モバP「事務所に仮眠用のベッドを置いてみた」 (38)

ガチャッ

モバP(以下P)「お、おはようございま……すっと」

ちひろ「おはようございます。なんなんですか、その大きな包みは?」

P「折りたたみ式のベッドです」

ちひろ「……はいぃ?」

P「だからベッドですよ。ようは寝具です」

ちひろ「どうしてそんなものを事務所に?仮眠室がありますよね?」

P「仮眠室はアイドルの皆も使うじゃないですか。それに仮眠室だとすぐに連絡が取れないですし」

ちひろ「まぁ、言いたいことは分かりますけど……」

P「30分くらい横になりたい時に使うだけですから」

ちひろ「そう言う事なら構いませんけど……いや、いいのかしら?」

P「大丈夫大丈夫♪」


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ケース1 双葉杏・遊佐こずえ(+佐久間まゆ)の場合

P「ん~~!なんとか書類も片がついたな」

ちひろ「お疲れ様です」

P「30分ほど横になりますので、何かあったらすぐに呼んで下さい」

ちひろ「了解でーす」

P「さて、ちょっと横になるか……ん?」

杏「……んが」Zzz

P「おい待てコラ」

ちひろ「どうしました?」

P「先客がいました」

ちひろ「あらら」

P「よいしょっと」ズイッ

杏「んごっ」

ちひろ「ぷ、プロデューサーさん?一体何を?」

P「杏なら端に寄せれば問題ないかと」

ちひろ「いやいや、ダメでしょう!」

P「だって杏ですよ?」

ちひろ「えぇ~」

P「それではおやすみなさい」

5分後

こずえ「……ぷろでゅーさー」ユサユサ

P「……ん?こずえか。どうした?」

こずえ「こずえもー…いっしょにおひるね…するのぉー」

P「え、でも狭いぞ?」

こずえ「いいよぉー…?」

P「んじゃ好きにしなさい」

こずえ「……わかったー」モゾモゾ

ちひろ(もう好きにしたらいい……)

さらに10分後

杏「……んぐぅ」Zzz

P「ふひゅぅ……」Zzz

こずえ「……んにゅ」Zzz

まゆ「……うふっ」ヒョコッ

ちひろ「ま、まゆちゃん!?こ、これには事情があるのよ!?」

まゆ「……」カシャッ

ちひろ「カシャ?」

まゆ「見て下さいちひろさん……小の字」ウフッ

ちひろ「あぁ、確かにこの3人だと川って言うよりは小みたいね。って、怒らないの?」

まゆ「なんでですかぁ?」

ちひろ「なんでって、プロデューサーさんが他の子と寝てるのよ?文字通り」

まゆ「だって、杏ちゃんとこずえちゃんですよぉ?」

ちひろ「ま、まぁまゆちゃんが良いなら構わないけど……(年上でも杏“ちゃん”なんだ)」

まゆ「……プロデューサーさんの寝顔。うふふふふふぅ」

ちひろ(放っておこう)


ケース2 川島瑞樹・三船美優・和久井留美の場合

P「……ふぬぁ」Zzz

美優「あら、プロデューサーさんったら毛布が肌蹴てる」

美優「……可愛い寝顔」

美優(少しくらい、いいわよね?)ソッ

留美「ダメに決まってるでしょう?」

瑞樹「気持ちはわかるわ。でも抜け駆けはダメよ?」

美優「っ!?」

瑞樹「こっそり添い寝しようとするなんて、意外と大胆じゃない」

美優「そ、そういうつもりじゃ」

留美「ならどういうつもりだったのかしら?」

美優「し、シーツが寄っていないか確認しようかと……」

瑞樹「別に私たちは添い寝をするのが悪いって言ってる訳じゃないの。抜け駆けはダメ、ってだけの話よ」

美優「え?」

留美「そうね、ここは公平にじゃんけんと行きましょうか」

瑞樹「あら、ここは年上に順番を譲るものじゃないかしら?」

留美「あら、普段は年齢のことを気にしてるのに都合が良すぎない?」

美優「そ、それなら私が最初に見つけたんですから私が一番で……」

P「あのー」

瑞樹「仕方ないわね、なら最初は美優でいいわ。でも次は譲らないわよ」

留美「勝手に決めないでくれる?」

P「おーい」

瑞樹「ちょっと黙っててくれな……プロデューサー?」

P「いい歳した大人が3人もで何をやってるんですか」

留美「お、起きてたの?」

P「そばで騒がれたら嫌でも起きますよ」

美優「すみません……」

P「どいて下さい。もう起きますから」

瑞樹(あーあ、起きちゃったか。でも)

留美(今ならまだ温もりが残ってる)

美優(2人とも、同じことを考えてる……)

「「「……」」」ゴゴゴゴゴゴゴ

ちひろ「止めなくていいんですか?」

P「ほっとけばいいんですよ」


ケース3 城ヶ﨑美嘉・莉嘉の場合

P「あー、やっぱすぐ横になれると思うと楽だわー」

美嘉「あ、プロデューサーまた寝てるの?」

P「んー?まぁな。と言ってもすぐに仕事に戻るけど」

美嘉「ふーん」

P「なぁ美嘉」

美嘉「何?」

P「プロデューサーのここ、空いてますよ(某春日風に)」

美嘉「な、なななななな!?」

P(やっぱ美嘉はからかうと面白いなぁ)

美嘉「そそ、そういうのは、ま、まだ早いんじゃないかにゃっ!?」

P(噛んだ……)

ちひろ(あらやだ可愛い)

P「じゃあやめとく?」

美嘉「えっ!?ぷ、プロデューしゃーが寝れないって言うなら、すすす、少しくらい添い寝してあげてもいい、いいよ?わ、私お姉ちゃんだし!?」

P「おい落ち着けカリスマギャル」

美嘉「じ、じゃあ失r「Pくーんっ!!」ピョンッ

グリュッ

P「$%&(‘)({`?*△□§♬➶や&$e%rtg(‘h!!!!???」

ちひろ「ぷ、プロデューサーさん!?」ガタッ

莉嘉「あ、ゴメーン☆痛かった?」

美嘉「莉嘉!いいからどきなさい!!」

莉嘉「はーい。あ、お腹に膝が当たっちゃってたんだね☆」

ちひろ「莉嘉ちゃん、そこはお腹じゃなくてね?」

P「ア、アガガガガアガガガガガアッガアガガガ」

美嘉「え?『男に生理の辛さがわからないように、この痛みはお前らにはわからない』?ぷ、プロデューサー。病院行く?」

P「い゛、い゙い゙」フルフル

10分後

P「ふーっ、ふーっ」

莉嘉「Pくん、本当にゴメンね?」

P「あ、あぁ。危ないからもうしちゃダメだぞ?」

美嘉「アタシからも謝るよ。ごめんなさい」

P「もういいよ。一応近いうちに病院は行くけどさ」

ちひろ「行くときは予め連絡して下さい。有給扱いにしておきますから」

P「ありがとうございます」

美嘉「も、もしなんだけどさ……」

P「ん?」

美嘉「もし、そのー、ダメになっちゃってたらさ。アタシが責任とってあげるから!」

ちひろ(あら大胆)

P「ダメになってる事前提で話しないでくれよ」

美嘉「あ、そういう意味じゃ無いんだよ!?もしもの話だから!!……まぁアタシはプロデューサーと一緒にいれるなら」ゴニョゴニョ

莉嘉「えーっ!だったらアタシが責任取るー!だから安心してね、Pくん♪」

P「あ、あはは」

美嘉「アンタ反省してるの!?」

莉嘉「し、してるよー!」

ちひろ(一件落着、かしら?)

これはカリスマギャル姉ヶ崎

数日後

P「検査の結果、無事でした」

ちひろ「良かったですね」

P「……所で、アレなんですけど」

ちひろ「アレ?」

志希「ハスハスハスハスハスハス♪」

P「撤去した方がいいですかね?」

ちひろ「プロデューサーさんの思うように」


その後、折りたたみベッドはほぼ杏&こずえ専用になったとかならなかったとか

おしまい

モバマスでクンカーと言えば志季、これ公式。
Pと添い寝してても許されるのは、薫ちゃん、ニナチャーン、珠ちゃん、他数名。
それでは失礼します。


皆さんの嫁はプロデューサーがベッドで寝てたらどんなリアクションをしますか?

時子「ご主人様を働かせておいて眠りこけているなんて良い度胸ね。
   起きなさい豚」ビシィッ!! バシィッ!!

P「ひぎぃっ!? 」

乙。
茜「プロデューサー、お疲れですかっ!!」P(寝れない……)

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