ウサミ「狛枝くん、みなさんと仲良くしてくだちゃい」狛枝「えっ」 2周目-16 (1000)

ウサミ「狛枝くん、みなさんと仲良くしてくだちゃい」狛枝「えっ」
ウサミ「狛枝くん、みなさんと仲良くしてくだちゃい」狛枝「えっ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1383365321/)

ウサミ「狛枝くん、みなさんと仲良くしてくだちゃい」狛枝「えっ」 2周目
ウサミ「狛枝くん、みなさんと仲良くしてくだちゃい」狛枝「えっ」 2周目 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1384340243/)

ウサミ「狛枝くん、みなさんと仲良くしてくだちゃい」狛枝「えっ」 2周目-2
ウサミ「狛枝くん、みなさんと仲良くしてくだちゃい」狛枝「えっ」 2周目-2 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1385563819/)

ウサミ「狛枝くん、みなさんと仲良くしてくだちゃい」狛枝「えっ」 2周目-3
ウサミ「狛枝くん、みなさんと仲良くしてくだちゃい」狛枝「えっ」 2周目-3 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1386925326/)

ウサミ「狛枝くん、みなさんと仲良くしてくだちゃい」狛枝「えっ」 2周目-4
ウサミ「狛枝くん、みなさんと仲良くしてくだちゃい」狛枝「えっ」 2周目-4 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1387705077/)

ウサミ「狛枝くん、みなさんと仲良くしてくだちゃい」狛枝「えっ」 2周目-5
ウサミ「狛枝くん、みなさんと仲良くしてくだちゃい」狛枝「えっ」 2周目-5 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1388675399/)

ウサミ「狛枝くん、みなさんと仲良くしてくだちゃい」狛枝「えっ」 2周目-6
ウサミ「狛枝くん、みなさんと仲良くしてくだちゃい」狛枝「えっ」 2周目-6 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1389446330/)

ウサミ「狛枝くん、みなさんと仲良くしてくだちゃい」狛枝「えっ」 2周目-7
ウサミ「狛枝くん、みなさんと仲良くしてくだちゃい」狛枝「えっ」 2周目-7 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1390579175/)

ウサミ「狛枝くん、みなさんと仲良くしてくだちゃい」狛枝「えっ」 2周目-8
ウサミ「狛枝くん、みなさんと仲良くしてくだちゃい」狛枝「えっ」 2周目-8 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1392087374/)

ウサミ「狛枝くん、みなさんと仲良くしてくだちゃい」狛枝「えっ」 2周目-9
ウサミ「狛枝くん、みなさんと仲良くしてくだちゃい」狛枝「えっ」 2周目-9 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1394614751/)

ウサミ「狛枝くん、みなさんと仲良くしてくだちゃい」狛枝「えっ」 2周目-10
ウサミ「狛枝くん、みなさんと仲良くしてくだちゃい」狛枝「えっ」 2周目-10 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1396114999/)

ウサミ「狛枝くん、みなさんと仲良くしてくだちゃい」狛枝「えっ」 2周目-11
ウサミ「狛枝くん、みなさんと仲良くしてくだちゃい」狛枝「えっ」 2周目-11 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1397382891/)

ウサミ「狛枝くん、みなさんと仲良くしてくだちゃい」狛枝「えっ」 2周目-12
ウサミ「狛枝くん、みなさんと仲良くしてくだちゃい」狛枝「えっ」 2周目-12 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1398613268/)

ウサミ「狛枝くん、みなさんと仲良くしてくだちゃい」狛枝「えっ」 2周目-13
ウサミ「狛枝くん、みなさんと仲良くしてくだちゃい」狛枝「えっ」 2周目-13 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1400320852/)

ウサミ「狛枝くん、みなさんと仲良くしてくだちゃい」狛枝「えっ」 2周目-14
ウサミ「狛枝くん、みなさんと仲良くしてくだちゃい」狛枝「えっ」 2周目-14 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1403086750/)

ウサミ「狛枝くん、みなさんと仲良くしてくだちゃい」狛枝「えっ」 2周目-15
ウサミ「狛枝くん、みなさんと仲良くしてくだちゃい」狛枝「えっ」 2周目-15 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1404767243/)


安価とコンマで送る、狛枝視点のアイランドモードスレ

らーぶらーぶ!


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1406560006

≪注意≫

◇毎日気ままに始まって、気ままに終わります

◇落ちる時は出来るだけ宣言はしますが、無言落ち・寝落ち多数

>>1は誤字脱字が多くなる絶望病の持ち主

◇狛枝の性格・行動基準等は安価により決まります。ゲーム本編ほど希望厨でない事も多々ありますので注意

◇一人に一途になろうと、浮気に走ろうと、開き直ってハーレムになろうと(ただしホモォ、てめーはダメだ)それは安価の結果次第なので、文句は言わない

◇スレ住人同士での言い争い禁止

◇安価とコンマ判定のルールは↓参照

◇ルールを守って楽しく安価!

◇このスレはsage進行でお送りしています。故意にageないでください

≪安価とコンマ判定のルール≫


01、日付変更後一度目の安価と単発可と書かれている安価を除き、基本的に単発IDでの安価は無効です

02、単発不可の安価でも、安価レスを書いた時点で単発IDだったとしても安価の募集を締め切ってから5分以内に安価を書いたIDでの証明の書き込みがあれば有効です(例:↓~3まで指定で↓~3まで安価レスが書き込まれた後↓~4から5分以内にID証明レスがあれば可、制限時間内に安価レスを書き込み制限時間後に5分以内にID証明レスがあれば可)

03、一度書かれた安価の変更は受け付けません。ただし、制限時間内または↓~○の指定範囲内で同IDであれば取り消し自体は可能です。取り消した後、新しく安価を書くのは不可です

04、『↓~○(数字)まで』というのは、>>1のレスの下から安価以外のレスを含まず指定された数の分だけ安価の書かれたレスが出るまでという意味です

05、安価↓・安価↓○(数字)で指定した場所に書かれたレスが、明らかに安価の内容ではない、または安価の内容には見えないレスであると>>1が判断した場合は、更に↓に書かれた安価の内容を採用します

06、1レス内に安価とは別のレス内容を含む場合、安価の内容を「」等で括り何処から何処までが安価の内容なのか解りやすいようにしてください

07、安価採用時にコンマを使う場合、制限時間内・↓~○の指定範囲内であっても最良値が出た時点で安価募集を締め切ります(例:コンマが一番大きいレス採用と書かれ、コンマ99のレスが出た場合)

08、コンマ00は『00は100扱い』の記述がなければ0扱いになります

09、同安価内で同IDによる複数の安価が書かれた場合、そのIDによる安価を最初に書かれたものも含め無効にします

10、安価↓○(数字)時、同IDの加速による安価取得を無効にします。間に別のIDが入れば可です(例:安価↓3の指定で、↓がID:Aの加速等によるレス、↓2がID:Bの加速等によるレス、↓3でID:Aの安価レスは可)

11、安価を書く際、レスは必ずsageでお願いします。sageになっていないレスの安価は無効とさせてもらいます

12、明らかにおかしい、これまでの流れに矛盾している暴力暴言安価は流す場合があります


★前スレまでの大雑把なあらすじ


ウサミ先生にみなさんとらーぶらーぶするように命じられた狛枝は、罪木にオシオキをし、コテージが爆発し、小泉と事故チューし、七海とリアル恋愛シミュレーションをし、アオイと出会い、超高校級の凡人と化し、脱出スイッチを押し、サーバーダウンに襲われ、尻バットをくらい、全身ピンクになり、メイドさんにさせられ、パパになったかもしれないまま、ファイナルベッドルームの罠にかかり、ウサミの初めてを奪って、椅子になった

【37日目】現在のデータ


6回目の学級目標チェックまであと【4日】

6回目の希望のカケラ回収チェックまであと【4日】
→九頭龍の希望のカケラを1つ、澪田の希望のカケラを2つ入手(九頭龍0/1 澪田1/2)

現在のEXクエスト
→西園寺さんと交換日記をする(チャレンジ期間はあと【2日】)≪達成済≫


次の占い出来る日は【40日目】から

クラスメイトについての占い結果
http://11037.akazunoma.com/classmate.html(別サイトへ飛びます)


【現在所持している希望のカケラと好感度】

罪木  6/6 好き
小泉  6/6 好き
七海  6/6 好き
日向  6/6 気の置けない相手
西園寺 6/6 気の置けない相手
花村  6/6 普通
九頭龍 4/6 普通
ソニア 4/6 普通
澪田  4/6 普通
辺古山 3/6 普通
左右田 2/6 普通
弐大  2/6 顔見知り
田中  2/6 顔見知り
終里  2/6 顔見知り
十神  1/6 普通


希望のカケラフルコンプリートまであと30ヶ

【現在所持しているプレゼント】

≪エンゲージリング≫ ※現在プレゼント不可
≪天使の果実≫
≪ボージョボー人形≫
≪第二ボタン≫
≪黒ウサギ読本≫
≪ジャバイアンジュエリー≫
≪昭和ラジオ≫
≪パワーハンドグローブ≫
≪希望の薬≫×10
≪イン・ビトロ・ローズ≫

【現在所持している貴重品】

≪葉隠流水晶≫
→体調チェック後に幸運ポイントを使って占いが出来る。一回使用した後は三日経たないと使えない

≪希望ヶ峰の指輪≫
→採集・掃除及び自由行動の回数分、毎回行動後に必ず幸運ポイントか不幸ポイントが手に入る

≪小泉さんのお古のカメラ≫
→自由行動時に誰かと写真が撮れる。使用すると小泉の好感度が上がる。小泉に会う事で、撮った写真を入手出来る

≪男のマロン≫
→???

≪希望の薬≫×10
→体調チェックの後、その日の体調がシャカリキ状態以外の時に使用可能。体調がシャカリキになる。また、その日の自由行動の回数が幸運ポイントの使用で増やすのとは別扱いで自動的に1回分増える。誰かにプレゼントする場合、誰にあげても好感度大幅UP


≪罪木さんとの写真≫
→罪木の好感度が上がりやすくなる
≪小泉さんとの写真≫
→小泉の好感度が上がりやすくなる
≪七海さんとの写真≫
→七海の好感度が上がりやすくなる
≪日向くんとの写真≫
→日向の好感度が上がりやすくなる
≪ウサミ先生との写真≫
→ウサミの好感度が上がりやすくなる

≪七海の髪留め≫
→王様ゲームでの戦利品。七海がここにいる事の証

≪ユビキタス手帳≫
→狛枝の日々を記録するもの。常に持ち運びしている

幸運ポイント1173pt

不幸ポイント1764pt


採集LV3:304pt

掃除LV2:208pt


おでかけチケット19枚所持

メダル6枚所持



イベントポイント

罪木 36/100
小泉 17/100◆ ≪次回遭遇時イベント決定≫
七海 84/100

【自由行動で出来る事】


*一緒に過ごす
行動終了後、一緒に過ごした相手の希望のカケラがもらえます
好感度が下がる事はありませんが、大きく上昇もしません


*おでかけチケットで遊びに行く
好感度を大きく上げたいならこちら
希望のカケラが集め終わった人とは積極的に遊びにいくようにしてみましょう
ただし、好感度の変動が無かったり大きく下がる事もあります
また、この行動では希望のカケラの回収は出来ません


*モノモノヤシーンを回す
所持メダルを使う事によって、プレゼントを手に入れられます
消費するメダルの枚数や回せる回数、手に入れられる個数等はその日によって色々


*ウサミを呼ぶ
ウサミ先生に相談したい事があったり、ウサミ先生とらーぶらーぶしたい場合はこちら


*EXクエスト
好感度が【気の置けない相手】以上になっている女子限定で、らーぶらーぶする事を目的とした課題に挑戦します
相手の好感度によっては達成しにくい課題もあるかもしれないけれど、挑戦する事が大事

◇モノクマ学園長から狛枝クンへのスペシャルルール◆


(一)、決められた期限内に決められた希望のカケラを必ず入手してください

(二)、【50日目】までに親友または恋人を一人つくってください

(三)、(一)または(二)が守れなかった場合、修学旅行【1日目】からやり直しになります。その際、狛枝クンの今までの記憶や入手した希望のカケラは引き継がれますが、その他の人物の記憶・好感度・人間関係はリセットされます

(四)、罪木さんが1周目の記憶を全て思い出し理解してしまった場合、狛枝クンは1周目からそれまでの記憶を全て失い狛枝クンの修学旅行は強制終了になります

(五)、ウサミのステッキを強奪しモノクマ学園長に渡した場合、1周目の8日目に戻れます※1

(六)、狛枝クンがモノクマ学園長から聞いた事を誰かに話すのは自由です

(七)、ただし、ウサミのステッキ強奪の件に関しては狛枝クンにその意思があり、且つ話す相手が狛枝クンの目的に対して協力的な態度を示してくれる人でなければなりません

(八)、(七)が守れなかった場合、その対象の記憶を消し狛枝クンが所持しているその対象の希望のカケラを全て没収する事とします

(九)、ウサミにステッキ強奪の件が知られた場合、その時点でモノクマ学園長がステッキの強奪に向かう事とします




※1 現在、このルールは狛枝クン自身の申し出により適応されていません

【EXクエスト】



≪狛枝の相手に対する好感度≫

罪木  ★★★★★★★★★

小泉  ★★★★★★★★

七海  ★★★★(★)

西園寺 ★


罪木の記憶LV1(現在0/100pt)



*EXクエストに挑戦して課題を完全クリアした場合、以上の表にある対象の★マークが1以上増えます

*(★)は★半分を意味しています

*増える数は課題の難易度やその時の雰囲気、安価の内容によって決まります。らーぶらーぶすればするほど、一度に増える数は大きくなります

*暫定クリアの時は増えません

*クエストに挑戦出来るラストチャンス時は自動的にクエストにチャレンジする形になりますが、安価で選択されて決定した時よりも最後に増える★の数は減る事になります

*ラストチャンス時にその時点でのクエストに暫定クリア判定が出ている場合はクエストに挑戦する流れにはなりません。完全クリアを目指したい場合はちゃんと安価とってください

*ラストチャンス時にその時点でのクエストに初挑戦になった場合は暫定クリアはありません。完全クリアか失敗のどちらかです。

*クエストに失敗した場合はペナルティとして、【罪木の記憶LV】が上がります

*【罪木の記憶LV】はLV5に達し更に一定のポイントがたまってしまうと、罪木が以前の記憶を完全に思い出してしまいます。つまりゲームオーバー

*修学旅行【50日目】に、希望のカケラを全部入手し狛枝に対する好感度が好き以上で★が一番多く集まっている相手に、≪エンゲージリング≫が渡す事が出来、その相手とのEDが確定します

すぐ寝そうだし人がいるかわからないけどちょっとだけ続きを

狛枝「……」チュッ

罪木「っ……!」


ボクは内心凄く驚きながらも蜜柑の頬へとさらにキスを返した。

蜜柑はそこから真っ赤な顔を俯かせてしまって……けど、絡める腕と繋いでいる手はずっと離さないままでいて……



直後コンマ判定
奇数で更に罪木から反応あり
単発可

絡まる腕の力が不意にまた強くなり、身体がより密着するような形になって……ボクの腕に柔らかい感触が挟んで押し当てられる。

これも、気付いていないのかわざとなのか……と考えていると、蜜柑は繋いでいるボクの手の甲を妙に艶めかしく感じる指先の動きで這わせて撫で付けながら、すりすりと甘えるように肩へと頬を擦り付けてきた。


狛枝「……どうしたの?」

罪木「う、うゆ……えと……」

罪木「え、映画が……その……こ、怖くて……あの……」

狛枝「……」

狛枝「本当に? それだけ?」

罪木「……」

罪木「……う、うそですぅ……ごめんなさぁい……怖がってるフリしておけば、合法的にくっついて甘えられると思ってぇ……」

狛枝(……すぐバラしちゃうんだ)

狛枝「……」



この後の行動、どうするか安価↓

狛枝「まったく……困った子だね」

罪木「ふぇ……ごめんなさっ……んぅ……っ!?」

狛枝「ん……」

罪木「ん、んん……ふ……っ」


その行動に思わず身を乗り出して彼女の唇をすかさず奪い舌を入れながら深くキスをしてしまう。

蜜柑はそれに最初こそは驚いて固まったものの……すぐにボクの舌の動きに合わせて自らも舌を絡ませてキスに応えてくれた。

しばらくの間唾液の混ざる音を響かせながら気が済むまでキスを繰り返し、一度キスするのを止めて僅かに顔を離すと蜜柑の紅潮した顔と潤んでとろんと薄く開いた瞳がボクの目に映った。


狛枝「……誘われるような事されたら、こんな場所だからって気にせずボクも我慢が出来なくなっちゃうよ? ……流石に今日は自重しようと思っていたのにさ……」

罪木「ふぇ……」

罪木「……」



直後コンマ判定
奇数で罪木から更に反応有り
単発可

今回はこの辺で

罪木「……自重……なんて……」

狛枝「……?」

罪木「……」

罪木「自重も、我慢も、する必要なんかないですよ……?」

罪木「凪斗さんがしたい事をして、凪斗さんが望む事を私に望んでくれればいい……です」

罪木「私にとってもそれが一番の望みなので……」

狛枝「……」

罪木「うゆ……どうしますか? 私は、どうしたらいいんでしょうか……?」


蜜柑はボクの手の甲を撫でていた指先を膝へと移動させて同様に撫で付けさせながら上目遣いでボクの顔を覗き込み、尋ねた。




次の行動等
安価↓

狛枝「……うん。じゃあ、こっちにおいで」

罪木「ふぇ……こっちって……?」

狛枝「ボクの膝の上、だよ」

罪木「お、お膝の上……凪斗さんの……」

狛枝「ほら、遠慮しないで」

罪木「ふ、ふえぇっ……! ……し、失礼しまぁす……」


手をぐいっと引っ張ると蜜柑はボクを背にして控えめに膝の上へと腰を落とした。



触る体の部位
右手は安価↓
左手は安価↓2

罪木「あ、あの……これで……?」

狛枝「うん。オッケーだよ」

罪木「お、重くないですかぁ?」

狛枝「全然。そういうのは気にしないでいいし……後はこっちで好き勝手させてもらうからね」

罪木「ひゃう……っ」


後ろから手を回して彼女の胸を服の上から両手で鷲掴むようにして触れると、蜜柑は一瞬高い声を上げた。


狛枝「……やっぱり蜜柑のここは柔らかくて大きくて希望が沢山詰まっているね」

罪木「……ぁ……あっ、ん……っ!」


そのまま寄せて上げるように揉む動作を繰り返すと、蜜柑は身体をもぞもぞさせながらボクの両手に自分の両手を重ねてこちらを焦ったそうな表情で振り返った。


罪木「ぁ……んんっ……あの……っ」

狛枝「……ん?」

罪木「ふ、服の上から……で……いいんですか……?」

罪木「……ち、直接触って……くれても……っ」

狛枝「安価↓」

狛枝「蜜柑はエッチだね……」

罪木「っ……ひぅ……ぁ……っ!」


耳元で低い声で囁きかけ頬へとキスを落とす。

そしてそれに怯んだ隙を突いて蜜柑の服の裾から手を滑り込ませて望み通りに直接触れ揉みながら先端部分も指先で触って遊び始めると、身を捩らせて甘い喘ぎ声を断続的に響かせ始めたのだった。


罪木「あっ……ぁ、あ……ひっ、ぁん……っ!」

狛枝「ふふ、気持ちイイのかな?」

罪木「んっ……な、凪斗さんの手付きの方がっ……エ、エッチですぅ……っ!」

狛枝「そう? ……けど、お気に召しているみたいで何よりだよ」

罪木「ひぁっ、あぁん……っ!」


先端を弄る指先に力を加えてキュッと摘まんで擦り付け続けると蜜柑はびくんと身体を揺らして仰け反った。

そして……



直後コンマ判定
奇数で罪木からも何か動作が

>>39が単発でID証明がないので>>40のコンマで進みます






罪木「あっ、あんっ……はぁっ、ん……やぁ……らめぇ……」

狛枝「……」

狛枝「蜜柑のエッチな反応……本当に可愛いよ……」

罪木「は、はずかしいれすぅ……」

罪木「……で、でも……っ……な、凪斗さん……だって……」

罪木「ここ……とってもエッチな反応……してますよぉ……?」

狛枝「っ……」


蜜柑は不意に腰を浮かせて座る位置をずらし後ろへ手を伸ばして、ボクの股間をまさぐるようにズボンの上から掌を撫で付けてから器用にジッパーを下げて勃ち上がりかけているそれに指先を絡ませ緩やかに擦り上げ始めた。


罪木「ふふっ……私のおっぱい……そんなに興奮するほど……好きですかぁ……?」

罪木「……だ、だったら……挟むの、とか……どうですかぁ……凪斗さんも、少しでもきもちよくなりたいですよね……?」



どうするか安価↓

狛枝「……ボク如きがキミのような人にこんなお願いをするのは図々しいのかもしれないけれど……」

狛枝「キミの希望に包まれるなんて、これとない幸運だよ……」

罪木「ほ、本当ですかぁ? ……だったら……」


蜜柑はそわそわしながらボクの膝から下りて向き合うように座席の下で屈むと服のボタンを外して胸元を肌けさせる。

そして、ブラジャーはしっかり付けたままその下へボクのモノをくぐらせて谷間に挟み込んだ。

彼女の胸とその胸の大きさに対してなんだかサイズが合っていない小さめのブラジャーがボクの熱を圧迫している……。


罪木「こうした方がより密着出来ますよね……」


蜜柑はボクを見上げて呟くとその状態で両胸を手で寄せながら挟んで埋まらせたそれを一定のスピードで擦り上げ始めた。


罪木「んっ……んっ……ぁ……また……おっきくなってきてますね……」

罪木「……私、大きすぎるものは苦手ですけど……凪斗さんのは好き……ですよ……えへへ……」


張り詰めるそれを見て満足そうに笑みを浮かべながら、蜜柑は擦り上げる動きを徐々に早めてちらちらと見上げながらボクの様子を窺った。


罪木「……うゆ……このまま出したいならそうしてくれてもいいですよぉ? こんなゲロブタ、存分に汚してくれて結構ですからぁ……」

狛枝「安価↓」



単発可

狛枝「……あんまり自分を貶める言い方はして欲しくないな」

狛枝「キミは十分魅力的だよ?」

罪木「ふぇ……」


頭を優しく撫でながらそう伝えるとおどおどしながら彼女は目を伏せて胸で刺激する動きも弱まってしまった。


罪木「ご、ごめんなさい……どうしても癖で……」

罪木「……けど、それを言うなら凪斗さんだって、すぐに自分の事をゴミクズだとか……そういう風な言い方をするのはやめて欲しいですぅ……」

罪木「……どれだけ納得出来ない事を言われても、されても、傷付けられても……やっぱり私は凪斗さんの事が……大好きですから……あまり自分の事を蔑まないでください……」

狛枝「……ありがとう」

狛枝「やっぱりボクたちは何処か似通っているところがあるみたいだね」

罪木「……そうですね……えへへ……」

罪木「……」

罪木「でも、えと……本当に汚しても大丈夫ですよ? ……それとも、こんなんじゃ物足りないですか……?」

狛枝「っ……」


蜜柑は両胸を更に押し付けるように両手に力を加えて、擦り付ける動きを早めていく……。



この後どうするか
安価↓~3まで

パイズリフェラ→口内射精

どう考えても顔射一択

>>51

おおう……なんかごちゃごちゃしてよくわからない事に

とりあえず今回は直後コンマが
奇数で>>51
偶数で>>52

狛枝「……ううん……そんな事ないよ……っ……けど、やっぱりそのまま汚すのは申し訳ないから……」

罪木「……ぁっ」

罪木「……ん、んんっ……!」


蜜柑の頭を撫でていた手を押さえ付けるようにして口元に熱を寄せる。

すると彼女は、口に近付いたその先端に舌を這わせながらも胸を寄せて擦り続けた。


罪木「……ぅゆ……お口の中に……れすね」

狛枝「っ、うん……そう……っ」

罪木「んんっ……ちゅ……わかり、まひたぁ……っ」

狛枝「は、ぁっ……あまり口付けながら……喋られると……っ」

罪木「……ふふ……っんぅ……んっ、んっ……」


蜜柑はボクの様子を見上げて僅かに笑みを浮かべながらボクを追い上げる動作を続けていく。

生温かい濡れたその感覚に対して、ボクの熱は素直に反応を示し、そして……


狛枝「蜜柑……もう……っ」

罪木「んっ……出そうれすかぁ?」

罪木「……じゃあ、ぱくってしちゃいますぅ」

狛枝「う、ぁ……っ」

罪木「んっ、ちゅっ、んぅっ、んんっ……」

狛枝「っ……く……ぅ……はぁ、あっ……!」

罪木「ん、んんん……っ!」


口内に深く咥え込んで頭を上下させる動きと共に胸を更に強く押し当て擦り付けられると……それからすぐに呆気なく果てて気付いた時には蜜柑の口の中へと全て吐き出した後だった……。


罪木「……ふぁ」

狛枝「んっ……はぁ……」

罪木「うゆぅ……濃厚なのが出ましたね……えへへ……」


蜜柑は口の中へ指を入れて吐き出したそれを糸を引きながら手に出してうっとりした表情で見つめた後、口端から垂れているのも丁寧に指先で拭き取って舐めて全部飲み込んでしまった。


罪木「……ふゆぅ……どうでしたか? 気持ちよかっ……ううん、満足出来ましたか?」



どうこたえるか
↓~3まで自由

有り難う…凄く満足したよといいそのまま一緒に寝る
言葉はお任せ

罪木はエロい子

うん…すごく気持ち良かったよ…。最高だね…。(罪木の頭なでなでしながらねっとりと恍惚の表情で)
…そんなに美味しかった?僕の。

>>65>>66
選択安価↓
単発と>>65>>66のIDは無効

再開は22:30頃を予定

狛枝「有り難う……凄く満足したよ」

罪木「……それなら良かったですぅ……えへへ」


蜜柑は肌けていた服を整えていてボクも同様に身なりをきちんとして終わったタイミングを見計らい手を引いて今度は向かい合うような形で再度蜜柑を膝の上に座らせた。


狛枝「……このまま少し寝ちゃおうかな」

罪木「うゆ……映画はいいんですかぁ?」

狛枝「途中から観て無かったしね……」

罪木「そうですね。私も一度観た映画なので内容は知ってますから別に無理に観なくても……」

狛枝「え? だったら言ってくれれば良かったのに……」

罪木「あっ、い、いえ、そのぉ……もしかしたら、凪斗さんの怖がるところとか見られるのかなぁって、ちょっと期待してて……」

狛枝「……おちょくる気だったのかな?」

罪木「ち、違いますよぅ! ……ホラー映画を怖がる可愛い一面があったりしないのかなぁって思っただけで……」

狛枝「残念ながら、怒ってたキミの方が何倍も怖く感じたかな」

罪木「ひ、酷いですぅ……!」

狛枝「あはは、ゴメンゴメン。そんなに怒らせたのはボクだものね」

罪木「うー……」

罪木「もう……終わるまでこのままで一緒ですからね」ギュッ

罪木「……」スリスリ

狛枝「ふふ、いいよ。このままで」ナデナデ

罪木「ふゆぅ……」

狛枝「あと少しの間だけど……おやすみ」


お互い抱き締め合い、蜜柑の髪の毛を優しく撫でながら目を閉じた。

……


直後コンマ判定
偶数で、映画が終わった後誰か(二人組)にこの現場を目撃される

単発可

……


狛枝「……」

狛枝「ん……ふぁ……」

狛枝「……んん……?」

狛枝(あれ……いつの間にか本格的に寝ちゃった……かな?)

狛枝(まだ劇場内は暗いけど……って、見た限り一度終わってから再度最初から始まっちゃった感じかな……このシーン、さっき見た記憶が……)

狛枝(……それよりも、蜜柑は……)


直後コンマ判定
偶数だと罪木はまだ膝の上で抱き付きながら寝てる

単発可

罪木「……ふゆぅ……」スヤスヤ

狛枝(うーん……まだぐっすりか……)

罪木「……ふふ……えへへ……」ギューッ

狛枝(しかも、なんだか幸せそうな夢を見ているみたいだね……ああ、もう、小さな子供みたいによだれ垂らしちゃって……ふふっ)ゴシゴシ

罪木「うゅ……んんっ……」

狛枝(……さて、これはどうしようかな)



どうするか↓~3まで
コンマが一番小さいレス採用

デコチューで起こす

え、>>53
>>83の間違いではなく?
一応確認

狛枝(……こんな場所でずっと寝かせておくわけにもいかないよね。空調が効いて結構寒くなってきてるし)

狛枝「……蜜柑。蜜柑、起きて」


優しく語りかけ額へとキスを落とすと、蜜柑の瞼がぴくっと震えてうっすらと開いた。


罪木「ふえ……」

狛枝「そろそろ出るよ」

罪木「……ふゆ……だめですよぉ……ひとりだけで勝手に……」ムニャムニャ

狛枝「寝言? ……ほら、寝ぼけてないでちゃんと目を開けてよ」

罪木「んん……?」

罪木「ふえ……あれ……?」

狛枝「おはよう。起きた?」

罪木「……」

狛枝「蜜柑?」

罪木「……うゆ……夢、ですかぁ……」

狛枝「なんだか幸せそうな夢を見ていたみたいだね。邪魔しちゃって悪かったけど……そろそろ行かないと、自由時間もそろそろ終わる頃だろうし」

罪木「……」

罪木「そうですね……もう行かないといけませんね」

罪木「……だったら、あの」

狛枝「ん?」

罪木「う、腕を組んで……」

罪木「……」

罪木「……う、うゆ……やっぱりなんでもありませぇん……」

狛枝「安価↓」

おっと日付けが変わってた





狛枝「蜜柑はどんな夢を見てたの?」

罪木「ふえっ、ゆ、夢……ですかぁ!?」

狛枝「うん。とても幸せそうだったからちょっと気になって」

罪木「……うゆ」

罪木「あの……えっと……笑わないでくださいね?」

狛枝「笑ったりなんかしないよ」

罪木「……」

罪木「わ、私たちの……あ、赤ちゃんと過ごす夢……ですよぉ」

罪木「少し成長してやっと立ち歩き出来るようになった頃だったみたいで……けど、勝手に一人でお外へ行こうとしたから慌てて止めたところで目が覚めましたぁ……」

狛枝「へぇ……」

狛枝「夢の中じゃ、どんな子だったのかな? ボクたちの子は」

罪木「凪斗さん似の男の子でしたよぉ。髪の毛がふわふわしているところなんか本当にそっくりで……とっても可愛かったですぅ。えへへ」

罪木「歩き慣れてないからかすぐ転んじゃって、けど泣きべそかきながらも一生懸命歩こうとする姿とか本当に本当に……」

罪木「……あっ、ご、ごめんなさぁい! 一人で勝手にはしゃいじゃって……まだまだ気が早いですよね……」

狛枝「安価↓」

キリが悪いですが今夜はここまでです

狛枝「そうだね……まだ早いよね……」

狛枝「待ち遠しくて仕方がないよ。いっそのこと、明日にでも産まれてきてくれればいいのに……なんてね」

狛枝「……そうすれば、この手で抱いてあげられるのに……」

狛枝(両手で……ボク自身の手で、ね……)

罪木「凪斗さん……?」

狛枝「……」

狛枝「キミにも、ずっと覚えていて欲しい」

罪木「ふえっ、な、なんですかぁ?」

狛枝「ボクとここで、こうしてボクの手を繋いで一緒に歩いた事を……ボクの手の感触もぬくもりも。何者でもない、ボクの手がキミを求めて、触れていたんだって事を……」


左手で蜜柑の手を確かにぎゅっと握り締めながら告げると、彼女は不思議そうにそして何処か不安げにボクの顔と手を見比べてボクへと寄り添った。


罪木「そ、そんなの当たり前じゃないですかぁ」

罪木「私は他の誰でもない、凪斗さんのこの手が……凪斗さんの事が大好きですよ」

罪木「……でもね、赤ちゃんが産まれてきたら暫くはそちらにかかりきりなっちゃうと思うんですぅ」

罪木「だ、だから……それまで独り占めするなら……今しかないですよぉ?」

狛枝「……」

狛枝「そうだね……子供に取られちゃうのは仕方が無いけど、やっぱり悔しいから今のうちにボクも沢山構って……キミにも沢山構ってもらわないと」

罪木「えへへ……」

罪木「……」

罪木「この子にきょうだいを作ってあげる気なら……尚更ですけど。やっぱり、子供は沢山欲しいですか?」

狛枝「安価↓」

狛枝「そうだね、やっぱり2人は欲しい 」

狛枝「一人にありったけの愛を二人で注ぐっていうのもいいけれど、一人っ子って寂しいんじゃないかなって思うし……」

狛枝「けど今からあまり欲張るのも罰が当たりそうだ。まずは今の子が無事に産まれてきてくれてから。全てはそれから、だね」

罪木「ふふっ、そうですねぇ。……あっ、今お腹にいる子が双子ちゃんとかだったらいっぺんにお願いが叶っちゃいますよね」

狛枝「……双子、かあ」

罪木「やっぱり一度きちんとエコーで確認してみたいですぅ……ウサミさんに相談はしてみたんですけれど」

狛枝「やっぱり、ウサミには話をしていたんだね……妊娠のこと」

罪木「は、はい……迷惑はかけたくなかったけど、言わない方がもっと迷惑になるかもと思ったので……ありえない、ってすごく困惑されましたけどね」

狛枝(……ありえない……)

罪木「と、とにかく今は体調管理には十分気を付けますねぇ」

狛枝「……」

狛枝「そうだね。お腹の子は勿論、キミ自身に負担をかけるような真似はボクも気を付けるって改めて誓うよ」

狛枝「だから、ボクを盾にして、支えに使いながら一緒に帰ってよ」

罪木「ふぇ……?」

狛枝「腕組んで行きたかったんだよね?」

罪木「あっ……えと、その……」

狛枝「それなら、キミをきちんと守ってコテージまでエスコートするのはボクの役目だよ」

狛枝「前から言っているけど、我慢はしなくていいんだ。思っている事をはっきり口にしてくれていいし、ボクに対してならいくらでも行動に移してくれていい。それもストレスを溜めない体調管理のひとつだよ」

罪木「うゆぅ……わ、わかりましたぁ……」

罪木「……だったら……あの……」

狛枝「ん?」

罪木「す、少し顔を……こっちに……」


言われるままに顔を寄せて近付くと、蜜柑の顔も近付いてきて……。

気付くと蜜柑の唇がボクの唇に確かに重なって暫くの間確かなキスが続き、顔が少し離れると頬を染めながら彼女は呟いた。


罪木「急にごめんなさい……わ、私の方からこういう風に凪斗さんにキスした事ってあまりなかったかなぁって思って……」

罪木「……デート、楽しかったから……その気持ちを、っていうのも変なのかもしれないけど……あの……」

罪木「……」

罪木「ありがとう、ございました。今後とも、末長くよろしくお願い出来たら……とっても嬉しい……ですぅ」



どうこたえるか↓~3まで
本日一度目の安価なので単発可

狛枝「ボクの方こそありがとう、必ず幸せにするから……こんなゴミク……ボクだけどよろしくね」


手の甲にキスを落とした後彼女を抱き寄せ言葉の続きを囁く。


狛枝「愛してるよ、蜜柑」

罪木「ふ、ふぇ……」

罪木「……」


すると蜜柑はボクの中で恥ずかしそうにオロオロしながら……けれど次第に顔を伏せて黙り込んでしまった。


狛枝「……蜜柑?」

罪木「……」

狛枝「……」

狛枝「今度はどうしたの?」

罪木「……いえ……その……」

罪木「凪斗さんの言葉は、とても嬉しいんですけど……やっぱり……」

罪木「……その言葉って、小泉さんや七海さんにも言ってるんだな、って考えちゃったら……」

狛枝「……」

罪木「……」

罪木「こんな事まではっきり言っていいのかとも思ったんですけど……言っておかない方が後悔しそうなので……言っちゃいます、ね」

狛枝「……うん」

罪木「私、やっぱりまだ……小泉さんの事も七海さんの事も、容認する気持ちは持てないみたいです……ご、ごめんなさい」

罪木「……」

罪木「けど、それでも……凪斗さんが私を幸せにしてくれるっていう気持ちに嘘がなくて、本当に私を幸せにしてくれるのなら……今はそれだけでも信じていようかなって、信じたいって思っています」

罪木「……前にも言った通り、どうしても嫉妬する気持ちは抑えられないと思うけれど、それくらいだったら私にも出来る筈だから……」

罪木「ふゆ……こんな私なんかが凪斗さんの事を好きでい続けて……ごめんなさい……」

罪木「けど、凪斗さんが譲らないのと同様に私にとっても簡単に譲れるものではないから……その……」

罪木「っ……ふぇ……ごめんなさぁい……」




どうするか↓~3まで
本日一度目の安価なので単発可

狛枝「ありがとう。本当なら、これで捨てられてもおかしくないのに、信じてくれるんだね? 」

狛枝「……今はその、ボクを信じてくれるって言葉が聞けただけで十分だよ」

狛枝「だから謝らないでほしいな、キミが悪いわけじゃないんだから 」

狛枝「でもそういう風に言いたいことがあればぶつけて欲しいな」

狛枝「ちゃんと受け止めるから 」

狛枝「今度こそ、その信用を裏切らないようにするから、 ボクを見ていてね」

罪木「っ……は、はい……」

罪木「凪斗さんこそ……私のこと、見ていてくれなきゃ……やですぅ……っ」


蜜柑はボクを真正面から強く抱き締めて涙目になった顔を擦りつける。

ボクは言葉で返事をするかわりに彼女をきつく抱き返して……しばらくそのまま時間が過ぎていった。


罪木「……うゆ……もう少し、このままでいさせてください」

狛枝「ここ、クーラーで寒くない?」

罪木「……大丈夫ですよぉ」

罪木「凪斗さんがいるから寒くないですぅ……えへへ……」


……

蜜柑の気が済むまで抱き締め合ったままでいた後、手を繋ぎ腕を組みながら映画館を後にし一緒に歩いている途中、蜜柑がふとボクに尋ねた。


罪木「あの……今夜の花村さんのディナーに招待されているのって凪斗さんも……なんですよね?」

狛枝「うん、そうだよ」

罪木「ディナーの時間までもう少し時間がありますよね。その間、どうしましょうかぁ」

罪木「……」

罪木「わ、私のコテージで一緒に……」

狛枝「えっ……と、ゴメン。実はディナーの時間前までバンドの練習に参加するから……」

罪木「ふぇ、またバンドやるんですかぁ?」

罪木「じゃあまた凪斗さんの歌声が聞けるんですねぇ。今度はお腹の子も一緒に聞いてますからね、えへへ」

狛枝「うーん……また激しめの曲調みたいだから胎教には適してないんじゃないのかな」

罪木「そ、そんな事はないですよぉ。この子だって、パパの歌声ならどんな曲でもきっと気に入って……」

狛枝「……そうかな? だったらまた練習覗きにきてみる?」

罪木「えっ、お邪魔しても……」

罪木「あっ」

狛枝「?」

罪木「……え、えと……バンドのメンバーって前と一緒……ですか?」

狛枝「前のメンバーに更に左右田クンが加わってるよ」

罪木「……そう……ですかぁ……」

罪木「……」

罪木「だったら私……やっぱり邪魔になっちゃうかと……きっと、練習に集中出来なくなっちゃうと思いますよ」

罪木「……七海さんが」

狛枝「!」

罪木「だから……あの……」

狛枝「……」



1、それでも連れてく
2、一度別れてディナーまで待っていてもらう


↓~3までコンマが一番大きいレス採用

2かなぁ…

1

>>140のID証明が無かったので>>139の選択2を採用



狛枝「……わかった。申し訳ないんだけれどディナーの時間まで待っていてくれるかな」

狛枝「今回は蜜柑も本番までのお楽しみって事にしておこうか」

罪木「……はい」

罪木「あの、それなら私……先に行きますね」

罪木「練習の応援出来ないのは残念ですけど……それじゃあ……」



別れる前に何かあれば↓~19:50まで、コンマが一番大きいレス採用
特に何も安価がなければそのまま別れます

狛枝「うん、またね」

罪木「ふぇっ」

蜜柑が去ってしまう前に頬に別れの挨拶代わりのキスをして、驚く彼女へと微笑みながら言葉を続ける。


狛枝「ディナー楽しみにしてる」

狛枝「待ってる間とびきりのオシャレをしてきてくれると嬉しいな 」

罪木「オ、オシャレ……?」

罪木「……」

罪木「わかりましたぁ! が、がんばりますぅ!」

狛枝「あっ!」


蜜柑はキスをした頬を押さえ真っ赤になりながら走り去っていく。


狛枝「転ばないように気を付けるんだよ!」


聞こえているかはわからないけど蜜柑にそう叫び呼び掛けながら走っていく後ろ姿が見えなくなるまで見届けてから、名残り惜しくもバンドの練習に向かう事にした。



*罪木さんと仲良くなりました


……

*幸運ポイントが1174ptになりました

*不幸ポイントが1849ptになりました



ライブハウス


澪田「お、凪斗ちゃんこんちらーっす! 今日は早い登場っすね」

狛枝「ん? まだ澪田さんと左右田クンしか集まってなかったの?」

左右田「おー、今日は自由時間にここで澪田と練習してたんでな」

狛枝「気合い入ってるよね、左右田クン」

左右田「ったりめーだろ! これもどれも全部ソニアさんの為だ!」

左右田「狛枝もギター、トチらないよう練習サボんなよ」

左右田「なんならオレが個人練習付き合ってやったっていーぜ!」

狛枝「ありがとう。考えておくよ」

澪田「さてさて、創ちゃんと千秋ちゃんはまっだかなー?」


直後コンマ判定
奇数で日向と七海が一緒にやってくる
偶数で日向だけやってくる
単発可

澪田「……あ、来たみたいっす!」

日向「なんだ、今日は俺たちが一番遅れて来た感じか?」

七海「オッス」

左右田「おせーよ、日向も七海も!」

日向「い、いや……七海が自由時間に昼寝しちまってさ……」

七海「うん、ついさっき起きたばっかりなんだよね。ごめんね、左右田くん……ふぁ」

澪田「おやおやー? もしかして、創ちゃんと千秋ちゃん、日向ぼっこデートでもしてたんすかねー? ニヤニヤ」

日向「デ、デートって……」

七海「うん、そんなところ……だと思うよ?」

日向「七海!」

左右田「けっ……別に羨ましくなんか……羨ましく……なんかっ……」

澪田「和一ちゃん、涙目になりながら言ったって説得力がないっすよ」

左右田「ウッセ、ウッセー!」

日向「そんな話はいいから練習だろ、練習!」

澪田「あ、そうすっね。時は金なりっすもんね」

澪田「んじゃー、始めるっすよー!」



1、澪田と練習する
2、日向と練習する
3、七海と練習する
4、左右田と練習する


↓~20:40まで
コンマが一番小さいレス採用
一緒に練習したい相手に話したい話題があれば一緒にどうぞ

狛枝(千秋に話しかけて……みようかな)

狛枝(返事してくれるのかさえ不安だけど)

狛枝「千、……」

狛枝「七海さん」

七海「……うん?」

七海「どうかした?」

狛枝「え……えっと……」

狛枝「……よかったら……その……」

七海「一緒に練習?」

七海「うん、いいよ」

狛枝(……あ、あれ?)

狛枝(とっても普通の反応だ……何事もなかったかの……ような……)

狛枝「……」

七海「……」

七海「何? どうかした?」



七海に何を言うか↓~自由
21:05まで
コンマが一番小さいレス採用
時間内にレスがない場合は直後レス採用

狛枝「七海さん……昨日のことはゴメンね……」

狛枝「七海さんが無理してるように見えて……何していいか分からなくて動転していたんだ……今更こんなこといっても言い訳にしかならないかな」

狛枝「蜜柑とは、仲直りしてきたよ」

狛枝「……真昼とも、必ず話をつけるから、待っていてくれないかな」

狛枝「今キミはボクと話もしたくないかもしれないけど……ボクはキミと仲直りしたい、昨日は……ほんとにごめん 」

七海「……」

七海「一応、素直に反省はしているみたいだね」

七海「それなら……別に、いいよ」

狛枝「ほ、本当に?」

七海「……うん」

七海「私だって何時迄も怒っていたいわけじゃないし……だから何事もなかったように接したつもりだったのにいきなり謝ってくるんだもん。びっくりしたよ」

七海「……怒ってる時間分だけムダになっちゃうからさ、狛枝くんと過ごせる時間が」

七海「だからこれでこの話はもうおしまい。ね? 狛枝くんが昨日言ってた言葉も……無かった事にするから、それでいいよね」

狛枝「安価↓2」

狛枝「……ありがとう」

狛枝「キミには本当、何度感謝すればいいのかわからないね」

狛枝「……今度こそ、ちゃんとやるべきことをしてくるよ 」

七海「私に感謝なんてしなくてもいいよ」

七海「それより、そう決めたんだったらやるべきことをするべき時にきちんとやろう。今はバンドの練習なんだから、気持ち切り換えて。わかった?」

狛枝「……うん」

七海「よし。じゃあ始めるよ。……ところでギターの方は順調なのかな?」

狛枝「まだ簡単な弾き方くらいしか……」

七海「だったら私と練習するよりもまず澪田さんと練習を重ねた方がいいんじゃないのかな」

狛枝「……それもそうだね。澪田さんのところへ行ってくるよ」

狛枝「もう少し上手く弾けるようになったら……一緒に練習しよう」

七海「うん。いってらっしゃい」

狛枝「いってきます」

七海「……」


……



*澪田さんと日向くんと七海さんと左右田くんと少し仲良くなりました

狛枝(……さて、練習も終わった事だし花村クンのディナーへ向かおうかな)

狛枝(そういえば、蜜柑にオシャレして……なんて言ったけど、花村クン主催のディナーならきっと本格的に、こう、格式ある感じのやつ……なんじゃないのかな)

狛枝(ボクも一応きちんとした身だしなみで行くべきなんただろうか)



どうするか安価↓

狛枝(うん。正装していこう。マーケットにそういう服くらい置いてあるかな。まだ時間も余裕ある事だし行ってみよう)



マーケット


狛枝(さて……正装に相応しい服は、っと……)

狛枝(……うん? あれは……)



直後コンマ判定
ゾロ目以外の奇数で罪木と遭遇
ゾロ目以外の偶数で罪木、澪田、日向、七海、左右田以外の誰かと遭遇
ゾロ目ですぐに正装出来そうな服を発見


ゾロ目以外の偶数だった場合遭遇する上記以外の人物を書いて直後レスしてください

狛枝「あった。この服なら大丈夫そうだ。……一応、試着して……」


……



狛枝「うん。ボクのサイズにピッタリだ。服に着られている感はあると思うけど、それ以外は特におかしい点もないと思うし……よし、これでいこう」


*白いタキシードを手に入れました



……


レストラン


狛枝「花村クン、こんばんは。招待ありがとう」

花村「やあやあ、狛枝くん……おおぅ!?」

花村「わざわざオシャレしてきてくれたんだね! いいよいいよー、かっこいいよー、美男子の正装……ヨダレが止まりませんなぁ」

狛枝「まだボクしか来ていないのかな?」

花村「うん、罪木さんはまだだよ。来てくれるのかなぁ」

狛枝「大丈夫だよ、きっとすぐに……」



罪木「こ、こんばんはぁ……」

花村「……お?」

狛枝「!」

花村「おおっ!?」

罪木「こ、今晩はお招き……ありがとうございますぅ……」

花村「つ、罪木さんだよね!?」

罪木「えっ、あのっ、……はい……」

罪木「うゆ……やっぱり、私だってわからないほどおかしな格好でしたか……?」

花村「あ、ううん! 違うよ! そういう意味じゃなくてさ……ねぇ? 狛枝くん」

狛枝「……うん」


蜜柑は白い胸元を強調するような白いドレスにそれに合わせた白いリボンでポニーテールをして薄っすらとだけれどお化粧までしている。

けれど普段慣れていない格好だからなのかもじもじと恥ずかしそうにボクたちから視線を逸らしていた。


罪木「あ、あのっ……精一杯着飾ったつもり……なんですけど……その……目の毒にしかならなかったらごめんなさぁい……」



どうするか↓~3まで自由

狛枝「素晴らしいよ!」

狛枝「何時もの服装から着替えて少しお化粧をするだけで女の子はこんなに見違えるんだね……とっても希望に溢れているよ!」

狛枝「……オシャレしてきてくれてありがとう。とても似合っているし……綺麗だよ」

罪木「ふ、ふぇっ……!」

花村「?」


最後だけ蜜柑の耳元でこっそりお礼の言葉を告げると、彼女は縮こまって更に恥ずかしそうに顔を赤らめてしまった。


花村「さあさあ、二人とも座って! 料理の準備はバッチリだから」

花村「狛枝くんのリクエストの骨付き肉もあるし、罪木さん用に緑黄色野菜をふんだんに使ったスープもあるからね。少し薄味にしてあるよ」

花村「他にも色々あるし、おかわりが欲しかったら遠慮なく言ってよね。それ以外はボクも一緒にディナーを楽しむつもりだから」


三人で席に着きディナーを楽しむ事にした。



ディナー中に出た話題等、安価↓

今夜はここまで

狛枝「本当に今夜は色々な料理が並んでいるね。果たしてボクたちだけで食べ切れるのかな」

罪木「本当ですぅ……栄養面重視してバランスよく食べないと……私、お肉じゃなくてお魚もらいますねぇ」

花村「はい、どうぞ。料理に使っている魚は釣れたてフレッシュなものだからね」

狛枝「花村クン、釣りなんかするんだ」

花村「するっていうか、せざるを得なかったっていうか……マーケットにも魚はあったんだけど、鮮度管理がなってなくてね」

花村「一流の素材を一流の腕で料理するのがボクのさだめだからね。妥協なんかしないよ、フフン」

狛枝「さすがだね」

罪木「こだわりですねぇ……うわぁ、本当に美味しいですぅ」

花村「あったりまえだよ」

罪木「これ、なんのお魚なんですかぁ?」

花村「この地域でしか見られない貴重な魚だって。ボクも初めて見た魚だったよ」

花村「他にも色々と珍しいものが釣れたし、今日は大収穫だったね、ンッフッフ~」

狛枝「それがこの食卓に並んでいるって事かな」

花村「まあね。けど、個人的に楽しみたいものはこっちで管理しているよ」

罪木「個人的に……」

狛枝「楽しみたいもの?」

花村「うん。例えばコレとか」ピラッ

罪木「ス、スクール水着ですかぁ!?」

狛枝「一体誰の……しかも、女子のならまだしも男子用のだし。いや、女子のスクール水着を持ち歩いているのも相当だけど……」

花村「そうだよ! 同じ男子のものだから持っていても怪しまれないんじゃないか! ちなみにこれは弐大くんのもののようだね」

罪木「返してあげないんですかぁ……」

花村「ナンセンス!」

狛枝「泳いでいる最中に流されたものだとして、弐大クンはそこからどうやって帰ったんだろうね……あまり考えたくもないけど」

花村「あとはコレとか」ピラッ

狛枝「何それ、手拭い?」

罪木「それ……まさか布オムツじゃ……」

花村「そうみたいだね。誰のものかは名前が書いていないからわからないけど、この中にオムツプレイに興じている人がいるかもってかんがえたら、ヨダレが止まりませんなぁ!」

狛枝「なんで真っ先にボクたちのものかもしれないって考えるんだろう」

罪木「ふえぇ……」

花村「後はまあオーソドックスにコレとか」ピラッ

狛枝「ああ、うん……なんていうか、見るからに女性ものの下着だね」

罪木「はうぁっ……!?」

狛枝「!」

狛枝「ど、どうしたの!? 急に大声を上げて」

罪木「そ、そのパ、パンツ……」

罪木「私のパンツですよぉ!」

狛枝「!?」

花村「え、本当? やったあ」

罪木「やったあじゃないですぅ! か、返してくださぁい!」

花村「えー、そんなぁ」

罪木「というか、どうしてどれもこれも濡れたままで持ち歩いているんですかぁ!?」

花村「何言っているんだよ、洗濯したらどれも意味のないものばかりじゃないか!」

花村「あ、もしパンツが足りないんだったらこれとぼくのパンツ、トレードするかい?」

罪木「しませぇん! か、返してくださぁい!」

花村「そんなあ……」

狛枝「……花村クン」

花村「ん?」

狛枝「安価↓」



本日一度目の安価なので単発可

狛枝「返そうよ、ね?」

狛枝「……ほら、彼女も折角今は機嫌が元通りになったのに、また怒らせたくはないでしょ?」ヒソヒソ

花村「あー……うん、それはそうだよね」ヒソヒソ

罪木「?」

花村「けどなあ」

花村「……」

花村「あっ、だったら代わりに狛枝くんのパンツで手を打つよ! 狛枝くんのパンツが手に入るなら罪木さんのパンツは素直に返してあげる!」

狛枝「えっ」

罪木「ふえっ!?」

花村「さあさあ、どうするんだい?」

狛枝「安価↓」

狛枝「仕方ない、今度会った時渡すよ」

花村「えっ、本当に!? 半分冗談だったのに……やったね!」

狛枝(半分冗談だったなら適当に誤魔化せるかな……)

花村「じゃあこれは罪木さんに返すよ。ごめんね」

罪木「えっ……えぇっ……?」

罪木「……」

罪木「あのぅ……もしかして、そういうの流行ってるんですかぁ……?」

狛枝「流行り? ボクはそういうのは聞いた事ないけど、どういう事?」

罪木「いえ、あの……日向さんともこの間……」

花村「あっ、もしかして、罪木さんも渡した? ぼくもつい先日さあ」

狛枝「えっ、日向くん? 何? なんの話なのかさっぱりなんだけど」

花村「その様子だと、狛枝くんはまだ日向くんと希望のカケラをMAXにしていないのかな?」

狛枝「いや、日向クンの希望のカケラは割と早い段階で全部埋めてる筈だけど……それがどうしたの?」

花村「あれぇ、おかしいな。日向くんと希望のカケラを埋め切ると……」

罪木「……パ、パンツを……あげるんですよぉ……」

狛枝「誰に?」

花村「日向くんに」

狛枝「どうして!?」

花村「そういうシステムなんだって」

狛枝(システムとは一体)

狛枝「……ボクはあげたりなんかしてないんだけど。それじゃあ二人は……」

罪木「え、えと……その……」

花村「もちろんあげましたとも! サービスで脱ぎたてのを!」

狛枝「そ、そうなんだ……」

狛枝(……ボクもあげるべきなのか……それが友情……希望の証? ……い、いや……そんな……)

花村「狛枝くん、そんなに目をグルグルさせてどうしちゃったの!?」

罪木「……」

罪木「あ、あのぅ……花村さんに……あげるんですかぁ?」

狛枝「……え、何を?」

罪木「パ……パンツ……を」

狛枝「え……い、いや、それは……」

罪木「……」

罪木「わ、私も」

狛枝「?」

罪木「私も凪斗さんのパンツほしいですぅ……!」

狛枝「!?」

花村「えぇっ!? まさかの罪木さんから大胆発言聞いちゃったよ!?」

罪木「あ、あぅ……だって日向さんはパンツは絆だって……」

狛枝(何を吹きこんでいるんだろう、彼は)

罪木「凪斗さんにだったらぐしょ濡れだろうが脱ぎたてだろうが私のパンツを代わりにあげますよぅ……!」

花村「だ、だったらぼくにも!」

罪木「それはやですぅ」

花村「アッハイ」

狛枝「……えー、と……」

狛枝「……」

狛枝「安価↓2」

狛枝「どうしても欲しいなら別にいいけどさ……パンツは別に絆ではないと思うんだけど」

罪木「そ、そうなんですかぁ!?」

花村「まあ、単純にコレクション目的とかなんじゃないかな。後は日毎に変えて頭に被ったりとか」

罪木「か、被るんですかぁ!? それが日向さん流の友愛の表現……?」

狛枝(なんだか日向クンの知らないところで日向クンの人物像がボクの中のも含めて激変しているんだけど……まあ、これは後でちょっと日向クンにお説教しておかないと、だね)

狛枝「えっと……とにかく、パンツなんかなくともボクたちは深い絆で結ばれていると思うし……」

花村「それはさりげないノーパン宣言なのかな!」

狛枝「パンツが無ければ絆がないなんて事もないんだよ。だから、花村クンにパンツあげるのはやっぱやめとくね」

花村「あれ!? さりげなく約束を反故にされた!?」

罪木「ふぇ……そうですかぁ……じゃあ、ゲロブタのパンツはなんの役にも立たないですね……」

狛枝「……」

狛枝「あ、あのさ、仮にもディナー中なんだからみんなしてパンツ連呼はもうやめよう!」

狛枝「せっかく揃って正装してきたのに色々台無しな気がするからさ……」

罪木「ごっ、ごめんなさぁい! こんな身の丈に合わない服なんてもう脱ぎますから許してくださぁい!」

花村「ひゃっほう! 狛枝くん、カメラは? カメラどこ!?」

狛枝(ああ、もう……静かに食事って雰囲気じゃないね……)

狛枝(……けど、気まずい雰囲気になるのは避けられたわけだし……まあ、いっか)

狛枝.(たまにはこういう賑やかすぎる食事も悪くはない……よね。……話題はもっと選ぶべきだったけど)


そのあとも花村クンと蜜柑と纏まりのつかない明後日な方向の会話を続けながらも、食事を楽しんだ。



*花村くんと、罪木さんと、仲良くなりました


……

そしてディナーも終わり、解散になってそれからすぐ……


罪木「……あ、あのう……凪斗さん」

罪木「今夜は一緒にいて、いいんですよね?」

狛枝「……もちろんだよ。今夜はキミのそばにいたいってボクも言っただろう?」

罪木「う、うゆぅ……」

罪木「そ、それじゃあ……何処で一晩一緒に過ごしましょうかぁ……」



何処で一緒に泊まるか安価↓

狛枝「じゃあ、ボクのコテージにくる?」

罪木「は、はい……あっ、この格好のままで行っても……?」

狛枝「安価↓」

狛枝「動きにくくない?」

狛枝「着替えてほしいかな」

罪木「そうですね……一度着替えに自分のコテージに戻りますぅ。花村さんから預かったずぶ濡れのパンツも置いてこないと……」

罪木「少し時間がかかるかもしれませんけど、待っててくださいねぇ」


そう言って蜜柑は自分のコテージにそそくさと戻っていった。



狛枝のコテージ


狛枝「……さて、一足先に戻ってきたわけだけど」

狛枝「蜜柑を待つ間、どうしていようかな……」



1、着替えてのんびり待つ
2、着替えてギターの練習
3、シャワーを浴びにいく
4、その他何かあれば


↓~21:05まで
コンマが一番小さいレス採用

狛枝「蜜柑が来るまで少し時間がかかるかもって言ってたし、その間に軽く汗を流しておこうかな……慣れない服装したせいか結構汗ばんでるし」


シャワー中……



直後コンマ判定
奇数でシャワー中にコテージのチャイムが鳴る
単発可


一度落ちます
再開は22時過ぎの予定

予告しておいて寝落ちてました、ごめんなさい





そしてシャワーを浴び終え出てからすぐ……




ぴんぽーん



狛枝「……あ、来たかな」

狛枝「ちょっと待って。今開けるよ」


ガチャ


罪木「お待たせしましたぁ……きゃっ!?」

狛枝「?」←裸で腰にタオル巻いて頭にバスタオルを置いて拭いている状態

罪木「はわわ……お風呂入ってるところ邪魔しちゃいましたか? ごめんなさぁい……」

狛枝「あ、ううん。もう終わったところだから。見苦しい格好だったね……ごめん。キミの前ならこんな姿でも平気で出られるからつい……」

罪木「うゆ……私もシャワー浴びてからくるべきでしたかね……明日の朝はシャワー借りるつもりだったからお風呂の準備はあるんですけど」

狛枝「色々荷物を持ってきたんだね」

罪木「お泊まりセットですよぉ。歯磨きとか、着替えとか……これで明日の朝はわざわざ自分のコテージに慌てて戻らなくても平気ですぅ」

狛枝「準備万端ってわけだね」

罪木「えへへ……あっ、お風呂終わったなら入浴後のマッサージでもしましょうか? それに、今日切った傷も改めて消毒して手当てしないと……」




このあとどうするか安価↓~3まで
コンマが一番小さいレス採用
本日一度目の安価なので単発可

狛枝「これくらいの傷なんとも……」

罪木「だ、だめですよぉ! 後で膿んだりしたら大変だし、それに怪我の原因は私なので……手当てしないと気が済みません」

狛枝「……そっか。それならお願い」


着替えをしてから蜜柑と向かい合って座り手を出し傷を診てもらう。

血は出たけれどそれほど深い傷では無かった筈だ。

それでも蜜柑は丁寧に消毒をして、綺麗に包帯を巻き少し大げさすぎるほどの手当てをしてくれた。


罪木「はい、終わりですよぉ」

狛枝「ありがとう」

罪木「……あの、本当にすみませんでした。私がはやまった真似をしたせいで怪我をさせてしまって……」

狛枝「いいんだよ。蜜柑が気にする必要はないし、これくらいの怪我で丸く収まったならむしろツイてると思うよ」

狛枝「……何よりキミに怪我をさせるような事がなくて良かった」

罪木「うゆぅ……ご、ごめんなさぁい……」

罪木「……」

狛枝「……」



それからする事も続く言葉も無くなってしまったボクたちは向かい合ったままじっとして少しの間緊張したような沈黙の時間を二人で味わう事になった。



直後コンマ判定
偶数で罪木がある事に気付く
単発可

罪木「……」

狛枝「……」

罪木「あの……」

狛枝「ねえ……」

罪木「な、なんですかぁ!?」

狛枝「い、いや、キミの方こそ何かな?」

罪木「いえっ、あのっ……気にしないで、くださいっ……は、話遮っちゃいましたよね……ごめんなさい……」

狛枝「ううん、ボクの方こそタイミング悪くてごめん……」

罪木「……」

狛枝「……」

罪木「凪斗さん……」

狛枝「蜜柑……」

罪木「ふえっ!? また邪魔をっ……くうきよめなくてごめんなさぁい!」

狛枝「そ、そんな事は……!」

罪木「こ、今度こそ凪斗さんからお先にどうぞぉ!」

狛枝「えっ……!?」

狛枝「……」

罪木「……」



どうするか↓~3まで
コンマが一番大きいレス採用

狛枝「えっと」

狛枝「……マッサージ、を」

罪木「は、はい? ……あっ、マッサージをすればいいんですかぁ」



1、罪木にマッサージをしてもらう
2、罪木にマッサージをしてあげる


安価↓

狛枝「……いや」

狛枝「ボクがしてあげるよ。……アレを、ね」

罪木「えっ……アレ……ですかぁ?」

狛枝「以前やってあげようかって言った事、あったよね。もう大分前になるけど」

狛枝「それをキミにしてあげるよ。何時も尽くしてもらっているし、今までストレスを溜めた分リラックスして欲しいからさ」

罪木「えっと、あっ……あの話の事ですかぁ。弐大さんに習った気持ちのいいこと、ですよね」

罪木「……」

罪木「それじゃあ、あの……お言葉に甘えても……?」

狛枝「うん。……下手だったら、ごめんね」

狛枝「ええと、それじゃあベッドにうつ伏せになってくれる?」

罪木「は、はい……よろしくお願いしますぅ」

狛枝(……ええと、確か背中のこの辺りを……親指で……)


直後コンマ判定
数値が高いほどアレのやり方が上手い
50以上で及第点
単発可

狛枝「……」

狛枝「どうかな?」

罪木「……うゆ」

罪木「そこは、あの……ちょっと、痛いですぅ……」

狛枝(.……あ。マズイ。これはあまりお気に召していない感じかな……)

狛枝「ゴメン……やっぱり素人がやるような事じゃなかったよね」

罪木「……」

罪木「あの、私が持ってきたバッグの中に……アロマローションがあるので、それ、使ってみてください」

狛枝「……ローション?」


蜜柑が持っていたバッグの中を覗くと、確かにそれらしいものがあるけれど……



直後コンマ判定
このレスのコンマ以上である事に気付く
このレスのコンマ以上で奇数だと、更に……
単発可

狛枝(このローション、つい最近何処かで見たような……さっきマーケットに行った時かな、いや……何処でだっけ……)

罪木「……」

罪木「……あの……脱ぎますね。そうしないと、使えませんから」

狛枝「!」


蜜柑はうつ伏せに寝ていた体を起こして背中を向けたまま上だけ脱ぎ、こちらをちらりと振り返った。


罪木「……うゆ……えっと、そのローション香りもいいし、効果も高いみたいなんですよぉ」

罪木「……凪斗さんにも使ってあげましょうかぁ?」

狛枝「安価↓2」

狛枝「ちょっと待って、これどこで手に入れたの?」

狛枝「……あんまり、使いたくないんだけど」

罪木「え? ……えっとぉ」



直後コンマ判定
奇数で、罪木のコテージのポスト入っていた
偶数で、小泉七海ウサミモノクマ以外の誰かから貰ったもの

偶数の場合誰から貰ったか上記以外の人物の名前を一名書いてレスしてください

飯風呂落ちします
そのまま寝落ちしなかったら23時くらいから再開したい

だめだね眠気にはかてないね





罪木「花村さんにもらったものなんですよ。今日のディナーに誘われた時に、ついでに一緒にいいローションがあるから良かったらこれどうぞ……って」

狛枝「花村クンから……ね」

狛枝(その花村クンは何処で手に入れたものだっていうんだろう……なんだか気になるけど……)

狛枝「花村クンからタダでもらった……しかもローションだなんて、よく疑いもせずに使おうって思うね」

罪木「えっ……だ、だって……」

罪木「……なんだか、怒ってます……か?」

狛枝「……」

狛枝「ううん。そういうわけではないよ」

狛枝「……わかった。キミがこれを使えばいいんだっていうなら、使うよ」

罪木「は、はい」

罪木「お願いしますぅ」


蜜柑はいそいそとブラジャーのホックを外して取っ払ってからベッドの上に再びうつ伏せになった。

それと共にローションの瓶の蓋を開ける。

それだけでも甘い不思議な香りがボクの鼻をくすぐった……。

それを手に取り蜜柑へと塗りつけながら背中を全体的にマッサージしていく。



直後コンマ判定
+26の値が50を超えると……
単発可

すると甘い香りが辺りにも広がっていき、手に付けた時はひんやりとしていたそれはすぐにじんわりとだけど熱を帯びていくのが解り蜜柑もそれを感じているようだった。


罪木「……ふゆぅ……甘いいい香りですねぇ……それにあたたかくて、とてもいい気持ちですよぉ……」

狛枝(ただ塗ってるだけなんだけど、アレの真似をしてみた時より良さそうだな……確かに甘くていい匂いなのはわかるけど……)

罪木「んっ……うぅん……」

罪木「……あのぉ……もっと腕とか、足とか……色々なところお願いしてもいいですかぁ……?」

狛枝「安価↓」

狛枝「……このローション使うのって今が初めてなの?」

罪木「ふぇ……? ……えと、初めて、ですよ? いい香りだって聞いたから蓋だけ開いてどんな匂いなのか確認するくらいはしましたけど……」

狛枝「ふうん……」

罪木「……あのぅ……それが何か……?」

狛枝「……いや」

狛枝「それなら、気分悪くなったりはしていない? もしくは肌に違和感を覚えたりとか……」

罪木「……んと……塗られた部分がぴりぴりしたりっていうのはないし、気分も悪くはないです……けどぉ……」

狛枝「けど?」

罪木「甘い香りと凪斗さんの手付きが……本当に心地よくって……はぁ……」


蜜柑は深く溜息を吐いてベッドのシーツを掴みながら首だけ振り返り潤んだ瞳をこちらへと向けた。


罪木「……あの……続き、は……?」



どうするか安価↓
単発可

狛枝「……ああ、うん。続きだね。わかってるよ」

狛枝「けどこのローションはもう使わないでおくから」

罪木「え……なんでですかぁ?」

狛枝「確かにいい香りなのはわかるけどずっと嗅いでたら体に悪そうな匂いな気もするかな……って思って」

狛枝「それに、くれた彼には悪いけれど、花村クンから譲り受けたものでキミを気持ちよくするっていうのもボクとしては少し面白くないからさ」

罪木「ふぇ……」

狛枝「あはっ、器の小さい男でゴメンね」

狛枝「続きはちゃんとするからさ」

罪木「……うゆぅ……」

罪木「……」


それから背中から肩、腕とかけてマッサージを再び開始する。

蜜柑は時折もぞもぞと体を揺らしてそれを大人しく黙って受け続けていたけれど……ローションを使っていた時のような反応をする事はなくなってしまった。



次の行動、どうするか
安価↓

狛枝「……」

狛枝「やっぱりボクのやり方だと下手なのかな……」

罪木「……えっ、そ、そんな事は……」

狛枝「……うーん」

狛枝「出来たらアドバイスが欲しいな。よく効くツボみたいなのとか、知ってる?」

罪木「え……えっと……ツボ……」

罪木「……」

罪木「あの……その前に、全体的に凪斗さんの今の手の力だとまだ若干強めに感じるので……」

狛枝「うんうん」

罪木「……本当に触れるか触れないかっていうその程度でいいんです。それくらいの力でゆっくりと、腰の上から小さく円を描いて這い上がるように……」

狛枝「えっと……こんな感じでいいのかな?」

罪木「ん……」


出来る限り言われたようにしようと手を動かしていくと蜜柑は吐息を僅かに零してシーツに顔を埋めながら小さく頷いた。


罪木「そ、そんな感じ……ですぅ。後は……えっと……」

罪木「私も整体師ではないので詳しい事は知らなくて……」

狛枝「そうなの? この間マッサージしてもらった時はすごくいいツボを押さえてるって感じたけど」

罪木「あれはですね、相手の反応を見ながらやってるからですよぉ。医学療法に則ったツボの押さえ方もある程度はやりましたけど……その人個人に合ったマッサージの仕方を安全に探しながらするのが……私は好き、なので……」

狛枝「へえ……そうなんだ」

狛枝「じゃあ、キミのツボは一体何処なのかな?」

罪木「うゆぅ……私、実習でも痛いことしかしてもらえなかったので……自分のそういうところってあまり知らなくて……」

狛枝「そう……なら、この辺りは?」



マッサージする場所、やり方等↓~3まで
コンマが一番大きいレス採用
↓~3までのコンマの合計値が150を超えると罪木の反応がいい方向に変化

掌を下げて足へ向かいスカートの中へと忍ばせて、内側を優しく撫で付けるようにマッサージを続ける。

暫くそれを続けていると蜜柑はローションを使っていた時と似たような反応を僅かながらに見せ始めた。


狛枝「少しは上手になってきたかな、ボクのマッサージ」

罪木「っ……ん……ぅ……」

狛枝「……ねえ知ってる? 蜜柑の左足の付け根にはね、小さなほくろがひとつあるんだよ」

罪木「ふぇ……そ、そう、なんですかぁ……?」

狛枝「……ふふっ」

罪木「うゆぅ……! な、なんですかぁ? その『単純に騙されてて可笑しいなあ』みたいな笑いはぁ……!」

狛枝「え? そんな事は思ってないよ? 単純に疑いもせずすぐ信じちゃうところが可愛いなあとは思っているけれど」

罪木「ふえぇ……結局私ってば騙されてるんじゃないですかぁ……!」

狛枝「そうだね。本当は右足の付け根付近にふたつ並んでるほくろがある、が正解だよ」

罪木「え、えぇ……本当なんですかぁ……?」

狛枝「そうだよ。この辺りだから蜜柑からは見えないと思うけどね」ナデナデ

罪木「ぁ、んん……っ!」ビクンッ

狛枝「……うん、蜜柑がどのくらいの加減がいいのか大分わかってきたかな……ここも良い具合にツボみたいだしね」

罪木「……はぁ……んぅ……っ、確かにイイです……けど……っ」

罪木「そんな風に……ずっとされてたら……んんっ……」

狛枝「……」ナデナデ

罪木「ふぇっ……ぁ……あっ……」ビクンッ

罪木「……っ、あのぉ……」

狛枝「ん?」

罪木「も、もう私は十分……ですからぁ……今度は私が凪斗さんに……しますよぉ……?」

狛枝「安価↓2」

狛枝「……けど、ボクの気分的にはまだ十分じゃないからなぁ」ナデナデ

罪木「うゅ……っ、ん……」ビクッ

罪木「……はぁ……あ、ぁ……っ!」ビクンッ


撫でるようなマッサージをそのまま構わず続けているとそれだけで蜜柑は不規則に体を跳ねさせながら喘ぐような声を零し続けた。

そしてその声は次第に大きくはっきりしたものとなっていって……


罪木「あっ……あっ……だめっ……もうっ……!」ビクッビクッ

狛枝「……」ピタ

罪木「ん……はぁ……はぁ……っ」


もう限界だと言っているような訴え通りに手の動きをそこで止めると、蜜柑は身体をシーツに埋めながら息を乱し涙を浮かべた瞳で振り返ってボクをじっと見つめた。

その瞳の色はボクの今までの行為を非難しているようにもその更に続きを期待しているようにも見えるけれど……



次の行動↓~3まで
日付変わりそうなので単発可

おおんはやく挿入だ!
あくあく

自分もしてもらう

直後コンマ判定

このレス以上のコンマなら>>313
このレス未満のコンマなら>>314

00は直後コンマに限り100扱い

狛枝「……キミのその表情、すごく可愛い」

罪木「うゆぅ……」

罪木「あ、あの……私も、した方が……」

狛枝「それも出来るならお願いしたかったけれどね……でもキミのそんな姿見てたらもう我慢出来ないよ、ごめん」

罪木「ふぇ……?」

狛枝「……挿れるよ」

罪木「あっ……!」



体位指定
↓~3までコンマが一番大きいレス採用

蜜柑の体を自分と向かい合うように反転させて下着をするりと脱がせた後、足を開かせて既に猛っている自身を宛てがいつつ彼女を見つめ直した。


狛枝「挿れるよ」

罪木「んんっ……」


もう一度確認するようにそう呟いたけれど返事も待たないまま奥へと押し込むと蜜柑の若干苦しそうな声が耳に届いた。

蜜柑の中の感覚はマッサージの効果なのか濡れてはいるものの十分にという程ではないかもしれない。

それでもボクにとっては熱く包まれるその感覚が背筋を駆け抜けていくほど心地の良いものだった。


狛枝「……ごめんね、本当は妊娠中にこんな事すべきではないのかもしれないけど……でも……」

罪木「……ん……っ、大丈夫……ですよ……?」

罪木「妊娠中でも、こういうコミュニケーションって、大事ですし……赤ちゃんを傷付ける心配もないですから……安心してください……」

罪木「……無理のない範囲で、お互いに満足出来ればそれが一番いいんですよ? えへへ……」

狛枝「そっか……痛くするつもりなんて初めから無いけど、優しくするから……ね」

罪木「ん……ん……っ」


蜜柑と指を絡ませながら両手を繋ぎ緩やかに腰を動かし始めると奥へと届く度に鼻から抜けるような甘い声が小さく響いて時折奥がきゅうっと狭まるのを感じる。

ボクは出来るだけ彼女の体に負担はかけないようにと一定の速度で突くのを繰り返しながらその途中で何度も蜜柑の唇へと吸い付くようなキスを落とした。


罪木「んっ……ふぁ……っ」

狛枝「……ん……苦しくない……?」

罪木「んぅ……だいじょぶ……れすよぉ……ぁっ……凪斗さんが奥まで……きて……きもちいい……れすぅ……あ、ああっ、ん……」


蜜柑はとろんとした表情で笑みを口元に浮かべ、少し舌足らずな言葉を呟きながら両手をしっかりと握り直した。


罪木「あっ……いい、よぉ……! な、ぎとさぁん……っ!」

狛枝「うん……ボクも……気持ちいい……っ」

狛枝「キミを近くで感じられて……とても、幸せだよ……」

狛枝「……愛してる」

罪木「んっ……そう言ってもらえて……うれしい、れすぅ……えへ、へ……」

罪木「もっと……もっともっと……あいしてください……」




1、激しくしてすぐフィニッシュ
2、もう少しこのまま緩やかな動き
3、その他自由


↓~3までコンマが一番小さいレス採用

寝落ちしかけたので今夜はここまで

単発可にします
改めて↓~3まで

狛枝「っ……うん……これから先もずっとずっとキミの事を愛し続けるよ……」

狛枝「だからキミも……ボクの傍にいて、ずっとずっとボクの事を愛して欲しい……」

罪木「……ぁっ……は、い……っ、約束します……」

罪木「……だいすき……」

狛枝「……蜜柑……っ……!」

罪木「あ、ぁあっ……!」



腰の動きが無意識に早く激しくなっていくと蜜柑の喘ぎと絡めた両手の指先の力が一層強まり、彼女の両足がボクの腰に回って体がより深いところまで繋がった。

そして、肌同士がぶつかり合う乾いた音と結合部が擦れ合う濡れた音と二人分の荒く乱れた呼吸音が暫く続いた後に、ボクは我慢もせず欲望に従うまま彼女の奥深くへと全てを注ぎ込んだ。




直後コンマ判定
00以外のゾロ目で罪木はこの行為で十分満足した状態に
-15の値が60を超える奇数なら、罪木はそこそこ満足
-15の値が60を超える偶数なら、罪木はまだまだ満足出来ていない様子
00は特殊判定
それ以外の値はイけてすらいない

単発可

狛枝「……はぁ……っ」

罪木「んっ、ぅ……ふぇ……」

罪木「……」


お互いに果てた後は腰の動きを止めて呼吸の乱れがどうにかなるまで手を繋いだまま体を肌を寄り添うようにして暫く余韻に浸りつつ大人しくしていた……が

不意に体の向きが反転したかと思えば、ボクはいつの間にか仰向けで蜜柑の事を見上げるような形に……蜜柑に押し倒されていたのだった、


罪木「……はぁっ……凪斗さん……こんなんでもう満足……なんですかぁ……?」

狛枝「……蜜柑……?」

罪木「私は……そのぉ……」

罪木「……ふゆぅ」

罪木「……」

罪木「凪斗さんも、ぬ、ぬいでっ……くださぁい……っ!」

狛枝「っ……!」


蜜柑は繋がったままでいた体を一度離してボクの中途半端に肌けていた服を取っ払い始めた。


罪木「……こ、今夜はぁ……眠らせるつもりはありませんよぉっ……」

罪木「……小泉さんとした分までして貰わなきゃ……割に合わないんですからぁ……そ、それに、私だって小泉さん以上のこと……して、あげなきゃ……」

狛枝「安価↓」

狛枝「ボクだってそのつもりだ、蜜柑が満足するまで続けるよ」

罪木「!」

罪木「……うゆぅ……っ」


蜜柑は顔を赤くして一度動きを止めたけれどすぐに手を動かしてボクを完全に丸裸にした後で、ボクの肌へと手で触れて胸板を指先で撫で回しながらじっと見つめてきた。


罪木「……えと……んと……ど、どうしましょう……かね……」

罪木「……」

狛枝「……」



1、罪木に任せる
2、何かしたい事やして欲しい事があれば自由に



↓~3までコンマが一番大きいレス採用

ちなみに今の罪木の格好は
>>257で上の服だけ脱ぎそこから>>278でブラジャーを外して>>327でパンツを脱がされているのでスカート(と包帯やら絆創膏やらガーゼやら)だけというなんともマヌケというかマニアックというかって感じの姿に……





狛枝「……ねえ、今度は後ろから挿れてもいい?」

罪木「うゆ……後背位って事ですか?」

罪木「……」

狛枝「どうしたの?」

罪木「いえ……あの……」

罪木「……私、本当に一番最初の頃は後ろからされた方が何も見なくて済むから怖くないかな、とかって考えてたんですけど」

罪木「でも最近は、後ろからだと凪斗さんの顔が見れないから寂しいなって……思ったりして……ふゆぅ……」

罪木「……あっ、でもでも、凪斗さんに後ろから攻められるの嫌いってわけじゃないんですよ? 後ろからちょっと乱暴にされるくらいが気持ちよかったりする時も……」

罪木「って、はわわ……私ってばなんだかとんでもない事を……!」

狛枝「乱暴なのが好きなんだ。ふうん……」

罪木「す、好きっていうか……あの……」

罪木「……乱暴でも、優しくても、凪斗さんに支配されている……って、後ろからだと特に実感出来るような気がするのが……とても……」

罪木「……」

罪木「ふえぇ……! 私やっぱり恥ずかしい事言ってますぅ……」


蜜柑は真っ赤になった顔を両手で覆いベッドに伏せてしまった……ちょうど背中とお尻がこちらに向くような形で……



1、その隙をついて後ろから一気に挿入する
2、優しく体に触れ言葉をかけながらゆっくりと挿入する


↓~3まで
コンマが一番大きいレス採用

その背後にそっと近付き腰を浮かせるように両手で掴むと……


罪木「……え?」

罪木「!」


何かと振り返った蜜柑と目が合った。

そして彼女の瞳が大きくなりその理由に気付いた様子が見えた時にはボクの熱は彼女の奥へと深く一気に進んでいて、驚くのと同時に蜜柑の背筋が反り返り高い声が上がる。


罪木「ひっ、ぁああっ……!」ビクンッ

狛枝「……まったく、ダメだよ? いくらボクの前だからってそんな無防備な体を曝したら……こうなるのは考えたら解る事なのに」

罪木「……あ、ぅ……あっ……」

狛枝「キミは少し危機感が足りないと思うんだ。花村クンから譲り受けた得体のしれないローションをよく確かめもせず使おうとしたりね。相手がボクじゃなくてもそのうち餌食にされちゃうんじゃないのかなってすごく心配だよ」

罪木「え……餌食……って……」

狛枝「……ボク以外にこんな風に食い物にされちゃうかもしれないよ、って事」

罪木「ふぁっ、あっ、あぁっ……!」


そこから少し強めに腰を打ち付けながら。シーツを掴む蜜柑の手に自分の手を重ね握り締めつつもう片方の手では尻肉を撫でたり揉んだりを繰り返していく。

するとその途中で蜜柑はもう一度こちらを振り返って喘ぎ交じりにボクへと訴えた。


罪木「あっ、んんっ……な、凪斗さん以外のっ、人にっ……あっ……身体を許したりなんかっ……しません、よぉ……っ」

狛枝「キミ自身はそう思っていても無理矢理……なんて事があったらたまらないじゃないか。蜜柑はそんな暴漢に対抗出来る力を持っているの?」

罪木「っ……ぅ……ふぇ……」

罪木「だ、だったら……もし、私が……他の人に体を弄ばれるような事が……あったら……凪斗さんは私の事……き、きらいに……いやに、なっちゃうんですかぁ……?」

狛枝「安価↓2」

狛枝「なるわけないけどさ……もっと慎重に行動してほしいかな」

狛枝「そうでなくてもキミはよく転んだり引っかかったりするし、そういうちょっとした行動でももう少し慎重になって欲しいって思うよ」

狛枝「……キミの身体はもう一人だけのものじゃないんだから。転んだ拍子にとんでもない事になったりしたらと思うと……ボクは本当に不安だし悲しくなるから」

罪木「……!」


突く動きを一度止めて蜜柑のお腹を撫で回しながら呟く。

その手に蜜柑の手が重なって、彼女は小さく頷いた。


罪木「……わかり……ました……。気を付けます」

罪木「……」

罪木「えと、じゃあ、あのローションは……」

狛枝「……」




罪木が花村からもらったというローションをどうするか
安価↓

狛枝「使う気はもうないし……捨てるわけにもいかないからとりあえずボクが預かるって事でいいかな」

狛枝「……花村クンには後でたっぷりじっくりと詳細を聞かないと」ニッコリ

罪木「ふえぇ……凪斗さんの表情が見えないけどなんだか寒気がしますぅ……!」

狛枝(……とまあ半分冗談めかしたけれど、気になるから聞けるなら聞いておいた方がいいのは確かだろう……このローションを何処から持ってきたのか、をね)

狛枝(ようやく思い出してきたけど……これ、真昼と一緒に入ったあの部屋にあったヤツと同じのじゃないか。どうしてそれを花村クンが?)

狛枝(……)

罪木「……凪斗さん?」

狛枝「ん……ゴメン、何か言った?」

罪木「……」

罪木「なんだかちょっと上の空っていうか……動きも止まっちゃったし……」

罪木「……いえ……いいんですけど……」

罪木「……」

罪木「無防備で慎重じゃない私へのお叱りやオシオキがあるなら、いくらでも受ける覚悟はあります……よ……」

狛枝「安価↓2」

狛枝「そんな事はしないよ……わかってくれればいいんだ 」

罪木「……」

狛枝「ボクはキミを責めたいわけじゃなくてただ心配なだけなんだから……ね?」

罪木「……はい……、っ……ん」


しょんぼりしている蜜柑の頭を後ろから優しく撫でた後、背後から密着するように抱き締めながら再び動き始めると、彼女の口からまた小さく喘ぎが零れ始めた。


罪木「ぁ……あのっ……だったら……そ、それがきちんとわかるように……身体に、教えて……ください……」

狛枝「……ん?」

罪木「んっ……えと……今は、相手は凪斗さん……だけど……慎重に行動しなかったらどうなっちゃうのか……具体的に身を持って知れば……今後警戒意識も高まる……かと、思う……ので……」

狛枝「……」



どうするか↓~3まで
単発可

狛枝「……そう」

狛枝「蜜柑は心の奥底に人には言えないようなエッチな願望を幾つも持っていそうだね……」

罪木「えっ……そ、そんな……」

狛枝「無意識で言っているのだとしたらそれはそれでやっぱり無警戒過ぎるというか考えが足りな過ぎというか、さ」

狛枝「……要するにその言葉って滅茶苦茶に襲ってくださいって言っているのと同じなんだからね」

罪木「っ……!」


蜜柑の両手を後ろからベッドへ強く押さえつけるように掴みながら耳元に顔を寄せ囁きかけると彼女は僅かに怯え混じりに体を震わせた。


狛枝「まあ、それはいいよ……今の相手はボクだから。その願いを満たしてあげる務めはボクがしてあげる」

狛枝「蜜柑のこんなに淫らでいやらしい身体を前に差し出されて何もしないなんて選択肢はないよ……それはきっとボクだけじゃない筈だ」

罪木「んんっ……そんなっ……そんな、こと……」

狛枝「……はぁ……っ、蜜柑のナカ、もう凄くトロトロでボクに吸い付いてきているよ? 本当にいやらしいね……」

罪木「あ、っ……あぁっ……!」


一度ゆっくりと腰を引き勢いよく中へと突き入れると奥でキツく締め付けられるのを感じる。

それから一定の動きで身体を揺さぶると奥を突く度に甘い喘ぎ声が部屋に響いていった。


罪木「あっ、あっ……だめっ……そんなっ、おくっ……だめっ……!」

狛枝「ダメ、じゃないでしょ? おっぱい揺らして腰振って中からいっぱいエッチな汁出しながら言っても説得力がないよ」

狛枝「キミにも聞こえてるよね。キミの中から溢れてるから、ボクが行き来する度に濡れた音がしているのがさ」

罪木「ふ、ぁっ……んっ、ぁあっ、あんっ……」

狛枝「……聞こえてるよね?」

罪木「ひ、ぅあ、あぁっ……!」

耳元で舐めるように囁き続けながら、彼女の両手を片手でまとめて押さえ付け片手はお尻を這い撫で回していたが、ふとした隙を突いて掌で軽く音を立てて叩きつけつつ尋ねると奥がより一層狭くなったのを身に感じた。

罪木「きっ……きこえてっ……ますぅ……! 無防備なところをっ……襲われて……え、えっちなお汁、をいっぱいっ、出して……ご、ごめんなさっ……」

狛枝「キミは本当にこの手の快楽に弱いね……そこが愛しくもあるけれど……」

罪木「っ……ある……けど……?」

狛枝「……」

狛枝「……ああ、こっちもなんだか寂しそうかな」

罪木「ん、ぁっ……ひぁっ……あっ……!」

言葉を途中で止めてお尻を触っていた手で今度は片胸を鷲掴み飾りを摘み上げてぴんと引っ張ってみた。

狛枝「ふふ、触ってもいなかったのにこんなに先っぽが硬くなっているよ……可愛い反応だね」

罪木「ぁんっ……おっぱい、だ……め……っ」

狛枝「ん? なんだって?」

罪木「……んっ」

罪木「……きもち……いい、よぉ……ちくび……かんじちゃう……っ、お、おかしく……なっちゃうよぉ……」

狛枝「うん、素直だ。いいこだね」

狛枝(……)

狛枝(これくらいすればわかってくれたの……かな?)

狛枝(……さて……この後はどうしたものか……)


次の行動、どうするか
↓~3まで

狛枝(……いじめるのも大概にしておかないと本当に嫌われちゃうし……)

狛枝「……とまあ、気を付けないとボクじゃない誰かにこんな事やそんな事され兼ねないってのは身を持って知れたかな?」

罪木「……はぁ……ん……っ」


全ての動きを止めて解放すると蜜柑は涙目になった顔で振り返り小さく頷いた。


狛枝「そう。なら意地悪はここまでだ」

罪木「……ふぇ」

狛枝「不思議そうな顔しないでよ。最後までしてあげるって、そう言ってるだけなんだから」

罪木「っ……ぁ……んんっ……!」


繋がる身体を一度離して再び蜜柑を正面に向かせ直し、足を開かせて身体で割って入りすぐに繋がり直すと蜜柑の両腕がボクの首に絡まった。


狛枝「……顔、見えてた方がやっぱりいいね」

罪木「は、はい……」

罪木「……動いて大丈夫……ですよ」

狛枝「言われなくても」

罪木「あぁっ……!」


太腿の裏を両手で支えながら腰を再び打ち付けると蜜柑は素直に喘いでボクを抱く腕の力を強める。

奥に届く度に揺れる彼女の身体と乱れた呼吸と汗ばむ肌と……その全てにボクもまた欲情を隠さなかった。


狛枝「はぁっ……蜜柑……蜜柑……っ」

狛枝「キミの中、すごく熱くて……ボクも溶けそう……だ……っ」

罪木「あっ、は、ぁ……っん、んん……っ」

罪木「……」

罪木「……ふ、ふふっ……」

狛枝「……?」

罪木「凪斗さんの感じてる顔……色っぽいし……かわいい……」

狛枝「っ……」


頬を紅潮させながら乱れた呼吸の合間で笑みを浮かべ、ボクの頬へと指先を伝わせて蜜柑は呟いた。

ボクはそれに思わず羞恥を感じてしまって顔が一層火照ったのが蜜柑にも伝わってしまったのか、彼女はまた小さく笑い声を上げた。


罪木「いいんですよ……私のからだでいっぱいいっぱい……きもちよくなって……」

罪木「たくさん愛してくれれば……私も嬉しい……から……っ」

罪木「んっ……おくっ……もっとおくまでっ……きて……っ」


蜜柑は目を閉じて誘うように身体と捩らせながら呟き、ボクもまた言われるままに一番深いところまで何度も何度も激しく突き上げるのを繰り返し、そして……

罪木「っ……ぁあっ、あっ、イクっ! なぎとさっ、イクっ、またっ、イっちゃっ……イっちゃうっ、よぉ……っ!」

狛枝「っ、うん……はぁっ……はぁっ……」

罪木「あっん、なぎとさんっ、なぎとさんっ……それっ、すきっ……すきっ! ……ぁあんっ! ……な、なぎとさんもっ、イっ……ぁ、あああああっ……!」

狛枝「ぅうっ……はぁ……っ!」


出す場所
安価↓
日付変わったので単発可

安価の仕方は人それぞれ
前に出た意見が一番いいと思うならそう安価すればいいしそれに何か付け足したければ付け足していいやこれじゃないんだ!って思うなら思うまま書いてくれれば良いのです
その為の↓~の範囲指定なので





気付くと蜜柑の中で二度目の絶頂を迎えていて、抱き合ったままボクたちは少しだけ行為の余韻に浸り、どちらからともなく唇に何度かキスを繰り返した。


罪木「……んぅ……凪斗さん……私の中、凪斗さんでいっぱいですよぉ……えへへ……」

罪木「……とってもきもちいい……」

狛枝「ん……きもちよかった、じゃなくて?」

罪木「だって、まだ凪斗さんでたくさん満たされてますから……」

罪木「……ワガママを言えば、このままずっと離れたくないです。うゆ……」


蜜柑はボクの背に腕を回して強く抱き締め身体を密着させながらボクの首元で頬擦りをし目を閉じた。


罪木「……やっぱりえっちだって思うのかもしれないけど……凪斗さんと繋がって凪斗さんに抱かれている時が一番安心するし幸せな気持ちになれるんです」

罪木「……だって、凪斗さんが私を抱いている時は、その時だけは絶対、私だけしか見ていないし、私だけを感じているし、私だけを求めているんだから……なんて……」

罪木「……ふぇ、わ、私、嫌な事言ってますよね……そんなつもりじゃなかったんですけど……ごめんなさい」

狛枝「……」

罪木「……」

狛枝「……」ナデナデ

罪木「っ……」

罪木「……うゆ……」スリスリ

罪木「……」

罪木「……今日はずっとワガママに付き合わせてばかりですね……いい加減疲れたんじゃないですか?」

罪木「どうしますか……やっぱりこのままもう寝ちゃいますか?」



どうこたえるか↓~5まで

わがままだなんて少しも思ってないよ…
ただ確かに疲れちゃったかな…もし僕のわがままを聞いてくれるならこのまま一緒に寝てくれる?
一緒に寝たいんだ(一緒にを強調する感じで)

うん…そうしようか
今日は色々あったけど、キミと居てボクは楽しかったよ

上+抱きしめながら寝る

うーん…まだ足りないな…。もっともっと君を抱いていたい。…いいかな?

抱きしめて胸に顔を埋めてぱふぱふする

>>393
+額にキス

直後コンマ判定

奇数なら、>>393>>394>>395>>397を合わせた感じに
偶数なら、>>396


単発可

狛枝「うーん……まだ足りないな……。もっともっとキミを抱いていたい。……いいかな?」

罪木「えっ、ふぇっ……」

狛枝「……」

罪木「あう、ぅ……」


抱き締めて胸に顔を埋めその胸の感触を顔で楽しむように手で揉みながらも挟んでその状態で見上げると、困ったような……けど何処か嬉しそうなどちらの色も窺える表情を見せてから蜜柑は小さく頷いた。


罪木「……凪斗さんが平気なら……お付き合いしますよぉ」

狛枝「やった。言ってみるものだね」ムニムニ

罪木「んっ……ぁん……!」ピクンッ

狛枝「……おっと、ちょっと力が強すぎたかな」ムニムニ

罪木「いえ……あの……吐息とかが、くすぐったくてぇ……」

罪木「……」

罪木「凪斗さんってば……そんなにおっぱいが恋しいんですかぁ? なんだか小さな子供みたいですね、ふふっ……よしよし」


蜜柑はくすぐったそうに笑ってボクの頭を抱き締めながら髪の毛を撫でている。


罪木「……んと……だったらぁ……」

罪木「今度こそ私がマッサージしますよぉ? 凪斗さんのだいすきなおっぱいで……な、なんちゃって……」

狛枝「安価↓2」




今夜はここまで

基本は同安価内で複数安価を書くのが駄目なだけで、特に書かれていなければ違う安価なら連続で取っても大丈夫です





狛枝「本当? 嬉しいな、蜜柑のマッサージは本当に気持ちいいからだいすきだよ……。まるで天国みたいにね?」

罪木「……えへへ……その天国気分を味わえるのは、今はもう凪斗さんだけですよぉ?」


蜜柑は頬を赤く染め恥ずかしがりながらも嬉しそうに、そして意味深に呟いて自ら胸を押し付けるようにボクの頭を抱き直した。


罪木「うゆ……でもそれならやっぱりローションがあった方が天国気分をより味わえると思うんですけどぉ……」

狛枝「……うーん……」

罪木「やっぱり使いたくはありませんか? さっき凪斗さんが預かるって言ったヤツ……」




どうするか安価↓~3まで自由
コンマが一番小さいレス採用

狛枝「……うん。やっぱり使って欲しい気にはなれないかな、アレは」

罪木「そうですかぁ……わかりました。使って欲しくないのなら無理に使う必要はないですね……その分、私が頑張ればいいだけですから」

罪木「それじゃあ、一度離れますね。……リラックスしてくださぁい」


頭を抱き締めていた腕を緩め繋がっていた身体も離すと入れ替わって今度はボクがベッドへと寝転ぶよう促された。



1、仰向けで寝る
2、うつ伏せで寝る

安価↓

ベッドの上に仰向けに寝転ぶと蜜柑はボクの太腿に跨るように腰を落としてしばらくじっとボクを見下ろした。


罪木「……んと、ローションの代わりに私が何時も使っているハンドクリームを使ってみますね。無いより少しはマシだと思うので」

罪木「目を閉じてくださぁい」


持ってきていたバッグの中からハンドクリームを取り出して両手に惜しまずたっぷりと取ると蜜柑はボクの首筋から肩にかけて塗り込むように指先をゆっくりと滑らせた。


罪木「左手の調子は最近どうですかぁ?」

狛枝「特に異常もないよ。元気に動いているし、違和感もない」

罪木「またおかしいなと思ったらすぐに相談してくださいね。ほっといて手遅れに……なんて、私は嫌ですからね」

狛枝「……」


蜜柑は丹念にボクの左肩から左手の指先までマッサージを繰り返していく。

それが終わると右もそれと同様の事をして、それからまたハンドクリームを溢れるくらい手に取ると、次は胸板を円を描くようにして掌を動かしじっくり撫で回し始めた。


罪木「……目を閉じたまま……ゆっくり、しっかり深呼吸を繰り返してください」

狛枝「ん……」

罪木「……」

狛枝「……」

罪木「……ここは……どうですか?」

狛枝「っ……」


ボクの胸板を静かにマッサージしていた筈の蜜柑の声が急に耳元のすぐ近くで聞こえてきた。

それに、胸板の指先の感覚とは別に首や肩にもこそばゆさを感じる……蜜柑の髪の毛の先がくすぐるように触れているのだろうかと考えながら反射的に目を開いてしまいそうになると、蜜柑の片手がボクの視界を覆い塞いだ。


罪木「……だめ、ですよ。目、開けないでくださぁい……見つめられたら、恥ずかしいですぅ……ふふっ」

狛枝「……」

罪木「ね、ここ……どうですかぁ?」

狛枝「……ん……っ」


蜜柑は耳元で柔らかく囁き、両手指先でボクが蜜柑にするように胸の飾りを撫でたり爪に当たらないくらいの触れるか触れないかのところで引っ掻くような動作を繰り返している……のだろう、というのが身体の感覚でわかった。


罪木「ここ、こんな風に触られるの……どうですか? ……嫌? それとも、もっとして欲しいんですかねぇ……うふふっ」



どうこたえるか↓~3まで

狛枝「すごく……気持ちいい、よ……もっと、もっとして……」

罪木「……」

罪木「……ふふ……凪斗さん、可愛い……ふふ、ふふふ……」

狛枝「ん、ん……っ」


声を震わせながらそう告げると蜜柑の楽しそうな嬉しそうな笑い声が小さくきこえてきて……



直後コンマ判定
奇数で、素直に続きに突入
偶数で、罪木の手の動きが止まる

単発可

罪木「……」

狛枝「……っ……?」


けれど笑う声が止まると同時に手の動きも止まってしまったのだった。


狛枝「……蜜柑……?」

罪木「うゆ……ダメですよ、目は開けちゃいけませんって、さっきも言ったじゃないですかぁ」

狛枝「っ、はぁ……蜜柑……どうしたの? なんで……」

罪木「……んと……」

罪木「あまりにも凪斗さんが可愛いから……ちょっと意地悪したくなっちゃって……えへへ……」

狛枝「えへへ、って……っ……」


蜜柑はさっきまで弄っていた場所をわざと避けるようにその周りだけ指先でくるくるとゆっくり円を描きながら辿り、かと思えば不意を突いて固く尖った飾りをツンと押したり弾いたりという行為を暫くの間続けていた……。


罪木「……たまにはこうやって焦らされる側も悪くないと、そう思いませんかぁ? その方が後でより快感になりますからねぇ……ね?」

狛枝「安価↓」

狛枝「もしかしてさっきいじめちゃった仕返しかな? ごめんね……許して欲しいな……。なんでもするから、ね? 」

罪木「……なんでも、ですかぁ?」

罪木「うゆぅ……そういう事を軽々しく言うと、大変な事を要求されて結局自分が困っちゃたりするんですよぉ?」

狛枝「……キミが言うとなんだか重みがあるね」

罪木「私は死ぬ以外の事なら要求された事は困ってもやり遂げてきたつもりですけどね……」

狛枝「それで……キミはボクが困るような事をお願いする気でいるのかな……?」

罪木「えと」

罪木「……」

罪木「確かに私の要求したいことは、きっと確実に貴方を困らせるものですね……そして、答えももうわかってるから……そんな確認はわざわざしませんよぉ」

狛枝「……」

罪木「……」

罪木「……まあ、そんな要求でも飲みたくなるくらいいじめてみるのもありなんでしょうかね」

罪木「今回はそれで許してあげますよぉ」

狛枝「っ……」


蜜柑は指先で弄っていたそこへと突然口で触れて、代わりに行き場がなくなったかと思った手を今までの行為で反応を見せ始めていたボクの熱へと運んで緩やかに指先を絡めて扱き始めた。

けど、どちらの刺激も中途半端でもどかしいもので……視界を塞いでいると何時どういう責められ方をするのか解らなくて、余計に焦ったさを感じるような責め方だった。


罪木「……んぅ……どう、れすか……このままイきたい……? イかせて欲しいれふか……?」

狛枝「はぁ……はぁ……っ」

罪木「……ふふっ」

狛枝「っ……」



1、お願いする
2、意地を張ってみる
3、その他自由


↓~3までコンマが一番小さいレス採用

狛枝「……っ……これくらい……まだまだ……耐えられる、よ……」

罪木「……本当ですかぁ? 息も大分上がってるみたいですけど」

狛枝「はぁ……っん……」

罪木「……」

罪木「なんだか、とっても色っぽい息遣いですね……ふふっ……」

罪木「えと……だったら、次は……こんなのはどうですかぁ?」


耳元に甘い声で囁きかけられると、肌にまたハンドクリームを塗られる感覚を覚える。

けどそれは掌よりも柔らかく弾力があるものからで……不意に胸の突起に唇で触れられた時と似たような感覚が当たると蜜柑が小さく声を零した。


罪木「んっ……どう……ですかぁ……柔らかくて大きいの……ぁ……好き……ですよ……ね……ん、ん……っ」

罪木「はぁ……っ、擦れあってるの……わかりますか? ちくびも……それからこっちも……すっかり、かたくなって……ぁんっ……」

狛枝「ッ……!」

罪木「……ぁ……すごくあつい、ですぅ……っ」


それから、胸への柔らかい感覚はずっと押し当て擦り付けられつつも、すっかり固く反り勃った熱が柔らかい肌で挟まれて緩やかに擦り合わされていくような感覚がボクを襲った。

そして、少しすると熱へと蜜柑が擦り付けている場所から濡れた感覚を覚えて、そのおかげで熱が僅かに湿り蜜柑が動く度に小さくくちゅくちゅと音が響き始めるのだった……。


罪木「……んんっ……ま、まだ……降参しないんですかぁ……?」

罪木「こんなにあつくて、おっきくなってるのにぃ……ふふ……ふふふっ……」





次の行動
どうするか安価↓
単発可

狛枝「……ぅ……あっ……はぁ……っ」

狛枝「……参ったよっ……降参、するから……もっともっと……気持ちよくして……」

罪木「……」

罪木「私の勝ちですね……えへへ、わかりましたぁ」

罪木「……えとえと……それじゃあ……」



直後コンマ判定
このレスのコンマ以上で挿入
直後コンマに限り00は100扱い
単発可

罪木「……」

罪木「うゆぅ……どうマッサージしたらもっともっと、気持ちよくなれそうですかぁ? 教えてくださぁい……」

罪木「さっきまでいじわるしてたぶん、ぜんりょくでごほうししますから……ね?」


罪木への要求(挿入以外で)
安価↓

狛枝「……そのままでいいから……扱いて欲しい」

罪木「太腿で挟んだままでですかぁ?」

狛枝「……うん」

罪木「わかりましたぁ……えと……こんな感じで、どうですか……?」

狛枝「っ……!」


太腿の柔らかさとボクのとは違う体温がボクのモノを擦っていく強さと速さが変わる。

それにつられて体を走る快感もより確かなものへと変わっていきそれを素直に受け入れて乱れていく二人分の呼吸を耳にしながらボクは無意識に薄く目を開いてしまった。

そこには頬を紅潮させながら下半身も上半身も動かしてボクへと密着して擦り付けている蜜柑がいて、ふと目が合うと彼女ははにかんで小さく笑みを浮かべボクへ柔らかいキスを落とした。


罪木「んっ……マッサージ……楽しんで、もらえてますか? このまま天国へいけそう……でしょうかぁ……」

狛枝「安価↓」

狛枝「いい……いいよ……もっと……もっとちょうだい……」

罪木「……よかったぁ……じゃあ、このままイってくださいね?」


蜜柑は本当に嬉しそうに微笑んで更に擦り付けていく動作を激しくしていった。

その間に、唇を首筋や鎖骨付近に寄せてはキツく吸い付いてボクの体へと赤い痕を沢山を残しつつ、蜜柑はそっとボクの手を指を絡めて握り締めうわ言のように呟く。


罪木「……出してっ……熱くて濃いのっ、私にいっぱいっ、かけて……くださぁいっ……」

狛枝「っ……く、ぅ……蜜柑……っ!」

罪木「……あっ……ぁあ……っ!」


そして促され導かれるままに絶頂を感じると、太腿どころか腹や胸の辺りまで飛び散ったボクのモノから出された白濁したもので体を汚しながら、蜜柑の動きが徐々に緩やかなものになり次第に完全に停止するのを確認した。

挿れてもいないのに大分呼吸が乱れて夢見心地のような表情をした彼女は、それから少ししてまたぽつぽつと言葉を呟きだす。


罪木「……これで……マッサージは終了、ですぅ……おつかれさまでしたぁ……」

罪木「またのご利用……お待ちしてまぁす……えへ、えへへ……」

狛枝「安価↓」

狛枝「蜜柑のほうは……もういいのかな……? ボクばっかり気持ち良くさせてもらっちゃってるしさ……」

罪木「……ふぇっ」

罪木「わ、私……私は……あうぅ……」モジモジ

罪木「……」

罪木「えと……今でもとっても満ち足りてはいるんですけど……でも、あの……許される限りもっともっと欲しい……なんて思っているのは……やっぱりワガママな考えにはなりません……か……?」



どうするか、どうこたえるか
安価↓

狛枝「そんなことないよ、何して欲しいか言ってみて 」

罪木「……うゆ」

罪木「……」

罪木「凪斗さんにも色々な場所を色々なところで触ってもっともっと私のことを沢山感じて欲しいし、凪斗さんのことを感じたい……です」

罪木「それが終わっても、私の事を抱き締めて一緒に眠ってくれたら……私はそれで……」

狛枝「……そっか。わかったよ。触っていいんだね?」

罪木「は、はい……あの……や、優しくしてください……」

狛枝「うん……」



どういう体勢で、どこでどこを、どう触るか
↓~3まで
出来る範囲で組み合わせて進みます
無理そうだったらこちらの好みで選びます

狛枝「……それなら、ボクがキミを腕枕すると同時にキミのことを抱き枕するってのはどう? こんな風にさ」

罪木「ひゃう……っ!?」


蜜柑と一緒に寝る体勢になり腕枕をしながらも後ろから背中と胸がぴったりくっつくようにして足を絡めつつ抱き締めて首筋にキスをする。

そしてもう片方の手をお腹へと回してそっと撫で回してみると……


罪木「あっ」

狛枝「……あ」

狛枝「まだ汚したままだったね……ベタベタして気持ち悪くない?」

罪木「平気ですよぉ。色々とぶっかけられるのは慣れてるし……それにこれは凪斗さんが私を想って私に出したものだから、一滴残らず私のものですぅ」

狛枝「そ、そういう表現されるのはなんだか恥ずかしいというかなんというか……」

罪木「……えへへ」


なんだか微妙な気持ちになりながら呟くと蜜柑はおかしそうに笑って、ボクの手をとりそこに付いた残滓を綺麗にぺろぺろと舐め始めた。


狛枝「……けどさ」

罪木「ふぁい?」

狛枝「こう言ったら誤解を与えそうな気もするけど、ボクがこうして出した精子がキミの卵子に届いて今キミのお腹の中に子供が……もう一人の人が存在してる、なんてやっぱりまだ実感が薄いんだよね」

狛枝「命の中に命がいて産まれてくるなんて……ボクもそうだったんだって言われても、頭で知識として理解はしてても本当なのかなあ……ってさ」

罪木「凪斗さんはご両親を小さい頃に亡くしているんでしたよね……その影響もあるんじゃ……」

狛枝「そうなのかもね……」

狛枝「……母さんはボクなんか産んで幸せだったのかな」

罪木「愛した人との間に出来た子なら、幸せだったに決まっていますよぉ」

罪木「……その点、私はそうでもなかったみたいだから、何時も虐待されてたわけですけど……」

罪木「だから私、自分なんか産まれてこなければ良かったんじゃって思う事がずっとだったんですよ」

罪木「周りは私を許してはくれなかったから……けど、そんな境遇のおかげで身についた事がきっかけで希望ヶ峰学園にこれて凪斗さんにも会えたから、今では産まれてきて良かったって、今までの人生も無駄じゃなかったんだって思ってます」

罪木「……希望と出会える事がやっと出来て……私は本当に嬉しいんです」

罪木「このお腹の子だって、私にとっては希望で……だから、私みたいに産まれてこなければ良かった、なんて思いはして欲しくないんです」

罪木「言っている意味……わかりますか?」

狛枝「……」

狛枝「キミが訴えたい事は……大体理解出来るよ。ボクの今の行動が、巡り巡って将来子供を不幸にさせるんじゃ……って事だよね?」

罪木「……」

罪木「これは何も私や私との赤ちゃんだけに限った事じゃないですよ」

罪木「もし、小泉さんや……あるいは七海さんにも、自分の子供を産んで欲しいと考えて作る気でいるなら、実際そうやって産まれたあとその子がどういう境遇に置かれる事になるのか、しっかりと考えていて欲しいんです」

罪木「きっと、どうしてお母さんのちがうきょうだいがいるのか不思議に思われて、成長するに従ってその意味を理解してしまって、子供たちが悩む日がくるのは避けられない事……だと思うので」

狛枝「……」

罪木「それでも構わないのなら……私にはもう、止められませんけれどね……止められる言葉が見つからないというか」

罪木「私、もうその事に関しては理解したというより諦めちゃってる気持ちが今は強くて……」

罪木「小泉さんや七海さんの気持ちはわからないけど……凪斗さんがどうしてもみんな好きなんだって主張を続けるのなら、あーはい、そうですか、それは良かったですね、みたいな感じで」

罪木「……」

罪木「けどそれって多分、小泉さんや七海さんのことはもちろん、凪斗さん自身の事を理解しきれていないから……なんでしょうかね」

罪木「だったら、みんながみんなの事を十分に理解し切れるくらいみんなで一緒でいてみるのも……悪くはない、のかな」

狛枝「……え?」

罪木「例えば、ですよ?」

罪木「この島から出たら、凪斗さんと私……そして小泉さんや七海さんと共同生活を送ってみるんですよ」

罪木「この修学旅行よりももっとはっきりしたしっかりとした共同生活です。一つ屋根の下で、毎日一緒に起きて一緒にご飯を食べて一緒に団欒して一緒に寝る……」

罪木「……同棲っていた方が的確なんでしょうか。とにかく、今まで向き合おうとしなかった分小泉さんたちと一緒にいる時間を増やして、近くで凪斗さんが私たちに対してどうしたいのか教えてもらう時間が沢山出来れば……いつか納得が出来る日がくるのかもしれないし……やっぱりそんなこと出来ないって確信するだけになるのかも、しれないけど」

罪木「……」

罪木「そ、それに、ですよ?」

罪木「相手はまとめてした方が楽、というか……むしろ楽しいと感じられたりすることも、あるのかも」

罪木「というか、私の知らないところで一対一で相手されるより、その方がある意味安心もするわけで……」

狛枝「?」

罪木「だ、だからっ……!」

罪木「……えっちなことするのもみんないっしょに……っていうのは、凪斗さんはどう、なんでしょうか……?」

狛枝「……!?」

罪木「あ、えっと、別に毎回でなくても……いいんですけどね……」

罪木「で、でもでも、小泉さんや七海さんとも裸の付き合いをしてみることで何か見えてくるものも……ある……かも……?」

狛枝(自信なさげなのにとんでもない事を突然言うな……)

罪木「もちろん小泉さんや七海さんの同意は必須になりますけど……凪斗さんは、その……機会があればみんなでえっちなことたくさんしてみたいって思ったりは……どうなんでしょう、か?」

狛枝「安価↓2」




単発可

狛枝「……それはすごく魅力的な提案ではあるね」

狛枝「裸の付き合いはともかくキミ達自身が仲良くなってくれたらそれはボクとしても嬉しいよ」

狛枝「まあそれはもちろんボクがするべきことをして、彼女たちの同意をとれないと話にならないけどさ」

罪木「……私も、仲良くなりたくなくてそうしているわけではないんですけど……なんかもう、意地になっちゃってるとこもあって……」

罪木「け、けど、改めようとは思っても……七海さんはまだしも、小泉さんとの仲を今更修復出来るのかどうか……正直自信は、ありません」

罪木「でも、どのみちずっと逃げているわけにもいかなそうです……だって明日は小泉さんと顔を合わせる事に……」

狛枝「……?」

罪木「あ、えと……じ、実はさっきコテージに戻った時に小泉さんからの手紙が挟まってて」

罪木「ふたりきりで大事な話をしたいから、明日の自由時間に訪ねます……って、書いてあって」

狛枝「ふたりきりで大事な話……」

罪木「凪斗さん絡みのことだっていうのはわかるんですけど、な、なにを言われるのか……私もかっとなって、売り言葉に買い言葉してしまわないか不安だし……それどころかつい手を出してしまったら……あるいは、手を出されるような事があったら……どうすれば……」

罪木「……小泉さんにとって、私は許せない存在だから……けど、それでも、なんとか許してもらえるように耐えなきゃいけないんでしょうか……」

狛枝「安価↓2」



単発可

狛枝「そんな……暴力だけは絶対に駄目だよ。キミにも真昼にもそんな真似はさせないからね」

狛枝「それにボクも真昼とはわかってもらうまで話し合うつもりだよ。キミが辛い思いを抱え込む必要なんてないんだ……」

罪木「……」

罪木「そ、そうですよね、ぼうりょくはダメ、ゼッタイ……」ブツブツ


蜜柑は小さく震えながら自分に言い聞かせるように何度もそう呟いていた。

そして不意に背を向けていた体をボクの方へと寝返らせて正面からボクへと強く抱きつく。


罪木「凪斗さん……私、怖いです……明日が来るのが、怖い……」

罪木「最近ずっとそうでした。幸せだった日々が嘘のように跡形もなく崩れていくんじゃないのかって、突然何もかも失ってしまいそうな、そんな気がして……」

罪木「……小泉さんが何を考えているのかはわからないけれど……わ、私も、小泉さんに解ってもらう努力をしなきゃ……そうしないと、本当に大切なものを全部なくしてしまいそうな……だから」

罪木「だから、勇気を、ください」

罪木「……凪斗さんがいれば、私は強くなれる。お腹の子の為にも、私はこれからもっと強くなっていかなきゃいけない……だから、今夜はずっとこのまま私を抱き締めて、離さないでいてください……」

罪木「夜が明けるまで、目を覚ますまで、ずっと……そうすれば、今の自分よりもちょっとは強い自分になれる気がするから……」

狛枝「……わかったよ」

狛枝「言われなくても、キミを離す気なんて元からない。このまま一緒だよ……一緒に、いい夢を見よう」

狛枝「大丈夫。ボクたちはずっと、一緒だ。明日を迎えても、それは変わらない。絶対だ……」

罪木「……」


蜜柑はボクの腕の中で小さく頷いて目を閉じる。

ボクは彼女の頭を、髪を、背中を、労わるようにゆっくりと撫でながら、互いに眠気に負けてしまうまでそのまま時を過ごした……。


……

≪イベント進行判定≫


前回までの進行具合

罪木 36/100
小泉 17/100◆ ≪次回遭遇時イベント決定≫
七海 84/100



今夜のイベント進行判定の対象は

罪木
小泉
七海
日向

の四名です


ではまず↓~3まで
罪木、小泉、七海、日向の中から夜の様子を覗きたい人物を指定
コンマが一番小さいレス採用

そのうち
↓のコンマ+30が罪木
↓2のコンマ+10が七海
↓3のコンマ一桁目の値(0は10扱い)が日向のイベント進行ポイントになります

さらに、夜の様子を覗く相手には罪木と七海の場合はこのレスのコンマ÷2の値分イベント進行ポイントが加算され、日向の場合はこのレスのコンマ一桁目の値(0は10扱い)分イベント進行ポイントが加算されます

小泉はイベントが消化されるまでイベント進行ポイントは増えません

00は100扱い

5分以内の証明ではありませんでしたが、>>1がそれを確認する前に証明が見られたので通常通り↓~3までの選択とコンマで決定することにします
なので


罪木 51/100◆≪次回遭遇時イベント決定≫
小泉 17/100◆≪次回遭遇時イベント決定≫
七海 88.5/100◆≪次回遭遇時イベント決定≫
日向 2/50

になり、今夜は七海の様子を覗く事にします


再開は21:00頃を予定

七海のコテージ


七海「え、っと……このケーブルをテレビに繋いで……」ガチャガチャ

七海「……コントローラーも……よし、と」ピコピコ

七海「んーと」

七海「セレクトを押しながら……XXYBA」



-バチンッ-



アルターエゴ『千秋ちゃん、呼んだ?』

七海「うん、呼んだ」

アルターエゴ『最初に言っておくけどあまり長い間お話は出来ないからね? わかってるとは思うけど』

七海「うん。わかってる」

アルターエゴ『それで、どうかしたのかな?』

七海「前に報告した遊園地にある謎の空間について解析進んだのかなって気になって」

アルターエゴ『狛枝くんと小泉さんが閉じ込められたっていう場所の事だね』

アルターエゴ『……結論から言ってさっぱりだよぉ』

アルターエゴ『どうやってもブロックされちゃうんだよね。こっちはそれだけじゃなくてウィルスからの攻撃を防ぐのにも必至で手一杯だし、どうしても進まないんだ。猫の手も借りたいくらい忙しいんだよ』

七海「……そっか」

アルターエゴ『前に狛枝くんが遺跡の中を勝手に探っていた時があったでしょ?』

アルターエゴ『あの時に狛枝くん、知ってか知らずかウィルスの探知を弱めるプログラムを内部で走らせちゃったみたいでさ……それもあって結構大変な事になっているんだよ』

七海「ウィルスの探知を弱めるプログラム? どうしてそんなものを狛枝くんが?」

アルターエゴ『ええと、多分なんだけど……彼、妙なUSBメモリを持っていたんだよ。盗聴器が仕込まれた、ね』

アルターエゴ『僕が回収して破壊したけど、多分その中に仕込まれていたんだよ、そのプログラム』

七海「じゃあ、そのUSBメモリを狛枝くんに渡した誰かが……?」

アルターエゴ『仕組んだ事だろうね』

アルターエゴ『そしてそれは恐らく、このプログラムに侵入しているウィルス自身なんだと思う』

七海「……」

アルターエゴ『千秋ちゃんはまだ狛枝くんからそのウィルスの事について詳しい話は聞きだせていないんだよね?』

七海「うん……どういったものなのか未だにはっきりとは答えてくれていないんだ」

七海「そのうち話してくれるとは言ってくれたけど……」

アルターエゴ『まあ……狛枝くんのアバターがウィルスに感染して制約をかけられているようなものだから、詳しく話せないのはやっぱり仕方がないんだろうけどね……』

七海「……」

七海「やっぱり、私ももっとしっかりウィルス探しをした方が……」

アルターエゴ『だ、だめだよぉ! 千秋ちゃんがこのプログラムにいる意味はあくまで他のアバターとの交流と監視だけなんだ。そういうのは全部僕の仕事だよ!』

アルターエゴ『そんな事をして万が一、ウサミや千秋ちゃんまでウィルスに感染するような事があったら大変だもの……』

七海「……」

七海「でも、私……やっぱり狛枝くんひとりに戦わせては……おけないよ」

アルターエゴ『……』

アルターエゴ『千秋ちゃんは本当に狛枝くんの事が好きなんだねぇ』

七海「!」

七海「え、えっと……」

七海「……」

七海「うん。好きだよ。大好き……なんだ」

アルターエゴ『……』

アルターエゴ(これは本気で重症っぽいなぁ)

アルターエゴ(……僕からも一度狛枝くんに警告した方がいいのかもしれない)

七海「……」

七海「ねえ、お兄ちゃん」

アルターエゴ『……え? ええと、何?』

七海「赤ちゃんはどこからくるの?」

アルターエゴ『!?』

アルターエゴ『え、ええっ? あの、何を突然……あっ、DSなら千秋ちゃんリュックの中に入れてたよね?』

七海「2005年にSEG○から発売したゲームの事じゃないよ」

アルターエゴ『……』

七海「……」

アルターエゴ『うん、千秋ちゃん……僕本当に忙しいんだよぉ……これ以上頭抱えたくなるような事、言わないで欲しいなぁ……』

七海「私は真面目に聞いているんだよ、お兄ちゃん」プクー

アルターエゴ(だったら余計にタチが悪いよぉ)

アルターエゴ(これも、やっぱり)

七海「……狛枝くんと罪木さんの赤ちゃんはいったいどこから来たのかな……」

アルターエゴ『やっぱり狛枝くんのせいだったぁ!』

七海「……!?」ビクゥッ

アルターエゴ『あ、ご、ごめん……急に叫んじゃって』

アルターエゴ『ていうか千秋ちゃん、その情報何処から聞いたのぉ!?』

アルターエゴ『……千秋ちゃんには内緒にしておこうっていう話でまとまっていた筈なのに……』ブツブツ

七海「え?」

アルターエゴ『ううん……もしかして、狛枝くん自身から聞いたのかな……』

七海「えっと……まあ、そんなところ……かな」

アルターエゴ『……そっか』

七海「けど、本当に真面目な話……どういう事なのかな?」

七海「このプログラムの中で、赤ちゃんなんて……出来るの?」

七海「出来るようになっているプログラムなのかな、これって」

アルターエゴ『……』

アルターエゴ『それは……』

七海「だったらさ」

アルターエゴ『?』

七海「私にも可能性はない……のかな」

アルターエゴ『……!?』

七海「私にも、赤ちゃん……」

アルターエゴ『ストップ、千秋ちゃん』

アルターエゴ『それ以上は言わないで。僕は悲しい事を言わなきゃいけなくなるし、千秋ちゃんも悲しい思いをするだけだから……』

七海「……」

七海「そうだよね。やっぱり私には無理な事、なんだよね……」

七海「わかってるよ。ただ、はっきりと確認しておきたかっただけなんだ」

七海「……ごめんね、お兄ちゃん。忙しいのに、変な事言って困らせて」

七海「やっぱり、どう足掻いても私はこのプログラムの中にいるだけのAIなんだよね」

アルターエゴ『千秋ちゃん……』

七海「私は人の形をしているだけのデータなだけで……」

七海「……」

七海「データ……?」

アルターエゴ『?』

七海「そうだよ、お兄ちゃん! 私、名案を思いついた」

アルターエゴ『えっ? な、何? 急になんなの?』

七海「データだからこそ出来る事があるんだよ、お兄ちゃん」

七海「……お願い、私の一世一代のワガママを聞いて」

七海「お兄ちゃんでないと頼めない事なの……」

七海「けして悪い様にはしないから」

アルターエゴ『……』

アルターエゴ『それは一体……何なのかな?』

七海「あのね……」


……

【38日目】


6回目の学級目標チェックまであと【3日】

6回目の希望のカケラ回収チェックまであと【3日】
→九頭龍の希望のカケラを1つ、澪田の希望のカケラを2つ入手(九頭龍0/1 澪田1/2)


狛枝(……う、ん?)

狛枝(もう朝……なのか……?)

狛枝(……?)



直後コンマ判定
奇数でまだ罪木は一緒に寝ている
偶数だとベッドからいない
このレスのコンマ以上の偶数だと……?
00は直後に限り100扱い
単発可

狛枝「あれ……蜜柑……?」

狛枝「み、蜜柑っ……どこに……」ガバッ



ガチャッ


罪木「ふゆぅ……いいお湯加減でさっぱりしましたぁ」ホクホク

狛枝「……」

罪木「……」←下着姿でバスタオルを頭に乗せている状態

罪木「ふ、ふえぇっ、おはようございますぅ! 勝手にシャワー使わせて貰っちゃいましたぁ!」

罪木「お見苦しいところをお見せしてごめんなさぁい!」

狛枝(……あ、そっか……昨日、朝にシャワー借りたいって言ってたもんね……)

狛枝「……で、どうして服を着ないで中途半端に下着姿なのかな」

罪木「あ、あのぉ……昨日のマッサージやらなんやらで服が……特にスカートが汚れてしまって、今お洗濯中なんですぅ。下着は替えのを持ってきていたから大丈夫だったんですけどね」

罪木「えと……洗濯機と乾燥機も勝手に使わせてもらっちゃいましたぁ……ごめんなさぁい」

罪木「あっ、凪斗さんの分のおようふくも、洗濯させてもらいました。こっちはもう乾燥まで済んでいますよぉ」

狛枝「え? ……そうなんだ、わざわざ悪かったね、ありがとう」

罪木「いいえ、これくらい平気ですよぉ。えへへ……」

罪木「私の分は乾燥終わるまでもう少し時間がかかりそうですぅ」

狛枝「ボクも着替える前にシャワーにいこうかな。折角服を洗濯して綺麗にしてくれたんだから体の方も綺麗にしなきゃ」

罪木「いってらっしゃあい」


……


シャワー後……


狛枝(……ふぅ、さっぱりした)



直後体調チェックコンマ判定
奇数で、元気
偶数で、普通

奇数の場合、体力の数値が10→9に
偶数の場合、体力の数値が10→7に変化

g

単発可だったのに書き忘れてました
なので>>501採用で

【体調:普通】
【体力:7】


狛枝(蜜柑は……あれ、まだ下着姿だ)

狛枝(洋服まだ乾かないのかな)

罪木「……」

狛枝(……さっきからベッドで座ってじっとして俯いてるけど……どうし……)

罪木「!」

罪木「あう……凪斗さん」

狛枝「?」

罪木「これ……落ちてたんですけどぉ……」

狛枝「!」

狛枝「それは……」


蜜柑の手の中には千秋からもらった彼女の髪留めがちょこんと乗っていた。


罪木「七海さんの落し物、ですか? それとも……」

狛枝「……これは、彼女からもらったものだよ。ありがとう、拾ってくれて。失くしたりしたら大変だった」

罪木「うゆぅ……」

罪木「……」

罪木「普段身に着けているものをあげるって……なんだか素敵、ですね。恋人っぽいし……」

罪木「……私も何かあげられたら……そうすれば何が起こっても何時でも一緒ですよって少しは安心して……」

狛枝「蜜柑?」

罪木「……いえ、あの」

罪木「私も何か、凪斗さんにプレゼントをしたいなあ、って」

罪木「何か欲しいものとか、ありませんかぁ?」

狛枝「……え? えーと」

狛枝「……」

狛枝「安価↓2」

狛枝「それなら……キミの残りの人生が欲しい」

罪木「えっ」

狛枝「……」

罪木「……ふえっ、あのっ」

罪木「ふえぇ」カアァァ

狛枝(……言ってるこっちもなんか恥ずかしくなってきた)カアァァ

狛枝「えっと、それが無理なら」

罪木「……無理、なんか、じゃ」

狛枝「!」

罪木「無理なんて、そんな事……ないですぅ」

罪木「こんなゲロブタのこれから一生でいいのなら、是非受け取ってくださぁい」

罪木「だから……私が生きるも死ぬも凪斗さん次第、ですよ? えへへ……」

狛枝「蜜柑……」

罪木「……うゆ、えっと……あのあのっ」

罪木「ち、遅刻してしまうので、凪斗さんは先に行っててくださぁい!」

罪木「私は服が乾くのをもう少し待ってますから……その……」モジモジ


蜜柑は今のボクのプロポーズまがいの言葉に照れて恥ずかしがるようにそわそわしながらそう告げるけれど……



どうするか安価↓

狛枝「……わかった。ちゃんと身支度出来たらおいでよ。ボクは先に行ってるからね」

狛枝「鍵はキミに預けておくよ。後でボクに渡すかコテージのポストに入れておいてくれればいいから」

罪木「……んっ」

罪木「は、はい……いってらっしゃい」

狛枝「いってきます」


軽くキスをしてそう伝えると蜜柑はまた更に顔を赤くしながらボクを見送り、ボクはそのままコテージを後にした。


……






罪木「……」

罪木「私の残りの人生……かぁ……えへ、えへへ……」

罪木「恥ずかしいけど、とっても嬉しい……」

罪木「……」

罪木「服、乾くのまだかなぁ」


ガチャッ

ギィ……


罪木「?」

罪木「うゆぅ? 凪斗さん、忘れ物でもしました……か……?」

?「……」

罪木「……え」


……

本日は体調は【普通】なので希望の薬が使用できます

希望の薬を使用しますか?

(現在所持数×10)

安価↓

では、本日の作業決定です


1、採集
2、掃除
3、寝る


本日は自分がシャカリキ状態でない為、別の誰かがシャカリキ状態になっています。

その判定を行動が1、採集or2、掃除だった場合のレスのコンマで判定します。



01~07 日向
08~13 田中
14~19 左右田
20~25 十神
26~31 弐大
32~37 花村
38~43 九頭龍
44~49 七海
50~55 終里
56~61 ソニア
62~67 小泉
68~73 西園寺
74~79 澪田
80~85 辺古山
86~00 いない

【本日は左右田くんがシャカリキ状態です】


狛枝「さて……今回採集に行く場所は安価↓」

狛枝「一緒に行くのは安価↓2クンと安価↓3さんになるのか」


場所選択(右の↓矢印は体力の低下具合。↓の数だけ体力が下がります。0になるとダウン)

現在の体力:7


ロケットパンチマーケット ↓
牧場 ↓
ビーチ ↓
遺跡周辺 ↓↓
電気屋 ↓↓
ネズミー城 ↓↓
軍事施設 ↓↓
山 ↓↓↓
森 ↓↓↓
海 ↓↓↓





安価↓2は男子の名前
安価↓3は女子の名前


安価無効の場合は更に下から選びます



日付変更後一度目の安価なので単発可

≪採集・掃除フェイズ≫


遺跡周辺


日向「よ、おはよう」

狛枝「やあ。パンツに希望を見出した超高校級のパンツハンター日向クン、おはよう」

日向「なんだその不名誉極まりない呼び名は!?」

七海「オッス。……パンツがどうしたのかな?」

七海「まさか、今度は狛枝くんのパンツを巻き上げる気……なのかな、日向くんは」

日向「……べ、別に俺は人から無理やり奪い取ったりはしてないんだぞ……?」

狛枝「でも、その発言は日向クンは人からたくさんパンツを貰っていると認めるってそういう事だよね?」

日向「沢山はもらってない! 各自から一枚限りと決めている! もちろん、それ以上くれるというのなら貰わない事もないが……」

日向「って、お前は何を言わせるんだよ!?」

七海「日向くんが勝手に言っただけ……だと思うよ?」

狛枝「完全に自爆だよね」

日向「くそっ、こんな奴と一緒にいられるか! 俺は一人であっちへ行く!」ダッシュ

狛枝「……あーあ、死亡フラグっぽいセリフを吐いて本当に一人で言っちゃったよ」





七海「……」

七海「ねえねえ、狛枝くん」袖クイクイ

狛枝「……ん?」

七海「あのねあのね……」ソワソワ

七海「今日の自由行動時間、私のコテージに来て欲しいんだけど……だめ、かな」

七海「狛枝くんに見せたいものがあって……」

狛枝「安価↓」

狛枝「わかった、いくよ」

七海「ほ、ほんと?」

七海「ほんと……なんだね? 嘘吐いたらやだからね」

狛枝「うん。嘘なんか言わないよ。約束、だね」

七海「……よかったあ」

七海「じゃあ、自由行動時間中、何時でもいいから会いにきて。私、コテージで待ってるから」

狛枝「わかったよ」

七海「……」

七海「よし、それじゃあ今日の採集作業頑張って早く終わらせちゃお」ダッシュ

狛枝「あっ……行っちゃった」

狛枝「なんだろう。見せたいものって……」

狛枝「ま、とりあえずボクも採集作業しないと」



*日向くんと七海さんと仲良くなりました

*採集レベルポイントを76pt手に入れました(現在LV3:380pt)


……

寝落ちかけてたので今夜はこれで終わりにします

【現在の体力:5】


*不幸ポイントが1926ptになりました


……




狛枝(……とても嫌な胸騒ぎがする……)



【不幸な事】が起こりそうな気配です……


*まずは、今回どれだけのポイントが消費されるのか決定します

*↓~5までのコンマを足した数値がその値です


単発可

結果→338pt


では今回、338ptの幸運ポイントを消費して同数値を不幸ポイントに加算する事で【不幸な事】を回避するか

【不幸な事】を回避しないで、338ptの不幸ポイントを消費し同数値を幸運ポイントに加算させるか決定します


現在の幸運ポイント1174pt

現在の不幸ポイント1926pt


どうする?

1、回避する
2、回避しない


安価↓



*【回避しない】が選択されました


……


ひとつ大事な事を忘れてた!





ではここで、【38日目】からのEXクエストの課題決めとその相手の決定を行いたいと思います

課題は、直後コンマ

相手は、↓2コンマで決定

共に00は100扱い

期間は基本的に3日間でのチャレンジになります


コンマ表は↓



《課題》

01~14 恋愛映画を見る
30~44 相手のパンツを見る
45~59 お互いの写真を取る
60~74 プールまたは海で遊ぶ
90~100 手作りの品を貰う(食べ物でも服飾品でも可)




《相手》

奇数で七海
偶数で罪木

コンマ表がおかしかったのでちょっとストップ

改めて


課題は、直後コンマ

相手は、↓2コンマで決定

共に00は100扱い

期間は基本的に3日間でのチャレンジになります


コンマ表は↓



《課題》

01~20 恋愛映画を見る
21~40 相手のパンツを見る
41~60 お互いの写真を取る
61~80 プールまたは海で遊ぶ
81~100 手作りの品を貰う(食べ物でも服飾品でも可)




《相手》

奇数で七海
偶数で罪木

Atあ

>>553
sageを……
まあでも、今回はコンマ判定だったのでこれで決定にしちゃいます


>【38日目】からのEXクエストのお知らせ

>今回は【あと3日以内】に【七海さん】と【お互いの写真を取る】に決まりました

……

≪自由行動フェイズ≫



※行動する前に、幸運ポイント50pt使用で自由行動の回数を1回増やすか決定します(現在:1174pt)


どうする?


1、増やす
2、増やさない


安価↓

*幸運ポイントが1124ptになりました

*不幸ポイントが1976ptになりました


【本日の自由行動は3回です】

【本日は左右田くんの好感度が上がりやすくなっています】


6回目の希望のカケラ回収チェックまであと【3日】
→九頭龍の希望のカケラを1つ、澪田の希望のカケラを2つ入手(九頭龍0/1 澪田1/2)


【現在所持している希望のカケラと好感度】

罪木  6/6 好き
小泉  6/6 好き
七海  6/6 好き
日向  6/6 気の置けない相手
西園寺 6/6 気の置けない相手
花村  6/6 普通
九頭龍 4/6 普通
ソニア 4/6 普通
澪田  4/6 普通
辺古山 3/6 普通
左右田 2/6 普通
弐大  2/6 顔見知り
田中  2/6 顔見知り
終里  2/6 顔見知り
十神  1/6 普通


希望のカケラフルコンプリートまであと30ヶ

【現在所持しているプレゼント】

≪エンゲージリング≫ ※現在プレゼント不可
≪天使の果実≫
≪ボージョボー人形≫
≪第二ボタン≫
≪黒ウサギ読本≫
≪ジャバイアンジュエリー≫
≪昭和ラジオ≫
≪パワーハンドグローブ≫
≪希望の薬≫×10
≪イン・ビトロ・ローズ≫

【現在所持している貴重品】

≪葉隠流水晶≫
→体調チェック後に幸運ポイントを使って占いが出来る。一回使用した後は三日経たないと使えない

≪希望ヶ峰の指輪≫
→採集・掃除及び自由行動の回数分、毎回行動後に必ず幸運ポイントか不幸ポイントが手に入る

≪小泉さんのお古のカメラ≫
→自由行動時に誰かと写真が撮れる。使用すると小泉の好感度が上がる。小泉に会う事で、撮った写真を入手出来る

≪男のマロン≫
→???

≪希望の薬≫×10
→体調チェックの後、その日の体調がシャカリキ状態以外の時に使用可能。体調がシャカリキになる。また、その日の自由行動の回数が幸運ポイントの使用で増やすのとは別扱いで自動的に1回分増える。誰かにプレゼントする場合、誰にあげても好感度大幅UP


≪罪木さんとの写真≫
→罪木の好感度が上がりやすくなる
≪小泉さんとの写真≫
→小泉の好感度が上がりやすくなる
≪七海さんとの写真≫
→七海の好感度が上がりやすくなる
≪日向くんとの写真≫
→日向の好感度が上がりやすくなる
≪ウサミ先生との写真≫
→ウサミの好感度が上がりやすくなる


≪七海の髪留め≫
→王様ゲームでの戦利品。七海がここにいる事の証


≪ユビキタス手帳≫
→狛枝の日々を記録するもの。常に持ち運びしている

狛枝(さて……さっき千秋と約束をしたのはいいけれど)

狛枝(今日はウサミと話をするっていう約束もしているんだった)

狛枝(どういう風に予定を組もうかな……?)





【38日目】1回目の自由行動選択


1、一緒に過ごす(七海・ウサミ以外)
2、おでかけチケットで遊びにいく(七海・ウサミ以外/(現在19枚所持)
3、モノモノヤシーンを回す(現在6枚所持)
4、EXクエストにチャレンジする
→現在の課題は【あと3日以内】に【七海さん】と【お互いの写真を取る】です ※現在選択不可
5、ウサミの相談に乗る
6、七海に会いに行く≪イベント発生≫


1と2の場合は相手も一緒に書いてください(七海・ウサミ以外)
現在、次回七海との遭遇時にイベントが確定している為、4の七海とのEXクエストの選択が不可になっています(イベントを消化すると選択出来るようになります)
また、本日は不幸イベントも確定していますが、3回の行動のうち2回は七海・ウサミとのイベントで確定している為、残りの1回の自由行動中か自由行動後に不幸イベントが起きます


↓~11:20まで
コンマの一の位の値が一番大きいレス採用(最大9、0は0扱い)
コンマの一の位の値が一番大きいレスが複数ある場合は、その中で十の位の値が一番小さいレス採用(最少1、0は10扱い)
それでも複数ある場合は書き込み時間が一番早いレスを採用
時間内にレスが無い場合は直後レス採用

最良値が出た時点で時間内であっても安価は締切になります
>>3の07参照

選択だけで話がまったく進んでませんが一度休憩
再開は13:00頃を予定

狛枝(まずは最初に約束をしていたウサミの話を聞こう)

狛枝(……ボクも聞きたい事があるし、ウサミは取り急ぎっていう感じでも無かったような気がしないでもなかったけど……何か問題があるのなら早めに解決した方がいいだろうから)

狛枝(で、何処で話をしようかな……)



ウサミを呼ぶ場所指定
安価↓

週末に沢山更新出来るかも!とか思ってたけどそんなの幻想だった
ここ数日不定期スキマ更新する余力さえ無かったけど再開です
それでもやっぱり亀更新気味になりそうだけどご了承ください






狛枝(……ウサミの部屋を直接訪ねてみるか)

狛枝(うん。もしボクにしか聞かれたくない話だっていうのならそれが一番安全かもね)


ウサミハウス


狛枝(周りには……誰もいる気配はないね)

狛枝(……よし)


コンコン


狛枝「ウサミ、いる? ボクだよ」


ガチャッ


ウサミ「狛枝くん!」

ウサミ「よく来てくだちゃいました! ささ、こちらへ!」


……


ウサミ「なんのお構いも出来まちぇんが……」

狛枝「気遣いはいいけど、 それより早く本題に入ろう」

狛枝「ボクに何か相談したい事があるんだったよね?」

ウサミ「は、はい……」

狛枝「一体どういった話なのかな。相談事だなんて、ボクじゃなくても日向クンやもっと頼れる人がいた筈なのにわざわざボクを指名するなんて……ボクに関係するか、あるいはボクでないとダメな事なのか……」

ウサミ「……そのどっちも、でちゅね……」

ウサミ「けど、何処からどう話を始めるべきなのか、狛枝くんを悩ませるだけになるかもしれないし……うぅ……くすん」

狛枝「意味深に呼び掛けて今更この話は無かった事で、なんてのはそれこそ無いって話だよ」

狛枝「……どういった事なのか、こちらも全く見当がついてないってわけじゃない。ある程度の覚悟はしているから、話せるところからゆっくりでいい……ボクに相談したい事がなんなのか、はっきり聞かせて欲しい」

ウサミ「……」

ウサミ「わかりまちた……お話、させてくだちゃい……」

ウサミ「じゃあ、まだ話しやすいところからで……」

ウサミ「……」

ウサミ「七海さんの事について、なんでちゅけど」

狛枝「……」

ウサミ「七海さん、狛枝くんにご執心のようでちゅね」

ウサミ「あちしたちの事が狛枝くんに知られてしまった時あたりからそうだったような気がしまちゅが、最近は特に」

ウサミ「……それで、狛枝くんも、満更ではなさそうな感じでちゅよね」

狛枝「……」

狛枝「ウサミは物知りだね」

ウサミ「なんの為の監視カメラだと思っているんでちゅか」

ウサミ「狛枝くんはここずっとカメラなんかお構いなしに目立つ行動が多すぎでちゅよ!」

ウサミ「あ、あんな破廉恥なことや、そんな破廉恥なことまで……して……言わせないでくだちゃいよもう! ぷんすか!」

狛枝「恥じらうか怒るかどっちかにしなよ」

ウサミ「みなさんとらーぶらーぶしてくれるのは大いに結構! だってそれは、あちしからお願いした事でもありまちゅからね。けど、節度ってものがありまちゅ!」

ウサミ「……狛枝くん、最近女の子と仲良くし過ぎて逆にトラブルがよく起こっていまちゅよね?」

ウサミ「七海さんとだって、そうでちゅ」

ウサミ「いっつもあちしが介入しなければならないギリギリのところでどうにか切り抜けてはいるみたいでちゅけれど……」

狛枝「……」

ウサミ「……」

ウサミ「狛枝くんはあちしと七海さんの正体を知っていまちゅ。この世界の真実だって」

ウサミ「それなのに、わかってて七海さんを弄ぶような真似は……やめて欲しいんでちゅよ。七海さんはそれで納得するしかないように出来ているのに……」

ウサミ「……」

ウサミ「あちしの言っている意味がわかりまちゅか?」

狛枝「安価↓2」

狛枝「……まあウサミの言いたいことはわかるけどね」

狛枝「そもそもこの話は本人とも何度もしてるし、むしろボクの方が彼女に現実を突き付けられているくらいだよ」

狛枝「七海さんはちゃんと分かってボクと一緒にいてくれてるんだ 」

ウサミ「……本当に?」

ウサミ「本当にそうだって、言い切れるんでちゅか?」

狛枝「……え?」

ウサミ「……」

ウサミ「七海さんはあちしに狛枝くんとの事を隠さずに打ち明けてくれたまちた。その時、やっぱり七海さんはきちんと理解したうえでの結論だと言っていまちたけれど……」

ウサミ「でもそれは、七海さんがそうプログラムされているからでちゅよ」

ウサミ「自分はAIだから、この世界の住人だから。……だから、この世界からは出たくても出られないしそもそもこの世界から出ようという意思すら持てない」

ウサミ「だからあと数日ではあるけれど、この世界で狛枝くんに寄り添っていたいと……そうは言うけれど……」

狛枝「……何が言いたいの?」

ウサミ「もし……もしも、でちゅよ?」

ウサミ「七海さんが自分のプログラムに反するような、それどころか本来ならありえないインプットされたプログラムにはない筈の自分の役目から逸脱した思考や言動、行動をとるようになったとしたら……狛枝くんはどうしまちゅか?」

狛枝「……」

狛枝「それの何がいけないの? プログラムにない事は起こる筈はないんだし仮に起こったとしたら、それってとてつもない奇跡だと思うんだけれど」

狛枝「自立進化とでもいうのかな。与えられた命令を忠実に守るしか出来ない筈が、自分で考え自分の意思で行動することが出来るようになったとしたら……それってもう、プログラムじゃなくてボクたち人と一緒……立派な人だよ。素晴らしいじゃないか」

ウサミ「あちしだってそれは凄いことだとは思いまちゅ……けど」

ウサミ「それが何に影響されたものなのか。ただ、狛枝くんと一緒にいた事が原因で、というだけでなく」

ウサミ「ウィルスの侵食によってもたらされた結果かもしれなかったら?」

狛枝「!」

狛枝「ちょっと待って、ウサミ」

狛枝「ウサミのその話し方はまるで……もし、ではなくて本当に彼女の身に起こっている事のようにボクには聞こえるんだけど」

ウサミ「……」

ウサミ「あちしも詳しいお話を未来機関の方々から聞いたわけではありまちぇん」

ウサミ「でも、七海さんの身に僅かながらそういった兆候が見られているようなんでちゅ」

狛枝「プログラムにはない筈の思考や言動、行動が?」

ウサミ「はい」

狛枝「……」

狛枝「ボクにはとてもそんな風には感じられないけど……」

狛枝「けど、ウサミや未来機関の人たちは、彼女がウィルスの影響でおかしくなっているのかもしれないと考えているわけだ?」

ウサミ「詳しい調査などはまだ進んでいないらしいのでちゅが……可能性がないとは言い切れないと」

ウサミ「このところ、プログラム内で問題が立て続けに起こっているせいか、未来機関のみなさんもかなり神経質になっているんでちゅよ……」

ウサミ「みなさんの身の安全は勿論でちゅが、教師役であるあちしや監視役である七海さんまで暴走してしまったら……と」

狛枝「……」

ウサミ「いえ……七海さんの暴走は、もう始まってしまったのかも……」

狛枝「え……!?」

ウサミ「……七海さん、昨晩アルターエゴにとんでもないお願いをしたらしいのでちゅ」

ウサミ「なんというか……まだ子供のワガママで済む話ではあったようだったので、それで七海さんの気が済むのならそれ以上変な事を言い出されるよりは、とアルターエゴは制約を設けたうえで承諾してしまったようなんでちゅけど……」

狛枝「それは一体……?」

ウサミ「狛枝くん、もしかして近々七海さんと会う約束とか、していまちゅか」

狛枝「うん。見せたいものがあるから会いに来て欲しいって……まさか、それの事?」

ウサミ「多分、そうだと思いまちゅ……」

ウサミ「狛枝くん。もし、七海さんに妙なことがあったら……きちんと諌めてあげてくれまちぇんか?」

ウサミ「狛枝くんの言うことだったら、きっとまだ素直に聞いてくれると……そう、思いまちゅ」

ウサミ「だから、七海さんの暴走を後押しするような真似はしないって……約束してくれまちぇんか?」

狛枝「安価↓2」

狛枝「けど……それはウィルスの影響だったらの場合なんだよね?」

狛枝「もしそれが彼女の本心だとしたら……ボクが断るようなことは……」

ウサミ「それが例えば、狛枝くんだけここから卒業せずに残ってずっとこの世界で七海さんとだけで暮らして欲しい……といった内容でもでちゅか?」

ウサミ「本来ならそういった発言はあちしたちには断じて出来ないんでちゅけれども、今の七海さんだったら……しないとも言い切れないという状態なんでちゅよ」

狛枝「……」

ウサミ「あちしは断固として許しまちぇんからね!」

ウサミ「七海さんは、あちしのお仲間でちゅがこの世界の設定上、あちしは七海さんにとっても先生になるんでちゅ」

ウサミ「生徒が間違った道に進まないように導くのが教師の役目なんでちゅからね」

ウサミ「狛枝くんだってそんな事を言い出すような七海さんは見たくない……希望だとは思えないんじゃないでちゅか?」



↓~3まで自由回答

日付け変更後一度目の安価なので単発可

狛枝「なる程ね、思ったよりも事態は深刻なのかな」

狛枝「だけどね……ウサミには申し訳ないけどここで安易に跳ね除けるような約束をすることはできないよ」

ウサミ「狛枝くん……!」

狛枝「七海さんはボクが一番危なかったとき傍にいてくれた本物の希望だよ、そこは絶対に変わらない」

ウサミ「で、でも……」

狛枝「それに彼女がそう言いだすって決まったわけでもないんだからそこまで悲観的にならなくても大丈夫だよ。仮にそういったとしても……それがウィルスのせいじゃないってことも……」

狛枝「七海さんは自分の気持ちは偽物だって悩んでたんだ……だからそんな七海さんが自分の心からの気持ちでそう言ってくれたのだとしたらボクは嬉しいよ」

ウサミ「……」

狛枝「……ボクの道はボクが決める。ボクの希望はボクが決めることなんだよ」

狛枝「ウサミが決めることじゃない」

狛枝「まぁ安心してよ。ボクにもゴミ屑ながら思考能力はあるんだよ? 」

ウサミ「狛枝くん……あなたは……」

狛枝「話はこれで終わりかな?」

ウサミ「……」

ウサミ「そうでちゅね。あちしたちがここで揉めていても七海さんの状態が本当はどうなっているのか解るわけではないし……あちしも少しいらない心配をしすぎてしまいまちたね」

ウサミ「……けど、用心だけは……七海さんの事、デリケートに扱ってくだちゃいね」

ウサミ「七海さんの事で何かあったらすぐにあちしか未来機関のみなさんにご報告の方をよろしくお願いしまちゅ」

狛枝「……うん」



ウサミ「では、七海さんの事はとりあえずこれで置いておくとして……あともうひとつ、大事なお話をしなければなりまちぇんね」

ウサミ「今度は……罪木さんの事について、でちゅ」

鈍足ですまぬ……本当にすまぬ……
再開
やっぱり亀更新





狛枝「……」

狛枝「彼女の事について、か。実はボクがウサミに聞きたかったのも、彼女に関する事なんだよ」

ウサミ「……そうでちゅか」

狛枝「その様子だと、もしかしたらウサミがボク話したい彼女の話がそのままボクの疑問の答えになるかもしれないけどね」

狛枝「で、一応先に確認しておきたいんだけど、ウサミが話したい事っていうのは……蜜柑の妊娠に関すること、で間違いないよね?」

ウサミ「……」

ウサミ「はい、そうでちゅ」

狛枝「……ボクが聞いた話だと、ウサミは蜜柑からその話を聞かされた時、ありえないって零したらしいけど……ボクにはっきり教えて欲しいんだ」

狛枝「……」

狛枝「この世界で、妊娠するようなことって……起こるものなの?」

ウサミ「そ、それは……」

ウサミ「……」

狛枝「……」

狛枝「答えてよ、ウサミ」

ウサミ「……」

ウサミ「はっきり言って、いくらリアルに近い体験が出来るこの世界の中でも、そのような事が出来る可能性なんて……まずありまちぇん」

ウサミ「想像妊娠くらいならありえる事かもしれまちぇんけど……」

狛枝「……」

狛枝「そう、なんだ」

狛枝「だったら……どういう事なの?」

狛枝「彼女の妊娠の検査にはボクも一緒に立ち会っているんだけど、あの時確かに検査薬は陽性を示していたんだ」

狛枝「だから、想像妊娠だとか彼女の狂言だとかいう可能性はまずないんだよ……検査薬に細工でもしてボクを騙したりしていない限りはね」

狛枝「けど、彼女はこの結果に心から驚いてそして喜んでいるようにボクには見えた。だから、少なくとも彼女自身はこの結果を本当の事だと受け止めているし、本当に信じているんだよ。つわりだと思う症状も出てたって本人は言ってたしね」

狛枝「けど、そんな事ある筈がないというのなら何故検査薬は陽性を示していたのか……いや、何故蜜柑は妊娠しているという結果になっているのか」

狛枝「考えた結果、三つの可能性がボクの中に浮上した」

ウサミ「……その可能性とは?」

狛枝「まず一つめ。これは、さっき検査薬に細工を……という話をしたけど、それに近い話で、まあ単純に検査薬がおかしかったのかもしれないって事」

狛枝「もっと詳しく言えば、この世界のあの検査薬のデータになんらかの不具合やバグがあったんじゃないのかなって話さ。そのせいで、出てきた結果がおかしなものになったんだよ」

狛枝「……それが、偶然起こったものなのか故意に起こされたものなのか。それはわからないしそもそもそうだとまだ決まったわけでもないし、それ次第ではまた議論すべき点が増えることになるのかもしれないけど、それはとりあえず一度置いておくとして」

狛枝「二つめに考えられるのは、ウサミがさっき話した七海さんについての話とほぼ同じだね。……蜜柑のアバターのデータ自体に不具合が……もしかしたら、ウィルスの影響で今の結果が出ているのかもしれないという可能性だ」

狛枝「少し前にウィルスのせいで集団発熱騒ぎが起きておかしくなった人たちが半数出ていたのとも一緒なのかな。蜜柑も遅れて熱を出して寝込んだりしたし……そうだとしたら、本当に最悪で悪質なウィルスだね……こうも見境が無いだなんてさ」

狛枝「そして、もしもそうなら……彼女の身も、七海さん同様に危険な状態にあるって事だ。アバターが妊娠していると誤認した状態になっているだけならまだいいけれど……」

狛枝「もし、蜜柑のアバターの胎内に直接ウィルスが紛れ込んでいて……それで……胎児自体がウィルスと化しているかもしれないだとか、そんな事あったりしたら、蜜柑は……どうすれば……」

ウサミ「……」

狛枝「……」

狛枝「そして、最後の可能性だけど」

狛枝「……だけ、ど……」

ウサミ「狛枝くん?」

狛枝「……」

狛枝「本当はこんな予想、口にも出したく無い」

狛枝「ある意味ウィルスに侵されているのが原因だって方がまだ楽な気持ちでいられるくらいの、とても嫌な予想だ」

狛枝「けど、これをはっきりしないとボクは本当の意味で安心が出来ないから……怖いけど、聞くね」

ウサミ「……」

ウサミ「はい。それは、なんでちょうか?」

狛枝「……最後の可能性……それは……それ……は……っ」

狛枝「……ボクや、西園寺さんの身に起こったのと同様の事が蜜柑の身にも起こったのかもしれない、という事だ」

狛枝「要するに」

狛枝「ボクの左手が現実では既にボクのものではないから動かなくなったように」

狛枝「現実の西園寺さんは成長しているから身長が突然伸びたように」

狛枝「……現実世界の蜜柑は妊娠をしているから、それをなんらかの原因で蜜柑のアバターが無意識の内に思い出して、アバターのデータにまで反映されたって事は……そんな可能性は、あるの……かな……」

ウサミ「っ……」

狛枝「……」

狛枝「どうなんだよ、ウサミ」

ウサミ「それは……それは……」



直後コンマ判定
奇数だと、罪木の妊娠についての謎の判断ははっきりと断定出来ていない状態

偶数だと、罪木の妊娠についての理由が未来機関側でほぼ断定されている状態
そのうち
一桁目の値が2か4で、ウィルスが原因
一桁目の値が6か8で、現実の罪木が妊娠しているのが原因
一桁目の値が0で、その両方が原因

単発可

ウサミ「と、とりあえず、あちしの話を落ち着いて聞いてくだちゃい」

狛枝「ボクはずっと落ち着いているよ。……解っているのなら答えて、早く」

ウサミ「うぅ……それが……」

ウサミ「罪木さんのお話を聞いてこちらの方でも調査した結果……どうやら、罪木さんの妊娠疑惑にはやはりウィルスが関与している可能性が一番高いとみて間違いはなさそうなんでちゅ」

ウサミ「狛枝くんが最後に聞いた現実の罪木さんが妊娠している可能性については霧切さんが真っ先に懸念して率先して調査を進めてくれたんでちゅが、どうやらそのような事は無かったようなのでその点は安心してくだちゃい」

狛枝「……そっか」

狛枝「それならいい……とも言うわけにはいかないね。やっぱりウィルスのせいなのか……」

狛枝「……それなら、これから彼女はどうしたらいいんだ?」

狛枝「子供が出来た事をあんなに喜んでくれたのに……ボクも、嬉しかったのに……」

狛枝「どれもこれも全部ウィルスのせいだなんてっ……クソ……!」

ウサミ「こ、狛枝くん……!」

狛枝「……こんな事って……」

ウサミ「……」

ウサミ「これからあちしがお話する事は、狛枝くんにとっても罪木さんにとっても更に辛いお話になると思いまちゅ……でも、どうか冷静に……落ち着いて聞いてくだちゃい」

狛枝「……」

ウサミ「……さっき狛枝くんも言ったように、罪木さんの胎内にはウィルスが紛れ込んでいて……罪木さんに悪影響を及ぼしている可能性が非常に高いのではないのかと未来機関の方々は危惧していまちゅ」

ウサミ「狛枝くん、最近罪木さんと一緒に過ごしていて罪木さんの様子が妙に情緒不安定だとは思いまちぇんでしたか? 急に無気力になったり、泣き出したり、怒り出したりと……」

狛枝「確かにそんな風ではあったけど、あれはボクが原因だから……いや、でも言われてみれば結構極端だったような気がしないでもないかも……元々そんな節はあったけど、それでもなんかおかしかったような……」

ウサミ「それも罪木さんが中にウィルスを取り込んで……いえ、ウィルスを育てているから……とは考えられまちぇんか」

狛枝「ウィルスを育てている……?」

ウサミ「罪木さんの内にあるとされるウィルスは、罪木さんの絶望に反応して罪木さんの感情を増長させているのかも」

ウサミ「それが感情だけで片付けられるならまだ許せるのかもしれまちぇんが、もし行動にまで現れ出したりしたら……」

狛枝「……そうだ。彼女は、ボクの行いに絶望を抱いて、つい昨日自らの命を粗末にするような行動をとっている。とても、普段の彼女からは考えられないような行動だった……」

ウサミ「はい……。ウィルスはきっと、罪木さんのその絶望を糧にして今の間にも成長をしているのかもしれまちぇん」

ウサミ「罪木さんは、その……みなさんの中でも、特に深い絶望を抱えていて、超高校級の絶望である江ノ島盾子に対する忠誠も心酔も高かったようでちゅから……肥やしにするには、もってこいだったのではないのでちょうか」

ウサミ「そして、もしこのまま罪木さんの中で成長を続けて取り返しのつかない事にまでなってしまったらと考えると……あちしは、あちしは……」

狛枝「っ……江ノ島盾子……!」

狛枝「そうだ……蜜柑は、夢の中で江ノ島盾子と会ったと、そうとれる事を零していた。はっきりとあの女を思い出せているまではいっていなかったと思うけど……じゃあ、それもやっぱり……」

ウサミ「……!」

ウサミ「狛枝くん。やはりもたもたしている暇は、ないのかもしれまちぇん」

ウサミ「罪木さんの体を一度、綺麗にキチンと隅々まで検査をさせてはくれまちぇんか?」

狛枝「それは勿論構わないよ。こちらからお願いしたいくらいだけど……」

狛枝「……だけど……でも……」

狛枝「……」

狛枝「もし、蜜柑の中に本当にウィルスがあって、それが……ボクたちの子供だと思っていたものの正体だったら……」

狛枝「それは……彼女の体から取り上げてしまうって事、なんだよね」

ウサミ「……はい。もちろんでちゅ」

狛枝「蜜柑にはその事について、どう答える気なの?」

ウサミ「それは……」

ウサミ「安易にウィルスがどうこうと本当のことを言うわけにはいきまちぇんから……母体の安全を考えて、今回は残念だけれどと……」

狛枝「要するに子供を堕ろせって事を言うわけ、だね」

ウサミ「……はい」

ウサミ「だから、狛枝くんには……悲しいかもしれないけれど、もしそうだった場合納得をして欲しくて……」

ウサミ「だって、そのまま放っておいたら罪木さんの身が危うくなってしまうかもしれないんでちゅよ……!?」

狛枝「っ……」

ウサミ「だから……だから……ううっ……ぐすん……」

狛枝「ウサミ……」

ウサミ「罪木さんにはあちしがどうにか説明しようと考えていまちゅ……けど、もし狛枝くんに何か考えが他にあるのなら……聞いておいても、いいでちょうか」

ウサミ「狛枝くんはどうするのが一番だと、考えていまちゅか……?」

狛枝「……ボクは……」



ウサミに対する答え
安価↓3

狛枝「……わかった、よ」

狛枝「ウサミに従う」

狛枝「蜜柑の事……どうかくれぐれもよろしく頼むよ」

ウサミ「……はい……」

ウサミ「罪木さん、今日も具合が悪いらしくてお休みをしていまちゅから、本当に早い内に済ませた方がいいのかもしれまちぇん」

ウサミ「それを理由に上手い具合に身体検査をさせて欲しいと頼めば……」

狛枝「具合が悪くて休んだ……?」

狛枝(朝は平気そうに見えたけど……昨日一日で色々あって、昨晩も無理させたのかな、ボクが……)

狛枝(……ボクには……何も出来ないのか……)

狛枝「……」

ウサミ「……」

ウサミ「狛枝くん。貴重なお時間をありがとうございまちた」

ウサミ「狛枝くんの気持ちはムダにはしまちぇん」

ウサミ「七海さんのことも、罪木さんのことも……もちろん狛枝くんや他のみなさんの事だって」

ウサミ「このあちしが、ぜったいに守ってみせまちゅからね!」

ウサミ「そうと決まれば、あちしは早速罪木さんのところへ向かいまちゅ! 失礼しまちゅね!」

狛枝「あっ……!」


ウサミは言うなりボクを置いてウサミハウスからすぐに姿を消してしまった。

今はただ、ウサミに全てを任せておくしかないのだろうか……とても情けなくて悔しくて悲しい話だけれども……。


……

ここから【38日目】2回目の自由行動選択


1、一緒に過ごす(七海・ウサミ・罪木以外)
2、おでかけチケットで遊びにいく(七海・ウサミ・罪木以外/現在19枚所持)
3、モノモノヤシーンを回す(現在6枚所持)
4、EXクエストにチャレンジする
→現在の課題は【あと3日以内】に【七海さん】と【お互いの写真を取る】です ※現在選択不可
5、七海に会いに行く≪イベント発生≫


1と2の場合は相手も一緒に書いてください(七海・ウサミ・罪木以外)
現在、次回七海との遭遇時にイベントが確定している為、4の七海とのEXクエストの選択が不可になっています(イベントを消化すると選択出来るようになります)
また、本日は不幸イベントも確定していますが、あと2回のうち1回は七海とのイベントで確定している為、残りの1回の自由行動中か自由行動後に不幸イベントが起きます


↓~20:55まで
コンマの一の位の値が一番大きいレス採用(最大9、0は0扱い)
コンマの一の位の値が一番大きいレスが複数ある場合は、その中で十の位の値が一番小さいレス採用(最少1、0は10扱い)
それでも複数ある場合は書き込み時間が一番早いレスを採用
時間内にレスが無い場合は直後レス採用

狛枝(……蜜柑の事は気になるけれど、今のボクにはどうする事も出来ない……とても不甲斐ないけれど、今はただ待つしかなくて……)

狛枝(その待っている間にも、他にしなきゃいけない事はあるわけで……ああ、そうだ……千秋とも約束、してるんだった……行かなきゃ)

狛枝(確か、見せたいものがあるんだよね。……アルターエゴに頼んだらしい、とんでもないお願いか)

狛枝(一体、なんなんだろう……ちょっと怖いな……でも、約束は破るわけにはいかないし……)




七海のコテージ前


狛枝「……」


ぴんぽーん


狛枝「……」


七海さん『狛枝くんだね? ちょっと待って。すぐ開けるよ』


狛枝「……」


ガチャッ


七海「狛枝くんオッス。待ってたよ」

七海「ささ、誰にも気付かれないうちに早く中へ入って」

狛枝「……」




七海「もう、待ちくたびれてたんだよ。早く来ないかなぁって」

狛枝「……ごめん。キミより前にしていた先約を先に片付けに行っていたんだ」

七海「先約? ……ふーん?」

七海「ねえねえ、それより、狛枝くんに早く見て欲しいんだけど……」

狛枝「ああ、うん。ボクも気になってはいたよ。そんなにソワソワして見せたいものって……」

七海「はい」

狛枝「……?」

狛枝「えっ……えぇ?」

七海「ふふふ」



楽しそうに笑いながら、彼女は『ソレ』を抱えてボクの目の前へと持ってきた。

彼女の腕の中に収まっている、それは……

狛枝「えっと、これは」

狛枝「……」

狛枝「人形、かな?」

七海「え?」

七海「違うよ」

狛枝「……じゃあ、何?」

七海「子供だよ」

狛枝「そう……子供……」

狛枝「……」

狛枝「えっ」

狛枝「こど、も……?」

狛枝「そ、そんな……ど、何処から攫ってきたっていうのかな……」

狛枝(……これが……アルターエゴへのお願い? でも……子供……?)

七海「むぅ。失礼だな」

七海「別に攫ってきてなんかいないよ」

七海「ただ、お兄ちゃんにお願いしただけだもん」

七海「子供が欲しいって」

狛枝「え、えーと……?」

七海「んーと、だからね……お兄ちゃんにね」

七海「私と狛枝くんの子供を作って欲しいってお願いした結果がこれだよ」

七海「お兄ちゃんが一晩でやってくれました」

狛枝「!?」

子供「Zzz…… 」

七海「どやっ」

狛枝「……え、えっと……えっと……」

狛枝「ごめん、やっぱり意味が理解出来ないんだけど」

狛枝「……え……ボクとキミの子作りを昨晩アルターエゴがしたの……?」(混乱)

七海「だからそうだって言ってるじゃんか」

狛枝「」

子供「Zzz……」

七海「あのねあのね。私ね、突然閃いちゃったんだよ」

七海「データだからこそ出来る事にね」

狛枝「……」

七海「狛枝くんは人間で、私はただのプログラム。だから罪木さんのように二人の間に本当の子供を作る事は出来ないけれど……」

七海「でも、狛枝くんのデータがここに揃っているのなら、私のデータと掛け合わせて『狛枝くんと私の子供』のモンタージュくらいは簡単に出来るんじゃないのかな、ってさ」

七海「うんうん、我ながらナイスアイディアだよね」

狛枝「……や……」

七海「?」

狛枝「やっぱりわけがわからないよ!」

七海「!」

狛枝「ど、どうして知らない合間にそんな事が起こってるのさ……」

七海「……」

子供「Zzz……」

狛枝(これが『子供のワガママ』で済むのか……? アルターエゴ……)

七海「……狛枝くんは……」

狛枝「!」

七海「狛枝くんは、嬉しくないの?」

七海「せっかく、私たちの子供が出来たのに……」

七海「……頑張って考えて……これなら上手くいくって、そう思ったのにな……」シュン

子供「Zzz……」

狛枝「……」

狛枝「あの、さ……」

子供「」パチッ

七海「……あ、起きた」

狛枝「!」

七海「おはよー」

子供「……」

子供「ちあきちゃん」

子供「おはよー」

狛枝「……もう、喋れるんだ」

七海「うん。あまり赤ん坊過ぎるのもつまんないから簡単な言葉は喋れるし、はいはいと少しくらいなら歩けたりは出来るようにしてもらったんだ」

狛枝「……」

七海「ねえねえ、可愛いでしょ?」

子供「……」ジーッ

狛枝(すっごくこっちを見てる……)

七海「ほらほら、狛枝くんもよく見て」

七海「この子さ……」




直後コンマ判定

子供の性別
十の位の値が奇数で男の子、偶数で女の子

子供の容姿
一の位の値が奇数で狛枝似、偶数で七海似

子供の声
49以下で狛枝似、50以上で七海似


単発可

七海「女の子で見た目も何処となく私寄りだと思うんだけど、声の感じは狛枝くんに近いと思うんだよね」

七海「これぞ二人の子供って感じがして面白いよね」

狛枝「……」

子供「……」

子供「こまえだくん?」

狛枝「……!」

子供「こまえだくん」

七海「うんうん。ちゃんと狛枝くんの事も認識してるね。いーこいーこ」ナデナデ

子供「いーこ?」

狛枝「……」

狛枝「ねえ」

七海「さて、どうしようか。狛枝くん」

狛枝「……えっ」

七海「これからどうやって子育てしていこうか。どういう系統の子に育てる?」

七海「まじめ、おいろけ、おたく、わんぱく……うーん、私の知識だけだとどうやってもおたくになっちゃいそうなんだよね」

七海「ねえねえ、狛枝くんはこれからどうしていったらいいと思う? どうしていきたいのかな」

狛枝「安価↓3」

狛枝「……えっと」

狛枝「……」

狛枝「まじめな子がいいな、ボクみたいに」

狛枝「でもそれより名前はどうする? 考えた?」

狛枝(……今はとりあえず、この流れに乗ってあげよう)

狛枝(ウサミからもデリケートに扱ってって言われたし……今の状態で下手な事を言って機嫌を損ねたく……)

狛枝(いや、傷付けたくは……)

七海「……」

七海「狛枝くんがまじめとかいうギャグは置いといて」

狛枝「……え? 手厳しいなあ。あはは」

七海「名前かあ。子供が出来たって事にはしゃぎすぎてすっかり忘れてたよ」

七海「どうしよう……私、RPGの時なんかの名前決めって何十分と悩むくせに途中でめんどくさくなって結局『ああああ』とかにしちゃうタイプなんだけど」

子供「ああああ?」

七海「狛枝くんはどんな名前がいいとかあるのかな?」



↓~3まで自由回答
コンマが一番小さいレス採用

狛枝「有希(ユキ)はどうかな? 希望のある子って意味だよ」

七海「希望のある子、かあ……実に狛枝くんって感じの名付けだね」

七海「……うん。かわいいし、気に入ったよ」

七海「じゃあ、今日から君は有希だね」

有希「ゆきー?」

七海「そうだよ、有希ちゃん」

有希「ゆき!」

七海「ふふ、本当にかわいいなあ」

狛枝「……」


そうやって笑いあっている二人は傍から見れば歳の離れた姉妹のようにも見える……。

まさかこの子がボクと彼女の子供だなんて、ボクたちのことを一瞬見ただけでそんな事を思う人はいないだろう。

それでも彼女たちの様子は本当に楽しそうで……嬉しそうだった。

だからこんな事を考えてしまうことに罪悪感を覚えながら、それでもどうしても彼女たちとの間に見えない奇妙な壁があるように感じてしまいつつ、ボクは近くでぼんやりと笑顔の二人を眺めていた……。



七海「……狛枝くん、狛枝くんってば」

狛枝「……えっ。あ、えと……何、かな」

七海「もう、ぼんやりしないでよ」

七海「狛枝くんも有希ちゃんのこと、構ってあげて。はい」

有希「……」


そう言って千秋はキョトンとボクの方を見る赤ん坊をボクの目の前まで抱き上げてくるけれど……。



この後の行動
↓~3まで
コンマが一番大きいレス採用


本日一度目の安価なので単発可

始めてすぐに安価を待つ間に寝落ちるゴミクズの>>1






ほんの一瞬だけ迷ったけれどボクは結局二人の眼差しに負けて彼女の腕の中から赤ん坊を抱き上げて頭を撫でた。

先程自分で有希と名付けたなおも上目遣いでこちらをじっと見上げてくるこの子を間近で見ると、本当に千秋にそっくりで確かにボクも素直にかわいいと思う。

思うけれど……


狛枝「ねぇ……でもちょっと急すぎないかな」

狛枝「ボクにもちょっと相談が欲しかったよ」


苦笑いを僅かに零しながら告げると彼女はいたずらっぽく笑いながら返事をする。


七海「えへへ、ごめんね。狛枝くんのこと驚かせたくって」

狛枝(うん……十分に驚いたとも……)

七海「けど、後悔する前にすぐに実行に移した方がいいと思ったから」

七海「だって狛枝くんがここから出ていった後、私に会おうと中に入ろうとしてももしなんらかの理由で出来なかった場合を考えるとね……少しでも長い間私の子と一緒にいさせてあげたかったんだよ」

狛枝「……」

狛枝「この子を育てるって……本気なの? ……キミがボクとの子供を望んでくれたのはすごく嬉しいけどさ」

七海「本気だよ。当たり前じゃん。私が育てないで誰が育ててあげるっていうの?」

七海「……私、この子がいれば寂しがったりとかなんてもうしないよ」

七海「お兄ちゃんにはすごくワガママを言っちゃったけど……でももう周りに迷惑もかけないから」

七海「……この子は私と狛枝くんの絆なんだから。絶対に手放したりなんかしない。絶対に……」

狛枝「……」

七海「ねえ、狛枝くんも一緒にいられる間はこの子と私と一緒にいて。この子を見守ってよ……お願いだから……」



↓~5まで自由回答
本日一度目の安価なので単発可
まとめられるものはまとめて、意見が別れるような安価が複数になったらそこから更に再度選択安価等を行います

狛枝「うん……そうだね、分かったよ。キミの言うとおりにするよ」

狛枝「ごめんね千秋、そこまで思いつめてたなんて気づいてあげられなくて」

狛枝「けど……ボクらがいない間はこの子はどうするの?」

狛枝「みんなにも知られない様にしないと……」

狛枝「それとも、何かいい案でもあるの? まずはそれについて話し合おうよ」

狛枝「後先のことを考えておかないとロクなことにならないのは、痛いぐらい知っているから」

七海「えっと……私たちがいない間っていうのは作業に出ている時とかの事かな?」

七海「それなら大丈夫。見てて」

狛枝「……?」


そう言って彼女はポケットから突然電子生徒手帳を取り出して操作をし始める。

すると……ボクの腕の中にいた筈の赤ん坊が一瞬にしてそこから姿を消してしまう。

確かに重さもあたたかさも感じていた筈なのに今までの事を突然全部否定されたようなその出来事に言葉を失い目を白黒させていたが……


七海「大丈夫。ほら」

狛枝「っ……あ……!」


千秋がくるりと電子生徒手帳をひっくり返すとその画面の中の普段なら電子ペットがいる筈の場所に、なんという事か……ドット絵姿の赤ん坊が映っていたのだった。


七海「これなら安心していつでも一緒にいられる、目を離すような事もないでしょ?」

七海「こういうのも、データだからこその利点だよね」

狛枝「……」

七海「その点は心配ないんだけどさ……」

七海「どうしてこの子をみんなに知られないようにしなきゃいけないの?」

狛枝「え……」

狛枝「どうしてって、それは」

七海「確かに私たちの子供だなんて事は言えないし、言っても信じないだろうけど、その辺は上手く適当に誤魔化してさ……」

七海「せっかくこの世界に産まれてきたんだもん。狛枝くん以外の人にも、ここにいられる間にこの子と仲良くなって欲しいって思ってたんだけど……ダメなの、かな」




どうこたえるか↓~3まで

狛枝「駄目……というか……、急にこんな小さな子供が現れたら皆びっくりするよ」

狛枝「千秋はそれでいいの?」

狛枝「誤魔化して皆の前に連れ出しても……」

七海「……」

狛枝「千秋は子供の作り方はわかってる……よね?」

狛枝「急に小さな子供が出てきたらみんな怪しく思うんじゃないかな……」

狛枝「それに、もしこの子の正体がバレてしまったら同時にみんなの秘密も話さなきゃいけなくなる」

狛枝「いくらなんでもごまかすのは難しいんじゃないかな……」

狛枝「キミはそれでもいいの?」

七海「それは……みんなの秘密が知られちゃうのはいけないけど……そうかもしれないけど……」

七海「……でも、この子にだって友達を作ってあげたいよ……」

七海「……そ、そうだ! それなら、罪木さんの赤ちゃんが産まれてきたら、会わせてあげられるくらいは出来るよね?」

七海「だって、罪木さんの赤ちゃんだって狛枝くんとの子供だもん。有希ちゃんのきょうだいになるんだし、それなら誤魔化さずにきちんと私たちとの子供だって紹介出来るよね?」

七海「罪木さんの赤ちゃんはいつ産まれてくるの? 明日かな、明後日かな」

狛枝「……あのさ、千秋。赤ん坊っていうのは出来てもそんなにすぐには産まれてこないんだよ」

七海「えっ」

狛枝「それにね、今蜜柑のお腹にいる子は……もう、ほぼ諦めなきゃいけなくなると思う」

七海「え……ど、どういうこと? 何かあったの?」

七海「まさか、小泉さんの言う事を聞く気なんじゃ……」

狛枝「そういう事じゃない……ただ、このままにしておくと、蜜柑の身が危険になるかもしれないんだ。だから……」

七海「……」

七海「じゃあ、なおさらこの子の事は大事にしてあげてよ……狛枝くんの大事な子供をさ……。この子まで、ひとりにして寂しい思いはさせないであげて欲しいな……」

狛枝「安価↓3」

うん…それは勿論だよ
でもそれ以上に千秋にも寂しい思いはあんまりさせたく無いんだ
僕がこんなこと言うのは軽率かもしれないけどね
千秋は最近少しおかしい気がして…

>>722のIDが単発で証明が無かったので再安価↓
>>722の内容でいい場合はその旨をレスしてください

狛枝「うん……それは勿論だよ」

狛枝「でもそれ以上に千秋にも寂しい思いはあんまりさせたく無いんだ」

狛枝「ボクがこんなこと言うのは軽率かもしれないけどね」

狛枝「千秋は最近少しおかしい気がして……」

七海「おかしい?」

七海「……って、何が?」

狛枝「……」

狛枝(やっぱり自覚しているわけはないか……)

七海「……」

七海「お兄ちゃんもウサミも、最近そればっか……」

狛枝「!」

七海「狛枝くんの事を好きだと思うようになってからだよ。みんな口を揃えて私がおかしいっていうの」

七海「それってなんだか、私が狛枝くんの事を好きになったのがおかしいって言われているみたいで、面白くないんだ……」

七海「……違うよね? そんな事、ないよね?」

七海「じゃあ、何がおかしいっていうんだろうね」

狛枝「……」


次の行動、どうするか↓~3まで
コンマが一番小さいレス採用

今夜はここまでにします

某格ゲーの発売に気を取られて更新出来なかったごめんなさい
緩やかに再開です






狛枝「ごめん、ボクを想ってのことだったよね……」

狛枝「ただボクも急に子供が出来てびっくりしたんだ」

狛枝「それにボクはキミを好きになった事をおかしいなんて絶対に思わないよ? それだけは覚えててね……」

七海「……」


正面から抱き締めて頭を撫でると千秋はぎゅっとボクの体をきつく抱き返して胸に顔を埋めた。


七海「……驚いただけ? なんだかあまり嬉しくなさそう……」

七海「あ、……一人じゃ足りない、とか? そうだよね……事情はよくわからないけど、罪木さんの赤ちゃんは残念な結果になっちゃったし……」

七海「女の子だけじゃなくて男の子だって欲しいよね。私、狛枝くん似の赤ちゃんも欲しい……と、思うよ」

狛枝「安価↓2」

狛枝「……うん、そうだね。やっぱり子供は二人欲しいよね」

七海「だよね。そうだよね」

七海「じゃあ、お兄ちゃんにまたお願いしないと。これなら有希ちゃんもひとりで寂しくなくなるね。よかった」

七海「そうと決まれば早速……」


千秋はボクから離れて急にゲーム機をテレビに接続しだした。

それでアルターエゴと連絡をとる気なのだろうか……



1、七海を止める
2、七海の好きにさせる
3、その他、自由


↓~5まで
コンマが一番小さいレス採用
1と2の場合も、何か詳しく言いたい事や追加で行動したい事等があれば一緒にどうぞ
単発可


狛枝(どうなっているんだ……今の彼女はまるで物事の良し悪しの分別がついていない……これは、ただ知識と良識を知らないだけで済む話なのか……?)

狛枝(これじゃあ、千秋も何もわからない小さな子供と一緒……いや、それよりもたちが悪い事になっているんじゃ……)

狛枝「……」

狛枝「ちょっとストップ」

七海「え? 何?」ガチャガチャ

七海「……待って、これでコマンドを入れればお兄ちゃんに繋がる……」

狛枝「いいから、手を止めて」

七海「……?」ピタ

七海「本当に、何? どうしたの?」

狛枝「……いいかい、これからボクが言うことをよく聞いて考えて欲しいんだ」

七海「うん……?」

狛枝「確かにボクは、キミとの間に子供が欲しいと思っていた。……今だって、思っている」

狛枝「けど、こんなやり方は……間違っているよ」

七海「……間違って……る?」

狛枝「うん」

狛枝「子供っていうのは……こんな、ゲームのキャラメイクみたいに短時間で……ましてや、人任せに作るものでもないんだよ」

狛枝「あの子の……有希の存在を否定したいわけじゃない。キミがあの子はボクとキミとの子なんだって言うのならボクはそれを信じるし受け入れる……けど」

狛枝「けどね、あの子も、それにキミだってデータではあるけれど、だからってその命をぞんざいに軽々しく扱わないで欲しいんだよ」

七海「……」

七海「軽々しく扱うだなんて……そんなつもりは……」

狛枝「キミの理解が追いつかないだけなのかもしれないけど、ボクから言わせてみれば、キミがやろうとしている事は……命に対する冒涜に思える」

七海「……」

狛枝「ボク如きが偉そうに説教出来る立場じゃないのは解っている。キミの事をそんな行動に出るまで追い詰めたのがボクのせいなんだってことも」

狛枝「でも……どうか、お願いだよ……千秋が何をしようとしているのか、その結果どうなってしまうのか、それをもう少し考えて欲しいんだ」

狛枝「難しいっていうのなら、まずはせめて、今いる有希のことだけを一番に大切に考えてあげようよ……ね?」

七海「……」

七海「……じゃあ……どうするのが一番良かったの?」

狛枝「!」

七海「私はおかしくて、間違いで、あの子を作って欲しいって言ったのもいけない事だったなら……私が狛枝くんにしてあげられる事は何もなくなっちゃうのに……」

七海「……わかんないよ……」




七海に対してどうするか
↓~3まで自由

狛枝「ありがとう、千秋。……でもボクはただキミがそばにいてくれればそれだけで……千秋が一緒に居てくれるだけで十分なんだ……だからしてあげられることが何もないだなんて言わないで欲しいな」

狛枝「キミはもう十分すぎるほどボクに与えてくれてるんだよ? 僕は幸福だよ」

七海「……そんな風に言われても実感がわかないよ……」

七海「けど、私がした事ってただの勝手な自己満足だったって事なのかな……子供なんか作るべきじゃなかったの……?」

狛枝「子供を欲しいと思うことはいけない事じゃ無いよ……ボクだって千秋との子供が欲しい」

狛枝「でも、子供がいる事も大事だけど、子供は、出来るまでの過程が一番大事なんだ」

狛枝「だからさ、子供を作るようにお願いするんじゃなくて子供を作れるようにするようにお願いしてみるのはどうかな」

狛枝「千秋も皆が変われるって言ったよね? なら千秋だって変われるよ! それくらい出来ないと超高校級のプログラマーが作ったAIだなんて認められないよ」

七海「過程が……大事……?」

七海「……」

七海「でも、例え作れる体になったとしても……その過程っていうのは時間がかかる事、なんだよね?」

七海「さっき狛枝くんは言ってたもん。赤ん坊は出来てもすぐには産まれてこない、って」

七海「……私は、すぐに確かな結果が欲しいのに……狛枝くんは違うの? 子供の顔、ひと時でも早く見たい、少しでも長く見ていたいって……」

七海「……狛枝くんはどれくらいかもわからないその長い過程を、待つ事が出来るの……?」

狛枝「安価↓2」

狛枝「ボクは当然出来るよ……というよりそういう時間は一種の楽しみでもあるんじゃ無いかな……」

七海「……そう、なんだ」

七海「……」

狛枝「キミはどう?」

七海「!」

狛枝「そういう時間を楽しむ事が出来そうだとは……思えないかな?」

七海「……私……私、は……」



直後コンマ判定
このレスのコンマ以下の値だと七海の意見は否定的
00は直後に限り100扱い

単発可って書くの忘れた
値は>>778
判定はここから直後で↓

七海「……私は……」

七海「無理、だよ」

狛枝「っ……!」

七海「だって……」

七海「だって、私にはその時間が与えられるのかどうかさえわからないんだよ……!?」

七海「……言ったよね? 私もウサミも、このプログラムの後はお役御免になって……いらない存在になっちゃうから、動かしてもらえるのかどうかもわからないんだよ」

七海「……最悪、デリートとかされちゃうかもしれないのに……」

七海「……」

七海「そんなのやだ……いやだよ……」

七海「……だから……むりだよ……」

狛枝「千秋……」

七海「……っ」

七海「……あの子……も」

狛枝「?」

七海「あの子も……有希ちゃんもこのままだったら……」

七海「このままここにいたら、消されちゃうかもしれない……!」

狛枝「えっ……!?」

七海「そ、そんなのやだ! だめっ!」

七海「に……にげないと……ここから、にげないと……!」

狛枝「千秋……っ!」



千秋は混乱したような状態で電子生徒手帳をしっかりと握り締めたままコテージから飛び出そうとした。


直後コンマ判定
このレスのコンマ以上で飛び出そうとする七海を引き止められる
直後に限り00は100扱い

また単発可って書き忘れた
値は>>785採用
既に判定結果が出ている場合は単発IDでも採用
まだの場合は↓で判定

狛枝「待って……っ!」


伸ばしたボクの手は運良く千秋の腕まで届き彼女を捕らえる事が出来た。

けれど千秋は混乱状態のままじたばたと暴れてボクを振り払おうとする。


七海「や、やだっ、はなして! はなしてよ!」

狛枝「逃げないと、って何処に行く気なのさ!」

七海「ここじゃない場所だよっ……ここからにげないと……狛枝くんも、一緒にきてっ……!」

狛枝「具体的な行くあては? あるの?」

七海「それはっ」

七海「……それ……は……」

七海「……」

七海「……うぅ……っ」


千秋はボクの言葉を聞くと小さく呻くようにして暴れていたのが嘘のように静かになりその場に膝をついて頭を垂れてしまう。


七海「……私……私も、この子も……いれる場所も、いく場所もない……んだ……」

七海「もう……どうしようもないんだ……」

狛枝「……」




この後
七海に対してどうするか
↓~3まで

ボクは塞ぎ込む千秋の体を抱き締めてそっと背中を撫で気持ちが少しでも落ち着くよう促そうとしながら彼女へと語りかけた。


狛枝「そんな事無いよ」

狛枝「ボクが言うのは無責任かもしれないけど……未来機関の人達だってきっと話せば分かってくれる」

狛枝「だってアルターエゴだって普通に動いてるでしょ? 一方的に作って一方的に消すなんてそんなのあんまりだよ」

狛枝「ボクも協力するよ」

狛枝「だから落ち着いて? 」

七海「っ……ひっく……ぐす……っ」



それでも千秋はすすり泣くような声を上げて返事はせずに俯いたままだった。

その顔に手を添えて上を向かせて……半ば無理やりだったのかもしれないけれど、唇を唇で強く塞ぎ長い間深いキスをした後で、ボクははっきりとこう告げた。


狛枝「ボクがいるよ。ボクがキミのそばにいる。ボクがキミの居場所になる」

七海「っ……狛枝……くん……?」

狛枝「……だから悲しい顔をしないで……悲しい事を言わないで欲しい……お願いだから……」

七海「……」

七海「狛枝くんは優しい……ね……」

七海「さっきのキスも少し強引だったけど、優しくてあたたかくて……きもちよかった……」

七海「なんか……ちょっとだけ嬉しい……かもしれない」

七海「……」

七海「……本当に?」

七海「私は……狛枝くんを拠り所にしていい、のかな」

狛枝「もちろんだよ。ボクはキミの味方だ」

七海「……」

七海「それなら……そばにいるってこと、もっと実感させて欲しい……な」

七海「……今ならきっと嬉しい気持ちになれるんじゃないかなって思うから……」

狛枝「……?」

七海「この間は不快な気持ちにしかならなかったけど……」

七海「……欲しいっていうのならあげてもいいよ。ううん、もらって欲しい」

狛枝「え……千秋……?」

七海「前にも言ったけど、狛枝くんがきもちいいかはわからないし、私もきもちよくなれるかはわからない……何より、今の私には命は宿ったりはしないんだろうけど……」

七海「私は多分……きっと……私自身がどういう存在なのか改めて痛いほど思い知るだけになるんだろうけど……」

七海「それでもいいのなら……私も狛枝くんが、欲しい」

七海「……今よりもっとそばにいて……そばにきて欲しい……の」


千秋は顔を赤らめて緊張でもしているのか呼吸を僅かに乱しボクを見つめながらそう呟いた。


七海「……私、またへんなこと言ってるのかな……? 狛枝くんに私が言いたい意味が伝わってるか不安……だよ……」

狛枝「……」

せっかく更新する時間が出来たのに体調悪くて思うように進まないので今夜はここまでです

このあとの行動等をどうしたいか↓~自由に書いてください

単発IDでも可

続きはその中から適当にこちらでチョイスするかコンマを見て判断するか……等、書かれてから決めます

シメキル


続きは出来れば昼頃に一、二回投稿します

その後はやっばり出来れば夕方から不定期更新気味でのろのろと進むかもしれません

昼頃とは言ったが何時の昼かは言っていない(震え声)
再開です。昼はこの一回だけ




狛枝「ううん……変じゃないよ。ボクも千秋と触れていたいんだ」

七海「……狛枝……くん……」


顔を赤らめて少し苦しそうに呼吸を続ける千秋へと囁き……ふと気になってボクはすぐに言葉を続ける。


狛枝「……千秋。悪いけど、電子生徒手帳の電源を切ってくれる?」

七海「え……」

狛枝「有希に見せるのは教育によくないから……ね」


そう言って、彼女の持つ電子生徒手帳を手に取り電源を落とすとそれを机の上へと置いた。

そして再び彼女と向き合って正面から抱き締めて……不安げに瞳を揺らがせている彼女の頭を優しく撫でた。


狛枝「ボクじゃ少し頼りないかもしれないけど……千秋がどんな存在だとしたってボクはずっとキミの傍にいる。いくらでもボクをあげる」

狛枝「ボクがキミとあの子の居場所を守ってみせるから」

七海「っ……」


そしてそのままベッドへと雪崩れ込み彼女の体へと覆い被さって押し倒すと見上げた千秋と見下ろすボクの視線が交じってひとつになる……。


狛枝「ボクもずっとキミに触れたかった。ボクだけのものにしたかったんだ」

狛枝「ここが何処でキミが誰であろうと構わない。……千秋、キミが好きだよ」

狛枝「キミが、欲しい」

七海「……狛っ……ん、ん……っ」


そのまま再び唇を塞ぎ舌を絡ませて深いキスを長らく続けると……千秋の呼吸は更に上がって合間から零れ、顔を離すと乱れた吐息の中で彼女はボクに呟いた。


七海「……きょ、教育によくない事って、具体的にはどうするの……かな。私は、どうすればいいの?」

七海「えっと……小泉さんとの時みたいに、服、脱いだ方が……いいのかな」

狛枝「安価↓2」



単発可

狛枝「ボクが脱がすから千秋はそのままにしてて」

七海「ん……っ」


キスを続けながら千秋の服へと手を伸ばし……



脱がすのは?

1、パーカーとブラウス
2、スカート
3、その他(1、2以外に何を脱がすか指定)


↓~3まで
コンマが一番大きいレス採用

まずはパーカーの袖から腕を抜いて脱がせ、次にブラウスのボタンを上からゆっくりと外していく……けれど


七海「ん……っ、ま、待って……」

狛枝「……ん?」

七海「や、やっぱり、いきなり脱ぐのは恥ずかしい……と思う、よ」

七海「ふく、きたままじゃ、だめなのかな……」

狛枝「安価↓2」

狛枝「安心して、ボクも脱ぐから」

七海「えっ……きゃっ!?」


そう言ってパーカーとTシャツを脱ぎ始めたボクを見て驚いた千秋は両手で顔を隠してしまった。


七海「そ、そういう問題じゃないよ……! ……というか……狛枝くんに脱がれるのも恥ずかしい……」

狛枝「え……だったら、どうしたら……」

七海「……」

七海「よし、わかったよ」


千秋は突然ボクを押し退けて上半身を起こしてベッドの上で座る体勢になり隠していた顔を覗かせた。


狛枝「わかった、って……服を脱ぐのが?」

七海「うーん、ちょっと違うかな」

狛枝「?」

七海「ここはさ、ゲーマーと幸運らしく……」

七海「ジャンケンで決めればいいんじゃないか……と思うよ」

狛枝「ジャンケン?」

七海「うん。ジャンケン三回勝負で狛枝くんが一回勝つ毎に、狛枝くんが指定した服を一枚ずつ脱いでいくの」

七海「……その方が公平だし、私もまあ……納得出来るかな、って」

狛枝「ふうん、なるほどね……」

七海「ちなみに私が勝った場合は……うーん……」

七海「まず一勝したらこれ以上脱ぐのは禁止ね。二勝で私を脱がせるのもこれ以上禁止。全勝の場合は……また後で考えよ」

七海「これでどうかな?」

狛枝「……わかった。それで受け入れられるっていうのなら、そうしようか」

七海「うん」

七海「……」

七海「じゃあ、いくよ」

七海「ジャンケン……ポン!」



直後コンマ判定
このレスのコンマ以上で狛枝の勝ち
直後に限り00は100扱い
単発可

七海「……あ」

狛枝「まずはボクの一勝だね」

七海「むぅ……負けた」

七海「……」

七海「じゃあ、仕方ないね。……ブラウスでいいのかな。脱がされるのはやっばり恥ずかしいから……自分で脱ぐ、ね」



脱いでもらうのはブラウスでいいか安価↓
単発可

狛枝「ちょっと待った。……やっぱり、ブラウスの前にスカートがいいかな」

七海「スカート……わかった」

七海「……」


千秋はすぐにそう返事をするも恥じらった表情でスカートのホックを外しファスナーを下ろしてスカートを脱いだ。

そして素早くブラウスの裾を引っ張って、下着が見えないように頑張りながら座り直してもじもじしている。


七海「っ……えと……じゃあ、二回戦目ね」

七海「今度は勝つんだから……ジャンケン、ポン!」



直後コンマ判定
このレスのコンマ以下で狛枝の勝ち
単発可

七海「え……ま、また負けちゃった……?」

狛枝「上手い具合にボクの幸運が作用しているね。その分後の不運が怖いけど……」

七海「うぅ……」

狛枝「悪いけどキミが提案した勝負の結果だからね。さて、次に脱いでもらうのは……」



スカート以外で脱いでもらう衣服指定
↓~3まで
コンマの一の位の値が一番大きいレス採用(最大9、0は0扱い)
コンマの一の位の値が一番大きいレスが複数ある場合は、その中で十の位の値が一番小さいレス採用(最少1、0は10扱い)
それでも複数ある場合は書き込み時間が一番早いレスを採用

狛枝「今度こそブラウスかな」

七海「……」

七海「わかった。約束……だもんね」

七海「えっと」

七海「……」

七海「……脱ぐところ凝視されるのはやだから、終わるまでは目を閉じてて欲しい……な」

狛枝「安価↓」

狛枝「これから脱ぐより恥ずかしいことをすることになるんだけど……大丈夫?」

七海「脱ぐより……恥ずかしいこと……」

七海「……」

七海「逆に私がそれで大丈夫じゃないって言ったら……狛枝くんはどうするつもりなのかな。教えて……?」



七海に対する返答
↓~3まで自由

狛枝「あはは……もっと恥ずかしがってる姿を見たくなる……かな」

七海「っ……」


さりげなく千秋の股をゆっくりとさすりつつそう告げてみると、彼女は一瞬びくっと体を震わせた後で赤くなった頬を膨らませながらボクの方を睨んだ。


七海「それ、大丈夫? って聞いている意味がないんじゃないのかな」

七海「……エッチ」

七海「……」

七海「別にブラウス脱ぐのくらいだったら、恥ずかしくないもん。そんな恥ずかしがってる姿なんか……見せないんだから」


意地を張るようにそう呟いて、千秋はまだ外れていないブラウスのボタンを次々と外していき一気に前を開いた……。



直後コンマ判定
このレスのコンマ以上で七海は普通に下着姿に
このレスのコンマ未満だと……?

狛枝「……」

狛枝「確かにそれなら恥ずかしくはないだろうね」

狛枝「なら、どうしてボクに目を閉じてて、なんて言ったのか気になるけど」

七海「……」


千秋の着ていたブラウスの下からは……ブラジャーに包まれた福よかな両胸




ではなく、Tシャツが現れた。

千秋はボクの問いに対して答えてくれそうな素振りがないけれど、もう一度彼女が着ているTシャツをよく見て……ふと気付く。


狛枝「……あれ。そのTシャツって、まさか以前キミにあげたボクのTシャツ……?」

七海「……」

七海「あーあ、やっぱりわかっちゃうよね」

七海「こうやって狛枝くんのTシャツ着ているの知られたくなかったから、目を閉じてる間に脱いで隠しちゃおうかと思ってたんだよ……」

狛枝「へえ……そうだったんだ」

狛枝「……」

七海「……」

七海「……なんか……何か言いたそうな目をしているような……気のせいかな……」

狛枝「安価↓」



単発可

狛枝「なんというか……本当に可愛いよ千秋は」

七海「……」

七海「そ、そんな風に言われたって……嬉しくないもん」プクー

七海「どうせスケコマシの狛枝くんは色々な女の子にかわいいかわいいっていっぱい言ってるんだから……騙されないもんね」

狛枝「本当に可愛いからそう言っているだけなんだけどな」

七海「むぅ……」

七海「……」

七海「それより最後の勝負だよ。一回くらいは私も勝たないと……いくよ」

七海「ジャンケンポン!」



直後コンマ判定
奇数だと狛枝の勝ち
さらにゾロ目だと……?


単発可

七海「……えー」

狛枝「ボクの三連勝だね」

七海「あーあ、狛枝くんの幸運には敵わないかあ……」

狛枝(さて、最後か……何を脱いでもらおう)



脱いでもらう衣類を選択
↓~3まで
コンマが奇数で一番大きいレス採用
奇数のコンマが無い場合は偶数で一番小さいレス採用



この後からこれ以上七海を脱がせるには判定が必要になります
その時の雰囲気次第等で判定の仕方が変わってくるので注意

書き方が悪かったかも
この後からというのはこのジャンケン勝負の後からという意味なので、今回の分は判定なしで脱ぐ事になります





狛枝「それじゃあ……最後はそのTシャツを脱いでもらおうか」

七海「……やっばりそうくるよね」

七海「……」

七海「わかった。覚悟は決めたよ」


そう言って千秋は躊躇いがちにTシャツの裾を持ちボクに背を向けてゆっくりと脱いだ後、前を脱いだTシャツで隠しながら顔だけこちらへ振り返った。


七海「……これでいい、よね」

狛枝「うん」

七海「……」

狛枝「……」

七海「なんだか少し、緊張してきた……かもしれない」

七海「私、どうしたらいいのかよくわからないし……狛枝くんに何されちゃうんだろ。……怖い、な」



次の行動
↓~3まで自由

狛枝「嫌だったかな……ごめんね?」

狛枝「千秋が可愛かったから調子にのっちゃったかもしれないよ」

狛枝「大丈夫だよ」

狛枝「痛くしないから、リラックスして 」

七海「……」

七海「リラックスなんか……そう簡単に出来ない……不安でいっぱいで……」

狛枝「……キミが本気で嫌がることはしないよ、どうしても嫌だったら言ってほしい」



このレスのコンマで判定
奇数だったら後ろから
偶数だったら前から抱き締める
更にゾロ目か末尾0だったら、次の行動から七海を更に脱がせる為の判定にプラス補正が入るようになる

千秋の肩に手を置き体も振り返るように力をかけた後で正面から彼女の体を抱き締める。

彼女はその行為に驚いたのかびくっと大きく体を震わせて前を隠しているTシャツを持つ手にぎゅっと力を込めているようだった。


七海「っ……や、やっぱりリラックスなんて……出来そうにないよ……さっきからドキドキがどんどん早くなってるんだもん……」

七海「でもね、嫌だってわけじゃないんだ。狛枝くんが近くにいて、とても嬉しいのに……体の震えは止まらなくて……へんだよ、ね」

狛枝「……離れようか?」

七海「だ、だめ……!」

七海「……いや……はなれないで……ずっと、そばに……」

七海「ずっと、いつまでも、わたしといっしょに……」

七海「ッ……ぅ……!」

狛枝「!」

狛枝「千秋……!?」


千秋は突然、頭を押さえて辛そうに小さく呻き声を上げて苦しそうに呼吸を続ける。

けど、苦笑を浮かべながらすぐに顔を上げてボクに返事をした。


七海「大丈夫……平気、だよ。急に頭がびりってしただけだから。もうなんとも、ないから……」

狛枝「ほ、本当に……?」

七海「……うん」

七海「狛枝くんが近くにいてくれるなら……へっちゃらだよ……」


千秋は片手でTシャツを持ち体を隠したままもう片手でボクの背へ手を回し体を寄せ胸元に頬擦りをする。


七海「……今日はこのまま……私の事ずっと抱き締めてて……一緒にお昼寝とか、して欲しいな……そうすれば辛くないから……だめかな」

狛枝「安価↓2」

狛枝「いいよ」

狛枝「千秋がそうして欲しいならずっとそうしてあげる」

狛枝「けど抱きしめてるだけでいいの……?」

七海「……んと……なんか今はもうこれだけで十分っていうか……」

七海「……」

七海「この先に進んじゃったら、取り返しのつかない事になっちゃったりとかしないのかなって、急に思っちゃって……」

七海「狛枝くん、罪木さんや小泉さんに責められたりしない? 最悪、半殺しとか4分の3殺しにあったり……」

狛枝「そ、それは……」

七海「それだけじゃないよ。……私にもなにか……起きちゃいけない変化が起きたら……」

狛枝「え……起きちゃいけない変化って、どういう?」

七海「それは……上手く言えないけど……」

七海「……これ以上、周りからおかしいって言われるような事になったら……やだな、って」

七海「私は全然おかしいつもりなんて、ないのに……」

狛枝「……」



ここからどうするか
↓~3まで自由

狛枝「……千秋は自分はただのAIなのに私情を優先しちゃってもいいのか迷ってるのかな」

狛枝「だから周りからもおかしいと言われてると思ってるの?」

狛枝「そうだとしたらそれは間違いだよ」

狛枝「千秋はただのAIじゃなくてちゃんと自分の意思を持ったAIなんだよ? プログラムのことは良く分からないけどきっと凄いことなんじゃないかな」

狛枝「だから千秋は勿論自分の仕事もちゃんとやって……自分の思いを未来機関の人達に伝えたらきっと皆だって納得してくれるよ」

狛枝「それにおかしいなんてボクは思わないよ」

狛枝「千秋がしたいと思うことにボクがおかしいなんて言う権利ないし、おかしいとも思えないからね 」

狛枝「少なくとも、ボクのことを好きになってくれたことだけはおかしいことじゃない……はず、だよ」

七海「ん……」

七海「私もそれだけは絶対に……周りがどれだけ言ったとしてもおかしい事だとは認めたくないよ……」

七海「私、狛枝くんのことが……好き」

七海「ううん。こういう時は」

七海「愛してる……って、言った方がいい……のかな」

七海「……なんだか、照れちゃうね」

狛枝「ふふ、ありがとう」

狛枝「……」

狛枝「……それにね。そんな風に言ってくれるキミだから……」

七海「……?」

狛枝「ボクはキミともっと深く繋がりたいよ……駄目かな?」

七海「……深く……繋がる……」

七海「……」

七海「じゃあ、そうする為にはこれから先、どうしたらいいの……?」

七海「……わからないことだらけで私、怖い気持ちがさっきから拭えないよ……」

七海「へ、へんなことはしない……よね?」



この先、どうするかorどうしてもらうか

安価↓
単発可

狛枝「怖がる必要はないよ……」

七海「んっ……」


そう呟いて顔を近付け千秋へと深く口付ける。

暫くの間唾液の濡れた音が僅かに部屋の中で聞こえて、絡め合う舌からは千秋の熱い温度が伝わってきた……。


七海「っ……はぁ……ん……んん……っ」



千秋はそのキスの仕方が苦しいのか触れ合う唇の合間から荒い呼吸を零して顔を離そうとしているようだけど……。



1、キスを続ける
2、顔を離す
3、その他自由な行動


↓~3まで
コンマが一番小さいレス採用

また、↓~3までのコンマを足して3で割った数値(小数点以下四捨五入)が高いほど七海のその気が高まっている状態
65以上で、次の行動から七海を脱がせる判定にプラス補正
40以下だとマイナス補正がかかる

2

1プラスお腹撫で撫で

>>919の証明がないので安価内容は>>921を採用にしますが、コンマの値は>>919-921の合計の平均でいきたいと思います

基本的に安価内容の採用を決める以外のコンマ判定は取り直ししたくないので……

判定結果→51
七海のその気はそこそこ



ボクは千秋の様子を無視するようにキスをそのまま続けながら彼女のお腹をそっとゆっくり撫で回した。

そうすると千秋は身じろいでボクの身体を片手で押す。

片手は未だにTシャツを持って自分の身体を隠す状態で。


七海「ん……くすぐった……んぅっ……」

七海「もっ……お腹ぷにぷに……しないでよ……恥ずかし……っ」



直後コンマ判定
奇数だと、七海は手から逃れようとしてバランスを崩して後ろへ倒れてしまう
偶数だと、狛枝を押しのける手の力が強くて狛枝が後ろへ倒れる

更に直後コンマが51以上の奇数だと、七海を脱がせる安価内容が次の行動から出た場合、判定にプラス補正が入るようになる

いつもつい単発可を書き忘れる……
>>932のコンマ判定結果でいきます

七海「やっ……やめてってば……!」ドンッ

狛枝「うわっ」


ボクの身体を押す千秋の手の力が急に強くなりボクは思わず後ろへとひっくり返ってしまった。

そして次の瞬間、見上げた先には赤い頬を膨らませた千秋がボクの事を見下ろしていたのだった。


七海「っ……もう……ひどいよ……お肉のついてるところそんなに触るなんて……」

七海「仕返ししてやるんだから……!」

狛枝「え、ちょ……っ!?」

狛枝「……ふ、……はっ、あはっ……あははっ!」


千秋は急にボクの脇腹を片手でくすぐり始める。

そのぞわぞわくる感覚にボクはつい笑い転げてしまった。


七海「どう? 参った?」

七海「……もうぷにぷにしない?」



次の行動
↓~3まで自由
コンマが一番大きいレス採用
内容によっては、その内容が成功するかしないか別途コンマ判定が必要になる場合があります

「うーん、……やだ☆」
七海の片手を掴み封じてもう片手でお腹をくすぐり続ける
「いつまでシャツを押さえてられるかなー♪」とからかいながら

>>938採用でいきます



狛枝「うーん、……やだ☆」

七海「えっ……!?」


そうやって千秋の片手を掴み封じると彼女は驚いた表情を見せて、もう片手でお腹をくすぐり続けると今度は彼女の方から笑い声が聞こえ始めた。


七海「やっ……やだっ、狛枝くん……ふふ、あはは……!」

狛枝「いつまでシャツを押さえてられるかなー♪」


そして、からかいながらもくすぐり続けていくと……



直後コンマ判定
このレスのコンマ以上で七海のTシャツを持つ手が離れる
更に、このレスのコンマ以上で奇数だと、七海の感度がよりいい場所をくるぐれる+次の行動から七海を脱がせる安価内容が指定された際の判定にプラス補正がかかる


一旦休憩です
再開時刻は未定ですが、出来ればなるべく早めに帰ってくるつもりです

七海「ちょっと……っふふ、ほ、本当に……くすぐったくてっ……あはっ……や、やめっ……!」


笑ながら抵抗しようと必死になるあまりか今迄ガードに使っていたTシャツが彼女の手から離れて落ちてしまう……けど、気を取られすぎているようでその事に全く気付いていないようだ。


七海「い、いじわるっ……しないでよ……ふふっ……そ、そんなことする狛枝くんなんか……き、きらいっ、だよっ……あはっ、あははっ!」

狛枝「安価↓」


なにかしたい行動があれば一緒にどうぞ
単発可

いいね、でもコンマ判定入るかな?

狛枝「ああ、ごめん……千秋の反応が可愛らしくてつい調子に乗っちゃったよ。嫌いになられるのは困るから、これで勘弁してね」

七海「ひゃうっ……!?」


笑っている隙をついて無防備になった胸元にあるほくろへとキスをすると、千秋は驚いて……



直後コンマ判定
奇数だと、七海のその気が小UP、次の行動から七海を脱がせる安価内容が指定された場合の判定に微プラス補正
偶数だと、七海はおこだよ!


奇数の場合はコンマの一桁目の値がやる気の値にプラス、偶数の場合はコンマの一桁目の値がやる気の値にマイナス。0は10扱い(現在七海のやる気の値は51)
七海のやる気の値が100を超えて更に判定に成功するとそれ以降脱がせるの為の判定がなくなります
(七海が現在身に着けているのは、ブラジャー・パンツ・ニーソックスになりますが、今の状態だとひとつを脱がせようとする度に毎回判定が入るようになっています)

マイナスよりはましか

>>955
なんだそのコンマ差は…惜しい!七海ほんと手ごわいな、どうなってんだ

七海のその気→52


七海「……」

七海「今の……セクハラだよね」

七海「狛枝くんはどれだけ私をからかいたいのかな」


そう言って怒ったような言葉でボクを睨んでくる彼女だけれど、頬は赤く今度はベッドの掛け布団を手繰り寄せて身体を包んでしまい首だけ出しながらもじもじとしていた。


狛枝「本当に悪気があってやったわけじゃなくてさ……ごめんってば」

七海「……」

狛枝「……千秋?」

七海「……も、もしかして……もしかしなくても、私の胸、ちょっと触ったよね……」

七海「完全に油断してた……下着姿も一瞬だけど全部晒しちゃったし……恥ずかしい……」


それから千秋は真っ赤になった顔を布団の中にすっぽり埋めて丸まってしまった……。



次の行動
↓~3まで自由
コンマが一番小さいレス採用



七海だけ下着姿なのも可哀相だか七海がら布団被ってるスキにパンツ一丁になってみる
そんで布団ごと七海を抱きしめよう

変態だー!!
>>958+抱きしめながら「君だけに恥ずかしい思いはさせないから、機嫌なおしてよ、ね?」頭(のあたり)なでなで

七海「……」

狛枝「……」



それ以降千秋は沈黙してしまって……でも、その見ていない隙にと下着だけを残してズボンも脱いで彼女へとそっと近付いた。

そして布団の上から千秋の身体をそっと抱き締めると、腕の中で彼女がびくっと小さく揺れたのがわかった。


狛枝(さっきのじゃんけん勝負は全部勝ってるし……これくらい脱いでも平気、だよね?)

狛枝「……」

狛枝「ねえ、千秋……そんな風に拗ねないでよ」

狛枝「そんなんじゃボクたち、いつまで経っても先に進めないよ……?」

七海「……」

七海「じゃあ、狛枝くんも……お布団の中、入る?」

七海「……そのままお布団剥がないなら、いい……よ?」



この先どうするか安価↓
更に↓のコンマが奇数の場合、コンマ一桁目の値×2の分だけ七海のやる気の値にプラス
偶数の場合は変動なし

まさかのお布団in…だと…?
もちろん狛枝inするお!

七海のやる気→54




狛枝「……うん。じゃあ、失礼するよ?」


一言断ってからそっと布団の中へと潜り込むと、下着姿の千秋の背中が見えて、ちらっとこちらを彼女は振り向いた。


七海「……」

狛枝「……」

七海「いつの間にか狛枝くんも下着姿……」

狛枝「キミだけあられも無い姿にさせておくのは気が引けたからね」

七海「……そ、そんな気遣いはいらないよ……都合良く脱ぐ口実にしただけでしょ……?」

狛枝「あはっ、そうかもしれないね」

七海「……もう」

七海「でもここなら薄暗いから少しは恥ずかしい気分もしなくて済む……と思いたいな」

狛枝「そう」

狛枝「けど、顔がよく見えないね」

七海「み、見ないでいい……じろじろ見ないで、お願いだから……」


千秋はまた顔をボクから逸らして後ろを向いてしまう……。



次の行動
↓~3までコンマが一番大きいレス採用
また、↓~3までの中で一番小さいコンマの値が奇数の場合、↓~3までのコンマ一桁目の値を全部足した数値を七海のやる気の値にプラス
↓~3までの中で一番小さいコンマの値が偶数の場合は変動なし
0は10扱い

しょうがねえ、こうなったらもう実力行使だ!
背中に抱きついて後ろからやんわりそっと優しくソフトに胸を手のひらで包む
七海が抗議したら「え?だって見てないよ?」としらを切る
そしてゆっくりとおっぱいマッサージ開始

まあマイナスにならないだけデレてるんだろうけど完全にコンマ神に弄ばれてるよぉ!

そうやってどうしても恥ずかしがってしまう千秋に……ボクは落ち着かせるどころか更にその羞恥を煽ってしまうような行動に出てしまった。

多分、彼女がこんなにも至近距離にいたせいかもしれない……。

背後からそっと抱き締めて掌を胸へと運ぶとブラジャーの上からゆっくりそっとその膨らみを包み込み、千秋もボクのしている事にすぐ気付いて驚く声を上げた。


七海「ちょ、ちょっと……! なんでそんなところ……や、やめてよ……」

狛枝「え? だって別に見ているわけじゃないし……このくらいは……」

七海「このくらいで済む問題じゃないよっ、本格的にセクハラ……ぁっ……!」


千秋は抗議を続けているけれど、構わずに胸に触れている指先に力を加えたり緩めたりを繰り返し始めると彼女の手が反射的にボクの手に重なった。


七海「っ……ゃ……めてっ……やめてよ……やだ……こわいよ……」

狛枝「大丈夫だってば。痛くはしないって言ったよね?」

七海「ん……で、も……なんか……感じたことのない……感覚が……じわじわしてて……っ」

狛枝「ふうん……そうなんだ……?」

七海「だからっ……も、ゃ……だ……っ!」



この後の行動
↓~3まで自由
決定はまとめられればまとめるし、無理そうだったらコンマ判定かこちらの好みでチョイスします


また、↓のコンマの値、十の位の値と一の位の値を足した数値を七海のやる気の値にプラス
ゾロ目の場合は足して更に×2の値をプラス

ありがてえ…ありがてえ…

胸をだんだん激しく揉みつつ逃げないように足を絡めながら後ろからうなじや首筋にちゅっちゅしてキスマークつける

ただいま出先なので次の安価投げると新スレ立てれずに埋まってしまいそうなのでここで終了です
今日はもう続きが出来そうにないかも……

了解、乙でした。
次スレ誘導のために埋めないほうがいいかな?

新スレたてる暇もないなんてどういうことだ説明しろ狛枝!




やっと帰還出来ました


次スレ

ウサミ「狛枝くん、みなさんと仲良くしてくだちゃい」狛枝「えっ」 2周目-17
ウサミ「狛枝くん、みなさんと仲良くしてくだちゃい」狛枝「えっ」 2周目-17 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1410363719/)


今夜は次スレ立てるだけで終了です
続きはできれば朝からやりたい

七海のやる気→62



狛枝「ん……」

七海「あっ、……ひぅ……っ」


嫌だと訴えている彼女にそれでも手の動きは止めずそれどころか次第に激しく両方の柔らかい胸を揉みながら、逃げられないようにと足を絡めて首筋を甘噛んだりキスマークを付けるようにきつく吸い付く。

すると彼女は緩く首を横に振りながら涙声で更にボクへと訴えた。


七海「……や、だっ……やだよ……な、っ……んで……こんなっ……こんなこと、するの……?」

七海「んっ……そんなとこ触っても楽しくない……でしょ……っ? わ、私だって……なんか……おかしな気分になるだけ……だもん……だから、だから……ね……? や、めよ……っ?」

七海「そ、それともこれって……私に対する罰か何か……なのかなっ……んっ……だったら……あ、謝るから……はぁ……っ」






どうするか>>1000
単発可

それは違うよ、これはご褒美だよ
怖いかもしれないけど、ボクを信じて任せてくれないかな
すぐに良くなるから

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom