エレン「俺、お前のこと好きだ」(130)

エレン「俺、お前のこと好きだ」

ベルトルト「…は?」

エレン「結婚しよ」

ベルトルト「」

遡ること7時間前ー深夜・訓練兵宿舎裏

コソコソ

ミカサ「…アルミン?」

アルミン「ここだよ」

ミカサ「…例のものは?」

アルミン「はぁ…用意したよ…」スッ

ミカサ「これが…」

アルミン「そう、惚れ薬」

アルミン「いいかいミカサ?」

アルミン「この薬を水に溶かす。そして惚れさせたい相手に飲ませる。その人が薬を飲み干して、最初に目が合った人間に惚れるんだ」

ミカサ「わかった」

ミカサ「これでエレンは私から離れなれない…今も離れなれないけど…確実に…」フフフフ

アルミン(あー目がマジだよミカサ…いや…思えば3日前から…)

3日前

ミカサ「アルミン、最近エレンの周りに蝿共がたかっていて鬱陶しい。」

アルミン「…蝿って…もしかしてアニとかのこと?」

ミカサ「そう。武力で駆除することは容易いけれどここは訓練施設。問題を起こすと除隊になり開拓地に送られてしまう。そしたらエレンと離ればなれ。それはなんとしても避けたい。そこでアルミンに頼みがある。」

アルミン「期待に応えられるかはわからないけど」

ミカサ「惚れ薬を作って欲しい」

アルミン「…え?」

ミカサ「エレンは私のことが好きだけど誰にでも優しいから勘違いした奴らが調子にのってつけあがる。だからエレンがもっと私しか目に入らないくらい深く私のことを愛してくれれば誰も私とエレンの間に入れない。」

アルミン「だから惚れ薬?」

ミカサ「そう」

アルミン「…ミカサ、そんな薬で人の心を操って自分に惚れさせるなんて、虚しいと思わないの?」

ミカサ「大丈夫。エレンは私に元から惚れている。なのに照れてなかなか素直にならないから薬の力を借りるだけ」

アルミン(うわぁ…)

ミカサ「お願いアルミン」ボキッゴキッ

アルミン「うんミカサ、お願いする時は胸のまえで指を鳴らすんじゃなくて静かに手を合わそうかうん」

ーアルミン(なんてことがあって)

アルミン(適当に薬学の本をよんで適当にあり合わせでつくったら本当にできてしまった…)

アルミン(自分の頭脳を呪いたいよ…)

アルミン「ミカサ、薬はこれしかないから一発勝負だ。」

アルミン「明日の朝食の時に飲ませよう。幸い、僕らはいつもかたまって食事をとるから誰にも怪しまれない。僕がエレンの隣に座って、食後に薬入りの水を勧めるから、ミカサは正面に座ってエレンを見つめていれば自然に目があうとおもうよ。」

ミカサ「うんわかった」

ミカサ「楽しみ♪」ワクワク

アルミン(はぁ…)キリキリ

翌日ー午前7時、食堂

ガヤガヤ

エレン「あー寝みぃ~」

ミカサ「おはようエレン、寝癖ついてる」

エレン「うるせェよお前はいちいち、母ちゃんか」

アルミン「まあまあ、早く朝ご飯食べて訓練場に行こうよ。今日は朝から対人格闘訓練だから、すぐ目が覚めるよ」

エレン「そうだな。今日は誰と当たるかな~」ガタガタ

ミカサ「そう。早く食べるべき」スッ

アルミン(よし、ミカサがエレンのさりげなく前に座った!)

サシャ「おはようございますエレン!ミカサ!アルミン!パンください!」

エレン「朝からそれかよ!やらねぇよ!」

サシャ「いいじゃないですかぁ~パァン~」グイグイ

エレン「お前どこ触ってんだよ!」

ミカサ「…」ゴゴゴゴ

アルミン(あぁ…)キリキリ

エレンのさりげなく前×
さりげなくエレンの前○

アニ「…」

ライナー「よう、アニ。おはよう」

ベルトルト「おはよう」

アニ「…」

ライナー「無視かよ。…なんだ、またエレンのことみてたのか?」ニヤニヤ

アニ「…っ!」

ライナー「お前意外と分かりやすい奴だな」

ベルトルト「ちょっと、ライナー…」

エレン「ご馳走様~」

ミカサ(アルミン)ジッ

アルミン(分かってるよミカサ…)

アルミン「エレン、はいこれ」

エレン「なんだよアルミン…水か?」

アルミン「今日は暑いから水分取らないと…ね?」

エレン「?…なんか今日のアルミン、ミカサみたいで気持ち悪いぞ」

ミカサ「!」

アルミン「い、いいから飲んどいたほうがいいよ!」

エレン「そうか…?」

ライナー「そう深く考えず、気軽に声をかけてみろよ」

アニ「…」

ライナー「可愛らしく笑って、『おはよう、エレン』って…」

ガシ

ライナー「え?」

ゴクゴク…

エレン「ぷはー」

ミカサ(全部のんだ…)*ドキドキ

アルミン(よし、これでミカサを見れば…ん?)

*ヒュウゥゥ

*ドゴッ * ガッシャーン

エレン「おわぁ!」

ミカサ「!?」

アルミン「うわぁ!?」

アルミン(ライナーがどこからともなく飛んできた!)

エレン「いててて…」

ライナー「…っ」

アルミン(マズイこのままだとライナーが…!なんとかエレンとライナーを引き剥がさなければ…)

ベルトルト「また華麗に吹っ飛ばされたね、ライナー」

ライナー「ったく俺がなにしたってんだ…」

ベルトルト「エレンも大丈夫?」スッ

エレン「ああ、大丈夫だ…」ガシ

エレン「よ…」

バッチーン

ベルトルト「?」

ミカサ(!)

アルミン(ああ!目がっ…!)

エレン「…」

ベルトルト「…?」

エレン「…」ニギニギ

ベルトルト「エレン…?起き上がったのなら手を離してくれないか…?」

アルミン(マズイ…!)

エレン「…ベルトルト」

ベルトルト「なに?」

エレン「俺、お前のこと好きだ。」

ベルトルト「…は?」

エレン「結婚しよ」

ベルトルト「」

ミカサ「」

アルミン「」

ライナー「」

アニ「」

ベルトルト「…な、なに、言って…」

エレン「ベルトルト…」*ピト

ベルトルト「!」

*ギュウゥ

アルミン(抱きついた…だとぉ!)

ベルトルト「エレン…ち、近…」

エレン「ベルトルトって…背が高くてかっこいいよな…」

ベルトルト「はい?」

エレン「立体起動も格闘もなんでも卒なくこなすのに…誰かさんみたいに自慢してこないし……」

エレン「なにより優しい…」ギュ

ライナー「おい…これ…どうなってんだ?」

アルミン「はは…終わった…」

ライナー「おいミカサが刃物持ってるぞ!」

アルミン「!?」

ミカサ「…」フラフラ

アルミン「ミカサ落ち着いて!」

ミカサ「あの独活の大木、影が薄過ぎてノーマークだった。今から完全に影を消す。」

アルミン「落ち着いて!影を消すってどうやって!」

ミカサ「本体を抹消すれば影はできない。消す」

アルミン「落ち着いてぇ!」

エレン「ミカサ!」

ミカ アル「!?」

エレン「俺のベルトルトになにする気だよ!」

ミカサ「…エレン」ブルブル

エレン「いくらミカサだからって、ベルトルトに手ェ出したらただじゃおかねぇぞ!絶交だ!」

ミカサ「!!?」バターン

アルミン「ミカサ!」

ミカサ「ゼッコウ、ゼッ、ゼッコ、ゼッコウ…」ガタガタ

アルミン「ミカサァ!!」アアアア

ライナー「…どういうことだ?」

ベルトルト「僕が1番知りたいよ…」ギュー

アニ「…」

午前8時ー訓練場

エレン「…」ギュー

ベルトルト「…」ギュー

ミカサ「…」

アルミン「…」

ライナー「…」

アニ「…」

コニー「?」

サシャ「…」モグモグ

クリスタ「…」

ユミル(なんだあれww)

ジャン「なんだあれww」

マルコ「さぁ…」

教官「貴様ら!午前は対人格闘訓練だ!最近は点数にならないからと手を抜く輩がいるが、今からそんなことでは兵団に配属されたところで即巨人の餌だ!訓練場は戦場と同等だと常に心に置き日々の訓練に励め!」

一同「はっ!」バッ

教官「なにをしているエレン・イェーガー…ベルトルト・フーバー…」

教官「なぜ腕を絡めながら敬礼をしている!」

一同「!?」

ベルトルト「ちょっと…エレン…」

エレン「…」ギュー

アルミン(ヤバイよヤバイ…)

教官「この敬礼は王に心臓を捧げる決意を示すものだといったはずだ…貴様、心臓を捧げる覚悟もなくこの場に立っているのか!!」

エレン「お言葉ですか教官!自分は訓練兵とはいえ兵士!巨人駆逐の為なら、いつでも王に心臓を捧げる覚悟が有ります!しかし…心は…」

教官「なんだ!言ってみろエレン・イェーガー!」

エレン「はっ!お恥ずかしながら、自分は…エレン・イェーガーはベルトルト・フーバーに心を捧げております!」

教官「」

エレン「一時たりとも…いえ、一瞬たりとも離れたくありません!!!」

一同「」

エレン「///」カァァ

ベルトルト「」

アルミン(自分で言って赤くなってる…)

ライナー(気持ち悪ぞエレン)

ミカサ(恥ずかしがるエレン可愛い
)ハァハァ

教官「まさか…お前らが…」チラ

ライナー(なんで俺のほう見るんだ?)

ベルトルト(死にたい)

教官「いや…わからんな」

エレン「…」

教官「…」

教官「…しかし私は」

教官「愛の形は人それぞれ、自由であると思っている」

エレン「!」パァア

一同「」

教官「しかし…先程もいったがここは戦場だ。圧倒的な力の前では愛の力など無力も同然。自分を守れない弱いものが他者を守れる訳がない。共倒れが関の山だ…分かるか?」

エレン「はい…」

教官「貴様の目的意識の高さだけは評価している。訓練場では訓練に励め」

エレン「…はい」

教官「その代わり…食事時間や休日など、貴様らには充分な自由時間を与えているはずだか?」

エレン「っ!…はい!!」

教官「…無駄な時間を食ったな。罰としてイェーガー・フーバー訓練兵は本日の訓練終了後2人でこの世の果てまで走って来い…」

エレン「はい!!」

ベルトルト「」

教官「さぁ、訓練に戻ろう。今から組み分けを発表する!
1組目!
エレン・イェーガー!
コニー・スプリンガー!
2組目!
ベルトルト・フーバー!
マルコ・ボット!」

エレン「しばらくお別れだな…」

ベルトルト「ウンソウダネ」

エレン「…ベルトルト…俺のこと…忘れないで…」ウルウル

コニー「おい早くしろよ。ただでさえあんまし関わりたくないのに」

エレン「ベルトルトぉ…!」

マルコ「エ、エレン。また昼食のときに会えるから…ねえベルトルト?」

ベルトルト「ウンソウダネ」

教官「3組目!
アニ・レオンハート!
ライナー・ブラウン!」

ライナー「」

アニ「…」

アルミン(さよなライナー)

教官「4組目!
ミカサ・アッカーマン!
ジャン・キルシュタイン!」

ジャン「ミ、ミカサと…!よっしゃあああ!」

ミカサ「…」

アルミン(さよならジャン)

午前12時ー食堂

ガヤガヤ

ライナー「惚れ薬、だと…!」

アニ「…なにを作ってるんだい、あんたは。」

アルミン「できちゃったものは仕方が無いじゃないか…あれ?ジャンは?」

マルコ「ジャンは犠牲になったんだ……」

ライナー「じゃあエレンは、惚れ薬のせいでああなってんのか…」チラ

書き溜めていたのがなくなったので遅くなります


ベルトルト「…」

エレン「…」ピト

ライナー「なんかエレンがしおらしいな」

アルミン「うん…ただ黙ってベルトルトにピッタリくっついている…臥せた目のまつ毛が陰りを作って…なんというか」

サシャ「儚げですね!」モグモグ

マルコ「サシャは元気だね」

ユミル「すげーおもしれぇヤベェwwなぁクリスタww」

クリスタ「エレン可愛いね」

ユミル「」

ベルトルト「……ね、ねぇエレン?」

エレン「なんだ?ベルトルト…」

ベルトルト「あの…あんまりくっつかれるとその…食べにくいというか…」

エレン「あ…俺、邪魔か?」

ミカサ「そう。邪魔」

エレ ベル「!?」


ライナー「おい!ミカサがエレン達のところに!」

アルミン「しまった何時の間に!」

ベルトルト「ミ、ミカサこれは…その…」

エレン「なんだよミカサ」キッ

ミカサ「エレン、ベルトルトが迷惑がってる。離れるべき。」

アル ライ「!?」

ミカサ「教官は食事は自由時間といったけどそれは違うとおもう。日々の食事で巨人に対抗する屈強な体を作ることも立派な訓練。よって今は訓練中。訓練中は訓練に専念すべき」

エレン「…」

ライナー「おいアルミン、ミカサが何故かエレンを責めてるぞ」

アルミン「多分…ベルトルト自身に危害を加えるとエレンに嫌われてしまうから、武力を行使してエレンからベルトルトを離すのではなく、一見正論のような言いがかりでベルトルトからエレンを離そうとしてるんだ」

ライナー「どっちにしろエレンに嫌われちまうじゃねぇか…!ちっ、不器用な奴だ…」

ミカサ「エレンがくっついているとベルトルトが訓練に集中できない。ねぇ、ベルトルト」

エレン「ベルトルト…俺がいると迷惑か?」

ベルトルト「まあ単刀直入にいうと」

エレン「…」


エレン「…」ホロリ

ミカ ベル「!!?」

エレン「そ、そう…だよな…っ!四六時中くっついてたら…迷惑に決まってるよなっ!」グスッ

ベルトルト「エ、エレン…」オロオロ

ミカサ「…!」オロオロ

エレン「良く考えたら分かることなのにな!…っあれ?俺なんで泣いて…やべ、恥ずかしいっ…み、見ないでベルトルト…」グスグス

ベルトルト「や、やっぱりさっきのなし!」

ミカサ「!」

エレン「…ぅえ?」

ベルトルト「め、迷惑とかじゃなくてその……ほ、ほら!僕にくっついてるとエレンがご飯食べられないだろ?」

エレン「…あ」

ベルトルト「あんまり美味しい食事じゃないけど、ミカサいうとうり兵士にとっては訓練と同じくらい大事なものだと思うよ!」

エレン「じゃあ俺のこと…嫌いになってない?」

ベルトルト「な、なってないなってない」コクコク

ミカサ「…!」ブンブン

エレン「よかったあ!」ダキッ

ミカ ベル「!!?」

エレン「ベルトルト、大好き…」ゴロゴロ

ベルトルト(どうして僕はここにいるんだろう)

ミカサ「…」

アルミン「お、落ち着いた…かな?」

ライナー「ベルトルト…お前はいい奴だった…」

マルコ「過去形?」

エレン「ベルトルトは優しいなっ」ゴロゴロ

ベルトルト「…そうかな?」

エレン「なぁベルトルト…俺一つだけわがまま言っていいかな…?」

ベルトルト(いままでのはわがままじゃないんだね)

エレン「おれ、ベルトルトの子供が欲しい」

ベルトルト「」

ミカサ「」

アル ライ「」

エレン「ダメか?」

ベルトルト「え?…いや、その…え?」

エレン「なぁいいだろ…?」サワッ

ベルトルト「うひゃあ!どこ触ってるの!」

ミカサ「」

ベルトルト(助けて!アルミン!ライナァァアア!)

アルミン「エ、エレン!!」タタッ

アルミン「エレン、よく聞いて。男同士じゃ子供は作れないんだよ?」

エレン「できないからって諦めるのか?」

アルミん(何言ってるのエレン…)

エレン「確かに人類はここまで敗北をしてきた…それは子作りについて無知だったからだ…」

エレン「男同士でしても意味がない。だが確実に技術は発達している!夜の戦いで得た情報は必ず次の希望につながる!」

エレン「俺は巨人を一匹残らず駆逐して、平和になった世の中でベルトルトとベイビー達と平和に暮らす…それが俺の夢だ!」

エレン「俺たちはまだ本当に敗北したわけじゃない!」

アルミン「いや…巨人とかもう関係なくなってるよねなんか…無理なものは無理だからね。男同士じゃ無理だからね」

エレン「アルミンなんとかしてくれ!」

アルミン「僕に丸投げ!?」

エレン「そうと決まったらさっそく…」フフフフ

ベルトルト「…!」ガクブル

エレン「ベルトルトぉぉお…!」ガバァ

ベルトルト「うわあああああ!離してぇ!」

エレン「大丈夫!天井のシミを数えてる間に終わるから!」

ベルトルト「助けてぇえええ!」

ライナー「まずい、エレンを引き剥がすぞミカサ!」

ミカサ「!」コクッ

ドッタンバッタンギャーギャー

アニ「…」スッ

クリスタ「…あ」

ユミル「おお!やれやれー!」

クリスタ「ユミル、ちょっとごめん」

ユミル「クリスタ?」

はよ、エレンは女の子にならんのか

>>64すいませんなりません
夜はリバなんで。なんて

残りは明日書き込みます。明日で完結です

アニ「…」スタスタ

クリスタ「待って…!アニ!」

アニ「…なんか用?」

クリスタ「…」ハァハァ

クリスタ「アニはこのままでいいの?」

アニ「!」

アニ「…なんのことさ」

クリスタ「決まってるじゃない!エレンのことだよ!」

アニ「…あたしには関係ない」

クリスタ「…アニはいつもそうだよね…エレン達が楽しそうにしてても遠くから見てるだけ…」

アニ「…」

クリスタ「エレンのこと好きなんでしょう?」

アニ「…違う」

クリスタ「本当はミカサみたいにエレンのそばに居たいと思っているんでしょう?」

アニ「違う!!」

クリスタ「!」

アニ「…」

アニ「…あんたもあの筋肉女もなんか勘違いしてるよ。あたしはあいつが格闘を教えて欲しいっていうから教えてるだけ。それだけなのにどうして好きとか嫌いとか、そういう話になるのさ。くだらない」

クリスタ「…」

アニ「もういい…?あたしはあんた達にかまってるほど暇じゃないんだ」

クリスタ「自分の気持ちに素直にならないと、きっと後悔する」

アニ「…」

アニ「…ない」

クリスタ「え?」

アニ「あんたにはわからない!」

クリスタ「!」

アニ「…」ダッ

クリスタ「…アニ?」

間違えた>>70の次

クリスタ「…」

アニ「…」ザッ

クリスタ「アニ」

アニ「…」ピタ

クリスタ「私は…アニのことよく知らないから…見当違いなこといってるのかもしれないよ…でも…」

クリスタ「自分の気持ちに素直にならないと、きっと後悔する」

アニ「…」

アニ「…ない」

クリスタ「え?」

アニ「あんたにはわからない!」

クリスタ「!」

アニ「…」ダッ

クリスタ「…アニ?」

ドッタンバッタンギャーギャー

サシャ「いやぁー激しいですねぇー」モグモグ

教官「…先程から大きな音がしているが…ブラウス訓令兵、説明してもらおうか」

サシャ「エレンとベルトルトが子作りしてる音です!」

教官「」

午後8時ー訓練場

タッタッタッ…

アルミン「なんで僕たちまで…」

ライナー「仕方ない…騒いでいたのは事実だ」

エレン「…」ピッタリ

ベルトルト「…」ゲッソリ

サシャ「1番のとばっちりは私ですよぉ…」モグモグ

ミカサ「…」

ライナー「それにしても、エレンの性格に波があり過ぎだろ。今はようやく落ち着いたみたいだが…お前の作った薬大丈夫なのか?」

アルミン「見様見真似で作ったからなんとも…」

ライナー「そんなもの親友に飲ませたのかよ…」

アルミン「それはミカサが…」

エレン「なぁ、ベルトルト」

ベルトルト「な、なに?エレン」ビクッ

エレン「ベルトルトってあんまり自分のこと話さないよな」

ベルトルト「…そう?」

エレン「俺もっとベルトルトのこと知りたいよ」

ベルトルト「…話すようなことないよ…」

エレン「ベルトルトっていつもみんなを遠巻きに見てるだけだよな。積極的に輪に入ろうとしないというか…寧ろワザと避けてるように見える」

ベルトルト「…」

ライナー「…」

エレン「ベルトルトの故郷ってどんなところだ?子供のころはどんな奴だった?初恋の人とかいるのか?」

ベルトルト「…」

エレン「なぁ、ベルトルト」

ベルトルト「このままじゃ消灯時間に間に合わない。ペースをあげよう。」

エレン「…」

今更ですが原作10巻までのネタバレとキャラ崩壊に注意してください

午後10時ー訓練兵宿舎、男子寮

アルミン「はぁ…今日は疲れたよ…」

ライナー「一日長かったな…」

ジャン「た…ただいま…」

マルコ「ジャン!もう大丈夫なの!?」

ジャン「ああ…大丈夫だ…確かに受け止めたぜ、ミカサから俺への愛」ゲフッ

マルコ「あぁ元々大丈夫じゃなかったね」

エレン「ベルトルト!一緒に寝よう!」ダキッ

ベルトルト「そうくるとは思ってたけどね…」

エレン「いいだろ~なぁ~」ゴロゴロ

ベルトルト「変なことしない?」

エレン「?変なことってなんだ?」

ベルトルト「…」

マルコ「みんな、灯り消すよー」フッ

オヤスミー

エレン「へへ…」ギュー

ベルトルト「…」

エレン「…」

ベルトルト「…」

エレン「…」ゴソゴソ

ベルトルト「!?」

エレン「ベルトルト…」ギシ…

ベルトルト「うわっちょっ」グッ

エレン「暴れるなよ…みんな起きちまう」ググッ

ベルトルト「…!変なことしないって言ったろ!?」ヒソヒソ

エレン「子作りは変なことじゃない」ググッ

ベルトルト「ひぃぃ…」

エレン「…あ、クリスタ」

ベルトルト「うそ!!」バッ

エレン「ウソだよ」バッ


チュウウウウウ

ベルトルト「…っ…ぅえ」グスッ

エレン「…ん」ヂュウゥゥル

ベルトルト「…ぅ…ふ」グスグス

エレン「……っは」ヂュポン!!

ベルトルト(ファーストキスだったのに…)グスグス

エレン「ベルトルト…」

アルミン(案の定ヤバイことになった…)

ライナー(だが今度騒ぎを起こしたら確実に懲罰房行きだ…)

アルミン(どうすれば…)

ジャン「おいうるせーぞサカってんじゃねーよはよ寝ろ」

アルミン(ジャン…)

エレン「俺はベルトルトのすべてが知りたい」

ベルトルト「…」

エレン「俺がお前を好きなのと同じくらい俺を好きになってほしい」

ベルトルト「…」

エレン「…」

エレン「なんとか言えよ…」

ベルトルト「……エレン」

エレン「…なんだ?俺のベルトルト」

ベルトルト「僕は…」

ベルトルト「僕は誰も好きにはならないよ」

エレン「……なんでだ?」

ベルトルト「戦士だからだ」

ライナー「…」

エレン「…?」

ベルトルト「もし…君が本当の僕を知ったら、君は僕に幻滅するだろう」

ベルトルト「いや…幻滅じゃすまないかもな…」

エレン「幻滅なんてしない」

ベルトルト「するよ」

エレン「!」

ベルトルト「…必ず、する」

エレン「…」

ポフッ

エレン「今日はやめる」

ベルトルト「エレン…」

エレン「でも明日は徹底的にやるぞ。ベルトルトのこと根掘り葉掘り聞き出してやる。」

ベルトルト「はは…」

エレン「ベルトルト…」

ベルトルト「ん?」

エレン「ギュってしてくれ」

ベルトルト「…」

エレン「…」

ベルトルト「はぁ…」ギュ

エレン「へへ…///」

ライナー(ベルトルト…)チラ

ベルトルト(わかってるよライナー。これ以上は何も言わない)

ベルトルト(まさか君に心配されるとは…僕もヤキが回ったな…)

ベルトルト(もう少し…あと少しなんだ…夢の為ならどんなことにだって耐えてみせる)

ベルトルト(必ず帰ろう、ライナー…僕たちの故郷に)

翌朝

チュンチュン

エレン「ん~」

エレン「ふぁあ~朝かぁ…今日の午前の訓練はなんだっけ…?ん?」ムニュ

ベルトルト「ん…」

エレン「」

ベルトルト「…あ、起きたの?エレン…おはよう」

エレン「う」

ウワァァァァァ!!!!

ライナー「うお!なんだ!」ガバァ

アルミン「エレン!?」ガバァ

ジャン「うるせぇぞ死に急ぎ野郎!」ガバァ

ウルセーゾナンダドウシタ

エレン「な、なんでベルトルトが俺のベッドにいるんだよ!」ガクブル

ベルトルト「エレン落ち着いて…昨日のこと覚えてないの…!?」

エレン「き、昨日…!?昨日は朝ミカサとアルミンと朝飯食ってて…それから…あれ?」

アルミン「!」

ベルトルト「覚えてないんだね…」

エレン「べ、ベルトルト!お前まさか…俺になんかしたのか…!!?」ガクブル

ベルトルト「え」

アルミン「どういうこと…?」

ライナー「ベルトルトに惚れてたこと覚えてないみたいだぞ」

アルミン(まさか…僕の作った薬は失敗作だったのか…!)

アルミン(効果が一日しか持たないうえに、副作用で惚れていた記憶もなくなるなんて…!)

エレン「ベルトルト…お前は…お前だけは違うと思ってたのに…!」チラ

ライナー(なんで俺のほう見るんだ?)

ベルトルト「エレン…こ、これは」オロオロ

エレン「うるせぇ!お前なんか絶交だ!しばらく俺に話しかけんな!」

ベルトルト「」

ライナー(ベルトルト…)

ミカサ「失敗だった…?」

アルミン「うん…効果が一日しか持たないうえに、記憶がなく なるんだ。薬が効いていた間、何をしていたか…誰に惚れていたか…」

ミカサ「…」

ミカサ「アルミン…お願いがある。」

アルミン「お願い…この期に及んで?…まさか!」

ミカサ「そう。また同じ薬を作って欲しい」

アルミン「ダメだ!」

ミカサ「お願い…」

アルミン「ダメだよ!あまりにもミカサが不憫だったから魔がさしたけど、やっぱりこんなこと良くないよ!」

アルミン「エレンには悪いことをした…ベルトルトも巻き込んじゃったし…」

ミカサ「アルミン…」

アルミン「この際はっきり言うよ。ミカサは…エレンをもっとミカサに惚れさせるなんていってたけど…ミカサは勘違いしてる!エレンはミカサのことを好きでもなんでも…!」

ミカサ「知ってる!」

アルミン「!」

ミカサ「エレンが…私のこと好きじゃないのは知っている…だから薬を使った!」

アルミン「じゃあ尚更ダメだよ!」

ミカサ「お願い!アルミン!」

アルミン「薬を使ってエレンがミカサに惚れたとしても、エレンはそれを覚えてないんだよ!?」

ミカサ「覚えてなくてもいい!」

アルミン「ミカサ…どうしてそこまでして」

ミカサ「…私はエレンのそばでエレンを守りたい…でももし…もしかしたらこれから先エレンと離れ離れになるときがあるかもしれない…この世界は残酷だから…」

アルミン「ミカサ…」

ミカサ「一日だけでも…覚えてなくても…エレンとラブラブになりたい…」

ミカサ「そしたら私は、その思い出だけで生きていける…」

アルミン「…」

ミカサ「…」グスッ

アルミン(あぁ、もう…どうにでもなれ…)

アルミン「いまから間に合うかな…」

ミカサ「!」パァア

食堂

ガヤガヤ
メシダー

エレン「あー寝みぃ~」

エレン「あれ?ミカサとアルミンはまだ来てねぇのか」

アニ「…」

ライナー「よう、アニ。おはよう」

ベルトルト「おはよう…」

アニ「…」

ベルトルト「またエレン見てるの?」

ライナー「!」

アニ「…」

ベルトルト「アニ」

アニ「…なにさ」

ベルトルト「いや…アニはいつもこんな気持ちでエレンを見てるんだな、と思ってさ。」

アニ「!」

ベルトルト「結構寂しいね」

アニ「…」

ガシ

ベルトルト「え?」

エレン「なんだよアルミン…なにもってんだ?水?」

アルミン「はぁはぁ…これ…飲んで…ミカサ見て」

ミカサ「…」コクコク

エレン「はぁ?なにわけわかんねーこと」

アルミン「いいから飲めやァ!」

エレン「お、おう」ビクッ

ゴクゴク…

エレン「ぷはー」

ミカサ「…」ドキドキ

*ヒュウゥゥ

アルミン(よし、これで次こそミカサを…ん?)
*
ドゴッガシャーン

エレン「おわぁ!」

ミカサ「!?」

アルミン「またかよぉ!なんなんだよもぉおお!」

エレン「いててて…」

ベルトルト「」

アルミン「マズイ!エレ…」

ジャン「おい!朝からうるせーっつてんだろこの死にたがり野郎!」ダンッ

エレン「あぁ!?俺のせいじゃ…」ガバッ

バッチーン

アルミン「アア…」

ミカサ「」

エレン「…ジャン」

ジャン「なんだよ」

エレン「俺、お前のこと好きだ。」

ジャン「…は?」

エレン「結婚しよ」

ジャン「」

終わり

完結です
ベルさんが影薄いからベルさんが主役級のssが読みたかっただけなのになんでこんな惨劇になったのかわからない…

ベルさん最近増えて来て嬉しいす

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