モバP「千川ちひろというアシスタント」 (65)

多分短い
書き溜めなし

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そこは書き溜めよう

うちの事務所には千川ちひろというアシスタントがいる
アシスタントといってもやっていることは事務員と似たようなものだ
彼女はいつも明るくニコニコしていて初めて会ったときは所属アイドルだと勘違いしてしまった

とても素敵な女性で……俺の好きな人だ

P「おはようございまーす」ガチャ

ちひろ「おはようございますプロデューサーさん」

P「ちひろさん、おはようございます」

ちひろ「あ、プロデューサーさんちょっといいですか?」

P「はい、何でしょうか?」

ちひろ「ふふ、そのまま動かないでじっとしててください」

P「え?」

ちひろ「よいしょっと……はい、髪に糸くずがついてましたよ」

P「あ、ああ、ありがとうございます」

ちひろ「いえいえ、今日も一日頑張りましょうね!」

P「はい、頑張りましょう!」

>>2
酔った勢いでスレ立てた反省してる

P「……」カタカタカタ

ちひろ「……」カタカタカタ

P「……ふう」チラッ

ちひろ「どうかしましたか?」ニコッ

P「あ、いや何でもないです、あはは」


いつからちひろさんのことが気になり出したのだろう
……もしかすると初めて会ったときからかな

―――
――

P「今日からここで働くことになりました!よろしくお願いします!」

ちひろ「私は千川ちひろです、よろしくお願いしますねプロデューサーさん」ニコッ

P「はい!よろしくお願いします!」

ちひろ「わからないことがあったら何でも聞いてくださいね」

P「はい!」

ちひろ「ふふ、そんなに固くならなくても大丈夫ですよ?」

P「あ、あはは、ちょっと緊張してまして……」

ちひろ「ふふ、これから二人で頑張りましょうね」ニコッ


ちひろさんの笑顔に何度助けられたんだろう

―――
――

P「……くそっ」バンッ

ちひろ「プロデューサーさん?」

P「うわっ!せ、千川さん!?……帰ってたんですか?」

ちひろ「はい」

P「……」

ちひろ「……今日のお仕事のことですか?」

P「……はい」

ちひろ「そこまで自分を責めなくてもいいんじゃないですか?」

P「今日の仕事は……あいつらにとって大事な仕事だったんです。
  俺がもっとしっかりしていれば……」

ちひろ「誰にだって失敗はありますよ」

P「ですが……」

ちひろ「プロデューサーさんはちょっと頑張りすぎです」

P「今が一番大事な時期なんです、ここで頑張らないと……」

ちひろ「一人だけで頑張らないとダメなんですか?」

P「え?」

ちひろ「プロデューサーさんは一人で頑張りすぎです。
     私じゃプロデューサーさんの力になれませんか?」

P「そんなことは……」

ちひろ「それならもっと私を頼ってください、一人だけ頑張ろうとしないでください」

P「……」

ちひろ「私はプロデューサーさんのアシスタントなんですから」

P「……すみません」

ちひろ「ふふ、いいんですよ。プロデューサーさんの新しい顔も見れましたし」

P「え?」

ちひろ「プロデューサーさんはアイドルや私の前だとそんな顔しないじゃないですか」

P「それは……」

ちひろ「アイドルの子達の前でそういう顔を見せられないのはわかります。
     だけど、私の前でまで我慢しないでください」

P「……はい」

ちひろ「ふふ、それじゃあ残りの仕事片付けちゃいましょうか」

P「はい!……ありがとうございます千川さん」


落ち込んだ時や苦しい時は、いつもそばに居てくれるんだよな

―――
――

ちひろ「あれ?プロデューサーさん、お疲れですか?」

P「あ、千川さん、実はちょっとだけはは」

ちひろ「そんな時はこれですよ!スタミナドリンク!」

P「スタミナドリンク?」

ちひろ「はい、これさえ飲めば疲れなんて吹き飛びますよ!
     試しに一本差し上げます」

P「え?いいんですか?それじゃあいただきます」ゴクゴク

ちひろ「どうですか?」

P「おお……!すごいですねこれ!本当に疲れが取れましたよ!」

ちひろ「ふふ、そうでしょう?また欲しくなったらいつでも言ってください。
     流石に毎回タダというわけにもいかないですけど……」

P「いやいや、こんなに効果があるなら喜んでお金を払いますよ。
  本来はいくらくらいするものなんですか?」

ちひろ「一本100MCです、あとフェスの時に使うと効果的なドリンクもありますよ」

P「おお!安いですね!」

ちひろ「セット販売なんかもあって……」


そういえばスタドリやエナドリなんかはどうやって作ってるんだろう……

―――
――

ちひろ「そういえばプロデューサーさん」

P「はい、何ですか千川さん?」

ちひろ「……んーやっぱり何か嫌だなぁ」

P「え?」

ちひろ「その千川さんっていうのやめませんか?」

P「へ?」

ちひろ「今度から私のことは名前で呼んでください」

P「え、ええ!そんないきなり……」

ちひろ「何か問題がありますか?」

P「いえ、別に……」

ちひろ「それなら今度から名前でお願いしますね♪」

P「わ、わかりました」


初めて名前で呼んだ時は何故か緊張したなぁ

―――
――

酔いが回りすぎて気持ち悪くなってきたのでとりあえず休憩

ちひろ「プロデューサーさん、お疲れ様です。これ、差し入れのドリンクです!」

P「ありがとうございますちひろさん」

ちひろ「いえいえ、では、ドリームLIVE、頑張ってください!私も応援してますからね!」

P「あ、ちょっとまってくださいちひろさん」

ちひろ「え?」クルッ

P「……」スチャ

ちひろ「……プロデューサーさん?何で無言で水鉄砲を構えるんですか……?」

P「つまり、そういうことですよちひろさん」

ちひろ「いやいやどういうことですか」

P「それ!」ピュッ

ちひろ「きゃっ!」

P「よ!」ピュッ、ピュッ、ピュッ

ちひろ「ちょっと!プロデューサーさん!」

P「あはは、ほら、当たっちゃいますよ」ピュッピュッ

ちひろ「あ、もう!」

P「そこだ!」ピューッ

ちひろ「きゃぁぁぁ!!」

P「あはは!」

ちひろ「プロデューサーさん!はしゃぎすぎです!」

P「はは、すいません。ちひろさんにも楽しんでもらおうと思って」

ちひろ「もう!おかげでビショビショです!着替えてきますから、お仕事してくださいね!」ニコッ

―――
――

ちひろ「プロデューサーさん、お疲れ様です!」

P「ああ、ちひろさ……ん」

ちひろ「どうかしましたか?」

P「いえ、その格好は……」

ちひろ「ああ、せっかくなので私も水着になってみました!」

P「(胸が揺れて……)」

ちひろ「似合いますか?」

P「え?ええ!とっても!すごく似合ってますよ!」

ちひろ「ふふ、ありがとうございます。これでもう水をかけられても平気ですからね!」ニコッ

P「じゃあ今度は遠慮なくいけますね」ニヤリ

ちひろ「え?」

P「……」スッ

ちひろ「……」

P「それ!」ピュー!

ちひろ「あはは、もうやめてくださいよプロデューサーさん」


アイドル達に仕事しろって怒られたっけ
しかしスタイルもいいんだよなちひろさんって

―――
――

P「ちひろさーん、制服コレクションのことでちょっと確認したいことがあるんですけど」

ちひろ「はーい、ちょっと待ってくださいプロデューサーさん」

P「わかりました」

ちひろ「(これでよし!)……お待たせしましたっ!」

P「いえい……え?」クルッ

ちひろ「じゃんっ!プロデューサーさん!制服で登場しちゃいました!驚いてくれましたか?」

P「」

ちひろ「私はアイドルじゃないですし、ビックリさせちゃいましたね」

P「……あ、いえダイジョウブデス」

ちひろ「ふふ、私の制服は、これっきりですよ!」


コスプレが趣味って知った時はおどろいたなぁ……

―――
――

ちひろ「プロデューサーさん!スタミナドリンクはどうですか?」

P「あ……大丈夫です、今月はちょっと厳しくて……」

ちひろ「そうなんですか……それじゃあ仕方ないですね」

P「(ちひろさんが優しいのって……ドリンクを売りたいからなのかなぁ……)」

ちひろ「プロデューサーさん?どうかしましたか?」

P「え?あ、いえいえ何でもないです!ちょっと外出てきますね!」

ちひろ「え?」

P「いってきまーす!」ガチャ、タッタッタッ

ちひろ「……」


そんなことで悩んで、ちひろさんを避けてた時もあったな

―――
――

P「(……なんか体がだるいな……寒気もする)」

ちひろ「大丈夫ですかプロデューサーさん?顔色が良くないみたいですけど」

P「あ……あはは、大丈夫ですよ」

ちひろ「……そうですか」

P「……」カタカタ

ちひろ「……」カタカタチラッ

P「(いかん、本格的にきつくなってきた……今日の分は終わらせたし早めにあがるか……)」

ちひろ「あの、プロデューサーさ……」

P「すみません、俺今日はもう上がりますね。お疲れ様でした」

ちひろ「あ……はい、お疲れ様でした」

ガチャ、バタン

ちひろ「……」

ちひろ「……」カタカタカタ


結局見事に風邪引いて動けなくなっちゃうんだよな

―――
――

P「(あーやっちまった……こんなことで悩んで体壊すなんて子供かよ……)」

P「(だるい……何か腹に入れて……薬も…飲まな…い…と……)」

―――
――


P「(ん……?何だ……この冷たいの……タオル…?)」

P「……何で?」

ちひろ「あ、起きましたかプロデューサーさん」

P「……え?ち、ちひろさん!?」

ちひろ「ごめんなさい、何度呼んでも反応がなかったので勝手に上がらせてもらいました」

P「……どうしてここに?」

ちひろ「プロデューサーさんのお見舞いに来ちゃダメですか?」

P「ダメではないですけど……」

ちひろ「体調はどうですか?」

P「まだ少し体のだるさはありますけど、寝てたらだいぶよくなったみたいです」

ちひろ「ちょっと失礼しますね」スッ

P「え?ち、ちひろさん?」ピトッ

ちひろ「んー熱も下がってるみたいですね」

P「は、はい」

ちひろ「でもまだ治ったわけじゃないんですから気をつけてくださいね」スッ

P「……俺が寝ている間、看病してくれてたんですよね……ありがとうございます」

ちひろ「プロデューサーさんが眠っていてくれて好都合だったかもしれません」

P「え?」

ちひろ「最近のプロデューサーさんは私を避けてるみたいでしたから」

P「そ、それは……」

ちひろ「……どうして避けるんですか?」

P「……ちひろさんが優しくしてくれるのは、俺にドリンクを多く売るためなんじゃないかと……」

ちひろ「そう思ったから避けてんですか?」

P「はい……」

ちひろ「……確かに、私はプロデューサーさんにドリンクを買ってもらいたいとは思ってました」

P「……」

ちひろ「実際そう思われても仕方ないと思います。
     だけど……信じてもらえませんか?……私は、そんなつもりでプロデューサーさんと接していたわけじゃ……ないんです」

P「ちひろさんは、どうしてそんなにお金が必要なんですか?」

ちひろ「……私の夢の為です」

P「夢?」

ちひろ「プロデューサーさんは……何か事情があってアイドルになりたくてもなれない……チャンスすら与えられない
     そんな子が、どのくらいいると思いますか?」

P「?どういうことですか?」

ちひろ「私の夢は、そんな子達をサポートしてあげられる事務所を立てることなんです」

P「……」

ちひろ「……正直無茶だってことは分かってます」

P「だからお金を集めてたんですね」

ちひろ「はい……」

P「はぁ……」

ちひろ「プロデューサーさん?」

P「だったら、最初からそう言ってください」

ちひろ「え?」

P「言ってくれれば俺だって協力できるんですから」

ちひろ「……協力?」

P「わざわざドリンクなんか準備しなくたって、ちひろさんの為ならいくらでも協力しますよ」

ちひろ「で、でもそれじゃあプロデューサーさんに悪いですし……」

P「あのドリンクって作るのに結構お金かかるんじゃないですか?すごい効き目ですし」

ちひろ「そ、それは……」

P「なのにかなり安く売ってますよね」

ちひろ「ちゃ、ちゃんと利益は出てるんですよ!」

P「でも頑張って数を売らないといけないくらいなんですよね」

ちひろ「そ、それは……まあ」

P「だからあんなに薦めてきてたんですね」

ちひろ「はい……」

P「…ちひろさん、その夢二人の夢にしませんか?」

ちひろ「え?」

P「さっきも言いましたけど俺はいくらでも協力します」

ちひろ「そ、そんな、これは私の夢ですしプロデューサーさんが無理して付き合う必要はないですよ!」

P「無理なんかしないですよ。俺はちひろさんの夢が素敵だと思いました。だから一緒に叶えたくなったんです」

ちひろ「プロデューサーさん……」

P「それにその事務所にはプロデューサーが必要ですよね?」

ちひろ「そうですね……」

P「だったらちょうどいいじゃないですか、プロデューサーの俺とアシスタントのちひろさん。
  二人三脚でゆっくり歩いていきましょう。夢に向かって」

ちひろ「……なんだか、プロポーズされてるみたいですね」

P「え?ああいやそんなつもりは!」

ちひろ「ふふ、わかってますよ」

P「べ、別にちひろさんが嫌というわけではないんですが……」

ちひろ「プロデューサーさん、落ち着いてください」

P「あ、ああ……すみません」

ちひろ「ふふ、やっぱりプロデューサーさんは面白い人ですね」ニコッ

P「そ、そうでしょうか?」

ちひろ「はい、ふふ、プロデューサーさん?」

P「はい、何ですか?」

ちひろ「改めて、これからよろしくお願いしますね」

P「……ことらこそ、よろしくお願いします」

ちひろ「それじゃあ私はそろそろ帰りますね。一応おかゆも作っておいたので食べてください」

P「そんなことまで……ありがとうございます」

ちひろ「いえいえ、私はプロデューサーさんのアシスタントですから」

P「本当にありがとうございます。気をつけて帰ってくださいね」

ちひろ「はい、プロデューサーさんもお大事に。それでは」ガチャ

ちひろ「……ふふ」

ちひろ「ふんふふーん♪」スキップ


この時のおかゆの味は今でもよく覚えてる

―――
――

あ、誤字……
ことらこそ→こちらこそです。すみません

ちょい休憩

今日中に終わらせたいけど無理な気がしてきたやっぱり酔った勢いで書き溜めもないのにスレ立てなんてするもんじゃない

P「(やばい仕事が終わらん……)」カタカタカタカタ

P「(いや、頑張れ俺ここが踏ん張りどころだ)」カタカタカタカタ

P「(しんどい)」カタカタカタカタ

P「(アイドル達の為だ、うん……)」カタカタカタカタ

P「(辛いのは俺だけじゃない、世の中にはもっと辛い人だっている)」カタカタカタカタカタ

P「(でもやっぱきっついなぁ……)」カタカタカタカタカタ

P「(ちひろさんもきついだろうな)」チラッ

ちひろ「……ふふ」ニコッ

P「!……頑張るか」


自分だってきついはずなのに笑顔を向けてくれるんだよな

―――
――

P「(だいぶ遅くなっちゃたな……もう誰もいないか)」

P「あれ?事務所の電気ついてる?」

P「ただいまもどりましたー」ガチャ

ちひろ「あ、おかえりなさいプロデューサーさん」ニコッ

P「はい、ただいまです。ちひろさんまだ残ってたんですか?」

ちひろ「ええ、事務仕事が終わらなくて」

P「……そうなんですか、何か手伝えることはありますか?」

ちひろ「いえ、大丈夫ですよ。ちょうど終わったところなので」ニコッ


知ってましたよ。仕事は終わってたのに待っててくれたこと

―――
――

P「オールスターライブも大成功だな……」

ちひろ「……そうですね」

P「あいつら、最高に輝いてますね」

ちひろ「ええ、これ以上ないってくらいに」

P「よく頑張ったな……」

ちひろ「あの子達が頑張れたのも、プロデューサーさんのおかげですよ」

P「そうだといいんですけどね」

ちひろ「ふふ」

P「でも、俺が頑張れたのもちひろさんのおかげですよ」

ちひろ「え?」

P「俺一人じゃきっとここまでは頑張れませんでした。だからちひろさんありがとうございます」

ちひろ「……グスッ」

P「え?ち、ちひろさん?」

ちひろ「もう、プロデューサーさんのせいですよ……せっかく我慢してたのに、そんなこと言われたら泣いちゃうじゃないですか」

P「……いいんじゃないですか今日くらいは」

ちひろ「そう…ですねっ……」


ちひろさんがいたから、ちひろさんだったから俺は頑張れたんです

―――
――

P「(ちひろさんからチョコもらえなかったな……)」ズーン

ちひろ「お疲れ様です!プロデューサーさん!」

P「うわっ!お、お疲れ様ですちひろさん」

ちひろ「?どうかしたんですか?」

P「い、いえ何でも、ハハ……それより、どうかしましたか?ちひろさん」

ちひろ「大したことじゃないんですけど……プロデューサーさん、アイドルのみんなからバレンタインチョコもらってましたよね?」

P「え?あーえーと……秘密です」

ちひろ「えぇっ、なんで秘密なんですか?まぁ、誰からもらったとか、秘密にしたい気持ちもちょっとわかりますけど……」

P「あ、あはは」

ちひろ「教えてくれたっていいじゃないですか?もう……仕方ないですね!……まぁ、プロデューサーさんのことは何でも知ってますけど♪」

P「はは、もう長い付き合いですしね」

ちひろ「ふふ、そんなプロデューサーさんに……」

P「え?」

ちひろ「じゃんっ!私も用意しちゃいました!特別なプレゼントです!」

P「ええっ!」

ちひろ「遅くなってごめんなさい!でも、バレンタインはアイドル達のイベントだから……バレンタインが終わった今なら、いいですよね?」

P「そ、そんな理由が……」

ちひろ「いつも頑張ってるプロデューサーさんに、私から……いつもお疲れ様とこれからもよろしくお願いしますの気持ちをこめて!」

P「あ、ありがとうございます!ちひろさん」

ちひろ「ふふ……プロデューサーさん?」

P「はい、何ですか?」

ちひろ「実はそのチョコレートには私がさっき言った気持ちのほかにもう一つ、大切な気持ちが込められてます」

P「え?」

ちひろ「ふふ……これからも、プロデューサーさんとアシスタントの私と、二人三脚でアイドル達を応援していきましょうね!えへっ♪」

P「は、はい」


……これからも、ずっと二人三脚で歩いていきましょう

―――
――

P「……ふふ」

ちひろ「?どうしたんですかプロデューサーさん?」

P「いえ、ちょっとちひろさんと出会ってからのことを思い出してて」

ちひろ「え?私と出会ってからのことですか?」

P「はい。……ちひろさん、実は俺、今日は大切な人に想いを告げようと思ってるんですよ」

ちひろ「え?」

P「ちひろさん、この後何か用事はありますか?」

ちひろ「い、いえ特には……」

P「よかった、それじゃあこの後ちょっと俺に付き合ってもらえませんか?」

ちひろ「……はい」

―――
――

P「ちひろさん、俺さっきちひろさんと出会ってからのことを思い出してたっていいましたよね」

ちひろ「……はい」

P「それで改めて思ったんです。俺がプロデューサーとして頑張ってこられたのはちひろさんがいたからだって」

ちひろ「……」

P「俺一人だったら、ここまで歩いてくることはできませんでした。俺がここまで歩いてくることができたのは……」

ちひろ「……」

P「『千川ちひろというアシスタント』がいつも支えてくれたからです」

ちひろ「プロデューサーさん……」

P「ちひろさん、俺はあなたのことが好きです」

ちひろ「……はい」

P「俺はこれからもあなたと二人三脚で歩いていきたい、ずっと一緒にいたい」

ちひろ「……」

P「二人の夢を叶えたい」

ちひろ「…っ…」グスッ

P「だから……ちひろさん、俺と結婚してもらえませんか?」

ちひろ「……はい……!」

―――
――

うちの事務所には千川ちひろというアシスタントがいる
俺のパートナーで、大好きな人だ

これからも彼女と二人三脚で歩いていこう

ずっと一緒に

                          おしまい

お付き合いいただきありがとうございました!
やっぱ酔った勢いでスレ立てするもんじゃないね!
皆様もお気をつけて!

ちなみに以前
P「音無し小鳥というアイドル」
P「最強の事務員」
ってのも書いてますよかったらそっちもどうぞ

ちひろさんはね、天使だからみんなガチャ回せばいいと思うようん

ゲスいちひろさんを期待していた方には申しわけない

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