シンジ「百合のために、ぼくは戦う!」 (175)


・シンジくんが百合男子だったらという設定

・キャラ崩壊注意

・描写のないシーンは元のアニメとほぼ同じだと思って脳内補完してください

・ゆっくり進行です。過度な期待はしないでください



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弐零壱弐年夏

シンジ「……先生、寝たよな?」

シンジ(たまたま深夜にテレビを点けてから、ぼくはアニメに嵌っていた)

シンジ(色々なアニメを見たけれど、今嵌っているのは)

チョッチマッチ!チュウガクセイ~♪

シンジ「始まった! 『ゆるゆり』」

シンジ「女の子たちの楽しくしている姿を見ると、なんだか元気が出るんだよな……」

~アイキャッチ~

シンジ「もう半分か……早いな……」

セーノ、コミックユリヒメ!

シンジ「? これは……原作の漫画が載っている雑誌かな?」

シンジ「よくわからないけど、半額は安いな……よし、買ってみよう」

翌日

シンジ「早速買ってきた」

シンジ「『ゆるゆり』は、えっと……」

シンジ「アニメより絵、かわいいな。そんな面白くないけど」

シンジ「……ま、せっかく買ったんだし、他にも色々読んでみるか……」

シンジ「……………………え!?」

シンジ「うわ…………すごい」

シンジ(なんだ? この感じは……)

シンジ(幸せな話は、見てるこっちが幸せになるような気がする)

シンジ(悲しい話は、胸が締め付けられるような……苦しいような痛いようなきがする)

シンジ(けれど、両方とっても面白い!!!)

シンジ「これが……女の子同士の……恋愛……!!」



弐零壱伍年

シンジ「いまさら呼び出して何の用だよ父さん」

シンジ(にしてもこの写真の人、なんだかすごい気い強そうだな……絶対タチだろ)ヒナンシテクダサイヒナンシテクダサイ

シンジ(いや、こうみえて二人きりだとパートナーに甘えっぱなしというのも萌えるな……)チュドーン

シンジ(やっぱり社会人百合……いや、これで案外年下にメロメロというのもギャップが……)ドカーン キィッー

ミサト「ごめーん、おまたせ」

シンジ(アラサーか……先輩に入社当時から片思い……いや、恋人いるけど周りから結婚を促されてて……)

ミサト「あのー、碇シンジくんよね?」

シンジ「へっ? あっ、す、すいません! ちょっと考え事してて」

ミサト「…………ここら辺危ないから、とりあえず車に乗って!」

シンジ「は、はい!」

ミサト「じゃ、飛ばすわよ」

ミサト(さすが碇指令の子ども……かなりマイペースね。こんな子を呼んでどうするつもりなのかしら?)

シンジ(あー、やっちゃった……妄想してると周りが見えなくなるんだよな…………)

シンジ「あ、あの、すいません。葛城さん」

ミサト「『ミサト』でいいわ。よろしくね?シンジくん」


ミサト「地図とカード、持ってる?」

シンジ「あ、はい」ボロッ

ミサト「……お父さんのこと、嫌い?」

シンジ「男はみんな[ピーーー]ばいいと思っています」

ミサト「あはは、あなたも男の子じゃない」

シンジ「そうなんですよね……」

ミサト「?」

シンジ「いえ、なんでもありません」

ミサト「地図とカード、持ってる?」

シンジ「あ、はい」ボロッ

ミサト「……お父さんのこと、嫌い?」

シンジ「男はみんな死ねばいいと思っています」

ミサト「あはは、あなたも男の子じゃない」

シンジ「そうなんですよね……」

ミサト「?」

シンジ「いえ、なんでもありません」



ミサト「げ、リツコ」

リツコ「遅刻よミサト」

シンジ(うおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!)

リツコ「これが、例の男の子?」

ミサト「ええ、そうよ」

シンジ(フェム×フェムだ! 今の反応からして、リツコさんがタチ!)

シンジ(そしてリツコさんのほうも気い強そう! 気が強い同士のゆりっぷる!!!!!)

リツコ「赤木リツコよ。よろしく」

シンジ「は、はい。どうも」

リツコ(今の上の空の対応……どことなくあの人に……)

シンジ「これは……」

リツコ「そのパンフレットには載ってないわ。トップシークレットですもの」

ゲンドウ「これはお前のものだシンジ」

シンジ「父さん!?」

ゲンドウ「これに乗れ」

シンジ「乗れって、乗ってどうするの?」

ゲンドウ「外にいる敵、使途と戦え?」

シンジ「敵?」

ゲンドウ「…………………………見ていないのか? 巨大な、緑色の……」

シンジ「うん、見てない」

ミサト「え? 嘘でしょ? 一緒に車戻したじゃない!?」

シンジ「え、あ、えーっと……そう……でしたね?」

ミサト「何で最後に疑問符が……」

シンジ(そうだった……ぼくは父さんに呼ばれたんだった。リツミサの衝撃でそもそもなんでここに来たのかも忘れてた)

シンジ「で、でも戦えなんていったって、いきなり言われてもそんなの」

ズシーン

ゲンドウ「やつめ……ここに気づいたか……早く乗れ! シンジ!」

シンジ「……いやだよ。今までほったらかしだったのに急に呼び出して! 父さんは僕が要らないんじゃなかったの?」

ゲンドウ「必要だから、呼んだまでだ」

シンジ「っ!!!」

ゲンドウ「はやくのれ、シンジ。でなければ……」



「帰れ」



シンジ「……………………………………………………………………………………」

ゲンドウ「……仕方ない。レイを呼べ」

冬月「いいのか?」

ゲンドウ「今のパイロットよりは、役に立つ」

シンジ(やっぱりぼくは――――――――要らない人間なんだ)


シンジ(先生の所に帰って百合マンガ読もう)

カラカラカラ

シンジ(なんだ!? あの女の子、全身包帯塗れじゃないか!?)

ズーン

レイ「キャッ!」

レイ「くっ、うあっ!」

ミサト「レイ! 大丈夫?」

シンジ(うわあああああああああ!!!!!!!!!!!!!)

シンジ(ミサトさんに助けられた、あの『レイ』ってこ、ミサトさんとどういう関係なんだ!?)

シンジ(はっ! さっきリツコさんがミサトさんに対して怒っていたのは遅刻だけではなくこのことの関係の所為もあるとか?)

シンジ(この三角関係、どうなるんだ……気になる…………!!)

シンジ(…………待てよ? もし、このままここに『敵』とかいうのが攻めてきたら……)

シンジ(巨大なやつ……と、父さんは言っていた。おそらく、この紫のやつとおんなじくらい大きいのがここにくる)

シンジ(そんなのが来たら、みんな死んじゃうじゃないか)

シンジ(ぼくや父さんが死ぬのはいいけど、ミサトさんやリツコさん、それに、レイって子も死んでしまう)

シンジ(でも、ぼくが乗ったところで、そんな敵…………)

レイ「ぐうううぅぅぅ……!」

ミサト「レイ! しっかりして! レイ!」

シンジ「はっ!」

シンジ(逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ)



シンジ( 逃 げ ち ゃ ダ メ だ ! )



シンジ「やります」

シンジ「ぼくが乗ります!」


リツコ「操作方法は、だいたいわかった?」

シンジ「はい!!!!」

リツコ「そ、そう……」

リツコ(なんだか急にやる気になったわね……)

シンジ(この百合の行方を見守るために)

シンジ(ぼくは、戦う!!!)

リツコ「まずは歩くことだけを考えて」

シンジ「は、はい」

シンジ(歩く、歩く、歩く)ズシーン

リツコ「歩いた!」

シンジ(歩く、歩く、歩く、リツミサ、歩く、歩く、ミサレイ、歩く、リツミサ、ミサレイ、リツミサ、ミサレイ)

日向「なんだか、動きがおかしくないですか?」

シンジ(リツミサミサレイリツミサミサレイリツミサミサレイリツミサミサレイリツミサミサレイリツミサミサレイリツミサミサレイ

リツミサミサレイリツミサミサレイリツミサミサレイリツミサミサレイリツミサミサレイリツミサミサレイリツミサミサレイリツミサミサレイ

リツミサミサレイリツミサミサレイリツミサミサレイリツミサミサレイリツミサミサレイリツミサミサレイリツミサミサレイリツミサミサレイ

リツミサミサレイリツミサミサレイリツミサミサレイリツミサミサレイリツミサミサレイリツミサミサレイリツミサミサレイリツミサミサレイ)

ミサト「今は歩くことに集中して!」

ビルにこけ、サキエルの前で倒れる初号機

シンジ「いたたた……」

シゲル「やっぱり、初めてじゃきついっすよ。シンクロ率は?」

マヤ「いえ、シンクロ率はとても高いのよ……なのに、なんで?」

サキエルが初号機をつかむ。

シンジ「ぎっ、い、いたっ、ぐぅううう!!!」

ミサト「落ち着いて! シンジくん! あなたの頭をつかまれたわけじゃないわ!」

サキエルが初号機の頭を貫く。

シンジ「ぐぅああああああああああああああ―――――――――――――あああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!」

ミサト「シンジくん!」


エヴァは使徒に勝つ。だがそれはすべての始まりにすぎなかった。

一人で百合趣味を楽しみたかったシンジ。ミサトの傲慢は、自分が彼を救おうと決心させる。

次回、「見知らぬ、天井」。この次も、サービス、サービスゥ!

というわけで一話終わりです

>>1に書き忘れましたが

・アニメを見たのは数年前です。かなりうろ覚えです

・台詞だけじゃ回せなくなったら地の文書きます

毎日ちょっとずつ進められたらいいなと思ってます(願望)糞みたいな駄文ですがお許しください。

くずしろ先生の生放送終わったんで投下します。

ミサト「シンジくん!」

シンジ「!」ハッ

シンジは病院のベッドで目覚めた

シンジ「……知らない天井だ」

ミサト「えっ! シンジくんを一人暮らしさせる!?」

シンジ(ぃよっし!)

シンジ「別にいいです。一人の方が、慣れてますから」

シンジ(先生のところでも基本一人だったけど、やっぱり完全な一人暮らしって憧れるよな)

シンジ(百合作品の隠し場所に困らないし、カムフラージュすることもない)

シンジ(これから百合色の新生活が始まると思うとわくわくするぞ!)

ミサト「……シンジくん」

シンジ「はい」

ミサト「あたしのところにきなさい」

シンジ「ぅえっ!?」

ミサト「シンジくんはあたしと暮らすことになったから」

シンジ(どうしてこうなった)

シンジ(リツコさん、いきなりミサトさんにこんなこと言われたら心配するだろうな……)

ミサト「心配しなくても子どもに手え出したりしないわよ」

『あなた○×%■§*▼〓!!!!!!』

ミサト「あいかわらず冗談の通じない奴」

シンジ(ひどい冗談だ)

シンジ(でも今頃リツコさんが、今までずっとリツコさんのことを見ていたミサトさんが別の人と仲良く嫉妬し始めて

『なにしてんのかしら、私、もう何年もの付き合いになるっていうのに……』って……って!)

シンジ(ていうかミサトさん、レズっていうか、バイだよな。きっと)

シンジ(ミサトさんに彼氏彼女ができるたび泣くリツコさんかあ……(涙ぼくろ的な意味で))

シンジ(タチのほうがメンタル弱いってのも萌えるんだよ……)

シンジ(まさかミサトさんはリツコさんの思いを知ったうえでリツコさんを弄んでいるのでは?)

シンジ(ミサトさんなんという悪女!)

ミサト「大丈夫? 着いたわよ」

シンジ「へ?」

ミサト「コンビニ寄って色々買うって言ったじゃない」

シンジ「あ、ああ。そうでしたね」

ミサト「さーて、今日は飲むわよ」

シンジ(なんだか急に話が進んだ気が……)

シンジ「お邪魔します」

ミサト「――シンジくん? これは、あなたのお家なのよ」

シンジ「…………ただいま///」

ミサト「お帰りなさい」

シンジ(あんまり考えてなかったけど、ミサトさんと暮らすってことはミサトさんの部屋に入るってことなんだよな)

シンジ(こ、これから、夢にまで見た女性の部屋に入るのか……なんだか、恥ずかしいな……)


シンジ(こ、このビールの空き缶だらけのキッチン……これがリアルのアラサー独身女性の部屋!)wktk

ミサト(やっべ、ひどい部屋見られた……って、なんでこの子ちょっと喜んでんのかしら?)

ミサト「んぐ、んぐ、んぐ、ぷはー! くぅー! 今日も一日がんばったわー! あたし!」

ミサト「遠慮しないで食べていいのよ。レトルトだけど」

シンジ「ありがとうございます!」

シンジ(やばい! 荒んだ生活を送る二十代後半女子可愛い!)

ミサト(なんだろう。馬鹿にされてる気がする)

ミサト「シンジくん、家族になった以上、しっかりとけじめはつけないと思うの」

シンジ「はい?」

ミサト「じゃんけんぽん! 私の勝ち。じゃあ、月曜の夕飯はシンジくんの当番だからね」

シンジ「え、いえ、別に毎日ぼくでいいですよ」

ミサト「へ? いいの?」

シンジ「箸より重いものを女性にはあまり持たせたくないんです」

ミサト「意外に紳士なのね。シンジくん」

ミサト「じゃあ、次は掃除当番を……」

シンジ「それも、ぼくがやります。女性に埃を吸わせるわけにはいきません」

ミサト「なにその狂気を感じるフェミニズム」

ミサト「あっ、そういえばシンジくん、こっち来てからゆっくりお風呂入っていないでしょ。お湯さっき沸かしたから、先、入ってきたら?」

シンジ「えっ、いや、そんな、悪いですよ」

ミサト「遠慮しないの。風呂は命の洗濯よ」

シンジ「うわあああああああああああああああああああああああああ!!!」

シンジ「み、みみみいみ、ミサトさん」

ミサト「なに?」

シンジ「あ。あ、ああああ、アレ?」

ペンペン「くえ?」

ミサト「ああ、ペンペンのこと? 新種のペンギンで、温泉ペンギンっていう種族なの」

シンジ「ぺ、ペンペン?」

ミサト「それより、前、隠したら?」

シンジ「///」



ミサト「……ちとやりすぎたかしら……見透かされているのは、こっちかもね」



シンジ「ミサトさん……ノンケじゃなさそうだ」


SDAT『ウォンチュキスミーサーイコウノーフータリダーケノセカイ~♪』

ミサト「シンジくん……起きてる?」

シンジ「」

ミサト「あなたは立派なことをした。誇ってもいいわ」

シンジ「」

ミサト「それだけ、言いにきたの。おやすみなさい」

シンジ「」

シンジ(楓春の可能性……!)

新たな生活を、状況にながされるまま送るシンジに、現実の百合が見れるはずもなかった。

さらに、EVAのパイロットである事実は、彼を人気者にしてしまう。

次回「起きない、百合セ」。この次もサービスしちゃうわよ!

というわけで二話終わりです。

エッチな秋の絵を見た六人が秋のことを思ってムラムラしてしまう秋ハーを夢見て今日は寝ます

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ミサト『くっ、寝てる間に縄で縛られていて動けない』

ミサト『ちょっ、リツコ! もう解いて! こんな恥ずかしい体勢耐えられないわ……』

ミサト『んあっ!リツコ、なぜあなたは私にこんな仕打ちを』

リツコ『あなたが悪いんじゃないの! 私というものがいながら、ほかの男と寝るだなんて、許せないわ』

ミサト『そんなこと言ったって、リツコの指遣いが下手なのが――!』

リツコ『もうあなたを不満にさせないわ』

ミサト『リツコォ……しゅごい……ひぎぃ!』

リツコ『私の指遣い上達したでしょう? ふふふ、マヤで特訓したのよ。マヤったらイキすぎでもう廃人同然になっちゃったんだから』

ミサト『わたしもお、そうしてえ』

リツコ『なんていやらしい女。そういうところもとてもかわいいわ』

リツコ『言われなくても、私がいなきゃなんにもできない身体にしてあげるわよ。ミサト』

「――なんて、ね」

 私には、こんなことをする度胸はない。いっそ、ミサトを私だけのものにできるなら、そう何度も考えたけど、でも、私にはできなかった。

 今日もあの子はどこかの男の上で腰を振っているのだろう。それだけを想像して、私は自分の指を自分の女の部分に当てる。

「ああっ! ――ミサト!」

 私のくぐもった喘ぎ声と、私のその曇った感情は、この研究室から漏れ出したことはない。

 そして、これから先もないだろう。

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チュンチュン

シンジ「もう朝か」

 


「そういえば、二話の後半は使徒との戦いを思い出していたシンジくんだけどこの世界だとこの夜シンジは何を考えるのだろう」
と思って勢いで書いたおまけ。というか、本編

ミーンミンミンミンジンジンジワー

先生「えー、転校生を紹介します」

シンジ「碇、シンジです。よろしく」

ソカイナラマダシモテンコウッテ……モシカシテキノウノアレ……エー、ウッソー

ヒカリ「こら、みんな静かにしなさい!」

エー、イインチョウダッテキニナルクセニー

シンジ(委員長……絶対ネコだ……)

先生「今日は……綾波が休みか」

先生「えー、それでは授業を始めます」

先生「経済が回り、金銭の循環が多くなるとそれに伴い、給料の増加、物価の上昇が起こります。これをインフレといいます」

シンジ(? メールが来てる)

先生「その反対の状態をデフレといいます。また、デフレが長く続き、そこから抜け出せなくなることをデフレスパイラルといいます。今のような状態ですね」

『碇くんって、昨日のあのロボットのパイロット? Y/N』

先生「そもそも何故今デフレスパイラルかというと、やはり『セカンドインパクト』が原因です。セカンドインパクトとは十五年前に隕石が南極付近に落下した現象のことです」

『Y』

教室中「えええええええええええええええ!!!!!!!」ガタガタガタガタ

「ちょっと何それ碇くん本当!?」「マジかよ! 信じらんねえ!」「セカンドインパクトにより多くの生物が絶滅しました」「すごーい!」「ねえねえ、あのロボットってなんていうの?」「えっと、エヴァって名前で」「うわ! 本当かよ!」「すごいすごいすごい!」「ちょっと、みんないい加減にしなさいよ!」「いいじゃんいいじゃん」「ねえねえ、もっと他にも色々教えてよ」「そもそもあれ、どこが造ってるの?」「ジャイアントインパクトについては悲惨伝を参照して」「ジオフロントから出てきたよね?」「えーっと、NERVっていうジオフロントにある組織が造ってて」

シンジ(くそっ! なんでぼくがこんな……女子が女子に群がっているといいのに!)

トウジ「」バキッ

シンジ「うう」

トウジ「すまんな、転校生。わしはお前を殴らんと気が済まんのじゃ」

ケンスケ「ごめんごめん。昨日の戦闘でこいつの妹さん、怪我しちゃってさ。まあ許してやってよ」

シンジ「……ぼくだって」

シンジ「ぼくだって、好きで女の子に言い寄られたんじゃないのに……」

ケンスケ「」バキッドガッグシャドゴメリッバキッゴリッボゴッ

トウジ「ちょっ、やめ、やめろって、ケンスケ! 死んでまうって!」

ケンスケ「チッ」

シンジ「目標をセンターに入れてスイッチ……目標をセンターに入れてスイッチ……目標をセンターに入れてスイッチ……」

リツコ「あの子、がんばってるじゃない。調子よさそうね」

ミサト「本当にそうかしら……年頃の男の子って難しいわ」

リツコ「あら、もう、弱気?」

ミサト「なんだかなに考えてんのかよくわからなくて……」

リツコ「たしかに、シンジくんみたいな内向的な子はあなたにはわからないかもしれないわね」

ミサト「なによ、その言い方」

リツコ「べつに……それより、学校、だいじょうぶかしら。今日クラスメイトに殴られたそうじゃない」

ミサト「あんまり、そういうプライベートは探っちゃダメよ。自分で解決するまで待ちましょう。

あんまりつらそうなら声かけるけど、そういうことはなるべく自力で解決させたほうがいいわ。後々自信も付くだろうし」

リツコ「あら、意外と色々考えているのね」

リツコ(本当にシンジくんが一人で乗り越えて行けるのなら、それでいいのだけれどね……)

シンジ「目標に中指を入れてスイッチ……目標に中指を入れてスイッチ……目標に中指を入れてスイッチ……」

マヤ「パターン青! 使徒です!」

ミサト「初号機、リフトオフ!」

ミサト『シンジくん、まずは敵の動きを慎重に見て』

シンジ(目標に中指を入れてスイッチ……目標に中指を入れてスイッチ……)

ミサト『シンジくん、ちゃんと聞いてる』

シンジ(目標に中指を入れてスイッチ……目標に中指を入れてスイッチ……)ピピッ

シンジ(よし!)

ドドドドドドドドドド

ミサト「馬鹿! 爆炎で敵が見えない!」

使徒の触手が初号機を襲う。

ミサト「ケーブルをやられた!」

シンジ「ぐわっ!」

山へと吹き飛ばされる初号機。

シンジ「うわああああああ」

トウジケンスケ「「うわあああああああああああああああ!!!!!!」」

ズシーン

シンジ「はあっ、はあ、えっ、何であの二人?」

ミサト「シンジくんのクラスメイト!?」

ミサト(このままではシンジくんが思うように動けない!)

ミサト『そこの二人、乗って!』

トウジ「うわ、なんやこれ、水か?」

ケンスケ「カ、カメラが……」

リツコ『一般人を乗せるなんて……どんな処罰を受けるか……』

ミサト『かまわないわ』

シンジ(今日初めての絡みだ!)

シンジ「くっ、うおおおお!」

使徒を跳ね除ける初号機。

ケンスケ(今の反応……こいつまさか……)

ミサト『仕方ないわ。ここはひとまず退却して』

シンジ「はあっ、ふうっ、はっ、はっ、ふうっ、はっすううっ、はっ」

マヤ「初号機、プログレッシブナイフを装備!」

ミサト『シンジくん、退却よ! ……シンジくん!』

シンジ(逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ)


シンジ「うあああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」

ミサト「……………………あの馬鹿」

二本の触手が初号機の胴を貫く。

シンジ「ぐううっ―――――――――あああああああああああああああ」

初号機のナイフもまた、使徒を貫く。

マヤ「初号機の活動限界まで、あと三十秒」

シンジ「ふうっ、ぐっ、あああああああああああああっ、はあっ、ぐっ、うううああああああああ!!!! はあああっ、あああ、うううう、ふっ、うあああああ、あああああああああああ! はあっ、あっ、ふうぐっ、ぐぁぁああああああああああ、ああうっ、はっ、ああっ、ああああああああああああああああ!!!! はぁっ、ふうううっ、ぐう、ふあっ、ああああああああ! ふあああっ、はっ、ぐああっ、はっ、ぐうううううううううううううっ、はああっ、はああっ、はっ、ぐうふっ、ううあっ、あああああああああああああああ!!!!! うううっ、ふうっ、ふうっ、ふつつつうううああああああああああ!!!!!!!!!!!」

マヤ「…………初号機、使徒、ともに完全に沈黙しました」

ミサト「…………」

シンジ「ふうっ、っ、っ、っ、っ、すっ、っ、っ、っあ、ふっ、ぐっ、っ、っ、っく、ふぁっ、っ、っ」

トウジ「転校生…………」

ケンスケ「…………」

自分を克服できず、そして、百合不足に陥り、ミサトからも逃げ出すシンジ。

だが組織は少年をあっさりと連れ戻す。そこにやさしい言葉はなかったが、百合はあった。

次回「雨、逃げ出した後」。この次も、サービス、サービスゥ!

そんなこんなで第三話です。読んでいただきありがとうございます。
書く時間は増えてきているのにレス数は減っているという怪現象発生中。怖い。

三時からちょっと遅れて出した結果見事団扇外れました。
当たったやつざまああああああああああああああああ!!!
肩チラ秋ちゃん可愛い!犬神さんも猫山さんも猫山さんのお姉さんもメロメロだよ!(俺の妄想の中で)

ミサト「…………」

シンジ「…………」

ミサト「どうして、今こうしているか、わかってるわよね」

シンジ「……命令違反して、すいませんでした」

ミサト「ねえ、あなた本当にわかってるの? 今回は運良く勝てたものの、もしあれで勝てなかったらどうなると思ってるの?」

シンジ「みんな、死んでしまうところでしたよね。すいませんでした」

ミサト「ちがっ…………もう、いいわ。先に家に帰ってて」

シンジ「はい」

電車内


SDAT『ユッリユッララララユルユリユッリユッララララユルユリ~♪』

シンジ「…………」

SDAT『シャーシンヲトルト、カーオガカクレル、イツモーソーンナカンジデス~♪』

シンジ「…………」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

SDAT『ツンツンツン、ツンツンツン、ツンツンツン、イツダッテドンナトキダッテ~♪』

シンジ「…………」

SDAT『アーユハッピードゥーユハッピアーイコトバ~♪』

シンジ「…………」

SDAT『』カチッ、ギュー

シンジ「…………」

SDAT『』カチッ

SDAT『ユッリユッララララユルユリユッリユッララララユルユリ~♪』

シンジ「…………」


ミサト「……あの子、帰らないつもりかしら」

ミサト「……馬鹿」

ミサト「……あたしの、馬鹿」

ザーッ

シンジ「なんか、山とか見えてきた」

シンジ(結構遠くまで来たな……)

シンジ「……」

ケンスケ「よっ!」

シンジ「あっ、えーっと……」

ケンスケ「そういや自己紹介まだだったっけ。俺は相田ケンスケ、よろしく」

シンジ「うん……ところで、相田くんは、どうしてこんなところに?」

ケンスケ「見て分からない?」

シンジ「……迷彩服に、銃……サバゲー?」

ケンスケ「いや、そういう友達いなくってさ、一人で戦争ごっこってところ」

ケンスケ「ダダダダダ、バキューン! 隊長、敵の数が多すぎます! これでは……って感じ」

シンジ「へえ……」

ケンスケ「やっぱり、わからないよな~」

シンジ「ご、ごめん……」

ケンスケ「いいよいいよ。俺も百合とかよくわからないし」

シンジ「! どうしてそれを……」

ケンスケ「昼間の戦闘で、女性二人が会話してる時に突然すごいやる気出してたように見えたから、そうなのかなって」

ケンスケ「そんな顔するなよ」

シンジ「でも、ぼくの趣味って男らしくないし……それに、男が女性同士の恋愛に興味もつって間違っているような気がして――」

ケンスケ「そんなことないって、女だって男同士の関係に萌えてたりするだろ? 何の問題もないよ。

男らしい趣味って言っても、俺の趣味だって人によっては男でも全く受け入れられないやつもいる。

その趣味がどう楽しいのか、なんてのはやってる人にしか、いや、そいつ自身にしかわからないものなんだ」

シンジ「…………」

ケンスケ「周りの目なんてあまり気にするなよ。まあ、とは言っても軽々と口にしちゃいけなくはあるけどさ。

その話題自体を不快に思う人だっているかもしれないし」

シンジ「……ありがとう」

ケンスケ「え?」

シンジ「なんか、ちょっと、元気出てきた」

ケンスケ「……俺のほうこそ、ありがとう……あと、ごめん。

お前は、俺たちのこと必死で守ろうとしてくれたのに……殴ったりなんかして」

シンジ「………………いや、まあ、いいよ」

ケンスケ「うらやましかったんだ。エヴァのパイロットで、女の子にモテて、ずるいというか、なんというか……

とにかくうらやましかった。まあ、当のお前は乗ることも、女の子といることも嫌だったみたいだけど」

シンジ「別に、嫌というわけじゃなかったけど、なんというか、ぼくと話すくらいなら、別の女の子と話せばいいのに、って……」

ケンスケ「あんまりそういうなよ。俺だって、あんなにつらそうに戦っているなら代わりに俺を乗せてほしい。

巨大ロボットに乗って世界を守る、昔からの夢だったんだ」

シンジ「……いいな」

ケンスケ「え?」

シンジ「そんな風に思えたらいいなってさ。いろんな人に言われるんだ。あなたはこの街を、世界を守ってるって、偉いって。

でも、結果的に倒しはしたけど街には相当の被害が出ている。えっと――トウジ……の、妹さんに怪我させちゃったみたいだし」

ケンスケ「…………」

シンジ「女性を、百合を守るために戦おうと思ってたのに、結局なんにもぼくは守れてないんじゃないかって」

ケンスケ「ああ、気にするとこそこなんだ」

全員手込めにして複数プレイすればレズプレイも見放題だよ!

シンジ「女性が倒れるということは百合の芽が枯れるってことだと思ってる」

ケンスケ「徹底してるなあ……」

ケンスケ「……だから、あんま気にするなって。それでも、全女性を救っていることには変わりないじゃないか」

シンジ「頭ではわかってるんだけど……」

ケンスケ「まあ、いっか。――その、今日はどうするつもり?」

シンジ「家に帰りたくなくって……ここら辺で野宿でもしようかと」

ケンスケ「俺と同じだ。俺のテントに来いよ。一緒に寝よう」

シンジ「なんか悪いな……ありがとう」

ケンスケ「いいっていいって。これくらいさせてくれ」

夜中

ケンスケ「うっ、うわっ、誰だあんた達!」

シンジ(タチ?)ピクッ

黒服「碇、シンジくんだね。ご同行願いたい」

ケンスケ「な、なに言って」

シンジ「はい」

ケンスケ「お、おい!」

シンジ「いいんだ。何となく、こうなる気がしてたから」

シンジ「じゃあ、今日はありがとう」

ケンスケ「…………『シンジ』!」

シンジ「!」

ケンスケ「また、な!」

シンジ「……うん、またね! 『ケンスケ』!」

NERV本部

ミサト「……昨日は、どこへ行ってたの?」

シンジ「…………」

ミサト「……もう、エヴァには乗りたくない?」

シンジ(……ぼくは、ぼくは……)

リツコ「あら、ずいぶん、先ほどとは態度が違うわね」

ミサト「リ、リツコ!」

シンジ(!)

リツコ「さっきまで諜報部を使いたい放題使ってシンジくんを探させてた癖に」

ミサト「ち、ちが……もう、なに言ってんのよリツコ」///

シンジ(リツミサアアアああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!)

シンジ(そうだ。そもそもぼくは目の前の百合、リツミサを守るために戦ってきたんじゃないか)

シンジ(あやうく、忘れるところだった)

シンジ(天にレズの星、地に百合の花。どちらかに集中しすぎると、どちらかが見えなくなる)

シンジ「ミサトさん! ぼくが間違ってました! すいません! ぼく、エヴァに乗ります! 次からは真剣に戦います!」

ミサト「へ? ……ああ、うん、わかったわ」

ミサト「決断してくれて、ありがとう。……それと、困ったときや、苦しんでいるとき、悩んでいるときは私に相談しなさい。

私はあなたの、保護者なんだから」///

シンジ「はい!」

ミサト(私の想いが伝わったのかしらね)

リツコ(いや、違うと思う)

ミサト(こいつ……直接脳内に……!)

翌日

トウジ「この前はすまんかった! お前はあんなにわしらのことを必死で守ってくれたというのに……碇、わしを殴ってくれ!

わしはお前に殴られんと、気が済まんのじゃ!」

シンジ「そんな、いいよ、もう、わかってくれれば」

ケンスケ「そうそう、その理屈でいくと俺、ぼこぼこにされちゃうし」

シンジ「……ケンスケは一発殴っておきたいけどね」

ケンスケ「ちょっ、シンジ!」

三人「あははははははははははは」


他人との接点を最小限にとどめ生きていく綾波レイ。

彼女が心を開くのは碇指令だけだった。レズじゃない少女に、シンジは惑う。

次回「レイ、心のむこうに」

そんなこんなで四話終了です。
自分で書いといてあれだけどきれいなケンスケすぎて怖い。誰だよお前。どうしてこうなった。
あと、ぼくは最後の「ただいま」「おかえりなさい」が好きだったんだけどなぜかシンジくんがエヴァに乗ることを決意しちゃったんでなくなってしまって非常に残念。


>>66
まずはここまで読んでくれたことをありがたく思う。こんな駄文にここまで付き合ってくれてありがとう。
しかし、お前のその思想は許されるものじゃない。
このスレを去れ。俺の理性が残っているうちにな。(なぜかドラゴンボール風に)


ケンスケにあれほど趣味は人それぞれと語らせておいて自分は他人の思想を許さないという狭量な>>1はこちら

※綾波の名前をどのタイミングで知るか忘れてしまったのでシンジはどこかで「綾波レイ」を知ったことにしてください



ミサト「はい。シンクロテスト終了。結果出るまでチョッチ待っててね」

シンジ「はい」フゥー

シンジ(何もしないでただ集中してるのって疲れるな)

シンジ(……ん? あれは、綾波と……父さん!?)

シンジ(綾波……笑ってる? そんな、綾波が、まさか……)

ミサト「シンジくん、もう上がっていいわよ」

シンジ「あ、はい」

翌日 体育の時間

シンジ「綾波が……そんな……」ブツブツ

トウジ「なんや、先生? 綾波狙いか?」

ケンスケ「いや、隣でいちゃついてる女子二人に目がいっていると見た」

シンジ「いや、その、昨日父さんと綾波が話しているのを見てさ……綾波ものすごい楽しそうで……

もしかして綾波、レズじゃないのかなって……」

二人「「……」」

トウジ「あのなあ、シンジ。いい加減、女見るたびそういうこと想像すんのやめーや」

ケンスケ「『もしかして』って言ったけどレズの方がマイノリティなんだぜ」

シンジ「いやわかっちゃいるんだけどさ」

ヒカリ「ちょっと、男子! 何見てるのよ!」

キャーイカリクーン

ケンスケ「あーあ、あういう反応をシンジが嫌がってんのがわからないんだろうな。あいつら」

トウジ「女にモテればモテるほどシンジの欲しい百合は見れず、男からも嫌われる……百合男子ってなんや大変やな」

第四使徒との戦闘現場

リツコ「使徒の遺伝子の89%は人間と……」

ミサト「そんな……じゃあ……」

シンジ(リツミサ……いいなあ)

リツコ「シンジくんのおかげで思いがけないことがわかったわ」

ミサト「それでも、命令違反は命令違反よ……シンジくん、どうかした?」

シンジ「え、あ。いや、なんでも」

シンジ(やばい、聞いてなかった)

リツコ「なにか、さっきの調査結果で気になるところある?」

シンジ(どうしよう……聞いてなかったとは言えない……なにか、なにか……あれは、父さん?)

シンジ「い、いや、それとは関係ないんですけど……父さんが」

リツコ「ああ。碇司令もこの調査に参加してるのよ。それが何か?」

シンジ「いや、手、怪我してるみたいだから。なにがあったのかなって……」

リツコ「ああ、それはね……」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



リツコ「……ってことがあったの」

シンジ「へえ……そんなことが……」

シンジ(まずいなあ……いや、でも、百合男子でも似たようなことあったけど別にあれから特に何も起こらなかったし……)

ミサト「やっぱり、お父さんのこと、気になるわよね」ボソボソ

リツコ「そうね。なにかできるといいんだけど」ボソボソ


翌日

シンジ「ただいま……!?」

リツコ「あら、シンジくん。ちょうどいいところに」

シンジ「お、お邪魔してすみませんでした! どうかごゆっくり!」

ミサト「ちょ、ちょっと待ってよシンジくん。これはあなたに関係のあることなのよ」

シンジ「え?」

リツコ「ほら、この前のシンクロテストと、体調検査の結果。これを渡しに来たの」

シンジ「は、はあ」

リツコ「それじゃあ、私はこれで」

シンジ「いやいや、もっとゆっくりしてってくださいよ。ぼくは出ていきますんで」

リツコ「それに何の意味が……」

ミサト「あら、いい案ね。シンジくん」

リツコ「何言ってるのよミサト」

シンジ(うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!)

ミサト「シンジくんにこれ渡しに来たってことは、レイのもあるんでしょ?」

リツコ「……ああ、そういうこと。そうね。私が行くよりいいかもしれないわ」

シンジ「?」

リツコ「ねえ、シンジくん。悪いんだけど、この書類をレイのところに届けてくれないかしら」

シンジ「綾波に……」

リツコ「住所ここなんだけど、わかる?」

シンジ「はい。大丈夫ですけど……」

リツコ「?」

シンジ「いえ、なんでもないです。それじゃ行ってきます」ガチャ

リツコ「よろしくね」

バタン

リツコ「……お節介じゃなかったかしら」

ミサト「まあまあ。男の子なら、クラスの女子の家に行ってみたいもんでしょ」

リツコ「……本当にミサトにシンジくん任せてよかったのかしら」ボソ

ミサト「聞こえてるわよ」


シンジ「ここが綾波の家か」

シンジ(リツミサ惜しさに来てしまったけど、しかしこれは結果的にリツレイの可能性を潰したことになるのでは?)ポチッ

ジーワジワジワジワジワジワ

シンジ「……インターホン壊れてるのかな」

シンジ「おーい! 綾波ー!」

シンジ「綾波ー!」

ジワジワジワジワジーワジワジワジワジワジワ

シンジ「いないのかな?」ガチャガチャ

シンジ「……鍵は、開いてる」

シンジ「おんぼろそうに見えるけど……防音設備は聞いてるとか? 腐ってもNERVの用意した団地みたいだし」ガチャ

シンジ「綾波! おーい! 綾波!」

シンジ「綾波! 入るよ!」バタン

書き溜めなしでやったら時間かかってしゃあないですね
ちょっと用できたんで離れます

シンジ「綾波ー!」

シンジ「綾波、いないのかな……」

シンジ「郵便受けに入れて帰ったほうが……でも重要そうな書類だし、新聞とか突っ込まれたままだし……」

シンジ「……こう見えて中広いから聞こえてないとか……いや、まさか」

シンジ「奥まで来てしまった……」

シンジ「ベッドとタンスがあるだけ……タンスの上にでも置いて帰ったほうが……

いや、帰ってきて書類が置かれていたら綾波もびっくりするよな……どうしたら――」

シンジ「ん? これは、眼鏡? 綾波眼鏡なんて……!」

シンジ(ちがう、これは、父さんの……)

シンジ「……」スチャ

シンジ「う、結構、度がきついな……」クラッ

シンジ(何でこんなものを綾波が……やっぱりノンケ?)

ガチャ

シンジ「」ハッ!

シンジ(よくよく考えりゃなにしてんだぼく! 思いっきり不法侵入じゃないか!)

シンジ「あ、綾波、ぼくは、その……!」

シンジ(って、綾波何で裸なんだ!)

レイ「……」

シンジ(そっか、綾波、シャワー浴びてたのか)

シンジ「え、えっと、その、ごめ」

レイ「……」ペタペタ

シンジ(綾波、なんで何も言わないんだよ! 無言で近づいてくるの一番怖いよ!)

シンジ「い、インターホン壊れてたみたいだし、中にいないかなって! それでもここまで来ることはなかったよね! ごめん!」

レイ「……」スッ

シンジ「ひっ」

シンジ(手が顔に……!)グラッ

シンジ「あっ、うわあ!」ドン

レイ「……」

シンジ「……」

シンジ(えっ、なにこれ。なんで綾波のこと押し倒して……ど、どうしよう。どうすれば……)

レイ「……碇くん」

シンジ「はっ、はいぃ」

レイ「どいて」

シンジ「えっ、う、うん! ごめん!」

レイ「……」スッ、シュル

シンジ(うわああああああ……やってしまった……)

シンジ(どくまで気が付かなかったけど、押し倒すとき右手思いっきり綾波の胸に行ってた)

レイ「……」シュルッ、シュ

シンジ(嫌われたかな? 嫌われたよなー……ああ、ぼくは本当にどうすれば……)

シンジ(眼鏡してたのが救いかな。綾波の裸、ぼんやりとしか見えてなかったし……)

レイ「……」カチャ、パタン

シンジ(あれ、そういえば、眼鏡……綾波が回収したのか?)

シンジ(――あ、くそ! なんで、いつの間に大きくなってんだよ!)

レイ「……」スッ

シンジ(男になんて生まれてこなければ……て、まずい! 綾波がこっちに……)

シンジ「あ、あのさっきは――」

レイ「……」スッ

シンジ「えっ」

レイ「……」ガチャ、バタン

シンジ「……」

シンジ「……あ、待ってよ! 綾波!」



シンジ「綾波!」

レイ「?」

シンジ「さっきは、その、ごめん」

レイ「……なにが?」

シンジ「えっ」

レイ「……」スタスタ

シンジ「あっ、待って! どこへ」

レイ「NERV」


レイ「……ねえ」

シンジ「えっ?」

レイ「お父さんのこと、どう思ってる?」

シンジ「……………………どうともおもってない」

レイ「どうして?」

シンジ「もう何年もあってないしね。……綾波は、どう思ってるの?」

レイ「……不器用な人だと思うわ」

シンジ「どうして? むしろ器用なんじゃないの? 息子を置いていって重要な機関のトップになんかなってさ」

レイ「お父さんのこと、嫌いなの?」

シンジ「だから、どうとも思ってないって。好きとも嫌いとも、父親とも思ってない。あんなのを父親だなんて……」

パン

シンジ「……」

シンジ(殴られた!? 綾波に!?)

レイ「あんまり、お父さんのことを悪く言うもんじゃないわ」

シンジ「……………………」

レイ「」ピピッ

レイ「?」

レイ「」ピピッ

シンジ「あ、待って。えっと、これ、IDカード新調したんだって。リツコさんが」

レイ「そう……じゃあ」

シンジ「うん、じゃ」

桜Trick

ミサト「どうだった? どうだった?」

シンジ「……」

ミサト「なによう。何もなかったの?」

シンジ「……あるにはありました」

ミサト(ダメだったか……)

シンジ(綾波はノンケ……ノンケ………………………)

シゲル「遠方に、未確認飛行物体接近!」

マヤ「パターン青! 使徒です!」

ミサト「初号機、リフトオフ!」

日向「目標に、高エネルギー反応!」

リツコ「まずい!」

シンジ「え」

使徒のビームがビルごと初号機を貫く

シンジ「うわあああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!」

シンジは助かった。だが、その傷は彼に甘えたことばを吐かす。

突き放すレイ。一方、ミサトは使徒に対し、一点突破を試みる。

次回「決戦、第3新東京市」。

時間あるんで桜Trick見ながら適当に書いていきます

シンジ「うわああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!」

ミサト「早く緊急脱出を!」

リツコ「ATフィールドが消えてしまうわ!」

ミサト「じゃあ周囲のボルトごと落として初号機を回収! パイロットの人命を最優先よ! 早く!」

シンジ「」ハッ

シンジ「またか……」

レイ「……」

シンジ「うわっ! 綾波……」

レイ「次の作戦は六時間後、午前零時から。それを伝えにきたの」

シンジ「そっ、そう……」

レイ「……」

シンジ「……」

レイ「……エヴァに乗るの、もう、いや?」

シンジ「……そりゃあ……そうだけど」

シンジ「痛いし……いつ死んでもおかしくないし……」

レイ「……そう。じゃあ、あなたはもう乗らなくてもいいわ」

シンジ「え」

レイ「エヴァには、私が乗るから」

五時間後

ミサト「本当に、大丈夫なの?」

シンジ「ええ。もう、大丈夫です」

ミサト「そう、ならいいけど……」

ミサト「今回の作戦は、日本中の全電力を使用した、ポジトロンライフルによる、超長遠距離射撃よ。

近づくとあのビームが来るから、遠くからATフィールドをぶち破って使徒のコアを破壊するのよ」

シンジ「≪コア≫ですか?」

ミサト「使徒の弱点みたいのところで、前の調査で分かったことなんだけど、あなた、聞いてなかったわね」

シンジ「すいません」

ミサト「……まあ、いいわ。撃つのはシンジくん。レイには反撃が来た時のための盾になってもらうわ。

もう一発撃つ分くらい盾は保つと思う」

シンジ「二発外したときは……」

ミサト「……」

シンジ(考えるなってことか……)

ミサト「それじゃ、作戦は一時間後。それまで待機してて」

ミサト「あ、そうだ。シンジくん。あなたに電話が来てるわ」

シンジ「えっ」

トウジ『おう、シンジ! なんやえらい作戦やるみたいやな! がんばれよ!』

ケンスケ『シンジ、なんていえばいいかよくわかんないけど、とにかく、がんばれよ!』

シンジ(二人とも……)

シンジ「…………」

レイ「…………」

シンジ「……綾波は、エヴァに乗るのが、怖くないの? 前も暴走したって聞いたし?」

レイ「別に。それが私がここに存在している理由だから」

シンジ「え。それって、どういう」

レイ「時間よ。行きましょう」

ミサト『シンジくん、準備はいい?』

シンジ「はい」

ミサト『日本の全電力、あなたに預けるわ』

ミサト『うちかたはちゃんと覚えてるわよね』

シンジ「はい。照準が中央にあったときに引き金を引けばいいんですよね?」

ミサト『ええ。それだけわかってればとりあえず大丈夫』

ミサト「それでは、ヤシマ作戦、開始!」

シゲル「充電完了まであと10、9」

マヤ「地球の自転補正中……完了」8、7、6、5、

日向「……! 目標内部に高エネルギー反応!」4、3

リツコ「この距離からでも探知してくるの!?」2、1

ミサト「発射!」

シンジ「くっ!」

使徒のビームとこちらのビームが同時に放たれる。


シンジ「うわ!」

零号機が初号機を使徒のビームから守る

シンジ「あ、綾波!!!!」

ミサト「外した! 再装填の準備!」

シゲル「はい! 充電完了まであと、10」

マヤ「盾の溶解が予想より早いです! 保ってあと6秒!」9、8、

日向「地球の自転補正完了!」7、6、5、4、3

マヤ「盾、消失しました!」2

シンジ「綾波!」1

ミサト「発射!」

シンジ「くっ!」

初号機のビームが使徒を貫く

日向「目標、完全に沈黙!」

マヤ「……しかし、零号機の損傷は甚大ですね」

ミサト「しばらく、零号機は使えないか……」

シンジ「綾波!」

シンジ「うっ、エントリープラグ熱っ」

シンジ「くっ、うっ、がああああああああああ!!!」

ガチャ

シンジ「綾波! ……綾波! 綾波!」

レイ「……いかりくん?」

シンジ「よかった……」

シンジ「……エヴァに乗らなきゃ意味がないなんて、そんな、そんな悲しいこと言うなよ」

シンジ「うっ、ううっ、ぅうっ、くっ」ポロポロ

レイ「どうして……泣いてるの?」

シンジ「そりゃ、綾波が無事だったから」

レイ「……ごめんなさい。こういう時、どういう顔すればいいかわからないの」

シンジ「笑えば、いいと思うよ」

レイ「……」ニッコリ

シンジ(ぼくは、今まで何を悩んでたんだろう)

シンジ(『女の子同士で恋してもおかしくない』って、いつもぼくは百合から教わっているじゃないか)

シンジ(どんな恋でも、恋することはおかしいことなんかじゃない)

シンジ(たとえ、父さんと綾波が恋に落ちたとしても、まったくおかしくなんてない!)

シンジ「綾波、ぼくは父さんときみとの仲を応援するよ」

レイ「?」


迫り来る使徒に対し、民間の開発した人形兵器が制御不能に陥る。

果たしてミサトは炉心融解を止められるのか?

次回「人の造りしもの」。お楽しみに!

綾波に「あなたは死なないわ。私が守るもの」と言わせるのを忘れるという痛恨のミス!
そのせいでシンジに「死ぬなんてそんな悲しいこと簡単に言うなよ」的なセリフを入れられなかった……
シンジの台詞のほうは好きだったんでどうしても入れたかったのに……

まだ時間あるんで7話行きます

まったく細かいとこ覚えてないCO

シンジ「はあ……」

トウジ「どないした? 先生」

ケンスケ「おおかた、百合妄想してたら最終的にどっちか死んじゃったってところだろ」

トウジ「いや、好きな漫画が自分の好きなカップリングで終わらなかったとかやないか?」

シンジ「……今日、三者面談じゃないか」

「「ああ、そんな普通のなやみだったんだ(やったんか)」」


ケンスケ「シンジん家も、父子家庭だったよな?」

シンジ「いや、父さんとは別々に暮らしてるんだ。今は上司の人と二人暮らし」

トウジ「へえ……なんか大変そうやな」

シンジ「うん、まあ、ね」

ブォォオオオオン! キキーッ

ナンダナンダ

シンジ「ゲッ」

トウジ「ひどい運転やな」

ケンスケ「一体どんな奴が……って!」

トウジ「うはーっ、めっちゃ美人!」

ケンスケ「誰の母親だ? あれ」

シンジ「………………………………………………………」

ケンスケ「おい、シンジ、まさか……」

トウジ「くぅ~! ほんまうらやましいでこいつ!」

シンジ(ひどいめにあった……)

ミサト「いや~、シンジくんのクラス、にぎやかみたいね」

シンジ「ミサトさんが来たからだと思うんですけど……」

ミサト「あ、そうそう。明日は出張だから。帰り、遅くなるかも。夕飯はいいわ」

シンジ「あっはい。わかりました」

翌日 放課後

シンジ「えっ! ミサトさんの所で事故が!? わかりました。すぐ向かいます」

リツコ「シンジくん、来てくれてありがとう」

シンジ「り、リツコさん!?」

シンジ(まさかここで濃厚なリツミサが!!!!!!!!!!!!!)

リツコ「……わけなの? で、シンジくんには追い付いてもらってそこにミサトを入れる。

あとは、ミサトが中で電源を落とすって作戦よ。わかった」

シンジ「ふぇ、あっ、はい」

リツコ「…………………もう一度、説明するわね」

シンジ「……すいません」

リツコ(こういうぼーっとしたところ、ほんとあの人そっくり……)

リツコ(腹が立つわ。この子をそこまで嫌いになれない、自分に)

シンジ「本当にこの作戦、大丈夫なんですか? ミサトさん」

ミサト『大丈夫、大丈夫。私に任せて』

リツコ『それでは、作戦開始!』

JAに走って追いつく初号機

シンジ「ミサトさん!」

ミサト『OK!』

JAの中に入っていくミサト

リツコ『シンジくん、なるべく、ジェット・アローンの動きを止めておいて!』

シンジ「はい!」



ミサト「くっ、すごい高温……こりゃあまずいわね」

ミサト「パスワード入力っと」

ピピッ

ミサト「!? 入力を受け付けない!」

シンジ「ミサトさん!」

ミサト「くっ、いったい、どうしたら……」

ミサト(シンジくんを復讐に利用した、報いかしら……)

シンジ『大丈夫ですか? ミサトさん!』

ミサト「ごめんね、シンジくん」

シンジ『えっ、ミサトさん、ミサトさん!』

ピー!

ミサト「!?」

シンジ『と、止まった……やった、やりましたね! ミサトさん!』

ミサト「ええ、そうね……」



リツコ「おつかれさま。ミサト」

ミサト「私は何もしてないわ」

ミサト「……ねえ、あなた言ってたわよね『無駄だからやめろ』って。あなた、この結末を最初から知ってたの?」

リツコ「…………」

ミサト「……まあ、いいわ」

シンジ(二人、何を話しているんだ……)

シンジ(今日遅くなるって……まさか!? うおおおおおおおおおおお!!!!)

ミサト「さっ、帰ろうか。シンジくん」

シンジ「はい。そうですよね。そこまでうまくいかないですよね」

ミサト「ん? なによその反応。家で一人でなにするつもりだったのかしらね」ンフフ

シンジ「そ、そんな、なにもやましいことないなんですよ!」

ミサト「ええ~、私何も言ってないけど~? 『やましいこと』ってなによ~」

シンジ「だから、なんでもないですって!」

リツコ(最近仲良くなってきたわね。がんばってるじゃない。ミサト)

学校

トウジ「はーあ、今日も明日もつらいのう」

ケンスケ「シンジはいいよな……帰ったらあの人がいるんだから」

シンジ「……ははは」

ブォオオオオオンン! キキーッ

オオオオ! アノヒトハ!

ケンスケ「おおおおおっ!」

トウジ「なあ、シンジ! あの人名前なんて言うんや?」

シンジ「えっと、葛城、ミサトさん」

トウジ「そか。ミサトさーーーーん!!!」ノシ

シンジ「ちょ、おい!」

ミサト「……」

ミサト「」ニコッ ノシ

トウジ「うおおおお!!」

ケンスケ「お、おれもおれも! ミサトさーん!」ノシ

オレモオレモ! ウワー ノシ


ミサト「」ニコニコ ノシ

シンジ「はあー」


ドイツのビルヘルムスハーフェンを出港し、一路日本へと向かうEVA弐号機とそのパイロット。

突然のパイロット襲来は、シンジに新たな百合妄想の可能性を広げる。

次回「アスカ、来日」。

桜Trick見てたら疲れてしまったので今日はここまで

TSとってるし、今日はもうこのまま倒れます

やっぱ続けます

ケンスケ「うわー、すごいすごいすごいすごい!!!!」

トウジ「ケンスケはしゃいどるのー」

ケンスケ「持つべき物は何とやら! ありがとうシンジ!」

シンジ「礼はミサトさんに言ってよ」

トウジ「ありがとうございます! ミサトさん!」

ミサト「いやいや、新しい子を迎えに来たついでだから」

シンジ「新しい子?」

ミサト「ええ。ドイツ支部から援軍として新しいエヴァとパイロットが来る予定なの」

シンジ「へえ」

ミサト「ちなみに、女の子よ」

シンジ「女の子ですか!」

ミサト「あらあら、いい反応。シンちゃんも男の子ねー」ウププ

((絶対そういう意味じゃないと思う……))

シンジ(ミサトさんとは旧知の間柄っぽいし、またリツコさんの恋敵が増えるのか……胸が熱くなるな)

「ヘロー! ミサト! 久しぶり!」

ミサト「噂をすれば、紹介するわ。こちら、弐号機パイロット、惣流・アスカ・ラングレーよ。

で、こちらは初号機パイロットの碇シンジくん」

シンジ「よ、よろしく」

アスカ「あんたが、噂のサードチルドレン? 初搭乗で使徒を倒したっていう……」ジロジロ

シンジ「そ、そうだけど……」

アスカ「街の被害、甚大だったそうじゃない。私だったら、もっと簡単に倒してたわ」

シンジ「あっ、その、ごめん」

アスカ「はあ? なに謝ってんのよ!」

シンジ「ええっ!」

アスカ「うじうじして気持ち悪い!エヴァパイロットに選ばれたんだから、もっと堂々としなさいよ!」

シンジ「ご、ごめん」

アスカ「……あんた、あたしの言ってること全然わかってないのね」

ミサト「まあまあそれくらいにしてあげて。そういう謙虚なところがシンジくんのいいところでもあるわ」

アスカ「……よくわかんないわ」

ミサト「それにしても、アスカ、ちょっと見ない間に大きくなったわね」

アスカ「そう?」

キャイキャイ


トウジ「シンジ、今、あいつの受け攻めについて考えてたやろ」

シンジ「なぜそれを!」

ケンスケ「俺もわかってた。いい加減付き合い長いからね」

トウジ「で、先生の見立てだとどっちなんや?」

シンジ「100%ネコ。絶対にネコ。賭けてもいいね」


トウジ「ネコってたしか受けやろ? そうは見えんけどなー百合はわからん」

シンジ「っていうか、受け攻めってどこで知ったの?」

トウジ「いや、妹がちょっと、な」

ケンスケ「ああ、そういう……」

加治「おいおい。俺に会いに来たんじゃなかったのか?」

ミサト「げっ、加治!」

シンジ(ここにきて昔の男だと!)

トウジ(シンジ的には相当きつい展開やな)

ケンスケ(いや、案外……)

シンジ(昔の男登場でさらなる波乱か!? ミサトさん、罪な女やでえ……)wkwk

((うわあ……もう、なんでもいいんだな……))

加治「シンジくん、いま、こいつと一緒に暮らしてんだって?」

アスカ「ええ! そうなの? ミサト」

ミサト「えっ、ええ」

加治「こいつの寝相、悪いだろ?」

ミサト「ちょ、あんた!」

アスカ「えええええええええええええ!!!」

シンジ「ええ」

ミサト「シンジくん!?」

アスカ(このバカ意味わかってないのかしら)

シンジ(肉体関係ありか……ふふふ)

トウジケンスケ((だめだこりゃ))

今日は本当にここまで

加治「おっと、自己紹介が遅れたな。俺は加治リョウジ。よろしくな」

シンジ「あ、はい。どうも」

アスカ「加治さーん!」

ミサト「ケッ」

加治「なに怒ってんだよ」

ミサト「あんたのことなんかどうとも思ってないわよ!」

加治「つれないねえ」



トウジ「なあ、シンジ。あの女、この男のこと好きなんとちゃうか」ボソボソ

シンジ「うん。そうみたいだね」

ケンスケ「意外に冷静だな」

シンジ「綾波の一件で思ったんだ。ヘテロもまた受け入れてあげなきゃいけないもなんだって」

トウジ「ヘテロってなんや?」

ケンスケ「異性愛のことだよ。ホモの逆」

トウジ「うん? ってことはホモは同性愛っちゅーことか? ゲイのことじゃなく?」

シンジ「まあ、ほとんどゲイと混同されるけど差別的なニュアンスが含まれている。

自称する人もいるけど、それでも、ゲイって言ったほうがいいよ」

トウジ「なんでや? 自称してんならええんやないか?」

ケンスケ「『俺ハゲてきたんだよな~』って言ってる人に『そうですね。ハゲてますね』って返したらどうなると思う?」

トウジ「……そういうことか」

シンジ「まあ、呼称にあんまり過敏になるのもいけないと思うけどね。こういうのならまだしも百合レズ論争とか何の意味もない」

艦長「!? あれはなんだ!」

ミサト「まさか、使徒!?」

艦長「あれが噂の……総員、配置につけ。魚雷用意!」

ミサト「使徒に対して通常兵器は……」

艦長「ええい、部外者は黙ってろ!」

船員「前段命中。しかし……」

艦長「まるで効いてないだと!」


ケンスケ「すごいすごいすごすぎる!」

シンジ「あの、ぼくらの命が危険だって、わかってる?」

ケンスケ「でも、あいつらに負けたら人類全滅なんだろ? 最後になるかもしれないんだから不安になる前に楽しまないと」

トウジ「そういう問題ちゃうやろ……」

アスカ「何やってんのよ! サードチルドレン!」

シンジ「え!」

アスカ「使徒が来てるのよ! 戦闘準備しないと!」

シンジ「つっても、初号機はないし……」

アスカ「いいから来る!」

シンジ「はい……」

アスカ「これに着替えて」

シンジ「プラグスーツ? 着替えてって言ったって……」

アスカ「あんた男でしょ! そこらへんで着替えちゃいなさいよ!」

シンジ「お、男だからって、そんな……。そういう性差別は」

アスカ「ぐちぐちぐちぐちうるさいわね! 私はそこの更衣室で着替えるからそこで済ませちゃいなさいよ! わかった?」

シンジ「はい」

アスカ「……言っとくけど、見たら殺すわよ」

シンジ「それは絶対にないから大丈夫」

アスカ「それはそれで腹立つわね」









シンジ「これは……」

アスカ「これがエヴァンゲリオン弐号機! 零号機や初号機みたいなプロトタイプとは違う、完成された機体よ!」

シンジ「へえ、どうちがうの?」

アスカ「……………………細かいことは気にしない! わかった?」

シンジ「はい」

ミサト「ええ、はい、どうも。ありがとうございました」ガチャ

ミサト「これより、本作戦の指揮権は全て、NERVのものとなりました。海軍には後方支援をお願いしたいと思います」

艦長「……我々の武器では歯が立たないことは認めよう。だが、本当にあなたにあれを仕留めることができるというのか?」

ミサト「ええ。エヴァならできます」

ミサト「アスカ! 弐号機に乗る用意をして!」

アスカ『もうとっくにできてるわ』

ミサト「さっすが~」

艦長「子供に戦わせるのか!?」

シンジ『あ、あの』

ミサト「シンジくんもそこにいるのね。なら安心だわ」

シンジ『え、いや、逆じゃ……』

ミサト「任せたわよ。二人とも」

ビービービー

アスカ「どうしたのかしら?」

シンジ「やっぱり二人で乗ったらシンクロ率とかに影響が出るんじゃ……」

アスカ「いや、これは思考ノイズね……。あんた、ドイツ語は?」

シンジ「ば、バームクーヘン?」

アスカ「……もういい、わかった。日本語モードにチェンジ。エヴァ弐号機、起動!」

アスカ「じゃあ、行くわよ!」

ミサト『ちょ、ちょっと、アスカ、そんな装備じゃ……』

アスカ「大丈夫よ。ようは落ちなきゃいいんでしょ。……来た!」

弐号機に突進を仕掛けてくる使徒

アスカ「どぅおりゃああああああああ!!!!!!!!」

アスカ「ちっ、プログレッシブナイフじゃこんなものか」

アスカ「場所を変えたほうがよさそうね。よっと」

シンジ「へ? う、うわわっ!」



ミサト「空母を足場に……さすがね」

ケンスケ「勿体ない勿体ないもったいないああああああああ!!!!」

トウジ「おちつけえや」

ミサト「ん? そういやあいつは……?」

加持「おうい! 葛城!」ノシ

ミサト「加持!」

加持「俺、先行くわ。本部に届けるもんあるし」

ミサト「は?」

加持「じゃあなー」ノシ

ミサト「」ポカン

トウジ「……あ、あいつ逃げよった!?」

ケンスケ「Yak-38フォージャー……かっくいい~!」

アスカ「きゃあ!」

シンジ「うわあ!」

ミサト「シンジくん! アスカ!」

ミサト「くっ、海に引きずり込まれた……」


シンジ「どうしよう……何とかして逃げないと……」

アスカ「わかってるわようるさいわね!」

アスカ「アンビリカルケーブルは繋がってるから活動限界の心配はないけど……この装備で水中戦はキツイわね……

とにかく、まずはこの状況を脱しないと……」

ミサト『シンジくん、アスカ、絶対に離さないでね』

「「へ?」」

アスカ「戦艦による零距離射撃……」

ミサト『そう、釣りの要領で使徒を水面近くまで引き上げ、使徒の口の中に砲撃をかます。ATフィールドはエヴァが中和してくれているから十全にダメージが通るわ』

シンジ(それって、砲撃にも使徒の爆発にも巻き込まれるからめちゃくちゃ痛いんじゃ……)

アスカ「わかったわ。ミサトの作戦で行きましょう……ミサトを信じる」

シンジ(お?)

ミサト『頼んだわよ、二人とも』

ミサト『アンビリカルケーブル、回収!』

アスカ「ぐっ、予想以上に負荷が……」

シンジ(この前の戦闘だと簡単に壊れたのに……強度があるんだかないんだか……)

船員『水面まで距離60』

シンジ「そろそろ口を開けないと……」

アスカ「変なこと考えないで。ただ口をこじ開けることだけを考えるのよ」

((開け、開け、開け、開け開け開け開けひらけひらけひらけひらけひらけ))



ミサト「口が開いた! よし、全艦発射!」

アスカ「ふう……」

シンジ「………………………」

トウジケンスケ(ぺ、ペアルック……!)

ミサト「あらあら、二人とも、もう仲良くなったの~?」ウププ

シンジアスカ「そんなんじゃないですよ!(ないわよ!)」

ミサト「ふぅう~ん、へえ~」

アスカ「もう! なんなのよ!」

ギャーギャー

ケンスケ「散々だったなというか……うらやましいというか……」

トウジ「ま、とにかく、ようやったな。シンジ」

シンジ「…………」

ケンスケ「ん? どうした?」

シンジ「いや、ミサアスの可能性を……」

トウジケンスケ「「…………」」

トウジ「……ヘテロも尊重するんやなかったんか?」

シンジ「百合妄想するかどうかはまた別の話だよ」

ケンスケ「……そんなものかね~」

翌日 学校

トウジ「にしても、けったいな女やったな~」

ケンスケ「シンジはこれからも付き合いあるんだろ? 同情するよ」

シンジ「ははは……」


先生「えー、今日は、転校生を紹介する。来なさい」

「「「げっ」」」

アスカ「惣流・アスカ・ラングレーです。よろしく!」

心がてんでばらばらのアスカとシンジは使徒にこてんぱんにのされてしまう。

ミサトは2人の完璧なユニゾンを目指し、一計を講じた。

次回「瞬間、心、重ねて」。この次も、サービス、サービスゥ!

今日はここまで
今から次の話を書くのが楽しみです

ミスった。細胞だった。
際ボイって何やねん…

>>156
際ボイ:フェムなのかボイなのか際どいボイのこと(大嘘)

ケンスケ「スポーツ万能。成績優秀。『学校では』周りにも優しい。生徒の模範のような優等生」

トウジ「ほんま嫌味な女やで」

シンジ「……だからって盗撮した写真売っていいわけじゃないと思うけど」

トウジ「ま、そう固いこと言うなや」

コノニマイチョウダイ

シンジ「はい、まいど。一枚五百円ね」

ケンスケ「なんだかんだで手伝ってるしな」

シンジ「百合漫画って結構高いんだよね」

トウジ「なんや自分だいぶ図々しなってきたな」

シンジ「あいにくこっちが本性さ」


チョットーアンタタチナニヤッテンノヨー

トウジ「げっ! 見つかってしもうた!」

シンジ「ねえ、きみ、惣流の写真持ってるんだけど、いる?」

ケンスケ「おいシンジ!」

エッ、ソウリュウサンノシャシン?///

シンジ「うん。ほら、よく撮れてるでしょ」

ウ、ウン///

シンジ「これ、あげるよ」

エ、ホッホントウニッ!

シンジ「うん、本人には内緒にね」

ア、アリガトウ///

シンジ「じゃあね」

「「……」」


ケンスケ「……シンジ、お前ってコミュ障って設定じゃなかったっけ?」

トウジ「なんやエヴァに乗ってからだいぶ肝座ってきたというかなんというか……」

シンジ「ええー、そんなことないよ」

トウジ(一見普通のやつなんやけどなー)

ケンスケ(……エヴァパイロットって腹黒ばかり選ばれるのだろうか)

トウジ(なにがあってもこいつだけは敵に回さんどこ)

その頃、葛城家

アスカ「ふんふふーん~♪」

「まさかミサトが『私と一緒に住みたい』って言うなんて思いもしなかったわ」

「さて、サードには悪いけど、ここから出て行ってもらわないとね。なんてったって女の二人暮らしなんだから男がいちゃマズイでしょ」

「まあでも流石にかわいそうだから荷造りくらいこのアスカ様がやってあげないとね」



アスカ「……しかし、なんというか、なにもないわね。この部屋は」

「あっ、そうだそうだ。日本人は大事なものをベッドの下に隠すんだったわね。忘れてたわ」

「ふふふ、さーて、サードはどんなものを持ってるのかしら。お子様には早いものだったら処分してあげなくちゃ」ゴソゴソ

「……なにこれ? カセットテープ? タイトル見る限りクラシック……なんでこんなものを、っと」

「奥にもまだ空間あるわね……これは漫画?」

「ゆるゆり、きんいろモザイク、のんのんびより、ハナヤマタ……・目でっかい女の子ばっかり、なにこれオタクってやつ? キモ」

「奥にもまだあるわね。全部捨ててあげちゃいましょう」







「ん? これは……少女漫画? へえ、あいつ、こんな趣味もあるんだ」





「乙女ケーキ……聞いたことないわね」ペラ





今日はここまで
待たせてしまって申し訳ありません。え?別に待ってない?それならいいんですけど

最初立てたときは毎日1話ペースでやって旧劇地上波に間に合う予定だったんですが……どうしてこうなった

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