戒斗「スペースチャンネル5だと?」 (74)

諸注意
・仮面ライダー鎧武とスペースチャンネル5のクロスSSです。
・鎧武側は戒斗のみ、サッカー回時点。>>1は映画未視聴。
・スペチャン側はPART2の後、PXZ参戦中の世界。なのでうらら不在。
・モロ星人さんの言語は便宜上○△□×で表現します。
・キャラ崩壊、設定がおかしい部分がありますのでご了承願います。
・ぶっちゃけ、戒斗さんにアップダウンアップダウンチューチューチューしてもらいたいだけのSSです。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1406891437

???「でも……邪魔な記憶は消させてもらう」

戒斗「……ぐぅっ!?」

…………

戒斗「……くっ」

戒斗「ここは……?」

戒斗(腕の傷が消えたまま……ということは)

戒斗「また別の場所……いや、別の世界か……」

戒斗「ここは何かの建物の中か……造形は未来的だな」

???「おい、あんた……大丈夫か?」

戒斗「ん?」

???「おお、目が覚めたか。そこで倒れてたからビックリしたぞ」

戒斗「貴様は……? それにここはどこだ?」

ヒューズ「俺はヒューズ。このスペースチャンネル5の番組ディレクターだ」

戒斗「スペースチャンネル5? それに番組ディレクターだと?」

戒斗「つまりここはどこかのテレビ局か何かか」

ヒューズ「おいおい、俺はともかくスペースチャンネル5を知らないのか?」

戒斗「知らん」

ヒューズ「まぁいいけど。で、お前は一体誰なんだ?」

戒斗「駆紋戒斗だ」

ヒューズ「ふぅん。名前からしてスペース日本人か」

戒斗(スペース……?)

戒斗「まぁ、日本人だな」

ヒューズ「で、どうやってここに? 関係者以外入れないはずなんだが」

戒斗「信じられないかもしれないが、恐らく別の世界から飛ばされてきた」

ヒューズ「別の世界だって!? そりゃ一体どういうわけだ?」

戒斗「話せば長くなるが、俺は――」

ヒューズ「――なるほどな。ってことはまさか、うちのうららも他所の世界に……」

戒斗「何か気になる事でもあるのか?」

ヒューズ「うちのリポーターが少し前から行方不明でな。この大事なときに」

戒斗「何か事件でも起きているのか?」

ヒューズ「あぁ。踊り団が復活したんだよ」

戒斗「踊り団?」

ヒューズ「少し前に大統領を拉致したりして世間を騒がせた連中だ」

ヒューズ「銀河中の人々を無理やり躍らせようっていうとんでもない事を企んでるんだ」

ヒューズ「前回はうらら……うちのリポーターが仲間と共にやっつけたんだが」

戒斗「今はそのうららとかいうやつが行方不明という事か」

戒斗(踊り団……こいつの話ぶりから察するにこの世界の強者か……)

戒斗(元の世界に戻る鍵は恐らくそいつらの下にある……ならば)

戒斗「おい」

ヒューズ「ん?」

戒斗「俺がやってやる」

ヒューズ「……は?」

戒斗「俺が踊り団とかいう連中と戦うといっている」

ヒューズ「おいおい、本気か?」

戒斗「ダンスだろうがリポートだろうが、目の前に強いものがいればそいつと戦うまでだ」

ヒューズ「しかしなぁ……見た感じ運動が得意そうには見えないが」

戒斗「これでもダンスチームの元リーダーだ」

ヒューズ「そうなのか? リポーターの経験は?」

戒斗「ないな。だが、それがこの世界のルールだというのなら今すぐ覚えてやる」

ヒューズ「……まぁ、このまま手をこまねいて他所にスクープ取られるよりはマシか」

ヒューズ「よし! 戒斗、お前に任せる。現地へはうちの小型放送艇で送るから」

ヒューズ「あと、うちの番組のデータを渡すから参考にしてくれ」

戒斗「分かった」

…………

~小型放送艇アストロビートJr.内~

戒斗(……録画を見た。うららという女、とてつもない力の持ち主だ)

戒斗(抜群のダンススキルにリポート能力……どこか舞にも似て……いや違うか)

ヒューズ『戒斗、そろそろ目的地に着く頃だが、大丈夫か?』

戒斗「問題ない。そこから俺のリポートを見ているがいい」

ヒューズ『自信満々だな。よし、頼むぞ~』

~スペースポイント 44-7G~

Kaito's Swingin' Report Show!! REPORT1 戒斗、登場

チャッチャッチャッ チャラーチャラララーチャラーチャラララー チャッチャッチャッ

戒斗「…………」スタスタスタ

ヒューズ『戒斗、周囲に十分注意を……の前におおぉい! 無言はやめて~!』

ヒューズ『リポート! これリポートだから!!』

戒斗(しまった……もう始まっていたのか。録画で見た感じでやればいいはずだな)

戒斗「駆紋戒斗だ。今朝のうららリポートショーはうらら不在のため俺が代わりを勤める」

戒斗「俺は今、以前現れた謎のダンシング集団が再び現れたという事で、スペースシップにきている」

ヒューズ『んー、表情が固いがまぁいい。そのまま続けて』

戒斗「……前方に不振な挙動のやつらがいるな」

マタオドラサレテマース <踊らされた乗客(お金持ち)

シュウウウン

戒斗「むっ、何者かがワープしてきたな」バッ

ヒューズ『そいつはジャガーもといシャドー……一応味方なんだが、まーた操られてるのか』

戒斗「どうすればいい?」

ヒューズ『勝負に勝てば、踊らされてる人も助けられるし洗脳も解けるはずだ』

戒斗「ならば簡単だな」

シャドー「フッ。どこのどいつか知らんが、そんな大口を叩いて大丈夫かな」

戒斗「試してみるか?」

シャドー「いいだろう。では、私の動きを記憶して……そっくり真似して返せるかなぁ~?」

シャドー「その気がなくても……」

戒斗&シャドー「「踊りで勝負!!」」

戒斗「Let's DANCE!」

シャドー「アップ! アップ! アップ!」

戒斗「アップ! アップ! アップ!」

シャドー「ライッ! レフッ! ライッ! レフッ!」

戒斗「ライッ! レフッ! ライッ! レフッ!」

シャドー「アップダウンアップダウンチューチューチュー!」

戒斗「アップダウンアップダウンチューチューチュー!」

シャドー「アップダウンアップダウンチューチューチュー!!」

戒斗「アップダウンアップダウンチューチューチュー!!」

カイトアリガトー

チャラララー チャッチャッチャッ チャラララー チャッチャッチャッ チャーララーラララチャッ

戒斗「どうやら救出に成功したようだな……ん?」

戒斗(助けた人間が俺の後ろに……)

ヒューズ『なかなか決まってたぞ~戒斗!』

戒斗「…………」ザッザッザッザッ

戒斗(しかもついてくるのか……まるでチームだな)

シュウウウウン

戒斗「むっ!? 前方にロボットの大群が現れたぞ」

ヒューズ『あいつの動きをよく見て狙え! ロボット撃つには……って戒斗、お前武器は?』

戒斗「武器だと?」

戒斗(そういえば、録画で見たうららは銃を持っていたな)

ヒューズ『しまったぁぁぁ!! 戒斗用の武器用意するの忘れてた!!』

戒斗「問題ない。自前のがある」スチャ

ヒューズ『何?』

戒斗「射撃ならこいつだ……変身!!」カシャッ レモンエナジー!!

ガチャン ロック…オン! ソォーダァ

レモンエナジーアームズ! ファイトパワー! ファイトパワー! ファイファイファイファイファファファファファイト!!

ヒューズ『へ、変身したぁ!? おいおい戒斗、お前ってやつは……』

バロン「不満か?」

ヒューズ『いや、全然オッケーだ! その調子で頼む!』

シャドー「変身か……だがその程度で勝てると思うな! 行くぞ!」

――ニュース速報――
――チューと聴いたらソニックアロービーム!――

バロン「Let's SHOOT!」

シャドー「レフッ! チュー! ライッ! チュー!」

バロン「レフッ! チュー! ライッ! チュー!」バシュンバシュン

シャドー「アップ! チュー! チュー! チュー!」

バロン「アップ! チュー! チュー! チュー!」バシュンバシュンバシュン

ヒューズ『次はビームで捕まった人の救出だ! ヘイと聴いたら――』

バロン(救出だと!? そういえばそんな事もやっていた……)

バロン(この装備でどうすれば……)

バロン(いや、バナナロックシードの拘束技を応用すればいけるか……?)

バロン(一か八かやってみるか)

シャドー「アップ! ヘイ! ヘイ!」

バロン(いきなり二人か……)カシャ ロック…オン! バナナチャージ!!

バロン「アップ! ヘイ! ヘイ!」ポワンポワン

オオキニー ドウモー

バロン(何とかなった、か)

シャドー「アップ! チュー! ヘイ! チュー!」

バロン(今度は攻撃と救出の混合だと!?)

バロン「アップ! チュー! ヘイ! チュー!」カシャバシュンカシャポワンカシャバシュン

バロン(くっ、ロックシードをつけたり外したりのタイムロスが……っ)

バロン「何とか救出できたか……」

ヒューズ『よくやったぞ~、戒斗!』

バロン(また助けたやつらが後ろに……)

ヒューズ『敵は奥に逃げた! 追ってくれ!』

チャラララー チャッチャッチャッ チャラララー チャッチャッチャッ チャーララーラララチャッ
ザッザッザッザッ ザッザッザッザッ

バロン「むっ、前方でガイド……いや、スペースガイドが踊らされているな」

タスケテー <踊らされたスペースガイドさん

シャドー「ふふふ。改めて語ろう。我らが名前!」

バロン「Let's DANCE!」

シャドー「♪ワーレーラーハー踊リダーン チュー! チュー! チュー!」

バロン「♪おーれーのーなは戒斗だー チュー! チュー! チュー!」

シャドー「♪躍ラセチャウゾ ヘイ! ヘイ!」

バロン「♪勝つのは俺だ ヘイ! ヘイ!」

ヒューズ『その調子~!』

シャドー「アップ! ダウンダウン! チューチューチュー!」

バロン「アップ! ダウンダウン! チューチューチュー!」

シャドー「チューチューチューチュー! ヘヘイヘイ!」

バロン「チューチューチューチュー! ヘヘイヘイ!」

ヒューズ『グッドらグ~!』

シャドー「アップ! ダウン!」

バロン「アップ! ダウン!」

シャドー「 チュー!」

バロン「    チュー!」

カイトアリガトー

シャドー「くっ……」シュウウン

バロン「救出成功だ」

チャラララー チャッチャッチャッ チャラララー チャッチャッチャッ チャーララーラララチャッ
ザッザッザッザッ ザッザッザッザッ

ヒューズ『今の良かったぞ~戒斗!』

バロン「シャドーは……逃げたか?」

ヒューズ『いや、これは……気をつけろ、巨大ロボットだ!』

バロン「ふん、どんな相手がこようとも関係ない」

ヒューズ『おっと、大事な言葉を忘れるなよ』

バロン「……チャンネルはそのままだ」

…………

シャドー「お待たせしました団長! ごゆっくりどうぞ!」

パージ『ふっ、待ってたよ~』

――侵略歌謡メカ01号 キン・コン・カン――

バロン「相手が何であろうと踊るのみだ!」

バロン「Let's DANCE!」

パージ『♪我ガ名ハパージ チュー!』

バロン「♪俺は戒斗 チュー!」

パージ『♪銀河ノ全テヲ踊ラセテヤルー ダウン!』

バロン「♪どんな勝負も負けない ダウン!」

パージ『楽しくやろうよ』

ザッザッ ザッ   ザッ

キン・コン・カン「チュー! チュー!」

バロン「チュー! チュー!」

キン・コン・カン「チュー! アップ!」

バロン「チュー! アップ!」

パージ『初めてにしてはやるね~』

ザッザッザッ パッパン ザザッザザッ

パージ『ダウン! ダウン! 知的デ素敵、無敵ナボク♪』

バロン「ダウン! ダウン! 踊りで貴様を黙らせる♪」

パージ『ダウン! ダウン! 意外ト素敵ニ踊ルネ♪』

バロン「ダウン! ダウン! そんな余裕があるのか♪」

キン・コン・カン「ダウン! ダウン! アップ! アップ! チュー! チュー! ダウン!」

バロン「ダウン! ダウン! アップ! アップ! チュー! チュー! ダウン!」

ガガガガ ピシュウウウン

パージ『うららがいないなら楽勝と思ったけど、意外とやるもんだね』

バロン「……そのメカ、復活はしないのか?」

パージ『あぁ。今回はただの様子見、お楽しみはこれからさ』ブウウウン

バロン「……消えたか」カシャ

戒斗「以上、スペースシップより戒斗がお届けした」

戒斗「スペースチャンネル5」

チャーララー チャーララー チャラララー チャッチャッチャッ チャラララー チャッチャッチャッ チャーララーララララ

Kaito's Swingin' Report Show

シチョーリツ     65.0%
レスキューリツ   100.0%
カクシハッケン    0/7コ

ヒューズ『なかなかのシチョーリツだったぞ!』

~スペースチャンネル5~

戒斗「……」

ヒューズ「おっ、戒斗~、昨日の放送良かったじゃないか」

戒斗「データを見た。シチョーリツ65%だとな」

ヒューズ「いい数字だな」

戒斗「だが、うららが踊り団と戦ったときは……」

ヒューズ「あー……それは……100%だったが……でもな、初めてにしてはいい数字だったぞ」

ヒューズ「正直ここまで取れるとは思ってなかった」

戒斗(うらら……直接相対したわけではないが、この女がこの世界の強者か)

戒斗(どうしたら勝てる? ……いや、何故俺は負けた?)

戒斗(シャドーの動きを完璧に追いきれていなかった……それにリポートも不完全だったということか)

戒斗(この世界のダンスルールは理解した。次は問題ないはずだ)

戒斗(だがリポートは……そういえば以前、葛葉たちとフレッシュな試練を受けたな)

戒斗(あの時は中々とびっきりの笑顔を見せられなかった……)

戒斗(だが、あのフレッシュな笑顔を完璧にマスターすればリポートにも役立つのでは……)

戒斗「……」スッ

ヒューズ「おい、戒斗……どこへいくつもりだ?」

戒斗「練習だ。このリポートショー……勝つのは俺だ」

ヒューズ「やる気なのはいい事だが、そんな時間はないようだ」

戒斗「何?」

ヒューズ「今、スペース大統領のピースがスペースパークを訪れている」

戒斗「スペース大統領? それがどうかしたのか」

ヒューズ「大統領は以前にもスペースパークを訪ねていてな、その時に踊り団に襲われたんだ」

戒斗「あぁ、それなら録画データで見たな」

戒斗「……なるほど。復活した踊り団が同じ行動に出る可能性があるというわけか」

ヒューズ「その通りだ。可能性は高い。すぐに向かってくれ」

戒斗「いいだろう」

戒斗(現地に着くまで時間はある……最高の笑顔を見せ付けてやる)

~スペースパーク~

ヒューズ『大変だ! やっぱり踊り団が現れたらしい! 戒斗、リポート頼むぞ!!』

Kaito's Swingin' Report Show Special!! REPORT2 緑の不在

チャッチャッチャッ チャーチャチャラチャラララー チャッチャッチャッ チャーチャチャラチャラララー

戒斗「皆さんこんにちは! この時間は予定を変更してスペースパークに現れた踊り団を緊急リポートします」ニカッ

――『おいしいごはん(再)』はお休みいたします。――

ヒューズ『なんてフレッシュな笑顔だ! ……あー、だが戒斗にはいつも通りの方が似合ってるかも』

戒斗「なにっ?」

戒斗(……くっ、やはり俺は俺の道を進むのみか)

シャドー「……」スッ

戒斗「……」ゴホン

戒斗「現れたな踊り団……敗北して尚、同じことを繰り返す理由を教えてもらおうか!」

シャドー「フフフ、この私について来れたら教えてやろう」

ヒューズ『おっ、この先30メートル先にチアガール反応だ!』

戒斗「捕らわれているのか……」

ヒューズ『戒斗、チアガールちゃんを助けてあげて~!』

戒斗「任せろ」

シャドー「貴様に助けられるかな?」

戒斗「舐めるなよ……変身!!」カシャッ レモンエナジー!!

ガチャン ロック…オン! ソォーダァ

レモンエナジーアームズ! ファイトパワー! ファイトパワー! ファイファイファイファイファファファファファイト!!

バロン「Let's SHOOT!」

シャドー「レフ!  チュー! ライ!  チュー!」

バロン「レフ!  チュー! ライ!  チュー!」バシュンバシュン

シャドー「レフチュー! ライチュー! アップヘイヘイ!」

バロン「レフチュー! ライチュー! アップヘイヘイ!」バシュンバシュンカシャポワンポワン

シャドー「アップチューアップチューライヘイチュー!」

バロン「アップチューアップチューライヘイチュー!」カシャバシュンバシュンカシャポワンカシャバシュン

シャドー「ライヘイヘイアップヘイチュー!」

バロン「ライヘイヘイアップヘイチュー!」カシャポワンポワンポワンカシャバシュン

シャドー「くぅっ!!」

バロン「ハァッ……ハァッ……どうだ!」

HEY HEY RESCUE! S-H-O-O-T
SHOOTING! SHOOTING! SHOOTING!

ヒューズ『さすがだ戒斗! 私のハートに直撃バキュ~ン!』

シャドー「……」シュウウン

GO GO GO GO! SPACE CHANNEL 5!
Let's DANCING! Let's SHOOTING! SEXY KAITO YEAH!

GO GO GO GO! SPACE CHANNEL 5!
Let's DANCING! Let's SHOOTING! SEXY KAITO YEAH!

バロン(捕らわれていた人間は違ったが、概ね以前と同じ流れのようだ)

バロン(となると、次にくるのは植物型のメカか)

バロン(であればその実を取れば新しいロックシードが……ないな)

バシュウウウンガション

バロン「なんだ!?」

――団長サポートメカ ピースイレ――

バロン「違うメカ……既に大統領が収まっているだと!?」

パージ『ハッハッハ! さぁ、どうしたい~!?』

バロン「その声はパージか! どこにいる!?」

パージ『さぁ? どこかな~』

バロン「くっ、ふざけた真似を!」

パージ『シャドー! そのメカを使ってやつを倒すんだ!』

シャドー「いくぞ!」

バロン「Let's SHOOT!」

シャドー「アップレフダウダウチューチューチュー!」

バロン「アップレフダウダウチューチューチュー!」バシュンバシュンバシュン

ヒューズ『戒斗! 後ろだ!』

ピースイレ「 アップアップアップ!」

バロン「 アップアップアップ!」

ヒューズ『戒斗! さらに後ろだ!』

シャドー「ライッライッライッダウレフッレフッレフチュー!」

バロン「ライッライッライッダウレフッレフッレフチュー!」バシュン

パージ『ハッハッハッハッハ! ゲームだ! 普通に撃ったら大統領に当たるよ~!』

ヒューズ『大統領を盾にするつもりだ!』

バロン「なるほど。レフトと聞いたら右か」

シャドー「♪逆入力ダ レフッ! チュー! チュー!」

バロン「♪承知の上だ ライッ! チュー! チュー!」バシュンバシュン

シャドー「♪大統領ニ当タルゾ ライッ! チュー! チュー!」

バロン「♪傷一つ付けん レフッ! チュー! チュー!」バシュンバシュン

シャドー「レフチュー! ライチュー! レフチューチュー!」

バロン「ライチュー! レフチュー! ライチューチュー!」バシュンバシュン

パージ『なかなかやるね……なら!』

パージ『君にも特別に見せてあげるよ! 大統領の歌の威力をね!』

ガションガシャン!!

――合体歌謡メカ キング・パージ――

バロン「合体したか……だが、乗っているのはシャドーだな」

シャドー「フフフ。このメカさえあれば貴様など赤子の手を捻るも同然だ!」

ヒューズ『歌ってくるぞぉー! こっちも負けずに歌うんだ!』

バロン「Let's PLAY!」

キング・パージ「ダンダンダンダンダダン!」

バロン「ダンダンダンダンダダン!」

キング・パージ「ダンダンダンダン! ヘイヘイヘヘイ!」

バロン「ダンダンダンダン! ヘイヘイヘヘイ!」

キング・パージ「ダダンダダダンチュ~ッチュ!」

バロン「ダダンダダダンチュ~ッチュ!」

ヒューズ『今がチャンス! ……なんだが、武器がない!』

バロン「なにっ!?」

ヒューズ『こんな事態は想定してなかったから踊りエネルギーを集めるアンテナを用意してなかった!』

バロン「いや、問題ない……硬い相手に丁度いい高火力のアームズがある」スッ

ヒューズ『ベルトを変えてどうする気だ……?』

マンゴー!

パーパララパパパパッパラララー♪
カモーンマンゴーアームズ!

ファイトオブハーンマー♪

バロン「このマンゴーアームズならば!」

シャドー「姿を変えたか……だがっ!」

ヒューズ『頭を狙え! 一撃で決めるぞ!』

シャドー「チュー! チュー! チュー!」

バロン「とどめだっ!」

バロン「チュー! チュー! チュー!」カシャカシャカシャ

マンゴースパーキング!

バロン「ハァァァァッ!!」ドガガガガッ

シャドー「ぐあああああああっ!!!」

ドッガァァァン!!

ヒューズ『倒した……? 今回はやけにアッサリ……いや、それよりも大統領とジャガーは!?』

バロン「おい、大丈夫か?」

ピース「いやぁ、おかげで助かったよ。まさか二回も悪いやつに捕まってしまうなんて」

ジャガー「うっ……く、ここは……」

バロン「洗脳は解けたようだな」

ジャガー「我ながら不甲斐ないことだ。戒斗と言ったな。助けてもらい、感謝する」

バロン「勘違いするな。俺は俺の強さを証明するためにやっただけだ」

ヒューズ『戒斗、よくやってくれた! これで後は黒幕のパージを…………!? うわあぁぁぁ!!』

バロン「ッ!? どうした、ヒューズ!!」

ジャガー「しまった!」

Kaito's Swingin' Report Show

シチョーリツ     74.0%
レスキューリツ   100.0%
カクシハッケン    0/7コ

パージ「フッフッフッフ。本当のお楽しみはこれからさ!」

パージ「今度こそ銀河の全てを躍らせてやる!」

…………

Kaito's Swingin' Report Show!! REPORT3 スペースチームバロン結成!

バロン「一体どうなっている!? ヒューズ、応答しろ!!」

ヒューズ『くっ、戒斗か……パージが……パージがスペースチャンネル5に直接攻撃を……』

バロン「なんだと!?」

ヒューズ『そこは囮だったんだ……ザザ……既に局ちょ……』

ヒューズ『ザザ……マイ……ザザザザ……ピンチ……ザザザザザ』

バロン「くっ、ノイズが……それにしても今ヒューズはマイと言ったのか?」

バロン(マイ……舞? この世界に舞も来ているのか? それに、ピンチだと……)

ジャガー「戒斗、お前はこれから――」

バロン「……無論、パージを倒すに決まっている」

ジャガー「やはりそのつもりだったか。ならば私の船に乗るがいい。全速力で送ってやろう」

バロン「頼む」

…………

バロン「こんばんは、戒斗だ。今、チャンネル5が大変な事になってる」

バロン「俺たちはそのチャンネル5に全速力で向かっているところだ」

ゴゴゴゴゴゴ

バロン「!? どうした、ジャガー!」

ジャガー「くっ、敵のメカが押し寄せて……後一歩で辿り着けるというのに、このままではっ!」

バロン「ならば俺が先陣を切る!」

ジャガー「何っ!? だが、外は宇宙だぞ!」

バロン「構わん!」スチャ

スイカ!

ロックオーン!

パーパララパパパパッパラララー♪
カモーンスイカアームズ!

大玉ビッグバン!!

バロン「ハッ!」ガシャン

ジャガー「なるほど。それなら大丈夫そうだな。ならば戒斗、発進だ!」

バロン「行くぞっ!」

ジャイロモード!

バシュウウウン

バロン「ふん、雑魚どもが群がってきたか……だがこのスイカアームズの敵ではない!」

バロン「Let's SHOOT!」

雑魚メカ「レフチューチューチュー! ライチューチュー!」

バロン「レフチューチューチュー! ライチューチュー!」ズガガガガガガガガ

バロン(……しまった。ジャイロモードでないと射撃が出来ないが、これだとタイミングが取りにくい!)

雑魚メカ「ライライライライレフレフチュー!」

バロン「ライライライライレフレフチュー!」ズガガガガ

ジャガー「気をつけろ! 敵は特攻を仕掛けてくるつもりだ!」

バロン「逆に好都合だ! 叩き落とす!」

ヨロイモード!

雑魚メカ「アップ! ダウン!」

バロン「アップ! ダウン!」ビシッドガッ

雑魚メカ「レフッ! ライアップ!」

バロン「レフッ! ライアップ!」ズバッビシバキ

ジャガー「さすがだな……む!? 近くでレスキュー艇が襲われているぞ!」

バロン「何っ!? くっ、乗組員が連れ去られかけている……」

バロン(どうする。スイカアームズでは救出は……)

バロン(いや、ヨロイモードの槍の出力を調整すれば……先端に掴まってもらうくらいはできるか?)

バロン「お前たち! 今助ける、こいつに掴まれ!」

雑魚メカ「レフヘイヘイチュー! ライチューヘイ!」

バロン(いきなり敵と救助対象が混ざっただと!? くっ、ジャイロモードへの変更はロスが……)

バロン(しょうがない。敵はそのまま槍で突き刺すことにしよう)

バロン「レフヘイヘイチュー! ライチューヘイ!」ガシッガシッザシュザシュガシッ

レスキュードスコイレスキュー

雑魚メカ「ライチューヘイヘイ! レフヘイチュー!」

バロン「ライチューヘイヘイ! レフヘイチュー!」ザシュガシッガシッガシッザシュ

ジャガー「凄い勢いで救出するとは……さすがうららの代わりを務めるだけはあるな」

バロン「このまま突入する!」

チャラララー チャッチャッチャッ チャラララー チャッチャッチャッ チャーララーラララチャッ

レスキュ- うっ はっ うっ はっ うっ はっ うっ はっ

チャラララー チャッチャッチャッ チャラララー レッスッキュー

バロン「チャンネルはそのままだ」バッ

…………

カシャッ レモンエナジー!!

ガチャン ロック…オン! ソォーダァ

レモンエナジーアームズ! ファイトパワー! ファイトパワー! ファイファイファイファイファファファファファイト!!

バロン「……」ダダダダッ

ジャガー「戒斗! 中心部を目指せ! パージはそこにいる!」

バロン「あぁ……むっ!?」

タスケテー <スペース日本人

ジャガー「どうやら施設見学中のスペース日本人が捕まっているようだ」

バロン(あれがスペース日本人か……確かにスペースだ)

ジャガー「戒斗、どうする?」

バロン「ふん、この状況……答えは一つだ」

バロン&ジャガー「「踊って助ける!」」

雑魚メカ「ライレフライレフヘヘイヘイ!」

バロン「ライレフライレフヘヘイヘイ!」カシャポワンポワンポワン

雑魚メカ「アップアップダウンダウンレフライチュー!」

バロン「アップアップダウンダウンレフライチュー!」カシャバシュン

ピシュウウン

ジャガー「よし!」

バロン「このまま進むぞ!」ダダダダッ

ジャガー「むっ! まずいぞ、前方のシャッターが閉まる!」

バロン「間に合わせる!」

ジャガー「タイミングを合わせてスライディングだ!」

バロン&ジャガー「      ダーウン!」ズサァァァ

バロン「……ここは?」

???「リポート見るなら42ちゃ~ん!」

バロン「!? 誰だ!」

ジャガー「心配ない。味方だ」

プリン「あなたがうららの代役の戒斗ね。プリンの事知らないの?」

バロン「悪いが、知らんな」

パイン「やはりうららはいないのか」

バロン「……他にもいるのか」

ジャガー「彼女たちはプリンとパイン。うららとは敵対もしたが、共に踊り団と戦った者たちだ」

ジャガー「プリンはスペースチャンネル42のリポーターで、パインはスペースポリスだ」

モロ星人「△□○×(今は力を合わせるモロ!)」

バロン「……こいつは?」

モロ星人「□○△×(どうも、モロ星人モロ)」

バロン(……何を言っているかサッパリ分からん)

ジャガー「彼はモロ星人、仲間だ」

プリン「あなたたちにスクープを独占させたりはしないんだから」

バロン「なるほどな。貴様の目的はそれか。それで俺達より先にここに来たわけか」

パイン「……ムダ話はここまでのようよ」

バロン「なに? ……まさか、囲まれている!?」

ジャガー「大量のロボットだと!?」

モロ星人「□×○△(すごくすごい数モロ!)」

バロン「この数……お前たち、円陣だ!」

ジャガー「戒斗!?」

バロン「落ち着いて隣のやつの背中を守るんだ」

パイン「一体何を……?」

バロン「数は多いが所詮は雑魚の群れだ。消耗戦で粘れば、いずれこちらが有利になる!」

プリン「なるほどね、準備はいい!?」

バロン「Let's SHOOT!」

雑魚メカ「ライッ! チュチュー! チュー! アップ! チューチュー!」

プリン「ライッ!」
     バロン「チュチュー! チュー!」バシュンバシュンバシュン
ジャガー「アップ!」
  バロン「チューチュー!」バシュンバシュン

雑魚メカ「レフッ! チュチュー! チュー! ダウン! チューチュー!」

パイン「レフッ!」
     バロン「チュチュー! チュー!」バシュンバシュンバシュン
モロ星人「ダウン!」
  バロン「チューチュー!」バシュンバシュン

雑魚メカ「ライライアップアップレフダウン! チュー!」

プリン「ライライ!」
   ジャガー「アップアップ!」
  パイン「レフ!」
   モロ星人「ダウン!」
         バロン「チュー!」バシュン

モロ星人「×□○△(すごい勢いでやっつけたモロ!)」

パイン「かなり数が減ったわ」

ジャガー「このまま一気に進もう!」

バロン「チャンネルは――」

プリン「そのまま♪」

バロン「……」バッ

…………

パージ「へぇ。うらら抜きでよくここまで来たね」

バロン「ふん。貴様程度に負けるものか」

ジャガー「パージ! 再び現れ、チャンネル5を狙った理由は何だ!?」

パージ「その答えを知りたいのかい? 知りたいのなら……分かってるはずだよ」

バロン「なるほどな……では」

バロン&パージ「「踊りで勝負!」」

パージ「♪フータータービサンジョウー レフッチュー! ライッチュー!」

パイン「♪一体どうして!? レフッチュー! ライッチュー!」バシュンバシュン

パージ「♪ソレハアノトキー ライッチュー! レフッチュー!」

プリン「♪それっていつよ!? ライッチュー! レフッチュー!」バシュンバシュン

パージ「♪最後ノトキ ライレフチュー!」

ジャガー「♪それはまさか ライレフチュー!」バシュン

パージ「♪気付イタカナー レフライチュー!」

モロ星人「♪○△×□(分かったモロ) レフライチュー!」バシュン

パージ「うっ……」ヨロ

バロン「パージ!!」ダッ

ブウウウウン

ジャガー「まずい!」

パイン「見えない壁が!」

モロ星人「○×□△(戒斗が孤立したモロ!)」

バロン「くっ、これは!?」

パージ「フフフ。まんまと誘い出されてくれてありがと~」

バロン「ふん。一対一というわけか」

パージ「その通り」

バロン「それで勝てると思うなよ」

バロン&パージ「「レーッツダーンス!」」

パージ「♪カイト チュー!」

バロン「♪なんだ! チュー!」

パージ「♪カイト ヘイヘイ!」

バロン「♪だからなんだ!! ヘイヘイ!」

パージ「ライライライレフレフ」

バロン「ライライライレフレフ」

パージ「ダ~~~~ウンアップ!」

バロン「ダ~~~~ウンアップ!」

パージ「まさかここまでついてこられるなんて驚いたよ~」

バロン「ならばそろそろ教えてもらおうか。貴様の目的を」

パージ「銀河中の人々を躍らせること。それはずっと変わってないさ」

バロン「だが、その為の手段が以前と変わらず……いや、退化しているのはどういうわけだ?」

バロン「貴様の用意したメカは俺が録画で見たものよりも遥かに劣っていた。パワーアップしなかったりな」

パージ「ちょっとしたハンデだよ。うららがいないと分かったからね」

バロン「では何故うららが戻るのを待たなかった」

パージ「言ったんだよ。ボクがうららに負けたとき『また来週』ってね」

バロン「なに?」

パージ「さ、もういいだろう? こんな押し問答なんてつまんないよ」

パージ「言葉で語るのがボクたちかい? いいや、違う」

バロン「確かにな……そしてそれは武力でもないらしい」カシャ

戒斗「……」

パージ「そう。必要なのは言葉でもなく……拳でもない」

戒斗「だが」

パージ「ん?」

戒斗「いつまでも貴様の後を追うのは性に合わん」

戒斗「こんなセリフを吐くのは不本意だが……」

パージ「なんだい?」

戒斗「ここからは……俺のステージだ!」

パージ「!?」

戒斗「行くぞ! 俺の踊りについてこれるか!」

パージ「……なるほどね。いいよ。相手になってあげるよ」

戒斗&パージ「「Let's DANCE!」」

チャッチャッチャッチャチャッチャチャッチャ

戒斗「アップダウンアップダウンチューチューチュー」

パージ「アップダウンアップダウンチューチューチュー」

戒斗「ライッ!   レフッ! チュ~~~ッチュー!」

パージ「ライッ!   レフッ! チュ~~~ッチュー!」

戒斗「♪やるな チューヘイヘイヘイアップダウンアップ!」

パージ「♪まだまだ チューヘイヘイヘイアップダウンアップ!」

戒斗「♪これならどうだ ライライレフライレフライレフッ!」

パージ「♪余裕だね ライライレフライレフライレフッ!」

戒斗「♪早業だ アップチュチュチュチュチュチュダウンチューチュー!」

パージ「♪全然余裕 アップチュチュチュチュチュチュダウンチューチュー!」

戒斗「ならば次は――――」ゴゴゴゴゴゴゴ

戒斗「なに!?」

パージ「これは!?」

ズドドドドドド

ジャガー「戒斗!」

戒斗「ジャガー、一体何が起こっている!?」

ジャガー「あれだ! 戒斗、あれを見ろ!」

グレート・パージ「…………」

戒斗「なんだ……あれは」

パージ「究極スーツ、グレート・パージ……」

プリン「踊り団の最終兵器……あれがここに……」

パイン「パージはここにいるのに、どうして起動を……」

パージ「まさか……」

モロ星人「□○×△(心当たりがあるモロ?)」

パージ「十中八九暴走だね」

パイン「なんですって!?」

パージ「さっき戒斗にはハンデでメカを弱くしたって言ったけどさ」

パージ「実際問題、大破したメカを一週間で修理できると思う? 無理に決まってるじゃん」

ジャガー「つまり、突貫工事で不具合が残っていたということか?」

パージ「そういう事だね」

ジャガー「どうする!? 不完全とはいえグレート・パージの性能はとんでもないものだぞ」

プリン「私たちだけじゃ……」

???『待て待て待て~!』バシュウウン

モロ星人「!?」

戒斗「その声は……?!」

ヒューズ『こんな事もあろうかと用意してきたぜ~!』

戒斗「ヒューズ! 無事だったか!」

ジャガー「用意といったな。それはもしや……」

ヒューズ『そうだ! このアンテナに踊りエネルギーを集めるんだ!』

戒斗「それであのグレート・パージとやらを倒せるのか」

ジャガー「だが……」

パイン「たったこれだけの人数じゃ……」

プリン「絶対的に足りないわ」

モロ星人「△×□○(モロ)」

パージ「あーあ、これで終わりかぁ。まさかボクが自分のメカにやられる日がくるなんてね」

ヒューズ『おいおいお前ら、何言ってるんだ? 後ろを見てみろよ!』

戒斗「後ろだと……? あれは!?」

ザッザッザッザッ ザッザッザッザッ ザッザッザッザッ ザッザッザッザッ

ジャガー「スペース日本人にスペースガイド……戒斗が助けた人たちか!」

ヒューズ『戒斗! お前のリポートが……お前の踊りがこれだけの人を集めたんだ!』

プリン「これだけの人数が揃えば……」

パイン「戒斗!」

モロ星人「□×△○(みんなの前に立つモロ!)」

戒斗「ふん……分かっている」

戒斗(俺の後ろにこれだけの人間が……無様な真似は見せられんな)

チャッチャッチャッチャチャッチャチャッチャ チャチャララララララ チャッチャラッチャ

戒斗(……分かるぞ。今、俺たちは一体になっている)

戒斗(これが、この世界で生まれたチームバロン……いや、スペースチームバロンか)

戒斗(悪くない……っ!)

戒斗「グレート・パージ……意志なき貴様は強者ではない!」

戒斗「それを俺が……俺達が思い知らせてやる!」

グレート・パージ「アップ! ライッ! レフッ! ダウン!」

スペースチームバロン「「アップ! ライッ! レフッ! ダウン!」」

グレート・パージ「レフッ! ライッ! ダウン! アップ!」

スペースチームバロン「「レフッ! ライッ! ダウン! アップ!」」

グレート・パージ「ヘイ! ヘイ! ヘイヘイヘイ!」

スペースチームバロン「「ヘイ! ヘイ! ヘイヘイヘイ!」」

チャッチャッチャッチャチャッチャチャッチャ チャチャララララララ チャッチャラッチャ

戒斗(力が集まっている……これなら!)ザッザッザザッザッザザッザザッ

パージ「……あーあ。結局、うららがいなくても同じだったかぁ」

戒斗「……パージ」

パージ「フフフ。戒斗、君がいたせいだね」

パージ「お陰でうららが戻ってくるまでのいい退屈しのぎになったよ」

戒斗「舐めた事を言ってくれる」

パージ「でもうららは本当に強いよ。今の君じゃ――」

戒斗「ふん。力の差があるなら……戦うだけだ」

パージ「なるほどね……じゃ、そろそろ幕引きといこうか」スタッ

戒斗(グレート・パージに乗り移った? ……そういう事か)

パージ「……あぁ、そうだ」

パージ「戒斗、最後に一つだけ忠告しておくよ」

戒斗「なんだ?」

パージ「くれぐれも最後の最後まで油断しないようにね」

戒斗「ふん……言われるまでもない」

パージ「それじゃ行くよ! チュー! チュー! チュー!」

戒斗「トドメだ! チュー! チュー! チュー!」

ズガガガガアアアアアン!!!

パージ「また来週~!!」ヒュウウウウウウウン

戒斗「みんな、パージの全銀河踊らせ大作戦は粉砕した。これでまた俺達に元の日々が戻ってくる事だろう」

戒斗「以上、戒斗が仲間とともにお届けした!」ニカッ

~エピローグ~

戒斗「そういえばヒューズ、舞は無事なのか?」

ヒューズ「マイ? ……あぁ、局長の事か。マイケル局長なら無事だぞ」

戒斗「マイ……ケル!?」

戒斗(舞ではなかったのか……)

ヒューズ「局長がどうかしたのか?」

戒斗「……いや、なんでもない」

バタン

うらら「ただいま戻りましたー!」

ヒューズ「うららァ!? お、お前今まで一体どこに……?!」

うらら「イレギュラーハンターを初めとした色々な方たちと異世界を取材してました!」

ヒューズ「異世界!? そっか、やっぱそういう感じだったのか」

うらら「あとはゴッドイーターの直撃インタビューなどもやってきました!」

戒斗「……何? ゴッドイーターだと?」

うらら「あら、こちらの方は……? 何やらツンツンした雰囲気がぎゅんぎゅんします!」

ヒューズ「あー、こいつは戒斗って言って、うららがいない間リポーターをだな――」

戒斗「くっ……!?」グワン

ヒューズ「……? おい、戒斗!?」

戒斗(突然頭痛が……これは……)

ヒューズ「戒斗、大丈夫か!? 戒――――」

…………

戒斗「ぐっ……ここは?」ガバッ

戒斗(腕の傷がある……戻ってきたのか。それとも……)

戒斗「夢か……俺がサッカー……それにリポーターだと……?」

パージ「アップ!」

戒斗「アップ!」

戒斗(!! ……つい体が反応を……しかし、今のは……)

戒斗(気のせい……? いや……)

戒斗「…………ふっ」

戒斗「何をやろうと変わらない。俺は俺の力を証明してみせる」

戒斗(そしていつか……うらら、お前とも決着をつけよう)

Kaito's Swingin' Report Show

シチョーリツ    91.10%
レスキューリツ   100.0%
カクシハッケン    1/3コ



終わり

読んでくれた方、ありがとうございます。

構成とか色々お粗末な点はあると思いますが、
書きたいもの、入れたいものを好き勝手に詰め込んだ結果です。後悔はありません。
誰得だったとは思いますが、少しでも楽しんでいただけたなら幸いです。

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