男「一夏の大冒険」安価(50)

王「よくぞ参られた勇者よ!
さぁ今こそ旅立ちの時じゃ!
魔王を打ち倒し世界に平和をもたらすのじゃ!」

男「…はい?」

王「流石は勇者じゃ!
そなたには全世界の命運が託されておる!
期待しておるぞ!
大臣や!勇者に旅の資金を!」

男「ちょっと待て!
っていうかここはどこなんだよ!」

大臣「旅の資金になります。
頑張ってくだされ」

【50円渡された】

男「50円って何だよ!
駄菓子屋でも行けってのか!
いや、待て待て!
ここはどこで!!

俺は誰なんだよ!!!」

大臣「ほっほっほ。
何を仰りますのじゃ勇者殿。
ここは>>2で、あなたは>>3という名の勇者でありましょう」

裏ボス手前にある最後の城

一夏

一夏「あぁ…そうだ俺は一夏って名前だった…。
それで…え、ここって裏ボス手前の最後の城なのか?」

魔王「何を今更!
お主は我が魔王軍にの命運を託された魔の勇者ではないか!」

一夏「えっ、そうなの?」

大臣「どうやら記憶が混乱しておりますな。
無理も無いでしょう。
我が魔王軍の奥の手として緊急召喚されたのですから」

一夏「ああ…確かにそんな気がしてきた」

大臣「地上の魔王城も卑劣な人間共によって破壊され、我々魔王様は裏ボス、つまり邪神様の城の前まで後退してしまったのです」

一夏「それで…俺はどうすればいいんだ?」

大臣「今も魔界を破壊しながら進行している勇者軍を倒していただきたいのです」

一夏「へぇ…それで勇者ってのはどんな奴なんだ?」

魔王「…っ!」ビクッ

大臣「魔王様!ご安心ください!
ここに勇者はおりませんぞ!」

魔王「わ、分かっておる!
だが…!」

一夏「そ、そんなに恐ろしいのか勇者って奴は…」

大臣「魔物の我々が言うのもおかしい話ですが…勇者は悪魔です。
いえ、悪の権化とでも言いましょうか…」

一夏「…?
よくわかんないけど、一般的には勇者が正義で魔物が悪魔なんじゃないのか?
だって普通は魔物が地上を支配しようとしてるのを勇者が止める、みたいな話だろう」

大臣「違う!我々はただ地上の恵みを分けてもらいたかっただけなのです!」

一夏「…?」

大臣「この世界は『マナ』と呼ばれるエネルギーで形成されています。
マナの力は光源、熱力、時には生命の力にもなります。
確かに先代の魔王様達はマナを巡って人間と争い続けてきました。
しかし、当代の魔王様はその無駄な戦争をやめたかった。
マナは分け合い、魔物も人間も、万物に平等に分け与えるべきだ、と。
魔王様は説得しようと人間の王と呼ばれる者の元へ単身で向かったのです。
しかし…」

一夏「聞く耳を持たなかったってわけか…」

大臣「…時代が悪かったのです。
人間の当代の王は恐ろしく好戦的です。
奴の命令によって地上の魔物は一掃されました。
そう、当代の勇者を筆頭に…」

一夏「…そうか。
じゃあ俺は勇者とその王様を始末すればいいんだな?」

魔物「…ダメじゃ。
殺しは憎しみしか産まん。
憎しみは更に憎しみを産み、このままでは未来永劫戦争が途絶えることはなかろう」

一夏「じゃあどうすりゃいいんだよ!」

大臣「勇者を倒す、と言ってもあくまで無力化させ動きを止める。
その隙に人間の王がもつ『マナストーン』を破壊してマナを解放するのです。
それでこの争いの意味もなくなるでしょう」

一夏「マナストーン?」

大臣「マナストーンとはマナを根こそぎ集めて独占するために作られた魔石のようなものです。
それがあるからマナが人間に独占されてしまっています。
それさえ破壊すればこの世界にマナが満ち溢れ、魔界もきっと潤うでしょう」

一夏「なるほどね…。
分かった。頑張ってみるよ」

魔王「おお…!
期待しておるぞ!」

大臣「気をつけなされ。
勇者は恐ろしく>>8が強い。
魔王様もなす術なく>>9されてしまいました」

性欲

いか

一夏「ちょっと待て。
イかされたってどういうことだよ」

大臣「いや…その…言葉の通りですぞ」

魔王「…///」

一夏(んん…?フード深く被ってて顔がよく見えねぇな…)

一夏「ちょいと失礼」ヒュン

魔王「速…っ!?」

パサッ

一夏「!?」

>>11
性別と容姿

女・細身で胸は控えめな25歳ぐらいの見た目の超美人

一夏(うわっ!すげぇ美人!!
っていうか女かよ!)

魔王「は、離れんかぁ!///
闇魔法・炎(最大)!!」カッ

ドオオオン!!

一夏「熱づああああ!!」

大臣「ぬああああ!!城があああ!!!」

消火後

大臣「まったく!無闇やたらに魔法を使ってはなりませぬぞ!!
一夏殿も魔王様にあんまりベタベタ触らないでくだされ!」

魔王「フーッ!」

一夏「ごめんって!
そんなに威嚇しないでくれ!
…しかし魔王なのに女とはなぁ。
しかも超美人だし」

魔王「美人などでは無い!
わしは魔王ぞ!強いのだぞ!」

一夏「ただし胸は控えめ」ボソッ

魔王「~~~っ///」

一夏「こんだけ美人なら…まぁ、性欲が強い勇者とやらは手をだすわな」

魔王「あ、あんな屈辱…!!
2度と思い出したくもない…!
わしが手を出さんのをいい事に何度も何度も…!!」

一夏「…それ以上言うな。
涙で綺麗な顔が台無しだぞ」

魔王「…っ!」

魔物兵「魔王様ぁ!!
大変です!!勇者軍がここへ向かって一直線に進んできてます!!」

魔王「なんじゃと!?
一直線にとはどういうことじゃ!」

魔物兵「用意したダンジョンをことごとく破壊し、直線上にある村は全て…!」

大臣「なんてことを…!」

魔王「ええい!わしが追い払ってくれる…」

一夏「やめとけ。
捕まってまた同じ目に会いたいのか?」

魔王「うっ…」ビクッ

一夏「だいたいあいつらと戦うために俺が呼ばれたんだろうが。
大臣サン、敵勢力はどれくらい?」

大臣「水晶に映っているのを見るだけでも50人はいるかと…」

一夏「問題無い思う。
しかしこの人数を1人も殺さずってのはな…」

大臣「頭を狙うのです。
奴らの小隊には必ず勇者のパーティメンバーが1人はいるはず。
そやつさえ倒せば、手下の雑魚は統率を失い、恐らくは撤退するでしょう」

一夏「わかった。
それで、勇者のパーティーの誰がいるんだ?」

大臣「ええと…>>16です。
>>16がこの小隊を率いてるみたいです」

魔王「ええい!わしが追い払ってくれる…」

一夏「やめとけ。
捕まってまた同じ目に会いたいのか?」

魔王「うっ…」ビクッ

一夏「だいたいあいつらと戦うために俺が呼ばれたんだろうが。
大臣サン、敵勢力はどれくらい?」

大臣「水晶に映っているのを見るだけでも50人はいるかと…」

一夏「問題無い思う。
しかしこの人数を1人も殺さずってのはな…」

大臣「頭を狙うのです。
奴らの小隊には必ず勇者のパーティメンバーが1人はいるはず。
そやつさえ倒せば、手下の雑魚は統率を失い、恐らくは撤退するでしょう」

一夏「わかった。
それで、勇者のパーティーの誰がいるんだ?」

大臣「ええと…>>16です。
>>16がこの小隊を率いてるみたいです」

魔物使い

魔法使い
性別と容姿>>20

得意技>>21

性欲が>>22

女:シャル

魔物使いなら絶・天狼抜刀牙
魔法使いならイオ系呪文

ヤバイがむっつり

ごめん、魔法使いじゃなくて魔物使いだった
いつの間にかISの一夏に変換されている気がするけど、あくまで別人ということにしといてくれ

>>1了解、この一夏はワンサマーじゃないんだな

一夏「魔物使いか…」

大臣「そのようです…。
魔物が魔物を襲っているのは、調教されて服従させられてしまっているのでしょう」

一夏「ひでぇことしやがる…。
よし、ちょっくら行ってくる。
この魔物使いをふんじばって連れてくりゃいいんだろ?」

魔王「お主の実力は未だ未知数だが…信じておるぞ。
武器は武器庫から好きなものを持って行くと良い。
必要ならば使い魔も連れて行って構わんぞ」

一夏「サンキュー。
使い魔か…どうしようかな」

大臣「この城には一通り魔物を召喚できる魔法陣があります。
どうなされますか?」

一夏「>>26

とりあえず使い魔は今はいらない 
それより武器

>>24
スレタイでやらかしてることに>>3で気付いた
ISだと思ってた人はすまん
適当に脳内変換してもらっていいんだけど、安価をISで埋め尽くすのは勘弁してくだされ

ごめん、自重するわ

大臣「なんと頼もしい!
必要とあらばいつでも申しつけてくだされ。
武器庫はこちらですぞ」

一夏「ああ」

武器庫

一夏「うおっ。凄い種類だな」

大臣「先代の魔王様が大層な武器マニアでして…。
地上のあらゆる兵器をコレクションしていましたから」

一夏「そりゃすごいな。
…お、これにしようかな」

選んだ武器
>>29

再開は深夜

安価下で

大臣「それは…帰ってきた真空の斧MARK-2ですな。
パプニカ金属という特殊な金属で打たれた片手斧です。
一夏殿が使うには片手斧とは言い難いですが…」

一夏「おー」

>>28
気にしないでね

ちょっと時間が空いたので書き足し


大臣「それは…帰ってきた真空の斧MARK-2ですな。
パプニカ金属という特殊な金属で打たれた片手斧です。
一夏殿が使うには片手斧とは言い難いですが…」

一夏「確かに結構重いな…。
この宝石みたいなのは?」

大臣「その宝玉には風の魔力が込められていて、魔力を送ると風の魔法が発動する仕組みになっていますぞ」

一夏「へぇ…便利だな。
よし、これに決めた」

大臣「かしこまりました。
それではあちらの移動装置で敵陣の近くまでお送りしましょう」

一夏「おう。頼んだ」


追加
魔物使いの性格
>>33

森の中

一夏「おおっ。一瞬でこんなところに。
で、あれが敵の部隊か…。
結構いるな…50人以上は固いな。
さてどうしたもんか…」

一夏の行動
>>37

ちくわ大明神

兵士1「誰だ今の」

兵士2「俺じゃないぞ?」

「ちくわ大明神」

兵士1 2「誰だ今の」

ガッ ドコッ

兵士1「うっ…誰だ…」ドサッ

兵士2「今の…」ドサッ










一夏「ちくわ大明神」

「ちくわ大明神」

兵士3「誰だ今の!?」

ゴッ

兵士3「ぐあ…」バタッ

「ちくわ大名神」

「ちくわ大名神」

「ちくわ大名神」

「ちくわ大名神」

「ちくわ大名神」

ガッドコッバキッ

兵士4「魔物使い様!
大変です!兵士が次々とやられています!」

魔物使い「敵襲かな?」

兵士4「恐らくは…。
やられた兵は『誰だ今の』としきりに呟いていて…」

魔物使い「どういうことなの」

「ちくわ大明神」

兵士4「ハッ!?」

ゴッ

兵士4「誰だ…今の…」ドサッ

一夏「みーつけた」

兵士4の後ろには真空の斧MARK-2を担いだ一夏が佇んでいた。

魔物使い「誰…今の?」

金髪の魔物使いはキョトンとした表情で首を傾げる。

一夏「うわっ。すげー美少女。
…いや美少年?」

魔物使い「どっちでもいいよ。
ところでお兄さんは誰なのかな?」

一夏「通りすがりのちくわ大明神だよ」

魔物使い「よく分からないけど、敵だよね?
とっとと死んでもらおうかな」

中性的で可愛らしい顔からは想像もできないほどの狂気の笑顔を覗かせる。

一夏「一つ聞いていいか?」

魔物使い「何?」

一夏「何故魔物を狙う?
お前ら人間がマナを独占しているならそんな事する必要無いはずだ。
ウチの魔王ちゃんがマナを奪おうとしてるわけでも無い。
ただ分け合いたいって言ってるだけだ」

魔物使い「何を言ってるの?
そんなの決まってるよ。
『魔物だから』
ただそれだけじゃないの?
魔物はいるだけで罪だって王様が言ってたし、勇者様も滅ぼせって言ってたよ」

一夏「そうかい…じゃあ全力でぶっ飛ばさせてもらおうか」ガシャッ

一夏は真空の斧MARK-2を両手で持ち、魔物使いを見据えた。

魔物使い「あはは。ここで死ぬ人が何を言ってるの?」ピィッ

魔物使いが指笛を鳴らす。
辺りがざわめき、そして魔物が現れる。

魔物の数は?
>>43

1

魔物「うがー」

魔物使い「…あれ?」

一夏「どうした?1匹しか呼ばなくて平気なのか?
魔物使いちゃんよ」ニヤ

魔物使い「えっ…何で…おかしいよ!
あんなにいっぱいの魔物を調教してあげたのに!!
もう一回だ!」ピイッ

シーン…

魔物使い「な、なんで…」

一夏「そこら辺にいた魔物は今頃森の中でぐっすりだ。
さ、観念して捕まってくれよ」

魔物使い「ど…どうやって…」

一夏「普通にちくわ大明神した」

魔物「それって動詞なの!?」

魔物使い「本当に使えない魔物達だな…」

一夏「残念だったな。
ちょっくら眠ってもら…」

ブシャッ

一夏「痛ッ!?」

魔物使い「…舐めないでよ。
ねぇ…僕がどうやって魔物共を調教したか知ってる?」

一夏「知るか」

魔物「圧倒的な暴力で徹底的に服従させてやったんだよ」ニコッ

ズバッ

一夏「っ!!」ブシャア

魔王「あわわ!
一夏殿が!一夏殿がぁ!!」ワタワタ

大臣「落ち着きなされ!
掠めて出血しただけですぞ!」

魔王「う、うむ…。
しかしあの者のスピードは相当じゃ。
わしでも追い切れるかどうか…」

大臣「むむぅ…一夏殿…。
信じておりますぞ…!」


一夏「ふんっ!」ブォン

一夏は真空の斧MARK-2で攻撃を繰り出した。
しかし魔物使いの動きには追いつけず空を切り続ける。

一夏「猫みたいチョロチョロ動くな!
手元狂って真っ二つにしちまいそうだぞ!」

魔物使い「あはは!
何言ってるのお兄さん!
そんな遅い攻撃当たらないよ!」

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