男「あの事は絶対に言いません。」先輩「え!?」(12)

男「俺はずっと先輩の彼氏です。」

先輩「なんで…あのとき言ってくれるって…」

男「そんなこと言ってませんよ。」

先輩「(ずっと彼女のまま…なのか…)」

男「(言えるわけ…無いじゃないですか…先輩がバイトしているなんて…)」

男「(もし軽率に言ったら先輩が退学ですよ…)」

~3ヶ月前~

男「俺ざるそば食うわ。友たちはどうする?」

友「天ぷらそばかなぁ?」

友2「俺は鰻重!」

男「うわっ、友2朝からがっつり行くな」

友2「朝っていっても10時だけどな。」

男「俺、これが朝飯なんだが…」

店員「ご注文はお決まりでしょ…う…か!?」

男「?」

男「あ、先輩だ。」

友「誰?」

男「あ、いや、何でもない。他人の空にってやつさ。」

男「店員さん。ざるそばと天ぷらそばと鰻重一つずつお願いします。」

先輩「あ、か、かしこまりゅました!!」

友「(かわいい…)」

男「かんだ。」

先輩「///少々お待ちください。」

~3ヶ月前、二日後~

先輩「この通り、誰にも言わないで!」

男「別に良いですよ。みんなやってる事だし。」

先輩「男君も?」

男「俺生徒会副委員長っすよ。規則破れるわけ無いじゃないですか。」

先輩「はうっ」キュン

男「どこにキュンと来る要素が?」

先輩「わわわ私と付き合え!!」

男「唐突だな」

~現在~

先輩「(あのあと付き合って2ヶ月、言ってくれたじゃない…)」

~1か月前~

男「俺、誕生日来たら先輩の家に行って良いですか?」

先輩「!?なんで!?」

男「俺が高校卒業したら結婚をさせてくださいって。」

先輩「///」

男「俺たちの付き合いも小学生の頃からじゃないですか。きっとお父さん達も認めてくれますよ!」

先輩「…約束…?」

男「うん!約束!」

先輩「ゆーびきーりげんまん!…」

~現在~

先輩「何か嫌なこと…したのかな…」

男「嫌なことは今、先輩があの事を言えって言った事です。」

男「最悪学校これなくなってしまいますよ。」

先輩「(妊娠…とかかな…)大丈夫。私、耐えるから…」

男「俺が耐えれません。俺の責任で…」

先輩「そんなこと…私を信用してないの?」

男「ごめん、いくら先輩の望みでもそこまでできません。」

男「(なんで…)俺は好きな人が苦しむのを見たくない。」

先輩「今のあなたの言葉で苦しんでいます…」

男「なんでそんなに…」

先輩「男君と一緒に生きていきたいの…」

男「僕も…です。」

男「先輩がそこまで言うなら、届け出を書いてください…」

先輩「ふぇ!もうダメかと思ってた…」

男「早く書きましょう」

先輩「うん!」

男「やっぱり学校やめないで!」

先輩「えぇ…どうすればいいの…」

おわれ

酒の勢いで書いたが続かん、見てくれた人、とんだ茶番でもうしわけない。

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