【Fate】仮想空間での聖杯戦争を勝ち抜け【安価・コンマ】 (432)


  ――――舞台は平行世界におけるムーンセル。
  魔術師達はマナを絶やす前に月の内部へと到達したのだった。
  現在では欠片程の魔術の知識があれば誰でも参加出来るようになっているね。


  予選は、月の中で作られた冬木市で行われる。
  そこでNPC6人(例外あり)と戦い、勝利せねばならない。
  NPCはそれぞれ過去や未来の聖杯戦争の人間をコピーするのだが、
  個人個人の面識はコピーされていない、つまり皆他人だ。
  聖杯戦争に邪魔な、元の人物の設定は変更されている。
  つまり学生云々は無いし、皆聖杯戦争の知識を得ているのだ。


  なお、貴方はそれを予選だとは知らない。
  それに相手がNPCだとも気付いていないし、
  向こうも自信がNPCだという知識は与えられていない。
  NPCは存在は知っている故、冬木市の住人がNPCだということは理解しているがね。


  この世界線では魔術が廃れていない為、皆通常通りに魔術の行使が可能である。
  別の世界線の月では行えた、マスターがサーヴァントを殴るという行為も
  この世界線では行えない。殴るには魔術の補助が必要だよ。


  ――――さて、開幕だ。せいぜい頑張るといい――――


Fate/stay night、Fate/hollow ataraxia
Fate/zero、Fate/EXTRA
Fate/EXTRA CCC、Fate/Apocrypha
このスレではこちらの作品の設定を使用して行います。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1406304421

【行動ルール】

 ・行動は、朝・昼・晩・の3度行える。
 行える行動は以下の通り

 1.移動
 何処かへ移動する。
 他陣営とのコミュを取りたい時などに使用。

 2.襲撃
 居場所が分かってる陣営に襲撃が行える。
 これを選択し戦闘を行った場合には奇襲扱いとなる。

 3.情報収集
 様々な場所への情報を集める。
 基本は使い魔で行われるが、補正が掛かる手段があればソレの選択も可能。
 基本成功率は50%で、使い魔を使わない場合、20%でファンブル。

 4.休息
 鱒の魔力だけ魔力を回復出来る。柳洞寺が拠点だとそこへさらに+5回復する。
 コミュも同時に行う事が可能。

 5.探索
 またの名を散歩。
 新都などを出歩き、高確率で誰かと接触出来る。

 6.魂喰い
 緊急時にのみ出現。
 コンマ分だけ魔力を取得する。これで取得した魔力は一時的に限界値を超える。

 7.その他
 基本的にはなんでもいいです。
 ただし、GM判断により弾かれる可能性有り。

【戦闘ルール】

 ――戦闘は以下の順で行われる。――
 戦闘開始→ラウンド→勝率判定→勝敗決定

 ・戦闘開始
 ステータス差から勝率を決定する。
 襲撃側には勝率+10%される。

 ・ラウンド
 コンマ比べを3度行い、勝率を変動させる。
 ラウンド始め毎に任意スキルの選択が可能。
 一つの勝利毎に勝率+20%。
 1と0にはそれぞれ補正がかからず、1ならファンブルで確定負け、
 0ならクリティカルで確定勝ち。
 00は確定勝ち+勝率+20%。

 ・勝率決定
 最終的な勝率を決定するタイミング。
 基本的な宝具はここで使用。

 ・勝敗決定
 2D判定での勝敗決定。これで決着が付く。

 ※判定中は100%で打ち止めになるが、
 最終勝率は99%で最大となる。

 同じ宝具の使用は基本一戦闘で一度のみ。

 ――多人数戦闘において――
 
 複数側の方はメインとサブの二人を戦闘に参加させる事が出来ます。

 ・サブ側はステータスの半分をメインに足し、
  スキル、宝具、令呪の効果を半減して使用出来ます。(令呪撤退は例外)
  例 サブが補正+1のスキル二つでメインに補正+1(端数切り捨て)
   サブが勝率+35%の宝具を使うと、メインに勝率+15%(端数切り捨て)
 ・ラウンド時、サーヴァントの人数差だけ多い側は補正を得る。これはメインサブを問わない
   

 ――令呪の使用――

 戦闘中における令呪の使用は以下の通りになる。

 ・[ラウンド]コンマを3ラウンドの間+2する。
 ・[ラウンド]コンマを1ラウンドだけ+3する。
 ・[勝率決定]勝率を+15%する。
 ・[敗北時]令呪を2画使い、完全撤退。

【魔力ルール】

 ・魔力は魔力ポイントによって管理される。
 ・初期、最大ポイントは{鱒の魔力+鯖の魔力×2}で決定される

 ・魔力はスキル、宝具の使用で消費される。
 ・魔力は1日の終了で2ポイント、休息で鱒の魔力だけ回復する。


【基本ルール】

 ・朝・昼に戦闘を行うと30%でペナルティを受けます。
  この確率は対軍宝具を使えば+30%、対城以上で60%上昇します。
  ペナルティの内容は、
 1.令呪一画没収
 2.三日間スキルの使用禁止
 3.次の戦闘で宝具使用禁止
  となります。

 ・魂喰いを行うと、50%でペナルティを受けます。
  ペナルティは討伐令で、対象者を討った者には令呪が一画贈呈されます。

【使用可能マスター】
《stay night》   《zero》
 衛宮士郎     衛宮切嗣
 遠坂凛      遠坂時臣
 間桐慎二     ケイネス
 間桐桜      雨生龍之介
 葛木宗一郎   言峰綺礼(若)
 間桐臓硯      間桐雁夜
 イリヤ
 言峰綺礼
 ルヴィア

《hollow》      《EXTRA》
 バゼット     はくのん
 カレン      キシナミ
           間桐シンジ
           ダン
           アリス
           ランルーくん
           ガトー
           ユリウス
           遠坂凛(金)
           ラニ=VIII
           レオナルド
           トワイス

《CCC》       《apocrypha》
 殺生院キアラ  獅子劫界離

 ジナコ       ジーク
            ダーニック
            フィオレ
            カウレス
            セレニケ
            ゴルド
            ロシェ
            六導玲霞

合計スキルポイント=36
先ずは強力な方を

◆パリィ  身体9以上
 種別:体術 タイプ:任意 ポイント:20
相手の攻撃を見切り弾く防御術。
【戦闘中一度だけ、ラウンドでの判定負けを無効にする】

◆マジカル八極拳  身体9以上
 種別:体術 タイプ:常時 ポイント:15
八極拳より派生した技。
神秘の塊をぶつける事で強力な一撃を発揮し、それは英霊にすら通用する。
 【効果1:全ての体術スキルが英霊に通じるようになる】
 【効果2:ラウンドで補正+1を得る】

◆暗殺拳(蛇)  身体8以上
 種別:体術 タイプ:常時 ポイント:15
とある暗殺組織に伝わる暗殺拳。
初見でなら英霊でさえも圧倒する技である。
相手が達人でなければ初見でなくとも通用する。
【英霊に使用不可】
【効果1:ラウンドで補正+1を得る】
【効果2:相手がこのスキルの存在を知らなかった時、ラウンドで補正+2を得る】

◆宝石魔術  魔力3以上 家系5以上
 種別:魔術 タイプ:任意 ポイント:15
魔力を閉じ込めた攻撃用の宝石を所有している。
所有数はコンマ×2で決定され、効果は魔力に依存する。
{使用者の魔力÷2(端数切り上げ}でランクは決定する。
【効果1:勝率決定時、任意の数だけ使用出来る】
【効果2:一つの効果は{魔力÷2(端数切り上げ)}で決定される】

◆降霊術  魔力7以上 家系7以上
 種別:魔術 タイプ:任意 ポイント:15
高位の降霊魔術。
悪霊を呼び込むことが出来、それを利用してトラップを作成可能。
【行動時に魔力を1消費し使用する。
 拠点での戦闘時に初期勝率+20%を得る】

◆カリスマ  判定合計30以上(0以上は10として扱う)
 種別:特殊 タイプ:常時 ポイント:15
溢れるカリスマ性。
一種の魅了に近く、初接触判定で補正を得られる他、
味方に力を与えてくれる。
【効果1:初接触判定で相手により補正を得られる】
【効果2:戦闘に参加している味方サーヴァントの数だけ補正を得る】

◆概念武装  判定合計35以上(0以上は10として扱う)
 種別:礼装 タイプ:常時 ポイント:25
「意味・概念への干渉」を起こす強力な武装を所持している。
【安価によって決定される】

◆マジカルステッキ  判定合計35以上(0以上は10として扱う)
 種別:礼装 タイプ:任意 ポイント:30
喋るマジックアイテム。
平行世界より魔力を補充し、実質無限の魔力を有する。
【効果1:魔力が減らなくなる】
【効果2:ラウンドで補正+2を得る】
【効果3:体術スキルが英霊にも通用するようになる】
【効果4:サーヴァントを消滅させるとその英霊のカードを取得出来る】

◆魔眼  判定合計35以上(0以上は10として扱う)
 種別:魔術 タイプ:常時 ポイント:25
特殊な力を宿した眼を持つ。
【安価によって決定される】

◆固有結界
 種別:魔術 タイプ:任意 ポイント:15
内に内包する心象風景。
基本燃費悪い。
【安価で効果決定】

『10分程経ちましたら安価を取ります』

『この中より一つお選び下さい』


『では↓3でスキルをお選び下さい』

『一つ目は概念武装に決定しました』

◆概念武装  判定合計35以上(0以上は10として扱う)
 種別:礼装 タイプ:常時 ポイント:25
「意味・概念への干渉」を起こす強力な武装を所持している。
【安価によって決定される】


『では42分から↓3で概念を選択して下さい』

氷結

『【集成】の概念武装ですね。効果は後でにしましょうか』

『次のスキル表持ってきます』

◆多重人格者
 種別:精神 タイプ:※ ポイント:10
{(コンマ÷2(端数切り上げ)}つの人格を持つ。
それぞれ別の能力、性格を持つが、自由に制御出来るかは精神の強さによる。
【効果1:人格別に性格、(スキルポイント÷2)分でスキルを設定】
【効果2:精神が6以上なら任意だが、
 精神5以下だと接触、戦闘時にランダムで切り替わる】

◆代行者  身体7以上
 種別:特殊 タイプ:常時 ポイント:10
異端者を狩る教会の戦闘信者。
特殊な訓練を受けている戦闘のプロである。
【効果1:ラウンドで補正+1を得る】
【効果2:一部相手に追加で補正+2を得る】

◆ガンド撃ち  魔力6以上 家系5以上
 種別:魔術 タイプ:任意 ポイント:10
呪いの一種として用いられ、相手に指を向ける事で病を与える。
強力なガンドを習得しており、フィンの一撃と呼ばれる弾丸を放てる。
【戦闘開始時、勝率を+5%する】

◆宝石礼装  魔力3以上 家系5以上
 種別:魔術 タイプ:常時 ポイント:10
魔力を閉じ込めた宝石を所有している。
所有数はコンマで決定する。
【所有数だけ魔力量に加算された状態でスタートする】

◆八極拳(中) 身体8以上
 種別:体術 タイプ:常時 ポイント:10
中国に伝わる武術の一つ。
常人での限界程度には習得している。
【英霊に使用不可】
【ラウンドで補正+2を得る】

◆礼装所持
 種別:礼装 タイプ:常時 ポイント:10
 なんらかの礼装を所有している。
 効果はある程度家系によって決まる。

『2:00から↓3で決定します』

八極拳(中)

選ばれたのは代行者か

『代行者に決まりました』

『次に性格を決めます。2:10から↓2-4』

経験なクリスチャンである
しかし死徒や魔術師相手には容赦ない、口癖は「暴力を振るって良いのは、薄汚い魔術師と死徒だけです」


・いつも沈着冷静で笑顔を絶やすことはない。笑顔で表情が固定されてる

・おとなしく、場の空気を読むのが苦手

・年寄りと子供好き


 いつも大人しく(冷静沈着)、笑顔を絶やすことはない
 というか笑顔しか出来なく、場の空気が読めない
 老人と子供は大切に

『纏めるよりそのまま並べた方がいい気がする。凄くいい子そう』

『次は来歴。2:22から↓2-4をミキサー』

好青年だな

貴方は初代貴女の実の弟である、
つなみに貴方は姉の事が大好きなシスコンなので、ゴルドとの中を知ればゴルドを抹殺してしまうかも知れない

・空気を読む力を鍛えるためにポケモンやってたらレート1900代にまでなってた

・聖堂協会の若手ホープとしてもてはやされている

・上司からの命令で半強制的に参加


 貴方は優秀な代行者であり、協会内で若手ホープとしてもてはやされていた。
 唯一とも言える弱点、それは空気を読めぬ事であり、
 そこを鍛える為に、読み合いが大事とされるゲーム「ポケットサーヴァント」をやり込み上位の方へ君臨していた。
 しかしある日、若手ホープとしての貴方へ嫉妬した上司から聖杯戦争への参加を命令されてしまうのだった――

よし、これでいいな(適当)


『聖杯への望み。2:35から↓3で決定』

特になし、

・世界を統一したい

これまたスケールがデカイのが
概念武装の集成もこれ関係かな

一旦纏めてきます

そういえば、概念武装の形状って安価ですか?

>>87
そうだね。形状も安価で決めちゃおうかな

『概念武装の形状。2:45から↓3』

戦乙女 女性の人型取れる「概念武装」

『【砂】ですね』

砂で集成……次の再開までにじっくり考えるか
駄目だったら安価でぶん投げよう

【ステータス】
 性別:男
 身体:9 魔力:8 家系:9 精神:4 幸運:6
 合計:36 ポイント:36
 属性:中立・善

【スキル】
◆概念武装  判定合計35以上(0以上は10として扱う)
 種別:礼装 タイプ:常時 ポイント:25
 「集成」の概念武装。形状は砂
 
◆代行者  身体7以上
 種別:特殊 タイプ:常時 ポイント:10
 異端者を狩る教会の戦闘信者。
 特殊な訓練を受けている戦闘のプロである。
【効果1:ラウンドで補正+1を得る】
【効果2:一部相手に追加で補正+2を得る】

【性格】
 いつも大人しく(冷静沈着)、笑顔を絶やすことはない。
 というか笑顔しか出来なく、場の空気が読めない。
 老人と子供は大切に。

【略歴】
 貴方は優秀な代行者であり、協会内で若手ホープとしてもてはやされていた。
 唯一とも言える弱点、それは空気を読めぬ事であり、
 そこを鍛える為に、読み合いが大事とされるゲーム「ポケットサーヴァント」をやり込み上位の方へ君臨していた。
 しかしある日、若手ホープとしての貴方へ嫉妬した上司から聖杯戦争への参加を命令されてしまうのだった――

【聖杯への願い】
世界を統一したい

『次にサーヴァントを選択します』

『家系が9なので自由な選択が可能になります
 先ずは↓3でクラスをお選び下さい』

アルターエゴ

『ランサーですね』

『以下から↓3でお選び下さい』
1.紅槍
2.双槍
3.三世
4.極刑
5.処女
6.目殺

『カルナさんですね』

『次にマスターを決定します』

剣のマスター↓2
弓のマスター↓3
騎のマスター↓4
魔のマスター↓5
暗のマスター↓6
狂のマスター↓7

被ったところは↓にズラします

フィオレ

フィオレ


『初代貴女は駄目ですね。↓にずらします』

セイバー:ケイネス

ランサー:貴方

アーチャー:レオ

ライダー:フィオレ

キャスター:言峰綺礼

アサシン:衛宮切嗣

バーサーカー:遠坂時臣

何この戦闘力高そうな面子

『次にそれぞれのサーヴァントを決めていきます』

セイバー選択↓3
1.青王
2.黒王
3.嫁王
4.三倍
5.背中
6.吐血

セイバー:ガウェイン


アーチャー選択↓2
1.未来
2.無銘
3.慢心
4.毒矢
5.魔王

アーチャー:織田信長

スペックがチート

ライダー選択↓2
1.石化
2.征服
3.姐御

ライダー:メドゥーサ

綺礼は触媒無し故コンマ

キャスター↓1コンマ
12魔女
34海魔
56駄狐
7絵本
8作家
9脚本
0哲学

キャスター:玉藻の前

相性悪そうだね

アサシン↓2で選択
1農民
2長腕
3沢山
4透明
5幼女

アサシン:李書文

なんだろう。勝ち目が見えてこないぞ


バーサーカー↓2で選択
1紳士
2寝取
3反骨
4真祖
5音痴
6被虐
7人造

セイバー:ガウェイン 魔力
マスター:ケイネス 令呪3

ランサー:カルナ 魔力
マスター:貴方 令呪3

アーチャー:織田信長 魔力
マスター:レオ 令呪3

ライダー:メドゥーサ 魔力
マスター:フィオレ 令呪3

キャスター:玉藻の前 魔力
マスター:言峰綺礼 令呪3

アサシン:李書文 魔力
マスター:衛宮切嗣 令呪3

バーサーカー:フランケンシュタイン 魔力
マスター:遠坂時臣 令呪3


よし、今日はここまで。遅くまでお疲れ様でした
細かい設定は明日

乙、大丈夫だカルナさんは信長だけ注意すれば他は楽勝だよ(震え声)

聖杯戦争予選…って事は最終的に貴方同士が闘いあうわけ?

             . --
          . ´           .
          /             \       >>162 そうなるな。薄々思っておったが地球くんさんのとこみたいじゃないかコレ
         /              ヽ
       .     i   i! .| i ヽ  Yハ .      リスペクトしていますのでお許し下さい
       l  l  |、 i l|l !l| |  ハ  |K!ハ
       |  l  i!`\j从N!/ jハ Y.|/.i
       |  | ! l|==   ==.! j∧!i.:|      あと概念武装の件だがな
.      从N从 j ""  '   ""! |/}N::|
       ∨::!ハ.:へ  /⌒ヽ   人i:.:!::i:リ      うむ、あれだ。やはり>>1には厨二力が足りない気がする
       人:ルイリ.::>ゝ. _ノ イ.: jル'ル'
          . <{ \ / j「 k           作ったはいいがコレジャナイ感がしてな
       . < . : : ::\ /Vハ |i. :: ::`  .
      /⌒ヾ . : : : : : XY j/. : : : : /⌒ .   一応晒すが、安価の方が良ければそっちでいこう
       {     \ : : : : : ∨. : : : : / /j
     从  `丶 ヘ : : : : :j: : : : : //   !
      ∨     V⌒> -─<{   ノ
         ∨´  ーへ´ \ _.. 斗  {
        |∨´    }   }「/  i!  .リ
        |入    j .. イ⌒\/  /

               . - ─ -  .
            .  ´             .
          /                  \
.           /                    ヽ
          /                  ヽ  .
          .'                i.   Vハ
       i     .|   l i.  !  !   ト、 /il .l    これが考えてみたものだ
       |   !   !    | !  l  l   ノ| ∨ ! |
       |   !   !>r-从  !  !x≦K! ∧ ! |    二つ作ってみたのだが、ちとなんだかな
       |i .i|   | 芹竿.人 jヽ j r''.下|/  V .:l
       .从Nト! 八 j匕!      `≠' .| i:::リj::リ
       人::八ハハ"""   '   """ |Yj:: :::/
            \: :::i:::\       /j:!:i: ::/\
            / ) ル.: ::j > .´`. イ  从ル': : :/ 7ヽ
          ∧. : : : : ∨∧ /ハ_j \jル': : : /: 7/i


◆固砂の大槌(アースハンマー)
 種別:礼装 タイプ:常時
 『集成』の概念武装。
 元々は砂の粒だったのだが、それぞれが集成し、くっつく特性を利用して
 扱いやすい打撃武器として、大きめのハンマーの形状となっている。
 
 砂は触れた者から魔力を「集成」、そして溜まったものを「放出」するという性質を持っていて、
 それを利用し戦闘を行う。
 普段は人の身より少しばかり大きい容れ物にしまって持ち歩いており、
 戦闘時には、魔力吸収への対策用に作られた手袋を装着し使用する。
【効果1.ラウンド時、補正+1を得る】
【効果2.勝率決定時、ラウンドでの勝利数×15%だけ勝率を上昇させる】


◆聖葬砂典
 種別:礼装 タイプ:任意
 『集成』の概念武装。壺に封入された砂。
 壺の蓋を外す事により、砂の一部が弾丸として撃たれる。
 撃たれた弾丸は相手の相手の弱点、急所を一箇所に「集成」
 そこへ二撃目の弾丸を放つ事で必然的な死を与える。
 砂は時間が経つと壺の中へと戻る。
【戦闘開始時、(90-相手の敏捷)%で判定を2度行う。
 1度成功した場合、ラウンドでの勝利時に追加で勝率+10%されるようになり、
 2度とも成功した場合、対象は即死する】

『↓3で安価取ろう』
1.固砂の大槌
2.聖葬砂典
3.安価で決める

      , -――-  _
..> '          ヽイヽ、

../ ./              丶
  /            i  iヽ、./::i    
  / /  .i!  |    |  i! '/::::i!
 ,′/   十--|    |-‐ i  ',::/ヾ
 | /  ,'. ',  |    |ヽ |  ',  ',
 | ハ  ,′ ヽ.i\   i ヽiヽ i   ',
 |/ ',  !三三ヾ \   !三三.リ、  !     ,、 /ヽ    なんと、2か。承知した
,.-i  ヽ.|         \|    ! ',  i   / |/    !
  |   |ヽ""        ,   ""` i!ヽイ  ,′\ー ./
  ',、, |                 i .i;i;;;;;|  |   `  ./    ちなみに今日は再開が難しそうだ。すまん
ヽ ',;;;;|         へ      イリ;;!',;;!  !    _/
;;;;;;|;;;ヾ!>    __  <;;;;;;/ヾ;! リ ./    ,′
、;;;;!;;;;;;i!;;;;;;;ノー---.i、__!;;;;;∧/  i  /    ,′
..ヾiヾ、!/:::::::ヽ __ノ:::::_:::ヽ >  、./    ,′
   /ヽ::::/`ー----イ: ヽ::',         ,′

   /  ',::|: : : : : : : : : : : :ヾ|、          ,′

                              __

                          ,  ''"       > 、
                        , "         ̄ ヽ、\
                      , ",.'           ',、 >、 ヽ,
                       ,' ./   ,! ,       ',. '、ミ//',  ',
                       ,' /   /.i i!   ,'、 iヽ.', , ',/ヾi   ',
                         i /  ̄/ヾ! !,.   !_'、',≦=,ァ ',  i.  i
                         i,'i  ´,'千示 '、   !  !::::::i', !  i.  i
                         i' ',  ,' !::::::i  '、 !   !::::::i!'/,  ! ,, ',
                     _ !., ヽ,' 弋:ノ   ヾ  ゞイ.! !',,,,;;!,,;;;;, ',
  r―――――――――――'―`‐┐;;'、            i,,,,!,,'、;;!;;;;;;i、;'、
  |                     |ヽ, ゝ、   △  , イ !;/i;;;;;i;;i!;;;;;! ヾ',
  |                     |  ` rー,、,- ̄ィ  !, /'、ハ;;;;!/ ',;ノ
  |                     |丶、 i! i i! / /  , ィゝ!イ   i!
  |    今日もお休み        |  `i! i / ',//, イ  /   ヽ、
  |                     |   `‐/  ''"    i!  , イ ソ
  |                     |     /        ',/::/ \
  |                     |     `iー- 、 __!ゝ' >  /
  |                     |     ,'`ー------ゝ/  /
  |_______________|     ,'::::::::::::::::::::::::::ヽ、, イ
           |   |                i:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ

【忘れてた判定↓1】
偶数.ポニテ
奇数.通常

0.ポニテキャス孤

良かった…
去勢したり、綺礼と仲違いするキャス孤なんていなかったんだ

所持金システムは次周からにしよう。以外に調整で迷う
今日は夜に再開出来る予定


 貴方は気付くと、教会に所属していた。
 理由は単純であり父が教会に所属していた為、そのまま貴方も教会に入れられたのだ。

 生まれつき貴方は身体能力に優れていた、だから十程歳を迎えた頃に父から代行者になれと言われる。
 それに従い、特殊な鍛練を積んで貴方は代行者となった。
 
 能力は極めて高く、他の代行者と比べても群を抜いていており誰からも讃えられた。
 幾度と厳しい任につき、達成して生きて戻る。
 その功績を認められ、次に期待され、貴方は一つの武装を第八秘蹟会より渡された。


 概念武装――『聖葬砂典』。


 同じ概念武装でも黒鍵とは格の大きく違うソレは大きな力だった。
 ソレからは更に怪物を狩り、死徒を狩り。多くの功績を挙げ続ける。



 そんな彼にも弱点があった。
 
モブA「聞いてくれよ……昨日、家のインコちゃんが死んじまってよ……」

「あはは……それは残念でしたね。焼き鳥にして食べたんですか?」

モブA「は……?」

 貴方と話している男、教会に昔から居るらしく、周りのみんなに話かけていくタイプの人間だ。
 いつも凄く明るい人物であり、今日は珍しく暗い。
 しかし貴方はさしてソレを気にせず、笑顔のまま冗談で返してしまった。

 案の定、男は顔が引きつってしまっている。
 そして軽く手でジェスチャーすると去って行ってしまった。

「あちゃ……またやっちゃったか?」

 目は線のまま顔を少し歪ませ、困り顔となる。
 貴方の弱点、それは即ち『空気を読めない』事であったのだ。



 欠点を自分で理解していれば治そうとするのが普通である。
 貴方が弱点克服の為に選んだ手段は読み合い。

 そして、現代における読み合いといえば決まっている。

「ここはアイアスで様子を見るべきか……剣製積んどくべきか……」

 表向きでは子供向けの大人気RPG『ポケットサーヴァント』だ。
 その実、究極の廃人ゲーとしてその世界の人達の中では有名。
 ポケットサーヴァント、略してポケサバの真髄は対戦における読み合いにある。

「やっぱり交換してきたか! 剣製積んでて正解だった……後はカリバーと剣連射で3タテ余裕だな」

 貴方はこのプレイ人数の多いゲームにおいて上位に君臨するプレイヤーであった。


「よし今度のマッチは……」

 向こうは、
 ヘラクレス、ギル、メディア、アルトリア、アキレウス、リショブンか。
 所謂厨パというヤツだ、対策が確立しており倒し易いが、しかし油断するとやられる。
 
 対してはこちらは、
 エミヤ、シェイク、兄貴、姐貴、スパルタクス、ジャック。
 読み合いに勝てさえ為れば勝てる。

 選出だが……恐らく相手はギルは確定だろう。こちらの殆どを封じれる。
 ギルを対策出来るエミヤは確定だな。
 そして神性殺しと相性がいいアキレウスも入れてくる……となれば姐貴か兄貴が入れたい。
 姐貴を入れとけば両方の対策になるが不安定さは否めない……が相手の残り一騎はいろいろと対策取れるアルトリアが来る筈。
 なら特性が「直感」か「魔力放出」で選択な相手に一撃必殺狙いの兄貴は分が悪い。



――
――――
――――――

「やっぱり姐御は厨パに相性いいな。シェイクがいなきゃアルトリアの相手もなかなか辛かったが」

 ゲームの画面に浮かぶWINの文字。
 どうやら貴方は勝利したようだった。

「さて、今日は徹夜でレートを……」

上司「ちょっといいかな?」

 気付くと背後に代行者としての上司が居た。
 もう次の対戦が始まっていた為、待って欲しいと告げる。

 
 三十分程経ち対戦は終了した。
 良い戦いだったと貴方は汗を拭う。
 完全に上司の事を忘れ、次へいこうとした時だった。

上司「ストップだ! 今日は大事な話があって来たのだよ。言うぞ?」

 その声に貴方はハッとなりゲームを閉じる。
 
「どうしたんですか?」

上司「聖杯戦争に参加してきてもらいたい。本物の聖杯があるか調べて来るのだ」

 聖杯戦争……よく聞くものだが今だと月の聖杯戦争の話だろうか。
 聞くには挑んだ者の内、一人しか生き残れないとかいう。



「僕じゃなきゃいけないんですか?」

上司「君の他に今空いてるのは老人と子供ばかりでね。出来れば頼みたいんだが」

 老人と子供――そのワードに貴方は反応する。
 幼き頃から教会に居たからこそ獲た優しき心。
 本来なら教会に居るなら要るべきモノ、ソレを貴方は持っていた。

「分かりました。ではやらせてもらいます」

 こうやって貴方の参加は決まった。
 参加自体は教会命令であるが、願いを叶えてはいけないと言われはいない。
 だから貴方は掲げる。


 ――世界を統一したい、という願いを。


――
――――
――――――

「ここが月、か」

 貴方はムーンセルへとやって来た。
 見渡す限りのどかな街であるが、これも紛い物なのだろう。

 送られてきたシステムメッセージを元に貴方は拠点に着く。
 そこは森に佇む洋館であった。

「幽霊屋敷、みたいだな。とりあえず召喚しないと」

 館の中を見て回ると召喚陣が用意されていた。
 ソレの横に立ち、貴方は詠唱を始める。



「素に銀と鉄。 礎に石と契約の大公」
「降り立つ風には壁を。 四方の門は閉じ、王冠より出で、王国に至る三叉路は循環せよ」


「閉じよ。閉じよ。閉じよ。閉じよ。閉じよ。繰り返すつどに五度」
「ただ、満たされる刻を破却する」


「――――Anfang」

「――――告げる」
「汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に」
「聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ」

「誓いを此処に」
「我は常世総ての善と成る者、我は常世総ての悪を敷く者」

「汝三大の言霊を纏う七天」
「抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ―――!」



 詠唱終了と共に、陣より光が放たれる。
 そして光より現れる、すらっとした鎧の男。


ランサー「召喚応じて参上した。マスターで間違いないか?」


「間違いはない。僕がマスターだ」

 呼び出した英霊のステータスを確認する。
 クラスはランサー……三騎士を引けたのは当たりだな。
 だがあまり英霊としての格は高く無いのだろうか。
 魔力の流れは確かに強く感じるのだが、そこまでと言った印象である。

ランサー「どうした? 不満気な顔をしているが」

 おっとしまった、最初から仲違いするのはいけないらしいとの情報を得ている。
 ……ん? 僕は確か笑顔のままだった筈だ。
 なのに不満気な顔と察せられるとはどういうことだろう。
 確かに僅かに顔に出たかもしれない、しかし笑顔の中の不満さを見分けるなど長い仲でも無いと難しいものがある。

 そういったスキルでも所持しているのだろうか。
 仲を良くするという意味でも一度、話しておくとしよう。


【会話内容↓2-4】

こんな時間に更新するべきでは無かったな……
とりあえず進めよう



「やっぱり顔に出ていたか?」

「努力はしているがどうも周りから空気が読めないと言われるんだ」

 ははは、っと冗談めかしつつ言う。
 だがランサーは顔色を変えぬままに返答を始めた。

ランサー「空気が読めない……先程から笑顔を崩さないのもそれが理由というところか」

ランサー「どうにか空気を崩さぬよう突き詰めた結果が笑みなのだろうな」

ランサー「しかし其れでは余計に空気が読めなくなっていくだけだ」

 そこで言葉は止める。
 なんだかツンとしたタイプ……なんだろうか?
 とりあえず、会話を続けてみよう。

「えっとさ、それじゃ……どうしたらいいかな?」

ランサー「俺に聞いてどうかなる事では無い。そして答えがあるというものでも無いだろう」

 ……よし話題変えるか。



 サーヴァントといえば大事なのは真名だ。
 自身のサーヴァントの真名ぐらいは分かっておく必要があるだろう。

「あー、えっと。僕達はこの聖杯戦争を戦っていく事になる」

「だからさ、これからよろしく頼む」

 そう言いながら貴方は手を出す。
 するとその手を、ランサーは握り返してくる。

ランサー「ああ、こちらからもよろしく頼む」

 簡素なものであるが、ランサーはよろしくと言ってくれた。
 さっきから言い方が悪いだけで、意外に悪い奴では無いのかもしれない。



「真名を聞いてもいいか? 知っていた方が戦術とかも建て易い」

ランサー「構わない。俺の真名は――”カルナ”だ」

「カルナ……マハーバーラタに登場する大英雄……!?」

 ソレを知った瞬間、突然にしてランサーから感じる魔力の強さが段違いと化した。
 自分の力を隠す能力を持っていたのか。

 カルナ――ポケサバのおかげで知っている。

 確か英雄に倒される為の英雄であり、悪役としてその力は規格外なものだった筈だ。
 最強に等しいサーヴァントを引けるとは。
 先程の不満気にしていた自分を張り倒したいぐらいだ!


【最初のコミュを終了します】
【今回は短いですがここまで。お疲れ様でした】

                   _   ――     _
                    ,  ´          `  、
                  /                ヽ \
                , ´     ,       ヽ   ∧ ヽ
             / /    /   /   l   ∨、_/ ∧   .
               / /    / / //   , {   | ヽァ':/-、:   ',
           /  '    /_/_/_{   /∧_|__l ∨^\
               | /  /{/乢{∧ ∧{ ´\}从{ ∧   ∨   .    明日は更新出来るか分からなかったのでな、
           |  | l|  /,ィ ,二ミ 从{   ィ 二、ヽ}∧   | | |
           |  {/{ 八  ハ刈  \  ハ刈 ノ ∧ | | |     今の内にちょっと更新しようと思ったのだ
           | |  Ⅵ:.   ヒzり       ヒzり l / } | | |
           |::::::|::.:::::∧       '         | {_ノ∧:l::::|::/
           |::::::|:::::|/::∧          u  |/::::|::::リ::/イ      話を濃くするというのは思いの外難しいな
              从:::|:::::|::::{::込、   _   _    イ':::::/:::/}/
            `}'::从:::|//_}≧  __  ≦--、::::/}:/ /       どうしてもあっさりとなってしまう
             , -----、∧:.:.:|..,ィ-┴┴- 、|:.:.:.:.:Ⅵ /_,-- 、
           ////////〉、:.:.:|〈 。     。}|:.:.:.:.:.:イ//////\    久し振りにきのこの文章でも読み返してみるとするか
         //////////:.:.:\{.....`>,<´...|:.:/:.:.∨///////ヽ、
       , イ´ ̄ ̄ ̄\//:.:.:.:.:.:/......///...........∨:.:.:.:.:.:}///> ´ ̄ ̄`ヽ




















               . - ─ -  .
            .  ´             .
          /                  \
.           /                    ヽ
          /                  ヽ  .
          .'                i.   Vハ
       i     .|   l i.  !  !   ト、 /il .l
       |   !   !    | !  l  l   ノ| ∨ ! |
       |   !   !>r-从  !  !x≦K! ∧ ! |
       |i .i|   | 芹竿.人 jヽ j r''.下|/  V .:l
       .从Nト! 八 j匕!      `≠' .| i:::リj::リ     なるほど、時間か
       人::八ハハ"""   '   """ |Yj:: :::/
            \: :::i:::\       /j:!:i: ::/\     再開出来る日は早めに連絡し、
            / ) ル.: ::j > .´`. イ  从ル': : :/ 7ヽ
          ∧. : : : : ∨∧ /ハ_j \jル': : : /: 7/i  なるべく20時に再開を目指すとしよう
          ∨\: : : :.∨∧'/  H   iレ'. : :./: 7  |

                              __

                          ,  ''"       > 、
                        , "         ̄ ヽ、\
                      , ",.'           ',、 >、 ヽ,
                       ,' ./   ,! ,       ',. '、ミ//',  ',
                       ,' /   /.i i!   ,'、 iヽ.', , ',/ヾi   ',
                         i /  ̄/ヾ! !,.   !_'、',≦=,ァ ',  i.  i
                         i,'i  ´,'千示 '、   !  !::::::i', !  i.  i
                         i' ',  ,' !::::::i  '、 !   !::::::i!'/,  ! ,, ',
                     _ !., ヽ,' 弋:ノ   ヾ  ゞイ.! !',,,,;;!,,;;;;, ',
  r―――――――――――'―`‐┐;;'、            i,,,,!,,'、;;!;;;;;;i、;'、
  |                     |ヽ, ゝ、   △  , イ !;/i;;;;;i;;i!;;;;;! ヾ',
  |                     |  ` rー,、,- ̄ィ  !, /'、ハ;;;;!/ ',;ノ
  |     20時再開予定      |丶、 i! i i! / /  , ィゝ!イ   i!
  |                     |  `i! i / ',//, イ  /   ヽ、
  |                     |   `‐/  ''"    i!  , イ ソ
  |                     |     /        ',/::/ \
  |                     |     `iー- 、 __!ゝ' >  /
  |                     |     ,'`ー------ゝ/  /
  |_______________|     ,'::::::::::::::::::::::::::ヽ、, イ
           |   |                i:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ





――――

――


 サーヴァントは召喚した、これで僕の聖杯戦争は開始された。
 始め、ランサーの強力さに気付けなかったのはランサーの持つスキル『無冠の武芸』によるものだったか。
 それによって自身の真名を知らぬ者からは技量等が低く見えるらしい。

 今回は対象が僕だったけど、戦闘中であれば敵の慢心を誘えるだろう。
 なるべく真名がバレないよう気を付けないと。


【一日目・昼】
【現在地:双子館  現在魔力:16/16  残令呪:3】

1.移動
2.襲撃
3.情報収集
4.休息
5.探索
6.その他

↓2で選択

【6.ランサーと会話】


 少し話したけどまだ話し足りないかな。
 まだいろいろと話しておくとしよう。

 僕は椅子から腰を上げ、背後の方の壁にもたれ掛かっていたランサーへと振り返った。

「ちょっと話いいかな?」

 寝ているわけではないと思うのだが、ランサーは閉じていた瞼を開ける。

ランサー「構わない」

 それだけ返事をすると壁に付けていた背中を離し、話を聞く用意をしてくれた。

 さて、先ずは何から話すとしようか。


【会話内容↓2-4】

>>211

【会話内容:>>212-214】


「確か伝承ではバラモン僧に施しを求められると断れないんだよね。やっぱり今もそうなのか?」

ランサー「そうだな。父を礼拝している時、正午にバラモン僧に求められれば断れない」

ランサー「しかし、これは伝承通りだからしなければならない、のではなく俺がやりたいからやるだけだ」

 無理にするのではなく、”やりたいからやる”。
 なるほど、これが”施しの英雄”たる所以か。
 正しくその通り、それがランサーに最も相応しく、誰よりも相応しい二つ名だろう。

ランサー「だが今の俺はマスターを守る為の存在だ――マスターに駄目と言われれば、無理に施すつもりはない」

 マスターを守る為の存在……。
 サーヴァントというのは皆こうなのだろうか?
 従順過ぎるというかなんというべきか。



 召喚された英霊と言えど、聖杯への願いはある筈。
 ……なのだが、ランサーの今の言動だとどうも、マスターへ施すのが願いのようにも感じられる。
 こちらとしては有難いが、なんというか悪い気がしてしまう。
 よし、ここは聞いてしまえ。

「なあランサー。願いはあるか?」

ランサー「……」

 見透かそうとするかの如く、ランサーは僕の目をジッと見てくる。
 視圧に負け、直ぐに目を逸らした。
 なんというかビームが出そうな目力なのだ、逸らさない方がおかしい。

ランサー「……俺の願いがあるか気になったか。心配するな、ソレはちゃんと持っている」

 えーっと……隠したいのだろうか?
 思ったのだがこちらからは教えずに教えろ、というのは虫が良い話な気がする。



 先に、というわけでもないが、僕の願いは教えとくとしよう。
 無理に聞き出すのは関係の崩壊に繋がるかもしれない。
 しかし教えてもらえるなら、それに越した事はないだろう。

「教えられない、か。まあそれは良いんだけどね」

「僕の願いを聞く気は無いか?」

ランサー「話したいのなら聞こう。話された結果、マスターの想像してた言葉が俺から出ないとも限らないが」

 なら話そう。
 ランサーならきっと真面目に聞いてくれるだろうから。
 誰もに笑われたこの願いだってランサーは笑わない。

「僕の願いは―――世界を統一する事だ」



 今の世の中は子供と老人に優しくは無い。
 ううん、いつだって優しくは無い。

 戦争、それは何千年も昔から行われいた悲劇。
 その中で自ら兵士になった者は被害者でありながら、加害者でもある。
 自分達の国の為に戦い死ぬ、被害者。
 自分達の国だけを考え戦う、加害者。

 これは攻める側、攻められる側の両方に当てはまる。
 攻めた側は、勝手な理由で攻撃を行う。だがそれは国民の為。
 攻められた側は、抵抗をしなければ攻めた側は幸せになれたのだ。しかしそれを奪った。だがそれも国民の為。

 しかし老人と子供はどうだろう。
 老人は抵抗の手段を持たない、故に殺されるだけ。純粋な被害者だ。
 子供は兵士になる事もあるだろう。だが殆どは選ぶ権利を持たされず、強引に兵士にされる。
 そして唯の数合わせに過ぎぬ子供は容易く殺される、故に被害者。



 つまり、戦争において悪い者は兵士だとも、国だとも言わない。
 英雄、兵士、国、皆それぞれの立場がありそれぞれの理由があり戦ったのだ。
 悪いと言えようものか。

 ならどうすれば老人と子供を救える?
 考え、長考し、思考し辿り着いた。

 ――国が別れているから戦争が起こるのだ。

 勿論、宗教間などでも戦争は起こる。
 だから決めた、戦争を止めるならばコレだ。

 世界を統一、いや――――それぞれの持つ”世界観”の統一。

 それをいつしか、僕は目指していた。



ランサー「そうか。……だがソレには、欠陥が多いな」

 驚いた……。
 本当にアレだけの言葉でコチラの真意を汲み取るなんて。
 そして気付いてなお、本気で話そうとしてくれるとは。

「分かってる。けど僕にはこれぐらいしか思い浮かばなかったんだ」

ランサー「戦争を無くすということは、全ての人に悟りを開かせるのに等しい事だ」

ランサー「ソレで平和になるという確証は無い」

 ランサーの言う通りだろう。
 確かにこの方法で戦争が無くなるかは分からない。
 仮に聖杯に世界平和を願ったとして、望むものになると思っているほど過信もしていないつもりなのだ。
 だからこそ願うならせめてこうやって明確なイメージをしてやるしか無い。もし足掻くだけになっても。

「けどせめて、一時でも平和になってくれるなら、僕はそれで本望なんだ」


【ランサー判定↓1】
1-3……
4-6本気のようだな
7-9……

【7.……】


ランサー「……」

 ……あれ、黙り込んでしまった。
 今更、呆れられたわけじゃ無いよな。

「どうしたんだランサー? マスターの話だ、ほら返事を」

ランサー「マスター、こういう話の時に冗談はやめておいた方がいいだろう」

ランサー「それに、冗談だと伝わり辛い。いつもそうなのか?」

 やっと返事帰ってきた思ったらダメ出しかい。
 冗談はしばらく控えよう。

ランサー「……先程の質問へ改めて返答させてもらいたい」

 先程の質問……。
 質問と言えば願いの事だろうか。

ランサー「俺の願いは――」


【ランサーの願い判定↓1】
1-3マスターに施しを与える為
4-6正々堂々とした戦いを求め
7-9アルジュナとの戦い

【7.アルジュナとの戦い】


「アルジュナとの戦い……? それってランサーが死ぬ事になった……」

ランサー「その通りだ。俺は互いの全力を掛け、戦い武を競いたかった、しかし――」

 二つの呪いに冒されたカルナはアルジュナに負けてしまう。
 その呪いがなければ結果はどうだったか分からない。
 確かに満足いく最期では無かっただろう。

ランサー「マスターと違い自分の為だけの願いだ。だがマスターは俺を笑っていない」

 当たり前だろう。
 本来なら願いとは自分の為に使うものだ。
 それに他でもないランサーの願い、それは強い想いからの願いに違いない。

ランサー「だから俺はマスターを守る。そして共に、聖杯へ願いを託そう」

 ? よく分からないが、いつの間にか熱い展開になってるのか……?
 不味いな、また空気がいまいち読めない。

「ああ、聖杯は僕達が絶対に手に入れよう!」

ランサー「直感で言ったようだが……今回はそれで合っている」

 ……また気付かれたか。
 けど今回は合ってたって事は少しずつ空気が読めるようになっているんだな。
 とても嬉しい事だ。


【会話・終了】
【投稿速度が凄く落ちてるな……次行動で終了しよう】



 先程の会話でランサーとは親睦をかなり深められた気がする。
 こちらからもランサーは信頼出来る。

「ランサー、どう動いていくのがいいと思う?」

ランサー「好きに動くといい。俺がやれる事はマスターの槍と鎧になる事、戦術を自由に建てると――」

ランサー「いや……俺は魔力の消費が多い。なるべく連戦は避けた方がいいだろう」

「分かった、ありがとうランサー」


【一日目・夜】
【現在地:双子館  現在魔力:16/16  残令呪:3】

1.移動
2.襲撃
3.情報収集
4.休息
5.探索
6.その他

↓2で選択

【3.情報収集】


 ここは堅実にいこう。
 強力なサーヴァントがいるといえど油断は大敵だ。

 使い魔で敵の拠点らしき場所を偵察してみよう。


【偵察場所選択↓2】
 1.衛宮邸 2.遠坂邸 3.間桐邸
 4.双子館 5.ホテル 6.森の城
 7.柳洞寺 8.下水道 9.民家
 10.センタービル

※双子館は貴方の拠点です

【6.森の城】


 怪しいのはやはり森に佇むらしいあの城。
 きっと誰か居るに違いない。


【成功判定↓1】
1-5失敗
6-9成功
0戦闘中

【5.失敗】


 使い魔が城に入ろうとした瞬間だった。
 視界外からの突然の急襲に使い魔の反応は途切れてしまう。

「見つかったか……けど彼処に誰かいそうってのが分かっただけでも収獲か」

【暗躍する切嗣 判定↓1】
1-3いけ、先生!
4-6そのとき切嗣が動いた
7-9動かず
0切嗣不覚

【5.そのとき切嗣が動いた】

切嗣「どう攻めるのが効率的だろうか」


【切嗣判定↓1】
奇数で爆破
偶数で狙撃

【ターゲットを↓2でトリップ判定】
1~6

あかん

#狂槍魔剣騎弓

【3.爆破】
【ターゲット.ランサー陣営】

【判定↓1】
1-3.BAD直行
4-6.貴方負傷(次の日戦闘参加不可)
7-9.鎧が間に合った

【5.負傷】


ランサー「マスター、外から何か音がするが」

「夜だしな、奇襲だろう。迎え撃つぞランサー!」

 外から突然、轟いた何かの音。
 どこか聞いたことのあるような気がしたが、構わず外に出ようとした。
 ――その時だった、悲劇が起こったのは。

「うわあああああ!!??」

 音源は猛スピードで突進してきてそのまま洋館へとぶつかる。
 同時、起こる大爆発。
 洋館は軽く吹き飛び、周囲数十メートルの森は焦土と化した。

 これにより、貴方は爆発に巻き込まれ怪我を負うこととなる。
 次の日の間は満足に動く事は適わないだろう。

【今回はここまでにします。お疲れ様でした】

【無人さんのとこで自作の鯖が生き残っててびっくり】

                              __

                          ,  ''"       > 、
                        , "         ̄ ヽ、\
                      , ",.'           ',、 >、 ヽ,
                       ,' ./   ,! ,       ',. '、ミ//',  ',
                       ,' /   /.i i!   ,'、 iヽ.', , ',/ヾi   ',
                         i /  ̄/ヾ! !,.   !_'、',≦=,ァ ',  i.  i
                         i,'i  ´,'千示 '、   !  !::::::i', !  i.  i
                         i' ',  ,' !::::::i  '、 !   !::::::i!'/,  ! ,, ',
                     _ !., ヽ,' 弋:ノ   ヾ  ゞイ.! !',,,,;;!,,;;;;, ',
  r―――――――――――'―`‐┐;;'、            i,,,,!,,'、;;!;;;;;;i、;'、
  |                     |ヽ, ゝ、   △  , イ !;/i;;;;;i;;i!;;;;;! ヾ',
  |                     |  ` rー,、,- ̄ィ  !, /'、ハ;;;;!/ ',;ノ
  |                     |丶、 i! i i! / /  , ィゝ!イ   i!
  |                     |  `i! i / ',//, イ  /   ヽ、
  |       21時より再開     |   `‐/  ''"    i!  , イ ソ
  |                     |     /        ',/::/ \
  |                     |     `iー- 、 __!ゝ' >  /
  |                     |     ,'`ー------ゝ/  /
  |_______________|     ,'::::::::::::::::::::::::::ヽ、, イ
           |   |                i:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ

再開の前に少し判定
【イベント判定↓1】
1.他の陣営が同盟
2.他の陣営が戦闘
3.何もなし
4.他の陣営が貴方に奇襲
5.他の陣営が貴方に友好的接触
6.何もなし
7.他の陣営が戦闘
8.貴方含め二つの戦闘
9.何もなし
0.貴方含めず二つの戦闘

8.貴方含め二つの戦闘

つくづく災難

【トリップ判定1~6】
【貴方と戦闘する陣営↓2】

【もう一つの方↓3~4】

所でこのスレでは死んだらどうなるんですか?
無限コンテ二ューですか、それとも2回か3回分のライフポイントあり
まあ前回の初代が強すぎた為まだ死んでないですけど

#暗セイバー魔弓狂騎

【貴方の相手:アーチャー】

【もう一方はキャスターVSアサシン】

あ、これ不味い


>>273
3度までコンティニュー有りにしようかと



 しかしマズイな……怪我は酷い、それに拠点も吹き飛ばされた。
 こんな状況で襲われては―――

アーチャー「フハハハハ! このわしが遊びに来てやったぞ!」

 なんて事を思っていると黒いマントを羽織った女性が目の前へと現れた。

 ……来ちゃったよ。
 何故こんな状況に……。

レオ「爆発音が聞こえたのでつい来ちゃいました。丁度良く満身創痍のようですし、叩いておきましょうか」

ランサー「……どうするマスター」

 どうすると言われても……既にこの状況では逃げようがない。

「とりあえずやって見てくれ」

ランサー「承知した」


【戦闘を開始します】

【貴方ステータスは不参加の為省略】


【CLASS】ランサー
【真名】カルナ
【性別】 男性
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B(40) 耐久A(50) 敏捷A(50) 魔力B(40) 幸運D(20) 宝具A++
【クラス別スキル】
◆対魔力:C
 二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など、大掛かりな魔術は防げない。
 ただし宝具である黄金の鎧の効果を受けているときは、この限りではない。
【戦闘開始時、相手の魔力を-40する】

【固有スキル】
◆貧者の見識:A
 相手の性格・属性を見抜く眼力。
 言葉による弁明、欺瞞に騙されない。
 天涯孤独の身から弱きものの生と価値を問う機会に恵まれたカルナが持つ、相手の本質を掴む力を表す。
【会話判定で補正がかかる……?】

◆騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除くすべての獣、乗り物を自在に操れる。
 『マハーバーラタ』では戦車を駆り、戦場を走る姿が描かれている。
 ライダーのクラス適性も備えるほどランクが高い。
【フレーバー】

◆無冠の武芸:-
 様々な理由から他者に認められなかった武具の技量。
 相手からは剣、槍、弓、騎乗、神性のランクが実際のものより一段階低く見える。
 真名が明らかになると、この効果は消滅。
【相手がランサーの真名を知らない、かつその相手と初戦闘だとラウンドで補正+1を得る】
【これは『梵天よ、我を呪え』を使うとその戦闘中効果を持たなくなる】

◆魔力放出(炎):A
 武器に魔力を込める力。
 カルナの場合、燃え盛る炎が魔力となって使用武器に宿る。
 このスキルは常時発動しており、カルナが握った武器はすべてこの効果を受けることになる。
【戦闘時、自動で魔力を2消費し使用される。
 補正+1を得る】

◆神性:A
 太陽神スーリヤの息子であり、死後にスーリヤと一体化するカルナは、最高の神霊適正を持つ。
 この神霊適正は神性がB以下の太陽神系の英霊に対して、高い防御力を発揮する。
【一部の相手との戦闘時、勝率減少を10%少なくする】

【宝具】
◆『日輪よ、具足となれ(カヴァーチャ&クンダーラ)』
 ランク:A 種別:対人(自身)宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 カルナの母クンティーが未婚の母となることに恐怖を感じ、
 息子を守るためにスーリヤに願って与えた黄金の鎧と耳輪。
 太陽の輝きを放つ、強力な防御型宝具である。
 光そのものが形となった存在であるため、神々でさえ破壊は困難。
 カルナの肉体と一体化している。
【戦闘開始時、魔力を5消費し任意発動。
 ラウンド、勝率決定時での勝率減少を半減する】

◆『梵天よ、地を覆え(ブラフマーストラ)』
 カルナがバラモンのパラシュラーマから授けられた対軍、対国宝具。
 クラスがアーチャーなら弓、他のクラスなら別の飛び道具として顕現する。
 ブラフマー神の名を唱えることで敵を追尾して絶対に命中するが、
 呪いにより実力が自分以上の相手には使用できない。
【勝率決定時に魔力を2消費し使用。
 勝率を+20%する】

◆『梵天よ、我を呪え(ブラフマーストラ・クンダーラ)』
 ランク:A+ 種別:対国宝具 レンジ:2~90 最大捕捉:600人
 隠されたカルナの宝具。
 奥の手。
 飛び道具のブラフマーストラに、カルナの属性である炎熱の効果を付与して発射する。
 もとより広い効果範囲を持つブラフマーストラの効果範囲をさらに広め、威力を格段に上昇させる。
 その性能は核兵器に例えられるほど。
【ラウンド時、魔力を4消費して使用する。
 3ラウンドの間、補正+2を得る】

◆『日輪よ、死に随え(ヴァサヴィ・シャクティ)』
 ランク:A++ 種別:対軍、対神宝具 レンジ:40~99 最大捕捉:千単位
 神々をも打ち倒す、一撃のみの光槍。
 雷光でできた必滅の槍。
 インドラが黄金の鎧を奪う際、カルナの姿勢があまりにも高潔であったため、
 それに報いねばならないと思い与えた。
 黄金の鎧と引換に顕現し、絶大な防御力の代わりに強力な"対神"性能の槍を装備する。
【勝率決定時に魔力を5消費し使用。
 勝率を+25%し、更に相手の神性×10だけ勝率を上昇させる。
 (ランクEなら+10%、Cなら30%)】


 名前:レオナルド・ピスタリオ・ハーウェイ
 性別:男
 身体:4 魔力:9 家系:0 精神:9 幸運:9
 合計:41

【スキル】
◆決着術式・聖剣集う絢爛の城(ソード・キャメロット)
 種別:魔術 タイプ:任意
 ハーウェイ家に伝わる切り札。
 決闘の為の場を作り出し、その場からの脱出には聖剣以上の威力で壁を破らねばならない。
【戦闘開始時に使用可能。
 これはシナリオ中一度しか使用出来ない】
【効果1:ラウンド中、補正+2を取得する】
【効果2:これを使用した戦闘では誰も撤退出来ない】
【効果3:相手はA++以上の攻撃宝具をカウンターで使用し、相殺が可能】

◆vanish_add(a)
 種別:魔術 タイプ:任意
 レオの使うコードキャスト。
 相手の補助を消去する。
 【戦闘中一度のみ使用可。ラウンド時、魔力を3消費し使用。
  そのラウンド中、相手の補正を0にする】

◆カリスマ(レオ)
 種別:特殊 タイプ:常時
 少年王の生まれながらに持つカリスマ性。
 一目でオーラを感じさせる。
【接触判定で+補正を得る】


【CLASS】アーチャー
【真名】織田信長
【性別】女性
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B(40) 耐久B(40) 敏捷B(40) 魔力A(50) 幸運A-(40) 宝具E~EX
【クラス別スキル】
◆対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
【戦闘開始時、相手の魔力を-40する】

◆単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。
【マスター不在でもある程度の行動が可能】

【固有スキル】
◆軍略:B
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
 自らの対軍宝具や対城宝具の行使や、
 逆に相手の対軍宝具、対城宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。
 生前、桶狭間の戦いにおいて日本史上、類を見ない奇襲を成功させた。
 ちなみに本人的にはアホな戦い方だった、今は反省している、との事。
【効果1:対軍宝具、対城宝具を使用された際、それにより受ける勝率変動を-10%。
 補正値を-1する】
【効果2:対軍宝具、対城宝具を使用する際、それによる勝率変動を+10%。
 補正値を+1する】

◆カリスマ:B-
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一国の指揮官としてはBランクで十分と言える。
 B-なのは結構効き目にムラがあるため。サルとかにはAランクで効いていた。
 ミッチーには変な効き方をしてた。タヌキはそもそもそういうの関係ない。
【効果1:味方サーヴァントの数だけ補正+1を得る】
【効果2:接触判定時、2割で変な好感、2割で尊敬を取得する】

◆魔王:A
 生前のイメージによって、後に過去の在り方を捻じ曲げられた怪物。能力・姿が変貌してしまう。
 アーチャーの場合、生前の本人が自称してしまってる事から任意発動、任意解除が可能。
 デメリット無しにその恩恵を受けることが出来る。
 つまりロリからボインになったりできるってことだ。無辜の怪物とは似て非なるスキル。
【実質フレーバー】

◆天下布武・革新:A
 時代の革新者たる英雄に与えられる特殊スキル「革新」。
 アーチャーの場合、更に天下布武の文言が追加される。古きに新しきを布く概念の変革。
 「神性」や「神秘」のランクが高い相手や、体制の守護者たる英雄などであるほど
 自分に有利な補正が与えられる。これによりアーチャーは「神性」や「神秘」を持つ英霊や
 宝具に絶対的な優位性を誇る。究極の相性ゲーである。逆に神秘性の薄い近代の英霊
 などには何の効果もない。それどころか自身の各種スキル、宝具の効果が落ちる。
【効果1:一部相手を除き、ラウンド中に補正+1を取得する】
【効果2:ラウンド中、{相手の神性÷2(端数切り捨て)}だけ補正を得る。
 {神性B(4÷2)=補正2、神性C(3÷2)=補正1(端数切り捨て)}】
【効果3:一部の相手との戦闘時、自身の『三千世界』の補正を-1する】
【効果4:使用された宝具の{ランク÷5(端数切り上げ)}だけ補正を無効化する。
 もしくは(ランク×5)だけ勝率上昇を無効化する】

【宝具】
◆『三千世界(さんだんうち)』
ランク:E~EX 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:3000人
 三千丁の火縄銃を展開、一斉射撃する。戦国最強の騎馬軍団を打ち破った余りにも有名な
 その逸話から、騎乗スキルを持つ英霊には攻撃力が倍増する。
 例として第五次ライダーに使用する場合、固有スキル「革新」の影響もあり、倍率ドン、更に
 倍!と無法な効果を発揮。例によって神性や神秘の薄い英霊にはただの火縄銃であるが
 さすがに三千丁はうざい。
【ラウンド時、魔力を4消費し使用する。
 通常で補正+2を取得し、この補正は以下の条件を満たす毎に倍になっていく。
 1.相手が神性を所有している。
 2.相手が騎乗している。】

◆『第六天魔王波旬(だいろくてんまおうはじゅん)』
ランク:E~EX 種別:対神宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 神仏を滅ぼす魔王信長の真の宝具。

 「神性」や「神秘」を持つ者に対して絶対的な力を揮う存在へと変性する固有結界。
 ビジュアル的には裸になるらしい、イェイ!

 「比叡山焼き討ち」に代表される生前の苛烈な所業が宝具化したもの。
 後世、民衆が彼に抱き積み重ねた恐怖、畏敬の念により大焦熱地獄が具現化する。
 高い神性を持つものはこの空間では存在を維持することすら難しい。

 でも神性の薄い英霊にとってはやっぱりなんか熱いだけなのであった。
【勝率決定時、魔力を5消費して使用。
【効果1:一部相手を除き勝率+10%を取得する】
【効果2:相手の神性×10だけ勝率を取得する。
 (Dなら20、Aなら50)】


【ステータス判定】
【対魔力Cによりアーチャーの魔力-30】
【対魔力Bによりランサーの魔力-40】

ランサー:筋力B(40) 耐久A(50) 敏捷A(50) 魔力E(0) 幸運D(20) =合計160

アーチャー:筋力B(40) 耐久B(40) 敏捷B(40) 魔力D(20) 幸運A-(40) =合計180

【ステータス差により勝率-20%】
【現在勝率30%】


◆『日輪よ、具足となれ(カヴァーチャ&クンダーラ)』
 ランク:A 種別:対人(自身)宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
【戦闘開始時、魔力を5消費し任意発動。
 ラウンド、勝率決定時での勝率減少を半減する】

【『日輪よ、具足となれ』を使用しますか?↓2】
1.はい
2.いいえ


【1.使用する】


アーチャー「喰らうがよい。三千世界(さんだんうち)!」

 アーチャーの背後に次々と火縄銃が設置されていく。
 勿論、銃口は全てランサーへ向けられる。

ランサー「少しばかり厄介そうか。だが安心してくれマスター、そちらには一発も通さない」

 僕に背後を向けながらランサーはそう言った。
 見える背中は頼りになり、大きく見える。


【ラウンド1 勝率30% 魔力11/16】

【貴方の行動】
1.令呪を使用
2.待機

【ランサーの行動】
a.梵天よ、我を呪え(消費4 補正+2)
b.普通に行動

行動選択↓2

あ、『梵天よ、我を呪え』を使っても『革新』で無効にされますね

【それでも使用するかどうか↓1】
1.使う
2.使わない

貴方2.待機
ランサーb.普通に行動


ランサー「……やはり厄介か」

 ランサーは宝具を撃とうとし、自制した。
 あのアーチャーが持つスキルに気が付いたのだろう。

 奴は神秘に対して相性が抜群、ランサーのような強力な英霊ではむしろ不利と化す。
 宝具の前でも対神秘の効果は例外なく発揮される。

 そうなれば槍だけを持ち向かっていく他無い。

アーチャー「向かってくるか! しかしわしのとこまでこの鉛玉の雨、かい潜れるのじゃろうか?」


【ランサー判定↓1】
無冠の武芸+1 魔力放出(炎)+1
合計+2

【アーチャー判定↓2】
革新+3 三千世界+4
合計+7

ランサー8+2=10
アーチャー7+3=10
【拮抗により勝率変化無し】
【現在勝率30%】


 ランサーは槍を両手で持ち、前に構え回転させる。
 これにより槍は盾と化し、飛んで来る弾丸を弾いていく。

アーチャー「そうやっていつまで持つのじゃろうな!」

ランサー「……」

 前進は出来ぬが、ランサーはなんとか拮抗に持ち込んでいる。
 これでも状況的にはマシと言えるだろう。


【ラウンド2 勝率30% 魔力11/16】

【貴方の行動】
1.令呪を使用
2.待機

【ランサーの行動】
効果が無い為スキップ

行動選択↓2

【1.令呪を使用】


 状況が厳しい……ここは令呪を切ろう。
 まさか初日でこんな事になるとは。

「ランサー、令呪を持って命じる―――」


【令呪使用選択↓2】
1.コンマを3ラウンド中+2
2.コンマを1ラウンド中+3

使用数も含めてお書きください
例.1×2や2×1

【1×1】


「ランサー、この戦いに勝利せよ!」

ランサー「助かったマスター、指示通りこの戦いに勝利してみせよう」

 令呪の力によりランサーの動きがより速くなる。
 これならばあるいは。

レオ「おや、令呪ですか。少しは楽しめそうだ。そうでしょうアーチャー?」

アーチャー「わしの前ではそんなもの些細な事じゃ。じゃが楽しめそうというのには同意するがのう」


【ランサー判定↓1】
無冠の武芸+1 魔力放出(炎)+1 令呪+2
合計+4

【アーチャー判定↓2】
革新+3 三千世界+4
合計+7

ランサー1.ファンブル
アーチャー9+7=16
【アーチャーの勝率+20%……しかし】
【『日輪よ、具足となれ』により減少勝率半減。上昇勝率10%】
【現在勝率20%】


アーチャー「そらどうしたのじゃ。槍の勢いが落ちている!」

 連射される火縄銃、それから数分もの間防御を続けていたランサーだったが、
疲労により一瞬、防御に穴が出来る。

 そこから容赦無く飛び込んでくる弾丸。
 ランサーは鎧で軽減しつつもダメージを受けた。

ランサー「っ……」



【ラウンド3 勝率20% 魔力11/16】

【貴方の行動】
1.令呪を使用
2.待機

【ランサーの行動】
効果が無い為省略

行動選択↓2

【2.待機】


 く……後は祈るしかない。

「ランサー、勝ってくれ……!」

ランサー「……ああ、従おう」

 体制を立て直し、ランサーは槍を構え直す。
 
アーチャー「無駄じゃ! わしの三千世界の前では無力よ!」


【ランサー判定↓1】
無冠の武芸+1 魔力放出(炎)+1 令呪+2

【アーチャー↓2】
革新+3 三千世界+4

ランサー0.クリティカル
アーチャー5+7=12
【アーチャーの勝率+20%】
【現在勝率40%】


 弾丸の隙間を抜け……いや、実際には数発の弾丸がランサーを掠めたがその全ては鎧で弾く。
 槍がアーチャーの元へと辿り着いた。

アーチャー「抜けたじゃとー!?」

ランサー「これで一撃、だ」

 咄嗟に回避行動を取るアーチャーの脇腹を槍で切り裂く。


【ラウンド終了】



アーチャー「ええい、レオ。あれを使うぞ、良いじゃろう!」

レオ「はい、構いませんよ。むしろこの状況ではそれが的確かと」

アーチャー「では見せてやろう、わしの真の宝具」

アーチャー「第六天魔王波旬(だいろくてんまおうはじゅん)!!」

 刹那、風景が灼熱の火炎に包まれし地獄と化す。
 この火炎は通常の炎とは異なり熱を持たない。
 しかし、

ランサー「これは……そうか」

 火炎は神仏を滅ばさんとする対神性、対神秘の両方を兼ね備えていた。
 其れは正しくランサーを滅ぼさんとする煉獄。
 鎧により効果を減少させるが、その効果はEXランク―――規格外と呼ぶに相応しく大ダメージを逃れ得ない。


【『第六天魔王波旬』によりランサーの神性はA、勝率+60%。しかし】
【『日輪よ、具足となれ』により効果半減。上昇勝率+30%】
【現在勝率10%】

【ランサーの宝具は相性の問題で効果無し】
【令呪を使い勝率を+15%しますか?↓2】
1.使う
2.使わない

【1.使う】


【令呪の使用により勝率+15%】
【現在勝率25%】

【勝敗決定。↓1で2D判定】
01-25で勝利
コンマ反転

59→反転して95.敗北


 地獄の中でランサーはみるみる存在するのが難しくなっていく。
 これは不味い。マズイ。拙い―――!!!

「もう一度……令呪を以って命じる―――ランサー勝つんだ!」

 このままでは消えてしまう。
 早く、ランサーが消えてしまうその前に……速くアーチャーを倒さねば―――

ランサー「済まないマスター……もう駄目なようだ」

 だが、既に時は遅し。
 令呪が意味を為し、アーチャーを倒すより前にランサーは消えてしまった。

アーチャー「神の身でわしに挑むのが間違いだったのじゃ」

レオ「挑んだのはコチラですよアーチャー?」

 契約していたサーヴァントが消えた事により貴方も消えていく。
 なんで初日に……なんて付いてないんだ……。

 無念を胸に貴方は消滅した。


Bad End.....

             . --
          . ´           .
          /             \
         /              ヽ
       .     i   i! .| i ヽ  Yハ .
       l  l  |、 i l|l !l| |  ハ  |K!ハ
       |  l  i!`\j从N!/ jハ Y.|/.i
       |  | ! l|==   ==.! j∧!i.:|
.      从N从 j ""  '   ""! |/}N::|
       ∨::!ハ.:へ  /⌒ヽ   人i:.:!::i:リ    うん、アレだ。運が悪過ぎた
       人:ルイリ.::>ゝ. _ノ イ.: jル'ル'
          . <{ \ / j「 k         切嗣に襲われたと思ったら天敵登場とかふざけんなとしか言いようがないな
       . < . : : ::\ /Vハ |i. :: ::`  .
      /⌒ヾ . : : : : : XY j/. : : : : /⌒ .    コンティニュー先は何処がイイだろうか?
       {     \ : : : : : ∨. : : : : / /j
     从  `丶 ヘ : : : : :j: : : : : //   !    戦闘前なら何処でも良いぞ
      ∨     V⌒> -─<{   ノ
         ∨´  ーへ´ \ _.. 斗  {        ↓3で決定としよう
        |∨´    }   }「/  i!  .リ
        |入    j .. イ⌒\/  /

【残コンティニュー回数3→2】
【3.情報収集】


 ここは堅実にいこう。
 強力なサーヴァントがいるといえど油断は大敵だ。

 使い魔で敵の拠点らしき場所を偵察してみよう。


【偵察場所選択↓2】
 1.衛宮邸 2.遠坂邸 3.間桐邸
 4.双子館 5.ホテル 6.森の城
 7.柳洞寺 8.下水道 9.民家
 10.センタービル

※双子館は貴方の拠点です

【7.柳洞寺】


 あの寺は霊地の要。
 魔力の補給効率も別格だろう。
 そんな場所に誰もいないわけがない、調べておこう。


【成功判定↓1】
1-5失敗
6-9成功
0.戦闘中

【2.失敗】

 使い魔を正門よりこっそり潜入させたつもりだったのだが、
 突然、銃声のようなモノが響くと同時に使い魔は消滅してしまった。

「破壊されたか……けど誰か居るのが分かっただけで収穫だな」

【暗躍する切嗣 判定↓1】
1-3いけ、先生!
4-6そのとき切嗣が動いた
7-9動かず
0切嗣不覚

【1.いけ、先生!】


【↓2でトリップ判定】
 1~6

【同時にコンマ判定】
奇数.マスター
偶数.サーヴァント

#アーチャー剣狂魔騎槍

【ターゲット.セイバー】


ガウェイン「む、何か悪い事が起きそうな気が」

【暗殺判定↓1】
1-4セイバーが死んだ!
5-7セイバーがピンチ!戦闘開始
8-9躱すセイバー
0寧ろ切られる先生

3.セイバーが死んだ!


アサシン「撒き死ねい!」

セイバー「ぐあー!?」


【セイバー陣営が敗退しました】

【イベント判定↓1】
1.他の陣営が同盟
2.他の陣営が戦闘
3.何もなし
4.他の陣営が貴方に奇襲
5.他の陣営が貴方に友好的接触
6.何もなし
7.他の陣営が戦闘
8.何も無し
9.何もなし
0.何も無し

4.貴方に奇襲

【トリップ判定↓2】
 1~5

#狂アサシン魔弓騎

【バーサーカーが奇襲して来たようです】

今日はここまで。お疲れ様でした

                   _   ――     _
                    ,  ´          `  、
                  /                ヽ \
                , ´     ,       ヽ   ∧ ヽ
             / /    /   /   l   ∨、_/ ∧   .
               / /    / / //   , {   | ヽァ':/-、:   ',
           /  '    /_/_/_{   /∧_|__l ∨^\
               | /  /{/乢{∧ ∧{ ´\}从{ ∧   ∨   .
           |  | l|  /,ィ ,二ミ 从{   ィ 二、ヽ}∧   | | |
           |  {/{ 八  ハ刈  \  ハ刈 ノ ∧ | | |
           | |  Ⅵ:.   ヒzり       ヒzり l / } | | |    20時再開の予定が寝てしまった
           |::::::|::.:::::∧       '         | {_ノ∧:l::::|::/
           |::::::|:::::|/::∧          u  |/::::|::::リ::/イ    今日は21時より再開するぞ
              从:::|:::::|::::{::込、   _   _    イ':::::/:::/}/
            `}'::从:::|//_}≧  __  ≦--、::::/}:/ /
             , -----、∧:.:.:|..,ィ-┴┴- 、|:.:.:.:.:Ⅵ /_,-- 、
           ////////〉、:.:.:|〈 。     。}|:.:.:.:.:.:イ//////\
         //////////:.:.:\{.....`>,<´...|:.:/:.:.∨///////ヽ、
       , イ´ ̄ ̄ ̄\//:.:.:.:.:.:/......///...........∨:.:.:.:.:.:}///> ´ ̄ ̄`ヽ
        {/ ̄ ̄ ̄ \_/:.:.:.:.:.:/_>...{ { {............<_}:.:.:.:.:.:.|/ ,..:.:.:. ̄ ̄ \ }
       乂:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.,:.:.:.:.:.:.:{.........ヽヽ/>......... |:.:.:.:.:. | /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./
        \:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:|..............〈/!|...........|:.:.:.:.:. |´:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:./
          ヽr――、|:/>:.:.| ............. | !|...........|:.:<\:}:.:.:./⌒ヽ、イ
          |:.:.:.:.:.:. |'/:.:.: |..........r、/ /.......... |:.:.:.\l|,イ:.:.:.:.:.:.:.:.|



 森の中に佇む洋風の屋敷、双子館。
 夜遅く、そんな場所へと攻めて来る者がいた。

時臣「行きなさい、バーサーカー!」

バーサーカー「イヤァァァ」

 そのサーヴァントの気配にランサーは一早く反応し、先に表へと飛び出していく。
 これにより辛うじて、拠点が無闇に破壊される事は避けられた。
 貴方もランサーに続き外へ出る。

ランサー「此方は攻めて来られた身だ。相手をしてもらうぞバーサーカー」

バーサーカー「ウィィィィ」

 外ではサーヴァント同士が睨み合い、共にそれぞれの武器を手に構えを取り合っていた。



時臣「槍を手にしている、ということは恐らくランサーだろうね」

「そっちのは見るからにバーサーカーだな」

 僕は聖葬砂典を右脇で軽く挟み、両手で構えた。
 照準はバーサーカーにセットする。

時臣「っ……まさかサーヴァントを殺す気なのか。これは怖い相手だったようだ」

 一瞬驚きつつも時臣は直ぐに平静を取り戻す。

「そう言いながらもその余裕。随分と手馴れているんじゃないのか?」

時臣「ふっ、そうだね。正直その程度では私は負けるとは思わない」

 この自信……結構な魔術師か。
 気を付けてかからないといけない。


【戦闘を開始します】


 名前:貴方
 性別:男
 身体:9 魔力:8 家系:9 精神:4 幸運:6
 合計:36 ポイント:36
 属性:中立・善
 サーヴァント:カルナ

【スキル】
◆聖葬砂典
 種別:礼装 タイプ:任意
 『集成』の概念武装。壺に封入された砂。
 壺の蓋を外す事により、砂の一部が弾丸として撃たれる。
 撃たれた弾丸は相手の相手の弱点、急所を一箇所に「集成」
 そこへ二撃目の弾丸を放つ事で必然的な死を与える。
 砂は時間が経つと壺の中へと戻る。
【戦闘開始時、(90-相手の敏捷)%で判定を2度行う。
 1度成功した場合、ラウンドでの勝利時に追加で勝率+10%されるようになり、
 2度とも成功した場合、対象は即死する】
 
◆代行者  身体7以上
 種別:特殊 タイプ:常時 ポイント:10
 異端者を狩る教会の戦闘信者。
 特殊な訓練を受けている戦闘のプロである。
【効果1:ラウンドで補正+1を得る】
【効果2:一部相手に追加で補正+2を得る】


【CLASS】ランサー
【真名】カルナ
【性別】 男性
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B(40) 耐久A(50) 敏捷A(50) 魔力B(40) 幸運D(20) 宝具A++
【クラス別スキル】
◆対魔力:C
 二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など、大掛かりな魔術は防げない。
 ただし宝具である黄金の鎧の効果を受けているときは、この限りではない。
【戦闘開始時、相手の魔力を-40する】

【固有スキル】
◆貧者の見識:A
 相手の性格・属性を見抜く眼力。
 言葉による弁明、欺瞞に騙されない。
 天涯孤独の身から弱きものの生と価値を問う機会に恵まれたカルナが持つ、相手の本質を掴む力を表す。
【会話判定で補正がかかる……?】

◆騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除くすべての獣、乗り物を自在に操れる。
 『マハーバーラタ』では戦車を駆り、戦場を走る姿が描かれている。
 ライダーのクラス適性も備えるほどランクが高い。
【フレーバー】

◆無冠の武芸:-
 様々な理由から他者に認められなかった武具の技量。
 相手からは剣、槍、弓、騎乗、神性のランクが実際のものより一段階低く見える。
 真名が明らかになると、この効果は消滅。
【相手がランサーの真名を知らない、かつその相手と初戦闘だとラウンドで補正+1を得る】
【これは『梵天よ、我を呪え』を使うとその戦闘中効果を持たなくなる】

◆魔力放出(炎):A
 武器に魔力を込める力。
 カルナの場合、燃え盛る炎が魔力となって使用武器に宿る。
 このスキルは常時発動しており、カルナが握った武器はすべてこの効果を受けることになる。
【戦闘時、自動で魔力を2消費し使用される。
 補正+1を得る】

◆神性:A
 太陽神スーリヤの息子であり、死後にスーリヤと一体化するカルナは、最高の神霊適正を持つ。
 この神霊適正は神性がB以下の太陽神系の英霊に対して、高い防御力を発揮する。
【一部の相手との戦闘時、勝率減少を10%少なくする】


【宝具】
◆『日輪よ、具足となれ(カヴァーチャ&クンダーラ)』
 ランク:A 種別:対人(自身)宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 カルナの母クンティーが未婚の母となることに恐怖を感じ、
 息子を守るためにスーリヤに願って与えた黄金の鎧と耳輪。
 太陽の輝きを放つ、強力な防御型宝具である。
 光そのものが形となった存在であるため、神々でさえ破壊は困難。
 カルナの肉体と一体化している。
【戦闘開始時、魔力を5消費し任意発動。
 ラウンド、勝率決定時での勝率減少を半減する】

◆『梵天よ、地を覆え(ブラフマーストラ)』
 カルナがバラモンのパラシュラーマから授けられた対軍、対国宝具。
 クラスがアーチャーなら弓、他のクラスなら別の飛び道具として顕現する。
 ブラフマー神の名を唱えることで敵を追尾して絶対に命中するが、
 呪いにより実力が自分以上の相手には使用できない。
【勝率決定時に魔力を2消費し使用。
 勝率を+20%する】

◆『梵天よ、我を呪え(ブラフマーストラ・クンダーラ)』
 ランク:A+ 種別:対国宝具 レンジ:2~90 最大捕捉:600人
 隠されたカルナの宝具。
 奥の手。
 飛び道具のブラフマーストラに、カルナの属性である炎熱の効果を付与して発射する。
 もとより広い効果範囲を持つブラフマーストラの効果範囲をさらに広め、威力を格段に上昇させる。
 その性能は核兵器に例えられるほど。
【ラウンド時、魔力を4消費して使用する。
 3ラウンドの間、補正+2を得る】

◆『日輪よ、死に随え(ヴァサヴィ・シャクティ)』
 ランク:A++ 種別:対軍、対神宝具 レンジ:40~99 最大捕捉:千単位
 神々をも打ち倒す、一撃のみの光槍。
 雷光でできた必滅の槍。
 インドラが黄金の鎧を奪う際、カルナの姿勢があまりにも高潔であったため、
 それに報いねばならないと思い与えた。
 黄金の鎧と引換に顕現し、絶大な防御力の代わりに強力な"対神"性能の槍を装備する。
【勝率決定時に魔力を5消費し使用。
 勝率を+25%し、更に相手の神性×10だけ勝率を上昇させる。
 (ランクEなら+10%、Cなら30%)】


 名前:遠坂時臣
 性別:男
 身体:6 魔力:7 家系:9 精神:6 幸運:6
 合計:34

【スキル】
◆魔術(炎)
 種別:魔術 タイプ:任意
 強力な炎の魔術。
 威力、制御共に最高クラスで操る。
【効果1:戦闘開始時、魔力を2消費して使用。
 勝率を+10%する】
【効果2:ラウンド中、魔力を3消費し使用。
 3ラウンド中、補正+1を得る。
 また、ラウンド勝利時に追加で勝率を+10%する】

◆魔術礼装
 種別:礼装 タイプ:常時
 大粒のルビーを先端に埋め込んだ杖。
 魔術をより強力なものとする。
【他の魔術による効果を2倍にする】


【CLASS】バーサーカー
【真名】フランケンシュタイン
【性別】女性
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力C(30) 耐久B(40) 敏捷D(20) 魔力D(20) 幸運B(40) 宝具C
【クラス別スキル】
◆狂化:D
 筋力と耐久のパラメータをアップさせるが、
 言語能力が単純になり、複雑な思考を長時間続けることが困難になる。
【戦闘参加時、魔力を2消費する】

【固有スキル】
◆虚ろなる生者の嘆き:D
 狂化時に高まる、いつ果てるともしれない甲高い絶叫。
 敵味方を問わず思考力を奪い、抵抗力のない者は恐慌をきたして呼吸不能になる。
【接触判定などで-補正を得る】

【宝具】
◆『乙女の貞節(ブライダル・チェスト)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 樹の枝状の放電流を纏う戦槌(メイス)。
 先端の球体は彼女の心臓そのものであり、戦闘時以外も肌身離さず所持している。
 尾部のフィンと、本体側側頭部のフィンによって電力の供給が行われる仕組み。
 自分や周囲から漏れる魔力を効率よく回収し蓄積するため、
 周囲に余剰の魔力が豊富に発生し続ける戦闘時は、
 ガルバニズムと合わせて疑似的に『第二種永久機関』の動作をすることになる。
【効果1:戦闘終了時、その戦闘で消費した魔力の半分を回復する】
【効果2:ラウンド時、{判定差÷3(切り上げ)}を自身の補正に加える。
 クリティカル、もしくはファンブルが発生した場合には補正+3を取得する】

◆『磔刑の雷樹(ブラステッド・ツリー)』
ランク:D~B 種別:対軍宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:30人
 『乙女の貞節』を地面に突き立て、全リミッターを解除して行う全力放電。
 聳え立つ大樹のシルエットで降り注ぐ、拡散ホーミングサンダーである。
 敵が単体かつ近距離であれば"乙女の貞節"がなくとも発動可能。
 リミッターによって制御されているが、解除した場合の威力は絶大。
 ただしその場合、使用者は完全に活動を停止する。つまり『死』である。
 この雷撃は、低い確率で第二のフランケンシュタインの怪物を生む可能性がある。
 もっとも、死亡する彼女はその結果を見ることができない。
【効果1:勝率決定時、魔力を3消費して使用する。
 勝率を+20%する】
【効果2:勝率決定時、自身の消滅と引き換えに勝率を+50%する】



【ステータス判定】
【対魔力Cによりバーサーカーの魔力を-30】

ランサー:筋力B(40) 耐久A(50) 敏捷A(50) 魔力B(40) 幸運D(20) =合計200

バーサーカー:筋力C(30) 耐久B(40) 敏捷D(20) 魔力E(0) 幸運B(40) =合計130

【ステータス差によりランサー勝率+50%】
【現在勝率100%】


時臣「燃えるといい」

 時臣の持つ杖が振られ、火炎が振られる。


【時臣が◆魔術(炎) を使用。バーサーカーの勝率+10%】
【◆魔術礼装 により効果倍増。バーサーカーの勝率を追加で+10%】
【現在勝率80%】


【聖葬砂典を使用しますか?↓2】
1.使う
2.使わない

【1.使う】


 対象(ターゲット)―――捕捉(ロック)

 照準良し、後は放つだけ。

「サーヴァントだろうと、コイツの前には―――発射(ファイア)!」

 構えられた壺の蓋が開かれ、砂の弾丸が撃たれる。
 弾は二発、両方が当たれば其れだけで英霊だろうと容易く殺す―――

バーサーカー「ウィィィィ!?」


【聖葬砂典の判定、↓1、2】
1外れた
2-0命中

バーサーカーの敏捷(D).-2

【一発目1-2=1.外れた 二発目6-2=4.命中】
【命中数1によりラウンドでの勝利時に追加で勝率+10%される】


 咄嗟の反応でバーサーカーは身体を横へと逸らし、一発目は回避した。
 だがその回避行動を読んだ二発目、それがバーサーカーの腹部へと直撃する。
 命中した箇所は変色し、内で地と泥が混ざったかのようなドス黒く変わる。

「ランサー! 今弾丸が当たった位置が奴の弱点と化した、そこを狙って攻撃するんだ!」

ランサー「成る程、其れにはそういう効果があるのか。従おう」


【魔力を5消費して『日輪よ、具足となれ』を使用しますか?↓2】
1.使う
2.使わない

【2.使わない】


ランサー「マスター、今回の相手……バーサーカーからはあまり魔力の大きさというものを感じない」

ランサー「だから少しばかり魔力の消費を抑えたい。、もしマスターが手負いの獲物だろうと本気を出す精神の持ち主であれば」

ランサー「今の発言は忘れてもらっていい」

 ははは……その言い方じゃまるで僕が猛獣みたいじゃないか。

「分かった、魔力の消費を抑えてくれランサー」

ランサー「よし、では鎧の方は封じておく。他の宝具は状況次第、ということでいいだろう」

 戦闘の途中だというのに会話をしていたものだから、それを隙と見てバーサーカーは襲い来る。
 マスターの方も火炎放射を撃つ用意をし始めた。

 だがこちらはどちらも戦闘においては慣れている。
 そう隙だらけで話すわけがない。
 咄嗟に反応し、僕達は行動を選択する。


【ラウンド1 勝率80% 魔力14/16】

【貴方の行動】
1.令呪を使用
2.待機

【ランサーの行動】
a.梵天よ、我を呪え(消費4 補正+2)
b.普通に行動

行動選択↓2

【貴方2.待機】
【ランサーb.普通に行動】


 バーサーカーの突撃をランサーは槍で軽く凌ぎ、白兵戦を開始した。
 
「告げる(set)―――」

 貴方は懐から片手に四本ずつ、計八本の黒鍵を取り出し装備する。
 代行者としては当然の武装であり、基本装備だ。

時臣「黒鍵……代行者だったとはな。相手に不足はないか」 


【ランサー判定↓1】
代行者+1 無冠の武芸+1 魔力放出+1
合計+3

【バーサーカー判定↓2】
魔術(炎)+1 魔術礼装+1
合計+2

ランサー2+3=5
バーサーカー4+2=6
【バーサーカーの勝率+20%】
【◆魔術(炎)により、勝率+10%、更に◆魔術礼装により勝率+10%】
【現在勝率40%】
【また、差1により◆乙女の貞節でバーサーカー補正+1を取得】


 接近戦を挑むのは火炎に飛び込むようなものだ。
 僕は黒鍵を投擲し、様々な角度より敵へ攻撃を仕掛ける。
 しかしそれらは、軽く防がれてしまった。
 手強い、だがランサーなら―――そう思っていた時に信じられないものが目に映る。

バーサーカー「イヤァァァ!!」

ランサー「なにッ……!?」

 宙を浮くランサーの姿だ。
 あの鈍器で吹き飛ばされたようであり、映像作品ならばカキーンという音が添えられていただろう。
 綺麗にランサーは吹き飛んでいた。

「ランサー!?」

時臣「余所見はいけないな」

 その予期せぬ光景に見入っていた僕にかけられる声。
 同時に背中へと猛烈な熱と痛みを感じた。

「くぅ……しまった……!」

 ダメージは一瞬にとどめて直ぐに距離を離し、炎から脱出する。


【ラウンド1 勝率% 魔力16/16】

【貴方の行動】
1.令呪を使用
2.待機

【ランサーの行動】
a.梵天よ、我を呪え(消費4 補正+2)
b.普通に行動

行動選択↓2

 

表記ミス
【ラウンド2 勝率40% 魔力14/16】

【貴方2.待機】
【ランサーa.梵天よ、我を呪え】


 この状況はマズイ。
 不利な状況を変えるには―――”宝具”それしかない。

『ランサー、この状況で使える宝具は無いか?』

 吹き飛ばれて行ってしまい、ランサーはちょっと離れてしまった。
 敵の前で大声出して作戦会議を取るわけにもいかないので、パスを通じての念話で語りかける。

ランサー『一つある。真名がバレる危険性があるが……そうも言ってられない状況か』

 話はそれで終わり、という雰囲気で言葉は切られた。
 直後、僕の身体より魔力が取られていく。

ランサー「梵天よ―――我を呪え(ブラフマーストラ・クンダーラ)!!」

 声が聞こえたと思った瞬間、天へと槍が飛ぶのが見えた。
 ある程度の高さまで到達すると槍からは火の雨が降り出す。



 なるほど、これならば優位に立つことが出来るだろう。
 しかし、これだけの広範囲だと僕にも当たるのでは……?
 そう思った矢先、ランサーから念話が入る。

ランサー『そちらには影響しない程度に範囲は調整した。心配はしなくて構わない』

 まあ、ランサーならマスターに危険が及ぶような真似はしないか。
 安心して戦うとしよう。

時臣「宝具の真名から考え……インドの英雄カルナ、か。恐ろしい相手を選んだようだ」

「ああ、ランサーは恐ろしいだろう。そして頼りになるんだ」


【ランサー判定↓1】
代行者+1 魔力放出(炎)+1 我を呪え+2
合計+4

【バーサーカー判定↓2】
魔術(炎)+1 魔術礼装+1 乙女の貞節+1
合計+3

ランサー8+4=12
バーサーカー9+3=12
【拮抗により勝率変化無し】


 空より降り来る火の雨。
 それを動きが遅いながらもバーサーカーはステップを使い、ギリギリで回避し続ける。
 
ランサー「……侮っていた。詫びを入れよう」

バーサーカー「イヤァァァ」

 鎧を封じた事はバーサーカーの実力を察してのものだった。
 だがバーサーカーは当初の予想を裏切りランサーに食いついてくる。


【ラウンド3 勝率40% 魔力14/16】

【貴方の行動】
1.令呪を使用
2.待機

【ランサーの行動】
スキップ

行動選択↓2


2.使わない


 認めた、と言わんばかりにランサーは魔力放出を全開にする。
 火炎が全身から噴き出し、槍からも炎が立ち昇っていく。

ランサー「いくぞバーサーカー。これでも防ぎ切れるか?」

 更に背後へと火炎を喚び、ロケットのようにランサーは高速でバーサーカーへと接近した。
 勢いを殺さぬまま槍を前に構え、バーサーカーを貫かんとする。

バーサーカー「ウィィィィ……!!」

 次もまた凌ぐ、とそう言うようにバーサーカーはメイスを構え、バッティングフォームを取った。


【ランサー判定↓1】
代行者+1 魔力放出(炎)+1 我を呪え+2
合計+4

【バーサーカー判定↓2】
魔術(炎)+1 魔術礼装+1 乙女の貞節+1
合計+3

ランサー0.クリティカル
バーサーカー5+3=8
【ランサーの勝率+20%!】
【更に聖葬砂典により+10%】
【現在勝率70%】


 業火纏いし高速の一撃に、バーサーカーは反応が追いつかない。
 一直線を描き、ランサーの槍はバーサーカーを貫通する。
 
バーサーカー「イヤァァァ……!?」

ランサー「やっと、槍が通ったか」

 聖葬砂典の一撃により弱点と化した部位を守る為に、バーサーカーは回避よりも防御に徹した。
 それが間違いであり、防ぎようがなかったのだ。
 せめて取れたのは命中位置を僅かにズラす程度。

 故に起こった直撃であった。



【ラウンド終了】


「告げる―――そこだ!」

 黒鍵の投影による攻撃、それは徐々に敵を追い詰めつつあった。
 元よりこちらは戦闘において一流(プロフェッショナル)の代行者であり、
相手は所詮、研究に主を置いている魔術師である。
 初見では戸惑う事もあろうが、時間が経てば戦闘の上手さは明確となるものだ。

時臣「くっ……後ろ!?」

 一本の黒鍵が左脚を通して地面に突き刺さる。
 これでチェック、そう思ったときに奴はそれを選んだ。

時臣「このままではいけないな……バーサーカー、磔刑の雷樹(ブラステッド・ツリー)を使いなさい」



 それに反応し、バーサーカーのメイスは電流を放出していく。

時臣「令呪も一つ持っていくといい」

 令呪が一画消滅し、その魔力によりメイスの放つ電流は大きなものと化す。

バーサーカー「イヤァァァ……!!」

 そしてバーサーカーはメイスを地面へと突き刺す。
 電流はバチバチと音を立て、今にも暴れ出さんといった様子だ。

ランサー「どうするマスター。相殺しておくか?」

 そうだな……直に受けるのは危険そうか。

【磔刑の雷樹によりバーサーカーの勝率+20%】
【令呪の使用によりバーサーカーの勝率+15%】

【現在勝率35% 現在魔力9/16】
【行動選択↓2】
1.梵天よ、地を覆え(勝率+20%、消費2)
2.日輪よ、死に随え(勝率+25%、消費5)

1.梵天よ、地を覆え


【勝率+20%】
【現在勝率55%】

【勝敗決定、↓1で2D判定】
01~55で勝利
コンマ反転

32→反転して23.勝利


「やっちまえランサー!」

ランサー「ああ、了承した」

 そう言うとランサーは槍を霊体化させてしまう。
 
ランサー「武具など不要、真の英雄は―――」

バーサーカー「イヤァァァ……!!」

 メイスから解放される大量の電流。
 追尾式のホーミングサンダーは揺れながらランサーへと向かう。
 だが―――

ランサー「―――眼で殺す……!」

 不可視の眼力、ランサーの瞳より放たれたそれは電流を貫通しそして、

バーサーカー「ウィィィィ……!!??」

 バーサーカーの弱点に変更された位置を撃ち抜いた。
 あまりのダメージにバーサーカーを一瞬で消滅する。



時臣「なっ……バーサーカー!? 何故こんな……」

 目を見開き時臣は驚愕する。
 だが直ぐに首を横に振り、自制を保った。

時臣「遠坂たるもの優雅たれ。君達は勝利者だ、私に勝ったのだから誇りを持ち、勝ち進むといい」

 最後にそういい残すと時臣も消滅した。

「一時はどうなるかと思ったが……っと、アレ」

 貴方は周りを見渡す、確か館は森の中にあった筈なのだが、

「……全部黒炭になってるな」

 木々はランサーの宝具と時臣の魔術で黒焦げと化してしまっている。
 こんな事で監督役に怒られない事を祈る貴方なのであった。


【今日はここまでー、ありがとうございました】

【それと少しカルナと貴方に修正を加えたいと思います】

こんな感じになります

梵天よ、我を呪え

元々
【ラウンド時、魔力を4消費して使用する。
 3ラウンドの間、補正+2を得る】

         ↓
改正
【ラウンド時、魔力を5消費して使用する。
 3ラウンドの間、補正+3を得る】


聖葬砂典

元々
【戦闘開始時、(90-相手の敏捷)%で判定を2度行う。
 1度成功した場合、ラウンドでの勝利時に追加で勝率+10%されるようになり、
 2度とも成功した場合、対象は即死する】

          ↓
改正
【戦闘開始時、(90-相手の敏捷)%で判定を2度行う。
 1度成功した場合、ラウンドでの勝利時に追加で勝率+20%されるようになり、
 2度とも成功した場合、対象は即死する】


途中で修正とかごめんなさい
何かボーナス付けるので許して下さい

                   _   ――     _
                    ,  ´          `  、
                  /                ヽ \
                , ´     ,       ヽ   ∧ ヽ
             / /    /   /   l   ∨、_/ ∧   .
               / /    / / //   , {   | ヽァ':/-、:   ',
           /  '    /_/_/_{   /∧_|__l ∨^\
               | /  /{/乢{∧ ∧{ ´\}从{ ∧   ∨   .
           |  | l|  /,ィ ,二ミ 从{   ィ 二、ヽ}∧   | | |    長らく更新出来ず済まなかった
           |  {/{ 八  ハ刈  \  ハ刈 ノ ∧ | | |
           | |  Ⅵ:.   ヒzり       ヒzり l / } | | |    今日は20時再開予定
           |::::::|::.:::::∧       '         | {_ノ∧:l::::|::/
           |::::::|:::::|/::∧          u  |/::::|::::リ::/イ
              从:::|:::::|::::{::込、   _   _    イ':::::/:::/}/  
            `}'::从:::|//_}≧  __  ≦--、::::/}:/ /
             , -----、∧:.:.:|..,ィ-┴┴- 、|:.:.:.:.:Ⅵ /_,-- 、  
           ////////〉、:.:.:|〈 。     。}|:.:.:.:.:.:イ//////\
         //////////:.:.:\{.....`>,<´...|:.:/:.:.∨///////ヽ、 
       , イ´ ̄ ̄ ̄\//:.:.:.:.:.:/......///...........∨:.:.:.:.:.:}///> ´ ̄ ̄`ヽ
        {/ ̄ ̄ ̄ \_/:.:.:.:.:.:/_>...{ { {............<_}:.:.:.:.:.:.|/ ,..:.:.:. ̄ ̄ \ }  

【一日目・終了】

セイバー:ガウェイン 魔力17/17
マスター:ケイネス 令呪3  敗退

ランサー:カルナ 魔力9/16
マスター:貴方 令呪3 双子館

アーチャー:織田信長 魔力19/19
マスター:レオ 令呪3

ライダー:メドゥーサ 魔力16/16
マスター:フィオレ 令呪3 

キャスター:玉藻の前 魔力13/13
マスター:言峰綺礼 令呪3

アサシン:李書文 魔力7/7
マスター:衛宮切嗣 令呪3

バーサーカー:フランケンシュタイン 魔力11/11
マスター:遠坂時臣 令呪2  敗退


残り陣営
槍弓騎魔暗


――――

――


 昨日の戦いは激しく厳しいものであった。
 代行者として数々の激戦を繰り広げたが、その中でも上位の方に入る。
 これを後、幾度繰り返さねばならないのだろうか。

 想像するだけで軽い恐怖を感じる。
 戦闘中は常に死を身近にするワケであるが、ソノ間は深い集中状態にある為に
馴れてしまえばどうという事は無い。

 しかし、戦闘中以外で戦闘を想像した場合には恐怖に包まれる。
 例外もあるだろうが、戦いに生きる者というのはそういうものなのだろうと思う。

 だが今回の恐怖を乗り切れば、聖杯に辿り着けるのだ。
 それで人々を救える……僕がやりたい事は達される。


【二日目・朝】
【現在地:双子館  現在魔力:9/16  残令呪:3】

1.移動
2.襲撃
3.情報収集
4.休息
5.探索
6.その他

↓2で選択

【4.休息】


 戦ってみて分かったのだが、ランサーは消費が多めだ。
 というよりかなり激しい。
 あれでも加減していたというのだから困ったモノだ……。

 このままでは次戦の戦いは少々厳しい事になりそうである。
 朝は休息をとり魔力の回復に務めるとしようか。

ランサー「今は動かず、か。いい判断だろうマスター」

ランサー「俺は燃費に問題がある。マスターは魔力が多いといえ、適度な休息は大切だ」

 自身も認める消費量か……笑うしかないな。僕はいつも笑っているわけだけど。
 さて、休むとなれば暇になる。
 ランサーと何か話しとくか?


【ランサーと会話しますか?↓2】
1.する
2.しない

人が……いない……?
【1.する】


「なあ、ランサー。暇だし何か話そう」

ランサー「別に構わないが、話題提供はそちらに任せるぞマスター」

 そうだな……何を話そうか。


【会話内容↓1-2】

神代の戦いはあんなんばっただったのか?

【会話内容:>>427-428】


「眼からビーム出してた気がするんだけど……アレって一体なんだ?」

 バーサーカーにトドメを刺していた技、宝具だ。
 頭に刻みついており、それが興味を掻き立てる。
 
ランサー「唯の視圧だ。真の英雄たるならば、あの程度は造作もない」

 そういえばそんな事言ってたな。
 武具など不要、か……英雄ってのは予想を遥かに超えて凄いものらしい。
 ……って、待てよ。

「ランサーって、槍兵のクラスだよな。武具は必要なんじゃないのか?」

ランサー「俺はクラスとしてランサーに押し込められただけだ。必ず槍兵として振舞わねばならないというワケではない」

ランサー「それに武具など不要、とは使わずとも戦えるという意味で言ったのであり、使わないという事では無いな」

「そんなものか。なら魔力に困った時には素手で戦ってもらおうかな」

ランサー「それでも構わない。槍が無くとも並のサーヴァント程度なら互角程度には持ち込めるだろう」

「あ、いや……冗談だよ」



 ランサー曰く英雄はみんな、眼からビームとか出来るらしい。
 だとするならば、昨日のような……神話の再現とも呼べる戦いばかりだったのだろうか?

「昨日の戦いは激しかっけどさ、神代の戦いというのはあんなんばっかりだったのか?」

 ランサーは軽く、首を横に数度振る。

ランサー「サーヴァントとして現界した事により、俺達の力にはある程度の制限(セーブ)がかかる」

ランサー「能力の変動は個人差があるだろうが、少なくとも俺が戦っていた場は一撃一撃が街を吹き飛ばさんとする」

ランサー「それ程に派手であり、強大さのぶつけ合いであった」

 ……神代って凄いんだな。
 昨日のアレが比べモノにならない次元じゃないか。

ランサー「俺の場合は全力を出せる機会こそ少なかったが、発揮できたならば、軽く対国宝具をばら撒けただろう」

 ……世界って広いんだな。
 機会があっても神話の中には入り込みたくは無い。

「もしかしてだけど……その対国宝具って今も撃てるのか?」

ランサー「昨日使用した二つの宝具はどちらも、全力で放ったならば対国宝具として相応しい威力になるだろう」

ランサー「一応調整してはいるが、マスターが望むならば全力で撃つとしよう」

「いや、今のままで頼む。僕の命まで脅かされない」

 断られたランサーはどこか、残念そうな顔をしていた。
 ……絶対に撃たせないからな?


【会話終了】
【魔力が回復しました。16/16】

【急用が入りました。短いですがここまでに】

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom