エレン「俺が、俺たちが、調査兵団だ」(23)

キース「貴様は誰だ!?」

アルミン「ハッ!!!!!シガンシナ区より馳せ参じました!!!!アルミン・アルレルトであります!!!!!」

キース「そうか!馬鹿みてえな名前だな!!親が付けたのか!?」

アルミン「このアルミン・アルレルトの名!!!!祖父より受け賜わったものです!!!!!!」

キース「アルレルト!!!貴様は何しに此処へ来た!!!」

アルミン「敢えて言いましょう!!!!!!!人類の勝利の為だと!!!!!!!!!!」

エレン「俺たちは調査兵団に入り、全ての巨人を駆逐する」

エレン「俺が、俺たちが、調査兵団だ」


コニ―「おい、あの死に急ぎ野郎共まだ走らされてるぞ」

マルコ「死ぬ直前まで走れって言われて五時間ぶっつづけだけど……まるで
ペースが落ちていないな寧ろ上がって……巨人とは違う意味で化け物だ……」

ミカサ「……」ハァ

ミカサ「二人とも、明日からは本格的な訓練なんだから、少し限度というものを考えて……」

アルミン「ふっ。心配には及ばんよ……この程度の疲労で音を上げていては巨人との舞踏会で
無様に躓きかねないからなぁ!!!!!!来るべき本番では私の無尽蔵の精力を持って必ずや巨人を骨抜きにしてみせよう!!!!」

エレン「俺たちなら、やれる」

ミカサ「巨人との戦闘を、そんな安直に考えない方が良い……。とにかく、少しはこれからの訓練の事を考えて行動して。解かった?」

エレン「考えている間に人は死ぬ!!」

ミカサ「エレンが死んだらどうしようもないでしょ?巨人を駆逐するって言うなら、ちゃんと訓練して十分強くならないと駄目。
そのために、今日はゆっくり休んで、明日からに備えて。解かった?」

エレン「……了解した」

アルミン「ふっ、私としたことが。鹿を追うもの山を見ず、か。女性の扱いはやはり女性が一番心得ていたな。妬けるぞ、ミカサ」

ミカサ「ハァァァァ……」

支援

このアルミン仮面つけてそう
アルミンはアレルヤとかのが似合いそうだけど

~宿舎~

バタンッ!!!!!!!!!

アルミン「初めましてだなぁ!!!!!!!!」

コニ―「あ、お前ら!ようやく……って、疲れているようには見えないが……」

アルミン「何、私達は美人の誘いを無下にするような無頼漢ではないのだよ」

マルコ「にしてもまったく疲れているようには見えないのが凄いな……」

エレン「でもなければ、巨人に勝つことなど不可能だ」

コニ―「そういや金髪の……グラハムだったか?」

アルミン「私の名はアルミン・アルレルトだ!!!!!!!よく覚えておきたまえ!!!!!」

コニ―「お、おう、その、アルミンはシガンシナ区の……もしかして、お前もか?」

エレン「そうだ」

コニ―「じゃ、じゃぁ、見たことあるのか!?超……大型巨人!」

エレン「あぁ」

アルミン「もっとも、あちらが私達を覚えているとは思えないがな……それほどの一瞬、まさに刹那の邂逅だったさ」チラッ

ベルトルト「!?」

コニ―「マジかよ……どんな顔してた!?」

マルコ「ウォールマリアを破った鎧の巨人は!?」

アルミン「そう呼ばれているのは熟知しているが、私には普通の巨人と大差ないように思えたよ」チラッ

ライナー「!?」

コニ―「じゃ、じゃぁ、普通の巨人は!?」

カランッ

エレン「……」

コニ―「あっ……わりっ……」

マルコ「……みんな、質問はもうよそ――」

エレン「駆逐する」

コニ―「……は?」

アルミン「大願に一歩近づいたのだから……感極まるなという方が無理な話なのだよ」

エレン「立体起動装置によって、俺たちは巨人と戦い、奴らを根絶する。そのために此処へ来た」

ジャン「おいおい正気か?まさか調査兵団に入って巨人の餌になろうって本気で言ってんのかい?」

アルミン「ふっ!!!!!!ならば本望!!!!!!!!!!武士道とは!!!!!!!!死ぬことと見つけたり!!!!!!!!」

ジャン「そ、そうかい……まぁ俺は正直者なんでね。憲兵団に入って内地でのんびり暮らしたいがな」

エレン「……家畜に神はいない」

ジャン「はっ!心底怯えて勇敢気取っている奴より、よっぽど爽やかだと思うがな」ケラケラ

エレン「――貴様は歪んでいる!!!!」ブンッ

ジャン「あっすま――」ドゴォ

バンッ!!

皆「っ!!」
コニ―「……!」
マルコ「……!」チラッ

ジャン「」

ミカサ「……」ハァァァァァ
アルミン「……フッ」

ガチャッ

キース「……今しがたが大きな音が聞こえたが誰か説明してもらおうか……?」

ミカサ「サシャ・ブラウスの放屁です」スッ

サシャ「!?」

キース「……慎みを持て」

サシャ「!???!?!?!?!?!?!」

~訓練場~

上官「これはまだ初歩の初歩だがこの段階から立体起動の素質が見て取れる。
ん……見ろ、あの子だ」

下官「……」チラッ

ミカサ「……」プラーン

上官「まったくブレが無い……何をどうすれば良いのか分かっているのだろう……素質とはそういうもの――」


??「フワッ―ハッハー!!!!!!!!!!!!!!!」


上官「な、なんだ!?」
下官「あ、あれは!!」


アルミン「人呼んで!!!!!アルミンスペシャル!!!!!!!!!」グイーンガッギュイーン


下官「(空中姿勢のまま水平になり背面から両足のつま先を両耳に密着させたまま静止……!
からの正姿勢!?)」

上官「……今期は出来る者が多いようだ」ニヤリ

~三年後~

教官「今この瞬間にもあの「大型巨人」が壁を壊してきても不思議ではない。
壁を破壊しにきても不思議ではない。そのときこそ諸君らはその職務として「生産者」に
代わり自らの命を捧げて巨人という脅威に立ち向かっていくのだ!」

心臓を捧げよ!!」

「ハッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

コニー「ついにこの日を迎えたか……生き恥を晒した甲斐が、あったというのものだ!!!!!!!」

マルコ「これまで邪険にされたのだ……三年間の成果で!!!!必ず巨人どもを釘付けにしてやろうではないか!!!!!!!!」

トーマス「多少強引でなければ巨人は口説けまいよ!!!!!!!!!!!!!」

サシャ「ではジャン・キルシュタインの墓前に誓おう……立体起動装置を駆って、必ず巨人を倒すと!!!!!!!!!」

クリスタ「これが私達の進む道……修羅の道だ!!!!!!!!!!!!!!」

アルミン「敢えて言おう!!!!!!!!皆、死ぬなよ!!!!!!!!!!!!!!」

エレン「俺が、俺たちが、調査兵団だ」


ミカサ「(なにこれ)」


~終わり~

書いた人間も読んだ人間も誰も救われない
しょうがない。この世界は残酷なんだ

両作品ファンの人、本当にごめんなさい

ジャンが死んだ
この人でなし

うまく纏めたなぁ。


これからだよな

すごく面白かった

いいねwww

ハム増殖~!www
もっとみたかったけど面白かった!

おもしろかった

伝染しとるw



続きマダー?

続きマダーかー?

しれっとアルガス入れてんのなwwww

まだなのかー

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