。いっぱい出たね」

口内に吐き出された濃厚な精液をごっくんと飲みこむと、たった今射精したばかりのぺニスに吸いつき、残っている精を搾り出す。
役目を終えたぺニスがやがてお辞儀をするように萎んでいく。

ヤンガス「兄貴、す、すまねぇ。そんなばっちいものをよりによって口に……」

エイト「白々しいよ。出したくて出したくてウズウズしてたくせに」

ヤンガス「その通りでがす……」

エイト「うそうそ。僕がやったことだからいいんだよ。あー、ザーメンおいしかったあ」

エイトは口の周りに付着した精液を舐め回しながら再びヤンガスの胸を揉みしだいた。

エイト「明日から毎日揉ませてくれる?」

ヤンガス「アッシのおっぱいで兄貴が幸せになれるならいくらでも揉んでほしいでがすよ」

エイト「やったあ。あと、ミルクも飲ませてね? 勝手に出しちゃダメだよ」

ヤンガス「……」

ヤンガスは黙ってうなずく。
もはやエイトに口答えする気はこれっぽっちもないようだ。
だがこのあとのエイトの思いもよらない要求に、またしても当惑することとなった。

エイト「ねぇ、余韻に浸ってるとこ悪いんだけどさ、パイズリしてよ」

ヤンガス「パ、パイズリ……?」

エイト「僕も我慢できなくてさあ」

ヤンガス「!!」

エイトの“モノ”がヤンガスの目の前に突き出された。

エイト「その脂肪たっぷりのおっぱいでさあ、挟んでよ、これ」

ヤンガス「あ、兄貴のイチモツをアッシの胸に……?」

エイト「僕のためならなんだってしてくれるんだよね?」

ヤンガス「男のアッシにパイズリを頼むなんて兄貴……物好きなんでがすね」

ヤンガスはそう言いつつもベッドの上で仰向けになり、自分の胸を掴む。

エイト「よいしょっと」

エイトはヤンガスのお腹の上にまたがると、股間の鉄のやりをヤンガスの胸と胸の間に挟んだ。

エイト「ククールもゼシカと楽しんでるだろうし、僕たちも楽しまないとね」

ヤンガス「アッシ……兄貴のケツに挿れたいでがす」

エイト「ちゃんとしてくれたらね」




エイトとヤンガスの長い夜はまだまだ続くようだった。





      ―おしまい―

終わりです。ありがとうございました。

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