ハンジ「簡単巨人化ベルト~」テッテレー(16)

エレン「…はあ」

ハンジ「なになにその反応!もっと驚いてほしいなあ!」

エレン「って言われましても…いきなり巨人化ベルトだなんて言われて反応できるほうがおかしいですよ」

ハンジ「まあまあ、これさえあればもう痛い思いをして巨人になる必要もないからさ」

エレン「マジっすか!」

ハンジ「ああ、まだ試験運用がまだだけどね。早速君に試して欲しいんだ」

エレン「でもここ思いっきり街中なんですけど…」

ハンジ「問題なし!そのベルトの右端に2つダイヤルがあるだろう?」

エレン「これですか?」カチカチ

ハンジ「上のダイヤルを1に合わせてみて、出来たら真ん中の『巨』って書いてるボタンを押すんだ」

エレン「えっと、こうか?」カチカチ ポチッ

ピカーー

エレン(巨人)「…?特に変化ないような」

ハンジ「ほら、鏡を見てみ?」スッ

エレン(巨人)「鏡……ってええ!?巨人になってる!」

ハンジ「よっしゃ!成功や!」グッ

エレン(巨人)「すげえ…巨人になれた。ちっさいけど」

ハンジ「その上のダイヤルは1から50まであってね。最大50mまで巨大化できるのだよ!」ドヤァ

エレン(巨人)「ということはこれさえあれば…あの超大型巨人と対等に戦える!」

ハンジ「そういう事だね。他にも色々機能はあるよ?」

エレン(巨人)「どんなのがあるんですか!教えてください!」

ハンジ「そうだね、まず巨人化を解いたらどうだい?」

エレン(巨人)「それもそうですね」ポチッ

ピカーー

ハンジ「あ、ちなみにいい忘れてたけど」

エレン(裸)「ふーー、なんだろうこの開放感は!」

ハンジ「そうだね、いろんな意味で開放感溢れてるね

エレン「しっかし聞けばきくほどすごいなこのベルト…」

ベルトルト「読んだ?」ヒョイッ

エレン「うわ!ビックリさせんなよ!」

ベルトルト「ごめんごめん、なんか呼ばれた気がしてね。…そのベルトは?」

エレン「ああ、ハンジさんが作ったやつでな。簡単巨人化ベルトって言うんだぜ!」

ベルトルト(!?)

ベルトルト「簡単…巨人化…ベルト?」

エレン「ああ、色んな機能がついてるんだぜ?例えばこのダイヤルは…」

~少年説明中~

エレン「って具合でな…ベルトルト?聞いてんのか?」

ベルトルト(これさえあれば…俺達の目標も…)

ベルトルト「ちょっと俺も作ってもらってくる!」ダダダッ

エレン「おいベルトルト!…行っちまった、何だったんだ?」

エレン「ふう、疲れた…」コキコキ

アルミン「ああお帰りエレン、ハンジさんから何の用だったの?」

エレン「このベルトだよ」サッ

アルミン「…?只のベルト…には見えないけど」

エレン「聞いて驚くなよ?これはな…簡単に巨人化できるベルトだ!」ドドーン

アルミン「……ええ!?」

エレン「まあ見るほうが速いだろう。ダイヤル合わせて…スイッチオン!」ポチ

ドゴーーーン

アルミン「」

エレン(30m級巨人)『やば、ダイヤル設定間違えた!』

ナンダアレハー キャーキョジンヨー!  トウトウジンルイモオワリナンダナ

エレン(30m級巨人)『えっと、解除ボタンは…これだ!』ポチ

ニュウー  ドシーン

エレン(30m級巨人)『やっべ、このボタンは…』


~~~~~~~~~~

エレン「この黒いボタンはなんですか?」

ハンジ「ああそれはね…説明するよりか見てもらったほうが速いかな」ポチ

エレン「うわ!何が起こるかわからないのに勝手に押さないで…ってあれ?」

ハンジ「あれ、この機能は失敗したかな…」

ニュイーーン  ガラン

エレン「え?急にブレードが落ちてきたんですが」

ハンジ「もう一回押してごらん?」

エレン「はあ…」ポチ

ニュイーーン  

エレン「な、空中に急に穴が!?」

カシャン

ハンジ「これは我々人類の技術の粋を集めて完成した機能、その名も『空間任意転送装置』だ!」ドヤドヤァ

エレン「…日本語でお願いします」

ハンジ「ま、まああれだよ。押したら武器が出てくるんだよ」

エレン「へー、それは便利ですね!」

ハンジ「ちなみに出てくる武器は体格に合わせて出てくるから巨人化してても安心の設計!」

ハンジ「他にもね…例えばこんな機能とか…」

アルミン「…すごいねこれ」

エレン「だろう?内地の技術って凄いよな」

ライナー「エレンにアルミン、何見てるんだ?」

エレン「おおライナーか!なあなあ見てみろよこのベルト…実はな…」カクカクシカジカ

ライナー「こ、こいつはすげえ!」

エレン「だろう?」

ライナー(これがあればもっと楽に俺たちの計画を進めれるな…)

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