海未「カープ女子…ですか?」 (49)


※はじめに

 海未ちゃん以外のμ'sメンバーが『カープ女子』なssです

 カップリング要素はありません

 各メンバーが応援している選手は、私の独断で決めているのでご了承ください
 
 カープ贔屓な内容の為、他球団ファンの方の気分を害した場合は申し訳ありません

 以上でも大丈夫な方は、お進みください

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1406649293


――――――――――――――夏休み、μ's練習中の休憩時間


穂乃果「ねー、オールスター見た?」

海未「オールスター?…あぁ、野球のですか…私はあいにく」

ことり「もちろん見たよ!」

凛「当然だにゃーっ!」

にこ「もう、最っ高だったわねっ!」

真姫「私は録画を何回も見たわ!」

希「あんなに楽しいオールスター、初めてやったわ!」

花陽「興奮でご飯を何杯も食べましたっ!」

絵里「ハラショー、ただハラショーよっ!」

海未「…(えっ…みんな、見たのですか)」

真姫「何と言っても1戦目よねっ!マエケンが完璧な立ち上がりを見せて!」

凛「菊池が先制タイムリーを打って!」

絵里「ブラッドが追加点に、ホームランも打って大活躍!」

ことり「イッチーもピンチを抑えて、連投もしたしね!」

花陽「それに、堂林君も2戦目でホームランを打ったよ!」

希「ふふっ、初優勝した時を彷彿とさせる活躍っぷりやったな!」

穂乃果「あぁ~、球場で応援したかったな~」

にこ「でも、テレビで見てたから前田様のインタビューを見れたのよ!」

真姫「そうね、マエケンがあそこまで緊張してるのもレアだったわ」

花陽「はぁ~、緊張で固まる堂林君も可愛かったな~」

穂乃果「うんうん…でも、ただ一つ言えるのは…」

8人「最後まで放送しなかったテ○朝は論外!」

海未「は、はぁ…」

ことり「ホント、あり得ないよね!」

絵里「おかげで、ブラッドのMVPインタビュー見れなかったじゃない!」

凛「最後までできないなら、よそでやって欲しかったな!」

希「ホンマ、それだけは残念やったな~」

海未「あ、あの…ちょっといいですか」

穂乃果「うん…海未ちゃん、どうかした?」

海未「先程から、広島の選手の話しか出ていない様ですが…」

穂乃果「そんなの当然だよ!」

ことり「だって私たち…」

8人「カープファンなんだもんっ!」

海未「えっ…そ、そうなのですか」

穂乃果「うん!だって応援が楽しいんだもんっ!」

ことり「私は…カワイイグッズが多いから」

真姫「情熱サンシャインレッドの私が、赤いカープを応援するのは当然でっしょー!」

花陽「私は、高校野球から追っかけて…好きになりました」

凛「凛はかよちんと一緒に見てたら、好きになったにゃーっ!」

にこ「にこはちっちゃな頃からカープファンよっ!」

希「うちは、にこっちの影響…かな」

絵里「私も、にこと希から教えてもらって…」

海未「はぁ…そうなのですか…」

穂乃果「そういえば、今神宮でやってるんだよねーっ!」

ことり「そうだったね」

凛「今から行っても見れるかな?」

希「外野自由は間違いなく無理やろうね」

花陽「指定も、9連続で席はとれないだろうね」

穂乃果「うわーっ、こんなことならもっと前から計画しとけば良かったー!」

絵里「東京でも、カープ人気って凄いものね」

にこ「元々人気だったのに、最近の報道の影響もあってか更に増えたみたいね」

真姫「…ふっふっふ」

凛「?…真姫ちゃん、一人で笑ってどうしたの?何かキモチ悪いにゃー」

真姫「あら凛…これが見えないの?」ピラッ

凛「…!そっ、それは…」

花陽「もしや…」

真姫「えぇ…今日のゲームのチケットよ」ドヤァ

にこ「真姫ちゃん、お願いっにこを連れてって!」

希「にこっち、抜け駆けはあかんよ!」

絵里「真姫、ここは先輩を優先するべきよ」

穂乃果「あ~、絵里ちゃんっ!先輩後輩は禁止にしたはずだよっ!」

ことり「真姫ちゃ~ん、お願~い」ギュッ

海未「あぁ…皆が獲物に群がるハイエナのように…」ガクブル

真姫「みんな落ち着きなさい!ちゃんと人数分あるわよ」

穂乃果「えっ、そうなの?」

ことり「よかった~」

にこ「それなら先に言ってよ」

希「真っ先にお願いしたにこっちがよく言うわ」

絵里「でも真姫…9人分のチケットを、どうやって…」

真姫「パ、パパがね…みんなで見に行って来いって…全く、余計なお世話よね」カミクルクル

凛「そんなことないにゃ!真姫ちゃん、ありがとう!」ガシッ

花陽「うん!私、真姫ちゃんとお友達になれて嬉しいよ!」ガシッ

真姫「凛…花陽…私も…こんな私と、仲良くしてくれて…ありがとう…」ギュッ

希「えぇ話やな~」グスッ

絵里「えぇ…美しい友情ね…」グスッ

穂乃果「ところで真姫ちゃん、席ってどこなの?」

真姫「あぁ…レフト外野指定席よ」

にこ「えぇっ!ホーム側より先に売り切れる外野指定席を9連番で取ったの?」

真姫「えぇっと…多分、4席と5席の2列になってるわね」

穂乃果「あっ、でもそっちの方がみんな近いからいいかもね」

ことり「みんなで野球見るの楽しみだな~」ウキウキ

凛「でも、応援グッズ持ってないにゃ~」

花陽「私も…取りに帰らないと」

絵里「こうなったら、練習どころじゃないわね!みんな、一旦帰ってから信濃町駅集合よ!」

7人「おーっ!」

海未「お、おー…」

とりあえずここまで。

実際にあった試合をベースに話を進めて行きます。

――――――――――――――信濃町駅


海未「…(そういえば、都内に住んでいますが神宮球場は初めてですね)」

ゾロゾロ…ゾロゾロ…

海未「…(確かに、駅周辺にいる人は赤いグッズを見に付けたカープファンの方が多そうです)」

海未「…(穂乃果とことりは、着いて早々にトイレに…球場は混むから私も先に言った方がよいのでしょうか)」

穂乃果「海未ちゃ~ん」

ことり「おまたせ~」

海未「私もトイレに…って、二人ともその格好は…何ですか?!」

穂乃果「何って…応援スタイルだよっ!」

ことり「ねーっ♪」

海未「しかし…穂乃果、法被など着て…お祭りではないですよ」

穂乃果「違うよー、応援ハッピだよっ!ほら、後ろにカープ坊やがいるしっ」クルッ

海未「あぁ、そういうのもあるのですね…ことりは、普通のデニムシャツですね」

ことり「違うよ~、これもユニフォームなんだよっ!」

海未「えぇっ、ユニフォーム?…しかし、カープは赤いのでは」

ことり「去年着ていた限定ユニフォームなんだ!前を結んでるけど、ほどけば…ほらっ!」

海未「確かに…カープのロゴですね」

穂乃果「ことりちゃんは、ユニフォームの着方もオシャレだよねっ」

ことり「えへへ~、そうかな~」テレテレ

穂乃果「あぁっ!ことりちゃんが着ているのTシャツって…」

ことり「うん、チームカピバラTシャツだよっ!」
(参考 http://www.shop.carp.co.jp/shop/i142802.html

穂乃果「わぁ~、いいな~カワイイな~」

ことり「えへへ~、頑張っちゃいました!」

海未「…チームカピバラ?カープは動物も飼っているのですか」

ことり「あはは、違うよ~。これはね、カピバラに選手が似ているからって作ったんだよ」

海未「えぇっ!で、ですが…選手が似ているからって、このようにTシャツを作るのですか?」

穂乃果「ふっふっふ…海未ちゃん、カープの商品開発部をナメないほうがいいよ!」

ことり「こうやってどんどん新しいグッズが出来るのも、カープの魅力だよね~」

海未「そうなのですか…で、どの選手が描かれているのですか?」

ことり「えーっと…14の数字が書かれているのが大瀬良君で、16が今村君、30がイッチー…一岡君だね」

穂乃果「ことりちゃんはこの3人がお気に入りなんだよね」

ことり「うん!本当にカピバラみたいでカワイイんだ~」

海未「…色々な楽しみ方があるのですね」


凛「あーっ、穂乃果ちゃん達もう来てるー!」

花陽「わわっ、待たせてすいません」

真姫「まだ待ち合わせ時間前だし、気にしなくていいわよ」

にこ「そーそー、希たちはまだ来てないみたいだし」

穂乃果「凛ちゃん!」

ことり「花陽ちゃん!」

海未「にこ、真姫!」

凛「穂乃果ちゃん、気合い入ってるにゃーっ!」

穂乃果「凛ちゃんも、ユニフォーム着て準備万端だねっ!」

海未「凛たちは皆ユニフォームなのですね…凛は、33番ですか」

凛「そうだよっ!凛は菊池が好きなんだー!ババッて捕って、サッて投げてカッコイイにゃ~」

穂乃果「うんうん、分かるよ~もうダメだーってときも菊池がいるもんね~」

にこ「今までのカープにいないタイプの選手よね」

真姫「まさに破天荒の申し子ね」

海未「花陽は…7番ですか」

花陽「うん!堂林君だよっ!」

海未「名前は聞いたことあります…女性人気が凄いらしいですね」

ことり「広島のプリンスだもんね~」

花陽「私、高校生の頃から好きで…こうやってプロ野球の世界でも見れて幸せだよ~」

凛「かよちんは高校野球ファンでもあるもんねっ!」

にこ「アマチュア時代から追っかけるのも、楽しみ方の一つよね」

真姫「本当に野球が好きじゃないと、中々できないわよね」

花陽「特に最近のカープは高卒のカッコイイ選手が多くて…庄司君とか鈴木誠也君とか」キラキラ

にこ「まぁ、花陽の場合はアイドル好きも影響あるみたいだけど」

凛「凛はこっちのかよちんも好きだにゃ~」

海未「ふむ…見たところ、凛と花陽のユニフォーム…何やら違うようですが…」

凛「うっ…凛の方は安くて、かよちんのほうがいいんだにゃ…」
(レプリカ http://www.shop.carp.co.jp/shop/i100202.html
(ハイクオ  http://www.shop.carp.co.jp/shop/i100402.html

海未「はぁ…ユニフォームでも違うのですね」

凛「うぅ…みんないい方ので、恥ずかしいよ…」

花陽「そんなことないよっ凛ちゃん!大事なのは応援する気持ち、それさえあればどんな格好しても関係ないんだよっ!」

凛「かよちん…」

花陽「私知ってるよ!凛ちゃんが応援歌覚えて、球場で歌う為の練習していること!スクワット応援の為にトレーニングしていること!」

凛「う、うぅ…」

花陽「ユニフォームが違うからって凛ちゃんを笑う人は、私が許さない!だから、安心して凛ちゃん」

凛「か、かよちん…ありがとう!凛、胸張って一生懸命応援するにゃ~!」

花陽「凛ちゃん!」モギュッ

凛「かよちん!」モッギュー

にこ「ぐすっ…ひっく…イイ話ね~」

真姫「えぇ…美しい友情ね」グスッ

海未「おや…花陽のユニフォーム、何やら詩が書かれているようですが…」

花陽「あっ、これね…堂林君の応援歌の刺繍なんだっ!」

ことり「出来たんだね~」

花陽「うん!この前できたばっかで、今日初めて着るんだ」

海未「ただ着るだけではないのですね…」

花陽「あとは、名前と番号の周りにラインストーン付けようと思ってるんだ」

ことり「それいいっ!私にも手伝わして」

花陽「うんっ!ことりちゃんとだったら、もっとおしゃれにできそう!」

ことり「えへへ、楽しみだねっ」

にこ「女子力高い会話ね…」

真姫「まぁ、楽しみ方は人それぞれだし…」

海未「で、真姫は18番…マエケンさんですね」

真姫「そうね、日本一のエースのユニフォームを私が着るのは当然でっしょー!」

海未「はは…おや、真姫のユニフォームはまた質感が違うようですが…」

穂乃果「真姫ちゃんは、プロモデルなんだよねー」
(参考 http://www.shop.carp.co.jp/shop/i800303.html

海未「プロモデルとは…」

にこ「選手が来てるのと同じってことね、にこ達が着てるのはレプリカよ」

海未「はぁ…流石真姫ですね」

真姫「べ、別に私は…パパが着るなら本物を着ろっていうから…」カミクルクル

海未「なるほど…良い親御さんですね」ニコッ

真姫「別に…///」

海未「そしてにこが、25番ですね」

にこ「まぁね!にこがこの番号付けるのは当然よね」

海未「しかし、今の25番って…」

にこ「一昨年のドラ1、高橋大樹よっ!まだ2軍だけど、そろそろ上がってくるかもしれないわね」

花陽「堂林君も、3年目から1軍だもんね」

にこ「えぇ、高卒だから最初は2軍暮らしでもいいのよ!またカープの25番が活躍するわよ~」

海未「あぁ、思い出しました…前のカープの25番って、阪神に…にこ「あーっ、あーっ!聞こえなーいっ!」

海未「に、にこ?」

にこ「カープの25番は…2008年にシーボルが付けるまで、10年近く空いてたんだから…」ガクブル

海未「えっ、ですが…」ポンッ

穂乃果「海未ちゃん…誰にも、触れて欲しくない過去が…あるんだよ」

海未「は、はぁ…」

にこ「う、うぅ…」ガクガク

真姫「にこちゃん…もう、悲しみの時は過ぎたのよ…」

にこ「真姫…ちゃん」

真姫「長く、暗いトンネルをやっと抜けて…これから待つのは明るい未来…始まりの鐘はもう、鳴っているのよ」

にこ「そう、よね…これから、新たな広島伝説が始まるんだからっ!」

真姫「えぇ、そうよ!」

にこ「真姫ちゃん、ありがとう」スッ

真姫「別に…いつまでも過去の事をクヨクヨされてると…こっちのテンションも下がるだけだし…」ガシッ

にこ「ふふっ、相変わらず素直じゃないわね」

真姫「べ、別に…///」

海未「丸く収まったの…でしょうか?」

絵里「イイ話ね~」ズビズビ

希「熱いカープファンの絆やね~」グスッ

海未「…ってヴアァッ!え、絵里!希!いつの間に」

絵里「さっき着いたところよ」

希「そんなに驚いて…海未ちゃん可愛いな~」クスクス

海未「あっ…取り乱しました///」コホン

絵里「もうみんな揃ってるみたいね」

海未「はい…絵里もユニフォームを…55番ですね」

絵里「私は、エルドレッドね」

希「今年は大活躍やんな」

海未「先日のオールスターでMVPを取ったのですよね」

絵里「えぇ…あの、ブラッドの太い腕から放たれる…おっきくて、豪快な一発に…夢中になっちゃって///」ポッ

海未「はぁ、そうですか…(なぜ顔を赤らめるのでしょうか)」

海未「希は、ユニフォーム着てないのですね」

希「ウチは…みんなが頑張ってる姿見とったら…誰かの着るっていう選択ができなくて…」

海未「あぁ…希らしいです」

穂乃果「あれ、絵里ちゃんたちも来てる!」

凛「ホントだー」

ことり「ということは、全員集合だね」

花陽「そうだね」

にこ「よーっし、それじゃあ神宮球場に出陣よーっ!」

真姫「何でにこちゃんが仕切ってんのよ」

希「まぁまぁ、あれでも部長やし…な」

絵里「はぁ…楽しみね」

海未「…(球場に入る前から、この感じ…これから先、どのような世界が待っているのでしょうか)」

とりあえずここまで

――――――――――――――神宮球場、外野周辺

穂乃果「うぅ~、ワクワクするねー」

凛「球場が見えたら、一気にテンションあがるにゃ~」

海未「球場…あ、あれですかね…って、えぇっ!」

ことり「海未ちゃん、どうしたの?」

海未「あ、あの…赤い格好した方々が列を成しているのって…」

花陽「うん、入場待ち列だね」

こに「まだ開門前だからね」

真姫「列の最後尾まで行くのが面倒ね」

希「まぁまぁ、これも野球観戦の醍醐味やん」

絵里「球場に近づくにつれて気分が高揚するのよね」

海未「しかし…試合まで2時間くらいあるのに」

穂乃果「みんな自由席だからね、早くしないとイイ席なくなるし」

にこ「まぁ、ホーム側より早く埋まるって良く言われてるしね」

海未「確か、私たちは指定席のはず…こんなに早く来る必要は…」

ことぱな「ダメだよっ(ですっ)!」

海未「ひゃあっ!」

花陽「ビジター側の打撃練習が見れて、写真撮るには絶好のチャンスなんです!」

ことり「外野側でピッチャーの練習も見れるし!」

凛「あと、スタメン発表聞いて応援歌歌わなきゃいけないにゃ~」

希「それに、はよ売店行っとかんと試合中は混むからな~」

絵里「用事はなるべく試合前に済ませときたいわよね」

海未「は、はぁ…分かりました」

――――――――――――――外野入場口


穂乃果「いよいよだね!」

凛「凛が一番乗りだにゃ~」

にこ「こらーっ!球場で走らないのよー」

穂乃果「これは早歩きだよーっ」

にこ「屁理屈言わなーいっ」

希「ふふっ、はしゃいじゃって可愛いな~」

海未「入口からはグラウンドは見えないのですね」

ことり「そうだよ、神宮はあのスロープを上るんだ」

花陽「何回来ても、この瞬間はドキドキしますっ」

絵里「それ、分かるわ~」

海未「そうなの…ですか(あそこから、グラウンドに入るのですね)…っ!」

ことり「んっ…海未ちゃん、止まってどうしたの?」

海未「いえ…グラウンドって、こんなに広いのですね」

真姫「確かに、初めて見た時は私も驚いたわ」

希「テレビだと、マウンドからしか映らんからな~」

海未「あんな離れた場所から打って、本当にここまで飛んで来るのですか?」

希「それが飛んで来るんやな~」

カキーン!、ピーーーーーーーーッ、ドンッ

海未「ほ、本当ですね…」

絵里「今打ったのって、ブラッド?」

花陽「いえ、あのフォームは…堂林君ですっ!」

絵里「確かに…ブラッドはもっと大きいわよね」

花陽「ぴゃあぁっ!この順番で打ってるってことは、スタメンですねっ!堂林くーん、ガンバって~」ブンブン

海未「は、花陽が…アイドルコンサートで見るような団扇を…」

ことり「コイドルうちわだよっ!私はほら、イッチーの持ってるよ」サッ
参考 http://www.shop.carp.co.jp/shop/i515300.html

真姫「私は、マエケンのを…///」スッ

凛「菊池ー、今日も打って走って守れ~」ブンブン

海未「凛も持ってますね…」

希「まぁとりあえず、席に行こか」

花陽「うぅ…私も内野席から撮りたい…」カシャカシャ

海未「一眼レフ…本格的です…」

ことり「えーっと…あっ、イッチーいた!イッチー、おかえり~」ブンブン

真姫「マエケンもいるわ!」

ことり「大瀬良君もいる!」

絵里「ブラッドは、ブラッドはどこ?」キョロキョロ

海未「後ろの方はもう人で溢れてますね…私たちの周りはまだ空席が目立ちますが」

真姫「私たちが座ってるのは指定席だからね」

ことり「それに平日だし、これから埋まってくるよ」

海未「そうなのですか…しかし、これだけの席が埋まるのですか…」

凛「埋まるよ~!もう、すっごいんだから!海未ちゃん、ビックリしちゃうよ!」

海未「はぁ…そういえば、穂乃果とにこ、希の姿が…」


にこ「さぁ、試合前に腹ごしらえするわよっ!」

希「神宮と言えばこれやんな!」

穂乃果「ソーセージの盛り合わせだよっ!」

ことり「神宮と言えばこれだよね~」

花陽「おにぎりにも良く合います」

凛「あっ、かよちん凛にもちょうだーい!」

花陽「いいよっ!皆の分もあります」

真姫「さすが花陽ね」

絵里「ん~、球場で食べるとよりハラショーだわ」

穂乃果「ほら、海未ちゃんも!」

海未「は、はい…いただきます…!」

海未「…(普通のソーセージのはずなのに、家で食べるよりおいしい…これは、球場と言う雰囲気が良いスパイスとなっているのでしょうか)」

海未「…(外にも飲食店はあるのに、あえて球場内で購入し食事する方が多いのも納得がいきます…野球を見るだけが、観戦の楽しみではないのですね)」

凛「ふぃ~、凛はラーメンも食べてこよーっと」

穂乃果「私は豚丼にしようかなー」

真姫「私はカレーにしようかしら」

希「ウチは、おうどんさんにしようかな~」

絵里「私はホットドッグにしましょう」

海未「えっ、まだ食べに行くのですか?」

穂乃果「だってソーセージだけだと9回まで持たないよー」

にこ「そうね、応援は体力勝負よ!しっかり食べなきゃ」

穂乃果「ほら、海未ちゃんも行こうっ」グイッ

海未「は、はぁ…」
(参考 http://www.jingu-stadium.com/shop_info/

ことり「あっ、花陽ちゃんそれって…」

花陽「はい、プロ野球aiの増刊号ですっ!」
(参考 http://nikkansportspublishing.wordpress.com/2014/07/11/

ことり「私も買ったけど、汚したらイヤだから持って来なかったんだ~」

花陽「私は、保存用も買ってるので…」

ことり「そうなんだ、さすが花陽ちゃん!私も見ていい?」

花陽「もちろん!一緒に見よっ!」


穂乃果「いい加減、田中と會澤にも個別応援歌欲しいよね」

凛「それなら、中東に作るのが先だよ」

穂乃果「確かに!汎用テーマが続くと、テンション下がるよね~」

凛「ホントホント~」

真姫「あら、にこちゃんその本…」

にこ「あぁこれ?来る前に寄ったコンビニで見つけて、思わず買っちゃった」

真姫「分かるわ、それ…本屋でカープの特集号見つけたら、思わず買っちゃうのよね」

にこ「色々特集組んでくれるのはありがたいけど、財布事情で全部は買えないのよね…」

真姫「…持ってないのがあるなら、今度学校に持っていくわよ」

にこ「えっ、イイの?」

真姫「イイも何も…同じカープファンとして、情報は共有したいでしょ」カミクルクル

にこ「真姫ちゃん…ありがとうっ!」


希「えりち~、こんなんあるのしっとる~?」

絵里「何?プリッツ…ってこれ、カープ坊やがパッケージに!」
(参考 http://www.shop.carp.co.jp/shop/i456500.html

希「そうなんよ~、地方限定やったんだけど…ホームページから買えるようになったんよ」

絵里「ハラショー!希、私にも頂戴!」

希「そんなに慌てんでも、みんなの分あるよ」


海未「…(皆の濃厚なカープトークについて行けません!)」

希「海未ちゃん、固まってどーしたん?」

海未「の、希!」

希「はい、海未ちゃんもカーププリッツ食べ」

海未「は、はい…ありがとうございます…お菓子まで、カープなのですね」

希「そうやね、最近は色んなモンとコラボしてるね」

海未「私…皆がここまで熱烈なカープファンだとは、知りませんでした」

希「まぁ、みんな練習中とか話さなんかったからな~」

海未「穂乃果とことりも、そうだったとは…何か、一人置いて行かれたようです」

希「なら、海未ちゃんもカープファンになればええんやない?」

海未「私が…ですか」

希「うん。1回見たら、絶対好きになると思うよ」

海未「そう…ですか」

穂乃果「絶対なるよ!」

海未「わぁっ!ほ、穂乃果!」

穂乃果「その為には、応援に参加しなくちゃね!とりあえず、メガホン叩いてるだけでもいいからさっ!」

海未「ですが、私は何も…」

穂乃果「だったら買いに行こうよ!ほらっ!」グイッ

海未「は、はい…分かりました」
(参考 http://www.shop.carp.co.jp/shop/g5001.html

今日はここまで。

最近のカープは色々ダメダメで、書くテンションが上がってきません。

今日東京ドームに行く予定があるカープファンの方は、共に応援頑張りましょう!

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