P「やよい……愛してるぜぇ……」 (80)

やよい「えっ、ぷ、プロデューサー!?」///


P「やよい…kiss…しようぜ……」


やよい「で、でもでも…プロデューサー…アイドルとプロデューサーの恋愛は御法度だって…」


P「ほらぁ…ムッチュー」ンー


やよい「ん、んー」///


???「待てぇーーい!!」バンッ


やよい「!?」

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鵺野「俺の生徒に手を出すな!!」


やよい「ぬ、ぬ~べ~先生!!」


鵺野「やよい!そいつから離れるんだ!」


やよい「えっ」


鵺野「そいつはプロデューサーじゃない!悪霊だ!」


やよい「!?」


鵺野「お前の事務所から、最近心霊現象のようなことがあると聞いた」


鵺野「調べてみれば、このプロデューサーこそが、悪霊だったんだ」

P「ふ、ファフファアファファ、ばれちゃあ、仕方ねぇな」


鵺野「!本性を現したな!?」


P「ふふ……ふふふふふふ……」


やよい「せ…せんせぇ…プロデューサーは…?」


鵺野「あれはもう、プロデューサーなんかじゃない」


鵺野「あれは…悪霊『いくしおどさむろでぃあ』だ」


やよい「い…いくしおどさむろでぃあ?」

いくしおどさむろでぃあ


それは、古くからある、
人々の象徴となる人、
例を出すならば、卑弥呼などを
支える役、いわゆる
プロデュースする人中に、
下心満載に支援するものもおり、
その下心が集まり、出来た悪霊


今でも、その現象はたまに見受けられる

やよい「そ、そんな悪霊が…」


鵺野「そう…そいつが、やよいを襲おうとしていたんだ!」


いくしおどさむろでぃあ(以下、悪霊)「そう…おれが、その、悪霊だ!」


鵺野「くっ…何て霊気だ!」


悪霊「うおぉぉ!やよいをペロペロさせろぉぉお!」ゴォォ


鵺野「ぐあぁ!」


やよい「せ、先生!先生が吹っ飛ばされた!」


鵺野「な、何てことだ…触れられずに吹っ飛ばされるなんて…」


悪霊「ぅぁぁ………ゃょぃ………」ハァハァ


やよい「ぷ、プロデューサー……」

鵺野「くっ……やよいに近づくなぁ!」カッ


鵺野「宇宙天地 與我力量 降伏群魔 迎来曙光 吾人左手 所封百鬼 尊我号令 只在此刻……」


鵺野「悪霊退散ーーッ!!」


悪霊「ぐぅう……!」ズキズキ


鵺野「くっ……あまりダメージを与えれていないか」


悪霊「ふふふ、俺を倒せる術はなくなったようだなぁ…」


鵺野「く……くそっ……」


やよい「…………」

悪霊「ゃょぃ….ヵァィィョ….ゃょぃ」


鵺野「くっ…やよいに近寄るな!」


やよい「…………」


やよい「うっ、うっ」ポロポロ


悪霊「!?」


悪霊「ど、どうしたんだ?やよい?」アセアセ


悪霊「お、俺がキモすぎたからかな?」アセアセ



悪霊「あ、それよりも、俺がぬ~べ~先生をいじめてるから?」アセアセ


悪霊「ご、ごめん!もう、いじめない!本当だよ!」アセアセ


やよい「ぬ~べ~先生もいじめちゃ、めっ!ですけど…」


やよい「いくしおどさむろでぃあさんは、何も悪いことしてないのに…」


やよい「勝手に悪霊にされて、かわいそうって思っちゃって…」


悪霊「!!」


鵺野「……………」

悪霊「……………」


P「やよい……」


やよい「!プロデューサー!!」


鵺野「姿が………もどった?」


P「やよい…ありがとう…」


P「これで、俺も成仏出来そうだ……」


やよい「えぇっ!?成仏って……」


P「さよなら…愛してるぜぇ…」さァァ


やよい………


やよい「ぷ…プロデューサー…」


鵺野「自分で成仏したか……」

10日後


やよい「うっうー!ぬ~べ~先生!おはようございまーす!!」


鵺野「おっ、おはよう。やよい」


鵺野(やよいは、あいつが成仏してからしばらく元気は無かったが)


鵺野(徐々に元気を取り戻していってくれた)


鵺野(今じゃ元気100倍だ)


やよい「先生!もうすぐ、事務所に新しいプロデューサーが来るんです!」


鵺野「へー。よかったじゃないか!」



やよい「はい!」






一方、ある街中のこと


響「上京してみたのはいいけど、どうやってアイドルになるか決めてなかったぞ…」


響「どうしよっかな…」


??「おっそこのきみ!」


響「?……自分のことか?」


??「そうそう!君、アイドルする気ない?君、見たところとっても……」



??「可愛いぜぇ……」ニタァ




P「なぁ…響…お前ってかわいいよな…」


響「なっ!きゅ、急になに言い出すんだ!」///


P「kiss…せぇへん?」


響「き、キス!?だ、ダメだぞぉ!!」///


P「ンムー」チュー


響「も、もう……馬鹿ッ……」///チュー


??「待ちな」


響「!!?」

P「だ、誰だ!?」


闇遊戯「あんた…確か、悪霊かなんかだったよな…」


闇遊戯「俺と、ゲームで対決してくれないか?」


P「な、何でお前とゲームなんか!俺がノーリターンじゃないか!」


闇遊戯「いいのかな……?今の会話、録音してるぜ」スッ


P「なっ……携帯で録音……」


闇遊戯「あんたが勝ったら、俺は携帯を素直に渡す。俺をどう処理してもいい」


P「ほ、本当だな?」


闇遊戯「あぁ…だが、今からするゲームは」


闇遊戯「闇のゲームだ」

P「闇の……へっ、とにかく、勝ちゃいいんだろ?」



闇遊戯「あぁ。ゲームの内容は、並んでいる石の20個目を取ってはいけないゲームだ」


P「あぁ、確かそれは、1人、1~3まで取れて、順に取って行くやつか」


闇遊戯「あぁ。20番目を取らないようにするんだ」


P(くくく……馬鹿め、このゲームの必勝法は知っている)


P(このゲームは、3、7、11、15の数字を取れば嫌でも勝てるゲーム)


P(問題は、どうやってその数字を取るか、だ)

闇遊戯「ちゃんと、順に取ってけよ。もし、間違えて取り損なっても、20を取る前にちゃんと取るように…」


P「な、なぁ。」


闇遊戯「なんだ」


P「俺、このゲーム聞いたことはあるが、するのは初めてでよ」


P「とりあえず、有利っぽい先行からやらしてくれよ。ダメか?」


闇遊戯「成る程…では、お先にどうぞ」


P(くくく…バカめ、ひっかかりやがって)


P「じゃ、俺から取るぜ」1~3ゲット


P(勝った!!)

闇遊戯「…………」4~6ゲット


P(へっへーん)7ゲット


闇遊戯「なぁ、あんた」8~10ゲット


P「なんだよ」11ゲット


闇遊戯「このゲームの攻略方法、知ってるだろ」12~14ゲット


P「……あぁ、もちろん」15ゲット


闇遊戯「成る程ねぇ…」16~18ゲット


P「さぁ!!貴様の負けだ!!」19ゲット


闇遊戯「…………」


P「ほら、出せよ携帯」


P「あと、お前の個人情報等を確認させてもらうぜ」


P「録音をパソコンとかに送ってる恐れがあるからな」


闇遊戯「……くくっ」


P「何笑ってやがる!!早くしろ!!」


闇遊戯「あんたの負けなのに、何いってんだ?」ドン☆


P「何ッ!?」

闇遊戯「ひとつひとつの石をよく見てみな…….」


P「………こ、これは!?」


P「石、ひとつひとつに数字が!?」


闇遊戯「そう、ちゃんと数字が書かれている…」

P「だから何だよ!!勝ちは変わりねぇだろ!?」


闇遊戯「おっと、あんたの足元の石を見てみな」


P「………こ、これは!?」


『0』


P「0番の……石だと……?!」


闇遊戯「ちゃんと順番通りに取る様、呼びかけたよな。」


闇遊戯「そして、20の前の数字があれば、それはちゃんと取らないといけない……」


闇遊戯「言ったよな?」ドン☆


闇遊戯 0ゲット


P「くっ……ま、マイナス1とかは……」


闇遊戯「無いぜ。きりがなくなるからな」


P「ぬぅ……ぬぅあぁぁぁあ!!!」


P「こんなん、無効だ!!ぶん殴ってやる!!」


闇遊戯(やれやれ…また、ルールを破るのか)


闇遊戯(素直に敗北を認めたら、逃がしてやろうと思ったが…)


闇遊戯「甘い考えだった様だな……闇の扉が……開か」


響「ま、待ってぇ!!!」

闇遊戯「?」


響「ぷ、プロデューサー!!落ち着いてよ!」


P「るっせ!!ぶん殴ってやらぁ!!」


響「馬鹿!!」


P「!?」


響「負けをちゃんと認めてよ…プロデューサー…」グスッ


響「大好きなプロデューサーには…ちゃんと正々堂々としてほしいんだ…」グスッエグッ


P「…………」


P「ごめん、響」


P「ありがとうな」ナデナデ


響「プ、プロデューサー……」グスッ


闇遊戯「………ふっ」


闇遊戯「ハッタリだよ」


P「えっ?」


闇遊戯「録音。そんなもの、はじめっからしてないさ。」


闇遊戯「じゃあな……恋人と仲良くな」


響「こっ恋人って……」///


P「……響」


響「な、何?」


P「さよなら…愛してるぜぇ……」


響「プロデュー……サー……?」


闇遊戯(……自らの意思で、成仏したか……)

10日後


響「おはよう!遊戯!」


遊戯「あ、響ちゃん、おはよう」

遊戯(響ちゃん、しばらく元気無かったけど、また戻ってよかった)


遊戯(響ちゃんがまさか、童実野高校来るとは、思わなかったよ……)

響「あ、そういえば自分、新しいプロデューサーがつくんだ!」


遊戯「へー!よかったね!」


響「今日もDMしよう!」


遊戯「うん!いいよ!」


響「負っけないさー!!」









一方、街中では


伊織「はぁ…何とかして、私のことを人に認めさそたいわ…」


伊織「それには、何をすればいいかしら……」


??「おっ、君声も可愛い上に、ルックスもいけいけだね!」


伊織「あら、それってあたしのこと?」


??「決まならアイドルになれるよ…君って本当に….」


??「可愛いぜぇ……」

P「伊織ってさ…見てたら抱きしめて愛を囁きたくなるよな」


伊織「な!?」///


伊織「ばっ…な、何言って……!?」///


P「kiss…させてや…」


伊織「キッ、キスって……!?」///


P「ンホー」ブチュー


伊織「も…もう。甘えんぼなんだから…」///チュー


パシャっパシャっ


P「!?誰だ!?」


??「ヒィっ!!ゴ、ゴメンナサイィィイ!!」ダッ

P「待てゴラァァァァァア!!」ダッ


伊織「あ、あいつ、走るの速いわね……」


伊織「でも…さっき写真撮ってたやつはもっと速かったわね…」


伊織「スポーツ選手かしら……」





P「待てやゴラァァァァァア!!!」ダダダ


??「ヒィ、ヒィぃぃぃぃぃぃぃい
!!」ダダダ


??(な、なんでこんな目に……)


??(何が目的なんですか……)


セナ「ヒル魔さぁん!!」ダダダ

泥門高校


セナ・モン太「と、盗撮ぅ!?」


ヒル魔「盗撮するやつが、今からすること叫ぶんじゃねぇ糞チビ」


セナ「いぃぃ!?ぼ、僕!?」


ヒル魔「糞マネには黙ってろよ。厄介だ」


ヒル魔「今から、この事務所に行って、パパラッチ写真を撮り尽くせ!わかったな!?」


セナ「いやぁ~…は、犯罪行為は、ちょっと…」


モン太「そ、そうっすよ!関東大会直前に問題でも起きたら……」


ヒル魔「ルセェ!!黙って行きゃあいいんだよ!!」バンバンバン!!


セナ「ヒィ、ヒィぃぃぃぃぃぃぃい?!」

セナ(な、何で、こんなことに……)


セナ「あれ…いつの間にか、あの人追いかけなくなったな…」


セナ「よ、よかった~。」


セナ「あ、写真撮れてるかな。デジカメって何となく不安なんだよね…」


セナ「………………!」


セナ「え………な、何で」



P「ここにいやがったか」


セナ「!?」


P「先回りしてたんだよ…カメラを渡せば許してやる」


P「よこしな」


セナ「……そ、その前に、質問していいですか?」


P「………写真、見たのか」


セナ「……何で」


セナ「何で、あなた……」

泥門デビルバッツ部室



栗田「あ…悪霊ぅぅぅぅう!?」


武蔵「そりゃまた…怖いもんだな」


ヒル魔「お前のツラよりは怖かねぇよ」


栗田「そ、その悪霊の写真を撮りに行かせたって…何で!?」


武蔵「というか、悪霊が写真に写るのか?」


ヒル魔「多分、写らねぇだろうな」


武蔵「じゃあ、なんでそんな意味の無ぇ写真を…」


ヒル魔「重要なのは、写真じゃねぇ」


ヒル魔「糞チビが、そいつから逃れるかが重要なんだよ」


栗田「?」

P「写ってない理由はわかったろ…」


P「さぁ、カメラよこせ」


セナ「……」


セナ「あなたは…何の悪霊なんですか?」


P「……いくしおどさむろでぃあ」


セナ「えっ?」


P「俺の悪霊正体。簡単に言えば、欲が集まった悪霊だ」


P「もう、いいだろ」


セナ(……い、違和感がある)


セナ(ヒル魔さんがただ興味本位で悪霊と僕を鉢合わせる訳がしないんだ……)


P「………はぁ、わかったよ」


P「やりゃあ、いいんだろ、やりゃあ」


セナ「?」


P「俺を抜くために、俺に会いに来たんだろ?」


セナ「!?……あなた、もしかして!?」



P「やっていたよ……生きていた時にな」


P「……かかってきな!!」ディフェンスモード

セナ(ヒル魔さんは…僕とこの人と戦わすために……)


セナ「……はいっ!!」


セナ(抜いて見せる……絶対に!!)


P「セット!!」


P「ハッ!」


セナ「全力で……行きます!!」ダダダ


『デビルバットゴースト』!!



ゴオォォォォオ!!



P「悪霊にゴースト……皮肉だな……」

泥門デビルバッツ部室


武蔵「それで、そいつは生きていた時は、強い選手だったのか」


ヒル魔「あぁ……最強の、ラインバッカーだ」


栗田「ラインバッカー……セナ君と蜂会うポジション…」


ヒル魔「そして、その悪霊は、ある理由でアメフトを引退した」


ヒル魔「その理由だからこそ、あのチビとやらせたかったんだよ」


栗田「そ、その理由って?」

Pが生きていた頃


P「よし!この社会人チームは、もう最強だ!」


P「俺が作り上げたチームだが……もう、俺も必要無いな!」


仲間A「なに言ってんだよ!!お前は必要だよ!!」


仲間B「そうだよ!最強のラインバッカーじゃないか!!」


P「本当か!?嬉しいな!!明日の決勝も、俺らのチームで頑張ろう!!」


仲間全員「おーーー!!」





次の日


P「えっ!?うちのアイドルが、怪我!?」


P「す、直ぐに行きま……あっ…試合が……」


仲間A「大丈夫!行ってやれよ!」


仲間B「大丈夫そうだったら、来てくれよ!!」


P「お前達……ありがとう!」ダダダ

実況「さぁ!試合の終盤に差し掛かりました!」


仲間C「あわ……あわわ……」


P「はぁはぁ…くっ、あいつ、擦り傷で病院って、大袈裟だろ…」


仲間C「あっ!P!」


P「し、試合は!?」


敵 27体0 Pチーム


P「なっ………」


仲間C「れ、レギュラー陣が、殆どもう疲労してる…」


仲間D「Pがいない分、カバーしたせいで、負担が……」


P「選手交代だ!!すまない、みんな!!」

P「俺のせいで…俺のせいで…」


仲間A「なぁに、お前のせいじゃねぇ」ハァハァ


仲間B「と、いうか、正直、お前がいてもわからないくらい強いんだ…」


仲間B「とくに、あのアイシールドをしてる……」


背番号、21のやつが



セット!


ハッ!













実況「試合終了ーーー!結果は!」


実況「Pチーム、惜しくも敗北!!」


P「圧倒的だ……俺が…止めようとしても……」


P「アイシールド21はひたすらに前に進む…そして…」


P「走っている時…一瞬だが、人間の限界を超えるスピードになっている……」


敵「いや~、スケットに来てくれて、ありがとうな」


アイシールド21「いえ。」


敵「まさか、高校生に助けられるとはなぁ」


P(高校……生?!)

P(俺は…高校生に負けたのか……)


P(アメフトのプロにだって資金を貯めてなろうとしているのに)


P(俺は……高校生に…何も出来ずに…負けたのか……)


P(………………)


その後、Pは毎日を死んだ様に生きた。


そして、その試合の2ヶ月後、事故により亡くなった


目撃者によると、自分から足を踏み出している様にも見えたらしい









P(その後、俺は霊になり、下心満開な欲に吸収され、悪霊になった)


P(いくしおどさむろでぃあ、にはなったが、やはり、俺は……)


P(アメフトが、大好きなんだ!!!)


P「止めてやる!!デビルバットゴースト!!!」


セナ「うおぉぉぉぉぉぉお!!」


ゴオォォォォオ!!!

10日後


伊織「スポーツ飲料って、ほとんどポ○リみたいな味なのね」ゴクゴク


モン太「ムッキャー!!なに人の部活のスポーツ飲料飲んでんだ!!」


まもり「モン太くん、あれ、伊織ちゃんが皆に大量に買って来てくれたやつなのよ」


モン太「あざっす!!!伊織さん!!!」


セナ「毎週来てるね……水瀬さん」


雪光「そうだね。いつも、差し入れをくれるからありがたいよね。」


セナ(あの戦い以来、水瀬さんは……)

セナ(アメフトに興味を持ってくれた)

10日前


ゴオォォォ………


セナ「…………」


P「…………」


P(抜かれた……はは、何だよ)


P(本物の霊よりも、触れれねぇゃ…はは…)


セナ「勝った……やった……!!」


P「おめでとう……君の勝ちだ」


P「君は強いんだね。名前とかポジションとかは?」


セナ「……小早川セナ、ランニングバックです。背番号21」


セナ「よく、アイシールドをつけてますので、アイシールド21だなんて、言われてます……ははは」


P「!?」


P「そうか……そうか」


P(前は、絶望感に落とされ、苦しんだが…)


P(今ならまた純粋にアメフトをしたい。セナ君と戦いたいと思える。)


P「ありがとう……セナ君……」ポロポロ


セナ「………大丈夫、ですか?」


P「ちょっとスッキリしてね、これは喜びの涙だよ」


P「もう、成仏しても、大丈夫だな……未練はない……」サァァ


セナ「!?か、身体が薄く…」

P「さよなら……セナ君……さよなら……」


伊織………
















伊織「馬鹿ぁ!!」


セナ&P「!!?」


伊織「何、伊織ちゃんに無許可でいなくなろうとしてんのよ」ポロポロ


伊織「あんたは、伊織ちゃんのプロデュースをしないといけないのよ!!」ポロポロ


伊織「私のそばから勝手にいなくなるなんてぇ………」ポロポロ


伊織「許……嫌なんだからぁ!!」ポロポロ


P「伊織……」

P「伊織……お前は強い子だ」


伊織「……あんたがいるからよ」グスッ


P「大丈夫……伊織はいつだってトップアイドルになれるさ」



伊織「……あんたと一緒に、なりたいのよ」ヒック



P「大丈夫……いつも、見守ってるからな……」



P「伊織…………愛してるぜぇ………」サァァ


伊織「!?」


伊織「………」


伊織「私も、よ」グスッ


セナ(成仏……したのかな…….)

セナ(あれ以来、Pさんが好きだったアメフトに興味を示した水瀬さん)


セナ(成仏してからしばらくは、元気無かったけど…….)


セナ(元気になってきてよかった)


セナ「ヒル魔さんは、Pさんを成仏させてあげるために、僕と戦わせたのかな…」


雪光「そう考えると、ヒル魔さんはなんだかんだでいい人だね」


武蔵「いや、そうじゃない」


セナ「えっ?」



武蔵「セナが悪霊に勝てたら、悪霊にまたアイシールド21に負けた屈辱をあわせて楽しみ」


武蔵「セナが悪霊に負けたら地獄のハード特訓をさせる予定だったらしい」


雪光「し、死んだ悪霊に、まだ苦しみを与えて楽しもうと……」


セナ「ま、負けたら地獄のハード特訓……ひ、ヒィィィィィィイ!?」












一方、ある街中


春香「アイドル……かぁ……」


春香「みんなと一緒で……楽しそうだなぁ……」


春香「………わ、私も……」


??「おっ、そこのリボンの似合うカーノジョッ!」


春香「へっ?も、もしかして、私のことですか!」


??「うんうん、リボン姿がとっても……」


??「可愛いぜぇ……」






P「春香は奥さんにしたい人、バリバリ最強No.1だよ…」


春香「えっ!?ぷ、プロデューサーさん!?」///


春香「きゅっ、急にどうしたんですか…は、恥ずかしいですよ」///


P「ほら、プロデュースする前のkiss」ンッチュー


春香「ぷ、プロデューサーさん……」///チュー


パシャパシャ


??「やった!特ダネいただき!」


P「っ!?だ、誰だ!?」

??「ゲッ!バレた!?」


P「ぱ、パパラッチか!?」


P「まずい!待てぇ!!」ダダダ


??「こんな特ダネ奪われてたまるか!」ダダダ


??「『大人気アイドル、プロデューサーと熱愛?』の内容でいけるな」ダダダ


両津「こりゃ、儲けるぞ!金になる!」グフフ


両津「本田!バイク出せバイク!」


本田「あの事務所の中に、人気アイドル天海春香ちゃんがいるのかぁ~」


両津「馬鹿!早くしろ!」ポカッ


本田「痛い!あ、せ、せんぱぁい!」


本田「ほ、本当に写真、撮ってきたんですか……?」


両津「あたぼうよ!さ、早くバイクで逃げるぞ!」

少し前の日の派出所


両津「何ぃ!?パパラッチだと!?」


中川「アイドルブームにより、最近増えているらしいですよ」


麗子「ほとんどストーカーみたいなのだから、厄介なのよ」


両津「全く……そんなストーカーまがいみたいなことして、何になるんだ」


中川「噂じゃ、有名なアイドル程、写真の価値が上がるらしくて」


中川「1枚、2桁はいくらしいですよ」


両津「何ぃ!?2桁!?」


両津「おい!2桁って本当か!?10円とか言ったら撃つぞ!」


中川「も、もちろん10万とか50万とかの話ですよ」


麗子「最近、人気の765プロは特に人気らしいのよ」


麗子「噂だと、あの有名な天海春香ちゃんのだと…1枚3桁は軽いって」



両津「な、なにぃ!?1枚で、一万円が100枚ぃ!?」


両津「そんな話聞いたら、公務員何てやってられっか!」


両津「ワシはパパラッチになるぞぉ!!」ダダダ


中川「あっ!先輩!」


麗子「もう…あきれた!」

両津「ここが765プロだな…」


本田「せ、せんぱぁい、本当にやるんですかぁ?」


両津「やるに決まってるだろ!こういう時に刑事の張り込みの知識が役立つんだよ」


本田「犯罪に活用しちゃだめでしょ~…」



本田「というか、なんで僕が…」


両津「お前、アイドル好きだろ。お前もアイドル見れて、俺も儲かる。ウィンウィンだろ」


本田「見れたらいいんですけどぉ……」


両津「とりあえず、電柱に登って中を少し探るぞ」ノボリノボリ


本田「こ、行動が早い……」


本田「怪しまれたら嫌だし、離れとこう……」








両津「よしよし、見えた見えた……ん?」


両津「あ、あれは、人気アイドル天海春香!」


両津「何やら男と喋って……ん!?き、キスしようとしてねぇか!?あれ!?」


両津「チャンス!!」パシャパシャ


P「誰だ!?」

両津「と、いうわけだ。昨日の麗子の言うとおりなら、100万はかたいぞ!!」ブォォォ


本田「約束通り、3割はくれよ!!両津の旦那ァ!!」ブォォォ


両津「ば、馬鹿!前みろ前!!バイク運転中だぞ!!」ブォォォ


本田「……ん?前に男が立ってやがるぞ」ブォォォ


両津「げっ!?あ、あれは、さっきの……」ブォォォ



P「ここらへんの道は詳しくてね……」


P「さぁ!お縄にちょうだい!!」バッ


両津「ま、まずい!!本田!ワシは降りる!!走るから、あとは任せた!!」ピョイン


本田「何!?そりゃねぇよ!両津の旦那ァ!」ブォォォ



P「バイクだろうが何だろうが…とめてやるさ」


P「最強のラインバッカーの名に恥じぬためにな……」

両津「な、なんとか遠くまで逃げれたな……」


両津「よぅし、今からこの写真を現像して……ん!?」


両津「なっ何だと!?天海春香しか写ってないぞ!?」


両津「ど、どういうことだ……」


P「俺が悪霊だからだ」


両津「あ、悪霊……わっ!貴様!確か本田と…」


P「彼もなかなか強かったよ。いきなりウィリー走行してきたし」


P「だが、僕もアメフト選手の端くれ。何とか止めてやったさ」


両津「ぐぬぬ……」


P「いくら俺が写ってないからといって、無許可で春香の写真を撮るのは駄目だ」


P「さぁ、写真…もとい、カメラをよこしな」


両津「………あ!伝説のアイドル、日高舞だ!!」


P「なにぃ!?日高舞だと!?」クルッ


両津「今だ!」ダダダ


P「あっ!貴様!」


両津「簡単に100万を渡してたまるかってんだ!!」ダダダ


P「待て!」ダダダ

両津「はぁはぁ……ま、まずい、追いつかれる…」


P「観念するんだ!」ガッ


両津「しまった!しがみつかれた!」


P「さぁ…ブロックされる時間だ」


両津「うおぉぉぉぉお!!100万はワシのもんだぁぁぁぁあ!!」グググ


P「!?ば、ばかな!?移動している……!?」


両津「100万えぇぇぇぇぇえん!!」ググググググ


P(あ、あの時の……アイシールド21……い、いや)


P(それ以上だ!!)


両津「ふんぬらばぁ!!」ダダダ


P「うあぁぁ!!」


P「は、弾かれた……」


両津「あばよ!!じゃあな!」ダダダ


P「くそっ…諦めないぞ…!」ダダダ

両津「し、しつこい…ん!?あれは…」


両津「葬式!?チャンス!!」ダダダ


P「待て!」ダダダ






両津「おい!そこの坊主!」


坊主「な、なんですか!今、葬儀中で…」


両津「こっちも今葬儀になるかもしれない瀬戸際なんだよ!」


両津「今からくる奴は、悪霊だ!何とか悪霊退散してくれ!」


坊主「そ、それは私の専門外でして……」


両津「いいからやれ!」


坊主「は、はぁ……」


P「見つけたぞ!」


両津「来た!今だ!」


坊主「と、とりあえず…南無大慈大悲救苦救難 広大霊感白衣観世音菩薩 ……」


P「!?」


P「ぐ……ぐおぉ……」


両津「くらってるぞ!」

P「く……くあぁ……」シュウウ…


両津(やった!!最悪、天海春香の写真だけでもきっと高値だ!)


春香「まっ、待ってください!!」


両津「!?」


P「春……香……」シュウウ


春香「お経を唱えるのをやめてください!!」


坊主「えっ…は、はぁ」



春香「プロデューサーさん!大丈夫ですか!?」


P「春香…黙ってて悪かった…俺は…」


P「悪霊だったんだ…」


春香「………」


P「正体を明かしたからには…もう、まともにプロデュース出来ないな…」


P「じゃあな……春香…成仏するよ…」サァァ


春香「そ……そんな……嫌です!悪霊でもいいです!」

P「俺は災いを呼ぶ……さよならだ…」サァァ


春香「プロデューサーさん…」ポロポロ












両津「馬鹿野郎!!」


P「!?」

両津「どんな理由があろうと、男が女を泣かすんじゃねぇ!!」


P「…………」


両津「こんなもん、返してやらぁ!」バンッ


春香「しゃ、写真を…」


両津「こいつは、お前のプロデュースが必要って言ってるのに、プロデューサーのお前がプロデュースしないでどうすんだ!!」


P「…………」


両津「プロデューサーだろうが!」


P「そうだな……俺は…プロデューサーだ…」


春香「プロデューサーさん…」


P「春香……約束する……今は成仏する。だが」


P「生まれ変わったら、1番にプロデュースしに行ってやる……」


P「まっててくれ…春香……そして…」


P「愛してるぜぇ……」サァァ


春香「プロデューサー……さん」グスッ


両津「成仏……したんだな……」


両津「待ってやれよ…あいつを」


春香「………はい!」

10日後


春香「両さん!こんにちは!」


両津「おっ、春香か」


中川「春香ちゃん、元気なったね」


麗子「あれ以来、少し無理してた感じがしてたけど……」


麗子「今は、もうすっかり大丈夫ね」


春香「聞いてください!両さん!新しいプロデューサーさんが付くらしいんですよ!」


両津「おぉ、そうか、よかったな」


春香「はい!でも、私、待ちます…」


春香「また、あの人が、プロデュースしてくれるのを!」


両津「そうか…早く来るといいな」


大原「お前には、苦情が来てるぞ」


両津「げっ、ぶ、部長!」


大原「葬式を邪魔したからな。賠償金の請求が来てるぞ」


両津「そ、そんなぁ!?」


本田「せんぱぁ~い。僕の白バイ、修理費が高いんすよぉ~払ってくださいよ」


両津「ゲッ!……な、何のことかなぁ
?」


本田「ほらぁ、パパラッチ写真撮りに行った時…」


両津「ば、馬鹿!知ってんだよ!」


大原「パパラッチ……?両津、お前、何かまた悪いことを!?」


両津「ぱ、パパラッチ何て、もう、こりごりだぁ~!!」






一方、ある町中



美希「わ~!キラキラしてて凄い!!」


美希「アイドルかぁ…でも、美希あんまり頑張りたくはないかな….」


美希「最小限にがんばって、そこそこ売れたらいいなぁ…」


??「おぉ…君が、ダイヤの原石かぁ……」


美希「?だれ?」


??「あ、あぁ、いきなりごめんね。僕、今アイドルをスカウトしてるんだ」



??「君には、素晴らしい才能があるよ。いやぁ…本当に…」


??「かわいいぜぇ……」




そして、日時が流れ……

P「美希…お前を見てると、甘やかしたくなるぜぇ…」


美希「美希も、ハニー大好き!」


P「美希…kissのお時間やぁ…」


美希「ハニー…嬉しいの…」///


P「ムッホー」チュッチュッチュー


美希「………ンッ」チュー


???「待ちな」


P「!?誰だぁ!?」

承太郎「てめーか…悪霊なのに、スタンドを持つと言われるやつは」


P「ほ~う…スタンド使いか…」


P「俺は基本、スタンドはスタンド使いにしか使わないからな….」


P「よくご存知だな……それで、何か用か?」


承太郎「お前が、悪霊いくしおどさむろでぃあ、なのは知っている」


承太郎「アイドルの女達に被害があってからじゃ、寝心地悪くなってな」


承太郎「悪いが、ぶちのめさせてもらうぜ。」


承太郎『スタープラチナ』!!


承太郎「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!!!」


P「………」ヒュンヒュン


承太郎「………!?全て、避けたのか!?」


P「ふん……これは、俺のスタンド能力だ」


P「次は、俺の『行動』だ!!」ダッ

承太郎(腕でガードするしかないな……)


P「………」ダン!


承太郎「ぐはっ!?」


承太郎(背中を蹴られた…いつのまに!?)


P「俺のスタンド能力は、無敵だ」


P「それで、何か用か」×

承太郎「それで、何か用か」○

承太郎「しかたねぇ……使うしかねぇか」


P「…………」


承太郎『スタープラチナ』!!


時は止まり出す


承太郎「さて、ぶちのめさせてもらうか……」


承太郎「…………!?や、やつがいねぇ!?」


承太郎「くっ……時は、動き出す……」



時が動き始める


P「ふん、残念だったなぁ。承太郎さん」


承太郎「……どういう、ことだ」


P「無敵だからよぉ…教えてやるよ」


P「俺のスタンドは、『THE IDOLM@STER』」


P「能力は、防御時は『行動されそうになれば3択から予想し、当てれば避けられる能力』」


P「これは、相手が攻撃してきそうになれば、俺に3択と5秒の猶予が与えられる」


P「そして、その3択の中で、相手の行動と同じもの、5秒以内に当たりを選べば自動的に避けられる仕組みだ」


P「ハズレならば、相手の攻撃をくらい、大ハズレならば、相手のパワーが2倍になり攻撃をくらう」


P「ハズレ、大ハズレは状況によりかわる」


P「今、時を止めた時にいなかったのは、このスタンド能力によってだ」


承太郎「………」

P「そして、攻撃時は『相手がガードする時に力が入っている所以外を選択すれば自動的に当たる能力』」


P「お前はさっき、腕で防御した。つまり、腕に力が入っていた。私は、そこ以外、つまり背中を選択し、自動的に攻撃した」


承太郎「…………」



P「そして、俺は、観察眼にとても長けていてねぇ…」


P「はっきり言って、選択を外すのは、ありえないと思ってもらおう」


承太郎「なるほどな…危ねえ危ねえ、距離をとるか」ダッ


P「ふっ…そろそろまた、時をとめれるんじゃ、ないかな?」


承太郎「…さぁ、どうだか」


承太郎(勘のいい、野郎だ)


承太郎「仕方ねぇ、仕掛けるしかねぇな」ダッ


P(………さて、選択肢は、どうかな?)


『時を止める』

『本体を殴りに来る』

『スタンドを殴りに来る』


P(……なるほど、わかった)

P(やつは、きっと時を止めるか、殴りにかかるかで俺を迷わすつもりだ)


P(だが、……奴の性格だ。やつは、冷静だ)


P(やつは、ここぞの時に、時を止めるつもりだ)


P(だから、ここでは使わない…だから、スタンドか俺を殴るつもりだ)


P(やつは…冷静だ。だが、熱いやつだ)


P(やつは……)


P「俺をブチのめすことしか、考えていない!!」


承太郎「オラァ!」


P「………」スッ


承太郎「くっ………読まれたか」


P「隙だらけだ。力を入れてる部分が腕だと今ならわかる」


P「だから俺は……また背中を選択!!」


ゲシッ


承太郎「ぐっ……」ガッ

承太郎「………野郎!!!」ブンッ



P「選択肢を、選ぶか」


『時を止める』

『拳でラッシュ』

『殴ると見せかけ、肘打ち』


P(承太郎………君は、本当に冷静だ)


P(普通はラッシュか肘打ちでくると、君の逆上っぷり見ていたら思う)


P(だが……君は、ちゃんと冷静に頭の片隅で、時を止めることを控えている)

P(だからこそ、それを使うなら今だろう)


P「時を止めても無駄だ!承太」


承太郎「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!!!!!」ドゴドゴォ!


P「!?!ぐえぇ!?」ボカボカボカ!!


P「な……何でラッシュ………何で、お前は……」


P「冷静なやつだろ……」


P「それとも…予測が外れて…熱いやつだ
ったのか……?」


承太郎「いや、俺はいつだって冷静だ」


承太郎「冷静だからこそ、距離をとった時に、意味無く時を止めていた。」


承太郎「他にも、時間が経ち使える様になった時も、無意味に使った」

P「!?そ、そんな…」


承太郎「そうすりゃあ、お前が時を止める選択肢を一回でも選んだら」


P「俺を殴れるって……ワケか…ぁ…」グシャア



P「い…いてぇぇぇうえ!は、初めて攻撃を食らったぁ……!」



P「怖い…怖い怖い怖い怖い」ガクガク


承太郎「さぁて、次はどういう攻撃をするかな」


承太郎「スタンドでもぶちのめしてみるか」


P「ひっ、ひいぃぃい!?」



『時を止める』


『本体を殴る』


『スタンドを殴る』


P「す、スタンド!スタンドだぁ!!きっと!!」


承太郎「ハズレ、だ」



オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!!!!!



P「本体だったのねえぇぇぇぇえ!!」グシャア



バッド コミュニケーション

承太郎「さぁ、成仏してもらうぜ」


P「あぁ…ああぁ……」シュウウ…


美希「待ってぇ!!」


承太郎「………」


美希「待って欲しいの!!」


承太郎「……こいつは悪霊だ。さっさとどうにかしねぇと…」


美希「それでも待つの!」


承太郎「……ちっ、やかましいやつだ」


美希「ハニー!!」


P「美希……承太郎の言う通り、俺は……悪霊だ…」


P「成仏したほうがいい……」


美希「いやなの!!関係ないの!!」


美希「ハニーはハニーだよ!美希をキラキラさせてくれる、美希の大切な人なの!!」


P「………美希」


承太郎「………ちっ。ここには、悪霊は、いなかったわけだ」



承太郎「邪魔したな…ハニーとやらな…」



P「承太郎…ありがとう…」

P「……美希」


美希「なに?ハニー…い?」


P「生まれ変わったら……プロデュース…させてくれよ….」サアァ


美希「ハニー!体が薄く……」


P「じゃあな…愛してるぜぇ…」サアァ



美希「ハニ……ィ……」グスッヒグッ


承太郎「せっかく、見逃そうとしたのに、自分から消滅か…」


承太郎「やれやれだぜ」

10日後


美希「おはよ~!JOJO~!」


承太郎「やかましい!うっおとしいぞ!」


花京院「美希ちゃん、元気ですね」


承太郎「少し前まではピーピー泣いてたガキだったのにな」


美希「ムー!カギは酷いと思うな!」


美希「あ!そういえば、もうすぐ新しいプロデューサーが付くの!」


花京院「よかったね。これでアイドル活動もしやすくなるね。」


美希「ハニーが生まれ変わってくるまで、美希、アイドルがんばるの!!」


美希「見ててね!!ハニー!!」


承太郎「やれやれだぜ」

ある街中



雪歩「………アイドル、かぁ」


雪歩「こんなちんちくりんな私なんかじゃ、無理ですよね…」シュン


?!「あっ、あの」


雪歩「ひっ!?お、男のひとぉ!?」


??「あ、おどかしてごめんね。君が、あまりにも可愛かったから…アイドルとかに興味ない?」


雪歩「かっ、可愛いなんて……」///


雪歩「あ、アイドルですかぁ?」


??「うん!君ならすぐになれるよ!!本当に君……」


??「可愛いぜぇ……」




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