サキュバス「私をそばにおいてよ」(33)

深夜の公園

男「・・・」 タッタッタッタッタッタ


バサバサバサ


サキュバス「ハアイ!そこのお兄さん!」バサバサ


男「ッハア・・・ハアハアハア」タッタッタッタッタ


サキュバス「ちょっと私と気持ちのいいk


男「ハアハアハアハアハア・・・」 タッタッタッタッタ


サキュバス「ほおら?いい身体でしょ?今ならあなたのすk


男「ハアハアハアハア・・・」

サキュバス「無視すんじゃないわよ!!ランニングやめなさいよ!!」

男「なんだあんたは!!」ゼハーゼハー

男「っはぁ・・・はあぁ・・・集中してるときに・・・」ゼハーゼハー

サキュバス「私の誘惑を完全無視なんてあなたが初めてよ!!」

男「誘惑?こんな時間にコスプレしてナンパか姉ちゃん」ハーハー


サキュバス「コスプレじゃないわよ!!私はサキュバスよ!!サキュバス!!」

男「はあ?」 フーフー

サキュバス「男を誑かし、この身体で気が狂うほどの快楽に溺れさせ、死ぬまでその精気を搾り取る!!」


サキュバス「それがこの私、サキュバスなのよ!!」 ビシィッ


シーン

サキュバス「いない」

男(やっぱり深夜は変な人間がうろついてるんだな。気をつけて走らないとな・・・)

タッタッタッタッタ

男「ハアハアハアハアハア・・・」 タッタッタッタッタ


ウオオオオオオオオオ


男「あぁ?なんか後ろかr


サキュバス「待ておるぁぁあああ!!!!」 ダダダダダダダ


男「うおっ!!さっきのコスプレ女!?」 ビクッ

サキュバス「はあ・・はあ・・・。あ・・・あんた速いわね・・・」 ゼエゼエゼエ

男「あんたこそあの速さ人間ねえよ・・・」 


サキュバス「だから人間じゃないっての!サキュバス!!」

サキュバス「よくもさっきは恥をかかせたわね・・・」

男「その変な格好で外うろつけるくせに恥ずかしいのかよ・・・」

サキュバス「うるさい!!!!・・・それよりさぁ・・・」

サキュバス「あなたのせいで身体が火照っちゃった///」

サキュバス「私といっしょn


酔っ払い「ぐへへへっ・・・おれとかぁ?」


シュッ バキッ ドッ シュバ ドゴッ ドゴッ

イヤアアアアアアアアアア

サキュバス「ったく・・・あの男覚えてなさいよ・・・」バサバサバサ






酔っ払い「あがっ・・・腰が・・・タマが・・・」ピクピク


男「おっさん!!大丈夫か!?」

翌日  深夜の公園

サ「 さあてと・・・今日こそはあの男を骨抜きに・・・いたっ!!」 バサバサ


男「・・・・・」 タッタッタッタッタ


サ「昨日はよくも逃げたわね!!今日は逃がさな


男「邪魔だババア!!!!」  タッタッタッタッタ


サ「ばっ、」 グサ

サ「ババア・・・」 ズーン



酔っ払い「くけけけwwwwババアっていわれてやんのwwwwどぅほwwww」




シュバッ ドカドカドカドカドカドカ ドゴォ ベキベキベキベキ

ァァァァァァァァァァァァ

酔っ払いwwww

こっち来てたんか
続き期待

男「っはあ!!っハア!!今日はこれくらいにしとくか・・・」 ゼエゼエゼエ


酔っ払い「 あ、足が・・・曲がってはいけない方向に・・・」 ピクピク


男「昨日のおっさん! うおっ!足が!」

酔っ払い「痛いよう・・・痛い・・・」


サキュバス「いたあ!!あんた私をおばさん呼ばわりして!!」

男「おっさんはあんたがやったのか」

サキュバス「こんの野朗も私をおばさんて・・・」

男(なんちゅう馬鹿力だ・・・)

男「冗談に決まってんだろ。少し気が立ってただけだよ。謝る。」

サキュバス「ふん・・・」

男「あんたみたいな美人さん初めてみたよ。機嫌直してくれよ。」

サキュバス「そう?///」

男(こいつノリやすいな)

男「あんた見た目からして悪魔なんだろ?このおっさん治してやってくれよ」

サキュバス「ふん///ちょっとおだてたからって調子にのんないで・・・」ガシッ

酔っ払い「ちょっ!!やさしく!!!!」

サキュバス「よっ!!」

バキイ




ァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!

サキュバス「私の手に掛かればこのとおり!」

酔っ払い チーン

男(力技じゃねえか・・・)


サキュバス「ふふっ、ようやく二人きりになれたぁ///」ズイッ

男「・・・偉い積極的だな」

サキュバス「言ったでしょ?私はサキュバス。死ぬまで男を搾り取る淫乱な悪魔」

サキュバス「あなた名前は?」

男「男だよ」

サキュバス「ねえ///あなた私の好みよ?一緒に・・・」 スッ

サキュバス(えっ?肌がガサガサじゃない!!)

男「悪いな・・・行きずりの女とシてる暇はねえんだ、じゃな!」

ダッ

サキュバス「私の手に掛かればこのとおり!」

酔っ払い チーン

男(力技じゃねえか・・・)


サキュバス「ふふっ、ようやく二人きりになれたぁ///」ズイッ

男「・・・偉い積極的だな」

サキュバス「言ったでしょ?私はサキュバス。死ぬまで男を搾り取る淫乱な悪魔」

サキュバス「あなた名前は?」

男「男だよ」

サキュバス「ねえ///あなた私の好みよ?一緒に・・・」 スッ

サキュバス(えっ?肌がガサガサじゃない!!)

男「悪いな・・・行きずりの女とシてる暇はねえんだ、じゃな!」

ダッ

サキュバス「あっ・・・もう・・・なんなの!?」

サキュバス「全く私になびかないなんて!!初めてよ!!」

サキュバス「屈辱よ!!」

サキュバス「まあ、あの男も私の初めての相手だけどね!!」


サキュバス「男か・・・」


酔っ払い「っおいババア!!!てめえもうちょっとやさしk

ドドドドドドドド バキッ シュババッ

キャアアアアアアアアア

男の家

男「ふう・・・ふう・・・」

男「だいぶキツくなってきたな・・・」

キリリリリ



男「くそっ・・・まだまだまだかよ・・・」

男はボクサーかな?

数日後 深夜の公園

タッタッタッタッタッタッタ


男「っふぅ!・・・っはあ!!はあ!!はあ!!」 ゼエゼエ

男「クソが!!・・・まだまだだ!!・・・」 タッタッタッタッタ


サキュバス「男!!また来てやったわ!!」 バサバサ

男「・・・またあんたか。あっちいけ。今の俺は気が立ってるんだ。」 ゼエゼエ

男「何するかわかんねえぞ。」

サキュバス「・・・なんでそんな毎日必死に走ってるの?」

男「関係ねえだろ。」

サキュバス「このまえあなたの顔撫でた時・・・肌がガサガサで・・・」

サキュバス「あなた顔色も悪いし・・・何も食べてないんじゃないの?・・・」

サキュバス「それなのに走るなんてあなた死にたいの?・・・」

サキュバス「死んじゃうよ?」


男「うるせえ!!!!他人が口出しすんじゃねえぞ!!!!」

サキュバス「」 ビク


男「っ・・・言っただろ何するかわからねえって・・・イライラしてるだけだ・・・謝るよ・・・」

男「・・・・」

サキュバス「・・・・」


酔っ払い「ああ~酔っ払っちまったあwww水水う」

ジャアアアアア


男「!!・・・水」


男「うううう・・・」 ズカズカズカ

酔っ払い「ひいっ!!ごめんなさい!!」 ソソクサ

ジャアアアア

男「・・・」

サキュバス「ほら!!飲んでよ!!死んじゃうよ!?」


男「クソッタレが!!!」 ダッ

サキュバス「・・・・なんなのよ本当に」


男『 うるせえ!!!!他人が口出しすんじゃねえぞ!!!!』



サキュバス「たしかに他人だけど・・・」


サキュバス「あんな悲しそうな顔して・・・ほっとけないわよ・・・」

数日後

サキュバス「下界に降りてきたはいいけど・・・」

サキュバス「この何日か男が走ってない・・・」

サキュバス「死んじゃったのかな・・・」

ウルッ

サキュバス「なに私泣きそうなのよ!馬鹿みたい!」

サキュバス「まあ、あの男の他にも男はいるし!!」 ゴシゴシ


サキュバス「街に男を捜しに行きしょ!!」

バサバサ

サキュバス「私の初めてはだれにあげようかなあ///」


サキュバス「ってこの格好じゃ怪しまれるから」

ボン

サキュバス「下界の女と同じ格好にしときましょ」


サキュバス「よーしいくぞー!!」バサバサ

ガヤガヤガヤガヤ

サキュバス「・・・・はあ」

サキュバス「全然だめね・・・骨抜きにする前に骨のない男ばっか」


サキュバス「さっきのロン毛の男なんて思わず腕折っちゃった」



サキュバス「帰るかな・・・この年で処女なのが恥ずかしくて下界に降りてきたけど・・・」

サキュバス「結局だめね・・・選り好みし過ぎって先輩に言われたけど・・・」


サキュバス「帰りましょ・・・」

サキュバス「!!」




男「~~~~」

サキュバス「いた!!!!」

支援

ガヤガヤガヤ ワイワイワイワイ


サキュバス「ああもう人ごみが・・・」



サキュバス「それにしてもなにここ?」



サキュバス「何ここ前楽園ホール?」



男「~~~~」

「~~~~~」


サキュバス「入ってった」

サキュバス「あれ~?どこいったのよ~」

係員「ちょっとお姉さん!ここはチケットが無いと入れないよ!」


サキュバス「え!?そうなの!」

係員「そうだよ!!」

サキュバス(どうしよう・・・お金なんてない・・・)

サキュバス(こうなったらフェロモンつかうか)

サキュバス「そこをなんとかおねがあい///」 ホワンホワン




サキュバス「なにここ?凄い人・・・それにリング・・・」


係員「うへへへへ///」

客「なんだこの人・・・」

アナウンサー「ただいまより第3試合 6回戦を行います!!」

アナウンサー「両コーナーより選手の入場です!!」

ウオオオ

ワーキャー

~♪



サキュバス「ボクシングかあ」


金髪「しゃあああ!!!!」

サキュバス「うわあ柄悪い」

オー
ガンバレー


男「・・・・・」


サキュバス「!!!!」

会長「相手は見ての通り突進型のファイターだ」

男「はい」

会長「お前は今まで通りのディフェンス主体でいけ」

男「はい」

会長「水で口洗っとけ、落ち着いてな」

サキュバス「おーい!!こっちー!!」フリフリ


男「ぶっ」 ブシャ

会長「わ!どうした!!」

男「いえなんでもないです・・・」

男(なんであいつこんなところに・・・)


カーン


金髪「 !!!!!」 ダダダダダ


男「ほんとに突進してきやがった!!」

シュッ ブン ブン バキ



サキュバス「いやああ!!」


レフェリー「ダウン!!」


男「・・・くそが」

レフェリー「3!!4!!5!!」

男「まだやれるよ・・・」

男(少し膝にきてるな・・・)

金髪「っへへ・・・」

男(この野朗むかつくな・・・)

レフェリー「ファイッ!!!!」


会長「ああっ!!打ち合うな!!」


バキッ ドゴ シュッ ブン  



ドッ

レフェリー「ダウン!!!!」


サキュバス「やった・・?やった!!やったやった!!」ピョンピョン

男「よっしゃ・・・」

男(根っからのファイターだな・・・大振りだからカウンターが合わせやすいぜ・・・)


会長「よくやった!!打ち合うんじゃねえぞ!?」


カンカンカンカン


男「よおし!!!!」

続き期待

さきゅ

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年10月23日 (木) 21:31:46   ID: xymbnd1C

水を拒否した時点でボクサーだと気付いた

2 :  SS好きの774さん   2015年01月18日 (日) 00:06:45   ID: AsE71diI

これで終わり?!

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