八幡「卒業してから小町が布団に潜り込むようになった」 (155)

小町「今日もお邪魔しまーす」モソモソ

八幡「くかー」zzzz

小町「ん~今日もお兄ちゃんの匂いを満喫しながら寝る、幸せだよ」クンカクンカ

八幡「すぴー」zzz

小町「雪乃さんも結衣さんも大志君のお姉さんもお兄ちゃんの嫁にならないなら小町がなってあげるしかないよね♪」

八幡「戸塚・・・」zzzz

小町「・・・・」ベシッ!

八幡「う~ん・・・」zzzz

小町「そういう道はダメ」

八幡「zzzz」



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翌朝

八幡「またこいつ潜り込んで来てんのか」

小町「すうすう」スリスリ

八幡「お前だけだよ、こんなどうしようもない奴の面倒見るバカ」ナデナデ

小町「大志君・・・」

八幡「ゴルゴ13の電話番号は・・・」

小町「流石に暗殺しなくても!」

八幡「んだよ、起きてのか」

小町「えへへ、ちょっとお兄ちゃんに嫉妬してほしかったんだよ」

八幡「Shitはあいつの方だ」

小町「まあまあ、それより小町は遊びに行きたいのです!」

八幡「お前が電ちゃんのモノマネしてもティンと来ねえな」

小町「何言ってんの?」

八幡「なんでもねえよ、それより出るなら30秒で支度しな」

小町「ムスカの方が3分くれるあたり良心的に思えるから不思議だよね」

八幡「そろそろ俺の布団に潜り込むのをやめて欲しいんだが」

小町「何で?」

八幡「いや、何かあれじゃん」

小町「なんで?」

八幡「そろそろお互い自立とか考えてだな」

小町「な  ん  で  ?」

八幡「・・・・」ゾクッ

小町「雪乃さんも結衣さんも沙希さんもいろはさんもめぐりさんも平塚先生も拒絶して、最後に小町からも逃げるの?ねえ、

そうはいかないよ?だって小町はお兄ちゃんのこと全部分かってるもん」

八幡「・・・・」ブルブル

小町「もうあんな人たちのことなんか忘れて、小町のことだけを見ててね?」

八幡「考えとく」ガタガタ

小町「お兄ちゃんは相変わらず捻デレだなあ」

八幡(あいつらと向き合えずに逃げたツケがこれなのかもしれんな)

小町「支度してくるから待っててね!」

旭市

八幡「何で旭市なんだ?」

小町「いいからいいから、楽しいよ?」

八幡「で、何か用事あるならさっさと済ませたいんだけど」

小町「お寿司が食べたいのです!」

八幡「確かにここら辺はチェーン店でもネタがデカいし旨いからな」

小町「それに、あの人たちとも会わないだろうし」ボソッ

八幡「何か言ったか?」

小町「何でもないよ!さあインドネシアの大統領の名前の店に行こー!」

八幡「なんじゃそりゃ」

雪乃「スシローということかしら?」

小町・八幡「!?」ビクッ

雪乃「正確にはスシロ・バンバン・ユドヨノなのだけれど」

小町「なんでここに・・・・」

八幡「相変わらずのユキペディアっぷりだな」

雪乃「たまたま千葉駅であなたたちを見かけたからそのまま付いて来てしまったわ」

八幡「まあいいや、俺らはシブガキ隊のあの曲よろしく過ごすから」

小町「もう通じる人の方が少ないよ・・・」

雪乃「久しぶりに会ったのだし、費用は私が持つからご一緒してもいいかしら?」

小町「えーっと、兄妹水入らずで過ごすのがコンセプトでして」

八幡「え、奢り?マジで?」

小町「はあ~~~~~・・・・・」

雪乃「私に二言はないわ、行きましょう」

スシロー

八幡「たまに食うとうめえ」ヒョイパクヒョイパク

小町「こうなりゃヤケだよ!」ヒョイパクヒョイパク

雪乃「ふふふ、こういうお店もいいわね」パクパク

八幡「そういや付いて来たつってたけど、俺に何か恨みでもあんの?」ヒョイパクヒョイパク

小町「逃げられた腹いせに通り魔してくるのかと思いましたよ」ヒョイパクヒョイパク

雪乃「あなたたち兄妹は私を何だと思っているのかしら・・・・」

八幡「雪女」ヒョイパクヒョイパク

小町「通り魔」ヒョイパクヒョイパク

雪乃「・・・・どちらもハズレよ、久しぶりに知った顔を見かけて懐かしくなっただけよ」

八幡「ふーん、まあ奢ってもらってるから文句ないけど」ヒョイパクヒョイパク

小町「あ、大トロ注文してもいいですか?」

雪乃「好きなものを好きなだけ食べるといいわ」

小町「お兄ちゃんはあげませんけどね」ヒョイパクヒョイパク

八幡「俺は誰のものにもならん」ヒョイパクヒョイパク

雪乃「相変わらずね」

八幡「由比ヶ浜とは連絡取り合ってるのか?」ヒョイパクヒョイパク

小町「そういえばどうなんですか?」ヒョイパクヒョイパク

雪乃「たまに私の家に遊びに来るわ」

小町「友達してますねー」ヒョイパクヒョイパク

八幡「ふーん」ヒョイパクヒョイパク

雪乃「由比ヶ浜さんもあなたと会いたがっていたわ」パクパク

八幡「今さら会ってもしゃあねえ気もするがな」ヒョイパクヒョイパク

小町「平塚先生はどうなんですか?」ヒョイパクヒョイパク

雪乃「・・・・」

小町・八幡「・・・・・」(状況を理解)

雪乃「ま、まあとにかく、一度会ってあげるといいわ」

小町「ダメです」

八幡「俺もそのつもりはねえな」

雪乃「理由を聞いてもいいかしら?」

八幡「お前の気持ちはマジで分からなかったが、あいつの気持ちは薄々気づいていた、だけどそれから全力で逃げ出した俺が

ヘラヘラと合わせる顔がねえ」

小町「小町的にももう高校の知り合いとは顔を合わせて欲しくないっていうか、とにかく嫌です」

雪乃「あなたは約束を守る人間ではあると思ったのだけれど」

八幡「約束?別に鍵付きペンダントとか持ってないし小さいころに結婚の約束をした女の子もいねえぞ」

小町「あ、でも小町と結婚するとかそういう約束はしてましたね」

八幡「あー、そういやしたな」

小町「懐かしいね~」

雪乃「確か、『パセラ』『ハニトー』と言えばあなたに通じるみたいなのだけれど」

八幡「あ」

小町「約束してたの?」

八幡「高校二年の文化祭の時にちょっとな」

小町「ふーん・・・・」

雪乃「私はその場にいなかったから分からないのだけれど、約束は果たすから約束なのよ?」

八幡「忘れてた俺が悪いか・・・・」

小町「お兄ちゃんのことだから律儀に守るんだろうなあ・・・・」

雪乃「私は伝えたわよ、あとはあなたが決めてちょうだい」

八幡「連絡先は変わってないのか?」

雪乃「ええ」

八幡「んじゃ連絡しとくわ」ヒョイパクヒョイパク

小町「いやー、雪乃さんごちそうになりました」ペコリ

雪乃「気にしないでちょうだい」

八幡「俺も腹一杯だわ」

雪乃「ならお会計するわ」



八幡「ごっそさん」

小町「ありがとうございました」

雪乃「ええ、またこうして会えるかしら」

小町「それはどうでしょう」

八幡「千葉から離れないなら今生の別れってのも考えにくいだろ」

雪乃「そうよね」

小町「小町たちは帰りますね」

雪乃「私も帰るわよ」

八幡「そもそも付いて来てたんだもんな」

雪乃「そういうことよ」

千葉駅

雪乃「それじゃあまた」

八幡「おう、あんがとな」

小町「ありがとうございました、さようなら」

雪乃「ええ」

八幡「しっかし雪ノ下と出くわすとはな」

小町「小町もびっくりしたよ」

八幡「さっさと帰ってゆっくり寝たい」

小町「小町もゆっくりお兄ちゃんと寝たい」

八幡「好きにしろ」

小町「えへへ」

八幡「どうせ晩飯入んねえし、コンビニで夜食のパン買って帰ろうぜ」

小町「アイアイサー!」

八幡(秘書艦変えようかなー、でも『なのです』って口癖可愛いしなー、小町に似てる黒潮も捨てがたいしなー)



八幡「たでーま」

小町「ただいま」

八幡「誰もいねえや」

カマクラ「にゃー」

小町「かーくん以外はね」

八幡「いつものことか」

小町「ご飯もいらないし、だらだらしてようか」

八幡「賛成」

八幡の部屋

イナズマノホンキヲミルノデス!

八幡「・・・・」

小町「ふんふーん♪」

シズンダテキモデキレバタスケタイノデス

八幡「なあ小町」

小町「なあに?お兄ちゃん」

八幡「お前なんで俺の部屋にずっと入り浸ってんの?」

アリガトウナノデス

小町「なんとなくかな」

八幡「まあいいけどよ」

小町「いいなら遠慮なく♪」

八幡「・・・・・」

ハワワ!ビックリシタノデス!

prrrrrr

八幡「マジかよ、着信なんていつ以来だ?」

着信:由比ヶ浜

八幡「忘れてた」

小町「・・・・」

八幡「はいもしもし」

結衣「ヒッキー、ゆきのんと会ったらしいじゃん」

八幡「おう」

結衣「その時に何かなかった?」

八幡「お前から電話あって今思い出した」

結衣「じゃあいつにする?」

八幡「そのうちな」

結衣「それだとまた忘れるかもしれないから日付決めよっか」

八幡「んじゃ明日の12時」

結衣「早っ!?まあいいけど、忘れないでね!」プチッツーツーツー

八幡「貴重な休みをつぶすとは、これが若さゆえの過ちか」

小町「お兄ちゃん浮気?」

八幡「浮気も何も交際相手いねえよ」

小町「ふーん、お兄ちゃんはそういうつもりなんだ」

八幡「?」

小町「まあいいや、遅れたりしたらまた面倒なことになるだろうから時間厳守しなよ」

八幡「これ以上面倒事はお断りだ、ここは小町先生の言うことを聞いとくわ」

小町「ポイント高いよお兄ちゃん♪」



小町「今日も今日とてお兄ちゃんの布団に潜入捜査♪」

八幡「ぐおー」zzzzz

小町「さーて、お兄ちゃんにつく悪い虫は予防しないと」スリスリチュッチュッ

八幡「ん・・・」zzzzz

小町「キスマークだらけにしてあげるからねお兄ちゃん」チュッチュッチュッチュッ

八幡「んーーー」zzzzz

小町「愛してるよ八幡」ペロペロペロペロチュッチュッチュッチュッ

八幡「やめろ小町・・・掃除機を俺に掛けるんじゃねえ・・・・」zzzzz

翌朝

八幡「何か変な夢見た」ホゲー

小町「変な夢?」

八幡「小町に体中掃除機を掛けられる夢」ヌボー

小町「いくらごみぃちゃんでも掃除機掛けたりしないよ」

八幡「そりゃそうだ」

小町「さささ、女を怒らせると怖いんだから早めに行った行った!」

八幡「あいよー」

駅前

結衣「あ!ヒッキーおそーい!」

八幡「え、三十分前なんだけど」

結衣「あたしは一時間前!」

八幡「早過ぎんだろ・・・金剛みたいな声のくせに島風かよ」

結衣「何それ?」

八幡「世の提督の業界用語だ」

結衣「????」

八幡「んなことよりパセリだったかケセランパセランだったかに行くぞ」

結衣「パセラ!」

パセラ

八幡「カラオケ屋でメニュー持ち帰りって結構レアじゃね?」

結衣「美味しいからつい」

八幡(これでもかってくらいパンだった記憶があったんだけど)

結衣「せっかくだし食べてっていいでしょ?」

八幡「テイクアウトしてゴーホームしてバイバイして終わりじゃねえの?」

結衣「まあまあ、忘れてた罰ってことでさ!ね!」グイグイ

八幡「すぐ帰るからな」

結衣「えーと、とりあえず五時間で」

八幡「はあ!?」

結衣「結構広い部屋みたいだよ、行こっ!」グイグイ

八幡「五時間とかバカか・・・・・」

結衣「いいからいいから」

お部屋

八幡「はあ・・・・こうしてる間にも電ちゃんが俺を待ってるってのに」

結衣「久しぶりなんだしいいじゃん!」

八幡「久しぶりだからって五時間はおかしい」

結衣「えい」ドンッ

八幡「お、おい」ドサッ

八幡を押し倒しその上に跨る結衣

結衣「ヒッキーは、さ」//////

八幡「//////」ドキドキ

結衣「あたしのことさんざんビッチとか言ってたけど、試す?」////////////

八幡(おおおおおおお押し倒されて跨られてエロイ意味で試すとかビッチじゃないですかヤダー!)/////////

結衣「今でもあたしはヒッキーのこと・・・・」////////

八幡「落ち着け由比ヶ浜、話せばわかる、な?」/////////

結衣「分かんないよ・・・・また逃げられるなら襲うしかないし」/////////

八幡「降りろ」//////

結衣「ダメ、脱がすからね」ズリズリ

八幡「やめ・・・・」

結衣「・・・・・何これ」

八幡の体中にキスの痕が所狭しと付いていた

八幡「何がだ・・・・なんじゃこりゃあ!?」

結衣「酷いよ・・・・ぐすっあたしには何のチャンスもくれなかったのに!」

八幡「え、いや、心当たりがないんだが」

結衣「クンクン・・・女の匂いもする!」

八幡「それはk

結衣「ヒッキーのバカァ!」バチン!

八幡「!?」ジンジン

五分後

八幡「・・・・・・」

結衣「・・・・・・」

八幡「あの」

結衣「!」プイッ

八幡「・・・・・」

結衣「・・・・・て・・・る」

八幡「え?」

結衣「あたしにも・・・・いっぱいマーキングしてくれたら許してあげる・・・・・」/////////

八幡「マーキングも何も、そんな関係になる相手がこの俺にいると思うのか?」

結衣「へ?」

八幡「確かに体中キスマークに見える何かが付いてるが、俺にそんな真似して得する奴がいると思うのか?」

結衣「それは・・・・・・・結構いるからね!?」

八幡「高校卒業後、大学に進学したはいいものの今までのぼっち癖で友達はゼロ、貴重な顔見知りの雪ノ下に出くわしたのは昨日」

結衣「・・・・・」

八幡「今じゃ小町とカマクラぐらいしか相手してくれないこの俺が誰かとその、ふ、深い関係になったりすると思うのか?」///

結衣「・・・・・ごめん」

八幡「謝ったな?つまり俺は自他ともに認めるぼっち界でも上位のぼっちであり、干渉してくる人間は一昨日の段階では五本の指に収まる程度だ」

結衣「わかった!わかったし!あたしの恥ずかしい間違いだったんでしょ!?」

八幡「分かったならいい、ここまで古傷を抉ったのは久しぶりだわ」

結衣「抉る相手いなかったんじゃ・・・・」

八幡「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」ドヨーン

結衣「あたしも久しぶりに地雷ふんじゃったよ・・・・・・・」

八幡「まあいいや、それにしてもハニトー遅いな」

結衣「・・・・・・・」//////////////////ボンッ!

八幡「そういや、ハニトー来る前に俺を押し倒したのか、さすがビッチ」

結衣「言わないでええええええええええええええええええええええ!!」/////////

八幡(自業自得とか言ったらまたこじれるから言わない☆)

結衣「ううううううう・・・・・・・・・」/////////

八幡「五時間何して潰すんだよ」

結衣「ハニトー食べてから決める!」

八幡「さいですか」

八幡「ふう、やっぱパンだったな、もうこれでもかってくらい超絶パン」

結衣「美味しいじゃん」

八幡「マズくはねえよ」

結衣「よいしょ」ポスッ

八幡「なんで俺の膝を枕にしてんだよ」

結衣「食べたら眠くなってきちゃった」

八幡「え、マジで?帰る?」

結衣「帰らないし!ちょっと食休みするだけ!」

八幡「ぬか喜びさせやがって」

結衣「ふんだ、ヒッキーの膝気持ちいいから離れないし」スリスリ

八幡「お前は小町か・・・・」

結衣「え?ヒッキー小町ちゃんにも膝枕してるの?」

八幡「最近はほとんど毎日だな」

結衣「・・・・・・それっておかしいよ」

八幡「そうなのか?よその兄妹の事情は分からんからな」

結衣「小町ちゃん、かなりのブラコンだったけどもっと悪化してるよ!」

八幡「ふーん」

結衣「ふーんじゃないし、他に何かされてたりしない?」

八幡「他?」

結衣「例えば、やたら抱き付いてきたりとか甘えてきたりとか」

八幡「あーそれなら寝てたら毎晩布団に潜り込んでくるぞ」

結衣「・・・・・・」

八幡「もうなれたけどな」

結衣「もしかして、昨日も?」

八幡「当たり前だろ、毎晩だからな」

結衣「ヒッキー」

八幡「ん?」

結衣「多分ヒッキーの体中のアザ、小町ちゃんのキスマークなんじゃないかな」

八幡「おいおい、いくら千葉の兄妹でもありえねえよ」

結衣「ヒッキーはそう思ってても小町ちゃんはどう思ってるか聞いたことある?」

八幡「言われてみればねえな」

結衣「アウトだよ!」

八幡「大げさじゃね?」

夕方

八幡「ったく、しつこい奴だな」

結衣「そうでもないでしょ!?兄妹でそんな関係はダメだし!」

八幡「ありえねえつってんのに」

結衣「今から確かめるから!早く!」

八幡「分かったよ」

八幡宅

小町「・・・・で?お兄ちゃん、何で結衣さんがうちに来てるの?」

八幡「まあすぐ済む話なんだけどな、由比ヶ浜から言ってやってくれよ」

結衣「うぇ!?あのーそのー・・・・」

八幡「妹に面と向かってあんなこと聞きたくねえぞ」

結衣「いざ聞くとなると緊張する・・・・」

小町「早くしてください、今からお兄ちゃんにご飯作ってあげたいんで」

結衣「・・・・・・・・・あのね小町ちゃん、ヒッキーの事好きだよね?」

小町「もちろんそうですよ、お兄ちゃんですから」

結衣「違くて、ヒッキーを男の子として好きだよね?」

小町「え?小町がお兄ちゃんを?まさか~~」

結衣「違うの?」

小町「確かにお兄ちゃんは~?小町の大事な大事な大事な大事なお兄ちゃんですけど、さすがにありえませんよ」

結衣「じ、じゃああのキスマークは・・・・」

小町「キスマーク?何のことですか?小町はごみぃちゃんに掃除機を掛けただけですよ?」

八幡「ちょっと待て!やっぱ掃除機掛けやがったのか!夢じゃなかったのか!」

小町「お兄ちゃんは黙ってて」

八幡「」

小町「だけどおかしいですね~?さすがに目立つ場所は控えて『服』の胴体の部分にしか掛けてないのに、どうして『アザ』の場所が分かるんですかね~?」

結衣「それは・・・・・」/////////

八幡「・・・・・・・・」/////////

小町「お兄ちゃんと久しぶりに会ったからっていきなり押し倒したり、服を脱がせて『アザ』のことを知ったとかじゃないですよね~?」

結衣「うっ!?」

小町「そんな節操のない人にはお兄ちゃんは渡せませんね、帰ってください」

眠いねる

結衣「!」

八幡「お、おい小町?」

小町「もう誰にもお兄ちゃんは渡さないんで、帰ってください」

結衣「・・・・ヒッキー、あたしもう帰るね?」

八幡「ちょ、おい!」

バタバタバタ

八幡「流石に言いすぎだろ」

小町「良いんだよこれで、それにお兄ちゃんだって結衣さん達から逃げたじゃん」

八幡「だからって!」

小町「お兄ちゃんはどっちの味方なの!?」

八幡「どっちとかそんな問題じゃねえだろ!」

小町「あはは、お兄ちゃんは優しいからね。結局誰も選べなかったんだよ」

八幡「・・・・・・」

小町「選べないなら選ばせるしかないよね?」

八幡「どういう意味だ」

小町「さあ?後々分かるようになるよ」

八幡「・・・・・?」

小町「さてと!少し遅くなるけど今日はお兄ちゃんの好きなもの作ってあげるからね!」

八幡(何なんだ一体・・・・)

小町「♪」



八幡「ぐーーー」zzzzz

小町「よく寝てる寝てる♪」ゴソゴソ

八幡「すぴーー」zzzzz

小町「これもうお兄ちゃんを食べちゃってもいいかも!」ムラムラ

八幡「すーーー」zzzzz

小町「血が繋がってるだけで男と女だし、いいよねお兄ちゃん?」//////

八幡「zzzz」ゴロ

小町「そうと決まれば脱がなきゃ、その前に手足は縛って・・・・と」イソイソ

八幡「う~~~ん・・・」ムニャムニャ

小町「小町もそこそこ胸あるよお兄ちゃん」ムニムニ

八幡「・・・・・」zzzzz

小町「お兄ちゃん脱がせるの大変だからズボンだけ脱がすね」ズリズリ

八幡「んんん・・・・」

小町「これがお兄ちゃんの・・・・」/////////

八幡「ん・・・・なに、してんだ」

小町「なにって、今から小町はお兄ちゃんとエッチなことをしちゃいます」

八幡「やめろ、離せ!」ギシギシ!

小町「無理だよ、縛ってるもん」サスサス

八幡「っく!あああ!」ビクンッ

小町「お兄ちゃんのエッチな本の中に兄妹でするやつもあったよね?」ペロペロ

八幡「いいから解け!」

小町「絶対にダメ、お兄ちゃんは実の妹と結ばれるんだよ。ん・・・・」チュッ

八幡「んむぅぅぅ!?」モゴモゴ

小町「ん・・・あむ・・・ふ・・・・」レロレロクチュクチュ

八幡「んーーーーーー!!」ジタバタ

小町「すぐに気持ちよくなるからね//////」ピチャピチャ

八幡「んんんん!?」

小町「ほらほら、大きくしないと入らないでしょ」ジュポジュポ

八幡「なんでそんな・・・・うあああっ!」//////

小町「ひもひい?おひいひゃんひほうほほくひらよ?(気持ちい?お兄ちゃん妹の口だよ)」ジュポジュポ

八幡「ぐっ!あっ!」ビクッビクッ!

小町「ひつれもらしれいいかられほにいひゃん(いつでも出していいからねお兄ちゃん)」グプジュポジュポグプ

!すでのなでまここは日今

はまちと俺妹で根付いてしまった千葉の兄妹への熱い風評被害

>>100
菜々「忘れてもらっては」
美也「困るな!!」

>>102
キミキスの相原菜々じゃね

>>103
そうそう

アレも千葉でしょ
名前変えてるけど、銚子じゃなかったっけ舞台は

>>106
そうだよ
千葉にそのまんま聖地あるぜ

八幡「うっ!・・・・」ビクッ

小町「やっぱやめた」ピタッ

八幡「そ、それでいいんだ、早くほどいてくれ」

小町「よいしょ」チョコン

八幡に跨る小町

八幡「まさか」

小町「ーーーーーーーーーーーーーーっっ!!」ズブズブズブ

八幡「あ・・・・あああ・・・」

小町「痛い・・・けど、これでお兄ちゃんは正式に小町だけのお兄ちゃんになりました」グチュグチュ

八幡「痛いなら抜け、まだ間に合うから!」

小町「小町の口に出すより・・・・・中に出したほうが小町的にポイント高いんだ・・・・よ」ブルブル

八幡「どうしてそこまで俺を!?」

小町「昔、寂しいときに傍にいてくれた時からずっとこうしたかったんだよ

だけど雪乃さんとか結衣さん達が出てきてさ、一回諦めたけどお兄ちゃんはそこから逃げちゃってさ、こうなったら小町しかお兄ちゃんの面倒見れないじゃん」ズチュズチュ

八幡「・・・・・・・・」

小町「だからね、んっ、小町はお兄ちゃんと小町だけで、んっ、幸せに暮らしたいのです!」パチュンパチュン

八幡「やめろ・・・・やめてくれ・・・・」

小町「もう遅いよ、あの人たちから逃げた時点でこうなるのは決まってたんだよ」パンパンパンパン!

八幡「うっ!」ビュルビュル!

小町「はあ・・・はあ・・・・既成事実は女に有利だから助かるよ」クタッ

八幡(やっちまった・・・・妹と・・・・中に出しちまった・・・・)

小町「今は妹とスることに抵抗があってもすぐ良くなるから、これから一杯エッチしようねお兄ちゃん?」チュッ

八幡(俺は・・・・・俺は・・・・・)

翌朝

チュンチュン・・・・・

八幡(全裸)「・・・・・・」

小町(全裸)「すうすう・・・・」ムニャムニャ

八幡(夢オチじゃなかったのか・・・・・最後の希望だったんだがな)

小町「はちまん・・・・大好き・・・・・」zzzzz

八幡「寝言か・・・・受け止めきれねえ・・・・」

八幡(少し頭を冷やしに出掛けるか)ノソノソ

千葉市内

八幡(道行く人間の中に妹と男女の関係になる奴は何人いるんだろう?)スタスタ

「比企谷君?」

八幡「・・・・お久しぶりです」

陽乃「本当に、ね」

八幡「それじゃ」ペコリ

陽乃「はいストーップ」ガシッ

八幡「なんすか?逃げたいんですけど」

陽乃「どこで正直になってるの、いいからその今にも腐り落ちそうな眼の原因をお姉さんに話してみなさい」

八幡「嫌です」

陽乃「相変わらず強情なんだから、折角見逃してあげて向き合う時間をあげたのに」

八幡「俺は変わりません、おちょくるなら他を当たってください」

陽乃「えー冷たーい!」

八幡「冷暗所みたいな性格してるもんで、じゃ」

陽乃「いいから付いてきなさい!」ズルズル

八幡「え、ちょ」

喫茶店

八幡「・・・・」

陽乃「♪」モグモグ

八幡「何で人のこと引きずり回してのんきにサンドイッチ頬張ってるんですか」

陽乃「朝ごはんまだだったんだよ」モグモグ

八幡「さいですか、俺も朝飯まだ何で食うために帰りますね」ガタッ

陽乃「比企谷君の分もそこにあるじゃない」

八幡「さっさとあなたから逃げたいんですよ」

陽乃「あたしが本気を出せば逃げられないのは分かるよね?」

八幡「かもしれませんね」

陽乃「じゃ、ここで洗いざらい話しちゃおっか?」

八幡「嫌です」

陽乃「ん~、じゃあ質問、現在時刻午前7時に比企谷君は何をしていたのでしょうか?」

八幡「何となく出掛けたくなっただけです」

陽乃「はいダウト、家が一番とか普段から豪語する比企谷君が出掛けたくなるわけがありません、つまり家で何かあったから
出掛けたくなった、違う?」

八幡「・・・・」

陽乃「答え合わせはいいや、他に考えられないし」

八幡「・・・・」

陽乃「親御さん関連じゃないだろうから妹ちゃんのことかな?」

八幡「・・・・」

陽乃「何があったの?」

八幡「・・・・・・」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年07月18日 (金) 20:45:43   ID: lB12MNbc

続きはよ〜

2 :  SS好きの774さん   2014年07月24日 (木) 22:55:17   ID: 0GzNlDAy

ダーク古町!
これも又ヨシ!(o´∀`)b

3 :  SS好きの774さん   2015年08月13日 (木) 00:55:58   ID: IxRlSXcz

二年前の約束を持ち出してくる雪ノ下ww

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