思えばあの頃の俺は調子に乗っていたと思う

甲子園の優勝投手になり、プロ野球からスカウトが来た

しかし俺はその話をすべて断り、単身アメリカへ渡った

そして入団テストの会場で俺は茂野吾郎と出会った

茂野「あんた日本人だろ？悪いんだけどグラブとスパイク貸してくれないか？」

グラブもスパイクも持たずに入団を受けに来るなんてふざけた奴だと思った

斎藤「スパイクはいいが、グラブはどうする。あんたサウスポーだろ？俺右投げ」

スパイクは予備を持っていたが、さすがに左投手用のグラブは持ってない

茂野「まじかよ！じゃあしかたねぇスパイクだけ貸してくれ。グラブは他の奴から借りるからよ」

スパイクを渡すを茂野はグラブを借りに他の選手の所に走っていった