魔法少年のび太☆マギカ(34)

すすきヶ原にqbが来たようです。
そして、のび太達はホイホイ契約してしまったようです。

それは、ある朝の事だった。
突然白くて兎みたいで耳から手が生えたような生物がぼくの目の前にいた。
qb「僕はqb!僕と契約して魔法少年になってよ!」
のび太「はあっ?」
qb「僕と契約して魔法少年になってよ!」
のび太「契約って、何を契約すればいいのさ?」
qb「君の願い事を僕がひとつ叶えるのさ!let's契約!」
のび太「ううん……。」
今ドラえもんはどら焼きを求めて世界旅行に行っている。頼りになるドラえもんがいない。だけど今、ひとつ願い事を叶えてくれる。
のび太「じゃあ、強い……力をください……。ジャイアンやスネ夫に勝てるような……。」
qb「それが君の願いだね?」
のび太「うん!」
qbは耳から生えた手らしき物体で僕の胸から卵らしき物体を取り出した。
魔法少年になったらしずかちゃんにきっと「素敵よ!のび太さん!」って言われるだろう……。

その卵らしき物体は黄色の宝石みたいでテストのチェックマークのような模様があった。
qb「契約は成立したよ!」
のび太「魔法少年になったら何をするの?」
qb「魔女退治さ!」
のび太「マゾ退治?」
qb「魔女だってば!人に口づけして自殺させたり人をたべちゃうんだ。」
のび太「ジャイアンの肉でも喰ってろ。」
qb「変な物や変な生き物がいたらそれ、魔女だから!僕は他に魔法少女の素質がある人を探しにいってくる!」
qbはどっか行った。
今日は日曜日だ。空き地に遊びに行くとするか。

空き地にて
のび太「みんな~~!僕、魔法少年になったんだよ!」
しずか「あら?のび太さんも?」
のび太「も?って?」
スネ夫「今、ここにいる皆はqbって奴に契約して魔法少女・魔法少年になったんだよ。のび太も魔法少年になったのか?」
ここには僕としずかちゃんとスネ夫とジャイアンと出来杉、それから安雄とはる夫がいた。
しずか「私はたくさんの人を助けたいってお願いしたの!」
スネ夫「僕は背を伸ばしてって!」
スネ夫の髪はいつもの10倍の大きさだった。
ジャイアン「俺はいっぱい弱いクズを殴らせろだ。」
出来杉「僕は100点をとらせてだよ。」
安雄「俺はもっと出番くれだ。」
確かに安雄とはる夫は出番は少ない。
はる夫「僕はハナクソボールを世に広めたいだよ♪」
はる夫の趣味はハナクソボール作りだ。

面白くない

せめて一行かいたら一行あけろ

スネ夫「はる夫、くっだらねぇーなあ。で、のび太は?」

のび太「強い力が欲しいだけど?」

ジャイ・スネ「のび太には無理×2。アキラメロン☆」

のび太「スネ夫の願い事もくっだらねえーよ!」

しずか「そうよ!そうよ!アンタの髪がボリュームアップしただけよ!」

スネ夫「ママー!!!」

スネ夫は泣いた。

安雄「おい!見ろよ!神成ジジイが屋根の上に登ってる!」

のび太「あっ!ホントだ!神成親父!何してるんだ!!」

神成は虚ろな目で何も答えず屋根の上に立った。

のび太「そういえば、魔女は人に口づけして自殺させるってqbが言ってたよ!」

スネ夫「僕が変身してジジイを助ける!!」

スネ夫は青いソウルジェムで変身する際一旦全裸になった!

しずか「ガリガリでキモい。」

しずかがキモいと言ってる間にスネ夫は魔法少年になった。50cmのシークレットブーツを履き、変化したソウルジェムはリボンと一緒にコメカミにつき巫女服の魔法少年になった。

しずか「135cmの身体に50cmのシークレットブーツか?ダサいし、キモッ!」

その時、神成は飛び降りた。

スネ夫「それっ!!」

魔法少年になったスネ夫は自分の髪を伸ばしその髪で神成をキャッチした。

スネ夫「ふう~~。」

神成は気絶した様で首元にバラマークの口づけが付いていた。

大人になったら魔女じゃなくて何になるんだよ

安雄「これ……。魔女の口づけじゃね?」

はる夫「もしかしたら、近くに魔女がいるんじゃね?」

はる夫の言葉に反応するかの様に空き地の土管に謎の結界が現れた。

のび太「なんだあれ?僕のソウルジェムが光って反応してる!」

しずか「きっとこの中に魔女がいるのよ……。私達も魔法少女になりましょ!」

のび・しず・ジャイ・出来・安・はるの6人が魔法少女に変身した。

のび太のソウルジェムは変形して胸元に付き、しずかは首元に、ジャイアンは左耳に、出来杉は右手首に、安雄は帽子に、はる夫はヘソに付いた。

全員「いっくぞ~~~!!!」

ほぼ女装だらけの変態6人+1人は結界の中に入った。

ちょうど、のび太達の先生がそれを見たが、魔法少女の素質がない先生は結界も口づけも見えない。もちろん魔女も見えない。そもそも全員が変身した時点で気絶した。

玉子「あらっ、のび太の先生とジジイが倒れてる。同人誌買いに行こうかしら♪」

玉子はその辺に倒れた2人をそのままにした。

in結界
のび太「変な世界だなあ。」

何かしら?あの下半身がちょうちょで顔が綿みたいでお髭が生えてるのは?それにハサミをもってる。しかもたくさん……。」

安雄「あれが魔女か?」

出来杉「違うよ、多分あれが魔女の手下だよ。」

スネ夫「わわっ!こっちに向かってきたよ!後、目玉がいっぱいで蝶の羽が付いたアイスクリームみたいな奴も来た!!」

ジャイアン「アイツらをボコボコにして魔女もボコボコにしてやろうぜ!!皆、武器を出せ!!」

全員武器を魔法で取り出した。

のび太は拳銃とあやとり、しずかは箒、スネ夫は自分の髪、ジャイアンは金属バット、出来杉はレイピア、安雄はグレネードランチャー、はる夫は斧が武器だった。

ジャイアン「蹴散らせ~~~!!」

全員は手下に向かって走り出した。

11の「何かしら?あの~のセリフはしずかです。

ジャイアン「 オラオラオラオラ!」

スネ夫「それっ!それっ!それっ!それっ!」

はる夫「邪魔だ!邪魔だ!邪魔だ!邪魔だ!」

安雄「i am グレネード安雄のお通りだ!!」

出来杉「僕に跪け!!」

しずか「ゴミは叩き潰してやる!!」

のび太「しずかちゃんに近づいても近づかなくても消す!!」

7人の猛攻で手下が蹴散らされていく。そして、魔女がいる部屋に着いた。

のび太「イメージと違うなあ~怖い女の人かと思ってたら……キモい奴だ……。」

その魔女は身体がイモムシの様で足が沢山あり蝶の羽根が付いていて貞子の様なでれんとした緑の髪(?)をした魔女だった。

しずか「早くあの魔女を倒しましょ!!!」

のび太が巨大あやとりで魔女を締め付ける。

そして、身動きの取れない魔女をのび太達は武器で殴り付ける。

スネ夫「いっけー!スネチャマヘアースラッシュ!!!」

巨大化したスネ夫の武器=髪が魔女を切りつける。

スネ夫「やったか!?」

安雄「魔女生存フラグを立てんな。」

魔女生存フラグのお陰で魔女を締め付けていたあやとりが切れただけだった。

しず・スネ「!?」

動けるようになった魔女はしずかとスネ夫を触手で締め付けた。

しずか「いやーん!」

スネ夫「ママーッ!」

魔女の触手はどんどん2人を締め付ける。

出来杉「たあああああああああああっ!」

出来杉はレイピアで2人を締め付ける触手を切り裂いた。

しず・スネ「ありがとう!出来杉!」

のび太はむくれながら再びあやとりで魔女を締め付ける。

安雄「とどめ!ハイパーグレネードランチャー!!」

安雄の巨大なグレネードランチャーによって魔女は粉砕され、結界は消え空き地に戻る。

魔女はソウルジェムに少し似た物質になった。

安雄「これ、俺がもらうよ。」

安雄はそれを拾い上げた。

するとジャイアンがそれを奪い安雄の帽子を殴った。

ジャイアン「お前の物は俺の物、俺の物は俺の物、拾った物も俺の物。」

その時、安雄の帽子に付いているソウルジェムが殴られたせいで割れ、変身が解けて安雄は動かなくなった。

全員「!?」

qb「酷いねジャイアン。友達を殺しちゃうなんて。」

qbは突然現れた。

ジャイアン「俺が……安雄を殺したのか?」

qb「そうだよ、君が安雄の魂を壊したんだよ。」

ジャイアン「先に言えよ!」

qb「先に聞かなかったのが悪いんだよ。」

ジャイアン「ふざけんなよ!!」

ジャイアンは武器の金属バットでqbを殴り付けた。

ドカッ!ドカッ!グシャアッ!グチャアッ!

ジャイアン「はあ……はあ……。」

qb「僕の代わりは沢山あるけど無駄に減らさないでよ。」

ジャイアンが殴り付けたはずのqbが傷一つ無い身体で殴られたqbを食べていた。

qb「いい事教えてあげるよ。魔女から出たのはグリーフシードって言うんだ。君達が魔法を使うとソウルジェムが濁るんだ。濁ったら魔法が使えなくなる。そこで!このグリーフシードを使えばその濁りを移せるんだ。だけどグリーフシードが濁りきるとそのグリーフシードの魔女が生まれてしまうんだ。そろそろ生まれそうだと思ったら、僕に渡してね。」

ジャイアン「………。」

qb「とりあえず、またね。」

qbは立ち去った。

出来杉「よーするに、たけし君が壊したのは安雄の魂か。」

既に変身を解いた僕達は僕の家で出来杉は真顔で行った。安雄の死体は空き地に倒れたままだ。ピーポーピーポーと救急車の音が聞こえた。

ジャイアン「………。」

はる夫「………なあ、のび太。」

のび太「何?」

はる夫「タイムふろしきあるか?」

のび太「確かここに………。」

押入れの中を探る。だけどスペアポケットが無かった。ドラえもんが旅行に行くときに持っていってしまった。
のび太「ない……。ポケットが…………。」
のび以外「えっ!?」

のび太「ドラえもんが持ってっちゃった見たいで……。」

スネ夫「タイムマシーンでドラミを呼んだら?」

のび太「修理中………。」

スネ夫「肝心な時に頼りにならないなあ。」

のび太「ごめん………。」

しずか「…………あっ!明日テストがあるわ!」

しず以外「えええええええええええっ!?」

のび太いがい全員慌てて帰った。

のび太「これじゃあ、テストに集中出来ないよ…………。」

次の朝 のび太家

僕はテレビを見ながら朝ごはんを食べていた。

ニュースキャスター(以下nc)「昨日未明、すすきヶ原の空き地で小学生の田中 安雄さんが亡くなっておりました。」

のび太「!?」

nc「発見したのは死亡した安雄さんの担任と空き地の隣に住む神成さんでした。安雄さんはここで衰弱死した模様です。」

テレビを消して僕は学校に急いだ。

続きまだですか

学校

先生「今日は、算数のテストがありますがテレビのニュースでやっていた様に安雄君がお亡くなりました。今日お通夜があります。それから今日は、はる夫君が欠席です。」

はる夫が欠席?まあ、無理もない……。はる夫は安雄の一番の親友だったから。


テスト終了後のテスト返し

先生「出来杉君、100点!」

出来杉「わーい。」

先生「のび君(察し下さい)点!」

のび太「チッ……。」

先生「明日は国語のテストがあるのでそこでちゃんと点を取ってください。」

葬式会場

会場の真ん中に安雄が棺に納められている。クラスで来たがはる夫はいない。

しかし、安雄の死体は突然消えた。

全員「!?」

僕は犯人が分かった。犯人は…………………



はる夫だ。

学校の屋上

はる夫は魔法少年姿で安雄をお姫様抱っこしていた。

はる夫「僕達は親友であり脇役同盟で恋人でいつも一緒だったよな。」

はる夫は安雄をそっと降ろし変身を解いた。

はる夫「僕はずっと、君と一緒だよ。永遠に!!」

はる夫はソウルジェムをグランドに投げつけた。

はる夫は安雄に抱きつく。

ソウルジェムは地面に叩きつけられ割れた。

はる夫は安雄と抱きつきながら倒れた。

次の朝 のび太の家

のび太は朝食を取りながらテレビを見る。

nc「昨晩起きた事件です。一昨日死亡した安雄さんのお通夜で安雄さんの遺体が失踪する事件がありました。安雄さんの遺体は安雄さんの通う○x学校の屋上で発見されました。その遺体は彼の友人はる夫さんに抱かれ、はる夫さんもまた遺体で発見されました。はる夫の母親によるとこの日は学校に行っていなかったとの事です。はる夫さんも安雄さんと同じく衰弱死とみられます。」

のび太「………。」

僕は朝食を食べて学校に向かった。

学校
先生「昨日の夜、安雄君に続きはる夫君もお亡くなりました。今日は安雄君とはる夫君のお通夜があります。では、国語のテストを始めます。」


テスト終了後のテスト返し

先生「出来杉君、99点!」

出来杉「へっ?」

先生「野比君、(ご察し下さい)点!」

のび太「はあ……。」



安雄とはる夫のお通夜は無事に終わった。

出来杉の家

出来杉「おかしいな………。どう見てもこのテスト全問正解なのに……。」

出来杉は学校のグランドで拾った物を取り出す。

出来杉「これ……。はる夫のソウルジェムの欠片だよな………。もしかして、はる夫はソウルジェムを投げ捨てて自殺した……?」

次の日は理科のテストでありのび太達は5人で帰宅する。

出来杉「おかしい。今日も99点だった。」

しずか「いい点数じゃない?」

出来杉「僕は100点を取ったはずなのに………。qbに100点取らせてってお願いしてるし…………。」

のび太「あっ!病院の壁に!?」

しずか「魔女が生まれそうなグリーフシードがある!!」

スネ夫「あわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわっ!」

ジャイアン「落ち着け。」

謎の少女「ここにはもう、結界が出来ているみたいね。ほっといたら病院の人達に口づけして大変な事になるわよ。」

全員「貴方は………。」

謎の少女(以下聖奈)「私は○x小学校の生徒会長の緑川聖奈よ。」

聖奈さんは黒髪のロングヘアーのカチューシャをした一年上の先輩だった。

聖奈「ここの魔女はかなり強そうだから、私に任せて。」

全員「でも、大丈夫です!」

聖奈を一人、取り残しのび太達は結界に入っていった。

in結界

のび太「今度は薬のオブジェとかある結界だね。」

しずか「また、手下が出ると思うから変身しましょ?」

5人は魔法少女になった。

スネ夫「あっ、何あれ。」

5人んから離れたところから沢山のひとつ目ネズミ(?)が飛び出してきた。

のび太「ドラえもんがここにいなくてよかった………。」

出来杉「どうしてだい?」

のび太「ドラえもんがネズミ嫌いだから。」

出来杉「なるほど。」

5人は魔女の手下を蹴散らしながら魔女のいる部屋に向かった。


聖奈「5人共、大丈夫かしら?」

聖奈は5人をストーキングしていた。

のび太達は5分間で魔女の部屋に辿り着いた。

しずか「大きいお菓子のオブジェがいっぱいね。」

その時大きなお菓子の箱から魔女が生まれて飛び出してきた。

のび太「何この魔女!ちっちゃくて可愛いいいいい!抱きしめちゃえ!!」

その魔女は小さな人形の様な姿で可愛いらしかった。

のび太「ぎゅうーーーー。」

のび太が魔女を抱きしめると魔女の口から恵方巻きの様な生物が押し出された。

のび太「えっ。」

のび太はポカンと唖然としていてその生物はのび太の首を丸ごと食べた。

しずか「いやややややややあああっ!!!」

頭を食べられたのび太の身体は宙吊りになった。

しずか「の…のび太さんが……。」

スネ夫「うわーっ!!」

ジャイアン「嘘だ!」

出来杉「!?」

首なしのび太は魔女に首を食い千切られて落ちていく。
しずか「えっ?」

首なしのび太は地面に着地した。

スネ夫「首が無いのに動いてる!!」

首なしのび太は普通にあや取りや銃で戦い始めた。

出来杉「なんで、首が無いのに生きてるんだ!?」

??「私もあなたものび太君もゾンビだからよ。」

のび太以外「ゾ……ゾンビ!?」

しずか「ってか、聖奈さんも魔法少女!?」

聖奈「さっきのセリフで魔法少女だって、分からなかったの!?」

のび太以外「うん……。」

聖奈「まあ…良いわよ。とにかく私達はqbと契約する時にソウルジェムがでたでしょ?」

スネ夫「それが?」

聖奈「それ、私達の魂。」

のび太以外「えええええええええええっ!」

気がつくと側に首なしのび太がいた。50m先に魔女(シャルロッテ)が都合良く待ってくれる。

聖奈「今、私達の魂は身体じゃなくて、このソウルジェムなの。しかも100m以上、ソウルジェムが身体から離れると身体は動かない。つまり、その時は私達は死体よ。ソウルジェムが壊れてたら死ぬ。」

出来杉「のび太が首なしで生きているのはそれのお陰か………。スネ夫君達は頭を食べられたら終わりだね。」

ジャイアン「のび太の首はどうするんだよ!!」

聖奈「ソウルジェムが無事なら後で生えてくるわ。」

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