ジャン「この死に急ぎ野郎!!」(25)


コニー「朝から毎度毎度元気だな―」


マルコ「はぁ……もっと仲良くしてくれよぉ」


アルミン「同感だねマルコ……オナカイタイ」


ジャン「テメェ今俺の事睨んだな!?朝から喧嘩売ってんのかぁ!?」


エレン「うるせぇぞジャン!お前がチラチラ見てきたんだろ!」


ジャン「イチャモンつけんのかこの死に急ぎ野郎!!」


ミカサ「エレン。パンを食べないと朝食の時間が終わる」


エレン「ミカサちょっと黙ってろ!」パァン!


ミカサ「あっ」


サシャ「パァァァァァァァァァァンッ!!!」



サシャ「このパンは私の物ですよジャン!」


ユミル「引っ込んでろよ芋女」


クリスタ「もぅダメだよユミル!」


ライナー(かわいい)


ジャン「そうやっていつもいつもいつも……あー羨ましい!!俺にも輝きを分けろ!!」


エレン「本当に意味分かんねえぞ!輝きってなんだよ!?」


マルコ「はは……」


アルミン「今日も訓練兵団は平和だね」

ベルトルト(もう告白と変わんないよねジャン)

速報に同じやつあるんだけど

――訓練――


エレン「朝から疲れた」


ミカサ「大丈夫エレン?邪魔なら私が削ぎ落と」


アルミン「さぁ今日も元気に行こー!!」


エレン「どうしたんだアルミン?」


アルミン「元気があれば疲れも吹き飛ぶ!そうだろ!?」


エレン「あ、ああそうだな!元気に行くか!」



ミカサ「エレンが元気なら私も元気になる」キリッ


マルコ(苦労人だなーアルミンは)


ベルトルト(いつもお疲れ様)


アニ(いい笑顔……)


クリスタ(今日も平和だね)


ライナー(かわいい)



キース「今日の訓練は二人組で行うツーマンセル方式だ!兵団でもいつも全員で行動するわけにはいかんからな。
少数の動きという物を把握してもらう」


ミカサ(エレンと)


アニ(……エレン)


アルミン(僕とエレンが組むのが一番事が大きくならないと思う)

クリスタ(うーん……誰と組もうかな)


ライナー(可愛い)


ジャン(ミカサと……ジャン!)


キース「戦場では誰と一緒になるか分からん!こちらで組みをすでに分けてある!」


ユミル(あんのハゲ野郎)


サシャ(ここで恩を売ればご飯が美味しく?)


ベルトルト(洗浄……洗濯しないと)


キース「今回の組み分けはこれだ!!」

クリスタ・ベルトルト


ジャン・アニ


エレン・サシャ


ユミル・ライナー


ミカサ・マルコ


アルミン・コニー


アルミン(これは……嫌な予感しかしない!)


アルミン(教官は一体何を考えているんだ!?エレンはミカサ以外の女と組ませちゃだめだ!)


アルミン「でもベルトルトなら安心だ!」


ベルトルト「え?」

キース「アルレルト訓練兵!何か言ったか!?」


アルミン「何でもありません!」ビシィ!
コニー「よろしくなアルミン!いやー頭が良いやつでよかったぜ!」


アルミン「よろしくねコニー」


アルミン(まぁコニーなら深いこと考えなくても大丈夫なはず)


コニー「それにしても中身はなんだろうな?」


アルミン「そうだね……全く予想できない」


アルミン(だからこそ怖い……特にエレン絡みで)


キース「これから貴様らには最低限の持ち物で山に一日篭ってもらう!」


キース「もちろん立体機動装置もないからな、そして山の中に幾つかある旗を回収しろ!
一組一本で十分だそれが訓練の成功と証になる!もちろん組み分ないからな!」

ベルトルト「とりあえず旗を探そうか」


クリスタ「うん!よろしくねベルト……ルト!」


ベルトルト(かわいい)


ライナー(なに笑ってんだベルトルト)


ユミル(死ねよ木偶の坊)


キース「それでは解散だ!散れっ!!」

サシャ「それでは行きましょうエレン」


エレン「ああ……まずはどうする?」


サシャ「山なら私に任せてください!狩りの一つや二つ朝飯前ですよ?もう食べましたけど」


エレン「頼りにしてるぞサシャ。そんじゃ行くか!」


ミカサ「……」コォォォォ


マルコ(この気……無想転生!?)


マルコ「って勝手に行かないでよミカサ!」

コニー「俺達はどうする?」


アルミン「旗の数が限られてるなら皆とは別の方向から行こう」


コニー「さすがアルミン!そうすれば旗の多いところに着くんだな!」


アルミン「まぁね」(そうしたほうがお腹も楽だし)


クリスタ「私達も行こ?ぜったい旗見つけようね!」


ベルトルト(守りたいこの笑顔……でも僕達は)


ライナー「旗とかどうでもいいわ」


ユミル「気が合うじゃねぇかライナー……潰しにかかるぞ」

ジャン「なんでマルコがミカサと一緒なんだよ!?」

アニ「芋女……」ギリギリ

ジャンアニ「手を出したら潰す!!」

ジャンアニ「……ん?」

ジャン「何か言ったかアニ?」

アニ「それはこっち……」

ジャン「とりあえず俺達も行くぞ。さっさと旗を取って合流してえしな」

アニ(ジャンがミカサを追う→ミカサはエレンを追う→エレンに会える……)

アニ「ああそうだなミカサを追う」

ジャン「な、ななな何でミカサを追うんだよ!?」

アニ「ジャンに合わせる……それでいいでしょ?」

ジャン「……恩に着る」


エレン「んー今考えると自然ってすげぇよな」

サシャ「急に何ですか?自作のポエムとか晒す年頃ですか?」

エレン「ちげーよ、何かこう……歩いてると全部自然だろ?眼に入るものが」

サシャ「そうですね……それがどうかしました?」

エレン「自然に囲まれてると心が癒されるっていうか……開放的になれるんだよ」

サシャ「それすごい分かります!私も村にいたときはよく外で寝てました」

エレン「守りたい!って言うのはこういう物の事なんだろうな」



サシャ「私実はもっと自然を増やす方法を知っているんですよ?」

エレン「本当かサシャ!?教えてくれ!」

サシャ「それは今度の夕食を私に授ける意思表明ですか?」

エレン「人が食いついてるのにお前はまた飯の話か……」

サシャ「冗談ですよ……それは巨人から私たちの大地を奪還することです」

エレン「!」

サシャ「頑張りましょうエレン!死に急ぐのはそれからでもいいんじゃないですか?」

エレン「誰も死に急いじゃいねえからな!?」

ミカサ「……」ゴゴゴゴゴゴゴ

マルコ「これは……修羅の門!?」



マルコ「落ち着いてミカサ!気づかれるよ!?」

ミカサ「元々隠れる気はない。旗があったらエレンに譲って新しいのを見つければいい」

マルコ「これがミカサ理論……ん?何か聞こえない?」

ミカサ「サシャの声がノイズに聞こえる」

マルコ「アルミンノキモチガワカルミン」

ミカサ「仕方ない。マルコの意見を尊重して様子を伺う」

マルコ「伺っても行動はやめてよね!?」



エレン「」

サシャ「」

エレン「こういう時はどうしたらいい?任せていいんだよな?」

サシャ「いや~巨人を駆逐するならこれぐらいエレン出来ますよね!?」

エレン「立体機動装置はおろかナイフも無いぜ?」

サシャ「それでは逃げましょう!」

エレサシャ「熊だああああああああああああああああああああああああああああああ」

マルコ(伺って正解だった!……ミカサがいない!?)

ミカサ「よくやった。褒めて使わす」

くま「!?」


ミカサ「よくあの芋女とエレンを引き離してくれた……その行いは人類の勝利に大きく貢献した」

ミカサ「故に言葉を送りたい、ありがとうと」

マルコ「大げさだからね、それに相手熊だからね」

ミカサ「でもあなたはエレンに危害を加える可能性があった」

くま「!」

マルコ「!じゃないよ。コイツ絶対知性あるよね」

ミカサ「その場合はどう落とし前つけるつもり?」

くま「」ガクブル

マルコ「くまってなんだよもう」



ミカサ「私の特技を肉を削ぎ落とすこと。でも今は武器はない」

くま(!)ガッツポーズ!

ミカサ「でも殴ることなら出来る」

くま「」

ミカサ「私の気が晴れるまで殴るのをやめない」

くま「」

マルコ「マックノーウチマックノーウチ」

キース(ミカサ・アッカーマン。全てに置いてトップクラスの成績を誇るがエレン・イェーガーの事になると全てを捨てて優先する)

キース(マルコ・ボット。優しい性格からか仲間の印象は良い。努力家だが手柄を仲間に譲る傾向が強い)


アルミン「食事は一食分……まずは水辺を探そう」

コニー「泳ぐのか!?」

アルミン「まずは水を確保したいんだ。一食分じゃ夜は越せないからね」

コニー「そうかアルミンは水浴びをしたいのか!」

アルミン「じゃあそれでいいよ……」

アルミン(これはこれで疲れる)

コニー「あっちでフランツとハンナがイチャコラしてる」

アルミン「この組み分けは……」

キース(アルミン・アルレルト。体力面は標準を下回るが座学は類を見ない。その道を見出せば可能性が広がるだろう)

キース(コニー・スプリンガー。運動神経は人一倍強いが頭が付いて行かず作戦に向かない)

申し訳ありません
ss速報に同内容の話を投下してるためこちらがわはやめさせて頂きます。
勝手な行動としてすいませんでした
中途半端ゆえ申し訳ありません

ジャン「この死に急ぎ野郎!!」 - SSまとめ速報
(ttp://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1371267066/81-)


謝罪の文章くらい推敲してから投稿しようぜ

関係ないけどあっちじゃ終わったな

終わったのか
面白いし見てくる

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