アルミン「陰謀渦巻く宴会」(127)

ある日の夕食後

ユミル「折角持ってきたんだ。良い経験だから飲め、クリスタ!」ガシッ

クリスタ「んんッ!?」

ジャン「何やってんだ、ユミルの奴」

マルコ「?」

サシャ「ちょ、ちょっとユミル!?クリスタに何を無理やり飲ませてるんですか!?」ガシッ

コニー「おい、その赤い液体はまさか……」

ユミル「そう、ワインだ。さあ、クリスタ、酒ぐらい飲まなきゃ大人になれないぞ」グイグイ

クリスタ「ん~!!んっ~!!んんっ~!!」

ジャン「ユミルの奴、顔が赤い……あいつ酔っ払ってやがるな」

マルコ「と、止めなきゃ」

サシャ「ダメですよ、ユミル。無理やり飲ましては!」ユサユサ

クリスタ「ブホッッッ!!」

ユミル「あ~~クリスタ。吹きこぼしたりなんかしたら、折角の酒が勿体ないじゃないか。」ヒック

クリスタ「げほっ!!けほっ!……も、もう、嫌だって言ってるのに……!うぇ……変な味…」

ユミル「だっはっは!お子様にはまだ早かったか!」

クリスタ「もう!……大体、どこからお酒何て持ってきたのよ…!」

ユミル「この前の休日に、普通に買ってきた。」

サシャ「も、持ち込んだのバレたら営倉行きですよ?」

クリスタ「そうよ。私たちは訓練兵を卒業するまでは、飲酒しちゃだめなんだから!」プンプン

ユミル「固ぇこというなよ。それを言うなら、男達はたまに隠れて飲んでるらしいじゃねぇか。なあ、ライナー?」

ライナー「俺に振るな……まあしかし、たまに隠れて飲んでいる奴がいるのは確かだ。」

クリスタ「へっ?」

サシャ「へ~~そうなんですか?」

ユミル「そりゃ、私たちは遊びたい盛りだってのに、下手すりゃ死んでしまう訓練の日々。」ヒック

ユミル「それに寮生活のおかげで、気軽に町に出かけることもできない。」ヒック

ユミル「メシも肉が出るどころか、そもそも美味しくない……これじゃ鬱憤がたまるってもんだ。」ヒック

ユミル「だから、たまにこうやって、酒で発散しなければ、やってられないのさ。だっはっは!」グビ

クリスタ「そんなの言い訳!飲まずに真面目にやってる男の子たちだっているんだから!」

ジャン「まあでも、ユミルの言うことも、理解できるな」

クリスタ「えっ?」

ベルトルト「確かに、訓練兵になってからは遊ぶ機会も少ないし、楽しみの一つや二つは欲しくなるよね」

マルコ「酒を持ちこんでいるのも、バレたらどうしようという背徳感を楽しんでるというのが、大きいみたいだからね」

クリスタ「そんな……」

ユミル「な?だから、クリスタ。お前も飲んで、パーと弾けちゃおうぜ!」ヒック

クリスタ「だ、だから、グラスもってこっち来ないで。ちょ、やめてよ!」バタバタ

ユミル「ちぇ。クリスタ、良い子ちゃんぶってて、面白くない」グビグビ

クリスタ「もう、飲むのやめなよ」

ユミル「うう、愛しのクリスタが飲んでくれない……よし、ならコニー、お前が飲め!」

コニー「おわっ!?こら、放せ!この酔っ払い!」バタバタ

サシャ「ちょ、ちょっとユミル。ダメですってば!」

ユミル「ち、コニーまで良い子ちゃんかよ。…クソ、チビなんてこうしてやらぁ」ペチペチ

コニー「やめろクソアマ!頭叩くな!」

ユミル「じゃ、撫でてみる。」サワサワ

コニー「だぁあああ!頭なでるな!」

ユミル「ん~、前から触ってみたかったが……この頭のショリショリ感は癖になりそうだぜ」サワサワ

コニー「やめやがれ!」

サシャ「ユミル、そこらへんにしておいた方が」

ユミル「あ~ん?いつも芋を盗み食いしている奴に説教されたかねぇな。」ヒック

ユミル「そうだサシャ、お前も私の仲間に入れ!お前ならバレても、いつものことって思われるだけだ!」

サシャ「のわ~~!今度問題起こしたら営倉行きなんで、勘弁して下さい~!」

酒ッ!飲まずにはいられないッ!!

クリスタ「もうユミル!あんまり騒ぎ起こすと、教官が来ちゃうよ!」

ユミル「ちぇ~。仕方がないか。はあ、大っぴらにもっと飲みたいもんだぜ」ヒック

コニー「俺はこれ以上お前に飲んで貰うのは、やめて貰いたいね。」

コニー「何されるか、分かったもんじゃねぇ」

サシャ「お酒飲んで、何時にもまして傍若無人になってますね」

ユミル「はっはっは!酒飲むと、自制が効かなくなって本音が出てしまうからな!」ヒック

クリスタ「大体、何で私に飲ませようとしたのよ」

ユミル「クリスタの好きな人でも、聞き出そうと思ってな。ま、当然、私だろうけど」ヒック

クリスタ「!? ちょ、そんなこと考えてたの!?」

ライナー「!?」

ユミル「そしてベロンベロンに酔わせて、お持ち帰り……そしてムフフ!っていう計画だったのにな」ヒック

ライナー「!!」

ジャン「!!」

クリスタ「もう!冗談はいい加減にしてよ。それに私たち同性でしょ!」

ユミル「はっはっは、冗談だよ。あ、でも愛に性別は関係ないぜ?」ヒック

クリスタ「もう……ってどうしたの、ライナー?」

ライナー「い、いや……」(酔っぱらうと、本音が出る…か)

ユミル「ジャンまでどうしたんだ?」

ジャン「いや……何でも……」(酔っぱらわせて、お持ち帰り……これは使える…!?)

ユミル「ま、とにかく、宴会でもして騒ぎまくりたいぜ」

ジャン「……それは良いかもな」

クリスタ「えっ?」

ユミル「お、ジャン。お前も酒飲んでみたいのか?」

ジャン「ああ。一度ドンちゃん騒ぎしてみたいぜ。なあ、ライナー」チラ

ライナー「ああ、良いかもな」(ジャン……お前の企み読めたぜ。お前となら利害が一致する。協力しよう)

ライナー(ユミルが酔っぱらって、正常な思考が出来ない今がチャンス!)

クリスタ「ら、ライナーまで……」

ライナー「確かに飲酒はダメだが、かと言って、俺たちの今の生活に楽しみがないのも事実だ」

ライナー「それならいっその事、パーと遊んだ方が満足して、訓練に身が入る。」

ユミル「お、なかなか良いこと言うねぇ、ライナー、そうだよ、私が言いたかったのはそれなんだよ!」

クリスタ「そ、それはそうかもしれないけど…というか、ユミルはただ飲みたいだけでしょ…!」

ジャン(ナイス畳み掛けだ、ライナー!)

コニー「でもよ、どうやって宴会なんか開くんだ?普通に申請しても却下されるだろ」

ライナー「なに、104期生には、何でも解決する軍師様がいるじゃないか」

――――――
―――


ライナー「……というわけだ。そこで合法的に宴会を開く知恵が欲しい」

アルミン「そ、そんなこと言われても……」

アルミン(うわぁ……ライナーとジャン、明らかに何か企んでるよ……)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ライナーの思惑


ライナー「大丈夫か、クリスタ?」

クリスタ「うん……けど、酔っぱらっちゃったみたい///」ライナーに寄りかかる

ライナー「それはいけないな。外に風に当たりに行くか」

クリスタ「うん///」



ライナー「クリスタ!」ガバッ

クリスタ「そ、そんないきなり抱きつくなんて!」

ライナー「クリスタ、いいだろ?」

クリスタ「うん、私、ライナーとなら……」

ちゅ

おい、ライナー達ががいないぞ!?そ、外だ!?
お、おい、二人が熱い抱擁をしているぞ!
クリスタ―――そんなーー私じゃないのかーーーー!
うおおーーーーライナーうらやましいぞーーー
ちくしょーーーー!俺も狙ってたのにーーーー!
リア充爆発しろーーーーーー!!!

ライナー「クリスタ、結婚しよ」

クリスタ「うん!」

うわぁ…

ジャンの思惑

ミカサ「私、酔っぱらったみたい……」

ジャン「大丈夫か、ミカサ」

ミカサ「だめ……ふらふらする…」

ジャン「よし、じゃあ俺が寮まで送ってやるよ」

ミカサ「でも…エレン達が…」

ジャン「大丈夫だって。エレン達は酔いつぶれてしまってるし」

・・・・・・・・

ミカサ「ジャン、ここは倉庫……きゃっ!?」バタッ

ジャン「ミカサ!」

ミカサ「だ、だめよ、ジャン!まだ私たちには早い!」

ジャン「ミカサ、俺もう我慢できない!それにこうなることがわかって、俺と一緒に来たんだろ!」

ミカサ「だ、だめ…!そ、そこは……あああーーん!」

頭の中ならなんでもできる(ゲス顔)

うわぁ……

しばらくして
ガラッ

エレン「ジャン!?み、ミカサに何をやっているんだ!?」

ジャン「俺たちは、こうやって愛し合っているんだぜ!なぁ、ミカサ!?」パコパコ

ミカサ「あん、あん! ジャンのすごぉいいい!私、もうジャンに乗り換えちゃう!」パンパン

エレン「そ、そんな……」

ジャン「それじゃ、見て行ってくれよエレン。『俺のミカサ』が絶頂する瞬間を!」パコパコパコパコ

ミカサ「ああ~~んん!! らめぇ!ジャン、中にお願いーーーーー!」

エレン「や、やめろ、やめてくれーーーーーー!!」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

アルミン(……ていうゲスい考えが、表情には出てないけど、目には出ているよ。僕には読める)

ライナー「ムフフ///」

ジャン「グフフ///」

ユミル「それで、アルミン。何か良い方法はあるか?」ヒック

クリスタ「だ、ダメだって飲酒なんて。アルミン、みんなを止めて!」

アルミン(確かにここは止める方向で……)

アルミン(ライナーでなくても、クリスタを狙っている男は多数いる。)

アルミン(クリスタを宴会に参加させたら、生身の人間を巨人の群れに放り込むようなもの)

アルミン(ユミル一人では対処しきれないし、ユミルを何とか酔いつぶそうとするだろう)

アルミン(そして酒に強いやつがその隙に、酔ったクリスタをお持ち帰りしてしまう!)

アルミン(そしてミカサ。ミカサはおそらく大丈夫。ジャンではどうにもできない。)

アルミン(それよりもエレンを巡って、またアニとミカサが争いをしかねない方が問題だ)

アルミン(不安要素が多すぎる……しかし、どう言うべきか…)

アルミン(…よし、ここはユミルに危険性を説けば、いけるはず)

アルミン「言い分はわかったけど、やっぱりやめた方がいいよ」

ユミル「何でだよ?」

アルミン「ほら、飲酒すると……酔って無防備になった女子が…その、男子に狙われちゃうよ?」

ライナー「ギクッ」(し、しまった!感づかれてしまったか!?)

ジャン「ギクッ」(アルミンを根回しして、こちらに引き込むべきだった!)

ユミル「あ~~……確かにいつの間にか抜け出して……ってことも考えられるな。クリスタが危険だな」

クリスタ「うう、ほら、やっぱり止めようよ。」

アルミン(ほ、よかった。ユミルも気が付いてくれたか。よし、これで中止の流れだね)

アルミン「ね。だからこの話はなかtt」

ミカサ「アルミン待って。宴会やろう」

アニ「……別に宴会ぐらい、いいんじゃないか?」

ライナー「!?」(思いもがけない2人が賛成!?)

ジャン「!?」(うひょぉおお~~!これはミカサは、俺と飲みたいってことだな)

アルミン(!!? ふ、二人とも一体何を考えて……ハッ!?)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
アニの思惑


アニ「ねぇ……エレン」ギュッ

エレン「どうしたんだい、アニ?何時にもまして、可愛いぞ?」ダキッ

アニ「もう///……私、酔っちゃったみたい……」

エレン「そうか、それはいけないな……一人で寮に戻れそうか?」

アニ「無理そう……肩貸してくれる?」

エレン「ああ、もちろんだ」

・・・・・・・・・・・・・・・・・

アニ「え、エレン?……ここは倉庫……きゃっ!!?」ドサッ

エレン「アニ!!俺、もう我慢できない!!!」ガバッ

アニ「や……ちょ、え、エレン!やめて!私、まだ心の準備が…!」

エレン「じゃあなんで、女子と帰らなかったんだ?俺とこうしたかったから、誘ってきたんだろ!?」

アニ「ち、ちがぅ!」

エレン「それに……アニのここは準備万端だぜ?」クチュ

アニ「や、そこは//// そ、それにミカサは…」

エレン「ミカサは家族なだけだ。恋愛対象じゃない。」

アニ「で、でも」

エレン「まずそのうるさい口を塞がないとな!」ムチュゥウ

アニ「んん!!!」トローン

エレン「これで静かになったな……じゃあ、いくぜ、アニ!」

アニ「あん、そこは……あ、あ、ダメ、エレンのが入ってk……ああ!」

しばらくして
ガラッ

ミカサ「な、な、な……え、エレン、その女狐と何を!?」

エレン「見ての通りだ、ミカサ!俺は今、アニと愛し合っている!」パコパコ

アニ「く……う!き、気持ち……イイッ!」パンパン

ミカサ「そ、そんな……」ガクッ

エレン「俺はアニが好きだ!分かったなら、もう俺にまとわりつくんじゃないぞ、ミカサ!」パコパコ

ミカサ「うう……」ヒック グス

アニ「エレン、わ、私、もう……!」パンパン

エレン「ああ、一緒にイこう、アニ!ミカサに、俺たちの愛を見せつけてやろうぜ!」パコパコパコ

アニ「え、エレン!…あああ!!!」パンパンパン

ミカサ「いやぁあああああああ!!」

ミカサの思惑

ミカサ「ねぇ……エレン」ギュッ
以下、アニとほぼ一緒なので省略

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ティーンエイジャーの妄想力パネェ…

アルミン(うわぁ……二人とも、ジャンとライナーと、同レベルの考えをしてるのが分かるよ…)

アニ「///」

ミカサ「///」

アルミン(うう、どうやって止めようか……)

ユミル「へぇ、アニがそういうのに、興味があるとは知らなかったぜ」

アニ「別に……ただ、反対する理由もない」チラッ

ミカサ「……」バチバチ

アルミン(うわぁ、お互い目で牽制しあってるよ……)

クリスタ「み、ミカサも賛成だなんて……」

ジャン「やっぱ、俺と飲みt」

ミカサ「うん、エレンと昔話でもしながら、まったりと飲んでみたい」チラッ

アニ「……」バチバチ

ジャン「」

アルミン(うう……ミカサとアニが酔っぱらうとまずい…)

アルミン(酔うと、普段よりも自制が効かなくなる…)

アルミン(そうなった二人が、いつもみたいに格闘訓練で争ってしまえば……)

アルミン(…ライナーの血の雨だけでは済まなくなる!)

アルミン(ここは何としてでも、止めななくちゃ!)

アルミン「でも、やっぱり止めるべきだよ。僕たちは巨人に対抗する術を身につけるために、ここにいるんだ」

アルミン「訓練が終わるまでは、真面目に訓練するべきだよ」

アルミン「エレンやマルコも、そう思うよね?」

アルミン(ここはエレンを誘導して、エレンに断らせる。そうすれば、ミカサとアニは参加しない)

アルミン(それに皆が一目を置いているマルコの言うことなら、自然と耳を貸す)

アルミン(真面目な2人が反対すれば、あとは自然と中止の流れになるはず!)

マルコ「あ~、僕は賛成かな」

アルミン「えっ!?」(なっ!?)

マルコ「飲酒は基本的には勿論ダメだろうよ。けど、訓練兵が楽しみが少ないのも事実」

マルコ「それに士気っていうのは、どの兵団にいても大事だからね」

マルコ「今の抑圧されている状態で、隠れて飲むぐらいならいっその事、大っぴらに飲んだ方が
    結局はみんなの士気も上がって、訓練に励むと思うんだ」

アルミン(し、しまった!マルコにそう言われると、流れが変わってしまう!)

エレン「さすがはマルコだな。いつも全体のことを考えてる」

エレン「けど、翌日にまで酔いを残してしまえば、翌日の訓練にも影響が出ちまう。」

エレン「それにやはり、俺達は遊ぶためにここに居るわけじゃない。だから俺は止めた方がいいと思う。」

アルミン(よし、いけるか!?)

ミカサ「エレン……私は久々にエレンと『アルミン』とで、昔話に花を咲かせたい」

アルミン「!!?」

エレン「えっ!?」

ミカサ「確かに、エレンの言う通りかもしれない」

ミカサ「けどここに来てから訓練ばかり。休日も気軽に外出できない。」

ミカサ「だからせめて昔みたいに、3人で気兼ねなくお喋りしたい……ダメ?」

エレン「お、おう……それもそうかもな」

アルミン(ま、まずい!ここで僕の名前を出して、幼馴染3人組と一緒に居たいと理由にもってきた!)

アルミン(これなら、エレンも本心だろうから断り辛い)

アルミン(それをミカサは見透かして言ってる…!)

ミカサ「それに宴会は、休日の前日にすればいい。それなら酔っても心配ない」

ミカサ「それにお酒がダメな人の為に、ジュースを用意すればいい」

ミカサ「さらに予め、女子に手を出した場合は、その場で私と格闘訓練をして貰うと通告しておけば大丈夫」

アニ「もしくは私とな」

ライナー「ハハハ」

ジャン「ハハハ」

ミカサ「それなら、ユミルも心配ないよね?」

ユミル「あ~…そうだな。それなら大丈夫か」

クリスタ「ちょ、ちょっとぉ…!うう……それなら大丈夫かな…?」

アルミン(あぁ……それらは意図的に言わないようにしてたのに)

アルミン(酔っ払いユミルは、よく考えずに賛成してしまったし、クリスタも流されてしまった)

アルミン(こうなってしまえば、エレンも……)

そうやって、お酒飲ませて犯す気なんでしょ!?エロ同人見たいに!!

エレン「そうれもそうだな。」

ミカサ「エレン///」ニコ

エレン「というわけだ。俺は皆がそこまで言うのなら、やっても良いと思うぞ、アルミン」

アルミン「う……それなら仕方がないね……けど、悪いけど、いい案は思い浮かばないよ」

アルミン(これが最後の抵抗……それに実際、教官を説得して宴会するなんて、思いつかないよ…)

ミカサ「大丈夫。私にいい考えがある」

アルミン「えっ?」

今年の夏は、ミカサがエレンを逆レイプするエロ同人が大量に出るのかなぁ…(遠い目)

そして休日前日の訓練終了後

ジャン「マルコ、乾杯のあいさつを頼む」

マルコ「ああ。みんな、今日は大っぴらに飲酒できる機会だ」

マルコ「それに明日は休日だ。だから節度を持って飲もうなんて言わない。」

一同「「「おお!」」」

マルコ「だけど事前に通知した注意事項だけは守ろう」

マルコ「1.無理に飲ませてはいけない。またお酌の強要もしない」

マルコ「2.最初の1時間は、決められたグループで飲むこと」

マルコ「3.男子は酔っぱらった女子を、途中で連れ出さないこと。
    これを破れば、ミカサとアニでその場で格闘訓練することになる」

マルコ「以上は必ず守ろう……とまあ御託はこれくらいにして、今日はじゃんじゃん飲もう!」

一同「「「おお!」」」

アルミン(ああ、まさか本当に実現してしまうなんて……)

回想

ミカサ「……以上です。どうか、宴会のご許可を」

キース「うーむ……この話を持ってきたのが貴様ら2人でなければ、今すぐ死ぬ寸前まで走らせてるところだ」

マルコ「我々も真剣に考えたうえで、こうやってお伺いを立ててきました」

キース「……言い分も理解できた……しかし、訓練生の分際で、飲酒が許可されると思うか?」

ミカサ「はい」

キース「!?……なぜそう言い切れる」

ミカサ「過ぎた言い方になりますが……シガンシナ区の駐屯兵団員は、門兵の番の時は
    四六時中飲んでいました」

ミカサ「ウォール・マリアが壊されてからは、勤務中は控えるようになったみたいですが…」

ミカサ(ハンネスさん、ダシに使ってごめんなさい)

キース「うむ……」

ミカサ「それに憲兵団ですが、こちらは今でも真昼間から飲んでいるのが大勢います」

ミカサ「……この実情を我々訓練兵は、当然知っています」

ミカサ「駐屯兵団も憲兵団も、勤務中は飲酒は厳禁のはず」

ミカサ「しかし現状は、先ほど申した通りです」

キース「なるほど……だがそれは悪い例だ。お前達まで、真似をしなくても良いはずだが?」

ミカサ「噂では駐屯兵団の司令も、常に酒瓶を持ち歩いているのを目撃されておりますが?」

キース「…痛いところを突く」

マルコ「教官。この現状を踏まえると世の中、正論だけでは収まらないのは、もはや事実です」

マルコ「先ほどもアッカーマン訓練兵が申した通り、我々訓練兵は寮住まいもあって
    自由があまりありません。」

マルコ「むしろここでアメを与えてストレスを発散させれば、皆より訓練に励むと思います」

ミカサ「他にも理由があります。先に酒の量を覚えて、自分の限界を知っておけば
    どの兵団に所属しても、二日酔いで勤務に支障をきたす可能性を減らせます」

キース「………」

回想終了

アルミン(それで教官が、「少々気に食わないが、そこまで言うのなら許可しよう」って言って、本当に実現してしまった)

アルミン(今回の説得人員も、歴代でも過去最高に優秀なミカサと、普段真面目でみんなの信頼が厚いマルコ……
     これなら教官も無下に断れない)

アルミン(僕を連れて行かなかったのは、僕が賛成しきっていないのを、見透かしているから…)

アルミン(ミカサは、サシャの冤罪放屁の時みたいに、時々変に機転が効くから困る)

マルコ「それじゃ、かんぱーい!」

一同「「「かんぱーい!!!」」」

ワイワイガヤガヤ

エレン「これがワインか……うーん、変な味……ハンネスさんは、いつもこんなのを飲んでいたのか」

ミカサ「まだ、沢山あるわ。エレン、注いであげる」

エレン「お、すまん」コポポ

ミカサ「アルミンは?」

アルミン「あ、僕はお酒はやめとく」

ミカサ「そう。じゃあオレンジジュースで良い?」

アルミン「うん、ありがと」コポポ

ジャン(ミカサがアルミンにも、お酌している!これは頼んでも大丈夫だな!)

ジャン「なぁ、ミカサ俺にも注いd」

ミカサ「セクハラ」

ジャン「へっ?」

ミカサ「お酌の強要はセクハラ。最低」

アニ「事前の注意事項、もう忘れたのかい?」

ジャン「」(な、なして……)

これは期待

アルミン(ジャン……哀れな……)

アルミン(しかし、やはり席は、この組み合わせになったか)

アルミン(エレン、ジャン、僕の順で座って、対面にミカサ、アニと並んでいる)

アルミン(セクハラ防止のため、男子と女子を同列で座らせないっていう事項があって助かった)

アルミン(もっとも最初だけで、お酒が入ってくれば、すぐに破られるだろうけど……)

ミカサ「…アニ、今日は仲良く飲みましょうか」ゴゴゴゴゴ

アニ「…奇遇だね。私もそう思っていたところだ」ゴゴゴゴゴ

アルミン(と言いつつ、二人ともすごい気を放ってるよ……)

アルミン(こっちも気になるけど、あっちも気になるなぁ)クル

ユミル「クリスタ。今日は飲まない方がいいぞ」

クリスタ「うん。元からそのつもり」

ユミル「今日は、私も遠慮しておくよ」

クリスタ「え?あれだけ飲みたがってたのに?」

ユミル「まあ、いろいろとな…」

クリスタ「?」

ユミル(クソッ。よくよく考えれば、宴会なんてクリスタが危険になってしまうじゃないか)

ユミル(酒の飲みたさと、あの時酔っぱらっていて、適当に返事してしまったのが痛い)

ユミル(一番肝心な注意事項だって、どれだけ守られるやら…)

ユミル(むしろミカサとアニの方が、エレンを連れ出そうとするだろうし…)

ユミル(宴会が中盤になれば、あの二人はアテにできない。)

ユミル(その隙を、男共は突いてくるだろう……)

ユミル(飲めないのは悔しいが、ここはクリスタを守る方が先決だな)

ライナー「ま、オレンジジュースも沢山あるから、どんどん飲んでくれ」

ユミル「ああ」ゴクゴク

クリスタ「うん!」ゴクゴク

ライナー ニヤ

アルミン(!……一瞬ライナーが黒い笑みを……ま、まさかあのオレンジジュース!)

ユミル「……ん?」

クリスタ「どうしたの?」

ユミル「いや、このオレンジジュース、何か違和感を感じたんだが」

ライナー ギク

クリスタ「私は何も感じなかったけど。気のせいじゃない?」

ユミル「ああ、そうかもな」ゴクゴク

ライナー ホッ

アルミン(ま、間違いない!あれはお酒だ!……味はオレンジジュースのまんまってことは…)

洞察力に定評のあるアルミン

アルミン(あれは、スクリュードライバー!)

アルミン(お酒を感じさせないことから、別名『女殺し』の異名をもつカクテル)

アルミン(口当たりが良いから、つい飲んでしまう。気が付いたころには泥酔状態!)

アルミン(そこまでするなんて……!)

ライナー(ふう、何とかなったか)

ライナー(ユミルがクリスタを守るために、今日はあえて飲まないことも想定済み)

ライナー(このテーブルのオレンジジュースだけ、すべてスクリュードライバーだ)

ライナー(これならクリスタもユミルも、同時に酔わせることができる)

ライナー(ミカサとアニはエレンを巡って争うだろうから、宴会の中ごろになればこちらに注意は向かない)

ライナー(そしてユミルさえ無力化すれば、あとはこっちのもの)

ライナー(ユミルもこの前の様子を見る限り、それほど酒は強くはなさそうだ。)

ライナー(それに判断も鈍くなる。そうなれば後は口八丁手八丁で、どんどん飲ませて酔いつぶす!)

ライナー(ユミル、この宴会実施が決まった時点で、俺の勝ちは揺るがないのさ!)

アルミン(ど、どうしよう……明らかにライナーが、企んでることを言いたいけど)

アルミン(最初の1時間は席移動はできないし……)

アルミン(この1時間ルール、この為に決めたのか……)

アルミン(破って警告に行ってもいいけど、あのオレンジジュースがお酒入りだなんて
     時間が経って酔わない限り、証明する手段がない)

アルミン(そもそも、僕の憶測にしか過ぎないし、このテンションじゃ誰も信じないだろう…)

アルミン(うう、今回はしてやられてばっかりだよぉ)

アルミン(仕方がない。今僕にできることは素面でいて、正常な判断ができるようにすることだけだ)

アルミン(そしてミカサ達とライナーを、止める方法を考えなければ…)

ジャン「どうしたんだエレン。もっと飲めよ」

エレン「えっ?い、いや、今日俺は、それほど飲む気は…」

ジャン「いいからいいから。もっと飲め」コポポ

エレン「お、おう……」チビ

ジャン「なんだ、男の癖にしけた飲み方だな。」

エレン「な、なんだと!?」

ジャン「男ならもっと豪快に飲むもんだぜ」グビグビ

ジャン(エレンを酔いつぶして、ミカサと……!誰が決まりなんて守るもんか!)

ジャン(持ち帰り相手がミカサなら、アニも利害が一致するから、邪魔しないはず!)

ジャン(まずはエレンを酔いつぶすところから……)

ジャン(エレンのことだ。ちょっと焚き付ければ、すぐに食いついてくる!)

アルミン(って考えてるのがバレバレ……ジャン、それは思い通りにならないよ…)

ミカサ「ジャン。それならジャンが手本を見せて」

ジャン「えっ?」

ミカサ「そこまで言うのなら、ジャンが手本を見せるべき。」

ジャン「え……だ、だけど」

ミカサ「……豪快に飲む男性って素敵(棒)」

ジャン「!よ、よし、なら見ててくれよミカサ!…エレン、これが男の飲み方だ!」

エレン「なっ!?わ、ワインをボトルごと!?」

ゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴク

おおーー、あそこみろ。ジャンが一気飲みしてるぞ!
すげー
やるなー、ジャン

ジャン「グホ……ゲホッ……の、のみき…ったぜ…」ウップ

エレン「お、おい、ジャン、大丈夫か?」

ジャン「お……おう……な、なんとか…な…」

ミカサ「ジャン、かっこ良かったわ(棒)まさか、ボトルごと一気飲みするなんて思わなかった(棒)」

ジャン「!、お、おう!……ど……どんなもん…だい! え、えれん…」ウプ

エレン「え?……い、いや俺はやめとく…さすがに真似できん」

ジャン「ふ……ミカサ、見直したか!?」ウップ

ミカサ「うん。とても惚れ惚れする飲み方だった(棒)」

ミカサ「もっと飲む姿が見たい(棒)」

ジャン「よーーし!もっと…うっぷ…さ、酒もっこーーい!」

いいぞーーージャン!
さすがは成績上位者!

ミカサ「エレンはあんな無茶飲み方は、ダメだから」

エレン「おう……言われなくても…」

アルミン(ジャン……君の敗因は、ミカサの妨害を、そして自制心を抑えられなかったのが敗因だよ)

ミカサ(……これで、ジャンは封じたも同然……)

ミカサ「…アニ……今日はとことん飲まない?」ゴゴゴゴゴ

アニ「ああ……女の友情を温めるには、いい機会だ」ゴゴゴゴゴ

ミカサ(あとは……この女狐を酔いつぶせば……)

アニ(エレンに色仕掛けして、お持ち帰りしてもらう!)

エレン「お、ミカサとアニは、二人で飲むみたいだな」

アルミン「う、うん……僕たちは、まったりと飲もう」

アルミン(ふう、どうやらお酒対決に持ち込んだか。これなら誰の血も振らない)

アルミン(ミカサが勝てば、あとはエレンと……その時は僕は見て見ぬ振りをするだけ)

アルミン(でもアニが勝った場合はどうしよう……)

アルミン(邪魔したら、僕なんて一撃で沈められてしまう)

アルミン(うーん…その時に考えるしかないか。あまりエレンを酔わせないようにしておこう)

アルミン(あっちはどうなってるかな)チラ

コニー「しっかし、本当に酒のんでも良いんだな」

マルコ「ああ。だからこの機会に存分に飲もう!」

ベルトルト「ふー」グビグビ

ユミル「なぁサシャ…今日は大ぴらに飲んで良い日だ…だから存分に飲め!」

サシャ「ちょ、ユミル!お酒の強要はダメですよ!」

ユミル「大体いつも敬語なのが気に食わん。今日はタメ口聞くまで飲ませるからな!」

サシャ「ちょ、やめ……うぷっ!!!?」

クリスタ「だ、ダメだよユミル」

ライナー「クリスタ、ジュースどうだ?」

クリスタ「あ、じゃあもらうね。……熱気に当てられたのか、何か体がホワホワする…」

ライナー「ああ、そうみたいだな。さ、じゃんじゃん飲んで」ククク

クリスタ「うん」

アルミン(……ああ、あっちも心配だよ……)

1時間後

ジャン「うーん……むにゃむにゃ…フヒヒ…ミカサ」

アルミン(結局あの勢いで飲み続けて、ジャンはつぶれてしまった)

アニ「くっ……そ、そんな……顔色ひとつ…か、かえない……なんて…」

ミカサ「アニ……(寝)落ちて」

アニ「うっ……」ガクッ

アルミン(ミカサが勝つとは思ってたけど、まさかここまで強いとは思わなかった)

ミカサ(私は自分自身を支配できる…アルコールの瞬時分解なんてお手の物…)

ミカサ(私に勝負を挑んだ時点で、勝敗は決まっていたのよ、アニ)

ミカサ(これでもう邪魔者はいない……あとはエレンに迫るだけ)

ミカサ「ねぇ、エレン、私……酔っちゃったみたい(迫真)」

エレン「……」

おい暴力、仕事の時間だぞ

ミカサ「……?え、エレン?」

エレン「ヒック……グス!」

ミカサ「え、エレン、ど、どうしたの。泣いたりなんかして!?」

エレン「ヒック……うう……母さん……母さーーん……会いたいよぉ…グス!」

ミカサ「え、エレン…! あ、アルミン、これは一体!?」

アルミン「あー……エレンには、あれから殆ど飲ませてないよ。」

アルミン「でもどうやら、かなりお酒に弱かったみたい…」

ミカサ「そ、そんな……」

アルミン「しかもどうやら、泣き上戸みたい…」

エレン「み、ミカサ!……母さんは……母さんは巨人に食い殺されちまったよぉ~~!」グスグス

ミカサ「そ、そうね…」

エレン「は、ハンネスさんの言うとおり、俺に力がなかったから、母さんを助けられなかった!」

ミカサ「う、うん…」

エレン「俺が弱いから……母さんを死なせてしまった!」

エレン「それで俺は強くなるために、訓練兵になった!」

エレン「それなのに……それなのに……何だよ、この宴会は!」ダン!

エレン「俺達は遊ぶために兵士になってるんじゃない!」

エレン「巨人をぶっ殺すために、兵士になってんだ!」

おい、エレンが泣いてるぞ
ああ、泣き上戸ってやつだ。
自分も飲んでるのにね
ああ。でも酔っぱらってるから仕方がないさ。
酔うと他人を説教したくなるんだろ。
絡み上戸ってやつか。

エレン「アルミンは、きちんと自制して飲んでないっていうのに」

エレン「それなのに……ミカサまで酔ってしまったとか、腑抜けたこと言うしよぉ……」ヒック!グス

ミカサ「い、いやそれは…その……ほ、本当は酔ってないというか…その……あ、アルミンたs」タジタジ

エレン「ミカサ!」

ミカサ「!!」

エレン「俺の話はまだ終わってない!いいか、そもそもミカサはだな…」ガミガミ

ミカサ「エレン…」シューン

エレン「いいか、目の前で母さんが巨人に……」クドクド

ミカサ「ズーン」

アルミン(ああ、エレンがミカサに説教を始めちゃったよ……)

アルミン(こっちは心配はなくなったけど、問題は向こうだ)クル

酒が入ると亭主関白なエレンさんか

コニー「うぉーーーー!かあちゃーーーん!会いたいよぉお!」グスグス

コニー「そして村の皆ーーー!俺は絶対、憲兵団に入るからなーーー!」

コニー「今に見てろよ、ちくしょーーーーーーー!」ヒック

マルコ「うーん……むにゃむにゃ」→下戸の為、少量で潰れた

サシャ「くぉらああ!ユミル!!飲めーーーー!」

ユミル「ちょ……タンマ!」

サシャ「前から言おう思ってたけど、初対面のときにパァンくれて助けてくれたのはクリスタだけで
    ユミルは何もしてへんやないか!」

サシャ「なのに、水汲み押し付けやがってよぉおーーー!!!」

サシャ「それにさっきは嫌やっていうてるのに、無理やり飲ませやがってぇえーーー!」

ユミル「サ…サシャ!お、おまえ。せ、性格が、変わりすぎ…!」

サシャ「あ~~ん!!!? ごちゃごちゃ言ってるんやない!私の酒が飲めへんのか!?」

サシャ「ええから、さっさと飲まんかい!!」

素のサシャが関西人という風潮

ユミル「ちょ、ごめ、ごめん!サシャ!だ、だからワインボトルごとは…」

サシャ「私が飲めって言うとるのが聞けんのかーー!」ガバッ

ユミル「ゆるs……んぶっ!?んむ゛ーーーーー!」ゴポゴポゴポ ブホッ

ベルトルト「あっひゃっひゃ!!ゆ、ユミルの顔が間抜け……ぷふwwwwwwwwww」プギャー

サシャ「まだこんなもんじゃ許さへんで!!水汲み押し付けられた分もあるし、もっと飲んでもらうで!!」ゴポゴポ

アルミン(……非常にカオスなことになってる……というか、サシャ…性格が豹変しすぎ…!)

アルミン(それよりも、あれじゃユミルも酔いつぶれてしまう!そうなるとクリスタが危険…ん?)

クリスタ「アハハ!ユミルの顔が赤くなったり、青くなったりしておもしろーーい!」

ライナー「クリスタ、顔が赤いが大丈夫か?」

クリスタ「うーん……なんだか私、大分酔っぱらちゃったみたい…ジュースしか飲んでないのに」ヒック

関西の俺大勝利

ギャグ展開のはずなのに今後を考えるとコニーの叫びがいたたまれない

ライナー(計画通り!それにサシャの暴走による、ユミルの無力化という嬉しい誤算つき!)

ライナー(アニは酔いつぶれたし、ミカサはエレンが引きつけている。他も大体酔っぱらっている)

ライナー(ここまで上手くいくとは…もう俺を止められる奴はいない。)

ライナー(あとは……俺は男として、最後まで責任を果たす!)

ライナー(勝負は今、ここで決める!)

クリスタ「ねぇ、ライナー?」ヒック

ライナー「ハッ!?ど、どうしたんだ、クリスタ?」(し、しまった、タイミングが…だが、まだいける!)

クリスタ「ライナー、さっきからあまり飲んでないね。だから私が飲ませてあげる!」ヒック

うぉおおお!ライナーまじかあああ!
うらやましいぞ、こんちくしょおお!

ライナー「お、おう。頼む」(これはこれで…)

クリスタ「はい、じゃあこれを一気飲みしてね」ニコッ

つ ウォッカボトル

(アカン)

ライナー「……はい?」

クリスタ「さっきオレンジジュースのボトルを取りにいくときに見つけたの。
     この……『うぉっか』ってやつ」ヒック

クリスタ「アルコール度数が、40%もあるんだって!」ニコニコ

ライナー「は……はは。あ、あの勿論、それは何かで割tt」

クリスタ「ストレートで一気に飲んで」ニコニコ

ライナー「ちょ、クリスタ……そ、それを一気飲みしたら死んd」

クリスタ「ライナー図体デカいし、いつも理不尽な暴力にあってるんだから」

クリスタ「これくらい一気のみしたって、だいじょーぶよ!」ニコニコ

クリスタ「ってことで、ベルベトンと、サシャ。ライナーを取り押さえて!」

サシャ「合点承知だぜぃ!!」

ベルトルト「ぶふwww名前間違われたwwwwこれもライナーのせいwwww羽交い絞めにするwwww」

ユミル「うう……さ、サシャ…もう…ゆるして…うっぷ」→酔いつぶれる寸前

クリスタが堕天使か…







ありだな

クリスタさんやっぱりあんたそっちの素質あるよ

ライナー!(一気飲みを)やるんだな!?今ここで!

ライナー「や、やめて、クリスタ!!そ、それはやばい。マジやばいから!」バタバタ

サシャ「クリスタが折角飲mせてくれるんや。涙流してありがたく飲めやぁー!!」

ライナー「ひぃい!お、お願いだから!クリスタ、天使の笑顔で、こっちこないでえええ!」バタバタ

ライナー「いやだああああ!やめてえええええ、いやああああああ!!!」バタバタ

サシャ「おら、口あけぇ!……仕方ない、鼻をつまんでっと。」

サシャ「よし口開いたで!クリスタ、いったらんかい!」

クリスタ「うん!それじゃあ……直接胃に流し込んであげるね?よいしょ…」ゴポゴポゴポ

ライナー「んーーーーん゛んん゛んssdぁfkjl;わけgふぉえjgvbまs:l;sgかw!!」バタバタ

クリスタ「ほらほら、まだまだ半分も行ってないよ?」ニコニコ

ライナー「うbぉおごbほおおおぼあsdjfgれthrp:;sldmgじゃうぇp@!!」ブホッブホッ

ベルトルト「プギャハハハwwwwwライナーwww見っともない声wwww間抜け過ぎwwww」

ライナー「mvbfkじぇいげrjがwせおjごpれjがぽjれgぽあ!!!!!!!」ゴハアア

サシャ「オラアア!吹きだしてんやないーーー!根性だして、全部飲まんかぁーーーーー!」

クリスタ「……はい、これでお終い!全部入ったよ?」

ライナー「うげぁぉおあ゛あ゛あうぇfsdfsgrgrg~~bふぇdげrがw~」ゴボゴボ

クリスタ「きゃはは!!ライナーったら、ありとあらゆる穴から、液体漏らしてておもしろーい」キャハハ

サシャ「ホンマやwwwあの顔はおもろいwwwww」

ベルトルト「うはwwwwきったねwwwwwwwww」

ライナー「あ……ア……お、おれは……いき…てる…」ピクピク

アルミン(すごい、さすがはライナー。あんな目にあっても気絶しないとは……!)

アルミン(しかし、クリスタは酔っぱらうと、ああなってしまうのか)

アルミン(あくまで天使の笑顔で、あんなえげつない行為をやってしまうなんて)

アルミン(しかも本人に悪気が全くないから、余計に恐ろしい。)


な、なあ今がクリスタちゃんに声をかけるチャンスじゃね?
あ、ああ。けどライナーみたいにされちまうかもしれねぇ……
今のライナーじゃなければ,、死んでたぞ
だ、だれか行けよ。その後に俺が行く!

全然酒飲んでない筈のアルミンの胃粘膜がピンチ

ssのクリスタはブレまくるからな。大したやつだ。

アルミン(そりゃあ、今のクリスタに近づくのはちょっと危険だよね…)

アルミン(はあ、まあこれで、クリスタも安全だからいいか)

クリスタ キョロキョロ 「!」

アルミン「!?」(うん、今、目があった……?)

クリスタ「あ、アルミン、そこにいたんだぁー///」トテテテテ

アルミン「へっ?」

アルミン(クリスタの方から、やってきた?)

アルミン(ど、どうしよう。嬉しいけど……い、嫌な予感がする!)

クリスタ「よいしょ!」ドサッ

アルミン「へっ!?うわわ!?ど、どうしたの!?」

アルミン(く、クリスタが僕の膝の上に、対面座り……)

アルミン(か、顔が近い……か、可愛い……それに息がかかって///)

クリスタ「んふ~~ほっぺたすりすり~」スリスリ

アルミン「うひゃああ////」

な!?クリスタちゃーーん!
ちくしょーーーアルミンうらやましいぞーーー!!
俺と変われーーー!!
キャー―クリスタ大胆ーーー!
アルミン顔赤くなってかわいいーーー!
ライナー「あ……ああ……う、うらや、ま…しい…」オエップ
ユミル「く、くりす……た……」ウップ

アルミン(く、クリスタのほっぺた、、柔らかくて気持ちよかった///)

アルミン(け、けど恥ずかしいよぉ)

クリスタ「んふふ~~アルミンのほっぺ、柔らかーい!一度やってみたかったんだよね!」

アルミン「あう~///」

クリスタ「クスッ」

アルミン ドキン

アルミン(い、今の笑顔は小悪魔っぽくてかわいい…)

アルミン(じゃなかった。絶対、何か企んでる!!)

クリスタ「ねぇ、アルミン。私と一緒に飲もうよぉー///」

アルミン「う、うん」

クリスタ「あれ、もしかしてシラフ?全然飲んでないの?」

アルミン「う、うん……ジュースだけにしといたんだ。僕は最初から反対の立場だったし」

クリスタ「そう。やっぱりアルミンは良い子だね~。私の為に反対してくれたんだし」

クリスタ「だから、頭なでてあげるね」ナデナデ

アルミン「わぁああ!?」

クリスタ「けど、もうみんな飲んでるわけだし、一人だけ良い子ちゃんはダ~メ」

クリスタ「だから、私が飲ませてあげるね!」ニコ

アルミン「そ、それよりも、クリスタ…」

クリスタ「ん?」

アルミン「な、なんで僕の膝の上に座ってるの?」

クリスタ「だって、ここしか座るところないんだもん」

ジャン「」

アニ「」

エレン「だからミカサ、俺達は巨人を…」クドクド

ミカサ「」シューン

アルミン(う、エレン、まだ説教していたのか!)

アルミン(ミカサも普段とは違うエレンに対して、戸惑っているし…)

クリスタ「こら、こっち見て」コキ

アルミン「あう!……」

クリスタ「ね、ここしか座るところないでしょ?」

アルミン「う…うん……け、けど…」

クリスタ「私と一緒に飲むのは嫌?」ジワ ウルウル

アルミン「そ、そんなことないよ!」

クリスタ「よかった!」パアア

アルミン(あんな上目使いで言われたら、断れない…)

アルミン(けど、男達の嫉妬の目線がすごく痛い)

ジトーーーー
ジトォーーーーーー
ジトジトォオーーーーー
アルミンシネシネシネシネ………

エレンさん説教長え…

クリスタ「それじゃあ……アルミンにもこの「うぉっか」っていうの、飲ませてあげるね」ニコ

アルミン「ひ!……そ、それは強すぎてダメだよぉ!ライナーみたいになっちゃうよーー!」

アルミン(あんなものを直飲みさせられたら……間違いなく死ぬ!)

クリスタ「心配しないで。アルミンは体が小さいから、少しずつ飲ませてあげるから」

アルミン「そ、そう……でもストレートは勘弁してほしいな」

クリスタ「だーめ!アルミン全然酔ってないんだから、強いお酒で一気に良い気分になろうよ!」

アルミン「う……わかったよ……それじゃあコップを…」(チビチビ飲めば大丈夫かな)

クリスタ「コップは要らないよ。」

アルミン「えっ?や、やっぱりボトルごと!?」

クリスタ「違うよ……んっふっふ~……それはねぇ……こうして飲ませてあげるの!!」クィ!

アルミン(く、口に含んだ!?)

ガシッ

アルミン「え!?」(あ、頭をつかまr)

クリスタ「んちゅ」

アルミン「んむぅ!!!?」

ズキュウウウウウウン!!!!

意外っ!それは口移し!

一同「「「なっ!!!!?」」」

ミカサ「なっ!?」

エレン「だから、ミカサ!俺たちはこんなことをしている場合では」ガミガミ

シーン……ガミガミクドクド

クリスタ「ん……ちゅる……んん!!」

アルミン「んん!!!んんんーーーー!!!」

アルミン(え、え、ええ!?ぼ、僕い、いまくくくくクリスタと……きききき、キス、してるっ!?)

アルミン(あ、ウォッカが流れこん……ゴポッ!…・・い、胃にウォッカが流れこんで痛い!)

アルミン「ンンンンンン~~~!!ごほっ!!!ぶほっ!!」

クリスタ「んん~!!……んぐ!?…ぷはっ……けほ!けほッ!」

クリスタ「……はぁはぁ……もう、咽て吹きだしちゃったら、だめじゃない……」クスクス

アルミン「はわ、、はわわわわわわわっわわわっわ!///」ボンッ!

アルミン(え、なにこれ…夢…現……実?)

クリスタ「ふふ、どうしたの?そんなに顔、真っ赤かにしちゃって///」クスクス

う、うわあああーーーーー!
そ、そんなーーーークリスタちゃーーーん!
いきなり濃厚なキスーーーーー!!
きゃーーーーー!口移しよーーーー!!!
うああああーーーーー!アルミンーーーーーー!!!
見た?口と口の間に、涎の橋ができたのが!いやらしーーーー!
アルミン、目がトロンとしててかわいいーーーー!
あの二人だと、いけない遊びしてる子供たちみたいーー!

ライナー「あ、あ……おぁあ゛あああ゛ーーー!!く、くり゛すた…おげぇぇええーーーー!!!」

ユミル「うわぁ゛あああーーーーア゛ルミンーーー、わ、私のてんしにげぇっえ゛ぇぇぇーー!」

サシャ「うわ、二人とも泣きながらゲロ吐いた!」

ベルトルト「うわwww誰か片づけてこいよwwwwこのボロ屑どもをwwwww」プギャーーー

ミカサ「く、クリスタ!!?……え、エレン、わ、私たちも」

エレン「どこ見てるミカサ!今は俺の話を聞けーーーーー!」ガミガミクドクド

ミカサ「うう……こんなはずじゃなかったのに……」クスン

アルミン「く、クリスタ……げほっ!」

クリスタ「む~~……お子様アルミンじゃ「うぉっか」はキツ過ぎたか」

クリスタ「仕方がない。じゃあ、このワイン1本をすべて飲ませてあげるね?」

アルミン(ど、どうしよう!に、逃げたいけど、逃げたくもない!)

アルミン「だ、だめ…んむぅう!?」

クリスタ「んんんん~~~~……ちゅる……ちゅる…!」

アルミン「んぐ……ちゅぅ……んぐ……んぐ!」

アルミン(ああ、く、クリスタの唇……お酒と一緒に唾液も……)

アルミン(み、みんなの視線が痛い……痛すぎる!)

アルミン(これは……嬉しい拷問だよ!)

キャーキャー
ワーワー
アルミーーーん!!ゆるさーーーーーん!
きゃーーークリスターーーーもっとやってーー!
おい、フランツ夫妻があてられて、キスおっぱじめたぞ!
誰かとめろーーー!
ライナーとユミルが、また吐いたぞーー!

がらっ!
キース「貴様ら!!」

ベル何とかさん酷い

やべ、教官だ!
騒ぎすぎたか!?

キース「いくら許可したとはいえ、少し騒ぎs」

クリスタ「んちゅ……ちゅる……むちゅ……」

アルミン「んぐ……んぐ……」

キース「」

ライナー「うわぁああああ!くりすたぁげえ゛え゛えーーーーーーーー!」

ユミル「アルミーーン!ゆ゛るざーーんん゛うげぇえ゛ぇ゛ーーーーーーー!」

ベルトルト「くっせwwwwwwこいつらいい加減吐くのやめろwwwwww」

サシャ「おらああ!!私はまだ飲みたりねーぞ!もっと持ってこーーーい!」グビグビ

マルコ「グーグー」

コニー「母ちゃん……zzz」

エレン「だから、巨人をだな…」ガミガミクドクド

ミカサ「」シューン

アニ「」

ジャン「」

アルミン「んん~~~~~んーーーー!」

アルミン(きょ、教官!た、助けて下さい!)バタバタ

キース「……ごゆるりと」

ばたん

アルミン(空気読んだーーーーー!!!?)

なあ、もうお開きにしないか?
ああ、俺ショックで寝込みそう…
アルミン達はどうする?
放っておこうぜ
邪魔しちゃ悪いわ
ごゆっくりね。
片づけは明日にしようぜ。
ライナーとユミルのゲロだけ始末しようぜ
ほら、エレン、お開きだから帰るぞ。
寝てるやつは手分けして運べーー

ばたん……シーン

アルミン(ああ、みんな居なくなっちゃった……)

アルミン…許せん

このベルトルト、ネット上でのお前らだろ

クリスタ「ふふ、どうしたの、アルミン?まだワインは全然減ってないよ?」

クリスタ「ぜーんぶ飲むまで、解放してあげないからね?」クス

アルミン「んむう!?」

アルミン(ああ……アルコールのせいか、頭がぽーっとしてきた……)

アルミン(まあでも……もう懸念事はないし……)

アルミン(だから思う存分、クリスタの唇と舌の感触だけ考えよう…)

アルミン(あとは、唾液も味わって……)

クリスタ「ちゅぷ……んん!……ちゅる……ちゅる」

アルミン「んん……んぐ………ンぐ……ちゅう……!」トローン

クリスタ「ふふ、目がトローンとしてカワイイ!もっとご褒美あげるね!」

――――――
―――


酔った男女が二人っきり……あっ(察し)

エレン「アルミン、起きろ。もう朝だぞ」

アルミン「んん……ふぁ…あれ、僕、食堂で寝ちゃってたんだ……って……あああ!!」

エレン「どうしたんだよ?」

アルミン「はわ、はわわ!!く、クリスタはどこ!!?ぼ、僕、クリスタと、とんでもないことを」

エレン「あー……昨日すごかったらしいな。俺は昨日そんなことあっただなんて、全然知らなかったぜ」

がちゃ
お、アルミンがいるぞ!
ちくしょーーー幸せになりやがれーー
アルミンなんて、もげちまえーーー
くすくす、昨日のアルミン、可愛かったねー
どこまで進んだのかなーー?

アルミン「あうあう~~……」

ミカサ「おはよう。アルミン」

アルミン「み、ミカサ!!そ、そうだミカサ、クリスタは……」

ミカサ「……さっき寮に帰ってきて、ずっと布団にかぶって出てこないわ」

サシャ「もうお嫁にいけないとか、叫んでました」

アルミン「ああ……その、ミカサ」

ミカサ「わかってる。人気の少ない所にまで連れてくる」

・・・・・

クリスタ「イヤアアアアアーーーやめてーーーミカサ、離してぇーー!」バタバタ

ミカサ「観念しなさい」

どさ

ミカサ「さ、アルミン。あとは二人で…」

アルミン「うん、ありがとう、ミカサ」

クリスタ「ひゃあああーーー!あ、アルミン!こ、これは違うの!」

クリスタ「た、たしかに、ま、前からはあ、アルミンのことは、その、き、気にはなってた…」

クリスタ「そ、それに宴会には、ず、ずっと反対してくれてたし…」

クリスタ「そ、それで、き、昨日は、その、私、酔っぱらっていて、つい、自制が効かなくなって」グスグス

アルミン「あはは…まあ確かにびっくりはしたけど……」

アルミン「でも、嬉しかったよ」

クリスタ「昨日は本当にごm…えっ?」

アルミン「僕は……その……く、クリスタのことが…す、好きだ…ったから!」

クリスタ「あ、アルミン///」

アルミン「だ、だから、昨日はびっくりしたけど、嬉しかった!」

アルミン「あ、あんなの、濃厚なきs……と、とにかく、ゆ、夢の様だったよ!」

クリスタ「はうぅ~…そ、それは言わないでぇ」

アルミン「ご、ごめん!と、とにかく、僕と付き合って欲しい!」

クリスタ「うん……こんな、はしたない女の子でも…いいの?」

アルミン「うん!」

クリスタ「アルミン……!!私も、アルミンが好き///」

アルミン「クリスタ!」ダキッ

クリスタ「アルミン…!」ダキッ

――――――
―――


またライナーとユミルが吐いてしまう……

アルミン「さ、早く後片付けを手伝いに行こう」

クリスタ「うん!……あ、そうだ、アルミン。訓練兵卒業して、お酒飲む機会があったらさ……」

アルミン「うん…」

クリスタ「こ、こここ今度は、あ、アルミンから口移しで、の、のませて欲しいな///」

アルミン「///う、うん!必ず!」

――――――
―――


飲酒の結果

エレン
それほど飲まなかったため、体のだるさは残るものの、二日酔いにはならず

ミカサ 
多量に飲んだのにもかかわらず、通常通り。
しかし、ミカサの目論見通りに事が運ばなかったどころか、
ジャンとアニを酔いつぶしたのが、ミカサが煽ったせいということで
エレンからまた説教を食らい、1日中落ち込む。

ジャン
二日酔い。1日中ゲロッた

アニ
同じく二日酔い。1日中ゲロった

コニー
軽い二日酔い。頭痛のみ

マルコ
早々と寝てしまったため、二日酔いにならず

ベルトルト
頭痛のみ。昨日の自分の発言は、何一つ覚えていなかった

サシャ
あれだけ飲んだのにもかかわらず、二日酔いにならず。
昨日のことは、一応覚えている。

ユミル
二日酔い。一日中ゲロ+下痢
またクリスタを取られたショックで、1週間ほど意気消沈。

ライナー
急性アルコール中毒により入院。
2日後に退院も、節制がなってないとして、3日間の営倉入り

クリスタ・アルミン
お互い結ばれる

なんだどっちも天使か

アルミン「ふぅ……陰謀渦巻く宴会で、どうなるかと思ったけど…」

アルミン「無欲だった僕が一番、良い思いしちゃった」

アルミン「それにしても、お酒は人を変えてしまうなぁ……」

アルミン「お酒は、正しく適切に飲まなきゃね!」

おわり

ウォッカ一気飲みすりゃそうなるわ


アルミン×クリスタは俺得だったぜ!

昔のライナーは戦士だった
今は違う



反対派の2人が結ばれるという残酷な宴であった



良からぬことを企むと罰を受け、正しい道を歩めば思わぬ幸せを掴めるという良い例である

おまけ後日談

ライナー「ふう、今日からやっと訓練に戻れるぜ!」

クリスタ「あ、ライナー!今日から復活なんだね!」

ライナー「ああ!(アルミンと付き合いだしたみたいだが、今の反応、俺を待っていてくれた。これは脈あり!?)」

クリスタ「みんなみんな!ライナーが来たよ!」

ミカサ「……」ゴゴゴゴゴ

アニ「……」ゴゴゴゴゴ

ユミル「……」ゴゴゴゴゴ

ライナー「……へっ?」

アルミン一人勝ちか


クリスタ「…ライナー、私、聞きたかったことがあるんだけど……」ニコ

ライナー「は、はい……」

クリスタ「この前の宴会、私、オレンジジュースを飲んでたのに、何故か酔ったの」

クリスタ「これは、一体どういうことなのかなぁ~」ニコォ ゴゴゴゴゴ

ライナー「ひ、ひぃ!?」(あ、これ……俺……もしかしなくても…詰んだ?)

クリスタ「あれ、確かにジュースだったよ……ウォッカ入りの……」

クリスタ「アルミンが教えてくれたんだ。スクリュードライバーって言うらしいね。あのカクテル」

ライナー「あうあう……」ダラダラ

ユミル「ああ、あれは間違いなく酒だ。私も気が付いた時は、酔っていた」ボキボキ

ライナー「あ…そ、その…」

クリスタ「ねえ、ライナーは私を酔わせて、何をしようとしたのかな~」

ユミル「ぜひとも聞きたいもんだぜ……その体にな」ボキボキ

ユミル「それに、てめぇが余計なことしなければ、クリスタをアルミンに取られることもなかった」ボキボキ

ミカサ「……」ユラァ

アニ「……」シュッシュッ

ユミル「……」ボキボキ

ライナー「……」口をパクパク

クリスタ「……みんな、事前の注意事項通り、やっちゃえーーーーー!!!」

ライナー「ぎゃああああああーーーー!!!!」

ライナー・ブラウン訓練兵
全治2週間の大けがを負う。

今度こそ終わり


無欲な奴が一番得することってあるよな
そしてさよなライナー

二日酔いには一度なったことあるが、ゲロ+下痢のコンボは
神様に何度ごめんなさいしたことやら……

それではお休み

自業自得にも程がある暴力がライナーを襲ったところで乙
最近アルクリ増えたけど可愛いカップルやね

一個くらいライナーとクリスタがイチャイチャするssがあってもいいじゃねえかよお!!

改めて乙

おつつ

アルミンとクリスタは癒し
乙ですよー

ライナーとクリスタがヤったやつなら二つ(一つは出来たけどbat end)あるだろ。アルクリは可愛い組み合わせだけどあんなの(ミカサの薬漬け)を見なければ良かった。

取り敢えず乙。

乙!
最高だったぜ!

間違えた。butだ。

腹黒ベルトルトwww

本編でも実は猫被ってて本性は外道とかだったら名前覚えて貰えるかもなww


>>116
それをいうならbadじゃないのか……

しまった……。慌てていてまた間違えた。

>>118
慌てていてまた間違えた。ありがとうございました。

アルミンさんの一人勝ちやでぇ…

口移しとはいえ飲まされまくったにもかかわらず、寝てしまうだけで
記憶もはっきりしているアルミンはかなり酒に強い

こんな俺得なssが夜中に来ていたとは
クリスタがほっぺスリスリしてるシーンの絵が見てみたい
乙だぜ

乙!
すごいおもしろかったけどエレンの説教もっと見たかったな

おまけも来てたのか


シチューの話がしたいようなので貼っておきますね

「彼氏の実家に行ったらご飯にシチューをかけて食べてた。正直、将来うまくやっていけるかどうか不安になった。
一瞬、結婚できないとも思った」と語るのは、都内の商社勤務のol智子さん(26歳)。
彼女は当編集部の記者の知人女性で、同僚の男性と今年のクリスマスに挙式の予定。
 
・ご飯にシチューをかけて食べはじめた
そんな彼女が先日、彼氏の実家に3度目の訪問をしたという。今回は、はじめて彼氏の実家に宿泊。
夕食を彼氏の母親が作ったらしいのだが、そこでとんでもない出来事があったとのこと。
彼氏、その父親と母親、そして彼氏の弟全員が、ご飯にシチューをかけて食べはじめたというのだ。

シチュースレはここじゃないんで。

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