マミ「イヤッフー」コイーン(7)

使い魔「ケケケケケ」

さやか「な、何よこれ!」

まどか「誰かー!助けて!」

ドオン

マミ「安心して。もう大丈夫よ」

ボム兵「ホヘホホヘホホ」

まどか「あ……あなたは?」

さやか(ださっ!)

マミ「私は巴マミ。魔法少女よ」

まどか「魔法少女……?」

さやか(赤い帽子とシャツに青のオーバーオール……どう見ても配管工のおっさんにしか見えないわ……)

さやか(というか、あのつけヒゲなんなの?帽子に「m」って描いてるのもダサい……)

マミ「もっと自己紹介したいところだけど、まずはこいつらを片づけてからね」タタタ

マミ「ホッ ハッハァ イヤッフゥ」クルクル

使い魔「プギャウ」

さやか(踏みつぶすの?魔法少女なのに魔法は使わないんだ……)

マミ「ふぅ……終わったみたいね」

キュウベェ「助かったよマミ」

マミ「あら、怪我してるじゃない。今回復させるわ」コイーンコイーンコイーンコイーン

マミ「あなたが助けてくれたの?」

まどか「は……はい」

マミ「この子は私の友達なの。助けてくれてありがとうね」

マミ「もう平気かしら」

キュウベェ「ああ、ありがとう」

マミ「ふふふ、どういたしまして」パア

まどか「あ、私たちと同じ制服!」

さやか「マミさんって私たちと同じ学校に通っているんですか!?」

マミ「どうやらそうみたいね。よかったら私の家に来てくれないかしら?いろいろと説明したいことがあるわ」

ほむら(……タイミングを逃したわ……)

ほむら(ていうか、あの巴マミの魔法少女姿はなんだったのかしら?)

ほむら(他の時間軸とは違う……イレギュラー?)

キュウベェ「魔法少女になるとなんでも一つ願いを叶えることができるんだ」

さやか「なんでも?じゃあ、大金持ちとかは?」

キュウベェ「もちろんだよ」

マミ「でも、あまりいいことばかりじゃないわ。魔法少女になったら、魔女と戦い続ける運命を背負うことになるのよ」

まどか「マミさんはどんな願いを叶えてもらったんですか?」

マミ「私は選ぶ余裕なんてなかったわ……」

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