穂乃果「僕たち硝子のぷわぷわーお!」 (141)

※思いつき短編集


→ 絵里「シベリアではトリートメントで食器を洗うのよ」


穂乃果「すごーいっ! 髪の毛だけじゃなくって、お皿もきれいになるんだ!」

絵里「ま、まあね・・・その、別に間違えたわけじゃないのよ?
   ただこう、日本の暮らしに慣れなくて、ね?」

希(えりち、無理せんでいいんよ・・・いまのうち本当のこと言っておけば)

絵里「ほら、北国ってあまり買い物に行けないでしょう?
   その、兼ねるのよ。いろいろな洗剤をねっ」

希(設定盛り始めたー?!)

凛「すごいにゃー・・・凛、てっきり間違えちゃったのかと思ったよ。
  だってほら、これ、日本製だし。シャンプーですらないし」

絵里「日本製だってお皿ぐらいは洗えるのよっ!?
   その、こう、しっとり感が表面の光沢にね?
   こう、お皿のキューティクルに効くのよ!日本製品は!!」

希(お皿のキューティクル!? そんな概念あったん!?)


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穂乃果「知らなかった・・・穂乃果もうち帰ったらトリートメント使ってみる!」

凛「かよちんに自慢しちゃうのにゃー!」

絵里「ああっでもね?あなたたちはだめよ、その、配合が大事だから。
   うん、配合。配合しないとトリートメントの毒がお皿に回ってね、」

凛「毒!? そんなもので食器洗ってたの!?」

穂乃果「穂乃果たちさっきこのお皿でチーズフォンデュ食べたんだよ!?」

絵里「ああっ毒は毒でも良い毒なのよ! こう、ね、ばい菌を殺すようなね、」

希(もうグダグダやん・・・)

希「あー凛ちゃん、穂乃果ちゃん、ちょっとうちと振り付けの確認しにいこか?」


ガチャ

亜里沙「あっ、お姉ちゃーん。そっちのボトル髪洗うのだよ?
    お皿洗うのはこっち!」

絵里「」

希「おおう・・・」



→ 海未「本当に、この自動販売機の下に落としたのですね?」


亜里沙「はい・・・見つかりませんか?」

海未「すみません・・・小石や雑草が多くてなかなか・・・
   私が慣れない服を着てるせいもあるかもしれませんが・・・」ゴソゴソ

ことり「ごめんね。ことりも手伝えたらいいんだけどなぁ」

亜里沙「一人分しか手が伸ばせないですもんね・・・。あ、手鏡借りますね」

ことり「はい。・・・海未ちゃぁん、やっぱりことりが代わるよ?」チラッ

海未「気にしないでください。私が何としても見つけ出します」ゴソゴソ

亜里沙「ありがとうございます、ありがとうございます」


海未「? まあとにかく、お祖母さんからもらった大事なものですからね」ゴソゴソ

亜里沙「え」

ことり「そうそう! 亜里沙ちゃん、ロシアの通貨ってなんだったかなぁ?」

亜里沙「あ・・・ルーブルです。10ルーブル硬貨です。
    日本円だと30円くらいだけど、私にとっては思い出の品なんですよ。
    それに、外国のお金ってきれいだし、いろいろ思い出せるし」

海未「なんとなく分かる気がしますね・・・ところで、そこ暑くないですか?
   こちら側は日陰になってますから、どうぞ」

ことり「気にしないで、海未ちゃん」

亜里沙「ここからしか見えないものもありますから」

海未「そうですか・・・幸い、私は薄着なので暑くはないですが」ゴソゴソ


ことり「そうだねぇ。でもすごく似合ってる、そのスカート」

海未「・・・やっぱり丈が短いですよ、これ」ゴソゴソ

亜里沙「そんなことないです!似合ってて、とてもかわいいですよ!」

海未「そういって頂けると私もうれしいです。・・・見つかりませんね」ゴソゴソ

ことり「そうだねぇ・・・海未ちゃん、もう少し奥の方はどう?」

海未「ええと、こちらですか?」ウーン

亜里沙「あっ、左足あげてください。泥が付きそうですから」

海未「ありがとうございます。・・・うーん、もう少しで壁に手が・・・!」ウーン

ことり「亜里沙ちゃんナイス」

亜里沙「ことりさんのアシストほどじゃないですよ」

海未「二人は何の話をしてるんですか・・・?
   それにしても、なかなか見つかりませんねぇ・・・」ウーンウーン



→ 穂乃果「わあっ、あひるさんが行列作ってるよ!」


ことり「ほんとだぁ・・・!
    後ろの子、よちよち歩きでかわいいねっ」

穂乃果「どこへ行くのかな?」

ことり「そうだねぇ・・・車来たら危ないよね」

穂乃果「ちょっとついて行ってみようよ!」

ことり「ふふ、うんっ!」


海未「二人とも遅いですね・・・って、あんなところで何を?」


亜里沙「それでね、そのとき海未さんがいい感じに太股を」

絵里「あの、ちょっと待って、ルーブル硬貨の話は・・・?」

亜里沙「そんな話したっけ? それでねっ、」

絵里「・・・ああうん、続けて」

亜里沙「・・・・・?」ピタッ

絵里「何よ、急にどうしたの?」


亜里沙「そこ。海未さん、穂乃果さんたちのこと、追いかけてる・・・?」

絵里「そうね・・・尾行してる、ってわけでもなさそうよね。隠れる気がないもの」

亜里沙「何してるのかなぁ・・・」

絵里「・・・ちょっと気になるわね」


穂乃果「・・・行っちゃったね」

ことり「さすがに敷地の中には入れないよね」

穂乃果「このあとどうしよう・・・ことりちゃん、どうしよっか?」

ことり「そうだ、海未ちゃんが・・・・って、あれ?」

穂乃果「えっ? あ、向こうにいるの、雪穂だよね・・・?」

ことり「誰か捜してるのかな・・・あっ、向こう行っちゃう」

穂乃果「・・・もしかして、デート!?」

ことり「ええっ!? それなら、じゃましちゃダメなんじゃ・・・」

穂乃果「おもしろいからつけてみようよっ!」

ことり「あっ、待って・・・!」

――――――
――――
――

真姫「ねぇ、このパフェ本当に減ってるの?
   というかにこちゃん、ちゃんと食べてないでしょ?」

にこ「うっさいわねー。スプーンが小さいのが良くないのよ。
   もっとこう、がっつり、がぶーって一気に食べたいわよにこだって」

真姫「時間使わせたいんじゃないの? カップル向け商品だから」

にこ「はぁ? そしたら溶けちゃうじゃない、上のアイスが」

真姫「・・・にこちゃんには分からないでしょうね」

にこ「なによそれ・・・って、真姫ちゃん。あのスタバの入口のとこ、四周目が来た」

真姫「えっ、あの子たちまだやってたの? ・・・わあ」


 <ユーキホー ユキホチャーン
   < ホノカー? コトリー??

    <ウミサーン マッテヨウミー
       <アリサー? ドコー?


にこ「さっきからずっと何やってんのよ、穂乃果たちは・・・」

真姫「まるで自分のしっぽ追いかけ回す犬よね・・・」


こんな感じで小ネタを地味にやってみます


→ 真姫「待ちなさい。私がGPSで完璧に調べてあげるわ」


花陽「ううん、大丈夫だよ・・・行き方ちゃんと覚えてきたから」

凛「凛もいいよ。真姫ちゃんこういうときめんどくさいし」

真姫「はあっ!? 新しく買い直したばっかりなのよっ!?
   いいから黙って見てなさい、ゼッタイ最短距離で到着してみせるわ。
   なんなら渋滞予測や降水確率だって教えてあげていいのよ?」ピッ

花陽「花陽たち徒歩だから、渋滞はいいんじゃないかな・・・」

凛「だったら、そんなのいいからさっきの美容院探してよー。
  かよちんも凛も3時半に予約とっちゃったんだから」

真姫「バカにして・・・いいわ。じゃあそこの歩道橋を渡りなさい」テクテク

凛「え?でも、」

真姫「いい?ここから300メートル先の交差点は二車線なの。
   だから今のうちに歩道橋を渡らないとロスするのよ。
   この西木野真姫に無駄な時間を使わせようっていうの?」

花陽「わかった、うん・・・」

凛「めんどくさいにゃー・・・」


真姫「・・・ほら、見てよ二人とも!
   この青い矢印がちょっとずつ動いてる!これ私たちよね!?」

花陽「そうだね・・・」

凛「すごいにゃー」

真姫「なによ、もっと感動しなさいよ。これが文明の利器よ?
   ほらそこ、その道渋滞してるから左折よ」

凛「えー?こっちの方がぜったい近道だよ!凛、昔こっちきたことあるもん!」

真姫「そうなの? じゃあ何で私に聞いたのよ」

凛「真姫ちゃんが自慢ついでに言い出したんだにゃー!」

花陽「ふ、二人とも落ち着いて・・・!
   凛ちゃん、せっかくだから別ルートも開拓してみよ?ねっ?」

凛「むぅ・・・」

花陽「真姫ちゃんも! それ、試してみたいんだよね?
   花陽も買い換えようか迷ってて、」

真姫「そうよ! ぜーったいこの機種にすべきだわ。
   なんせ音声認識でなんでも検索してくれて、ジュースだって買えるのよ?」

花陽「それはすごい! のど渇いたら、便利だよね・・・!」

凛「かよちん。真姫ちゃんが自販機使ってるの見たことないよ」

真姫「っ・・・そこの交差点を左よ」

凛「はぁ・・・・って。真姫ちゃん、だめだよ」

真姫「はあ?!私の選択のどこが、」


  【道路整備 工事中】


真姫「」


花陽「そっか、こないだの台風ひどかったもんね・・・」

凛「柱が倒れたんだよね、怖かったにゃー」

真姫「・・・仕方ないわね。でも、不測の事態こそ腕の見せ所よ。
   スマートな西木野真姫ちゃんのスマートフォンには、
   即座に迂回ルートを検索できるものこそがふさわしいの。わからない?」

凛「知らないよーっ!!」

花陽「凛ちゃん、おさえておさえてっ!!」

真姫「見てなさい。二人には“急がば回れ”って言葉を教えてあげる」

花陽(最短距離ってなんだったんだろう・・・)


真姫「ん・・・おかしいわね。この矢印、本当にこの道のこと?
   読み込みが遅い・・・私のことバカにしてるの?」ピッ ピッ

凛「なんか逆に遠回りしてる気がするにゃー・・・」

花陽「余裕持って出たから、大丈夫だよ、・・・たぶん」

真姫「二人とも、そんな顔しないの。
   仕方ないわね、私がじきじきに飲み物をおごってあげる」

凛「えっ、ほんと!?」ピョン

真姫「ちょ・・・びっくりさせないで!
   うん。見てなさい、私のPASMO対応スマートフォンが、」



真姫「・・・ってなんでお金しか使えないのよ!? どうかしてるのっ!?」

花陽「はい。ポカリスエット」

凛「かよちんありがとにゃー! ぷはあっ、生き返るー・・・!」


真姫「・・・そろそろよ。あとはここを曲がって橋を渡るだけね・・・」フラフラ

花陽「真姫ちゃん、大丈夫? 緑茶だけど、飲む・・・?」

真姫「大丈夫よっ・・・私は、西木野真姫だもの・・・」フラフラ

凛「・・・かよちん、早く着こう?真姫ちゃんのためにも」

花陽「うん・・・」


真姫「よし。あとはGPSに従って橋をわたるだk」

真姫「・・・」


真姫「・・・はあぁあっっ!?」


真姫「何よこれ!? 意味わかんないっ!
   どうして橋がないのよ!? 有り得ないでしょうっ!?」


凛「あー・・・」

花陽「台風で崩れて、取り壊しになったんだっけ・・・」


凛「・・・もういいよ、真姫ちゃん。
  つれてきてくれてありがとね。凛のポカリもあげ」

真姫「・・・・うぅううう」グスッ

凛「!?」


真姫「ぅううっ・・・えぐっ・・・・パパにっ、かってもらったのに・・・!」えぐえぐ

凛「ま、真姫ちゃん!? 凛も新しい道が分かって楽しかったにゃー!
  ごめんねっ、やっぱりじーぴーえすはすごいにゃーっ!!」

真姫「――いぐわよおっ! はしっ、渡るのおっ!!」グイッ

凛「だめーっ!!そこ壊れてるのっ、川のなか落ちちゃうからーっ!!?」ぐいっ

真姫「わたるのー!じーぴーえすがあっ、パパのGPSがあっ・・・!!」

凛「ダメだって!ドブ川なんだってばあっ! かよちーんたすけてぇー!!」



花陽「あ。美容院ここだったんだ。先に入って待ってよっと」テクテク



凛「かよちーーん!! 真姫ちゃんが川にダイブしちゃうにゃーっ!!」

真姫「はなしてっ、私はさいたんきょりで行くのおっ、私にかまわないでえーっ!!」

凛「かーーよちーーーーん!!!」



→ 海未「どうですか? 今度の歌詞は自信作なんです!」


真姫「そ、そうね・・・ちょっと、すぐには分からないわ・・・」

海未「うーん、そうでしょうか・・・これしかない、って思ったのですが」

真姫「・・・海未。疲れてない?大丈夫?」

海未「・・・そんなに、心配させてしまいましたか?」

真姫「いや、そういうわけじゃないんだけど・・・待って、少し時間をちょうだい」

海未「はい・・・あ、でも。今回のは仕方ないかもしれませんね。
   一般に目にする歌詞の形をしている、とは言い難いですから」

真姫「・・・考えがあったのね?」

海未「はい。・・・私は今回、歌詞とは何なのかを真剣に考えてみたんです」

海未「歌詞とは、曲と手を取り合い、声を持って初めて完成するもの。
   そのように私は思い至りました」


真姫「まあ、常識なんじゃない?」

海未「でも、これまで私は歌詞単体でも完成した作品を目指してきました。
   それは曲や声など、他のすべてをないがしろにする考えでもあったのでしょう」

真姫「そんなこと・・・・・ないわよ」

海未「真姫の曲は、言葉がなくても雄弁に語ってくれるものでした。
   ですから、私が文字にしてきた部分を、
   音楽という言葉に委ねてみたくなったのです」

真姫「だから、あんなに悩んでたのね・・・・」

海未「今回作った歌詞は、ある意味で未完成なんです。
   真姫の彩りある曲と私たちの歌声がついて初めて完成するんです」

真姫「・・・」

海未「私は、あえて語らないことを選びました。
   ですから、私の言葉という食材を、どうか真姫の手で料理してください」

真姫「・・・・!」


真姫「・・・私の音楽を、信じてくれているのね」

海未「当然ですよ。
   今までだって、私の未熟さが語り落とした言葉を真姫が拾ってくれました」

真姫「料理、ね・・・ありがとう、見えてきたわ。
   匂い立つ空気、暖かみ、味わい、したたるような感触・・・温もり」

海未「・・・! さすが、真姫ですね。
   この詞は、私たちが生まれ育った郷愁も一つの主題としてるんです」

真姫「そうね、そうよね・・・!
   にこちゃんたちが離れていっても、甘い日々は忘れないって・・・!」

海未「・・・解釈は任せます。私は、真姫を信じていますから」

真姫「うん。・・・見えてきたわ。そんなに待たせないつもりよ?」ニコッ

海未「・・・はいっ!」


  ◆  ◆  ◆

ことり「じゃあ、そろそろはじめよっか?」

穂乃果「うん! ことりちゃん、まず何から始めたらいいかな?」

ことり「えーっと・・・ごめん、ちょっと待ってて。メモとってくる」


ことり「うーん・・・・・あ。あった」ごそごそ

穂乃果「もうっ。買ってきたの、これであってるのー?」

ことり「それは大丈夫だよっ、ちゃんと別の紙にメモっといたから!」

穂乃果「がんばってる海未ちゃんのために、穂乃果たちもがんばろうねっ!」

ことり「うんっ! ・・・・・あれっ? これって」

穂乃果「どうしたの? あっ、じゃがいも皮むいといた方がいいかな?」


  ◆  ◆  ◆


真姫(「牛薄切り肉 100g/サラダ油 大さじ一杯」)~♪

真姫(「軽く炒めてから、中火で3分」・・・譜割りが難しいわね)~♪

真姫(・・・待ってなさい、海未。あなたの期待には必ず応えてみせるわ!)


真姫(「ちゅうびで~♪ さーんぷーーん♪
    み・り・ん♪ しょ・お・ゆっ♪

   ・・・違うわね。もっとこう、メロディで家庭的な暖かみを・・・)~♪


メール欄の「お題」は辞書などを適当にめくって目に付いた単語です

もし他にお題があれば拾えたら拾ってみます
できればラブライブに関係ない普通の単語でお願いします
うまく拾えなかったら、これまでと同様に辞書でやっていきます


→ ことり「あつぅい・・・くらくらしちゃうよぉ・・・」


ことり「でも、もうすこし・・・」ガガガガ…

 カチッ ヒューン…

ことり「できたぁっ!」プツッ

ことり「ふあっ!? あー・・・髪留め切れちゃった」

ことり「さい先わるいなぁ・・・でも無事完成したし、大丈夫だよね」


凸<Prrrr♪

ことり「もしもし絵里ちゃん?
    できたよっ、穂乃果ちゃんへのサプライズプレゼント!」

ことり「うん、凛ちゃんは遅れるって。あっ、絵里ちゃんまだローソンだよね?
    ちょっとお買い物頼んでいいかなっ?」


ことり「――うん、うん・・・
    それから単3電池も買ってきてほしいの」

ことり「クーラーのリモコンが・・・や、だめなの。窓開けると散らばっちゃうから」

ことり「あはは・・・いいとこだったから、つい、がんばっちゃいました」

ことり「うん、うん。じゃあ午後ティーのレモンも。ありがと、またね」ピッ


ことり「・・・ふはぁ・・・・」グデー

ことり「・・・絵里ちゃん来るまで、ちょっと寝てよっかな・・・ふわぁ」

ことり「片づけは・・・あとでで、いっかなぁ・・・」グテー

ことり「・・・この生地、ごわごわしててきもちぃ・・・」ゴロゴロ


ガチャッ

海未「おはようござ・・・ことりっっ!!?」


ことり「あぁ・・・うみちゃぁん・・・?」

海未「ことりっ、そんな格好で・・・どうしたんですかっ!」

ことり「・・・わわっ、うぁ、ああっ!」ガバッ

海未「あのっ、服を!」バサッ

ことり「うんっ着る!ちゃんと着るからっ!!」

海未「・・・・っ」

ことり「・・・あっ、あのね海未ちゃん、このことは、ほのk」


海未「・・・っ」ダキッ

ことり「!?」


海未「大丈夫です・・・私はここにいますよ・・・」ナデナデ

ことり「あっ、あのっうみちゃ」

海未「痛いとこはありませんか? その、キズになったら・・・」ナデナデ

ことり「ひゃあっそんなとこっ・・・だめっ」

海未「あっ・・・・・すみません。私が・・・至らないばっかりに」グスッ

ことり「・・・うーん。あのね、そんなに気にしてないよ?」

海未「ですがッ!!  ・・・すみません。取り乱してしまいました」

ことり「あ、あはは・・・」


海未「なにか、なにか私にできることはありませんか・・・?」グスッ

ことり「・・・あ。でもね、このことはみんなに内緒にしててほしいのっ」

海未「当然ですよっ!!
   天地に誓ってでも口外しません、するわけないでしょうっ!?」

ことり「あー・・・うん、ありがとう・・・」

海未「・・・身体、きれいにしましょうか? ついていきますよ?」

ことり「今日の海未ちゃん、なんだかこわいよ・・・」

海未「っ・・・すみません、ことりの気持ちも考えずにっ」


ガチャッ

絵里「ことりー? お疲れさm」

海未「えっえええぇりぃっ!!?
   ダメですっ、出て行ってくださいッッ!!!」

ことえり「「えぇっ!?」」


バタンッ

海未「はあっ・・・はあっ・・・!」

ことり「・・・あの、海未ちゃんほんとどうしt」

海未「大丈夫ですっ、もうことりを痛めつける人はいませんっ!」

ことり「最初からいないと思うけど・・・」


絵里『ちょっと何なのよ? 私、何かした?』コンコン

海未「ダメですっ!私たちのことは気にしないでくださーい!!」

ことり「えっと・・・とりあえず、もう着替えたから大丈夫だよ。
    絵里ちゃん入れてあげて」ゴソゴソ

海未「っ・・・私だけでは、力不足なのでしょうか・・・」


ガチャッ

絵里「えーっと・・・何か、あったの?」


ことり「ことりにもよく分からないの・・・あのね、そこでうとうとしちゃって」

海未「いいのです、もうしゃべらなくて・・・っ!」

絵里「・・・はあ? まぁとにかく、買ってきたわ。電池と午後ティー。
   それでことりの方はどうなの?
   その、できたのよね?」

海未「なっ・・・なんてことを言うんですか!!」ガタッ

絵里「はあっ!? 今のどこが!?」


海未「あなた・・・ことりはまだデリケートな状態なのにっ・・・
   とにかく警察に電話します。待っててください」ピッ

絵里「警察!? 私、そんなに犯罪的なこと言ってたの?!」

ことり「お願いやめて海未ちゃんっ!なんだかよくわからないけどっ!」

海未「ことり・・・・そうですよね、まだ、
   気持ちを落ち着けないといけませんね・・・」ブツブツ


絵里「・・・ねえ。ほんと何があったのよ」

ことり「疲れてるのかな・・・あ、できたよこれ」

絵里「あらかわいい。さすがことりね」

ことり「ありがとっ。穂乃果ちゃんに似合うよね?」

絵里「そうね。・・・ことりが作ったんだもの、きっと喜ぶわよ」


海未「私は・・・どうすれば・・・・」ブツブツ

海未「とにかく、まずはことりを病院に・・・」

海未「ん? 二人は何を・・・?」


ことり「――りがとう。絵里ちゃ――アコンつけるね」ピッ

絵里「――ゴムも買っておいたわ。これで――かしら?」

ことり「えへへ、ありが――」

絵里「まったく、凛も――というか朝っぱらから凛は――を」

ことり「――どいよねっ、ことりの――ちゃくちゃにしちゃ――」


海未「    」


絵里「でもことりの髪の毛って私も気になるのよ、どうなってるかって」ナデナデ

ことり「やんっ・・・えぇ? そんな、普通だよっ」

絵里「それにさらさらしてるし、凛もさわりたく――」



ガチャッ

凛「おっはようにゃー! あっ、絵里ちゃんもおはよう!
  おわびにガリガリ君買ってきt」

海未「・・・・・」スタスタ

凛「・・・え?海未ちゃん・・・? えっと、なんか怖いんだけど、」


パーン


凛「にゃ゙っ?!」

海未「あなたはッ 最低ですッッ!!
   己の欲望のままに、女性の肉体を滅茶苦茶に・・・恥を知りなさいっ!!」

凛「えっちょっ待って待ってよー!?
  凛なんにもしてな」

海未「散々ことりを強姦しておいてまだ言い逃れするつもりですか!?」ギュー



ことり「いやいやいやいや!? 何の話っ!?」

海未「えっ」


凛「げほっこほっえふぉっこっほごっほ」ゼェゼェ

絵里「・・・・・凛、今日はラーメン付き合ってあげるわね」ナデナデ

  <ウミチャンダメッ! ガリガリクン ジャ シネナイヨォ!
  <ハナシテクダサイーッ!!


絵里「というか、だとしたらヘアゴムって何に使うのよ・・・」


PCでも投下できるように酉を使っておきます
しばらくしたらもう少し投下できるかも


→ 穂乃果「生演奏の迫力ってすごいんだよ!」


ことり「そうだねっ 花陽ちゃんと行ったアイドルのライブもすごかったぁ」

穂乃果「なんだろ・・・音を、全身で感じるの!
    音の海のなかにざぶーんって飲み込まれるみたいなんだ・・・!」

ことり「あはは・・・穂乃果ちゃん、海未ちゃんみたいだねっ」

穂乃果「えーっ? 海未ちゃんはこんなことしないよー」


真姫「穂乃果、どこかコンサートにでも行ってきたの?」

穂乃果「あーっ真姫ちゃーん!
    聞いて聞いて、穂乃果ねっ、さっき雪穂とすごい演奏を――」


真姫「ふぅん。で、誰のイベントだったの?」

ことり「えっ」

穂乃果「ごめん、それは分からなかったの・・・
    時間が来ちゃったから、慌てちゃって」

真姫「というか、あなたテスト期間なのに何してるのよ・・・」

穂乃果「あはは・・・
    ね、ねえ!真姫ちゃんならなんの曲か分かるかな?」

真姫「私、最近の曲はそんなに知らないわよ?」

穂乃果「ううん、なんか楽器とかいっぱいあって古いの!
    おっきなステージで見るやつ!」

真姫「オーケストラ、でいいのかしら・・・
   どっちにせよ、穂乃果の説明じゃ分からないわよ」

ことり「あはは、それは仕方ないよね」

穂乃果「ちぇー。真姫ちゃんに聞けば分かると思ったのになぁ」

真姫「・・・む。穂乃果、もっと詳しく聞かせなさい」


穂乃果「んとねぇ、ふぁん!ふぁん!ふぁらららーらー♪♪ みたいな?」

真姫「その、クラシックとかオーケストラの分類でいいのよね?
   指揮者がいて、」

穂乃果「そんな感じかなぁ。あとね、こうじゃーん!って盛り上がるの!」

真姫(・・・・旋律の感じからして、ベートーヴェン?
   いや、これだけじゃ分からないわね)

穂乃果「そしたら途中で静かになってね」

真姫(・・・ブラームス? いや、リズムはヨハン・シュトラウスに近いわね)

ことり「真姫ちゃん、真剣だね・・・」

穂乃果「ほんとに当たったらすごいよねっ!」

真姫「・・・だいたい絞れてきたわ。他にヒントはない?」

穂乃果「えーと・・・あっ、歌がすごいうまかった!」

真姫「うぇえっ、歌がはいるのっ!?」


穂乃果「あっ・・・入れちゃまずかったかな」

真姫「いや、あんたが入れるわけじゃないでしょう・・・。
   でもまた難しくなってきたわね・・・ちょっとタンマ」

ことり「穂乃果ちゃん・・・」

真姫「穂乃果、ちょっと歌ってみてくれない?
   覚えてるところだけでいいから」

穂乃果「えええっ、そんなの無理だよっ!
    穂乃果、あんなに高い声だせないよ・・・」

真姫(高い声・・・そして管弦楽団・・・・・
   主旋律の繰り返しを多用しながら盛り上げていく手法・・・)


ことり「あ、あのね、真姫ちゃん、実は、」

真姫「分かったわ。ちょっとスマホで聞かせてあげる」

ほのこと「「ええええっ!?」」


  http://www.youtube.com/watch?v=6iMGqZ-IGcU


真姫「リヒャルト・ワーグナーのワルキューレの騎行。どう?」

穂乃果「――すごいっ! こんな曲だった気がするっ!!」

真姫「いや、気がするってあなた聞いてきたんじゃないの・・・」

ことり「真姫ちゃん、探偵さんみたいだねっ」

穂乃果「すごいよ真姫ちゃん・・・!」ぎゅー

真姫「なっ・・・これぐらい、当然でしょっ」///



海未「あれ。真姫、もう来てたんですか?」

真姫「あっ海未、ちょっとこの子が・・・」


穂乃果「ねえ海未ちゃんっ、すごいんだよ真姫ちゃん!」

穂乃果「さっき試験時間中に寝ちゃったって言ったでしょ?」

穂乃果「そのとき見た夢の曲、真姫ちゃんが当ててくれたの!
    私も全然知らなかったのにっ!」

穂乃果「なんとかワグナリアっていうんだって!聞いたことないけど!
    真姫ちゃんすごくない!?」



真姫「・・・穂乃果。頬出して。一発叩かせなさい」

穂乃果「なんで!?」


ところで間違って百合を作ってしまったので別スレにて
えりうみです よかったらどうぞ

→ 絵里「その花の色は海のよう」
 絵里「その花の色は海のよう」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1407652068/)

こっちはなるべく百合成分は薄めでいきます
思いついた時に作るので
思いだした時に見ていただければと

あなただったのか!
ものすごく良かったからそういうの建てるときも鳥つけてほしい
透過おつ


→ 絵里「ハラショー!なにこの可愛い生き物!」


にこ「お願い触れないで」

真姫「・・・」ムスッ

絵里「・・・真姫が描いたの?」

真姫「描いてないっ!!」

にこ「あー・・・そっちのホワイトボードのは、にこです・・・」

絵里「そっちの?でもかわいいじゃない。
   この耳とか、きゅるっとした瞳なんて」

にこ「・・・だって。もう、機嫌なおしなさいよー」

真姫「別に気にしてないわ」プイッ

絵里「・・・うん。大体分かった。私かしこいから」


にこ「はぁ・・・せっかくかわいいのに」ケシケシ

絵里「え、消しちゃうn」

真姫「!」バシッ

にこ「へぇっ!? な、なんなのよあんた」

真姫「・・・やっぱ、なんでもない。消したきゃ消せば?」スタスタ

にこ「・・・ほほーう。
   やっぱ真姫ちゃん、生みの親として惜しくなっちゃったぁ?」にやにや

真姫「そんなんじゃないわ! こう、その・・・消し跡が残ると汚いじゃない。
   あとで自分で消しとくわよっ」

にこ「へぇ~? 真姫ちゃんその言い訳はちょっと苦しくなーい?」

真姫「っ・・・にこちゃんのくせにっ」


にこ「はあ?なんなのよまったく。
   せっかくにこにーパワーでゆるキャラとして売り出して・・・」ブツブツ

絵里「ま、まぁまぁ。それよりこの耳かわいいわね、ウサギさん?」

真姫「違うわよ。熊とかそういうやつよ。
   中国とかってそういう種類も居るんでしょ?」

絵里「え、解説しちゃうの?」

真姫「こう、手すさびっていうの?
   あなたたちも、こう、ペンとか回したりするでしょ?」クルッ

にこ「あんた、ペン回すキャラだったのね」

真姫「知らないわよ、私のキャラとか」クルンッ

絵里「ちょっと待って私回せないんだけどねえちょっと」


真姫「それと一緒よ。
   楽譜の隅っことかに、そのキャラ描いてるとなんか落ち着くの」

絵里「あぁ、それなら分かるわね」ヒュルッ ボテッ

にこ「あんた全く回せてないじゃない」

真姫「そしたら曲と一緒にイメージが膨らんできちゃって。
   ほら、私って知性一辺倒ってだけでなく想像力や感性も豊かじゃない?」

にこ「・・・・」

絵里「・・・・」ヒュッ ボテッ

真姫「なんか言いなさいよ!
   あと絵里は指がへたくそすぎんのよ!!」

絵里「ま、まぁペンとか回しちゃうくらい子供っぽい感性ならね?
   芸術には向いてるのかもね? うん、まぁ私大人だけど」グスッ

にこ「絵里、ハンカチ貸すわよ・・・」


真姫「それでね、いい曲が書けた時って、
   なんだかこの子も笑ってくれてる気がするのよ」

 にこ「へー・・・」

真姫「だからもう、お守り、みたいな?
   この子は甘いものが好きだからお供えがてら買ってきたり」パクパク

にこ「結局あんたが食べてんじゃない・・・」モグモグ

真姫「捨てちゃったらもったいないでしょ?
   あとにこちゃん、モノクロだと分かんないけど目が赤いのよ」

にこ「知らないわよ、そんな設定・・・」モグモグ


真姫「ほら、この子ってぱっと見は白いけど体毛とか黒いじゃない?
   だから目の赤さが際立ってキュートなのよね」

にこ「あのねー、どうせ売り出すならもっとアイドルらしい設定とかないの?
   なんとか星からやってきたとか」モグモグ

真姫「あんた食べ過ぎよ・・・っていうか売り出すとかなんなの?
   この子は私が育てたんだから私のものよっ」

にこ「甘いもん置いとくのが悪いのよ。
   というかあんた、将来ゼッタイ親バカになるわね・・・」パクパク

絵里「・・・ねえ、ちょっと聞いていい?」ボテッ

にこ「まだペン回しで悩んでたのね・・・」

絵里「違うわよ! そっちじゃなくて、そのキャラの話」

真姫「はあ?」


絵里「あのね、それって要はパンダさんなのよね?
   白い肌に黒い髪がかわいくて、
   真っ赤な目がキュートで、
   甘いものが大好きで、」じーっ

にこ「・・・・?」

真姫「・・・・っ!!??」///

 どかっ

絵里「なっ、なんで引っぱたいたのよっ!?」

真姫「知らないわよバカっ!絵里はもう黙ってて!!」///


にこ「えっ なになんなの二人ともいきなり」モグモグ


>>53
ありがとうございます
すみませんが、酉は苦手なので・・・
このスレでは例外的に使ってますけど
何か立てたらこちらでこっそりメモっときます


→ 希「ここに一本のろうそくがあります」


穂乃果「よし、燃やしてみよう!れっつばーにんぐ!」

絵里「穂乃果ー? ここは部室よ?」

穂乃果「だってせっかく燃えるものがあるんだよ?
    なんかもったいないよ!青春はいちどだけなんだよ!?」

絵里「お願いだから外でやって。花火でも墓あばきでもなんでもいいから。
   ただでさえ暑くて喉も乾いてるのに・・・」

希「はーい穂乃果ちゃーん?火遊びする子はわしわしやよー?」

絵里「って、そもそもろうそくがどうしたのよ。
   あとなんで一本だけなのよ・・・」


希「わ、そうやったね。
  えりち、このろうそくいくらしたと思う?」

絵里「・・・うーん、数十円もしないんじゃない?
   だって100均で10本くらいまとめて売ってるもの」

穂乃果「いやいやいや、実は時価数十億とかっ!」

希「えりち正解!」

穂乃果「がくっ」

絵里「ノリいいわよね、この子。知ってたけど」

希「まあまあ、実は本題はここからなんよ。
  これを、たとえば500円で売るとしたら、二人ならどうする?」


穂乃果「500円って書けばいいんじゃないの?」

希「おっ穂乃果ちゃん500円のろうそく買ってくれるん?
  じゃあはい、現ナマちょーだいっ♪」スッ

穂乃果「きょ、きょうは遠慮しとこっかな・・・」

絵里「まぁ、まず買わないわよね。
   うーん、・・・ろうそくが必要な人を探す、とか?」

希「おっ、えりち良い線ついた!
  そうなんよ、500円でも買いたいって人を探すのが第一歩」


穂乃果「それならすごーく寒いとこに行ったらどうかな?
    北極とか!あと南極!それから十勝!!」

希「おおっと穂乃果ちゃんすごい着眼点!5ポイント!」

穂乃果「やったあ!」

絵里「十勝、そこに並ぶのね・・・」

穂乃果「だって十勝はソフトクリームもヨーグルトもおいしいんだもん!」


希「十勝はともかく、寒いところなら需要もおっきい!
  なら、さらにそこで一番ろうそくがほしい人って言ったらー?」

穂乃果「えーっと、うーんと・・・遭難してる人!」

希「ビンゴ! もう正解でいいかなっ!」

絵里「いや、まず遭難者なら助けなさいよ」


希「とにかく! この話の教訓は、
  『ものの価値は時と場合でいくらでも変わる』ってこと!」

絵里「それはそうよね。山の頂上なんて輸送の手間とかで、
   缶ジュース一本だってとんでもなく割高だって聞くもの」

穂乃果「ほへぇ・・・じゃあ、じゃあね?
    穂乃果のうちにたまったプリントも誰かが引き取ってくれるかなっ?」

希「そうやね・・・コピー用紙が切れてる人なら、裏紙に使ってくれるかも?」

穂乃果「やったあ!」

絵里「って、それ宿題とか生徒会の資料じゃないわよね?」

穂乃果「だめかあ!」


希「あはは・・・ところでえりち、喉かわいてたんよね」スッ

絵里「ありがと。気が利くわね」

希「ほー、これも十勝の牛乳使ってたんやね」

穂乃果「あ、飲むヨーグルトだっ! ねぇ絵里ちゃん私にもひとくち!」

絵里「好きなの? じゃあ、お先に」スッ

穂乃果「二人ともありがとー! って、これどこで売ってたの?」

希「あー、それね・・・出しといて悪いけど、飲まんといた方が・・・」

絵里「・・・・えっ」


絵里「ちょっと待って穂乃果それ貸して早くっ」ガタッ


穂乃果「え? あの、絵里ちゃん、どうしたの?」

希「ほら、あれなんよ! 実践編!喉が乾いてる人ならどんな飲み物でも――」


絵里「・・・希?」

絵里「これ、賞味期限が平成2年3月って書いてあるんだけど?」ニッコリ


穂乃果「へ? うぇえええっっ、ほんとだーっ!!化石じゃん!?」

希「・・・あーうちちょっと持病の生徒会が発作で早急に早退しなくちゃならなくて」

絵里「 の ぞ み ? 」ガシッ

希「ヒイッ!?」

穂乃果「平成二年とか私まだ生まれてないよっ!?
    希ちゃんなんてもの持ってきてるのーっ!?」

希「あの、こないだ裏の倉庫を掃除してたらろうそくと一緒に出てきて、
  ネタになるかなーって、つい・・・」


ほのえり「「捨ててきてっ! 今すぐっっ!!」」

希「はいぃっ!!」ビクッ



→ 凛「権力で何かをもみ消すとか憧れるよねー」


真姫「何っひとつ共感できないんだけど」

凛「えーっ? ブラックでアダルトな感じでカッコいいよ!」

真姫「どんなイメージなのよ・・・」

凛「真姫ちゃんなら一回ぐらいもみ消したことだって」

真姫「ないわよ! それこそどんなイメージしてるの!?」

凛「『パパ~飲酒運転がバレちゃったぁ揉み消してえ~?』」

真姫「飲酒も運転もしないわよっ!!
   というかそれブラックでもアダルトでもないでしょ!?」


凛「もー、冗談だってー。・・・はっ!?まさかもっとワルいことを
  って真姫ちゃん目が怖いよ・・・」

真姫「まったく・・・ドラマの見すぎなんじゃないの?
   現実はあんな分かりやすくできてないわ。
   派閥争いなんてのも、うまい人は対立すら感じさせないの」

凛「まあ、ドラマは面白くしてるもんねー」

真姫「誰も気づかないうちにそれとなく場の空気を誘導するのよ。
   空気って、ほら、利害関係と感情の産物でしょ?」

凛「うーん、そうなのかな? 考えたこともなかったよ」

真姫「聞き心地の良い言葉で全員を少しずつ動かして、
   最終的には思い通りに、って感じね」

凛「凛よくわかんないけど、やけに詳しいね・・・」

真姫「パパが酔うといろいろ事細かに聞かされるのよ・・・」


凛「んー、それならμ'sで一番権力ある人って誰かな?」

真姫「部長はにこだけど」

凛「ないよね」

真姫「ないわね」


凛「穂乃果ちゃんは? リーダーだよ?」

真姫「穂乃果ねぇ・・・今日だって来てないでしょ」

凛「今ごろ生徒会室で海未ちゃんにみっちりとっちめられてるだろうね」

真姫「・・・ないわね」

凛「ないよね」

ことり「そうだね」

真姫「穂乃果たち二年生ってなんか権力って感じしないわね。
   そうなると、やっぱり三年生?」

凛「うーん、絵里ちゃん?」

真姫「本気で言ってる?」

凛「・・・今さらだけど、今日の話はオフレコにしようね」

真姫「・・・そうね」


凛「やっぱ希ちゃんなのかなー。
  裏の権力者、って言われても違和感ないっていうか」

真姫「それ、聞かれたらエラい目に合うわよ」

凛「絵里ちゃんも生徒会長だったころは権力っぽかったのになー」

真姫「そんな権力あってもいいことないわよ」

凛「うーん、でも大人っぽいっていうかー、
  ダーティでアダルトな感じが」

真姫「単なるヨゴレ役じゃない、それ」

凛「凛も生徒会長になったら権力者になれるかな?」

真姫「穂乃果。以上」

凛「・・・そうだね」


ことり「えー。穂乃果ちゃんだったらやるときはやるよっ」

真姫「そう?」

ことり「あのねっ、女に生まれるんじゃなくて、女になるのよ、
    って昔どこかの本できいたんだけどね、」

凛「??」

ことり「それとおんなじで、
    仕事や役割が性格を決めることもあるんじゃないかなぁ」

真姫「なるほどねー。
   ことりの可愛い衣装を着てると、気持ちも上向きになるものね」

ことり「てへへっ」


凛「そうかな・・・じゃあ凛も、ってなんでもないなんでもない!」

ことり「そんなこと言わずにぃ、もっと凛ちゃんもかわいくなろうっ?」

凛「っていうか、ことりちゃんいつから居たの?」

ことり「今さらっ!?
    えっと、真姫ちゃんが飲酒運転をもみ消したあたりかな」

真姫「だからもみ消してないってば!
   って、それほとんど最初っからじゃない・・・」

凛「自然すぎて気づかなかったにゃー」

ことり「それはそれでちょっぴり切ないよ・・・
    あっねえねえ、それで凛ちゃんをかわいくすることなんだけどっ」

凛「その話まだ続いてたの?!」


ことり「ことりね、きょうステキな衣装をもってきたの!」ジャーン

真姫「わぁ・・・きわどいわね、ファンシーだけど」

凛「・・・り、凛にはちょっと合わないんじゃないかにゃーって」

ことり「まあまあ着てみてよ。
    “にこちゃん”や“絵里ちゃん”たちが来る前にさっ」

凛「ぐっ・・・卑怯にゃーっ!!」

ことり「って。それは冗談だけど」ペロッ

真姫「そういう、舌を出すとかがあざとくならないのがすごいわよね・・・」


ことり「ねえ凛ちゃん、この服、かわいく作れたかなっ?」

凛「・・・凛が着なくたって、かわいいよきっと」

ことり「あのね、さっき真姫ちゃん言ってくれたこと、うれしかったの。
    私の服で、気持ちも上向きになってくれるって」

真姫「・・・別に、思っただけよっ」

ことり「だから凛ちゃんも、」ぎゅっ

凛「わわっ」///

ことり「凛ちゃんが可愛いって言ってくれた服で、もっと可愛くなってくれたら・・・」

ことり「・・・ことりもうれしいかな、なんてね」もぎゅー

凛「うぅ・・・ほんとに・・・?」


ことり「・・・そうだ! 真姫ちゃんも一緒に着てみようよっ!」

真姫「うぇええっ!? 私の分もあるのっ!?」

ことり「ねっ? 真姫ちゃんと一緒なら、
    凛ちゃんも勇気が出せるんじゃないかな?」

真姫「う・・・ま、まあ、ちょっとならね? うん・・・」


  ◆  ◆  ◆

凛「うぅ・・・へ、へんじゃないよね・・・・?」///

真姫「って、なんでみんな見に来てるのよ・・・っ!」///


花陽「ひゃああっすごいっすごいよ凛ちゃん!!
   露出した肌! 赤らんだ頬っ! たまんないですよーっ!!」カシャカシャカシャッッッ

ことり「真姫ちゃんもすっごくかわいいっ!!
    っていうか背中きれいっ! もっと開けばよかったよっ!」カシャッ カシャッ

真姫「これ以上露出したらもう水着よ!?」モジモジ


にこ「やっだぁ~真姫ちゃんせくすぃー♥
   にこにー悩殺されちゃ・・・痛いイタイ!髪の毛ひっぱんないで!!」

真姫「うるさい! にこちゃんも同じ服着ておんなじ目にあえばいいんだっ!」グイー

にこ「ちょっ服脱げるから脱がさないで真姫ちゃやめっ」じたばた

凛「うぅう・・・写真撮影なんて聞いてないよぉ・・・っ!」///

花陽「ことりちゃん・・・!ここがシャンデリアだったんですねっ!!」カシャカシャシャシャ

ことり「そうだねっファンタズマだよねぇ・・・!!」カシャカシャッ

真姫「シャングリラよっ!」グイーッ

凛「そんなのどうでもいいよ!!」


ことり「はぁーたのしかったあっ♪
    それじゃあもっと改良するから、ふたりとも楽しみにしててねっ!」




凛「μ'sの権力者、はっきりしたね・・・」

真姫「間違いなくあの子ね・・・」


どうもここの真姫ちゃんはポンコツ感がありますね・・・

似た展開ばかり作ってる気がするので
要望リクエストなどありましたら、できるだけやってみます


→ 出刃包丁を構えて黒いヘルメットで顔を隠した革ジャン男「強盗だァッ!!」


ことり「ぴいっ?!」

強盗「動くな! こいつがどうなってもいいのか!?」ガシッ

コンビニ店員「きゃあああああっっ!?」

ことり(ううぅう・・・せっかくの一日だったのにぃ・・・)グスッ

強盗「騒ぐんじゃねえっ!! おいテメェ、レジの金庫開けろや」

コンビニ店員「あ、えと、その」ソロソロ

ことり(・・・ん? そういえば、去年って、穂乃果ちゃんが・・・)

強盗「開けろつってんだろうがぁあっ!!!」ダンッ

コンビニ店員「ひいいいっ 開けます開けますからっ!!」


のぞうみ「「あわわわ・・・」」ガタガタ


ことり(あれ? なんで海未ちゃ・・・・・むむっ)

強盗「さっさとここに金を詰めろ!!
   この女がどうなってもいいのかッ!?」

ことり(――なるほどっ、これが今年の誕生日サプライズだねっ!)ピコーン


希(ど、どうしよ海未ちゃん・・・)ヒソヒソ

海未(とにかく警察に通報を・・・って、携帯が)ヒソヒソ

希(あかん・・・教室なんよ・・・)ヒソヒソ

海未(このままじゃ、ことりが・・・)


強盗「グズグズしてねえで早く金つっこめや!!」

店員「ひぃいいっっ!!?」

ことり「・・・・・」にこにこ


海未(!? な、なんですかあの余裕!?)

希(・・・まさかことりちゃん、何か勘違いしてるんじゃ・・・)

海未(いや、そんな、あり得ないと思いますけど・・・)


ことり(もうだまされないもんっ!
    今年こそは、穂乃果ちゃんをびっくりさせちゃうんだからっ!)

ことり(・・・そろそろ終わらないかなぁ。首いたいよ)

強盗「おいこっち来い!」グイッ

ことり「きゃんっ! って、ああそっか、だから海未ちゃんが」ピコーン

海未(ことりぃいいいっっ!!?)


  ◆  ◆  ◆

 海未『いいですか、ことり。
    後ろから羽交い締めにされたときは、まず相手の腕をつかみます』スッ

 海未『そのスキに相手の足を後ろからクロスするように引っかけて』グイッ

 海未『身体ごと回って一気にこう! ですっ』ズデーン

 海未『ふう・・・分かりましたか?』

 ことり『う、うん・・・ていうかお弟子さん、大丈夫かなぁ・・・』

 弟子『  』

 海未『それより、いつか実地訓練もしないといけませんね。
    ことりはかわいいんですから、いざというときには――

  ◆  ◆  ◆


 \ズデーン/

ことり「やったよー海未ちゃん! えへへっ どう、どうっ!?」ぴょんっ

ことり「――って、あれ? うみちゃーん? のぞみちゃん?」


 ドカッ バキッ
   ドゴッ

元強ャqオ盗ミ黌「    」ちーん

希「海未ちゃん! いま警察呼んだ!すぐ来る・・・あちゃー・・・」

海未「分かりましたっ! この男は私が取りおさえていますっ!」ミシャッ

希(犯人、ツイてなかったんね・・・)


ことり「えっ?  えっ?」


  ◆  ◆  ◆

穂乃果「すっごーい! 『警視庁 南ことり様』だって!
    こんなの初めて見たよっ!」

ことり「あは、あはは・・・ことりはもういいかなぁ・・・」

海未「本当ですよ。今回は私の不始末でしたが、何かあってからでは・・・」ハァ

穂乃果「あっそうだ! 次の絵里ちゃんのサプライズなんにしよっか?
    前のもせっかく希ちゃんと考えてたのに流れちゃっt」


ことうみ「「やりませんっ!!」」

穂乃果「ひぃいっ!? な、なんで二人とも!?」



おひさしぶりです
ことりちゃんの誕生日特別編でした

なかなか時間がとれないのと
別スレ行きのやや長めのを作ってるので、
もうしわけないですがあと少し更新が遅れそうです

お題についてですが
普段は中学生向けの英単語帳を適当にめくって選んでます
あまり専門的な単語だと意味の狭さに引きずられてしまいますので
そのため曲名や歌詞などもお題にはしていません

いただけるなら形式はとりあえずなんでもかまいません
当初は1レス1単語で計2~3レスをまとめる予定でしたが
「△△な○○ちゃんが見たい」や「◇◇×□□の百合」でも大丈夫です
思いついた順に作るので、前後してしまうのはご容赦ください

ただ、長くなりそうなネタだと後回し&別スレ行きになるかもです
それと投下済か投下予定と重なるネタやカプは後回しになりそうです
なるべくしょうもない短編ギャグになるように心がけます

そんな感じですが
今後とも気が向いたらおつきあいください

ことほのうみとか、りんぱなの幼なじみ同士の絡み見てみたい


→ 穂乃果「そういえば“ざぶとん”ってあったよね」


ことり「!?」///

海未「あぁ・・・懐かしいですね。夏になると思い出します」

穂乃果「夏っていうか、お泊まりの日はいつも三人でやってなかった?」

ことり「あ、えっと、別のお話しない?」///

絵里「ざぶとん? って、あの、畳に座るときに敷くあれ?」

穂乃果「うん。でもね、ほんとはもっと別のことを、」

ことり「わぁあああっっ!!絵里ちゃん、そのっ、衣装のアイデアがっ!!」

絵里「え、急に・・・!?」


海未「穂乃果。だめです、内緒なんですから」

ことり「海未ちゃん・・・!」

穂乃果「あ。そうだったね・・・ごめんね、絵里ちゃん」

絵里「何よ、逆に気になるわ」

海未「すみません。三人で内緒にしてようって、決めたので・・・」

絵里「まぁ、いいけどね。・・・でも、小さい頃の友達って、いいわねぇ」

ことり「あ、・・・ごめんね、絵里ちゃん」

絵里「ううん、今さら気にしてないから気にしないで。
   私もマーシャやオリガとね、・・・あ、イリーナに借りたポケモンがまだうちに」

穂乃果「ポケモン・・・!なつかしー!!
    穂乃果とことりちゃんがルビーで、海未ちゃんがサファイア買って、」


絵里「あ、私のは金銀よ。・・・・なんだか私、すごく年寄りに思えてきたんだけど」

ことり「その前にも赤? みどり?っていうのがあったんだよねっ」

海未「少し後にリメイクされてましたよね。月日が経つのは早いものです」

絵里「そうねえ。たしかエリツィン大統領が亡くなった頃に帰国して、」

穂乃果「うぇええっ、絵里ちゃん大統領!?」

絵里「違うわよ! エ・リ・ツィ・ン!」

海未「穂乃果、政経の勉強もがんばりましょうね」にこっ

穂乃果「うぅううっ・・・ことりちゃーん!」がばっ


ことり「あはは、よしよし。そのころ、ことり何してたかなぁ・・・」なでなで

穂乃果「あ、そうだ。ことりちゃんがセカチュー借りてきて、なのにうみちゃ」

海未「も、もうその話はいいでしょう!?」///

ことり「ねえねえっ、今度みんなでリベンジしてみる?」

絵里「いいわね、私も混ぜてもらおうかしら。海未、空けときなさいよ?」にやにや

海未「ふ、ふたりとも・・・!
   でも。考えてみれば、もう時効なんですよね。ずいぶん昔のことですし」

ことほの「「?」」


海未「いえ、さっきの。“ざぶとん”ごっこですよ。
   ほら、寝る前に裸になって、ふとももにまたがって胸をなすりつけあって、」

穂乃果「ああ、あのなんかふあってしてきもちいやつ!
    ねえっ海未ちゃん今度またやろ? ことりちゃんも!」

海未「はい。あれをすると、なんだかこう、
   三人が身体ごと繋がった気がしてほんわかするんですよね・・・!」



絵里「・・・ごめんなさい、ことり」///

ことり「ふたりのばかぁーーっ!!」///

ほのうみ「「?」」

>>98
パッと思いついてしまったので
サッと作ってしまいました
りんぱなはまた別の形で近いうちに


→ 絵里「いいでしょう?  インテリアには、こういう絵も。」


海未「そうですね。落ち着いた色合いで心が静まるようです」

絵里「でしょう? なかなかの掘り出し物だと思ったのよ。」

海未「青白い家並みがカーテンのように波打って描かれていて、幻想的ですね」

絵里「そうね。心の移ろいを表しているんだと思うわ。
   海未もいい目をしてるわね・・・追い抜かれちゃいそうね。」クスッ

海未「そんなことないですよ。
   絵里のように流行の最先端を追う姿にもあこがれます」



真姫(ツッコむな私ツッコむな私)


絵里「あら? 真姫はネオレアリスモの画風、苦手だったかしら?」

真姫「そ、そうかもね・・・私、そういうのには疎いのよ、うん」

絵里「意外ねぇ。まぁ、真姫はまだ、若いものね。」

真姫(はぁあああっ!??あなた3歳も違わないでしょー?!)グッ

海未「そういえば、以前この部屋に飾ってた作品は・・・?」

真姫「そうよっ、あのクリスチャン・ラッセン!」


絵里「あら、真姫はラッセンの方が好みだったのかしら?」

真姫(ぜんっぜん違うわよ! というか今時ラッセンって!!)

絵里「・・・ラッセンは、私の心から旅立ってしまったのよ。」

海未「そういうものなんですね・・・」

絵里「・・・幼年期の終わり、といったところかしらね。」フフッ

真姫(あぁああああっっっイラつくぅうううう)キューッ


海未「真姫、大丈夫ですか?」

真姫「いや、その・・・ふぅ。うん、なんでもないわなんでも」

絵里「真姫・・・・・でも、安心して。
   時が来れば、いつかまたあのイルカたちが心焦がしてくれるわ」

真姫(なにその言い方・・・
   大学生がバンプにハマり直すみたいな話じゃない・・・)

海未「・・・分かる気がします」シミジミ

真姫(分からないわよっ!!)


絵里「見て、フレームの上辺の、牙のような黒い線。
   これは青春期の懊悩、名状しがたい不安を表してると思うの。」

海未「そうですね・・・なんでしょう、心がざわつく気がしますね」

真姫「(別の意味でざわつくわよ・・・)
   って、そんなことより、穂乃果はまだ来ないの?」

海未「はい・・・2時に絵里の家、と伝えたのですが・・・」


 ドタドタドタッ

海未「あぁ・・・噂をすれば・・・」


  ガチャ

穂乃果「っしゃあ! 13時59分、待ち合わせギリギリセーフっ!」シャキーン

真姫「穂乃果はブレないわね・・・」


海未「人様の家で騒がないでくださいっ!」

穂乃果「ふぇえええっ!? ご、ごめんなさぁい!!」


海未「まったく、穂乃果はいつになったら・・・」

絵里「もう、海未も落ち着きがないわよ」

海未「はっ!? す、すみません・・・」

絵里「二人とも・・・そんな時こそ、こういう心象風景に心を鎮めるべきだわ。」

真姫(あー、また始まった)カミクルクル


海未「そうですね。・・・穂乃果、こちらの絵画について語らっていたのですが」

穂乃果「ふぅん?」

真姫「まぁ二人の言うことは気にしないで・・・・って、あっ」

穂乃果「そうだねぇ、水の色がきれいだよねぇ」

真姫(そうだ、穂乃果こないだ私の家でママからっ!)

真姫「ね、ねえみんな話題変えましょ? そうそう新曲についてなんだけど、」アセアセ


穂乃果「でも絵里ちゃん、なんで逆さまに飾ってるの?」きょとん


えりうみ「「・・・!?」」



真姫(Oh...)


穂乃果「その絵って、たしか川の水面に映った家を描いてるんだよね?」

穂乃果「水面がゆれて少しゆがんだ家が変わってて面白いんだって」

穂乃果「こないだ真姫ちゃん家に言ったらね、お母さんに教えてもらったの」

穂乃果「真姫ちゃんも幼稚園のころ、逆さまだと思ってたんだって!」

穂乃果「ほら、このとんがった影がぺんぺん草でー」

真姫(やっぱり外しておけばよかった・・・)


絵里「で、でたらめ言わないでっ!
   そんな根拠もない誹謗中傷、ネットで調べればすぐ、・・・に、」スマホ ポチポチ

海未「・・・・逆さま、でしたね。これ・・・」

絵里「・・・っ!!!」///


絵里「・・・・海未、忘れなさい。お願いだから忘れて。わすれてよぉ・・・!」グスッ

海未「ま、まあまあっ! その、見る人の解釈というのはさまざまでっ、」

絵里「ぐす、エリチカもうおうちかえるぅ・・・!」ダッ

海未「待ってください! というかあなたのおうちはここですからーっ!」ダッ



穂乃果「あっ、そっか! あえて逆さに飾るっていうセンスなんだねっ!
    さっすが絵里ちゃん!」

真姫「お願い。もう許してあげて」




→ 希「カードがうちにそう告げるんや」ピンポーン


希「9円! PASMOのチャージ残高 なんとたったの 9円!」ピンポーン

希「ICカードがそう告げるん!うちに!」ピンポーン

希「・・・」ピンポーン




絵里「いいから早くチャージしてきなさいよ。待ってるから」


希「うん・・・」シュン

ピンポーン


おひさしぶりです
長らく離れてしまっていてすみません
いくつか別スレを立ててました よかったらご笑覧ください


→ 海未「文化祭は軽食屋なんてどうでしょうか?」 ※ほのキチほのうみ小ネタ集

→ 穂乃果「もしかして・・・ずっと見てたの?」 ※ほのえりデート(嘘) ことり、海未

→ 穂乃果「絵里ちゃん誕生日パーティー37分前のできごと」 ※ほのえり(本当)
 穂乃果「絵里ちゃん誕生日パーティー37分前のできごと」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1414755629/)

→ 海未「なるほど。これが“朝ちゅん”ですか」 ※ことうみ
 海未「なるほど。これが“朝ちゅん”ですか」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1414886964/)


えりうみアサガオやほのえりドーナツぐらいの長さであと2本は作りたいです
そしたらまたこのスレをメインに戻そうかなと思います

生存報告がてら別スレ報告だけ失礼します
どれもラブライブ板がきっかけで作ったものです
気分転換の小ネタばかりが進んで面目ない


→ 絵里「おうちに帰ったらことりが巣を作っちゃっててね」  ※ことえり
 絵里「おうちに帰ったらことりが巣を作っちゃっててね」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1417409785/)

→ 海未「夜の果てへと旅立ったあなたへ」  ※ほのゆき、海未、ことり
 海未「夜の果てへと旅立ったあなたへ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1417410856/)

→ 穂乃果「星をみつけた夜のこと」  ※ほのえり
 穂乃果「星をみつけた夜のこと」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1417411951/)


ことえり、ほのえりはコンマ秒数でキャラを決めてそれぞれ40~50分ほどで作りました
即興60分勝負は場所があればまたやりたいものです
このスレでも時間決めたら1人か2人はいらっしゃいますかね?
ともあれ、先のことは作ってるスレが済んでから考えます

ところで3分の2ぐらい進めた凛ちゃん誕生日ネタ、
どこに供養すべきか悩み中でした
さすがにお蔵入りかなぁ・・・


→ 花陽「ゴエ゙ デナグ ナ゙ッジャッダノォ゙ォ゙ォォ!!」ゴホッ


にこ「うっわ、ひどいガラガラ声・・・」

凛「昨日に比べて熱は引いたんだけどね。練習は無理かな・・・」

にこ「ったく、体調管理ぐらいしっかりしなさいよね。のど飴いる?」

花陽「! ・・・・」スッ

にこ「えっ? あー、スマホ使って筆談してるのね――」


<ごめんなさい にこちゃん ありがとう

にこ「って、スマホが喋った!?」


凛「文字を入力すると音声が出るんだよ!
  絵里ちゃんがそういうアプリを教えてくれたのにゃ!」

花陽「・・・♪」にこにこ

にこ「へー・・・なんかボカロみたいね。ちょっとなんか喋ってみなさいよ」

凛「なんか、って無茶ぶりじゃないかにゃー・・・」

花陽「・・・!」コクッ


< にっ、こにっ。こにー。↓

にこ「イントネーション違くない?! 最後ポニーになってるでしょ!?」

凛「ぷはっ、あははっ! にっ、こにっ、こにー?↓」

にこ「ちがうんだってばぁあああああ」


花陽「っ!・・・ゴホッ ケホッゴホッ」

凛「わわ、かよちん大丈夫っ?! もー、にこちゃんが笑わすからぁ」なでなで

にこ「私、何もしてないんだけど」

花陽「・・・!」ポチポチ


<だいじょうぶ にこちん

にこ「あんったねえええ!! にこが吸ってるみたいじゃない!?」

花陽「!? ・・・っ!」フルフル

<ごめんなさい ごめんなさい

にこ「いや、そこまで本気で怒ってないけど・・・」

<ごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい ごめんなサッごめゴゴメッゴメnサササss

にこりん「「怖っ!?」」ビクッ


花陽「・・・」シュン

にこ「ま、再起動で直ったんだからいいじゃない」

凛「かよちんの、最近重いんだよねー」

花陽「・・・」じとーっ

凛「え、凛なにか変なこと言った!?」

にこ「よっぽど気にしてんのね・・・凛も反省しなさいよ、あんたいっつも一言」

凛「かよちん凛のスマホ使う?」スッ

花陽「!」

にこ「そうね、にこも同じアプリ入れとくわ」ポチポチ


<しつれいな はなよう ちゃんとやせました

花陽「・・・っ///」

凛「その話は終わったにゃ・・・」

にこ「手入力だと遅れるのね・・・」


<こいずみ、はなよう

花陽「・・・」シュン

にこ「自分の名前を言えないのはつらいわね」

<たかさか、ほのか

凛「惜しいにゃ」

花陽「・・・っ」グヌヌ

<ほしぞら、りん やざわ、にこ

花陽「・・・♪」パアッ

凛「凛たちは言えるんだね!」


<にしもくの しんひめ

りんにこ「「だれ!?」」


ガチャ

真姫「あ、花陽まだいたの?今日は早引きした方が、」


凛「しんひめちゃんだにゃー」
にこ「遅いわよ、ニシモクノさん」

真姫「何その呼び方?! 意味わかんないっ!」

花陽「・・・っ!」クスクス

真姫「・・・例のアプリね。地味にショックなんだけど」

<ごめんね まき↑ちゃん

凛「今度は言えたにゃー!」

にこ「ほぉら、ちゃんとやればできるじゃない!」

真姫「え、でも今なんか音程が・・・・ちょっと貸しなさいっ」


つ『ごめんね。薪ちゃん』


真姫「・・・・・・」

にこ「ぶはっ、ぷっふふふっ・・・!!」


< にっ、こにっ。こにー。↓

真姫「ぶふっ、笑わせないでよ・・・!」

にこ「またぁ? 花陽もいい加減にして!」

花陽「!? ・・・!・・・!」フルフル

凛「へー すごいにゃー」<コニー↓

にこ「おまえかぁああああああ」グイーッ

凛「にゃっ!? げほっごほっ、は、離すにゃー!?」

真姫「懲りないのね、あなたたち・・・」

<たきぎちゃん

真姫「!?」

にこ「あんたって芸名多くない?」<たきぎちゃん

真姫「それ、やめなさいよっ!!」

凛「今年はやりのゴーストライターかにゃ?」<しんひめちゃん

真姫「一緒にしないでっ!」


<まきちゃん

真姫「やっと普通に言えたのね・・・あー疲れる」

にこ「へー、あんたどう設定したの?」

凛「え、凛じゃないよ? むしろこっちが知りたいにゃ」

にこ「じゃあ花陽ね。まさかまた別の漢字で変換したとか?」

凛「そうだね、槙原のマキならいけたにゃ」<まきちゃん

真姫「何度も呼ばないで!」

<まきちゃん

真姫「ああもう、花陽もしつこい!」


花陽「・・・? っ??」フルフル


つ『花陽、まだなにも入力してないよ?』

にこ「え?じゃあさっきの“まきちゃん”って、誰が、」





凛「・・・・えっ」


別スレ報告です


→ 海未「離陸する夜/鎖をぬけて」 ※ほのうみ
 海未「離陸する夜/鎖をぬけて」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1417631329/)

→ 真姫「事後調査報告書: 猫と傷口と体液について」 ※りんまき
 真姫「事後調査報告書: 猫と傷口と体液について」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1417809888/)


せめて年内にはいくつか上梓したいものです・・・

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年12月07日 (日) 00:30:27   ID: 5_-fd0PJ

えっ?どういうこと?俺バカだからわかんないんだけどめっちゃ気になる!

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