【モバマス】輿水幸子短編SS3つ (24)

このSSには
・キャラ崩壊
・オチの弱さがあります

一本目は

幸子「星空」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1405773842

事務所

幸子「…夏のビーチ特集ですか」ペラッ

『昼の浜辺でバーベキュー!思いっきりかじり付け!』

『夜にはなんと…満点の星空があなたを待っている!』

幸子「ふぅん…」ペラペラ

モバP「幸子、そろそろ仕事場に向かうぞ」

幸子「はい、今行きます」

幸子(海ですか…海…星…)

幸子(海、星、海、星…)

幸子「海に行きたいです!」

モバP「おいおいもう夜だぞ」

幸子「今から行きませんかプロデューサーさん?」

モバP「そう言われてもなぁ…」

幸子「お願いします…!」

モバP「…わかった、車用意してくるから少し待っててな」

幸子「ありがとうございます!」

モバP「最近仕事頑張ってるしな、ただし少しだけだぞ」

幸子「はい!」

車内

モバP「ところで幸子はどうして海に行きたいんだ?」

幸子「えっ?」

モバP「いや気になってな」

幸子「そうですね、星空が見たくて」

モバP「星空か、幸子は星が好きなのか?」

幸子「はい!好きです!」

モバP「ははっなら都会の星空は少しがっかりするかもな」

幸子「そうなんですか?」

モバP「期待しない方が良いぞぉ」

幸子「なるほど…」

モバP「さて見る場所はどこが良いかな」

幸子「ボクはなるべく人の少ない所が良いです」

モバP「それなら…んーあそこかな?良い場所があるな」

幸子「プロデューサーさん海に詳しいんですか?」

モバP「子供の頃よく行ってたんだよ自転車走らせて、最近は忙しくて全然だけど」

幸子「と言う事は今から行くのはプロデューサー思い出の場所なんですね」

モバP「そうなるのかな、ろくな思い出がないけど…」

浜辺

モバP「幸子、着いたぞ」

幸子「ありがとうございます、むー…本当にあんまり見えないですね」

モバP「まだ目が慣れてないんだよ、もう少ししたらもっと見える」

幸子「なら車でラジオでも聞いてましょうか」

ラジオ『~♪♪』

モバP「この曲は今流行ってる奴か」

幸子「チープなラブソングですけどここで聴くとなかなか良い物ですね」

モバP「そうだな俺も昔ここで色々考えながらラジオ聞いてたかな…」

幸子「何を考えてたんです?」

モバP「それは秘密」

幸子「ええ~良いじゃないですか!」

モバP「駄目なものは駄目だ」

幸子「ちぇっせっかくカワイイボクが聞いてあげようと思ったのに…」

幸子「…あっ!なんだか星が見えて来ましたよ!」

モバP「ようやく目が慣れてきたかな」

幸子「満天とは言えませんけど、これでも十分綺麗です」

モバP「そうだな…こんな空まだ見れたんだな…」

幸子「…プロデューサーさん」

モバP「ん?」

幸子「今日はここに来れて良かったです」

モバP「今度は事務所のみんなですごい所行こうな」

幸子「…今度もここに来たいです」

モバP「こんな所で良いのか?もっと綺麗なビーチに行けるぞ?」

幸子「良いんですよ」

幸子「ただしプロデューサーさんと二人きりならですけど」

おわり

二本目は
幸子「おばあさんと」

道路

幸子「今日は随分早かったですね」

モバP「幸子がカワイイからみんな張り切ってたんだろうな」

幸子「当然ですよ!…あれ?」

おばあさん「…」

モバP「どうした?」

幸子「いや…あのおばあさん、どうかしたんでしょうか?」

モバP「えっどこだ?」

幸子「あそこです!あそこ!」

おばあさん「…」フラフラ

幸子「なんかフラフラしてるような…?」

モバP「確かになんかおかしいな」

おばあさん「…」バタン

幸子「た、倒れてしまいました…!」

モバP「…行こう幸子!」

幸子「はい!」

幸子「おばあさん大丈夫ですか!?」

おばあさん「あいたたた…」

幸子「ど、どこが痛いんですか!?」

おばあさん「あ、足が…」

幸子「モバPさん救急車を…!」

モバP「わかってる」

幸子「…すぐに救急車が来ますからね!」

おばあさん「すみませんねぇ…」

幸子「いえいえ、そんな大した事してませんよ。それよりじっとしててください動くと酷くなりますから」

おばあさん「はい…」

病院

幸子「ただの捻挫だった様ですね」

モバP「あまり大事に至らなくて良かったな、様子見で一日入院みたいだけど」

幸子「…あの年齢だと治りが遅くて大変でしょうね」

モバP「風邪でも一度引くと色々と大変だしな」

幸子「…なるほど、ちょっとおばあさんの病室行ってきますね」

モバP「一人で大丈夫か?」

幸子「大丈夫です、ボクはカワイイので!」

病室

幸子「失礼します」

おばあさん「…あらあなたは」

幸子「どうですか?まだ足は痛みますか?」

おばあさん「お陰様で楽になりました…」

幸子「それは良かったです」

おばあさん「ご迷惑をおかけしてどうもすみません…どうお礼したら良いのか…」

幸子「良いんですよ、困った時はお互い様です」

おばあさん「すみません…あら?そういえばあなたどこかで…」

幸子「…バレてしまいましたか!」

おばあさん「うーん誰だっけ…」

幸子「あれっ!?」

おばあさん「…あっ思い出したわ!あなたアイドルの幸子ちゃんに似てるわね!」

幸子「そうです…本人です…」

おばあさん「あら!?こんな所で幸子ちゃんに会えるとはねぇ…私あなたの大ファンなの!孫に似てとっても可愛くてねぇ…」

幸子「そ、それはどうもありがとうございます!」

おばあさん「本物はやっぱりカワイイわねぇテレビで見るよりも何倍もカワイイわ!」

幸子「そうですか?そうですよね?」

おばあさん「そうよそう!あっ…でもせっかく幸子ちゃんに会えたのにこんな姿なんてね…私も運が悪いわね…」

幸子「…そんなことないですよ!ボクとおばあさんが出会うには相当な運が必要なんです!だからおばあさんは運がいい方です!」

おばあさん「…そうね、ありがとう幸子ちゃん」

幸子「フフーン、そうだ…せっかくですから色々お話してもいいですか?」

おばあさん「もう大歓迎よ!幸子ちゃんに助けてもらった上にお話出来るなんてもう最高!」

幸子「えへへ…」

幸子「お待たせしました」

モバP「おうようやくか、どうだおばあさんの様子は?」

幸子「もう痛みはあんまり無いそうです。…そうだ!なんとおばあさんボクの大ファンだったようです!」

モバP「おお偶然ってあるものだな」

幸子「それだけボクのファンが多くなってきてる証拠でしょうねぇ…うんうん」

モバP「実際幸子の人気はかなり上がってきてるしな」

幸子「いやぁ…ま、まあ当然ですけど!」

モバP「それじゃそろそろ帰るか」

幸子「はい、わかりました!」

次の日 事務所

幸子(今日退院だと思いますがおばあさんは無事家に帰れたんでしょうか…?)

幸子(もしかしたら帰りに事故でも遭ってるのかも…)

モバP「幸子」

幸子(いやいや大丈夫です…そんな訳ありません、そんな事滅多に起こらないんですから)

モバP「おーい幸子?」

幸子(いやでも…んー、気になる…)

モバP「…幸子ぉ?」ポンポン

幸子「モ、モバPさん!?どうしたんですかいきなり!?」

モバP「さっきから呼んでたんだけどなぁ…」

幸子「そうですか…すみませんでした」

モバP「気になるのか?あのおばあさんの事」

幸子「…はい」

モバP「俺も少し気になってた所だ」

幸子「モバPさんもですか?」

モバP「ああ…」

幸子「あ、あの!」

モバP「試しに病院行ってみるか?今日は車だせるし」

幸子「…は、はい!」

病院

モバP「そうですか、ありがとうございます」

幸子「どうでしたかモバPさん?」

モバP「どうやらまだ病室にいるらしい」

幸子「本当ですか!?」

モバP「ああ!行くぞ幸子!」

幸子「はい!」

病室

幸子「はぁはぁ…おばあさん!?」

おばあさん「…あら幸子ちゃん?」

幸子「はぁ…良かった、まだ居てくれたんですね…」

おばあさん「ついでに色々と体を検査しようと思ってね。ところでどうしたの幸子ちゃん?そんなに息切らして…」

幸子「い、いや!その…あの…」

おばあさん「…もしかして心配してくれた?」

幸子「…ええまあ」

おばあさん「ありがとね幸子ちゃん。幸子ちゃんに心配して貰えるなんて私も幸せ者ねぇ…」

幸子「おばあさんはボクのファンですからねファンサービスは当然ですよ!」

おばあさん「ふふっ他のファンの方々が聞いたら嫉妬しちゃうわね」

幸子「あの…おばあさん?」

おばあさん「ん?」

幸子「今日も色々お話してもいいですか?」

おばあさん「ええ!大歓迎よ!」

幸子「ありがとうございます!えへへ…えーっと…」

おばあさん「ふふっ…孫がもうひとり増えた気分ね…」

幸子「あっ!今度ボクのライブにご招待しますよ!」

おしまい

三本目は
幸子「ボクが勇者ですか?」

事務所

モバP「そうだ幸子はこれから魔王を倒しに行かなければならないのだ」

幸子「魔王ですか…そんなの現代に居るんですか?」

モバP「結構近くに居るんだなこれが」


蘭子「クシュン!」


幸子「…?」

モバP「まずは…幸子、魔王の倒しかたは分かるか?」

幸子「ゲームはあんまりやらないのでさっぱり…」

モバP「魔王を倒すにはレベルを上げなければならない、幸子まずは俺を殴ってみろ!」

幸子「えっ…それはちょっと…」

モバP「いいから殴ってみろ!後ろからな!」

幸子「な、なんで後ろから!?」

モバP「後ろからの方が命中が高いんだ!」

幸子「なんですかそれ…」

モバP「早くしろ!」

幸子「…え、えい!」ポカッ!

モバPに1のダメージ!

モバP「ぬぅ!」

幸子「これで何がしたいんですか?」

モバP「まあ自分の頭の上を見てみな」

幸子「上?」

Level up!

幸子「うわっ!なんですかこれ!?」

モバP「レベル差があると多くの経験値が入るんだ」

幸子「レベル上がるのがこんな簡単でいいんですか?」

モバP「いいんです!」

幸子「ならしばらくモバPさんを殴ってたら簡単にクリア出来そうな…」

モバP「あまい!ボスのレベルは俺より遥か上…俺でレベル上げしても渋谷周辺の魔物に対抗出来るかどうかだ!」

幸子「渋谷はいつの間に魔物が蔓延る様になったんですかね」

凛「…それは私から話すよ」

幸子「凛さん!」

モバP「り、凛!まだ寝てなくちゃ駄目じゃないか!」

凛「もう足は動くし大丈夫だよモバP」

モバP「だ、だが…」

凛「渋谷は私の力を大き上回ってしまった、もう渋谷は昔の平和な渋谷じゃないんだ!」

幸子(昔の平和な渋谷凛さんに戻ってくれませんかね…)

モバP「という訳なんだ」

幸子「はぁ、ならボクはとりあえず渋谷に行ってみます…」

凛「ひとりじゃ危険だよ私も付いていく…と言いたいけど」

モバP「さすがに駄目だ」

凛「と言う訳」

モバP「幸子少し待っててな何人かに声かけてくる」

幸子「いえ一人で大丈夫です」

モバP「なにぃ!?」

凛「そんな…そんなのただの自殺行為…!!」

モバP「さ、幸子考え直せ!」

幸子「いや本当に一人で大丈夫です、では」

モバP「…さ、幸子ぉぉぉぉぉ!!!」

凛「いやぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

蘭子「ククク…新たな勇者が生まれたか…(新しいお客さんですね!)」

蘭子「丁重に相手してしんぜよう!(今回はたどり着けるかな?)」

店員「ドリンクは何にいたしますか?」

蘭子「闇夜の刺激!(あ、コカコーラで!)」

おしまい

これで全部終わりです、見て下さった方ありがとうございました。
幸子カワイイ!

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