モバP「ヒョウ君は可愛いな」 (47)

モバP「ペロは可愛いな」
モバP「ハナコは可愛いな」
の続きです、話は繋がってないですが以前のアイドルが出てきたりします

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P「………………」

ヒョウ君「……………」

P「………………」

ヒョウ君「……………」

P「………………」

ヒョウ君「……………」


P「………………」

ヒョウ君「……………」


P「………………」

ヒョウ君「……………」


P「………………」

ヒョウ君「……………」





おしまい

P「って待ていそういう訳にもいかんぞ」

ちひろ「あ、起きましたか」

P「起きてましたよずっと、ヒョウ君の気持ちを理解しようと頑張ってたのです…」

ちひろ「しかし駄目だったと」

P「難航してますね」

ちひろ「難航というか無理なんじゃないです?爬虫類ですよヒョウ君」

P「見も蓋もない事を言いますねそりゃ犬とか猫みたいな哺乳類と違って爬虫類は感情や思考を司る大脳新皮質が余り発達してませんコミュニケーションを取るのが無理と思うのが普通ですただ哺乳類の脳と爬虫類の脳は構造自体は似ているのですよ爬虫類の脳から大脳新皮質が大きく進化した結果が哺乳類の脳だとか言われてますしそしてその結果複雑な思考や感情が現れたのならその前身である爬虫類のヒョウ君にある程度の感情や思考があっても不思議では無いとも言えるのですよ例えば爬虫類の脳がそのまま大きくなった様な構造の鳥類はかなり高度な知能を持ってる事が解ってますしけれど脳は大きければいい物ってだけでなく脳と体の比率が大事ですちなみにこれは脳化指数って言います烏は犬や猫よりコレが高いというから驚きです人間の3歳児並の知能と言うのも頷けますしかしこの比率が高いほど知能が高いというのもそれはそれで違う話ですが第一思考や感情所謂心という物自体どうして起こるのかはっきり解っていませんし他所から見れば電気信号の流れでしかないのだからそもそも脳の基準でどうこう言う事自体が間違いなのかもしれません何故どうして俺達は心と呼べる奇跡を」

ちひろ「お、そうだな」











小春「…………………」

次の日


P「ヒョウ君の気持ちを解るにはどうしたらいいのかな…」

小春「Pさんおはようございます~」

P「おうおはよう、いい挨拶だな」

小春「はい~あの~ちょっと近くに来てくれませんか~?」

P「おう、構わんがどうし」

小春「えい~」
ズイッ

ヒョウ君「………………」

P「……………」
ヒョイ

小春「とお~」
ズイッ

ヒョウ君「………………」

P「……………」
ヒョイ

小春「たあ~」
ズイッ

ヒョウ君「………………」

P「……………」
ヒョイ



小春「もぉーどうして避けちゃうんですか~?」

P「どうしてヒョウ君を俺の顔面に突き出すのかな?」

ヒョウ君「………………」

小春「Pさんが困ってたからですよ~?」

P「今小春に困らされてるんだけどな」

小春「ペロペロですよ~?」

P「うん?」

小春「ヒョウくんペロペロですよ~」

P「ううん?」

小春「遠慮しなくていいですからやっちゃいましょー」

P「違う遠慮とかじゃない、プロデューサー小春が解らない」

小春「そうなんですか…」

P「そうなんですよ、ほらヒョウ君も困ってるだろ」

ヒョウ君「………………」

小春「いえ~ヒョウくんは『貴様の好きにするがいい』って言ってます~」

P「ヒョウ君は渋いな」

小春「だからぺろぺろしちゃいましょ~」

P「なにゆえお前はそんなにペロペロを進めるのだ」

小春「昨日ヒョウくんの気持ちが解らないって悩んでましたよねー?」

P「あ、うん、知ってたのか」

小春「ヒョウくんの気持ちはぺろぺろですぐ解りますよー!」

P「えぇ…」

>>8の小春のペロペロは全てぺろぺろの誤字です、すいません

小春「ヒョウ君をぺろぺろすると喜びますし心も解っちゃうんです~」

P「はぇー小春がヒョウ君の気持ちが解るのもそういう事だったのかー」

小春「ですからPさんもこれで大丈夫です~」

P「そうかそうか」

小春「はい~!それじゃれっつぺろぺろを~」

P「しません」

小春「えー」

P「………………」

小春「どうしてですか~?」

P「(だって爬虫類は寄生虫とかが怖いのよ)」

小春「大丈夫ですよ~ヒョウ君は噛み付いたりしないですよ~」

P「(しかし普段ペロペロしてる小春にそう言うのは憚れる)」

小春「遠慮も無用ですってば~」

P「だから遠慮はしてないぞ、実はな………いや待て」

小春「?」

P「(そうして衛生的な面で事で言うなら普段からペロペロしてる小春は既に手遅れじゃないか!今更気づいたがヤバイ!…が、小春は平気な様子…つまり安全なんだろうかヒョウ君ってよくよく考えてみれば親御さんがヒョウ君ペロペロする小春のためにきちんとそういう対策はとっていても不思議じゃないしな)」ならペロペロは問題は無いか?いやそれ以前になって考えてみれば過剰なスキンシップは全ての動物において危険だ、犬猫その他何でも菌や寄生虫を保有してない生物などいないちゃんと予防注射や検疫していても適度に距離をとるのが無難な付き合い方なのだ、そして触った後は手洗いうがいなどしてこそ正しい動物付き合いと呼べ)」

小春「プロデューサーがヒョウくんみたいです~」

P「っはすまん、つい考え込んでしまった」

小春「いえいえ~」

P「まあ、その、アレだ、ペロペロはやっぱいいや俺は、うん、ははは」

小春「………ひょっとしてぺろぺろ嫌いでしたか~?」

P「感情的には平気なんだけど…どうしてもな」

小春「そうですかー…」

P「(う゛っちゃんと説明できてないからか目に見えて落ち込んでる…何か上手い事言い訳を…そうだ!)」

P「ほ、ほら小春もペロペロするだろ?」

小春「…?はい~ヒョウ君ぺろぺろです~」

P「それで俺がヒョウ君をペロペロしたら」

小春「したらー?」

P「間接キ☆ス…………で恥ずかしいっ☆…………みたいなー?」

小春「………………」

P「…………………」

小春「………………」

P「…………………」

小春「………………」

P「…………………」

小春「………………」

P「…………………」









P「(いっそ殺せ)」

小春「……………」

P「(無言だが小春の驚いた顔が胸に痛い)

小春「……………」

P「(今のは無いだろ今のは…どういう判断だ)」

小春「……………」

P「(アカン絶対引かれてる、けれど一体どう挽回を)」

小春「…そうでしたかー」

P「っ!あ、ああ、それで」

小春「うふふ~…しゃいなんですねPさん~…」

P「…小春?」

小春「でも小春は平気ですよ~」

P「?」

小春「小春はPさんならぺろぺろできちゃいますよー?」

P「えっ」

小春「………………」
ジー

P「……………」

小春「………………」
ジー

P「こ、小春?んなに見つめるな可愛いから」

小春「…あはー」

P「(いかん、スイッチ入ったかってくらい小春の様子がおかしい)」

P「ほら落ち着け、俺は落ち着いてる」

小春「なんだか嬉しいですね~」

P「な、なんでさ?」

小春「そんな風に慌てるみたいに…Pさん小春の事で悩んでたんですね~うふふ~」

P「(あ…俺が小春を意識してた事になるか)」

小春「そーですねーちゅーは駄目ですよね~小春とPさんそういうのじゃないですしー」

P「あ、ああ、そうね、そうよね」

小春「うふふ~♪」

P「(…変な方向に行ってしまったが、まあヒョウ君ペロペロ回避できたしよし…だよな、うん)」

小春「Pさん可愛いです~」

P「(ご機嫌だしよしとしよう)」

小春「る~らら~♪」
ヒョイ

ヒョウ君「………………」

P「(ただ少々男としてこの扱いはアレだな)」

小春「ら~ら~♪」
グルグル

ヒョウ君「………………」

P「(…最後に一芝居してやろうか)」

P「なあ小春それでヒョウ君ペロペロだけどさ」

小春「はい~?」

P「やっぱりやってみようと思うんだ」

小春「…え~?でも恥ずかしいんじゃ~」

P「でも小春を先にペロペロしちゃえばその恥ずかしさもなくなるだろ?」

小春「あ~なるほど~…………ふぇ?」

P「だから今しちゃっていいか?」

小春「…………え、えー?!」

小春「…………え、えー?!」

P「くっくっく」

小春「あの~冗談ですよね~」

P「……………」

小春「Pさん…?」

P「……………」
ズイッ

小春「…あぅ~」

P「ふひひ★」

P「(おっといかん、つい衝動に飲みこまれる所だった)」

P「(あくまで冗談だ冗談、勿体無い気もするがここらで止めよう)」

小春「…解りましたー」

P「えっ?」

小春「どうぞ~!んー!」

P「えっ?えっ?」

P「いや、その本気にするな、冗談だから、無理しなくていいから」

小春「こ、小春はPさんとなら平気ですからー…」
プルプル

P「そんなプルプルしながら言われても」

小春「だって恥ずかしいですー…」

P「なんだ小春も恥ずかしかったのかじゃ尚更無理は止せって」

小春「ですけどぺろぺろは好きです~」

P「ん?」

小春「それとPさんも好きです~」

P「!」

小春「どっちもしてくれるなんて小春すっごく嬉しいですー…恥ずかしいより嬉しい方が強いです~」

P「………………」

小春「…だから~その~…?…Pさん?」











P「ふひひ★」

P「小春がそういうんだもなー仕方ないよな」

小春「あ、あのー…?Pさん雰囲気がー…」

P「だからペロペロも、ま、多少はね?決して違法じゃない」

P「さあ小春に目線を合わせて優しく激しくペロペロをするために屈んで」
スッ

凛「やっ」

雪美「……ばあ………」

P「は?」

P「何故お前らがいる?というか何処から沸いて出た?」

凛「プロデューサーが呼んだんでしょ?」

P「どういうことなの」

凛「プロデューサーの口からペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロとかもう私を呼ぶのと同義じゃん」

P「そっかーペロペロって言うと凛わんわんが召喚できるのかーためになったなー」

凛「せっかくだから召喚した効果も味わっていったらどう?ペロペロする?」

P「ヨークシャテリアのハナコちゃんのがいいです」

凛「ぶー」

P「雪美は?」

雪美「……ペロ…………」

ペロ「ニャッ」

P「うん?」

雪美「………ペロ………ペロ……」

ペロ「ニャアニャア」

P「…………………」

凛「………………」

雪美「………ふふっ………」
ドヤァ

P「ペろはかわいいなあ」

凛「うーん中々面白かった…かなり大爆笑」

P「もうどうでもいういや」

凛「奇遇だね、私も体の力が一気に抜けた気がする」

雪美「(………やっぱり…面白かったんだ…良かった……)」

小春「あの~Pさーん…?」

P「すまんな小春、さっきまでの俺はどうかしてた」

小春「してくれないんですか…?」

P「俺も小春は好きだけどペロペロとかは無いよな、うん」

小春「…………………」

P「そんなのはおかし」

小春「えいっ」
クイッ

P「え」

小春「っ…んー」
ペロペロ

凛「」

雪美「」

小春「えへへ~Pさんペロペロです~」

P「あばばっばばばば」

雪美「………!…………?…」

凛「わ、私達の目の前でヤるとか…!」

P「ちょ、ここここはる、いかん、いかんよ」

小春「さっきはPさんがそうしてくれるって言ってましたよ~?」

P「そ、そうだが、ほら今は二人もいるし」

小春「小春すごく嬉しかったのにー…嘘だったんですかー…?」

P「…うっ」

小春「…だからーもー怒ったんですー!」
ガバッ

P「のわっ!?」

小春「…えろ………んっ……ちゅ…ふふ~Pさんの反応可愛いです~♪」

P「…ん……くっ……駄目だって…やめ…ヤバイ…俺捕ま…むぐっ」

小春「…んんっ…ふぅ………駄目ですよー?もうぺろぺろやめて上げないですから~」

P「(こうなったらキモチワルイモードで対抗を…いや駄目だ、ここで使ったらもっとヤバイ方向に…)
ガシッ

P「…ん?」

雪美「…………………」

P「ゆ、雪美、助けに来て」

雪美「……ペロ……私の事ペロペロする………」

P「ん?」

雪美「……だから………ペロペロ……普通……これも……普通………」

雪美「………私が………Pに………するのだって……おかしくない……」

P「わあ」


雪美「……Pは……譲らない!…」

小春「…うふふ~いいですよ~雪美ちゃん…どっちが上手か勝負ですー!」

P「凛、こうなったらお前しかいない頼む通報でも何でもいいから」

凛「………………」
ヌギヌギ

P「何故脱いでる」

凛「え?着たままの方が良かった?」

P「…止めないの?」

凛「ペロペロじゃん、こんなのただのスキンシップだよわんわん」

P「」

ヒョウ君『突然だがここで話は終わりだ』

ヒョウ君『何故ならこの状況を見られたら牢獄が確定という恐怖に負けた奴は』

ヒョウ君『理性を振り絞りほうほうのていで逃げ出してしまってこの話は終わったのだ、腰抜けめ』

ヒョウ君『逃げるくらいなら初めから我が主に悪戯など─」

P「餌付けは主義に反するけど野菜食うヒョウ君?」
スッ

ヒョウ君「バクッ!」

P「わーい」



おしまい

読んでくれた方ありがとうございました
この後小春はぺろぺろを隙あれば狙ってくるようになり
雪美がさりげなくねだってくる様になり
凛が相変わらず直球で注文したり襲ってきたりと
愉快な毎日が続くみたいです

それともう少しだけ話が続くと思います

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