理樹「>>3っていいよね」佳奈多「そうなのかしら?」 (109)




カリカリカリ

理樹「ふぅ…」

佳奈多「悪いわね、風紀委員の仕事まで手伝わせちゃって」

理樹「いいよ別に。僕は好きでやってるんだからさ」

佳奈多「ふん…変な奴ね」

理樹「じゃあ休憩がてら何か話をしようよ」

佳奈多「勝手にすれば?」

理樹「はは……じゃあ勝手に話しかけるけど>>3っていいよね」

佳奈多「そうなのかしら?」

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旧スク着用クド

理樹「うん、あの懐かしい感じ…」

佳奈多「待って」

理樹「えっ?」

佳奈多「あなた今何て言ったのかしら…ちょっと疲れてるのか聞き間違いをしたかもしれないの」

理樹「旧式のスクール水着を着たクドっていいよね」

佳奈多「はぁーっ!?」

佳奈多「あなたクドになんて妄想を…この変態!ペド!ロリコン!」

理樹「ちょっと待ってよ、そりゃスク水はクドが1番似合ってるけど何もクドに限定した訳じゃないよっ!」

佳奈多「はぁ…?」

理樹「あの一寸の無駄がない究極のラインは全ての者を魅力し奮い立たせるんだ!あのスク水を着ただけで魅力は3倍増しだね」

佳奈多「……」

次の日

カリカリ

佳奈多「暑いわねぇ…ここクーラー早く取り付けてほしい物だわ……」パタパタ

理樹「うん、確かにそ……何だよそれ…

佳奈多「えっ?」

理樹「そのシャツからちょっぴり見えてる紺色の布は何なのさ!?」

佳奈多「ああこれ?これは今日プールの授業があったけど訳あって自主になったからこうして今も中に着てるだけよ。ちなみに昨日の話は関係ないわ」

理樹「最高だ……」

佳奈多「うん?」

ガシッ

理樹「全体像を見ずとも分かる…胸元から薄っすら見える『二木』の文字っ!そしてスカート越しから浮き出る今の水着には無い独特のライン!最高だよ二木さん!凄く可愛いよっ!!」

佳奈多「ふなぁ…っ」

理樹「うぐっ…でも駄目だ…少し見えるぐらいじゃ生殺しだっ!仕事に集中出来ない……っ!!」

佳奈多「す、少しだけなら……」

理樹「えっ?」

佳奈多「どうせ水着だし少しだけ脱いでもいいわ、だってそうしないと集中出来ないんでしょ?」

理樹「そんな……いいの?」

佳奈多「仕方が無いわ、仕事の為だもの。ペースを落とされたらこっちが困るの」

理樹「いやっほう!うぉぉぉっっ!!僕の中でアルドレナリンの放出が凄い!凄過ぎて僕の中で時がゆっくり進んでいるっ!」

佳奈多「そんなジロジロ見んな!」




またある日

カリカリカリ

理樹「そういえばさ…」

佳奈多「何よ?」

理樹「昨日思ったんだけど>>11っていいよね」

剣道着の面

佳奈多「はあ?」

理樹「謙吾を見てて思ったんだけどさ、あの面ってなんかカッコいいよね。こう付けている人を見ると精神的に逞しいと感じる、僕も欲しいな」

佳奈多「なら貰えば?」

理樹「頼んでみたけど部の物だから無理だってさ…」

佳奈多「ふーん……」


次の日

トポポポポ

佳奈多「あっそうだ直枝」

理樹「なに?」

サッ

理樹「そっ、それは昨日言ってた剣道の面!!」

佳奈多「なんか今日起きたら部屋に転がっていたの、あのまま置いておくのも邪魔だしどうせだから貴方が捨てておいてくれない?欲しいのならそのまま持っておいても構わないわ」

理樹「ありがとう二木さん……二木さんって優しいんだね」

佳奈多「はっ、はぁ!?うっとおしかったから貴方に押し付けただけよ!自惚れしないで頂戴っ!」

理樹「なんだそっか…でも嬉しいよ」

佳奈多「あ……そう。………なら良かった」




体育館

謙吾「どこだ……ロッカーに鍵をかけておいたというのに俺の面が消えた!?」

そのまたある日

カリカリカリ

理樹「ねえ二木さん」

二木「今度は何よ…」

理樹「>>16っていい感じだよね」

チャイナドレス

二木「なんでいきなり中華なのよ」

理樹「気持ちはいつだって気まぐれさ!あのまるで誘ってるかのような切れ目から見える太ももがもうヤバいよ。死ぬよ。死ぬんだよ」

佳奈多「そ、そんなにヤバいの?」

理樹「うん、あれの衣装を生で見れたら思い残すことは無いね」

佳奈多「………ふむ」

次の日

カリカリカリ

理樹「……」

ガチャ

佳奈多「……」トコトコ

理樹「やあ二木さん、今日は遅かっ……かっ……か、神よ…」

佳奈多「はぁ…ごめんなさい、今日は学園祭の演技の練習があったんけど着替えるの面倒くさいからこのまま作業に取り掛からせてもらうわ」

理樹「あぁ…そんな……!!今僕は猛烈に感動してるよっ!」

佳奈多「どうしたの?息が荒いわよ気持ち悪い」

理樹「ごめん…あまりに興奮してしまってさ…その……なんていうか…綺麗だ」

佳奈多「~~っ!」

スタスタ

バタン

理樹「えっ、ちょっと何処行くのさ!?」



佳奈多「直枝の癖に反則よ…っ!最低ね……最低!…と、とにかく今顔を見られたら死ぬわっ!」

ガラッ

理樹「どうしたの?あれっ、顔が赤いね…風邪?」

佳奈多「……死んでやるから」

理樹「ええっ!?」

またまたまたある日

カリカリカリ

理樹「昨日ふと思ったんだ」

佳奈多「なんの話よ?」

理樹「目から鱗だよ」

佳奈多「主語を話しなさいよ」

理樹「>>23の素晴らしさに気付いたって事さ」

佳奈多とか俺得過ぎてヤバい

理樹「チラリズムにさ」

佳奈多「何よそれ」

理樹「うーん…なんていうか『チラッ』と見えるエロさ、って言うのかな?丸見えには無い神秘の景色の事だね。例えば真人の筋肉が丸見えになるよりも腕の筋肉だけ見える方が逞しく感じるじゃないか」

佳奈多「全部暑苦しいと思うんだけど」

理樹「ええ……」

佳奈多「っ!そのバカにした様な顔は止めなさいって言ってるでしょ!?……本当にもう…」

次の日

カリカリカリ

佳奈多「ふぅ…今日も一段と暑いわ……少しボタン外そうかしら~?」

理樹「?」

ポトッ

理樹「あっ、消しゴム落としたよ」

佳奈多「大丈夫よ私が取るから」グイッ

理樹「…!!」

佳奈多「どうしたよ?」

理樹「い、いや…」

理樹(例え死んでも消しゴムを取る為に少し外れた胸元のボタンのお陰でブラジャーは見えるが感じんの…中身の方はギリギリ見えない所が僕のmy sonを育てているなんて言えない!」

ケシケシ

佳奈多「はぁ…これでよしっ」

またまたまたまたある日

カリカリカリ

ガタッ

佳奈多「き、急に立ち上がってどうしたの?」

理樹「二木さん…突然だけど僕はどうも>>31派らしい」

ライダースーツ

佳奈多「ライダースーツ?なにそれ」

理樹「ほらバイクに乗る女の人が着る物だよ、僕はどうもルパン3世が好きだったからかそういうピチピチな衣装が好きらしい」

佳奈多「へぇ…」




次の日

カリカリカリ

ガチャ

理樹「今日も遅いね…って誰?」

パサッ

佳奈多「これで分かるでしょ?」

理樹(マンマミーヤ!ヘルメットを被っていて気付かなかったが今目の前に居るのはライダー姿の二木さんだった)

佳奈多「実は最近バイクにハマってるの、今日は仕事が終わったらそのまま出掛けるからこの格好でやらせてもらうわ…いいわね?」

理樹「もっ、もちろん!…あと少しお願いがあるんだけどさ……」

佳奈多「何よ?」

理樹「写真撮ってもいいかな!?」

佳奈多「まあ、それぐらいなら別に…」

理樹「やったぁーっ!!二木さん最高ゥ!」

ギュッ

佳奈多「だ、抱きついてくんなぁーーっ!」

理樹「ご、ごめんすぐ離れるよ!…二木さんを見るとつい我慢が出来なくて……っ」

佳奈多「いや…別に今日は冷えるしそのままの状態で構わないわ」

理樹「えっ本当に!?」

佳奈多「ただのカイロ代わりよっ!勘違いしちゃって恥ずかしくないの?黒歴史確定ね!」

理樹「そっか…そりゃそうだよねごめん」

佳奈多「貴方は本当に何でもすぐ謝るのね」

ミーンミーン

またまたまたまたまたある日

カリカリカリ

理樹「はぁ……」

佳奈多「どうしたのよ?疲れたのならそこにお茶があるから飲みなさい」

理樹「いやそうじゃなくってさ…>>39ってグッと来るよなぁ……って思って」

真人の筋肉

今日はお休み

佳奈多「どういう意味よ?」

理樹「真人の筋肉が羨ましいんだ、僕もあれだけあればなぁ…」

佳奈多「あんなの持ってたら貴方のアイデンティティを失うわ」

理樹「いやいやいや、そうは言うけど誰だって男らしい人の方がいいってものだよ!二木さんは?」

二木「私?そうね…私は細身で頼りないけどいざとなったら力になってくれて女装が似合う人がタイプね」

理樹「うーん…そういう者なのかなぁ……?」


次の日

カリカリカリ

理樹「……?」チラッ

理樹「二木さん…その本なに?」

佳奈多「これは、いの…筋肉質な生徒が歩きながら読んでたから没収したの。いる?」

理樹「いやいいよ…だってその人の本なんでしょ?」

佳奈多「その心配は要らないわ彼は私に『くれた』から」

理樹「ええっ!?」

佳奈多「なんだか急に要らなくなったそうなの、だから直枝にあげるわ」

理樹「ありがとう!これで筋肉が付くよっ!」

佳奈多「程々にね」



廊下

真人「ちくしょーっ!!覚えてやがれ風紀の犬め!」

またまたまたまたまたまたある日

ガチャ

あーちゃん先輩「じゃー仕事頑張ってねーっ」

理樹「はい、お疲れ様です」

バタン

佳奈多「全くあの人は私達の仕事も手伝おうとは思わないのかしら?」

理樹「しょうがないよ就職活動で忙しいんだから…」ガタッ

佳奈多「…それもそうね」

トポポ

佳奈多「あっ直枝、私にも一杯くれないかしら?」

理樹「いいの?ブラックだけど」

佳奈多「ええお願い」

カシュッ

理樹「あぁ…お湯が切れちゃった……一杯分しか注げなかったよ。二木さん取り敢えずどうぞ」

佳奈多「それなら一口だけでいいわ」

理樹「あっ、そう?」スッ

佳奈多「いえその代わり直枝が先に飲んで、一口だけ残してくれればいいわ」

理樹「なっ、何で?」

佳奈多「聞こえなかったの?とうとうボケが進んだかしら」

理樹「いや別にいいけどさ…冷えちゃうよ?」

佳奈多「いいから」




カリカリカリ

理樹「そういえばさ…」

佳奈多「んん?」ゴク

理樹「>>48に可能性を感じたんだ」

膝枕ならぬ乳枕

佳奈多「……」

理樹「……」

理樹「膝枕ならぬ…」

佳奈多「聞こえてたわよこの変態!!」

理樹「いやその…」

佳奈多「馬鹿じゃないの!?そりゃ男同士ならそんな話になるかもしれないけど私に向かって言うのはおかしいわっ!最低ねっ……最低」

理樹「待って…」

佳奈多「もしかして私は女として見てないって訳?どこまで喧嘩売ったら気が済むのよっ!」

理樹「だから待ってよ!」

佳奈多「ふーっ!」

理樹「僕は男のいい感じに硬い胸板で寝たらどうかなって…」

佳奈多「えっ…?」

理樹「真人や謙吾みたいな程よい硬さの筋肉の上で寝たらどうだろうと思ったんだ」

佳奈多「もしかして……そっち系なの貴方?」

理樹「それは違うよ!?ただ低反発枕があるなら低反発筋肉もどうかなって…」

佳奈多「最近筋肉にこだわってるのね」

理樹「特に意識したつもりは無いんだけどね」



次の日

カリカリカリ

理樹「ねえ二木さん」

佳奈多「何かしら?」

理樹「そこに転がってる恭介は何?」

佳奈多「私に痴漢してきたから反撃したらノビたのよ」

理樹「えっ!?恭介がそんな事…」

佳奈多「正当防衛よ」

理樹「でも鼻血が流…」

佳奈多「正当防衛なのよ」

理樹「そこまで言うなら信じるよ……」

佳奈多「分かってくれて助かるわ、そして昨日の話だけど」

理樹「ああ低反発筋肉のこと?」

佳奈多「そんな話だったかしら……とにかく彼で試してみたら?」

理樹「でも気絶してるし悪いよ…」

佳奈多「逆に考えるのよ「気絶してるから何してもいいさ」そう考えるの」

理樹「そういう物かな…。それじゃあ失礼して」

ノシッ

恭介「……ッ」

理樹「うーん…あんまり良くないや」

佳奈多「あらそう」





廊下

モブ「嘘だろあの恭介が……」

モブ2「でもあの委員長が実際に…」

恭介「お、俺は無実だぁーっ!!」

フキフキ

理樹「これでよしっと」

佳奈多「貴方も綺麗好きね」

理樹「まあね」

佳奈多「そういえば商店街に新しいハンバーガーショップが出来たらしいわ、最近その事ばかり考えてしまうの」

理樹「へぇ~、今度一緒に行く?」

佳奈多「考えておくわ………考えた、1人で行くのも哀れな目で見られそうだし仕方が無いから一緒に行きましょう」

理樹「うんっ。所でそのことばかり考えると言えば僕も>>57のことをずっと考えてるんだ」

駄目だなスレの回転が悪くなるから今度から安価は+1にしていくぜ!

猫耳

理樹「猫耳フェチなんだ」

佳奈多「だからなんで私にそういうディープな事話すのよ…」

理樹「えっ、猫耳はアウト?」

佳奈多「別にそういう訳じゃないけど……」

理樹「それにしても猫耳はいいよね、リリン(人間)の生み出した萌え文化の極みだよ」

佳奈多「燃え文化…?また暑苦しそうな物ね」

理樹「二木さんが何を想像してるのか分からないけどむしろ逆だと思うな」

次の日

ガラッ

理樹「ごめん!今日は僕が遅れちゃっ……ワオ…」

佳奈多「時間を守らない人間って信用されないわよ?とにかくさっさと作業に取り掛かりなさい」ピョコン

理樹「ふ、二木さんそれ……」

佳奈多「えっ?」ピョコン

テシッ

佳奈多「ああ、まだ掛けてあったのねコレ…実は文化祭で劇の内容が変わって猫の役になったのよ」

理樹「……うぐっ」ゴシゴシ

佳奈多「なっ、なんで泣いてるのよ!?」

理樹「なんか…感動して…っ」

佳奈多「馬鹿じゃない?触ってもいいから早く泣くの止めなさい気持ち悪い」

理樹「いっ、今なんて!?」

佳奈多「見るだけじゃ物足りないでしょう?いつまでも泣いたままだと困るから妥協してあげてるのよ」

理樹「ありがとう…本当にありがとう二木さん…それしか言う言葉が見つからないよ…」ポロポロ

ナデナデ

理樹「ああ…こんな日が来るなんて…!」

佳奈多「……」ニコッ

トントン

理樹「二木さんこれ…」

佳奈多「あ、それはその棚に置いておいて構わないわ」

理樹「ん……」バサッ

トコトコ

理樹「ねえ二木さん」

二木「私も暇じゃないのよ?」

理樹「僕は暇だしナゾナゾでもしない?」

佳奈多「はぁ……出してみなさいよ」

理樹「うん。えーと…エジプトにスフィンクスという化け物が居ました、その化け物は人にナゾナゾを出しては…」

佳奈多「人間」

理樹「まだ導入だよ……」

佳奈多「ふんっ」

理樹「それと話が変わるけどこのところ>>62が気になり始めたんだ」

フロンターレ

佳奈多「……?」

理樹「もしかして知らなかった?フロンターレ、正式名称川崎フロンターレっていうサッカーチームがあるんだ」

佳奈多「それって日本のチームなの?」

理樹「そうそう、Jリーグ第3位だよ」

佳奈多「それが何、好きなの?」

理樹「うん、あのユニフォームがかっこいいよね」

佳奈多「ごめんなさい私サッカーあまり詳しくないから…」

理樹「あぁごめん…もうこの話はしないよ……」

カリカリカリ

佳奈多「そういえば直枝、昨日言ってたフロンターレだけど…」

理樹「えっ?」

佳奈多「ジェシは足の具合とかを見てるんじゃないかしら?一応ジェシ井川も全体練習は復帰したみたいね。さらに無難にCBもこなせる谷口、意地を見せたいサネとソウタ、CBも競争かもしれないわ。レナトも練習してるみたいだし、鳥栖戦は清水戦とあまり変わらなさそうだけど新潟くらいでジェシレナトらも出るかしら?」

理樹「詳しいね!」

佳奈多「ええ、昨日貴方に言われて少しだけ気になっただけよ」

理樹「驚いたな…まさか二木さんとフロンターレの話が出来るなんて…!」

佳奈多「私はそこまで好きな訳じゃないけどね」

理樹「そうそうジェシと言えばさ…」

佳奈多「うんっ」

コトン

理樹「はぁ疲れた……」

佳奈多「お疲れ様、今日は頑張ったわね」

理樹「タコが出来る勢いだったよ…」

佳奈多「そういえば何故タコって言うのかしら?」

理樹「今度調べてみようかな…」

佳奈多「でも確かに今日は大仕事を終わらせたからか疲れるわ」

理樹「そうだ、こんな時は>>66の話でもしようよ」

ジョスト

理樹「ジョストって何さ」

佳奈多「私に聞くの?」




次の日

理樹「調べてみたらかっこいいねジョスト!」

佳奈多「ええ、少し危なっかしいけどあなた方が言う『男の世界』ってのがよく現れてると思うわ。私は最後の剣での戦いが1番好きだわ」

理樹「あれっ、二木さん知ってたの?」

二木「別に知らないとは一言も言わなかったわ」

スヤスヤ

理樹「……」

パンッ

理樹「わっ」

佳奈多「寝るな!」

理樹「ごめん…昨日は遅くて……ぐぅ」

プニー

理樹「痛いよっ!分かった起きるからさ…」

佳奈多「全くもう…」

理樹「じゃあ寝ない様に話でもするよ。唐突だけど>>69が好きなんだ」

抱き枕

佳奈多「抱き枕…」

理樹「昨日も布団を巻いて代わりにしようと奮闘したんだけど上手くいかなくてね…結局疲れて寝ちゃったんだ」

佳奈多「買えばいいじゃない」

理樹「あいにく今月使い過ぎて…」

佳奈多「ふーん…」





深夜

理樹部屋

モゾモゾ

理樹「うぅん……」

理樹(暑い、バスの事故から1ヶ月ちょっと…夏も間近な頃だけど流石に不自然な熱気を感じたので自然と起きてしまった)

理樹「真人でも落ちて来たのか……なぁっ?」

佳奈多「……すぅ」

理樹「かっ、佳奈多さん!?」

佳奈多「……」

理樹「完全に寝てる…のかな?」

佳奈多「……ううん…」

理樹「寝言…?」

佳奈多「寒い…」

理樹「えっ…」

佳奈多「私を抱きしめて…お父さん…お母さん……」

理樹「……っ!」

ギュッ

理樹「せめて…代わりにはなれないけど夢の中だけでも……」ギュウウ

佳奈多「………!!」バクバク

コテン

二木「……」

理樹「二木さん」

二木「ひゃっ」

理樹「起きた?」

二木「ええ…ごめんなさい、昨日はよく寝れなかったの」

理樹「前の僕と同じじゃないか」

二木「そうね…情けないわ」

理樹「そんなに落ち込まなくても……そうだ!眠気覚ましに何かお話をしようよ」

佳奈多「例えばどんな?」

理樹「うーん>>76とかいいよね」

ファミリーマート

佳奈多「はぁ?」

理樹「ファミマって凄いよね、オリジナリティ溢れるおにぎりはもちろんホットな食べ物も種類豊富だしさ。それにちょっとしたカウンターがある所もあるのはファミマだけ!」

佳奈多「貴方コンビニが好きだったの?」

理樹「ファミマが好きなんだ」

佳奈多「あ、あらそう…」



次の日

ドサッ

理樹「あれ…二木さんそれ……」

佳奈多「ごめんなさい、少し行儀が悪いけどここでご飯を食べさせてもらうわ。小腹が空いちゃったの……多めに買ってきたけど要る?」

理樹「それファミマのおにぎりじゃないか、やったぁー!じゃあ二木さん先に選んで!」

佳奈多「うーん…こっちのトンカツ握りもいいしスパゲティ握りも捨てがたいわね……そうよ、いい事を考えたわ。半分づつにしましょう」

理樹「その方が色んな味を楽しめるね!」

佳奈多「先に半分食べなさいよ後で貰うから」

理樹「えっ、先に分けなくていいの?」

佳奈多「そうしたら具がこぼれちゃう事もあるでしょ?勘違いしないで、私は効率を考えてるの」

理樹「そっか…じゃあ貰うね」パクッ

ゴクン

理樹「うん、美味しいっ。はいどうぞ」

佳奈多「じゃあ頂くわ」パクッ

モグモグ

佳奈多「……美味しいわ」ニコリ

じゃあそろそろお休み(∵)

悪い、今日の更新は21時からだ

チョキチョキ

理樹「ふう…ポスターはこれで最後?」

佳奈多「ありがとう、後は私がやるわ」

理樹「こういうのは葉留佳さんが得意なんだろうね」

佳奈多「まさか手伝わせる訳にはいけないわよ」

理樹「いやいやいや、そういう地道な所から仲良くなるのがいいんじゃないか」

佳奈多「そうは言うけどあの子はその…」

理樹「最初は僕も一緒に行くからさっ!」

佳奈多「そうね…ありがとう直枝」

理樹「なんだか感謝されてばっかだね…」ポリポリ

佳奈多「ふふっ私も焼きが回ったかしら」

理樹「そうかもねっ」

佳奈多「なんでそこで反論しないのよ…」

理樹「所で話は変わるけどこの間から>>88が好きになったみたいなんだ」

フルフェイスヘルメット

佳奈多「名前でだいたい想像付くわ」

理樹「そう?察しが良くて助かるなぁ!フルフェイスヘルメットって言っても色々あるんだけど『ゴーストライダー』みたいな奴がいいよね」

佳奈多「ニコラス・ケイジだったかしら…ってスカルフェイスなの!?」

理樹「うんっ、マーベル自体にはそこまで思い入れは無いんだけどね」

佳奈多「……むむ…」

次の日

ゴロン

理樹「えっと…その転がってる奴は……」

佳奈多「ああゴミ箱に入らなかったのかしら、見ての通りスカルフェイスフルヘルメットよ」

理樹「そんな馬鹿な…こんな偶然があるなんて!二木さんこれを何処で?」

佳奈多「映画オタクな昔女子寮に侵入した前科者が私にくれたのよ、実際に撮影で使われた物だったようね。でも私は興味無いし捨てようと思ったの」

理樹「……」

佳奈多「欲しいの?」

理樹「えっ!ま、まさかそんな訳…」

佳奈多「別に捨てるつもりだったし好きにすればいいわ」

理樹「いやっほーう!まさかこんな日が来るだなんて信じられないや!二木さん愛してるよっ!!」

佳奈多「あ、あっ…あい、愛し…」



バタン

理樹「…良かったね」

佳奈多「うん」ニコッ

理樹「葉留佳さんがここへ来るのは明後日だって?」

佳奈多「ええ…この三人で居るのは逃亡生活以来ね」

理樹「なんだかノンスタルジーを感じるよ」

佳奈多「意味分かって言ってるの?」

理樹「あはは…まあ軽く流してよ」

佳奈多「そういう適当に済まそうとする気心が…」

理樹「そっ、そうだ!僕実は>>93が気になってるんだよねーっ!」

黒パンスト

スパンッ

理樹「痛い!」

佳奈多「今度ばかりは言い逃れは出来ないわよ、というかむしろ男のパンストとか気持ち悪いわ!」

理樹「いいじゃないか…たまにはこんな猥談も…」

佳奈多「だから話す相手がおかしいって言ってるでしょうが!?」

理樹「黒パンストはいいよね、白黒ストッキングも中々ポイント高いけどあっちにはないセクシーな…っ!!」

佳奈多「ナチュラルに話を続けようとするんじゃないわよ……そして葉留佳をどんな目で見てるのよ変態!最低ね…」

理樹「うっ…」

佳奈多「…最低」

理樹「うぐぅ……」

次の日

理樹「二木さーん、このプリン…うわっ」

佳奈多「きゃっ!」

ドテン

理樹「……ハッ!」

佳奈多「…見たの?」

理樹「いやその……ちょっぴりだけだから大丈夫っ、だよ!」

佳奈多「別に昨日の話なんか関係無いんだから!しかも見たなら一緒よっ!」

理樹「でも可愛」

ゴンッ

次の日

ガラッ

葉留佳「ヘイガイ&ガール!はるちんですヨ!」

理樹「やあ葉留佳さん、待ってたよ」

佳奈多「あっ…き、今日はありがとう…」

葉留佳「ふっ、ふっ、ふっ。お姉ちゃんのためなら努力を惜しまないのがはるちん流なのだっ!」

理樹「久々だねこんな会話も」

葉留佳「そーですナァ…ちょっと前は『やあハニーそこの醤油取ってくれないかい?』『ええどうぞダーリン』なんて会話をよく聞いた物ですネ」

佳奈多「んな事言った覚えはないわよ!」

葉留佳「おー!くわばわくわばら…」

理樹「あははっ」



ペタペタ

理樹「そういえば僕この学校に入り始めてから>>98が好きになったんだけどさ…」

頑張っている佳奈多

佳奈多「ええっ…?」

葉留佳「わぉ…」

理樹「最初に葉留佳さんと一緒に対峙した時も二木さんの目から何処となく好意を感じたんだ」

理樹「それから少しずつ意識するようになってさ…自然に頑張ってる姿を目で追う様になってしまったんだ」

佳奈多「そっ、それって…」

理樹「うん…どうやら僕はいつの間にか二木さんが好きになったみたいだ」

佳奈多「…っ!」

理樹「今思えば最近僕が気になってた物は二木さんがくれたよね。」

理樹「だからさ、厚かましいけど今回も僕が好きなものが欲しいな」

佳奈多「……」

理樹「……」

佳奈多「……仕方が無いわね、用意しておくわ」

理樹「二木さん…!」

佳奈多「勘違いしないで…こんな『物』誰も拾わないから貴方に押し付けてるだけよ。貰いたいなら勝手にしなさい」

理樹「うんっ、大切にするよ…一生」

葉留佳「あの~ここに第三者がいる事をお忘れでは?」

佳奈多・理樹「「あっ…」」

葉留佳「やはは…これじゃあさっき言った会話がいつ現実の物になるか分かりませんナァ…いやぁ~私も誰かの気になる物になってほしい物ですネ!」




終わり

佳奈多「ええっ…?」

葉留佳「わぉ…」

理樹「最初に葉留佳さんと一緒に対峙した時も二木さんの目から何処となく好意を感じたんだ」

理樹「それから少しずつ意識するようになってさ…自然に頑張ってる姿を目で追う様になってしまったんだ」

佳奈多「そっ、それって…」

理樹「うん…どうやら僕はいつの間にか二木さんが好きになったみたいだ」

佳奈多「…っ!」

理樹「今思えば最近僕が気になってた物は二木さんがくれたよね。」

理樹「だからさ、厚かましいけど今回も僕が好きなものが欲しいな」

佳奈多「……」

理樹「……」

佳奈多「……仕方が無いわね、用意しておくわ」

理樹「二木さん…!」

佳奈多「勘違いしないで…こんな『物』誰も拾わないから貴方に押し付けてるだけよ。貰いたいなら勝手にしなさい」

理樹「うんっ、大切にするよ…一生」

葉留佳「あの~ここに第三者がいる事をお忘れでは?」

佳奈多・理樹「「あっ…」」

葉留佳「やはは…これじゃあさっき言った会話がいつ現実の物になるか分かりませんナァ…いやぁ~私も誰かの気になる物になってほしい物ですネ!」




始まり

いや、そう言う事じゃなくて、いや、そうなんだけど、俺がいいたいのはまだまだお願いしますってことなんだよ!!


次はささ美スレが見たいな

>>103>>104
ジョークだ、けどまた別のスレ立てるからまた今度な

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