女「甘酸っぱさ100%!」男「は?嘘乙」オタク「フォカヌポウwww」 (98)

ピピピッピピピッ


女「……ん~、うるさい」バンッ


女「パチッ…やっば!朝だ!」


女「お母さーん!なんで朝起こしてくんないの!」バタバタ


女母「おはよう女ちゃん」


男「よ!」


女「男!?あんたなに勝手に家の中にいんのよ!」


女母「男君、もうすぐパン焼けるからもうちょっと待っててね」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1405532071

こんばんは!

女「男君変わったね」男「変わったのは女さん」
女「男君変わったね」男「変わったのは女さん」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1405147885/)

を、書いた者です

2作目です
新しく作ったのでよかったら読んでいってください

男「あ、おかまいなく」


女「男!なに勝手に朝ご飯まで食べてんのよ!てかそれあたしのじゃん!」


男「お前を迎えに来たんじゃんかよ」モグモグ


男「もうこれ確実に遅刻だしゆっくり行こうぜ」モグモグ


女母「はい、どーぞ!」


男「あ、ありがとうございます」ゴクゴク


女「もー!食べてる場合じゃないってば!」

女母「女ちゃんの今から焼くからねー」


女「いらない!」


女「ほら!行くよ!」ガシ


男「ほはらひまひた(お邪魔しました)」モグモグ


女母「行ってらっしゃい!」


女「行ってきまーす!」

男「そんな急がんでも遅刻な事には変わりないんだし…」タッタッ


女「もうこれで何回目の遅刻だと思ってんのよ!?」タッタッ


担任「まーたお前らか。この遅刻常習犯!」


女「す、すいません」ゼエゼエ


女「ハアー…間に合わなかった…」


男「だから言ったじゃん」

女「男がもたもたパンなんか食べてたからでしょ!」


男「お前が寝坊するのが悪い」


女「うっ…!」


男友「男はよーす!」


男「おー。はよー」


男「じゃな」頭ポンッ

女「うぐぐ…っ」


女友「クスクス、あんた達見てるとほんとおもしろい」


女「笑い事じゃないよー…」


女「遅刻しないように家が近い男に呼びに来てもらってるのにあいつがいても全然役に立たないんだから!」


女友「呼びに来てくれるなんて優しいじゃないクスクス」

男「女―!学校終わったらさ、みんなでカラオケ行こうぜ」


女「あー、女友っち大丈夫?」


女友「うん、いいよ」


女「あと誰誘う?」


男「うーん、そうだなー…」

ガシャンッ


ギャル「なにその態度!」


ギャル「むかつく!」


オタク「…」


女生徒「ね―、またギャルさん達いじめてる…」ヒソヒソ


女生徒「ちょ、関わらんとこうよ」ヒソヒソ

女「…?なんの騒ぎ…?」


ギャル「もー、行こ!」


オタク「…」


オタク(…ない…ない…、メガネ…)


女「大丈夫?」


女「はい。メガネ割れてなかったよ」カチャッ

オタク「…どうも」


女「オタク君だっけ?あの子らとなんかあったの?」


女「黙ってると余計なめられるよ?」


オタク「…」


オタク「…別に」


オタク「メガネありがと」スイッ


女「…」

男「女―、お前なんでもかんでも首つっこむなよ」


女「え?」


男「お前がすぐなんとかしたい性格なのは分かるけど、男にもプライドってもんがあるの」


男「もう関わんなよ?な?」


女「…うん」

放課後


男「女―!先、店行ってっぞ!」


女「おー」


担任「おーい、女!すまんがこの教材、音楽室まで運んでくれ」


女「えー!」


女「女友っち。ごめんけど、これやってから行くわ」


女友「わかった。じゃ、先にお店に行ってるね」


女「ハア…、しかも重っ!」ズシッ

~♪


女(…ん?)


女「…これって…ピアノの音?」


女(誰かいるのかな…?)


女「し、失礼しまーす…」ガラッ


オタク「!」


女「!」

女「お、オタク君…?」


オタク「…」


女「…もしかして、今の弾いてたの…オタク君?」


オタク「…っつ」ガタッ


女「すっごー!」キラキラ


オタク「…え?」


女「ピアノ弾けるなんてすごいじゃん!オタク君!」キラキラ

オタク「え」


女「ねぇねぇ、なんか弾いてみてよ」ワクワク


オタク「…」


女「ん?どしたの?」


オタク「…普通…、引かない?…男がピアノ上手かったら…」


女「え?なんで?」

オタク「…女さんって、…変な人…フッ」


女「ッ!」


女(わ、笑った…!)


女「ねぇ、弾いてみて!聞いてみたい!」


オタク「女さんは、ピアノの曲でなに知ってるの?」


女「あたし?」

女「うーん、猫ふんじゃったぐらいしか知らないんだよねアハハ」


オタク「…なにそれククッ」


女「あっ!今ばかにしたでしょ!?」


オタク「フッ…ハハ!」


女(…なんだ、笑えるんじゃん)

オタク「女さんってさ…派手だよね」


女「え?派手?」パチクリ


オタク「ほら…いつも男君と一緒にいるでしょ?」


オタク「男君も目立つから…2人が揃うとすごく目立つんだよね」


女「…そうかな?あんまそんな事感じた事ないけど?」


ポロン…♪

~♪~♪~


女「おー!すごい!」


オタク「女さん、ここに指置いて」トン


女「う、うん」スッ


オタク「俺のリズムに合わせて音出して」トントン

女「!」


女(ちゃんとメロディーになってる!)


女(オタク君が主に両手で弾いててあたしは指一本だけだけど、2人で合わせて弾いてるみたいだ!)


女(楽しい!)

オタクがオタクじゃなかった件について。

女「あー、すっかり遅くなっちゃったね」


オタク「ご、ごめん。送るよ」


女「え?いいよいいよ」


女「じゃあ、あたしこっちだから」


オタク「…あのっ!女さん!」


女「ん?」クルッ


オタク「俺…楽しかった!」

>>22
おお!
見てくれてありがと!
スレタイふざけただけなんだww

女「!」


オタク「…あと、メガネ、ありがと…」


女「…」ニコッ


女「じゃーね!」ブンブンッ


女「~♪」


オタク「…クス、変な人…」

男「昨日なんで来なかったんだよ」


女「」ギクッ


男「女友ちゃんが言うには帰り、担任から頼まれ事されたんだろ?」


男「なんでそれからこっちに来なかったわけ?」


女「あー…えっと」


女「ごめん、お腹痛くなって帰って寝てた!アハハ」

きたい

コメ返しはある程度投下したあとにしたほうがいいと思う。
投下途中に返事をすると場合によっては見づらくなったりすることもあるから。
そうなると、話が面白いだけにちょっと残念かな。前作からのファンだけれど。

>>27
ありがとう!
最後まで見てってくれ!

これは最低な女

>>28
それもそうだよな、すまん!
これからはそうするわ

ありがとううれしいです!
最後まで見てってくれ!

男「…お前、女捨ててんな」ハアー


女「…えへへ」


男「今度はちゃんと来いよ?」


女「い、行く行く!」


男「…ったく」ポンッ


女「…」


女「…フーッ」

女友「…で、ほんとはなにしてたのかなぁ?私待ってたのに」ニコオ


女「うっ…」ギクッ


女友「――はぁ!?なにしてんの!?」


女「いや!すごかったんだよピアノ!」キラキラ


女友「…あんたって子は」


女友「あんたさぁ…、それ男が知ったらどうなるか分かってるよね」

女「…う、叱られる…」


女友「それだけじゃないと思うけど…」ハア


女友「とりあえず関わるのよしな?いいね?」


女「…なんでそんなにみんな関わりたくないの?」

女友「どうみたって普通の人は面倒事に自分から首をつっこまないから…」


女友「分かってないんだからまったく…」


女「でも、オタク君普通にいい人だったよ」


女友「…あんたがいいならいいけど」


女「!うん!」

放課後


女「オタク君!」


オタク「!」


オタク「女さん、来てくれたんだ」


女「え?どーして?」


オタク「もう来ないかと思った」

女「なんとなーく、ピアノの音が聞こえたから!」


オタク「…またピアノ弾いてみる?」


女「!」


女「うん!」


オタク「じゃあ、こことここ押して」

カタッ


ギャル「…なにあれ」


ギャル(なんで女とオタクが…)チッ


女「じゃーん!」


男「うを!?お前、ちゃんと宿題やってきたのか!」


女「当然!なんなら見せてあげてもいーけどぉ?フフンッ」


男「…くっ!」


女「~♪」

放課後


女「オタク君、ここの問題ってこれであってる?」カキカキ


オタク「うん。あ、ここ違う。ここのスペルはこう」カキカキ


女「へへへ!」


オタク「…あ、そういえば、今日これ持ってきた」ゴソ


女「お!この漫画読みたかったやつだ!さんきゅ!」パアア

カタッ


男「…どうなってんだよ」


『ギャル「ねー、男君」


男「ん?」


ギャル「放課後、音楽室に行ってみなよ」


ギャル「おもしろいもんが見れるから」』


男「…」


男(なんでオタクと…)

放課後


女「じゃー、みんな先帰ってて!」


パタパタ


女「!」


男「よ」


女「どーしたの?みんなもう帰ってったよ?」


男「…」

女「なんか忘れ物?」


男「…俺見ちゃった」


男「放課後にオタクといるよね」


女「あ」


女「バレてたんだ…」

男「…女、あのさ、」


女「来て!」グイッ


男「ちょっ…!」


ガラッ


オタク「女さんおそ…」


オタク「!」


女「男も連れて来たー!」

男「おいっ…女!」


オタク「あ、男君…」


男「…よっす」


女「オタク君ってね、すごいんだよ!」


女「ピアノめちゃくちゃ上手いし、宿題だって教えてもらってたんだー!へへっ!」


男「…ピアノ?」

女「うん!めっちゃ上手いよ!」


男「…そうなの?」


オタク「…い、意外ですよね」


男「…なんだよそれ」ガクッ


男「俺、てっきり…」


オタク「…」

女「おーい!みんな早くピアノ弾こうよー!」


オタク「ハハッ!一番出来ない人が自信満々だし」


男「…」


女「!あ、またばかにした!」


女「見て男、オタク君ってね、結構よく喋るんだよって…え?」


女「?…どうしたの?」

男「…なんでもない」


男「俺にも教えて、オタク」


オタク「…男君」


オタク「…」


女(男とオタク君、仲良くなってる。よかった…)

帰り道


女「内緒にしててごめん」


男「…いや」


女「男に言ったら怒られると思って言えなかった」


男「…」


女「あ、今度、オタク君も入れて3人でさー」


男「…」

学校


女「お!」(オタク君、発見!)


女「オタク君―!」


オタク「!女さん」


女「あのさ、今度の日曜さー、男と3人で…」


オタク「お、女さん。俺の事はいいから男君と遊んできなよ」

女「…は?」


オタク「も…もう俺に関わらない方がいいよ」


女「…なにそれ」


女「友達になれたと思ったのに!オタクのバカ!」


オタク「も、もう行くから」


女「…なんなんだよ」ボソッ

男「どうかした?」


女「…オタクに関わるなって言われた」ズーン


男「…」


男「…女はどーしたいの?」


女「え。そりゃ…友達なんだし喋りたいよ」

男「ふーん…」


男「…俺達って最近一緒にいる事少なくなったよな」


女「…え?」


男「…なんでもねー。オタクによろしくな」スタスタ


女「…なんなんだよ2人して…」

教室


オタク「…」


ギャル「なんかあいつの机くせークスクス」


ギャル「まじだー超臭うんですけどークスクス」


女「…」

女「…もうやめなよそうゆうの」


ギャル「…は?」


女「みっともないって言ってんの」


女「高校生にもなって。ガキかよ」


オタク「!」


ギャル「なっ…!」

ギャル「あんた…このオタクが好きなんでしょ?」


女「…はあ??」


ギャル「知ってるのよ!放課後、音楽室でオタクと一緒にいるでしょ!」


女「!」


ギャル「普段いっつも男君とばっかりいたのに最近全然一緒にいないし」

ギャル「他の男に乗り換え?あんたって最低な女だね」


女「ちが…」


ギャル「オタクと一緒に現実逃避でもしてれば?」


女「…」


オタク「…女さ…」

ギャル…
























よく言えたな。GJ

男「あのさー、もうそのへんにしてくれる?」


女「!」


男「俺、別に口出しする気なかったけど、女って一応女の子だからこれでも傷つきやすいんだよね」


女「なっ…!」カアア


男「お前らもいい加減、オタクいじめるのやめたら?」


男「こいつ、見た目弱そうに見えるけど、こんな事じゃへこたれない奴だから」

女「…男!」


オタク「…男君」


ギャル「…っつ!なんなの!」


ギャル「…っあほらし!もう行こ!」


女「…男、ありがと」

オタク「…男君」


男「…」


男「次、選択授業体育だから俺もう行くわ」


男「お前らも仲良くしろよな」スタスタ


女「…男」


オタク「…」

続き気になって眠れん…

女「ハッ!もう誰も教室にいない!」


女「オタク君!あたし達も早く行こ!」


オタク「女さん。ごめん。この前の発言撤回する」


女「え?」


オタク「俺、男君が女さんの事大切にしてるの知ってたから。関わるなって言ったけど、その事で2人とも、余計に混乱させちゃったよね」


女「…オタク君?」

オタク「女さん、気づいてないの?自分の気持ちに」


女「…オタク君、さっきからなにが言いたいのかさっぱり…」


オタク「…女さん。…目、つむって…」グイッ


女「ちょっ…近い!…オタク君、近いって!」ビクッ


オタク「…女さん…」グッ


女「…ちょっ!…っやっ!」


『男「女!」』

女(…っ!やだ…っ助けて男…!!)ギュッ


オタク「…ね?分かった?」


女「…っ!」


オタク「今、なに考えてたか俺にも分かるよ」


オタク「…行きな。女さん」


女「…わざと、でしょ」

女「…こんなっ!…事して…」


オタク「…フッ」


オタク「俺達、友達だろ?」


オタク「友達は、友達が困ってたら助けるのが当たり前だろ?」


オタク「…ほら。行きな」

女「…初めて、…友達って認めてくれたね…」


オタク「…彼氏にはなれなかったけどね!」ニヤ


女「っ!ばか!」カアア


女「…っ行ってくる!」バタバタ


オタク「…女さん、本当にありがとう」


オタク「……今日はもう授業出る気しないな…」

体育館


女「男―!」


男「!?お前なんでここに!授業どーしたんだよ!」


女「あのさ、さっきはほんとにありがと!」


女「えーと、えーと…」モジモジ


男「…?なんか女、変だぞ?」

女「う、うるさい!今、頭ん中ぐちゃぐちゃなの!」


男「?だからどうしたんだよ?」


女「…っやっぱ無理!今日はもう家帰るわ!」


男「はあ!?お前なー、授業ぐらい出ろよ…」


男「…どうした?もしかしてなんかあったのか?熱でもあんのか?」ピトッ


女「!!」ドキッ


女(顔、ちかっ…!)カアア

男「んー、熱はないな」


女「…あのさ、ほんとに、うれしかったから…」


男「は?…ああ、あの事。もういいって」


女「今までごめん!男に隠し事したり、オタク君とばっかり喋ってて」


男「…まぁ、ちょっと寂しかったけど」


女「!ごめん!」

男「…ブフッ」


男「…なんかいつもの女と違うククッ」


女「…え。そ、そっかな」


男「ふあぁ、…つーか、もうサボるか。ボーリングでもしに行く?」


女「!行きたい!」

男「おー、じゃあ、カバン取りに行ってくるわ」


女「うん!」


女(久しぶりに2人で遊ぶかも…)


女(…男といるの楽しいなぁ)




女友「…で?」


女「え?」


女友「なんでそこで告白しないの!」


女友「自分の気持ちに気づいたんでしょ!?」


女「…えっと、その…うん」


女友「もー!」

女「えへへ…でも、このままの関係でもいいかなって」


女友「あー、イライラする…」


女友「あんた達両想いなんだから、早く告白しなさい!」


女友「もー、じれったいんだから!」


女「…でも、友達のままでも楽しいし…」

女友「あんた、そんな事言ってると男君、誰かにとられちゃうよ?」


女「うっ…それはやだ…」


女友「言ったからには、はい、すぐ行動する!もう明日にでも言いな!」


女「えええ!そんな勇気ないよ!」


女友「ったくー…ハア」

女母「失礼するわねー」コンコン


女母「うふふ。女友ちゃんこんにちは」


女母「ケーキ焼いてみたの。どうかなぁ?お口に合う?」


女友「…モグ、!おばさんの作るケーキ、いつもおいしいです!」


女母「あらあら。うれしいわぁ」


女「うん、おいしい!」

女友「そうだ…!」


女友「あんた、男君にケーキ作ったら?」


女友「ほら、もうすぐバレンタインだし!」


女「え!?ケーキなんて作った事ないよ!」


女母「なあに、なんの話?」


女友「おばさんにケーキの作り方教えてもらえばいいし!」

女友「今度の日曜、練習するよ!」


女「え、ええー!」


女母「女ちゃんケーキ作りたいの?うれしいわぁ!あのいつもガサツな女ちゃんが!」


女「お母さん!それ褒めてないし!」


女友「じゃあね!お邪魔しました!」


女「ケーキだなんて…、ろくに料理もした事ないのに…」ブツブツ

日曜日


女「え!」


女友「お邪魔しまーす!」


オタク「…お、お邪魔します」


女「オタク君…!どうして…!」


女友「ケーキ作る練習なんだし、食べる人欲しいじゃん?だから呼んで来た」

オタク「…ごめん、女友さんが無理やり…」


女「女友っち…」ハア


女「オタク君、ごめんね…」ヒソッ


オタク「え、いいよ!楽しそうだし!」ニコ


女友「…なにこれ」


女「えっと…ガトーショコラ」

女友「なんか焦げてるじゃない!しかも…、味うすっ」


女「ちょ、チョコ溶かす時にお湯入っちゃって…」


女友「捨てなよ!」


女友「ハアー…もっと練習しないとだめね」


オタク「…あ、でもこっちはおいしいよ」パク


女「…!ほんと!?」パアア

オタク「何回もやれば上手になっていくよ。がんばろ女さん」ニコ


女「うん!がんばる!」


女「お母さーん!また挑戦してみる!」バタバタ


女母「大丈夫よ、まだ材料あるから」


女友「…あんた、いいの?」ボソッ


女友「ほんとにあの2人がくっついても」

オタク「うん。あの2人にはすごく助けられたから。それに、2人が幸せなら俺もうれしい」


女友「…そっか。…嫌な役目だね…」


オタク「ブフッ…連れて来たのは、女友さんなのにクック」


オタク「…女友さんはいいの?2人がくっついても…男君の事好きなんだよね?」


女友「!…な、なんで知って…っ!…あっ」カアア


女友「…私は2人がくっついてくれればそれでいい。…私はあの子の楽しそうな顔を見る方がずっと好きだから」チラ


オタク「…そっか」

女友「…私って結構、きつい性格でしょ?思った事すぐ口にしちゃうし」


女友「…だから友達が出来てもみんな離れていっちゃって、いつも一人ぼっちだったんだよね」


女友「でも、女だけはこんな私にぶつかってきてくれたんだ」


女友「喧嘩もいっぱいしたしね」


女友「…私にも、あの2人にはとても返せないくらい大きな恩がたくさんあるよ」

オタク「…そっか。…俺達、損な役回りだね」


女友「まったくよ!早くくっつけばいいんだから!」


オタク「…プッフフッ」


女友「クスクス」

女「女友っちー!これ食べてみて!」


女友「今度はうまく出来たんでしょーねー?」ジロ


女「今度は自信あるよ!」ワクワク


オタク「…プッ、…女友さんも、変な人」

バレンタインデー当日


ピンポーン


男「はーい」


男「すいません。今、家、誰もいないんすけど…」ガチャッ


女「よ!」


男「お、女!?」


男「なんだよ突然、びっくりした」

女「男ん家、あんま行かないから道迷っちゃって来るの遅くなっちゃった」


男「どうしたんだよ珍しい。お前の方から来るなんて」


女「これ!」ズイッ


男「は?なに?」


男「…え、なに、ケーキ?」


女「…ガトーショコラ作ったの。男に」


女「……今日、バレンタインだから」

男「っつ!!」


男「…俺に、…くれるの?」


女「そ、そうだよ!男のために作ったんだから!」


男「……お前、…意味分かってるの?バレンタインって…」


女「…す、好きな人にチョコ渡すんでしょ!!それぐらい知って…!!」


男「…っつ」カアア


女「…っ!あ…!」カアア


男「……女、…ありがと」ガサッ

男「…あ、うまい」モグ


男「……ちょっと食べる?」


女「え、…うん」


チュッ


女「!!…っつ!」カアアアア


男「どう?」ニッ


女「甘い…です…」カアアアア




おしまい


最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
コメントをもらえるのがすごくうれしくて、すぐさま2作目を書いてしまいました!

オタク君の長所でしかも学校で出来る事を考えたらピアノしか浮かびませんでした…
女ちゃんはちょっとギャルっぽい女の子を意識して書きました

前作のは、気づいている方がいますが、南ちゃんの夏休みを元に書いています
今作のは、完全オリジナルです

またなにか書こうと思います
スレタイふざけてすみません
深夜からお付き合いしていただき、ありがとうございました!
それではまた

おつ

オタクイケメン//

乙です

オタクと女友くっつけば良いのに……

面白かった
続き書いてくれたら嬉しいな(チラッ
おつ!

みんなありがとう!
あとがき、長ったらしいなすまんかった
今度からは書くのやめるわ

次回作も近々書きます!

>>92
必要ない。したら糞スレ化なるだけ

そうですね、この話はここできりがいいのでこれで終わりです
女友とオタク君のその後は、みなさんのご想像にお任せします

SS宝庫さんにまた載せてもらいました!!
ありがとうございます!
すごくうれしいです!
あそこって自動で載るんですかね?

SS宝庫さん、管理人さん、またよろしくお願いします!

オタクが全然フォカヌポウじゃなくドモリも足らずピアノ弾けて気弱だが内面イケメンだった件と、ギャルに絡まれてた件について
なぜあんなに絡んでたのか考えてたら、ふと天啓が
ギャル(の1人)は天才ピアノ少年だった子供の頃のオタクを知ってて、とある悪口受けたショックで本格的なピアノの道をやめてしまったオタクに抱く複雑な感情がボタン掛け違えて暴走、苛めに、とか

そんな背景あったらいいね

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