心「わ、美味しそうなケーキ☆

Ｐ「心のために手作りしたからね」

心「でも、ロウソクはそんなにいらねーだろ♪　おい☆」

Ｐ「いるよ」

心「えっ？」

Ｐ「ひとつひとつ心が頑張ってきた証だから。ちゃんと立てるよ」

心「あ……」

Ｐ「ほら、消しちゃおう」

心「……はふーっ♪」

Ｐ「来年はもう一本増えるから、もっと頑張らないとな」

心「えへへ……♪」

心「ありゃ、ちょっと大きく切りすぎちった☆」

Ｐ「じゃあそれは俺がもらおうかな」

心「はいはーい！　えへへ☆」

Ｐ「心？」

心「はい、あーん♪」

Ｐ「あーん。もぐもぐ……ははは、心ってば」

心「あー☆　今子供かこいつって思っただろー☆」

Ｐ「思わないよ」

心「えっ？」

Ｐ「俺の中の心は、いつでも大人だよ」

心「あ……」

Ｐ「それに子供だろうと大人だろうと、心が可愛いことに変わりはないよ」

心「……あう」

Ｐ「ほら心も。あーん」

心「あーん……もっきゅもっきゅ……」

Ｐ「ごめんな。味付け失敗したから苦いだろ？」

心「んーん。すっごく甘くておいしーよ……♪」

心「ありゃ、ちょっと大きく切りすぎちった☆」

Ｐ「じゃあそれは俺がもらおうかな」

心「はいはーい！　えへへ☆」

Ｐ「心？」

心「はい、あーん♪」

Ｐ「あーん。もぐもぐ……ははは、心ってば」

心「あー☆　今子供かこいつって思っただろー☆」

Ｐ「思わないよ」

心「えっ？」

Ｐ「俺の中の心は、いつでも大人だよ」

心「あ……」

Ｐ「それに子供だろうと大人だろうと、心が可愛いことに変わりはないよ」

心「……あう」

Ｐ「ほら心も。あーん」

心「あーん……もっきゅもっきゅ……」

Ｐ「ごめんな。味付け失敗したから苦いだろ？」

心「んーん。すっごく甘くておいしーよ……♪」

心「ふー、ケーキ全部食べちゃった☆」

Ｐ「心が食いしん坊で良かったよ」

心「ぶー。だってチョコ美味しかったんだもん」

Ｐ「それは嬉しいよ。まあ結構苦かったけどな」

心「ふーん。どうせ、はぁとも苦い苦ーい女だもん」

Ｐ「そんなことないよ」

心「えっ？」

Ｐ「心は俺にとって、じゅうぶん甘くて可愛い女の子だよ」

心「あ……」

Ｐ「だから元気出して。な？」

心「えへ……うん♪」

Ｐ「次はケーキ、もっと甘く作るから」

心「やん♪　これ以上甘くなったら、はぁと虫歯になっちゃう……☆」

Ｐ「そういえば今日で心はいくつなんだっけ？」

心「あー☆　女の子に歳の事聞くー？」

Ｐ「いやでも、面接のとき教えてくれなかったから」

心「ぶーぶー☆　どうせ心は可愛くない年齢ですよーだ☆」

Ｐ「それは違うよ」

心「えっ？」

Ｐ「いくつになっても、心は俺の大切な心のままだよ」

心「あ……」

Ｐ「心のこと、もっと知りたいんだ」

心「えっと……今日で２７に……えへ☆」

Ｐ「へえ」

心「……がっかりした？」

Ｐ「ううん。もっと好きになった」

心「もー、調子がいいぞ☆」

心「ん……ふぁ」

Ｐ「そろそろいい時間だな」

心「はぁと眠くなってきちゃった……」

Ｐ「ほら、俺も帰るから。ベッドまで行けるか？」

心「えーいっ☆」

Ｐ「こら、誰が膝枕するといったんだ」

心「あー、ゴツゴツして寝にくいー♪」

Ｐ「甘えん坊だな、心は」

心「……やっぱ重い？」

Ｐ「逆だよ」

心「えっ？」

Ｐ「心の全部を受け止めても、軽すぎるくらいだよ」

心「あ……」

Ｐ「ほらもう少し右にずれて。これで少しはマシだろ」

心「うん……うん……♪」

心「……」

Ｐ「……」

心「……ねー」

Ｐ「……ん？」

心「心って、イタい？」

Ｐ「とんでもないよ」

心「……」

Ｐ「むしろ、世界一可愛いくらいだよ」

心「……」

Ｐ「だからそのままでいいと思うよ」

心「えへへ……わかった☆」

───。


心「うーん……うぇへへ……☆」

心「むにゃ……にゅふふ☆　すうぃーてぃー……☆」

心「……」

心「……んぁっ？」

心「ふぁ……なんだ、朝か」

心「…………って夢かよ☆」

Ｐ「楽しそうな夢見てたと思ったら、今度は突然一人芝居か？」

心「あっ……プロデューサー？」

Ｐ「ほら、よだれついてるぞ」

心「おっとっと☆」

Ｐ「せっかく起こしに来たのに、あんまり素の寝顔が堪能できなかったな」

心「もう、趣味が悪いぞ♪　ちょっと表出ろ☆」

Ｐ「まあ、心のヒミツを垣間見れてよかったぞ」

心「やぁん、アイドルらしくなかった？」

Ｐ「ドキドキはできたけど」

心「はぁとのはぁともドキドキしちゃう☆　笑えよ☆」

Ｐ「笑わないよ」

心「えっ？」

Ｐ「いつも頑張ってる心を、笑うなんてことないよ」

心「あ……」

Ｐ「今日も頑張ろうな」

心「……うんっ♪」