上条「異能科高校の劣等生」 (23)


美琴「納得行かないわ」

当麻「まだ言ってんのかよ……」


今日は異能科第一高校の入学式、だが、辺りを見回しても人影はほとんどない。
それもそのはず、まだ入学式には2時間も早いのだから。
そんな中、一組の男女がぎゃあぎゃあと騒ぎあっていた。

美琴「だってお兄ちゃんの能力は間違いなくレベル6クラスよ!本当なら私じゃなくてお兄ちゃんが新入生代表のはずなのに」

当麻「そんな事ないだろ?俺の能力じゃわかりやすい結果は現れないし…二科生として入れただけでもラッキーだと思うんだけどなぁ」


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「お兄ちゃん」と言う呼び方からわかるように、2人は兄弟だ。
と言っても本当の兄弟ではなくその不幸体質から親にまで煙たがられ、捨てられた当麻を御坂家が養子として引き取ったから、本当の兄弟ではない。

美琴「そんな卑屈な考え方じゃだめよ!去年一年私とみっちり勉強したおかげで今じゃ私より頭もいいし、実戦だってお兄ちゃんの反射神経とあの能力があれば…」

当麻「美琴!」

強い口調で名前を呼ばれ、美琴はハッとした顔で口を閉じる。

当麻「分かってるだろ?それはいくら言っても仕方のないことなんだ」

美琴「ごめんなさい…」

当麻「…美琴」

軽く頭を撫でて、機嫌を取る。

不幸体質で一族郎党を失ったのほうがいいなぁ個人的には。
あの両親が我が子を捨てるとはとても思えないし

>>5パラレルワールドだから両親は別人でいっかな~と思ってたけどそっちの方がいいですね。
>>2の2行目は
と言っても本当の兄弟ではなくその不幸体質から両親を失ってしまい、一人になった当麻を親戚だった御坂家が養子として引き取ったから、本当の兄弟ではない。
に変更します。

当麻「お前の気持ちは嬉しいよ。でも、別にいいんだよ」

当麻「俺は二科生でも美琴と同じ学校に通えるだけでも十分なんだ」

当麻「まぁ、同じクラスじゃないのはちょっと残念だけどな」

美琴「お兄ちゃん…そうね。一緒の学校に通えるだけでも良かったって前向きに考えなきゃね」

当麻「そうそう、それに俺は代表なんてがらじゃないしな、美琴の方が似合ってるよ」

当麻「妹が新入生代表なんて俺も鼻が高いしな」

oh…再度訂正
>>2の2行目は
と言っても本当の兄弟ではなくその不幸体質から両親を失ってしまい、一人になった当麻を親戚だった御坂家が養子として引き取ったから、血は繋がっていない。
でお願いします。

当麻「それに、お前が俺を思ってくれているように俺もお前を思っているんだ」

美琴「そんな、お、想ってるって…急に何言ってるのよ///」

当麻「?兄弟を思いやるのは当然だろ」

美琴「もうっ///。リハーサル行ってくるわっ!」

当麻「おう、本番期待してるぞ~」

当麻「さて、これからどうしたもんか」

描き溜めを間違えて消してしまったorz
すいませんがこのスレは落とします。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年08月05日 (火) 00:32:14   ID: -gYmqDSE

書いて

2 :  SS好きの774さん   2014年08月29日 (金) 18:07:15   ID: MZwEkdqG

ナンダコレハ!

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