穂乃果「まぎすとろ・まぎ?美味しそうだね!」ネギ「違いますよ穂乃果さん!」 (115)

魔法先生ネギま!×ラブライブ!のSSです

多少ネギま寄りで、現実的には大事故の割には怪我しないギャグシーンなど、色々とご容赦ください。
一応、ネタバレ含みます。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1405358203

とある放課後の昼下がり。スクールアイドルユニット「μ's」の面々は屋上にいた。
いつもの通り、練習である。

花陽「穂乃果ちゃんたち、遅いねぇ」

真姫「生徒会の仕事が溜まってるって、海未がボヤいてたわよ」

希「うちらがいつまでも助けるわけにはいかんからね~」

絵里「そうね、ここは穂乃果たちに頑張ってもらわないと」

凛「生徒会長は大変だにゃ~」

にこ「あんたたち! いつまでも駄弁ってないで、練習に戻るわよ!…ってうわぁ!?」スッテンコロリン

凛「華麗なターンからのスベリ芸、さすがにこちゃんだにゃ!」

にこ「あんたがフザケて水なんて撒くからでしょ!」カチン


\コラー!/ \ニコチャンオコッタニャ!?/ \ニゲルナー!/ \マキチャン、タスケテニャ!/ \ナニソレイミワカンナイ!?/



花陽「あの……」

希「どしたん花陽ちゃん?」

花陽「ううん、大したことじゃないんだけどね。あっち側の柵が、さっきグラグラしてたの。危ないかなって」

絵里「そういえば、前に穂乃果とことりがフザケながらぶつかったわね。その時の衝撃で緩くなったのかしら?」

希「ありえんけど、もし誰かが思いっきりタックルしたら危険やね」

花陽「希ちゃん、それどんな状況なの……」

絵里「今みたいな状況、かしら」


絵里「にこ! 凛! そっちの方の柵は……」


\ウミチャンユルシテヨー!!/ \マチナサイ、ホノカ!キョウトイウキョウハ……/ \ホノカチャンマッテ~/


バタン!!
勢いよく扉が開かれ、そこから一人の少女が飛び出す。


穂乃果「だからゴメンってば~~~~!!」

それに二人の少女が続いた。

海未「生徒会の仕事中に寝るなんて言語道断です!」

ことり「海未ちゃんも~待ってよ~~!」

穂乃果「うわ~んちょっと目を瞑ってただけだって~~!!」

絵里「あっ、穂乃果。そっちは水浸しで滑っ……」

ツルッ

穂乃果「きゃああああ!?」

ピタ

穂乃果「……危なかった」ヒヤアセ

希「さすが穂乃果ちゃん」ホッ

海未「何が危なかった、ですか! まったくあなたは……!?」ツルッ

穂乃果「!! 海未ちゃん危ない!」


倒れ掛かってきた海未を穂乃果が受け止める。地面は滑りやすくなっていたが、なんとか持ちこたえた。


凛「にこちゃん許してにゃー!」

にこ「まずはちゃんと謝りなさい!」

真姫「ちょっと待ちなさいよっ」

ツルッ ツルッ ツルッ

凛にこ真姫「「「あっ!?」」」

穂乃果「えっ?」


前のめりに滑った凛、にこ、真姫がもつれるように倒れこみ、海未の背中を押す。
海未は体を支えきれず、その圧力をすべて前面に――――穂乃果に――――向けてしまった。
さすがにこれには穂乃果も耐え切れず、足を滑らす。
そしてそのまま三人分の勢いを受けてすっ転び、柵にぶつかってしまった!

 |柵| ←穂乃果 海未 ←凛 にこ 真姫

ゴン!

穂乃果「きゃ!? 痛たた……」

海未「穂乃果!? 大丈夫ですか!?」

穂乃果「う、うん大丈夫。ちょっと打っただけだから……それよりこの柵、思ったより揺れて怖かったよー」

絵里花陽希「ホッ」


穂乃果はそのまま、柵に寄り掛かって立ち上がろうとする。
柵の根元はもう耐久限界を超えていたが、それに気付くことはできなかった……。


穂乃果「よいっしょっと」グラッ

穂乃果「……うん?」バキッ!

根元が、壊れる!
柵はそのまま外側に向かってゆっくりと倒れ、それに寄り掛かっていた穂乃果もそのまま、外へと。

穂乃果「……ウソ」ユラァ

落ちた。

ことり「穂乃果ちゃん!?」

海未「穂乃果!!!」

しかし二人の眼前に少女はいない。柵が壊れ開けた景色には、もう穂乃果は写っていない。

凛(凛が水を撒く→にこちゃんと真姫ちゃんが追いかけてくる→穂乃果ちゃんと海未ちゃんが水で滑る→凛たちも水で滑って海未ちゃんにぶつかる→海未ちゃんを支えてた穂乃果ちゃんが転んで柵にぶつかる→柵が壊れて穂乃果ちゃんが落ちちゃう…………これは!?)

凛「風が吹けば桶屋が儲かる殺人にゃーーーーーー!!!」

真姫「馬鹿なこと言ってるんじゃないわよ!」ハリセンパコーン!

にこ「いやこれ……ギャグの範疇超えてない…?」

花陽「こ、コメディなら次レスには元通りだよ多分」

希「え? え? そういう感じなん?」

絵里「そーいう感じじゃないでしょーーー!! 穂乃果ーーーー!!」

穂乃果(えっ……なんで空が見えてるの?)

穂乃果(あ、そっか。私いま落ちてるんだ。屋上から)

穂乃果「って、ウソーーーー!?」

穂乃果「ちょちょちょ、ちょっとタンマーーーーー!!!!」

???「ラス・テル・マ・スキル・マギステル!」

穂乃果「!?」

???「吹け、一陣の風《フレット・ウネ・ウェンテ》……」

穂乃果(校庭に……男の子?)

???「風花・風塵乱舞《フランス・サルタティオ・プルウェレア》!!」

ドッ!
突如として、強い風があたりに吹き荒れる。
それは荒々しくも、落下する穂乃果の勢いを殺し、落ちても怪我をしない程度の高さで吹きやんだ。
穂乃果の落下は再開し、ゴチン!とお尻を地面にぶつけてしまった。


穂乃果「……ッ!!」

そしてそのまま、穂乃果は気を失ってしまった。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


???『兄貴。いきなり魔法なんか使って良かったのか?』

???「でも、そうしなきゃあの人は……」

???『まぁ確かにしゃーないわな。今の兄貴じゃ瞬動の方が派手になっちまうかもしれねぇし……っやっちまったもんはしょうがねぇ、さっさとズラかろう!』

???「う、うん!!」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

穂乃果「う~~ん……」

海未「穂乃果!」

ことり「穂乃果ちゃん!」

穂乃果「……海未ちゃん? ことりちゃん? あれ、私……」

真姫「あの高さから落ちて無傷って……」

希「スピリチュアルやね」

絵里「ハラショー!」

凛「良かったにゃ~~~!!」

にこ「まさかホントにギャグ時空じゃないでしょうね……」

花陽「穂乃果ちゃあああああん」

穂乃果(あの風は……それにあの子は一体、なんだったんだろう?)


~~~次の日~~~

真姫は「アリエナイ…アリエナイ…」と言うことに疲れ、にこの「ギャグ時空説」に傾倒し……
絵里は希の「スピリチュアル穂乃果パワー説」を信じ込み……
花陽は「どーせギャグ時空だにゃー」と事態を軽く受け止めていた凛を説教し……
ことりは「責任は私にあります!」と言って髪を切ろうとした海未を必死で止め……

穂乃果はずっと、あの外国人の少年の事を考えていた。


先生「えー今日からだな、英語の新しい先生がいらっしゃる」

穂乃果(やっぱりあの子が助けてくれたのかな……でもどうやって?)

先生「この時期からだが、大変優秀な先生なので、みんな安心するように」

穂乃果(案外、希ちゃんが言ってる「スピリチュアルパワー」なのかも……)

先生「では、ネギ先生。入ってください」

ガラガラ、とドアが開けられる。先生と呼ばれて入ってきた人物は、誰がどう見ても子供だった。
高校生も子供といえば子供だが、それは比にならない。
10歳前後でスーツを着込んだ少年が、そこに立っていた。

穂乃果(ってことは……魔女? いやいや男の子だから――――)ボーッ

???「皆さん初めまして! ウェールズからやって来ました、ネギ・スプリングフィールドです! 僕は……」

穂乃果「魔法使い、かなぁ」

ネギ「えいご……の…っえ?」

穂乃果(あ、考え事してたら声に出ちゃった! うう恥ずかしい……ってあの子!)

穂乃果「あーーー!!」

ネギ「えええええ!?」

1時間目【お子ちゃま先生は魔法使い!】end


~~前日譚・麻帆良学園~~

ネギ「らぶらいぶ、ですか?」

学園長「そうじゃ。すくーるあいどる、とやらの祭典での~」

ネギ「アイドルですか。それもスクールっていうことは、部活動みたいなものなんでしょうか」

学園長「ま、そんな感じじゃ。まぁ本題はここからなのじゃが……」

ネギ「…っ!! そうですよ学園長先生! それがどうして僕が3-Aの…麻帆良学園の魔法先生をやめることに繋がるんですか!?」

学園長「落ち着くのじゃネギ君。これはの、本国からの要請なのじゃ」

ネギ「魔法世界からの、要請……?」

学園長「そうじゃ。先の『完全なる世界』討伐の後、世界は君のプランに沿って動こうとしとる。無論、魔法のことを世界に打ち明けるのはまだ先じゃ。しかしの、魔法世界は元より旧世界……つまりこっち側の存在を知っていた分、打ち明けるという作業はいらん。重要なのは、いかにしてこちらとの『心の距離感』を埋め、ネギ君の計画に協力してもらうかじゃ」

ネギ「……確かに僕の計画は地球と火星、両世界の協力が不可欠です。でもそれが、どうしてスクールアイドルと関係が?」

学園長「ネギ君は、ソフトパワーという概念を知っているかの?」

ネギ「ソフトパワー、ですか?」

学園長「文化的なもの……日本で言えばアニメや漫画が世界に受け入れられているじゃろ? 軍事力のような物理的なパワーによらず、人々に影響を与え物事の考え方を変えさせるのが、ソフトパワーじゃ。日本についてよく知らなくとも、アニメが好きだから日本に親近感を持つ、といった具合にの」

ネギ「つまり、魔法世界と現実世界の交流を深めるために、魔法世界でこちらのアイドルを流行らせる…そういうことですか? それでもまだ僕には、ここを離れる理由がわからないのですけど……」

学園長「いやいやなに、実はのぉ……。旧世界への親近感を高めるために、魔法世界にはこちらからサブカルチャーを中心に輸入されとるのじゃ。今では日本産のゲーム機なんぞ、『魔法の射手《サギタ・マギカ》』を撃っての取り合いになっとるらしい。そんな中でじゃ、あちらで特に人気になったのが……『あいどる』なのじゃ!」

ネギ「も、もう流行っちゃってるんですか!?」

学園長「フォッフォッフォ、あちら側の人間は新しい物好きじゃからな。それでの、向こうのお偉いさんが『らぶらいぶ』の存在を知り……是非、魔法世界でもこれを開きたい、と言っておる」

学園長「それだけなら問題はないのじゃが……そのプロジェクトに、こちら側の『らぶらいぶ』で優勝した『すくーるあいどる』を、招きたいと言うのじゃ。実際、『あらいず』というグループは既に魔法世界の人気者じゃし」

ネギ「そんなこと一体誰が言ったんですか!?」

学園長「ヘラス帝国第三皇女、テオドラ姫と……ラカンじゃ。後者は非公式じゃがの」

ネギ「ラカンさん!?」ナニヤッテルンダ……

学園長「ぶっちゃけ、ここまで向こうが本気になってると断るのとか無理。での、本選に出場する可能性のある『すくーるあいどる』に、一チーム一人ずつ魔法先生を付けることになっての。ほら、もしかしたら魔法世界に行くことになるやもしれんし、その時の案内役&護衛役って感じで。それに、こちらとあちらの友好を望まん者も少なからずいる。そ奴らがもしこの計画を邪魔しようと襲ってきた時に、なんの罪もない『すくーるあいどる』達を怪我させるわけにはイカン。その為の保険でもあるのじゃよ、魔法先生の派遣は」

ネギ「そういうことですか……だから僕は、麻帆良を離れなきゃいけないんですね……」

学園長「離れる、といってもそう遠くに行くわけではないので安心するのじゃネギ君。プロジェクト・ブルーマーズには支障のないよう考えておる」

学園長「いかんせん、魔法先生や魔法生徒は数が限られておってのお……ここも儂と高畑先生以外は皆外に出ることになっておる。すまんがネギ君、力を貸しておくれい」

ネギ「あの……それで僕は何処に行けばいいんですか?」

学園長「ふむ! ネギ君に振り分けられておる学校は……東京・国立音ノ木坂学院!あいどるは『みゅーず』じゃ!」

ネギ「音ノ木坂学院……そこが僕の、新しい学校……」

以上です。
呪文はラテン語も一緒に書きましたが、もし見にくかったら、今後はなしにしようと思います。
よろしかったらその辺り、教えてもらえると嬉しいです。それでは



2時間目
   【ネギ先生、顧問就任!?】


???『……高坂穂乃果、高校二年生。μ'sのリーダーでありながら生徒会長。実家は和菓子屋。家族は両親と妹が一人……魔法との接点は99%なし』

???『さすが朝倉の姉さんだぜ、アーティファクトを使わなくてもこんぐらいの情報は朝飯前だな』ボソッ

ネギ「カモくん、その手帳はどうしたの?」

カモ『!? いややや、なんでもねーよ兄貴! この俺がまさか女子高生の個人情報を朝倉の姉さんに頼んで調べて尽くしてるなんて、んなわけねーだろ!』

ネギ「何を言ってるかよくわからないけど……? とにかく高坂さんに魔法がバレなくて良かったよ!」

カモ『そうだな兄貴。さすがに魔法使い発言にはビビったが、あれも思いつきみたいなもんだったし』

カモ『でもよ、あの子がμ'sのメンバーだったのが不幸中の幸いだぜ。スクールアイドルには都合上、身分を打ち明けることが許されてるからよ』

ネギ「それは、期を見ていずれね……さすがに初対面からは」

カモ『つっても、兄貴はこの後μ's……ここでは「アイドル研究部」か……の顧問にならなきゃいけねーんだ。そんな先延ばしできる話でもないと思うぜ?』

ネギ「ううっ~今までダメだったのに、いきなり打ち明けろって言われても困るよ~」

カモ(兄貴は世界最強クラスの化物でも、10歳のガキだからなぁ……そりゃ混乱しちまうか)

カモ『まぁ落ち着けよ兄貴。今はとりあえず、アイドル研究部の部室に行ってμ'sのメンバーと顔合わせが先だ』

ネギ「そう……だね。まずは行ってみようか」


~~~部室~~~

絵里「まさか、子供先生なんてね」

ことり「最初はびっくりしたけどね~、ネギ君とっても優秀なんだよ」

海未「そうですね。ネギ…先生は、10歳という割にはとても大人びていました」

にこ「そんなんアリなの……」

凛「凛も、子供先生に会ってみたいにゃ~」

海未「ネギ先生の受け持ちは2年生の英語ですから、少し難しいかもしれませんね」

花陽「でも、すごいなぁ……。10歳で先生なんて、考えられないよ」

ことり「最初はアタフタしてて子供らしかったけど、授業になるとすごく落ち着いてたんだ」

海未「あれは穂乃果が変な寝言を言ったから、驚いていたんでしょう」

穂乃果「海未ちゃんひどい! 私寝てないよ~!」

ことり「あはは。そういえばネギ君、前はあの麻帆良学園で先生をやってたんだって。中学校だけど」

真姫「麻帆良学園!? あのマンモス学校の?」

にこ「なら子供先生もちょっとは納得できるわ……あそこは変な噂が多いから」

\コンコン/

希「誰か来たみたいやな」

穂乃果「どーぞー!」

ネギ「あの……アイドル研究部――――μ'sの皆さんですか?」ガチャ


穂乃果ことり海未「「「あーーーーーー!!」」」

希「ぼく、スーツなんて着てどうしたん?」

凛「ここは高校だよ? 迷子かにゃ~」

穂乃果「の、希ちゃん! 凛ちゃん! 違うよこの子が……」

ネギ「僕……今日から赴任してきた、ネギ・スプリングフィールドです。ここはアイドル研究部でs「「「ええええええええええ!?」」」

にこ「ここ、子供先生って本当に子供じゃない!」

海未「だから言ったじゃないですか、10歳だって」

絵里「話で聞くのと実物じゃ、衝撃が全く違うわね……」

希「この子が先生かぁ。賢いんやね~」

ことり「英語もペラペラなんだよ」

真姫「そりゃあイギリス人だからでしょ」

花陽「でも、日本語もペラペラなんてすごいんじゃないかな」

凛「すごいにゃ~~~~!!」


ネギ「あ、あの……」ビクビク

穂乃果「皆も驚くよね~。私も最初はビックリしたよ」

穂乃果「でも、しっかり授業できるんだよネギ君は!」

ネギ「僕の話を……」ウルッ


\ハンザイジャナイ!/ \カワイイニャー/ \カッコエエヨ~/

あーだこーだ。


ネギ「は、話を……」グスッ…


\ハラショー/ \イミワカンナイ!/ \カ、カワイイ…/

ごちゃごちゃ、ワイワイ。


ネギ「は、話を聞いてくださーーーーい!!」ブワッ!


カモ(魔力暴走!? 兄貴が新しい環境に耐えられなくてキレちまった!!)

にこ「ちょ、何この風!?」

絵里「わからないけど、まさかこの子供先生が!?」

真姫「そ、そんなわけ……」 

カモ「お、落ち着け兄貴!」

希「喋った!?」

凛「オコジョが!?」

ネギ「僕だって、好きで麻帆良を離れたかったワケじゃないのにーーーー!!」ドバーーーン!

そして一層激しくなった魔力の奔流は、行き場を失い弾けた。
ネギの魔力が溢れるとどうなるか……その魔力の善性ゆえ人体に害はないが、代わりに他の物を吹き飛ばしてしまう。
それは、衣服であった。

海未「きゃあーーーー!?」

花陽「ドウシチャッタノォ!?」

…………………。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ネギ「その……皆さん、ご迷惑をおかけしました」

μ'sの面々は、弾けとんだ制服の代わりにいつもの練習着に身を包んでいる。

絵里「いえ先生、こちらこそ先生を無視して勝手に盛り上がってしまってごめんなさい」

にこ「まぁ、そこは反省してるわ……でもさっきのあれはなんだったのよ」

希「さすがに偶然皆の制服が破けるなんて信じられへんもんなぁ」

凛「そこのオコジョも、さっき言葉を喋ってたみたいだったにゃ」

ネギ「そそそ、それはですね……」

カモ(どうするよ兄貴。もうバラしちまうか?)

ネギ(それはちょっと早すぎるよ……)

穂乃果「ネギ君、どうしたの?」

ネギ「!? な、なんでもありません高坂さん!」

穂乃果「あ、私のことは穂乃果でいいよ~。ついでに皆を紹介するね!」


穂乃果「海未ちゃんとことりちゃんは分かるよね! 二人共、私と一緒に生徒会に入ってるの!」

海未「よろしくお願いします、ネギ先生」

ことり「ネギ君、よろしくね」


穂乃果「こっちのモデルさんみたいな人は絵里ちゃん! 前の生徒会長さんだよ!」

絵里「初めまして、ネギ先生」

穂乃果「希ちゃんは絵里ちゃんと一緒に生徒会の仕事をしてたの! とっても優しいんだよ」

希「よろしくな~ネギ君」

穂乃果「三年生だけど背の小さいにこちゃんは、アイドル研究部の部長さんなんだ!」

にこ「うっさい! ネギ…だっけ。まぁアンタも頑張りなさいよ、子供先生」


穂乃果「真姫ちゃんは、μ'sの曲を作ってくれてるの。歌もとっても上手い!」

真姫「よろしく、ネギ先生」


穂乃果「運動神経抜群で、μ'sの中でもダンスが得意な凛ちゃん!」

凛「よろしくにゃ~、ネギ…君? 先生? う~ん……ネギ君!」


穂乃果「アイドルが大好きで、いっつも皆に色んなことを教えてくれる花陽ちゃん!」

花陽「よよ、よろしくお願いしますネギ先生!」



穂乃果「以上、スクールアイドル『μ's』のメンバーでした!」


ネギ「こうさ……いえ穂乃果さんはとっても元気なんですね。素敵です!」

穂乃果「へっ!?」

ネギ「前の学校にも、穂乃果さんみたいなとても元気な生徒がいました。その人も、穂乃果さんに似てと綺麗な人でした!」

穂乃果「て、照れちゃうな///」

真姫「外国人は本当に恥ずかしげもなくそーいうの言うのね……」

にこ「よく見れば顔立ちもいいし、あれは天然ジゴロになるわよ」

希「ウチらの服が脱げた時も、『イギリス紳士ですからー!』って言いながら赤面してて可愛かったなぁ」

海未「ええ……あれは可愛かったです」

絵里「あの子、今でも十分女殺しじゃないかしら」


花陽「あ、あの~」

凛「どうしたの、花陽ちん?」

花陽「ちょっと気になったんだけど、そもそもネギ先生はどうして部室に来たのかな、って思って……」

希「そういえば、そやなぁ」

ネギ「それはですね! 突然で申し訳ありませんが…このアイドル研究部の顧問に就任したのでご挨拶に伺いました」

ネギ「μ'sの方にも、学校側の責任者として僕が監督役に任命されています」

穂乃果「ええええ~~~!?」

真姫「ちょっとにこちゃん! ここって顧問の先生いなかったの!?」

ことり「そうなの、にこちゃん?」

にこ「うっ……た、確かにその通りよ! でもいきなり顧問だなんて……」

ネギ「僕は確かにアイドルに詳しくありませんが、やるからには精一杯頑張りたいです!」

希「健気やなぁ~ネギ君」

凛「ネギ君なら大歓迎だにゃー!!」

絵里「確かに、ちゃんとした部活動なら顧問の先生は必須よね」


にこ「ちょ、ちょっと待ちなさいよ! こんなの突然、勝手に決められるなんて納得いかないわ!」ダンッ!

花陽「にこちゃん?」

にこ「ネギ! あんたアイドルに詳しくないのよね? そんなんじゃ、顧問になったところで何もできないでしょ?」

にこ「正直に言って、何も知らない人に口出ししてもらっちゃ困るの。ラブライブの開催が決まって、今は大事な時期だし……部長として認めるわけにはいかないわ」

ネギ「にこさん……」

海未「……確かに、にこの言うことには一理ありますね」

穂乃果「海未まで! ネギ君だって、頑張ってくれるって言ってるじゃん!」

海未「ですが」

ネギ「……そうですよね、僕はアイドルに詳しいわけじゃありません。ちさ…いえちうさんぐらいしか、分かりませんし」

にこ花陽「「!?」」ギラッ

ネギ「ヒッ!?」

ネギ「もも、もちろんμ'sの事はちゃんと知ってます! 今のはそういうことじゃなくてですね……」アタフタ

にこ「そうじゃないわよ! 今、あんたなんて言った?」

花陽「その……聞き間違いじゃなければ『ちう』って」

ネギ「『ちう』? ちうさんがどうしたんですか?」

にこ「花陽!」

花陽「うん!」

花陽が部室のパソコンの電源を急いで点ける。
そしてあるページにアクセスし、それをネギに見せた。

にこ「どう? それがあんたの知ってる『ちう』?」

ネギ「はい、そうですが……」

にこ「どーして、アイドルに詳しくないアンタがネットアイドルのちうを知ってるのよ」

ネギ「どうしてと言われましても……ちうさんは、僕の大事な生徒でしたから」

にこ「ぬわんですって!?」

花陽「あの『ちう』が、現役中学生ナノォ!?」


穂乃果「ちょ、ちょっとにこちゃん、花陽ちゃん。どうしたの? その『ちう』って?」

花陽「『ちう』はインターネットという新時代に適応したアイドルなの!
   従来のアイドルのように『歌って踊る』ワケじゃないけれど、その圧倒的なアイドルとしての美貌は、
   ネットの中でも屈指! ネットアイドルNo1と言っても過言ではない支持を集めるちうは、まさに電子の偶像!」

にこ「ただ綺麗なだけじゃこうはならない。ちうは自分の最も映える写真の取り方を知っている、プロに限りなく近いアマチュアよ。
   今でこそその勢いはネットの中に留まるけど、メジャーデビューしたら最も売れる地下アイドル、なんて言われてるわ」

花陽「歌も踊りも大事だけど、アイドルはそれだけじゃないの!
   求められる姿、求められる視線をファンに向けられてこそアイドル。ちうはそれを完璧に出来ている!」

希「ようは、ネットで話題の可愛い女の子ってこと?」


にこ「だから違うって言ってんでしょ!!」ダンッ!

花陽「ただ可愛いだけじゃダメ! アイドルらしさ……写真への写り方一つとっても、トップアイドルは全然違うんだよ!」

にこ「まぁ、アクセス数の不正操作とか黒い噂もなくはないけど……それを抜きにしても、ちうは凄いってこと。分かった?」

海未「な、なんとなく……」

凛「分かったにゃ……」

ネギ「千雨さんって、こんなに凄かったんだねカモくん……」ボソッ

カモ(いやーさすが俺の見込んだネギ・パーティの一人だなぁ、ちうっち)ボソッ


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
熱弁すること数分後。


にこ「まさか『ちう』があんたの生徒だったとわねぇ……」

花陽「あ、あのネギ先生。もしよかったらちうのサインもらえませんかっ」ソワソワ

ネギ「はい。今度会った時に頼んでおきますね花陽さん」

にこ「ちょ、花陽!」

ネギ「もちろんにこさんの分も」ニッコリ

にこ「う゛……あ、ありがと///」プイッ

穂乃果「でも、これでネギ君は晴れて私たちの顧問だね!」

にこ「どーしてそうなるのよ!?」


穂乃果「だって、その『ちう』さんをよく知ってるってことは、アイドルのことを少しでも知ってるってことでしょ?」

にこ「でも『ちう』は歌も踊りも……」

穂乃果「そこは、私たちが今までどおり頑張ればいいんだよ! 見た目とか、見栄えとか……」

穂乃果「そういう、自分たちじゃ簡単に見れないところを、ネギ君にアドバイスしてもらおうよ!」

真姫「それは賛成ね。ダンスを毎回ビデオで撮って微修正よりも、時間短縮になるし」

ネギ「はい! 力一杯、皆さんのサポートが出来るように心がけます!」

にこ「くっ……」

花陽「ねぇ、にこちゃん。いいんじゃないかな? ネギ先生に顧問になってもらっても」

希「にこっちも変に意地にならずに、ネギ君を受け入れてもええんやない? ほら、可愛いで~」

にこ「……ふん! 勝手にしなさいよ!」

ネギ「あ、ありがとうございますにこさん!!」パァァ


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

カモ『……結局、魔法のことは有耶無耶になっちまったか』ボソッ

凛(いま、絶対喋ったにゃ!)

ことり「? 凛ちゃんどうしたの?」

凛「な、なんでもないよ……」

凛(怪しいにゃ~?)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

2時間目【ネギ先生、顧問就任!?】end


【ネギ先生、セクハラ疑惑】

にこ「花陽? そんなにパソコンに齧り付いて、何見てんのよ」

花陽「あ、にこちゃん! これ見て!」

にこ「ん~? これ、ちうのホームページじゃない。どれどれ」


『おハロー(゚▽゚)q みんな元気ー!?』
『今日はと~~っても嫌なことがあったよん(><)i』
『うちのクラスの担任が変態でー!! ちうに色目使ってくるんだよう』


にこ「……」

花陽「……」

にこ「えっ」


~end~


なんか

穂乃果=まき絵
凛=桜子
花陽=のどか

みたいなイメージが出来つつありますねぇ……
駄文失礼

ぶっちゃけネギって教師としては下の下
何か問題を解決した例を挙げても大体が力業で、麻帆良以外だと世に出しちゃダメな型にガッツリ嵌まった教師。だと思う

設定上で子供先生使い回すなら最低でも新田先生(常識人)辺りをフォローとして備えさせるべき
そんなこともできないのかあのぬらりひょんは



【ちうのアドバイス】

ネギ「昨日お話に上がったちうさんに、アイドルについて色々聞いてみました」

にこ「ちうに!?」

希「それで、どーしたん?」

ネギ「実はですね……」

~~~~~~~~~~~~~~~

ネギ『prprprprpr』デンワー

千雨『はい、もしもし』ガチャ

ネギ『千雨さん、ネギです!』

千雨『……』

ネギ『あ、あの~?』

千雨『生徒をほっぽり出して別の学校に行っちまったアンタが、何の用だ?』

ネギ『それは……っ!』

千雨『はぁ~ったくよ、分かってるよ。また魔法絡みなんだろ? 先生』

ネギ『は、はい。本当にごめんなさい、千雨さん』

千雨『わ、私は別に困ってねーよ! 委員長とか、神楽坂辺りは底抜けに落ち込んでるけどな!』

ネギ『ううっ……』

千雨『っと、すまん。それでどうしたんだよ先生、私は魔法のことなんかさっぱり分からんぞ』

ネギ『千雨さんにちょっとご相談がありまして……スクールアイドルについてなんです』

千雨『は? なんで先生がそんなの知ってるんだよ』

ネギ『実は僕、今はこのスクールアイドルの顧問をやってるんです。そこで《ちう》さんに一つご指導を……』

千雨『ちうって呼ぶんじゃねぇ! ってか、スクールアイドル!? 今流行りの!? 先生なにやってんの!?』

ネギ『これには事情がありましてですね…! スクールアイドルの皆さんも《ちう》さんに是非お話を聞きたいって』

千雨『ちょっと待て。私のことが知られてるのは、まぁあるだろう。でもよ、なんで先生と私が繋がるんだ?』

ネギ『あ、それは千雨さんが僕の生徒だったというお話を……』

千雨『バラしたのかよ!! ネットアイドルのリアルとか絶対明るみにしちゃいけねーだろ普通! ってか個人情報だろそれ!?』

…………。
……。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ネギ「色々お話させてもらった結果、ホームページを運用するべきだと言っていました」


海未「ホームページ、ですか」

ネギ「はい。それも、動画をいくつか載せるのが適切らしいです。ダンスとかじゃなくて、コラムみたいな」


~~~~~~~

千雨「いいか? ネギ先生。ファンってのはな、アイドルの外面だけじゃなく内面も知りたがるんだ」

千雨「内輪ネタとかもう超大好き。だから、ホームページには極力日常に近いやりとりをアップしろ。好感度は段違いだ。アイドルらしくない一面もギャップとして受け入れられる」

~~~~~~~


穂乃果「なるほど、普段の姿か~」

絵里「穂乃果の場合そのままって訳にはいかないかもね」

穂乃果「あ、絵里ちゃんひどい!」

ネギ「それと、ホームページと連動してSNSを活用すべきだって」


~~~~~~~

千雨「あとはSNSだ。ファンってのはよりアイドルを身近に感じたい。だからブログやらホームページやらがあるんだ」

千雨「SNSは速報性やアクセス性が段違いなんだよ。練習中にふとした時に更新できて、ファンとしては有り難み十分だ」

千雨「先生は顧問なんだろ? こっちは先生が『今こんな練習してます』みたいなことを呟け。あ、写真も一緒に載せろよ」

千雨「いいか、ネットを味方にしろ。そうすりゃアイドルは自然に出来上がるもんだ」

~~~~~~~


にこ「さすが、No1インターネットアイドル・ちうね。的確なアドバイスだわ」

ネギ「さっそく、μ'sのアカウントを作って色々なSNSを利用しようと思うんですが」

花陽「いいんじゃないかな? 私たちのこと、もっとたくさんの人に知ってもらえるかも知れないし」

ことり「ホームページ用の動画も、明日から撮っちゃおうよ!」

真姫「そのホームページは誰が運営するのよ? にこちゃん?」

ネギ「それも僕に任せてください! 電子機器には慣れていませんが、これから勉強します」

カモ(兄貴は一応『天才』少年だからなぁ~。その気になりゃ、大抵のもんはマスターしちまうし、ちうっちに色々聞けるしな)

凛「ネギ君頼りになるにゃ!」


――――このホームページ設立が、思わぬ事態を引き起こすことをネギは知る由もなかった。

【ちうのアドバイス】end

>>40
10歳で先生をやらせようとする魔法学校サイドが狂ってるんや

更新は今日の深夜か、明日くらいになると思います

仮契約はまだかね
スカ、コスプレ、アーマーカード全部見てみたい…

>>46
すんません、出るとしてもネギま!?の方じゃなくて原作のパクティオーだと思います…



3時間目
  【子供先生の秘密】




~~~屋上~~~


ネギ「え~皆さん。今日は練習の前に、ホームページ用のビデオを撮りたいと思います!」

希「ネギ君。そのハンディはどーしたん?」

ネギ「昨日買ってきました」

にこ「さ、さすが社会人……」

穂乃果「その前にさ、ちょといいかなネギ君」

ネギ「はい。なんですか穂乃果さん?」

穂乃果「昨日からず~っと気になってたんだけど……」

穂乃果「その肩に乗ってる小動物、何かな? 授業の時はいなかったと思うんだけど」

凛「っ!」ピクッ


ネギ「えっ? あ、すいません! 麻帆良にいたときの癖でつい連れてきちゃいました……」アセアセ

絵里「確かに気にはなってたのよね」

真姫「オコジョとかいうのかしら、それ」

ネギ「はい! 名前はアルベール・カモミール……カモ君です! 僕がウェールズにいた時からの友達なんですよ」

花陽「可愛い……」

海未「ペットですか、いいですね。ペットを友達と考えるネギ先生も素晴らしいです」

ことり「海未ちゃん?」

海未「なんでもありません」


穂乃果「ネギ君! その~…カモ君、触ってもいいかな?///」

ネギ「大丈夫ですよ。カモ君は大人しいですから……どうぞ」

穂乃果「きゃ~すっごいモフモフしてる!! 可愛い~」

にこ「ちょっと! 私にも触らせなさいよ!」

真姫「このうるんだ瞳は反則ね……」

希「日本にもハクビシンとかおるけど、オコジョも……」


「「「かわいいー!!」」」モミアイヘシアイ


カモ(へっ! ここの嬢ちゃんたちも俺っちの愛らしさにメロメロってわけかい! いいぜおら、存分に揉み散らかせよ!)


凛「……」ジッー

花陽「凛ちゃんどうしたの? カモ君とってもモフモフしてるよ~」

凛「う、うん。凛は大丈夫。見てるだけで可愛いにゃ~」

カモ(ん? ほほうあの嬢ちゃん、もしや……)


~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~~
~~~~~


絵里「と、いうわけで。話を戻してビデオ撮影ね」

穂乃果「プライベートかぁ~。とは言っても、何を撮ればいいんだろうね?」

にこ「やっぱりラジオみたいにパーソナリティがいて、毎回別のメンバーがゲストに来るのがいいわね」

花陽「でもそうすると、パーソナリティの人にスポットを当てるのは難しいんじゃないかな……」

穂乃果「! 閃いた! ならさ、ネギ君にやってもらおうよ!」

ことり「いいね、穂乃果ちゃん!」

にこ「ちょっと穂乃果、ことり! 私たちはアイドルよ!? いくら顧問といえど男よ、アイドルと男は絶対に合わせちゃいけない組み合わせなの!」

穂乃果「え~」


希「さすがに10歳の子供をそんな目で見る人、あんまおらんと思うけどな~」

海未「μ'sは女性ファンも多いですから、その層は逆にネギ先生を可愛いと思うかもしれませんし」

真姫「別にどっちでもいいでしょ、そんなこと」

穂乃果「もし変なことを言われるようだったら、ネギ君の迷惑にもなるしすぐ止めればいいよ! だから、ね? にこちゃん」

花陽「にこちゃん……」

にこ(花陽! 相手は10歳でもセクハラ疑惑のある教師なのよ!)ボソッ

花陽「でも私、ネギ先生をそんな風には思えないよ」

にこ「……」

にこ「まったくもう! 勝手にしなさい!」プイッ

穂乃果「ありがとう、にこちゃん!」

絵里「じゃあ、最初のゲストはリーダーでもある穂乃果ね」

希「さんせー」

海未「いいんじゃないでしょうか」


●REC

ネギ「皆さん初めまして! μ'sの顧問の、ネギ・スプリングフィールドです!」

ネギ「μ'sのファンの皆さんに、もっと良くこのグループを理解してもらうために、今回はゲストをお呼びしました」

ネギ「μ'sのリーダー、高坂穂乃果さんです!」

穂乃果「皆さん! 私、高坂穂乃果です! よろしくね!」

ネギ「穂乃果さんは、このμ'sを最初に作った人なんですよね」

穂乃果「私が作った、なんて言えないよ! 皆の力があったからこそのμ'sだと思うな」

穂乃果「μ's、って名前も実は希ちゃんがつけてくれたんだ! あ、こーいうのがウラバナシ?」

ネギ「そーですよ穂乃果さん! いい感じです!」

穂乃果「そっかそっかー! でねでね、じゃあ普段の希ちゃんがどんな感じなのかというと……こんな感じ!」ワシワシ!

ネギ「ちょ、ちょっと穂乃果さん!?」

穂乃果「ワシワシするで~♪ ……ん? あれ、ネギ君ちょっと……匂う?」

ネギ「!!」ギクッ

にこ「ちょ、ちょっと穂乃果何言い出してんのよ!? 一旦ビデオ止めなさい!」


~~~~~~~~~~~~~

絵里「う~んこれは確かに」クンクン

希「ちょっとなぁ」クンクン

ネギ「ううっ……」

穂乃果「あのさ、ネギ君。もしかして……」

穂乃果「お風呂入ってないの?」

一同「「「っ!?」」」ザザッ!

ネギ「はわわわわっ! こ、これはですね皆さんっっ」

真姫「外国の人はお風呂入らないとか聞くけど……」

絵里「そ、それはシャワーで済ませるって意味じゃないかしら」

花陽「ネ、ネギ先生……」

ネギ「ごめんなさい……」シュン





にこ「つまり、お風呂嫌いってわけね」

ネギ「嫌いというか、苦手というか……」

にこ「それを風呂嫌いって言うんでしょーが!」

真姫「そもそもネギ先生は、どこに住んでるのよ? ちゃんとバスシャワー付きの物件なの?」

ことり「確かにそれなら、ネギ君は外国の人だし銭湯とかは行きにくいよね」

ネギ「実は急な異動だったもので……ここの宿直室を使わせてもらってます」

花陽「学校に住んでるの!? あれ、でも一応学校にもシャワーはあるし……」

にこ「やっぱただの風呂嫌いじゃない!」


穂乃果「う~ん……」

海未「どうしたんですか穂乃果? 珍しく考え事をしているみたいですが」

穂乃果「そうだよ皆! って海未ちゃん珍しくってどういうこと!?」

海未「そこはスルーして構いませんので、続けてください」

穂乃果「う、うん……。ネギ君は家がないし、お風呂嫌いだし、どうすればいいかなって思ったんだけど…」

穂乃果「誰かの家に泊まっちゃえばいいんじゃないかな!?」

真姫「ヴェエ!?」


にこ「ちょっ! さすがにそれはどうなのよ!?」

希「子供やって言っても、さすがに人一人養うのは簡単やないで」

穂乃果「ネギ君の新居が決まるまでだよ! それまでは持ち回りで、みんなの家に泊まってもらう! 学校暮らしなんて駄目だと思うんだ」

海未「確かに、訴えれば勝てそうな労働条件ではありますが……」

花陽「ネギ先生、一応男の子だし……」

ことり「でも皆が子供扱いしてるネギ君が、一人で学校に泊まってるなんて、どうなのかな……」

穂乃果「でしょ? 色々問題もあるだろうし、これは受け入れていいって人だけで受け入れればいい。強制はしない」

穂乃果「そして、私は大丈夫。お父さんも息子ができたみたいだって喜ぶと思うんだ!」

ネギ「ほ、穂乃果さん……そのありがたいんですけど……」

にこ「私はパスよ。なんでわざわざ家に泊めるまでしなきゃいけないのよ。言いだしっぺの穂乃果が泊めなさい!」

穂乃果「もちろんそのつもりだよ! きちんとお風呂にも入ってもらうし……」

凛「待って!!」

真姫「ど、どうしたのよ凛?」

凛「ネギ君は、凛の家に泊まってもらうにゃ!!」


~~~~~~~~~~~~~

練習後。


ことり「それにしても、ビックリしたね~」

凛「ええ。まさか凛がネギ先生を引き取るなんて」

真姫「引き取るとまでは言ってないでしょ……」

花陽「どうしちゃったのかな、凛ちゃん」

穂乃果「確かに。あんな強引な凛ちゃん初めて見たかも」

花陽(そうでもないけど……)

絵里「まさか凛っ……に限ってそんなことないわよね」

希「分からんで~? ラブストーリーは突然に、やでエリち」

~~~~~~~~~~~~~


~~~凛の帰り道~~~


ネギ「あの……凛さん。今日は本当にありがとうございます」

凛「気にすることないにゃー。それよりも、今日はちゃんとお風呂に入るんだよ!」

ネギ「うっ……頑張ります」

凛「なんか弟が出来たみたいで嬉しいにゃ!」

ネギ「凛さんは、ご兄弟とかいないんですか?」

凛「凛は一人っ子なんだ。ネギ君は?」

ネギ「実の姉というわけではないんですが、小さい頃からずっと一緒のお姉ちゃんがいます」

凛「へぇ~。ネギ君のお姉さんなら、きっと美人なんだろうにゃ……あ! あそこが凛の家だよ!」

タッタッタッタ。ガチャ!

凛「ただいま~!!」

凛「ネギ君、入って入って!」

ネギ「は、はい! お邪魔します……。あ、カモ君は」

凛「大丈夫、カモ君も一緒にどうぞ!」



凛(あれ>>34は絶対に空耳じゃなかったにゃ……これは、あのオコジョが何なのか確かめる絶好の機会!)



凛「ふっふっふっふ……」

カモ(やっぱりこの嬢ちゃん……)



――――――そして星空家で時が過ぎ、ネギは凛と凛の両親と一緒に夕飯の席に着いた。


凛ママ「10歳なのに先生なんて、本当にすごいわねぇ」

ネギ「いえそんな……ご飯まで頂いちゃって、申し訳ないです」

凛ママ「あらあら、かしこまらないで。息子ができたみたいで嬉しいんだから」

凛パパ「全くだ。それにネギ先生みたいな出来の良さがウチの娘にも少しあれば……」

凛ママ「テストはいつも……ねぇ」

凛「うっ……。ご、ごちそうさまでした! ネギ君も食べ終わったみたいだにゃ! 凛の部屋にいこっ」

ネギ「り、凛さん!? ちょっと待ってくださーい! あ、ごちそうまでした! 美味しかったです!」

凛ママ「はい、お粗末さまでした」

凛パパ「息子っていいもんだなぁ……」


~~~凛の部屋~~~

凛「ごめんにゃネギ君。パパもママも、予想以上に嬉しかったみたい」

ネギ「いえ、僕も楽しかったですし……」

凛「そう言ってもらえると助かるにゃ」

ネギ「それで、あのー…お部屋に入っても良かったんですか?」テレテレ

凛「ネギ君はマセてるにゃ。凛は全然気にしてないよ」

ネギ「いやその僕はイギリス紳士として……」ゴニョゴニョ

凛「それに、ネギ君と話したいことがあったから」

ネギ「僕とお話、ですか?」

凛「凛ね、聞いちゃったんだ」

ネギ「聞いたって、何をですか?」



凛「そのオコジョ……カモ君が、喋ってるところ」



ネギ「……」

ネギ「えーーーーーーーー!!??」


ネギ(カ、カモ君!! どういうこと!?)

カモ(いやぁボロを出しちまったぜ兄貴。凛の嬢ちゃん、やけに鋭くて……ありゃ野生の勘だな)

ネギ(じゃなくて!)

カモ(いいじゃねぇか。今回は特例で、魔法のことを話すのは許されてんだから)

ネギ(でも急すぎるよ……!)


ネギ「り、凛さん……その、空耳とかでは?」アワワワワ

凛「それはないよ! 凛、しっかり聞いたもん!」

凛「ネギ君も時々、カモ君とお喋りしてるみたいだし……」

ネギ「……そ、それはですね」


カモ『はあ~。止めだ止めだ兄貴。もうどうしたって凛嬢ちゃんをダマせやしねぇよ』



凛「!?」

ネギ「カモ君!!」

カモ『嬢ちゃんの洞察力は大したモンだぜ。俺っちにも油断はあったが、こんなに早くバレるとはな』

凛「やっぱり……やっぱり……」ガクガクブルブル

ネギ「凛さんあの、無理かもしれませんけど落ち着いて――――」

凛「オ、オ、オ……」





凛「オコジョが喋ってるにゃ~~~~~!!!」ガビーン!


~~~~~~~~~~
~~~~~
~~

ネギ「あの……落ち着きましたか? 凛さん」

凛「う、うん。腹話術とかじゃ、ないんだよね……?」

カモ『ああ。正真正銘、オコジョ妖精のアルベール・カモミールさ。よろしくなお嬢ちゃん』

凛「」ビクッ

ネギ「カモ君。凛さんが怖がってるよ」

カモ『無理もねーか。どっちかっつーと麻帆良が異常だもんな』

ネギ「凛さんが驚かれるのも無理はないと思います。ですが、聞いてください」

ネギ「凛さん、僕は――――」

凛「うん……」




ネギ「魔法使い、なんです」



                     3時間目【子供先生の秘密】end

好きな魔法は燃える天空です。おやすみなさい


     4時間目

   【二人だけの秘密】


                                               .


ネギが凛に魔法を打ち明けた直後。
窓を開けて、ネギは自らの杖を呼んだ。


ネギ「杖よ《メア・ウィルガ》!」


どこからともなく、物凄い勢いで飛んできた杖がネギの手に収まる。
そしてそのまま、ネギはその杖を掴んで窓の外に出た。


凛「にゃにゃ!?」


窓の外で落下せずに、凛を見つめるネギ。タネも仕掛けもない、魔法の有様だった。


ネギ「凛さん、こっちに」


恐る恐る、窓に近寄る凛。差し出されたネギの手を取る。


ネギ「いきますよっ!」

凛「えっ?」


ネギは凛を引っ張り上げて、杖に座らせる。
二人はそのまま、夜空へと飛び立っていった。



カモ『……おーい、兄貴~』ショボン


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


凛「すごいにゃ~~~! 凛、いま空を飛んでる!!」

ネギ「この杖の周りには特殊な力場があるので落ちることはありませんが、怖かったら僕に掴まってくださいね」

凛「全然怖くないよ! すっご~~~い! 最初は驚いたけど、にゃ」

ネギ「ご、ごめんなさい! 魔法を信じてもらうにはどうすればいいかと思いまして……」

ネギ「こうやって、魔法を使いながらお話した方が、分かりやすいんじゃないかって考えたんです」

凛「うん……これは信じるしかないよ」

ネギ「僕は魔法使いです。これはμ'sの皆さんに打ち明けるつもりだったんですが、さすがに初対面で魔法というのもどうかなって……」

凛「凛たちに喋ってもいいの? 魔法が秘密ってことは、バラしちゃったネギ君はオコジョとかにされちゃうんじゃ……」

ネギ「り、凛さん鋭い……でも、今回は特例で皆さんにだけはお話していいことになってるんです」

ネギ「信じてください。僕は、凛さんたちを守るためにやってきました」


ネギ「詳しくは、皆さんが一緒の時に説明したいんですが…とにかく、僕はμ'sに危害を加えるつもりはありません」

凛「ねぇ、ネギ君……」

ネギ「な……なんでしょう」

凛「ネギ君が初めて音ノ木坂に来た日……魔法を使ったかにゃ?」

ネギ「ええ……一度だけ」

凛「じゃあ、穂乃果ちゃんのことを助けてくれたのはネギ君なんだね」

凛「だって、普通に考えたら……穂乃果ちゃんは」

凛「だからね、あれはネギ君の魔法で助かったんじゃないかって、ピーンときたんだよ」

ネギ「……」


ネギ「――――ラス・テル・マ・スキル・マギステル」

凛「?」

ネギ「吹け、一陣の風《フレット・ウネ・ウェンテ》 風花・風塵乱舞《フランス・サルタティオ・プルウェレア》」ゴオオオッ!!

凛「い、いきなり風が!?」

ネギ「はい。確かにあの時、僕はこの魔法で落ちてくる穂乃果さんを助けました」

凛「やっぱり……そうだったんだぁ」


突然、凛はネギの背中に体を預ける。
ネギからは、その表情が全く見えなくなった。


ネギ「り、凛さん!?///」


凛「凛ね、ホントはすっごく怖かったんだ……」

凛「穂乃果ちゃんや皆はもう気にしてないみたいだけど……凛も、そうするように努力したけど」

凛「ははは、花陽ちんには怒られちゃったけどにゃ」

凛「凛のせいで、穂乃果ちゃんを危険な目に遭わせちゃったんじゃないかなって……! ずっと、ずっと後悔してた……!」

凛「ネギ君がいなかったら、凛はもっと……死ぬほど後悔してたと思う。だから、ありがとう……穂乃果ちゃんを助けてくれて」

ネギ「凛さん……」


ネギの背中に体を預ける凛は、小刻みに揺れている。
それはネギから見えなかったが、おそらく泣いているのだろう。

ネギ「っ!」グッ


ネギ「……違います凛さん! 凛さんは悪くありません!」

凛「でも、あれは凛が水遊びをしたせいで……」

ネギ「いいえ、違います。あの柵はそんなに脆くはありませんでした。あとで調べたところ……魔力の痕跡を見つけたんです」

ネギ「恐らく、あそこがμ'sの練習場だと知っていた何者かの罠だったんでしょう」

ネギ「皆さんは今狙われています。悪い魔法使いからμ'sを守るのが、教師として……顧問としての、僕の仕事なんです」

ネギ「だから、あれは凛さんが悪いわけじゃないんです!!」

凛「ネギ君……」

凛「……ネギ君には、救われてばっかだにゃ」ボソッ

ネギ「凛さん?」

凛「なんでもない!///」


凛「もう帰ろ? ネギ君」

ネギ「はい!」

凛「あ、それと」

ネギ「?」

凛「やっぱり少し匂ったから、帰ったらすぐにお風呂にゃ」

ネギ「…はい」シュン


~~~星空家・風呂~~~


ネギ「うう~やっぱり苦手だよ」

カモ『兄貴はガキだなぁ。アスナの姐さんがいないと風呂にも入れないのかよ』

ネギ「ち、違うよカモ君! ただちょっと苦手なだけで……」

ネギ「それよりもさ! なんでμ'sの皆が狙われたんだろう?」

カモ『ん? そりゃ嬢ちゃんたちがスクールアイドルだからだろ』

ネギ「でも、スクールアイドルは日本にたくさんいるし、その中でもμ'sは特に目立ってるわけでもない」

ネギ「前のラブライブにも出場してなかったし、今狙われる要素はないと思うんだけど」

カモ『確かにな。A-RISEならともかく、嬢ちゃんたちを狙うメリットが敵にはない』

カモ『おお~? いきなりキナ臭くなってきたじゃねぇか』

ネギ「く、臭い!?」ガビーン

カモ『兄貴、そこじゃねぇよ……』


\ネギクーン/


ネギ「りりり、凛さん!?」


凛 \湯加減はどうかにゃー?/


ネギ「あ、はい。大丈夫です」


凛 \ちゃんと頭は洗ってるかにゃ?/


ネギ「そそ、それはもちろん!」

カモ『嘘はよくねぇぜ兄貴。おーい凛の嬢ちゃん、兄貴はまだ湯船に入ってもいねぇよ』

ネギ「カモ君!!」


凛 \だと思ったにゃ……/ガサゴソ


ネギ「な、何の音ですか凛さん……」

ガラララッ!



凛「ネギ君丸洗い作戦にゃ!!」カポーン

ネギ「えええええええ!?」

カモ『ムッハーーー!!』

                                     .


ネギ「みみみ、水着でなにやってるんですか!」

凛「うん? ネギ君は水着ない方が良かったのかにゃ? セクハラ教師にゃ~~!」

ネギ「そういうわけじゃないですよ! ただ、恥ずかしいというか……」

凛「凛は水着恥ずかしくないよ?」

ネギ「僕がです!!」

カモ『にょほほ~。こいつぁ中々……ムフフフ』


~~~~~~~~~~~~


凛「ここかにゃ? ここがいいのかにゃ!?」ゴシゴシ

ネギ「うあ~……凛さん乱暴にしないでください……」

凛「髪の毛は毎日しっかり洗わないと駄目だよ?」

ネギ「はい……」シュン

凛「!!」ピキーン!


凛(弱気なネギ君、予想以上に可愛いにゃ! こんな弟が欲しいにゃあ……)


ネギ「凛さん? どうしたんですか?」

凛「ええ!? いやその……ネ、ネギ君の魔法はいつ皆に見せるの!?」

ネギ「そうですね……もう少し、皆さんと打ち解けてからお話したいと思ってるんですが」

凛「もう十分打ち解けてると思うんだけどにゃ……」ボソッ

ネギ「それまでは、秘密にしておいてもらえますか?」

凛「……」


凛「いいよ! 魔法は、凛とネギ君の秘密!」

ネギ「ありがとうございます凛さん!」

凛「ところで……」

ネギ「なんでしょう?」

凛「部室で皆の服が破れちゃったことあったけど、あれもネギ君?」

ネギ「あれはその……ごめんなさい、僕のせいです」

カモ『兄貴の魔力が暴走しちまったんだ。悪気はねぇぜ』

凛「分かってるにゃ。でもやっぱりネギ君も男の子だにゃ~」

ネギ「凛さん!?」クルッ

凛「はわわ!? 急に振り向かないでネギ君!」


ネギ「…ふぇっ。ふぇっ…あ、泡が鼻に……」

カモ『やべ』

ネギ「ふぇっくしゅん!!!」エクサルマティオー!

凛「にゃああああああああああああああああああああああ!?」



                  4時間目【二人だけの秘密】end


【ネギ・チェイサー】


…………。

???「インターネットでネギ先生に関係する動画・画像・文章の全てをサーチした結果、現在先生は東京にいらっしゃると考えられます」

  動画『μ'sの顧問、ネギ・スプリングフィールドです!』

???「ああネギ先生! こんな年増たちに拐かされて……おいたわしや」

???「こんのバカネギ……突然いなくなったら次は女子高ですって!?」

???「おじいちゃんがネギ君にも事情があるゆーてたし、そんな怒らんでも」

???「これが黙っていられますか! ネギ先生は私の宝ですのよ!?」

???「勝手に私物化してんじゃねーよ……」

???「千雨さんは先生から個人的な連絡をいただいていましたね」

千雨「!? ロボ子てめぇ、人のプライバシー覗いてんじゃねぇよ!!」

???「千雨さん、どういうことですの!?」

千雨「どーもこーもねぇ! っつーかお前、先生の秘書なら直接会ってなんか言えよ!」

???「それは名案ですわね」


???「っ!?」

千雨「なんだその『今まで気づきませんでした』みたいな顔は!?」

???「いえこれは『それは盲点でした』という表情です」

千雨「同じじゃねーか!!」

???「と・に・か・く! 私たちが出向く前に、ネギ先生の秘書であるあなたに潜入調査を命じますわ! 委員長命令です!」

???「……そうですね。あくまで『秘書として』ネギ先生と会う必要があります。……ところで千雨さん」

千雨「な、なんだよ茶々丸」

茶々丸「スクールアイドルとはなんでしょうか」


麻帆良の皆もこれからちょこちょこ絡める予定です。
自分でも、最初に魔法を打ち明けるのが凛ちゃんなのが意外でした。ハラショー


楽しんでるよ

>>92
そう言ってもらえるのが何よりの励みです

と言いつつ、ちょっと試験と就活夏の陣が同時に来やがったので、次の更新は少し遅くなると思います。すみません



4.5時間目
【ネギ奪還作戦】


~~翌日~~


ネギ「むにゃ……zzz」

凛「ネっギく~ん! 起きるにゃ~~~~!!」

ネギ「ふあっ!? り、凛さん!?」

凛「おはよっ、ネギ君! もう登校時間だよ?」

ネギ「ええっ!? もうそんな時間なんですか!?」

凛「遅刻する時間じゃないけど……少しお寝坊かな?」

ネギ「はわわわわわ」

凛「どうしたのかにゃ?」

カモ『兄貴は一応、教員だからなぁ。生徒と同じ時間に登校じゃ駄目だろ』

ネギ「麻帆良とは違うんだよね……」

凛「凛がもっと早く起こしてあげてれば……ゴメンねネギ君」

ネギ「いえこれは僕のせいです! こうなったら、少しズルをしちゃいましょう」

凛「ズル?」

ネギ「はい。魔法を少し」



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


カモ『そりゃまぁ、信号も何もないからなぁ空は』

ネギ「はは……杖で行けば学校まではすぐだからね」

カモ『認識阻害魔法ってのは便利だぜホント』

ネギ「お礼も込めて、凛さんも送ってあげたかったけど……」

カモ『嬢ちゃんは友達と待ち合わせがあるからしゃーねぇよ。それより兄貴』

ネギ「何? カモくん」

カモ『昨日は嬢ちゃんのベッドに潜り込んだりしてねぇよな?笑」

ネギ「そそ、そんなことする訳ないじゃないか!///」

カモ(そうなってくれれば、ドサクサに紛れてパクティオーもやれちまいそうなのになぁ……)



~~~~~


~~校門~~


花陽「そっかぁ。ネギ先生は先生だから、学校に早く行かなきゃダメなんだね」

凛「うん。だから家は別々に出たんだ」

真姫「先生って仕事も大変よね」


「あれ誰?」ヒソヒソ「コスプレしてる……」ヒソヒソ「でもすっごい美人だね」ヒソヒソ


凛「どうしたのかにゃ?」

花陽「校門に、誰か立ってる……?」

真姫「別の学校の制服ね。どうしたのかしら」



茶々丸(ネギ先生、まだいらっしゃらない……)

.


真姫「あの頭の……いえ耳かしら? とにかく、何の衣装?」

凛「あの子も凛たちと一緒で、どこかのスクールアイドルだったりして!」

花陽「美人さんだもんねぇ。スタイルもすごくいいし」


茶々丸(あの三人……ネギ先生が顧問をやっているμ'sの方々)


茶々丸「……突然申し訳ありませんが、お時間よろしいでしょうか」

凛「はにゃ? 凛たち?」

茶々丸「はい。μ'sのメンバーの皆さんに少しお聞きしたいことが」

真姫「私たちのこと知ってるの?」

茶々丸「存じています。ネギ先生が私の元担任ですので」

凛「ネギくんの!?」

真姫「ってことは……」

花陽「チュウガクセイナノォ!?」

茶々丸「麻帆良学園中等部3年、絡繰茶々丸です。お見知りおきを」



~~屋上~~


ネギ「ふぅ、なんとか学校には着けたね」

カモ『早いとこ職員室に行こうぜアニキ……ってありゃあ』

ネギ「どうしたのカモくん?」

カモ『あの校門のとこにいるデカいヤツ、もしかして』

ネギ「校門? ……あれは!!」


~~校門~~


真姫「それで、あなたはネギ先生に話をしに来たわけね」

茶々丸「そうです。詳細はお話できませんが」

凛「でもネギくんは先に学校に行っちゃったから、ここで待ってても会えないと思うにゃ」

茶々丸「? どういうことでしょうか」

凛「ネギくん、職員会議に遅れちゃうからって凛より先に家を出たんだ~」

凛「だから凛たちが校門にいるなら、ネギくんはもう学校の中だにゃ」

茶々丸「そそそsれは一体どういう意味でしょうか」

花陽「あ、それはね。ネギ先生は昨日凛ちゃんの家に泊まって……」

茶々丸「!?」

凛「別に変な意味じゃないよ!? ちょっとお風呂に入ってもらっただけで! 凛は水着だったし」

茶々丸「おおお、お風呂……水着……」



ネギ「茶々丸さ~~~ん!!」

                                 .


凛「ネギくんだ!」

茶々丸「ネ、ネギ先生……」

ネギ「上から茶々丸さんが見えたんで、走ってきました。どうしたんですか?」ハァハァ

茶々丸「ネネネネネギ先生。その、つかぬことをお聞きしますが」

ネギ「? はい、どうしたんですか?」

茶々丸「先生は昨晩、星空さんのお宅に宿泊されて、お風呂でその……」ゴニョゴニョ

ネギ「お風呂!? いえあの、あれは不可抗力でして……」

凛「///」

ネギ「あわわわ! 大丈夫です凛さん! 僕、何も見てませんから!」



ネギ「英国紳士として、絶対に凛さんのその、は、裸は見てないです!!」

真姫花陽茶々「「「……えっ?」」」

                                     .


花陽「ええっ!? 水着じゃなかったの!?」

茶々丸「先生が……お風呂で……一糸纏わず……」プシュー

凛「にゃああああああああああ///!!」ダダダダッ!

真姫「ちょ、ちょっと待ちなさいよ凛!」

ネギ「凛さん!?」

茶々丸「……」フラッ

ネギ「茶々丸さんもどこ行くんですか!? 僕に話があったんじゃ……」

茶々丸「もう大丈夫です……ネギ先生、お幸せに」

ネギ「??? というか茶々丸さんこんな所で空飛んじゃダメですよ!?」

茶々丸「……」ブオオッ


~~麻帆良学園~~


茶々丸「……と、いう次第です」

明日菜「あんのエロネギ!!」

千雨「茶々丸! お前はそれでノコノコ帰ってきたのかよ!?」

あやか「そうですわよ!! お可哀想にネギ先生……」

茶々丸「ですが、ネギ先生がお幸せならそれで」

あやか「お黙りなさい、茶々丸さん! ネギ先生は年増の色気に騙されているだけですわ!」

明日菜「はいはい分かった分かった。それでどうするのよ?」

あやか「そんなの決まっているでしょう! 明日菜さんは知能がオサルさんでして?」

千雨「いや私にも分かんねーんだが」


あやか「お年寄りのオバさん連中から、ネギ先生を取り戻すのです!! ネギ先生奪還作戦ですわ!」

千雨(どう見てもアンタの方が老けてるとは言えねぇな)

あやか「このホームページによれば、休日にも学校で練習に励んでらっしゃる様です」

あやか「ということで早速、次の休日に音ノ木坂学園に乗り込みますわよ皆さん!」

明日菜「いいんちょこそ発想がオサルさんじゃない!」

千雨「というか私も行くのか!?」

あやか「当然です! これは委員長命令でしてよ!」



そして休日。


あやか「……それで乗り込んできたわけですが」

千雨「何処にもいねぇな」

明日菜「でも休日も練習してるんでしょ? 千雨ちゃん、ホームページとかに何か載ってないの?」

千雨「ん、ちょっと待て」

あやか「まさか私たちが来ることを察知して、ネギ先生を奪われまいと……」

明日菜「んなわけないでしょ」

千雨「なにいい!?」

あやか「千雨さん? どうしたんですか?」

千雨「あいつら……ここにはいない。ほらよ、これ見ろ」

明日菜「ん~~?」

あやか「ちょっと明日菜さん! わたくしにもお見せなさい!」

明日菜「押さないでよいいんちょ。ふむふむ……って」



明日菜「合宿ですって~~~!?」

あやか「なんですって~~~!?」

千雨「骨折り損のくたびれ儲けかよ……」

                       4.5時間目【ネギ奪還作戦】end

やっと合宿回です……そろそろネギま世界の方も色々出していこうと思います
ちょっと滞り気味ですが、お付き合いください

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom